2010年08月31日
インカレに行ってきた
昨日は有明テニスの森公園に行ってきた。
インカレのダブルスに後輩たちが出ていたからだ。
その下には
うちの後輩たち、北海道からだよ ・・・
予定では11時だが、前の試合が女子のシングルス。
午後1時ころにやっと開始。
この暑いのに彼らは黒ずくめのウェアー。
2年目と1年目のフレッシュなペアー。
北海道では、1年生といわず1年目というのだ。
相手は大阪体育大学のペアー。
さすがは体育大学、身体がしっかりできている。
その差がそのまま出たようで
残念ながらストレート負けだった。
後輩たちはまだまだこれからの選手
いい経験になったと思う。
来月、札幌に行くのでしっかり練習してこようと思う。
さて、試合開始までかなり時間があったので
いくつか、女子シングルスの試合を見た。
今は早稲田大学が圧倒的に強い。
1,2,3のシードがすべて早稲田。
私は、技術的にどこまでできているのかをすぐ気にしてしまうのだが
早大はじめ、関東の選手はほぼ全員
フォアハンド、入るはずの面でテイクバックしていた。
だから最初から、躊躇なく打つ。
特に早大の選手は徹底していたようだ。
ジュニアでは結構あいまいな引き方の子も多いのだが
大学に入って直したのか
もともと、そうゆう子だけがインカレに残れるのか?
もうひとつの要素、スピンサーブの振りぬきと共に
早稲田大学の強さがあまりにもしっかりと感じられた。
インカレのダブルスに後輩たちが出ていたからだ。
その下には
うちの後輩たち、北海道からだよ ・・・
予定では11時だが、前の試合が女子のシングルス。
午後1時ころにやっと開始。
この暑いのに彼らは黒ずくめのウェアー。
2年目と1年目のフレッシュなペアー。
北海道では、1年生といわず1年目というのだ。
相手は大阪体育大学のペアー。
さすがは体育大学、身体がしっかりできている。
その差がそのまま出たようで
残念ながらストレート負けだった。
後輩たちはまだまだこれからの選手
いい経験になったと思う。
来月、札幌に行くのでしっかり練習してこようと思う。
さて、試合開始までかなり時間があったので
いくつか、女子シングルスの試合を見た。
今は早稲田大学が圧倒的に強い。
1,2,3のシードがすべて早稲田。
私は、技術的にどこまでできているのかをすぐ気にしてしまうのだが
早大はじめ、関東の選手はほぼ全員
フォアハンド、入るはずの面でテイクバックしていた。
だから最初から、躊躇なく打つ。
特に早大の選手は徹底していたようだ。
ジュニアでは結構あいまいな引き方の子も多いのだが
大学に入って直したのか
もともと、そうゆう子だけがインカレに残れるのか?
もうひとつの要素、スピンサーブの振りぬきと共に
早稲田大学の強さがあまりにもしっかりと感じられた。
2010年08月29日
スイカは根性がなかったが
松原テニスクラブ印西の根性スイカ
実は根性が足りなかった。
あの、4cm、巨大な大きさのまま
しなびてしまった。
水が足りなかったのだろうか?
だが次の根性の元、スイカの花が5つくらい咲いている。
もしかしたらこの後、スイカになるのだろうか?
まだまだ暑いのでいけるのか
暑いから参っちゃったのか
大いなる謎である。
再び、新しいスイカが出来るようなら報告しよう。
ところで今日は、その印西のクラブで会員さんとプレー。
効果のあるアドバイスを2つもしてしまった。
1つ目は
フォアハンド、もっと腕を振ること。
身体の動きで腕をより以上に強く振りたいのだが
身体ばかりが動いて、腕が振れない。
これだと本末転倒。
「腕だけでもいいからしっかり振りましょう」 のアドバイス。
これで2名のテニスを救い出すことに成功した。
2つ目は
やはりフォアハンド。
しっかり打つと浮いてアウトしてしまう。
上体が打つ反動で後ろに反り返る為だ。
「インパクトでお尻を後ろに引きましょう」 のアドバイスで
ボールが浮かなくなった。
お尻を突き出すつもりで、反り返る上体とバランスがとれ
垂直の姿勢で打ってしまったからだ。
これで1名のテニスを救い出した。
今日の最後は会員Mさんのお嬢さん、幼稚園年長のアオイちゃん。
コート脇の芝生
しばらくぶりで私と転がしあいのテニスだ。
しばらく転がしあった後
彼女は見よう見まねで、自分でボールを放り上げ
ワンバウンドさせて
両手打ちで、それを打ち出すことに成功。
彼女はテニスを見ることに関してはベテラン
門前の小僧 ・・・ という事かもしれない。
順調に育てば
うちの、次の、次の、次の、次のエースになるかもしれない。
今日もおせっかいなアドバイスを飛ばしながら
楽しいクラブライフの1日だった。
実は根性が足りなかった。
あの、4cm、巨大な大きさのまま
しなびてしまった。
水が足りなかったのだろうか?
だが次の根性の元、スイカの花が5つくらい咲いている。
もしかしたらこの後、スイカになるのだろうか?
まだまだ暑いのでいけるのか
暑いから参っちゃったのか
大いなる謎である。
再び、新しいスイカが出来るようなら報告しよう。
ところで今日は、その印西のクラブで会員さんとプレー。
効果のあるアドバイスを2つもしてしまった。
1つ目は
フォアハンド、もっと腕を振ること。
身体の動きで腕をより以上に強く振りたいのだが
身体ばかりが動いて、腕が振れない。
これだと本末転倒。
「腕だけでもいいからしっかり振りましょう」 のアドバイス。
これで2名のテニスを救い出すことに成功した。
2つ目は
やはりフォアハンド。
しっかり打つと浮いてアウトしてしまう。
上体が打つ反動で後ろに反り返る為だ。
「インパクトでお尻を後ろに引きましょう」 のアドバイスで
ボールが浮かなくなった。
お尻を突き出すつもりで、反り返る上体とバランスがとれ
垂直の姿勢で打ってしまったからだ。
これで1名のテニスを救い出した。
今日の最後は会員Mさんのお嬢さん、幼稚園年長のアオイちゃん。
コート脇の芝生
しばらくぶりで私と転がしあいのテニスだ。
しばらく転がしあった後
彼女は見よう見まねで、自分でボールを放り上げ
ワンバウンドさせて
両手打ちで、それを打ち出すことに成功。
彼女はテニスを見ることに関してはベテラン
門前の小僧 ・・・ という事かもしれない。
順調に育てば
うちの、次の、次の、次の、次のエースになるかもしれない。
今日もおせっかいなアドバイスを飛ばしながら
楽しいクラブライフの1日だった。
2010年08月28日
左利きに変えるべきか?
『ジュニアの父コーチ』 さんから質問を頂きました。
早い返事が必要だと思いましたので、今日はこれ。
以下がそのコメント全文です。
11才の娘(右利き)を持つ父親です。
テニス歴は2年ちょっとでジュニアの試合も出ています。
今年の4月末から右肘の痛みが出現し、3週間安静すれば再開できる状態で、今日までに3回程繰り返しています。(練習再開し、試合が重なれば、痛みがでる)原因は、最初はサーブ(コンチネンタルグリップ)からでしたが、最近はフォアのフォームやフォアのグリップ(かなり厚め)が原因かと思われる。フォアのグリップやフォームを改善傾向していても、痛みが出てくる次第です。
安静期間に左手で練習させたところ、結構ストレスなくストローク、ボレーができ、本人も楽しくしています。さすがにサーブは不慣れです。
そこでですが、思い切って、右から左(サウスポー)に変更しようと親子で考えていますが、過去に小学5年生から変更し、成功した選手はいるのでしょうか? よろしくお願いします。
投稿者 ジュニアの父コーチ 2010/08/27 16:49
私の答えです。
利き腕を右から左(サウスポー)に変更というのは
左手が割合うまく使える子ならそんなに問題ないと思います。
逆方向ですが、利き腕を変更した人の例で最高レベルの人に
アメリカのモーリン・コノリーがいます。
彼女は1953年に世界で2番目、女子選手では初のグランドスラムを達成しています。
その当時は左利きは一流になれないという迷信があり
コーチが本来左利きの彼女を右利きに変えました。
その後、彼女は19歳で乗馬中の事故で障害を負い引退しました。
160cmくらいだったので
『リトル・モー』 という愛称で、同名の映画にもなっています。
同じような理由でトップクラスになった選手に
私の知っている限りではもう2人
ケン・ローズウォールと伊達公子さんです。
私の近くの人にはいませんが
お嬢さんはまだ若いですし、左でも楽しくやっているようですので
利き腕を変えても大丈夫ではないでしょうか。
しかし、心配なことがあります。
左利きに変えてから、また肘を痛めたらどうしますか?
特にサーブに関しては
弱いほうの腕は、さらに危険かもしれないのです。
変えるにしろ変えないにしろ、グリップとフォームを再点検した方がいいと思います。
フォームは後ろから大きく回してテイクバックするやり方だと
再び傷めると思います。
前からテイクバックするように直すべきだと思います。
それとグリップですがコンチネンタル以上に薄すぎると
危ないかもしれません。 (腕の大きなひねりが必要だからです)
今はイースタンブリップとコンチの間くらいでいいと思います。
そして、スウィングになれ、力もついてきたらコンチにすればいいと思います。
フォアハンドの話もありましたが
こちらは傷めた後だから出てきた話だと思います。
特にグリップが厚いのであれば、これが元の原因ではないと思います。
ただ傷めている間は少しの原因
(たとえばちょっと振り遅れるなど)でも痛くなります。
無理しないほうがいいと思います。
もう一つは、ちゃんとアイシングをすることです。
肘全体をしっかりアイシングするためには
バケツに氷水を入れ、それにしっかりつける方法がいいと思います。
こんなことを書くのはもしかしたら
ちゃんとメンテナンス出来ていないのではないかと感じるからです。
それほど、慢性という期間でもありませんので
サーブはとりあえずお休みにして
練習後のアイシングをしっかりやる。
もしフォアがそれでも痛かったら、両手打ちにする。
とりあえず試合はアンダーサーブで。
フォアで痛くなくなったら、片手に戻し
(フォームを直して)サーブを少しづつ再開。
というストーリーでもいけるような気がします。
もちろんご本人も見ていないし
私が指摘したところも当たっていないかもしれません。
そうであれば左利きも有りだと思います。
どんな選択肢も有りです。
違う情報や、やってみた成果、疑問等々
ありましたらまた教えてください。
早い返事が必要だと思いましたので、今日はこれ。
以下がそのコメント全文です。
11才の娘(右利き)を持つ父親です。
テニス歴は2年ちょっとでジュニアの試合も出ています。
今年の4月末から右肘の痛みが出現し、3週間安静すれば再開できる状態で、今日までに3回程繰り返しています。(練習再開し、試合が重なれば、痛みがでる)原因は、最初はサーブ(コンチネンタルグリップ)からでしたが、最近はフォアのフォームやフォアのグリップ(かなり厚め)が原因かと思われる。フォアのグリップやフォームを改善傾向していても、痛みが出てくる次第です。
安静期間に左手で練習させたところ、結構ストレスなくストローク、ボレーができ、本人も楽しくしています。さすがにサーブは不慣れです。
そこでですが、思い切って、右から左(サウスポー)に変更しようと親子で考えていますが、過去に小学5年生から変更し、成功した選手はいるのでしょうか? よろしくお願いします。
投稿者 ジュニアの父コーチ 2010/08/27 16:49
私の答えです。
利き腕を右から左(サウスポー)に変更というのは
左手が割合うまく使える子ならそんなに問題ないと思います。
逆方向ですが、利き腕を変更した人の例で最高レベルの人に
アメリカのモーリン・コノリーがいます。
彼女は1953年に世界で2番目、女子選手では初のグランドスラムを達成しています。
その当時は左利きは一流になれないという迷信があり
コーチが本来左利きの彼女を右利きに変えました。
その後、彼女は19歳で乗馬中の事故で障害を負い引退しました。
160cmくらいだったので
『リトル・モー』 という愛称で、同名の映画にもなっています。
同じような理由でトップクラスになった選手に
私の知っている限りではもう2人
ケン・ローズウォールと伊達公子さんです。
私の近くの人にはいませんが
お嬢さんはまだ若いですし、左でも楽しくやっているようですので
利き腕を変えても大丈夫ではないでしょうか。
しかし、心配なことがあります。
左利きに変えてから、また肘を痛めたらどうしますか?
特にサーブに関しては
弱いほうの腕は、さらに危険かもしれないのです。
変えるにしろ変えないにしろ、グリップとフォームを再点検した方がいいと思います。
フォームは後ろから大きく回してテイクバックするやり方だと
再び傷めると思います。
前からテイクバックするように直すべきだと思います。
それとグリップですがコンチネンタル以上に薄すぎると
危ないかもしれません。 (腕の大きなひねりが必要だからです)
今はイースタンブリップとコンチの間くらいでいいと思います。
そして、スウィングになれ、力もついてきたらコンチにすればいいと思います。
フォアハンドの話もありましたが
こちらは傷めた後だから出てきた話だと思います。
特にグリップが厚いのであれば、これが元の原因ではないと思います。
ただ傷めている間は少しの原因
(たとえばちょっと振り遅れるなど)でも痛くなります。
無理しないほうがいいと思います。
もう一つは、ちゃんとアイシングをすることです。
肘全体をしっかりアイシングするためには
バケツに氷水を入れ、それにしっかりつける方法がいいと思います。
こんなことを書くのはもしかしたら
ちゃんとメンテナンス出来ていないのではないかと感じるからです。
それほど、慢性という期間でもありませんので
サーブはとりあえずお休みにして
練習後のアイシングをしっかりやる。
もしフォアがそれでも痛かったら、両手打ちにする。
とりあえず試合はアンダーサーブで。
フォアで痛くなくなったら、片手に戻し
(フォームを直して)サーブを少しづつ再開。
というストーリーでもいけるような気がします。
もちろんご本人も見ていないし
私が指摘したところも当たっていないかもしれません。
そうであれば左利きも有りだと思います。
どんな選択肢も有りです。
違う情報や、やってみた成果、疑問等々
ありましたらまた教えてください。
2010年08月27日
なぜ試合だとアウトするのか?
『翡翠』 さんから質問をいただきました。
『祐天』 さんからの質問も前の日に入っていましたが
それと関連するというか、前提になりますので
こちらを説明します。
以下が『翡翠』 さんからのコメント、全文です。
松原コーチこんにちは。
フォアハンドストロークについて質問です。
球出しの球はハードヒットしてもコートに入るのですが、ラリーやゲームになると、アウトしてしまいます。なのでラリーやゲームではつなぐ球を打つのですが、ほとんどロブになってしまい、打ち込まれる事が多いです。
ラリーやゲームでハードヒットしてもコートに入る様にするにはどうしたらいいでしょうか?
ちなみに、高3女子テニス暦3年左利きです。スクールでは中級レベルで試合などに出たことはありません。
どうぞよろしくお願いします。
投稿者 翡翠 2010/08/27 14:32
私の答えです。
ラリーや試合ではアウトするということは
アウトするラケット面で引いているということです。
最初から上向きで引いたか
引くときに上に向けていったか (たいていこれ)
のどちらかです。
ラケットを引くのに一番簡単なのは腕を外旋させることです。
これはラケットを立て、ひじを動かさないで凸型に
上に弧を描くように引いていくやり方です。
こうすれば引いたラケット面は上を向きます。
このまま打てばもちろんアウトですが
時間があって、振り出すときに面をかぶせていけばちょうどうまくいくこともあります。
一度、かぶせ具合をつかめば、何本も続けて打てることもあります。
球出しのボールなら入るというのはこの状態です。
ラリーになるとボールが早くなるので、かぶせがまにあわなくなります。
早いサーブに対するリターンだと、もっとまにあわなくなります。
ですからリターンの名手でこう引く人はいません。
いつも私が言っている、凹型のテイクバック
下に弧を描くように引いていく
振り子型のテイクバックが基礎になっていなければならないのです。
こんな形、面の向きで引き終わらなくてはならないのです。
ここからだと面をかぶせなくても、インパクトで面が垂直になるのです。
さてなぜ、テイクバックで上を向けていくとわかったのでしょうか?
それは、ラリーや試合ではアウトするということからです。
ネットする、ではないんです。
というのは理屈の話ですが
本当のところ、みんなどの人もほとんどそうだからなのです。
こうやって引くのが一番楽なんです。
昔、卓球の世界選手権に出たという人がいて
その人だけです。
初心者なのに面を下向きに引いた人。
だから下を向くラケット面、自然に垂直なインパクトが作れるテイクバックは
後付で作るしかないのです。
それとこれもいつも言っていることですが
試合でハードヒットするには、『1本目』 です。
1本目から入る正確なテイクバックを身に着けなくてはなりません。
1本目が失敗したら、2本目は無いのです。
翡翠さんは、球出しボールなら打てるのに、ということでしたが
それは1本目からですか?
たぶん何本目からではないでしょうか。
最後に初級者から中級者に、特に女性に多いのですが
バウンドがテイクバック開始の合図になっているケース。
これだと球出しのボールは打てますがラリーだと間に合いません。
女性同士ゆっくり打つと間に合うこともあるので、女性に多いのです。
ラリーで打つためにはバウンドしたときに
半分以上テイクバックが終わっていないといけないと思います。
こうしましょう。
手首の形をインパクトと同じにする。
バウンドより早めに
その形のまま凹型に面が下向きになるように引いていく。
がんばってください。
『祐天』 さんからの質問も前の日に入っていましたが
それと関連するというか、前提になりますので
こちらを説明します。
以下が『翡翠』 さんからのコメント、全文です。
松原コーチこんにちは。
フォアハンドストロークについて質問です。
球出しの球はハードヒットしてもコートに入るのですが、ラリーやゲームになると、アウトしてしまいます。なのでラリーやゲームではつなぐ球を打つのですが、ほとんどロブになってしまい、打ち込まれる事が多いです。
ラリーやゲームでハードヒットしてもコートに入る様にするにはどうしたらいいでしょうか?
ちなみに、高3女子テニス暦3年左利きです。スクールでは中級レベルで試合などに出たことはありません。
どうぞよろしくお願いします。
投稿者 翡翠 2010/08/27 14:32
私の答えです。
ラリーや試合ではアウトするということは
アウトするラケット面で引いているということです。
最初から上向きで引いたか
引くときに上に向けていったか (たいていこれ)
のどちらかです。
ラケットを引くのに一番簡単なのは腕を外旋させることです。
これはラケットを立て、ひじを動かさないで凸型に
上に弧を描くように引いていくやり方です。
こうすれば引いたラケット面は上を向きます。
このまま打てばもちろんアウトですが
時間があって、振り出すときに面をかぶせていけばちょうどうまくいくこともあります。
一度、かぶせ具合をつかめば、何本も続けて打てることもあります。
球出しのボールなら入るというのはこの状態です。
ラリーになるとボールが早くなるので、かぶせがまにあわなくなります。
早いサーブに対するリターンだと、もっとまにあわなくなります。
ですからリターンの名手でこう引く人はいません。
いつも私が言っている、凹型のテイクバック
下に弧を描くように引いていく
振り子型のテイクバックが基礎になっていなければならないのです。
こんな形、面の向きで引き終わらなくてはならないのです。
ここからだと面をかぶせなくても、インパクトで面が垂直になるのです。
さてなぜ、テイクバックで上を向けていくとわかったのでしょうか?
それは、ラリーや試合ではアウトするということからです。
ネットする、ではないんです。
というのは理屈の話ですが
本当のところ、みんなどの人もほとんどそうだからなのです。
こうやって引くのが一番楽なんです。
昔、卓球の世界選手権に出たという人がいて
その人だけです。
初心者なのに面を下向きに引いた人。
だから下を向くラケット面、自然に垂直なインパクトが作れるテイクバックは
後付で作るしかないのです。
それとこれもいつも言っていることですが
試合でハードヒットするには、『1本目』 です。
1本目から入る正確なテイクバックを身に着けなくてはなりません。
1本目が失敗したら、2本目は無いのです。
翡翠さんは、球出しボールなら打てるのに、ということでしたが
それは1本目からですか?
たぶん何本目からではないでしょうか。
最後に初級者から中級者に、特に女性に多いのですが
バウンドがテイクバック開始の合図になっているケース。
これだと球出しのボールは打てますがラリーだと間に合いません。
女性同士ゆっくり打つと間に合うこともあるので、女性に多いのです。
ラリーで打つためにはバウンドしたときに
半分以上テイクバックが終わっていないといけないと思います。
こうしましょう。
手首の形をインパクトと同じにする。
バウンドより早めに
その形のまま凹型に面が下向きになるように引いていく。
がんばってください。
2010年08月26日
リターンのフットワーク
それほど動かなくても打て、時間的にも余裕があれば
普通のストロークです。
自分の打ち方で各人の趣味に応じて打てばいいと思います。
少しはなれたところに来て、時間的に余裕が少なくなれば
1歩横に踏み込み、オープンスタンスでジャンプして打ちます。
これはコリアの動画と連続写真です。
1から3コマ目までで、1歩ワイドに踏み出し
さらに外へ飛びながらのフルスウィングです。
上体がワイドに動きながら打っているので
壁の字の、Chase、hがスウィングにつれ、隠れるのがわかると思います。
右足はさらにワイドに着地し、姿勢を保っています。
コリアはクレーコートプレーヤーなので
これでも普通のスウィングよりは上体の回りは少なめになり
やや、コンパクトに振っているのかもしれません。
バックも見てみましょう。
これはエナンのやや余裕のある場合の片手バック動画と連続写真です。
足の運びはコリアのフォアと同じ
体勢はこちらのほうがやや厳しいので
上体の回転が充分には使えていないようです。
さらに厳しい状況になるとランニングショットの使い方になる。
これはサフィン、両手打ちリターン、動画と連続写真です。
1歩だけのランニングショットです。
7コマ目のインパクトで打球方向に上体が傾いています。
傾いた軸で上体を回さないためにこのフットワークを使います。
もちろんボールに届かすため、も兼ねています。
フォアハンドも同じフットワークです。
これより遠ければ当てるだけ
スライスで返球できればいいのですが・・・
さらに遠ければ、サービスエースです。
これらの段取りを自分の頭の中で整理しておき
余裕のあるところから、エースを取られたときの顔つきまで
すべての段階で素振りしておくといいです。
そして、実際のボールで練習です。
(この実際のボールで練習というのが難しいので、さらに素振りの価値が上がるのです)
余裕のあるとき、ぎりぎりの余裕のとき、どこまで振るか?
というのはまったく、好き好きです。
リスクを負ってまでたたくのか、やや小さいスウィングにするか?
私の好みは強め、大きめです。
安全サイドに振れがちな方も、この基準だけはお忘れなく。
『サーバーに主導権を渡さない程度のショットが欲しい』
どの程度なら主導権を渡さないのかもサーバーによって違います。
これより先は経験と趣味の世界に入っていくのです。
普通のストロークです。
自分の打ち方で各人の趣味に応じて打てばいいと思います。
少しはなれたところに来て、時間的に余裕が少なくなれば
1歩横に踏み込み、オープンスタンスでジャンプして打ちます。
これはコリアの動画と連続写真です。
1から3コマ目までで、1歩ワイドに踏み出し
さらに外へ飛びながらのフルスウィングです。
上体がワイドに動きながら打っているので
壁の字の、Chase、hがスウィングにつれ、隠れるのがわかると思います。
右足はさらにワイドに着地し、姿勢を保っています。
コリアはクレーコートプレーヤーなので
これでも普通のスウィングよりは上体の回りは少なめになり
やや、コンパクトに振っているのかもしれません。
バックも見てみましょう。
これはエナンのやや余裕のある場合の片手バック動画と連続写真です。
足の運びはコリアのフォアと同じ
体勢はこちらのほうがやや厳しいので
上体の回転が充分には使えていないようです。
さらに厳しい状況になるとランニングショットの使い方になる。
これはサフィン、両手打ちリターン、動画と連続写真です。
1歩だけのランニングショットです。
7コマ目のインパクトで打球方向に上体が傾いています。
傾いた軸で上体を回さないためにこのフットワークを使います。
もちろんボールに届かすため、も兼ねています。
フォアハンドも同じフットワークです。
これより遠ければ当てるだけ
スライスで返球できればいいのですが・・・
さらに遠ければ、サービスエースです。
これらの段取りを自分の頭の中で整理しておき
余裕のあるところから、エースを取られたときの顔つきまで
すべての段階で素振りしておくといいです。
そして、実際のボールで練習です。
(この実際のボールで練習というのが難しいので、さらに素振りの価値が上がるのです)
余裕のあるとき、ぎりぎりの余裕のとき、どこまで振るか?
というのはまったく、好き好きです。
リスクを負ってまでたたくのか、やや小さいスウィングにするか?
私の好みは強め、大きめです。
安全サイドに振れがちな方も、この基準だけはお忘れなく。
『サーバーに主導権を渡さない程度のショットが欲しい』
どの程度なら主導権を渡さないのかもサーバーによって違います。
これより先は経験と趣味の世界に入っていくのです。
2010年08月25日
サーブに合わせたリターン その2
その1では、サーブの特殊性のうちバウンドが高いことに着目したが
今回はスピード。
時速200kmのサーブにどうやって合わすか?
時速200kmは秒速にして55.6m。
サーブを打った 0.43秒後にサーバーの横を通過する。
これはバウンド後も時速200kmとして計算したからで
本当はもう少し時間がある。
でも 0.5秒まではないかもしれない。
仮に、0.5秒としよう。
結論を言う。
サーブが打たれた、0.5秒後にインパクトが来るタイミングで
サーブが通常来る空間に向かって
入るはずのラケット面が
振り出されてくればいいのだ。
そんなことは人間には無理だという人には無理。
でもプロはやっている。
普通のテニスマンには不思議の世界だが
野球では常識。
ピッチャーの投球モーションに合わせて
直球のタイミングでビュッと振る。
ボールが、150km/hの直球ならホームラン
110km/hのカーブだったら空振り。
もちろん、ボールのコースによりスウィングの高さなどは若干の修正を行う。
それはテニスも同じ。
それでは、テニスのリターンの実践編に移る。
あなたはサーブの球筋、スピードを想像できるだろうか?
できるなら
想像したボールに対し素振りを行う。
5回くらいやって
ジャストミートできたら
次に実際にリターンしてみる。
これで完成です。
想像したボールと現実のサーブのボールが一致し
そのボールを打つのです。
もしサーブの球筋が想像できなくて
目にも留まらぬスピードだったら
あきらめてください。
でも、もしあなたの相手がロディックでなければ
大丈夫かもしれません。
とりあえず、あなたのライバルのサーブがロディックより遅くて
イメージできるようなら大丈夫です。
もちろんサーブはフォアじゃなくてバックに来るかもしれません。
だから、両方とも素振りしておくこと。
さっき、『入るはずのラケット面が出てくればいいのだ』
と書きました。
『入るはずのラケット面で引いて』 いなければ無理かもしれませんよ。
今回の話は速いサーブじゃなくても
たとえば左利きのサーブに対しても同じこと。
どう曲がってくるかイメージできるなら
そして、そのイメージしたサーブに、素振りで打ち込むことができるなら
簡単にリターンできると思いますよ。
後、そうだ、フットワークの話がありましたね。
それはですね、またいずれ・・・
今回はスピード。
時速200kmのサーブにどうやって合わすか?
時速200kmは秒速にして55.6m。
サーブを打った 0.43秒後にサーバーの横を通過する。
これはバウンド後も時速200kmとして計算したからで
本当はもう少し時間がある。
でも 0.5秒まではないかもしれない。
仮に、0.5秒としよう。
結論を言う。
サーブが打たれた、0.5秒後にインパクトが来るタイミングで
サーブが通常来る空間に向かって
入るはずのラケット面が
振り出されてくればいいのだ。
そんなことは人間には無理だという人には無理。
でもプロはやっている。
普通のテニスマンには不思議の世界だが
野球では常識。
ピッチャーの投球モーションに合わせて
直球のタイミングでビュッと振る。
ボールが、150km/hの直球ならホームラン
110km/hのカーブだったら空振り。
もちろん、ボールのコースによりスウィングの高さなどは若干の修正を行う。
それはテニスも同じ。
それでは、テニスのリターンの実践編に移る。
あなたはサーブの球筋、スピードを想像できるだろうか?
できるなら
想像したボールに対し素振りを行う。
5回くらいやって
ジャストミートできたら
次に実際にリターンしてみる。
これで完成です。
想像したボールと現実のサーブのボールが一致し
そのボールを打つのです。
もしサーブの球筋が想像できなくて
目にも留まらぬスピードだったら
あきらめてください。
でも、もしあなたの相手がロディックでなければ
大丈夫かもしれません。
とりあえず、あなたのライバルのサーブがロディックより遅くて
イメージできるようなら大丈夫です。
もちろんサーブはフォアじゃなくてバックに来るかもしれません。
だから、両方とも素振りしておくこと。
さっき、『入るはずのラケット面が出てくればいいのだ』
と書きました。
『入るはずのラケット面で引いて』 いなければ無理かもしれませんよ。
今回の話は速いサーブじゃなくても
たとえば左利きのサーブに対しても同じこと。
どう曲がってくるかイメージできるなら
そして、そのイメージしたサーブに、素振りで打ち込むことができるなら
簡単にリターンできると思いますよ。
後、そうだ、フットワークの話がありましたね。
それはですね、またいずれ・・・
2010年08月24日
日本のレベルは?
オリンピックのメダルの話に 『翡翠』 さんからコメントをいただきました。
以下がその全文です。
松原コーチのブログいつも楽しく拝見しております。
90年前は日本もメダルをとっていたんですね~
今はぜんぜんですね…
世界のレベルが上がったのでしょうか?
それとも日本のレベルが下がったのでしょうか?
投稿者 翡翠 2010/08/23 18:41
私の考えです。
1920年のオリンピック、アントワープに集まった国は29カ国です。
それに対し、2008年の北京には204の国と地域が参加しました。
この数字だけでも競争の激しさ、その違いがわかりますよね。
世界のテニスは第二次世界大戦後相当な進歩を遂げました。
それに対して、日本のテニスは出遅れたのではないでしょうか。
でも、最近は伊達さんの活躍や錦織君の出現で様子が変わりつつあるのではないでしょうか。
伊達さんは独自のテニスで世界の4位まで行きました。
錦織君のテニスにも光るものを感じます。
私が心配するのは日本のコーチたち (私もですが)
あまりにも古い基本? を大切にしすぎ
いまだに40年前のテニスを教えようとする人もいます。
そして、日本人は教えたがり、教わりたがり。
「これが基本です」 というとすぐ信じる国民性。
コーチの責任、影響力は日本が一番ではないでしょうか。
若いコーチたちは古い呪縛から抜け出て
世界のテニスに直結する技術論や指導法を身に付けなければなりません。
手前味噌になりますが
私が自分の技術論を大公開しているのもすべてはこのため。
若いコーチが変わらなければ日本のテニスも変わりません。
ちょっとマジに、ちょっと熱くなってしまいました。
もちろん技術的なものは現代のほうがはるかに進んでいますが
昔の大先輩たちのほうが優れていた部分もあります。
それは 『精神力』 と 『好奇心』
新しいものを探求するということについて特に感じられます。
とことん工夫してみる。
とことん練習してみる。
これと思えば、命を懸けてでもやり抜くという覚悟でしょうか。
そこに、人間の限界を超えていくような迫力を感じるのです。
「まったく、近頃の若いもんは・・・」 というようになったらまったくの年寄りですが。
しかし、近頃の若いもんにもすごいやつがいます。
ちょっと前に引退しちゃいましたけど
スピードスケート、長野の金メダリスト、『清水宏保』 選手。
彼には人間を超えたものを感じます。
オリンピックで勝つには人間を超えなくてはならないのかも知れませんね。
今日は自分でもわけのわからない文章でした。
いやですねえ、歳を・・・・
以下がその全文です。
松原コーチのブログいつも楽しく拝見しております。
90年前は日本もメダルをとっていたんですね~
今はぜんぜんですね…
世界のレベルが上がったのでしょうか?
それとも日本のレベルが下がったのでしょうか?
投稿者 翡翠 2010/08/23 18:41
私の考えです。
1920年のオリンピック、アントワープに集まった国は29カ国です。
それに対し、2008年の北京には204の国と地域が参加しました。
この数字だけでも競争の激しさ、その違いがわかりますよね。
世界のテニスは第二次世界大戦後相当な進歩を遂げました。
それに対して、日本のテニスは出遅れたのではないでしょうか。
でも、最近は伊達さんの活躍や錦織君の出現で様子が変わりつつあるのではないでしょうか。
伊達さんは独自のテニスで世界の4位まで行きました。
錦織君のテニスにも光るものを感じます。
私が心配するのは日本のコーチたち (私もですが)
あまりにも古い基本? を大切にしすぎ
いまだに40年前のテニスを教えようとする人もいます。
そして、日本人は教えたがり、教わりたがり。
「これが基本です」 というとすぐ信じる国民性。
コーチの責任、影響力は日本が一番ではないでしょうか。
若いコーチたちは古い呪縛から抜け出て
世界のテニスに直結する技術論や指導法を身に付けなければなりません。
手前味噌になりますが
私が自分の技術論を大公開しているのもすべてはこのため。
若いコーチが変わらなければ日本のテニスも変わりません。
ちょっとマジに、ちょっと熱くなってしまいました。
もちろん技術的なものは現代のほうがはるかに進んでいますが
昔の大先輩たちのほうが優れていた部分もあります。
それは 『精神力』 と 『好奇心』
新しいものを探求するということについて特に感じられます。
とことん工夫してみる。
とことん練習してみる。
これと思えば、命を懸けてでもやり抜くという覚悟でしょうか。
そこに、人間の限界を超えていくような迫力を感じるのです。
「まったく、近頃の若いもんは・・・」 というようになったらまったくの年寄りですが。
しかし、近頃の若いもんにもすごいやつがいます。
ちょっと前に引退しちゃいましたけど
スピードスケート、長野の金メダリスト、『清水宏保』 選手。
彼には人間を超えたものを感じます。
オリンピックで勝つには人間を超えなくてはならないのかも知れませんね。
今日は自分でもわけのわからない文章でした。
いやですねえ、歳を・・・・
2010年08月23日
初の五輪メダル
オリンピックの速報です。
銀メダル 2個です。
昨日と今日、日本は2日間連続で初めてのメダルを獲得しました。
石器時代からテニスをしている私にすればちょっと前ですが
速報でお伝えするはずがついつい、90年間も忘れていて
今日の日付で思い出しました。
今からちょうど90年前、1920年
ベルギー、アントワープで第7回のオリンピックが開催
テニス競技 男子シングルスで8月21日
『熊谷一弥』 選手が銀メダルを獲得しました。
決勝 マックス・ウーズナム(南ア) 5-7 6-4 7-5 6-4 熊谷一弥
アントワープでプレー中の熊谷選手です。
一緒に参加した、『柏尾誠一郎』 選手もベスト16、立派な成績でした。
続いて本日未明、現地8月22日のダブルス決勝にもこの2人で臨み
惜しくも敗れましたが、2個目の銀メダルを獲得しました。
決勝 マックス・ウーズナム/ノエル・ターンブル(イギリス)
6-2 5-7 7-5 7-5 熊谷一弥/柏尾誠一郎
これが近代オリンピック史上、日本が獲得した最初のメダルです。
テニスが最初なのです。
この次の1924年、パリでのオリンピックを最後に
テニスはオリンピックから抜けましたので
この2個がテニスでの最後のメダルになっています。
もうじき、錦織君が3個目を取ることになっています。
これはオリンピックの写真ではありませんが、 『熊谷一弥』 選手のフォアボレー。
ウェスタングリップで打っていたんです。
いやいや、言い忘れていたことを思い出して胸のつかえが取れました。
銀メダル 2個です。
昨日と今日、日本は2日間連続で初めてのメダルを獲得しました。
石器時代からテニスをしている私にすればちょっと前ですが
速報でお伝えするはずがついつい、90年間も忘れていて
今日の日付で思い出しました。
今からちょうど90年前、1920年
ベルギー、アントワープで第7回のオリンピックが開催
テニス競技 男子シングルスで8月21日
『熊谷一弥』 選手が銀メダルを獲得しました。
決勝 マックス・ウーズナム(南ア) 5-7 6-4 7-5 6-4 熊谷一弥
アントワープでプレー中の熊谷選手です。
一緒に参加した、『柏尾誠一郎』 選手もベスト16、立派な成績でした。
続いて本日未明、現地8月22日のダブルス決勝にもこの2人で臨み
惜しくも敗れましたが、2個目の銀メダルを獲得しました。
決勝 マックス・ウーズナム/ノエル・ターンブル(イギリス)
6-2 5-7 7-5 7-5 熊谷一弥/柏尾誠一郎
これが近代オリンピック史上、日本が獲得した最初のメダルです。
テニスが最初なのです。
この次の1924年、パリでのオリンピックを最後に
テニスはオリンピックから抜けましたので
この2個がテニスでの最後のメダルになっています。
もうじき、錦織君が3個目を取ることになっています。
これはオリンピックの写真ではありませんが、 『熊谷一弥』 選手のフォアボレー。
ウェスタングリップで打っていたんです。
いやいや、言い忘れていたことを思い出して胸のつかえが取れました。
2010年08月22日
根性スイカ
昨日、松原テニスクラブ印西の土門支配人から報告があった。
スイカが生ったとの事。
「早速みんなで食べよう」 と提案したのに
あっさり、「無理です」 との返事。
とりあえず見に行くと
第2ハウス横の砕石を敷いたところにスイカが育っている。
少し、小ぶりなようだ。
もう一つ出来ていたので
ちょうど収穫したキュウリと比較。
さすがに食べるのは無理か?
誰かが食べたスイカの種から出てきたらしい。
キュウリの方は今朝、ハムといっしょにトーストにはさんだ。
とても美味しかった。
アスファルトを突き破って出てきたら
『ど根性スイカ』 としてテレビに出られるところだったのに
砕石の間からだから、『ど』 をつけるところまではちょっと・・・
『根性スイカ』 くらいにしておこう。
うちのクラブも全国的な知名度を得るところだったのに
惜しいことをした。
とりあえず正確な記録のために転がってきたボールと比較。
どこまで大きく育つのか?
食べられるのか?
味は?
いつかまたレポートしよう。
スイカが生ったとの事。
「早速みんなで食べよう」 と提案したのに
あっさり、「無理です」 との返事。
とりあえず見に行くと
第2ハウス横の砕石を敷いたところにスイカが育っている。
少し、小ぶりなようだ。
もう一つ出来ていたので
ちょうど収穫したキュウリと比較。
さすがに食べるのは無理か?
誰かが食べたスイカの種から出てきたらしい。
キュウリの方は今朝、ハムといっしょにトーストにはさんだ。
とても美味しかった。
アスファルトを突き破って出てきたら
『ど根性スイカ』 としてテレビに出られるところだったのに
砕石の間からだから、『ど』 をつけるところまではちょっと・・・
『根性スイカ』 くらいにしておこう。
うちのクラブも全国的な知名度を得るところだったのに
惜しいことをした。
とりあえず正確な記録のために転がってきたボールと比較。
どこまで大きく育つのか?
食べられるのか?
味は?
いつかまたレポートしよう。
2010年08月21日
サーブに合わせたリターン その1
普通のストロークに比べてサービスのボールのどこが特殊かというと
1つは速いこと、2つ目は弾む位置が浅いためバウンドが高いことだ。
そのうち今日は高いバウンドへの対策。
普通の位置の構えた場合のエラーはアウトが多い。
ネットじゃないですよね。
高いところに速いボールが来る。
あわてて、上に向かって打つので、ボールが上に飛び、アウト!!
というストーリー。
ロブなどでバウンドが高くなる場合
高いなと思ったら、テイクバックを高く構えなおせばいい。
ところがサーブの場合はスピードもあるので直す暇がないのだ。
普通はこんな高さで構える。
写真は昨日のに引き続き、12月撮影なのでやや暑苦しいのはご勘弁。
低いように見えるだろうが
手首の角度をインパクトにあわせ腕を楽に構えると
手首から先が下がるのでこんな位置になる。
これをこう変えると、リターンに強くなるのだ。
構えなおす暇がないから最初から高く構える。
ラケットヘッドだけ上げたのではなく腕全体を上げたので
腕の形、手首の角度は変わらない。
ここから、ラケット面を外向きになる方向に
しかも徐々に上に引いていく。
高くバウンドしてくる強力サーブを上から押さえ込むことができるのだ。
実は、もう少し高く構えてもいい。
その代わりさっきのより、さらにもう少し
ラケット面を外に向けて引くように意識したほうがいい。
うちの田村コーチも、本当はあと20cmくらい高く構えている。
ただそうすると、彼の自慢の・・が隠れてしまうので少し下げたのだ。
どの高さがベストかというと、相手のサーブの高さしだいとしか言いようがない。
ただ、あえて言うと
ぴったりの高さより、少し高めにしといたほうが低いボールにもあわせやすい。
上から下に合わせるほうが簡単なのだ。
低くめに構えて、後で上げるほうが、テイクバックに時間がかかり
手間取ってエラーしやすくなる。
それときのうの話しの復習。
写真はサーバーの方向から撮ったので
足の位置も見といてほしい。 (きのうのよりアップだ)
ここからサーバーに向かって、左右対称に動くのだ。
1つは速いこと、2つ目は弾む位置が浅いためバウンドが高いことだ。
そのうち今日は高いバウンドへの対策。
普通の位置の構えた場合のエラーはアウトが多い。
ネットじゃないですよね。
高いところに速いボールが来る。
あわてて、上に向かって打つので、ボールが上に飛び、アウト!!
というストーリー。
ロブなどでバウンドが高くなる場合
高いなと思ったら、テイクバックを高く構えなおせばいい。
ところがサーブの場合はスピードもあるので直す暇がないのだ。
普通はこんな高さで構える。
写真は昨日のに引き続き、12月撮影なのでやや暑苦しいのはご勘弁。
低いように見えるだろうが
手首の角度をインパクトにあわせ腕を楽に構えると
手首から先が下がるのでこんな位置になる。
これをこう変えると、リターンに強くなるのだ。
構えなおす暇がないから最初から高く構える。
ラケットヘッドだけ上げたのではなく腕全体を上げたので
腕の形、手首の角度は変わらない。
ここから、ラケット面を外向きになる方向に
しかも徐々に上に引いていく。
高くバウンドしてくる強力サーブを上から押さえ込むことができるのだ。
実は、もう少し高く構えてもいい。
その代わりさっきのより、さらにもう少し
ラケット面を外に向けて引くように意識したほうがいい。
うちの田村コーチも、本当はあと20cmくらい高く構えている。
ただそうすると、彼の自慢の・・が隠れてしまうので少し下げたのだ。
どの高さがベストかというと、相手のサーブの高さしだいとしか言いようがない。
ただ、あえて言うと
ぴったりの高さより、少し高めにしといたほうが低いボールにもあわせやすい。
上から下に合わせるほうが簡単なのだ。
低くめに構えて、後で上げるほうが、テイクバックに時間がかかり
手間取ってエラーしやすくなる。
それときのうの話しの復習。
写真はサーバーの方向から撮ったので
足の位置も見といてほしい。 (きのうのよりアップだ)
ここからサーバーに向かって、左右対称に動くのだ。
2010年08月20日
リターンの方向、構え方
さて、私のレシーブ論、その2です。
構える向き、狙う方向のお話。
これはまったく私流で、もっと違う考え方の人もいると思います。
しかし現代のストローク力を持ったプロの考え方とそんなには違わないと思います。
基本的にサーバーとの1対1の勝負です。
(内緒ですが、強力なファーストの場合ネットマンにかまっていられないのです)
まずサーバーと正対します。
狙う範囲に対し、その真ん中に向かって構えるという考えもあります。
実質どちらもほぼ同じ向きに構えます。
これは以前にも使用した、サーバー方向から見た写真です。
これはダブルスのジュースコートの構えですが
カメラの方向(サーバー方向)に対し正対し
その直角方向に左右に動くつもりで構えています。
12月の写真ですのでやや暑苦しい田村コーチですが・・・
これは良くある悪い例です。
とはいっても、たいてい顔だけはこちら向きになるのですが
このときは悪い例として意識させすぎたので
顔の向きまで、徹底して悪い例です。
もちろんアドコートでも同じで
ラインと平行に構えるのではなくサーバーに正対すべきです。
さて、狙う方向ですが
これはダブルスのジュースコートでのレシーバーから見た狙い場所。
(こちらは今日なので涼しげな安久津コーチ)
私はこの範囲だけとの勝負です。
次はダブルスのアドコートでのレシーバーから見た狙い場所。
やはり、この範囲だけとの勝負です。
この方向に、足元に叩き込むのです、1対1の勝負です。
そう考えると
ネットマンを無視すれば左右どちらもそんなに違いません。
特にダブルスでは深く打とうと思っていませんので
短く打つなら、さらに大きな違いはなくなると思います。
打つ方角の違いよりも
ジュースコートではこちらのフォアに深くサーブが来る。
アドコートではこちらのバックにに深くサーブが来る。
という違いのほうが大きいかもしれません。
もちろんネットマンがいますので
プラス、そのサイド、となり
そちらは両サイドで大違いなのですが
その分は腕だけ、面だけで持っていけるようにしておきます。
(フォアバック球質によっても違いますのでここではあえて触れません)
さて、シングルスですが
ジュースコートでの狙う範囲は
アドコートでの狙う範囲は
となりますが
こちらでは、ベースラインまでの距離が問題になると思います。
対角線に打つと距離が長くて、入りやすい、
ダウンザラインは距離が短いのでエースになりやすいがちょっと怖い、
ということです。
私の個人的な趣味でいうとなるべく対角線にエネルギッシュなボールを打ち込むことです。
とにかく、主導権を握る。
安全に、しかもサーバーから優位を奪い返すということに主眼をおきます。
さて、サーブのボールに対する対処法はまたこの次に・・・
構える向き、狙う方向のお話。
これはまったく私流で、もっと違う考え方の人もいると思います。
しかし現代のストローク力を持ったプロの考え方とそんなには違わないと思います。
基本的にサーバーとの1対1の勝負です。
(内緒ですが、強力なファーストの場合ネットマンにかまっていられないのです)
まずサーバーと正対します。
狙う範囲に対し、その真ん中に向かって構えるという考えもあります。
実質どちらもほぼ同じ向きに構えます。
これは以前にも使用した、サーバー方向から見た写真です。
これはダブルスのジュースコートの構えですが
カメラの方向(サーバー方向)に対し正対し
その直角方向に左右に動くつもりで構えています。
12月の写真ですのでやや暑苦しい田村コーチですが・・・
これは良くある悪い例です。
とはいっても、たいてい顔だけはこちら向きになるのですが
このときは悪い例として意識させすぎたので
顔の向きまで、徹底して悪い例です。
もちろんアドコートでも同じで
ラインと平行に構えるのではなくサーバーに正対すべきです。
さて、狙う方向ですが
これはダブルスのジュースコートでのレシーバーから見た狙い場所。
(こちらは今日なので涼しげな安久津コーチ)
私はこの範囲だけとの勝負です。
次はダブルスのアドコートでのレシーバーから見た狙い場所。
やはり、この範囲だけとの勝負です。
この方向に、足元に叩き込むのです、1対1の勝負です。
そう考えると
ネットマンを無視すれば左右どちらもそんなに違いません。
特にダブルスでは深く打とうと思っていませんので
短く打つなら、さらに大きな違いはなくなると思います。
打つ方角の違いよりも
ジュースコートではこちらのフォアに深くサーブが来る。
アドコートではこちらのバックにに深くサーブが来る。
という違いのほうが大きいかもしれません。
もちろんネットマンがいますので
プラス、そのサイド、となり
そちらは両サイドで大違いなのですが
その分は腕だけ、面だけで持っていけるようにしておきます。
(フォアバック球質によっても違いますのでここではあえて触れません)
さて、シングルスですが
ジュースコートでの狙う範囲は
アドコートでの狙う範囲は
となりますが
こちらでは、ベースラインまでの距離が問題になると思います。
対角線に打つと距離が長くて、入りやすい、
ダウンザラインは距離が短いのでエースになりやすいがちょっと怖い、
ということです。
私の個人的な趣味でいうとなるべく対角線にエネルギッシュなボールを打ち込むことです。
とにかく、主導権を握る。
安全に、しかもサーバーから優位を奪い返すということに主眼をおきます。
さて、サーブのボールに対する対処法はまたこの次に・・・
2010年08月19日
私のレシーブ論
『祐天』 さんからサービスリターンについて、ご要望を頂いていました。
以下がコメントの全文です。
松原コーチ、面白いブログ楽しく読ませていただきました。
私は現在は試合には出ていないためメンタルを気にすることはなくなってしまいしましたが、近い将来年齢別試合には出たいと思っています。
松原コーチのDVD4本とこのブログをもとに技術の向上を図っており大変参考になっております。
希望を言わせていただきますとサービスレシーブの技術解説が少ないことです。
できましたら、ジュースサイド及びアドサイドのサービスレシーブ論を写真付きでやっていただければと思っています。
私はダブルスですが他の人はシングルスの方もおられると思いますので合わせて宜しくおねがいします。
投稿者 祐天 2010/08/05 19:28
私の答えです。
ご要望どおり、すべてを説明するにはちゃんとした図と写真がたくさん必要なようです。
不精な私としては、このままでは、今年中には無理そう
とりあえずあるものと口先で重要なところだけ説明しようと思います。
ところでレシーブという言葉、あまり好きではありません。
何だか受身な気がして。
私としてはリターンと呼ぶほうが多いのですが・・・
さて、私のレシーブ論ですが
基本的にはグランドストロークのバリエーションの1つだと考えています。
その中でサービスの特殊性に合わせた対応を付け加えていけばいいという考え。
今回、サービスを強力な物に限定します。
それは、ゆるいサービスはレシーバーにとって単なる決め球だと思うからです。
特殊性があるとすれば、打つ位置がベースライン内側になるという事。
つまり、浅く入ったチャンスボールに対し決め球を打つと言う事です。
それでは、強力なサービスに対するリターンに入ります。
強力なサービスに対する考え方として2通りあります。
A案 とりあえず、小さなスウィングで無事に返球する。
B案 強力なリターンで主導権を握る。
プロは相手も強力なストロークやボレーを持っているため
A案では必ずサーバーに主導権を握られ、確実にキープされてしまいます。
ですから当然、B案で、リターンから攻撃していきます。
リターンをハードヒットできるという事は
正確なショットを一瞬の間に出せるという事で
私がフォアハンドの話でよく言っている、 『入るはずの面で引いて、打つだけ』
という基本技術が出来ていなければどうにもなりません。
逆に、そうゆうフォアハンドなり、バックハンドを持っていれば
後はサービスの特殊性に合わせるだけという事になるのです。
私の話で、なぜ、リターンよりもフォアハンドの打ち方の話が多いのか?
このことが最大の理由なのです。
『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を出来ない人は先ほどのA案
とりあえず返しておく、という考えでいかなければならないと思います。
それとももっと複雑なレシーブ論が必要になるか?
とても私の手には負えない、泥沼の世界に入っていきます。
さて、『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を実践し、世界1のリターンキング。
それは、アガシだと思います。
とりあえず、彼のフォアハンドリターン、動画と連続写真を紹介して
今日のリターン論、第1回目、私好みの話しを終わります。
サービスの特殊性に対する話しは今後、順番に・・・・
以下がコメントの全文です。
松原コーチ、面白いブログ楽しく読ませていただきました。
私は現在は試合には出ていないためメンタルを気にすることはなくなってしまいしましたが、近い将来年齢別試合には出たいと思っています。
松原コーチのDVD4本とこのブログをもとに技術の向上を図っており大変参考になっております。
希望を言わせていただきますとサービスレシーブの技術解説が少ないことです。
できましたら、ジュースサイド及びアドサイドのサービスレシーブ論を写真付きでやっていただければと思っています。
私はダブルスですが他の人はシングルスの方もおられると思いますので合わせて宜しくおねがいします。
投稿者 祐天 2010/08/05 19:28
私の答えです。
ご要望どおり、すべてを説明するにはちゃんとした図と写真がたくさん必要なようです。
不精な私としては、このままでは、今年中には無理そう
とりあえずあるものと口先で重要なところだけ説明しようと思います。
ところでレシーブという言葉、あまり好きではありません。
何だか受身な気がして。
私としてはリターンと呼ぶほうが多いのですが・・・
さて、私のレシーブ論ですが
基本的にはグランドストロークのバリエーションの1つだと考えています。
その中でサービスの特殊性に合わせた対応を付け加えていけばいいという考え。
今回、サービスを強力な物に限定します。
それは、ゆるいサービスはレシーバーにとって単なる決め球だと思うからです。
特殊性があるとすれば、打つ位置がベースライン内側になるという事。
つまり、浅く入ったチャンスボールに対し決め球を打つと言う事です。
それでは、強力なサービスに対するリターンに入ります。
強力なサービスに対する考え方として2通りあります。
A案 とりあえず、小さなスウィングで無事に返球する。
B案 強力なリターンで主導権を握る。
プロは相手も強力なストロークやボレーを持っているため
A案では必ずサーバーに主導権を握られ、確実にキープされてしまいます。
ですから当然、B案で、リターンから攻撃していきます。
リターンをハードヒットできるという事は
正確なショットを一瞬の間に出せるという事で
私がフォアハンドの話でよく言っている、 『入るはずの面で引いて、打つだけ』
という基本技術が出来ていなければどうにもなりません。
逆に、そうゆうフォアハンドなり、バックハンドを持っていれば
後はサービスの特殊性に合わせるだけという事になるのです。
私の話で、なぜ、リターンよりもフォアハンドの打ち方の話が多いのか?
このことが最大の理由なのです。
『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を出来ない人は先ほどのA案
とりあえず返しておく、という考えでいかなければならないと思います。
それとももっと複雑なレシーブ論が必要になるか?
とても私の手には負えない、泥沼の世界に入っていきます。
さて、『入るはずの面で引いて、打つだけ』 を実践し、世界1のリターンキング。
それは、アガシだと思います。
とりあえず、彼のフォアハンドリターン、動画と連続写真を紹介して
今日のリターン論、第1回目、私好みの話しを終わります。
サービスの特殊性に対する話しは今後、順番に・・・・
2010年08月17日
自転車と訃報と
3月のある日、クラブで会員さんとダブルスを10セットほど
最後の2セットは右ひざに痛みを感じていた。
休めば治ると思っていたが痛みはいっこうに引かない。
階段も上がれなくなってしまった。
地元の接骨院に通い、担当のK村先生からアドバイスと治療を受けた。
膝関節の周りにプレー中はキネシオテープ
プレー後はアイシング
寝るときは湿布。
おかげさまで、7月にはプレー後のアイシングだけでOK。
プレー中の痛みもほとんどなくなった。
夏休みの連休だったので気まぐれに自転車を直した。
昔、近所のホームセンターで買ったマウンテンバイク。
じつはこの2年間、自転車に触ってもいなかった。
ぺちゃんこのタイヤに空気を入れ、ギヤにはCRC556。
「動くかどうか近所で試してくるね」 とオクサンに声をかけ。
どうせならと思い、『戸塚の舞岡公園』 へ
途中、坂道は迂回するようにしたが、無事15kmほどを完走。
これで、どうやら膝も完治という事にしよう。
ちょっと無茶だったかと思いつつも
これで老化ともおさらば、まだまだいける。
ふとケータイを見ると着信履歴。
あの、DRKさんの会社のボス
同業のN社長の名前が
早速、掛け直してみると訃報の連絡だった。
私の札幌時代の同期、『野村 勉』 君が亡くなったとの事。
彼は私とは同じところに所属したことはないのだが、40年を超える友人。
札幌光星高校でテニスを初め、日大の文理学部テニス部へ
卒業後は小田急線、千歳船橋に在った、伊勢丹テニススクールでコーチ。
その頃、私はまだ札幌だったので
東京で試合のたび、よく練習させてもらった。
彼が札幌に帰ってきた折
北海道室内選手権で一度だけペアーを組んだことがある。
もちろん優勝。
彼の嬉しそうな笑顔をつい昨日のように思い出す。
その後、東急スポーツに転じ
最近はなかなか会う機会もなかったが
どうせ、同業者、どっかでばったり会うだろうと思っていた。
現在は正木企画でコーチとして元気にやっていると聞いていた。
徹底的に明るく、生徒さんや同僚コーチからもホントに好かれていた。
脳梗塞のようだ。
明日、18日水曜日、午後6時から、お通夜に行って来ます。
場所は、東京都品川区五反田の桐ヶ谷斎場
たくさんの人にテニスを教えていた野村コーチですので
もし、お知り合いの方が居ればぜひ。
ご冥福をお祈りします。
少しは歳も考え、慎重に行動しなくてはいけないのかなと
考えさせられた1日だった。
最後の2セットは右ひざに痛みを感じていた。
休めば治ると思っていたが痛みはいっこうに引かない。
階段も上がれなくなってしまった。
地元の接骨院に通い、担当のK村先生からアドバイスと治療を受けた。
膝関節の周りにプレー中はキネシオテープ
プレー後はアイシング
寝るときは湿布。
おかげさまで、7月にはプレー後のアイシングだけでOK。
プレー中の痛みもほとんどなくなった。
夏休みの連休だったので気まぐれに自転車を直した。
昔、近所のホームセンターで買ったマウンテンバイク。
じつはこの2年間、自転車に触ってもいなかった。
ぺちゃんこのタイヤに空気を入れ、ギヤにはCRC556。
「動くかどうか近所で試してくるね」 とオクサンに声をかけ。
どうせならと思い、『戸塚の舞岡公園』 へ
途中、坂道は迂回するようにしたが、無事15kmほどを完走。
これで、どうやら膝も完治という事にしよう。
ちょっと無茶だったかと思いつつも
これで老化ともおさらば、まだまだいける。
ふとケータイを見ると着信履歴。
あの、DRKさんの会社のボス
同業のN社長の名前が
早速、掛け直してみると訃報の連絡だった。
私の札幌時代の同期、『野村 勉』 君が亡くなったとの事。
彼は私とは同じところに所属したことはないのだが、40年を超える友人。
札幌光星高校でテニスを初め、日大の文理学部テニス部へ
卒業後は小田急線、千歳船橋に在った、伊勢丹テニススクールでコーチ。
その頃、私はまだ札幌だったので
東京で試合のたび、よく練習させてもらった。
彼が札幌に帰ってきた折
北海道室内選手権で一度だけペアーを組んだことがある。
もちろん優勝。
彼の嬉しそうな笑顔をつい昨日のように思い出す。
その後、東急スポーツに転じ
最近はなかなか会う機会もなかったが
どうせ、同業者、どっかでばったり会うだろうと思っていた。
現在は正木企画でコーチとして元気にやっていると聞いていた。
徹底的に明るく、生徒さんや同僚コーチからもホントに好かれていた。
脳梗塞のようだ。
明日、18日水曜日、午後6時から、お通夜に行って来ます。
場所は、東京都品川区五反田の桐ヶ谷斎場
たくさんの人にテニスを教えていた野村コーチですので
もし、お知り合いの方が居ればぜひ。
ご冥福をお祈りします。
少しは歳も考え、慎重に行動しなくてはいけないのかなと
考えさせられた1日だった。
2010年08月16日
スライスサーブを安定させる
『ゆっき』 さんからスライスサーブについて質問を頂いていました。
ちょっと長いコメントですが思い切ってコピーしました。
以下がその全文です。
いつも楽しく拝見させていただいており、また参考にさせていただいております。恐縮ですがスライスサーブについて質問させて下さい。これまで確率重視でスピンサーブを目指してきましたが、年齢(もうすぐ40歳)を重ねるごとに腰が痛くなり、球速も遅くて試合では使い物にならなくなってきました。そこで、年齢に合った無理のないサーブということで、スライスサーブにすることにしましたが、どうも確率が悪いです。球速はソコソコ出るのですが確率が悪いので困っています。スライスサーブで確率を求めるというのは間違いでありましょうか?打ち方は松原コーチがブログで書いてあるとおり結構右側(身体を反らない)で打っていますので腰や肩には全く負担はありませんが、確率が...。技術が未熟であることを承知の上での質問ですが、よろしくご教示願います。
投稿者 ゆっき 2010/08/09 19:40
私の答えです。
スライスサーブにするのは大いに賛成です。
スピンサーブは威力がないと
適度なスピード、高いバウンドにより
レシーバの大好物になってしまうからです。
次に、スライスサーブは本来、安定させやすいサーブなのです。
スピンサーブは縦回転の成分があるため、打球が落下して入りやすい反面
ちょっとしたタイミングの違いにより縦方向に打球がずれやすい側面もあるのです。
それに対し、スライスサーブは横回転であるため
タイミングのずれが横方向の打球のずれになり
サイドラインぎりぎりを狙わなければ
本質的にフォールトになりにくいサーブなのです。
そしてバウンドが低いので攻撃されにくい。
もちろん、体勢的に楽なのも断然スライスサーブです。
さてそのスライスサーブを安定して入れるための要素が2つあります。
1つ目は面を安定して使うこと。
2つ目は回転量を増やすこと。
ではまず、面を安定させること。
それには回外、回内の動作を使わないようにして打ちます。
回外、回内の動作を使わないというのは
前腕をひねる動作を使わないという事です。
これは以前にも使った写真ですが
まず斜めの面を作り、手首を固めます。
そのまま、インパクト。
打球後もその面を保ちます。
これで安定したスライスサーブを打ち出すことには成功すると思います。
しかし、スピードが出すぎるとネットぎりぎりを超えないとフォールト
もちろんネットしてもフォールト
とてもシビアーです。
もちろんこのサーブもファーストには使えると思いますがセカンドには怖い。
だからセカンドには回転量を増やします。
通常はこうかまえるのですが
手首に角度をつけ、こう構えます。
そうすると、インパクトでもその手首の形を作ることが出来
こうすればボールに多めの回転を与えることが出来るわけです。
もちろん、回転の多い分、よけい左に曲がります。
構えをその分、右向きにする必要があります。
特に、アドコートではしっかり横向きにならないと
回転を増やすことが出来ませんので要注意です。
以上、簡単な要素だけですのでぜひ試してみてください。
ちょっと長いコメントですが思い切ってコピーしました。
以下がその全文です。
いつも楽しく拝見させていただいており、また参考にさせていただいております。恐縮ですがスライスサーブについて質問させて下さい。これまで確率重視でスピンサーブを目指してきましたが、年齢(もうすぐ40歳)を重ねるごとに腰が痛くなり、球速も遅くて試合では使い物にならなくなってきました。そこで、年齢に合った無理のないサーブということで、スライスサーブにすることにしましたが、どうも確率が悪いです。球速はソコソコ出るのですが確率が悪いので困っています。スライスサーブで確率を求めるというのは間違いでありましょうか?打ち方は松原コーチがブログで書いてあるとおり結構右側(身体を反らない)で打っていますので腰や肩には全く負担はありませんが、確率が...。技術が未熟であることを承知の上での質問ですが、よろしくご教示願います。
投稿者 ゆっき 2010/08/09 19:40
私の答えです。
スライスサーブにするのは大いに賛成です。
スピンサーブは威力がないと
適度なスピード、高いバウンドにより
レシーバの大好物になってしまうからです。
次に、スライスサーブは本来、安定させやすいサーブなのです。
スピンサーブは縦回転の成分があるため、打球が落下して入りやすい反面
ちょっとしたタイミングの違いにより縦方向に打球がずれやすい側面もあるのです。
それに対し、スライスサーブは横回転であるため
タイミングのずれが横方向の打球のずれになり
サイドラインぎりぎりを狙わなければ
本質的にフォールトになりにくいサーブなのです。
そしてバウンドが低いので攻撃されにくい。
もちろん、体勢的に楽なのも断然スライスサーブです。
さてそのスライスサーブを安定して入れるための要素が2つあります。
1つ目は面を安定して使うこと。
2つ目は回転量を増やすこと。
ではまず、面を安定させること。
それには回外、回内の動作を使わないようにして打ちます。
回外、回内の動作を使わないというのは
前腕をひねる動作を使わないという事です。
これは以前にも使った写真ですが
まず斜めの面を作り、手首を固めます。
そのまま、インパクト。
打球後もその面を保ちます。
これで安定したスライスサーブを打ち出すことには成功すると思います。
しかし、スピードが出すぎるとネットぎりぎりを超えないとフォールト
もちろんネットしてもフォールト
とてもシビアーです。
もちろんこのサーブもファーストには使えると思いますがセカンドには怖い。
だからセカンドには回転量を増やします。
通常はこうかまえるのですが
手首に角度をつけ、こう構えます。
そうすると、インパクトでもその手首の形を作ることが出来
こうすればボールに多めの回転を与えることが出来るわけです。
もちろん、回転の多い分、よけい左に曲がります。
構えをその分、右向きにする必要があります。
特に、アドコートではしっかり横向きにならないと
回転を増やすことが出来ませんので要注意です。
以上、簡単な要素だけですのでぜひ試してみてください。
2010年08月15日
お盆もテニス
今日は松原テニスクラブ印西で会員さんとプレー
電車で横浜から千葉ニュータウン中央まで来たのだが
成田スカイアクセスができたおかげで早くついた
例の流線型、攻撃型の電車ではないのだが
快速ができてかなりの駅を通過するのでずいぶんとスピードアップになった。
お盆だし、暑いし、テニスする人いるの?
と思ったがいつものメンバーが迎えてくれた。
会員さんたちとダブルスをし
夕方コートがあいたところで
明日のブログのための写真撮影。
会員のY下さんにお願いしてシャッターを切ってもらった。
これはスライスサーブを安心して打つための方法。
普通は
こうしたらどうですか
無事撮影できたので、チラッと2枚だけ。
とりあえず、推測しといてください。
詳しい説明はまた明日。
電車で横浜から千葉ニュータウン中央まで来たのだが
成田スカイアクセスができたおかげで早くついた
例の流線型、攻撃型の電車ではないのだが
快速ができてかなりの駅を通過するのでずいぶんとスピードアップになった。
お盆だし、暑いし、テニスする人いるの?
と思ったがいつものメンバーが迎えてくれた。
会員さんたちとダブルスをし
夕方コートがあいたところで
明日のブログのための写真撮影。
会員のY下さんにお願いしてシャッターを切ってもらった。
これはスライスサーブを安心して打つための方法。
普通は
こうしたらどうですか
無事撮影できたので、チラッと2枚だけ。
とりあえず、推測しといてください。
詳しい説明はまた明日。
2010年08月14日
クロス打ちのこつ
小5の女の子の 『ジュニアの父』 さんから質問を頂きました。
以下がその全文です。
小学5年生の女の子(右利き、フォア片手打ち)を指導しています。もうテニス歴2年以上練習していますが、フォアのストロークの壁にぶつかって悩んでいます。
クロスコースでのフォアのストロークは出来るのですが、ストレートに打ってきた相手ボールが、自分のフォア側に来た時、クロスに返球することが出来ないのです。(クロスに飛んだとしても、サイド(斜め)回転でボールが死んでいるのです)
悪い点と思われる個所 ① 打点が体から離れすぎ、体の真横でインパクトしているように思える。
また、フォアについて、体が早く開きすぎてヘッドが遅れてラケット面が開いているような気がします。
インパクト後にヘッドが前に走っていない感じのフォームです。
また、フォアの逆クロスが良く決まります。
なにか良い練習やアドバイス、よろしくお願いします。
投稿者 ジュニアの父 2010/08/13 21:31
私の答えです。
最初に目に付いたのは
「体が早く開きすぎてヘッドが遅れてラケット面が開いているよう」 というところ。
これまるっきり、逆クロスのコツですよね。
ですから当然、「フォアの逆クロスが良く決まります」
ジュニアの場合、特に女の子は腕力がないので
腕が遅れ、上体が開き加減になりがちです。
でも、こうやって振りぬけるのはセンスがある証拠でもあります。
(フォアのハードヒッターはたいてい一度はここを通過してくるのです。)
クロスのコツの1番目はこの逆
腕を頑張って遅れないようにする事ですね。
ラケットヘッドが遅れると当然面は逆クロス側を向きます。
次にクロスに飛ばすにはクロス方向に向かって振ることです。
引きすぎるとクロス方向に振れませんよね。
打球方向の反対側に引きます。
エナンのオープンスタンスでのクロス打ち、動画と連続写真です。
テイクバックの方角、位置を見てください。
クロス方向に振りやすい引き方ですよね。
次にフェデラーの左足を踏み込んだ動画と連続写真です。
どうですか、やはり引いた位置、クロスに打てそうですよね。
さて、この二人の打ち方にもう一つ共通点があるのに気がついているでしょうか?
それは体重の掛け方です。
左へ打つのに右に(ジュースコート側へ)動いています。
野球のホームランを打つときに前の足で突っ張る
その反動で鋭く振れるのと力学的には同じこと。
体重移動の反対方向に振りやすくなるのです。
ですから、「打球方向にしっかり押せ」 なんて言うと逆効果。
かえって打てなくなります。
最後に
「クロスコースでのフォアのストロークは出来るのですが・・」
という事ですが、これは参考になりません。
同じ方向のラリーはストレートでもクロスでも
二人だけの相対的位置関係は同じですから
二人が向かい合い、線と関係なく打ち合っているだけのことです。
練習法としては、先ほどの技術的なアドバイスの後
ストレート方向からの球出しをクロスに打ち込む練習をすべきです。
クロスに打てる体制を作ることが出来たら
そこから、上体の開きを早めにする。
ラケットヘッドを少し引きたし、ヘッドの引き出しを遅らせる。
体重移動をボールから離れる方向にする。
そうすれば逆クロスにも打てます。
クロスに打つ構えから、逆クロスは打てます。
逆は難しいですから、念のため。
以下がその全文です。
小学5年生の女の子(右利き、フォア片手打ち)を指導しています。もうテニス歴2年以上練習していますが、フォアのストロークの壁にぶつかって悩んでいます。
クロスコースでのフォアのストロークは出来るのですが、ストレートに打ってきた相手ボールが、自分のフォア側に来た時、クロスに返球することが出来ないのです。(クロスに飛んだとしても、サイド(斜め)回転でボールが死んでいるのです)
悪い点と思われる個所 ① 打点が体から離れすぎ、体の真横でインパクトしているように思える。
また、フォアについて、体が早く開きすぎてヘッドが遅れてラケット面が開いているような気がします。
インパクト後にヘッドが前に走っていない感じのフォームです。
また、フォアの逆クロスが良く決まります。
なにか良い練習やアドバイス、よろしくお願いします。
投稿者 ジュニアの父 2010/08/13 21:31
私の答えです。
最初に目に付いたのは
「体が早く開きすぎてヘッドが遅れてラケット面が開いているよう」 というところ。
これまるっきり、逆クロスのコツですよね。
ですから当然、「フォアの逆クロスが良く決まります」
ジュニアの場合、特に女の子は腕力がないので
腕が遅れ、上体が開き加減になりがちです。
でも、こうやって振りぬけるのはセンスがある証拠でもあります。
(フォアのハードヒッターはたいてい一度はここを通過してくるのです。)
クロスのコツの1番目はこの逆
腕を頑張って遅れないようにする事ですね。
ラケットヘッドが遅れると当然面は逆クロス側を向きます。
次にクロスに飛ばすにはクロス方向に向かって振ることです。
引きすぎるとクロス方向に振れませんよね。
打球方向の反対側に引きます。
エナンのオープンスタンスでのクロス打ち、動画と連続写真です。
テイクバックの方角、位置を見てください。
クロス方向に振りやすい引き方ですよね。
次にフェデラーの左足を踏み込んだ動画と連続写真です。
どうですか、やはり引いた位置、クロスに打てそうですよね。
さて、この二人の打ち方にもう一つ共通点があるのに気がついているでしょうか?
それは体重の掛け方です。
左へ打つのに右に(ジュースコート側へ)動いています。
野球のホームランを打つときに前の足で突っ張る
その反動で鋭く振れるのと力学的には同じこと。
体重移動の反対方向に振りやすくなるのです。
ですから、「打球方向にしっかり押せ」 なんて言うと逆効果。
かえって打てなくなります。
最後に
「クロスコースでのフォアのストロークは出来るのですが・・」
という事ですが、これは参考になりません。
同じ方向のラリーはストレートでもクロスでも
二人だけの相対的位置関係は同じですから
二人が向かい合い、線と関係なく打ち合っているだけのことです。
練習法としては、先ほどの技術的なアドバイスの後
ストレート方向からの球出しをクロスに打ち込む練習をすべきです。
クロスに打てる体制を作ることが出来たら
そこから、上体の開きを早めにする。
ラケットヘッドを少し引きたし、ヘッドの引き出しを遅らせる。
体重移動をボールから離れる方向にする。
そうすれば逆クロスにも打てます。
クロスに打つ構えから、逆クロスは打てます。
逆は難しいですから、念のため。
2010年08月13日
フォアで肘は伸びるか?
『ヌーン』 さんから質問をいただきました。
イップスで3回にわたった説明の続編になります。
ちょっと長いコメントですが
カットするとわかりにくくなってしまうので全文掲載です。
以下がそのコメント。
早速,今日の練習からラケットの動きに意識をおいて練習しました!まだ,筋肉のの動きが気になってしまうのでもっと練習します.
個人的な質問になってしまうのですが,ブログやDVDを見て下から引いて上にテイクバックを終了し,そこから下ループするフォアハンド(セミウエスタン)の練習をしています.
テイクバックまでは手首の形は上手くいくのですが,フォアードスイングに切り替わる瞬間に勝手に右ひじが伸びきってしまいます.そのためループが描けずに手が真下にきてしまいます.(テイクバック後にキューピーちゃんの手のようになってしまいます.)
急に下がったラケットを振るため,手首が余計変な動きをしてしまう気がします.ゆーっくり振ると割りと大丈夫なのですが,少し早く振るとひじが勝手に伸びます.
試しにネットの上をラケットが通過するように振ったり,左手で右手首を持って両手フォアハンドのようにスイングするとひじが勝手に伸びきらず,手首が動かないでにスイングできます.
体の筋肉を意識しないことが,やはり最優先なのでしょうか?意識していないつもりなのに,ひじが伸びて手首が変な動きをしてしまうので,もし,ひじが伸びきらないような練習方法やアドバイスがあればよろしくお願いします.
分かりにくくてすみません!!
投稿者 ヌーン 2010/08/11 23:00
私の答えです。
セミウェスタングリップでのトップスピンフォアハンド
私もそうなのですが
テイクバックからラケットが下がり、フォワードスウィングに移るところで
『肘はかなり伸びます。』
これはフェデラーの動画と連続写真。
肘はほぼ伸びていて、『キューピーさん』 ですよね。
伸びきってはいないかもしれませんがこんなもんです。
私も伸びきりはしませんがこんなもんです。
ウェスタンだと肘は曲がりますが
セミウェスタンだとかなり伸びます。
(フェデラーのグリップはもう少しイースタンに近いかもしれません)
ですからこの形から打っていって、問題はないように思えるのですが。
もちろん、本当に伸びきってしまい二度と曲がってこない場合は
振り抜くことができないかもしれません。
そうだと困ります。
ヌーンさんはそうなのかもしれません。
その場合は、ヌーンさんのように左手で手首を握るのはいい方法だと思います。
ただずうっと握りっぱなしでも困るでしょうから
次の段階で、左手の関与を弱めていきます。
最初は手首をしっかり握る。
次に、軽く握る。
次に指2本で握る。
次に、指先で触っている。
次に離す。
もうひとつの方法は、肘を筋肉で固定してしまうこと。
腕をがちがちに力んで、肘が少し曲がった状態のまま
動けないようにして打ってみる。
大丈夫ならすこしづつ力を抜いていく。
先ほどの第1の方法と併用してもいいと思います。
指2本で握るところからは、しっかり力む
指を離すところまで行ったら
徐々に力みをといていく。
しかし力みを完全にとくと形が保てません。
最低限、形を保つ程度には私は力んでいます。
フェデラーはスウィングスピードが速いので
少なくても私よりは力んでいるはずです。
まあこんな手はいろいろ考えられると思いますので
どんどん試してみればいいと思います。
ぜひ、結果を教えてください。
イップスで3回にわたった説明の続編になります。
ちょっと長いコメントですが
カットするとわかりにくくなってしまうので全文掲載です。
以下がそのコメント。
早速,今日の練習からラケットの動きに意識をおいて練習しました!まだ,筋肉のの動きが気になってしまうのでもっと練習します.
個人的な質問になってしまうのですが,ブログやDVDを見て下から引いて上にテイクバックを終了し,そこから下ループするフォアハンド(セミウエスタン)の練習をしています.
テイクバックまでは手首の形は上手くいくのですが,フォアードスイングに切り替わる瞬間に勝手に右ひじが伸びきってしまいます.そのためループが描けずに手が真下にきてしまいます.(テイクバック後にキューピーちゃんの手のようになってしまいます.)
急に下がったラケットを振るため,手首が余計変な動きをしてしまう気がします.ゆーっくり振ると割りと大丈夫なのですが,少し早く振るとひじが勝手に伸びます.
試しにネットの上をラケットが通過するように振ったり,左手で右手首を持って両手フォアハンドのようにスイングするとひじが勝手に伸びきらず,手首が動かないでにスイングできます.
体の筋肉を意識しないことが,やはり最優先なのでしょうか?意識していないつもりなのに,ひじが伸びて手首が変な動きをしてしまうので,もし,ひじが伸びきらないような練習方法やアドバイスがあればよろしくお願いします.
分かりにくくてすみません!!
投稿者 ヌーン 2010/08/11 23:00
私の答えです。
セミウェスタングリップでのトップスピンフォアハンド
私もそうなのですが
テイクバックからラケットが下がり、フォワードスウィングに移るところで
『肘はかなり伸びます。』
これはフェデラーの動画と連続写真。
肘はほぼ伸びていて、『キューピーさん』 ですよね。
伸びきってはいないかもしれませんがこんなもんです。
私も伸びきりはしませんがこんなもんです。
ウェスタンだと肘は曲がりますが
セミウェスタンだとかなり伸びます。
(フェデラーのグリップはもう少しイースタンに近いかもしれません)
ですからこの形から打っていって、問題はないように思えるのですが。
もちろん、本当に伸びきってしまい二度と曲がってこない場合は
振り抜くことができないかもしれません。
そうだと困ります。
ヌーンさんはそうなのかもしれません。
その場合は、ヌーンさんのように左手で手首を握るのはいい方法だと思います。
ただずうっと握りっぱなしでも困るでしょうから
次の段階で、左手の関与を弱めていきます。
最初は手首をしっかり握る。
次に、軽く握る。
次に指2本で握る。
次に、指先で触っている。
次に離す。
もうひとつの方法は、肘を筋肉で固定してしまうこと。
腕をがちがちに力んで、肘が少し曲がった状態のまま
動けないようにして打ってみる。
大丈夫ならすこしづつ力を抜いていく。
先ほどの第1の方法と併用してもいいと思います。
指2本で握るところからは、しっかり力む
指を離すところまで行ったら
徐々に力みをといていく。
しかし力みを完全にとくと形が保てません。
最低限、形を保つ程度には私は力んでいます。
フェデラーはスウィングスピードが速いので
少なくても私よりは力んでいるはずです。
まあこんな手はいろいろ考えられると思いますので
どんどん試してみればいいと思います。
ぜひ、結果を教えてください。
2010年08月12日
横浜市長杯Jrに参加
神奈川県テニス事業協会主催
『第8回 横浜市長杯 横浜チーム対抗ジュニアトーナメント』
の決勝大会が本日 『あざみ野ローンテニスクラブ』 で行われた。
11歳以下、13歳以下、15歳以下と年齢別の団体戦
11歳以下は男女混合。
私、松原コーチが11歳以下の選手4名を引率して戦ってきた。
あざみ野ローンTCは緑が多い
その中で選手は早速ウォームアップ。
というのは真っ赤なうそ。
写真に撮られないよう隠れるところ。
逆にカメラを貸したら撮られた
今日一番受けた写真。
試合のほうは
今日は準決勝、シンズあざみ野チームに1-2で負け
3位決定戦、チームウィンフィールドに1-2で負け
残念ながら今日は勝てなかったが12チーム参加中の4位。
先日予選を勝ち上がっての成績だから
4位はまずまずの成績。
次もがんばろう。
『第8回 横浜市長杯 横浜チーム対抗ジュニアトーナメント』
の決勝大会が本日 『あざみ野ローンテニスクラブ』 で行われた。
11歳以下、13歳以下、15歳以下と年齢別の団体戦
11歳以下は男女混合。
私、松原コーチが11歳以下の選手4名を引率して戦ってきた。
あざみ野ローンTCは緑が多い
その中で選手は早速ウォームアップ。
というのは真っ赤なうそ。
写真に撮られないよう隠れるところ。
逆にカメラを貸したら撮られた
今日一番受けた写真。
試合のほうは
今日は準決勝、シンズあざみ野チームに1-2で負け
3位決定戦、チームウィンフィールドに1-2で負け
残念ながら今日は勝てなかったが12チーム参加中の4位。
先日予選を勝ち上がっての成績だから
4位はまずまずの成績。
次もがんばろう。
2010年08月11日
イップスを克服する その3
イップス対策もいよいよ最終回です。
前2回は
1、単純な打ち方を採用し技術の負担も心の負担もなくす。
2、動きながら打つことにより筋肉をリラックスさせる。
というような事です。
さて今日は
『ラケットの動きをイメージする』 ことです。
ラケットの動き面の向きなどをしっかり作るわけですが
そのときに、「どの筋肉をどう動かす」 とゆうふうに考えると
筋肉がこりっときます。
形は単純な動き、使う筋肉も単純な動きであっても
考えることは
「ラケットがこう動く」
「ラケット面がボールをこう捕らえる」 ということです。
フォアボレーを例に出します。
こう構え
こう打ちます
このフォアボレーの動きは
ラケットヘッドを振り回す動きとしてはやや不自然な形です
何も考えないでやればラケットヘッドが遅れ
最後にすごい勢いで飛び出して面が狂います。
うまく打つためには先が遅れないように形を保って
振り出していかなくてはなりません。
関係する筋肉も1つだけではないので
このときに力をいれる筋肉をイメージするととっ散らかります。
ところが全体の動きをイメージすると
なぜか、身体が自然にその形をなぞるのです。
すごい人間の能力で、凡人にはできないような気がしますが
そんなことはありません。
ご飯を食べるときに日本人なら誰でもやっています。
はしでご飯をつまむ、口へ持っていく。
はしの先がどう動くかしか考えませんよね
それで手の筋肉が最適な動きをするのです。
まちがって、時々鼻の穴に入れてしまう人
あなたにはテニスは無理ですからあきらめてください。
この件は、実は 09年12月7日のブログ
『ラケットの動きをイメージする』 で一度紹介した話です。
はしでつまむ写真も出てますので、暇な人はもう一度見てください。
この話はフォアボレーの話で出た話なのですが
フォアハンドにも、球出しにも、サーブにも
あらゆるショットに応用可能ですので
イップス関係者はもちろん
イップス関係者以外にも使えますので、ぜひ利用してください。
ところでこれ、自分の一番得意ショットで試してみてください
多分すでにやっています。
この感覚、特に面をしっかり感じているショットが得意ショットです。
『意識してイメージする』 ことをすれば
苦手ショットも得意ショットになるかもしれません。
イップス・ショットを超得意ショットに変換してしまいましょう。
前2回は
1、単純な打ち方を採用し技術の負担も心の負担もなくす。
2、動きながら打つことにより筋肉をリラックスさせる。
というような事です。
さて今日は
『ラケットの動きをイメージする』 ことです。
ラケットの動き面の向きなどをしっかり作るわけですが
そのときに、「どの筋肉をどう動かす」 とゆうふうに考えると
筋肉がこりっときます。
形は単純な動き、使う筋肉も単純な動きであっても
考えることは
「ラケットがこう動く」
「ラケット面がボールをこう捕らえる」 ということです。
フォアボレーを例に出します。
こう構え
こう打ちます
このフォアボレーの動きは
ラケットヘッドを振り回す動きとしてはやや不自然な形です
何も考えないでやればラケットヘッドが遅れ
最後にすごい勢いで飛び出して面が狂います。
うまく打つためには先が遅れないように形を保って
振り出していかなくてはなりません。
関係する筋肉も1つだけではないので
このときに力をいれる筋肉をイメージするととっ散らかります。
ところが全体の動きをイメージすると
なぜか、身体が自然にその形をなぞるのです。
すごい人間の能力で、凡人にはできないような気がしますが
そんなことはありません。
ご飯を食べるときに日本人なら誰でもやっています。
はしでご飯をつまむ、口へ持っていく。
はしの先がどう動くかしか考えませんよね
それで手の筋肉が最適な動きをするのです。
まちがって、時々鼻の穴に入れてしまう人
あなたにはテニスは無理ですからあきらめてください。
この件は、実は 09年12月7日のブログ
『ラケットの動きをイメージする』 で一度紹介した話です。
はしでつまむ写真も出てますので、暇な人はもう一度見てください。
この話はフォアボレーの話で出た話なのですが
フォアハンドにも、球出しにも、サーブにも
あらゆるショットに応用可能ですので
イップス関係者はもちろん
イップス関係者以外にも使えますので、ぜひ利用してください。
ところでこれ、自分の一番得意ショットで試してみてください
多分すでにやっています。
この感覚、特に面をしっかり感じているショットが得意ショットです。
『意識してイメージする』 ことをすれば
苦手ショットも得意ショットになるかもしれません。
イップス・ショットを超得意ショットに変換してしまいましょう。
2010年08月10日
イップスを克服する その2
今回、イップスの克服法で、順番として考えているのは
まず、フォームを簡単にし、心の負担をなくす。
ここまでは昨日の話し。
もし暇な人がいたら、参考までに私のブログの一番最初の解説記事
09年5月6日のブログ、『フォアの引き方』 を見てください。
なにせ、ブログの1回目がフォアの引き方
私がいかにこのことにこだわっているかがわかると思います。
さらに暇な方は09年6月24日のブログ、『技術とメンタル』 も見ておいてください。
さて、つぎのステップです。
フォアハンドをやりやすい状況に持っていく。
具体的に言うと、ランニングショットから始めましょうということ。
(別にフォアじゃなくても同じ考えでやれると思います)
昨日の、その1でも、ゴルフは止まって打つから難しいですよね
なんて書きました。
足を止めてボールを待っていると
胸はどきどき、頭は余計なことを考える、筋肉はゴリゴリ・・・
足が動いている状態、もしかしたら空を飛んでいる状態なら
筋肉が躍動していて、強張りようがない。
いったん空を飛ぶと思い切りが良くなる。
ついでに、一見難しいショットだから、ミスしても言い訳しやすい。
一見難しい、と書いたのは真っ赤なうそ
最後まで動くことにより完璧な位置決めができ
動くことによりタイミングも取りやすい
ランニングショットは上級者にとってもっとも楽なショットなんです。
これができたら、もっと近いショットも
ステップしながらか、ジャンプしながら打つようにする。
そこまで来たら、次はたぶん足を止めても打てると思います。
めでたしめでたし、なんですが
じつは、もうひとつ触れておきたいことがあるんです。
もう一度、 『イップスを克服する その3』 をやりますね。
まず、フォームを簡単にし、心の負担をなくす。
ここまでは昨日の話し。
もし暇な人がいたら、参考までに私のブログの一番最初の解説記事
09年5月6日のブログ、『フォアの引き方』 を見てください。
なにせ、ブログの1回目がフォアの引き方
私がいかにこのことにこだわっているかがわかると思います。
さらに暇な方は09年6月24日のブログ、『技術とメンタル』 も見ておいてください。
さて、つぎのステップです。
フォアハンドをやりやすい状況に持っていく。
具体的に言うと、ランニングショットから始めましょうということ。
(別にフォアじゃなくても同じ考えでやれると思います)
昨日の、その1でも、ゴルフは止まって打つから難しいですよね
なんて書きました。
足を止めてボールを待っていると
胸はどきどき、頭は余計なことを考える、筋肉はゴリゴリ・・・
足が動いている状態、もしかしたら空を飛んでいる状態なら
筋肉が躍動していて、強張りようがない。
いったん空を飛ぶと思い切りが良くなる。
ついでに、一見難しいショットだから、ミスしても言い訳しやすい。
一見難しい、と書いたのは真っ赤なうそ
最後まで動くことにより完璧な位置決めができ
動くことによりタイミングも取りやすい
ランニングショットは上級者にとってもっとも楽なショットなんです。
これができたら、もっと近いショットも
ステップしながらか、ジャンプしながら打つようにする。
そこまで来たら、次はたぶん足を止めても打てると思います。
めでたしめでたし、なんですが
じつは、もうひとつ触れておきたいことがあるんです。
もう一度、 『イップスを克服する その3』 をやりますね。
2010年08月09日
イップスを克服する その1
ヌーンさんから質問をいただきました。
コメントが長かったので少し削りました。
全部読みたい人はこちらへ。
松原コーチはテニスでイップスの方と会われたことがありますか?克服体験などを知っていたら教えていただきたいです!
ここ何年かフォアストロークやファアボレー,更には球出しすら練習のときから常にままならない状態になっています.
技術の問題と言われたらそれまでなのですが,以前はできていたことが急にできなくなってしまいました.練習や素振りで直そうにも体が意図しない動きをしてしまいどうにもなりません.
ネットでテニスのイップスについて調べていたら,アマチュアの方でも悩んでいる方がけっこういるようで,悩みを打ち明けていました.しかし,回答は良心的なものもあるのですが,ただ技術不足だとばっさり切り捨てられてしまっていることも多々あります.
テニスイップスについて知っていることがあれば教えてください.
よろしくお願いします.
投稿者 ヌーン 2010/08/08 15:37
私の答えです。
イップスというのはゴルフでよく聞きますよね。
ゴルフはボールが止まっているので反射的に打つわけにいかず
大変かもしれませんね。
テニスでは、昔はビビルといっていました。
ビビルは心の問題で、手まで症状が進めばイップスでしょうか?
さて、知り合いに、イップスの経験者がいるか?
それを克服した人がいるか? ですが
います。 私です。
19才のときから10年ほどその病気にかかっていました。
フォアにボールが来たとたんに、腕がゴリゴリ、がくがく
面の操作もままならずということもありましたから、イップスでしょうか?
10年後、コーチになったときに
フォアハンドグリップをセミウェスタンに
プロのようにインパクトの面を作ってそのまま引き・・・
とゆうふうに直し
安心して打てるようになったので
普段用にはほぼ克服しました。
試合ではまだ、大事なポイントになるとビビッて、というのを繰り返していたのですが
打ち方を直して1年くらいでしょうか、転機が訪れました。
大事な試合、大激戦の末に1stセット、セットポイントが来ました。
相手サーブで、30-40
後1点で取れる、とりあえずリターンを返して・・・
で、いつも取れないのがいつものパターン。
まてよ、自分のテニスを試してみよう。
自分のテニスは本物なのか?
このリターン、振り切ることができれば
もしもエラーしても、自分をほめてやろう、と考えたのです。
自分をほめることができ、ついでに1stセットもいただきました。
次のセットでも同じことがあり
2本のリターンエースで私の『フォアハンドビビリ人生』 は終わりを告げました。
目標をポイントを取ることではなく振り切るということにすりかえたのですが
このやり方は技術というよりメンタルのコントロールでしょうか。
さて、元に戻りますが
フォアハンドの場合、手の動きに自由度がありすぎ
その分、エラーの原因になります。
ヌーンさんもイップスになるショットに
フォアハンド側の技術ばかりあげていたと思います。
単に練習しろということではないのです。
なるべく、余計な操作をなくし
フォアを打つことによる心の負担を減らすべきだと思います。
これを直さない限りいくらメンタルトレーニングをしても無駄です。
そのため、打つ形で構え、引き
手首の操作、腕の捻りをしないで打つということを推奨しているのです。
まず、技術的な障害を取り除いてから
次の段階に進むべきだと思います。
そうすればゴリゴリ、がくがくでもそれなりのショットが打てます。
自信が出てくれば徐々に力みは抜けていくと思います。
まだお話しすることがあるのですが
とりあえず今日は私の体験談で終わることにして
のこりは次回に
『イップスを克服する その2』 をやろうと思います。
コメントが長かったので少し削りました。
全部読みたい人はこちらへ。
松原コーチはテニスでイップスの方と会われたことがありますか?克服体験などを知っていたら教えていただきたいです!
ここ何年かフォアストロークやファアボレー,更には球出しすら練習のときから常にままならない状態になっています.
技術の問題と言われたらそれまでなのですが,以前はできていたことが急にできなくなってしまいました.練習や素振りで直そうにも体が意図しない動きをしてしまいどうにもなりません.
ネットでテニスのイップスについて調べていたら,アマチュアの方でも悩んでいる方がけっこういるようで,悩みを打ち明けていました.しかし,回答は良心的なものもあるのですが,ただ技術不足だとばっさり切り捨てられてしまっていることも多々あります.
テニスイップスについて知っていることがあれば教えてください.
よろしくお願いします.
投稿者 ヌーン 2010/08/08 15:37
私の答えです。
イップスというのはゴルフでよく聞きますよね。
ゴルフはボールが止まっているので反射的に打つわけにいかず
大変かもしれませんね。
テニスでは、昔はビビルといっていました。
ビビルは心の問題で、手まで症状が進めばイップスでしょうか?
さて、知り合いに、イップスの経験者がいるか?
それを克服した人がいるか? ですが
います。 私です。
19才のときから10年ほどその病気にかかっていました。
フォアにボールが来たとたんに、腕がゴリゴリ、がくがく
面の操作もままならずということもありましたから、イップスでしょうか?
10年後、コーチになったときに
フォアハンドグリップをセミウェスタンに
プロのようにインパクトの面を作ってそのまま引き・・・
とゆうふうに直し
安心して打てるようになったので
普段用にはほぼ克服しました。
試合ではまだ、大事なポイントになるとビビッて、というのを繰り返していたのですが
打ち方を直して1年くらいでしょうか、転機が訪れました。
大事な試合、大激戦の末に1stセット、セットポイントが来ました。
相手サーブで、30-40
後1点で取れる、とりあえずリターンを返して・・・
で、いつも取れないのがいつものパターン。
まてよ、自分のテニスを試してみよう。
自分のテニスは本物なのか?
このリターン、振り切ることができれば
もしもエラーしても、自分をほめてやろう、と考えたのです。
自分をほめることができ、ついでに1stセットもいただきました。
次のセットでも同じことがあり
2本のリターンエースで私の『フォアハンドビビリ人生』 は終わりを告げました。
目標をポイントを取ることではなく振り切るということにすりかえたのですが
このやり方は技術というよりメンタルのコントロールでしょうか。
さて、元に戻りますが
フォアハンドの場合、手の動きに自由度がありすぎ
その分、エラーの原因になります。
ヌーンさんもイップスになるショットに
フォアハンド側の技術ばかりあげていたと思います。
単に練習しろということではないのです。
なるべく、余計な操作をなくし
フォアを打つことによる心の負担を減らすべきだと思います。
これを直さない限りいくらメンタルトレーニングをしても無駄です。
そのため、打つ形で構え、引き
手首の操作、腕の捻りをしないで打つということを推奨しているのです。
まず、技術的な障害を取り除いてから
次の段階に進むべきだと思います。
そうすればゴリゴリ、がくがくでもそれなりのショットが打てます。
自信が出てくれば徐々に力みは抜けていくと思います。
まだお話しすることがあるのですが
とりあえず今日は私の体験談で終わることにして
のこりは次回に
『イップスを克服する その2』 をやろうと思います。
2010年08月08日
今日は家具職人
うちのオクサン、腰痛になった。
柔らかいイスに座ると痛くなるということで
高級イスを安物イスに改造するよう頼まれていた。
昨夏のサイレントギター製作に続き、今年の夏休みの工作だ。
これが改造前の高級食堂イス。
座面が凹型になっているのがダメだそうで
平らな1枚板にしてくれとの注文。
木ネジ4本を外して座面を撤去。
ついでに邪魔な背もたれを低くする作業も。
エイっと、のこぎりでカットし、カンナをかけただけだが。
物置に落ちていた15mm厚くらいのベニヤ板をカット
平面を曲面用の枠につけるため、高さ調整の木っ端を取り付け
ありあわせの布をタッカーで取り付け。
布の用意とタッカーはオクサンが得意なので、その間私は読書。
借りる必要のないときに来るのが猫の手。
うちの 『ミュータン』 は 『新しい物好き』 なのだ。
とりあえず、完成。
背もたれカットのあとが切りっぱなしなので
いずれ塗装しなくてはならない。
早速 『新しい物好き』 が
うちにはもう1匹、『クーニャン』 という猫が居るのだが
これは食べ物にしか興味がない。
われわれの工作中、ひたすらお休み。
新しい? イスは猫にもオクサンにも、大変好評だった。
柔らかいイスに座ると痛くなるということで
高級イスを安物イスに改造するよう頼まれていた。
昨夏のサイレントギター製作に続き、今年の夏休みの工作だ。
これが改造前の高級食堂イス。
座面が凹型になっているのがダメだそうで
平らな1枚板にしてくれとの注文。
木ネジ4本を外して座面を撤去。
ついでに邪魔な背もたれを低くする作業も。
エイっと、のこぎりでカットし、カンナをかけただけだが。
物置に落ちていた15mm厚くらいのベニヤ板をカット
平面を曲面用の枠につけるため、高さ調整の木っ端を取り付け
ありあわせの布をタッカーで取り付け。
布の用意とタッカーはオクサンが得意なので、その間私は読書。
借りる必要のないときに来るのが猫の手。
うちの 『ミュータン』 は 『新しい物好き』 なのだ。
とりあえず、完成。
背もたれカットのあとが切りっぱなしなので
いずれ塗装しなくてはならない。
早速 『新しい物好き』 が
うちにはもう1匹、『クーニャン』 という猫が居るのだが
これは食べ物にしか興味がない。
われわれの工作中、ひたすらお休み。
新しい? イスは猫にもオクサンにも、大変好評だった。
2010年08月07日
技・体・心
最近こだわりすぎかなと思いつつ
『メンタル』 の話し。
『心・技・体』 普通はこう書く。
なんといっても精神が大切なので
スポーツのキャッチフレーズは心の字が最初に出てくる。
スポーツ関係者もスポーツにあこがれる人も
どうしてもスポーツを美しいもの気高いものと考えたい。
しかし心というものは
努力したり、苦労したり、いい先輩やコーチに会ったりして磨かれるもので
まず最初に心を磨く目的でスポーツを始めるわけではない。
テニスというのは楽しいスポーツで
誰でも取り掛かれるスポーツで、いくつになっても楽しめる。
それまでスポーツに無縁だった人でもはじめることが出来るのだ。
特別な体力や凄い精神力が無くてもはじめることが出来る。
勿論プロのテニスはそんなものではなく
これ以上に過酷なスポーツは他には無いと思う。
ナダルの体力は超人の域だし
あの集中力、精神力は人間離れしている。
では、そんな凄いスポーツのテニスをなぜ、誰にでも始められるのかというと
初心者のときは過酷にしようとしても出来ないからだ。
どこにボールが飛んでくるのかすら分からなければ
走りようがない。
打ち返すことが出来なければ、相手も打ちようがない。
ある程度打ち返せて、ラリーが続くようになったころには
いくらか体力もついてきて、少しは走れるようになる。
うちのスクールまで無事転ばずに到着できる程度の
体力と運動センスがありさえすればいいのだ。
これがテニスのいいところ。
技術的なハードルはやや高いが (うちのスクールに来れば大丈夫)
そのため、体力的なハードルを下げることが出来る。
バスケットボールやサッカーではそうはいかない。
(へぼでも全力疾走しなくてはならない)
テニスでは、技術と体力の順番
必要度としての順番は技術のほうが明らかに先なのだ。
で、体力と精神力の順番なのだが
体力がついて、それなりの勝負になって初めて
精神力の優劣が問題になってくる。
ボールが続くかどうかという時に精神力の話なんて考えてもしょうがない。
まあそんなわけで、テニスでは 『技・体・心』 なのだ。
テニスマンにとって心はどうでもいいわけではなく
テニスマン以前にマン、人間なので
最低限のマナーは必要だし
頑張って練習する為の精神力も必要なんだけれども
それ以上の精神力は後からついてくるもの。
まあ、とりあえずメンタルは考えないで
技の習得と体力増進に勤めませんか。
だからどうだって言われると・・・・・
『メンタル』 の話し。
『心・技・体』 普通はこう書く。
なんといっても精神が大切なので
スポーツのキャッチフレーズは心の字が最初に出てくる。
スポーツ関係者もスポーツにあこがれる人も
どうしてもスポーツを美しいもの気高いものと考えたい。
しかし心というものは
努力したり、苦労したり、いい先輩やコーチに会ったりして磨かれるもので
まず最初に心を磨く目的でスポーツを始めるわけではない。
テニスというのは楽しいスポーツで
誰でも取り掛かれるスポーツで、いくつになっても楽しめる。
それまでスポーツに無縁だった人でもはじめることが出来るのだ。
特別な体力や凄い精神力が無くてもはじめることが出来る。
勿論プロのテニスはそんなものではなく
これ以上に過酷なスポーツは他には無いと思う。
ナダルの体力は超人の域だし
あの集中力、精神力は人間離れしている。
では、そんな凄いスポーツのテニスをなぜ、誰にでも始められるのかというと
初心者のときは過酷にしようとしても出来ないからだ。
どこにボールが飛んでくるのかすら分からなければ
走りようがない。
打ち返すことが出来なければ、相手も打ちようがない。
ある程度打ち返せて、ラリーが続くようになったころには
いくらか体力もついてきて、少しは走れるようになる。
うちのスクールまで無事転ばずに到着できる程度の
体力と運動センスがありさえすればいいのだ。
これがテニスのいいところ。
技術的なハードルはやや高いが (うちのスクールに来れば大丈夫)
そのため、体力的なハードルを下げることが出来る。
バスケットボールやサッカーではそうはいかない。
(へぼでも全力疾走しなくてはならない)
テニスでは、技術と体力の順番
必要度としての順番は技術のほうが明らかに先なのだ。
で、体力と精神力の順番なのだが
体力がついて、それなりの勝負になって初めて
精神力の優劣が問題になってくる。
ボールが続くかどうかという時に精神力の話なんて考えてもしょうがない。
まあそんなわけで、テニスでは 『技・体・心』 なのだ。
テニスマンにとって心はどうでもいいわけではなく
テニスマン以前にマン、人間なので
最低限のマナーは必要だし
頑張って練習する為の精神力も必要なんだけれども
それ以上の精神力は後からついてくるもの。
まあ、とりあえずメンタルは考えないで
技の習得と体力増進に勤めませんか。
だからどうだって言われると・・・・・
2010年08月06日
うまくなるには?
『bowl』 さんから質問を頂きました。
テニスがもっと上手くなるにはどうすれば?
どんなラケットがいいのか?
ということだと思います。
コメントは長かったのでコピーしませんでした。
読みたい方はこちらへ。
私の答えです。
上手くなるには幾つか方法がありますので列挙します。
1、いっぱい練習と試合をやる。 (スクールでもクラブでも、友達とでも)
2、私のブログを読んで、実行する。
3、うちのクラブに入会する。
4、うちのスクールに入学する。
5、よっぽど暇だったら、松原コーチのプライベートレッスンを受ける。
細かいことを言えば
試合で使うために何が出来なくてはいけないのか? を考え
どのショットでも、目標と 『どこをどうするのか』 を
はっきり決めて練習するといいでしょう。
例えばフォアハンド
トップスピンをしっかり掛けて、狙えるようにする、とか
そのためにテイクバックをブログに書いてあったようにとか
バックハンドなら、ちゃんと返せるようにするなど。
まあとにかくいっぱいテニスすること。
次にラケットですが
発展途上の方は普通のラケットを使うのがいいと思います。
特殊な重さや特殊なストリングスは必要ないと思います。
ストロークもボレーもやるわけですから標準的なバランスを取れたもの
打ったときに自分なりの、ボールを捕まえた感じのあるもの。
後は自分がラケットになれて
それにあわせたテニスをするようになります。
ある程度レベルが上がり
プレーにこだわりが出てくれば
そのプレーにあったラケット選びになると思います。
私はフォアハンドの打ちやすい、振りやすいラケットです。
ファアハンドだけを考えてラケットを選びます。
他のショットのことは、よほど打ちにくくなければ考えません。
私の使っているのはこれ (たぶん3回目のお目見え)
ヨネックスの 『RDS-002TOUR』 UL-3
ウェットタイプのグリップテープを巻き
振動止めは無し
ストリングはヨネックスの 『ポリ・ツアーPRO125』
45ポンドくらいで張っています。
重さはこの状態で、330gくらいでしょうか。
打球時の感触が伝わってこないとさびしいので
振動止めは使ったことがありません。
かなり硬いラケットで、フルスウィングする人向きだと思います。
プロでは マリオ・アンチッチ が使っています。
一般の方、成長途上の男性に対する私のお勧めは
ヨネックスでは、『RDインパクトスピード 500 RDIS500』
日本製 24,150 安いでしょう。
面の大きさは、100平方インチで
癖のない、とても使いやすいラケットです。
しかも他のラケット2本買うお金で、3本買えるのです。
実は先日のヨネックスカップでおいでいただいた
『兼城悦子プロ』 も使っていました。
彼女はストロークもボレーも
まだまだ現役プロ並みのボールをびしびし打ち込んできます。
このラケットも、プロにも充分使える、質の高いラケットです。
テニスがもっと上手くなるにはどうすれば?
どんなラケットがいいのか?
ということだと思います。
コメントは長かったのでコピーしませんでした。
読みたい方はこちらへ。
私の答えです。
上手くなるには幾つか方法がありますので列挙します。
1、いっぱい練習と試合をやる。 (スクールでもクラブでも、友達とでも)
2、私のブログを読んで、実行する。
3、うちのクラブに入会する。
4、うちのスクールに入学する。
5、よっぽど暇だったら、松原コーチのプライベートレッスンを受ける。
細かいことを言えば
試合で使うために何が出来なくてはいけないのか? を考え
どのショットでも、目標と 『どこをどうするのか』 を
はっきり決めて練習するといいでしょう。
例えばフォアハンド
トップスピンをしっかり掛けて、狙えるようにする、とか
そのためにテイクバックをブログに書いてあったようにとか
バックハンドなら、ちゃんと返せるようにするなど。
まあとにかくいっぱいテニスすること。
次にラケットですが
発展途上の方は普通のラケットを使うのがいいと思います。
特殊な重さや特殊なストリングスは必要ないと思います。
ストロークもボレーもやるわけですから標準的なバランスを取れたもの
打ったときに自分なりの、ボールを捕まえた感じのあるもの。
後は自分がラケットになれて
それにあわせたテニスをするようになります。
ある程度レベルが上がり
プレーにこだわりが出てくれば
そのプレーにあったラケット選びになると思います。
私はフォアハンドの打ちやすい、振りやすいラケットです。
ファアハンドだけを考えてラケットを選びます。
他のショットのことは、よほど打ちにくくなければ考えません。
私の使っているのはこれ (たぶん3回目のお目見え)
ヨネックスの 『RDS-002TOUR』 UL-3
ウェットタイプのグリップテープを巻き
振動止めは無し
ストリングはヨネックスの 『ポリ・ツアーPRO125』
45ポンドくらいで張っています。
重さはこの状態で、330gくらいでしょうか。
打球時の感触が伝わってこないとさびしいので
振動止めは使ったことがありません。
かなり硬いラケットで、フルスウィングする人向きだと思います。
プロでは マリオ・アンチッチ が使っています。
一般の方、成長途上の男性に対する私のお勧めは
ヨネックスでは、『RDインパクトスピード 500 RDIS500』
日本製 24,150 安いでしょう。
面の大きさは、100平方インチで
癖のない、とても使いやすいラケットです。
しかも他のラケット2本買うお金で、3本買えるのです。
実は先日のヨネックスカップでおいでいただいた
『兼城悦子プロ』 も使っていました。
彼女はストロークもボレーも
まだまだ現役プロ並みのボールをびしびし打ち込んできます。
このラケットも、プロにも充分使える、質の高いラケットです。
2010年08月05日
アウトするかもしれないフォア
先日行われた大会の試合中での
2ndサーブをリターンで打ち込むシーン。
うちのクラブ、松原テニスクラブ印西の会員、Kさん
昨日、ご了解をいただいたので掲載します。
彼女はかなり強力なショットを打つのでこれもリターンから攻撃したところ。
このショットは入ったのだが、時々すっぽ抜けることがある。
一見、問題なさそうなこの写真?
実はこの形からだと
前腕が回内して、被せていかないと、インパクトで面が垂直にならない。
(ラケットが下がり、面がすでに垂直に近くなっている)
「じゃあ、回内して打てばいいじゃないか」 ということなのですが
問題は緊張すると回内の微妙なコントロールができないこと。
だから、肝心なポイントになるとエラーが出る。
それ以外は何の問題もないのだが、大問題。
肝心なポイントだと、ということでメンタルのせいになることが多いのだが
この技術的課題を持っている人は程度の差こそあれ、メンタルが強くてもエラーが出る。
じゃあどうすればいいのか?
最初から、回内しなくていい形にセットしておけば良い。
そのための打ち方をはずかしながら私の写真で。
最初の3枚で、腕の捻り(回内)を一切使っていないことに注目してほしい。
もちろん手首も固定しているので
腕に対しラケットヘッドが垂れ下がっていない。
ラケット面が後ろを向いて裏面が見えている。
ここで面が上向きの人が苦労の多い人。
(実はKさんも、ここで上向きになっていたのです。)
ラケット面が斜め下を向いている。
面がほぼ垂直にあたっている。
上体の左側に振りぬくため内旋、回内を使い腕を捻っている。
最上点だが、短いショットを打つため低くなっている。
「どうだ」 と叫んでいる。
それはうそですが、そうゆう雰囲気で振りぬけるといいです。
内緒ですが、心の中ではいつも叫んでます。
「どうだ」 と叫んでいると、試合のときでも姿勢が決まってほとんどエラーしません。
そういわれてみると背中が叫んでいるでしょう。
コーチの研修会などで見本をやるときはいつも叫んでいます。
先日、一人だけを相手に、見本を見せようとして
気楽に、叫ばずにやったらミスしたのは内緒です。
叫びさえすれば、緊張したほうがいいということかもしれません。
それで、シャラポワさん、叫ぶんでしょうか?
ところで、会員のKさん
昨日これを説明し (本人も悩んでましたので)
このブログの趣旨どおりにテイクバックを直してもらいました。
昨日中に、かなり安定するようになりました。
後は直す作業をしばらく継続することです。
癖になるまで練習して、初めて試合で安心して使える技術になるのです。
それは本人にしかできません。
ところで私の写真ですが
東戸塚松原テニススクールで馬込コーチに球出ししてもらい
7倍の高速度撮影のスロー動画から静止画として切り出しました。
何とか説明に使う程度にはなるようです。
(女性ファンに顔をアピールするにはちょっと・・・)
プロの技術の中にこそ真実が・・・
といっている私の話なので、本当はフェデラーにやってもらいたかったのですが
ギャラと時間の都合がつかず断念しました。
2ndサーブをリターンで打ち込むシーン。
うちのクラブ、松原テニスクラブ印西の会員、Kさん
昨日、ご了解をいただいたので掲載します。
彼女はかなり強力なショットを打つのでこれもリターンから攻撃したところ。
このショットは入ったのだが、時々すっぽ抜けることがある。
一見、問題なさそうなこの写真?
実はこの形からだと
前腕が回内して、被せていかないと、インパクトで面が垂直にならない。
(ラケットが下がり、面がすでに垂直に近くなっている)
「じゃあ、回内して打てばいいじゃないか」 ということなのですが
問題は緊張すると回内の微妙なコントロールができないこと。
だから、肝心なポイントになるとエラーが出る。
それ以外は何の問題もないのだが、大問題。
肝心なポイントだと、ということでメンタルのせいになることが多いのだが
この技術的課題を持っている人は程度の差こそあれ、メンタルが強くてもエラーが出る。
じゃあどうすればいいのか?
最初から、回内しなくていい形にセットしておけば良い。
そのための打ち方をはずかしながら私の写真で。
最初の3枚で、腕の捻り(回内)を一切使っていないことに注目してほしい。
もちろん手首も固定しているので
腕に対しラケットヘッドが垂れ下がっていない。
ラケット面が後ろを向いて裏面が見えている。
ここで面が上向きの人が苦労の多い人。
(実はKさんも、ここで上向きになっていたのです。)
ラケット面が斜め下を向いている。
面がほぼ垂直にあたっている。
上体の左側に振りぬくため内旋、回内を使い腕を捻っている。
最上点だが、短いショットを打つため低くなっている。
「どうだ」 と叫んでいる。
それはうそですが、そうゆう雰囲気で振りぬけるといいです。
内緒ですが、心の中ではいつも叫んでます。
「どうだ」 と叫んでいると、試合のときでも姿勢が決まってほとんどエラーしません。
そういわれてみると背中が叫んでいるでしょう。
コーチの研修会などで見本をやるときはいつも叫んでいます。
先日、一人だけを相手に、見本を見せようとして
気楽に、叫ばずにやったらミスしたのは内緒です。
叫びさえすれば、緊張したほうがいいということかもしれません。
それで、シャラポワさん、叫ぶんでしょうか?
ところで、会員のKさん
昨日これを説明し (本人も悩んでましたので)
このブログの趣旨どおりにテイクバックを直してもらいました。
昨日中に、かなり安定するようになりました。
後は直す作業をしばらく継続することです。
癖になるまで練習して、初めて試合で安心して使える技術になるのです。
それは本人にしかできません。
ところで私の写真ですが
東戸塚松原テニススクールで馬込コーチに球出ししてもらい
7倍の高速度撮影のスロー動画から静止画として切り出しました。
何とか説明に使う程度にはなるようです。
(女性ファンに顔をアピールするにはちょっと・・・)
プロの技術の中にこそ真実が・・・
といっている私の話なので、本当はフェデラーにやってもらいたかったのですが
ギャラと時間の都合がつかず断念しました。
2010年08月04日
日本人はメンタルが弱い?
日本人は精神力のせいにするのが好きです。
テニスでもうまくできなくなるとメンタルだと思う人が多い。
昔、大日本帝国陸軍は日本人の大和魂を持ってすれば
竹やりでも機関銃に対抗しうると考えたそうです。
「無理です」 なんて言おうものなら
「お前は精神力がナットラン」 としかられるのがパターンだったようです。
もちろん、ゲリラ戦でもやればそんなこともあるかもしれません。
しかし、見通しのいい、ただっ広い広場で戦えば必ず機関銃が勝ちます。
現代の広場、テニスコートにおける戦いでも同じです。
120km/hのスピンの効いたストロークをコントロール良く打ち出すラケットと
当てて返るだけのラケットが戦えば
結果は考えてみる必要もありません。
いくら精神力があっても無駄です。
精神力、今流に言うと 『メンタル』 を鍛える前にいいラケットを探したほうがいい。
相手よりいいサーブを打ち込み
ストロークで相手を追い込み
相手ボールが浅くなったら、しっかり決める。
そんなラケットを探す
これで楽勝です。
これができないで、 『メンタル』 がといっても ・・・
肝心な試合の肝心なポイントで
自分自身を信じきって、決め球を放つ。
それをナダルに拾われ、逆襲されても
「たまにはそうゆうこともある。 次は決める」
と思える人はメンタルが強い。
そこで自分自身を信じきれなくなって崩れていく人が
メンタルが弱いということではないでしょうか。
「肝心な試合の肝心なポイントで決め球を放つ」 とき
怖くて打てないのは、または腕が縮んでエラーしちゃうのは
ただ、ヘボなだけではないでしょうか。
メンタルを云々する暇があったら練習する。
がんばって、しっかり実力をつければ
メンタルも強くなっている自分に気がつくでしょう。
じゃあどこに行ったらさっきのすごいラケット手に入りますと考えたあなた。
そんなのは売ってないらしいですが
どうやったらラケットをそんな風に使うのかだけは
私が教えられますから聞いてください。
テニスでもうまくできなくなるとメンタルだと思う人が多い。
昔、大日本帝国陸軍は日本人の大和魂を持ってすれば
竹やりでも機関銃に対抗しうると考えたそうです。
「無理です」 なんて言おうものなら
「お前は精神力がナットラン」 としかられるのがパターンだったようです。
もちろん、ゲリラ戦でもやればそんなこともあるかもしれません。
しかし、見通しのいい、ただっ広い広場で戦えば必ず機関銃が勝ちます。
現代の広場、テニスコートにおける戦いでも同じです。
120km/hのスピンの効いたストロークをコントロール良く打ち出すラケットと
当てて返るだけのラケットが戦えば
結果は考えてみる必要もありません。
いくら精神力があっても無駄です。
精神力、今流に言うと 『メンタル』 を鍛える前にいいラケットを探したほうがいい。
相手よりいいサーブを打ち込み
ストロークで相手を追い込み
相手ボールが浅くなったら、しっかり決める。
そんなラケットを探す
これで楽勝です。
これができないで、 『メンタル』 がといっても ・・・
肝心な試合の肝心なポイントで
自分自身を信じきって、決め球を放つ。
それをナダルに拾われ、逆襲されても
「たまにはそうゆうこともある。 次は決める」
と思える人はメンタルが強い。
そこで自分自身を信じきれなくなって崩れていく人が
メンタルが弱いということではないでしょうか。
「肝心な試合の肝心なポイントで決め球を放つ」 とき
怖くて打てないのは、または腕が縮んでエラーしちゃうのは
ただ、ヘボなだけではないでしょうか。
メンタルを云々する暇があったら練習する。
がんばって、しっかり実力をつければ
メンタルも強くなっている自分に気がつくでしょう。
じゃあどこに行ったらさっきのすごいラケット手に入りますと考えたあなた。
そんなのは売ってないらしいですが
どうやったらラケットをそんな風に使うのかだけは
私が教えられますから聞いてください。
2010年08月03日
テニス発達の過程
『さくら』 さんから質問をいただきました。
ほぼ同じ内容で2通いただきました。
以下がそのコメントの全文です。
子どもの試合での事です。格上の選手に何度か勝ったりして、自信を持ち始めていたのですが、最近、格上の選手に序盤リードしながら惜敗の試合が続いています。本人は「どうやって勝っていたのか、勝ち方がわからない」と意欲喪失しています。メンタルでしょう。
「いつも通り」という、抽象的ではなく、具象的な話しをしてやりたいのですが、何かお気付きの一言でも頂けないでしょうか。文字制限がなければ、もっと詳細に書きたいのですが。
投稿者 さくら 2010/08/02 11:10
私の答えです。
コメントに文字制限があるのかどうかはよくわかりません。
ただ、時々、健全な青少年には見せられないような卑猥なコメントが入りますので
私の許可がないと表示されない設定になっていますので
ご了承ください。
昔それ以外は必ず出しますと宣言しましたので
さくらさんのコメント2通、微妙に文章が違っていましたので
両方出しちゃいました。
ご了承願います。
さて、お子さんの件。
たぶん、メンタルは関係ないでしょう。
年齢も経験年数もわからないので、一般論で書きます。
子供たちが上達し、試合をするようになると
テニスのゲームについて、その性質に最初に気づいた子が勝つようになります。
それはエラーしなければ勝つということです。
ゆるいボールで続ければほとんどのポイントが取れるでしょう。
次にほかの子もそれに気づいてつなぎ始めます。
そうするとバランスの崩れない子が勝つようになります。
バランスが崩れないとは、走っても打てるとか
相手コースが少しは読めるといったところでしょうか。
そして難しい体制でも返球だけはできる。
この辺まで、10歳以下とか、12歳以下といった年齢でしょうか?
もちろん、高校生でもお互いにテニスを始めたばかり同士ならこうなります。
ボールあしらいがうまく、ゆるくても確実に打てる子がチャンピオンです。
この段階ではどうやって勝っているかあまり意識はないと思います。
相手が勝手にこけるだけですから。
次に、ただつなぐだけだとお互いにエラーしなくなります。
そうすると気の利いた子はエラーさせるよう
バックにボールを送ったり、走らせたりといった作戦です。
この辺でも、相手をこけさせるやり方ですから
作戦というほどの意識はないかもしれません。
小手先で返すだけでもいいから
やはりボールあしらいのうまいセンスのいい子が勝ちます。
さて次の段階、14歳以下か16歳以下
高校で始めたのなら、2,3年生になると
それなりのパワーで打てるようになってきます。。
男の子なら、トップスピンをかけてフルスウィングする子も出てきます。
チャンスボールをしっかり決めるようになると
この子達が次のチャンピオンになります。
もう少しへぼなときはしっかり打つ子は必ず負ける子だったのですが
この段階になると、しっかり打てる子が勝てる子になってくるのです。
この子達はポイントのとり方を知っています。
試合序盤、まだペースがつかめないうちはもたつくかもしれませんが
ある程度たってペースをつかんでくるとエラーも減ってきます。
いいサーブを入れて主導権を確保
ストロークで圧力をかけ、浅いボールを打たせ
決める。
一般的にはこんな感じでしょうか。
ちょっと気になるのは
「どうやって勝っていたのか、勝ち方がわからない」 ということ
ふだん、どうゆう練習をするのでしょうか?
勝つために、ショットを磨き、走れるようにするのです。
相手を追い込むショットを練習するのです。
決め球を打つ練習をするのです。
勝つパターンを考え、それに必要な技を練習するべきなんです。
そして、それを試合で試す。
また足りない部分を練習する。
その繰り返しではないでしょうか。
いっぱいストローク練習をする
死ぬほどサーブ練習する
ではないのです。
いっぱい練習すればご褒美で、神様が勝たしてくれるわけではありません。
勝ち方がわからないなら、プロの試合を見たらどうでしょう。
自分もこんな風になりたいと思うプロがいるのではないでしょうか。
まずはコピーしちゃったらどうでしょう。
ほぼ同じ内容で2通いただきました。
以下がそのコメントの全文です。
子どもの試合での事です。格上の選手に何度か勝ったりして、自信を持ち始めていたのですが、最近、格上の選手に序盤リードしながら惜敗の試合が続いています。本人は「どうやって勝っていたのか、勝ち方がわからない」と意欲喪失しています。メンタルでしょう。
「いつも通り」という、抽象的ではなく、具象的な話しをしてやりたいのですが、何かお気付きの一言でも頂けないでしょうか。文字制限がなければ、もっと詳細に書きたいのですが。
投稿者 さくら 2010/08/02 11:10
私の答えです。
コメントに文字制限があるのかどうかはよくわかりません。
ただ、時々、健全な青少年には見せられないような卑猥なコメントが入りますので
私の許可がないと表示されない設定になっていますので
ご了承ください。
昔それ以外は必ず出しますと宣言しましたので
さくらさんのコメント2通、微妙に文章が違っていましたので
両方出しちゃいました。
ご了承願います。
さて、お子さんの件。
たぶん、メンタルは関係ないでしょう。
年齢も経験年数もわからないので、一般論で書きます。
子供たちが上達し、試合をするようになると
テニスのゲームについて、その性質に最初に気づいた子が勝つようになります。
それはエラーしなければ勝つということです。
ゆるいボールで続ければほとんどのポイントが取れるでしょう。
次にほかの子もそれに気づいてつなぎ始めます。
そうするとバランスの崩れない子が勝つようになります。
バランスが崩れないとは、走っても打てるとか
相手コースが少しは読めるといったところでしょうか。
そして難しい体制でも返球だけはできる。
この辺まで、10歳以下とか、12歳以下といった年齢でしょうか?
もちろん、高校生でもお互いにテニスを始めたばかり同士ならこうなります。
ボールあしらいがうまく、ゆるくても確実に打てる子がチャンピオンです。
この段階ではどうやって勝っているかあまり意識はないと思います。
相手が勝手にこけるだけですから。
次に、ただつなぐだけだとお互いにエラーしなくなります。
そうすると気の利いた子はエラーさせるよう
バックにボールを送ったり、走らせたりといった作戦です。
この辺でも、相手をこけさせるやり方ですから
作戦というほどの意識はないかもしれません。
小手先で返すだけでもいいから
やはりボールあしらいのうまいセンスのいい子が勝ちます。
さて次の段階、14歳以下か16歳以下
高校で始めたのなら、2,3年生になると
それなりのパワーで打てるようになってきます。。
男の子なら、トップスピンをかけてフルスウィングする子も出てきます。
チャンスボールをしっかり決めるようになると
この子達が次のチャンピオンになります。
もう少しへぼなときはしっかり打つ子は必ず負ける子だったのですが
この段階になると、しっかり打てる子が勝てる子になってくるのです。
この子達はポイントのとり方を知っています。
試合序盤、まだペースがつかめないうちはもたつくかもしれませんが
ある程度たってペースをつかんでくるとエラーも減ってきます。
いいサーブを入れて主導権を確保
ストロークで圧力をかけ、浅いボールを打たせ
決める。
一般的にはこんな感じでしょうか。
ちょっと気になるのは
「どうやって勝っていたのか、勝ち方がわからない」 ということ
ふだん、どうゆう練習をするのでしょうか?
勝つために、ショットを磨き、走れるようにするのです。
相手を追い込むショットを練習するのです。
決め球を打つ練習をするのです。
勝つパターンを考え、それに必要な技を練習するべきなんです。
そして、それを試合で試す。
また足りない部分を練習する。
その繰り返しではないでしょうか。
いっぱいストローク練習をする
死ぬほどサーブ練習する
ではないのです。
いっぱい練習すればご褒美で、神様が勝たしてくれるわけではありません。
勝ち方がわからないなら、プロの試合を見たらどうでしょう。
自分もこんな風になりたいと思うプロがいるのではないでしょうか。
まずはコピーしちゃったらどうでしょう。
2010年08月02日
ヨネックスカップ千葉県大会
ヨネックスレディースチャレンジカップ2010千葉県大会
(長いなあ・・・)が
松原テニスクラブ印西で開催された。
昨年はうちの 『トミーフットサル松戸 テニススクール』
栗原・島田ペアーが優勝したが今年は?
全員集合し開会式の後、集合写真。
早速試合開始、暑い中、熱戦が
4ペアーづつのリーグ戦と各グループ1位による8組の決勝トーナメント。
上の2枚はたまたま同じヨネックスのウェアーだが、違うペアーの写真。
予選リーグ終了後
ヨネックス アドバイザリースタッフの兼城悦子プロが来場し
参加者にクリニックを開いてくれた。
当クラブには3回目となる、元世界ランク26位
旧姓 井上悦子プロ、あのエッチャンだ。
今回はダブルスの実践的な動きとボレーのクリニック。
印象的だったアドバイスは
「時にはファーストボレー後も思い切ってネットへつめる。
それを見たパートナーが後ろを気にすればいい。」
後で気がついたのだが
準優勝ペアーがリードしていたとき
優勝ペアーが逆転し始めてから、それを実践していたのだ。
クリニック終了後にはベストドレッサー賞の発表が
うちのクラブ所属、河村・北山ペアー。
なんと、エッチャンと同じ赤のウェアーで統一。
エッチャンから賞品が渡された。
エッチャンにはうちの未来のエースたちからアイスの授与。
試合のほうは決勝トーナメント3試合を全て 7-5 で逆転
大竹・永田ペアーが優勝し、賞品と全国大会出場をゲット。
特に決勝戦では、思い切ってネット際につめるプレーなどで
細田・上條ペアーに 1-5 からの大逆転
後半、見事な攻撃テニスが光った。
ほかの出場者の皆さんもだんだんレベルが上がり
つなぐだけの消極的なプレーでは勝ち進めなくなってきたようだ。
今日は暑い中、選手の皆さん、いいプレーをありがとう。
お母さんを待ってくれていた、未来のエースたち、ありがとう。
運営に当たってくれた、松本コーチ、土門支配人、ありがとう。
ヨネックスのスタッフの皆さん
はるばる指導に来てくれた
兼城悦子プロ、本当にありがとうございました。
皆さんぜひまた、うちのクラブに来てください。
(長いなあ・・・)が
松原テニスクラブ印西で開催された。
昨年はうちの 『トミーフットサル松戸 テニススクール』
栗原・島田ペアーが優勝したが今年は?
全員集合し開会式の後、集合写真。
早速試合開始、暑い中、熱戦が
4ペアーづつのリーグ戦と各グループ1位による8組の決勝トーナメント。
上の2枚はたまたま同じヨネックスのウェアーだが、違うペアーの写真。
予選リーグ終了後
ヨネックス アドバイザリースタッフの兼城悦子プロが来場し
参加者にクリニックを開いてくれた。
当クラブには3回目となる、元世界ランク26位
旧姓 井上悦子プロ、あのエッチャンだ。
今回はダブルスの実践的な動きとボレーのクリニック。
印象的だったアドバイスは
「時にはファーストボレー後も思い切ってネットへつめる。
それを見たパートナーが後ろを気にすればいい。」
後で気がついたのだが
準優勝ペアーがリードしていたとき
優勝ペアーが逆転し始めてから、それを実践していたのだ。
クリニック終了後にはベストドレッサー賞の発表が
うちのクラブ所属、河村・北山ペアー。
なんと、エッチャンと同じ赤のウェアーで統一。
エッチャンから賞品が渡された。
エッチャンにはうちの未来のエースたちからアイスの授与。
試合のほうは決勝トーナメント3試合を全て 7-5 で逆転
大竹・永田ペアーが優勝し、賞品と全国大会出場をゲット。
特に決勝戦では、思い切ってネット際につめるプレーなどで
細田・上條ペアーに 1-5 からの大逆転
後半、見事な攻撃テニスが光った。
ほかの出場者の皆さんもだんだんレベルが上がり
つなぐだけの消極的なプレーでは勝ち進めなくなってきたようだ。
今日は暑い中、選手の皆さん、いいプレーをありがとう。
お母さんを待ってくれていた、未来のエースたち、ありがとう。
運営に当たってくれた、松本コーチ、土門支配人、ありがとう。
ヨネックスのスタッフの皆さん
はるばる指導に来てくれた
兼城悦子プロ、本当にありがとうございました。
皆さんぜひまた、うちのクラブに来てください。
2010年08月01日
サーブインパクトの姿勢
『うそほんと』 さんから質問をいただきました。
フラットサーブのインパクトでの姿勢です。
以下がそのコメント全文です。
お言葉に甘えてまた質問させて頂きます。
フェデラーのサーブを見て思ったのですが
これがその連続写真です。
斜めから見たフラットサーブの⑪辺り
サーブを打つ時、体を伸ばしきるとこの形にならないと思うのですが…。
他のプロを見ても様々な形ですが、この内部意識は持っているのでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/07/31 12:54
私の答えです。
10コマ目と11コマ目の間にインパクトがあると思います。
10コマ目のインパクト直前に身体は充分に高い打点で取れる形になっているように思います。
両肩を結んだ線が縦になるので
当然、上体は傾いています。
腰も上体も、膝も肘も若干の余裕を残しながら
ほぼ伸ばしきります。 (ほぼ、です)
サンプラスの肘が曲がっているのは有名ですよね。
その若干の余裕が
身体をしなやかにしかもパワフルに使いながら
障害も防いでいるのだと思います。
それがインパクト直後、11コマ目の
少し縮んだ様なしぐさとなって見えるのではないでしょうか。
サーブは内旋を使ってインパクトを迎えます。
その動作は腕を縮めていくような方向です。
ですから身体全体も少し縮んでいくような迎え方なのかもしれません。
サーブじゃなくて、打点を後ろにとった
ジャンピングスマッシュをイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。
ところで
本人がどう思ってこの形を作っているのかといいますと
(これは技術論でいう内部意識ではなく、本当にどう思ったかという話)
最大限の高い打点から、 (しっかり伸ばして)
最大パワーで
ぶったたいた、と思っているだろうと推測しています。
もちろんフェデラー本人に聞いたわけではないので
「次はフラットだ、クラエーッ」
が真実かもしれません。
サーブに限らず、このインパクトの瞬間の形などは
練習や試合の試行錯誤から身についたものですので
本人の意識とその形とはかなり違っている場合も多いと思います。
フラットサーブのインパクトでの姿勢です。
以下がそのコメント全文です。
お言葉に甘えてまた質問させて頂きます。
フェデラーのサーブを見て思ったのですが
これがその連続写真です。
斜めから見たフラットサーブの⑪辺り
サーブを打つ時、体を伸ばしきるとこの形にならないと思うのですが…。
他のプロを見ても様々な形ですが、この内部意識は持っているのでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/07/31 12:54
私の答えです。
10コマ目と11コマ目の間にインパクトがあると思います。
10コマ目のインパクト直前に身体は充分に高い打点で取れる形になっているように思います。
両肩を結んだ線が縦になるので
当然、上体は傾いています。
腰も上体も、膝も肘も若干の余裕を残しながら
ほぼ伸ばしきります。 (ほぼ、です)
サンプラスの肘が曲がっているのは有名ですよね。
その若干の余裕が
身体をしなやかにしかもパワフルに使いながら
障害も防いでいるのだと思います。
それがインパクト直後、11コマ目の
少し縮んだ様なしぐさとなって見えるのではないでしょうか。
サーブは内旋を使ってインパクトを迎えます。
その動作は腕を縮めていくような方向です。
ですから身体全体も少し縮んでいくような迎え方なのかもしれません。
サーブじゃなくて、打点を後ろにとった
ジャンピングスマッシュをイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。
ところで
本人がどう思ってこの形を作っているのかといいますと
(これは技術論でいう内部意識ではなく、本当にどう思ったかという話)
最大限の高い打点から、 (しっかり伸ばして)
最大パワーで
ぶったたいた、と思っているだろうと推測しています。
もちろんフェデラー本人に聞いたわけではないので
「次はフラットだ、クラエーッ」
が真実かもしれません。
サーブに限らず、このインパクトの瞬間の形などは
練習や試合の試行錯誤から身についたものですので
本人の意識とその形とはかなり違っている場合も多いと思います。