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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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アトムさん、tuku…
松原コーチ 10/15 18:57
回答ありがとうござい…
フランカー 10/15 18:30
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雪やサービスダッシュの都合や

イヤー、雪です
いっぱい降りました。

東戸塚は7cmくらいの積雪でしょうか

東戸塚は雪


横浜は坂道が多いので
つるつる滑って上がれない車がいました。

べたついている雪のせいか
街路樹はきれいになっちゃいました。

街路樹にも


雪が降るとなぜか白黒写真になっちゃいますね。


駐車場も雪だらけ。

サファリ


車は元々白黒。




ラケット赤 さて、昨日のサービスダッシュの話しを蒸し返し。

松原さんの場合です。

若いころ
フォアハンドはイースタン、なさけないフラット
バックはスライスのみ
スマッシュが一番の得意で
もちろんサービスダッシュでした。

そのころは、ミックスでも前に行き
パートナーの上もカバーしていました
というか、カバーできました。

ストロークをトップスピンに変えてからもしばらくは
サーブアンドボレーでしたが
あるとき、ふと気づきました。

パートナーの上をカバーできない。  あれー?

ミックスはベースラインにいることにしました。


あるときまたまた、気づきました。
自分の上も危ない。  怖~い

男子ダブルスでもベースラインにいることにしたのです。


そして、最近、ここ1年くらいですが
先にネットをとられて
ブレークされることが多くなり
時々は、サーブアンドボレーをするようになりました。
パートナーがスマッシュできる場合が前提ですが。


私の場合は
サーブ・アンド・ストロークか
サーブ・アプローチ・アンド・ボレーのほうが
ましみたいですが。

よっぽど、サーブが錆びついてきたのでしょうね。  うるせー


私の場合は
どのショットも一通り出来ますし
決めるボレーがないわけでもないので
やはり、サーブ力、スマッシュ力の問題が一番大きいようです。  ワハハ



日記 | 投稿者 松原コーチ 19:46 | コメント(1)| トラックバック(0)

サービスダッシュすべきか?

『りょうすけ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいています。
早速ですが、ダブルス時のサービスダッシュについて疑問に思うことがあります。
私はストロークが好きで(ボレーが苦手で)、サーブを打った後も前に出ません。
”ダブルスは絶対にダッシュすべきだ”と同じクラブの方にアドバイスされるのですが、
前に出たほうがポイントを落とすことが多いのです。
後ろにステイしていれば相手が前につめて来ます。そうすればストロークを足元やセンターに持っていくことができ、ポイントを取れることが多いです。
ダブルスにおけるサービスダッシュの優位性についてよろしくお願いします。

投稿者 りょうすけ 2012/02/28 14:30



私の答えです。

何年か前のデビスカップの話し。

日本とチリが対戦しました。
日本のダブルスは鈴木・岩淵
ジャパンオープン優勝ペアーです。

チリはその前のアテネオリンピック
単複金メダルのマスー・ゴンザレス。
ゴンザレスのフォアは世界一の威力といわれています。
二人とも鬼のストローカー。

日本はサービスダッシュ。
チリは雁行陣主体。

日本ペアーは足元にリターンを叩き込まれ
返すところをポーチされ
ぼこぼこにやられたそうです。


その後、チリはアメリカに挑戦
アメリカのダブルスは、ブライアン兄弟。

ブライアン兄弟


アメリカのサーブアンドボレーで
ぼこぼこにやられたそうです。


完璧な、矛と盾の戦いを考えると

上手いボレーヤーがいいアプローチで
ネットへ出たらストロークに勝てると思います。

ストローク側が少しでも余裕のある場合は
鬼のようなショットでボレーヤーを吹っ飛ばすと思います。


ようはサーブしだいということになります。


昔は、今ほどストロークがすごくなかったので
ネットへ付いてしまえば
ボレーヤーが有利でした。

今は、相対的に、ストローカーがかなり有利になっています。

ナダルが向こうにいるとすると
ネットへ行く気になりますか?  怖~い


それと、ボレーが下手だったら?

何をしに行くのですか?   悪だくみ


しかし相手のストロークがヘボ
自分がボレー、スマッシュが上手いなら
ネットへ行ったほうが
圧倒的に有利です。

ポーチ


まあ、サーブしだいですね。

いやボレーしだい?

ストロークしだい?

スマッシュしだいかも?



最近は男子プロも

スペインやアルゼンチンの人はステイバック。

アメリカ人はサーブアンドボレーのようですよ。



だんだん判らなくなってきました。

いつの時代も、矛と盾の話は難しいのです。  ワハハ



試合等 | 投稿者 松原コーチ 19:11 | コメント(2)| トラックバック(0)

ナダル打ちは

『makotasu』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ こんにちは。

今日はフォアハンドのタイミングについて、コーチのご意見をお聞かせください。私はどうもフォアハンドのテイクバックのタイミングが遅く、振り遅れがちです。まあ、その点は別途、頑張るとして、遅れた場合は例のナダル打ちで何とか対処しようとしています。

ところで、そのナダル打ちの判断基準、つまり、どこから振り遅れたかと判断するかなのですが、私はテイクバック時に左肩(右打ちの場合)を十分に入れられなかった時です。これは、体が開いたまま、ナダル打ちでない通常打ちをすると、かなりオーバーのエラーの確率が増えるからです。

この点、コーチのご意見はいかがでしょうか?よろしければ、ご意見をお聞かせください。
今回もどうぞ、よろしくお願い致します。

投稿者 makotasu 2012/02/25 23:55





私の答えです。

スマイル フォアのテイクバック、そのタイミングについては
ご質問の前の日、2月24日の
もう1つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』

で、みっちりやったばかりですので
是非そちらを見てください。



さて、ナダル打ちですが。

確信犯


間に合わなかった時、振り遅れそうなときの
緊急避難的に考えているようですね。


もちろんそれも大切な一部なのですが

たぶんナダルは
振り遅れたときに使っているのではないと思います。

より回転量を多くするためや
打点を後にするために
わざと、確信犯的に使っているのだと思います。

振り遅れちゃった
打点が違っちゃった

なんてことが、世界の1位や2位の人に
そう頻繁にあるとは思えません。


ですからまずは、振り遅れないように
引き始めのタイミングをしっかり早めに取れるように
基本的な部分を直すべきだと思います。

ナダル打ちは回転量がどうしても増えますので
安全性が高まりますが
その分スピードはどうしても落ちがちです。

このスピードの落ちをナダルはパワーで補っています。

錦織も頻繁にナダル打ちを使いますが
ナダル打ちでエース連発とは行かないようです。


ちょっと気になったのは
通常の打ち方で
身体を開いたままで打つとアウトするという点。

これはテイクバックの面が
しっかり下を向いていないからではないでしょうか。

後ろに引いたときに面は後ろを向いていますか?

ちゃんと引けていれば
上体が回らなくてもいいはずです。

リターンエースはそうやって取ることが多いと思います。


たしかにナダル打ちにすれば
スウィングスピードが回転に取られる分
アウトしにくくなります。

でも、それだけでは
アバウトなコントロールしか出せないかもしれませんよ。



最後にどこで振り遅れたと判断するか?
ですが

振りはじめた後では間に合わないと思います。


まさに振り出そうとした瞬間
よりはちょっと前。

テイクバックの途中で
振り遅れるな、と感じたら、でしょうか。


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:58 | コメント(2)| トラックバック(0)

リターンは高めに構えて

先日、水曜日に松原テニスクラブ印西
ウルトラお姉さんグループとプレーした時のこと。

Tさんのリターンが少し不安定で
若干波打っているように見える。

思ったよりも高い打点になった時にその傾向が強いようだ。

バウンドが高くなった時と低くなった時
「どちらが困ります?」 と聞くと

即座に、「高いのは困る、低いのはどうにでもなる」
とのこと。

「じゃあ、高めに構えたらどうですか」
ということで納得。

ついでに上体や腕をしっかり固定することをアドバイス。


練習では見事に決まる。

試合ではまだ不安そうだが
くせになるまでは、それは仕方のないこと。

かなり、安定のきっかけをつかんだようだ。  ナイス!


このアドバイスの話は、もう一つのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』
 で詳しく説明した。

結構面白い話になったと思うので、ぜひ覗いてみて欲しい。 叫び

今日は無料の設定になっているので
気楽に入場してください。


そうそう、『上体や腕をしっかり固定する』 話も

先行して、23日の同じブログで紹介
した。

暇な人はぜひ読み返しといてください。  叫び



この日は、ファーストボレーのアドバイスも。

これも良かった。


こちらはまた、いずれ紹介しよう。  スマイル



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 19:12 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアハンド、バック?

『時々左利きのO』 さんから質問をいただきました。

私の答えによっては
『いつも両利きのOさん』 に変わるかもしれませんね。 悪だくみ

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも楽しく拝見しています。漫画の世界のような、突飛な質問で恐縮です。

トッププロでは、ラケットを持ち替えて左右両方とも強烈な片手フォアハンドを打つ人が何故いないのでしょうか? 元々左利きのクルム伊達さんやシャラポワは、追い込まれた時に緊急避難的に左手1本で返球する映像を見たことはありますが、積極的に左手フォアを使うのを見たことがありません。
例外的には、かつて左右両方でサーブが出来て、全てのショットが左右で出来るルーク・ジェンセンという強者もいたそうですが・・?

左右両方とも片手フォアだと、リーチが長くなり有利になるような気がしますが、何故テニス界で大成する人は少ないのでしょうか?

普段はグリップエンドを利き手で握っているので、ラケットを持ち替えて利き手でない側のフォアを打つ場合、ラケットの到達範囲が握り拳1個分短くなることから、実質的にリーチは長くなっていないのでしょうか?
また、持ち替えに多少時間がかかることから、実戦向きではないのでしょうか?

私のテニスがこれから大成するとは露ほども思いませんが、時々左手を使う身として前々から興味のあった素朴な疑問です。長文なのに中身のない質問なので、超お暇なときで結構ですのでよろしくお願いします。それからR34で颯爽と現れる松原コーチを楽しみにしています。
     
投稿者 時々左利きのO 2012/02/23 19:42






私の答えです。

スマイル 両方フォア、めったに見ないのは、単にやらないからだと思います。

私は人間に4種類いると思っています。


純粋な右利き。

不純な右利き

純粋な左利き

不純な左利き


純粋な、というのは利き腕以外がまったく不器用な人です。
この人には、片手フォアと片手バックのセットを奨めます。

不純なというのは
利き腕以外もそこそこ使える人です。

この人は両手打ちでも、片手打ちでも
もちろん両方フォアでもありでしょう。

たぶん、私や、Oさんは、不純な右利きです。


左利きの伊達さんなどは
右手で世界レベル。
そこそこの域をはるかに超えていますが。

そうしてみるとあの人は、両方フォアなのかもしれません。

左の両手フォアに、バック側は右腕1本で。


森田あゆみ、という選手がいます。

両方両手打ち。
両方フォアかと思うとちょっと違う。

見るからに右利きで
右側は両手打ちのフォアハンド。
左側は両手打ちのバックハンドです。

フォアは全身の回転を使ってのびのび打ちますし
バックはちょっと窮屈そうです。


この人のテニスが参考になると思います。
左右同じに見えても
どちらかが主、どちらかが従なのです。

大抵の選手が心の中では
フォアを中心に試合を組み立てていると思います。
そして、バックでどう守るか。

あのナダルフェデラーでも
バックのボールに回り込んでフォアを使います。
フォアハンドのほうが、威力があるためなのですが

たぶん頭の中もフォアハンド人間になっていると思います。 びっくり


右側がフォアで
バック側を片手打ちの人も、両手打ちの人も
左打ちの人も、いていいのではないでしょうか。


両方フォアでもいいのですが
真ん中に来た時に
両手がけんかしたらどうします?


判ったようなことを書きましたが
4種類の人間、いやもっと色々な人がいるわけですので
何でもありというのがほんとかもしれませんね。

左側のフォア、大いにありだと思います。  ナイス!


そうそう、持ち替えですが
両方両手の選手は平気で両手を入れ替えます。
もちろん長く持てます。

どうやってやるか本人も知らない場合が多いのですが。

こんど内緒で教えますね。




車 車のお話もありがとうございます。

R34まだ来ない

来ないんですよね
あの、R246沿いのお店
売る時には、うちは2週間で納車です
と言っていたんですけど。

古い車なんですが
3週間も磨いたら
ピッカピカになっているかもしれません。

早く颯爽と登場したいものです。  ワハハ


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 20:11 | コメント(1)| トラックバック(0)

スピンサーブの手首は固定

『龍之介』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんにちは。

スピンサーブについて質問なのですが、

ボールにラケットが当たる瞬間は、手首を固定していたほうがスピンはかけやすいんでしょうか。それとも手首を返しながらふりぬいたほうがいいんでしょうか。

あとすいません、グリップなのですが、ラケットを垂直にして上からつかむ、いわゆる包丁持ちのような形で問題ないでしょうか。

すいませんが、よろしくお願いいたします。

投稿者 龍之介 2012/02/22 13:18





私の答えです。

スマイル スピンに限らず、サーブでは手首を固定します。

主に固定の角度と
回内の使い方で打ち分けるのです。

手首を返すというのはどんな状態を指すのかわかりませんが
固定といっているのだからいいでしょう。


これは、スピンサーブのボールの捉え方。

こんな形に、面が見えるように手首の角度を作っておいて

スピンサーブ1


腕を伸ばしながら、前腕を回内することにより

スピンサーブ2


腕が伸び切らない状態でインパクト。

スピンサーブ3打点


そのまま、腕を曲げて、フィニッシュ。

スピンサーブ4



こうやって、手首の角度は固定したまま
回内の動きでスピンをかけるのです。   ナイス!



グリップですが
包丁持ちというのはたぶん
コンチネンタルのハンマーグリップのことですね。

わかりやすい表現かもしれません。


さて、包丁持ち、そのとおりで結構です。

プロは大抵そうだと思います。

前腕と同じ方向になるように長く持っても
スライスサーブは打てますが
スピンは包丁のほうがいいでしょう。

フラットも回内を効かせて加速しますので
前腕とラケットに角度の付く、包丁がいいと思います。 ナイス!


サーブ | 投稿者 松原コーチ 17:33 | コメント(1)| トラックバック(0)

くぬぎ山でのテニス塾

今日は千葉県鎌ヶ谷市くぬぎ山の
トミーインドアテニススクールでの

松原コーチテニス塾

第3水曜日、定期開催の2度目だ。

1時間目はストローク

最初はコーディネーション
ハーフボレーラリーや
背面打ちなど

コーディネーション


これは左手のウェスタンハーフボレーにトライしているところ。


フォアハンドは先月の1回目は
面の作り方など、形に関する内容を中心にした。

今回は、その上で
ラケット面を感じながら打つとか
どこまで腕や胸の辺を固定するか等
ちょっと深めの話をメインにした。

フォアハンド


写真は面の感覚、感じ方を説明しているところ。


バックも構えるタイミングや雰囲気を
プロと同じに出来るように。

バックハンド


アドバイスを一つ紹介すると
「上手そうなフリをしましょう」

そうすると上手く打てるのだ。
そのうちに上手そうなフリなのか上手いのか
分からなくなる。


さて2時間目は、ネットプレー。

こちらはちょっと形にこだわり
スライスのかけ方が中心。

やはり最初は振りが小さかったが
だんだん、大きく
腕全体で振れるようになってきた。

そしてスマッシュ。

ジャンプするときに
腕を上げて構えるのを早くした。

ほとんどの皆さんがこれで、大きく、改善した。

最後はダブルス形式で
実践的にネットプレー。

ネットプレー


かなりスマッシュも決まるようになり
レッスンしている
私もとても楽しかった。   ナイス!



次回は3月21日(第3水曜日)時間のある方はぜひ。  叫び


イベント | 投稿者 松原コーチ 22:30 | コメント(1)| トラックバック(0)

208cmに勝つには?

テレビを見ていると
色々な人たちが、208cmのカルロビッチの話をしている。

でかっ


それだけ、錦織の活躍が浸透し
テニスが話題になり
普通の人たちがあのサーブの返し方にまで
関心を持つようになったのかもしれない。

スポーツの観戦は
どちらかに肩入れしてみていると、面白い。

もちろん、ほぼすべての日本人が錦織に肩入れし
敵役のカルロビッチのサーブを防ぐことに
躍起になっているのだ。


じゃあ、どうやったら取れるだろう。
どうやったら、勝てるのだろう。


じゃああのサーブ
普通に返せるか? というと
返せない。

じゃあ、勝てるのか? というと
勝てる。

実際に、フェデラーは勝っている。
先日の全豪オープン、3回戦で、7-6(6)、7-5、6-3

ストレート勝ちしたフェデラーは
リターンを自在に返したのかといえば、否。

自分のサーブを落とさなかったのだ。

1セット目のタイブレーク、(6)ということは
ゲームが6-6、ポイントも、6-6まで行ったのだ。

フェデラーでも取れないものは取れないのだ。

錦織よりは長身で、腕が長いから
同じ反応ならやや届くのかもしれないが
根本的に届かないところへ来たら、無理。


まともに勝つには
フェデラーのように、とにかくサービスキープ。
そのうちには
甘いセカンドサーブが来ることもあるし
ダブルフォールトもある。


とまあ、結論が出たが
これだけでは面白くない。

レシーブゲームも取る。


ここで大事な考え方としては
1セットに、1回か2回、ブレークできればいいということ。
毎ゲーム、毎ポイント勝たなくてもいいのだ.


歴史を紐解くと、これを実行した大先輩がいる。

フランスのアンリ・コシェ
1920年代後半の世界チャンピオンだ。

コシェ


20年代前半は、球聖といわれた
アメリカの、ビル・チルデンの時代。

大男でキャノンボールサーブと呼ばれた
200km/hを超えるサーブをぶっ放す人。

チルデン


コシェはこれを返すために
サービスライン直後に構え、ハーフボレーをしたのだそうだ。

フランスはアメリカに勝ち
デビスカップはフランスの物になったのだそうだ。



さて、カルロビッチのサーブに対し

サービスラインに立つ勇気

あなたにはあるだろうか?



さて、もうひとつの方法

これについてはすごいサーバーに対し
われわれでもやれるかもしれない方法。

これは、もう1つのブログ。

『松原雄二のテニス技術解説』
 で取り上げてみよう。


錦織がカルロビッチのサーブをやっつけられるのなら

われわれも ・・・ 。  ワハハ


試合等 | 投稿者 松原コーチ 20:44 | コメント(1)| トラックバック(0)

カウンターショット

『kokokon』 さんから質問をいただきました。

以下がその全文です。


マイク 松原コーチ、初めまして。

いつも大変参考にさせて頂いています。
ところで、1つ質問があります。カウンターショットは相手の打球の力やスピードを利用して返すということかなと思いますが、ストロークだと具体的にどんな打ち方のことを言うのでしょうか?ボレーならなんとなくイメージが湧くのですが…。また、カウンターが上手い人はどんなタイプなのでしょうか?
カウンターが上手い選手についての記事を見て気になったので、もしよければ教えて下さい。

投稿者 kokokon 2012/02/19 21:16





私の答えです。

スマイル 男子でよくあるのがリターンエースですね。

面を合わせただけで、決まってしまう。

サーブが速くて、打った人は前のめり。
深く帰ってきたボールに反応できない。


ラリー中に粘った後、一瞬の隙を見つけて
コースを変えてエースを取る。
バグダティスなんかよくカウンターといわれていました。


技術的には
この人が間違いなくカウンターです。

クルム伊達公子さん。

すべてのショットをライジングで
すべてのショットがカウンターだと思います。

伊達公子さん


この写真では判りにくいかもしれませんが
腕を引きながら
すでに体重を前にかけて行っている。

カウンターという言葉の定義が問題ですが
先ほどのバグダティスのように
苦しい、負けそうなところから
突然、攻勢に転じるのがカウンターだとすれば
いつも平然とライジングでエースを取る伊達さんは?

しかし技術的には
相手に力を利用し
速いテンポで相手を追い詰める。

間違いなくカウンターパンチ。

バックも


先行逃げ切りなので
逆転して取る感じが薄いのかもしれませんね。


技術として、カウンターという打ち方はないと思いますが
しいて言えばライジング。

大振りしないで
面をしっかり固めて
ぶつかっていけばいいのではないでしょうか。


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 22:44 | コメント(1)| トラックバック(0)

前の足でブロック

先日、スポーツニュースで見た話題。

プロ野球、ロッテの新人ピッチャー、藤岡の話。

藤岡踏み込み


153Km/hの剛速球を投げるのだそうで
踏み込む、右足のスパイクを壊してしまう。

東洋大学の頃
スパイクのいちばん前の爪が曲がってしまい
毎試合、終わるごとに修理に出していたとのこと。


これは、前に出て行く身体を右足がブロックするため。

この強烈なブロックが、腕の振りを加速するのだ。

藤岡投げた


もちろんバッティングも同じ。

パリーグ、西部のホームラン王、中村、おかわり君。

中村おかわり君



テニスでも

前進を止める力と踏ん張りが利いて

高い打点でのハードヒットができたりする。

エアーケイ


前に押せば、スピードが出ると

机の上で考えてもダメなのだ。

クライシュテルス



技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 18:06 | コメント(1)| トラックバック(0)

ええっ、雪

雪になるかもの予報は知っていた。

ただ朝の横浜は寒いけれど晴れ
雪の事は忘れていた。

印西のクラブまで電車で

新鎌ヶ谷で目覚め
寝過ごさないよう、読書へ

千葉ニュータウン中央のアナウンスで
目を上げると
真っ白な壁が。

北側の座席に座っていたので
南側の日陰になる斜面が溶けないで残っていたのだ。


ニュータウン内、クラブの傍でも

雪が


雪まみれの車もいる。

雪運びの車も


日陰の交差点で滑っている車もいた。

いやいや、ビックリだった。


今日は雪かきの真似事の後
午後からぼちぼち集まりだした会員さん達とプレー

寒い中だったが
楽しくプレーでき

ボレーの動き方のアドバイスなども出来て

寒さと風の中だが、まずまずの1日だった。


日記 | 投稿者 松原コーチ 22:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

来週は、くぬぎ山で

来週、2月22日の水曜日はくぬぎ山
トミーインドアテニススクールでの私のレッスン。 フォアハンドb
松原雄二のテニス塾の日なのだ。

要項はこちらをクリック


先月は10時からだったのだが
今週から早起き。

9時30分始まり。

横浜から新車? で駆けつける予定。

これは先月のレッスン模様。

強烈なやつも


必ず上手くして見せるので是非、足を運んでほしい。

いつも間際になってご案内を思い出すので  冷や汗
ついでに来月も。

3月は21日の水曜日を予定している。

原則、第3水曜日なのだが
私や担当の中澤コーチの都合などで
時々変わることがあるかもしれない。

でもがんばって続けていこうと思っているので
ぜひ、是非、ゼヒ、おいでください。




宣伝ついでにもう1つ。

こちらは印西のイベント。


試合中です2


2月27日月曜日、松原テニスクラブ印西
女子、初心者ダブルス大会。

要項はこちらをクリック。  スマイル


こちらも、前回同様
試合終了後、時間と体力が残っている人に
松原コーチがレッスンするという企画。

先日ご参加の皆さんも、新規の方も
ゼヒたくさんお集まりください。

そうそう、3月は26日の月曜日

原則、第4月曜なのだ。    叫び


イベント | 投稿者 松原コーチ 16:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

バックやムクドリや

『左利きスピンサーバー』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です


マイク 松原様

突然すみません。

私は片手打ちバックハンドなのですが、かなりサイドに走らされた時などに使える、ナダル打ちのような期待を裏切る程度の威力を出せるカウンターショットはやはり難しいのでしょうか?やはりスライスでしょうか…。

投稿者 左利きスピンサーバー 2012/02/14 21:17




スマイル 今日はこの質問の答え

もう1つのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』
 でやりました。


無料の設定ですので
ぜひ、そちらをご覧ください。

バックのランニングショットです。  ラケット赤




ひよこ2 さて、先日、東戸塚の話し。

東戸塚駅のちょっと北
横須賀線と東海道線が分かれた間

まだ牧場のある辺りですが  (牛がいるんです)
ここに差し掛かると、地面が揺れている。

よく見ると、空き地の中に、鳥がいっぱいいて、お食事中。

ムクドリ


それが、地面のように見え、地面が揺れている。


もうちょっと寄ろうとしたら、突然、地面が飛び上がった。

飛んだ


解説がないとなんだかわからない写真だ。


50mほど離れた、電線の上に。

電線に


高層ビルのタワーズを背景に
美しい電柱と電線の写真。

200羽くらいはいるだろうか。

うちに帰って、調べたら
くちばしが太く、どうやらムクドリらしい。

ハトよりも少し小さい鳥だが
これだけの数が、一斉に飛び立つ時は
なかなかの迫力だ。


東戸塚もちょっと外れると
まだまだ、自然が残っている。   ナイス!


日記 | 投稿者 松原コーチ 21:29 | コメント(1)| トラックバック(0)

スライスは切り下ろす

先日、『聖闘士』 さんから質問をいただいていました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 面の引き起こしとも関係ある話ですが、バックハンドスライスについて意見をお聞きしたいです。スライスと言えばというほど日本の指導ではとにかく切り下ろしてはいけない、前方へ振るように言われることが多いと思います。

しかし実際に多くの選手がスライスを打っている連続写真や動画を見ると、基本的には切り下ろしているようにしか見えません。ここでですが、面の引き起こしとは振り下ろすことで導かれるものですよね。日本的な指導でいう前方へのスイングだけではむしろ面が寝てしまう力が働いてしまうはずです。

私はいつまでたっても振り下ろすことを認めない日本の技術解説者にうんざりしています。フェデラーの振り下ろすスライスがしっかりパンチを出していることを説明できている人を見たことがありません。松原コーチはスライスの技術解説についてどう思われますか?

投稿者 聖闘士 2012/02/08 23:04





私の答えです。

スマイル 基本的にはあなたのおっしゃるとおり。
プロは切り下ろします。

昔と違って、トップスピンが主体になったので
スライスはよりスライスらしく使っています。

つまり、かなり強烈に切り下ろします。

逆に前方に振っていく
つまり、フラットに近いスライスは少なくなりました。 

私の若いころ、縄文時代は過ぎていたと思いますが
そのころのラケットは木でした。

ケン・ローズウォールという小柄な人がいて
その人のテニスが日本の理想と思われていたのです。 

バックハンドはスライスオンリーでしたが
フラットに近いのから回転多目まで
どれもすばらしいコントロールで打っていました。

ローズウォール


そのフラットに近い
理想の打ち方が打球方向へのフォローですね。

ただこのテニス、このバックのほうがむしろ
当時でもマイナーで

そのころでさえ
他のトッププロ
ロッド・レーバーは強烈なトップスピンでしたし
スタン・スミスやアーサー・アッシュも打点を前にして
トップスピン系のフラットを打っていました。

この辺の人たちは、1960年代ですが
もっと前、50年代でもそうだったみたいですね。 びっくり

当時日本だけが、鎖国をしていたのでしょうがありません。 悪だくみ


佐藤次郎大先輩のベスト4
布井良助大先輩のベスト8以来

錦織圭が80年ぶりの全豪ベスト8

80年くらいたったのだから変わってもいいころでしょうね。 あれー?


あなたのいらいらはここ5年くらいでしょうか?

30年くらいいらいらしている人も知っていますよ。 うるせー




ラケット赤 さて、バックの面の引き起こしですが
必ずしも切り下ろしとセットではありません。

ハイバックボレーなどで
ラケットヘッドを寝かした状態から
かなりフラット性に打つときなどに横振りで引き起こしを使います。

先日のデ杯、ダブルスでは
杉田祐一が、バックハンドスマッシュの様に

下から上に向かって振り上げて見事に決めていました。 ナイス!

ようは、構えで振る方向より下に垂れていれば
振り出しで、引き起こされてくるのです。      ナイス!


スライス | 投稿者 松原コーチ 18:18 | コメント(2)| トラックバック(0)

ガシャガシャ

全豪の絶叫ショットに続き
日本のデビスカップでも騒音騒ぎが持ち上がった。

あのプラスティックの棒をたたく、ガシャガシャ  まいったぁ
騒音以外の何者でもないと思うのだが
どうだろう。

観客が大声で声援し
本当に盛り上がったポイントでは
声が、ガシャガシャを圧倒していた。

じゃあ声だけでいいだろうに。


ガシャガシャに対抗すべく
クロアチアのおばさんは
スリクソン・ボールの空き缶を2個用意
これの底同士をぶつけて、カーン、カーン。  ざまあ見ろ

これもいやな音。




この後どうなるのだろう?


双方、スティールパンとかドラム缶を持ってきて叩き合い。

サイレンやトランペットも登場か?
  (若い人はサイレン知っているだろうか?)

カルロビッチのサーブ直前まで
叩き続ければ、きっとブレークが取れる。  悪だくみ


今回、日本は1回戦で敗退したので
今年の最後に、地方大会を勝ったどこかの国とプレーオフ。

もし有明での開催になれば
バケツ、洗面器、台所のステンレスボウル
お鍋やエンジンオイルの4リットル空き缶。  うるせー

ブラスバンド出身の人
アフリカ土産をもっている人はラッパを持って 

みんなで応援に行こう。  叫び


もちろん、皮肉で言ったので
本当にやらないでくださいね。

インターネットで呼びかけた、Mコーチは ・・・

なんて記事が出たらえらいこっちゃ。 冷や汗



さて、見るスポーツとしては
テニス以外にバレーボールや野球も好きで
よく見ていたのだが

最近は、テレビ局仕込の
ジャニーズ・坊ちゃんたちの応援や
この、ガシャガシャがいやで
ボリュームを下げたり
ビデオを早送りしたりしているのだが
おかげで、見ること自体が減少気味、食傷気味。

あれはひいきの引き倒しではないだろうか。



先日までは

自分の専門が、テニスでよかったと思っていたのだが。 あれー?


いつか、へんな道具を使わないで、ここに立てれば。

2011はスペイン



年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

ボールを見ない話の続編

昨日は、添田 豪 が勝ちましたね。
2セットダウンから、すごい。

錦織はカルロビッチのペースでやられてしまいましたね。
フェデラーでさえなかなかブレーク出来ない人。
どっかできっかけを見つけないと。

それが
3つ目のセットが終わるまで来なかったのでしょう。

今日のダブルスも惜しかった。
3セット目で流れを掴み
トイレがちょっと余計だったか。

まあ結果ですから。


明日は二人とも勝たなければならないけど
向こうの調子も相手が変われば、また変わる。  悪だくみ

今日のダブルスで疲れた、カルロビッチ
4セット目に、足を気にしていたのが見られた。

怪我をして欲しくはないけど
疲れていることは間違いない。
その分、日本に風が吹くかもしれない。

期待して応援しよう。  叫び




ラケット赤さて、『すーさん』 から質問をいただいていた。

ボールを見ないで打つ話しへの質問。
以下がそのコメントの全文です。


マイク ボールを見ないで打つのを実践してみました。確かに、見なくてもちゃんと打てるのですが、この「見ない」というところをどう考えるのか教えていただければと思います。

ラケットにボールが当たる直前にボールから目を切ってしまい、本当に見ない(打球方向に目線をもっていく)ようにするのか、それとも何となく見て打つのか、意識としてはどちらがいいのでしょうか。実際はそれほど違わないのかもしれませんが、どうも目を切るつもりで打った方が上手く当るように思えるのですが思い違いでしょうか?

投稿者 すーさん 2012/02/09 23:30





私の答えです。

スマイル なんとなく見ちゃうと
へんに、ボールに合わそうとしちゃうのでしょうね。

そうするとかえって振り遅れたり、センターをはずしたり。

ふつう、何も考えないで打てば
目は、インパクト前に、打球方向を向くと思います。


ですから

目を切るつもりで打つ、というほうが
当たっているようですね。

でも、目を切るつもりで打つわけではありませんけど。


あまり、意識して目をそらすと
頭が動いてしまい、不安定の原因を作るかもしれません。


自然に、目が離れるといいのですけど
一度、意識してしまうと
簡単には、無意識になれません。


そのための方法が、別のことを意識的に思うことです。


普通、「入ったかな?」 と思うのですが。

そうすれば自然に向こうに目が行きます。


で、もうちょっと積極志向で

「どうだ!!」 なんかどうでしょう。


そして相手をにらみつけちゃう。  ナイス!


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

軟式スピードフォア

『レフティスライス』さんから質問をいただいた。

以下がそのコメントの全文。


マイク 松原コーチ、こんばんは!

チームメートのことで、質問があります。彼は軟式出身で、ボレーなども片面で、正面もポーチも信じられないくらいのスピードで抉るような角度に打ちます。

中でもフォアのストローク。ゆっくり振っているようにしか見えないのに、結構な威力の球が飛び出てくるのです。低めの弾道でグ~ッと伸びて来て沈む。派手に振っているように見える私よりもずっと速い球が。何故なんでしょうか?

実物を見もしないで、教えてくださいもないものですが、できれば解説よろしくお願いします。

投稿者 レフティスライス 2012/02/06 20:46






私の答えです。

スマイル 軟式、最近はソフトテニスというんですね。

ストロークは確かに速いですね。
でも最近は硬式も速くなり、プロならあまり差がないかもしれません。

アマチュアの場合は、軟式のほうが平均して速いでしょうね。

この理由は
軟式のボールが飛ばないこと。
それを飛ばすために、ウェスタングリップを使うこと。
そして振りぬくからでしょうね。
そしてその振り抜きのやり方。

硬式でも、最近はウェスタンが普通になり
プロは振りぬきますから
上手い同士なら、スピードはほとんど同じだと思います。

アマチュアの場合は振りぬくと怖いので
加減して打つ。

当然、思いっきり振る、軟式の人のほうが、速いボールを打つと思います。


さて振り抜きのやり方ですが
軟式の人は首に巻きつけるようなフィニッシュをします。

テニスでも女性は結構やります。

シャラポワ

男性より腕力が少ないからでしょうね。


レフティースライスさんはどうですか?

ご自分のほうが派手に振っているのはどの辺でしょうか?

もしかしたら
振り出して、インパクトまでをがんばって振っていますか。
インパクトのスピードがボールのスピードになりますから
もちろん、
ここを早くする必要があるのです。


軟式出身の彼は
ゆっくり振っているように見えるのはどの変ですか?
特に、前半じゃありませんか?

そしてインパクト後は鋭く
左肩の上、首に巻きつけるように振りぬく。

このほうが、インパクト付近、スウィングが速いのです。

クライシュテルス


結果、ボールは速い。

じゃあ、そうすればいいのです。

硬式もプロは首には巻きつけず
上体の左に振りきりますが

後半加速型のしっかり振りぬきです。


この後半加速型については

2月8日のもう1つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』で

『フォアはアウトサイドイン』
 ということで取り上げました。

アウトサイドイン、というのは引っ張り込むことです。

参考にしてください。



そうそう2月9日も

『アドバイスや反省は肯定的に』 
ということで

こちらは無料の設定でやりました。

ぜひ、覗いてみてください。



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

R34クーペが納車になった。

といってもこちらは、1/43のミニカー。

R34クーペ


ヤフーのオークション、100円プラスして、1600万円で一発落札。
車庫証明が要らないので、2日で届いた。
630万円の送料はちょっと高かった。

130円くらいの定形外郵便でよかったのだが。

ところで、この前に落札した、V35型スカイラインクーペ
車両代が700円と、かなり安かったのは
型式による人気の差なのだろうか?


ところで、R34型スカイラインのミニカーというと
GT-Rのものしかない。

後はパトカーとか

自分のと同じグレード、同じ色がほしいのだが
同じ色のGT-Rで我慢するしかない。

だから、これも、シルバーのGT-R。


実は、GT-Rだと、腰まわりが太め、ちょっとおデブ
それと、フロントのグリルや
テールの翼型のスポイラーなど、細部が少し違う。

リアタイヤの上、フェンダーのふくらみが違う。

まあ、全長10cmくらいなので
細かい部分は、よく見ないとわからないのだが。



次は旧型フーガのシルバーを探しているのだが

これは、どこも出していないようで、見たことがない。




くるま | 投稿者 松原コーチ 18:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

さよなら元気で

今日で、うちのフーガ君、最終日だった。

7年間、108,930Km、よく走ってくれた。

10万8千Km


日本1、美しいセダン。


荷物を降ろし、ちょっとだけお掃除。

いつも汚いままでごめん。

後姿


どっかでがんばってね。

じゃあね


元気でな。

フーガ君さよなら


こっちはもっと古い車になる。

君は、後10年は、現役をはれる。


フーガ君、さよなら。

くるま | 投稿者 松原コーチ 19:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

下川井女子のシングルス

今日は来週月曜日に迫ったシングルス大会のお知らせ。

下川井TCで月例の女子シングルス大会を始める。  フォアハンドg
その第1回大会。

要項はこちらをクリックしてほしい。


この1日だけで終了する1Dayの大会。

これからシングルスにも挑戦という
やる気女子のみなさんに
試合後、私のレッスンも付いている。

みなさんのプレー振りを見せてもらい

試合の終了後、体力の残り具合とも相談して

希望される皆さんに

30分から1時間くらいのレッスンをしようとおもう。



何試合かして、その後の私のレッスン料も含めて
4000円はかなりお得な設定だと思う。


ぜひ、ぜひ、ご参加ください。   叫び


試合も堪能し、参加賞をゲット
あわよくば、優勝の商品もゲットして
レッスンで、さらに上手くなって帰る。   ワハハ

今回は私のご案内が遅くなったので
参加できない人も

月例なので、毎月、第2月曜日は下川井TCのシングルス
と覚えておいてほしい。

正直、今ならまだ、参加者も少なく
優勝も近めだし、レッスンの密度も濃くなる。  ナイス!


場所は横浜の保土ヶ谷バイパス、下川井インター降りてすぐ

こちらの、クラブHPにも出ているので是非おいでください。


大会とレッスンの模様は、来週、このブログで報告しよう。 スマイル




イベント | 投稿者 松原コーチ 15:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

面の引き起こしは

『れねしす』 さんから車のアドバイスをいただいた。

スカイラインはあごをすりやすいとのこと。
クーペなのでリヤはオーバーハングが少なく、大丈夫そうだが
確かにフロントは危ないかも。  怖~い


実はよく行く近所のスーパー。

車止めが以上に高くて
フロントバンパーやマフラーを擦ったことがある。

あそこはとくに気をつけよう。

『れねしす』 さん、ありがとうございます。  ワハハ




ラケット赤 さて、テニスの話し。

『makotasu』 さんから質問をいただいていた。

イベントや休みがあったり、車探しなどで
少し後にずらしてもらった。
ご心配かけてすいません。


以下がそのコメントの全文。


マイク 松原コーチ

少々、古い記事を蒸し返すようなのですが、ボレーとスライスにおける「ラケット面の引き起こし」について、再度、確認させて頂けませんでしょうか?ダブルス前衛のシチュエーションで、以前、遠めのバックポーチは「ラケット面の引き起こし」をすれば良いよ。とコーチにご教授頂きました。

この「ラケット面の引き起こし」は、その他の、1.フォアボレー時、2.フォアハンドスライス時、3.バックハンドスライス時にはしない方がよろしいのでしょうか?過去のコーチの記事には、フォアボレー時には「ラケット面の引き起こし」しない方が良い旨の記事がありましたが、ここで上記1.~3.について再度、コーチの解説(引き起こしは不要なのかどうか、また不要であればなぜなのか)を頂ければ幸甚に存じます。

お時間のある時にでも、なにとぞよろしくお願いいたします。

投稿者 makotasu 2012/01/31 14:36





私の答えです。

スマイル 引き起こしはバックではやりますが
フォアではほとんどやりません。

バックのスライス・ストロークでは
昔は使うのが常識で
グラフなどは、波打つように、盛大にやっていました。

現代でもハイバックなどで使う人がいますが
使う頻度はだいぶ少なくなっているようです。

余裕がある場合に、トップスピン系で打つことが多くなり
スライスは余裕がないときや、ペースを変えるためという
使い方になったことが大きいのでしょう。

もちろん、ラケットが飛ぶようになり
そこまでしなくてもそこそこ飛びますので
安定性のほうを取っていることもあるのでしょう。


もちろんハイバックのボレーでは
男子プロはほとんど、全員がやると思います。

女子は、片手打ちの人は当然やりますが
両手打ちの人は、ドライブボレーを使う人が多いですね。



さて本題のフォアハンドですが。

使いません。

使わないほうがいいです。

フォアのラケット面のコントロールはとてもデリケートなので
とても使いこなせないと思います。

フォアのストロークでもそうでしたよね。


プロの連続写真を見ると
ラケットヘッドが振り出しで遅れて、やや上を向き
その後で、面を返して打っていることがあります。

これも、普通はラケットの慣性力で、ヘッドが遅れるので
本人は面を保っているだけ、という意識の場合が多いと思います。  ナイス!

もちろん、ものすごく余裕のあるネット際などでは
何でもありですが。  びっくり


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:22 | コメント(3)| トラックバック(0)

車さがしの旅は1日目で

1月末で、会社の決算、申告が終わり、ホッと一息。

2月3日の夜は節分の豆まき。

節分


今年の家内安全、一家幸福、商売繁盛はまちがいない。

そこで懸案だった、車探しの旅に出ることになった。

じつは今乗っている車はリース契約があと1週間で切れるのだ。
7年間、完璧に走ってくれ
まだ、ほぼ新車の状態。

ちょっとさびしいが、前向きに次を考えることにした。

気持ちは前向きにだが、時代的には相当後ろ向きに
マニュアルミッションの車を探した。

イメージは銀色のスカイラインR34
10年以上前の車だ。

2ドアでも4ドアでもどちらもありだったのだが

とりあえずネットでピックアップし
予約せずに
いちばん近い、国道246号ぞいの中古車やさんへ。

展示してあるのかと思ったら
なんと1台だけ
事務所の前にこちらを向いて、本人が待っていた。

古い車だが思ったよりしゃきっとしている。

ちょっとやられたかもしれない。 怖~い


R34前から


エアロパーツ満載で、オクサンには反対されるはずの車。

田中君という担当がまた、スカイライン好きのヤツで
私と薀蓄比べ、ちくちくと迫ってくる。

なんとオクサンも、この過激なスタイルを気に入り

R34横から


試乗することに。

じつはマニュアルミッションをいじるのは7年ぶり。
エンストしないかと発進から気を使う。

以外にスムーズな走り出し
2,3,4速とシフトアップ。

前が空いていたので、3速に落として加速をチェック。

試しにダブルクラッチでシフトダウンしたら、おみごと
その後、何度かやってみたが
自分でもビックリするくらい上手く決まった。  ワハハ

手と足は、操作を完全に記憶しているようだ。
後は信号で止まったときにクラッチを踏み忘れなければ大丈夫。

何の問題もなく、マニュアルは大丈夫なようだ。


途中、交差点でエンストしそうになったのは内緒だ。 悪だくみ


田中君に、「上手いですね」 と、ほめごろされて  うるせー
だんだんその気になってきた。

R34後ろから


そんなわけで購入決定。


だが、問題はこれ。

ちょっと太めな


ドッドッドッとくる、太いマフラー。  びっくり

車検対応で静かなヤツだそうだが
助手席のオクサンは
お尻にびりびりと振動がと言っていた。


うちは大邸宅なので駐車場は大丈夫だが  悪だくみ
ご近所の前を通過するのがちょっと。

このマフラーをノーマルと交換
そろそろ寿命なはずの、タイミングベルトも交換することにして
きまり。


かくして、2月いっぱい続けるつもりだった
くるま探しの旅は、1日目にして終了となった。

最初の出会いがちょっと強烈だったようだ。


かくして、常識をわきまえたはずの年寄りは

過激な、ぶっ飛んだ年寄りに変身するのかもしれない。


いやいや、あの孔子大先生もおっしゃっていた。

「我、60にして、心の欲するところに従えども、則を超えず」 と


私ももちろん大丈夫。


でも、ちょっとだけ

高速道路で、右足が則を超えないように気をつけねば。 スマイル



くるま | 投稿者 松原コーチ 19:16 | コメント(2)| トラックバック(0)

昨日は社員研修会

昨日は、松原テニスクラブ印西で、当社の社員研修会。

室内でのお話の後、コートで実技の講習。
私がテニスの技術論始動論を教えるのだが
昨日はどうボールを打つかという外面的な話より
むしろ内面的な話し。

いいショットが打てたとき何をイメージしていたのか
という話し。

もちろん、外面的な形としての技術論と
矛盾していてはいけないのだが
玄人と上手な素人との差はここにあることが多いのだ。


フォアハンドを打っているときに何を感じたかとの質問に

正直者の松本コーチが思わず口走って、後半をにごした。

「美しい、 ・・・・」

まじめな席で、へんなことを言ったと、反省したようだ。 

そんなことを聞き逃すような、松原コーチではない。

「おまえ、インパクトの姿勢で、おもわず、自分のこと美しいと言ったよな?」

居直った松本コーチ
「もちろんです、僕はいつも美しい ・・・・ 」

あきれた、松原コーチ
「後半のうぬぼれはあほだけど、インパクトのイメージは正しい。
        俺なんか、いつも自分のインパクト美しいと思っている」


そう、フォアハンド、インパクトの自分の画像が一瞬ひらめき
その瞬間、美しいと思うのだ。

もちろん他人が見て美しいと思うかどうかは別。

完璧なタイミングで、完璧な形で、見事に一瞬を決める。 

これを美しいといわずに何が美しい。


あきれて、二人の会話を聞いていたほかのコーチたちにも
インパクトのイメージをしっかり作って
その瞬間、「美しいと思う」 ことをやってもらった。

ショットの精度が上がり
みんなかっこよくなったのは、気のせいではない。


そういえば、あの松本コーチ

ボレーのとき打点に入っていくイメージを

「あーぁ」 と言っていた。


みなさーん、松本コーチのこと、単なるあほだと思わないでくださいね。

ホントに、 ・・・・・ 。    ワハハ  



日記 | 投稿者 松原コーチ 16:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

ボールを見ない話

『疑問です』 さんから、ボールをインパクトまで見ないという
私の説明について、ご意見をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 実際にはインパクトまで追えるわけないことは
当人達も分かった上でそれでも打点に集中する
意識付け・意識の定着を優先させているのでしょう?
無理と無意味とは違うと思います!





私の答えです。

スマイル ほぼそのとおりです。

ボールをよく見ることにより、集中し
ボールの飛行線を想像します。

しかしそれは、コーチがわざわざ言わなくても
やる気のある選手は勝手にやります。

それで上手くいっているならOKです。 ナイス!


問題が生じるのは
初心者が、ラケットの真ん中をはずしたときに
コーチが、安易に
「ボールをよく見ましょう」 と言うこと。

生徒さんもそう思っていますから
いいコーチだと思い、納得します。  悪だくみ

その結果、意識してよく見ることで
振り遅れたり、ますます真ん中をはずしたりして
深みにはまることです。

「ボールをよく見ましょう」 というアドバイス

上手くいったのを見たことがありません。

「ラケットの真ん中で打ちましょう」 というアドバイスと
甲乙付けがたい、迷アドバイスだと思います。


そんな時私は、
「ボールを見ないようにしましょう」 というアドバイスをするのです。

たいてい上手く打つようになりますよ。


生徒さんにいいコーチと思われたかったら
「ボールをよく見ましょう」 というアドバイスをしましょう。


生徒さんも知っているくらいのアドバイスですから
このコーチは正しい、まともなコーチと思ってくれます。


もちろんあの松原コーチというやつは
まともなコーチのわけはありません。


そうそう、ひとつだけ、早いサーブのリターンですが

最後のほうは見ないほうが上手くいきますので、お試しを。ナイス!



技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 17:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

スライドフットワーク

『オレンジ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは、気になっていることがあるので質問させてください。

オム二コートやクレーコートでうまくスライドフットワークが使えない人は何が原因なのでしょうか?

以前はハードコート育ちとか、足の筋力の問題なのかなと思っていましたが、ハードコート経験のない選手レベルの男性でもスライドができない人がいてなぜだろうと疑問がわきました。

お忙しい中すみませんが回答よろしくお願いします!

投稿者 オレンジ 2012/01/29 13:58






私の答えです。

スマイル 今、私はスライドできません。

内転筋をいためて、脚を開くことが出来ず
もちろんある一定角度で
開いたまま固定ということが出来ないからです。

痛めてみると、筋力が必要だったことがよくわかります。


すべる以上、狭いスタンスではムリで
かなり脚を開く必要があります。

モンフィス


つまり最低限の筋力が必要だということでしょう。

フランスのプロ、モンフィスはハードコートでも1mくらいスライドします。

すごい走行スピードと筋力だからできるのです。

ハードでも


どちらの写真も
踏み込む足をつま先から入れて
最後に横向きにしたところですね。

これなんか、自然に身につける動作ですが。



さて、筋力の次の要素
ホントはこれが1番だと思いますが

スキル、技の問題です。

すべることを練習しているか?
テニスでスライドを練習したか?

より、子供のころから
すべり遊びをしていたかということのほうが大きいと思います。  ナイス!

土や雪の上で鬼ごっこをしたことのない人が
スライドをといわれても感覚がないと思います。


そういえば小学生のころ
掃除当番で、床にバケツの水をぶちまけ
滑って遊んだ思い出があります。

今の子はこんな馬鹿なことはしないんでしょうね。 うるせー


どれくらい滑るから、どこから滑って、どこで止まる
と、書くとすごいスキルですが
子供たちは当たり前のようにやります。

だから、大人になってから覚えるのは大変ですが
滑ることをやってみればいいだけだとも言えます。

滑り止めのお守りを持って
そおっと、歩いているだけではだめです。

ちょっと脱線しますが
今日、近所の女子大の前、車で止まった時に見た絵です。

女子大入試


今日は入学試験だそうで
風も強いのでみな、そおっと歩いていました。

滑ったら大変。 怖~い




さてさて、最後は度胸です。

思い切っていけるか?

滑ると思って滑らなかったときが一番危険。

砂のあるところは滑るが、無いところは、ごりっ、ぎゅう。

捻挫の経験があったりすると怖くていけないかもしれませんね。  冷や汗


いずれにしても、慣れるか慣れないか?

やってみるかやらないか?

クレー系のコートで早く動くには絶対に必要だと思います。

プロはハードでも絶対に必要でしょう。

選手レベルでスライドできない人がいるというのはちょっと。 悪だくみ

最後に滑るほど、勢いよく走るかどうか?

そして、急に止まるのか?
そおっと止まるのか?

そおっと止まるのにはスライドはいりません。


思い切ってやれば、練習すれば

人間の足には
コンピュータ制御のアクティブサスペンションが付いているので大丈夫です。 ナイス!


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 18:16 | コメント(0)| トラックバック(0)