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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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フォアボレーはうんと上から

昨日のコーチ研修会
最初に指摘したのはボレーのスウィングの大きさ。

フォアボレーのテイクバックで
打点のかなり上まで引く人はとても少ない。

余裕があるのなら
少なくとも30cmくらいは上から切り下ろしたい。

これは昨日撮影された連写の一部


FVテイクバック

少し下向きになったラケット面がすばらしい。


振り出して


インパクト直後

インパクト直後は面がボールとの衝突で狂い気味になるが
よく保たれている。


フォロースルー


大げさすぎるぐらい上からという私の話をしっかり聞いて
本当に大げさに上げてくれたもの。

さすがに実戦的には
ここまでやれないことも多いが
これくらい振っても回転がかかればボールは入ってしまうものなのだし
ボールも鋭くコートに突き刺さる。

そして、スウィングを必要により小さくすることは
いつでも、簡単にできるのだ。


勝手にモデルにしちゃった、T塚さん、ありがとうございます。 ワハハ



バックボレーに関しては
上級者ではあまり心配がない。

バックハンドスライスを使わない人はほとんどいないので
振ることになれているのだ。

ただ、ベテラン勢の中には面の引き起こしが多すぎて
やや不安定になることが見かけられた。

昔のラケットは飛ばなかったので
勢い付けが必要だったのだが
現代テニスでは必要性が減ったため
特にローボレーではやらなくなっているのだ。

もちろんハイボレーをパンチするときは別。 スマイル




ボレー | 投稿者 松原コーチ 15:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

コーチ研修は楽しい

今日は平塚の 「テニスDio湘南」 さんで
2013夏季神奈川県テニスコーチ研修会を開催した。

企画、立案、講師まで私、松原コーチという
私の自己主張の強いイベント。

参加者が直前のキャンセルもあって
14名と少な目だったが
逆に、全員に深く接することができ
全員にボールを均等に打ってもらうことができて
有意義な、本当に理解し本当に打てるようになる
講習会が出来たと思う。


最初はコートのカーペットに座って講義。


座って講義中


1時間ほどで、テニスとは
だからプロはこうする
その勘どころは

というような話をした。


午前中の続きはスライスのショートラリーから始まり
ボレーへ


フォアボレーの練習


テイクバックは大きく、フォローは小さく


大きなフォアのテイクバック


フォアバックとも全員に打ってもらい


その後は動きながら、前進しながらのボレー


バックボレーの見本


午前中は終了。




一転、午後はストローク

フォアハンドでは、基本的な大原則を説明し、打ってもらう。

残念ながら、カメラマンの都合で
ストロークの写真は無い。


いちばん大受けのアドバイスは、形より声。

ほぼ完璧なフォームなのにちょっとエラーが出る、T塚さんへ

「ウー ウッ・・ッシー」 と叫びながらのフルスウィング見本をやってみせる。


私に強引に声を出させられたT塚さん

クロスのフォアハンドを炸裂させた事はもちろんだ。

最初の「ウー」 はスウィング
「ウッ」    はインパクト
「・・ッシー」 はその後の雄たけび。 ワハハ

まあ、現場に居ない人にはわからないかもしれない。

とにかく、 「ウー ウッ・・ッシー」 なのだ。




午後の最後はスマッシュ

下がり方、リズムの取り方など

気になっていることを一通り確認することが出来た。 ナイス!



イベント | 投稿者 松原コーチ 23:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

月例女子ダブルス大会で

27日、月曜日は
松原テニスクラブ印西月例女子ダブルス大会

女子テニス連盟のD級レベルからC級へのステップアップを狙う皆さんの大会。

決して高いレベルではないがそれなりの激戦が展開される。

今回、12組の申し込みがあったのだが
直前のキャンセルで、9組での開催。


全員集合


スケジュールの都合で私は1時30分くらいまでの参加だが
それまで試合後のアドバイスや
質問に答えたりとけっこう忙しい。

ボール運びや、動きのアドバイスをしたペアーが
次の試合でよくなったときなど
本人はもちろんこちらもうれしくなってしまう。


バックで攻撃


熱戦平行陣


2組に分かれてのリーグ戦の後、決勝トーナメント
一番試合数の少ない組で、1セットマッチ5試合をこなす。
けっこうハードな1日だ。

結局、野口さん、中村さんのペアーが全勝で優勝した。

ここには、最終の写真がないのだが
近日中に、うちのHPで報告するのでそちらを見てほしい。




スマイル ところで午前中の予選リーグ後、私のミニレッスン。

テーマは足を動かしたまま、ボールとの距離を一定にしたボレー。

実技としては3本、エラーしないでボレーをつなぐこと。

長迫コーチがフォアボレーの相手をし
私がバックボレーを担当。

ちょっと以外だったのは
皆さん、ほとんどの人がフラットのポッコンボレーなこと

相手を自然に追い込むためには
キレのいい、スライスボレーが必要。

もう少し技術的な、打ち方の練習、レッスンが必要かもしれない
と感じた1日だった。


来月は6月17日月曜日の開催。

要項はこちら

すでに受付中なので、皆さん、ぜひ、印西のうちのクラブへおいでください。





ラケット赤 さて、明日はいよいよ、神奈川県テニスコーチ研修会

朝早くから、平塚のテニスDio湘南さんにおじゃまする。

まだ人数的には余裕があるので
今から決心した人は、明日の朝
直接、フロントに来てくれればいい。

要項はこちら

土足厳禁なので、きれいなシューズを持ってきてほしい。 ナイス!



イベント | 投稿者 松原コーチ 20:21 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアの面を保つのはここまで

先日、観戦した全国選抜ジュニア選手権
14才以下女子の決勝戦
安定した、垂直の姿勢とラケット面で
しっかりした打ち合いを展開する荒川さんと
柔軟な姿勢から全身を使ってハードヒットする伊藤さん。

特に、優勝した伊藤さんのショットは
フォアバック共に自由奔放にラケットを振り回す  びっくり
特にフォアハンドのラケット面は
スウィングスピードを優先するあまり
ラケットヘッドが面を被せながら先行するように見えた。

ところが私のカメラを通して捕らえた瞬間は


伊藤沙弥さん


インパクト後の絵だが
面が上向きになっている。 ナイス!

フォアハンドでは
下向きから徐々に上向きに面は変化し
垂直面でボールをとらえ
そのまま保とうとするとインパクト後は少し上向きになる。

これはアガシのリターンなどでもよく見られる事。

先ほどの写真は
相手もハードヒットだったので
リターンと同じようになっていたのもあるかもしれない。

通常はもう少し早めにかぶせていると思う。



しかも、もう一つ

先日も説明したように
おなかに力を入れて、上体を完璧に垂直キープなのだ。 ナイス!

ボールが入るはずだ。

優勝しても不思議ではないのだ。


デジカメの一瞬を切り取る性能に感心しながら

自分の目、我がシャッター速度の遅さをしみじみ感じ入った

全国選抜ジュニア観戦だった。 ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

オフィシャルストリンガーの話し

「ストリングが切れたら」のブログに
ジュニアのころ私のところにいた
オーストラリアのライトさんからコメントが入りました。

ライトさんがオーストラリアンオープンの
オフィシャルストリンガーをインタビューした記事の話です。

なかなか面白い内容でしたのでご紹介します。

ぜひクリックして、オーストラリアへ飛んでみてください。 飛行機


これは、どうも彼が活躍中のメルボルンの日本人向けのHP
それの特集記事のようです。

「Go豪・メルボルン」 というHPです。

オーストラリアンオープンに行くなら
他にも観光に行く時にも参考になるかもしれません。

お暇な方は覗いてみて下さい。  スマイル





用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 22:01 | コメント(1)| トラックバック(0)

年少ジュニアはここまで来た

先日の全国選抜ジュニア
うちの選手の応援で、12才以下の決勝を観戦した。

その後、表彰式を待つ間
女子の14才以下決勝のファイナルセットを見ることができた。

どちらの試合も選手の姿勢がいい。

ここで言っている姿勢は心構えのことではない。

ホントの姿勢、フォアハンドの姿勢が決まっているのだ。

これは女子の14才以下優勝、伊藤沙弥さん


伊藤沙弥さん


強烈なショットの打ち合いの途中。


こちらは先日も出した写真。

男子、12才以下優勝の松下龍馬君


松下龍馬のフォアハンド


どちらもおなかが引っ込んでいる。

ハラに力を入れ、上体が倒れないようにしてハードヒットしている。 あれー?

これならフラットのハードヒットもOK。


12才、14才のテニスはここまで来ている。 ナイス!


ちょっと昔なら
フルスウィングの反動で上体が後に倒れる。
トップスピンの量とスピードのなさで
ベースライン内に落下していたのだが

今は自力で、コート内に叩き込んでいる。

フォアハンドに関しては
このままの技術の延長で18才以下にもインカレにもプロにもいける。

もちろんここまでできないので
決勝に進めなかった子たちのほうがはるかに多い。
ジュニアが全員、このレベルになったのではない。

しかし、年少のジュニアのテニス、トップはここまで来ているのだ。  ナイス!


ジュニア | 投稿者 松原コーチ 18:34 | コメント(1)| トラックバック(0)

ストリングが切れたら その2

試合中にストリングが切れるのはよくあること

そのラリーをスライスやネットプレーでしのぎ

ポイントが終わったら、ベンチに戻って新しいラケットと替える。

バッグから取り出し
さっと持って、ポジションにつく。

そのとき
何事もなかったように新しいラケットを使えなければいけない。 ナイス!


つまり
同じ仕様のラケットを
ストリングもちゃんと張って、用意しておかなくてはいけない。



今ならそんなことはないのだが
昔、木のラケットを使っていたころは、同じ仕様がそろわない。 冷や汗

微妙にバランスが違うし
湿気を吸ったら重さも変わる。

だから、何本かのラケットを毎日ローテーションして使い
お気に入りを作らないようにしていたことを思い出した。

お気に入りが大切な試合の途中で切れたら ・・・


現代なら
ラケットの品質は一定しているし
水分を吸って重くなったりということも無いはず。

ストリングの管理だけで充分同じ仕様がそろうはずだ。



たとえば、シャラポワ

  (もちろん、お金を気にしなくていいからだが)

大会期間中、毎日、夜遅くなってから
練習用も含め、すべてのラケットを張替えに持ち込むそうだ。

翌日の試合はすべてのラケットを新品状態で臨む。


張り上がりを一定にするため
同じストリンガーがすべてを張る。

だからストリンガーが寝る時間は ・・・ 怖~い



男子のプロでは、試合直前に張ったものしか使わない人もいるそうだ。


一流選手はそこまで気を使っているのだ。 ワハハ



試合等 | 投稿者 松原コーチ 20:55 | コメント(3)| トラックバック(0)

ストリングが切れたら

最近のトップスピンとハードヒット

試合中にストリングが切れることはごく普通のこと。

一般の皆さんは
切れた時点で、そのポイントをあきらめることが多い。

中には、プレーをやめてしまう人もいる。

もちろんルール上、やり直しになるわけではない。

しかし言い訳にはなる。 悪だくみ


昨日の全国選抜ジュニア男子14才以下の試合でのこと
片方の子が、ストリングを切ってしまい、突然スライスでつなぎ始めた。
そして粘って、ポイントを奪ってしまった。

さすが、全国レベル
どうやら、そのときの戦い方も想定内のようだ。 びっくり


ストリングが切れたら、もちろん非常に不利なのだが
意外に相手もやりにくいのだ。

取って当たり前のポイント
落としたら、大損したような気分になる。

だが当たり前にエースを取るのはけっこう難しいのだ。

大どじを踏むと、試合の流れが変わることもある。 うるせー

変なプレッシャーがかかるのだ。



私の場合
切れたらネットへ行くことにしている。

ネットの向こうに放り込んで
ヒットエンドラン

案外、相手はロブを上げてこない

そうすると左右、2つに1つ
オオヤマを張って
ぼとっと、向こうに落ちれば決まりだし。

パスミスしてくれたら、大もうけ。  ワハハ

ポイントを取る可能性、けっこうあるのだ。


ただ、最近のジュニアの試合では
パスを打ちたくてしょうがない子ばかり。

ここぞとばかり、にっこり抜かれてしまうかもしれない。

それでもあきらめるよりはマシ。

だめで元々。



とにかく、勝ちたかったら

試合中にストリングが切れたらどうするか決めておくこと。 ナイス!



普通のトップスピンはまとわりついてアウトしてしまう。 不満

先ほどの少年のようにスライスか?

私のようにネットプレーか?

ロブというのもある。  スマイル


試合等 | 投稿者 松原コーチ 19:03 | コメント(2)| トラックバック(0)

全国選抜ジュニア

下川井テニスクラブでのレッスン後
千葉県柏市のTTC(吉田記念テニス研修センター)まで行って来た。

全国選抜ジュニア選手権
兼ワールドジュニア選手選考予選会
の決勝なのだ。

目的はうちのジュニア
12才以下男子シングルスに出場の
松原テニスクラブ印西、坂川広樹くんの応援。

途中からでも見たい、というスケジュールなので
愛車、スカイラインのアクセルをやや強めに踏んだ。

何とか間に合って
着いたのは、1stセット、4-3リードのところだった。

その後追いつかれ


坂川広樹のサーブ


ここから、風上からのムーンボールを深く打たれて
サービスダウン、5-7に。

相手の第1シード、松下龍馬くんは実績もあり
試合運びがいかにも出来ている。

ハードヒットのバランスも素晴らしい。


松下龍馬のフォアハンド


ほぼ互角の打ち合いが出来ていたが
フットワークと引き出しの多さでわずかに届かなかった。

2ndセットは先にリードされついに追いつけなかった。


ヒロキのフォアハンド


しかし、写真のフォアハンドのように
ショットにもいい物を見せてくれ
この大会中に明らかにうまくなっている。

これからを期待できるテニスになってきて
全国大会での準優勝
何よりも自信を持つ事ができたようだ。 ナイス!


全試合の終了後、表彰式。

日本テニス協会の畔柳会長から
神妙な雰囲気で表彰状をもらっていた。


表彰式


7月になれば関東ジュニア

今回、印西のクラブからは彼を含め4人が出場を決めた。

そして、その後の全日本ジュニア目指して

がんばれ、ヒロキ。  炎



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 22:36 | コメント(3)| トラックバック(0)

リターンを攻撃的に

印西のクラブで久しぶりに
実力者会員のK夫妻と試合をした。

私と組んでくれたのは、やはり会員のMさん。

ボレーの動きの素晴らしい、千葉県代表クラスのかた。

4-3でリードしたのだが
私がサーブを落としてしまい
例のごとく、惜しかったねで、5-7終了。

5-6で誰がサーブしたのかはよく覚えていない。  悪だくみ



試合後、K旦那とのテニス談義で
意見が一致した話。

「リターンを攻撃的に行かなくてはいけない」 ということ。 ナイス!

男子の力強いサーブに対し
無事な返球狙いだと
打ち負けて、返せない事が多くなる。

仮に無事に返球できても
相手ネットマンの餌食になる事が多いのだ。 不満


今日の試合でも
たまたま、クロスにエースになったリターン
センターに入って、サーバーのボレーを浮かしたリターン。

実は、足元に力強く打ち込んでやろうと思っていただけ。

ちょっとタイミングが違って、相手の届かないところへ。

他にも叩き込む予定が
当たりが悪くなって、無事なだけの返球になったり。

ちゃんと狙った結果じゃない事はひみつだ。 うるせー


自分のサーブゲームの事は忘れたが
リターンは結構入っていた。

これだけ相手レベルが高いほうが
リターンの確率が高いのも偶然ではないのだ。 ワハハ

ただ返球するだけだとやられちゃうので
こちらも思い切るしかない。


他の人達との試合でも出来るよう

ブログにちゃんと書いておくことにした。 スマイル


Kさん、Mさん、ありがとうございました。


おやすみなさい。  ZZZ



試合等 | 投稿者 松原コーチ 23:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

月に向かってほえろ

『スピングリグリマン』 さんから、ハードコート対策の質問です。

以下がそのコメントの全文。


マイク 始めまして、始めてコメントさせていただきますスピングリグリマンともうします。
過去に東戸塚の松原テニススクールでもお世話になっていました。今は大学の体育会テニス部でプレイしています。昔からフルウエスタンからウエスタンの間で握っていて、スタイルもスピン系シコラーです。得点パターンのほとんどが相手のミスかスピン系の弾むボールでクロスラリーして浅いボールをストレートにアプローチ、ボレーと言った形です。ストロークを強くするため激しい筋トレなどをしていまして、クレーコートやオムニコートなどではストロークで押される事などは減ったのですがハードコートでは上手く行かないです。ハードコートであまり弾まない玉で攻めてくる相手に対してほとんどが守備編重の相手任せの試合にになってしまいます。このようなプレイヤーに対して有効な対処方などを教えてほしいです。どうかよろしくお願い致します!

投稿者 スピングリグリマン 2013/05/14 10:16





スマイル 私の答えです。

相手が低いバウンドのボールを打ってこないようにすればいいわけですね。

2つ、方法が考えられます。


ラケット赤 その1、サーブとリターンから先手を取って打ちまくり、相手にテニスをさせない。

サーブで圧倒すれば、次のボールはこちらが先に叩けるはず。

リターンですが
男子大学生なら、相手サーブは高く来る。
高い打点から先手を打って打つ。

やりにくければ、ベースラインからしっかり離れる。

塀際まで下がるもアリ。

ヨーロッパのグリグリマンたちはよくそうしている。



ラケット赤 その2、先手を取れないなら、月に向かってほえる。

月に向かって、そうムーンボールです。

先手を取られたら、露骨にロブを上げる。

とりあえず、フラットでもスライスでもいい。

ロブで、いったん弾んだボールはフラットでは叩きにくい。

山なりに返球してきたところをトップスピンのグリグリ打ち合いに持ち込む。 悪だくみ

打ち合いを嫌ってネットへ出てきたら、トップスピンで抜く。

だから、低い打点でもサイドスピンを使ったりして
しっかり引っ掛けられるようにしておく。



そして、どの作戦にしても、はっきりやることが大切。 うるせー


ナダルだ


叩くなら、うんと前まで出て、躊躇しない。

下がるなら、ちょっとじゃなく、うんと後まで。

ロブもはっきり高く。

ムーンボールもしっかり高め。



スピングリグリマンの半端じゃない存在を主張するのだ。 ワハハ



月に向かってほえろ。 叫び





追伸)  一度ひまな時にスクールへ遊びにいらっしゃい。 ナイス!



試合等 | 投稿者 松原コーチ 20:41 | コメント(1)| トラックバック(0)

トミーインドアでのテニス塾

鎌ヶ谷市くぬぎ山、トミーインドアでのテニス塾だった。

1時間目のフォアハンド
2時間目のバックハンドとも

レベルの高い人たちが集まったので

試合で勝つための実戦的な基礎技術を伝授した。


ボールに対し滑らかなスウィングで
確実に打点に取り込めば、エラーが減り、コンスタントに叩き込める。

まずは、バウンドに合わせないため
そして身体や手首がぶれないために
ロブをドライブボレーで打ち込む練習。

次にライジングで
バウンドするのだが、バウンド前から振リ始めなくてはいけないショット。

これはバックハンドのライジング練習の風景。


バックのライジングドリル


ラケットを構えながら前進し、動きの中で捉える。


トップスピンで振りぬく


次は本当にリターンするためサーブを練習しているところ。


サーブ練習の一コマ


この後皆さんと私で代わりばんこにサーブし
リターンから、ダブルス形式での打ち合い。

思い切ってのライジング・トップスピン・リターンが
いかに実戦的か
確率が上がり、ネットマンにもやられないことを確認してもらった。


かなり気温も上がってきたので
ドリルの合間は常に水分補給。


給水中


たくさん汗を出し、技術を吸収してもらった。



3時間目はダブルスのネットプレー

動きながらのボレー
一番後ろまで下がれるジャンピングスマッシュを伝授。

その後はそれを使ったペアーボレーの激しい打ち合いをした。

私も相当動いた、相当打った。



どんどん上手くなってくれるので

一緒にやっているこちらも楽しく、あっという間のレッスンだった。 ワハハ



来月のテニス塾は、6月19日水曜日。

1時間目は実戦的なフォアハンド。

2時間目はバックハンドスライスにこだわる。

3時間目はスピンをしっかりかけて振りぬけるサーブ。

の予定。


今日から受付けなので
実戦に強いテニスになりたい方がいたら
ぜひ、申し込んでほしい

今週中にはHPにアップできると思うので

要項はこちらをチェックしてほしい。  ナイス!



イベント | 投稿者 松原コーチ 18:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

スウィングの機関車2

フォアハンドの機関車、そのポイント
セミウェスタンなら親指の付け根だが

ウェスタンはそのもう少し手のひら側だろうか?

はたまた、小指の横辺りだろうか?

大した違いではないと思うかもしれないが
フルウェスタンになれば明らかに小指側から引っ張る。


フルウェスタン



ウェスタンで上手く打てている人にとってはどうでもいいことだが

フルウェスタンからグリップを薄くして
ここへもって来ようとする人にとってはちょっとした問題になる。 びっくり

フルウェスタンと違う側のほうが違いをはっきりさせやすい。


クライシュテルスのフォア


つまり
フルウェスタンの時は小指感覚だったのが

「ウェスタンにするときは親指感覚に変えましょう」

というのが、ちょっとしたコツになるからだ。


この言葉、コーチとしては、ちょっと使える表現なのだ。 スマイル


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 15:21 | コメント(1)| トラックバック(0)

スウィングの機関車

フォアハンドでラケット面の動きをイメージする
イメージしながら打てばその形が再現できる。

今日はそれにプラスαのヒントを付け足そう。


ラケットを持つ手の中に
スウィングをリードして行くポイントを持つ。 ナイス!

手をその方向に振り出せば
列車が機関車の後をついてくるように
正しいラケット面がついてくる。

私のフォアハンドトップスピンの機関車はここ。

赤い点を打ったところだ


フォアハンドの機関車


親指付け根のふっくらしたところ。

ここを機関車に、手を右上に向かって振って行く。 ナイス!


私のグリップはセミウェスタンなのでここだが

イースタンの時は、人差し指付け根の親指側

コンチネンタルだと、人差し指付け根関節の上辺り。


スライスだとスウィング方向が違うので小指が主役になる。 ナイス!


正確な面が必要なすべてのショットに応用できるはず。

得意ショットはすでに機関車シールが張ってあると思う。

苦手ショットは専用シールを作って張ってみるといい。 ワハハ



機関車シール、専用シールは冗談で書いたのだが

本当にセロテープでいいからポイントに張ってみると
意識がそこへ行って上手く打てる。

あながち冗談でもないのだ。 スマイル


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアのグリップを薄く

オーストラリアのライトさんからフルウェスタングリップの件で
コメントをいただきました。

といっても、日本人ですから安心して読んでください。

ちょっと長いコメントですが
内容を理解してもらうためには読むしかない。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 初めてコメントさせていただくライトと申します。

覚えていらっしゃらないと思いますが、中学生の頃にレニックスでジュニアの強化クラスが開かれていた当時に、松原コーチのレッスンを受けていました。今から7,8年ほど前でしょうか。水品兄弟らとレッスンを受けていました。中学卒業後にオーストラリアに留学をし日本を離れたので、松原テニススクールに通っていたのは実質2年弱ほどでしょう。

たまたま発見したコーチのブログの話題がちょうど自分に当てはまるのでコメントさせて頂きます。
自分もまさにこのタイプで、ちょうど松原に入学した頃の自分は逆イースタンとも言うような、インパクトの瞬間に手の甲が相手に見えるようなグリップで打っていました。背も175ぐらいになり低いボールに苦しむようになって来た当時に松原コーチに頂いたアドバイスで、脇を開いてラケットを構えると自然とグリップも薄くなっていき、低いボールも打ちやすくなると教わりました。力のない小学生はラケットを引いた時に、ラケットの重さによって脇が閉まって構えてしまうと仰っていましたね。その後グリップはウエスタン程まで戻り、スピン過多だったショットも強く打てるようになり、試合でも勝てるようになったのはいい思い出です。

オーストラリアに渡ってから背は伸び続け現在は188になりました。1年の楽しみのAustralian OpenでのFedererを見るとグリップをイースタンに改造しようと毎年思いますが、クラブの試合が毎週あるので変更するタイミングが見つけられず悩み続けています。様々なグリップで打てるようになるのに越したことはないのですが、思い切って変えてみるのもありでしょうか?ぜひご意見を聞かせてください。
変えてみてFederer並に強くなった暁には、松原コーチにツアー帯同をお願いしますね。

7月に一時帰国する予定なので、もしお時間が合えば松原コーチのレッスンを受けたいと思います。プライベートレッスンが可能ならば是非お願いしたいですね。
宜しくお願いします。

投稿者 ライト 2013/05/08 21:45






スマイル 私の答えです。

ライト君、もちろん覚えていますよ
久しぶりですね、コメントありがとう。 

元気そうで何より
フェデラー並に強くなってください。

7月には、プライベートレッスンでも
若者たちの練習に参加でもOK
ぜひスクールによってくださいね。

待ってます。

さて、私の思い出はグリップ以上に、あなたの成長痛
あのころ、急激に大きくなったことで特にひざの負担がきつかったようですね。

それにしても188cmとは、よく育ったね。 ワハハ



ラケット赤 ところで、薄いグリップのことですが

並行してやってしまえばいいと思います。

前の文中にも書いたように
錦織は
  (フェデラーに勝っちゃいましたね)

錦織はネット際のショットをコンチネンタルで打ったりします。

ボレーのグリップのまま低いショットをフラットに打ったり
イースタンを使い、トップスピンでショートラリーをしたりと
どんどんやればいい。

ダブルスで
フォアボレーをぶん殴る時にも効果が期待できます。

必ずどっかで役に立ちます。


変えるのではなく、バリエーションを増やす
そして
自分の中で、主流のグリップが代わっていってもかまわない。

いつか気がついたら
厚いほうのグリップは使っていなかった
でもいいじゃないですか。


フランスのガスケはジュニアのころ、めちゃ厚でした、最近はめちゃ薄。


ガスケのフォアハンド


使う面を表裏変えたみたい。

これは推測ですが
元々、低いボールの処理を裏でやっていたのかもしれません。


それに、ちょっと古くなりますが
ビヨン・ボルグは若いころ、ウェスタングリップでした。

ウィンブルドンで3回目の優勝をするころにはイースタンでしたね。

打ちやすいショットを求め
色々なサーフェスに対応するために
自然に、徐々に変わっていったのでしょうか?



さて、色々なグリップに対応するコツですが

ラケット面の向きをイメージすること。


手をどうするかではなく
ラケットがどう動いていくかを想像する
ラケット面が垂直にボールに当たっていくことがメイン
それを感じる。

その動きのイメージにあわせ
手や腕は自動的に動いていく物です。 ナイス!

もちろんインパクトでの
面を垂直にした時の、手や腕の形はしっかり確認しておくのは大前提。

割と簡単に、何とかなっちゃうものですよ。

ぜひ、途中経過でも、困ったことでも、教えてください。 スマイル


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 21:09 | コメント(1)| トラックバック(0)

エルボーマンのサーブ

肘を痛めている 『北国の親爺』 さんからサーブの質問です。

以下がそのコメントの全文です。  ちょっと長い。


マイク 数度質問させて頂いている肘痛でフォアもサーブ?!も勿論バックも両手打ちのまもなく還暦の親爺です。
 松原コーチにお答え頂いたフローターサーブ(バレーボールのような)、少しサイドスピンを掛けたのは会得できました。(これも両手)ただし横回転を掛けだけの打ち上げ気味、奇襲作戦では上手く行きますが相手が慣れるとリターンエースの餌食です。
 アンダーサーブも同様に餌食。そこで考えたのはサイドハンドストロークのサーブです。野球の投手、勿論主流はオーバヘッド、しかし2番手、3番手の抑えの投手にはノーワイドアップでサイドワンダー気味が結構います。これをテニスのサーブに応用できないでしょうかが今回の質問です。
 サイドワンダーは通常のフォアのストロークと同じ腰の辺りの打点となり参考、応用できそうな気がします。アンダーよりはスピード、威力があるかなと思います。
 トップ、サイドスピンも掛けられるかなと。スクールのコーチにこんなことを言うとまず肘を治す、取り敢えずはアンダーサーブで、となると思います。
 草トーナメントに挑戦する気など全く無い者ですがサーブがそれなりでないと仲間が遊んでくれないので質問させて頂きました。

投稿者 北国の親爺 2013/05/05 19:42





スマイル 私の答えです。


腰の辺りからトップスピンでハードヒットすればけっこう効果的です。

私もこれなら、生半可なスピンサーブよりいいのを打つ自信があります。 うるせー


それともアンダースピンをかけて滑らせる。

これは低い打点でも肩より少し上の打点で
上から切り下ろす、スリーコーターでもありですね。 悪だくみ
高い打点より横に滑って効果的です。
両手なら
剣術の袈裟懸けのように、斜め上段から切りかければいいのです。


もう1つ、私の本日のお勧めメニューは

このスリーコーター、切り下ろしサイドスピンサーブ

左手でやったらどうですか。 びっくり



ゆっくりしたスウィングで、切り下ろす。

うんと低い打点なら左手でも打てる。



同じ回転なら、左のほうが効果的

どうです

サウスポーのスライダー

やってみませんか。  ナイス!


サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

センスあるジュニアの場合

彼のグリップがウェスタンを超えて厚くなる理屈について先日お話しをした。

ただ、あまりにも厚くなりすぎると
スピンがかかりすぎてスピードが出なくなったり
低い打点の処理が難しくなったり
弊害が出ることもある。


だからコーチとしてはウェスタンより厚くならないよう
すでに厚くなりすぎた場合には
薄く矯正したりしようとする。

しかし、これは案外難しい。


なぜなら
彼は、意識して厚くしたわけではないからだ。

無意識にやってしまったこと

無意識に直すことができるチャンスをあたえて
それにコーチがちょっとアシストといければ一番いい。


もちろん、もっとへぼな時から対策ができていれば
それにこしたことはない。



対策、方法としては

色々な使い方、球種、打ち方を練習する

色々なグリップを使えるようにする。


スライスのミニラリーをしたり
ボレーもやる


錦織フォアボレー?


コンチネンタルでフラットやトップスピンのショートラリーもありだ。

錦織はドロップショットの処理を
コンチネンタルでのトップスピンでしたりする。


スマッシュももちろん必要。


そしてドロップショット


錦織ドロップショット


薄いグリップでやることはもちろん
厚いフォアハンドストロークのままでもやる。


高めの打点からフラットに叩くこともやらせる。


エアーケイだ


この練習は最初はエラーしてもいい。
スピードが出たらほめる。



そして次の段階、もうひとつの方法。

そのまま

もちろん上記の対応を充分にした後

コーチもヒントとして
「グリップを変えたら打ちやすいよ」 としばしばささやいたにもかかわらず

それも効かなかったらだが


このままいくと、錦織になっちゃう。 悪だくみ


フルウェスタン


どうしよう、大変だ ・・・


世界で20位以内に入ってしまったら
マスコミへの対応、ラケットメーカーとの交渉

親の苦労も、コーチの責任も重大になってしまう。

どうしよう


まあ、どうしてもそうなっちゃったら、しょうがないか ・・・ ワハハ


年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:20 | コメント(1)| トラックバック(0)

プロのテイクバック

昨日のブログ、ユニットターンの話で
『ひろ』 さんのコメント中の指摘です。


マイク 男子トッププロは
ラケットを持つ腕のわきを開けて
ラケットを立てぎみにユニットターンをしてテイクバックをします。

ジョコビッチのスローを見ると手はユニットターン時は内旋
わきを閉めぎみにラケットを体のわきに下げた時には外旋しています。

と、ありました。




スマイル 一方、松原コーチはいつも、こう言っています。

振り子のスウィングになるよう
凹型に引いていきます。

腕が引く時に内旋、外旋して、捻らないようにテイクバックして
そのまま打ちます。

もちろん内旋、外旋しないでも
インパクトで垂直面が作れるような形でテイクバックを開始するのです。




ラケット赤 上の2つは少し違っています。


でも私は、松原コーチの説明がその基本形だと思っています。


最初の、プロはラケットを高く構えて、立てて引くことですが

プロの試合では
お互いに、高い打点で打ち合うことが多いのが理由です。

そして腕の引き方では同じ動作です。 ナイス!

腕全体を、ラケットが立つくらい上に上げ
自分の目から見て、凹型に引く。
実際には面が外側を向くように引いていくと
面が後ろを向いて引き終わり
低い位置から、振り子の凹型で引いた形と同じになります。

どの打点を中心に合わせるのかのかという違いだけです。



次にジョコビッチの内旋引き、外旋戻しですが

ラケットヘッドの動きを手の動きより少し遅らすと
自然にそうなります。

上手くやるとラケットヘッドがムチのように走る。

どれだけ手首の固定を緩めるかです。


そして、やりすぎると面がトッチラカリマス。 あれー?


この内旋、外旋
ソデルリンクはほとんどやりません。
ジョコビッチはかなりやります
ナダルはめちゃくちゃやります。

後の人ほどトップスピンの量が多い。

トップスピンの量が多い人ほど、ラケットヘッドのスピードがほしい。
若干の不安定さは許容できる。

でもフラットには打てなくなる。

そこにテニスの個性が出ます。


誰でも、生身の身体ですので、手首もしなる。
慣性力でラケットヘッドは遅れる。

松原さんが固定しろといっても、多かれ少なかれ動いちゃう。

積極的に動かす意識は必要ないのです。

積極的に動かしたら、多分トッチラカル。 悪だくみ



技術論としては

基本的に固定するものなのです。 不満



指導論としては

しっかり固定しなさい、なのです。 うるせー



だから、松原コーチは見本としての必要上

手首はがっちり固定するようにしているのです。 ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 15:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

上体と腕を一緒に引くこと

『ひろ』 さんからフォアハンドのテイクバックについての質問です。

以下がそのコメントの全文です。

マイク ナダル、錦織、ジョコビッチなどの男子トッププロは、ラケットを持つ腕のわきを開けてラケットを立てぎみにユニットターンをしてテイクバックをします。ジョコビッチのスローを見ると手はユニットターン時はないせん、わきを閉めぎみにラケットを体のわきに下げた時にはがいせんしています。もちろん、余裕の無い時には直線的にラケットの面を伏せて体のわきに引きますけど。
また、一般プレイヤーの中にがいせんして高い位置にラケットを引くテイクバックをしてショットが安定しない人が多いのは事実だとは思います。
松原コーチがユニットターンについてどのようにお考えなのか教えていただけないでしょうか。

投稿者 ひろ 2013/05/04 00:09






スマイル 私の答えです。

ユニットターン、という言葉を知らなかったので
ネットで少し調べました。


どうも

「腰と両肩をユニットにして、同時にひねることでできあがるテイクバック」

ということのようです。


これにより
腕を引くだけでなく、上体の回転もできるので、手打ちを防げるのだそうで

もちろん、私も含め、上級者はみんなやっています。


ジョコビッチのテイクバック


ただ、こうゆうのを力説する人たちは
手打ちは初心者、プロは全身を使って、と考えがちなようです。



わたしが、『ひろ』 さんの分析で、すごいなっと思ったのは

「もちろん、余裕の無い時には直線的にラケットの面を伏せて体のわきに引きますけど。」

という部分。


リターンの時なんかでしょうね。


ジョコビッチは、ひまのないときは腕だけで引くのです。

もちろん肩の線の少しくらいは動きますが。


ひまがあれば、上体と腕を一緒に引きます。


私はひまな時も、忙しい時も
どんな時もやらなければならないこと
最低限、クリアーしなくてはいけない部分が基本だと思っています。 ナイス!

つまり正確な面で、ラケットを引くこと。

これが基本です。


上体の回転は使えれば使ったほうがいい 

使えないならそれもあり。



ジョコビッチにとっては
180km以上のサーブだと緊急事態。

おなかの出っ張ったおじさんにとっては
普通のストロークも緊急事態なのです。 うるせー


まず、腕で引くことを覚える。

余裕が出るに従い、上体の回転を使えるようにする。 ナイス!


逆の順番で覚えたら

芸術点が10点、試合点が3点のテニスが ・・・

スクールではもちろんほめられます。


たしか、ルールブックのどこにも
手打ちのショットは減点、とは書いてなかったように思います。 ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 15:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

錦織のグリップはなぜ厚い

本日、東戸塚松原テニススクールのコート改修工事は無事に終わった。 祝


コート改修工事終了


明日からは通常通りのレッスンなのでぜひおいでください。

ちょっと出来たて、ふかふか

バウンドが遅め、足ざわりも柔らかい。

ぜひお試しを。 叫び




ラケット赤 さて,今日のテニスの話は
才能のある子が自然になりがちなフルウェスタングリップのストーリー。

私の経験と、推理から出た話なので、フィクションと思ってくれてもいい。 悪だくみ


さて、錦織のグリップはフルウェスタン
かなり厚い。


錦織のフォアハンド


これは想像だが

なぜこのグリップにしたのかと聞いたら
たぶん
これが打ちやすいから、とか
自然にこうなった、と答えるだろう。


子供のころ、テニスを始めた時に
親もコーチも
多分このグリップは教えていないと思う。 あれー?

通常教えるのは
イースタンからウェスタンの間のどこか。

それとも、何も教えないか。

いまどきコンチネンタルで教えないだろうし
ウェスタンより厚いこともないと思う。



それがなぜ厚くなったのか?

今日はそのなぞに迫る。

これは当人に聞いたわけではなく
(聞いても、本人も知らないかもしれない) うるせー

私の想像だ。



イースタングリップで持つと、フォアハンドのインパクトは


フェデラーだと


手のひらが、ラケットの後ろにあり、ボールを押す形になる。

この形は大人だとたいした事はないが  筋肉
子供が腕力で支えるのはけっこう大変。



それで、どうなるのかというと
力はないが、テニスセンスのある子はこんなことを探し出す。

コントロールに腕力の一部を割く余裕はない。

そうすると
押すよりは引っ張るほうがロスもないし、スウィングも単純になる。

ラケットは肘の動いた後を、手の動いた後を必ず付いてくるのだ。


腕が先行


ただし、肘が先行し、手が後だと、手のひらは上を向き
薄いグリップだと面が上を向いてしまう

手のひらが上を向いているのに
面が垂直になるのは、フルウェスタンなのだ。

かくして、フルウェスタンのハードヒッターが誕生するのだ。 ナイス!


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

フルウエスタン

東戸塚の工事も今日と明日、2日だけ。

何とか95%くらいの芝が張りあがった。


今日の最終状態1


今日の最終状態2


ここだけは、特に低く
たくさん盛らなければならないのに
昨日の雨で濡れたのが乾かず、遅れている。


最後の塗り足し


今日も少し塗り足したのだ。


明日はここの芝張りと、全体の砂入れ。

何とか、明後日、5日のレッスンには間に合いそうだ。 ナイス!




ラケット赤さて、テニスの話し。

『モモンガ』 さんからフォアハンドグリップの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは。松原コーチのフォアハンドの理論を参考にトップスピンの練習中です。
振り子スイングで下を向いていた面が徐々に起きてきて、インパクトで地面に対して垂直になるという考え方について質問させていただきたいのですが、私はフルウエスタングリップのせいか、インパクトでまだ少し下向きでかぶったようになってしまいネットミスが多いです。そこで思ったのですが、低い打点や高い打点でもインパクトで垂直面にするのでしょうか。私はグリップが厚いので低い打点で垂直面を作りにくいと感じます。
よろしくお願いします。

投稿者 モモンガ 2013/05/01 13:08






スマイル 私の答えです。

まずは基本的な考え方。

低いところも、真ん中も、高いところも垂直面を作る

高さによりスウィング方向が違う
  (低ければ下から、高ければ右からワイパーで)

スウィング方向が違えば、上体の最適な向きも変わる。
  (高くなるほど、インパクトで、より前向きになる)


スウィング方向を変えることで
上に打ったり、下向きだったり打球方向も変える。

高いところは当然下向きじゃなければならず

低ければ上に上げなければネットしてしまう。


どの高さも、面は原則垂直です。



次に

低いところは面が下を向きやすいし
高いところなら上を向きやすい。

どんなグリップでもそうです。

厚いグリップなら、ラケットヘッドを垂らしギミにして
ラケット面を垂直に作る、

それでも垂直にならないのなら
そもそも、そのグリップが自分に向いていない。

少し薄くすればいい。

ウェスタンにしたらどうですか。



先ほど言ったように
ラケットヘッドを下げればそれなりに面は作りやすくなるが
それでも限度がある。


厚めのグリップだと、低いところが苦しい

逆に、薄めだと高いところが苦しい。

どこが最高のグリップかと言ったら、そんなものはナイ。

もしあるなら、プロは全員それにしているはず。


どのグリップにもとりえがあり、欠点もある。

欠点は工夫や努力で補い、とりえのアドバンテージでそれを上回ればいい。



とりえを重視するか、欠点を消すことを優先するか?

最後はどれが好きかで考えればいいのでしょうね。 ナイス!




さて、あなたのグリップですが

多分
下を向けないで引いていたので
厚くしないと吹っ飛ばしてしまう。

ふっ飛ばさないためにとやっているうちに
グリップが厚くなって行ったのでしょうね。


ただそのやり方だと
いろいろな深さに打ち分けたり
いろいろな高さの打点で打つというのは難しいでしょうね。

グリップと引き方とセットで考えないといけないのです。



でも、身体の向きとかラケットヘッドをたらすとかで

どうにかなるのではないでしょうか。 ワハハ


それでもだめならグリップを変えるか

今までのままで居直るか

どちらかです。  びっくり



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

負荷を感じる能力を開発

夜、東戸塚は雨になり、今朝も降り続いていた。 カエル


コートはびしょぬれ


10時ころには2つ目の雨雲も去り、工事再開。

下地のアスファルト面の低いところをかさ上げ補修。


下地の補修


夕方には、だいぶ緑の部分が多くなった。


緑が多くなった田んぼ


職人さんたちもがんばってくれ、今日は残業
何とか予定通り、5日のレッスン開始には間に合いそうだ。 スマイル



ラケット赤 さて、テニスの話し。

先日、負荷を感じる能力ということで
最適なスウィングをするための
最適なテンポで加速していくための
棒の長さ、重さ
その総合的な重みを感じる能力が必要だ、という話をした。

私自身、その感じる能力があるほうだと思うが
それは子供のころからの遊びなどで養われた物だと思う。

もちろん、直接的な棒振り遊びが一番わかりやすいわけで
小学生のころ毎日のように
原っぱで遊んでいた野球やソフトボール。

それと、カナヅチ
大工仕事のトンカチだ。

小学校3年生までは、横浜
となりが大工さん、母の実家だった。

工作が好きだったので
ノコギリやカナヅチはお友達 ピース

道具を使うということに慣れていたのだと思う。


そんな、昭和真っ盛りと現代は違う。  悪だくみ



原っぱも落ちている木切れも都会ではなかなかない。

テレビゲームやカード遊びでは
道具使い感覚はなかなか養えない。 あれー?



そこで、ふと思い出した遊び道具がこれ


パワーリスト


パワーリストとか、ダイナビーとか呼ばれていた物。


黄色いローターが軸をずらしながら回転し
たぶん
そのサイサ運動を押してやることで回転自体を加速する物。
毎分2万回転くらいまで行くそうで
手首の筋力強化器具なのだが
最初に、回転を増やし始めるところに
重みを感じ取る繊細さが必要
おもちゃとしても、理科の勉強としても面白い。


次はこれ


ヨーヨー


ヨーヨーだ

ひもをちょうどいいスピードで引っ張って加速する
空転させて、犬の散歩など
力の入れ具合、抜き具合の技も磨くことができるのだ。

中学生のころ、かなり凝ったことがある

セーラー服姿でこれをもつと
緊急時には武器になるといううわさもある優れものだ。 ナイス!



最後はこれ


コマ回し


コマ回し。

特に解説はいらないだろう。


そうそう、コマと同様、ベーゴマもいいけど

ベイブレードだと、この能力開発には役に立たないから念のため。 ワハハ


まったく、近頃の若いもんは ・・・ 不満


年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 19:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

リターンの球質や工事や

東戸塚校のコート改修工事
今日は人工芝張りにかかった。


芝を引き始めた


人工芝のロールと砂が搬入されたので
かなり時間を取られ
半面単位で、6ヶ所のうち、2ヶ所のみが終了した。


2ヶ所張り終わった


砂は25トン位だろうか、こんなにあるのだ。


大量の砂





ラケット赤 さてテニスの話し

今日は『ライダー』 さんからリターンの質問。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは。いつもブログを参考にさせていただいています。
少し気になっていることがあるのですが、フォアハンドのリターンが安定しません。ストロークは松原コーチの理論を参考にグリップをフルウエスタンに変えトップスピンなのですが
相手のサービスが緩いとこの打ち方ができるのですが、相手のサービスがある程度スピードがあるとスイングを小さくしてトップスピンのスイングができなくなってしまいます。
ライジングでリターンするときや少し早めのサービスをコンパクトにリターンする場合もやはりトップスピンのスイングをベースに小さくしていったほうが良いのでしょうか。

投稿者 ライダー 2013/04/29 23:48






スマイル 私の答えです。

速いサーブに対してのリターンは使える時間が少ないので
フラット気味になってしまうのはしょうがないのです。

スウィングの距離、時間がトップスピンのほうがどうしても長い。

だから短い距離で打つとすると直線的、フラット気味になるのです。

もちろん低いところから上に向かってフラットに打てば
アウトしてしまうので
水平か、高いところから打ち下ろすように打つということです。

伊達さんのようにテイクバックが小さく
下に引いただけの人は
それなりにトップスピンがかかると思いますが
普通のテイクバックではちょっと厳しいでしょう。

もちろん伊達式の引き方でも
あまり大きく下げると間に合わない可能性が出ますので
速いサーブに対しトップスピンがかけにくいという傾向は同じです。


どうしてもトップスピンをかけたければ、フレンチ式。

フレンチ・オープンでよく見かけますが
トップスピナーが塀際まで下がってリターンする。

これにより時間的な余裕を作ってフルスウィングするのです。


塀際からのフルスウィング
ベーアラインからの通常ショット
踏み込んでのライジングショット。

どれが有効なのか?

人によって違います。
コートサーフェスによっても。

最後は趣味の問題でしょうか。

私自身も若いころは塀際族、フルスウィング派でしたが
現在はベースライン派。
つまり高い打点、フラットぽい球質、ぶん殴り派です。

これはパワースペックの問題です。


もちろん立つ位置はベースラインと塀の間のどこかでもいいのです。



相手サーブと自分のスウィング、反応速度、好みを入れて選択すればいい。

もっと極端に言うと
ハーフボレーからフェンス際までどこでもありです。

自分独自の、意味のある場所を見つければいいのです。

ベースラインの近くじゃないと義理が立たないということはありません。




さて、打ち方の話ですが
おっしゃるとおり

速いサーブへのリターンは
トップスピンのスウィングを基本に
スウィングの大きさを少し小さくしたり
スピンを減らしたりして対応すべきだと思います。

思ったよりサーブが速くなければ
いっぱい振ればいいし
リターンエースも狙いやすくなる。 ナイス!



サーブが攻撃的に来たら
リターンは守備的にと考えがちですが
これはちょっと考え物。

サーブは速いほうがこっちもスピードが出しやすい。
サーバーも体勢を作りにくい。

テニスはどっちが点を取りやすいのかを競うスポーツ。

どっちが無事に返球できるのかではない。 悪だくみ

勝てばいいのだ

フラット気味を逆手にとってリターンエースにしましょう。



もちろん

姿勢を垂直に、状態を前向きに、手首をしっかり

そして、カオを強そうにするのが基本です。  ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 18:58 | コメント(0)| トラックバック(0)