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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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キャプ 10/16 22:23
アトムさん、tuku…
松原コーチ 10/15 18:57
回答ありがとうござい…
フランカー 10/15 18:30
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東戸塚1日クラブ

昨日は印西のクラブで震災地支援のチャリティーイベントだったが
残念ながら写真が手元にないので紹介ができなかった。

じつは夢中になってレッスンと試合をやっていて、写真を撮るのを忘れてしまったのだ。


今日は東戸塚のスクールに移って、1日クラブ&BBQ。  スマイル
要はひたすらテニスをし
バーベキューを食べて
合間におしゃべりをするという単純なもの。
私のスクール生の方たちに混じってたくさんダブルスをした。 

1日クラブ


コーチたちも参加し盛り上げた。
これは参ったふりをしながら、さりげなく返球する清水コーチ。

清水コーチも


途中、田村コーチが参加した試合で大事件が。

コンタクトが


フルスウィングの拍子にコンタクトレンズが飛んだらしい。

オレンジウェアーの田村コーチは探すのをあきらめたらしい。  うるせー

見つからず、あきらめたところで、なんと隣のコートで発見。
無事に再開した。


私も3試合目には
10cm短くカットした、ウッドのラケットで参戦。
相手の方には、私が左手でやるか、短いラケットかと2社択一を迫ったのだが
両方採用で押し切られてしまった。  あれー?

10cm短いと


にもかかわらず、みごとな? プレーと策略で勝利したのだ。 ピース



コートの外では昼近くからバーベキューも始まり
すでにラケットからビールに切り替えた人たちも。  ビール

BBQ


私もちょっとつまみ食い。  スマイル

つまみ食い


テニスの話をしたりしながら
炉辺には、暗くなるまで笑い声が響いていた。 ワハハ


試合の合間にも、サーブの構える向きを修正したり
フォアハンドのテイクバックの指導をしたりと
テニスの内容的にも、有意義な1日を過ごすことができた。  ピース

もちろんテニスの試合もたっぷりとやったのでみんな大満足。

そしてくたくた。  ナイス!




イベント | 投稿者 松原コーチ 21:18 | コメント(1)| トラックバック(0)

サーブの威力を増す

『翡翠』 さんからサーブの威力を上げる方法についての質問です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんばんは
またサーブについて質問させてください。
このブログのアドバイスのおかげで、スライスサーブが安定して入るようになってきました。(自称スライスサーブですが・・・)
そこで質問なのですが、スライスサーブの威力を上げるにはどうしたら良いのですか?
安定して入るようになったのは良いのですが、威力がないため、上手い相手とやると叩かれてしまいます。
先輩にもサーブの威力を上げた方が良いと言われました。
サーブの威力を上げる方法を教えていただけませんか?
よろしくお願いします。

投稿者 翡翠 2011/04/27 23:10





私の答えです。

スマイル 威力アップのためにはスウィングスピードを上げることです。

そのためのコツとして2つ上げます。


1つ目は振り子です。

ラケットを持った腕を下にぶら下げてゆすると
前後に動く振り子になります。

振り子だから、支点から重心までの距離で決まる周期で動きます。
だから、その人のパワーによらず、どの人もほぼ一定の周期になります。

ストロークならこのまま使えばいいのですが、サーブでした。

こんどはサーブの形で上に持って行き、前後にゆすってみてください。

これはメトロノームと同じで、上で動く振り子です。
これにも固有の周期があって、どの人もほぼ同じです。 

メトロノーム


前後にゆっくり動かします、この振り子に逆らわないようにゆったり振りますと
かなりのスピードのサーブになります。 ナイス!



2つ目のコツです。

インパクトからフィニッシュにかけてをスピードアップして一気に振り切ります。 ピース

スライスサーブなら、利き腕と反対側の腰の横まで
腕を一気に振り切るのです。

スピンサーブなら、回内を利かせますので
利き腕をそちらの側のおなかの前まで一気にもって行きます。
肘は胸の前に残ります。


全体の流れで行くと

『ゆうっくり』 振るのです。

ラケットを立てたところから、後ろへ落として行き
一番下からインパクト直前までは、ホントにゆっくり、振り子に任せます。
『ユウッ・・

その後、インパクトからフィニッシュまでは一気です。  ・・クリ』

声に出して、『ゆうっくり』 といいながら振ってみてください。  ナイス!


「バコーン」  ワハハ


サーブ | 投稿者 松原コーチ 16:15 | コメント(3)| トラックバック(0)

サーブで内向きの面とは

不安定サーブの悩み事で、お二人からコメントをいただきました。
共通の答えになりそうなので一緒にしちゃいました。
『光太朗』 さんのコメントも出すと長くなるのでこちらにはコピーしませんでした。

それを全部読みたい方はこちらへ


以下は、『ヒゲおやじ』 さんのコメントです。


マイク 松原コーチ。お世話になります。

テニス暦は20年を超え、若かりしころは地方大会への
出場経験もありますが、一向にサービスが安定しません。

調子の良いときは、安定して威力のあるサービスが入るのですが
一旦、壊れだすとダブルフォルトの嵐。

先日も1試合で11本のダブリを連発し、4-0から逆転負け。

サーブに悩むあまり、サービスの安定をもとめ検索していたら、
コーチのブログを発見し、当方としては光明がみえ始めたところです。

スピンもどきを打ちたいが、どうしてもスライスになってしまうこと、
オーバーのフォルトが多いのが悩みです。

恐らく、スリークォーター気味にラケットを振っていること、野球のカーブの投げ方
に近い腕の使い方が原因だと思っています。

スピンに拘らず、まずはスライスサーブでも安定させたいと
思っております。

今回の「手首を引っ込めて捕らえる」というのは、インパクトの際に

①手首を伸ばした状態にし、をラケットヘッドより後ろにある

②手首を親指側にコックしラケットヘッドより手首が前にある

という意味なのかどちらなのでしょうか?

写真を見る限り、②と感じたのですが、それは自分の感覚では
手首が引っ込んだというより、突き出ていると感じたので、ご相談
させていただきました。

よろしくお願いします。

投稿者 ヒゲおやじ 2011/04/26 10:50





私の答えです。

スマイル 基本的に、球種はスライスサーブでいいと思います。
ベテランになるに従い、スピンサーブのご利益よりも不利益のほうが目立ってくるからです。

もちろん、すでにスピンになれている方や
若い方で、ばりばりチャレンジする方はスピンもありです。


さて、お二人とも、セカンド・サーブの安定と威力が大切だと思います。
しっかり振り切って、攻撃されないセカンドがないと
ファーストも思い切って打てなくなります。  冷や汗

そのために、サーブに回転をかけるのです。

それを安定して打つための技術が、『内向きの面』 と
それを実現するための、『手首の形』 なのです。

次の写真を見てください。

スライスサーブ 打点


スライスサーブのインパクトの形です。

このときに打球の当たるほうの面がサーバーの目から見えている。 ピース

これを内向きの面といっているのです。

手首が伸びればスライスに、親指側に曲がればスピンになります。
どちらも面がサーバーから見えるような内向きです。
あまり細かい形は気にしなくて大丈夫です。
手の形にも、グリップによっても少し変わります。

ポイントは内向きの面が作れて、手首を固定して使えること。

だから、最初に構えたときから内向きの面を作っておくといいです。

内向きの構え


打球面が見えています。

  (私の腕と、最近使い始めた、ヨネックスのVCORE 98Dです) ワハハ


そしてこの手首の角度をずうっと保つつもりでスウィングするのです。 ナイス!


さて、打点が前のほうになって、手首が打球方向に突き出ると
ボールの飛び出す、上下の方向が不安定になり、発散傾向のサーブになります。  悪だくみ
そのときには打球面の裏側が見えると思います。

先ほどの内向きの面で、後ろ気味の打点にすることにより
この上下方向のばらつきが最小限になり、収束傾向のサーブが打てるのです。  ナイス!

スウィング中もこの手首の角度をあまり動かさないことにより
更に安定度を高くできます。

そしてついでに、打点が後ろになることにより
腕の使い方が、内旋を主にした使い方になりパワーも増すのです。 ピース

つまりいい事尽くめなのです。

だからプロは、特に男子のプロはほとんどこの形を使っているのです。


この形を大切に、身体を使いすぎないようにして振り切ります。

ファーストは大胆なコースに、セカンドは少し内側に安全にぶちこむのです。


そうそう手首の固定ですが
固定しているという感覚があればいいのです。

ラケットの重さにより途中で手首がしなったりしても
固定感覚があると、インパクトでその角度が再び戻ってきます。

戻す意識ではなく、一定に保つ意識なのです。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 18:25 | コメント(6)| トラックバック(0)

チップ&チャージ

『Makotasu』 さんから、「チップ&チャージ」について質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ

またもや、質問させて頂きます。

先日、当ブログで「鈴木貴男ばりのチップ&チャージ」のお話がありました。これはライジングのスライスリターンと理解しております。当方、これに大変、興味を持ったので実際にダブルスで試してみたのですが・・・

対戦相手が雁行陣ですと、相手後衛に力のないリターンが戻り、特に有利な状況を作れないなと感じました。そこで、より深く、もしくは、よりアングルへと狙いを定めると、急に難易度を上がり確率が低くなるため、これも実際には使えないなと感じました。

当方の技量不足を言われればそれまでなのですが、何か根本的に狙う場所や使いどころが間違っているような気がして、コーチにお尋ねしている次第です。どうか、チップ&チャージの狙う場所(アングル、センター深く等)や使いどころ(サーブ&ボレーの相手だけに使う等)、その他何でも気が付くことがありましたら、よろしくお教え下さい。

なにとぞ、よろしくお願いいたします。

投稿者 makotasu 2011/04/24 21:19





スマイル 私の答えです。

チップ&チャージというのは、スライス気味に強めに打って
しかも打ちながらネットへラッシュです。
鈴木貴男選手の場合、もちろんダブルスでも使うと思いますが
主にシングルスで使います。

打ちながらネットへ出られるので、いいポジションにつけること
スライスですべるのでパスが打ちにくいことが特徴です。

雁行陣のダブルス相手にも有効なのですが
ゆるく入れるだけですと、ストローク自慢の選手にはたたかれます。
強めに打ち込むことが必要です。

この強めに打つコツが皆さんわかりにくいのではないでしょうか。 あれー?

深くと考えるよりは、強くです。
より強く打てば、自然に深く行ってしまいます。
強く打ちながら浮かないショットを目指しましょう。

コツは、大きく高く引いて下に向かって強めに打つ。

次に、インパクトでスウィングを止めるようにするとアウトしないで ナイス!
深さコントロールができます。

浅めに打ちたかったら、スウィングをインパクトで止める。
もう少し深くしたかったら、もう30cm先で止める。
ベースラインすれすれに打つには、更に20cm先、といった感触です。

この止め加減で深さコントロールです。

さっき、『・・といった感触です』 といいました。

あくまでも感触なんです。
車は急に止まらない。 車

この止める感触なのですが
自分の動画を見ると、もう少し向こうまでフォロースルーがあります。
きっと動画のほうが間違っているのです。
「それでも、私は確かに止めているのです」 叫び

そうだ、先日のラフターのショット、動画と連続写真をもう一度見てみましょう。

どうです
ちゃんと止めているのがわかるでしょうか
インパクト後30cmでは止まっていませんが
あきらかに振り切ってはいませんね。
下向きに振ったラケットにブレーキを掛けたので
反動で、上にフォローしているように見えるのです。
運んでいるように見えるのは表面的に出てきたもので
ラケットが惰性とバランスで出てきただけだと私は考えています。 ナイス!

実際に前進しながら、スウィングして止める実験をしてみてください。
あれくらいのフォローは付いちゃいますよね。
運ぶつもりだともっと大きなフォローになります。 うるせー


さてこの動画と連続写真からわかる大切なこと。

1、 頭より大きく引いている。
2、 上体の向きが一定で、開いていない。

そして上手く、強く止めること。


もちろんスウィングの基本は振り子で
アウトサイドインのスウィング。

垂直の面が徐々に上を向いていきながらボールを捕らえています。 ナイス!


基本的に単純なショットですので
手首でこねたりしなければ
少しの慣れで、誰でもいいショットが打てると思います。

慣れないうち、難しいのはしょうがないですね。 ワハハ




スライス | 投稿者 松原コーチ 18:58 | コメント(1)| トラックバック(0)

サーブ球種の予測

『翡翠』 さんから質問をいただきました。
サーブの球種の見分け方です。
もうひとつは左利き対策。

以下がそのコメントの全文です。

マイク こんばんは
こんばんは
2つ質問があります。

1つはサーブについてです。
フラットサーブ、スピンサーブ、スライスサーブ、ツイストサーブをランダムに打ってくる先輩がいるのですが、うまく対処できません・・・
4種類のサーブをランダムに打ってくるのはファーストサーブだけで、セカンドサーブはスピンサーブかスライスサーブだと思います。(スピンサーブとスライスサーブの違いがなんとなくしか分かっていないので・・・)
そこで質問なのですが、相手のサーブのスウィングを見てどのサーブを打ってくるか予測することは可能ですか?
もし可能であれば、その方法も教えていただけませんか?
ちなみに先輩は左利きです。

もう1つは左利きについてです。
自分が入っている部活は左利きがとても多くて、部員数の半分位います(自分も左利きですが・・・)
そこで質問なのですが、左利きの人とプレーする時に有効な打ち方は何かありますか?
漠然とした質問で訳が分からないかもしれませんが・・・

同時に2つの質問をしてしまいましたが・・・
お手すきの時にでもご回答いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
投稿者 翡翠 2011/04/23 21:34





私の答えです。

スマイル 説明の都合上、私が間違わないために、右利きを前提で話します。 

まずはサーブの球種ですが
フラットは回転がないか、非常に少ないサーブで、意味がわからない人はいませんね。

スライスサーブは横回転でボールの右横を斜めに打つことにより
左方向にスライドしながら飛んで行きます。

これら2つのサーブは打つほうの都合で
インパクト時のラケットは垂直に近く立っていることが多いのです。 にっこり

スライスサーブ 打点


スピンサーブはツイストサーブとも言います。
つまり両者は基本的に同じ物です。
ニュアンスとしてはよりスピンの多いのがツイストでしょうか?

最近はツイストサーブという言葉はあまり聞かれなくなりました。

しばらく前に、テニスの王子様の越前リョーマ君が
このサーブを相手フォア側に入れ、顔めがけて跳ねさせてノックアウトするというのがありました。 びっくり

われわれレベルのテニスシーンではあそこまでは無理で
通常はバックのコーナーに入れて、更に遠くに跳ねさせます。
このバック側に跳ねることをキックするといいいます。

このサーブはボールを時計の文字盤で言うと
7時半から、1時半の方角へ斜め上45度くらいの方向にこすり上げます。
だから、左に曲がりながら落ちていくのです。

インパクトのラケットの向きは打球方向の関係で
斜め45度くらいに傾くことになります。    にっこり

スピンサーブ 打点


さて球種の判断、予測ですが
インパクトのラケットの向きが違うことによりかなりわかります。

もっとたどると、トスの位置によりわかります。 ナイス!

インパクトでラケットを立てるためにはトスは右肩の上になります。
スライスやフラットはこの辺が多くなります。

だから、この辺に上がったら、フラットかスライス。 ピース

右肩より更に右に上げるとフラットは打ちにくく
  (レシーバーから見れば左側です)
たぶんスライスサーブが来ます。

スピンはラケットを斜めに倒すため、トスが頭の上か左肩の方角に上がります。

フラットとスライスは見分けにくいのですが
構えのときに、微妙に雰囲気が変わります。
たぶん、凶暴な感じがしたらフラットでバックに来ます。
やわらかめ、なめらかに来たら、スライスで、フォアのコーナーに来ます。  悪だくみ

この辺はいっぱい観察してなれるしかありません。
他の人の試合を見ながら、当てっこゲームをするといいと思います。  ワハハ


左利きに対する対策のほうですが
昔は相手のバックが弱かったりしたのですが
最近は両手バックのほうがフォアより強かったりして
その人によりみんな違います。

明らかに違うのは、サーブの曲がる方向です。
これはイメージトレーニングをしてなれるのが一番早道です。  ナイス!

ですが、翡翠さんの場合、仲間の半分近くが左利きとのこと
いつも見慣れている光景ですから、対策の仕様が無いのではないでしょうか。

通常の左利き対策とは、「なれない左利きにどう対処しましょう?」
ということなのです。

それをイメージトレーニングで補うのです。  ナイス!


レシーブ | 投稿者 松原コーチ 19:27 | コメント(1)| トラックバック(0)

なしのはなやありのみ

今満開のこの花、なんの花?

梨園


ここは坂田農園
最近ブランドになっている、『浜なし』 発祥の農園。
こちらの梨の花なのだ。


ここは私が毎週金曜日に女性会員さん対象のレッスンをしている
『横浜ガーデンテニスクラブ』 さんの母体。

駐車場のすぐ横が梨の畑なのだ。

観賞用ではないので普段、街中ではあまり見ないのだが
なかなか、可愛い花を咲かせる。

梨の花アップ



ところで先日、印西のクラブから鎌ヶ谷市くぬぎ山にある
うちの会場の一つ、『トミーフットサル松戸テニススクール』 に向かって走っていたときの事  車
この辺一帯も、有名な梨の産地。

うちの、このくぬぎ山の会場は、梨は取れないが
全国レディース、千葉県代表プレーヤーの産地なのだ。
あのスジガネ君の元祖、金田コーチがヘッドコーチをしているのだ。

ちょっとだけ、自慢話。  ワハハ



さて、白い花が咲いた果樹園の横に、『ありのみ農園』の看板が。

そういえば
仲良くしてもらっている、船橋市と鎌ヶ谷市にある
『オールサムズテニスクラブ』 さんにも
『ありのみカップ』 というジュニアトーナメントがあった。

以前、オールサムズの大関社長にお聞きした。

「大関さん、『ありのみ』 って何ですか?」

「ふつうは梨って言うんだけど、無しだとちょっと寂しいでしょ」

それで、『有りの実』 なんだそうだ。

ジュニアを大切にしている、大関さんらしいお話だった。 ナイス!



日記 | 投稿者 松原コーチ 19:44 | コメント(2)| トラックバック(0)

速いサーブをリターン

『翡翠』 さんから速いサーブのリターンについて質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチこんにちは
速いサーブのリターンについて質問です。
部活の先輩に速いフラットサーブとスライスサーブを打ってくる人がいるのですが、うまくリターンできません。球が速すぎて、ラケットに当てるだけで精一杯です・・・
速いサーブのリターンの方法を教えていただけませんか?
よろしくお願いします。

投稿者 翡翠 2011/04/19 22:23





私の答えです。

スマイル 速いサーブのリターンのポイントは2つ。

1つ目はタイミングを取ること。
2つ目はラケット面をぐらつかせないこと。

タイミングですが
通常のストロークではバウンド後までボールを見て、打っていると思います。
それをリターンでやると振り遅れます。

ボールの動きを読んで、予測した位置にラケットを出さなくてはなりません。 ナイス!

具体的には
まず観察です。
サーブを見て球筋を追い、心の中で打ってみる。
次に、想像したサーブのボールを素振りで打ってみる。
ジャストミートしたなら
本物のサーブをリターンしてみる。

スウィングができているなら
心の中で打ってみる、の後、すぐにでも打てると思います。 びっくり


ここまでのイメージトレーニング話は最近、よく出てきていますので
耳にたこができている人も多いかもしれません。  うるせー


では次の2つ目。

ラケット面をぐらつかせないこと。

サーブが速かったり、曲がったりで、大変だと思うと、当てるだけになりがちです。
でもこれでは速いサーブのエネルギーに負けて、面がぐらつきやすいのです。 あれー?
特に握力の無い女性はそうです。

対策はしっかり振ること。

ただ、フルスウィングはちょっと心配なので
『小さめのテイクバック』 から 『小さめのフィニッシュ』 までしっかり振ります。 パンチ

手の動きで言えば、1~1.5mくらいのスウィングで
しっかり打って、しっかりフィニッシュで止める。

もちろん手首も腕もしっかりです。  筋肉


あっ、もうひとつ忘れていた。  冷や汗

上体の向きが横向きから前向きになる暇がないかもしれませんね。

もしそうなら、特に腰の線は前向きのまま打ちましょう。  ナイス!
肩の線はスウィングに引っ張られ
自然に少し横向きから前向きという動きをすると思います。

とにかくインパクトで前向きになれればいいのです。

そしてインパクトで丹田に力を入れる。  ピース

丹田(たんでん)とはおへそのこぶし1個分くらい下のところ。

『ハラの据わった人』 の ハラです。 

エイッ  叫び


もしフルスウィングなら、上体全部、特に背筋を固めて、エイッ  叫び





レシーブ | 投稿者 松原コーチ 20:07 | コメント(1)| トラックバック(0)

鍛える話の続き

『Gecky』 さんからトレーニングについての質問の続きです。

以下がそのコメントの全文です。


マイクアドバイスありがとうございます。
早速、今晩から始めたいと思います。
よく野球、テニスのスポーツプロ選手の映像でゴムチューブなどを使ったトレーニングを見かけます。これは多分軽めの負荷じゃないかと思うのですが、(インナーマッスルの強化?)これについて、松原コーチはどのようにお考えでしょうか?

投稿者 Gecky 2011/04/21 09:19






私の答えです。

スマイル サーブを打つにも、ストロークを打つにも
インナーマッスルは大切ですね。

これは、以前のコーチ研修会でサーブのときの
腕の内旋を感じてもらっているところです。

内旋の力の入れ具合


この動きをさせているのが肩の奥のインナーマッスルですね。
この動きの筋肉を鍛えることも必要だし
力を入れることの感覚を知ってもらうこともトレーニングでは必要なのです。



さて、かなりのレベルのアスリートは器具を使って恐ろしいほどの鍛え方をしています。
それに対して最近は、従来のマシントレーニングでは鍛えられない
インナーマッスルについてはゴムチューブなどを使って鍛えているのです。  筋肉

いじわるな見方をすると

あまりにも専門的に、限定された筋肉を鍛えてしまうので
それ以外の細かい筋肉の強化がいろいろと必要になるのです。  悪だくみ

かなり、大雑把な言い方ですが
私の紹介した、自分の身体を負荷にするトレーニングは
あまり筋肉を限定しません。
そのかわり絶対的なレベルは低いのです。
腕立て100回、腹筋100回、背筋100回できるようになったくらいで
アスリートっぽい、本格的なトレーニングをしてもいい身体になったのかな   あれー?
というところでしょうか。

それとも総合的な体質改善といったところでしょうか。

それでもこれくらいで、少しくらい試合をしても
腕や肩が疲労してくるということはなくなるのではないでしょうか。  ワハハ


まあ、これくらいが楽勝になったら
そして、それ以上が必要なレベルなら
具体的には、全日本出場を目指すくらいでしょうか?
トレーナーについてもらい、本格的なマシントレーニングに入ったらいいのではないでしょうか。

それプラス、テニスに必要な肩のインナーマッスル強化、ゴムひもトレーニングの開始です。  ナイス!


そういえば思い出しました。
昔、お世話になったある社長さん
しばらくやめていた空手を再開したいのでトレーニングを始めたとのお話。

先ほどの、腕立て等、どれも300回以上できるようになったら  冷や汗
空手の練習を再開するとのこと。

それくらいの身体にならないと、空手では怪我をしてしまうのだそうです。

武道家、恐るべしです。  びっくり




練習法 | 投稿者 松原コーチ 20:16 | コメント(1)| トラックバック(0)

上体の持久力

持久力の鍛え方について、『Gecky』 さんから質問をいただきました。
私も若いころは持久力が無くて苦労しました。
今はもっとありませんが、不思議に他人からはタフだといわれています。

さて、以下がそのコメントの全文です。


マイク 持久力の鍛え方について教えてください。
私は練習でも試合でも後半になってくると腕や肩が疲れてきてしまい、調子が悪くなってきてしまいます。
そこで素振りや筋トレなどで少しでも持久力を付けたいと考えています。
以前このブログで「素振りをあまり沢山しない方が良い」というようなことを書かれていた記憶があるのですが(勘違いだったらすいません)、ボールを打たずに出来る、おすすめの練習方法はありますでしょうか?
投稿者 Gecky 2011/04/19 12:57





私の答えです。

スマイル まず、素振りの話です。
「素振りをたくさんしない方が良い」 という話ですが
これはボール無しでやり続けていると
ボールが入らない打ち方をやっている可能性が高い、というためです。
もしそうなら、ヘボの癖をつけるための練習というわけです。

やればやるほど下手になります。    怖~い


さて持久力です。
私の若いころの問題の持久力は足でした。
シングルスで長いこと走っていると、足にきて、よく痙攣していました。
その場合なら一番簡単なのはランニングです。
どれくらい走るのかというと
昔、昔、アーサー・アッシュという人が雑誌の取材で答えていました。

「はくまで」 だそうです。

アーサー・アッシュという人は1970年ころのチャンピオン
アフリカ系のアメリカ人です。
黒人なこと、心臓病のこと、エイズのこと、いろいろな話題のある人ですが
私にとっての重要事項は
「左足着地サーブの先駆者」 であることです。
サーブアンドボレーで
フレンチ以外の3つのグランドスラムタイトルを取っています。



さてさて、腕や肩の持久力の話。

たぶん、持久力というより筋力がないんだと思います。
ですから疲れちゃう。

テニスのラケットくらい、小指だけでも振れるようになれば、疲れません。  筋肉

ですから筋トレでしょう。
腕まわり肩まわりをしっかり強化しましょう。

理屈で言うと、一番効率的に筋力をつけるには
週に2回か3回以上
10回で限界になる程度の負荷でトレーニングをするといいのです。  ピース

バーベルやダンベル、マシントレーニングなどをやるのが一番効果的なのですが
とりあえず、簡単にできるのは、腕立て伏せ。
これが50回くらいは軽くできるのなら、足の位置を高くしてやる。
それでも物足りなくなったら
負荷が足りないので、道具やマシンを使う必要があると思います。

そういえば、大昔、受験勉強中の眠気覚ましに
本をいっぱいつめたリュックサックを置いておき
眠くなると、それをかついで
足を椅子の上において腕立て伏せをした覚えがあります。 ワハハ
マシンが無くても負荷は上げることができるということです。


もうひとつは腕立ての逆を鍛える、懸垂、または縄のぼり。
専用の道具が無くても
公園に行けばいろいろな遊具がありますし
最近見かけないけど、ぶら下がり健康器もOK。


最後に体幹部分の強化。
腹筋を鍛える、シットアップ。
足を押さえてもらい、上体上げです。
これは必ず、ひざを120度ていど曲げて、腰を痛めないようにしてください。
それとひっくり返って、背筋の強化。
この2つは、楽々、100回くらいできるようにしましょう。

もっと鍛えるには
トレーニングジムへ行けば
足の位置を上げることのできる台がありますが。


更に、楽しく鍛えるには、ジャッキー・チェンの映画を見て勉強するといいです。 びっくり

冗談みたいですが
負荷をかけて、総合的に鍛えるのが一番です。
たとえば、腕立て伏せでも、腕の筋肉だけじゃなく
全身をいろいろ使いますよね。
一ヶ所の筋肉だけを鍛えるようなマシントレーニングがいいとは限りません。  悪だくみ

テニスはいろいろな筋肉が必要だからです。

自分なりに工夫すると面白いです。   ナイス!



練習法 | 投稿者 松原コーチ 20:57 | コメント(1)| トラックバック(0)

サーブで眩しかったら

サーブでまぶしくて困ると、『ふとっちょ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも拝見し楽しませていただいております。ありがとうございます。
もしよろしければ教えてください。
サービスの時、太陽がまぶしくてうまくうてません。サーブが打てたとしても、縮瞳した目ではピントがあわず、次のショットに影響してしまいます(40歳過ぎると目がおとろえてきました)。サーブは比較的得意なのですが・・・。松原コーチなら秘策をおもちではないでしょうか?

投稿者 ふとっちょ 2011/04/17 16:55





私の答えです。

スマイル 太陽を直視してまぶしくない人はいません。
ですから直視しないようにするしかありません。

トスしたボールのそばに太陽があるなら、意識して直視しないようにする。
そして眩しくないフリをすれば何とかなります。


ホントにすぐそばで、どうしようもないときは
トスを変えて、打点のほうを動かすしかありません。

一番簡単なのは、普段よりも右にトスを上げて、スライスサーブにする。

うんと右でも打てますから、上から切り下ろしてスピンを多めにできるようにしておくといいです。 ナイス!

もともとスライスサーブの人は、さらに右にしてウルトラスライスにする。  びっくり

または、少し左に上げて、スピンサーブ気味にする。


スピンサーブの人は先ほどのスライスで逃げるのが一番簡単ですが
もうひとつ

トスを後ろにします。 (左ではありません)

打点が後ろになると、あたりがかすれやすくなるので安全に打てますから
ファーストからこれで入れておく。


どうですか、ぴんと来るのがありましたか?

どうしても無い場合は、必殺のアンダーサーブです。  悪だくみ

カットするか、トップスピンのハードヒットもありです。

どちらもファーストからやること。

セカンドだとレシーバーに意地悪されますよ。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 22:41 | コメント(1)| トラックバック(0)

スライスオンリー

『しろくま』さんから質問をいただきました。
フォアハンド・スライスの話です。



以下がそのコメントの質問部分です。

マイク 最近フォアハンドのスピン系の質問が多い中で、
コーチのご意見をお伺いしたいことが
あります。

フォアハンド、
スライスオンリーで、試合って勝てますか?

       投稿者 しろくま 2011/04/16 21:52






私の答えです。

スマイル プロレベル、ジュニアのトップレベル、大学のインカレレベルでは無理です。
最後にトップスピン系のパワフルショットでぶち抜かれます。

市民大会レベル、全国レディース代表ねらいレベル、全日本ベテラン等ではありです。
これらのカテゴリー、特にダブルスでは
フォアハンドがスライスオンリーな人は結構たくさんいます。
もちろん両側ともスライスの人もいます。

特に女子ダブルスではそれなりの勢力です。  びっくり

スライスの便利なところは、打ち方が基本的にボレーと同じなこと。
もうひとつは、前進しながら打ちやすいので、早くネットへいけることです。

これはP・ラフターのフォアハンドスライス、動画と連続写真です。
リターンしながらネットへ出て行こうとしています。

この出て行きながらがトップスピン系の打ち方ではできないのです。
トップスピン系で上手く打つためには、一瞬、全身の動きをブロックします。
そのために、どうしてもブレーキになりがちです。

スライスだと逆に加速しながら出て行くことができるのです。 ピース

だからアプローチショットは通常、スライスなのです。

しかもそのまんまの技術でボレー、感覚が1種類でいいのです。 ナイス!



ネットへ出る有利さはわかりました。
じゃあ、ベースラインではどうでしょう?

相手がネットにいるとき、足元に落ちていきやすいショットはトップスピンです。
しかし、ネットすれすれに打ちやすいのはスライスかフラットなのです。 びっくり
スライスなら、低くボレーしにくい、つき球も打てますし
スピードを殺して足元に落とすこともできます。

トップスピンでネットすれすれに打つのは結構難しいのです。  悪だくみ

相手ネットマンにつめられると、生半可なトップスピンはやられちゃうことが多いのです。
もちろん生半可じゃないトップスピンとかトップスピンロブが使えればいいのです。

だから、生半可じゃないトップスピンカテゴリーではスライスオンリーは生息が難しいのです。  うるせー


さらにもうひとつスライス派に有利な話があります
それはどっちに打つか、何を打つか、ばれにくいことです。 ナイス!

スライスは通常、腕のスウィングだけで打てます。

勢い付けの予備動作なしで打てるので
相手の動きを見てから打てる。
コースの打ち分けもとっさに腕だけでできる。


まあ、そんな、こんなで、スライスオンリー・フォアハンドはありです。

どう選ぶかは、ほとんどその人の性格と趣味の問題だといえるでしょう。 ワハハ




試合等 | 投稿者 松原コーチ 19:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

お花見へ

暖かい風に誘われ
オクサンといつもの裏庭、大池公園へ。

大震災への経済効果も考え
花見自粛に逆らって出かけてきたのだが
ほとんど家にあるものを持ってきたので
あまり世間の役にはたっていないかもしれない。


ここ2,3日の強い風に散らされ
ソメイヨシノは花びらをすっかり飛ばされてしまったようだ。

少し白っぽいヤマザクラがこの時期は主流。

ヤマザクラ


普通のお花見シーズンには間に合わなかったようだ。

しかし下に目をやると、あちこちに春が。

タンポポ


春といえばタンポポ。
最近は花が昔に比べ、大ぶりになったような気がする。


黄色と来れば、ヤマブキも満開

ヤマブキ


こちらはちょっと濃い目の黄色、ヤマブキ色がとてもきれいだ。
大池公園のは、一重の花が主流のようだ。


池に行くと、当然のようにカワセミ君が待ち構えていた。

いつものカワセミ君


盛んに池に飛び込み、昼ごはんの真っ最中。

ダイブ


松原さんちで 『ヌシ』 と呼ばれている鳥の真上で、漁の合間にお休み。

主とカワセミ


カワセミ君が林の中に消えたので、われわれも帰ることにした。


途中のハス池にはこちらも春の定番、オタマジャクシが。


オタマジャクシ


桜の花びらの浮く中を群れになって泳いでいた。


ハス池の隣には、ミツバツツジ(山つつじ)も満開。

ミツバツツジ

ミツバツツジは葉よりも花が先なので、ほんと花だらけだ。


隣の田んぼの中には食事中のカルガモ君が。

カルガモ


風がちょっとだけ冷たかったが
凄い勢いでに春がやってきている。

人間社会の大変さが、ほんのちょっとのように自然は繰り返していく。  スマイル



日記 | 投稿者 松原コーチ 19:37 | コメント(0)| トラックバック(0)

サーブの回転を増やすには

スライスサーブについて、『レッド』 さんから再度、質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

マイク 先日のサービスのアドバイスありがとうございました。
早速、試してみましたが良い感じです。
内向きの面で捕らえるのがポイントみたいですね。
ただもう1つコツを教えていただきたいのですが、
スライスの回転量の調節のコツはあるでしょうか?
よろしくお願い致します。

投稿者 レッド 2011/04/14 21:23




私の答えです。

スマイル 回転量を増やすには
ラケット面の斜め具合をもっときつくすればいいのです。

そうすればボールに対し薄く当たり、回転の多いサーブになります。

斜め具合を大きくするには
内向きの面の内向き具合をもっと極端にするのです。 ナイス!

内向きな面とは、打点で打球方向に対し、左に向く面のことです。

ちょっとしたコツですが
この構えのときに

アドコート スライス間違った構え


手首を内向きに折り
この写真で言うと、面をもう少し右向きにするのです。

手首の角度を保つイメージを持っていれば
インパクトでも面が左向きになり
ボールに対し薄く当たって、スピンが多めにかかるのです。 ピース



ところで、これに付随して気をつけなくてはいけないことです。

左向きの面で当てて、回転が多くかかれば
当然、ボールはさらに左方向に飛んでいくことになります。 あれー?

だから、もっと右に向かって打つことが必要になります。

たとえばこんなふうに向きを変えます。

アドコート スライスの正しい構え


具体的には上体をもっと右向きにする。

トスも右よりの腕の向きから上げ
打点も右側、少し後ろにしなくてはなりません。  ナイス!

ここで使った2枚の写真は
本来は、アドコートの間違った構えといい構えの
比較用に撮った写真なので極端に変えてあります。
1枚目の写真の向きでは本当はジュースコートにボールが飛んでいくので要注意です。  悪だくみ

まあ、話の方角はあっていますのでご勘弁ください。


今回、回転を増やす話としましたが
回転を減らすには反対のことをすればいいだけです。  ナイス!


サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:43 | コメント(1)| トラックバック(0)

桜は満開、背面打ちも


ようやく暖かい春の日が続き、桜も満開のようだ。
東戸塚でもスクール近くの公園でお花見をしている。

東戸塚の桜


桜は満開、日本中、暖かい日がつづくといいね。



ところでテニスだが、最近、妙なショットに取り付かれている。 怖~い

『背面打ち』 だ。

先々週、印西のクラブで、水曜日、土曜日と立て続けに
背面打ちボレーでエースをとった。 ピース

1本目はカス当たりのびっくりエース
2本目は目の覚めるようなジャストミートだった。

背面打ちなんて、1年に1回あるかないか?
生徒さんにも
「覚えておくと、一生のうちに、3回くらいトクをしますよ」 ワハハ
といっているくらい。
それを1週間で2本とはすごい数字だ。

これは、反応もいいし
だいぶ調子も上がってきたなと思いながら
状況を分析していて、ふと気がついた。    ピカ

どちらのケースも
ボレー戦でフォアのローボレーを返球後
相手のチャンスボールになってしまった。
それをバック側に打たれ
フォアの構えのまま
後ろにラケットを出して背面打ちボレー。

もちろんラケット面はフォアだ。


目の反応、手の反応はOK。 ナイス!

じゃあ全身の動きは?

「フォアの構えのまま」 というのが問題。

実は機敏に反応したのではなく
打ち終わって、あきらめてボーゼンとしていたら
バック側にボールが来た。
とっさに後ろに手を出したら、結果オーライ。  冷や汗



「若いころはバックでとっていたよね」

「何だ、動きが間に合っていなかったってこと?」 困った 


いや、待てよ
あの、ベテランの松原コーチのことだよ

「あきらめてボーゼンとしたフリをしていたら、思う壺のボールが来ましてね」  悪だくみ


そりゃあそうだ、きっとそうに違いない。  ワハハ



年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 19:46 | コメント(1)| トラックバック(0)

球出しが得意になる

『Gecky』 さんから質問をいただきました。
球出しが苦手だそうです。

以下がそのコメントの全文です。

マイク いつも楽しく拝見させていただき、色々と参考にさせていただいています。
今回初めて質問させていただきます。
ずばり、球出し?が苦手です。ストローク練習、ショートストローク練習などで、手に持っているボールから打ち始める際、よくネットしたり、それを嫌って変に手首を使ってロブのような球になったりしてしまいます。
ところが、一度地面に落とし、ワンバウンドさせてから打つとあまり違和感なく打てます。じゃあワンバウンドさせて打てばいいじゃん・・・という話もありますが、周りを見ても同じ様にワンバウンドさせてから打つ人や、球出しが苦手そうに見える人を良く見かけます(上手な人ではいませんが・・・)ので何か典型的な現象ではないかと思い、質問させていただきました。また緩いボールやロブへの対処にも通じるものがあるのでは?と勝手に想像しています。私はテニス歴8年程(週一ペース)、ストロークはセミウエスタングリップでトップスピンがやや多めだと思います。
上級者のように格好良く球出しをする何かコツのようなものはありますでしょうか。

投稿者 Gecky 2011/04/11 12:38






私の答えです。

スマイル 球出しの苦手な人、時々見かけますよね。
コンチネンタルなら出せるのに、自分のウェスタングリップだとだめな人もいます。

ポイントは2つ
タイミングと打点です。  ピース

ワンバウンドだとOKというのが重要手がかりです。

弾ませれば、タイミングが普通のストロークと同じでできますね。
タイミングというのはそうゆうことで
同じタイミングで打てるように
ドライブボレーでもいいわけですから
少し、トスを高めにして、間をおいたらどうでしょう。

トスするまねをして、素振りしてみるといいでしょう。


もうひとつは打点です。

球出しが下手な人を見ていると、たいてい打点が後ろです。 あれー?
前過ぎの人は見たことがありません。

後ろの打点で打つためにはラケットヘッドを小手先で  うるせー
前向きに変えなければならないのです。

普段のストロークより打点を少し前にしてみましょう。
前過ぎのやつを少し踏み込んで打つ。

後ろにではなく、前方向に調節するのです。

これも素振りでジャストミートを確認しましょう。


さっきのと合わせ、山なりに前にトスしてそれを打つ。 ナイス!


素振りで上手くいったら、実際に打ちます。
そのとき、まずやってほしいのは、ハードヒットです。

よけいな小手先操作をしないため、思い切りよくやるため、まずは強く打ちます。  パンチ
それから、徐々にスピードを下げていきます。

ショートラリー用の球出しが最後です。


コンチなら出せてもウェスタンでだめという人も打点でしょうね。 悪だくみ

コンチのほうが打点を後ろにできるのです。




それと、これはプロコーチ用のアドバイスですが
コンチネンタルでボレーのようにスウィング
できればいつもボレーで言っているスライスではなく
フラット気味で出せるといいと思います。

スライスボレーのアンダースピンをうんと減らしたスウィングです。

これができれば
2点出し、3点出し、スマッシュのためのロブや
直後に、そのままボレーで返球することもできます。

だいいち、上手そうに見えます。  ワハハ


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:19 | コメント(1)| トラックバック(0)

ハードヒットのフィニッシュ

『うそほんと』 さんからフォアハンドの質問をいただきました。
フォアハンドの質問が多かったり
私の話でもフォアハンドが多かったりと
フォアの悩みの多さと、フォアの試合における重要度、比重の大きさは間違いありません。 びっくり

フォアハンドと言えば錦織。
USクレーコート選手権準優勝で、ATPランク48位です。 祝
フォアの強い選手は勝てるということだと思います。

5月23日の私の研修会も、テーマの第1は、フォアハンドです。  叫び
ぜひ皆さん、来てください。


さて、『うそほんと』 さんからフォアハンド、質問のコメント、以下が全文です。


マイク いつもお世話になっております。
フォアハンドの質問です。
「加速しながらインパクトを迎えて大きく振り切る」
「肩の回転を止めて腕を走らせる」
踏み込んだ時、それ以外でも両方やっている様ですが、頭で考えると矛盾に思います。
(どちらか内部意識の話または松原コーチの教え方では無かったでしょうか?)
フェデラーナダルの最速のフォアは普通よりフォロースルーが小さくなってないでしょうか?
上記の関連でご解説よろしくお願い致します。

投稿者 うそほんと 2011/04/10 03:03





私の答えです

スマイル 「加速しながらインパクトを迎えて大きく振り切る」
のほうは私ではないんじゃないでしょうか。

私がハードヒットでよく言っているせりふは、『アウト・サイド・イン』

ただテニスジャーナルの解説を14年もやりましたので
なんかの時に、大きく振りきるというのもあったかもしれません。

「記憶にありません」 というせりふ、年寄りには便利な物です。


さて、強く振るためには、打点より外の軌道から、腕を引っ張り込みます。  筋肉
だから、、『アウト・サイド・イン』

腕を引き込むことにより
回転半径が小さくなり
スウィングが加速します。

マニアックな言い方をしますと
運動量が一定なら
回転半径が小さくなることにより、角速度が速くなるのです。 悪だくみ

よく例で挙げるのが、フィギアスケートのスピン。
大きく腕を広げて、ゆっくり回っているところから
腕を引き付けて、回転速度を上げていく、顔も力む。
最後に止まるところで
再度、一気に腕を広げ、美しい姿勢、満面の笑みでフィニッシュするのです。 ワハハ


まあそんなわけで、フルスウィングのハードヒットでは
フィニッシュは左のわき腹横当たりに引き付けます。   ナイス!

『うそほんと』 さんが
フェデラーやナダルの最速のフォアは普通よりフォロースルーが小さくなっている
というのはそのことなんでしょうね。

ちょっと、ナダルのフォアハンド、動画と連続写真で確認してください。


ただ、普通のフォアが大きなフォロースルーかどうかは不明です。  あれー?
わざわざ、スピードを殺すときはそうなんでしょうか?
いつが普通なのかがわかりません。

たぶん打ち方は変えないでしょうから
スウィングの力を減らすのではないでしょうか。


思い切り打つときに、小さなフィニッシュと言うのは
ナダルもフェデラーも、われらが錦織のエアーケイもそうだと思います。  ピース


もうひとつの、「肩の回転を止めて腕を走らせる」 というのは、運動連鎖ですね。

上体の回転力を腕に伝えるために
上体がしっかり前向きになってから
インパクト付近で、ぐっと固める、ブレーキを掛ける。

運動量が腕に伝わっていきます。

ぐっと固めるという、そのときに必要なのが背筋力です。 パンチ

昔から、フォアハンドのハードヒッター
野球のホームラン王、ヘビー級のチャンピオンは
背筋力がすごいと決まっているのです。

前向きの力より、後ろから引っ張る力が必要なのです。 びっくり


ただしっかり前を向かないで、上体の回転を止めると
自分が邪魔になってスウィングが振りきれない
情けないショットになってしまうので要注意です。  うるせー



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:47 | コメント(1)| トラックバック(0)

5月23日に私の講習会

2011夏季神奈川県テニスコーチ研修会の要項が発表された。

5月23日 月曜日

神奈川県大和市の中央林間テニスクラブで行われる。

もちろん、講師は私、『松原コーチ』

松原テニススクールのHPにもアップされているので
ぜひ、そちらを見てほしい。

コーチを職業にしている人はもちろん
一般の愛好家の方も歓迎です。

昨年は約半数の方が一般の愛好家やプレーヤーの方たちでした。

たくさんの人たちに私のテニスを生で紹介したいと思っています。

これは昨年、5月24日に行われたときの写真。
真ん中でえらそうに教えているのが私です。

ボレー練習


昨年のメインテーマはボレーだったのです。

そのため、こんな助っ人たちも。

スジガネ君BVとFV


最初の1時間ほどここで講義を聞いてもらいます。

その後はコートで、実際にボールを打ちながらの講習と
皆さんに実際に打ってもらい、私が技術の矯正をします。

中央林間TC 


ヨネックスさん、日置㈱さん、GOSENさんのご協賛により
こんなお土産も。

お土産


私の話が面白くなくても、これで元が取れる。  悪だくみ

その上、テニスが上手くなったら、大もうけ。 ワハハ


今回のメインテーマはフォアハンドとサービス。

現代テニスで勝つための必要条件です。 

間違いなく、理解させます。

間違いなく、上達させます。

間違いなく、目からうろこをはがします。

ぜひ、ご参加ください。   叫び


追伸) メールかFAXでお申し込みいただき
    参加費はお振込みください。

    申込書はこちらです。




イベント | 投稿者 松原コーチ 19:13 | コメント(4)| トラックバック(0)

フォアハンドのタイミング

『フォアハンド』さんからフォアの振り遅れについて質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

マイク いつもブログ楽しく拝見しています。解説がわかりやすくとても参考になります。そこで、私も今回質問させていただきたいです。

松原コーチはよくフォアハンドについてブログでとりあげていますが、私もずいぶん長い期間フォアハンドに悩んでいます。グリップはセミウエスタン~ウエスタンです。
症状としては、簡単に言うと振り遅れです。しかし、それを直そうと思って構えを早く早くしようとしているのにです。ラリーになると特に…。そこで、知り合いのコーチにスイングを見てもらったら二度引きしていると言われました。テイクバックを早く、小さく心がけていたのに、結局ボールがバウンドするころにタイミングをとってテイクバックがさらに大きくなり振り遅れているということらしいです。どう直せばいいかと聞いたら、二度引きは女子プロでもそうしている人もいてなかなか直せないとのこと。意識して長い時間かけても直るかどうか…といわれてしまいました。
そこで、松原コーチにどうしたら二度引きが直るのか、男子プロのように小さいテイクバックからそのまま振りだせるようになるのか教えていただきたいと思います。稚拙な文章でわかりづらいとは思いますが、どうかご教授ください。

投稿者 フォアハンド 2011/04/09 13:45





私の答えです。

スマイル まず、2度引きの件ですが
基本的にはかまわないと思います。
一流のプロも
ボールがフォアに向かってくるとわかった瞬間に横向きになりながら
上体の右前にラケットをセットします。
これが一度目の引き。
そして、ボールのタイミングにあわせて、引いて、ヒットです。
これが2度目の引きです。

この引いて、ヒットというのは
タイミングよりもパワーのために必要なことなのです。 パンチ

一番最後まで引いておいて、ボールに合わせて振り出したのでは
力が入りにくいのです。

だから、引く反動を利用して、強く打つのです。

問題がある人は
この引いて、という部分が、バウンドまで始まらないこと。
バウンドに合わせて、引いてだと、早いボール、深いボールには必ず振り遅れます。  あれー?


この、引き始めるタイミング、プロがやっているのは
ボールがサービスラインを通過するころかその直後くらいなのです。 びっくり

これさえ理解できれば
テイクバックが大きいか、小さいかは関係ありません。
自分のスウィングにかかる時間をよんで、早めに振りはじめればいいのです。 ナイス!

テイクバックの大きさは
ライジングがメインなのか、打点を遅らせても大振りがすきか?
ということで決めればいいと思います。

ちなみに、松原さんは大振り派です。
しかし、このタイミングのとり方を知っていますので

ライジングも苦手ではありません。  ピース


さて、実践編
マスターする方法ですが
いつもながらの説明で恐縮ですが、『素振り』 です。 ナイス!

ボールを想像して
ネットを越してくる前に構え始める。
サービスラインを超えるころテイクバックをはじめ
流れるような滑らかスウィングでヒットします。   ナイス!

このボールを想像した素振りを、10回やってから打ってみてください。  叫び
よっぽど変なスウィングでなければ
その日のうちに成果が見られると思います。
そしてそれを1週間。



できれば、他のどのショットでも

素振りはいつも、必ずボールを想像して行うこと。  ナイス!


ボールのタイミングと無関係なスウィングは何の役にも立たないのです。 怖~い

 

フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 22:13 | コメント(3)| トラックバック(0)

ブーメランスネーク

『龍之介』 さんから質問をいただきました。

サイドスピン気味のフォアハンドについてです。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんにちは。
すいませんが、またご相談したいことがございます。
フォアハンドなのですが、私の球筋は、横回転(右打ちで、左に曲がっていきます。)になりがちです。
テニス仲間には、そんなにバウンドしてから跳ね上がってこないので、あまり怖さはないとも言われ、スイングを変えていったほうがいいのか悩んでおります。

自分では、一応打ち方はフェデラーをイメージしてフラットドライブを打っているつもりです。あくまでイメージです。グリップは、そんなに厚く握っていないです。
なんとなく、上から下に擦り上げれば、縦回転になるとは思っておりますが、今の形で自分としては、馴染んでしまっていますし、今の形でもウィナーを取ることもできます。

ただもう一つ自分の中で、レベルアップするためには改良した方が良いのか、正直わかりません。

変な質問で、申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。


投稿者 龍之介 2011/04/06 18:31






私の答えです。

スマイル 面白いショットが打ててイイのではないでしょうか。
私もよく使っています。

私の知っている選手の中でよく使っている人は

1、ナダル
2、海堂薫(かいどう かおる)
3、松原コーチ

の3人です。

海堂薫(かいどう かおる)は『テニス の王子様』で活躍している人。
『ブーメランスネーク』 がそのショットそのものです。 ワハハ




さて、左に曲がっていくサイドスピンは、低い打点の時に使います。

フォアハンドをトップスピンで打つ場合、
打点の高さにより、ボールのスピンは大きく分けて3種類あります。

スウィングの支点である、肩の高さに対しての相対位置で自然にそうなります。 ナイス!

1つ目、普通の高さの場合はトップスピンです。

2つ目、高めの打点の場合はワイパースウィングを使い
ボールの手前側を、右から左にこすり、サイドスピンをかけます。

3つ目、低い場合は高い打点の逆、
ボールの手前側を、左から右にこすり、サイドスピンをかけます。 ピース


この低い打点ですが
イメージがわきにくいと思いますのでちょっと写真を見てください。
     (モデルは東戸塚校のヘッド、安久津コーチです)

これは引いたところ。 (もっと大きく引いてもOK)

サイドスピン振り出し


次は打点。

サイドスピン打点


次はインパクト後。

サイドスピンインパクト後


ボールの回転方向がわかりましたでしょうか。
打つ人から見ると手前から遠く、向こう側に向かってこすっていくような感覚です。
ボウリングでフックボールを投げるような感じです。

低い打点ですので
トップスピンをたくさんかけたいところですが
ボールより下にラケットヘッドを下げるには
コートに穴を掘らなくてはなりません。
ですから腰は落とさずにサイドスピンです。

このショットは低めの打点に大変に有効なショットです。
捨ててはもったいないショットです。

低めの打点からサイドスピンですから、当然高いバウンドにはなりません。

その代わり、打たないだろうというところからの
奇襲攻撃で一瞬にしてエースをとることも可能です。 びっくり

ダウンザラインに相手リーチの外を通るパスも打てます。
それもランニングショットから。
これの極端な回転が、ネットポストを迂回する 『ブーメランスネーク』 です。  うるせー



『龍之介』 さんはもしかしたら低めの打点が多いのではないですか?

もしそうなら自然にこの回転方向になります。
上体もスウィング方向の関係で横向きの人が多いと思います。
薄いグリップで引っ掛け気味に打つ場合もそその傾向が強いです。

フランスのアンリ・ルコントさんなんて知ってますか? 
古い人には馴染みなのですが。


とにかくどっちがいいという話ではありません。 ピース
どっちもいいし、有った方がいいのです。

プラス、高い打点をマスターしたらどうですか。

そのときは、上体を今よりしっかり前向きにし
右から左に振る、ワイパー気味のスウィングになります。 ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 17:47 | コメント(2)| トラックバック(0)

サーブコース打ち分け

『翡翠』 さんからサーブの質問をいただきました。

彼女は何度か質問をいただいている、左利きの女性です。
そりゃあ、彼女だから女性ですよね。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチこんばんは

サービスについて質問です。
自分はいつも、ジュースコートからはスピンサーブ、アドコートからはスライスサーブを打ちます。
ジュースコートからスライスサーブを打つのが苦手だからなのですが・・・
スピンサーブは殆どの確立で入りますが、威力がない為相手のバック側に打っても、回り込まれて打ち込まれてしまいます。

威力のあるスピンサーブを打てるようになるより、ジュースコートからスライスサーブを打てるようにする方が簡単だとおもうのですが、打ち方がよく分かりません。
教えていただけないでしょうか?
できれば、スピンサーブの威力を出す方法も教えて頂けると助かります。
よろしくお願いします。

投稿者 翡翠 2011/04/01 22:28




私の答えです。

スマイル 以前にも同じ説明をしたので同じ写真を使いますがご勘弁を。

まず全体の考え方ですが
両サイドで同じサーブを打つべきです。

特に女性で、左利きと来れば
答えは、「スライスサーブです」 ピース

スライスサーブは力が要らないので女性向。
左利きのスライスサーブは取りにくい。

もうひとつ言うと
「左利きの女性のスピンサーブは相手フォアにポコンとはねます」

つまり一番のカモになる可能性が高いです。

カモにならないほどのスピンサーブを打つには
相当なセンス、プラス、腕っ節
特に握力が必要になります。

私の捜査ファイルによりますと
『翡翠』 さんはとても握力の弱い方となっています。

もしスピンにこだわるなら、腕立て伏せから始めてください。 怖~い



さてスライスサーブをジュースコートから打つコツです。

もし右利きならアドコートから打つコツと言うことになります。


これはレシーバー側から見たアドコートの構えです。

アドコートの構え


そしてこれがアドコートと同じ向きに構えたつもりのジュースコート。

ジュースコートの間違った構え


スライスサーブがこちらに飛んでくるとは思えない。  

どちらの写真もレシーバーの方向から見た絵なので
ボールがこちらに飛んでくるなら、構えは同じ形に見えなければうそ。
だが現実にはこうなる人が多く
これが右利きのアドコート、左利きのジュースコートを難しくしているのです。  悪だくみ


実は先ほどのジュースコートの構え
何がいけないのかというと、どうしてこうなっちゃうのかというと
ベースラインに対しての向きをアドコートと同じにしているのです。 あれー?


本当は打つ方向に対し構えの向きを同じにするべきなのです。  

ですからこの向きがホント。

アドコートの正しい構え


これならこちらに飛んできそうでしょう。 


こうすればどちらのサイドも同じになるはずなのだがそう簡単にはいかない。


トスを上げる腕の方向です。

打つ方向に対する構えだけではなく
トスを上げる方向を打球方向に対し同じにしなければなりません。

もちろんスウィングの方向も打球方向に対し同じにしなくてはいけないのです。 



スウィングの方向についてはこうしましょう。

ジュースコートのサーブのとき
目標をダブルスサイドラインのさらに左側3mくらいにしましょう。
そこにフォールとするつもりで打つ。

ジュースコートのサーバーから見て左側
相手のジュースコートにサーブが炸裂するのが見えると思います。 ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:39 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアで打ち負けたら

『ぼこびっち』 さんから質問をいただきました。
トップスピンのかかった高く弾むボールにどう対処するかという問題です。

技術的にどう対応するのかということ、プラス
戦術的、戦略的にどう対応するのかという視点が必要になりそうです。



以下がそのコメントの全文です。

マイク いつも楽しく拝見してます。
テニス暦も10年を越えて中上級くらいかと自覚してます。

サークルに時々来る上級者のストロークがえげつなく跳ねて、一度主導権を握られると防戦一方になってしまいます。高い打点で打つのは苦手ではないのですが、特有の着弾してから加速するような弾道もかさなって、なかなか切り返すことができずにいます。
慣れればなんとかなるものなのでしょうか。アドバイスをお願いします。

また、えぐい沈み方をするのでボレーも大変です。しっかり振ったほうが、ちゃんとヒットできるような気がしてますが、こちらもアドバイスをおねがいします。


投稿者 ぼこびっち 2011/04/02 22:21





私の答えです。

スマイル 相手のストロークがスピンがかかって強力とのことですが
とりあえず、それはフォアハンドだと仮定してお話します。

高く跳ねるボールでの打ち合いですが
高い打点は嫌いではないとのお話ですので
一番簡単な解決法は、練習して、打ち勝てるようになること。  パンチ

技術的には高く構えられるようになることと
テイクバックは小さめで
右から左へ振るワイパースウィング。
力強い振りきりでのフィニッシュ
といったところでしょうか。

特に、構えを高くすることが大切です。
そしてある程度慣れれば対応できるのではないでしょうか。


技術的にも、パワー的にも打ち勝てるようになればいいのですが
相手がナダルのようなら無理です。
その場合は逃げる手を考えておかなくてはなりません。  冷や汗

力の入りやすい打点で打たせると
そのショットがくるわけですので
打点を変えさせるようなショットが必要になります。  ナイス!

一番いい手は、低い弾道のフラットショットをぶちかますことです。 うるせー
早いボールを打たれるとトップスピンは打ちづらいのです。

または、スライスで滑らすかです。

反対に高く打点を変えさすにはロブです。  悪だくみ
これが一番簡単かもしれません。
こまったら、ロブ
それを低く返してきたらこちらのペースで攻める。
後でまた、こまったらロブです。



戦術で考えるべきは、サーブとリターンです。

フォアハンドの打ち合いで試合が始まることはありえません。
最初のショットは間違いなくどちらかのサーブ
次のショットも間違いなくどちらかのレシーブです。

こちらがサーブなら
バックへ入れる
またはスライスでフォアへ滑らせる。
サービスエースもシンプルでOK。   あれー?

レシーブゲームなら
バックへ返球する。
最もわかりやすいのはフォアへリターンエースを打つ。 びっくり


鈴木貴男ばりの、チップアンドチャージ
サーブアンドアプローチもありですね。



ネットでの対応ですが

技術的には弾道をしっかりイメージしておくことです。 ナイス!
想像通り来るボールは難しくありません。


それとフォアに打って出ると負けるなら
バックへ打ってネットへ出る。

ネットに長居をしない。
特に相手がフォアになったら
ネット際への詰めを早くして決めます。

相手も、トップスピンのボールをネットすれすれに打つのは難しいのです。  悪だくみ

ネットすれすれにきたら?
ドロップボレー。

届かないところにきたら?
たまには相手にもポイントを差上げてください。  ワハハ



頭をすっきりさせ、なるべくシンプルに考えてみてください。  ナイス!




試合等 | 投稿者 松原コーチ 20:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアが時々かすれる場合

昨日のブログ、ちょっと極端だったと反省。

スピンがかかるのは面が斜めに当たるかどうかで
ラケットやストリングによってかかるかどうかは関係ないという話。

ラケットやストリングによらずと書いたが
相対的に、かかりやすいラケットや
かかりやすいストリングは存在するわけで
ちょっと言いすぎと反省している。      冷や汗

ただ斜めに当たったときに、どれくらいかかるかと言うことで
まっすぐ当たってもスピンのかかる道具は無い。

一番の主成分は、『斜め当たり』 ということを再度強調しておきます。  叫び




さて、今日はフォアハンド。  フォアハンドb

『makotasu』 さんから質問をいただきました。
まことに奇怪至極、ご本人もおっしゃっているように、「想像するのが大変、難しい」
もし今回の解説が大当たりだったら
宗教法人設立、そろそろ考えてもいいのかもしれない。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ

ご無沙汰しております。
先日はいろいろとご教示、ありがとうございました。
さて、本日も一点、お伺いしたいことがございます。

フォアハンドのトップスピンストロークなのですが、コーチのご助言もあってまずまずの向上を見せているのですが、4~5本に1本ぐらいの割合ですっぽ抜けたような、かすれた当たりのクロス方向へのスピンロブになってしまいます。(あきらかにミスショットなのですが、スピン過多のためコートには収まっています。)

実物をお見せできないので、想像するのが大変、難しいかと存じますが、もし原因 および 解決策に心当たりがありましたら、よろしくお教え下さい。(自分では体が開くのが早いのかなと思っておりますが、確信はありません。。。)

今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。

投稿者 makotasu 2011/03/31 21:48





私の答えです。

スマイル 犯人を見つけるための手がかりを探して、いつもは2回くらいしか読まない質問を
今回は5回も読んでしまいました。 悪だくみ

その結果、得た手がかりは

1、4,5本に1回くらいかすれあたりになり、そのボールはスピン過多。
2、本人は「自分では体が開くのが早いのかなと思って・・・」 いる。

もし、手首が固定されていれば、1、の症状は考えにくい。
たぶん、面がかぶることにより当たりがかすれたり、スピン過多になったりするのではないだろうか。

と、考えたところで、気が変わった。  ピカ


私の理屈で上達中の人の手首が緩むだろうか?

もしかしたら、かすれることにより、スピン過多になるのでは。



そうだ、京都へ行こう。  (宗教法人はやはり京都です、ちょっと意味不明か)


テニスのボールは、ジャストミートすると面の方向に飛ぶ性質があります。
これは、ボールとラケットとの接触時間が1千分の5秒ほどと短いためです。

もし真ん中をはずして、ミスショットになると
接触時間が長くなり、スウィング方向に引っ張られ
ボールの飛び出す方向がそちらにずれて行きます。  

トップスピンですからアッパースウィングのはず
ですから、下から上に
そして左右の向きもクロス方向へずれていくと考えられます。

そして真ん中をはずすことによるスピードダウンのため
相対的に回転量が多めになります。  あれー?

真ん中をはずすのは、ご本人が、「身体の開きが早すぎる」 と言っている。 うるせー
もしかしたら、顔があさっての方を向いているのかもしれません。


なんとなく理屈が整ってきたようです。
もしかしたら当たりかもしれません。    ピース



さて、矯正法ですが

身体を充分に前向きにし
しかし、それ以上は身体を使わないつもりで、手打ちです。

手打ちという言い方、本当はいけなくて、腕打ちと言うべきでしょうか。

とにかくまずは、身体を使いすぎないように気をつけてください。  ナイス!



もし私の推理が当たって、フォアハンドがよくなるようですと
賽銭箱の発注をしなければなりませんので、ぜひ結果を教えてください。  悪だくみ

お賽銭、お布施のことも眼前にちらつきますが  スター
今はじっと我慢のとき。

今回の分はぜひ、東北方面に回してください。  ナイス!




フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:36 | コメント(2)| トラックバック(0)

スピンはかかる

『レッド』 さんから質問をいただいていました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも大変勉強になっています。

今日は1つ悩みを解決して下さい。

実は今、サービスに悩んでいます。
ネットは越すのですがオーバーのフォルトが多いのです。
グリップも正しくコンチネンタルグリップで握っているのですが・・・
全然ボールに回転がかかりません。。

このような場合はどうすればよろしいでしょうか??

投稿者 レッド 2011/03/30 19:17





私の答えです。

スマイル まずオーバーしちゃう話は一昨日の、『内向きの面で捕らえる』 を参考にしてください。
ほとんど、そのものです。

そのときに、特に気にしてほしいのは
手首をしっかりさせることです。

ぐにゃぐにゃしていると、面の向きが定まらず
いつまでも不安定なままになってしまいます。   怖~い

これはどの球質でもそうです。


次にスピンがかからない話です。

斜めの面がボールに当たれば、スピンは必ずかかります。
これは、ラケットの材質や
ストリングの張り具合や種類
テクニックにもほとんど関係しません。 悪だくみ

斜めに当たるか、真っ直ぐ当たるか?
だけの問題です。

一昨日の写真、スライスのインパクトです。

スライスサーブ 打点


ラケット面は少し右を向いています。
本人から見れば少し左に向けています。


スピンならこんな向きです。

スピンサーブ 打点


ラケット面は少し右下を向いています。


この前のシーンはこうです。

スピンサーブ 打点前


ここから腕を回内させていき
本人から見てボールの少し右斜め上をヒットするのです。 ピース

それが先ほどのインパクトの絵です。

ここのところでぜひ
手首をやわらかく、なんて考えず

「固めた手首で、斜めの面をボールにぶつけてください」 パンチ


とにかく、スピンもスライスも

『内向きの面で』 斜めに当てればかかります。 ナイス!




追伸) コンチネンタルに持てば自然に斜めに当たっちゃうと思いますが
    途中で持ち替えて、厚くなっていないか?

    念のため、打ち終わった後のグリップを点検してください。 


サーブ | 投稿者 松原コーチ 20:11 | コメント(1)| トラックバック(0)

カワセミ君が待っていた

昨日、印西のクラブで
かなりハイレベルなダブルスをやりすぎたようで
背筋、腹筋がそれと膝が少し痛い。
どうも夢中になるとやりすぎてしまうようだ。

いちばんの満足プレーは
会員のTさんの鋭いボレーに反応して打った背面打ちボレー
見事クリーンヒットのエースだったので
2点くれるように主張したのだが、ダメだった。 ワハハ



さて、一転して今日は穏やかな1日。

お休みをいただいて、オクサンと我が家の裏庭
大池公園へ、全身のリハビリを兼ねてお散歩。

昨日の最高気温18度から、寒波再来で10度ほど。
人影も少なめで穏やかながら、しっかり寒かった。  雪だるま

2週間前に行ったばかりで
そんなに変わっていないかと思っていたが
やはり春、昨日の暖かさのせいか
花や緑がずいぶんきれいになっていた。

桜も徐々に咲き始めているが、今年は遅い
いつもの年なら、お花見シーズンだが
桜はまだ三分咲きくらいだろうか
しかしつぼみの赤い色も、なかなか可愛い。

三分咲き


池に行って見ると、いつものカワセミ君が待っていた。 スマイル

カワセミ君が待っていた


今日はいつもと違う池の、しかもこちら側の岩の上に居たので
10mくらいの距離で撮影することが出来た。
じつは最初、岩の上の写真ではピントの設定を間違えて
ピンボケばかり。 冷や汗
少し先の杭上に移ってから、やっと気がつき、ちゃんと撮影できた。

まだまだだが、今までの中ではいちばんきれいに撮ることができた。  ナイス!

前回もお話したがとにかく毎回、出てきてくれる。
特に今日は
歩いて行く先の岩で待っていてくれた。
ホントにラッキーだ。


池のほとりの柳も
黄緑色が2週前に比べ、更にきれいになり

柳の緑が


あちこちに、コブシの花が咲いている。

「コブシ咲く、あの丘北国の・・・」 音符

という、あのコブシの花、北国ではコブシが咲いて、田植えになるのだそうだ。

コブシ


いつもの帰り道では、大きな一本桜、七分咲きくらいだろうか。
この木の近くでは春の雰囲気だった。

一本桜


山道にかかる横、夏になると蛍の名所の湿地。

なんと水芭蕉の花が咲いていた。

水芭蕉


自然界はだいぶ春めいてきた。

人間の世界にも、早く春が来てくれる事を祈ろう。  桜




日記 | 投稿者 松原コーチ 19:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

内向きの面で捕らえる

今日は印西のクラブで会員さん達とダブルス。

かなり上級の女性達とプレーした時のこと
とんでもなくうまい人たちなのに
時々ダブルフォールトをする。

前から気になっていたので
試合後にちょっとだけアドバイスして練習。

今日のお題目、『内向きの面で捕らえる』 話だ。

女性達はスピンよりもフラットやスライスなので
打点が前になりすぎ
手首が前に突き出される格好になりやすい。

それだとサーブの飛び出しが上下に発散しやすくなるのだ。 あれー?

これは昔使った写真だが

こんな風に捕らえて

スライスサーブ 打点


そのままの角度で振り切る。  ナイス!

スライス 打点後


そのままの手首角度でも大切だが
今日は特に、1枚目を強調

「ちょっと内向きに、手首を引っ込めて捕らえる」 のだ。

明らかに手首が出っ張ってないでしょう。  ピース

ついでに、もう一つ足しておくと
そのためには打点を少し後ろにすることも必要。

手首が引っ込むのだから
打点が前だと、面はもっと下向きになっちゃいますよね。 不満


さて、今回のアドバイスで
我がクラブの女性トッププレーヤーたちは
サーブ安定のこつを掴んだよう。


ますます、おじさんたちへの迫害が進んでしまうかもしれないので  うるせー
おじさん達にもアドバイス。

「スピンサーブも安定のコツは同じですよ、内向きにね」 ピース


男性パワーでガツンといきましょう。 パンチ



サーブ | 投稿者 松原コーチ 22:47 | コメント(2)| トラックバック(0)

ドロップボレーの打ち方

『いわし頭』 さんから、ドロップボレーの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんばんは!
最近、スマッシュやボレーのアドバイスをいただいているお陰か、頭の中がすっきり整理され、イメージも鮮明で概ねネットプレーが好調です。いつも有り難うございます。

さて、またボレーの質問をさせてください。
今回はドロップボレーです。オムニコートではドロップボレーが非常に有効ですし、きれいに決まると格好いいので憧れるのですが、無理してやって失敗(→失点)というパターンもよくあります。

ドロップボレーは、ボールの勢いを殺すストップボレーに近いものから、バックスピンをかけるものの2つに大別できるような気がします。

ドロップボレーを打つ場合の鉄則、ミスを減らせる方法等があれば、ご教授いただけないでしょうか? どうぞ、よろしくお願いします。
投稿者 いわし頭 2011/03/28 19:02





私の答えです。

スマイル 先日ドロップショットの打ち方についてやりました。
かなり似たところがあるので、よっぽっどお暇な方は読み返してみてください。

3月19日のブログです


さて、ドロップボレーですが
ボレーですので、相手の打ったノーバウンドのボールを打つわけです。
つまり、ボールは自分のところまで届く程度の勢いはあること。
そして、いろいろなことをやる時間的な余裕は無いこと。
これらの前提の上でやります。

そう考えると、いっぱいスピンをかけて止まって戻るようなショットは
実戦ではあまり考えられないのではないでしょうか。 悪だくみ

つまり、『いわし頭』 さんのおっしゃる、ストップボレーのほうを考えればいいのだと思います。


打ち方ですが
スライスのスウィングで、インパクトでやわらかく止める。
あまり、こねないほうがいいと思います。

少し上向きの面で、やわらかく当てる。
ラケットがボールの勢いに負けて、さらに少し上向きになる。
ボールは自然にアンダースピンがかかって、小さなロブがネットの向こうに落っこちる。 ピース

  (このアンダースピンが自然にしっかりかかると、こねてかけたように見えるかも) うるせー

こんなストーリーではないでしょうか。


気にすべきコツが2つあります。

1つ目は、先ほどの、「ラケットがボールの勢いに負けて」 というところ。
この負け具合で、強さ、タッチをコントロールするのです。           ナイス!

2つ目は動きです。
強いスウィングがありませんので
足を止めて打つと、そこにボールが無くてエラーすることがあります。
ボールとの距離の調整を動きで、足で調整するとミスが少なくなります。 ナイス!

いつも、肩からちょうどよい距離でボールを捕らえるのです。
下手な人は、軽く打つためにかえって足が止まることが多いようです。


足を動かしながら
軽いスライスの面で
スウィングを止めながらボールを捕らえる。

こんなことをイメージしながら、まずは4,5回、素振りをしてみてください。  ナイス!




ボレー | 投稿者 松原コーチ 20:01 | コメント(5)| トラックバック(0)