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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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球出しが得意になる

『Gecky』 さんから質問をいただきました。
球出しが苦手だそうです。

以下がそのコメントの全文です。

マイク いつも楽しく拝見させていただき、色々と参考にさせていただいています。
今回初めて質問させていただきます。
ずばり、球出し?が苦手です。ストローク練習、ショートストローク練習などで、手に持っているボールから打ち始める際、よくネットしたり、それを嫌って変に手首を使ってロブのような球になったりしてしまいます。
ところが、一度地面に落とし、ワンバウンドさせてから打つとあまり違和感なく打てます。じゃあワンバウンドさせて打てばいいじゃん・・・という話もありますが、周りを見ても同じ様にワンバウンドさせてから打つ人や、球出しが苦手そうに見える人を良く見かけます(上手な人ではいませんが・・・)ので何か典型的な現象ではないかと思い、質問させていただきました。また緩いボールやロブへの対処にも通じるものがあるのでは?と勝手に想像しています。私はテニス歴8年程(週一ペース)、ストロークはセミウエスタングリップでトップスピンがやや多めだと思います。
上級者のように格好良く球出しをする何かコツのようなものはありますでしょうか。

投稿者 Gecky 2011/04/11 12:38






私の答えです。

スマイル 球出しの苦手な人、時々見かけますよね。
コンチネンタルなら出せるのに、自分のウェスタングリップだとだめな人もいます。

ポイントは2つ
タイミングと打点です。  ピース

ワンバウンドだとOKというのが重要手がかりです。

弾ませれば、タイミングが普通のストロークと同じでできますね。
タイミングというのはそうゆうことで
同じタイミングで打てるように
ドライブボレーでもいいわけですから
少し、トスを高めにして、間をおいたらどうでしょう。

トスするまねをして、素振りしてみるといいでしょう。


もうひとつは打点です。

球出しが下手な人を見ていると、たいてい打点が後ろです。 あれー?
前過ぎの人は見たことがありません。

後ろの打点で打つためにはラケットヘッドを小手先で  うるせー
前向きに変えなければならないのです。

普段のストロークより打点を少し前にしてみましょう。
前過ぎのやつを少し踏み込んで打つ。

後ろにではなく、前方向に調節するのです。

これも素振りでジャストミートを確認しましょう。


さっきのと合わせ、山なりに前にトスしてそれを打つ。 ナイス!


素振りで上手くいったら、実際に打ちます。
そのとき、まずやってほしいのは、ハードヒットです。

よけいな小手先操作をしないため、思い切りよくやるため、まずは強く打ちます。  パンチ
それから、徐々にスピードを下げていきます。

ショートラリー用の球出しが最後です。


コンチなら出せてもウェスタンでだめという人も打点でしょうね。 悪だくみ

コンチのほうが打点を後ろにできるのです。




それと、これはプロコーチ用のアドバイスですが
コンチネンタルでボレーのようにスウィング
できればいつもボレーで言っているスライスではなく
フラット気味で出せるといいと思います。

スライスボレーのアンダースピンをうんと減らしたスウィングです。

これができれば
2点出し、3点出し、スマッシュのためのロブや
直後に、そのままボレーで返球することもできます。

だいいち、上手そうに見えます。  ワハハ


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:19 | コメント(1) | トラックバック(0)