2011年03月31日
なめらかなフォア
『フランカー』 さんから、フォアハンドの質問をいただきました。
「思い切り振りぬいたときに大きくアウトする」症候群のようです。
以下がそのコメントの全文です。
こんばんは。
いつも更新を楽しみにしています。
今日はフォアハンドについてお聞きしたいと思います。
コーチが散々書いておられるように、インパクトの形のままテークバックして振りぬくようにしているのですが、時々ボールが吹っ飛ぶときがあります。思い切り振りぬいたとき顕著に現れます。
最近グリップを少し厚くしてセミウェスタンにしましたが、この問題は薄くても厚くても変わらない問題のようです。
あきらかにスピンがかかっておらず、相手には100%見送られてしまうような球です。
これがあるのでなかなか振りぬくことが難しいです。
映像を見てみないとはっきりとしたことが言えないとは思いますが、想像で構いませんので、こういった点に気を付けるべきことを松原コーチ 教えて下さい。
ラケット面が上向いてるのではと思うのですが・・・。
投稿者 フランカー 2011/03/28 21:41
私の答えです。
普通に打っているときはちゃんと入るし
テイクバックも手首の形を保っているということですと?
セミウェスタンのグリップということから
考えられるのはこれでしょうか。
振り出すときに、面が上を向いてしまう。
昨日、印西のクラブで会員のNさんにモデルをお願いして写真を撮ってきました。
Nさんはフォアハンドが入る人なので
無理にエラーする形を作ってもらったことを
先にお断りしておきます。
Nさんすいません。
さて、こうゆう風に構えているとき
セミウェスタンのグリップだと、ラケットヘッドが少し上がります。
このまま振り出せば面は垂直になっていきます。
ところがハードヒットするために、急激に振り出すと
ラケットヘッドの重みが動きについていけず出遅れます。
先が遅れるだけでしたら、後でヘッドが帰ってきて、パンチ力を生みます。
ところがラケットヘッドが少し上がっていると
ラケットヘッドの重みで出遅れたときに
腕が回外して、面が少し上を向きます。
このまま打てば、インパクトではもっと上を向き
らくらくと塀に当たってしまうことになります。
解決法としては、振りをなめらかにすることです。
以前の私の動画を見てくれたでしょうか。
テイクバックからフォワードスウィングまで
美しく、なめらかな振りだったことに気づかれたでしょうか。
この、「美しく、なめらかな振り」は
見栄っ張りな私が、女性ファンの視線を意識してやっているのではないのです。
なめらかにしないと、面が暴れるからなのです。
ラケットヘッドが立たない
ウェスタングリップのプレーヤーは
ラケットが寝た後は、もっと乱暴な振り方でも大丈夫です。
逆にラケットヘッドが立ちやすい私以上に薄いグリップの人は
もっとなめらかに、急加速の無いうち方をする必要があります。
また、同じ理由で特にラケットを立てて引く人は気をつけたほうがいいと思います。
ラケットヘッドが寝る前に急加速すると、塀が揺れます。
私のお勧めは、ソデルリンクのフォアハンド。
流れるようなテイクバックで、エラーするような気がしません。
「思い切り振りぬいたときに大きくアウトする」症候群のようです。
以下がそのコメントの全文です。
こんばんは。
いつも更新を楽しみにしています。
今日はフォアハンドについてお聞きしたいと思います。
コーチが散々書いておられるように、インパクトの形のままテークバックして振りぬくようにしているのですが、時々ボールが吹っ飛ぶときがあります。思い切り振りぬいたとき顕著に現れます。
最近グリップを少し厚くしてセミウェスタンにしましたが、この問題は薄くても厚くても変わらない問題のようです。
あきらかにスピンがかかっておらず、相手には100%見送られてしまうような球です。
これがあるのでなかなか振りぬくことが難しいです。
映像を見てみないとはっきりとしたことが言えないとは思いますが、想像で構いませんので、こういった点に気を付けるべきことを松原コーチ 教えて下さい。
ラケット面が上向いてるのではと思うのですが・・・。
投稿者 フランカー 2011/03/28 21:41
私の答えです。
普通に打っているときはちゃんと入るし
テイクバックも手首の形を保っているということですと?
セミウェスタンのグリップということから
考えられるのはこれでしょうか。
振り出すときに、面が上を向いてしまう。
昨日、印西のクラブで会員のNさんにモデルをお願いして写真を撮ってきました。
Nさんはフォアハンドが入る人なので
無理にエラーする形を作ってもらったことを
先にお断りしておきます。
Nさんすいません。
さて、こうゆう風に構えているとき
セミウェスタンのグリップだと、ラケットヘッドが少し上がります。
このまま振り出せば面は垂直になっていきます。
ところがハードヒットするために、急激に振り出すと
ラケットヘッドの重みが動きについていけず出遅れます。
先が遅れるだけでしたら、後でヘッドが帰ってきて、パンチ力を生みます。
ところがラケットヘッドが少し上がっていると
ラケットヘッドの重みで出遅れたときに
腕が回外して、面が少し上を向きます。
このまま打てば、インパクトではもっと上を向き
らくらくと塀に当たってしまうことになります。
解決法としては、振りをなめらかにすることです。
以前の私の動画を見てくれたでしょうか。
テイクバックからフォワードスウィングまで
美しく、なめらかな振りだったことに気づかれたでしょうか。
この、「美しく、なめらかな振り」は
見栄っ張りな私が、女性ファンの視線を意識してやっているのではないのです。
なめらかにしないと、面が暴れるからなのです。
ラケットヘッドが立たない
ウェスタングリップのプレーヤーは
ラケットが寝た後は、もっと乱暴な振り方でも大丈夫です。
逆にラケットヘッドが立ちやすい私以上に薄いグリップの人は
もっとなめらかに、急加速の無いうち方をする必要があります。
また、同じ理由で特にラケットを立てて引く人は気をつけたほうがいいと思います。
ラケットヘッドが寝る前に急加速すると、塀が揺れます。
私のお勧めは、ソデルリンクのフォアハンド。
流れるようなテイクバックで、エラーするような気がしません。
2011年03月29日
フォアのスライス
今日は、『スジガネ君FV』 の登場だ。
実は『翡翠』 さんから
フォアハンド・スライスのスウィングと深さのコントロールについて質問があった。
写真を探していたら1年半も前にこんな記事を発見したので少し直しながら再利用。
省エネの世相にピッタリだ。
これで、スウィングについては理解してもらえると思う。
深さコントロールは打球の強さのコントロール
もちろん打ち出し角度の高さコントロールもあるが
基本的には、強く打てば深く、軽く打てば浅くなる。
スライスは止めながら、ブレーキを掛けながら
打つとコントロールと切れがよくなるが
その止め方、力の入れ方は慣れてもらうしかない。
さて、『スジガネ君FV』 は、スジガネ君兄弟の4番目。
肩の関節しか動かさないでボレーを打つ、けっこう意固地なやつだ。
フォアボレーの名人、フォアのスライスもお手の物だ。
というより、他のショットは一切打てない。
彼の肩は、1本の軸を中心に回るだけ。
それにスウィング中は、肘も手首も
上体の向きさえ動かさないから、面がぶれようがないんだそうだ。
肩の関節を見せてもらった。
1本のビスを軸にアルミの腕が回転するだけ。
単純な動きなんだ。
それでは早速、見本をやってもらおう。
これは、大きく引いたところ。
なんと面が少しだが、下を向いている。
あのエドバーグみたいだ。
あっ、振りはじめた。
よかった少し面が上を向き始めた。
いよいよインパクトだ。
そして、フォロースルー。
確かに、肩を中心に弧を描いて振っている。
面もだんだん上向きになっている。
そして上体の向きは変えていない
開かないというのはこうゆうことらしい。
私 「でもおまえ、下向きの面で振り出してあの低い打点、ネットしたんじゃないの?」
FV 「インパクトでかなり上向きになったのを見たろう」
「サービスラインからの切れのいいショットさ
ベースラインの20cm内側、君の解説もまだまだだね」
「えっ、その切れのよさはどこから来るの」
「アウトサイドインのスウィングだよ、そんなことも知らないの?」
「もう一度打ってあげるから、正面から、見なさい」
「まず引いたところだ」
「フォワードスウィングだ」
「斜め45度の向きに構えているから
自然にアウトサイドインのスウィングになるだろう」
「次、インパクト、当然ジャストミートだ」
「そして、フォロースルー」
「特にフォローの写真を見ると、外から内へ引き込んできたのがわかるだろう」
「肘がだんだん、身体に近づいていってるから、確かにアウトサイドインなんだけど ・・・」
「ちゃんと望遠で撮らないから、遠くのが小さくなっちゃうんだよ」
「あのころは3倍ズームしか持ってなかったんだよ」
「ちゃんと新しいほうのカメラで取り直せばいいのに」
「ハーイ」
はて、そうゆう話だっけ。
まあ、皆さん自分の腕で、肩の軸を意識して
しかも、斜め45度で構えて、動かしてみてください。
アウトサイドイン、すぐ実感できますよ。
そうそう忘れていました
写真でもわかると思いますが
大きな引きですよね、そして小さめなフォロースルー。
インパクトでブレーキを掛けていくように振ればこうなりますよね。
2011年03月28日
素振りのフォームを実戦で
福島第1原発の事故、なかなか収束しませんね
あれが終わらないとなんか落ち着かない感じです。
「直ちに健康に影響を及ぼすことは無い」
なんて言われると
かえって、1年もしてから影響がでてくるような気がしてしまいます。
「このレベルなら1ヶ月くらい連続して摂取しても何の影響もありません」
くらいの言い方をしてもいいのではないでしょうか。
専門家同士の学会や、国会の答弁じゃないんですから
自分の言葉に責任を取らなくてすむような言い方だけを
心がけなくてもいいと思うのですが
一般の人がわかるような、不安感を払拭できるような言い方をしてほしいモンです。
さて話題は突然変わり、テニスです。
『ヌーン』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの後半、質問部分のコピーです。
実際にボールを打つときに、素振りのときのように打つためのコツはありますか?
テイクバックの開始を早くするなどしているのですが、なかなかうまくいきません。フォアもそうですが、サービスを実際打っている自分の動画を見て、あまりに素振りと違うのでびっくりしたこともあります。
練習が足りないという点も、もちろんあると思いますが何かコツなどがあればアドバイスお願いします!
投稿者 ヌーン 2011/03/26 01:32
私の答えです
ボール無しのフォームだけの素振りがあり。
もうひとつ別に、ボールが絡んできます。
そのボールには位置の問題(なんと3次元です)
時間、タイミングの問題が出てきます。
それを後付けで合わせなくてはいけない。
時間も入れると4次元の方程式を解かなくてはなりません。
スーパーコンピューターも持っていないし
つまり、この方向の解決は無理だということです。
もう少し、簡単にしましょう。
ボール無しだから難しいのです。
ボール有りで素振りしましょう。
フォーム自体もボールのタイミングに合うことが前提のフォームでなくてはならないのです。
結局いつも言っている話です。
「ボールを想像し、そのボールをジャストミートするように素振りをするのです」
ちゃんとボールが想像できているなら
素振りで当たるボールは、現実のプレーでもちゃんと当たります。
(われわれの頭は4次元の方程式を軽々と解いているのかもしれません)
フォアハンドなら
いろいろな速さや深さ、バウンドの高さをイメージして素振りをします。
ナダルと対戦するとイメージ以上のボールが来るかもしれませんが
大丈夫、ナダルとは当たりません。
(もちろんナダルのボールが想像できれば良いだけですが)
サーブでしたら
利き腕の素振りだけでなく
トスの素振りもして
トスが上がったイメージをしっかり持って
そのトスのボールを想像して素振りするのです。
こんな程度のことをちょっとやっておくだけで
格段に上達や習得のスピードが上がると思います。
上達の早い人とか
センスがあるとか言われている人は
これを無意識のうちにやっている人ではないでしょうか。
あれが終わらないとなんか落ち着かない感じです。
「直ちに健康に影響を及ぼすことは無い」
なんて言われると
かえって、1年もしてから影響がでてくるような気がしてしまいます。
「このレベルなら1ヶ月くらい連続して摂取しても何の影響もありません」
くらいの言い方をしてもいいのではないでしょうか。
専門家同士の学会や、国会の答弁じゃないんですから
自分の言葉に責任を取らなくてすむような言い方だけを
心がけなくてもいいと思うのですが
一般の人がわかるような、不安感を払拭できるような言い方をしてほしいモンです。
さて話題は突然変わり、テニスです。
『ヌーン』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの後半、質問部分のコピーです。
実際にボールを打つときに、素振りのときのように打つためのコツはありますか?
テイクバックの開始を早くするなどしているのですが、なかなかうまくいきません。フォアもそうですが、サービスを実際打っている自分の動画を見て、あまりに素振りと違うのでびっくりしたこともあります。
練習が足りないという点も、もちろんあると思いますが何かコツなどがあればアドバイスお願いします!
投稿者 ヌーン 2011/03/26 01:32
私の答えです
ボール無しのフォームだけの素振りがあり。
もうひとつ別に、ボールが絡んできます。
そのボールには位置の問題(なんと3次元です)
時間、タイミングの問題が出てきます。
それを後付けで合わせなくてはいけない。
時間も入れると4次元の方程式を解かなくてはなりません。
スーパーコンピューターも持っていないし
つまり、この方向の解決は無理だということです。
もう少し、簡単にしましょう。
ボール無しだから難しいのです。
ボール有りで素振りしましょう。
フォーム自体もボールのタイミングに合うことが前提のフォームでなくてはならないのです。
結局いつも言っている話です。
「ボールを想像し、そのボールをジャストミートするように素振りをするのです」
ちゃんとボールが想像できているなら
素振りで当たるボールは、現実のプレーでもちゃんと当たります。
(われわれの頭は4次元の方程式を軽々と解いているのかもしれません)
フォアハンドなら
いろいろな速さや深さ、バウンドの高さをイメージして素振りをします。
ナダルと対戦するとイメージ以上のボールが来るかもしれませんが
大丈夫、ナダルとは当たりません。
(もちろんナダルのボールが想像できれば良いだけですが)
サーブでしたら
利き腕の素振りだけでなく
トスの素振りもして
トスが上がったイメージをしっかり持って
そのトスのボールを想像して素振りするのです。
こんな程度のことをちょっとやっておくだけで
格段に上達や習得のスピードが上がると思います。
上達の早い人とか
センスがあるとか言われている人は
これを無意識のうちにやっている人ではないでしょうか。
2011年03月27日
スライスは腕全体で
『翡翠』 さんから、フォアのスライスについて質問をいただいていました。
以下がその2回目のコメント、質問部分です。
卓球でスライスを打つ時は、後ろの方から打つ時は腕全体で振っていました。でも、打点が卓球台の上になる時は手首を使って打っていた様に思います。
テニスでも同じ様に打っているらしく、よくよく思い出してみると、テニスでスライスを打つ時に手首を使うのは、サービスラインより前あたりから打つ時だけでした。
サービスラインより前からスライスを打つ時は手首を使って打っても問題ないのですか!?
投稿者 翡翠 2011/03/25 22:24
私の答えです。
手首を使うことですが
出来れば使わないで、腕全体で振ったほうがいいと思います。
しかし少しくらいなら使っても大丈夫ですよ。
ちょっとしなって、つかっちゃったカナというレベルならOKです。
ただし、手首の使い方ですが
テニスでは、場所によっての違いはそれほどないと思います。
卓球では台があります
ですからネット際というのは腕全体でスウィングするのが難しい場所なのです。
それに対し、テニスではネット際でも縦方向に充分にスペースがあるのです。
ですから、腕全体でスウィングというのはネット際でも可能なはずです。
もちろん
早いボールが来たときなどは
大きなスウィングをする時間がありません。
ですから、ブロックボレーで対処するのですが
その打ち方は肩を中心としたスウィングで
スウィング幅だけを小さくしたものです。
ちょっと気になっている部分なのですが
一見、手首を使って打つようなやり方なのですが
クロスに打つ形から
ラケットヘッドを下げて、面を逆クロス方向に変えることがあります。
これは実際には、腕を外旋させるのであって
手首の形を大きく変えているわけではないのです。
スライスの事以外にも
手首というのは大変誤解させやすい場所のようで
実際は固定されているだけなのに
サーブのリストスナップが言われたり。
フォアハンドで受動的に動いてしまっただけなのに
ラケットヘッドを動かしてパンチするように言われたりと
私以外のたくさんの解説者に、話の中で活躍させられています。
手首はそんなに力がある場所ではありませんので
能動的に使おうとすると
手首自体をいためたり、肘の傷害につながったりするので
注意が必要です。
エラー拡大、障害の拡大を防ぐ為、手首の使いすぎには注意しましょう。
以下がその2回目のコメント、質問部分です。
卓球でスライスを打つ時は、後ろの方から打つ時は腕全体で振っていました。でも、打点が卓球台の上になる時は手首を使って打っていた様に思います。
テニスでも同じ様に打っているらしく、よくよく思い出してみると、テニスでスライスを打つ時に手首を使うのは、サービスラインより前あたりから打つ時だけでした。
サービスラインより前からスライスを打つ時は手首を使って打っても問題ないのですか!?
投稿者 翡翠 2011/03/25 22:24
私の答えです。
手首を使うことですが
出来れば使わないで、腕全体で振ったほうがいいと思います。
しかし少しくらいなら使っても大丈夫ですよ。
ちょっとしなって、つかっちゃったカナというレベルならOKです。
ただし、手首の使い方ですが
テニスでは、場所によっての違いはそれほどないと思います。
卓球では台があります
ですからネット際というのは腕全体でスウィングするのが難しい場所なのです。
それに対し、テニスではネット際でも縦方向に充分にスペースがあるのです。
ですから、腕全体でスウィングというのはネット際でも可能なはずです。
もちろん
早いボールが来たときなどは
大きなスウィングをする時間がありません。
ですから、ブロックボレーで対処するのですが
その打ち方は肩を中心としたスウィングで
スウィング幅だけを小さくしたものです。
ちょっと気になっている部分なのですが
一見、手首を使って打つようなやり方なのですが
クロスに打つ形から
ラケットヘッドを下げて、面を逆クロス方向に変えることがあります。
これは実際には、腕を外旋させるのであって
手首の形を大きく変えているわけではないのです。
スライスの事以外にも
手首というのは大変誤解させやすい場所のようで
実際は固定されているだけなのに
サーブのリストスナップが言われたり。
フォアハンドで受動的に動いてしまっただけなのに
ラケットヘッドを動かしてパンチするように言われたりと
私以外のたくさんの解説者に、話の中で活躍させられています。
手首はそんなに力がある場所ではありませんので
能動的に使おうとすると
手首自体をいためたり、肘の傷害につながったりするので
注意が必要です。
エラー拡大、障害の拡大を防ぐ為、手首の使いすぎには注意しましょう。
2011年03月26日
両手打ちそれとも片手?
「ダブルバックハンド、シングルバックハンドの優位性について」
『かっきー』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントです。
松原コーチ、こんにちは
いつも楽しくブログ拝見させていただいています。
ダブルバックハンドとシングルバックハンドについてですが
私は軟式テニス出身というのもあり、シングルバックハンド
でプレーしています。(ナダル、ジョコビッチ、マレー)
しかし、最近の男子プロのトッププレイヤーを見ると、ダブルバックハンド
が主流(優位)なような気がします。
アマチュアレベルではシングル、ダブルの違いはあまり関係ないかと
思いますが松原コーチはどうお考えでしょうか?
投稿者 かっきー 2011/03/23 15:08
私の答えです。
現在のテニスは技術的に、かなり均一化されてきているようです。
ほぼ全員が同じスタイルのテニス
サーブ力とトップスピンをベースにしたストローク主体のテニスです。
その中でも不思議に両立している技術が
男子のバックハンド、片手打ちと両手打ち。
(女子の片手打ちも少しいますが)
もう一つは女子のフォアハンド、片手打ちと両手打ちです。
さて、バックの片手打ちですが
プロレベルでどちらが優れているという事は言えないと思います。
ナダルの両手とフェデラーの片手はどちらが凄いんでしょう?
どっちも凄いんです。
人数的には両手打ちのほうが多いんでしょうが
男子のプロの中には無視し得ないほどの片手打ちの猛者がいます。
女子ではもっと少なくなりますが
エナンの片手バックを見れば、女子でも片手打ちの方が優れているようにも見えるほどです。
しかしこの男女差を観ると、明らかにパワーの少ないグループでは
両手打ちの優位が大きいように見えます。
フォアもそうですね。
女子の両手打ちはたくさんいますが、男子にはほとんどいません。
じゃあ、どちらを選択するのが正解なんでしょう?
とっつきやすさ、打てるようになる早さは両手の方が上です。
それは、両手なら誰でもそこそこに振れるからです。
いいフォームじゃなくても振れる
力が足りなくても振れる
少しくらいタイミングや打点が狂っても
小手先で、何とか打つことくらいは出来る。
そうして打っているうちに振り方やタイミングが分かってくるのです。
片手はそうゆうわけにはいきません。
振るのに力が要るし
スウィングに時間がかかるので早くから
振り始めからタイミングが取れていなくてはならない。
それ苦労は、フォア以上に打点を前に取らなくてはいけないことで倍化します。
これは初心者、特に力のない人には致命的です。
その上、練習量の少ない人にとってもハンディーになります。
片手打ちは打つにも習得するにも手間がかかるのです。
だから、低いレベルのアマチュアなら、両手の方が有利だと思います。
じゃあ何で、そんなめんどくさい片手打ちを選択する人がいるのか?
それは、うまく使えれば、ものすごいボールが打てるからです。
片手打ちバックはスウィングが大きく、時間もかかるので
その加速のために身体を使うのが両手よりもやりやすいのです。
身体の使い方とは、上体の回転、体重移動、腕の引っ張りこみ、等です。
余裕のないときでもそこそこのボールが打てる両手打ちは、平均風速が大きい。
うまくいった時の片手打ちは、瞬間最大風速が凄いのです。
(と、片手打ちの松原さんは感じているのですがどうでしょう)
それともう一つ
両手打ちは左手の面感覚が大切です。
左手の面の向きを、手首の角度を固定することによりラケット面を作ります。
世の中には、左手に神経の行っていない人がいるのです。
まあ、神経が行っていないは冗談ですが
左手があまり器用じゃない人
その人を私は、『純粋な右利き』 と呼んでいます。
(左も少し器用な私は、『不純な右利き』 ですが)
純粋な右利きの人は、片手打ちバックが向いていると思います。
それと、大人になってからテニスをはじめ、しかも腕の凄く太い人。
この人には片手打ちバックをおすすめします。
まあ、アマチュアの場合は以上の理由の中に説得力をうんと感じればそちらを
そうでなければ、どちらが好きかで決めればいいのではないでしょうか。
よく、片手の方がバランスをとりやすいのだという人もいますが
たぶん、ナダルは(ほとんどの両手打ちプロも)そう思ってはいないでしょう。
『かっきー』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントです。
松原コーチ、こんにちは
いつも楽しくブログ拝見させていただいています。
ダブルバックハンドとシングルバックハンドについてですが
私は軟式テニス出身というのもあり、シングルバックハンド
でプレーしています。(ナダル、ジョコビッチ、マレー)
しかし、最近の男子プロのトッププレイヤーを見ると、ダブルバックハンド
が主流(優位)なような気がします。
アマチュアレベルではシングル、ダブルの違いはあまり関係ないかと
思いますが松原コーチはどうお考えでしょうか?
投稿者 かっきー 2011/03/23 15:08
私の答えです。
現在のテニスは技術的に、かなり均一化されてきているようです。
ほぼ全員が同じスタイルのテニス
サーブ力とトップスピンをベースにしたストローク主体のテニスです。
その中でも不思議に両立している技術が
男子のバックハンド、片手打ちと両手打ち。
(女子の片手打ちも少しいますが)
もう一つは女子のフォアハンド、片手打ちと両手打ちです。
さて、バックの片手打ちですが
プロレベルでどちらが優れているという事は言えないと思います。
ナダルの両手とフェデラーの片手はどちらが凄いんでしょう?
どっちも凄いんです。
人数的には両手打ちのほうが多いんでしょうが
男子のプロの中には無視し得ないほどの片手打ちの猛者がいます。
女子ではもっと少なくなりますが
エナンの片手バックを見れば、女子でも片手打ちの方が優れているようにも見えるほどです。
しかしこの男女差を観ると、明らかにパワーの少ないグループでは
両手打ちの優位が大きいように見えます。
フォアもそうですね。
女子の両手打ちはたくさんいますが、男子にはほとんどいません。
じゃあ、どちらを選択するのが正解なんでしょう?
とっつきやすさ、打てるようになる早さは両手の方が上です。
それは、両手なら誰でもそこそこに振れるからです。
いいフォームじゃなくても振れる
力が足りなくても振れる
少しくらいタイミングや打点が狂っても
小手先で、何とか打つことくらいは出来る。
そうして打っているうちに振り方やタイミングが分かってくるのです。
片手はそうゆうわけにはいきません。
振るのに力が要るし
スウィングに時間がかかるので早くから
振り始めからタイミングが取れていなくてはならない。
それ苦労は、フォア以上に打点を前に取らなくてはいけないことで倍化します。
これは初心者、特に力のない人には致命的です。
その上、練習量の少ない人にとってもハンディーになります。
片手打ちは打つにも習得するにも手間がかかるのです。
だから、低いレベルのアマチュアなら、両手の方が有利だと思います。
じゃあ何で、そんなめんどくさい片手打ちを選択する人がいるのか?
それは、うまく使えれば、ものすごいボールが打てるからです。
片手打ちバックはスウィングが大きく、時間もかかるので
その加速のために身体を使うのが両手よりもやりやすいのです。
身体の使い方とは、上体の回転、体重移動、腕の引っ張りこみ、等です。
余裕のないときでもそこそこのボールが打てる両手打ちは、平均風速が大きい。
うまくいった時の片手打ちは、瞬間最大風速が凄いのです。
(と、片手打ちの松原さんは感じているのですがどうでしょう)
それともう一つ
両手打ちは左手の面感覚が大切です。
左手の面の向きを、手首の角度を固定することによりラケット面を作ります。
世の中には、左手に神経の行っていない人がいるのです。
まあ、神経が行っていないは冗談ですが
左手があまり器用じゃない人
その人を私は、『純粋な右利き』 と呼んでいます。
(左も少し器用な私は、『不純な右利き』 ですが)
純粋な右利きの人は、片手打ちバックが向いていると思います。
それと、大人になってからテニスをはじめ、しかも腕の凄く太い人。
この人には片手打ちバックをおすすめします。
まあ、アマチュアの場合は以上の理由の中に説得力をうんと感じればそちらを
そうでなければ、どちらが好きかで決めればいいのではないでしょうか。
よく、片手の方がバランスをとりやすいのだという人もいますが
たぶん、ナダルは(ほとんどの両手打ちプロも)そう思ってはいないでしょう。
2011年03月25日
夜間照明をつけます
明日、3月26日土曜日より
東戸塚松原テニススクールと松原テニスクラブ印西では
ナイター照明をつけての営業を再開することにしました。
レッスン等の時間割は震災前と同様です。
大震災から2週間
東京電力の供給不足を受け
ナイター照明の使用を控えてきました。
まだたくさんの方たちが苦しんでおられるわけで
この時期、どうしようもないことなのですが
われわれのところも
特にジュニアのレッスンができず
春休み、試合のシーズンを前に
ジュニアたちにはつらい思いをさせてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
また、仕事の後の練習に来られるはずだった
一般のスクール生や会員の皆さんにも
ご協力に対し、心より御礼申し上げます。
被災していた火力発電所も徐々に動き出したようで
少しだけですが明るい兆しも見えてきました。
もちろん、まだ計画停電がありますので
それが予定されるときは営業も休止させていただきます。
予定はHPにも掲載しますのでごらんになってください。
また、大規模停電が予想されるようなときには
突然、中止になることもありますので
不明のときは、ご利用の両クラブまでご連絡ください。
テニス界も元気を出していきましょう。
そういえば、ソニー・エリクソン・オープン
(アメリカ/マイアミ、賞金総額364万5000ドル、ハード)
錦織君も勝ったそうですよ、2Rはナダルだそうです。
東戸塚松原テニススクールと松原テニスクラブ印西では
ナイター照明をつけての営業を再開することにしました。
レッスン等の時間割は震災前と同様です。
大震災から2週間
東京電力の供給不足を受け
ナイター照明の使用を控えてきました。
まだたくさんの方たちが苦しんでおられるわけで
この時期、どうしようもないことなのですが
われわれのところも
特にジュニアのレッスンができず
春休み、試合のシーズンを前に
ジュニアたちにはつらい思いをさせてしまいました。
本当に申し訳ありませんでした。
また、仕事の後の練習に来られるはずだった
一般のスクール生や会員の皆さんにも
ご協力に対し、心より御礼申し上げます。
被災していた火力発電所も徐々に動き出したようで
少しだけですが明るい兆しも見えてきました。
もちろん、まだ計画停電がありますので
それが予定されるときは営業も休止させていただきます。
予定はHPにも掲載しますのでごらんになってください。
また、大規模停電が予想されるようなときには
突然、中止になることもありますので
不明のときは、ご利用の両クラブまでご連絡ください。
テニス界も元気を出していきましょう。
そういえば、ソニー・エリクソン・オープン
(アメリカ/マイアミ、賞金総額364万5000ドル、ハード)
錦織君も勝ったそうですよ、2Rはナダルだそうです。
2011年03月24日
フォアの引きはみな同じか?
『テニスは楽しい』 さんから質問をいただきました。
フォアハンドのテイクバック、その面の向きです。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチこんにちは。
松原コーチの推奨する、フォアハンドのテイクバックについて質問があります。もしお時間があれば回答いただけると嬉しいです(>_<)
以下、質問です。
ラケットのテイクバックを完了したとき、実際にボールを打つ面が向く方向はグリップによって変わることはありますか?
松原コーチのフォアハンド動画を見たのですが、動画ではテイクバックを完了した時、ボールを打つ面は自分が前を向いている向きの反対方向、すなわち完全に後ろ向きでした。
しかし、僕が同じ引き方をやってみると、ボールを打つ面はやや後ろ+外側(右利きならば右方向)に向いてしまいます。これはグリップによる差でしょうか?
僕のグリップはセミウェスタンだと思います。松原コーチみたく、ボールを打つ面を完全に後ろ向きにするには、僕の場合、腕を親指から小指側に(=右利きならば反時計回りに)捻るという動作が必要になります。正しく引けているのか不安です。
投稿者 テニスは楽しい 2011/03/20 10:24
私の答えです。
グリップでも若干の差は出るかもしれませんが
むしろ、引く大きさとか高さによっての違いが大きいと思います。
まして、あなたも私もセミウェスタンのお友達同士
グリップはそんなに違わないはずです。
ちょっと気になるのは
「腕を親指から小指側に(=右利きならば反時計回りに)捻るという動作が必要」
という部分。
私はインパクトの形を最初から作るために最初からその方向に手首を捻ってあります。
ウェスタングリップですとこの形は必要ありません。
つまりこれはセミウェスタンでウェスタンと同じ腕使いをするためなのです。
それと、さらに気になるのが、その捻る方向というのが
肩関節を捻らないように引くためには必要なことなのです。
つまり弧を描いて引いていき
そのときに上腕を外旋させないためには(肩関節を捻らないためには)
一見、面を下向きにしていく動作が必要なのです。
この部分、『テニスは楽しい』 さんがどうされているかは
見てみないとなんともわかりません。
安定して打てているなら問題なしでしょうし
安定度で悩んでいるのなら、ここが問題なのかもしれません?
さて、一番引いた状態というのは、プレーヤーによってかなり違います。
男子プロの場合はわりあいみんな似ていますが
女子はかなり幅があります。
一番小さいほうに極端なのは、クルム伊達公子さん。
彼女も手首を固定し弧を描いて引いていますが
引きが小さいので面は後ろまでは向きません。
一番大きいほうのスタイル、見つけたのが、ハンチュコワ。
これが彼女の動画と連続写真です。
あんまり大きく引くと、後ろ向きを越えて上向きになっちゃうこともあるのです。
男子ではここまでは引きませんので見かけないと思います。
まあ、こんなことで
面の向きだけではまるっきり同じでなくてもいいと思います。
問題は手首の角度を保つ感じを持っていること。
それと腕を捻らずに引いていること。
この二つができているのかどうかということ。
じゃあどうだったらだめなのかというと、「エラーすること」
エラーしないで正確にコントロールできているなら問題はありません。
身体の軸が曲がって、姿勢が悪くてもコントロールは悪くなりますが
一番の悪玉は、テイクバックの悪さです。
もし、ご自身でコントロール感があり
自信を持ってハードヒットできているのなら、何も問題はありません。
フェデラーとナダルでも少し違いますよね。
フォアハンドのテイクバック、その面の向きです。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチこんにちは。
松原コーチの推奨する、フォアハンドのテイクバックについて質問があります。もしお時間があれば回答いただけると嬉しいです(>_<)
以下、質問です。
ラケットのテイクバックを完了したとき、実際にボールを打つ面が向く方向はグリップによって変わることはありますか?
松原コーチのフォアハンド動画を見たのですが、動画ではテイクバックを完了した時、ボールを打つ面は自分が前を向いている向きの反対方向、すなわち完全に後ろ向きでした。
しかし、僕が同じ引き方をやってみると、ボールを打つ面はやや後ろ+外側(右利きならば右方向)に向いてしまいます。これはグリップによる差でしょうか?
僕のグリップはセミウェスタンだと思います。松原コーチみたく、ボールを打つ面を完全に後ろ向きにするには、僕の場合、腕を親指から小指側に(=右利きならば反時計回りに)捻るという動作が必要になります。正しく引けているのか不安です。
投稿者 テニスは楽しい 2011/03/20 10:24
私の答えです。
グリップでも若干の差は出るかもしれませんが
むしろ、引く大きさとか高さによっての違いが大きいと思います。
まして、あなたも私もセミウェスタンのお友達同士
グリップはそんなに違わないはずです。
ちょっと気になるのは
「腕を親指から小指側に(=右利きならば反時計回りに)捻るという動作が必要」
という部分。
私はインパクトの形を最初から作るために最初からその方向に手首を捻ってあります。
ウェスタングリップですとこの形は必要ありません。
つまりこれはセミウェスタンでウェスタンと同じ腕使いをするためなのです。
それと、さらに気になるのが、その捻る方向というのが
肩関節を捻らないように引くためには必要なことなのです。
つまり弧を描いて引いていき
そのときに上腕を外旋させないためには(肩関節を捻らないためには)
一見、面を下向きにしていく動作が必要なのです。
この部分、『テニスは楽しい』 さんがどうされているかは
見てみないとなんともわかりません。
安定して打てているなら問題なしでしょうし
安定度で悩んでいるのなら、ここが問題なのかもしれません?
さて、一番引いた状態というのは、プレーヤーによってかなり違います。
男子プロの場合はわりあいみんな似ていますが
女子はかなり幅があります。
一番小さいほうに極端なのは、クルム伊達公子さん。
彼女も手首を固定し弧を描いて引いていますが
引きが小さいので面は後ろまでは向きません。
一番大きいほうのスタイル、見つけたのが、ハンチュコワ。
これが彼女の動画と連続写真です。
あんまり大きく引くと、後ろ向きを越えて上向きになっちゃうこともあるのです。
男子ではここまでは引きませんので見かけないと思います。
まあ、こんなことで
面の向きだけではまるっきり同じでなくてもいいと思います。
問題は手首の角度を保つ感じを持っていること。
それと腕を捻らずに引いていること。
この二つができているのかどうかということ。
じゃあどうだったらだめなのかというと、「エラーすること」
エラーしないで正確にコントロールできているなら問題はありません。
身体の軸が曲がって、姿勢が悪くてもコントロールは悪くなりますが
一番の悪玉は、テイクバックの悪さです。
もし、ご自身でコントロール感があり
自信を持ってハードヒットできているのなら、何も問題はありません。
フェデラーとナダルでも少し違いますよね。
2011年03月22日
ネットでどこまで手を出す?
タイトルを書いていて変な気分に
「どこまでヤバイサイトにアクセス?」 みたいな
まあ、馬鹿なことは考えないで。
ところで
福島の原発はなかなか落ち着きません。
16km先の海水中からも放射能検出、だそうで
そりゃあ、2000トンのコップに3000トン注げば
中身のヤバイものごと、こぼれますよね。
でも海は大きいから希釈します。
現在の程度なら心配いりませんし
この程度はむしろ想定の範囲なのかもしれません。
(ただ、そうは言えないんでしょうね)
100%の安全を求められるのは当然ですが大変なことです。
テニスなら、想定の範囲にボールが来て、40%決めららればたいてい勝てます。
10%足りないと思う方もいるでしょうが
それくらいは、相手がびっくりしてエラーするというほうに賭けても大丈夫です。
さて、『しろくま』 さんから質問をいただきました。
ダブルスでどちらのプレーヤーが取るべきか?
という問題です。
コメントが長かったので、真ん中の質問部分だけをコピーしました。
(コメント自体は長くても一向に構いませんのでご遠慮なく)
ダブルスの前衛のポジションの時に、
ハイボレーで処理しようか、追いかけようか、あるいは後ろに任すか
迷うときがあります。
前衛の頭を超えていくロブ(特にトップスピン、某コーチが打たれるような
バックのトップスピンのいやらしいロブ)
上手な対処法がありましたら、教えていただけないでしょうか。
投稿者 しろくま 2011/03/17 19:44
私の答えです。
なかなか難しい問題です。
というのはパートナーによって、もちろん自分の技によっても違うからです。
原則的な話をします。
もし雁行陣でパートナーがベースラインにいるのなら
ネットマンは攻撃に徹すればいいと思います。
つまり、決められるなら、または相手を追い込めるのなら、「トル」
それ以外はパートナーに任す。
ただ例外は、トップスピンロブなどで、見逃すとパートナーも取れないのなら
「トル」しかないですよね。
もうひとつの例外は
パートナーがヘボで信じられない場合。
これは考え方が一番簡単
とにかく返球できそうなら「トル」です。
ただし、これはヘボさと自分との力関係?
どちらがましな返球ができるかによっての判断です。
試合中のソフトウェアですが
いろいろなケースを想定し、パートナーの腕も考慮して
どこまで「トル」かを考えておくことです。
ボールが来てから考えたのでは間に合いません。
そしてその判断は時々刻々、変わります。
相手のショット、自分の調子、パートナーの調子
それまでの結果やスコアーを考えて、判断基準を変えるのです。
次に、平行陣の場合。
パートナーに任すショットを決めておき
それ以外は、取れるボールはすべて「トル」
そして、本当はこれが最初なんですが
雁行陣でも、平行陣でも意気込みとしては、「すべてトル」 です。
取りに行ってやめてもいいのですが、判断が先だとチャンスも見逃してしまいます。
最後にトップスピンロブ対策ですが
相手の癖、打ち方やしぐさ、カウントなど
ピンときたら下がる。
相手が打ってからでは間に合いません。
もしわからないなら、少し後ろ目のポジションをとるしかありません。
動きも、観察眼もがんばりましょう。
「どこまでヤバイサイトにアクセス?」 みたいな
まあ、馬鹿なことは考えないで。
ところで
福島の原発はなかなか落ち着きません。
16km先の海水中からも放射能検出、だそうで
そりゃあ、2000トンのコップに3000トン注げば
中身のヤバイものごと、こぼれますよね。
でも海は大きいから希釈します。
現在の程度なら心配いりませんし
この程度はむしろ想定の範囲なのかもしれません。
(ただ、そうは言えないんでしょうね)
100%の安全を求められるのは当然ですが大変なことです。
テニスなら、想定の範囲にボールが来て、40%決めららればたいてい勝てます。
10%足りないと思う方もいるでしょうが
それくらいは、相手がびっくりしてエラーするというほうに賭けても大丈夫です。
さて、『しろくま』 さんから質問をいただきました。
ダブルスでどちらのプレーヤーが取るべきか?
という問題です。
コメントが長かったので、真ん中の質問部分だけをコピーしました。
(コメント自体は長くても一向に構いませんのでご遠慮なく)
ダブルスの前衛のポジションの時に、
ハイボレーで処理しようか、追いかけようか、あるいは後ろに任すか
迷うときがあります。
前衛の頭を超えていくロブ(特にトップスピン、某コーチが打たれるような
バックのトップスピンのいやらしいロブ)
上手な対処法がありましたら、教えていただけないでしょうか。
投稿者 しろくま 2011/03/17 19:44
私の答えです。
なかなか難しい問題です。
というのはパートナーによって、もちろん自分の技によっても違うからです。
原則的な話をします。
もし雁行陣でパートナーがベースラインにいるのなら
ネットマンは攻撃に徹すればいいと思います。
つまり、決められるなら、または相手を追い込めるのなら、「トル」
それ以外はパートナーに任す。
ただ例外は、トップスピンロブなどで、見逃すとパートナーも取れないのなら
「トル」しかないですよね。
もうひとつの例外は
パートナーがヘボで信じられない場合。
これは考え方が一番簡単
とにかく返球できそうなら「トル」です。
ただし、これはヘボさと自分との力関係?
どちらがましな返球ができるかによっての判断です。
試合中のソフトウェアですが
いろいろなケースを想定し、パートナーの腕も考慮して
どこまで「トル」かを考えておくことです。
ボールが来てから考えたのでは間に合いません。
そしてその判断は時々刻々、変わります。
相手のショット、自分の調子、パートナーの調子
それまでの結果やスコアーを考えて、判断基準を変えるのです。
次に、平行陣の場合。
パートナーに任すショットを決めておき
それ以外は、取れるボールはすべて「トル」
そして、本当はこれが最初なんですが
雁行陣でも、平行陣でも意気込みとしては、「すべてトル」 です。
取りに行ってやめてもいいのですが、判断が先だとチャンスも見逃してしまいます。
最後にトップスピンロブ対策ですが
相手の癖、打ち方やしぐさ、カウントなど
ピンときたら下がる。
相手が打ってからでは間に合いません。
もしわからないなら、少し後ろ目のポジションをとるしかありません。
動きも、観察眼もがんばりましょう。
2011年03月21日
基本は動いてボレー
計画停電も始まり、それも協力のうちなので
それ以外の日ならと、ナイター照明使用レッスンの再開を考えていたのですが
大規模停電の恐れありとの恐ろしい話。
そうこられちゃうと、これはもう少し継続せねばとのことで
東戸塚松原テニススクール、松原テニスクラブ印西の
ナイター自粛を金曜日まで延長しました。
ジュニアクラスと一般のナイタークラスの方には
本当に申し訳ないのですが
もう少しの間ご辛抱を願います。
ジュニアの生徒さんは、今週末に学校が春休みに入りますので
昼間に受講できるよう振り替えクラス等を作りました。
各校のHPを見て、ぜひご予約ください。
電気が無いと言われればどうしようもないのだが
とにかく、何業であれ仕事をし、お金が回り
給料やその他の経費が払えなければ、経済はますます萎縮する。
お金が無ければ被災地救援もままならないわけで
とりあえず、火力発電所の復旧を早くしてほしい。
さて、テニスの話
先日、『いわし頭』 さんから質問をいただいた。
ボレーは得意なのに苦手だという奇怪な話。
以下がそのコメントの後半、質問の部分だ。
・・・ 前半略 ・・・
さて、本日、教えていただきたいのはボレーです。
実は私はボレーが大好きなのです。特にボレーボレーなんかは得意(のつもり)なんですが、これがボレ・ストの場合、相手のテンポが同じなら、いくらでもコントロールできるのですが、急に遅い球、速い球が入ると、途端にミスの確率が多くなります。
特に、いきなりフワフワとくる球を踏み込んでのパンチバレー、突然の速い球をブロックボレー、身体から離れた球をボレー、サーブ&ダッシュ→ファーストボレーの技術などが顕著に未熟です。
これまでも何度か、イメージトレーニングの方法など、ご教授いただいておりますが、その他、何かアドバイスいただけると有難いです。よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/03/15 01:10
私の答えです
ボレーボレーは速いテンポのボレーです。
足を動かしたり、大きなスウィングをする余裕はありません。
これが基本になるとゆるいボールなどで急に時間ができてしまうと
暇をつぶすのに困ってしまうのです。
全体の構成として
ゆるいボールに対しての動きながら
大き目のスライススウィングで打つことを基本にすればいいのです。
それとパンチボレーでもブロックボレーでも
スウィング全体の大きさとしては色々でも
スウィングの形としては常に肩を中心のスウィングにすべきです。
これは以前にも使った、ヨハンソンのボレー、動画と連続写真です。
テイクバックしながら、スウィングしながら、足は動いて常に移動中です。
移動中なので、いつもいい位置、いい打点にボールを持ってくることができるのです。
このスウィング、身のこなしを基本にし
早いボールがきたらスウィングの大きさを小さくしてブロックボレー。
短めにゆるく浮いてきたら、フラット気味にパンチボレーにするのです。
習得法としては
まず、動きながら、スウィングする基本的なボレーを身につける。
次にブロックやパンチの状況をイメージして素振りです。
後は実際に使う。
ところでヨハンソンのボレーですが
サーブアンドボレーのファーストボレーです。
スプリットステップが写っていませんね。
スプリットはベースラインとサービスラインの中間かもっと早めにしているのです。
そのころに、サーブがレシーバーのところまで達するからです。
そこから、4,5m前進しながらボレーするのです。
動きながらだから簡単なボレーになるのです。
一般的に皆さんのやっている
サービスライン付近のスプリットだと
その後動けないので、位置調節ができず
難しいファーストボレーになります。
動きながらが一番簡単なんですよ。
それ以外の日ならと、ナイター照明使用レッスンの再開を考えていたのですが
大規模停電の恐れありとの恐ろしい話。
そうこられちゃうと、これはもう少し継続せねばとのことで
東戸塚松原テニススクール、松原テニスクラブ印西の
ナイター自粛を金曜日まで延長しました。
ジュニアクラスと一般のナイタークラスの方には
本当に申し訳ないのですが
もう少しの間ご辛抱を願います。
ジュニアの生徒さんは、今週末に学校が春休みに入りますので
昼間に受講できるよう振り替えクラス等を作りました。
各校のHPを見て、ぜひご予約ください。
電気が無いと言われればどうしようもないのだが
とにかく、何業であれ仕事をし、お金が回り
給料やその他の経費が払えなければ、経済はますます萎縮する。
お金が無ければ被災地救援もままならないわけで
とりあえず、火力発電所の復旧を早くしてほしい。
さて、テニスの話
先日、『いわし頭』 さんから質問をいただいた。
ボレーは得意なのに苦手だという奇怪な話。
以下がそのコメントの後半、質問の部分だ。
・・・ 前半略 ・・・
さて、本日、教えていただきたいのはボレーです。
実は私はボレーが大好きなのです。特にボレーボレーなんかは得意(のつもり)なんですが、これがボレ・ストの場合、相手のテンポが同じなら、いくらでもコントロールできるのですが、急に遅い球、速い球が入ると、途端にミスの確率が多くなります。
特に、いきなりフワフワとくる球を踏み込んでのパンチバレー、突然の速い球をブロックボレー、身体から離れた球をボレー、サーブ&ダッシュ→ファーストボレーの技術などが顕著に未熟です。
これまでも何度か、イメージトレーニングの方法など、ご教授いただいておりますが、その他、何かアドバイスいただけると有難いです。よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/03/15 01:10
私の答えです
ボレーボレーは速いテンポのボレーです。
足を動かしたり、大きなスウィングをする余裕はありません。
これが基本になるとゆるいボールなどで急に時間ができてしまうと
暇をつぶすのに困ってしまうのです。
全体の構成として
ゆるいボールに対しての動きながら
大き目のスライススウィングで打つことを基本にすればいいのです。
それとパンチボレーでもブロックボレーでも
スウィング全体の大きさとしては色々でも
スウィングの形としては常に肩を中心のスウィングにすべきです。
これは以前にも使った、ヨハンソンのボレー、動画と連続写真です。
テイクバックしながら、スウィングしながら、足は動いて常に移動中です。
移動中なので、いつもいい位置、いい打点にボールを持ってくることができるのです。
このスウィング、身のこなしを基本にし
早いボールがきたらスウィングの大きさを小さくしてブロックボレー。
短めにゆるく浮いてきたら、フラット気味にパンチボレーにするのです。
習得法としては
まず、動きながら、スウィングする基本的なボレーを身につける。
次にブロックやパンチの状況をイメージして素振りです。
後は実際に使う。
ところでヨハンソンのボレーですが
サーブアンドボレーのファーストボレーです。
スプリットステップが写っていませんね。
スプリットはベースラインとサービスラインの中間かもっと早めにしているのです。
そのころに、サーブがレシーバーのところまで達するからです。
そこから、4,5m前進しながらボレーするのです。
動きながらだから簡単なボレーになるのです。
一般的に皆さんのやっている
サービスライン付近のスプリットだと
その後動けないので、位置調節ができず
難しいファーストボレーになります。
動きながらが一番簡単なんですよ。
2011年03月20日
春を見つけに
あいかわらず重苦しいニュースの多い中
石巻では10日目になって
瓦礫の下から、80才の女性と16才の少年が
無事に救出されたとの事。
とにかく生きていたことが何より。
また、原発でも連続放水で3号機のプールに水が入ったようだし
外部からの送電が出来るようになったとの事。
廃墟のような瓦礫が散乱する中に
頑張ってケーブルを敷設したようだ。
作業員の中には基準値を超える被爆をした人も何人かいるようで
現場で戦っている人達には本当に頭が下がる。
少しずつだが、いい方向に向かい始めたのかもしれない。
さて、私のほうはというと今日はお休み。
世の中のご苦労から一人サボっているような
後ろめたい気分もするのだが
あまり暗くなってばかりもいられないと
オクサンと二人
いつもの、我が家の裏庭、『大池公園』 で日向ぼっこ。
まあ、電気も使わなければ、ガソリンも不要
人畜無害の娯楽だからお許しを願い、しばしのお付き合いを。
さすがに暖かくなったからなのか
もしかしたら、どこの家でもガソリンがないせいか
かなりの人出だった。
梅の花祭りは終わっていたが
相変わらず梅がキレイ。
いつもお昼を食べる山へ登り始めたところで
5mほど先にいる 『コジュケイ』 を発見。
大きさはハトくらいだろうか、ちょっと太り気味
「ちょっと来い、ちょっと来い」 と鳴く鳥だ。
一足先にお昼ご飯のようで、盛んに何かをついばんでいた。
木々も昨日からの暖かさで春が始まったよう。
これは、『キブシ』 の花。
カンザシのようにたくさんぶら下がっている。
池のほとりに行くと、『ヤナギ』 の枝が黄緑色になっている。
小さな緑色の芽がたくさんついているのだ。
さて、池のほとりといえば、『カワセミ』
今日もいました、とはいえ、池の向こう側、30mくらい先。
手持ちのまま、ズームをいっぱいに使い撮影したので
どうも、印象派の絵のようになってしまう。
いちどクリアーな写真を見せびらかしたいと思っているのだが
なかなか近くには来てくれない。
この後、あっという間に飛び去ってしまった。
まあ、毎回遭っているのだから、相当ラッキーなんだろう。
さて飛び去れないのがこの子達。
いちばん大きいのは甲羅の大きさが30cmくらい
顔の横に黄色のラインの入った、『ミシシッピー産のカメ』 だろう。
今日は日差しがあたたかいせいか、どの岩の上もカメだらけだった。
しばらくぶりに心を休めた、春の裏庭散策。
被災地にも、電力会社にも、もちろんテニスコートにも
暖かい春の訪れを願うばかりだ。
石巻では10日目になって
瓦礫の下から、80才の女性と16才の少年が
無事に救出されたとの事。
とにかく生きていたことが何より。
また、原発でも連続放水で3号機のプールに水が入ったようだし
外部からの送電が出来るようになったとの事。
廃墟のような瓦礫が散乱する中に
頑張ってケーブルを敷設したようだ。
作業員の中には基準値を超える被爆をした人も何人かいるようで
現場で戦っている人達には本当に頭が下がる。
少しずつだが、いい方向に向かい始めたのかもしれない。
さて、私のほうはというと今日はお休み。
世の中のご苦労から一人サボっているような
後ろめたい気分もするのだが
あまり暗くなってばかりもいられないと
オクサンと二人
いつもの、我が家の裏庭、『大池公園』 で日向ぼっこ。
まあ、電気も使わなければ、ガソリンも不要
人畜無害の娯楽だからお許しを願い、しばしのお付き合いを。
さすがに暖かくなったからなのか
もしかしたら、どこの家でもガソリンがないせいか
かなりの人出だった。
梅の花祭りは終わっていたが
相変わらず梅がキレイ。
いつもお昼を食べる山へ登り始めたところで
5mほど先にいる 『コジュケイ』 を発見。
大きさはハトくらいだろうか、ちょっと太り気味
「ちょっと来い、ちょっと来い」 と鳴く鳥だ。
一足先にお昼ご飯のようで、盛んに何かをついばんでいた。
木々も昨日からの暖かさで春が始まったよう。
これは、『キブシ』 の花。
カンザシのようにたくさんぶら下がっている。
池のほとりに行くと、『ヤナギ』 の枝が黄緑色になっている。
小さな緑色の芽がたくさんついているのだ。
さて、池のほとりといえば、『カワセミ』
今日もいました、とはいえ、池の向こう側、30mくらい先。
手持ちのまま、ズームをいっぱいに使い撮影したので
どうも、印象派の絵のようになってしまう。
いちどクリアーな写真を見せびらかしたいと思っているのだが
なかなか近くには来てくれない。
この後、あっという間に飛び去ってしまった。
まあ、毎回遭っているのだから、相当ラッキーなんだろう。
さて飛び去れないのがこの子達。
いちばん大きいのは甲羅の大きさが30cmくらい
顔の横に黄色のラインの入った、『ミシシッピー産のカメ』 だろう。
今日は日差しがあたたかいせいか、どの岩の上もカメだらけだった。
しばらくぶりに心を休めた、春の裏庭散策。
被災地にも、電力会社にも、もちろんテニスコートにも
暖かい春の訪れを願うばかりだ。
2011年03月19日
原発とドロップショット
『翡翠』さんからコメントをいただいた。
停電の話、ドロップショットの質問、原発の話でした。
以下がそのコメントの質問と原発の部分です。
・・・ 前略 ・・・
ところで、ドロップショット(バックハンド)の打ち方について質問なのですが、本に「フィニッシュの時にラケット面が自分の方を向くように」と書いてあったので、実践してみたのですが、うまくいきません。
松原コーチからご覧になって、このアドバイスは正しいでしょうか?
ドロップショットの打ち方を教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
P.S 福島の原発の放射線が心配ですね・・・
テレビでは大丈夫と言ってましたが・・・
報道規制がされているらしく事実が隠蔽されてしまっているようなの で。
ではでは、松原コーチも外でレッスンをされる際にはお気をつけてm(_ _)m
投稿者 翡翠 2011/03/17 19:50
私の答えです。
まず最初に大昔の私の専門?
原子力の件です。
実は大学で在籍していたのが、原子工学科というところで
テニス部の本科の次の予科として通っていました。
あまり優秀な学生ではなかったのですが
原子炉や放射線などに関しては一通りの知識があります。
これ以上事故が進まないよう、ホントいらいらしています。
今日になってほうれん草などから放射能が検出され
どれかの燃料棒の破損がばれちゃった感じです。
放射線は、今のレベルでは大丈夫ですし
外でテニスをしていても平気です。
いたずらにパニックにならないほうがいいと思います。
しかし現場の稚拙な対応については・・・
水もちょこっと撒いて、状況を検討なんてやっていますが
そんな場合じゃない
検討の結果、もう少し撒いとけば・・・
なんて結果だったらどうするんでしょう。
あと10倍ほどぶちまけておいてから状況を見る
くらいの現実の知恵が無ければならないと思うのですが
それと、危険でそばへ行けないので中を覗けないようですが
ラジコンヘリでも使えば簡単にハイビジョン撮影できるはずです。
ヒロボーというラジコンヘリのトップ企業に頼めば
数10万円くらいでやってくれると思います。
ホント、ハイレベルな技術者はいっぱいいるんでしょうが
今は狭い高級な理論より広い視野の乱暴な知恵が必要なときだと思います。
現実感のある民間の知恵を使えばどんどん仕事が進むのではないかと思うのですが
でも、ご心配いただき、ありがとうございます。
外でテニスをすることですが
今後、さらに大きな事故に進まない限りは大丈夫ですよ。
さて、本科のテニスの話です。
ドロップショットの打ち方。
フェデラーやエナンは強烈にアンダースピンをかけたバックハンドのドロップショットを打ちます。
ベースラインから1発で決めるようなドロップショットを打つとき
えぐるようにスウィングするので
かなり上向きの面でインパクト
その後さらに上を向いていきますので
上向きを通り越して少しこちら向きまでいくかもしれませんね。
これはプロ中のプロにして初めてできるスーパーショットです
プロなら素人相手にはできると思いますが
プロ同士の試合では普通は無理だと思います。
ですから、素人が素人相手に打つのは無理です。
そうまでしてスーパーショットを打ってもテニスでは1点しかもらえません。
じゃあ、現実的なドロップショットはどうしたらいいでしょうか。
結論を先に言いますと、スライス気味に打つ、『小さなロブです』
スライスボレーを打つようなスウィングで
ネットの少しだけ向こう側に落ちるように小さなロブを打ちます。
低い弾道で打とうとすると、スピードが出てしまいます。
バウンド位置も深くなり、バウンド後も深く弾んでしまいます。
山なりのボールなら、スピードを遅くできます。
バウンド位置も浅くできるし、2バウンド目も浅くすることができます。
(放水もこんな風にふんわり山なりにすれば、燃料棒を傷つけずにすむかも)
ロブの高さは頭と同じかもうちょっと上あたりでしょうか。
そして、上達するにつれて
低めに、しかも浅めにコントロールできるようにしていけばいいのです。
この話は、バックハンドだけではなく、フォアハンドでもまったく同じです。
さっきも言いましたが
あまり難しい打ち方はしないほうがいいと思います。
上向きの面でそおっと小さなロブで充分決まりますよ。
テニスでは1点しか取れないのです
それなのに、ミスった途端に、その1点は相手に行くのです。
なんか原発でいらいらしているので、毒のある言い方になっているかもしれません。
そういえば、原子炉で使うホウ素、ホウ酸の形にして水にまざっているのですが
確か、中性子を吸収して、核分裂を止める、『ポイズン』 という言い方をしていたと思います。
毒も時には必要なのです。
まあ、大昔の知識ですし
石器時代からのテニスの、しかも予科ですので
もしかしたら、原子工学科というのは錯覚で
ホントは広い知恵を求める、原始工学科だったかもしれません。
そろそろ、記憶も定かではなくなってきたようです。
停電の話、ドロップショットの質問、原発の話でした。
以下がそのコメントの質問と原発の部分です。
・・・ 前略 ・・・
ところで、ドロップショット(バックハンド)の打ち方について質問なのですが、本に「フィニッシュの時にラケット面が自分の方を向くように」と書いてあったので、実践してみたのですが、うまくいきません。
松原コーチからご覧になって、このアドバイスは正しいでしょうか?
ドロップショットの打ち方を教えていただけませんか?
よろしくお願いします。
P.S 福島の原発の放射線が心配ですね・・・
テレビでは大丈夫と言ってましたが・・・
報道規制がされているらしく事実が隠蔽されてしまっているようなの で。
ではでは、松原コーチも外でレッスンをされる際にはお気をつけてm(_ _)m
投稿者 翡翠 2011/03/17 19:50
私の答えです。
まず最初に大昔の私の専門?
原子力の件です。
実は大学で在籍していたのが、原子工学科というところで
テニス部の本科の次の予科として通っていました。
あまり優秀な学生ではなかったのですが
原子炉や放射線などに関しては一通りの知識があります。
これ以上事故が進まないよう、ホントいらいらしています。
今日になってほうれん草などから放射能が検出され
どれかの燃料棒の破損がばれちゃった感じです。
放射線は、今のレベルでは大丈夫ですし
外でテニスをしていても平気です。
いたずらにパニックにならないほうがいいと思います。
しかし現場の稚拙な対応については・・・
水もちょこっと撒いて、状況を検討なんてやっていますが
そんな場合じゃない
検討の結果、もう少し撒いとけば・・・
なんて結果だったらどうするんでしょう。
あと10倍ほどぶちまけておいてから状況を見る
くらいの現実の知恵が無ければならないと思うのですが
それと、危険でそばへ行けないので中を覗けないようですが
ラジコンヘリでも使えば簡単にハイビジョン撮影できるはずです。
ヒロボーというラジコンヘリのトップ企業に頼めば
数10万円くらいでやってくれると思います。
ホント、ハイレベルな技術者はいっぱいいるんでしょうが
今は狭い高級な理論より広い視野の乱暴な知恵が必要なときだと思います。
現実感のある民間の知恵を使えばどんどん仕事が進むのではないかと思うのですが
でも、ご心配いただき、ありがとうございます。
外でテニスをすることですが
今後、さらに大きな事故に進まない限りは大丈夫ですよ。
さて、本科のテニスの話です。
ドロップショットの打ち方。
フェデラーやエナンは強烈にアンダースピンをかけたバックハンドのドロップショットを打ちます。
ベースラインから1発で決めるようなドロップショットを打つとき
えぐるようにスウィングするので
かなり上向きの面でインパクト
その後さらに上を向いていきますので
上向きを通り越して少しこちら向きまでいくかもしれませんね。
これはプロ中のプロにして初めてできるスーパーショットです
プロなら素人相手にはできると思いますが
プロ同士の試合では普通は無理だと思います。
ですから、素人が素人相手に打つのは無理です。
そうまでしてスーパーショットを打ってもテニスでは1点しかもらえません。
じゃあ、現実的なドロップショットはどうしたらいいでしょうか。
結論を先に言いますと、スライス気味に打つ、『小さなロブです』
スライスボレーを打つようなスウィングで
ネットの少しだけ向こう側に落ちるように小さなロブを打ちます。
低い弾道で打とうとすると、スピードが出てしまいます。
バウンド位置も深くなり、バウンド後も深く弾んでしまいます。
山なりのボールなら、スピードを遅くできます。
バウンド位置も浅くできるし、2バウンド目も浅くすることができます。
(放水もこんな風にふんわり山なりにすれば、燃料棒を傷つけずにすむかも)
ロブの高さは頭と同じかもうちょっと上あたりでしょうか。
そして、上達するにつれて
低めに、しかも浅めにコントロールできるようにしていけばいいのです。
この話は、バックハンドだけではなく、フォアハンドでもまったく同じです。
さっきも言いましたが
あまり難しい打ち方はしないほうがいいと思います。
上向きの面でそおっと小さなロブで充分決まりますよ。
テニスでは1点しか取れないのです
それなのに、ミスった途端に、その1点は相手に行くのです。
なんか原発でいらいらしているので、毒のある言い方になっているかもしれません。
そういえば、原子炉で使うホウ素、ホウ酸の形にして水にまざっているのですが
確か、中性子を吸収して、核分裂を止める、『ポイズン』 という言い方をしていたと思います。
毒も時には必要なのです。
まあ、大昔の知識ですし
石器時代からのテニスの、しかも予科ですので
もしかしたら、原子工学科というのは錯覚で
ホントは広い知恵を求める、原始工学科だったかもしれません。
そろそろ、記憶も定かではなくなってきたようです。
2011年03月17日
ハイボレーでつなぐ
困った、なかなか停電しない。
東戸塚校は計画停電でたぶん第3グループに入っている。
たぶんというのは、東電のグループ分け表で同じ町名が
3と5に入っているから。
区役所に電話したが向こうもわからない。
今のところすぐそばのマンション群が5で
そちらが停電してもうちは停電しないのでたぶん3?
今が3グループの停電時間なのだが
しばらく待って、こうやってパソコンに向かっている。
一度停電すれば番号が確定するのだが。
時間になるたび、すべてのパソコンを止め待期に入っている
5の時間帯でも落ち着かない
えーい、停電してくれ。
愚痴った後はテニス。
先日から2回お話した、『つなぎのスマッシュ』
今回が3回目の最後。
スマッシュではなくハイボレーでつなぐというお話。
高いボレーのいい絵があったので見てほしい。
これは、ラフターの動画と連続写真。
横に来たので、スマッシュにできずハイボレーを打ったところ。
プロがスマッシュを打てるのにハイボレーにすることは無い。
100発100中のチャンスを80中にしちゃうからだ。
さて理由はさておき、ラフターはハイボレーにした。
ボレーはスライスでと松原さんはいつも言っているのだが
打点より上に引くことができなければ、スライス回転を掛けられない。
だからこのボレーはほとんどフラット。
こんなときアマチュアがよくやってしまうのは
ラケットヘッドを振ろうとすること。
それをやると、ネットやアウトなどの縦方向の不安定さが出てしまう。
だからプロは腕全体を横に運ぶような打ち方で
面の変化を最小限にする。
状態の向きを変えないようにして
腕全体で、型を中心に弧を描くように振る。
これはスライスボレーの打ち方の解説なのだが
ラフターのフラットハイボレーもまったく同じ。
つまり、彼はいつものスライスボレーと同じ打ち方の延長で打っているのだ。
最も高いところで、最も回転を少なくしたスライスボレーだ。
だから安定していれることができる
そして上体を動かさない分、好きなところを狙える。
だから、スマッシュほどの威力は無くても
コースを重視して、安全に攻撃的に打つことができるのだ。
このボレーはクロスに決めたようで
サイドスピンも少しかかっているかもしれない。
やっぱり分類はスライスかな。?
東戸塚校は計画停電でたぶん第3グループに入っている。
たぶんというのは、東電のグループ分け表で同じ町名が
3と5に入っているから。
区役所に電話したが向こうもわからない。
今のところすぐそばのマンション群が5で
そちらが停電してもうちは停電しないのでたぶん3?
今が3グループの停電時間なのだが
しばらく待って、こうやってパソコンに向かっている。
一度停電すれば番号が確定するのだが。
時間になるたび、すべてのパソコンを止め待期に入っている
5の時間帯でも落ち着かない
えーい、停電してくれ。
愚痴った後はテニス。
先日から2回お話した、『つなぎのスマッシュ』
今回が3回目の最後。
スマッシュではなくハイボレーでつなぐというお話。
高いボレーのいい絵があったので見てほしい。
これは、ラフターの動画と連続写真。
横に来たので、スマッシュにできずハイボレーを打ったところ。
プロがスマッシュを打てるのにハイボレーにすることは無い。
100発100中のチャンスを80中にしちゃうからだ。
さて理由はさておき、ラフターはハイボレーにした。
ボレーはスライスでと松原さんはいつも言っているのだが
打点より上に引くことができなければ、スライス回転を掛けられない。
だからこのボレーはほとんどフラット。
こんなときアマチュアがよくやってしまうのは
ラケットヘッドを振ろうとすること。
それをやると、ネットやアウトなどの縦方向の不安定さが出てしまう。
だからプロは腕全体を横に運ぶような打ち方で
面の変化を最小限にする。
状態の向きを変えないようにして
腕全体で、型を中心に弧を描くように振る。
これはスライスボレーの打ち方の解説なのだが
ラフターのフラットハイボレーもまったく同じ。
つまり、彼はいつものスライスボレーと同じ打ち方の延長で打っているのだ。
最も高いところで、最も回転を少なくしたスライスボレーだ。
だから安定していれることができる
そして上体を動かさない分、好きなところを狙える。
だから、スマッシュほどの威力は無くても
コースを重視して、安全に攻撃的に打つことができるのだ。
このボレーはクロスに決めたようで
サイドスピンも少しかかっているかもしれない。
やっぱり分類はスライスかな。?
2011年03月16日
プロのまねをする
『なのはテニス』 さんからジュニアの指導法について質問をいただいていました。
その後、地震が来てドサクサで後回しになっていました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
以前に、ジュニアは(もちろん、一般の人にも当てはまるでしょうが)『イメージを大事にして、大好きなフェデラーやナダルを真似した方が教えるより上手くなる』というお話がありましたが、松原コーチからみて、落とし穴はないでしょうか?
というのは、知り合いのジュニアでフェデラーを真似ている場合は、ボールがコートに収まらない(フラットになりすぎたり打ちすぎたりと・・・)傾向が強く、フェデラー命みたいな子だと、その傾向が顕著に見受けられます。テニス暦も長く、学校よりもテニスを選んでいるような子達の話です(もちろん、フェデラー本人のボールはコートに収まりますが・・・)
僕の勘違いでしょうか?
また、一般論として、プロの真似をすることに落とし穴はないのでしょうか?
お時間のあるときに、よろしく、ご指導下さい。
私の答えです。
理想のスタイルがあるとすると
基本的なポイントをコーチが指導しておく。
理想的な模範プレーとしてプロを見る。
ということだと思います。
このときに大事なのは
コーチの指導が最新であり簡潔であることです。
もしコーチが40年前の理論で教え
生徒が現在のプロのイメージで練習したとすると
トンチンカンなテニスが出来上がるかもしれません。
すばらしい才能のジュニアがいたら
その子はフェデラーのまねをするだけで
適切な練習環境があれば
プロ並みのプレーをするようになるでしょう。
スペインではそうやっているそうです。
あまり才能のない子はやめちゃうのでしょう。
もし、たいした才能のないジュニアの場合は
フェデラーのプレーをうまく取り入れられず
ばらばらになっちゃうかもしれません。
でも、日本ではコーチが手を取り足を取り
この子をしっかり指導して、そこそこのプレーヤーにします。
フェデラーをまねしてとっちらカっちゃった子には
適切なアドバイスをしましょう。
じゃあ、日本の才能のある子は?
コーチが手を取り足を取り
この子にもしっかり指導して、そこそこのプレーヤーにします。
みんなそこそこのプレーヤーにしちゃうのが問題なのです。
世の中には天才より凡人のほうが圧倒的に多いでしょうから
平均点をつければ、手をとり足までとったほうが点数は上がります。
まったく難しい問題です。
われわれコーチとしては
最新のテニス理論で教える
教えすぎない
自分で無理な天才は早く手放す。
ということが必要なのです。
まったく、難しい問題なのです。
プロを見たほうがコーチの指導よりまし
というのは特にこの天才の指導においてなのです。
40年前の理屈とコーチの教えたがり過剰は
天才をつぶす役目しかしないかもしれないということです。
40年前の理論と凡人の組み合わせですが
肘や肩を痛めたりということを除けば
それほどの実害はないかもしれません。
今日は大震災の暗いニュースや
原発の稚拙な対応でいらいらしたせいか
冷たい内容のブログになっちゃいました。
コーチの皆さん、がんばりましょう。
しっかり勉強しましょう。
みんなが苦労しているとき
日本中が大変なとき
われわれはやっぱりこれしかできないのだから
役に立つ価値のあるコーチになりましょう。
その後、地震が来てドサクサで後回しになっていました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
以前に、ジュニアは(もちろん、一般の人にも当てはまるでしょうが)『イメージを大事にして、大好きなフェデラーやナダルを真似した方が教えるより上手くなる』というお話がありましたが、松原コーチからみて、落とし穴はないでしょうか?
というのは、知り合いのジュニアでフェデラーを真似ている場合は、ボールがコートに収まらない(フラットになりすぎたり打ちすぎたりと・・・)傾向が強く、フェデラー命みたいな子だと、その傾向が顕著に見受けられます。テニス暦も長く、学校よりもテニスを選んでいるような子達の話です(もちろん、フェデラー本人のボールはコートに収まりますが・・・)
僕の勘違いでしょうか?
また、一般論として、プロの真似をすることに落とし穴はないのでしょうか?
お時間のあるときに、よろしく、ご指導下さい。
私の答えです。
理想のスタイルがあるとすると
基本的なポイントをコーチが指導しておく。
理想的な模範プレーとしてプロを見る。
ということだと思います。
このときに大事なのは
コーチの指導が最新であり簡潔であることです。
もしコーチが40年前の理論で教え
生徒が現在のプロのイメージで練習したとすると
トンチンカンなテニスが出来上がるかもしれません。
すばらしい才能のジュニアがいたら
その子はフェデラーのまねをするだけで
適切な練習環境があれば
プロ並みのプレーをするようになるでしょう。
スペインではそうやっているそうです。
あまり才能のない子はやめちゃうのでしょう。
もし、たいした才能のないジュニアの場合は
フェデラーのプレーをうまく取り入れられず
ばらばらになっちゃうかもしれません。
でも、日本ではコーチが手を取り足を取り
この子をしっかり指導して、そこそこのプレーヤーにします。
フェデラーをまねしてとっちらカっちゃった子には
適切なアドバイスをしましょう。
じゃあ、日本の才能のある子は?
コーチが手を取り足を取り
この子にもしっかり指導して、そこそこのプレーヤーにします。
みんなそこそこのプレーヤーにしちゃうのが問題なのです。
世の中には天才より凡人のほうが圧倒的に多いでしょうから
平均点をつければ、手をとり足までとったほうが点数は上がります。
まったく難しい問題です。
われわれコーチとしては
最新のテニス理論で教える
教えすぎない
自分で無理な天才は早く手放す。
ということが必要なのです。
まったく、難しい問題なのです。
プロを見たほうがコーチの指導よりまし
というのは特にこの天才の指導においてなのです。
40年前の理屈とコーチの教えたがり過剰は
天才をつぶす役目しかしないかもしれないということです。
40年前の理論と凡人の組み合わせですが
肘や肩を痛めたりということを除けば
それほどの実害はないかもしれません。
今日は大震災の暗いニュースや
原発の稚拙な対応でいらいらしたせいか
冷たい内容のブログになっちゃいました。
コーチの皆さん、がんばりましょう。
しっかり勉強しましょう。
みんなが苦労しているとき
日本中が大変なとき
われわれはやっぱりこれしかできないのだから
役に立つ価値のあるコーチになりましょう。
2011年03月15日
スライス・スマッシュ
昨日のつなぎのスマッシュで
2、スライスサーブのようなサイドスピン・スマッシュにする。
というのを今日やるつもりだった。
早速、昨日のうちに
『RAIAN』 さんからコメントをいただいた。
以下がその前半部分です。
松原コーチ。失礼します。
つなぎのスマッシュですが、上級者の方にスピンサーブ風スマッシュでかわされたこと何回かあります。あれは、空中で曲がってくるので、いきなりだと対処ができなくて・・・
最初から、スピンかけるつもりで打てばうまく出来ますかね?
・・・ 後半省略 ・・・
投稿者 RAIAN 2011/03/14 22:01
私の答えです。
本当に落ちていくようなスピンスマッシュは強い人たちはあまりやらないと思います。
なぜかというと
ベースラインまでに入れるので、それほど落下させる必要がないこと。
スピードが落ちること。
高いロブに対し合わせるのが難しいこと、などです。
難しいのは、インパクトがこんな形になるからです。
少し下向きの打点で上から勢いよく落ちてくるボールを捕らえるわけです。
スピンサーブ名人にしてみればたいしたことはないかもしれませんが
努力の割りにご利益が薄いのではないでしょうか。
私のお勧めは、スライス・スマッシュです。
こんな面の使い方をします。
ここが打点。
そのままの角度で振り切ります。
一定の面で打つだけ
しかも上体の右上で捉えると、楽で、しかもあわせやすい。
楽なのでスピードもそこそこ出る。
サイドスピンは深さのばらつきが出にくいのでエラーしにくく安全。
グランドスマッシュにも使いやすい。
それと、打点が前になっても
回内をあまり使わないのでネットしにくい。
短いロブに前進しながらも使いやすいのです。
短すぎ、と思ったら、スライスでクロスに。
これは強力スマッシャーのたしなみです。
もちろん、サーブと同じ、スピンとスライスの間のどこか、もアリです。
2、スライスサーブのようなサイドスピン・スマッシュにする。
というのを今日やるつもりだった。
早速、昨日のうちに
『RAIAN』 さんからコメントをいただいた。
以下がその前半部分です。
松原コーチ。失礼します。
つなぎのスマッシュですが、上級者の方にスピンサーブ風スマッシュでかわされたこと何回かあります。あれは、空中で曲がってくるので、いきなりだと対処ができなくて・・・
最初から、スピンかけるつもりで打てばうまく出来ますかね?
・・・ 後半省略 ・・・
投稿者 RAIAN 2011/03/14 22:01
私の答えです。
本当に落ちていくようなスピンスマッシュは強い人たちはあまりやらないと思います。
なぜかというと
ベースラインまでに入れるので、それほど落下させる必要がないこと。
スピードが落ちること。
高いロブに対し合わせるのが難しいこと、などです。
難しいのは、インパクトがこんな形になるからです。
少し下向きの打点で上から勢いよく落ちてくるボールを捕らえるわけです。
スピンサーブ名人にしてみればたいしたことはないかもしれませんが
努力の割りにご利益が薄いのではないでしょうか。
私のお勧めは、スライス・スマッシュです。
こんな面の使い方をします。
ここが打点。
そのままの角度で振り切ります。
一定の面で打つだけ
しかも上体の右上で捉えると、楽で、しかもあわせやすい。
楽なのでスピードもそこそこ出る。
サイドスピンは深さのばらつきが出にくいのでエラーしにくく安全。
グランドスマッシュにも使いやすい。
それと、打点が前になっても
回内をあまり使わないのでネットしにくい。
短いロブに前進しながらも使いやすいのです。
短すぎ、と思ったら、スライスでクロスに。
これは強力スマッシャーのたしなみです。
もちろん、サーブと同じ、スピンとスライスの間のどこか、もアリです。
2011年03月14日
つなぎのスマッシュ
テレビをつけると地震、津波、原発のニュース。
そして停電。
大事なこととは思いつつも、だんだん暗くなってくる。
ブログでもその関連のご連絡ばかりになってしまった。
今日は思い切って本来の技術ものを一席。
先日、『時々左利きのO』 さんから質問をいただいていた。
つなぎのスマッシュの話だ。
以下がそのコメントの後半、質問部分だ。
・・・ それでも相手より1球多く返すべく、『つなぎのスマッシュ』を習得したい
のですが、何かコツがあればご教授願えないでしょうか。
と言いますのも、やっとこさスマッシュ出来るような後ろに下げられる深い
ロブがきた場合、無理矢理『決めのスマッシュ』をしてミスをすることが多
く、かえって相手にポイントを与えているからです。
しかし、『つなぎのスマッシュ』と言えど、相手に攻撃されないよう深く返球したいのですが・・。
やっと追いつくロブに対する、後方に飛び上がって打つようなスマッシュなので、打点は自然と後ろになるかと思いますから、スピンサーブのような擦り上げるイメージで打てばよろしいのでしょうか?。
またスマッシュに関する質問で恐縮ですが、お暇なときで結構ですので、
よろしくお願いしマッシュ。
投稿者 時々左利きのO 2011/03/08 21:30
私の答えです。
実戦的な方法として3つ考えられます。
1、普通のスマッシュでつなぐ。
2、スライスサーブのようなサイドスピン・スマッシュにする。
3、ハイボレーで返球する。
そのうちで今日は、1の普通のスマッシュでの対処法です。
まず先日の、フランク・セッジマンの連続写真をもう一度。
6コマ目のインパクトに注目します。
後ろ目の打点で、内旋を使い、フラットに捉えたところです。
もしここでしっかり捉えることができれば
つなぎではなく
攻撃スマッシュを打ってしまうのが一番いいと思います。
一番力が入り、一番コントロール感のある打点、打法だからです。
6割以上決まるなら、つなぐより高確率でポイントが取れます。
そして、次の7コマ目のフィニッシュをしっかり決める。
つなぎのスマッシュはここまで追いつけずに
打点が後ろになりそうなときに使います。
もちろん、最初から確信犯で
つなぎの、後ろ目打点に自分の位置を持って行ってもかまいません。
当然、ボールは少し上に向かって飛んでいきます。
振り切ればアウトです。
だからスウィングを少し抑える。
具体的な方法としては、「インパクトでスウィングを止める」
か、止めたつもりになること。
(ブレーキを掛けても、車は急には止まらないからです)
そうすればインパクトの強さをコントロールできるので
ベースラインの中にボールを送り込むことができます。
これのついでのご利益として、ポーチされにくいことがあります。
強くたたくスマッシュと基本的に同じ構えですので
つなぎだということがばれないのです。
もちろんすべてつなげば、そのうちにばれますが
それまでに試合が終わればいいのです。
スピンサーブ風のスマッシュですが
グランドスマッシュで、バウンドが低い場合はいいのですが
高いロブが高速で落ちてくると
ボールの上側を捕らえるようなスピンサーブ風は
極端に高度なワザになります。
実用上の価値はあまりないと思います。
そして停電。
大事なこととは思いつつも、だんだん暗くなってくる。
ブログでもその関連のご連絡ばかりになってしまった。
今日は思い切って本来の技術ものを一席。
先日、『時々左利きのO』 さんから質問をいただいていた。
つなぎのスマッシュの話だ。
以下がそのコメントの後半、質問部分だ。
・・・ それでも相手より1球多く返すべく、『つなぎのスマッシュ』を習得したい
のですが、何かコツがあればご教授願えないでしょうか。
と言いますのも、やっとこさスマッシュ出来るような後ろに下げられる深い
ロブがきた場合、無理矢理『決めのスマッシュ』をしてミスをすることが多
く、かえって相手にポイントを与えているからです。
しかし、『つなぎのスマッシュ』と言えど、相手に攻撃されないよう深く返球したいのですが・・。
やっと追いつくロブに対する、後方に飛び上がって打つようなスマッシュなので、打点は自然と後ろになるかと思いますから、スピンサーブのような擦り上げるイメージで打てばよろしいのでしょうか?。
またスマッシュに関する質問で恐縮ですが、お暇なときで結構ですので、
よろしくお願いしマッシュ。
投稿者 時々左利きのO 2011/03/08 21:30
私の答えです。
実戦的な方法として3つ考えられます。
1、普通のスマッシュでつなぐ。
2、スライスサーブのようなサイドスピン・スマッシュにする。
3、ハイボレーで返球する。
そのうちで今日は、1の普通のスマッシュでの対処法です。
まず先日の、フランク・セッジマンの連続写真をもう一度。
6コマ目のインパクトに注目します。
後ろ目の打点で、内旋を使い、フラットに捉えたところです。
もしここでしっかり捉えることができれば
つなぎではなく
攻撃スマッシュを打ってしまうのが一番いいと思います。
一番力が入り、一番コントロール感のある打点、打法だからです。
6割以上決まるなら、つなぐより高確率でポイントが取れます。
そして、次の7コマ目のフィニッシュをしっかり決める。
つなぎのスマッシュはここまで追いつけずに
打点が後ろになりそうなときに使います。
もちろん、最初から確信犯で
つなぎの、後ろ目打点に自分の位置を持って行ってもかまいません。
当然、ボールは少し上に向かって飛んでいきます。
振り切ればアウトです。
だからスウィングを少し抑える。
具体的な方法としては、「インパクトでスウィングを止める」
か、止めたつもりになること。
(ブレーキを掛けても、車は急には止まらないからです)
そうすればインパクトの強さをコントロールできるので
ベースラインの中にボールを送り込むことができます。
これのついでのご利益として、ポーチされにくいことがあります。
強くたたくスマッシュと基本的に同じ構えですので
つなぎだということがばれないのです。
もちろんすべてつなげば、そのうちにばれますが
それまでに試合が終わればいいのです。
スピンサーブ風のスマッシュですが
グランドスマッシュで、バウンドが低い場合はいいのですが
高いロブが高速で落ちてくると
ボールの上側を捕らえるようなスピンサーブ風は
極端に高度なワザになります。
実用上の価値はあまりないと思います。
2011年03月13日
4日間照明を消します
東戸塚松原テニススクールと松原テニスクラブ印西では
今日から、16日水曜日まで
夜間照明を使ったレッスンをお休みすることになりました。
そのレッスンの分は後日、他のレッスンに振り替え受講していただけます。
その間、クラブ会員のコートご利用も日没までとさせていただきますので
よろしくお願いいたします。
これは地震により、電力事情が逼迫していることによるもので
ここ、3,4日の間、特に午後6時から7時ころの
電力使用ピークの節電に協力するためです。
地震により火力発電の設備や送電などがダメージを受けたそうで
それは短期間に回復できるもののようです。
木曜日には再開できると思いますので
再度ご案内させていただきます。
スクールにより、曜日により、お休みのクラスが違いますので
各スクールにお問い合わせください。
今日から、16日水曜日まで
夜間照明を使ったレッスンをお休みすることになりました。
そのレッスンの分は後日、他のレッスンに振り替え受講していただけます。
その間、クラブ会員のコートご利用も日没までとさせていただきますので
よろしくお願いいたします。
これは地震により、電力事情が逼迫していることによるもので
ここ、3,4日の間、特に午後6時から7時ころの
電力使用ピークの節電に協力するためです。
地震により火力発電の設備や送電などがダメージを受けたそうで
それは短期間に回復できるもののようです。
木曜日には再開できると思いますので
再度ご案内させていただきます。
スクールにより、曜日により、お休みのクラスが違いますので
各スクールにお問い合わせください。
2011年03月12日
松原TSでは
大地震の被害が少しづつ明らかになってきました。
被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
少しでも多くの方に助かってほしいのだが
とてつもないTVの画像を見て
相当な被害を覚悟しなくてはならないのだろうと思う。
何もできない無力さで呆然としつつ
ただただ画面を見つめ続けている。
さて、おかげさまで、うちのスクール、クラブ
どこにも被害がありませんでした。
下川井テニスクラブでは今日のレッスンは中止しましたが
ほかのスクールでは営業中です。
ただお客様のほうが帰宅できなかったりで、ほとんど来場されていない状態です。
電話も通じにくいようなので
特にご連絡いただかなくても
ほかの日に振り替えができるようになっていますのでご安心ください。
ご無理なさらなくてもけっこうですので
緊急の方のために、電話回線を空けてあげてください。
ところで、スクールではないが
私の大学の後輩たちが札幌から千葉県の白子に春合宿で来ている。
木曜日に行ってきたが、明日もう一度指導に行く予定だ。
海のすぐそば、低い土地なので心配していた。
何とか、マネージャーに携帯で連絡がついた。
白子には津波も上陸せず、直接の被害はなかったようだ。
ただ、東北地方に実家のあるものも多く
今日は練習せずに、状況を見守っているようだ。
ところが、別の伏兵が
寒かったせいか、インフルエンザに感染した部員が2名
まだそんな季節なのだ。
体調に注意して練習していかないといけないだろう。
高速道路も不通のところが多いので
ちゃんとたどり着けるかどうか心配している。
被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
少しでも多くの方に助かってほしいのだが
とてつもないTVの画像を見て
相当な被害を覚悟しなくてはならないのだろうと思う。
何もできない無力さで呆然としつつ
ただただ画面を見つめ続けている。
さて、おかげさまで、うちのスクール、クラブ
どこにも被害がありませんでした。
下川井テニスクラブでは今日のレッスンは中止しましたが
ほかのスクールでは営業中です。
ただお客様のほうが帰宅できなかったりで、ほとんど来場されていない状態です。
電話も通じにくいようなので
特にご連絡いただかなくても
ほかの日に振り替えができるようになっていますのでご安心ください。
ご無理なさらなくてもけっこうですので
緊急の方のために、電話回線を空けてあげてください。
ところで、スクールではないが
私の大学の後輩たちが札幌から千葉県の白子に春合宿で来ている。
木曜日に行ってきたが、明日もう一度指導に行く予定だ。
海のすぐそば、低い土地なので心配していた。
何とか、マネージャーに携帯で連絡がついた。
白子には津波も上陸せず、直接の被害はなかったようだ。
ただ、東北地方に実家のあるものも多く
今日は練習せずに、状況を見守っているようだ。
ところが、別の伏兵が
寒かったせいか、インフルエンザに感染した部員が2名
まだそんな季節なのだ。
体調に注意して練習していかないといけないだろう。
高速道路も不通のところが多いので
ちゃんとたどり着けるかどうか心配している。
2011年03月11日
スパイラルテープ
すごい地震だった
ここ、横浜の東戸塚松原テニススクールでも大揺れ。
幸いこの辺は地盤がしっかりしているのか
あんなゆれにもかかわらず、被害は何も無かった。
茨城県に住んでいる母が心配で電話するがなかなか繋がらない。
2時間くらいしてやっと繋がった。
棚から物が落ちる、本棚が倒れそうになった
食器が割れたなど、かなり大変だったようだ。
でもその程度で
身体のほうは無事だったようで、何より。
断片的に入る情報では
津波がかなりすごいようだし
東京で働いている人は自宅に帰るのもままならないようだし
明日の朝になって、すごいことになっていないことを祈るだけだ。
さて、7月にこのブログで書いた、『スパイラルテープ』
についてコメントをいただいた。
どうもご本尊の田中先生らしい。
以下がそのコメントの全文。
こんにちは。
口内炎の貼り方写真すごくわかりやすいです。
以前は薬局での販売が多かったのですが、今はネット時代のため、ネット販売が主流となっています。スパイラルテープのブログも書いています。
宜しければ遊びに来て下さい。
投稿者 スパイラル 2011/03/11 14:49
私の感想。
コメントありがとうございます。
写真もお褒めいただきありがとうございます。
実はこれがその写真
口内炎の治療に巻いたところ。
ちょっと左手のほうが下手だったのに
先生はほめてくれたし、治療も成功し
口内炎は瞬時に痛みを消した。
腰痛や喘息発作の緩和 ・・・ 等々
いろんな使い方がある。
一時、山梨学園大の駅伝チームの呼吸を助けるということで
ブームになったのだが
最近ではちょっとマイナーな存在になっている。
でも効果があるし
ブームかどうかという問題ではないのだ。
ところで、このテープの原理は
身体の気の流れを良くすることのようだ
その辺は鍼や灸、気功などとお友達ではないかと
私は勝手に思っている。
興味のある人はぜひ
田中先生のブログや、HPを見てほしい。
原理も書いてあるし、治療部位からの検索もすぐできるので便利だ。
私はそこで紹介してある本を読んだのだが
HPのほうが検索には良いようだ。
他人の本の販売を邪魔しちゃいけなかったかな。
ここ、横浜の東戸塚松原テニススクールでも大揺れ。
幸いこの辺は地盤がしっかりしているのか
あんなゆれにもかかわらず、被害は何も無かった。
茨城県に住んでいる母が心配で電話するがなかなか繋がらない。
2時間くらいしてやっと繋がった。
棚から物が落ちる、本棚が倒れそうになった
食器が割れたなど、かなり大変だったようだ。
でもその程度で
身体のほうは無事だったようで、何より。
断片的に入る情報では
津波がかなりすごいようだし
東京で働いている人は自宅に帰るのもままならないようだし
明日の朝になって、すごいことになっていないことを祈るだけだ。
さて、7月にこのブログで書いた、『スパイラルテープ』
についてコメントをいただいた。
どうもご本尊の田中先生らしい。
以下がそのコメントの全文。
こんにちは。
口内炎の貼り方写真すごくわかりやすいです。
以前は薬局での販売が多かったのですが、今はネット時代のため、ネット販売が主流となっています。スパイラルテープのブログも書いています。
宜しければ遊びに来て下さい。
投稿者 スパイラル 2011/03/11 14:49
私の感想。
コメントありがとうございます。
写真もお褒めいただきありがとうございます。
実はこれがその写真
口内炎の治療に巻いたところ。
ちょっと左手のほうが下手だったのに
先生はほめてくれたし、治療も成功し
口内炎は瞬時に痛みを消した。
腰痛や喘息発作の緩和 ・・・ 等々
いろんな使い方がある。
一時、山梨学園大の駅伝チームの呼吸を助けるということで
ブームになったのだが
最近ではちょっとマイナーな存在になっている。
でも効果があるし
ブームかどうかという問題ではないのだ。
ところで、このテープの原理は
身体の気の流れを良くすることのようだ
その辺は鍼や灸、気功などとお友達ではないかと
私は勝手に思っている。
興味のある人はぜひ
田中先生のブログや、HPを見てほしい。
原理も書いてあるし、治療部位からの検索もすぐできるので便利だ。
私はそこで紹介してある本を読んだのだが
HPのほうが検索には良いようだ。
他人の本の販売を邪魔しちゃいけなかったかな。
2011年03月09日
フォアでラケットを支える
先日、松原テニスクラブ印西で女性会員とラリーをした。
フォアハンドを時々、上にふかす。
よく見るとラケットヘッドがテイクバックから振り出すときに落っこちている。
手首がかなりやわらかくなっているようで
ラケットヘッドが垂れ下がってしまっているようだ。
いい形で打てているときのインパクトはこう。
その形で引いてくると後ろではこうなるが
振り出すときに腕の力が抜けすぎると
特に、ラケット面が少し上向きになってしまっているのが特に問題なのだが
これは、腕全体の脱力による前腕部の回外が自然に行われたため。
これも筋力で支えきれていないためなのだ。
手首の形が保てていても
このまま打てば面が上を向いてインパクト
当然すっぽ抜けのアウトになる。
もしちゃんと支えられ、形が保てれば
そのときの形はこうなるはず。
少なくとも、この形を保てるだけの力が筋肉に入っていなければならない。
先ほどの女性会員さんも、力を抜くように意識しているとのこと。
余計な力が抜けるのはいいことなのだが
最低限の形を保つ力は入っていなければならない。
力が抜けすぎて、エラーしたのでは本末転倒なのだ。
この説明をして、力を入れ気味でプレーしてもらったら
フォアハンドは格段に安定してきた。
余計な力を抜いてプレーできれば一流選手。
余計な力を入れてプレーすれば二流選手。
肝心な力まで抜いてプレーすると三流選手なのだ。
フォアハンドを時々、上にふかす。
よく見るとラケットヘッドがテイクバックから振り出すときに落っこちている。
手首がかなりやわらかくなっているようで
ラケットヘッドが垂れ下がってしまっているようだ。
いい形で打てているときのインパクトはこう。
その形で引いてくると後ろではこうなるが
振り出すときに腕の力が抜けすぎると
特に、ラケット面が少し上向きになってしまっているのが特に問題なのだが
これは、腕全体の脱力による前腕部の回外が自然に行われたため。
これも筋力で支えきれていないためなのだ。
手首の形が保てていても
このまま打てば面が上を向いてインパクト
当然すっぽ抜けのアウトになる。
もしちゃんと支えられ、形が保てれば
そのときの形はこうなるはず。
少なくとも、この形を保てるだけの力が筋肉に入っていなければならない。
先ほどの女性会員さんも、力を抜くように意識しているとのこと。
余計な力が抜けるのはいいことなのだが
最低限の形を保つ力は入っていなければならない。
力が抜けすぎて、エラーしたのでは本末転倒なのだ。
この説明をして、力を入れ気味でプレーしてもらったら
フォアハンドは格段に安定してきた。
余計な力を抜いてプレーできれば一流選手。
余計な力を入れてプレーすれば二流選手。
肝心な力まで抜いてプレーすると三流選手なのだ。
2011年03月09日
フォアでラケットを支える
先日、松原テニスクラブ印西で女性会員とラリーをした。
フォアハンドを時々、上にふかす。
よく見るとラケットヘッドがテイクバックから振り出すときに落っこちている。
手首がかなりやわらかくなっているようで
ラケットヘッドが垂れ下がってしまっているようだ。
いい形で打てているときのインパクトはこう。
その形で引いてくると後ろではこうなるが
振り出すときに腕の力が抜けすぎると
特に、ラケット面が少し上向きになってしまっているのが特に問題なのだが
これは、腕全体の脱力による前腕部の回外が自然に行われたため。
これも筋力で支えきれていないためなのだ。
手首の形が保てていても
このまま打てば面が上を向いてインパクト
当然すっぽ抜けのアウトになる。
もしちゃんと支えられ、形が保てれば
そのときの形はこうなるはず。
少なくとも、この形を保てるだけの力が筋肉に入っていなければならない。
先ほどの女性会員さんも、力を抜くように意識しているとのこと。
余計な力が抜けるのはいいことなのだが
最低限の形を保つ力は入っていなければならない。
力が抜けすぎて、エラーしたのでは本末転倒なのだ。
この説明をして、力を入れ気味でプレーしてもらったら
フォアハンドは格段に安定してきた。
余計な力を抜いてプレーできれば一流選手。
余計な力を入れてプレーすれば二流選手。
肝心な力まで抜いてプレーすると三流選手なのだ。
フォアハンドを時々、上にふかす。
よく見るとラケットヘッドがテイクバックから振り出すときに落っこちている。
手首がかなりやわらかくなっているようで
ラケットヘッドが垂れ下がってしまっているようだ。
いい形で打てているときのインパクトはこう。
その形で引いてくると後ろではこうなるが
振り出すときに腕の力が抜けすぎると
特に、ラケット面が少し上向きになってしまっているのが特に問題なのだが
これは、腕全体の脱力による前腕部の回外が自然に行われたため。
これも筋力で支えきれていないためなのだ。
手首の形が保てていても
このまま打てば面が上を向いてインパクト
当然すっぽ抜けのアウトになる。
もしちゃんと支えられ、形が保てれば
そのときの形はこうなるはず。
少なくとも、この形を保てるだけの力が筋肉に入っていなければならない。
先ほどの女性会員さんも、力を抜くように意識しているとのこと。
余計な力が抜けるのはいいことなのだが
最低限の形を保つ力は入っていなければならない。
力が抜けすぎて、エラーしたのでは本末転倒なのだ。
この説明をして、力を入れ気味でプレーしてもらったら
フォアハンドは格段に安定してきた。
余計な力を抜いてプレーできれば一流選手。
余計な力を入れてプレーすれば二流選手。
肝心な力まで抜いてプレーすると三流選手なのだ。
2011年03月08日
マネキネコ
石器時代にテニスを始めてからもうずいぶんたつが
先月、60.000才、区切りの誕生日を迎えた。
先日、母のところに行くと誕生日のプレゼントをくれた。
「おもちゃみたいだけど」 と言って
金(色)の招き猫
おもちゃだった。
「置いとくと、会員さんやスクール生が大勢来るよ」
ということで
東戸塚校のフロントに
腕が招くのだ
『ソーラー招き猫』 だそうで
光が当たってさえいれば、ずうっと動いている。
ふと気づくと、腕の動きが内旋、外旋を繰り返していいる。
ネコパンチのようにも見えるが
うちのスジガネ君と同じ動きだ。
これはめでたい。
さっき見たら、今日もしっかり営業活動をしていた。
さて、我が家ではオクサンがケーキを焼いてくれた。
その上には、ムスメの用意してくれたロウソクが。
歳が歳なので
大量のロウソクで火事になったらどうしようと思ったがこれなら大丈夫。
(ケーキより、ろうそくのほうが大きくなっちゃったらどうするんでしょうね?)
まあ、ろうそくもよかったが、味のほうもとてもおいしかった。
そのころ、奥の専用カーペットの上ではうちの、生マネキネコたちが
私の誕生日を祝い、ハート型に寝ていた。
と思ったら、クーニャンの頭が動いちゃった。
スペードだ。
さて、ミュータンの頭はどこに ・・・
先月、60.000才、区切りの誕生日を迎えた。
先日、母のところに行くと誕生日のプレゼントをくれた。
「おもちゃみたいだけど」 と言って
金(色)の招き猫
おもちゃだった。
「置いとくと、会員さんやスクール生が大勢来るよ」
ということで
東戸塚校のフロントに
腕が招くのだ
『ソーラー招き猫』 だそうで
光が当たってさえいれば、ずうっと動いている。
ふと気づくと、腕の動きが内旋、外旋を繰り返していいる。
ネコパンチのようにも見えるが
うちのスジガネ君と同じ動きだ。
これはめでたい。
さっき見たら、今日もしっかり営業活動をしていた。
さて、我が家ではオクサンがケーキを焼いてくれた。
その上には、ムスメの用意してくれたロウソクが。
歳が歳なので
大量のロウソクで火事になったらどうしようと思ったがこれなら大丈夫。
(ケーキより、ろうそくのほうが大きくなっちゃったらどうするんでしょうね?)
まあ、ろうそくもよかったが、味のほうもとてもおいしかった。
そのころ、奥の専用カーペットの上ではうちの、生マネキネコたちが
私の誕生日を祝い、ハート型に寝ていた。
と思ったら、クーニャンの頭が動いちゃった。
スペードだ。
さて、ミュータンの頭はどこに ・・・
2011年03月07日
深く弾むボールの処理
『翡翠』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
松原コーチこんにちは
バックハンドストロークについて質問です。
バック側ベースライン付近にロブが上がった時に、自分が下がりきれなかったり、コートの後ろ側の土地が足りなかったりで自分の頭より高い位置で打つことがあるのですが、ラケットヘッドを倒すような打ち方になってしまい、コートに入るには入るのですが、ネットとサービスラインの間あたりに落ち、相手に叩かれることが多いです。
一応、高く構える事、脇を開き気味にして打つ事の2点に気をつけて打っているつもりなのですが…
どうもうまくいきません。
やはり自分の頭より高い位置で打つのは無理があるでしょうか?
前に出てライジングで処理する方が現実的ですか?
もしそうだと言われるのであれば、ライジングの打ち方のコツも教えていただけると助かります。
お忙しいとは思いますが、お手すきの時にでもご回答いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
投稿者 翡翠 2011/03/07 10:28
私の答えです。
低いところで打つほうが捕らえやすいし、力も入りやすい。
できればそうすればいいんですが、できないときもあります。
その時は当然、仕方なしにでも高いところで打つしかありません。
質問はバックハンドですが、考え方はフォアハンドでも同じです。
さて、ライジングにすれば低いところで打てるのですが
上下動の大きなロブに対しては難しいんです。
むしろハーフボレーかノーバウンドで打ったほうが
ロブに対しては簡単だと思います。
ただ、ノーバウンドなど、これらの選択肢は
風上からのロブや土地が狭い場合など
塀際までさがっても届かないことがあります。
そのときにはどうしても使わなければなりませんので
必ず必要なワザではあります。
そのときは思い切って、「エイッ」
これらの技術はまた別のときに ・・・
さて、高い場合の処理。
力が入りにくいと、ラケットヘッドをがんばって振りたくなります。
そのためにラケット面の向きが変わり
かえって、打ち出しの高さ(角度)が不安定になって
浅くなったりするのではないでしょうか。
あんまりがんばらなくていいから、ロブで返球するのが実用的です。
そのときのコツはボレーに似ています。
インパクトでしっかり面を作り、そこでスウィングを止めるようにするのです。
これはリターンのときのダベンポートの動画と連続写真です。
連続写真では、「なんだ、先を振っているじゃないか」
と思うかもしれません。
動画のほうがわかりやすいのですが
いったんインパクトのところを通過したラケットヘッドが
もう一度、インパクトのところに戻ってきます。
これはインパクトのところでしっかり面を止めようとして起こる現象です。
ロブを上げるときもこうゆう使い方をするのです。
もちろん高いボールですから、もっと高い位置で行います。
面やスウィングの方向もロブを上げるのにふさわしい方向を向けば良いわけです。
まあ、少し上向きの面で、ほぼ水平に振ればいいと思います。
そして当てる強さ加減と、面の向き加減でコントロールします。
この部分、マスターするには、数多く打って慣れるしかありません。
以下がそのコメント、全文です。
松原コーチこんにちは
バックハンドストロークについて質問です。
バック側ベースライン付近にロブが上がった時に、自分が下がりきれなかったり、コートの後ろ側の土地が足りなかったりで自分の頭より高い位置で打つことがあるのですが、ラケットヘッドを倒すような打ち方になってしまい、コートに入るには入るのですが、ネットとサービスラインの間あたりに落ち、相手に叩かれることが多いです。
一応、高く構える事、脇を開き気味にして打つ事の2点に気をつけて打っているつもりなのですが…
どうもうまくいきません。
やはり自分の頭より高い位置で打つのは無理があるでしょうか?
前に出てライジングで処理する方が現実的ですか?
もしそうだと言われるのであれば、ライジングの打ち方のコツも教えていただけると助かります。
お忙しいとは思いますが、お手すきの時にでもご回答いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
投稿者 翡翠 2011/03/07 10:28
私の答えです。
低いところで打つほうが捕らえやすいし、力も入りやすい。
できればそうすればいいんですが、できないときもあります。
その時は当然、仕方なしにでも高いところで打つしかありません。
質問はバックハンドですが、考え方はフォアハンドでも同じです。
さて、ライジングにすれば低いところで打てるのですが
上下動の大きなロブに対しては難しいんです。
むしろハーフボレーかノーバウンドで打ったほうが
ロブに対しては簡単だと思います。
ただ、ノーバウンドなど、これらの選択肢は
風上からのロブや土地が狭い場合など
塀際までさがっても届かないことがあります。
そのときにはどうしても使わなければなりませんので
必ず必要なワザではあります。
そのときは思い切って、「エイッ」
これらの技術はまた別のときに ・・・
さて、高い場合の処理。
力が入りにくいと、ラケットヘッドをがんばって振りたくなります。
そのためにラケット面の向きが変わり
かえって、打ち出しの高さ(角度)が不安定になって
浅くなったりするのではないでしょうか。
あんまりがんばらなくていいから、ロブで返球するのが実用的です。
そのときのコツはボレーに似ています。
インパクトでしっかり面を作り、そこでスウィングを止めるようにするのです。
これはリターンのときのダベンポートの動画と連続写真です。
連続写真では、「なんだ、先を振っているじゃないか」
と思うかもしれません。
動画のほうがわかりやすいのですが
いったんインパクトのところを通過したラケットヘッドが
もう一度、インパクトのところに戻ってきます。
これはインパクトのところでしっかり面を止めようとして起こる現象です。
ロブを上げるときもこうゆう使い方をするのです。
もちろん高いボールですから、もっと高い位置で行います。
面やスウィングの方向もロブを上げるのにふさわしい方向を向けば良いわけです。
まあ、少し上向きの面で、ほぼ水平に振ればいいと思います。
そして当てる強さ加減と、面の向き加減でコントロールします。
この部分、マスターするには、数多く打って慣れるしかありません。
2011年03月06日
スポーツカー大集合
ちょっと前の事、横浜から千葉へ移動中
幕張のパーキングエリアですごい集団に遭遇した。
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェ、等々
30台くらいだろうか?
最初に、ランボルギーニ・ディアブロのお金持ちそうなおじさん
ドアから足だけ入れて、すぐ向かい側の大型車スペースでエンジン調整をしていた。
その後ろを見たとたんに圧倒された。
ド、ド、ド、ド、ドッ と並んでいる、赤、青、黄色のお花畑。
急用を終え、出てくると、皆さん出発するところ。
そこでカメラを持っていることに気付いたので
先ほどの写真は最後の集団。
みんな音もど派手で、ド、ド、ド、ド、ドッ
居合わせたおじさん達も (うち一人は私だが)
みんなへーえっと、唖然とした顔をしていた。
これは60年代に雑誌で見た、フォードGT-40 ・・・ のレプリカ。
続いては、10年前くらいの、フェラーリ F-40 ・・・ だと思う。
たしかオークションで、うん千万円ではなかったと思う。
みんな出て行って、PAにホッとした空気が流れた。
リッチなおじさんたちは団体旅行が好きなんだろうか?
みんなでつるんで走る時は、フェラーリも80km/hなのかしら?
私も出発と思ったら、1台の白いニッサンGT-Rが入ってきた。
1人の青年が降りてきた。
こちらはホントに一人きり。
なんか、かっこよかった。
1台だけだったので写真は撮りにくかった。
これも充分に高い車なので
助手席にまではお金が廻らないのかもしれない。
なんて余計なことを考えた。
2011年03月05日
イメージトレーニングも
スマッシュの件で、『いわし頭』 さんから何度もコメントをいただきました。
その中でちょっと私の心にひっかかった言葉。
「素人にはタイミングを合わせるのが難しい」
以前に何度も書いたことですが
うまい人はボールを見てそれに合わせて打っているのではなく
自分で想像したボールを打っているという話です。
もし想像してスウィングが先回りできなければ
必ず振り遅れます。
だから、ボールの飛ぶ線を想像し、それを打つのです。
という事は
ボールをちゃんと想像でき
想像したボールを素振りでちゃんとジャストミートできる人は
本物のボールを簡単にジャストミートできるはずです。
プロじゃなくても、ロブが想像できる程度の素人なら充分OK。
『いわし頭』 さんがロブの球筋をちゃんと想像できるなら
それを、ゆうっくりスウィングで素振りしてみてはどうでしょう。
どうですか、明日はスマッシュ名人になれそうな気がしてきたでしょう。
その中でちょっと私の心にひっかかった言葉。
「素人にはタイミングを合わせるのが難しい」
以前に何度も書いたことですが
うまい人はボールを見てそれに合わせて打っているのではなく
自分で想像したボールを打っているという話です。
もし想像してスウィングが先回りできなければ
必ず振り遅れます。
だから、ボールの飛ぶ線を想像し、それを打つのです。
という事は
ボールをちゃんと想像でき
想像したボールを素振りでちゃんとジャストミートできる人は
本物のボールを簡単にジャストミートできるはずです。
プロじゃなくても、ロブが想像できる程度の素人なら充分OK。
『いわし頭』 さんがロブの球筋をちゃんと想像できるなら
それを、ゆうっくりスウィングで素振りしてみてはどうでしょう。
どうですか、明日はスマッシュ名人になれそうな気がしてきたでしょう。
2011年03月04日
スマッシュを得意にするには
スマッシュの話の前にざんげをひとつ。
昨日のラケットのブログで間違いをしてしまった。
ヨネックスのベクターCORE 98Dと95D
どちらも厚さが22mmと書いたが
98は正しかったが95のほうは間違い
正確には、98Dが22mm、95Dは21mmだった。
お詫びをして、訂正します、すいません。
さて、スマッシュの話。
先日、『いわし頭』 さんから質問をいただいていた。
そういえば、『いわし頭』 さん
昨日のコメントでは早速、95Dをお買いになるとか
ありがとうございます。
そうそうスマッシュ。
以下がそのコメント(スマッシュのほう)の全文です。
松原コーチ、こんばんは!
またまた教えていただきたく、コメントいたします。
私は元々ストローカーなんですが、ここ1、2年オールウランダーになるべく頑張ってます。
今回は、スマッシュについての質問です。
前より練習をしてるつもりなんですが、まだまだ不安定なんです。気をつけている点は、次の2点です。
・インパクトの直前まで足を止めない。
・ゆ~っくりと心の中で唱えながら振る。
の2つなんですが、どうも早く振り過ぎてネットに掛ける事もままあります。
練習不足を言われれば、そこまでですが、何か他に試してみる方法・アドバイス等があれば、ご教授いただきたく思います。よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/02/28 23:26
私の答えです。
スマッシュを安定させるコツですが
いわし頭さんが心がけている2項目は大変いいことだと思います。
ただ、「ゆうっくり」 と心の中で唱えるのは練習のときだけでいいと思います。
試合の最中ですと、打球のコースを考えることに集中するといいと思います。
もちろん、入るかな? だいじょうぶかな?
と思いながら打つよりはずうっといいですが。
「どうも早く振り過ぎてネットに掛ける事もままあります」
というのは誤解です。
早く振り過ぎた場合は、空振りします。
ネットするのは打点が前すぎるからです。
さて、今日はスマッシュを安定させるコツを
ゆうっくりスウィング以外に2つ紹介します。
まずは、連続写真を見てください。
これは、私の先生というべき連続写真です。
44年前の私はこれを見て、ジャンピングスマッシュを習得しました。
骨董品と思うこと無かれ
現在の打ち方と比べても最新の技術です。
スマッシュの技術は現在も、何にも変わっていないということです。
モデルは、フランク・セッジマン。
オーストラリア人で、60年前卯の歳、1951年のダブルス、年間グランドスラマー。
ミックスもキャリアー・グランドスラマー。
シングルスのフレンチ以外すべてのグランドスラムタイトルを取っている
1950年代初頭のスーパースターです。
写真は、『旺文社スポーツ教室 テニス(硬式) 福田雅之助 著』 を写した物です。
44年前に買ったときの定価は220円です。
さて、打ち方の話。
6コマ目が打点の直後ですが
打点がかなり後ろなのがわかると思います。
内旋を利かせて打つと、打点はこんなに後ろ
それは後ろに上がったロブを打つためにも便利な打点なのです。
もちろん内旋を利かせて、パワーも一番出る打点です。
打点を前にするとネットするのは当然ですよね。
さて今回のコツ、1番目。
ジャンピングにすることです。
ジャンプすることにより、このおいしい打点にいつでも入れるのです。
『インパクトの直前まで足を止めない』 の究極の姿です。
そして、コツの2番目。
1、2、3コマ目とゆっくりラケットを構えていきますが
1コマ目からすでにそれなりの高さになっていて
手の位置を顔から離して
もし上から見たら、頭を中心に円を画くように持っていっている。
このことにより
「手の位置の高さを早めに作ることにより、いつでも打ちにいける」
「動きがあることにより筋肉がリラックスした状態を保ちやすい」
というご利益を得ることができるのです。
そして、『ゆうっくり』 たたきます。
昨日のラケットのブログで間違いをしてしまった。
ヨネックスのベクターCORE 98Dと95D
どちらも厚さが22mmと書いたが
98は正しかったが95のほうは間違い
正確には、98Dが22mm、95Dは21mmだった。
お詫びをして、訂正します、すいません。
さて、スマッシュの話。
先日、『いわし頭』 さんから質問をいただいていた。
そういえば、『いわし頭』 さん
昨日のコメントでは早速、95Dをお買いになるとか
ありがとうございます。
そうそうスマッシュ。
以下がそのコメント(スマッシュのほう)の全文です。
松原コーチ、こんばんは!
またまた教えていただきたく、コメントいたします。
私は元々ストローカーなんですが、ここ1、2年オールウランダーになるべく頑張ってます。
今回は、スマッシュについての質問です。
前より練習をしてるつもりなんですが、まだまだ不安定なんです。気をつけている点は、次の2点です。
・インパクトの直前まで足を止めない。
・ゆ~っくりと心の中で唱えながら振る。
の2つなんですが、どうも早く振り過ぎてネットに掛ける事もままあります。
練習不足を言われれば、そこまでですが、何か他に試してみる方法・アドバイス等があれば、ご教授いただきたく思います。よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/02/28 23:26
私の答えです。
スマッシュを安定させるコツですが
いわし頭さんが心がけている2項目は大変いいことだと思います。
ただ、「ゆうっくり」 と心の中で唱えるのは練習のときだけでいいと思います。
試合の最中ですと、打球のコースを考えることに集中するといいと思います。
もちろん、入るかな? だいじょうぶかな?
と思いながら打つよりはずうっといいですが。
「どうも早く振り過ぎてネットに掛ける事もままあります」
というのは誤解です。
早く振り過ぎた場合は、空振りします。
ネットするのは打点が前すぎるからです。
さて、今日はスマッシュを安定させるコツを
ゆうっくりスウィング以外に2つ紹介します。
まずは、連続写真を見てください。
これは、私の先生というべき連続写真です。
44年前の私はこれを見て、ジャンピングスマッシュを習得しました。
骨董品と思うこと無かれ
現在の打ち方と比べても最新の技術です。
スマッシュの技術は現在も、何にも変わっていないということです。
モデルは、フランク・セッジマン。
オーストラリア人で、60年前卯の歳、1951年のダブルス、年間グランドスラマー。
ミックスもキャリアー・グランドスラマー。
シングルスのフレンチ以外すべてのグランドスラムタイトルを取っている
1950年代初頭のスーパースターです。
写真は、『旺文社スポーツ教室 テニス(硬式) 福田雅之助 著』 を写した物です。
44年前に買ったときの定価は220円です。
さて、打ち方の話。
6コマ目が打点の直後ですが
打点がかなり後ろなのがわかると思います。
内旋を利かせて打つと、打点はこんなに後ろ
それは後ろに上がったロブを打つためにも便利な打点なのです。
もちろん内旋を利かせて、パワーも一番出る打点です。
打点を前にするとネットするのは当然ですよね。
さて今回のコツ、1番目。
ジャンピングにすることです。
ジャンプすることにより、このおいしい打点にいつでも入れるのです。
『インパクトの直前まで足を止めない』 の究極の姿です。
そして、コツの2番目。
1、2、3コマ目とゆっくりラケットを構えていきますが
1コマ目からすでにそれなりの高さになっていて
手の位置を顔から離して
もし上から見たら、頭を中心に円を画くように持っていっている。
このことにより
「手の位置の高さを早めに作ることにより、いつでも打ちにいける」
「動きがあることにより筋肉がリラックスした状態を保ちやすい」
というご利益を得ることができるのです。
そして、『ゆうっくり』 たたきます。
2011年03月03日
YY VCOREや緑ガットや
明日からデビスカップ、フィリピン戦が始まる。
アジア/オセアニアゾーングループ1・1回戦
ということで、日本の代表は
添田、伊藤のシングルス、鈴木、近藤のダブルスだ。
フィリピンは暑いので疲れがたまる。
単複の分業は上手い手だ。
デ杯といえば、砂入り人工芝のコートが非公認なのはご存知だろうと思う。
現地、フィリピンのコートはクレー
といっても、材質は貝殻、通称 『シェルコート』
超スローコートとして知られ?
若い人は知らないか。
昭和の中ごろは、現地の暑さもあって
日本のプレーヤーを砂地獄に引きずりこんできたコートなのだ。
日本のプレーヤーのほうがランクは上なので
足をとられないようにがんばってほしい。
初戦は、伊藤竜馬 VS セシル・マミート
みんなで日本からも応援しよう。
さて、ラケットの話。
先日、ヨネックスから、VCOREシリーズ3本が発売になった。
ベクター・コア と読むのだそうで
ベクトルというくらいだから
方向性がとてもいいのが特徴、とのうたい文句だ。
それ以上に、まず色がいい。
試打してみるとどれも打ちやすく違和感が無い。
これはいけそうな雰囲気。
3本とも、音も無くボールが飛んでいくというモデルではない。
そこは少し前に出た、EZONEのシリーズと違うところ。
逆にスウィートスポットがちゃんとあり
しっかり捉えた感じがある。
そして飛び出していく。
絶対的な飛びのよさなら、EZONEだが
こちらはコントロール性の良さが売り。
その分、思い切って、いいボールが打てる。
自分から打っていくプレーヤーに向いている。
中でも特に飛びがいいのは、一番右、VCORE 100S
C・ウォズニアッキの使用モデルだ。
飛びがいいのはフレームの厚さが24mmと
他の2本より2mm厚いからだろう。
中くらいの硬さのモデルといったらいいのだろうか
大き目のスウィートスポットでストローク、ボレー
オールラウンドに使える。
100平方インチ、300g、バランスポイントは320mmと
軽い分、3本の中では少しトップヘビー。
軽いと言ったが、300g、女性には重めの部類。
しかしストロークにも比重を置く本格派の女性にはぴったり。
逆に、ボレーもかなり重視する
そして飛びの部分ではちょっと楽をしたい本格派男性にもよさそう。
次に、98D、と95D
こちらはフレームの厚さが、22mmと薄ラケになっている。
しかし、薄いというのは100に対してで
私の使っている、RDTi80 の20mmに比べると厚めなのだ。
したがって、私のラケットが、カツーンと来るのに対し
ほぼ同じ硬さのはずの、98D、と95Dは
材質のやわらかさを感じ、少しマイルドな打球感。
しかし剛性感はがしっかり感に通じて、結構いい感じだ。
面はしっかりしているが、硬さを感じない。
他社で言えば、バボラの丸い打球感に似た感じなのだ。
面の大きさは名前のとおり。
98Dが、305g、バランスポイントが315mm
95Dが、320g、バランスポイントが310mm
98のほうがグリップ側にほんのちょっと面が大きい分
ほんのちょっと楽ができる?
このこと以外は重さの違いが一番だと思う。
95のほうが重い分、面もしっかりしている。
98は100では物足りないハードヒットお姉さんに
また、普通の? 本格派男性に。
明日からデ杯の、日本のエース、添田豪選手はこの98なのだ。
普通の? 本格派男性かな?
一方、200kmのサーブを打ち返す凄腕の本格派男性には
95の320gはなかなかいい。
まあ、200kmは冗談にしても
速いサーブに対して、リターンを振りぬいてもバタバタしない。
その安定感はとても気持ちがいい。
95はヒューイットの使用モデルなのだ。
この2本、重さで選んでも間違いはないような気がする。
330gのカターイ、RDTi80の打球感と戦っている私としても
95Dのマイルドな硬さ
以前の、310gラケットとの中間の320gに
ちょっと心がぐらついているところなのだ。
さてついでにというと何だが、ストリングスも新作が
ポリツアー HS125 だ。
ウォズニアッキが先ほどの、100Sに張って使っている
グリーンのポリエステル・ストリングスだ。
この写真のラケットは実は95D。
試打用のラケットのナイロン・ストリングが切れたので
田村コーチをそそのかして張った物。
95Dにはポリを張る人が多いだろうとの読み。
(ホントは自分が試したかったのだがそれは秘密ですよ)
東戸塚校の試打用のラケットはこれなので
ぜひ試してもらいたい。
もちろん印西校にも3本ともあるのでぜひ、コーチに声をかけてほしい。
そうそう、打球のインプレ。
今までのマイルドな、ポリツアー PRO125に比べ
ちょっと硬い感じ
引っかかるような感じでスピンがよくかかる。
よりスピンをかけたい人にはとってもオススメ。
値段は一緒、色はきれい。
私はこれからどっちをとろうか悩んでいるところだ。
アジア/オセアニアゾーングループ1・1回戦
ということで、日本の代表は
添田、伊藤のシングルス、鈴木、近藤のダブルスだ。
フィリピンは暑いので疲れがたまる。
単複の分業は上手い手だ。
デ杯といえば、砂入り人工芝のコートが非公認なのはご存知だろうと思う。
現地、フィリピンのコートはクレー
といっても、材質は貝殻、通称 『シェルコート』
超スローコートとして知られ?
若い人は知らないか。
昭和の中ごろは、現地の暑さもあって
日本のプレーヤーを砂地獄に引きずりこんできたコートなのだ。
日本のプレーヤーのほうがランクは上なので
足をとられないようにがんばってほしい。
初戦は、伊藤竜馬 VS セシル・マミート
みんなで日本からも応援しよう。
さて、ラケットの話。
先日、ヨネックスから、VCOREシリーズ3本が発売になった。
ベクター・コア と読むのだそうで
ベクトルというくらいだから
方向性がとてもいいのが特徴、とのうたい文句だ。
それ以上に、まず色がいい。
試打してみるとどれも打ちやすく違和感が無い。
これはいけそうな雰囲気。
3本とも、音も無くボールが飛んでいくというモデルではない。
そこは少し前に出た、EZONEのシリーズと違うところ。
逆にスウィートスポットがちゃんとあり
しっかり捉えた感じがある。
そして飛び出していく。
絶対的な飛びのよさなら、EZONEだが
こちらはコントロール性の良さが売り。
その分、思い切って、いいボールが打てる。
自分から打っていくプレーヤーに向いている。
中でも特に飛びがいいのは、一番右、VCORE 100S
C・ウォズニアッキの使用モデルだ。
飛びがいいのはフレームの厚さが24mmと
他の2本より2mm厚いからだろう。
中くらいの硬さのモデルといったらいいのだろうか
大き目のスウィートスポットでストローク、ボレー
オールラウンドに使える。
100平方インチ、300g、バランスポイントは320mmと
軽い分、3本の中では少しトップヘビー。
軽いと言ったが、300g、女性には重めの部類。
しかしストロークにも比重を置く本格派の女性にはぴったり。
逆に、ボレーもかなり重視する
そして飛びの部分ではちょっと楽をしたい本格派男性にもよさそう。
次に、98D、と95D
こちらはフレームの厚さが、22mmと薄ラケになっている。
しかし、薄いというのは100に対してで
私の使っている、RDTi80 の20mmに比べると厚めなのだ。
したがって、私のラケットが、カツーンと来るのに対し
ほぼ同じ硬さのはずの、98D、と95Dは
材質のやわらかさを感じ、少しマイルドな打球感。
しかし剛性感はがしっかり感に通じて、結構いい感じだ。
面はしっかりしているが、硬さを感じない。
他社で言えば、バボラの丸い打球感に似た感じなのだ。
面の大きさは名前のとおり。
98Dが、305g、バランスポイントが315mm
95Dが、320g、バランスポイントが310mm
98のほうがグリップ側にほんのちょっと面が大きい分
ほんのちょっと楽ができる?
このこと以外は重さの違いが一番だと思う。
95のほうが重い分、面もしっかりしている。
98は100では物足りないハードヒットお姉さんに
また、普通の? 本格派男性に。
明日からデ杯の、日本のエース、添田豪選手はこの98なのだ。
普通の? 本格派男性かな?
一方、200kmのサーブを打ち返す凄腕の本格派男性には
95の320gはなかなかいい。
まあ、200kmは冗談にしても
速いサーブに対して、リターンを振りぬいてもバタバタしない。
その安定感はとても気持ちがいい。
95はヒューイットの使用モデルなのだ。
この2本、重さで選んでも間違いはないような気がする。
330gのカターイ、RDTi80の打球感と戦っている私としても
95Dのマイルドな硬さ
以前の、310gラケットとの中間の320gに
ちょっと心がぐらついているところなのだ。
さてついでにというと何だが、ストリングスも新作が
ポリツアー HS125 だ。
ウォズニアッキが先ほどの、100Sに張って使っている
グリーンのポリエステル・ストリングスだ。
この写真のラケットは実は95D。
試打用のラケットのナイロン・ストリングが切れたので
田村コーチをそそのかして張った物。
95Dにはポリを張る人が多いだろうとの読み。
(ホントは自分が試したかったのだがそれは秘密ですよ)
東戸塚校の試打用のラケットはこれなので
ぜひ試してもらいたい。
もちろん印西校にも3本ともあるのでぜひ、コーチに声をかけてほしい。
そうそう、打球のインプレ。
今までのマイルドな、ポリツアー PRO125に比べ
ちょっと硬い感じ
引っかかるような感じでスピンがよくかかる。
よりスピンをかけたい人にはとってもオススメ。
値段は一緒、色はきれい。
私はこれからどっちをとろうか悩んでいるところだ。
2011年03月01日
フォアハンドをトップスピンに
『光太朗』 さんから質問をいただきました。
たぶんフォアハンドの話だと思うのですが
トップスピンに変えるべきかどうか?
という話です。
以下がコメントの後半、質問部分です。
全部読みたい方はこちらへどうぞ。
ところでまたしてもご相談なのですが、
どうやら私はトップスピンをかけるのが下手な様です。
野球をやっていたせいなのか
どうしてもボールに対して水平スウィングになってしまい
フラット気味のボールになってしまいます。
下から上に擦り上げるアッパースウィングが苦手です。
グリップを少しかぶせ気味にしているので
若干のドライブはかかりますがフラット色の濃いボールとなります。
近代テニスはスピン系でフルスィングのイメージがありますが
フラットからトップスピンへ矯正すべきなのか
それとも一昔前のフラットに磨きをかけるのか悩んでおります。
お手すきな時でもご回答いただければ幸いです。
長文失礼しました。
投稿者 光太朗 2011/02/27 23:30
私の答えです
結論をさきに言っちゃうと、 「よくわかりません」
というか、どっちもありなんです。
今、アウトが多くて困っているのであれば
トップスピンにしてコート内に落ちるようにするのはいいと思います。
もし今、困っていないなら、わざわざ変える必要は無いというのが普通の結論です。
テニスは、4分間に5種類のジャンプを入れると点が高くなるという種目ではありません。
回転がかからないという理由で減点されることはありません。
トップスピンをかけること自体は簡単です。
肩を中心とした弧を描くスウィングで
スウィングの最下点より後
後半のアッパースウィングで打てば
自然にトップスピンがかかります。
もし困っているならぜひトライしてみてください。
さて、現代の特に男子のテニスはヘビートップスピンが基本になっています。
グリップもウェスタン系の厚めのものが主流です。
そのヘビートップスピンのフルスウィングからスピンを減らしたものが現代のフラットです。
その証拠に、プロではフラット気味と思われているプレーヤーでも
ぐりぐりのトップスピンが打てない人はいないのです。
どこまでぐりぐりか? フラットか?
それをどんな比率で使うかで違う個性になっているといってもいいくらいです。
これはここ30年くらい変わっていません。
しかしこのテニス、手間がかかるのです。
しっかり足を動かし、しっかり踏ん張って ・・・・
それ自体が身体に悪いわけではありませんが
エネルギーは要ります。
やせるにはもってこいです。
薄いグリップでフラットに打ち
チャンスにはすうっとネットにつく
グリップもあまり変わらない。
ストロークからボレーが流れるようにつながるテニスとは対極になります。
ここまではちょっとした薀蓄。
私はどっちもありだと思います。
どっちがすきなのかで決めたらどうでしょう。
でもアマチュアですから
もちろんそんな大げさなことは考えずに
軽くトップスピンをかけて、とりあえずフォアを安心して打てればいい
というのもありですから
簡単に考えたらいいかもしれません。
その場合はさっきの、弧を描いたスウィング、ぜひやってみてください。
いろいろ考えすぎて、余計ややこしくしちゃいました。
たぶんフォアハンドの話だと思うのですが
トップスピンに変えるべきかどうか?
という話です。
以下がコメントの後半、質問部分です。
全部読みたい方はこちらへどうぞ。
ところでまたしてもご相談なのですが、
どうやら私はトップスピンをかけるのが下手な様です。
野球をやっていたせいなのか
どうしてもボールに対して水平スウィングになってしまい
フラット気味のボールになってしまいます。
下から上に擦り上げるアッパースウィングが苦手です。
グリップを少しかぶせ気味にしているので
若干のドライブはかかりますがフラット色の濃いボールとなります。
近代テニスはスピン系でフルスィングのイメージがありますが
フラットからトップスピンへ矯正すべきなのか
それとも一昔前のフラットに磨きをかけるのか悩んでおります。
お手すきな時でもご回答いただければ幸いです。
長文失礼しました。
投稿者 光太朗 2011/02/27 23:30
私の答えです
結論をさきに言っちゃうと、 「よくわかりません」
というか、どっちもありなんです。
今、アウトが多くて困っているのであれば
トップスピンにしてコート内に落ちるようにするのはいいと思います。
もし今、困っていないなら、わざわざ変える必要は無いというのが普通の結論です。
テニスは、4分間に5種類のジャンプを入れると点が高くなるという種目ではありません。
回転がかからないという理由で減点されることはありません。
トップスピンをかけること自体は簡単です。
肩を中心とした弧を描くスウィングで
スウィングの最下点より後
後半のアッパースウィングで打てば
自然にトップスピンがかかります。
もし困っているならぜひトライしてみてください。
さて、現代の特に男子のテニスはヘビートップスピンが基本になっています。
グリップもウェスタン系の厚めのものが主流です。
そのヘビートップスピンのフルスウィングからスピンを減らしたものが現代のフラットです。
その証拠に、プロではフラット気味と思われているプレーヤーでも
ぐりぐりのトップスピンが打てない人はいないのです。
どこまでぐりぐりか? フラットか?
それをどんな比率で使うかで違う個性になっているといってもいいくらいです。
これはここ30年くらい変わっていません。
しかしこのテニス、手間がかかるのです。
しっかり足を動かし、しっかり踏ん張って ・・・・
それ自体が身体に悪いわけではありませんが
エネルギーは要ります。
やせるにはもってこいです。
薄いグリップでフラットに打ち
チャンスにはすうっとネットにつく
グリップもあまり変わらない。
ストロークからボレーが流れるようにつながるテニスとは対極になります。
ここまではちょっとした薀蓄。
私はどっちもありだと思います。
どっちがすきなのかで決めたらどうでしょう。
でもアマチュアですから
もちろんそんな大げさなことは考えずに
軽くトップスピンをかけて、とりあえずフォアを安心して打てればいい
というのもありですから
簡単に考えたらいいかもしれません。
その場合はさっきの、弧を描いたスウィング、ぜひやってみてください。
いろいろ考えすぎて、余計ややこしくしちゃいました。