2011年03月29日
フォアのスライス
今日は、『スジガネ君FV』 の登場だ。
実は『翡翠』 さんから
フォアハンド・スライスのスウィングと深さのコントロールについて質問があった。
写真を探していたら1年半も前にこんな記事を発見したので少し直しながら再利用。
省エネの世相にピッタリだ。
これで、スウィングについては理解してもらえると思う。
深さコントロールは打球の強さのコントロール
もちろん打ち出し角度の高さコントロールもあるが
基本的には、強く打てば深く、軽く打てば浅くなる。
スライスは止めながら、ブレーキを掛けながら
打つとコントロールと切れがよくなるが
その止め方、力の入れ方は慣れてもらうしかない。
さて、『スジガネ君FV』 は、スジガネ君兄弟の4番目。
肩の関節しか動かさないでボレーを打つ、けっこう意固地なやつだ。
フォアボレーの名人、フォアのスライスもお手の物だ。
というより、他のショットは一切打てない。
彼の肩は、1本の軸を中心に回るだけ。
それにスウィング中は、肘も手首も
上体の向きさえ動かさないから、面がぶれようがないんだそうだ。
肩の関節を見せてもらった。
1本のビスを軸にアルミの腕が回転するだけ。
単純な動きなんだ。
それでは早速、見本をやってもらおう。
これは、大きく引いたところ。
なんと面が少しだが、下を向いている。
あのエドバーグみたいだ。
あっ、振りはじめた。
よかった少し面が上を向き始めた。
いよいよインパクトだ。
そして、フォロースルー。
確かに、肩を中心に弧を描いて振っている。
面もだんだん上向きになっている。
そして上体の向きは変えていない
開かないというのはこうゆうことらしい。
私 「でもおまえ、下向きの面で振り出してあの低い打点、ネットしたんじゃないの?」
FV 「インパクトでかなり上向きになったのを見たろう」
「サービスラインからの切れのいいショットさ
ベースラインの20cm内側、君の解説もまだまだだね」
「えっ、その切れのよさはどこから来るの」
「アウトサイドインのスウィングだよ、そんなことも知らないの?」
「もう一度打ってあげるから、正面から、見なさい」
「まず引いたところだ」
「フォワードスウィングだ」
「斜め45度の向きに構えているから
自然にアウトサイドインのスウィングになるだろう」
「次、インパクト、当然ジャストミートだ」
「そして、フォロースルー」
「特にフォローの写真を見ると、外から内へ引き込んできたのがわかるだろう」
「肘がだんだん、身体に近づいていってるから、確かにアウトサイドインなんだけど ・・・」
「ちゃんと望遠で撮らないから、遠くのが小さくなっちゃうんだよ」
「あのころは3倍ズームしか持ってなかったんだよ」
「ちゃんと新しいほうのカメラで取り直せばいいのに」
「ハーイ」
はて、そうゆう話だっけ。
まあ、皆さん自分の腕で、肩の軸を意識して
しかも、斜め45度で構えて、動かしてみてください。
アウトサイドイン、すぐ実感できますよ。
そうそう忘れていました
写真でもわかると思いますが
大きな引きですよね、そして小さめなフォロースルー。
インパクトでブレーキを掛けていくように振ればこうなりますよね。
ご無沙汰しております。
先日はいろいろとご教示、ありがとうございました。
さて、本日も一点、お伺いしたいことがございます。
フォアハンドのトップスピンストロークなのですが、コーチのご助言もあってまずまずの向上を見せているのですが、4~5本に1本ぐらいの割合ですっぽ抜けたような、かすれた当たりのクロス方向へのスピンロブになってしまいます。(あきらかにミスショットなのですが、スピン過多のためコートには収まっています。)
実物をお見せできないので、想像するのが大変、難しいかと存じますが、もし原因 および 解決策に心当たりがありましたら、よろしくお教え下さい。(自分では体が開くのが早いのかなと思っておりますが、確信はありません。。。)
今回もどうぞ、よろしくお願いいたします。