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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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アトムさん、tuku…
松原コーチ 10/15 18:57
回答ありがとうござい…
フランカー 10/15 18:30
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打点を遅らすと両手はスピンがかかる

 先日、両手バックの見本を打っていて、はたと気づいた。
引きつけて、打点を遅らせて打つとトップスピンがよくかかる。
それは理屈としては
前後に動く距離に比べ上下の距離のほうが大きくなる為、当たり前の話。
だが、感覚としては、こんな楽にかかるスピンは初めてのこと。
自分本来の片手打ちでは、打点を後ろにしてしまうと力が入らないため根本的に無理だ。

 そういえばフォアでは打点を遅らせて、右肩の上にフィニッシュする打ち方があり
シャラポワナダルはよくやる。
別の世界では、越前リョーマ君や海堂薫君もよく使っている。
あっ、そういえば自分でもそうしていた。
しかしバックにおいては、片手打ちの松原さんである。
もちろん、理屈の上ではよく知っていたつもりだが
現実体験として、その感覚まで識っていたわけではない。
「エーっ、こっ、こっ、こんなに自然にかかるんだ!!!」
といった感じ。

 後ろを向いて、つい一言。
「ね、見ました、なんてうまいんでしょ!!」
両手バックでは、とても素直な気持ちになる私だった。

 とにかく、知ると識るでは大きな違いがあるということ。
こうして、松原コーチも日々、進歩しているのです!!!

 さて、写真です。
雨に追われて印西のクラブハウスに逃げ込むと
ガット張をしている、勝間田コーチを発見
ガット張している場合じゃないと説得、出演決定!!
どんな人か、彼のブログも見てやってください。

 最初の写真は、引きつけた打点で打つ為のの引き方。
プロや上級男子の当たり前の形ですが
ラケットヘッドをダウンさせた後か、最初から下げて引いたかどちらかですが
スピンを多くするときは、どちらもここを通るわけです。
顔はほんとは、ボールのほうを向きます。

両手バック下げて引いた

 次の写真は引きつけた打点。
今度の顔は本物っぽい。

両手スピン打点

 次はフォロスルーで前腕ひっぱり込んでいるところ。
顔が消えた。 勝間田ファンの皆様ごめんなさい。

両手スピンフォロー

どうです、打点を遅らせて、これだけ上下動をつけると、いかにも回転がかかりそうでしょう。
技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 18:07 | コメント(1)| トラックバック(0)

薄いグリップでの高いボールの処理

 Timo さんから、こんな質問をいただきました

マイク松原コーチ
ブログの更新楽しみにしています。              スマイル  ありがとうございます!!
私も相談させてください。           
当方の永年の悩みは、高い球の処理です。
グリップが薄めなために、どうしても高い球が苦手です。
ライジングで処理?グリップを厚めに握りかえて処理?下がって処理?
いずれも「これ!」という解決もないまま現在に至っております。
何かよいアドバイスがあればお願いします。
投稿者 timo 2009/05/29 13:27


スマイル3通りの対処法を示されましたがいずれも難しいと思います。
1番目の、ライジングですが、伊達さんのようにすべてライジングならいいですが
高いときだけに使うのは大変難しいです。
時々、空振りする人もいるくらいです。

2番目の、厚く持って、高いところでバシッ!!
これが実用になるくらいの人は、現在、パリにいるはずです。
冗談はさておき、
少なくとも、常に厚いグリップでプレーしている人でないと無理だと思います。

3番目の、下がるは、結構現実味がありますが・・・

 薄いグリップの方へ、私のお勧めは、『スライス風グランドスマッシュ』
頭の高さくらいの打点で切り下ろします。
松原テニスクラブ印西には斉藤さんというこの道の大家がいらっしゃいます。
私のものすごいトップスピンを (本人はそう思っている)
平然と、いや、これ幸いと打ち返してきます。
斉藤さんといっても先日の方とは別人。
うちのクラブには凄い人がたくさんいるのです。

 実技を披露してもらおうと思ったのですが、今日私は東戸塚
いつか、出演交渉がまとまりましたら実写版をお見せします。

 そこで私の本拠、東戸塚松原テニススクール
安久津ヘッドコーチに急遽モデルになってもらいました。
後ろに見えるのは雨にぬれた3面のクレーコート。

 まずは構え   ここからはかなり手首を利かせ、ラケットヘッドを走らせます。

スライスグランドスマッシュの構え

 手首を固めるようにしてインパクト

スライスグランドスマッシュ インパクト

 手首をあまり使わないでフォロースルー (もっと振り切っちゃって大丈夫)

グランドスマッシュ フォロー


面を変化させないようにすれば、少しくらい手首を使っても大丈夫です。

野球のスリークォーターの投球のようなイメージで振ればいいです。

打点はもっと高くても低くても大丈夫、思い切って切り下ろし、回転を多めにすれば結構いけますよ。


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 09:34 | コメント(1)| トラックバック(0)

金曜日また雨

 本日、金曜日、またしても雨。
横浜ガーデンTCでのレッスンが中止になり
私の評判が落ちている。

 去年はほんと、金曜は雨が降らなかった。
たとえ、天気予報が雨でも
松原のレッスン中だけは晴れ間が広がる。

 あるテニス界の大御所 W氏からも
「松原さんのレッスンだけは雨が降らないんですってね」 と言われるほど。
だいぶ霊験あらたか!!

 私のコーチとしての目標は 『究極の、夢のような、史上最高のコーチ』
私が一言、言えばそれだけで、即座に上達、というような存在。

 だが、このままうまくいけばもうひとつ上に・・・
松原コーチの前にある賽銭箱にチャリーンとお金をほおりり込めば
即座に上達、といくかもしれない。
月に1000人うまくするとして・・・
税金が大変だから、会社を宗教法人に変えてと
計画を考え始めた矢先。

  雨 雨 ふれ ふれ かあさんがー 音符

怒ってる!!!
テニスの神様に邪心を見抜かれたらしい。

  なあおまえ ・・・ もっとー まじめにやれー 音符

もうじき6月

  6月はー あおくけむってー 音符

ユーミンの 『雨のステーション』 を聞きながら帰ろ!!!



日記 | 投稿者 松原コーチ 11:07 | コメント(1)| トラックバック(0)

すごい二人に会った

 火曜日に日本テニス事業協会の仲間、K社長に頼まれ
某SC社のスタッフ研修会に行ってきた。
SCといったって、水泳教室ではありません。
れっきとしたテニスの会社。
もっともゴルフの先生も一人混じっていました。
場所は千葉県東金市の『エストーレ ホテル アンド テニスクラブ
何年か前、DVDの収録でお世話になった、とってもきれいなクラブ。
ああ、こんなクラブがほしい。 (欲しがるだけならただです)

 さてサーブの講習中、
上体は横向きから前を向くだけ
腕は前後に動かすだけ (例の外旋、内旋というやつ)
というのを説明し、みんなに打ってもらっていたら
バコーンとものすごい音がして、フェンスがへっこんだ (気がした) 。
その人は、まだ少し身体を使いすぎているような気がしたので
「腕だけでいいですよ」 と言ったら
バゴーンというような異様な音がして、フェンスが吹っ飛んだ (ようだった) 。
バックのコーナーにしっかり入っている!!
何本も、何本も。
「そっそっ それでいいですよ」 と言ったら、さわやかな笑顔。
後ろのほうから、「すごい」 と言う声に混じって
「でも腕だけだからな」 、と言う声も・・・
腕だけでもいいんですよ、200キロ出れば。  (ほんとは身体も必要なだけは動いていました)

 その前のフォアハンドのときのこと。
何人かの方に打ってもらい、矯正しながら説明していました。
「打球方向に対しプロは上体を横向きから、反対の横向きまで、180度くらい廻しますよ
と説明した後の話。  (スウェーデンのあるコーチは270度と言っていた)
次に出てきたのはなんと両手打ちのベテランコーチ。
上体が回りすぎてやや不安定だったので
「身体をいっさい回さずに打ってみてください」 と言ったら
目にも止まらぬボールがダウンザラインに ・・・・
何本も、何本も。
こっこっ これは取れない!!
いや、速いの速くないのって・・・ 
「そういえば、こうやって打っていたっけ」 と、さわやかな笑顔。
このとき、彼の上体は横向きから前向きまで、90度くらい動いていた。
きっと、コーチになってからは、いつも片手打ちで上体を動かして打っているのだろう。

 恐るべし、SC社!!!

日記 | 投稿者 松原コーチ 17:06 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアでラケットヘッドを落としてスピンをかける

マイク松原コーチ おはようございます。便乗質問させて下さい。

というコメントを STONE さんからいただきました。
両手バックでラケットヘッドを落とすやり方についてのコメントで、話の内容はフォアです。

ご質問
マイク私の場合は、フォアハンドストロークでラケットヘッドが落ちていないと指摘されていました(います)。リラックスしていればラケットの重さでヘッドは落ちるはずなのに力が入りすぎているのでラケットダウンできていない、とのことです。自分ではそんなに力んでいるつもりはないのですが、多分そうなっているのだと思います。

私の答え
スマイル力が抜けることにより、手首が緩んで、先が落ちるということでしたら
フォアの場合はやめたほうがいいです。
コントロール不能で、とっちらかっちゃいます。 (手首は固定したほうがいいです)
両手打ちバックですと、アガシは積極的にやっています。
どれくらい力を抜いて落としているかは不明ですが
そんなに柔らかくはないと思います。
面を保つという方角には力を入れたまま落としているかもしれません。

マイクしかし、ゲーム練習などではどうしても緊張して力が入ります。以前はリラックスせねばと思いましたが、却って力が入るようです。むしろ、力むことを前提にしてそれでも上手く打てるフォームや方法を見につける必要があると思うようになりました。

スマイルそのとおりだと思います
手首から先だけ動かさず、腕全体でラケットヘッドを落として振り上げれば
手首はこりこりでもトップスピンはかかりますよ。
力んじゃってかまいませんよ。

マイクまた、手首を固定して打つ方が安定するとも言われます。固定しようとすることと、リラックスすることを両立させるのは、少なくとも私にとって困難です。リラックスして打てるのは、フォームに自身がついて、安心して打てるようになった結果だと思います。

スマイルよろしいのではないでしょうか!!

マイク以上から、私なりに考えて、最近はどうせ緊張するのだから、手首を固定することを優先的に意識して(つい忘れてできないことも多いのですが・・・)、自然にラケットダウンというより、意識的に振り子をイメージしてラケットを下げてから振り上げるようなつもりで打っています。このような考え方でよいのでしょうか。

スマイルまさしくそのとおり!!!

マイクまた、コーチご提案の「最初からラケットヘッドを落としておいて下から直線的にトップスピンをかけてみる」のは、フォアハンドの練習方法にも当てはまるでしょうか。

スマイルこれは一般的にはぶっぶっーです。
小さなスウィングで鋭く打つ、両手バック専門の解説だと思ってください。
マイケル チャン を覚えていますか?
だけど、短期間に限定し、こすり上げる感触を知るためにはなかなかいい手かもしれませんね。
ん、ありですね!!

スマイルたぶん世界でただ一人、この方法のトッププロがいます。
クルム 伊達公子 さんです。
ただし、ライジングとのセットで買わないと威力不足で返品になるかもしれませんね。

技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 16:37 | コメント(1)| トラックバック(0)

中央林間TCでコーチ研修会

 神奈川県テニス事業協会のコーチ研修会が行われた。
ここは中央林間テニスクラブ
緑が綺麗、スペースもたっぷりしてとても気持ちのいいクラブ。
うちの松原テニスクラブ印西も早くこうなりたい。
私の目標とするのクラブのひとつだ。

 私が講師
最初は講義の時間で、一球目に入れることの重要性ををしっかり強調した。

講義

 このクラブハウスもいいでしょう。
エアコンなしですが、緑を抜けた気持ちのいい風が入ってきます。

 オンコートでの実技になり、アップなしでフォアの第一球
講義で、入らないわけがないと言い切ってしまい
さすがに緊張、無事、成功でほっと一息。

 これは浅いボールをしっかりクロスにねじ込む見本のシーン。

フォア ショートクロス

 自分のイメージより少し猫背。
ここから凹型に引いていく。
短いボールをしっかりねじ込む方が深いボールより重要という話。
低いボールもアウトサイドインで
ワイパースウィングで下にフィニッシュというのが新鮮みたいだった。


 次はサーブ。

サービス

 スマッシュみたいでしょ。
スマッシュで打点を後方にしそれを引っ張り込むようにしてヒットすると
打球の深さが安定し、スピードも出るという説明をした後
自分でトスして、ジャンピンスマッシュ。
ちゃんと入りました。

 そんなこんなで
(私の考えでは)皆さん上達、知識も増え、大満足のうちに
(私が)楽しく終了。

よかった よかった!!!

 中央林間TCの小山総支配人
どうもありがとうございました。

 あ、そうだ、次回、冬の研修会は
12月1日火曜日
横浜市保土ヶ谷区の テニスガーデンレニックス さんに決まりました。

 ここも緑の中のすばらしいクラブ。
お楽しみに!!

日記 | 投稿者 松原コーチ 18:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

両手バックのラケットヘッドを落とす

yohkun サンから質問をいただきました。

マイク松原コーチ、こんばんは。

当方43歳男性、両手打ちバックハンドに関しての質問です。

両手バックハンドの「肝」とも言える、ラケットを引いた際に一瞬ラケットヘッドを「落とす」という感覚がなかなか掴めません(当方右利きで握りは右手、左手ともコンチネンタルです)

結果、下から上への軌道が作れず、スイングはどうしても内から外への横振りとなりシュート回転のフラット系のボールになってしまいます。ダブルスで必達の強めのスピンをかけ相手の足下に落とすボールも上手く打てません。

ワハハ松原コーチの回答

最初からラケットヘッドを落としておいて
下から直線的にトップスピンをかけてみたらどうですか。

スピンをかける感覚を身につけてから
再度、(必要があれば)
ヘッドを上げるテイクバックから落とすことを覚えればいいと思います。
たぶん、すぐできますよ。

そのときに、コツですが
両方の前腕を一気に手前に折りたたむといいです。
右肩を下げ、その右肩の上に一気にラケットを引っ張りこみます。

ぜひ、結果を教えてください。        松原コーチより
技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 21:59 | コメント(1)| トラックバック(0)

愛用のラケット

 今、使っているのは ヨネックスRDS002TOUR
オレンジ色の派手な奴、98平方インチの本格派。
グリップテープを張り換えていないので親指のあとがリアル。

愛用のラケット


 これにヨネックスのポリツアー125というストリングを張り、ハードヒッターを自任してきたのだが
3月に東戸塚校の一番上手いジュニアと試合をしたら見事打ち負け。
ボロボロにやられてしまったうえ、肘に来てしまった。

 先月、もっと楽をしようと思い
できればラケットの威力で名誉挽回と思い
112平方インチの大物を仕入れた。
ところが軽すぎを無理して振った為、かえって肘が怖い。

 結局、フレームは元に戻してストリングだけ変えた。
ストリングは現在、ヨネックスのATG850PRO だ。
これはなかなか快調で思ったとおりの打球感があり
イメージどおりの飛距離が得られる。
ただ、スピンの多い私としては耐久性がやや不満。

 そのうちに再びポリに換えて
若い奴らに 「まだまだだね」 と言ってやる日を待っている、今日この頃である。

日記 | 投稿者 松原コーチ 15:45 | コメント(1)| トラックバック(0)

早く構えて2度引きすればいいのに

 昨日はジュニア会員の子たち3人とハードコートで練習をした。
みんな中学生、いつもがんばって練習しているとってもいい連中。
ラリーの相手をし、たくさん打った。
こうゆう練習をたくさんしたいですね。

 その前にも新入女性会員の方ともラリーをしたので
ひたすら、ラリーデイだった。

 あとで、4人中3人にに同じアドバイスをしていたことに気づいた。
それは、苦手な側、みんなバックなのですが構えが遅い。

 全員、試合に出ている人たちなので相当、猛烈ラリーなのですが
バックの場合、ボールがバウンドするときに完全に横向きになっていない。
フォアの場合はこちらのボールがネットを越すころには
ラケットをセットし始めながら、上体が少し横向きになり始めている。
バックの場合には、振り始めるぎりぎりに横向きが完成し、引き終わるという状態。
だから、うまくあっているときは打てているが
ちょっと、こちらのボールが速かったり、ふかかったりすると対応できなかったりする。

 フォアでできるのだからテニスセンスがどうという問題ではなく
バックだと思ったとたんに構え始めるということを意識すればなおる問題だと思う。

 それと、こういうアドバイスの後で、一般プレーヤーの皆さん特に女性によく聞かれることは
「2度引きしてもいいんですか」 という質問
もちろんいいんです。
いったん途中まで構え、そこから、引いてヒット
そうすれば振り遅れやミスショットが減りますし
引いてヒットなので、スウィングの勢いも増します。

 ぜひ、2度引きしましょう。
技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 15:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

すじがね君に教わるスピンサーブ

 今日は私の弟子、サービス打法の見本を見せることについては達人?
の域にある 『すじがね君』 を紹介します。

 私は常々、トッププロは単純な動作をしており、余計なことはしない
だからエラーが少ないし、強くも打てる、と主張してきました。
見本を見せる前にそれを強調し、自分でもそれを意識して演じるのですが
自分が生身であるゆえに、微妙間動きをしてしまう。
もちろん自分の癖やら、未熟さもあり、他人を納得させるのはとても難しい。

 ある日、私の言っている動きのみしかしない(できない)ロボットを作り
その子が見事にサーブを打てば私の理論は納得してもらえるし
製作者としての私もすごいといってもらえるのではないかと考え、その気になった。

 物置を探し、見つけ出したのがベニヤ板のあまりと台に使う木切れ
ハンガーをぶら下げるのに使っていたステンレスのパイプ
前腕を回内、回外させるのは台所からもらってきた菜ばし

 紹介します、 『すじがね君』 です。
早速、クラブのハードコートに来てもらいスピンサーブをしてもらいます。

まずは構え(手首をすでにスピンサーブ型に固定していることに注目)

構え

横向きから前に向いていきながら、上腕を外旋して、ラケットをたらす。

たらしていく

どんどん前腕が回外し、ピークではここまで引く

一番下

一番引いたところ

前向きで上体をブロックしながら、上腕を内旋していく、前腕は回内していく。

振り上げていく

インパクト(少し下向きの面、手首は硬く)

インパクト

強烈に内旋、回内しながら、フィニッシュ

フィニッシュ


どうです一流プロのスピンサーブと同じでしょ。
上体を回すことと、肩関節を内外旋、前腕を回内しただけです。

 もちろん腕はインパクトではもう少し伸びていきます
これだけはご勘弁
彼のひじは90度の固定なんです
最初の構想では、上体をまわし、そして、止めることにより
ばねの力で自動的にスウィングするようにと考えましたが
ラケットが重すぎ、とても無理。
ロボット製作の難しさを痛感しました。

 すじがね君にはウルトラマンと同様、7人の兄弟がいます。
いつか登場してくれるかもしれません。





技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 20:33 | コメント(2)| トラックバック(0)

コメントに質問を入れてください

 テニスの技術についてたくさんの人たちの疑問に答えたいと思っています
それで、みんなのテニスレベルが上がればいいですし
腕を痛めたりしないで、テニスを続ける人が多くなることを願っています

最初に出したフォアハンドの引き方の技術解説については
もともとがモモビラスさんがフォアに悩んでいることを知り書きました
またさらにstoneさんのご質問に答える形もとりました
もしほかの皆さんも疑問に思っていること、うまく打てなくて困っていることがありましたら
最新のページにコメントを入れてください
私の能力の範囲内ですが、できるだけお答えします
クエン酸のページにバックハンドの質問のコメントがあっても結構です

 以前、テニスジャーナルで解説していたときには
雑誌ですので、一方的に出すしかありませんでした
それはそれでしょうがないとあきらめていたのですが
ネットの場合は双方向に情報を伝え合えます
ぜひ利用してください

技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 17:15 | コメント(6)| トラックバック(0)

クエン酸の話

 2週間ほど前からクエン酸を試している
私はつりやすい体質で、寝ているとき、疲れたとき、へんな姿勢をしたときよくつる
特に疲れた後、横浜まで帰る車の中でつるのが足の裏
これはつらい
一般道だと信号待ちのときにブレーキペダルでストレッチ
青信号に変わらないことを願う
高速はそうは行かない
次のパーキングまで我慢

 先日、といっても2,3ヶ月たっているかもしれない
テレビのクイズ番組でクエン酸についてやっていた
クエン酸がつりの解消にとてもいいという話だった
その中で、あるラグビーのチームで絶大な効果というのが紹介されていた
それまで試合後半になると足がつっては逆転されていたチームが
クエン酸を摂取することで、試合の後半になってもパフォーマンスが持続するようになり
勝ち始めたとのこと

先日つったときにこれを思い出し
早速(2,3ヶ月かかったが)実行
東戸塚のスクール近くのドラッグストアーで探した
あまり種類はなく、とりあえず使いやすそうなのを購入
 (小袋に分かれているので、三日坊主でもとっておける)

それがこれ

クエン酸

 梅肉と黒酢配合というやつ
とりあえず、コップの水に一袋を溶かして、恐る恐る飲む
飲めなくはないが、なんか 「ほわっとした味」 でちょっと・・・
次に普通のスポーツドリンク1リットル用の粉末とクエン酸2袋を
約1.5リットルの水に溶かしプレー中飲んでみた
これはいける
すっぱくて飽きない味

 そんなわけで結果だが
3日目くらいから効果を実感
『 なかなかいい !!  つらない !! 』
これは続けるしかない

 そんなこんなで、効果は確認したが 「ほわっとした味」 がなんなので
今日、小分けしていない別のメーカーのを買ってきた
もちろん分けてない分、安い
 
味は飲んでのお楽しみ


日記 | 投稿者 松原コーチ 16:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

パソコンが逝ってしまった

 パソコンが逝ってしまった
レッスンが終わって事務所へ戻ってみると
パソコンの本体のランプだけが点いている
ディスプレーのスイッチを切り忘れるのはよくあるが
その反対はしたことがない

 ディスプレーを入れてみると
青い画面に、黄色い英語
ウィルスのせいで立ち上がらない、ディスクを検査しろみたいなことが書いてある

 いつも使っているデスクトップで
自分で改造して、Win2000で動いていた
当社内でも、私と同じ、最古参のパソコンだった
ウィンドウズの修復とかいくつかやってみたが、どうしても立ち上がらない
そろそろ換えどきかなと思っていたこともあって
早々に見切りをつけた 

 たまたま1台、持ち主のいないやつがあったので
急遽、セットして使い始めた
とりあえず、メールだけできるようにして
後は、今までのHDDを外付けのHDDケースに入れて、中身をコピーする予定

 何とかメール設定も終わり、ネット界での行方不明者の位置からは脱した
さて、元のハードディスクを覗く番
マイコンピュータで見ると、ちゃんと表示している、中身も見える
ハードディスクの生存を確認し、ほっと一息

 次はウィルスのチェック
外付けにしたハードディスクを丸ごとウィルススキャンしてみる
終わってみるとウィルスの検出はゼロ
ウィルスのせいではないのか?
さて、なんだったんだろう?
自分の能力からしてこれ以上の追及は無理

 最近、パソコンの横暴、気まぐれ、素行不良は本当にすごい
だんだん人間に近づいてきたのかもしれない
日記 | 投稿者 松原コーチ 13:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

神奈川県テニスコーチ研修会へのお誘い

 来週の月曜なんですが
私の講習があります
2009夏季神奈川県テニスコーチ研修会 といって
なんか硬そうな題名で
指導者しか参加できないように思われがちですが
参加者の半数は、一般の中級レベルの方たちです

要項は上の講習会の名前をクリックしてください
参加費は4000円
事業協会加盟のクラブの方は3000円と格安

たぶん10数名の参加だと思うので
あっという間にうまくなります

昨年の同じ場所
中央林間TCのスナップを乗せておきます

参加賞 両方


室内講義 1時間くらい


オンコートで実技

時間のある方はぜひご参加ください
メールでお申し込みください

matsubara@t-creation.co.jp

参加費は振込みですがまにあわなければ、当日でもいいです


日記 | 投稿者 松原コーチ 15:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

サーブの手首は硬いんです

 斉藤さんとサービスの練習をした
手首をやわらかく使って、少し不安定な感じがしたので
「そんなにやわらかい必要はないですよ、特に手首を固定すると
パワーにも、安定性にもいいですよ」 とアドバイスした
見本をやって見せた
手首に力を入れ
手首の固定や力んだ感じをを誇張して打ってみせ
感じをつかんでもらう
実は、私はこのときのサーブが自分の一番いいサーブ
試合をしているときよりいいのが、しかも安定して入る
試合でもそうすればいいんだけど

 さて、斉藤さんにもやってもらう
安定した、威力も増した
ただ、スピンサーブが相手コートのバックのコーナーよりも少し内側に入ってしまう
その時のフィニッシュは左腰の前側になっている
次のアドバイスは
「インパクト付近で、上腕の動きが止まるようにすると前腕部が前に振り出されますよ
だからフィニッシュはここ」 とやると
次から、きちっとバックのコーナーに突き刺さった

手首を硬くするのはスピンサーブでも必要です
フィニッシュはここ、というのは右腰の少し前の方

手首を固定することについては
次の写真を見てほしい
3枚の間、手首の形は変化しているだろうか?
モデルは山?サンにお願いしました

サーブ手首1

サーブ手首2

サーブ手首3

遠目に見るとすごいリストスナップに見えますけど
実は、前腕をひねっただけなんです(この動作を回内といいます)
手首の形は変化してないでしょう
山?サンありがとうございます

3枚の写真はラケットヘッドの走りを感じやすいようフラットサーブのイメージです
技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 18:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

史上最高の両手バックを打った

 史上最高の両手バックを打った
史上というのはもちろん自分の中でのこと
私は片手打ちのバックなのでもちろん両手はへぼ

 ジュニアの指導中のこと
彼女のグリップがとても厚いので
フォアハンドっぽく打ったほうがいいと前から考えていた

 たいていの男子プロの打ち方は
グリップが右手がコンチネンタル
左手がイースタンフォアでにぎっていることが多い
これはリーチが広く、高い打点にも対応しやすい打ち方だ

 これが男子のプロっぽいバックの構え
面がこちらを向いていることに注目(手首がしっかりしている)

男子プロ風バックのテイクバック


 近くにプロがいなかったのでジュニアのO君に頼んだ
でも実際、彼はこうゆう打ち方で、ラケットヘッドだけ少し下げてもらった

 この場合、引きつけて後ろの打点で打つため
腕の力や姿勢を保つため、体幹のパワーがあってこその打ち方となる
男子に多い打ち方だ
女子のバックは先がもう少し後ろに引いた形になることが多く、フォアに似ているのはそのためだ

 さて、史上最高のバック(女子用のフォア風バック)
マッツ ビランデル という選手を知っているだろうか
スウェーデンの選手でウェスタンの粘り強いフォアと
両手打ちのトップスピンで知られた選手
20年以上前だから、若い人は知らないかな
じゃあ、イワンレンドルって知ってる?

 レンドルのフォアとビランデルのバックに共通点がある
手首の形はインパクト時と同じにしたまま
肘からテイクバック
フォワードスウィングは肘から振り出して
遅れて出て行くラケットヘッドを加速する
まるでツバメ返しのようなショットです

 フォアのテイクバックはこうゆう形

肘から引くフォア


 インパクトはこうなる(上の写真と手首の形は共通)

フォアインパクト


 じゃあこれのバックハンド版 
肘から引いたテイクバック

バックテイクバック

インパクト(手首の形が同じことに注目)

バックインパクト

 ジュニアのIさんに見本を見せるべく
これで一発打ってみた
バキューンと火を噴くようなショットが向こうのコートに突き刺さった

 これは私のテニス史上、最速の両手バックハンドとなった

 もちろん彼女のバックもスピードアップしましたよ




技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 17:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

クラブ自慢

 今日は東戸塚でレッスンです
今月のテーマはスマッシュとサービスなので
スマッシュでスウィングスピードをつくり
その後、助走付きのサーブをして
勢いを感じてもらうという、私ならではの乱暴なレッスン
上級レベルの人たちなのでばっちり決まりました

 さて、そんなわけで、今日は印西のクラブまではいけません
横浜にいながら 『松原テニスクラブ印西』 の自慢話


 ここが第二ハウス
休憩所、トイレ、ウッドデッキ上でくつろぐ素敵なコーチ、もちろんあの松原コーチです
前項のクロス打ち指導後の一こま

第2ハウス前



 これはスクールのインドアコートとハードコートの間から見たクラブの目抜き通り
ブルーのハードコートもきれいでしょう
突き当りが先ほどの第2ハウスです

クラブ目抜き通り



 この目抜き通りの芝生上に巨大なくすのきが生えています

くすのきの巨木

現在、60cm くらい
私の住んでいる、横浜の相鉄線、緑園都市駅前で拾った種から
うちの奥さんが育てた、横浜と印西をつなぐ巨木

 10年たったら、いい日陰ができます
 20年たったら、緑の濃い、素敵なクラブになります
 50年たったら、地域の名所に
200年たったら、トトロが住みます



さてこれがクラブの見取り図
14面あるんですよ
すごいでしょ

テニスクラブ印西 配置図

ぜひ一度遊びに来てください

日記 | 投稿者 松原コーチ 15:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアハンド、クロスに打つには

土曜日に、印西のクラブへ行くと、Iさんと新入会員のOさんがショートクロスの練習をしていた
Iさんがちょっと不安定
よく見ると、手首を柔らかく使っている
手首を柔らかくすると、振り出すときにラケットヘッドが遅れて出てくる
そのため、そのまま振ると逆クロスに行っちゃう
それをもう一度、前に出してというのはとても難しい
Iさんには
「手首を固めて、ラケットヘッドが遅れないようにして、面を保ってくださいね」  とアドバイス
もともとフォアはかなり打てる人なので、すぐに安定してきた

次の写真を見てください
クロスへ打つつもりの手首です

クロスに打つ面と手首


これには、ラケットヘッドが送れぬよう手首を硬くする必要があります


次のは
振り出しで手首を柔らかくし、ラケットヘッドを遅らせ
逆クロスに打つ手首です

逆クロスの面と手首

これは、クロスに打つつもりの面で振り出し
そのときに手首が柔らかければ
ラケットヘッドが遅れて出てきて自然にできます

これはクロス逆クロスの打ち分け法の説明でもあります
打点もほとんど変りません

打つ方向を変えるのに
打点を遅らして逆クロスとか
打つほうに身体を向けるという必要はありません



技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 15:41 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアの引き方 その3

雨です
本当は、この時間、市ヶ尾にある横浜ガーデンテニスクラブさんで
女性会員さん対象のレッスンをしている時間なんです
私はここを日本一素敵なテニスクラブだと思います
植え込みの美しいこと
コートのきれいなこと
もちろん、私のクラスの女性たちのきれいなこと
男性会員のレベルも非常に高く
 あの人がというような
お名前を聞けばテニス通の皆さんなら知っている方がたくさんいらっしゃいます
もうひとつ
テニスジャーナルから発売している私のDVD、『テニスの極意 ボレー編』の撮影場所でもあります

雨です
そんなわけで今、東戸塚の自分のデスクです
そうだ、フォアハンドでした

関西在住の40代男性、stone さんからフォアの引き方についてコメントをいただきました
疑問に答える形で、少し解説したいと思います

マイクまず、ご質問は
「フォアの引き方」とは、「上にループ状に回す」テイクバックではなく
「下に振り子の様に引く」のが良いとの理解で良いでしょうか。
とのこと

ワハハ基本的な考えはそうなんですが
「ループ状に回すテイクバック」について誤解があるようです
プロはほぼみんな、ループして引きます
それを、振り子の後ろのほうで膨らませることによりループすると考えてみてほしいのです
基本的には振り子で、肩関節が外旋(上腕が上向きに廻ってしまう)しないように引きます
それにより、ラケット面を(厳密には腕の向きを、ですが)
テイクバックの間、ずうっと安定させておくわけです
以上のことを頭に入れてからプロの打ち方を見ます
かなり上でループしてるじゃないか!!
と思うでしょ
ここで、先ほどの引き方を腕全体を高めにして
しかも肩関節が外旋(上腕が上向きに廻ってしまう)しないようにやってみると
 おれプロかもしれない、と思いますよ

マイクもうひとつ、「スピンがかかったり、かからなかったりする」
というお話ですが

ワハハトップスピンの原理を誤解されているかもしれません
垂直なラケット面が斜め下からボールに当たれば必ずトップスピンがかかります
そのとき、面をかぶす必要も無いし、特別に引っかかるストリングスでなくてもかまいません
当たる瞬間の面の向きと方向のみが関係していると考えていいと思います
まっすぐに当てれば、何をやってもフラットになっちゃいます
それと、振り子のラケットの軌跡を思い描いてみてください
テイクバックが高く、一番下まで落ちてから、上に上がっていきます
ですから普通の打ち方の場合、打点を前にすれば必ず、トップスピンになりますよね
逆に振り遅れるとスライス(アンダースピン)になっちゃうってこともありますよね
技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 12:14 | コメント(1)| トラックバック(0)

ネットブックで

3週間ほど前、ネットブックを買いました
台湾の ASUSTeK Computerという会社の
Eee PC 900-X というやつです
ちなみに、アスーステックと読むそうです

ハードディスクの変わりに16GBのSSDというのがついています
SSDだから落っことしても壊れません(そのはずです)
ソリッドステートドライブというくらいですからきっと硬いはず
冷却ファンもついていません
ですから完全な無音PCです

と思っていたら、初めての起動のとき
チャラチャラチャーンとすごいファンファーレが鳴り響きました
何もあんなに大きな音に設定しなくてもいいのにね
もちろん現在は警告音が鳴らないようにしてあります

ほんとうは、DELLの通販でOSがLinuxのを買うつもりでしたが
ネットブックの実物を見たことが無かった私は
画面が8.9インチという大きさを確かめるつもりでヤマダデンキに行きました
そしたらこの子と会っちゃったんです
白くてきれい、小さい、軽い
しかも安い
OSはWindows-XPだけど・・・
買っちゃいました
ちょっと、見てやってください

ネットブック 900-X

パソコン買って、こんなにうれしかったのは
最初のノート CPUが 486DX2-50Mz以来です
箱を開けるとき、わくわくどきどきです
いよいよパソコンもおもちゃの域まで到達したということでしょうか
ところで、486といっても若い人はわからないだろうな
インテルのCPUがペンティアムになる前のやつです
エクセルの簡単な表計算で、Enterを押すと
お、考えてるな、という一瞬がかわいいやつです
やっぱりわからないか?

このネットブック、何に使うかというと
これです、このブログ
電車の中でブログやそのほかの原稿書きに使っています
横浜から千葉県印西市の会場まで電車を使うことが多いんです
京浜急行から都営浅草線、京成線、北総線と直通で行きますが
途中の浅草までは座るのがやっと
でも浅草で観光客がぞろぞろ降りてゆきます
ここから、降車駅の千葉ニュータウン中央までの1時間
座席の両隣とも空いているのが当たり前
パソコンを開いても誰の迷惑にもなりません

最初の原稿もそうやって書いていました
快調に筆がすすみ、もうちょっとで終わるぞ
というところで着いちゃったんです
あわててパソコンを閉じ、千葉ニュータウン中央駅に降りました
印西のクラブに着き、開けたところ
そう、無いんです
おかあさん、あの私の原稿どこへ行ったんでしょう?

そんなわけで、ブログ開始は1日遅れました
たしか、あの原稿
すごくいい文章だったんだけど・・・
日記 | 投稿者 松原コーチ 19:42 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアの引き方その2

モモビラスさんからのコメントへの返信です

ビデオで見ると下向きの面で引いているのだが
不安定というお話でした
また、フォワードスウィングから後の問題では?
というようなこともでていました

もしフォワードスウィングから後の問題だとすると
正確にアウトするとか、正確にネットするとかなるでしょう
不安定は、ほとんどテイクバックです
面が安定するかどうかで全て決まると言い切っておきます
インパクトまでに、面が不安定になっているわけです
もうひとつあるとすれば姿勢の変化ですが
でもこの場合は軸が曲がった分だけの少しの不安定です

引くときに、手首の形が動いていませんか?
ラケットヘッドを遅らせて引くと(手首の形が違うので)
フォワードスウィングに移るときに
手首から先が上向きにひっくり返ります
これはグリップが薄いほど激しくなります
田村君の写真の横から見た引いた写真の手首を参照してください
先がほとんど遅れていないのがわかると思います
それと、ウェスタングリップです
(遅れるとラケットヘッドがもっと右を向きます)
この可能性はかなり高いと思いますのでぜひ調べてみてください

ついでに
ラケットを持った手にしっかり力を入れびくともしないようにするといいです
 (ただしインパクトの形で)
インパクト付近でも手首を開放しなくても充分にスピードは出ます
うんと力んでください

それと、ワイパーですが
昔も今も基本的には変わっていないと思います
違いはスピン量、打点の高さだと思います

ラケットとストリングですが
一番昔と違うのは、女性、子供、年配者に対してだと思います
プロは木のラケットでも、今の技術、パワーで打てると思います
ただ、ナダルが打った場合、何本目までもつか?
という問題だと思います
うろ覚えで恐縮ですが
昔、ボルグがフレンチオープンで優勝するまでに
ストリングスも含め21本壊したということを読んだ記憶があります


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 20:05 | コメント(2)| トラックバック(0)

フォアの引き方

 こんなことをいうと嫌われちゃいそうですが
一般プレーヤーの中で
フォアハンドを安心して打っている人は
10人の中に2人いればいいほうかもしれません
もちろん安心してゆるく打っている人は別ですよ
最初は1人と書いたんだけれど
傲慢なコーチと思われたくない私は
つい他人の目を意識して2人と直しちゃいました

 冗談はさておき、フォアハンドほど
クラブプレーヤーを悩ましているものは
ほかにはないと思います
しかも、それなりのレベルに達してからの悩みなので
根が深いのです
クラブで初めての会員さんとプレーした時に
フォアハンド、特に構えと引き方について
ついアドバイスをする衝動に駆られるのはしょっちゅうです
私自身も18歳まで、フォアには自信を持っていたのに
19歳の春この病に取り付かれ
以後10年間
強力なフォアハンドと別れて暮らしました

 さて、コーチになりトッププロのフォアハンドを研究してみると
みんな、面を下に向けて引いていることに気づきました
小理屈はともかくとして
次がフォアの構え方、引き方の要点です

 1、手首の形を打点と同じにして、面を下向きに構える
 2、上腕をひねらないようにして引いていく
    (手首の形を保ちながら、面が上を向かないように)
 3、そのまま、一気、一気、で打つ

 写真で説明しましょう
昨日、東戸塚校の田村コーチにモデルになってもらいました
やや迫力不足ですが
他に目が行かぬよう
腕以外は身体を回すことのみにしてもらったためです
本当は  『脱ぐとすごいんですよ』

まずは正しい構え方
手首の形をインパクトと同じにして

いい構え方


そのまんま下に弧を描いて、引いていきます

いい引き方


面が上を向くように引くと、とっちらかります
この引きかたは時間がいらず、楽なので
何も考えないで引くとたいていこうなります

たぶんダメな引き方

次は横から見た絵です

いい構え方

いい構え方


いい引き方
下に弧を描くような感じがわかりますか

いい引き方


たぶんダメな引き方
上腕が外旋し、手が上に弧を描いています
脇が空かない人もこうなりますね

たぶんダメな引き方

 おかげさまで
自分のフォアもこう治したおかげで
以後30年間、一応の安定を保っています
そこでふと気づいたんです
「おれ、18のときこうゆう風に引いてた!!」
フォアは難しいもんですね
技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 13:48 | コメント(2)| トラックバック(0)

ブログ開設の辞

 千葉県印西市に念願のテニスクラブをオープンしてそろそろ1年
2年前にそれまでの3面のスクールにコートを11面増設し
会員制を中心に、本格的なテニスクラブにすることを決意しました
ちょうどそのころ
14年間にわたって技術解説をしてきた月刊テニスジャーナルが大きく変わり
私も雑誌の仕事を休止して
クラブ開設やコーチ業の方に専念することになりました

 この1年、会員の皆さんとプレーしながらアドバイスをしたり練習台になったりし
並行してジュニアやスタッフの指導もやってきました
アドバイスの内容は結構皆さんに共通するものが多く
途中で浮かんだアイデアなども、ほおっておけば忘れてしまうし
技術解説グセのある私としては
黙っているのはもったいないなと思うようになりました

 そこで近ごろ世間でもはやりのブログなるものを始め
思うところをそこはかとなくを書きつづれば
いくらかは皆さんのためにもなり
わすれっぽい私のメモにもなり
なにより私の自己顕示欲も満たされるのではないかと考えたわけです

 さてさてどうなりますか
テニスブログのはじまりはじまり・・・
日記 | 投稿者 松原コーチ 16:34 | コメント(1)| トラックバック(0)