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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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未完の大器にならないために

『れねしす』 さんから、ジュニアの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク ジュニアの試合に関して質問です。

基本的には、テニスのテクニックが優れた人が勝つ(ちやすい?)と思うのですが、
ジュニアの試合(特に、小学生)では、下剋上が多い気がします。明らかにうまくない(失礼は承知で・・)子が、テクニック的に圧倒的に上手な子にあっさりと勝ったりします。
うまくない子はボールにおいついてラケットを振るでもなく、コースを狙っているようでもなく、ラケットを出すだけでボールを返し、そのボールが相手コートにいやなところ(まだまだ足の遅い小学生にとってはとくにいやなところ)に落ちたりします。大人がみていても、「えっ、そこ?」って場所にボールがとんでいき、予測もしづらいです。試合なので、勝ったほうが、うまいということになってしまうのかもしれませんが、親バカの親からするとなんか腑に落ちません。
うちの娘も、左右へ揺さぶる、前後に揺さぶる、回転量・高さをかえるなど工夫はしているようですが、ラリーが続いたりするとより際どいボールを打とうとしてリスクが増え、結局、ミスが増え負けてしまいます。
相手と同じように当てて返して我慢比べという方法もあるのでしょうが、テニス始めた当初から、ラケットを振りきらないようなテニスはするなと私が言ってきたせいもあり、そんなテニスでは勝ちたくないようです。
そういう相手と闘うコツってあるのでしょうか。

投稿者 れねしす 2013/06/10 16:12




スマイル そういう相手と闘うコツ

いやなところへ、死ぬほど集めたらどうでしょう。
たとえばバックへ。

そしてホントにチャンスボールだけを安全に叩く。


いろんなところへ打つといろんなところへ返ってきます。 あれー?


ところで
予測しづらいところに
1ゲームに4本、それが1セットに6回もあるものでしょうか?

プロの試合でも当たりそこねでなっちゃうこともありますよね
1セットに2回くらい。



テニスは、心・技・体・戦術・戦略、でしょうか
技がなかったら、体
がんばって走って勝つ子がいてもいいのではないでしょうか。

ナダルフェデラーに勝ってもいいのです。


親やコーチは
「エラーを恐れず、振り切れ」
なんて言います。

そんなことできる人、いるのでしょうか?

プロはエラーを恐れない人なのでしょうか?

エラーするわけがないと思うから振り切るのではないでしょうか。


だから、ネットぎりぎりに追いついたときは
スライスで当てるだけにしたりします。

危ないと判断したら
すかさず、安全なショットに切り替える。

これが勝てる人、プロになる人の資質ではないでしょうか。


われわれコーチや親の理想や空想で
子供たちを追い詰めていないでしょうか?

 (今までのコメントからも、『れねしす』さんはそこまで行かないと思いますが)


試合でしこって勝ったら、振り切らないことでしかられる。

振り切って負けたら、あんな相手にとしかられる。


相手と戦う以上に
逃げられない相手と戦わなければならない。

その相手は家に帰ってもいるのです。

男の子なら、テニスやめます。


女の子はたいてい、いい子だから続けます。
でも、だんだんやる気がなくなり、惰性で続けます。



練習で打ちまくる

打って勝てないなら、しこる。

しこってでも勝ったことをほめてあげる。 スマイル

しこりがいやなら、明日からまた懸命に練習する。

少しづつ、攻撃的になっていけばいいのではないでしょうか。 ナイス!


フェレールもそうしているのではないでしょうか。



試合は勝つことが前提です。

その前提で考える。

上のレベルでは、勝つために強く打つのです。

打つテニスが出来たらえらいから、打つわけじゃないのです。


テニスというのは
ある技術レベル、ある体力レベルを超えないと
攻撃的なプレー主体では勝てないスポーツなのです。

でも、そこを工夫する、戦術、戦略も必要なのです。

勝つ要領は絶対に必要です。


勝つことが前提でないと、一生、未完の大器で終わります。 悪だくみ



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 12:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

年少ジュニアはここまで来た

先日の全国選抜ジュニア
うちの選手の応援で、12才以下の決勝を観戦した。

その後、表彰式を待つ間
女子の14才以下決勝のファイナルセットを見ることができた。

どちらの試合も選手の姿勢がいい。

ここで言っている姿勢は心構えのことではない。

ホントの姿勢、フォアハンドの姿勢が決まっているのだ。

これは女子の14才以下優勝、伊藤沙弥さん


伊藤沙弥さん


強烈なショットの打ち合いの途中。


こちらは先日も出した写真。

男子、12才以下優勝の松下龍馬君


松下龍馬のフォアハンド


どちらもおなかが引っ込んでいる。

ハラに力を入れ、上体が倒れないようにしてハードヒットしている。 あれー?

これならフラットのハードヒットもOK。


12才、14才のテニスはここまで来ている。 ナイス!


ちょっと昔なら
フルスウィングの反動で上体が後に倒れる。
トップスピンの量とスピードのなさで
ベースライン内に落下していたのだが

今は自力で、コート内に叩き込んでいる。

フォアハンドに関しては
このままの技術の延長で18才以下にもインカレにもプロにもいける。

もちろんここまでできないので
決勝に進めなかった子たちのほうがはるかに多い。
ジュニアが全員、このレベルになったのではない。

しかし、年少のジュニアのテニス、トップはここまで来ているのだ。  ナイス!


ジュニア | 投稿者 松原コーチ 18:34 | コメント(1)| トラックバック(0)

全国選抜ジュニア

下川井テニスクラブでのレッスン後
千葉県柏市のTTC(吉田記念テニス研修センター)まで行って来た。

全国選抜ジュニア選手権
兼ワールドジュニア選手選考予選会
の決勝なのだ。

目的はうちのジュニア
12才以下男子シングルスに出場の
松原テニスクラブ印西、坂川広樹くんの応援。

途中からでも見たい、というスケジュールなので
愛車、スカイラインのアクセルをやや強めに踏んだ。

何とか間に合って
着いたのは、1stセット、4-3リードのところだった。

その後追いつかれ


坂川広樹のサーブ


ここから、風上からのムーンボールを深く打たれて
サービスダウン、5-7に。

相手の第1シード、松下龍馬くんは実績もあり
試合運びがいかにも出来ている。

ハードヒットのバランスも素晴らしい。


松下龍馬のフォアハンド


ほぼ互角の打ち合いが出来ていたが
フットワークと引き出しの多さでわずかに届かなかった。

2ndセットは先にリードされついに追いつけなかった。


ヒロキのフォアハンド


しかし、写真のフォアハンドのように
ショットにもいい物を見せてくれ
この大会中に明らかにうまくなっている。

これからを期待できるテニスになってきて
全国大会での準優勝
何よりも自信を持つ事ができたようだ。 ナイス!


全試合の終了後、表彰式。

日本テニス協会の畔柳会長から
神妙な雰囲気で表彰状をもらっていた。


表彰式


7月になれば関東ジュニア

今回、印西のクラブからは彼を含め4人が出場を決めた。

そして、その後の全日本ジュニア目指して

がんばれ、ヒロキ。  炎



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 22:36 | コメント(3)| トラックバック(0)

ワンバウンドは特殊

先日、息子の才能を心配したお父さんにお話した
秘密話しを明かそう。


テニスではワンバウンドで打つことが多い。
単純に言えばストロークを打つことが多いということだ。

だから、たいていの人は
ワンバウンドが普通の状態だと思っている。
ワンバウンドがノーマルなのだ。
たまにやるボレーはちょっと特殊。

2バウンドや3バウンドは違反だから問題外。


さて、4才の子達のスポンジボールレッスンをしていると
ほとんどの子がボレーで
ラケットに当てることが出来る。

まあ、正確に言うと
そのうち何人かは私がラケットに当てているのだけれど。 悪だくみ

そんな子でも
何回かやっているうちにボールが当たるタイミングを覚え
少しの位置は修正して当てることが出来るようになる。


じゃあワンバウンドだと
けっこうリズムを取って打てる子が6人中1人だけ  フォアハンドg
ある程度当たる子がもう1人。

かなり難しいのだ。


ところが
転がし合いラリーの途中で
3回くらい弾むボールを送ると
もう1人か2人、当たる子が出てくる。  フォアハンドb



いつも私が言っているセリフだが

テニスではボールを打つのではなく
ボールが来るはずの位置をイメージして
それを打っている。

という話を覚えているだろうか。

転がってくるボールを予想するのは易しい。
だから子供たちはすぐにできるようになる。

これのやや難しいのがボレーなのだ。

空中を一定のテンポでやってくる。
少しずつ落下するのだが
短い距離ならたいした変化はない。
だから子供たちにも予想できる。


3回、バウンドしたらどうだろう?

1回、2回、とバウンドしたら一定のリズムが感じ取れる。
ちょっとリズム感のある子なら
面白がって、予想して打つことが出来るかもしれない。



じゃあ、ワンバウンド?

テニスばっかりやっている人は
ワンバウンド後
どうゆう経路で飛んでくるかをほぼ完璧に予想している。
そのテンポ、経路を自分で予想していることすら
本人は感じない。

なのにあなたの息子さん
そんな当たり前の、バウンドの予測すら出来ない。 あれー?
こいつ、才能無いんじゃないか?
なんて考えちゃう。

でもそりゃあそうなんです。

テニス経験のない人にとって
ボールがワンバウンドの後どうなるかなんてわかるわけがない。 うるせー


何度か、3回くらい弾むボールを取ったり打ったりするうちに
ボールが最後のバウンド後
どうゆう風に来るのかが理解できるようになる。 ナイス!

そうしたら、2回のバウンドで打てる
次に、1回でもOKになるということです。

ワンバウンドはアブノーマルなんです。  ワハハ



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 15:23 | コメント(0)| トラックバック(0)

横浜市長杯Jr決勝大会

今日は横浜市長杯ジュニア団体戦の第2弾
決勝大会の日

会場はあざみ野ローンテニスクラブ

私の所属する神奈川県テニス事業協会
その益山会長のクラブだ。

クラブハウス前の落ち着いたスペース。


クラブハウス前



テニスコートも緑に囲まれている。


テニスコート



東戸塚松原テニススクールでは
13歳以下男子で2チームが決勝大会に勝ちあがった。

その2チームが準決勝で対戦。


試合はシングルスが2人、ダブルスが1ペアー
1チーム、4人での3本勝負。


準決勝



田村コーチ引率のチームが勝利し


ツカサクン



田村チーム



リョウクン



決勝でもサレジオ学院のチームに勝って優勝した。


安久津コーチ引率のチームは3位決定戦に勝って3位だった。


スマッシュだ



みんなかなりの緊張で
大会に出て、日ごろのプレーをするのは難しい。

そんな中で勝ち進んだ君たちは偉い。

事実、みんなしっかりしてたくましくなっている。


今回予選大会で負けてしまった子の方が多いのだが
それでも
実戦の場に立った子達の得た物は多い。

この1歩を踏み出す勇気が大切なのだ。



試合終了後、緊張も解けたよう。


終了後



ほっとした笑顔がすがすがしい。


そして、表彰式後の選手8人とコーチ、全員集合


全員集合



表彰の写真や委員長の挨拶は私がやっていたので、写真無し。


みんなお疲れさん

安久津コーチ、田村コーチ、ありがとう。

あざみ野LTCの益山社長、山崎さんやみなさん、ありがとうございました。


ジュニア | 投稿者 松原コーチ 18:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

中学はソフトテニス?

『オレンジ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは、ジュニアテニスについて質問があります。

現在小学校六年生でテニス歴三年弱の男子がいるのですが、今度中学生になります。

私どもの住んでいる地域では中学に硬式テニス部はなく、かつ何かしらの部活動に強制的に入部しなければなりません。

高校生になればほとんどの高校でテニス部があるのでいいのですが、中学三年間をソフトテニス部として過ごした方がよいのか、またテニススクールに通えるような融通のきく部活に所属して硬式のほうに専念したほうがよいのか迷っています。

どちらも無駄なことはないとは思うのですが、松原さんの意見も参考にさせていただきたいと思いますのでどうかコメントよろしくお願いします。

投稿者 オレンジ 2012/03/03 23:33





私の答えです。

スマイル どちらもありなので、難しい質問ですね。

通ってらっしゃるテニススクールのレベルやサポート体制も
よくわからないのですが
またご本人のレベル、意気込みもどうなんでしょうか?


プロを目指すようなレベルかテニスセンス
親が反対してもやりたいという意気込みであるなら
そして、孤独にも耐えられる根性があれば
 (たぶん、部活では変わり者でしょうから、浮きます)
テニススクール、プラス
トレーニングになり、融通のきく部、でしょうか。

テニス以外の運動も無駄にはならないと思います。



高校で、インターハイくらい、行けるようになりたい
ということなら
ソフトテニス部もいいんじゃないでしょうか。

ソフトテニスも無駄にはならないと思います。



どちらにしましても
本人がやりたいと思うことをするのがいいと思います。 ナイス!


自分で決めたことでなければ
あきらめも早いでしょうし
後悔ばかりの青春になってしまうかもしれません。 怖~い

ジュニア | 投稿者 松原コーチ 14:52 | コメント(1)| トラックバック(0)

硬式と軟式と

『あやや』 さんから、お子さんのテニスについて質問をいただきました。

少し長めのコメントですが、はしょってしまうと
私の説明もわからなくなるので、全文をコピーしました。


マイク はじめまして、小学校5年生の男の子を持つ親です。子供はソフトテニスを二年間やっています。ソフトテニスは楽しいのですが、ペアが6年生で来年はペアを組めそうな子がいません。やっと見つけた5年生は、お互いに勝気で喧嘩したあげく他のスポーツに専念してしまうことになりました。うちはその子と組みたかったのですが、いいペアだと思ったのですがダメでした。今の6年生のペアは、試合になると緊張してしまいボールが打てなくなり、(ラケットを思い切り振れなくなり)乱打が続くとアウトになって負けてしまいます。気の弱い子なのです。うちの子は、横でどんまいちゃんとラケットを振ってと言葉をかけたりするのですが、態度にでてしまいそれが余計にペアにプレッシャーをあたえてしまっていると言われどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。もしかしてうちの子は、個人プレーの方が向いているのではないかと考えてしまいます、ダブル後衛の時もペアが調子が悪いときはペアの陣地をおかしてまでもボールを追いかけるような子なのです。なので、ペアがいないと悩まなくてもいいシングルスのある硬式に転向しようかと考え始めています。ただ、硬式が合うかしばらくやってみて決めたいなと思っているのです。軟式八割 硬式二割の生活がしばらく続く感じです。軟式と硬式を一緒に習っても問題はないでしょうか?

投稿者 あやや 2011/10/11 20:08





私の答えです。

スマイル 全日本ショートテニス選手権というのがあります。

スポンジボールを使用し、バドミントンコートの大きさでの試合です。

この大会で上位に入賞する子は
スクールでは、過去にスポンジを経験し  (初級時代)
すでに、通常のボールでもプレーしている子達です。

スポンジと硬式の通常ボールはソフトのボールよりはるかに差がありますが
特に問題なく、両方に対応するようです。

また、うちで小学生の時に硬式をやり
中学で部活に入りたいと言って、ソフトに変わり、市のNO1になり
高校で、再びスクールに復帰
すぐに、うちのエースになったという、つわものもいます。 あれー?

昔と違って、グリップも両者でほとんど変わらないため
子供たちはすぐに対応できるようです。

かえって、対応の幅があることにより
コーディネーションのトレーニングになるかも知れません。 ナイス!

余談ですが、ヨーロッパで主流
コーディネーション重視のジュニア育成システムで育った代表が
ベルギーのエナンクライシュテルスです。

現代のスペインテニスもその延長にあります。

ヨーロッパの選手はコーディネーション能力に加えて
子供のころに、いろいろな競技で運動神経を磨いています。

これはフランスのガスケ

ガスケのシュート


さて、バックのグリップだけは問題だったのですが
昨日、私のブログで取り上げました。
ソフトのグリップとエナンやガスケのグリップはほぼ一緒です。 パンチ

それと、動画を探していて見つけた
ソフトのアジア大会の女子シングルスチャンピオン
中国の選手ですが、なんとバックは両手打ちです。

まあそんなわけで
いろいろやることは、時に問題ないのではないでしょうか。

でもよっぽど変わったスクールでなければ
コーチは硬式に専念すべきだと主張すると思いますので
念のため、覚悟はしておいてください。  悪だくみ



さて、彼は個人プレー向きとの評価のようですが
これだけでは、私には、そうは思えません。

団体競技の野球のピッチャーは目立ちたがり屋だし
サッカーのエースストライカーは
チームメートの前に出てシュートを決めます。

実はテニスの選手でもポーチに出て
相棒のボールを横取りします。

パートナーに対し、ドンマイといえるようなら充分。 ワハハ

表情まで、気遣いできる5年生の、まして男の子。
そんな子がいたら気持ち悪くありませんか。

そんないい子はきっと、いつまでもいい子です。
人畜無害、草食系・・ てやつでしょうか。
決して、自分で行動できる大人の男にはならないと思います。 うるせー

女性として育ったお母さんにはわからないかもしれませんが
この年代くらいまでの男の子は、とんでもない生物です。
とてつもなく、危ないことも平気でやります。

もちろん悪いことをしちゃいけませんが
いやらしいいじめじゃなければ
コート上での争いもいいんじゃないですか。

男の子はそうやって育ちます。
そして、中学生くらいになると変わっていきます。

私はそんな子、大好きですよ。


でも、仲間がいなければ、シングルスするしかありませんね。 



さて、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 では

昨日の、ウェスタンバックハンド(軟式と同じグリップ)の続編です。

昨日のぶったたきバックの興奮がまだ続いていて
特に動きながら、いろいろな対応が出来る可能性と
習得の容易さに気づいています。

よかったら、そちらにも是非。  叫び

ジュニア | 投稿者 松原コーチ 20:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

両手打ちのグリップチェンジと

『れねしす』 さんから、お子さんのテニスについて質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 過去のジュニアに関する記事を読んで、かなづちで頭をぶたれた気分でした。それ以来、 ブログを拝見させていただいております。
お言葉に甘え2つほど質問させていただきます。

1 小2の娘がフォア・バックとも両手打ちなのですが、グリップチェンジで苦労しています。フォアは利き手の右手がヘッド側、バックは左手がヘッド側なのですが、レディポジションでの持ち方も含め、おすすめの方法はありますか。個人的には森田あゆみ選手のとられている方法が簡単かなとおもうのですが、映像では早すぎてよくわかりません。

2 小2の娘がスクール(通常ボールを使用しています)のコーチから大人用ラケットへの変更を勧められています。私のラケット(SIX ONE BLX 95)を打たせてみると、本人いわくすぅーっとラケットがでて振りやすいし、よく飛ぶから大人用がいいといいます。大人用・子供用どちらを使う方がいいかは人によって考えがわかれているようですが、松原コーチはどうお考えでしょうか。ご意見を聞かせていただけると幸いです。

投稿者 れねしす 2011/09/01 11:28





私の答えです。

スマイル まず、グリップの持ち替えですが
プレーヤーに聞くと案外知らない人が多いんです。
知らないうちにやってしまう。

ボレーボレーでもやっちゃうんですね。  びっくり

でもこれでは答えになりませんね。



たいていの選手は構えのときはフォアハンド側で持っています。

出来るだけ、フォアハンドで打ちたいからです。


バックに来たら持ち替えます。


1案

右手を左手に重ねるように、下にずらす。

左手を右手の上にやや重ねるように持ちかえる。

同時に右手を少し下にずらす。

で、一丁上がり。


2案 

左手をはずし

右手の少し上に重ねるように、持っていき

右手をグリップエンド側にずらします。

左手の位置を合わせて

で、もう一丁上がり。


例を2つ挙げました。

やってみてぴんと来たほうをやればいいと思いますが
他にも方法はあると思います。

それと、放っておけば、無意識に
自分でやりやすいように適当に改良しちゃうと思います。 ナイス!


両方両手打ちのグリップチェンジ
教えたの
30年以上のコーチ生活でわずかに2回目です。




さて、ラケットのジュニア用か大人用か?  重さは?

両手打ちですから、長めはそれほど困らないとは思いますが
それでも、私なら、25インチか26インチの
ジュニア用をすすめると思います。

160cmの大人が27インチのラケット。
同じ比率なら
120cmの子は、20インチでいい。

コートの大きさが変わらないので、話半分として
23インチのジュニア用。

ボールも大人用なので
さらに話半分で、25インチ。

両手で打つので、さらに話半分で、26インチ。


ちょっと乱暴な算数ですが
いかに子供達が大きなラケットを
使っているかが分かるでしょう。


お話にあったラケット
調べたら、309g、面の小さな、バリバりの選手用。 怖~い
私のより、4g重い。

ボールにゆっくり合わせれば
重さもあって、気持ちよく返球できるのでしょう。

比較の、今使っているジュニア用がどんな物かも問題です。
ジュニア用はけっこういい加減な物が多く
25インチは???
26インチは結構いいものもあります。

YY社の26インチは結構お薦めです。

出来れば大人が打ってみて
打ちやすいものを選択したほうがいいと思います。 ナイス!

一般用であれば
値段の問題もあって、それほど粗雑な物は少ないと思います。

それでも250g以下の超軽量ラケットは
グリップ側が軽いだけで、打ちにくいものがよくあります。


大人用を使うにしても
250~270g程度の面の大きな物がいいと思います。

子供は背伸びしたがり屋さんですから
大人のラケットを使いたがります。  

そして、大人は子供が成長したと思い、幸せになってしまいます。



私のスクールでは3種類のボールを使い分けていますし
もう少ししたら、今年中には
ITFの政策もあり、5種類に増やすつもりでいます。
ITFはコートも小さくしています。

千葉県では、すでに
このグリーンボールを使ったトーナメントが始まっています。

しばらく前に、このボールを使ったトーナメントの話

『ためにならないブログ』 に載っていました

たまには、ためになっても、ためブロさんも我慢してくれると思いますので
ぜひ読んで下さい。



うちのスクールでも
ずいぶん説明しているつもりなのですが
親御さんたちは通常のテニスボールを使ってもらいたがります。  あれー?

子供たちも、すぐ、黄色いボールを、と言います。

充分対応できるようになっていれば、もちろんかまわないのですが。

ラケットも同じです。



子供たちの成長を考える時

運動神経を発達させること。
丈夫な身体をつくること。
将来の大人のテニスにもちゃんとつながること。
傷害を起こさないこと。
楽しく集中できること。


これらの観点が必要だと思います。


今日はこの詳しい説明を、もうひとつのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』
 でやります。  叫び

この解説をたくさんの人たちに読んでもらいたいと思っています。

こちらは課金ブログで、1つの記事を購読ごとに料金がかかります。
通常、100円ですが
たぶん自分以外の人のために読むことになりますので
本日は、無料の設定にしました。

ぜひ読んでください。  叫び


お金が余っていてどうしてもという人は
チップというボタンがありますので
ぜひそちらに。  悪だくみ

ジュニア | 投稿者 松原コーチ 22:19 | コメント(3)| トラックバック(0)

プロのまねをする

『なのはテニス』 さんからジュニアの指導法について質問をいただいていました。

その後、地震が来てドサクサで後回しになっていました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんにちは。

以前に、ジュニアは(もちろん、一般の人にも当てはまるでしょうが)『イメージを大事にして、大好きなフェデラーナダルを真似した方が教えるより上手くなる』というお話がありましたが、松原コーチからみて、落とし穴はないでしょうか?

というのは、知り合いのジュニアでフェデラーを真似ている場合は、ボールがコートに収まらない(フラットになりすぎたり打ちすぎたりと・・・)傾向が強く、フェデラー命みたいな子だと、その傾向が顕著に見受けられます。テニス暦も長く、学校よりもテニスを選んでいるような子達の話です(もちろん、フェデラー本人のボールはコートに収まりますが・・・)

僕の勘違いでしょうか?

また、一般論として、プロの真似をすることに落とし穴はないのでしょうか?

お時間のあるときに、よろしく、ご指導下さい。






私の答えです。 

スマイル 理想のスタイルがあるとすると
基本的なポイントをコーチが指導しておく。
理想的な模範プレーとしてプロを見る。
ということだと思います。

このときに大事なのは
コーチの指導が最新であり簡潔であることです。 ナイス!

もしコーチが40年前の理論で教え
生徒が現在のプロのイメージで練習したとすると
トンチンカンなテニスが出来上がるかもしれません。 悪だくみ


すばらしい才能のジュニアがいたら
その子はフェデラーのまねをするだけで
適切な練習環境があれば
プロ並みのプレーをするようになるでしょう。 びっくり

スペインではそうやっているそうです。
あまり才能のない子はやめちゃうのでしょう。


もし、たいした才能のないジュニアの場合は
フェデラーのプレーをうまく取り入れられず
ばらばらになっちゃうかもしれません。   あれー?

でも、日本ではコーチが手を取り足を取り
この子をしっかり指導して、そこそこのプレーヤーにします。 ビミョー

フェデラーをまねしてとっちらカっちゃった子には
適切なアドバイスをしましょう。


じゃあ、日本の才能のある子は?

コーチが手を取り足を取り
この子にもしっかり指導して、そこそこのプレーヤーにします。 悪だくみ


みんなそこそこのプレーヤーにしちゃうのが問題なのです。

世の中には天才より凡人のほうが圧倒的に多いでしょうから
平均点をつければ、手をとり足までとったほうが点数は上がります。


まったく難しい問題です。  不満

われわれコーチとしては
最新のテニス理論で教える
教えすぎない
自分で無理な天才は早く手放す。

ということが必要なのです。


まったく、難しい問題なのです。

プロを見たほうがコーチの指導よりまし
というのは特にこの天才の指導においてなのです。 うるせー

40年前の理屈とコーチの教えたがり過剰は
天才をつぶす役目しかしないかもしれないということです。 怖~い


40年前の理論と凡人の組み合わせですが
肘や肩を痛めたりということを除けば
それほどの実害はないかもしれません。  悪だくみ



今日は大震災の暗いニュースや
原発の稚拙な対応でいらいらしたせいか
冷たい内容のブログになっちゃいました。 冷や汗


コーチの皆さん、がんばりましょう。 パンチ
しっかり勉強しましょう。
 
みんなが苦労しているとき
日本中が大変なとき
われわれはやっぱりこれしかできないのだから

役に立つ価値のあるコーチになりましょう。 叫び




ジュニア | 投稿者 松原コーチ 19:51 | コメント(1)| トラックバック(0)

そんなに厳密に教えなくても

『なのはテニス』 さんからコメントを2ついただきました。

以下が、2つ目のコメントの後半部分です。

2つのコメントの全文はこちらを見てください


マイク ・・・前半略・・・

プロのように、滑るスライスと早いスライス(スピン)サーブ、縦回転の少し入った確率の高いフラットサーブ、バック側にキックするようなスピンサーブを打ち分けるような技術、もしくは、技術の元になるような、ラケットと面の使い方までは指導されていない場合がほとんどです。

息子には、すぐにどれだけ出来るかは別として、プロと同じ?正しい技術を指導してもらいたいと思っています。

松原コーチにも、機会を見つけ、直接指導を請いたいと思っています(もちろん、松原コーチがOKならですが・・・)。

その節はよろしくお願いします。

投稿者 なのはテニス 2011/02/28 10:09





私の考えです。

スマイル 基本的な考え方としてはそのとおりだと思います。  

ただ大変気になっている点につきお話します。


欧米のコーチは細かい打ち方についてはあまり触れないようです。 あれー?
ただいろいろなことはやらすようです。

たとえば、スペインでは (もちろんクラブによって違うでしょうが)
レッスンの最初にスライスのショートラリーをやるようです。
みんないろいろなコースにいたずら心で、キャッキャ言いながら打っているそうです。

そんなことをしているうちに、スライス感覚を身に着ける。
スライスボレーに使う。
最初は小手先を使って打っている選手も
厳密なコントロールが必要になると
手首を使わなくなる。

しかしワイドに振られたときの緊急ショットとして
ムチのようにラケットヘッドを振り出す
手首利かせスライスを繰り出す。


正しい技術を身につけるためには
上手くいった体験と
コーチや先輩の打ち方、憧れのトッププロの技を目で見て
それを真似るのではないでしょうか。  

アドバイスというのはそれでも上手くいかない場合に
仕方なくする。  悪だくみ


いろいろなことをさせる、できるようにするのはいい事なのですが
すべてを教える必要はないと思います。

いい見本と、上手い扇動があれば勝手に上手くなります。 ワハハ
特に男の子はそうです。

あまりに厳密に教えると、その枠から抜けられなくなる。

錦織くんのようなテニスは教えすぎたら出てこないと思います。


コーチが、親が、松原コーチレベルのことを知っていて
しかも、フェデラーナダルクラスの見本をいつでも見せられる。
としてもやめたほうがいいと思います。


細かい理屈や指導は、上手くできないときにチョロット使うといいのです。  悪だくみ


すぐ理屈を言いたがる、教えたがり
技術オタクの松原コーチが言うのだから間違いありません。  ナイス!




そうそうサーブの話。

スピンサーブを少し教えてできるようになったら
腕に負担のかかるところがあれば直す。

次に、バックのコーナーをしっかり狙わせる。

次に、反対側にも的をおいて狙わせる。

上手くできなかったら、腕の使い方、フィニッシュの位置などを
ちょっと、手直ししてあげる。


もちろんいい見本はいっぱい見せておく必要があります。



テニススクールまで、無事に転びもせずに歩いてくる子に育っていれば
何とかなるモンです。

歩き方、特に教えなかったでしょう。

2足歩行って、ものすごく難しいんですよ。





それと、私のレッスン受けたければ
これが本業ですので、いつでもどうぞ。 ナイス!

上手くできていないことであれば、即座に直して見せます。

ご希望の方はコメントに入れてください。
メールアドレスを記入してくれればこちらからメールします。

私だけが見るようにと書いてくれれば
外には表示しないようにしますのでご安心を。  ナイス!



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 19:46 | コメント(2)| トラックバック(0)

小学生の内にすべての技術2

『なのはテニス』 さんから小学生でマスターする話に対し
もう一度コメントをいただきました。

以下がその全文です。


マイク 松原コーチ、丁寧な説明ありがとうございます(^^♪

おかげで、よくわかりました。

松原コーチが言われるようなことは、育成系?で最近、急に猫も杓子もやらせているという状況です。コーチたちが最近、急に『本当に大事なのは、打ち方ではなくて、コーディネーションなのだ』といい始めたのも、松原コーチの説明でうなずけます。

最近、急に、プレー&ステイというフェルトボールと小さくコートを分けて試合をさせたり、アップにはサッカーや鬼ごっこをやらせて、『コーディネーション能力を発達させるのが世界基準だ』と親たちにも説明しています。

僕的には、『12歳までに全てのテクニックをマスターする』というのは、『12歳くらいまでに松原コーチのブログに書いてあるような技術を(完璧でなくても)マスターすること』だと思っていますが、どうなのでしょうね?

お時間のあるときで結構ですので、コメントいただけたら嬉しいです。

また、僕もなんちゃって技術オタクなので、これからも色々と質問させていただきたいと思っています。

よろしく、お願いします。


投稿者 なのはテニス 2011/02/26 09:55






私の答えです。

スマイル  『12歳くらいまでに松原コーチのブログに書いてあるような技術を(完璧でなくても)マスターすること』

それでいいのではないでしょうか。



じつは私の知っていた、最近よく言われていることは

「14才までにすべて出来るようにする」 というものです。

14才ではすべての技術を試合で出来るようにするのです。  ピース


そのためには、12才までにすべての技術を練習し
練習では出来るようにしておくことが必要だと思います。  ナイス!

14才になれば、体力も付いてきますので
試合で使うことも可能だと思います。



女子の例ですが
日本のトップクラスですと
14才以下と、16、18才以下、インカレ
お互いにそれほどは違わないレベルだと思います。 びっくり

これは、女子の身体の成長がこの辺で止まるからです。

そして技術が14才ですべて出来ていると ・・・



男子はこの年齢の間にかなり身体が成長しますので
14才と18才はかなり違います。

ですが技術レベルはそんなに違わないと思います。



まあ、とにかく、トップになりたければ、14才ですべて出来る。

12才でかなり出来ている必要があると思います。   ナイス!



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 22:28 | コメント(2)| トラックバック(0)

小学生のうちにすべての技術を

『なのはテニス』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは、いつも楽しく読ませてもらっています。

13歳の男子ジュニアの父親です。

どこのジュニアのアカデミーのコーチも、また、ネットでのジュニア育成コーチのブログでも、『12歳まで、全てのショットを身に付けることが大事』と主張されています。元をたどると、JTAのS級エリートコーチ講習会での講習内容らしいのですが・・・

これは、具体的にはどういう意味でしょう?

うちの子もそうですが、スクールでは、全てのショットを練習させられるのは以前も今も同じだと思いますが、それとは違ったことでしょうか?

もし、そうなら、具体的にどうすれば、そう(=12歳までに全てのショットを身に付ける)なりますか?

投稿者 なのはテニス 2011/02/21 13:05




私の答えです。

スマイル ヨーロッパ流のジュニア育成の理論で
現在中心になっているのが、『コーディネーション』です。

『コーディネーション』 というのはボールと自分の位置を合わせたり
ラケットをどんぴしゃり打点に持っていったり
目から入った情報を処理して腕や身体の動きに反映させる
というようなことです。

この理論の中心人物が、リチャード・ショーンボーン、という人で
エナンクライシュテルスはこのジュニア育成システムから出てきた人たちです。 ナイス!

このショーンボーンさんが
JTAのS級エリートコーチ養成システムにもかかわっているのです。 にっこり



さて、子供の年齢とともに、身体が成長していきます。
身体の中で、神経系の成長は一番早く始まり、一番早く終わります。
著しく発達する時期は10才くらいまでで
12才くらいまでにほぼ終わります。  あれー?

簡単に言えば、小学生までに運動神経を発達させること
いろいろな技術を一通りできるようにする必要があるわけです。

テニスでなくともその神経を刺激するような動作を行っていればいいのですが
それも無いとすると
ある特定の動作や、バランスや、スピードを出すコツなど
何らかの動作が苦手な子ができる可能性が高くなるのです。 怖~い

だから小学生のうちにストロークもボレーも
スライスもトップスピンも
ロブもドロップショットも
サーブでスピンをかけることもジャンピングスマッシュも
あらゆることができるようになっているといいのです。  ナイス!


もちろん、ある程度、できるようになればいいのであって
そのショットが完成している必要はありません。

ついでに言うと、ゲーム性を感じる楽しむ
勝負勘を養う
こんなことも神経系のうちでしょうか。  ワハハ


ですから、どこのコーチもスクールも
子供たちにあらゆるショットや動き方を教えていればいいのですが
意外にそうでもないのです。

なぜかというと、小学生のうちに勝つためには
特に多様な技を必要としないからです。     うるせー


では、10才くらいで勝ちたかったらどんなプレーをすればいいでしょうか?

ファーストサーブを丁寧に入れ
もちろんスピンなんて要らない
ストロークを上手に続ける
無理なハードヒットはしない
ネットへはいかない
もし、成り行きでいっても、ロブがあがったら落として続ける
絶対、ジャンピングスマッシュなんかしない。

こうすれば一番勝ちに近いわけで
試合では、余計なことはしないほうがいいのです。

練習と試合で使うショットが違っていることはかまわないのです。


ところが、レッスンでも無駄なことはしない。
トップスピンのストロークとサーブ以外やらない
こんなスクールもここだけの話ですが、時々見かけます。 冷や汗


こうゆうふうに育ててしまっても
12才以下のトーナメントまではそれなりの成績を上げられます。 

じゃあ、その後、全国レベルの高校生になったりプロになりたくなったら?  不満

その歳になってから
トップレベルでの新規の技の習得や
斬新な動き方を身につけるというわけにはいかないのです。  怖~い


まあこれは、トップレベルの技という意味で
もちろん、40才から始めたテニスでも
トップスピンを打てるようになるということは充分に可能ですが。  悪だくみ




ジュニア | 投稿者 松原コーチ 18:36 | コメント(1)| トラックバック(0)

卓球は小4で全日本なのに

先日、卓球の全日本で小学4年生が2人も2回戦に進出した。  びっくり

テニス界ではそこまで行っていない。
どうしてなのだろう?

テニスでは小さな芽が育っていないのか?
はたまた、われわれコーチやテニス協会が悪いのか? 冷や汗

もちろんそれもあるかもしれないが
それ以前に、根本的な理由で、テニスでは無理だと、私は考えている。

テニスでは小学校低学年には短いラケットとスポンジボールを使った
ショートテニスを勧めている。 
大人用のラケットでは長くて振りぬけないし
ボールも重すぎて、それを打つためのラケットも重くなりがちだからだ。
テニスコートも広い。

とても小4の体力で大人と互角の動きやスウィングをするのは無理。  うるせー

しかし、ショートテニスでなら大人と互角にプレーできる小学生はいると思う。  ピース


もともと、テニスと卓球の関係は、テニスとショートテニスの関係に似ているのだ。
テニスを短い板ラケットと、セルロイドの軽いボールに変え、テーブルの上に移動したのが卓球。
テニスを短いラケットと、スポンジの軽いボールに変え
同じコート上の狭い範囲や体育館の床上に移動したのがショートテニスなのだ。

子供は軽くて短いラケットなら大人と同じようなスウィングができるし
短い距離の動きなら小柄な分、大人より早いこともある。


まあそんなわけで、卓球の全日本ならありえてもテニスの全日本は難しいのではないだろうか。




それでも何とかしようとする親も多い
だから、早く大人と同じ道具を使わせたがるのだろう。 あれー?

もし才能に恵まれた子に、長いラケットと重いボールを与えたら
それにあわせた技をその子は生み出すだろう。  ナイス!

でもそれは、大きくなったときには役に立たない技なのかもしれない。

もしもその、プロとは似ても似つかない技を怒られたりしたら

「テニスなんかやめてやるっ」 て思うかもしれない。  ベー


ジュニア | 投稿者 松原コーチ 17:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

幼稚園からテニスを始める

幼稚園の年代からテニスを始める。

うちで言うとキッズクラスだ。


こうお話すると、2つの気になる反応がある。

1つ目はそんな年代まで商売の種にするのかというもの。

2つ目は、今からテニス技術を学べば、プロになれるかも、というもの。


もちろん商売でやっているわけで、大赤字を出してまではやれない。

だから、うちでは年中さんからなのだ。

大赤字でよければ、2歳も3歳もありだが
その年代だと、子供一人にコーチも一人必要になる。
グループで何とか、というので年中からなのだ。   ナイス!


2つ目のプロになれるかも?

この歳からテニス技術を学べばプロになれるなら
世の中、プロだらけになってしまう。

私も実は、この歳の子にはテニスを教えなくてもいいと思っている。 悪だくみ

一番必要なのはいろいろな動きや協調動作。
平均台でバランスが取れたり
相手ボールがどこに来るかわかるためのサッカー。
相手との押し引きが必要な相撲。
投擲動作のある野球。

これらの身体を動かすためのスキルを身につけるための運動であればなんでもいい。
むしろ、できれば、何でもやってほしい。  叫び



身体の成長で、神経系の発達はかなり初期に偏っている。

生まれてすぐに?
いや、生まれる前から発達が始まり、12歳くらいで終わる。
それも、盛大に発達するのは、10歳くらいまでなのだ。

ここまでに、神経に刺激を与えないと、人畜無害の人間が育ってしまう。  うるせー

だからこの間いろいろな動作や情報処理を経験させなければならない。
情報処理というとなにやら大学レベルのようだがさにあらず
道路を渡るのに、今からスタートしたら死ぬ、という判断ができることなのだ。


われわれが子供のころは、川で魚を手づかみしたり
いのししの牙を避けたり
柿の木に登り、枝が折れたのに、着地を決めた、とか
いろいろな刺激がすぐそばにあった。

つまり生きていることが、運動神経を獲得した証だった。


今は違う

歩いていてつまずき、手をつくことを知らずに、顔面着地。  怖~い
小学校高学年でボール投げのできない男の子。
いくらでもいる。

だからスポーツでもして体を動かそうというわけだ。

そしてその中でも、スキルの要素が多く、最も効果的なのが、スポンジボールでのテニスなのだ。  ピース

昔は大人用のラケットで大人用のボール
小さい子は両手で持って、そうっと当てて返すしかできない。
これでは意味がない。

それからフォームにこだわりすぎるのも禁物。

せっかくのいいフォームもそこにボールが無ければ、ただの空振り。
ボールの来る場所、タイミングが把握でき
そこに力強いスウィングで当てることができれば一番だが
最初からそんなにできるわけが無い。
いずれできるようになる要素を作っておくほうが大事なのだ。

かっこ悪くても当てにいく子の方が偉いのだ。

だから、経験者のご両親にもお願い。

早く、大人と同じラケット、ボールを要求するのはご勘弁。

われわれは、いかにもテニスを習いましたという子を作るのが目的ではなく
運動ができる、テニスをするとしたらすばらしいプレーのできる素材を作っているのです。  ナイス!

早く大きなラケットにし
「お宅の息子さんはすばらしいフォームになりました」 と言って
お金稼ぎだけを目的にする。 冷や汗

それはいかん、そんな道には走りたくない、俺を誰だと思っている。 ガハハ



でもお金もほしいな。    悪だくみ


ジュニア | 投稿者 松原コーチ 22:26 | コメント(1)| トラックバック(0)

個性的な選手が育つ理由

『いなぽん吉』 さんからジュニアの指導法について質問をいただきました。

以下がそのコメント、全文です。


マイク いつも拝見し、勉強させていただいております。
現在、10人くらいの小学6年から中学2年の選手コースのコーチをしております。
8月3日の『テニスの発達』において、最後はチャンスボールを決められる子が勝つという意見に同意です。
ただ、ショットの決め方は、細分化するとたくさんあると思うのです。
パワーで決める子もいれば、タイミングで決める子もいる。
パワーがない子は最後はネットプレーで決めてもいい。
全員、ラリーはかなり続くようになってきているし、試合中の粘りも出てきました。
『守り』を教える事は、ある程度指導法が統一できるのですが、『攻め方は千差万別』であり『そのプレイヤーの持つ特徴』を生かすことが大切だと考えすぎて、指導法が統一できずに悩んでいます。1人1人に自分の特徴を気づかせてあげたいのですが。。
何かいい方法はありますでしょうか?

投稿者 いなぽん吉 2010/10/20 14:59




私の答えです。

スマイル 決め方については代表的なパターンを練習すればいいのではないでしょうか。

それと、実際の決め球の練習。


例を挙げると

フォアの逆クロスと短くなった玉を決めるフォアのクロス。

バックハンドのクロスのアプローチ強打とジュースコートへのボレー、スマッシュ。


チャンスを作るショットと決めるショットの組み合わせを

教えればいいのではないでしょうか。  ナイス!


そしてその中で、相手によりアドバイスを変えていけばいいのでは。

「思い切ってライジングで」  「もっと角度をつけて」  ・・・・  叫び


そして次に、チャンスを作るショットからの、対戦型のドリル。

たとえば

逆クロスのハードヒットから打ち合いを始める。

バックハンドのショートクロスからの打ち合い。

短いボールを出して、アプローチからの対戦。  ・・・


そして、マッチ練習。


こうゆう中から選手は自分の得意パターンを作っていくのではないでしょうか。


時々ヒントを与える。

すべてを教え込むことは不可能ではないでしょうか。  悪だくみ


面白がらす

困らせる

乗せる

ほめる


そこまでやっても、何も感じないやつはそれだけのこと。  あれー?

もちろん、その子によってセンスにも限りが ・・・




馬に水を飲ますには、馬を水場に連れて行けばいいのだそうです。

飲みたくない馬に飲ます方法は無いのだとか。  うるせー




日本のコーチは教えすぎで生徒がコーチを頼りすぎ

コーチの教えないことはできない、思いつかない ・・・


フェデラーVSナダルのビデオでも見たほうがいいかも。


教えすぎることにより、個性が出てこないこともあるようですよ。 ナイス!


特に男の子はそうみたい。  


私も代表的な日本人コーチかも ・・・  冷や汗


ジュニア | 投稿者 松原コーチ 18:55 | コメント(3)| トラックバック(0)

身体の使いかたを教える

『ガッツ』 さんから質問をいただきました。

お子さんの指導法についてです。


以下がそのコメント、全文です。



マイク いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。

質問なんですが私の子供にテニスを教えているのですが、
ストロークを打つときにどうしても腕に頼った打ち方になってしまいます。
体の回転や大きくフォロースルー等と色々とアドバイスをしているのですが
なかなか身につきません。

なにか良い方法や言葉はありませんでしょうか??

投稿者 ガッツ 2010/05/07 23:44




私の考えです。

スマイル 身体を使って打つとか、フォロースルーを大きくとか

特別に形として教える必要はないんじゃないでしょうか。


なぜ身体を使って打つのかというと

強烈なボールを打ちたいからだと思います。

思いっきり打たせてみれば

本人は精一杯腕の力をいれて振りぬくと思います。

そのときに自然に身体を使ってしまい。

フォロースルーも大きくなるのではないでしょうか。

腕を強く振るために身体をどう使えばいいかを感じ取っていくのです。


ボール投げを例に考えてみれば、わかると思います。

ゆるいボールは手だけで投げますよね。

強く投げようとすると、身体を使っちゃうと思います。





実際のテニスの練習では

まず、ラリーが腕だけでもできるようだったら

強く打たせてみる。


ハードヒットとラリー、そして試合をまぜこぜでやれば

自然に身体使いもフォロースルーも出てくるのではないでしょうか。


時々はフィニッシュの位置やインパクトのときの上体の向きなんかを

アドバイスしてあげればいいと思います。


それといいイメージを植えつけるために

ビデオでフェデラーナダルの試合を見せる。


ああなりたければ、勝手にまねをします。


形を作るためのフォロースルーを教えたりすると

実用性のない、一見、ほんとそうで、威力のないテニスが出来上がると思います。


私は腕力で、最初は無駄が多いテニスが好きです。 筋肉

だんだん上達するにつれて余計な力が抜け、洗練されてきます。 ナイス!




ジュニア | 投稿者 松原コーチ 19:09 | コメント(1)| トラックバック(0)

中学に硬式の部活がない

『ぼの』 サンからコメントを貰っていました。
中学に部活が無いので子供達がどうしたらいいかという内容です。

以下がそのコメントです。


マイク こんにちは。
いつも為になるコメントを頂戴し、ありがとうございます。
私は毎週、地域の小学生を集めたテニスサークルのボランティア(球拾いですが:笑)を行っています。テニスを好きになってもらう事が目的のサークルなので本格的な練習ではありませんが、それでも6年生くらいになると上達して、楽しいラリーを見せてくれます。
そんな6年生が中学に入学しても地元の公立中学校には硬式テニス部はありません。なので軟式テニス部に入部するか、他の部活に入部することになります。軟式テニスは嫌だと言うことで、テニス自体から離れちゃう子供も実際にいたりします(それでも高校では硬式テニス部に入りたいと言っています)。
私は軟式テニスをした経験がありませんのでよくわかりませんが、軟式テニスでも、こういう技術は硬式テニスでも生かせるよ・・・とか、良いアドバイスがありましたらお教えいただければ幸いです。
※公立中学校に硬式テニス部が少ないのは何故なんでしょう?

投稿者 ぼの 2010/01/29 15:06



私の考えです。

スマイル まずは薀蓄ですが
日本でテニスが始まった頃ボールが作れませんでした。
そのため、ゴムまりを代用品としてテニスをしました。
これが軟式テニスの始まり、現在のソフトテニスです。

東京高等師範学校(東京教育大⇒筑波大)で採用され
それが全国の師範学校に広がっていきました。

ですから、学校の先生は大多数が軟式なのです。

若い先生たちの中にテニスの経験者がたくさん居るはずなのですが
すでにある部活が軟式なこと、顧問の先生を引き受ける人が少ない為に
少しづつ、硬式の部活も増えてはいるものの、
なかなか大多数というわけにはいかないのです。

われわれテニス業者やテニス界全体で考えるべき問題の一つです。  叫び


さて、中学の部活、どうするかです。
いきなりですが、ソフトテニス部に入るのもありでは
というのが私の考えです。  ナイス!

といいますのは試合を左右する重要技術のストローク。
その打ち方が大変近くなっているのです。



ソフトテニスのフォアハンドの動画と連続写真を見てください。
これは、2006年アジアオリンピック日本代表の辻美和さんです。

面が下向きになるように丁寧なループでテイクバックし
面を保ったまま振り切っていきます。
ほとんど、テニスのトッププロの打ち方と同じです。

ここ何日か話題にしていた、デルポトロよりも
ラケット面の引き方が他の大多数のプロに近いようです。

少し前、大学でソフトテニス部の練習を見たら、皆このような引き方をしていました。
最近のポピュラーな打ち方のようです。

面依存性の低い、軟式が面を保って引いている。
面依存性のより高い硬式の方が・・・・。  冷や汗


ソフトテニスでは同じウェスタングリップを使う
テニスのトッププロの技術に影響を受けているのかもしれません。
逆に硬式のほうが、ウェスタンアレルギーが有ったために
すんなり受け入れられなかったのかもしれません。
この引き方を30年も言い続けてきた私としては、大変に複雑な気持ちです。  悩んじゃう



さて次は、バックハンド。
2003年の世界1、韓国の金法顕の動画と連続写真を見てください

それをご存知、エナンのバックハンドと比べてみてください。
これが彼女の動画と連続写真です

ほとんどいっしょでしょう。
グリップもいっしょ。

ラケット面も見事に保っている。
ただ、他のソフトの選手はもう少し面をかぶせるようです。

どちらにしても技術の違いは案外少ないようです。  ナイス!



このようにストロークの技術はあまり変わりません。
ジュニアのテニスをスポンジボールから始める時代です。
中学の3年間をテニスと同じ大きさのコートで出来
より振り切るテニスの出来やすい
ゴムまりテニスでトレーニングしてみるのも、ありではないでしょうか。  ナイス!


ボレーとスマッシュはグリップを変えたほうがいいと思いますが
これは後からでも出来ると思います。  ナイス!


今回取り上げた例は超一流の人達
中学のソフトの部活の先生や先輩が
こうゆう風に打っているかどうかはわかりませんが
それは、硬式の部活も同じこと。  ガハハ


部活のすぐ先輩に、錦織君が居たり
顧問がフェデラー先生だったらいいんですが。 にっこり



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 18:04 | コメント(6)| トラックバック(0)

両手打ちフォアハンド

今日はデルポトロフォアハンド、続続編の予定だったが
予定変更。

実は、『GAP mama』 さんから質問をいただき
こちらのほうを優先することにしたのだ。

小5女子のお子さんの両手打ちフォアを
片手打ちに変更すべきか否かという内容だ。

この内容は親御さんの一番悩むことのひとつでもあり
コーチとしては自信を持って答えることが
もっとも難しい質問だからだ。

私も、同じ質問を過去に何度も受けたことがあり
自分から提案したこともある。

昔はずいぶん悩んだものだが
最近はかなり明確に答えることができるようになった。


質問のコメントは以下のとおりです。


マイク いつも勉強させていただいています。
ジュニアテニスに どっぷりはまっている親です。
数多くの ジュニアを見てこられたコーチにお尋ねします。
わが子は、小5女子で フォア、バック共ダブルハンドのプレイスタイルです。
最近 コーチから 「今後を考えて シングルハンド(フォア)へ 変えますか?」・・・と 提案されています。
よく ダブルハンドは シングルに比べてリーチが・・という声を耳にしますが。
松原コーチの見解を 伺いたいです。

投稿者 GAP mama 2010/01/28 08:48



私の答えです。

スマイル 次の条件をすべて満たしていれば、両手のままでいいと思います。


1、他の子よりすごいボールを打てること。

2、バランスがいいこと。

3、傍から見ても、滑らかでスムーズに打てていること。

4、本人が気に入ってること。


両手フォアの一番のご利益は、すごいボールが打てることだと思います。 フォアハンドg

逆に、デメリットとしてはバランスがとりにくいこと。
身体を動かすことについての自由度が減ること。  はにわ

この自由度が少ないことについてはメリットである可能性もあります。
片手フォアはどんな身体の向きでも打てるので
いい加減な打ち方になる可能性も高く。
コントロールに苦労する人も多いのです。
両手にすることにより制限がかかり安定してしまうということです。 あれー?

又、3番ですが、滑らかじゃないと腰や背中など
いろいろなところにしわ寄せが来ることもあります。
無事にテニスを続けられるということが一番大事な条件かもしれません。


1番、4番は大前提ですよね。

メリットがあって、デメリットがほとんどないのなら
両手のままでいいんじゃないですか。 ナイス!

もちろんこの逆なら即座に片手にすべきです。


リーチが狭くなる話は確かにあります。
でもほんのちょっとでしょう。

いざというときのために片手でも返球できるようにしておく必要はあります。

この辺は両手バックの人が遠いボールに対し
片手のスライスを使うのに似ていますよね。
    (女性の強い選手にはスライスも両手という人がけっこういますけど)



ちょっと別の見方をしてみます。

たぶん、トップクラスの選手の両手フォアの比率は

選手全体の中での両手フォア比率よりかなり高いと思います。


これは統計を調べたのではなく、私の感じですが。


だからといって、適性のない人は無理に両手にすべきではないと思いますよ。 うるせー



ここまでがコーチや親の思惑。

最終決断の一番の重要事項は、4番。

本人がどうしたいのか、だと思います。 スマイル





ジュニア | 投稿者 松原コーチ 11:32 | コメント(3)| トラックバック(0)