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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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松原コーチ 10/15 18:57
回答ありがとうござい…
フランカー 10/15 18:30
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遅いボールをたたくのは難しい?

 相手のボールが速い時はこちらもいいボールが打てるのに
ゆるいボールが来るといいボールが打てない。
よくある話です。

 先日の 『以前にエルボー 』さんのコメントにも

「どうして速いボールを打つのは簡単なのか?
遅いボールも簡単にするには?
これも長年の悩みです」

というのが入っていました。


 時間的に余裕があり、ちゃんと構えられ、
全身どのようにも使えるゆるいほうがやさしいはずなのに
誰に聞いても答えは逆のようです。



 さて、速いボールがきたら打てるということは
ゆるいボールがきても、同じことをすれば打てるということではないでしょうか。

 じゃあ、速いボールが来たらやっていることとは何でしょう。

 羅列してみます。

1、急いで構える。
2、身体をあまり使わない。
3、しっかり上体をブロック。
4、速いボールに負けぬようしっかり握る。


 じゃあ、ゆるいボールが来たらやっていることは?

1、構えをゆっくり。
2、身体をしっかり使う。
3、しっかり押す。
4、手首をやわらかく使う。
5、腰を落とす。


 なんか見えてきませんか。

 『上体をしっかりブロック』 、 『グリップをしっかり握る』 以外は

 ゆるいボールが来ると
余計なことばかりしているような気がしませんか。  あれー?

 細かいことを言うと
姿勢がどうとか、ラケットの引き方はとか、いろいろあるのですが
相手ボールが速い時はOKだということは
それらはほとんどクリアーできている
ということではないでしょうか。     ナイス!


 まとめると

 余計なことはせず、

 『上体をしっかりブロック』

 『グリップをしっかり握る』   ということでしょうか。


 上体をブロックすると
パワーの伝達にも役立ちますが
姿勢が決まって、身体の軸が安定するということでもあります。


 グリップをしっかり握る、握り方ですが
はやいボールを打ち返すとき、いつ握っているか自分を観察してみてください。

 たぶん、インパクトの瞬間だけではないですよね。

 スウィングのかなりの期間でしっかり握っていませんか?


 だから面が安定するのです。



 姿勢が決まって、面が決まれば、そりゃあ入りますよね。 ガハハ





追伸) 身体が硬くなり、手首も硬くしてしまったら

    スピードが出ませんよね、と思った人

    相手ボールが速いとき、スピード出てませんか?


    だまされたと思って、一度ゆるいボールを

    上体と手首、固めて打ってみてください。  にっこり




さらに追伸) スピンサーブ、スライスサーブ、プロネーション(回内)の使い方、のお話。

       本日、写真撮影に失敗 (本当はわすれた)  うるせー

       明日以降に延期です。

フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:38 | コメント(3)| トラックバック(0)

追い出されたらロブは?

『フランカー』 さんから質問をいただきました。


 以下がコメント中のその部分です。


マイク 今回松原コーチにお聞きしたいのは大きくコート外に振られた際にうまくロブを上げられず浅くなり(両サイドともに)次で決められてしまうという場面が多いのですが
振られた際に上手くロブを上げるという技術を教えていただけたらと思います

それから以前書かれていましたスライスサービスはプロネーションを控えめにして打つについては分かるのですがスピンサービスはプロネーションを使って体の右側に振りぬくという記載があり 何故プロネーションを使わなければいけないのかよく分かりませんでした
現在基礎からスピンサービスの2ndを練習していることもあり良ければそのあたりも解説をしていただければと思います

投稿者 フランカー 2009/10/30 01:38


 私の答えです。

スマイル サーブのプロネーションについてはたいへんいい質問だと思います。

 写真があると説明しやすいので
明日、印西で写真が撮れましたら、やりたいと思います。



 そこで、ロブの話です。

 スライス系のロブを前提として話します。

 というのは、状況から見て攻められているわけで
もし、トップスピンロブを考えているのであれば
それは、ショットの選択ミスと考えたからです。

 もちろん、質問者が、『ナダル』 さんであれば
必ずしもそうではありません。              イシシ



 さてスライス系のロブです。

 スライス系のロブならどこから打ったからとびが悪いということはないと思います。

 打ち方の問題でしょうか?

 しっかり引いて、スウィングし、
インパクトでスウィングを止めるような感覚で打ちます。

   (この止め加減がタッチです、強さ、飛距離を決めます)

 もちろん手打ちでいいんです。 (正確には腕打ちです)

 そうすれば、余裕のあるときでも、ぎりぎりで追いついたときでも
同じようなスウィングができるし、同じ当りが出せると思います。


 もし運ぶような感覚で打っているなら
それとも、全身で打つようなイメージがあるなら
体勢が悪いとき、やっと追いついたときなどに
飛距離が出ないといったことがあるかもしれませんね。




 もうひとつ

 ロケーションとして考えられるのは
横に追い出されると、サイドラインに対し斜めに打つわけで
普通にストレートに上げる場合と比べ
ベースライン深く打つにはかなり飛距離を大きくしなくてはいけません。

 「その分も考え、思い切って深く打ったら」 ということです。  叫び

 
 それとそのときは、クロスにしっかり深く上げると、

 ロブ自体もエラーしにくく、

 スマッシュされたボールにも、少しは追いつきやすくなります。



 先ほどの打ち方の練習法ですが

 『ロブとジャンピングスマッシュのラリー』 はどうでしょうか。

 インパクトのタッチを磨くのによい練習だと思います。

 それと、暇がないので、運ぶようなロブですと、
対応できないような状況を作れます。       まいったぁ



 おせっかいに、もうひとつ付け加えますと、『早く引くこと』 です。

 足が追いついたときにラケットも間に合うように
早めに引いておき、ぎりぎり追いつきながらスウィングを始めます。

 そしてぎりぎり追いついたところでジャストミート。 拍手   ナイス!




技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 20:20 | コメント(2)| トラックバック(0)

後退しながらのハードヒット

『以前にエルボー』 さんからコメントをいただきました。
その中に後退しながら打つコツについてありましたので
今日はこれ。


以下がコメントのその部分です。

マイク 下がりながらの打ち方は習った事があり、できるのですが、もっと積極的に活用していきたいと思いました。
パワーも入れやすいということですが、わたしはどうも力強く打てない場合が多いのでコツを教えていただけますか?

投稿者 以前にエルボー 2009/10/28 20:51



私の説明。

スマイル  通常、パワーが一番入るのは
打球方向に移動し、
インパクト前に体重移動をブロックすることにより
加速するというメカニズムだと思います。

次の写真がその好例。

ホームラン


 そう、野球のホームラン、ヤンキースの松井です。 拍手

 右足で体重の移動を止め、両手打ちフォアハンドでフルスウィングです。


 物理的になにが起きたかというと、

1、体重が前に移動した。
2、右足で体重移動にブレーキをかけた。 (マイナス方向の加速をした)
3、体重の運動量が腕のほうに移動した。  (プラス方向の加速)
4、腕とラケット(バット)がすごいスピードで振れた。


 この2、3、の連鎖が重要なのです。

 ホームランの場合、ブレーキで、体重移動を後ろ向きに加速させました。

 止まっている状態から、同じような加速をするには
身体を後ろに下げることです。

 もし下がっている途中なら、最後の1歩、
少しだけスピードを上げて、後ろに跳ぶのです。

 下がるのを止めようとすると逆効果になります。


 たぶん、普通に考えれば、下がるのは損。
なるべく下がらないようにしたほうがパワーがロスしないと考えると思います。
そうすればするほど、ハードヒットからは遠くなります。


 これはナダル下がりながら打ったところ

 少なくとも、下がるのをやめようと思ってはいないようでしょう。


 それと、もひとつ大切なのはナダルが右足(左利き)をどけ、
しっかり前向きを作っていることです。
これで振りぬきやすくなるのです。

 前の足を思い切って下げるのは一石二鳥なのです。



 次は、エナン下がりながらのハードヒット


 下がらなくてよさそうな体勢なのに、
最後の1歩、わざわざ少し下がっているのです。



 「インパクトの寸前、すうっと下がるのです」


 すごい加速をする必要はありません。




 同じような話が、クロス、逆クロスの打ち分けでの体重のかけ方でもあります。

 それはまた、機会を改めて。 ナイス!




追伸) ここだけの話ですが、本当はこれ (秘密のコツを教えます) 悪だくみ

     私が下がりながらのハードヒットを放つとき

     イメージしているのは 『ドラゴンボール』

     悟空が、苦しい体勢から放つ、逆転の 『カメハメ波』

     「ベジータ、これでも食らえ」   ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:49 | コメント(5)| トラックバック(0)

打点をぴったりにするには

 『以前にエルボー』 さんから質問を入れていただきました。

 以下がコメントの全文です。
お褒めの言葉もあったので、質問以外も入れちゃいました。


マイク わたしばかりが連続で質問しているようですみません。
いつも回答がとても素晴らしいので、聞きたい事が次から次へと出てきてしまいます。
こうしてみると、自分はこんなにテニスに悩みを抱えていたのかと改めて思ってしまいます。

今回お聞きしたいのは、打点をどうしたらもっと前にできるかということです。
ストロークもボレーも、もっと打点が前と言われます。
言われて簡単にできればいいのですが、なかなかできません。
打点のイメージをもっと前にすれば、、、もっと脱力できるようになると自然と打点は前になる、、、、etc.いろいろとアドバイスをもらってきましたが、何故かできません。
よろしくお願いいたします。

くすのき大きく育つといいですね。


投稿者 以前にエルボー 2009/10/27 16:44


 私のお答え。

スマイル まず、私ばかりが質問をと書いてありましたが、
どうぞ遠慮なしに質問を入れてください。
多分同じ疑問や、症状の方がたくさんいると思います。

 私としては、皆さんが何で困っているかまで
考えなくていいので、大変助かっています。


 さて、打点の話。

 ボールをしっかり見ていますか?

 しっかり見ていると、たいてい、振り遅れます。 あれー?

 極端なことをいうと、インパクトまでボールを見て
それから振れば、必ず遅れます。

   (そこまでは当然してないでしょうが)

 打点が狂って早すぎるという人はあまりいないので
たいていの人が遅れる方向なのはそのためです。

 ボールはもちろん見なければいけないのですが
ボールそのものより、ボールの動く黄色い線をしっかり見る。
というのはどうでしょう。


 前にもこのブログで書いたことがあるのですが
われわれは、ボールを見て打っているのではなく
頭の中で想像した(予測した)ボールを打っているのです。

 確かに途中までは本物のボールを目で追っていますが
バウンドして軌道が定まれば
それから先は想像したボールをインパクトぴったりタイミングで打つわけです。

 ですから、打点まで見るのをやめる。
自分から2m以内に入ったら、ボールは見ない。
(2mというのはたとえばで、いい加減な数字ですが)


 練習法ですが
頭の中にしっかりボールの動きのイメージができるようになればいいのです。

 具体的には、ボールを想像して
そのボールをジャストミートする素振りをする。

 その後で、実際のボールをインパクトまでは見ずに打ってみる。

 たったこれだけのことなんですが
ライジングも普通のフォアも、ボレーもスマッシュも
打点を遅れずに捕らえられると思います。



 それとストロークの場合ですが
大きく振る場合はどうしても間に合わないこともあります。
その場合には、下がりながら打ったらどうですか。

 これは、ナダル下がりながら打ったフォアハンドの連続写真です。

 これは、トップスピナーの普通の打ち方です。

 打点の位置は自分から見て前だったり後ろだったり
常に変化しています。

 必ず、どちらかに動いて合わすとすれば
半分は下がって合わしても不思議はないと思います。
しかも、下がって合わすのはボールとの相対速度を下げるので
慣れるとむしろこちらのほうが簡単なのです。
そして結構、パワーも入れやすいですよ。


 
 『以前にエルボー』 さん、ぜひ、質問を入れてくださいね。
それと結果も出ましたら教えてくださいね。 にっこり



技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:15 | コメント(2)| トラックバック(0)

町田ローンのくすのき

 先日の神奈川県テニス事業協会の研修旅行。
最初の訪問先は町田ローンテニスクラブ。

町田LTC看板


 草野ヘッドコーチに案内してもらったことは先日書いたとおり。

 実は、町田ローンテニスクラブは
私がテニスコーチになるきっかけを作ったところ。

 ちょうど30年前、サラリーマン3年目、友人に誘われ、
ここの オープン ダブルス トーナメントに出場したのだ。

 ベスト16までいって、ころっと負けたのが
第1シードのこの人、草野さん。

 あのころは私も今のテニスに変える前、
フラットのフォア、スライスのバック、昔風のテニス。
学生時代のまんまやっていた。


 試合のことは何にも覚えていない。
いやなことは忘れてしまうからなのか。


 覚えているのはこれだけ。

 試合前の待機時間に、目の前でジュニアのレッスンが始まったのだ。

 コーチは三浦さん、あの井上悦子プロを育てた人。
    (去年、今年と、2回も、印西に来てくれた、エッチャン、兼城悦子プロ)

 生き生きと動き回るジュニアたち。 フォアハンドb フォアハンドg

 私の中で何かが落ち、何かがはまった。  まいったぁ


 4ヵ月後、残務処理を終え(たことにして)、無事に退社。
 テニスのコーチとして歩き始めたのだ。  ラケット&ボール


 町田ローンテニスクラブはコーチとしてのきっかけを作ってくれた場所。



 さて、クラブハウスの前には大きなくすのき。

町田LTCのくすのき


 あの、30年前には、ハウスの軒先くらいの細い木だったそうだ。

 40年くらいでこうなるんだ。 ナイス!


 印西のクラブ、うちのくすのきもこんな風になってほしい。

 これは、松原テニスクラブ印西 7番コート脇のくすのき、ただいま50cmくらい。

くすのきの巨木


 町田ローンテニスクラブはジュニアも、くすのきも

 私の目標としている、先輩テニスクラブなのだ。



日記 | 投稿者 松原コーチ 12:35 | コメント(1)| トラックバック(0)

ドライブボレーとは

『以前にエルボー』 さんから
ドライブボレーのコツについて質問をいただきました。


以下がコメント中のその部分です。


マイク  ところで、スライスボレーとは逆になりますが、ドライブボレーのコツを教えて下さい。
無理せず、ゆっくり打ち返せばいいと教わったことがあり、それならばできるのですが、もっとプロのようにバシっと打ち返せるように、なりたいと思っています。

とのことです。



私の答えです。

スマイル まず、ドライブボレーを必要とする意味について考えてみます。

 ダブルスではパワーで抜くか、相手にぶつける。
シングルスでは、オープンコートに、相手の戻る前に、エースを打ち込む。

 ですから、強いショットが必要です。
もし強くなくていいなら、スライスボレーで充分です。

 次に、ドライブボレーを打つのに必要な条件ですが
それは時間です。

 なぜ、ボレーで普通、スライスを使うのかというと
それは時間が無いからなのです。


 この二つをまとめますと
ドライブボレーとは、少し余裕のあるときに振りぬいて打つものだ、ということです。

 もうひとつ条件を付け加えますと
ドライブボレーはベースラインの中から打つということです。
    (理由はわかりますよね)


 スウィングの技術的な話でいうと、

 『浅い位置から決め球に打つトップスピン』 です。


 ポイントは二つ。

 1つ目は、低い位置にフィニッシュすること。

 2つ目は、ノーバウンドのタイミングにあわせることです。


 1つ目の話は、次の モーリスモの連続写真を見てください。


 これくらい、下にフィニッシュします。
それと身体の向きですが
前向きで終わりではありません。
連続写真はみんなこの辺で終わるので
つい誤解されますが  (この後のコマがあれば)
もう少し、上体の回転は続き、右肩が前に出ますよ。

 それにしても、面が変わらず、姿勢もよく、すばらしいスウィングです。


 次に2つ目のタイミングですが、
バウンドがありませんので
スマッシュと同じ
ボールが落ち始めたら、滑らかに振り始め
一気に振り切ります。

 ビョークマンの 両手バック・ドライブボレーの連続写真を見てください

 特にタイミングのこと、動画を見て、滑らかな振り始めを感じてください。

    (無拍子という感じです)


 短く打つためのフィニッシュの取り方もわかりますよね。



 練習法ですが、

 中ロブを想像し、その想像したボールを素振りでジャストミートしてください。

 それができれば、本物のボールを球出ししてもらい、打ちます。



 コツですが、

 (インパクトで前向きになるために)早く横向きを作ることです。

 ビョークマンも 一瞬ですが上体の向きが横向きで止まる形を作っています。
フォアなら、振るのに時間がかかるため、
もう少し早く横向きを作ることが必要です。



 打ち方そのものは、短いワンバウンドと同じです。
コツとしての下にフィニッシュ以外はここでは書きません。


 ちょっと意地悪な言い方をすると。

 短いワンバウンドを無造作に決められないようなら、
ドライブボレーはやめたほうがいいです。  あれー?




ボレー | 投稿者 松原コーチ 16:01 | コメント(1)| トラックバック(0)

スイートスポット

『ヒロリン』 さんからサーブでスピンをかけた場合の
ラケット面への当て方について質問を頂きました。

以下がコメントの全文です。


マイク いつもホームページ拝見させていただいています
テニスの極意のサーブ&スマッシュを購入し拝見したのですが、
サーブのことで、ご質問したいので投稿しました
自分は先生がDVDの中で話されているとおり、ファーストはフラットでなかなか良いサーブが打てるのですが、セカンドは全然だめでまさに羽子板打ちでダブルフォールトが怖いため完全に入れに行ってしまいます。。
そこで是非ともスピンサーブまたはスライスサーブを覚えたいのですが、DVDを見ていてどうしても理解できないところがあるので出来れば教えてください。
スピンサーブ、スライスサーブの場合ラケットの端から端を斜めに使うと言うことは、インパクトの瞬間ボールはスウィートスポットの真ん中に当てずにフレームの近くに当てると言うことでしょうか?
またどちらのサーブの場合も最後のフォロースルーは回内でよろしいのでしょうか?
投稿者 ヒロリン 2009/10/24 17:42



 私の答えです。

スマイル コメントありがとうございます。

 まず、スピンサーブでのあたる場所を写真で見てください。

スピンサーブのスイートスポット


 ある程度、スウィングスピードのある人はこの辺りです。

 スピンサーブの上手な人のラケットを見せてもらえば
この辺に、ナイロンのおこげがこびりついているはずです。

 私のラケットにはおこげがついていません。

 ストリングスがポリだからなのか?
私のスウィングスピードが遅くなったからなのかは不明です。

 ただし、YYのステンシルのこの辺りが薄くなっているところをみると
この辺に当たっていることは間違いないようです。


 フラットに打つときは直角に当たるので
左右の位置で言えば、真ん中に当たると思います。

 スピンをかけるときは、斜めに当てますので
スウィング方向側に当たる位置がずれます。

 ラケットの端から端までこするわけではなく
5cmとか7cmとか少しの間ボールと接していると思います。

 数字は私の感触、想像で何の根拠もありません。

 もし概算で出すとすれば
100km/hの速度でラケットヘッドが走り
それが、ボールの接触時間1000分の5秒間の間に走る距離をだす
斜め45度でボールに当たるので
横にずれる分を計算に入れ、サイン45度をかける。

 この計算ですと、10cmくらいでしょうか?

 数学好きな人、物理好きな人、暇な人はやってみてください。
嫌いな人は見なかったふりをしてください。
知らなくてもテニスにはなんの差し支えもありません。

 真ん中をずらして当てるわけですが
特に意識してずらす必要はありません。

 うまく打っている人は、「真ん中で打っている」
と思っています。
手の感触が、ここがスイートスポットだといっているのです。

 一番飛ぶところ、感触のいいところを勝手に探し出しているだけです。


 つぎに、縦方向に、先の方にずれている理由です。

 ラケットとボールの衝突速度が早くなると
ラケット面が反発してくれる度合いが低くなります。
これを反発係数が低くなるといいます。

 そうなると真ん中も端もとびがあまり変わらなくなります。

 ラケットヘッドの方が真ん中より速度が速いので
そこで打ったほうがとびが良くなるのです。


 これも手の感触は、一番飛ぶところを自動的に探し出します。

 ですから自分では常にスイートスポットなのです。

 もしかしたら調子の悪い時にちょっとだけ
その方向にずらして当てるつもりだと調子が戻るかもしれませんけど。


 フォアハンドのストロークも同じです。
写真でYYマークの3角形、上側の方が少し薄れています。

 ここが私のフォアハンドのスウィートスポット。

 昔はもっと上だったんだけど ・・・・




 そうそう、回内でした。

 スピンサーブは強烈に回内し
フィニッシュを状態の右側に持ってくるとうまく打てます。


 スライスの場合は回内をあまり使わず
一定の面を保ったまま、フィニッシュを体の左に持っていくとうまく打てます。

 回内を使いすぎるとフラット気味になり
スライスのキレが出せないようです。

 回外させると、肘を痛めますから要注意。
これを『りんごの皮むきサーブ』と呼んでいます。




 またまた薀蓄ですが。

 先ほどのボールをはじかなくなり始める衝突速度ですが、
時速100Kmを超えるくらいが目安のようです。

 男子のスウィングスピードの速い人、
サーブ、スマッシュ、フォアハンドでよくみられます。

 だからうちのコーチ、T君
スマッシュでストリング、先っぽを切るのです。


サーブ | 投稿者 松原コーチ 16:44 | コメント(1)| トラックバック(0)

高めのボレーの打ち方

 先日の『kaufman』 さんからの質問の後半
ミドルボレーについてでしょうか。


 以下が質問後半部分です。

マイク また、ボレーの記事につきましても質問です。
スライスをしっかりかけたボレーというのは非常に参考になっております。
ネットより低いところのローボレーについては、ラケットをボールの下に入れやすく
スライスをかけやすいのですが、ネットくらいの高さであまりボールがおじぎしない
ようなボールについては、打ち方のイメージがあまりつきません。
同じようにボールの下にラケットを入れようとすると、あたりが薄くなりすぎて
伸びるようなボールにならず・・・
同様な問題をバックハンドスライスにおいても抱えており、ボールが落ちてくるところ
で打てない時に、どのようにラケットに当て、どのようにフォロースルーするべきか悩んでおります。
このあたりもご解説いただけませんでしょうか?

どうぞ宜しく御願い致します。
投稿者 kaufman 2009/10/19 13:22



 私の答えです。

スマイル ネットの高さくらいのボレーが打ちにくいということですので
ミドルボレーの話ということだと思うのですが
ローボレーはOKということで
高め全般という風にとらえました。

 低いところが打ちやすいというのは
構えが低いということではないでしょうか。

 どの高さのボールでも、打点より高く引いて
弧を描いて、面がだんだん上向きになっていくようなスウィングをすれば
アンダースピンはかかります。

 打点より高いところにセットすることができるかどうかが
1番のポイントと見ていいと思います。

 2番目のポイントは引いたときに面が上を向かないこと。
フォアボレーの名手は思い切って下を向けるくらいです。



 今回は少し高めのボレーを例に説明します。
ミドルボレーの場合には打点を少し前にして
面がもう少し上を向いた状態で捕らえるということが違うだけです。


 まずここに引きます。 (面が少し下を向くくらい)

フォアハイボレーの引き


 そしてインパクト。  (手首の角度を変えず少し上向きで捕らえる)

フォアハイボレー打点


 フォロースルー。
インパクトから運ぶのではなく、ここに向かって止めていきながら打つつもりで。

フォアハイボレーのフィニッシュ


 ミドルボレーならさらに面が上向きになった、
もう少し前の打点で捕らえればいいのです。

 ローボレーよりは引き付けて、上向きになる前に捕らえるので
当たりが薄くなりすぎずに打てるのです。


 基本的に、ローでもミドルでもハイでも、
同じスウィングだと思っていいと思います。
浮いたボールでもラケットヘッドを効かせて
パンチというのはあまりしないほうがいいと思います。

 ハイボレーができれば、
ミドルボレーも楽に打てると思いますよ。

 引いた位置を打点より充分に高くできるようにしてみてください。  ナイス!


ボレー | 投稿者 松原コーチ 17:57 | コメント(3)| トラックバック(0)

薄いグリップでの手首

10月18日のブログ、『フォアの構え方』について
『オーシャンサイド』 さんから コメントに質問を入れていただきました。



 以下がコメントの後半、質問部分です。

マイク ところで,自分は30年前にテニスを始め,いまでもコンチワングリップですべてのショットを処理しています。テイクバックはインパクトの形で・・・とありますが,やっぱりコンチのフォアハンドでも,手首の形はキープした方がいい(安定)するのでしょうか?

コンチの場合,打点があまり前ではないので,それほど意識しない程度の方がいいように感じましたが,いかがでしょうか?
投稿者 オーシャンサイド 2009/10/19 14:33



 私の答えです。

スマイル フォアハンドの腕使いはたいへん、自由度が高く、
面の向きは油断すると、すぐにとっちらかっちゃいます。

 ですから、手首の角度の安定は厚いグリップと同様に大切だと思います。

 薄いグリップはラケットヘッドが立ち気味になりますので
振るときに、ラケットヘッドが自身の重みの慣性力で後ろに取り残され
面が上を向いてしまいがちです。

 そのため、薄いグリップの人は面を安定させるため
手首を無意識に固めていると思います。
そうゆう人は、意識して固めなくていいと思います。

 それともうひとつ、
薄いグリップの人は厚いグリップの人に比べ、
ハードヒットするケースが少ないと思います。
ハードヒットしなければ、エラーしにくいため
手首を固めることの必要度が低いということも考えられます。

 まあ、ハードヒットじゃなくてもコントロールを良くするには、
手首を使わないにこしたことは無いと思います。



 手首を使わないフォームを参考までに示します。

 東戸塚校の藤田コーチにモデルになってもらいました。

 場所はコートが空いていなかったので、東戸塚校の駐車場です。


 こんな風にラケットを引きます。
面は少し下を向き、手首の角度はインパクトと同じです。

薄いフォアの引き


 体重を前にかけていき、上体が横向きを残したところでインパクト。
手首の角度は一定、ひきつけ気味の打点です。

薄いフォアのインパクト


 そしてフィニッシュ。   (もう少し前まで振ってもOKですよ)
ここでも、まだ手首の角度を保っています。
面は少し上向きです。    (腕をひねらなければそうなります)

薄いフォアのフィニッシュ


 どうですか、
手首を固定した薄いグリップでのフォアハンド。
安定して、打てそうでしょう。


 実はこの打ち方   (技術論の分類では)
私はスライスだと思っているのです。
スライスショットの極限まで回転を減らしたショット。 (フラットです)

 昔から、基本として先輩からうるさく言われたこと。

  1、ラケットヘッドを高めに保持しろ。
  2、しっかりひきつけろ。
  3、押せ。
  4、身体を開くな。


 結構当てはまっているでしょう。 あれー?

 見事なボレーが打てそうなアドバイスです。

 一見、昔風な技術みたいですが
さにあらず、非常に重要なアドバンテージがあるのです。

 このフォアの持ち主はネットプレーとの親和性がいいのです。
ストロークからさりげなくネットに付き、ボレーを打つ。
難しいボールはスライスで、
甘いボールはフラットでしっかりたたく。

 ライジングを使う。

 サーブアンドボレーをする。

 ダブルスが得意。  等々


 なかなか、侮れないテニスなんです。  ナイス!

 ただ、ストロークのパワーやコントロールが極限に来ている
現代のプロテニスでは生きていくのが難しいようです。  不満



追伸) 薄いグリップでもラケットヘッドを下げると

    トップスピンが打ちやすくなり

    厚いグリップと同様な

    トップスピン系の使い方ができます。



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:35 | コメント(3)| トラックバック(0)

高い打点のフォアハンド

 『kaufman』 さんから質問をいただきました。

質問は二つ、フォアの高いボールの打ち方とフォアのハイボレーです。

今日はそのうちの高いフォアハンドストロークが題材です。


以下がそのコメントの前半部分です。

マイク いつも楽しく拝見させていただいております。
(テニスジャーナル連載時代から愛読者&テニスの極意購入者です)

さて、先日低い打点のフォアハンドについて質問がありましたが、
私は逆に高い打点のフォアハンドに悩んでおります。
比較的トップスピンを強くかけて打つタイプなのですが、低い打点は
得意で、腰ぐらいまでの高さのボールをフラットドライブでラインギリギリ
にストンと落とすボールを得意ショットとしております。
しかし、高い軌道のボールが深く入ってくると、グリップがセミウェスタン程度で
そこまで厚くないせいか、ふかしてしまいそうで振り切れず、合わせてしまうだけ
になり浅くなって相手に攻められるというケースが多くなります。
以前の記事にスライスで返球することが書かれていましたが、なんとか
ここをしっかり打って攻めていくテニスがしたいのですが、
打点(前後、高さ)や、スイング方向、ボールのどのあたりを叩くか、ボールの軌道
等についてご解説いただけませんでしょうか。

また、ボレーの記事につきましても質問です。 ・・・

投稿者 kaufman 2009/10/19 13:22



 私の答えです。

スマイル 比較的トップスピンを強くかけて打つタイプ、ということですので
トップスピナーを前提の説明にします。

 打点が腰の辺りなら、トップスピンで打ちます。
地面すれすれの低いときは手前から向こうにサイドスピンをかけるというのを
9月27日のブログに書きました。

 要はそれと逆です。
胸より高い打点では、さらに上に向かっては振り切れないので
右から左に向けてサイドスピンをかけて打ちます。
これをラケットの動く形が自動車のワイパーに似ているので
『ワイパースウィング』 といいます。

 東戸塚松原テニススクールの藤田コーチにモデルになってもらいました。

 まず打点より右側から振りはじめます。

 この時上体の向きはほとんど前向きです。

ワイパーは外から振りはじめる


 次が打点、身体の前で捕らえます。   (打球方向からの写真です)

 上体は前向きよりさらに回っています。

打点は身体の前


 そして、身体の左下にフィニッシュ。

 右肩が前に出ています。

左下にフィニッシュ


 この打ち方で頭の高さくらいまでは打てると思います。

 もっと上でも、打てないわけではありませんが
力が入りにくく、威力がなくなるので
頭より下に落として打つほうが現実的です。


 コツですが
どんな高さで打つにしても振りぬく方角にしっかり上体を向けること。
これはインパクト前に向いている必要があります。

 今回の、高いボールに対しては右から左
アウトサイドインのスウィングになりますので  (前向きでは足らず)
打球方向よりかなり左側を向く必要があります。

 ですから打ち終わったとき、右肩が前に出てきているのです。

 同じ理由で、低い打点のときは逆に、しっかり横向きを作るのです。


 もうひとつのコツですが
高いところにセットし
下にフィニッシュするイメージを持つといいです。

 そしてインパクト後に最大スピードにするつもりで振ると
インパクトのスピードがしっかり出せます。
高い打点では低い打点のとき以上にこのことが効いてきます。


 練習法ですが
ネット近くにロブで球出ししてもらい
それをゆっくりスウィングで、
頭より高い、正面の打点で
右から左にサイドスピンをかける。   (サイドスピン感覚を作る)
構えの時からボールを正面に見て
横向きを作らないことも重要です。

 慣れてきたら、打点を頭の高さにして
だんだんスピードアップしていきます。


 球質ですが、
少し落ちながら右に曲がっていきます。


 それとグリップですが
セミウェスタンなら何の問題も無いと思います。
私もセミウェスタンです。

 この打ち方のポイントはボールに対してスウィングする方角ですので
イースタンくらいのグリップでも可能。
少し威力は落ちますが、コンチネンタルでも打てますよ。


 他の高さと同じように
スピン量を減らしていけばフラットのショットになります。

 ですが、最初はヘビートップスピンで始めることをすすめます。

 その後、面をしっかり保ち、姿勢も保て、しかも大胆な人は
回転を減らしていけばいいと思います。



 オーシャンサイドさんからも質問をいただきましたが

 早い者勝ちで  (1時間早かった)

 kaufman さんを先にさせていただきました。



 そうだ、

 以前、6月4日のブログでスピンをかければかけるほどアウトするというお話を書いたことがありました。

 これもワイパーにふれていたと思います。

 「ふかしてしまいそうで振り切れず」

 という、『kaufman』 さんはぜひ見てください。

 暇な人も開けてみてくださいね。



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 17:46 | コメント(1)| トラックバック(0)

事業協会の研修

 月曜日、火曜日と神奈川県テニス事業協会の研修旅行に参加した。

 事業協会というのはテニスクラブ、スクールの業界団体。

 今回の研修旅行は相模原、町田、八王子のクラブ、スクールを見学し

 そこの経営者にお話を伺うのがメイン。


 夜は河口湖のFITリゾートに泊まり

 のんびり宴会かと思いきや

 これからのテニス界をどうするかという熱い議論。


 そのまま、日が変わり、

 今月初めて、ブログの更新ができなかった。


 これは、町田ローンテニスクラブで施設見学中の写真。

町田LTC見学中


 胡散臭い、おじさん集団がうろうろ。 足跡

      (一番胡散臭いのがカメラのこちら側にいたらしいが) うるせー


 草野ヘッドコーチ、ありがとうございました。

     (真ん中の白いトレーナーの方です)


 ここ町田ローンテニスクラブは、30年前に私の人生を変えるきっかけになった所。

 その話はまたいずれ。


 翌日、朝食後のレストラン前。

FIT前の富士山


 空気もかなりひんやり。

 紅葉がすごい

 どうだんつつじを撮ろうとしたら

 あざみ野LTCの益山社長にカメラを取られてしまい  筋肉

 「あなたが入れば、つつじが映えるから・・」 ということで、

どうだんつつじと胡散臭いおじさん


 この日も2ヶ所のクラブを見学。

 無事に相模大野駅前で解散。


 マイクロバスを出してくれ、

 ずうっと運転してくれた、東林間TCオーナーの阿部さん

 ありがとうございました。

 いつもおんぶに抱っこですいません。


 そんなこんなで無事帰宅。 にっこり

 自宅からブログを更新と思ったらつながらない。 あれー?

 ADSLのモデムがおかしいらしい。

 今日、調べてもらい、交換することになった。


 しかし、接続できない理由を調べるのも、連絡するにも

 インターネットに接続しなければならないというのは

 大いなる矛盾。  まいったぁ

 YAHOOのHPを見ないと電話番号もわからない・・・・



 結局、2日連続で更新なし。  冷や汗





 留守中にコメントを入れてくれた

 『kaufman』 さん、  『オーシャンサイド』 さん

 ありがとうございます。

 明日からまた、ご質問につき少しづつ解答しますね。



日記 | 投稿者 松原コーチ 19:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアの構え方

 今日は印西のクラブで会員さんとプレーした。

 女性3人とダブルスをしたが

 フォアハンドのエラーが多い。

 1人が構えで、ラケットが立っていて、

 手首に角度がつきすぎている。   (ほぼ、ボレーの形)


 もう1人は、待っているときの形は打つ形になっているのだが

 手首の力が抜けているため

 引くときにラケットヘッドが遅れ

 手首の形が変わってしまう。



 試合後にインパクトの形で待ってもらい

 そのまま、引いて、打ってもらった。

 1本目から当然のように入るのですぐ納得してくれた。


 これが打つ形での引き始め。  (10月8日、藤田コーチの写真、再登場)

低い引き始め


 そして半分くらい引けたところ。

低い構えからの引き


 フォアハンドというと構え方引き方。

 「松原というやつは何でそればかりなんだ」 不満

 という人も多いと思う。

 私もそう思う。 ガハハ


 実は、クラブプレーヤーの9割以上がこの問題を抱えていると思う。

 そしてこれをクリアーしなければ

 安定したフォアハンドのハードヒットはまず無理。

 逆に、これをしているのにフォアが打てないなんて人はまずいない。

 というほどの、基本中の基本だからだ。


 うちのスクールでも

 初級のクラスではコーチが強調するので、結構みんなちゃんとできている。

 うちが上達が早いのは、これがだいぶ寄与していると思う。

 中級上級と進むにつれ、ボレーの構えに引っ張られるのか

 ラケットを立てて構える人が普通になり。

 かなりの確率でフォアが打てなくなってしまう。


 ストロークとボレーで違う構えをすると違反だと思っているのかもしれない。 あれー?


 ぜひボレーとストロークは構えを分けましょう。

 ストロークはラケットヘッドを下げて構えましょう。


 『インパクトの形の構えをし』

 『そのまま引いていくこと』

 たったそれだけで、フォアハンドの名手間違いなし。

 やってみませんか。 メガホン



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:17 | コメント(2)| トラックバック(0)

うちの柿最終章

 今日はお休み

 ギターをチューニングし  音符

 かぐや姫のなごり雪からウォーミングアップ開始。 怖~い


 先日、弦を ERNIE BALL のEarthwood  ライトミディアム に換えた。

 音がとても明るくなった。    (ちょっと明るすぎたかなあ・・・ )

 色々悩みは尽きない。 ビミョー

 声のほうも明るくと言いたいところだが・・・・

 やはり、しょっちゅう声を出していないといきなりは難しい。


 4曲くらいで声がかすれてくるのでお休み。 どーしよー

 一度お休みしてから、もう一度

 だんだん、高い声が出るようになり

 普段は最後に、さだまさしに到達するのだが

 今日はそこまでいけなかった。



 気分転換にうちの広い庭を散策。  (10秒しかかからなかった。 足が速いのだ) ワハハ

 一番大きな柿がいい色になっている。

 いよいよ収穫だ。

我が家最大の柿

 右後ろのが、今年の最大、7.5cm

 枝には後4個残っているが、小さいのばかりだ。

 今年の柿便りはこれで最後。


 後はお店で買ってきて、11月まで食べまくるのみ。


 明日は印西のクラブへ。 晴れ




日記 | 投稿者 松原コーチ 23:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

ここからパーン

 金曜日は下川井テニスクラブでリトルクラスのレッスン。

 いつもは5人のクラスなのだが

 風邪がはやっているらしく

 元気な男の子ばかり3人。  フォアハンドb


 これは今日のではないが下川井リトルクラスの1シーン。

下川井リトルクラス


 こんな子達と楽しくやっているのだ。

 ボールはロープレッシャーボール、ラケットは23インチ。 ラケット青




 そうそう、今日のレッスンの話。

 会員さんのご夫婦に30分のプライベートレッスンをした後、リトルのクラスだ。

 2年生2人、3年生1人、という構成だった。


 サービスの練習を始めた時のこと。

 最初はサービスラインからサーブ。


 立つ場所を印象付けたかったので

 「ここからパーン」 といいながら、見本のサーブを打った。


 一番キャリアが少ないので

 いつもはトスを上げてもなかなか当たらない

 2年生の 『タイセイ君』

 私のまねをした。

 「ここからパーン」 といいながら、みごとなサーブを打った。


 いつもはトスもいろいろな高さ、いろいろなところに行くのに

 今日は見事に安定している。


 何本かうまく打ったら、少し飽きてきた。

 「ここから食べる」 といいながら打ったら、見事に当たりそこなった。


 彼はいろいろな呪文を試していたがだめだったので、

 私が、「ここからパーン、といいながら打ってごらん」といったら、

 また見事に打った。


 さて次は、ベースラインからのサーブ。

 少し自信の無い 『タイセイ君』 真剣になってきた。

 まじめに黙ってやったら

 トスは乱れる、当たらない。


 そろそろピンと来ていた私

 「ここからパーン」 といいながら打ってごらんといったら、

 なんと、見事に入れた。



 「ここからパーン」 という呪文はサーブのリズムに完璧にマッチしているのだろう。 ピース


 『ゆうっくり』 という呪文をスマッシュで言いながら打つことにより

 振り子のリズムからすごいスマッシュのスウィングを実現できる。

 サーブも同じスウィングですごいのが打てるはずなのだが

 残念ながら、この呪文にはトスの部分が無い。


 『ここからパーン』 には、トスも含めた、完璧なサーブのリズムがあるのだ。



 これで、究極のサーブを手に入れたと思ったあなた。

 実はもうひとつ足りないものがあるのですよ。


 それは、『ここからパーン』 といいながら打った、『私の見本』  ワハハ


 この 『ビジュアルなイメージ』


 これが呪文と一緒に、『タイセイ君』 の頭の中に入っているのです。

 それと 『パーン』 という音の中には

 すばらしいサーブが飛んでいくイメージも入っているのだと思います。


 「どうですお客さん、安くしときますよ、見本1回、10万円でどうですか?」  悪だくみ



 松原の見本に10万円も出せない人はこうしましょう。


 フェデラーのサーブをビデオで見ながら、『ここからパーン』 といってみる。  あれー?

 これならかなり安上がり。  ガハハ

 しかもフェデラーなら松原より少しうまいかもしれない?

           (しまった、10万円、惜しいことをした)  失礼しました




 そんなこんなで、今日も下川井のレッスンは楽しく終わったのです。

 『カッチャン』 も、『ツバサ君』 もおつかれさま。

 今日もありがとう。


 『シホチャン』 、『ワタル君』 来週は元気に来てね。  叫び





サーブ | 投稿者 松原コーチ 20:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

両手ボレーのコツ

 『ネットプレーがしたい』 さんから両手打ちのボレーについて、質問をいただきました。

 以下がその全文です。


マイク いつも、目からウロコの内容で、毎回楽しみにしています。
初めて質問させていただきます。
両手バックのスライスとボレーのコツを教えていただきたいです。平行陣を練習中なのですが、ミスばかりなので、試合では、練習試合でも怖くて前に出られません。こちらのブログのおかげで、フォアボレーは練習ではだいぶ打てるようになりましたが、バックが悲惨なので、試合では後ろに貼りついたままひたすらストロークで相手の方にチャンスボールを献上しています(;;)
女性でも、スライスとボレーは片手のほうがいいのでしょうか・・・
どうかご教授よろしくお願いしますm(_)m
  
投稿者 ネットプレーがしたい 2009/10/14 21:51



 私の答えです。

スマイル まず、片手か両手か? というお話。

 結論を言えば、両手でいいと思います。

 片手で打つバックボレーはコンチネンタルで握ることを前提としてお話します。

 また、女性であることを前提にお話します。

 ローボレーは、片手のほうがリーチが広いし、

 フォアもコンチネンタルなら握り替えずに打てるというメリットがあります。

 しかし、ハイボレーでのパンチ力が足りなくなるかもしれません。

 フォアを厚めに持つのであれば、バックは両手でいいと思います。

 女子のプロでも両方いますよ。



 さて、両手で打つ場合のコツですがずばりこれ。

昔彼女と乗った・・・

 最近、見かけませんが、箱ブランコというそうです。

 乗る部分が、地面と平行を保ちながら、凹型に動きます。

 こんな風に。

子供だとたくさん乗れる


 この動きのイメージを頭の隅に入れといてください。



 次のこつは、左手のフォアボレーです。

 グリップはイースタンくらい。


 こんな風に引いて。

イースタンボレー引き


 凹型にスウィングし、こんなインパクト。

イースタンボレー・インパクト


 じゃあ、両手にします。


 こんな風に引き。  (左肘を引き)
  
両手ボレーの引き


 こんな風に、凹型に振りはじめ。

両手ボレー・スウィング


 こんな風にインパクト。

両手ボレー・インパクト


 そして小さなフォロースルー。

両手バック・フォロースルー


 両肘と両肩の関節をフリーにし、

 両前腕と両手、ラケットを、『箱ブランコ』 のように揺らします。

 引いたときは、左肘を後ろに張り出し。

 インパクトでは、右肘を前に振り出してやるような感覚があるといいです。

 左手の手首は固定し、アウトサイドインのスウィングイメージで、

 フォアボレーの意識で振れば、一発で決まりです。 えっへん

 スライスですから、ラケットヘッドは少し立てます。



 女性を意識してお話していますが、もちろん男性でもOKです。

 昔の世界チャンピオンに、『ジミー・コナーズ』 がいます。

 私と同年代です。

 彼は左利きのフォアボレーがセミウェスタン、

 バックボレーは両手打ちでした。

 史上最高のボレーヤーの一人だと思います。 ナイス!


ボレー | 投稿者 松原コーチ 20:34 | コメント(1)| トラックバック(0)

ドロップショットの打ち方

『継続は力なり』 さん、コメントありがとうございます。

『以前にエルボー』 さんには質問を入れていただきましたので

今日はそれ、『ドロップショット』  悪だくみ



 以下がその質問部分です。

マイク ドロップショットが苦手なので、コツを教えて下さい。

包むようにして勢いを殺す。
打ち負けるようにする。
ボールの背中を押すように打つ。

など様々に習ってきましたが、不器用なのか中途半端なドロップショットになってしまいます。
同様にドロップボレー、アングルボレーも、飛びすぎの傾向です。




 私の答えです。


スマイル ドロップショットですが

 『低めのスライスロブ』 だと思って打ってみてはいかがでしょう。

 それをネットのすぐ向こう側に打つ。


 もっと短く、ノーバウンドで打ったら、ドロップボレー。

 低めで、斜めに打ったら、アングルボレー です。


 『低めのスライスロブ』 を打つコツですが

 ボールの斜め下側を、スライスで 『ゆっくりスウィング』 して打つことです。


 スライスでゆっくりスウィングし、必要な高さと距離感を作る、ということです。

 手首やグリップの強さを緩める必要はありません。 筋肉


 どのショットも特殊な打ち方やタッチが必要なわけではありません。

 スライスでショートラリーをしたりしながらこの感覚を養ってみてはどうでしょう。

 サービスラインからサービスラインまで打てるなら

 ベースラインの内側からネットのすぐ向こうくらいまでは同じくらいの距離でしょう。


 ずいぶん簡単に答えちゃったかな、と思いますが。

 思い切って、気楽にやってみてください。

 結構、簡単にできると思いますよ。  ワハハ


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 20:13 | コメント(4)| トラックバック(0)

高い打点でのバックスライス

 10月4日に 『継続は力なり』 さんにいただいた宿題の残りです。


マイク 相手のボールがバックに高く弾むのでバックのスライスの高い打点の打ち方を教えてください。
結構、力が入らないんですよね。

投稿者 継続は力なり 2009/10/04 21:08



 私の答え。

スマイル ずいぶん遅くなってしまいすいません。

 フェデラー連続写真にいいのがありましたのでご覧ください。

 一気に切り下ろしているのですが。
これだけ高いと 『継続は力なり』 さんのおっしゃるとおり、
普通は力が入らないのですよね。


 でもフェデラーは力が入るようですよ。 ナイス!

 フェデラーのやり方はこうです。

 3,4コマの間に手の高さのピークがあります。

 一方、ラケットの高さのピークは5コマ目です。

 4,5コマ目で、手の位置が下に向かって振れている間、

 ラケットは上に向かって上がり続けているのです。

 ムチの先のように遅れて動き、

 5コマ目以降、腕と一体になって一気に振られているのです。  ラケット赤


 4コマ目まででスピードを稼ぎ、

 それ以降は面を保つことに集中します。 筋肉


 最後まで、ラケットヘッドが手を追い越さず
手首の角度を5コマ目以降、保っているでしょう。 これが安定です。  びっくり


 昔は、上を向いた面を引き起こして初期の加速をしたのです。

 グラフのスライスバックを覚えている人も多いと思います。  フォアハンドg

 これだと猛烈サーブのリターンなどで時間の無いとき
面を正確に作るのはかなり難しいのです。

 フェデラーはラケットのエッジ方向に動かして加速することにより、
スピードと安定を両方とも、いいとこ取りをやっているようです。   あれー?

 スライスという、あまり目に付かないところですが、
これも最近のテニス技術の進歩したところなんでしょうね。


 フェデラーはすごい。  叫び



バックハンド | 投稿者 松原コーチ 17:22 | コメント(2)| トラックバック(0)

スライスボレーは振る

 マイクSさんに教えられたスライスボレーのコツを、よければ教えてください。

というコメントを 『以前にエルボー』 さんからいただきました。


 コメントの続きは、

マイク そういえば先日、東レPPOの練習を見ていて
 みんなずいぶんフォアボレー、大きく振ってスピンかけていた。

という点に大変興味を持ちました。
一般にはボレーは振るなと教える事が多いと思います。

投稿者 以前にエルボー 2009/10/11 23:02


 私の答えです。

スマイル スライスボレーのコツは、

1、打点よりかなり高く引く。  (ラケットヘッドを引かず、腕全体を引く)
2、ゆっくり振り出せるよう、早めに引く。
3、腕全体で、ラケットヘッドが遅れぬようゆっくりスウィング。
4、スウィングを減速しながら(止めながら)インパクト。

といったようなことです。

 
 プロはかなりスウィングします。

 スウィングしたほうが当てやすいです(ラケットをボールのほうに動かせるので)
振りしろが調整しろです。

 そのことも、ボールと同じ高さから振るフラットよりも
上下動があるスライスのほうが簡単になります。

3度目の登場ですが、ヨハンソンの連続写真を見てください

 かなり振っているでしょう。

 頭の高さから、ひざの高さまで、1m以上のスウィングでしょうか。

 前進しながら打っていますので、
それを足すと、2m以上ラケットは動いていると思います。


 スウィングは滑らか、ゆっくりでしょう。


 練習法としては、スライスのミニラリーをいっぱいやることです。

 その後、ボレーですが、
いくらなんでも振りすぎだろうと思うくらい大きく動かしてみてください。


 そのときに手首を利かせないで、
腕全体で打つことを意識してください。

 もうひとつは引いたところで、一瞬でいいですから
止まれるようにすると、スウィングの強さ調節が可能になりますよ。


ボレー | 投稿者 松原コーチ 13:47 | コメント(3)| トラックバック(0)

黒柿最終章

 松原テニススクール印西の黒柿が最終章を迎えた。

 2個しか結実しなかったのだが無事に生き残っていた。

 昨日、見に行くと一つが落ちている。

 落ちたばかりのようで、まだ痛んでいない。

 もう一つも熟してきたようなので、収穫。  祝

 これがそう。

収穫した黒柿


 柿色の柿は、今日収穫した松原さんちの柿。

 携帯と比べるとその大きさが(小ささが)分かると思う。

 左のやや大きい方が直径5cm。


 黒柿は観賞用なのだそうだが、ここまでくると。     あれー?

 と思ったが、よく観ると渋い陶器のような味わいもある。  にっこり


 これは8月に紹介した写真。

黒柿
 
 この頃はさすがのみずみずしい美しさ。

 この後、だんだん黒ずんでいった。



 まだ、うちの柿も8個残っている。

 観賞用は終わりだが

 私の食用としての柿の秋はまだまだこれから。 イシシ


日記 | 投稿者 松原コーチ 23:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

Sさんのボレーが伸びてくる

 今日は松原テニスクラブ印西で会員の皆さんとプレー。

 ダブルスを6セット位してしまった。   フォアハンドb


 午後も後半、Sさんとの対戦。

 彼はフォアボレーが当てるだけなので、

 2本くらいぶつけるとボレーをふかすことが多い。 悪だくみ

 リターンをトップスピンで打ち込むと

 ペースのあるボールで返ってくる。

 もう1本ぶつけたら、逆にボレーで追い込まれた。  あれー?


 「なんか、スライスかかっている」


 7月頃、スライスボレーにすることをすすめて、こつを教えたことがあった。

 その後、かなり意識して練習したのだそうだ。


 同じ組になってのダブルスのときに見ると、

 かなり上下にスウィングしている。

 回転量もかなり多い。

 安定して何本も返っている。


 アドバイスをした私としては、「とってもうれしい」  えっへん


 そういえば先日、東レPPOの練習を見ていて

 みんなずいぶんフォアボレー、大きく振ってスピンかけていた。


 彼のスライスボレーを見て、

 ほかの皆さんにももっとスライスをかけることをすすめようと思った、1日だった。

日記 | 投稿者 松原コーチ 20:03 | コメント(1)| トラックバック(0)

トップスピン屋さんの独り言

 今日、フォアハンドでトップスピンを打つのに
別のスクールで、手首をやわらかく使ってスピンをかけるように
というアドバイスを受けている、という話を聞いた。

 確かに昔、私もそうゆうアドバイスを聞いたことがある。

 しかし私は、手首を使わない方向でアドバイスすることが多い。


 プロのまねをしてトップスピンを始めたころ
できるようになるにつれ、ストリングのテンションが上がり。
手首は硬くなっていった。

 最後は木のラケットに70ポンドというところまでいった。 ラケット橙

   (いかに大昔かがわかってしまいますね)

 ラケット面を斜め方向にボールにたたきつければ (もちろんゆるくても)

 スピンはしっかりかかる。

 ストリングは硬ければ硬いほど、スピードよりスピンの比率が増すのだ。

 短く打ちたければワイパースウィングで低い位置にフィニッシュすればいい。

 こうゆう状態では、手首をゆるく使うことは固めるより難しい。

 もちろん面が変わらない方向なら、手首が動いてしまってもかまわない。



 ただトップスピンの上手な人の中には
少しくらいコントロールが狂っても、アウトになりにくいため
フラットの人に比べれば手首をゆるくしている人も多い。

 それとクラブの中には、小手先引っ掛けスピンおじさんもいて
やわらかいストリング・テンションとやわらかい手首が
トップスピンの秘訣という雰囲気を発散している。


 トップスピンを自分では打たない人のトップスピナーに対するイメージは
この二つのうちのどちらかから来ているのかもしれない。            あれー?


 
フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアハンド プロ風の引き方

 フォアハンドの引き方ですが

 手首の形をインパクトと同じにし、凹型に引いていく。

 耳にたこができるくらい毎回私の言っているせりふです。


 「でも、プロは違うんじゃない」 と思っている方も多いと思います。

 そうです、最近のプロはラケットを立てて引く人が多いんです。


 で、そのことの解説です。

 私の耳たこ解説の写真、まずは引き始めです。

 今日は東戸塚松原テニススクールの若者コーチ、藤田君にモデルをお願いしました。

低い引き始め

 もちろんインパクトと同じ手首の形です。


 そして、凹型に引いていく。

低い構えからの引き

 面は下を向いています。 (顔から見たら向こうを向いています)


 さて、次はプロ風の立てた引き方。

 まずは、引き始め。  (肘から先を上げた)

立てた引き始め

 もちろん、手首の形はインパクトと同じ。


 そして、面が向こう向きになるように引いていく。

立てて引いていったところ


 顔から見たら、上の二つの引き方は同じだということがわかるだろうか。

 そして、肩関節の動きも同じで
腕をひねらないように引いていっているということです。


 これは次の悪い例と比べるとわかりやすいと思う。

外旋して上を向いた

 拍手した手の平を開いていくような動きです。 拍手

 凸型の引き方です。

 この腕の使い方を外旋といいます。

 この状態から打つには、上を向いてしまった面を戻すために、
前に振り出す前に、内旋して面の向きを戻さなければなりません。

 正確に戻すのは至難の業です。  あれー?

 緊迫した状態では当然、エラーが多くなります。


 この引き方のほうが楽な引き方なので
何も考えずにやるとたいていこうなります。
ショートラリーなどで忙しいと特にそうです。

 それと、脇を閉めるという意識があるとこうなります。
面を外向きに引いていくと脇は開きます。

  (テニスは脇が開いても、相撲と違い、下手まわしをとられたりしないので大丈夫です)


 それともうひとつ悪い例。

手首から立てて構えた

 手首から先を立てることにより、手首の角度をきつくした例です。

 ただこれは、引いたところで戻すのはそれほど難しくはないので、
プロでも時々見かけます。
ただやりすぎると、面の向きが不安定になります。
すごいメリットがあるわけでは無いので、やらないほうがいいと思います。



 マスターするための手順ですが。

 低い位置から引いて、凹型の引き方をまず最初に覚えるべきです。

 次に、高い位置からも打てるよう、手の位置を上げラケットを立てます。


 手首を立てるのは特に最初はするべきではないと思います。

 『筋肉の記憶』 みたいなのがあって、
最初に作った形が、勢いなどで動いても
形を守ろうという意識があると
最初の急加速が収まった後などに
最終的にその形に戻ってくるのです。

 ですから最初の形というのは特に大切なのです。

 これはサービス、ボレーなどほとんどすべてのショットに言えることです。




フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:52 | コメント(3)| トラックバック(0)

柿を収穫した

 秋は柿の季節

 うちの庭の柿も色づいてきた。

 いよいよ収穫。

自宅の柿


 どうですおいしそうでしょう。

 実は、1週間ほど前、色づいてきたので、2個ほど食べてみました。

 確かに柿だったけど、味がなかったんです。

 今年は、天気がよくなかったので、半分あきらめていました。



 今回、恐る恐る食べてみると

 「柿だ!!

 今回のは味がします。

 でも、50点といったところでしょうか。  えっへん



 木がまだ小さいのでパワーがないのかもしれません。

 それとも、天気のせいでしょうか。

 しかし、隣の柿は大きいんです。 あれー?



 秋は、台風の季節でもあります。 雨 雷

 うちの柿は、のこり15個くらい。

 まだ、木に付いています。



 風で落ちちゃったらいやだし・・・・  ビミョー


日記 | 投稿者 松原コーチ 11:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

脱力のこと

『以前にエルボー』 さんから、再度コメントをいただきました。
ここは、イメージをはっきりさせときたいところですので。
しつこく続けます。

以下がコメントの全文です。

マイク 今回も詳しく教えていただき、ありがとうございます。
大変参考になりました。

ところで、テニス雑誌などでは脱力の第一人者はフェデラーとなっています。
手首はゆるすぎではなく、腕の力は抜けている、ということでしょうか?
松原コーチはどんな風に見ていらっしゃいますか?

      投稿者 以前にエルボー 2009/10/05 22:53


 私の考え。

スマイル 手首というのはいろいろな方向に動かせる関節です。

 そのいろいろな方向のうち、どの方向を固め、どの方向をどれだけ緩めるか?
ということができる部分なのです。

 それを、打つ打球の強さ、回転、相手ボールの勢い、により、
瞬時の判断で固めたり、緩めたりします。 (試合では無意識に)

 しかもそれを、エラーにならない範囲で
最適に使い分ける能力が必要だということだと思います。

 その能力の最も高い人が、フェデラーなのでしょう。

 これを内側の方向、安定サイドで使わなければ試合に勝てません。
やりすぎれば、エラーになってしまいます。
効率のいい打ち方をしているという理由で点をくれるわけではないのです。
フェデラーほどのセンスがないと思う人は、
少し固めの側にいたほうがいいと思います。

 もしかしたらフェデラーも、緩めているという意識は持ってないかもしれませんよ。

 前にも言いましたが
熟練してくれば、要らない力は抜けてきます。

 老婆心ながら
要らない力を抜けば、熟練するわけではありませんよ。 悪だくみ


 もうひとつ
手首ですが、主に前腕の筋肉で動かします。
前腕は上腕で
上腕は肩や胸の筋肉に動かされます。

 ですから、すべてが影響して
たとえば、手のひらが左右に動いたとき
手首だけが動いたのか? 前腕が回外、回内したのか?
わかりにくいのです。


 実戦的には、
プレーヤの感覚としては (テイクバックからインパクトまで)
面が変化しないというイメージを保つということが大切なのです。
しかもびゅうっと振れたスピード感。  (これも感覚)
それを最初は固めた手首で行い、
だんだん、要らない部分の力を抜いていく。
でも、面が変化しないというイメージは保っている。



 何度も言います。
固めることが大切です。  筋肉

 これは手首だけでなく、腕全体です。
上体全体かもしれません。       はにわ

『熟練すれば、要らない力は抜けてきます』  ワハハ



追伸)
     書くことで、私の理屈もまとまってきます。
    文章は厳密で、口先のようにはごまかせません。
    それにしても、技術論を文章でやるのは難しいです。
    書けば書くほど、書き足りない部分が出てきます。
    読む人はもっと難しいんでしょうね。
    懲りずに読んでくれて、ありがとうございます。



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 12:53 | コメント(1)| トラックバック(0)

なぜ手首を固めるのか

『以前にエルボー』 さんから、きのうのフォアハンドを安定させる話にコメントをいただきました。


以下がその全文です。


マイク 今回の記事についてもう少し質問させていただいて良いでしょうか?

フェデラーはテイクバック直後、スイング開始と同時に急激に手首というか、腕から力が抜けているように見えます。
このブログの5月のフォアに関する記事で、フォアで力を抜くのはすすめない、手首は固めたままが良いという事でしたが、最初の構えと引き始めをしっかり決めることがきっちりできていれば、力を抜くのも良いと思われますか?



 私の答えです。

スマイル まったくそのとおりです。
なぜ、力を入れて、手首を固めるかというと
『ラケット面を狂わせたくない』 からです。

 いつが一番狂いやすいタイミングかといいますと、テイクバック時です。

     (その次はインパクト時でしょうか)

 この時、ラケットは腕に引っ張られている状態ではなく
押されている形なので、力を抜くと、
ラケットの慣性力で (重さが残ろうとする)
手首の形が変わってしまいます。

 前に向かって、振り始めた後はラケットが腕に引っ張られている状態なので
少しくらい緩めても面の向きは大きくは変わりません。

 フェデラーは振り始める時に面の横方向が動くように手首を緩め
パンチ力を増しているようですね。

 これがその連続写真です。

 『以前にエルボー』 さんが
「スイング開始と同時に急激に手首というか、腕から力が抜けているように見えます」
と指摘しているところですね。
いい目の付け所、さすがです。  ナイス!


 ただこの緩め方というのが問題で、
緩めすぎると、不安定につながる恐れもあるので要注意です。

 一般的に、クレーコートプレーヤーは緩め気味。
ハードコートプレーヤーは固め気味です。
ゆるすぎの人は、フレンチには出ても、USオープンには入れてもらえないことが多いようです。

 また、同じプレーヤーでも、サービスリターンのときは
かなり固めるようですよ。

 これは、アガシリターンの連続写真です

 6コマ目、インパクト後も手首の角度を保っていますよね。
世界一リターンのコツでしょうか。


 私はこう考えています。

 力みすぎくらいでいい。  筋肉

 うまくなれば、自然に力は抜けてくる。  ガハハ


 『抜けすぎよりは力みすぎのほうが事故は少ない』  パンチ

 

フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:05 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアを安定させるには

 『スプーン』 さんからきのうのブログに質問コメントをいただきました。
この悩みはお仲間がたくさんいそうですので
今日のブログのお題に採用です。


 以下が『スプーン』 さんからのコメント全文です。


マイク  いつも楽しく読ませていただいてます。

私の長年の悩みを聞いていただけないでしょうか?
テニス暦は10年以上になりますが、フォアハンドのフォームが安定しません・・・
しっくりきてガツンとバコれるフォームにであったことがありません
しっくりきている時期もあるにはあるのですが、数ヶ月でおかしくなって試行錯誤して
ちょっとずつフォームが変わっていくの繰り返しです。
最近では、フェデラーの打ち方にあこがれてドツボにはまっている感じです。
自分の打ち方を見つける上でのアドバイスをいただけないでしょうか?



 次が私の答え。

スマイル  フォアハンドで悩む人が一番多いと思います。
それはフォアハンドの打ち方に自由度が多いからです。
バックは打点や腕の使い方に制約が多く、うまく打つとしたらこれしかないという形に落ち着きます。
両手にするともっとです。

 さて、このフォアハンドを安定させるには
なにか基準を決めなければなりません。

 それが、プロの共通して行っているやり方で一番大切な肝です。

 私が基本といっているものの中で最初に出てくるものです。


1、引き始めるときに手首の形をインパクトと同じにする。

2、その形を保ったまま、凹型に引く。 (腕を外旋させない)


 これが引き始めるときの面と手首。 (5月14日ブログの長迫コーチの写真)

肘から引くフォア


 手首に力が入り、ラケットヘッドが右側に遅れないように保っている。  筋肉

 ここから腕を外旋させないよう、凹型に引いていく。

      (外旋とは合掌した手のひらを開いていく方向の上腕の動き) 拍手

 それと、インパクトで面が垂直になるためには、このとき面は下を向いている。


 これがインパクトの面と手首。

フォアインパクト



 この引き始めのことさえちゃんとやれば。 (ちゃんと保てば)
     (しっかり力を入れておかないと手首の形が崩れます)  筋肉


 フェデラーでもナダルでもゴンザレスでもどうぞ。 えっへん


 どこへ行くにも始発駅が一番大切です。 (最初の構え方)


 次に大切なのは経由する路線名。    (凹型の引き方)

 次に終着駅を決めたら       (打点とフィニッシュ)



 乗る電車は、快速フェデラー号もよし、装甲列車ナダル号でもOKです。

 私は高速貨物列車ゴンザレス号が好みです。


 何度も言いますが、最初の構えと引き初めをしっかり決めることです。  叫び


 もちろんフェデラーはそうしていますし、

 それも含めてフェデラーのまねをしているなら

 あなたはエラーするはずありませんよ。      あれー?



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:28 | コメント(2)| トラックバック(0)

ムーンボールその2

 『継続は力なり』 さんから、再度コメントをいただきました。
昨日のムーンボールの話の続きです。

 以下がコメント全文です。

マイク  詳しく、わかりやすいアドバイスありがとうございます。
コーチのおっしゃる通り相手は、ムーンボールが主体で特にバック側に
弾ませてきます。こちらのボールが浅くなると、アプローチされボレー
で決められます。前に出ると、パスやトップスピンロブがうまいです。

いろいろと、スピンボールが得意になるように試してます。ガットをポリ
に変えるとか、ラケットのトップに鉛を張ったりしてトップヘビーにすると
スピンは、打ちやすくなりました。
しかし、ボレー、スマッシュ、バックスライスなどのバランスを考えると
ラケットは、トップライトのほうがいいのかもしれません。
その辺は、どう考えますか?トップライトのラケットでも、トップスピン
は、打てるのでしょうか?トップライトのラケットは、ガットをゆるく
張るのか?など。松原コーチの考えを教えてください。ちなみにコーチ
のテニスの極意のDVD持ってます。


 私の答えです。

スマイル 「テニスの極意のDVD持ってます」 とのこと。
ありがとうございます。

 さてムーンボールですが、
バックに高く入れられるのはちょっと大変かもしれませんね。

 私だったら、スライスにして、しっかり回転多めでいくところでしょうか。
相手のバックになるたけいやみなスライスを送り、
帰ってきたボールをフォアに回り込む。  フォアハンドb
というのが私のスタイルです。

 それともう一つは、ファーストサーブとリターンでなるべく (少しだけでも)
有利な態勢にして、次をフォアで打って主導権を握る。  フォアハンドb



 ところで相手の人、前に出てきた時、
見え見えの、露骨な高めのロブを上げたらどうなりますか?

 平然と、当たり前のようにスマッシュを何発も決めてきますか?

 ボレーを決められるとのことですが
ロブを上げればボレーは出来ないと思いますがどうでしょう?

 私の若い頃は、このくらいスマッシュを決められる人はインカレレベル以上の人でしたが
最近の若者はどうでしょうか?

   (最近の若いものは・・・ と言うような遺物になっちゃったかもしれない) あれー?



 自分の話に戻りますが
私の戦術の話でお分かりでしょうが
私のテニスはサーブとリターンを大事にし、
その後をフォアハンドでというのがメインのパターンです。  フォアハンドb

 ラケットやストリングスはフォアハンドだけを考えて選択します。  ラケット赤
フォアが思ったところに打てるラケットがいいラケットです。
そのほかのショットはどんなラケットでも大差なく使えます。

 ですが、特別に極端なトップヘビーと言う事もありません。
平均的なバランスか、ややトップヘビーか、といったところだと思います。
テンションは45ポンドくらい、うちの張り方は硬めにあがるようで、
たぶん標準くらいの硬さだろうと思います。

 5月23日のブログに自分のラケットの事を書きましたので
お暇な方は見てください。

 あの頃は肘を痛めていたので、ナイロンのストリングスにしていましたが
9月はじめ頃から再び、ポリツアー125に戻しています。

 まあ、ラケットはお好み次第で何を使ってもいいと思いますが
あえていえば、トップライト過ぎるのも、トップヘビー過ぎるのもお奨めしません。
重さも試合に出るような方はあまり軽すぎない方がいいと思います。



試合等 | 投稿者 松原コーチ 22:33 | コメント(2)| トラックバック(0)

ムーンボールでこられたら

『継続は、力なり』 さんから質問をいただきました。

 以下がコメント全文です。

マイク  高いボールが苦手です。ムーンボールの相手にいつも負けてしまいます。
ムーンボールの打ち方を教えて下さい。グリップを厚くするのか?
ライジングで打ったり、ボレーでカットするなど、前にでてドライブボレー
をしたほうがいいのか?などです。


 私の答え。
スマイル 質問のお話からしてトップスピン、特に高い打点のは得意ではない方、との前提で答えます。

 ナダルと当たっちゃった、普通タイプ?のプロといった感じでしょうか。  怖~い


 「ライジングで打ったり、ボレーでカットする」など、
で勝てるなら、たぶん、ここに質問を入れてこないのだと思います。
たぶん、すでにやってみたでしょう?

 相手選手がムーンボールを打ってくるということは
その人はトップスピンをある程度コントロールして打てる人だ、ということだと思います。
そんな人は、ベースラインの相手をぶち抜くことはできなくても、
相手がネットに出てきてくれれば、
パスやトップスピンロブで抜くぐらいのことはするのではないでしょうか。
   (相手がベースラインにいるのにトップスピンロブを打てばそれがムーンボールですよね)
短気に前に行けば相手の思う壺ではないでしょうか。


 次に、ライジングで打つというのは、
相手が戻る前にオープンコートに打ってエースをとるには有効ですが、
1発だけでは、真ん中にいる相手には効きにくいのではないでしょうか。

ただしいつもライジングで打っていて、
何のストレスもなくライジングを打てる人は別です。
『クルム伊達公子』 さんがその人ですが
    (あの人はトップスピナー大好き人間ですよね) フォアハンドg

ライジングを打って、走らせ
短くなったらライジングでしとめる。
もともとがそうゆうテニスの人でなければ難しいと思います。



 ちょっとだめだめ論が多くなり暗くなってきましたので方向転換。
どうゆう作戦があるか考えましょう。


1、相手がミスするまでこちらもロブでしこる。

2、ロブを上げて前に行く。

3、サービスエースをとる。

4、サーブアンドボレー。   (サーブアンドアプローチでもいいですよ)

5、リターンエースをとる。

6、リターンダッシュ。


たまたまですが、奇数番号は簡単ですよね。
そのショットさえできればいいのです。      うるせー

偶数番号はボレーはもちろんですが、スマッシュに自信ありというのが前提です。

3番から6番は、鈴木貴男をイメージしてもらえばいいと思います。

2番は効きますよ、私もこれをやられて閉口したことがあります。
パスに自信があっても、ロブで返すしかないのです。


 もし、サービスやスマッシュに自信がなければ、1番しかありません。

『継続は、力なり』 さんというお名前からしてそれもありかもしれません。


 前にでてドライブボレーですが、
これは、高いボールをトップスピンで打つということと
鶏と卵のような関係なのです。

 ドライブボレーが得意なら、高いボールをトップスピンで、は得意でしょう。

 高いボールをトップスピンで打つのが苦手な人はやめたほうがいいです。


 まとめますと、次のどれかをマスターする、か、1番。


A、伊達さんのようなライジングマンになる。

B、スマッシュいただきマンになる。

C、相手よりすごいトップスピンマンになる。


 継続は力で、どれかひとつものにしてください。




 ムーンボールの打ち方、高い打点の打ち方、ドライブボレーの打ち方はいずれまた。


 ですが、『ワイパースウィングができれば簡単』 とだけ・・・・・



試合等 | 投稿者 松原コーチ 20:11 | コメント(1)| トラックバック(0)

サイドスピンの効用

 先日、低い打点の打ち方を質問され、サイドスピンをお勧めした、
『以前にエルボー』 さんからコメントを頂き、
「本当に以外に簡単に打てました。」 とのことでした。

 普段のテニスを知らない私のアドバイスだったのでほっとした、「よかったよかった!!」 ガハハ


 ところでサイドスピンですが
先日のブログのための写真撮影のため
安久津コーチと面の向きについて打ち合わせをしていて思いついた。 ピカ

 「サイドスピンの練習をすればフォアハンドのラケット面の作り方がうまくなるかも。」 ピカ


 早速本日、スタッフの研修会でお試し。

 「なかなか効果あり」 の結論。 祝

 めでたしめでたし。 ワハハ


 うすいグリップでも簡単にできるので、
「むかしの欧米の選手はこうやって引っ掛けるようにトップスピンを打っていたよ」
「ルコントなんかそうだったよね」 例を出したら。
ほとんどの若いコーチはルコントを知らないみたい。

 イメージを伝えるのはなかなか大変だ。  あれー?
日記 | 投稿者 松原コーチ 19:23 | コメント(1)| トラックバック(0)