2009年10月16日
ここからパーン
金曜日は下川井テニスクラブでリトルクラスのレッスン。
いつもは5人のクラスなのだが
風邪がはやっているらしく
元気な男の子ばかり3人。
これは今日のではないが下川井リトルクラスの1シーン。
こんな子達と楽しくやっているのだ。
ボールはロープレッシャーボール、ラケットは23インチ。
そうそう、今日のレッスンの話。
会員さんのご夫婦に30分のプライベートレッスンをした後、リトルのクラスだ。
2年生2人、3年生1人、という構成だった。
サービスの練習を始めた時のこと。
最初はサービスラインからサーブ。
立つ場所を印象付けたかったので
「ここからパーン」 といいながら、見本のサーブを打った。
一番キャリアが少ないので
いつもはトスを上げてもなかなか当たらない
2年生の 『タイセイ君』
私のまねをした。
「ここからパーン」 といいながら、みごとなサーブを打った。
いつもはトスもいろいろな高さ、いろいろなところに行くのに
今日は見事に安定している。
何本かうまく打ったら、少し飽きてきた。
「ここから食べる」 といいながら打ったら、見事に当たりそこなった。
彼はいろいろな呪文を試していたがだめだったので、
私が、「ここからパーン、といいながら打ってごらん」といったら、
また見事に打った。
さて次は、ベースラインからのサーブ。
少し自信の無い 『タイセイ君』 真剣になってきた。
まじめに黙ってやったら
トスは乱れる、当たらない。
そろそろピンと来ていた私
「ここからパーン」 といいながら打ってごらんといったら、
なんと、見事に入れた。
「ここからパーン」 という呪文はサーブのリズムに完璧にマッチしているのだろう。
『ゆうっくり』 という呪文をスマッシュで言いながら打つことにより
振り子のリズムからすごいスマッシュのスウィングを実現できる。
サーブも同じスウィングですごいのが打てるはずなのだが
残念ながら、この呪文にはトスの部分が無い。
『ここからパーン』 には、トスも含めた、完璧なサーブのリズムがあるのだ。
これで、究極のサーブを手に入れたと思ったあなた。
実はもうひとつ足りないものがあるのですよ。
それは、『ここからパーン』 といいながら打った、『私の見本』
この 『ビジュアルなイメージ』
これが呪文と一緒に、『タイセイ君』 の頭の中に入っているのです。
それと 『パーン』 という音の中には
すばらしいサーブが飛んでいくイメージも入っているのだと思います。
「どうですお客さん、安くしときますよ、見本1回、10万円でどうですか?」
松原の見本に10万円も出せない人はこうしましょう。
フェデラーのサーブをビデオで見ながら、『ここからパーン』 といってみる。
これならかなり安上がり。
しかもフェデラーなら松原より少しうまいかもしれない?
(しまった、10万円、惜しいことをした)
そんなこんなで、今日も下川井のレッスンは楽しく終わったのです。
『カッチャン』 も、『ツバサ君』 もおつかれさま。
今日もありがとう。
『シホチャン』 、『ワタル君』 来週は元気に来てね。
いつもは5人のクラスなのだが
風邪がはやっているらしく
元気な男の子ばかり3人。
これは今日のではないが下川井リトルクラスの1シーン。
こんな子達と楽しくやっているのだ。
ボールはロープレッシャーボール、ラケットは23インチ。
そうそう、今日のレッスンの話。
会員さんのご夫婦に30分のプライベートレッスンをした後、リトルのクラスだ。
2年生2人、3年生1人、という構成だった。
サービスの練習を始めた時のこと。
最初はサービスラインからサーブ。
立つ場所を印象付けたかったので
「ここからパーン」 といいながら、見本のサーブを打った。
一番キャリアが少ないので
いつもはトスを上げてもなかなか当たらない
2年生の 『タイセイ君』
私のまねをした。
「ここからパーン」 といいながら、みごとなサーブを打った。
いつもはトスもいろいろな高さ、いろいろなところに行くのに
今日は見事に安定している。
何本かうまく打ったら、少し飽きてきた。
「ここから食べる」 といいながら打ったら、見事に当たりそこなった。
彼はいろいろな呪文を試していたがだめだったので、
私が、「ここからパーン、といいながら打ってごらん」といったら、
また見事に打った。
さて次は、ベースラインからのサーブ。
少し自信の無い 『タイセイ君』 真剣になってきた。
まじめに黙ってやったら
トスは乱れる、当たらない。
そろそろピンと来ていた私
「ここからパーン」 といいながら打ってごらんといったら、
なんと、見事に入れた。
「ここからパーン」 という呪文はサーブのリズムに完璧にマッチしているのだろう。
『ゆうっくり』 という呪文をスマッシュで言いながら打つことにより
振り子のリズムからすごいスマッシュのスウィングを実現できる。
サーブも同じスウィングですごいのが打てるはずなのだが
残念ながら、この呪文にはトスの部分が無い。
『ここからパーン』 には、トスも含めた、完璧なサーブのリズムがあるのだ。
これで、究極のサーブを手に入れたと思ったあなた。
実はもうひとつ足りないものがあるのですよ。
それは、『ここからパーン』 といいながら打った、『私の見本』
この 『ビジュアルなイメージ』
これが呪文と一緒に、『タイセイ君』 の頭の中に入っているのです。
それと 『パーン』 という音の中には
すばらしいサーブが飛んでいくイメージも入っているのだと思います。
「どうですお客さん、安くしときますよ、見本1回、10万円でどうですか?」
松原の見本に10万円も出せない人はこうしましょう。
フェデラーのサーブをビデオで見ながら、『ここからパーン』 といってみる。
これならかなり安上がり。
しかもフェデラーなら松原より少しうまいかもしれない?
(しまった、10万円、惜しいことをした)
そんなこんなで、今日も下川井のレッスンは楽しく終わったのです。
『カッチャン』 も、『ツバサ君』 もおつかれさま。
今日もありがとう。
『シホチャン』 、『ワタル君』 来週は元気に来てね。
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