2009年10月08日
フォアハンド プロ風の引き方
フォアハンドの引き方ですが
手首の形をインパクトと同じにし、凹型に引いていく。
耳にたこができるくらい毎回私の言っているせりふです。
「でも、プロは違うんじゃない」 と思っている方も多いと思います。
そうです、最近のプロはラケットを立てて引く人が多いんです。
で、そのことの解説です。
私の耳たこ解説の写真、まずは引き始めです。
今日は東戸塚松原テニススクールの若者コーチ、藤田君にモデルをお願いしました。
![低い引き始め](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5584.jpg)
もちろんインパクトと同じ手首の形です。
そして、凹型に引いていく。
![低い構えからの引き](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5585.jpg)
面は下を向いています。 (顔から見たら向こうを向いています)
さて、次はプロ風の立てた引き方。
まずは、引き始め。 (肘から先を上げた)
![立てた引き始め](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5590.jpg)
もちろん、手首の形はインパクトと同じ。
そして、面が向こう向きになるように引いていく。
![立てて引いていったところ](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5591.jpg)
顔から見たら、上の二つの引き方は同じだということがわかるだろうか。
そして、肩関節の動きも同じで
腕をひねらないように引いていっているということです。
これは次の悪い例と比べるとわかりやすいと思う。
![外旋して上を向いた](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5592.jpg)
拍手した手の平を開いていくような動きです。![拍手](http://blog.tennis365.net/common/icon/123.gif)
凸型の引き方です。
この腕の使い方を外旋といいます。
この状態から打つには、上を向いてしまった面を戻すために、
前に振り出す前に、内旋して面の向きを戻さなければなりません。
正確に戻すのは至難の業です。![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
緊迫した状態では当然、エラーが多くなります。
この引き方のほうが楽な引き方なので
何も考えずにやるとたいていこうなります。
ショートラリーなどで忙しいと特にそうです。
それと、脇を閉めるという意識があるとこうなります。
面を外向きに引いていくと脇は開きます。
(テニスは脇が開いても、相撲と違い、下手まわしをとられたりしないので大丈夫です)
それともうひとつ悪い例。
![手首から立てて構えた](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5593.jpg)
手首から先を立てることにより、手首の角度をきつくした例です。
ただこれは、引いたところで戻すのはそれほど難しくはないので、
プロでも時々見かけます。
ただやりすぎると、面の向きが不安定になります。
すごいメリットがあるわけでは無いので、やらないほうがいいと思います。
マスターするための手順ですが。
低い位置から引いて、凹型の引き方をまず最初に覚えるべきです。
次に、高い位置からも打てるよう、手の位置を上げラケットを立てます。
手首を立てるのは特に最初はするべきではないと思います。
『筋肉の記憶』 みたいなのがあって、
最初に作った形が、勢いなどで動いても
形を守ろうという意識があると
最初の急加速が収まった後などに
最終的にその形に戻ってくるのです。
ですから最初の形というのは特に大切なのです。
これはサービス、ボレーなどほとんどすべてのショットに言えることです。
手首の形をインパクトと同じにし、凹型に引いていく。
耳にたこができるくらい毎回私の言っているせりふです。
「でも、プロは違うんじゃない」 と思っている方も多いと思います。
そうです、最近のプロはラケットを立てて引く人が多いんです。
で、そのことの解説です。
私の耳たこ解説の写真、まずは引き始めです。
今日は東戸塚松原テニススクールの若者コーチ、藤田君にモデルをお願いしました。
![低い引き始め](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5584.jpg)
もちろんインパクトと同じ手首の形です。
そして、凹型に引いていく。
![低い構えからの引き](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5585.jpg)
面は下を向いています。 (顔から見たら向こうを向いています)
さて、次はプロ風の立てた引き方。
まずは、引き始め。 (肘から先を上げた)
![立てた引き始め](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5590.jpg)
もちろん、手首の形はインパクトと同じ。
そして、面が向こう向きになるように引いていく。
![立てて引いていったところ](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5591.jpg)
顔から見たら、上の二つの引き方は同じだということがわかるだろうか。
そして、肩関節の動きも同じで
腕をひねらないように引いていっているということです。
これは次の悪い例と比べるとわかりやすいと思う。
![外旋して上を向いた](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5592.jpg)
拍手した手の平を開いていくような動きです。
![拍手](http://blog.tennis365.net/common/icon/123.gif)
凸型の引き方です。
この腕の使い方を外旋といいます。
この状態から打つには、上を向いてしまった面を戻すために、
前に振り出す前に、内旋して面の向きを戻さなければなりません。
正確に戻すのは至難の業です。
![あれー?](http://blog.tennis365.net/common/icon/10.gif)
緊迫した状態では当然、エラーが多くなります。
この引き方のほうが楽な引き方なので
何も考えずにやるとたいていこうなります。
ショートラリーなどで忙しいと特にそうです。
それと、脇を閉めるという意識があるとこうなります。
面を外向きに引いていくと脇は開きます。
(テニスは脇が開いても、相撲と違い、下手まわしをとられたりしないので大丈夫です)
それともうひとつ悪い例。
![手首から立てて構えた](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/cimg5593.jpg)
手首から先を立てることにより、手首の角度をきつくした例です。
ただこれは、引いたところで戻すのはそれほど難しくはないので、
プロでも時々見かけます。
ただやりすぎると、面の向きが不安定になります。
すごいメリットがあるわけでは無いので、やらないほうがいいと思います。
マスターするための手順ですが。
低い位置から引いて、凹型の引き方をまず最初に覚えるべきです。
次に、高い位置からも打てるよう、手の位置を上げラケットを立てます。
手首を立てるのは特に最初はするべきではないと思います。
『筋肉の記憶』 みたいなのがあって、
最初に作った形が、勢いなどで動いても
形を守ろうという意識があると
最初の急加速が収まった後などに
最終的にその形に戻ってくるのです。
ですから最初の形というのは特に大切なのです。
これはサービス、ボレーなどほとんどすべてのショットに言えることです。