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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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足し算が成り立つか?

先日のイベント中
フォアハンドを苦労している方とお話をした。

全身で運ぶように打っていて
腕が不自由になり
でも最終的には振り切るので
エラーは出る、スピードは出ない状態になっていた。

腕が楽に振れればいいのにと、声をかけたら
ラケットヘッドを上げて
しっかり押すようにとのアドバイスをあるコーチから受けた
とのこと。


昔風の理論だが、それはそれであり。

ただし、振り切らない、コントロールのみに注力するのならあり。

力の強い男性なら、それでもそれなりに打てる。  悪だくみ

女性では有効なボールを打つのは無理。


まして、それで振り切ったらバラバラ。

現代のプロのようなテニスとは相容れないのだ。 あれー?

根本的に技術の体系が違う。



両方のいいとこ取りを狙っているのだと思うが、そうは行かない。

両方の悪いとこ取りになってしまうのは間違いない。 


コーチの皆さんにはよくよく考えてもらいたいこと。

技術の体系として
自分の教え方が一貫しているかどうか? 


勉強熱心なコーチほど色々と勉強してしまう。 悪だくみ

松原さんの理論はなかなか良いし
向こうのA先生のもかなりよかった。

両方足せばあの2人よりも上にいけるかも うるせー
なんて考えるのだろうか。


昔の理論、常識に新しい現代のプロ技術を足すのは無理

昔の理論をいったんどけておいてから
新しい現代のプロ技術を採用してほしいのだが ・・・ ナイス!

年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 20:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

月例の女子ダブルス

松原テニスクラブ印西で月例の女子ダブルス大会が行われた。

今月は8組での開催。

4組ずつに分かれて総当りの予選リーグ後
各組、1,2位の組と3,4位の組に分かれての決勝トーナメント
敗者戦もあるので全員、5試合ずつ行う
実戦なれと実戦に強くなるための大会なのだ。


印西熱戦1



印西熱戦2


私が前半の試合を見てのアドバイスや
それを踏まえての
昼休みミニレッスン。

今日のテーマは
リターンをクロスにロブしポーチを防ぐ方法。
クロスなら少しくらい浅くてもやられにくいのだ。

皆さん、ストレートに上げては大きすぎたり
ネットマンにかかったりと苦労しているところ。

もう1つは
ネットマンがストレートに来たボールの処理法。

これは時間の関係で見本だけだったが
簡単な内容だったので
午後の決勝トーナメントで使っている人が何人かいた。


午後に入ると
少し動きもよくなってきて、レベルが上がってくる。


印西熱戦5


印西熱戦6


結局、予選では1敗した、野中さん、安野さんの組が
決勝戦で雪辱し優勝した。


ほぼ全員集合




次回、3月も25日月曜日の開催。

4月以降の日程も決まったので
近日中にHPでご案内の予定。

次回も印西でお会いしましょう。  叫び



イベント | 投稿者 松原コーチ 18:13 | コメント(2)| トラックバック(0)

素晴らしいボレー

今日、下川井テニスクラブでのレッスンで

「ボレーはなるべく前向きで」 というアドバイスをした。

ハイボレーを薄いグリップでパンチするには
確かに横向きを作るといい。

それでも、横を向きすぎるとダメ。

せいぜい、上体が打点の方を向く程度でいい。

ある限度を超えて、横向きになると
自分が邪魔で、エラーしやすくなってしまうのだ。 悪だくみ


特に勢いの要らないローボレーなど
横を向かなくても充分に打てる。



最近、私の撮った傑作写真から ワハハ


ボレーのフットワーク


これは先日の東戸塚松原テニススクールでのシングルス大会の写真。

日本人でフォアボレー

右足を前に出来る人はなかなかいない

サーブアンドボレーの飛び込みで
右足をスライドさせて、ブレーキをかけながらのヒットか?

これが出来る人には、フォアボレーのセンスを感じる。 ナイス!




次は、トミーインドアでの松原コーチのテニス塾でのもの。


ついでに次回、3月19日の宣伝
も ・・・


バックで拾う


上体を前向きのまま、バックボレー。

上体は前傾しているが、頭を垂直に立てた顔がいい。 ナイス!

飛んで行くボールの線も写っている。


場所とボールの線から
ワンバウンドをロブ気味に返した所かもしれないが ・・・


とにかく、バウンドの数はともかくとして

この向きの上体で、面を決めているところに、センスが見えるのだ。 ナイス!



最後は、冬休み、松原テニスクラブ印西でのノービスジュニア大会。


執念のスライス


これはバックハンドスライス
ヨット追いついて返球がなったところ。

特にバックの場合
無理に横向きを作らなくても

ギリギリに追いつけば、自然に横向き以外に無い。

そう、仕方無しに横向きになればいいのだ。 びっくり



彼はこの大会のときにも

「最近、バランスが良くなってきたね」、とほめた選手。

こんな体勢の作り方にセンスが感じられるのだ。 ナイス!


ボレー | 投稿者 松原コーチ 18:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

スライスは遠めにセット

風邪を引いてしまった
土曜日は通常、印西のクラブに居る日なのだが
今日はパス。

石器時代からテニスをしている私としては
そろそろ、身体にも気をつけなくてはいけないお年頃。

熱も下がって元気も出てきたが
念のため、家でゴロゴロしている。  スマイル



ラケット赤 さて、昨日、バックハンドスライスの話をしてから少し引っかかっている。

「上体に沿って引いて行く」 というところ。

ずうっと、上体に沿っていくと、身体に巻きついてしまう。


当然、腕の形を変えなければそんな事は無い。
しかし、言葉だけが独り歩きすることもよくあるので
今日は念のためのお話。


腕の形を固めて上体に沿って引いて行くと


フェデラー、スライスの引き方


つまり
腕は引き始めに上体から離れていたものが
引きながら、上体に近づき
さらに引くと、肩から離れたところに、右手の位置が来る。

  (最後に肘が少し曲がるので、やや近づくが)

肩を中心にした、振り子のスウィングだ。

面も徐々に立っていき、ほぼ垂直になっている。
素晴らしい。



そしてスウィング自体はこんな風に

これはモーリスモの美しいスライス
3365ネットの連続写真と動画のページ
だ。


引いて行く部分はないのだが
振り出しと逆
同じ経路の往復と思ってほしい。

ちゃんとしたところに引ければ
引き方はどうでもいいように思いがちだが
そんな選手は見た事が無い。

本当に正確に引くため
正確な腕の振り出し方向を作るためには
本当に正確な引き方が大切なのだろう。



この雑誌の解説をしている頃から
ずいぶん力説して
写真を早めのタイミングから撮ってほしいと頼んでいたのだが 不満
テイクバックまで入っている写真はめったに無い。

 (テイクバックまで入れるとページが収まらないことも)


さらに、技術的なご利益が
何よりも
引きの途中からでも問題なく振り出せるというところ。

苦しい時にも
振り遅れそうになっても
いつでも、ちゃんとした面が出来ているという事。

面は徐々に上向きに動くから
いつでも、「ちゃんとした面」 の
用意が出来ているというほうが正確かもしれない。 ナイス!


スライス | 投稿者 松原コーチ 18:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

スライスの引き方

先日、男子の一流選手の練習を見る機会があった。

2人で、バックハンドスライスの打ち合いをやっていた。
1人はかなり安定していたが  (すごく上手い)
もう1人はやや不安定。    (かなり上手い)

一見、同じように見えるのに差があるのはなぜだろう?


何本か見ているうち
ふとテイクバックの違いに気がついた。

安定している選手は上体に腕をこするように引いている。
もう一人は腕が上体からはなれる。


この違い、次の写真を見てほしい。


バックボレーの構え


バックボレーのインパクト


これはボレーの説明のための絵なのだが
ワンバウンドのスライスでも同じこと。

 (わかりやすくするためにやや極端にしているが)

スウィングは凹型になり、肩を中心に弧を描く。

面はスウィングにつれ、徐々に上を向いていく。

だから、テイクバックはこの逆
上向きだった面が徐々に立っていけばいいのだ。

そうすれば何度やっても同じスウィング、同じラケット面が出てくる。

結果的に脇が閉まった引き方
上体に腕をこするように引いていくことになるのだ。


そうゆう引き方をすれば
振り出し方も自然にきれいに決まる。 ナイス!




ここで注意しなくてはいけないこと

バックハンドスライスの場合
結果的に脇が閉まるということ。

フォアハンドスライスだと
面を安定させるには、脇が空かなくてはいけないし
他の大抵のショットがそう。

バックハンドスライスがむしろ例外なのだ。



ここだけの話し
私より上の年代の人は
特に、インカレに出ただの、全日本だったなんて人は
ほとんどバックハンドの名手。

そしてその時代
バックといえばスライス。 

フォアが打てなくても
バックが苦手という人はめったにいない。 悪だくみ

だから大抵の人は、脇を閉めろというのだ。
もちろんその人にとっては真実。

でも現代テニスすべてに
バックハンドスライスのコツを当てはめるのには無理があるのだ。 ナイス!


スライス | 投稿者 松原コーチ 22:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニス産業セミナー

昨日、今日と
私の所属する
日本テニス事業協会のテニス産業セミナーに参加してきた。


テニス産業セミナー


今年は20周年の記念イベント。
会場もちょっと張りこんで、京王プラザホテル。

講演等はすべて、撮影や録音はご法度。

開始前のごたごた写真のみ。


パネルディスカッション


いい話を聞いて、一通りのお勉強の後
夕方からは20周年記念のパーティーへ。


20周年パーティー


おいしい物を食べ、おなかいっぱいビールを飲んでお開き。




さて、2日目は会場が変わって、味の素ナショナルトレーニングセンター。


味の素NTC


テニスコートとサッカー場の間を通って本館に向かう。



今日は、フェドカップ監督の村上武資氏や
デビスカップコーチの増田健太郎氏らの講演と
味の素NTCの施設見学。

3人の男子選手、特に添田、伊藤両選手の
なるべくしてなった躍進の理由がメインテーマ。

さすが現場の声。

ビデオを見ながらの説得力のある話に納得、そして感動。

いい話を聞かせてもらった。


私自身の、ジュニア育成に対する疑問点がすっきりと解消された。



技術以外では
テニス界や各組織で
若手コーチたちのパワーを年寄りや古い体質がそがないよう
テニス界をあげて、支援し続けることが何より大事だろう。



その後、施設見学。

卓球、バスケット、バレー、バドミントン、水泳、シンクロ、新体操、・・・

もちろんテニスも

岩淵コーチが教科選手たちを指導しているところを見せてもらった。


そこで、ハプニングが

見とれて、ほんの少し移動が遅れ
向かいの建屋の入り口に
私を含め、8人ほどが入り損ねた。  びっくり

迷子だ !!!

ホテルの部屋のように閉めたらすべて自動でロック。

携帯で連絡し、玄関から入りなおして
しかもIDカードを持ったスタッフに迎えに来てもらい
冷や汗とともに、一件落着。


味の素NTC
さすがに、セキュリティーはしっかりしていた。  ナイス!


イベント | 投稿者 松原コーチ 19:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

右のバーナーも交換した

愛車、スカイラインR34クーペ
右ロービームのHIDバーナー交換に成功した。 祝

というか、あっという間に終わった。 


バーナー交換終了


1月に左のバーナーが切れたので?
交換した。

左はエアークリーナーのボックスが立ちはだかっていたため
かなり苦労した。

エアークリーナー取り付け部のボルトをはずして
少しずらして作業するのが精一杯。

クリーナーのボックスに繋がるコードやホースなどが多く
すべてはずす気ならいいのだが
再度、組み立てる元気まではない。

もしもはずす時に
13年間、古くなったゴムの類が破れたら
再使用できないかも ・・・

そんなわけで、半分手探りの作業。


もちろん今回はエアークリーナーは関係なし。 


それと、それと、HIDというと高電圧なので
配線やコネクターが太かったり、なんか不安だったり
まあ、休みが取れないからもあり
右側に取り掛かれないでいた。

まあ、だめな理由はいくらでも作り出せるのだ。 うるせー



さて、日曜日は、午前中、下川井テニスクラブでのレッスン
その後は休み。

昼ごはんを食べて、ちょっとゆっくりすると、夕方近く。ZZZ

昨日は寒かったので
無理をしてはと、またまた、だめ理由が浮かんできたが
一念発起、オクサンの声援を受けて、気合を入れて取り掛かった。 


バッテリーをどけて
ライト後のプラスティックカバーをはずし
コネクターをはずし
バーナーの押さえバネをはずす。

取れた。

新品バーナーをつけた。

バラシと反対に作業して、30分ほど。


バッテリーをどけたら、邪魔者は一切無いし
よく見えるし
手もらくらく入る
作業は2回目なので、要領もわかっている。

前回、手探りで取り付けた、バーナーの押さえバネ
今回はよく見えている
10秒くらいで、2箇所を引っ掛けて、OK。


バッテリーを一度はずしたので
エアコンや時計の設定をやり直して、すべて無事に終了。 ナイス!



暗くなってから試乗を兼ねて
オクサンと行った、近所のスーパー屋上駐車場。 ピカ


明るくなった


同じバーナーをつけたのだから、当たり前だが
左右同じ色になっている。

かなり明るくなったので
夜の走行がずいぶん楽になった。

無理して?
やってよかった。  ワハハ



くるま | 投稿者 松原コーチ 18:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

両手バックのリターン

『にんにん』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク はじめまして。スクール(中上級クラス)に通う中年男性です。
本日、初めて訪問させて頂きましたが、興味深く読ませて頂いております。早速で恐縮ですが、質問させて下さい。
両手バックのリターンは体幹を固めて打つとのことですが、
私(右利きです)の場合、体幹(左尻の上部分の筋肉を斜め上に伸ばす)でスイング始動(体の回転運動開始)⇒体の回転を体幹、次いで右肩支点の順で止めて、振り切る。
の順で打っています(全くの自己流です)。
順クロスへはオープンスタンス気味で割とスムーズに打てているような感じなのですが、逆クロスへのリターンに伸びがありません(スクエアスタンス気味です)。
フィニッシュが右肩上なので、ヘッドを前に送り出した方が良いのでしょうか?
ほかのアイデアとして、踏み込んでいった前足を突っ張り、後ろ足のつま先を前に向けてボールの後ろにしっかり入った形で上体を固めて打つというのはどうでしょうか?(フォアでクローズド気味に打つときに私はこのようにして打つようにしています)
長文で失礼しましたが、なにとぞお気づきの点やアドバイスなどありましたら、ご教授のほどよろしく願いいたしますm(_ _)m

投稿者 にんにん 2013/02/10 00:56





スマイル 私の答えです

私はプロの技術がとりあえず
今日時点の間違いのない、検証されたやり方だと考えています。

その打ち方で、入らないなら、届かないなら、スピードが出ないなら
プロが使っているはずがありません。

だからプロがやっていない技術は基本的に推奨しません。

もちろん、過去のプロがやっていたことで
現代のプロツアーに通用しなくても
アマチュアの試合には使えるでしょうし
それ以外にも、年配者への限定メニューなど
いくつか、例外はあります。



そんなわけで
まずは、プロのテニスを観察する、感じることをお勧めします。

ご自分のやり方、使い方が、プロのイメージと似ているでしょうか?  悪だくみ

まずは、まねをしてみることです。
机の上で、またはソファーの上で考えた技術は
0.1%も使えないと思ったほうがいいです。



さて、リターンですが
のんびりやっているひまはありません。
相手はサーブなのです。

サーブを前提としないリターンはありえません。

のんびりで、対応できるようなサーブなら
技術的にはリターンと考える必要はありません。

単なる決め球です。


だから、ボールの後に入るなんて
たまたまそこにボールがこなければ無理です。

もし
それが可能なサーブなら
時間があるわけで
私なら、フォアで打ちます。

そしてバックは別の方法で ・・・



両手打ちというのはとても窮屈な物です。

腕とラケットが2本の腕でつながっていて、動かしにくい。

だから、身体が動いて
その動きを腕にラケットになんて悠長なことは考えない。

横向きを作り、ごつい棒をゴーンと
横殴りに叩きつける。

もちろん、金属でできた身体ではないので
少しはしなります。

でもそんなのは自然にそうなることで
意識してやったら、逆にパワーが伝わりません。

運動連鎖で上手く伝えてと考えるより
運動連鎖なんか諦める。

腕を固めて単純に横殴りにぶん殴る。

そうすると、結果的に運動連鎖が上手く使えます。 ナイス!



しっかり固めて、ごつい棒のメリットを生かしてください。

横向きをつくり体当たりです。


逆クロスですが
基本的に打ち方はいっしょ。

どっちに向かって構えるかです。

打球方向に対ししっかり横向きを造って、体当たりです。



今日は細かい身体の使い方や理屈は書きません。

この、「横向きで、腕を固めて、体当たり」 を頭に入れて
私の、バックハンドのカテゴリーを覗いてみてください。

多分たくさん出ているはずです。  ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 18:56 | コメント(1)| トラックバック(0)

ジュニアラケットの続き

『Gecky』 さんから、再度コメントをいただきました。


マイク 松原コーチ

アドバイスありがとうございます。
ご紹介いただいた、VCORE Xi 25も含めてジュニア用を検討したいと思います。
25インチより短いと造りの悪さや重さなど通常ボールの重さに耐えられないとのことですが、25インチや26インチくらいのモデルだと、通常ボールを想定して作られているのでしょうか? それとも単にラケットの重さやバランスで判断すれば良いのでしょうか?
メーカーやモデルにもよるとは思いますが、例えばVCORE Xi 25はどうでしょうか?

投稿者 Gecky 2013/02/15 09:51






スマイル 私の答えです。

25インチ、26インチはグリーンボールを想定していますが
重さから言っても
私が打った感触でも
通常のテニスボールを打っても大丈夫です。

26インチは小柄な女性など
大人が使ってもとてもいいラケットです。


ヨネックスのカタログで確認しましたが
23インチ以下は
グリーンボールすら想定していません。

23インチが、オレンジかレッド
21インチはレッド
もちろんスポンジでもOKです。


他のメーカーのもほとんど変わらないと思います。


これが、ITFが奨めている、PLAY+STAYのボール


レッドボールがお勧め


右へ行くほど硬くなる。

一番左のスポンジはPLAY+STAYには含まれないが
うちではキッズクラスの
特に小さい子のクラスで使っている。

これプラス、普通のボールがあるので
5種類のボールを使い分けることになる。


最近は
身長や年齢でラケットの長さを決めるよりも
使用ボールで合わすようになっています。

ボールにより、使用するコートの大きさも変わるからです。


コートサイズ


グリーンボールは普通のボールと同じフルのコートです。

そしてラケット
グリーンボールか通常ボールの場合は
25、26、27インチのどれかです。

昔の基準では
120cm~140cmの子は、25インチでした。 ナイス!

だから丼ぴしゃり出下値。

  (ドンピシャリデシタネ、あんまり面白いのでそのままにします) うるせー


そうそう、ヨネックスの25インチにはもう1つあります。

SFα25、というラケットです。

面が102平方インチと、ちょっと大きい。
値段は7350円で一緒。

どっちがいいかって?

好きな色で選べばいい。

クルム伊達ファンなら、もちろん、エメラルドカラーのSFα25だ。

添田、ウォズニアッキ、モナコ、トミッチ、松原のファンなら、VCORE25の赤。 悪だくみ

なに、松原なんて知らない?

うーん、まだまだだね。  ワハハ


用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 17:53 | コメント(1)| トラックバック(0)

ジュニアラケットは短めで

『Gecky』 さんから、お子さんのラケットについて質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは。

いつもBlogを拝見させてもらっています。コーチの理論的なアドバイス、大変参考にさせてもらっています。
今回、子供のラケットについてアドバイスを頂きたく、投稿させてもらいました。
私の子供は、今度小学3年生になる身長130cm、体重30kgの男の子です。幼稚園の頃からテニススクールに通っていて、ずっとスポンジボールを使っていましたが、この度硬式ボールを使うクラスに上がりました。そこでラケットを購入する予定なのですが、どの様なスペックの物を選択するのが良いか、迷っています。
ネットで調べると、ジュニア用が良いとかボールが一緒だから大人用の軽いものが良いとか、色々考え方があるようですが、コーチはどの様にお考えでしょうか?

よろしくお願いします。
 
投稿者 Gecky 2013/02/13 12:23





スマイル 私の答えです。

25インチのジュニア用でしょうね。

大人用が27インチですので、5cm短い。

身長やパワーを考えると
もう少し短くてもいいのではと思いますが
これより短いと
造りの悪さや重さなど
通常ボールの重さに耐えられないと思います。

  (ボールの重さが大人と変わらないので)


考え方ですが
プロと同じような動きができること。

そうすれば運動神経やテニスのスキルが上がります。

長いラケットを使うと振り回せません。
プロのテニスと違う理屈になってきます。


130cmの身長で27インチだと

175cmが36インチのラケットを振り回すような比率です。

大人が、20cm以上長いラケットを振ったらどんな感じか あれー?
考えてみるといいでしょう。

だからこの年代はグリーンボールなのです。
ボールが少し軽ければ
ラケットも軽くて大丈夫です。

しかしスクールの都合もありますので
そこで使うボールが通常のテニスボールなら
どうしようもありません。

とりあえず、25インチです。


25インチだと7000円くらいからあります。 ナイス!

たとえばこれは私の契約先、ヨネックスの25インチ


これから毎年、身長の伸びにつれて

来年は26インチ。

再来年は27インチと変えていけばいいと思います。


もちろん、25インチを3ヶ月で卒業しても
それほど高いものではありませんので諦めがつくと思います。  ワハハ



用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 20:41 | コメント(1)| トラックバック(0)

今日はトミーでのテニス塾

今日はトミーインドアでの、「松原コーチのテニス塾」

夕べから雪の心配をしていたのだが
結局、雨になり
それも朝でやみ、いいお天気になった。


トミーインドア


今日のスケジュールは
1日を通して、実戦的なプレーをすること。

1時間目がネットプレー
なのだが

まずはハーフボレー。

ハーフボレーはもっとも易しい技術。
少し上向きの面で前に押してやれば
どんなショットでも飛んできた角度で返っていく。

かなり大胆に打ってもいいのだ。

苦しい態勢のローボレーよりもはるかにやりやすい。

ベースライン際でのストロークへの応用も含め
面白い展開ができた。

もちろん基本的なスライスボレーでの
つなぎや決め球など
ダブルスのパターンで楽しいレッスンができた。


私の球出し



そして2時間目はフォアハンド。

超鋭角のアングルショットが打てるように
上体を前に向ける練習。


下がりながらのTさん


これは退がりながら
左足を後ろに飛ばし
前向きになって、フォアハンドを打つ練習。


時々、私の向き、動きを見せながら


フォアはここまで回る


これの打球方向は、画面の左方向なので念のため。

打球方向に右肩が向くのだ。



それでさえ前向きになることはけっこう大変。


下がりながらのFさん


向きができた後は、超アングルショットラリー。

そしてダブルスのベースラインポジションからのアングルショット。

皆さんだんだんとこつをつかんできて
かなり打ち合いの中で使えるようになってきた。



3時間目はダブルスの実戦的なプレー。

今日はストロークを中心に。

バックハンドのライジングトップスピンリターンダッシュからはじめ

フォアハンドでは
余裕の無い時は、無理に横向きを作らず
最低限の身体使いで腕を振る。

姿勢はしっかり垂直を保ち、我慢。


ダブルス形式で


打ち合いではかなり猛烈な球出しと
ボレーを叩きつけ
それを鋭く返球してもらう。


皆さん、勘所をつかんで
逆にしっかり叩き返してくるようになった。


今日は3時間
猛烈で楽しいレッスンだった。 ワハハ



来月も13日の水曜日

申し込みがまだの方は、ぜひトミーインドアまでお電話をください。 叫び

口も打球もしっかりとぶちまくるつもりだ。 ナイス!


イベント | 投稿者 松原コーチ 19:52 | コメント(2)| トラックバック(0)

梅が咲いていた

今日は風が冷たかった。

明日はもしかしたら雪かも?

トミーでのレッスンの日なので
何とか雨で勘弁してほしい。

風は冷たいが、少しずつ春が来ている。


中央公園の梅


銀行へ行った帰りの品濃町中央公園
紅白の梅が並んで咲いている。

そういえば
東戸塚校の隣、東品濃小学校にも紅梅があったはず。



小学校の紅梅


行くときにもあったはずなのだが
税金を払った後の、「ほっとした感」か「脱力感」か?

帰りのほうが梅の色も目に入りやすいようだ。  スマイル



日記 | 投稿者 松原コーチ 18:14 | コメント(1)| トラックバック(0)

東戸塚は男子シングルス

本日、東戸塚松原テニススクールでは
男子オープンシングルス大会が開催された。

先月14日、月曜日にも予定していたのだが
前回は雪で中止
今回は16名、フルエントリーだったし
とにかく
好天気を祈っていた。  晴れ

おかげさまで
いい天気に恵まれ、暖かかったし、好プレーも続出。


ボレーのフットワーク


4名ずつ、総当りの予選3試合
各リーグ1,2位による8名での決勝トーナメント、3試合
すべてを技術と体力、気合で制したのは
この大会常連の澤田さん。


優勝は澤田さん


決勝の相手、米田さんは安定したストロークの持ち主。


準優勝の米田さん


最後まで、保った手首、その安定性を感じてほしい。



澤田さんは序盤思い切った攻めで勝負をかけ
自力で優勝を引き付ける気合を見せた。

実は澤田さん、決勝トーナメント、1回戦で負けそうになり
フォアが打てなくなった。

何とか勝った後
松原さんの
「思い切って、腕を引っ張り込めばフォアは入りますよ」
を聞いて、真に受け
「打ったら、入りだした」

というのは、秘密のはずだったが
あんまりうれしいことを言ってくれたので、ばらしてしまった。  ワハハ



準決勝が始まるころから、かなり寒くなってきた。

16名のうち、表彰式まで残ったのはこれだけ。


全員の一部集合


寒い中残ってくれた人たちに、私のレッスンをプレゼント。


フォアのレッスン1


フォアハンドの振り抜きをテーマに

姿勢も保ちつつ


フォアのレッスン2


みんなで鬼のように打ちまくってもらった。

しっかり前向きになることにより
すごい勢いで打てることを実感してもらった。 スマイル


優勝した澤田さんはここまで完走。

さらに上手くなってしまった。  ワハハ





ラケット赤 さて次回の私のレッスンは

13日水曜日のトミーインドアでの、『松原コーチのテニス塾』

25日には、『女子ダブルス、松原レッスンつき』 を松原テニスクラブ印西で

お申し込みがまだの方は、ぜひ、是非、ゼヒ、現地にお電話をください。  叫び



イベント | 投稿者 松原コーチ 20:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

ヘッドライト磨き

しばらくぶりの車いじり。

じつは、私の愛車、R34スカイライン君
ヘッドライトを被うアクリルカバーのクスミが気になっていた。

このために、先日と言っても、もう1ケ月近く前
千葉のホームセンターで購入した
「ヘッドライト プラスティックカバー 磨きコンパウンド」

たしか、798円。


凸凹の表面
特に凹んだところに新しい粒子を付けて
表面を平らにするという優れ物 (のはず)

本日、いよいよ使用することとなった。


ヘッドライト磨きコンパウンド


気合を入れて取り掛かったわりには簡単。
あっという間。

実作業時間は5分位。

タオルに付けてこするだけ
その後、別のタオルでふき取って終了。


明らかにきれいになっている。

少なくとも
昼間の見かけキレイさはだいぶ良くなった。


そう、この時点で写真を撮るのを忘れた。

左のバーナーを交換したときにでも
写真を撮って美しいところをお見せしよう。


とりあえず撮ったのは、点灯した写真。


ライトはキレイに


光の散乱が減ったような気がするが、気のせいかも?

夜の走行も楽しみになってきた。  ワハハ


くるま | 投稿者 松原コーチ 18:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

バックは腕を外旋させる

『ムーディー』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは。初めまして。

テニスジャーナルの記事が好きでいつも読んでいました。
この度はblogを発見して是非質問させていただきたいと思います。

片手バックハンドのトップスピンなのですが少し前の記事に 腕を外旋させて叩くとありましたが、腕を外旋させるのはインパクト後ということですか。また、それ以外はとくに腕に動きはありますか。

よろしくお願いします。

投稿者 ムーディー 2013/02/07 13:09





スマイル 私の答えです。

バックハンドの面の作り方ですが

垂直な面を
引いたところから、フィニッシュまで
保ち続けることが大切です。



ところで
片手バックのトップスピンは
肩を支点に振り子のように弧を描いて振ります。

腕を捻らないように
つまり、内旋も外旋もしないで振るとすれば

フォアハンドと同じで

引いたところで面は下を向き
インパクトで垂直、直後に少し上向きになります。

こうすれば、確かに安定しますが
スウィングスピードが上がらず
情けないショットになります。


だからバックは腕を捻ります。

外旋する事により、加速して鋭く振り切るのです。

やりすぎても
面が作れなくなり、使えなくなります。

面が垂直を保つ程度に徐々に外旋するのです。


こんなふうに引き  (面がやや上を向いている)


ガスケのバックだ


少しずつ外旋し

ほぼ垂直なラケット面でボールを捉え。


エナンのインパクト


ほぼ垂直面を保ったまま


フェデラーのフィニッシュ


フィニッシュします。



フォアハンドだと
これでは安定しないのですが
バックハンドは
この、面を保つ意識があれば
外旋しても、安定したショットを打つことができます。 スマイル



いつ外旋するかの答えですが

スウィング全域にわたって、少しづつ外旋し続けるのです。




バックハンド | 投稿者 松原コーチ 21:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケットヘッドの走り

ラケットヘッドを加速して、走らせることに対しては
かなり誤解している人が多い。

腕がしなり
ラケットヘッドがムチの先端のように走る。

本物のムチの場合
空中でバシッという。

あのバシッは衝撃波
つまり音速を超えるのだそうだ。



さてフォアハンドの場合だが

ラケットヘッドを走らそうとして
ラケットヘッドを腕より前に出そうとして失敗する人が多い。 悪だくみ

こうすると面が狂うことによるエラーも多いし
何よりスピードもダウンしてしまいがちなのだ。


実際に選手が使うメカニズムはこんな物。

これはフォアハンドに定評のある、某選手の写真。


テイクバックしたときはこんな物。


錦織のテイクバック


インパクトのところと手首の角度、しなりはあまり変わらない。

ラケットヘッドを後に持って行き過ぎないのがここでの肝。


振り出しで、ラケットヘッドが
その重みにより遅れる。

 (スウィング方向に引っ張られ、面のエッジ方向に遅れる)


しなった


この前後が一番しなった状態。


走り始め


そして、インパクト。


インパクト


一番最初の写真と手首の角度はあまり変わっていない。
むしろ、少ししなっているかも。

それでも

しなって、戻って、最初の状態に戻ってきたのだ。


そしてトップスピンのワイパースウィングにより
ラケットがついに腕を追い越し始める。


ワイパー


ここで初めての追い越しだが
手首の角度に注目すると
ほとんど動いていないことに気がつく。

ラケットヘッドの先行は
ほとんど回内による腕の捻りなのだ。

だからラケット面の安定も確保される。


そして、豪快なフィニッシュ。


フィニッシュ


腕は止まろうとし、ラケットはまだ動いているので
少し手首が回内方向にしなっているが

それでもまだ、手首の形はある程度保っている。 ナイス!




これほどまでに
フォアハンドのハードヒットと安定性の両立は大変なのだ。 びっくり

プレーヤー自身は
ラケットヘッドを走らすよりも
面の安定を重要視している。


面を一定に保つ意識が
最初に作った手首の角度を
「しなって、戻って、最初の状態に」 戻らせたのだ。


ラケットヘッドはついに、最後まで、先行させないのだ。 ナイス!


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 17:55 | コメント(2)| トラックバック(0)

スライスサーブは

『レフティ』 さんから、スライスサーブの質問をいただきました。

ちょっと長いのですが、切りにくいので、全文掲載です。

以下がそのコメントです。


マイク 松原コーチ、こんばんは。

「りんごの皮むきサーブ」の話が出たところで、スライスサーブについて質問いたします。

私はスライスサーブを主体としており、トスを外側に上げ、そこから①普通に曲がるスライス、②少し厚く当てた直線的なフラットスライス、③うんと薄く当てて回転ばかりで飛んでいかないスライス
とこの3つのスライスを練習していました。

ところが、この3つめのスライスが曲者で、スピードに落差が出て、また風下から上手く打てば結構エースになったりと有効なサーブだったのですが、うんと回転をかけようとリストを使ってしまっていたようなのです。

このリストの動きを身体が憶えてしまって、普通のスライスを打とうとしても、サーブがネットまで届かなくなりました。
勿論、ダブルフォールトの嵐。焦れば、焦るほど、コントロールがきかなくなり、最近では諦めてスピンサーブを練習しています。

これが松原コーチの仰る「りんごの皮むきサーブ」なんでしょうか?どうしたら、コントロールしたらいいかとお聞きしたら、「手首を固定して打つ」と言われるとは思うのですが、諦めるには惜しいサーブで何か少しでもコメントがいただければ有難いです。どうぞよろしくお願いします。

投稿者 レフティ 2013/02/04 21:08






スマイル 私の答えです。


りんごの皮むきの定義ですが

ボールの外周に沿って
前腕の回外を使って薄く当てる物です。

通常サーブでは
上体が横向きから前向きに動き
腕を捻らなくても
回内も回外も、どっちもしなくても
上体の周り分は左に曲がります。

  (右利きを前提の言い方です)


ですから少しくらい左に捻ったように感じるくらいなら
それほど害はないと思います。

ただし、そうとうに捻ると
かなり高い確率で肘を壊しますのですぐわかります。


ダブルフォールト連発になっちゃったとのことですが
最初からでしょうか?

そのサーブを始めたころは入っていたのなら
その時点まで戻ったらどうですか。


スライスサーブというのは
縦方向に面の変化を起こす要素が少ないので
縦にはエラーしにくいサーブです。

だからかなり、猛烈に振り切っても大丈夫です。

ネットを越さないのなら
もっと強く打ったらどうですか。


スピンのかかり具合
スピードなどがばらばらなら
いくらかは手首を固定する必要があります。

そうするとスピン量が減るということだと思いますが
それならグリップを薄くする。


ナダルは薄く持つ

バックハンドイースタンくらいのグリップです。

通常スライスサーブは
あまり回内を使わないのですが

これくらい薄いと回内を使って面を起こしても
かなりサイドスピンがかかります。


回内してもかかる


色々とトライしていくうちに
しっくり来るのが見つかるのではないでしょうか。

健闘をお祈りします。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 22:03 | コメント(2)| トラックバック(0)

サーブで肩を傷めない技の続

肩に負担をかけないサーブのコツ

いくつか抜けていたので、追加発表だ。


まずは、『ゆうっくりのテンポ』 を守ること。

腕を身体に対し
メトロノームのように前後に動かすわけだが
その重心まで支点からの距離により
楽に振れる、固有のテンポが存在する。 ナイス!

上にある振り子だと思えばいい。


それに逆らわなければ肩の負担は軽くて済むが
逆らえば、もろに肩に負担がかかってくる。

打点よりも30~50cmくらい高く上げると
この、『ゆうっくりのテンポ』 が実現できる。 音符

もちろんもっと高く上げてもいいのだが
高すぎると、待ち時間が多くなってしまうのだ。




次に肘の話になってしまうが
『りんごの皮むきサーブ』 をしないこと。 上昇

スライスサーブで横回転をかけるために
回転方向に腕を捻ると肘に負担が来て
肘の内側の突起を痛める。

昔の野球少年が
カーブを投げて傷めたことが多いらしく
外側突起を痛めるテニス肘に対し、野球肘と呼ばれていたこともあるようだ。


最後は肘を曲げてサーブを打つこと。

伸ばしきってしまうと、肘に来やすい。

肩を痛めると
おっかなびっくり力を抜くので、肘などを痛めやすいのだ。

逆に、肘から手首や肩に痛みが拡大していく場合も多いので
注意が必要。



力を入れ気味にして、肘や肩、手首を守っていくのだ。 筋肉



そうそう、もう一つ抜けていたのが、アイシング。

プレー後は必ずアイシングをして、炎を消しておこう。 

必ず、氷と水を使い、0℃を保つ。  雪だるま

水の中に氷が浮いて、共存している状態は
地球表面では必ず、0℃なのだ。


保冷剤を使うと、身体の形に合いにくいし
冷やしすぎて、凍らしてしまうこともある。 うるせー

実は、私も、肘を凍らしたことがある。

もちろん、冷たい水では役不足だ。  ベー



傷害 | 投稿者 松原コーチ 18:19 | コメント(2)| トラックバック(0)

サーブで肩を痛めないために

東戸塚の『しろくま』 さんから右肩痛の質問を頂きました。

寒い冬はしろくまの季節と思いきや
色々とご苦労があるようです。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ。こんばんは。
今日はレッスンありがとうございました。

技術的な質問でなくてすみません。
実は、右肩が痛いのです。
かなり前にテニスボールの遠投して以来、ずっと違和感が。
それが、最近、右肩、手首としびれるような痛みに
変わってきました。

サーブで伸びきって打ってしまうことも、原因にある気がします。
やはりテーピングをした方が、予防になるのでしょうか・・・。

投稿者 しろくま 2013/02/01 22:51





スマイル 私の答えです。

肩はかなり複雑に動かしますので
完全固定するようなテーピングは難しいですね。

とりあえず痛いところに、キネシオテープでしょうか。

肘や手首にも波及との事ですから
そちらは
衝撃の来るところにキネシオか
肘のガード用のバンドでしょうか。


腕立て伏せなどで鍛えちゃう事も必要です。



さて技術的な話ですが

ボール投げやサーブで傷めるには、秘訣があります。 冷や汗

傷めない秘訣かな?


傷めやすい形に2つあります。


1つ目は、後ろからのワインドアップ

シャラポワもこれで肩を痛めて、手術しましたよね。

腕の使い方は、内旋、外旋による往復運動にします。


どうしても、後ろから上げたくなったら
クリスマスの七面鳥か鶏
腕をどうやってはずすかを思い出してください。  悪だくみ



さて、こんな風に構えて、上体の前からラケットを上げます。 ナイス!

  (打球方向から見ると横から腕を上げます)


サーブの構え


外旋させながら、ラケットをたらしていきます。

モデルは、東戸塚のあの、田村コーチです。



もう一つは上腕と顔の距離。

この、肩の間が開いていれば、間の筋肉を圧迫しない、こすらない。


傷めにくいサーブ打点


近すぎると


傷めやすいサーブ打点


肩の間の筋肉を圧迫したり、すりつぶしたり。 うるせー


だからプロは、こんな形。


プロのサーブ打点


高い打点と、安全な腕の形、内旋パワーをすべて満足させるのです。 ナイス!



この2つのコツ
傷めない秘訣をゼヒ実行してください。  叫び



それともう一つ

肘や手首のためにも、面を安定させるためにも

腕はしっかり力を入れて使ってください。  筋肉



傷害 | 投稿者 松原コーチ 22:55 | コメント(0)| トラックバック(0)