2013年02月06日
ラケットヘッドの走り
ラケットヘッドを加速して、走らせることに対しては
かなり誤解している人が多い。
腕がしなり
ラケットヘッドがムチの先端のように走る。
本物のムチの場合
空中でバシッという。
あのバシッは衝撃波
つまり音速を超えるのだそうだ。
さてフォアハンドの場合だが
ラケットヘッドを走らそうとして
ラケットヘッドを腕より前に出そうとして失敗する人が多い。![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
こうすると面が狂うことによるエラーも多いし
何よりスピードもダウンしてしまいがちなのだ。
実際に選手が使うメカニズムはこんな物。
これはフォアハンドに定評のある、某選手の写真。
テイクバックしたときはこんな物。
![錦織のテイクバック](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13021.jpg)
インパクトのところと手首の角度、しなりはあまり変わらない。
ラケットヘッドを後に持って行き過ぎないのがここでの肝。
振り出しで、ラケットヘッドが
その重みにより遅れる。
(スウィング方向に引っ張られ、面のエッジ方向に遅れる)
![しなった](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13022.jpg)
この前後が一番しなった状態。
![走り始め](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13023.jpg)
そして、インパクト。
![インパクト](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13024.jpg)
一番最初の写真と手首の角度はあまり変わっていない。
むしろ、少ししなっているかも。
それでも
しなって、戻って、最初の状態に戻ってきたのだ。
そしてトップスピンのワイパースウィングにより
ラケットがついに腕を追い越し始める。
![ワイパー](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi1305.jpg)
ここで初めての追い越しだが
手首の角度に注目すると
ほとんど動いていないことに気がつく。
ラケットヘッドの先行は
ほとんど回内による腕の捻りなのだ。
だからラケット面の安定も確保される。
そして、豪快なフィニッシュ。
![フィニッシュ](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13026.jpg)
腕は止まろうとし、ラケットはまだ動いているので
少し手首が回内方向にしなっているが
それでもまだ、手首の形はある程度保っている。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
これほどまでに
フォアハンドのハードヒットと安定性の両立は大変なのだ。![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
プレーヤー自身は
ラケットヘッドを走らすよりも
面の安定を重要視している。
面を一定に保つ意識が
最初に作った手首の角度を
「しなって、戻って、最初の状態に」 戻らせたのだ。
ラケットヘッドはついに、最後まで、先行させないのだ。![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
かなり誤解している人が多い。
腕がしなり
ラケットヘッドがムチの先端のように走る。
本物のムチの場合
空中でバシッという。
あのバシッは衝撃波
つまり音速を超えるのだそうだ。
さてフォアハンドの場合だが
ラケットヘッドを走らそうとして
ラケットヘッドを腕より前に出そうとして失敗する人が多い。
![悪だくみ](http://blog.tennis365.net/common/icon/20.gif)
こうすると面が狂うことによるエラーも多いし
何よりスピードもダウンしてしまいがちなのだ。
実際に選手が使うメカニズムはこんな物。
これはフォアハンドに定評のある、某選手の写真。
テイクバックしたときはこんな物。
![錦織のテイクバック](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13021.jpg)
インパクトのところと手首の角度、しなりはあまり変わらない。
ラケットヘッドを後に持って行き過ぎないのがここでの肝。
振り出しで、ラケットヘッドが
その重みにより遅れる。
(スウィング方向に引っ張られ、面のエッジ方向に遅れる)
![しなった](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13022.jpg)
この前後が一番しなった状態。
![走り始め](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13023.jpg)
そして、インパクト。
![インパクト](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13024.jpg)
一番最初の写真と手首の角度はあまり変わっていない。
むしろ、少ししなっているかも。
それでも
しなって、戻って、最初の状態に戻ってきたのだ。
そしてトップスピンのワイパースウィングにより
ラケットがついに腕を追い越し始める。
![ワイパー](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi1305.jpg)
ここで初めての追い越しだが
手首の角度に注目すると
ほとんど動いていないことに気がつく。
ラケットヘッドの先行は
ほとんど回内による腕の捻りなのだ。
だからラケット面の安定も確保される。
そして、豪快なフィニッシュ。
![フィニッシュ](http://matsubara-y.blog.tennis365.net/image/nisi13026.jpg)
腕は止まろうとし、ラケットはまだ動いているので
少し手首が回内方向にしなっているが
それでもまだ、手首の形はある程度保っている。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)
これほどまでに
フォアハンドのハードヒットと安定性の両立は大変なのだ。
![びっくり](http://blog.tennis365.net/common/icon/08.gif)
プレーヤー自身は
ラケットヘッドを走らすよりも
面の安定を重要視している。
面を一定に保つ意識が
最初に作った手首の角度を
「しなって、戻って、最初の状態に」 戻らせたのだ。
ラケットヘッドはついに、最後まで、先行させないのだ。
![ナイス!](http://blog.tennis365.net/common/icon/11.gif)