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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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スライスサーブは

『レフティ』 さんから、スライスサーブの質問をいただきました。

ちょっと長いのですが、切りにくいので、全文掲載です。

以下がそのコメントです。


マイク 松原コーチ、こんばんは。

「りんごの皮むきサーブ」の話が出たところで、スライスサーブについて質問いたします。

私はスライスサーブを主体としており、トスを外側に上げ、そこから①普通に曲がるスライス、②少し厚く当てた直線的なフラットスライス、③うんと薄く当てて回転ばかりで飛んでいかないスライス
とこの3つのスライスを練習していました。

ところが、この3つめのスライスが曲者で、スピードに落差が出て、また風下から上手く打てば結構エースになったりと有効なサーブだったのですが、うんと回転をかけようとリストを使ってしまっていたようなのです。

このリストの動きを身体が憶えてしまって、普通のスライスを打とうとしても、サーブがネットまで届かなくなりました。
勿論、ダブルフォールトの嵐。焦れば、焦るほど、コントロールがきかなくなり、最近では諦めてスピンサーブを練習しています。

これが松原コーチの仰る「りんごの皮むきサーブ」なんでしょうか?どうしたら、コントロールしたらいいかとお聞きしたら、「手首を固定して打つ」と言われるとは思うのですが、諦めるには惜しいサーブで何か少しでもコメントがいただければ有難いです。どうぞよろしくお願いします。

投稿者 レフティ 2013/02/04 21:08






スマイル 私の答えです。


りんごの皮むきの定義ですが

ボールの外周に沿って
前腕の回外を使って薄く当てる物です。

通常サーブでは
上体が横向きから前向きに動き
腕を捻らなくても
回内も回外も、どっちもしなくても
上体の周り分は左に曲がります。

  (右利きを前提の言い方です)


ですから少しくらい左に捻ったように感じるくらいなら
それほど害はないと思います。

ただし、そうとうに捻ると
かなり高い確率で肘を壊しますのですぐわかります。


ダブルフォールト連発になっちゃったとのことですが
最初からでしょうか?

そのサーブを始めたころは入っていたのなら
その時点まで戻ったらどうですか。


スライスサーブというのは
縦方向に面の変化を起こす要素が少ないので
縦にはエラーしにくいサーブです。

だからかなり、猛烈に振り切っても大丈夫です。

ネットを越さないのなら
もっと強く打ったらどうですか。


スピンのかかり具合
スピードなどがばらばらなら
いくらかは手首を固定する必要があります。

そうするとスピン量が減るということだと思いますが
それならグリップを薄くする。


ナダルは薄く持つ

バックハンドイースタンくらいのグリップです。

通常スライスサーブは
あまり回内を使わないのですが

これくらい薄いと回内を使って面を起こしても
かなりサイドスピンがかかります。


回内してもかかる


色々とトライしていくうちに
しっくり来るのが見つかるのではないでしょうか。

健闘をお祈りします。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 22:03 | コメント(2) | トラックバック(0)