2013年04月30日
負荷を感じる能力
腕を勝手に振ればラケットがついてくるわけではない
なにか、最適なテンポ、最適な力加減があるのだ。
ラケット分をプラスした長さを感じ
それを最適の加速
最適の力加減で加速させる
振り子の話がその典型だけどだけど
振り子だけじゃない。
手首がしなり
ラケットヘッドが遅れ
インパクトで見事に加速して復帰。
これは、フォアハンドだと
支えにくい、薄いグリップほど、より必要、重要になる。
腕力の弱い女性ほどとくに必要な技
急激な加速はラケット面の向きを変え
フェンスのかなたにボールを飛ばしてしまう。
実はコントロールだけではない
パワー的にも
滑らかなリニヤモータカーの加速で
インパクトに向かっていかなければならない。
そんなスウィングができたとき
手は重さを感じる
ラケットの先が走ることを感じ
自分の腕がそれを加速していると感じる時
手は重さ、動きに対する負荷を感じるのだ。
ちょうどいい力の入れ具合が
相手を加速させ
それを手に感じる。
「手ごたえ」 があったのだ。
それができる能力を身につけなくてはならない。
ノレンに腕押しではだめ
とにかくがんばればいいというものではない。
昔は生活の中にこの能力を養う機会がたくさんあった。
そばの脱穀
布団たたき
もちろんバックハンドも。
生地やワタを傷めないためには、面の向きも正確でなくてはいけない。
掃除機をどんなにうまく使ってもこの感覚は育たない。
現代は生きていくのにはそれほど必要ではない能力だが。
さて、テニスと似たスポーツに野球やゴルフがある。
それぞれ棒の重さや長さが違うので
最適なテンポや力の加減がある。
野球だ
テニスのフォアハンドと同じようなテンポ、力加減だが
ゴルフだともう少し、ゆっくりな加減になる。
同じテニスの中でも
相対的に、腕力に対し長さや重さの違うのもある。
典型的なのが片手バックと両手バック
それらの違いを感じ取れる能力を養うことがとても重要なのだ。
なにか、最適なテンポ、最適な力加減があるのだ。
ラケット分をプラスした長さを感じ
それを最適の加速
最適の力加減で加速させる
振り子の話がその典型だけどだけど
振り子だけじゃない。
手首がしなり
ラケットヘッドが遅れ
インパクトで見事に加速して復帰。
これは、フォアハンドだと
支えにくい、薄いグリップほど、より必要、重要になる。
腕力の弱い女性ほどとくに必要な技
急激な加速はラケット面の向きを変え
フェンスのかなたにボールを飛ばしてしまう。
実はコントロールだけではない
パワー的にも
滑らかなリニヤモータカーの加速で
インパクトに向かっていかなければならない。
そんなスウィングができたとき
手は重さを感じる
ラケットの先が走ることを感じ
自分の腕がそれを加速していると感じる時
手は重さ、動きに対する負荷を感じるのだ。
ちょうどいい力の入れ具合が
相手を加速させ
それを手に感じる。
「手ごたえ」 があったのだ。
それができる能力を身につけなくてはならない。
ノレンに腕押しではだめ
とにかくがんばればいいというものではない。
昔は生活の中にこの能力を養う機会がたくさんあった。
そばの脱穀
布団たたき
もちろんバックハンドも。
生地やワタを傷めないためには、面の向きも正確でなくてはいけない。
掃除機をどんなにうまく使ってもこの感覚は育たない。
現代は生きていくのにはそれほど必要ではない能力だが。
さて、テニスと似たスポーツに野球やゴルフがある。
それぞれ棒の重さや長さが違うので
最適なテンポや力の加減がある。
野球だ
テニスのフォアハンドと同じようなテンポ、力加減だが
ゴルフだともう少し、ゆっくりな加減になる。
同じテニスの中でも
相対的に、腕力に対し長さや重さの違うのもある。
典型的なのが片手バックと両手バック
それらの違いを感じ取れる能力を養うことがとても重要なのだ。
2013年04月29日
東戸塚は芝の張替え工事
世間はゴールデンウィーク
印西では団体戦とBBQ
今頃は焼きそばでも食べているのだろうか。
さて、東戸塚松原テニススクールでは
人工芝張替えの工事開始。
人工芝の製造過程の問題で
コート表面が滑りやすくなり危険。
ゴールデンウィークの期間を使って
70%くらいの芝を張り替えることになったのだ。
入り口の高さが足りないのでフォークリフトが入れない
急遽、花壇を壊し、フェンスのネットををめくって臨時の入り口を作った
撤去する芝の部分に線を入れ
カットして
フォークリフトで丸めていく。
どんどんと撤去作業が進み、下地の黒いアスファルトの面積が増えていく。
5時前には
田植えの前の田んぼのような景色になった。
田植えとこいのぼりは絵になるのだ。
フェンスのネットを修復し
監督さんは花壇の修復にかかっている。
明日までかかる予定だったが
無事、今日中に芝の撤去作業は終了した。
明日から明後日にかけて、天気は下り坂。
新しい人工芝を張る時、砂を入れるときには雨が大敵。
5月4日までの間
雨を降られないよう
お天気の神様とテニスの神様、カエルさまにお願いしよう。
とにかく、私の東戸塚連続滞在型のゴールデンウィークは
無事にスタートを切ったのだ。
2013年04月28日
東戸塚校1日テニスクラブ
東戸塚校は昨日のジュニア大会のあと
今日は、「一日テニスクラブ&BBQ」
スクールの中で
クラブのようにテニスをしながら1日を過ごそうという企画。
駐車場の一角はBBQ会場。
お昼は定番、焼きそばにとん汁。
いっぺんに大量にというと、選択肢はあまり多くない。
色々とペアーを変えながらダブルス
女子ダブルスも熱い戦い。
リターンのレベルも上がってきた。
フォアだ
午後3時を過ぎて、後半の部、BBQとテニス。
飲んで食べる人、食べてテニスをする人。
もしかしたら、ちょっと飲んでからテニ ・・・
ハイバック、ナイスチャッチ!!
「いい試合でしたね」
暗くなるまで、おなかいっぱいテニスをして
皆さんテニスの1日を楽しんだのだ。
今日は、「一日テニスクラブ&BBQ」
スクールの中で
クラブのようにテニスをしながら1日を過ごそうという企画。
駐車場の一角はBBQ会場。
お昼は定番、焼きそばにとん汁。
いっぺんに大量にというと、選択肢はあまり多くない。
色々とペアーを変えながらダブルス
女子ダブルスも熱い戦い。
リターンのレベルも上がってきた。
フォアだ
午後3時を過ぎて、後半の部、BBQとテニス。
飲んで食べる人、食べてテニスをする人。
もしかしたら、ちょっと飲んでからテニ ・・・
ハイバック、ナイスチャッチ!!
「いい試合でしたね」
暗くなるまで、おなかいっぱいテニスをして
皆さんテニスの1日を楽しんだのだ。
2013年04月26日
振り子スウィングの考察
相手ボールが速いとき
こちらも振り遅れないよう、小さく引くのは常識。
でも、今日は常識はずれの考察。
先日、朝の新聞を見たら、小学生の全国学力テスト問題が出ていた。
算数には私の大好物、振り子の問題が
要は、振り子の支点からオモリまでの距離が一定なら
その振幅によらず、周期は一定になることの理解度を聞いている。
そりゃあ常識だ
俺がいつも言っているとおりだ、なんて思いながら、ふと ・・・
バックで、振幅が小さいと振り遅れないか?
バックハンドトップスピンで打点はかなり前
振り子の最下点より、時間的に後で打てば
どんな非力な人でも、アッパースウィングになる理屈。
もしもスウィングが小さめで
振幅がここまでいっていなければ
えっ、永久に届かない。
まあそこまで行かなくても
打点にやっと届くほどの振り子なら
最下点から打点までは
周期全体の4分の1の時間がかかる。
逆に振り幅を大きくすれば
全体の周期、端から端までの時間が一定なのだから
最下点から打点まではあっという間に到達する。
ここまでは小学生の算数、理科のレベルで理解できるのだ。
小学生レベルの結論は
構えが間に合うなら
大きく高いテイクバックのほうが
インパクトまでの時間が短く、間に合いやすいということ。
もちろんそのときのスウィング速度は
小さく引いた時よりもはるかに大きい。
定性的な考察なら小学生レベルで充分。
どうせ振り子以外の成分も入ってくるし ・・・
もしも、まじめな性格で、定量的に考えるなら?
ある大きさのスウィングで
インパクトまでの正確な時間と
そこでの速度を出すには
エネルギー保存の法則で
位置エネルギーを運動エネルギーに変換して ・・・
これは高校生レベルの力学で解けそう
微分、積分はいらない。
算数好き、物理好きの
ひまな人はチャレンジしてみてください。
もう一度、結論を。
振り子スウィングなら、大きく引いたほうが振り遅れない。
こちらも振り遅れないよう、小さく引くのは常識。
でも、今日は常識はずれの考察。
先日、朝の新聞を見たら、小学生の全国学力テスト問題が出ていた。
算数には私の大好物、振り子の問題が
要は、振り子の支点からオモリまでの距離が一定なら
その振幅によらず、周期は一定になることの理解度を聞いている。
そりゃあ常識だ
俺がいつも言っているとおりだ、なんて思いながら、ふと ・・・
バックで、振幅が小さいと振り遅れないか?
バックハンドトップスピンで打点はかなり前
振り子の最下点より、時間的に後で打てば
どんな非力な人でも、アッパースウィングになる理屈。
もしもスウィングが小さめで
振幅がここまでいっていなければ
えっ、永久に届かない。
まあそこまで行かなくても
打点にやっと届くほどの振り子なら
最下点から打点までは
周期全体の4分の1の時間がかかる。
逆に振り幅を大きくすれば
全体の周期、端から端までの時間が一定なのだから
最下点から打点まではあっという間に到達する。
ここまでは小学生の算数、理科のレベルで理解できるのだ。
小学生レベルの結論は
構えが間に合うなら
大きく高いテイクバックのほうが
インパクトまでの時間が短く、間に合いやすいということ。
もちろんそのときのスウィング速度は
小さく引いた時よりもはるかに大きい。
定性的な考察なら小学生レベルで充分。
どうせ振り子以外の成分も入ってくるし ・・・
もしも、まじめな性格で、定量的に考えるなら?
ある大きさのスウィングで
インパクトまでの正確な時間と
そこでの速度を出すには
エネルギー保存の法則で
位置エネルギーを運動エネルギーに変換して ・・・
これは高校生レベルの力学で解けそう
微分、積分はいらない。
算数好き、物理好きの
ひまな人はチャレンジしてみてください。
もう一度、結論を。
振り子スウィングなら、大きく引いたほうが振り遅れない。
2013年04月25日
高い打点の打ち方
『jumper』 さんから質問をいただいた。
以下がそのコメントの全文。
フォアハンドの高い打点の打ち方について教えてください。
高い打点のイメージとしては、サービスラインあたりにゆっくりと山なりで返ってくるチャンスボールで、ワンバウンドで自分の身長くらい弾むような感じを想定してます。
まず、松原コーチのアドバイスとして「上体の垂直と、テイクバックのラケット面の作り方は固定。そして可変するのは上体の向き、スウィング方向、フィニッシュの位置」とありました。
言葉では理解しているものの、いざそのチャンスボールを高い打点から叩き込もうと実践してみると、ボールは遥か遠くへホームランか、ホームランを気にしてスイングを緩めた結果、カスカスの当たりでネットへシュポッと収まるか、どちらかになってしまいます。
腕の内旋とか外旋とか、体の向きとか、いろいろと思い悩んだ末に今自分がたどり着いた答えは、グリップの握りなおしです。
今までホームランになっていたフォームでも、チャンスボールの際にグリップを厚くすることでボールはコートへ返せるようになりました。
だた、そのような指導法というかアドバイスは、松原コーチの日記にもないし、テニススクールのコーチの指導にもないため、この先、どの方向で練習をしていくべきか悩んでいます。
グリップを握りなおすことでのデメリットや、高い打点で打つ場合のアドバイスなどあれば教えてください。
投稿者 jumper 2013/04/23 11:15
私の答えです。
私はやりませんが
高さによりグリップを変える人はいます。
もし今のグリップが
イースタン以下の薄めのグリップなら
そうゆう考え方でもいいかもしれません。
精密なコントロールはなくても
最低限の用は足せると思います。
私はこうしています。
というか、プロがこうしているので、私も真似しています。
ワイパースウィングでアウトサイドイン
ボールにリバースサーブのようなシュート回転を与えます。
このワイパースウィングが自然にできるようになるかどうかがポイント。
実写の動画から切り取った絵をお見せします。
被験者のグリップはセミウェスタン、ややつかれの出始めたお年頃。
比較的、高めにセットします。
面が上向きにひっくり返らぬように
そしてしっかり、低い打点以上に前向きです。
打点の右からラケット面が迫る (本人から見て)
8時から2時方向に向かって、捉える。
サイドスピンをかけながら (ラケットはまだ少し上に上がっていくが、腕は横から下に向かう)
左脇に向かって (ラケット面は横に、腕ははっきりしたに向かう)
フィニッシュだ。
前に飛ばすよりも
サイドスピンを目いっぱいかけて
残り物の推進力で、ついでに前へ飛ばす。
これが私の感覚です。
ただしスウィングスピードは半端じゃなくMAX。
本人としては、かなり猛烈なのだ。
深さの加減としてはどれくらい下に引っ張り込むかがその基準。
ちょっとしたコツだが
ラケットをエッジ方向に振る感覚を腕につけること。
もう1つはスウィング方向
サイドスピンだが力加減は下向きに引っ張るつもりで
打球前にしっかり左側を向き、左脇にフルスウィングすること。
この辺はホント、慣れるしかないのだ。
違うショットの動画から切り出した絵を並べたので
対応していないところもあるが、その辺はご勘弁。
もちろんすべて、打球をしっかりとコートへ叩き込んでいる(つもり)。
以下がそのコメントの全文。
フォアハンドの高い打点の打ち方について教えてください。
高い打点のイメージとしては、サービスラインあたりにゆっくりと山なりで返ってくるチャンスボールで、ワンバウンドで自分の身長くらい弾むような感じを想定してます。
まず、松原コーチのアドバイスとして「上体の垂直と、テイクバックのラケット面の作り方は固定。そして可変するのは上体の向き、スウィング方向、フィニッシュの位置」とありました。
言葉では理解しているものの、いざそのチャンスボールを高い打点から叩き込もうと実践してみると、ボールは遥か遠くへホームランか、ホームランを気にしてスイングを緩めた結果、カスカスの当たりでネットへシュポッと収まるか、どちらかになってしまいます。
腕の内旋とか外旋とか、体の向きとか、いろいろと思い悩んだ末に今自分がたどり着いた答えは、グリップの握りなおしです。
今までホームランになっていたフォームでも、チャンスボールの際にグリップを厚くすることでボールはコートへ返せるようになりました。
だた、そのような指導法というかアドバイスは、松原コーチの日記にもないし、テニススクールのコーチの指導にもないため、この先、どの方向で練習をしていくべきか悩んでいます。
グリップを握りなおすことでのデメリットや、高い打点で打つ場合のアドバイスなどあれば教えてください。
投稿者 jumper 2013/04/23 11:15
私の答えです。
私はやりませんが
高さによりグリップを変える人はいます。
もし今のグリップが
イースタン以下の薄めのグリップなら
そうゆう考え方でもいいかもしれません。
精密なコントロールはなくても
最低限の用は足せると思います。
私はこうしています。
というか、プロがこうしているので、私も真似しています。
ワイパースウィングでアウトサイドイン
ボールにリバースサーブのようなシュート回転を与えます。
このワイパースウィングが自然にできるようになるかどうかがポイント。
実写の動画から切り取った絵をお見せします。
被験者のグリップはセミウェスタン、ややつかれの出始めたお年頃。
比較的、高めにセットします。
面が上向きにひっくり返らぬように
そしてしっかり、低い打点以上に前向きです。
打点の右からラケット面が迫る (本人から見て)
8時から2時方向に向かって、捉える。
サイドスピンをかけながら (ラケットはまだ少し上に上がっていくが、腕は横から下に向かう)
左脇に向かって (ラケット面は横に、腕ははっきりしたに向かう)
フィニッシュだ。
前に飛ばすよりも
サイドスピンを目いっぱいかけて
残り物の推進力で、ついでに前へ飛ばす。
これが私の感覚です。
ただしスウィングスピードは半端じゃなくMAX。
本人としては、かなり猛烈なのだ。
深さの加減としてはどれくらい下に引っ張り込むかがその基準。
ちょっとしたコツだが
ラケットをエッジ方向に振る感覚を腕につけること。
もう1つはスウィング方向
サイドスピンだが力加減は下向きに引っ張るつもりで
打球前にしっかり左側を向き、左脇にフルスウィングすること。
この辺はホント、慣れるしかないのだ。
違うショットの動画から切り出した絵を並べたので
対応していないところもあるが、その辺はご勘弁。
もちろんすべて、打球をしっかりとコートへ叩き込んでいる(つもり)。
2013年04月24日
女子ボレーは前打点
昨日のブログで
女性のボレーでは打点を前にするように指導したことを書いた。
男性の場合でも
ハイバックで引き起こしを入れて前打点で叩く。
これは私だが
グリップはコンチネンタルなまま
手首を折って、打点を前にする。
女性でもこうできるならいいのだが
手首が少しつらい人も多いと思う。
だから、グリップをバック側に持ち替え
バックハンドイースタンか
バックハンドセミウェスタンくらいにするのだ。
遠くから見た形は上の私の形とほぼ同じでいい。
次は両手打ち
これは、マリア・キリレンコ
全体のバランスや、面の向きからして
スライスボレーだと思う。
この打点なら力が入るだろう。
最後はドライブボレー
いい写真がないので、アザレンカのリターンで間に合わせる。
ネット近くから打つ場合
もっと下に向かって打たなくてはならないが
基本的なものはテンポも高さもほぼ同じ。
少し前の打点でパンチだ。
ところで
両手打ちの女子選手の場合
ドライブボレーが多い。
両側とも両手打ちのセレスは
ハイボレーはもちろんだが
ほとんどのローボレーをトップスピンで打ちぬく。
その代わり
スウィング時間を稼ぐためだろう
ネットにあまり近づかない。
前ぎみポジションからのスライスボレーよりも
少し後からフルスウィングするドライブボレーのほうが
より効果的なことを知っているのだ。
プロのテニスは勝つためなのだ。
きれいに打ったら点が高いわけじゃない。
セレスはちょっと極端だが
女性には女性の事情がある。
腕力がない、男子ダブルスよりもテンポが少し遅くなる
ポジションも少し後気味など。
男性と同じじゃなくてもいい。
コンチネンタルじゃないとリーチがと、気にする人もいる
でも、せいぜい、5~10cm位のもの。
この理由で取れないのは10本に1本くらい。
他の9本を効果的に打ったほうがいい。
その外の、取れないボールはどうせ取れないのだ。
フォアボレーともからめ
グリップの選び方、持ち替え方などはまたいずれ。
女性のボレーでは打点を前にするように指導したことを書いた。
男性の場合でも
ハイバックで引き起こしを入れて前打点で叩く。
これは私だが
グリップはコンチネンタルなまま
手首を折って、打点を前にする。
女性でもこうできるならいいのだが
手首が少しつらい人も多いと思う。
だから、グリップをバック側に持ち替え
バックハンドイースタンか
バックハンドセミウェスタンくらいにするのだ。
遠くから見た形は上の私の形とほぼ同じでいい。
次は両手打ち
これは、マリア・キリレンコ
全体のバランスや、面の向きからして
スライスボレーだと思う。
この打点なら力が入るだろう。
最後はドライブボレー
いい写真がないので、アザレンカのリターンで間に合わせる。
ネット近くから打つ場合
もっと下に向かって打たなくてはならないが
基本的なものはテンポも高さもほぼ同じ。
少し前の打点でパンチだ。
ところで
両手打ちの女子選手の場合
ドライブボレーが多い。
両側とも両手打ちのセレスは
ハイボレーはもちろんだが
ほとんどのローボレーをトップスピンで打ちぬく。
その代わり
スウィング時間を稼ぐためだろう
ネットにあまり近づかない。
前ぎみポジションからのスライスボレーよりも
少し後からフルスウィングするドライブボレーのほうが
より効果的なことを知っているのだ。
プロのテニスは勝つためなのだ。
きれいに打ったら点が高いわけじゃない。
セレスはちょっと極端だが
女性には女性の事情がある。
腕力がない、男子ダブルスよりもテンポが少し遅くなる
ポジションも少し後気味など。
男性と同じじゃなくてもいい。
コンチネンタルじゃないとリーチがと、気にする人もいる
でも、せいぜい、5~10cm位のもの。
この理由で取れないのは10本に1本くらい。
他の9本を効果的に打ったほうがいい。
その外の、取れないボールはどうせ取れないのだ。
フォアボレーともからめ
グリップの選び方、持ち替え方などはまたいずれ。
2013年04月23日
印西の女子ダブルス
月曜日は印西の女子ダブルスだった。
早朝から、愛車を駆って、千葉県へ。
今回から定員を12ペアーに
3面のインドア開催なので
4組ずつ、3リーグに分かれての総当りと
決勝トーナメント。
全員が6ゲーム先取で5試合以上行う。
ステップアップのための大会なので
とにかく数多く試合することはいい事なのだ。
女子テニス連盟のC級に上がることが目標という大会とあって
まだまだ、未熟な部分が多く
なんとなくストレートに打ったり
ロブを気にせずに詰めすぎたり
決め球のコースが ??? だったりする。
だから、予選リーグの試合が終わるたび
大抵、負けたチームにアドバイス。
次の試合で改善できていたりするととてもうれしい。
もちろん先月に比べ、上達の見えるペアーもいて
ますますうれしいのだ。
午前中の予選リーグ後、全員集合して
私のミニレッスン。
この日のテーマは、決めるバックボレー。
皆さん、スクールでちゃんと習うせいか
薄いグリップで、引き付け気味
つなぎのボレー風の人が多いのだ。
これではなかなか決まらない。
特にハイボレーだと女性にとって、一番力の入らない場所なのだ。
実は、勝っている女子選手が決めにいく場合、次の3つのうちのどれか。
1、打点を前気味にした、片手バック、パンチボレー。
2、両手打ちでスライスパンチボレー。
3、両手打ちのドライブボレー。
女性の場合
強くパンチするために、男性と一番違うのがこのハイバックボレー。
片手バックではグリップを厚めにする人が多い。
両手ボレーは、それ自体ほとんど女性のもの。
そしてハイボレーはドライブボレーにする一流女性が多い。
(伊達さんもやるよね)
すべて、見本を見せて
好きなのを選んでもらい
ポーチボレーのドリルで練習。
さすがに今日だけの練習でマスターというわけにはいかないが
皆さんが困っている分野だったので
充分な問題提起になったようだ。
男性コーチの皆さんも
いかにも基本どおりだけではなく
実用的な、女の武器にも目を向けてほしい。
さてレッスン後は集合写真。
この後私は東戸塚でジュニアのレッスンだったので
後ろ髪を引かれる思いで、横浜へ。
決勝トーナメントは長迫コーチが担当し
豪華賞品を配り、無事に終了した。
来月以降の受付けもすでに始まっている。
勝てるようになりたい女性の皆さん
この要項を見て、ぜひ参加してくださいね。
早朝から、愛車を駆って、千葉県へ。
今回から定員を12ペアーに
3面のインドア開催なので
4組ずつ、3リーグに分かれての総当りと
決勝トーナメント。
全員が6ゲーム先取で5試合以上行う。
ステップアップのための大会なので
とにかく数多く試合することはいい事なのだ。
女子テニス連盟のC級に上がることが目標という大会とあって
まだまだ、未熟な部分が多く
なんとなくストレートに打ったり
ロブを気にせずに詰めすぎたり
決め球のコースが ??? だったりする。
だから、予選リーグの試合が終わるたび
大抵、負けたチームにアドバイス。
次の試合で改善できていたりするととてもうれしい。
もちろん先月に比べ、上達の見えるペアーもいて
ますますうれしいのだ。
午前中の予選リーグ後、全員集合して
私のミニレッスン。
この日のテーマは、決めるバックボレー。
皆さん、スクールでちゃんと習うせいか
薄いグリップで、引き付け気味
つなぎのボレー風の人が多いのだ。
これではなかなか決まらない。
特にハイボレーだと女性にとって、一番力の入らない場所なのだ。
実は、勝っている女子選手が決めにいく場合、次の3つのうちのどれか。
1、打点を前気味にした、片手バック、パンチボレー。
2、両手打ちでスライスパンチボレー。
3、両手打ちのドライブボレー。
女性の場合
強くパンチするために、男性と一番違うのがこのハイバックボレー。
片手バックではグリップを厚めにする人が多い。
両手ボレーは、それ自体ほとんど女性のもの。
そしてハイボレーはドライブボレーにする一流女性が多い。
(伊達さんもやるよね)
すべて、見本を見せて
好きなのを選んでもらい
ポーチボレーのドリルで練習。
さすがに今日だけの練習でマスターというわけにはいかないが
皆さんが困っている分野だったので
充分な問題提起になったようだ。
男性コーチの皆さんも
いかにも基本どおりだけではなく
実用的な、女の武器にも目を向けてほしい。
さてレッスン後は集合写真。
この後私は東戸塚でジュニアのレッスンだったので
後ろ髪を引かれる思いで、横浜へ。
決勝トーナメントは長迫コーチが担当し
豪華賞品を配り、無事に終了した。
来月以降の受付けもすでに始まっている。
勝てるようになりたい女性の皆さん
この要項を見て、ぜひ参加してくださいね。
2013年04月21日
スピンサーブの価値
先日のウルトラスピンサーブの件で
色々と考えてみた。
先日もお話したように
かなり跳ねるにしても、あまりにゆるいのはダメ。
リターンにやられないためには
それなりのパワーが必要なのだ。
パワーというのといちばん関連しているのはスウィングスピード。
スウィングスピードが速ければ
ボールにより強力なパワーを与えられる。
そのために
腕の内旋、回内が使われ
この2つを最も使いやすいサーブがスピンサーブなのだ。
この人は、ボリス・ベッカー
少し前の人だが
ブンブンサーブと言われ
セカンドサーブでもエースを取りまくっていた人。
内旋、回内し
この後、さらにラケット面は打球方向まで向くのだ。
この人の場合は強烈フラット風味のスピンサーブ。
ファースト、セカンドで、球質をあまり変えないスタイル。
もちろん、下に向かって叩きつける。
もう一人
強烈に跳ねるスピンサーブの人、カルロビッチ。
ラケットが小さい。
じつはこの人、身長207cm
去年のデ杯で、クロアチアに3勝を持って行ってしまった。
この人は
はっきりした、220kmのフラットと
回転が多く、錦織の頭上はるかに飛ぶ
190kmくらいのスピンサーブをはっきりと打ち分ける。
ちょっと例が凄すぎたが
要はスピンサーブもあるレベル以上では威力が必要だという事。
大抵の、それなりのアマチュア・レシーバーでは
もっとも好物なのが、そこそこに速いスピンサーブなのだ。
そうしてみると、うんと遅いスピンサーブ
アマチュアでは有りか?
色々と考えてみた。
先日もお話したように
かなり跳ねるにしても、あまりにゆるいのはダメ。
リターンにやられないためには
それなりのパワーが必要なのだ。
パワーというのといちばん関連しているのはスウィングスピード。
スウィングスピードが速ければ
ボールにより強力なパワーを与えられる。
そのために
腕の内旋、回内が使われ
この2つを最も使いやすいサーブがスピンサーブなのだ。
この人は、ボリス・ベッカー
少し前の人だが
ブンブンサーブと言われ
セカンドサーブでもエースを取りまくっていた人。
内旋、回内し
この後、さらにラケット面は打球方向まで向くのだ。
この人の場合は強烈フラット風味のスピンサーブ。
ファースト、セカンドで、球質をあまり変えないスタイル。
もちろん、下に向かって叩きつける。
もう一人
強烈に跳ねるスピンサーブの人、カルロビッチ。
ラケットが小さい。
じつはこの人、身長207cm
去年のデ杯で、クロアチアに3勝を持って行ってしまった。
この人は
はっきりした、220kmのフラットと
回転が多く、錦織の頭上はるかに飛ぶ
190kmくらいのスピンサーブをはっきりと打ち分ける。
ちょっと例が凄すぎたが
要はスピンサーブもあるレベル以上では威力が必要だという事。
大抵の、それなりのアマチュア・レシーバーでは
もっとも好物なのが、そこそこに速いスピンサーブなのだ。
そうしてみると、うんと遅いスピンサーブ
アマチュアでは有りか?
2013年04月19日
ウルトラ・スピンサーブ
『たけぴん』 さんから面白い質問をいただきました。
すごい回転のスピンサーブです。
以下がそのコメントの全文です。
いつも勉強させて頂いています。九州在住です。7年程前、関西のテニススクールに在籍していた頃に一度だけ振替でレッスンを受けたコーチのスピンサーブが忘れられません。
松原コーチはスピンサーブはうち下ろすと書かれていますが、そのコーチは体の向きは相手に向かって横向き、トスは真上にとても高く上げ、まるで椅子に腰掛けるかのように膝を深く曲げてタメを作って真上にジャンプして打った玉は、まるで玉出しで軽いロブを上げたような軌道でゆっくり飛んできて着地後、180センチある私の30センチ位上を越えていきました。屋内のカーペットコートでしたが衝撃でした。
何度もトライしましたが、ロブ並みの軌道を打つなら下から擦り上げるにしても若干でも面を上に向けないとそうはなりません。しかし打てば2メートル近くオーバーします。
松原コーチの言う平行かやや下向きに飛び出したような軌道ではありません。打ち上げないと説明がつきません。あれはどうやって打つと思いますか?またあと2メートル内側に飛ばさない方法はありませんか?
投稿者 たけぴん 2013/04/17 22:25
私の答えです。
ボールの状態は次の要素により説明できます。
1、飛んでいく方角と速度
2、スピンの方向と回転量
それ以外の要素はありません。
質問のサーブについて言えば
すごく曲がって、落ちるわけですから
回転量が非常に多く
しかも縦回転が多い
それに対し、スピードは遅め、ということでしょう。
テニスのサービスは
平面であるラケット面で打つわけですから
打球に対し、直角に当たればフラット、無回転です。
逆に、フレームに当たりそうになるほど、薄く当てれば
ウルトラ・スピン状態になるわけです。
スピンサーブでこれを実現するには
グリップを薄めにすることと
打点を後にすることです。
打点が後というのは
横向きに構えた自分の後ろ、つまりバックサイド側という意味ではなく
打球方向に対して後ろ、ベースライン後方という意味です。
この逆に
打点を前のほう、ベースライン内にすると
辺りが厚くなって、フラット気味になるか
打球方向が下向きになってしまいます。
以上のことが理解できると
実用の観点から
ファーストサーブは打点を前気味に
セカンドは少し後気味にすれば
回転量を打ち分けることができるわけです。
さて問題のサーブの打ち方ですが
打点を後にすることで回転量を増やす。
通常のスピンサーブは斜め上、45度くらいの回転ですが
こいつをなるべく垂直に近づける。
それが座ったような姿勢から、ということになるのでしょうか。
さて、そんなにすごいサーブ
何で、プロはやらないのでしょうか?
アニメの世界では
越前リョーマ君がスピンサーブでキックさせ
レシーバーのあごに当ててノックアウトさせていました。
現実の一流選手の世界では
スピンサーブがキックするかもしれないことは
誰でも知っています。
顔めがけて、スピンサーブが来たら
左足を引きながら回り込み、フォアのハードヒッ ・・・
どんな球質のサーブをするかは、自分の勝手だし
アマチュアなら特にそう
勝つつもりなのか、楽しくやるつもりなのか
それも自分しだい。
ただしあまり極端なサーブは
ひざや腰を痛めやすく
その割りに、ご利益の薄いものなのです。
何本もやれば相手はなれてきます。
だからプロはそこまではやらない。
適度なスピン量があるのではないでしょうか。
どんなスピンサーブでも
スウィングでラケット面は斜め下から斜め上にこすり上げていきます。
スウィングも遠心力があって
引っ張る腕に逆らって伸ばしていくからです。
だから松原さんが下に向かって振れといっても
ラケットヘッドは上に行きます。
でも、スピンをいっぱいかけたのに
サービスラインをオーバーしてしまう人に対し
下に向かって打つようにアドバイスします。
打点がネット上端よりかなり高いので
当然、下に向かって打つこともあるのです。
上に向かって打たないと
スピンサーブとしては違反だ
という規則は無いのです。
また、フラットとスピンの中間のようなサーブがあってもいいので
その場合、もちろん下に向かって叩きつける。
実は、プロはこれを多く使うのです。
厳密には、スピン量が少な目のスピンサーブですが
テレビで解説の先生は
「すごいフラットサーブですね」 と言ったりします。
すごい回転のスピンサーブです。
以下がそのコメントの全文です。
いつも勉強させて頂いています。九州在住です。7年程前、関西のテニススクールに在籍していた頃に一度だけ振替でレッスンを受けたコーチのスピンサーブが忘れられません。
松原コーチはスピンサーブはうち下ろすと書かれていますが、そのコーチは体の向きは相手に向かって横向き、トスは真上にとても高く上げ、まるで椅子に腰掛けるかのように膝を深く曲げてタメを作って真上にジャンプして打った玉は、まるで玉出しで軽いロブを上げたような軌道でゆっくり飛んできて着地後、180センチある私の30センチ位上を越えていきました。屋内のカーペットコートでしたが衝撃でした。
何度もトライしましたが、ロブ並みの軌道を打つなら下から擦り上げるにしても若干でも面を上に向けないとそうはなりません。しかし打てば2メートル近くオーバーします。
松原コーチの言う平行かやや下向きに飛び出したような軌道ではありません。打ち上げないと説明がつきません。あれはどうやって打つと思いますか?またあと2メートル内側に飛ばさない方法はありませんか?
投稿者 たけぴん 2013/04/17 22:25
私の答えです。
ボールの状態は次の要素により説明できます。
1、飛んでいく方角と速度
2、スピンの方向と回転量
それ以外の要素はありません。
質問のサーブについて言えば
すごく曲がって、落ちるわけですから
回転量が非常に多く
しかも縦回転が多い
それに対し、スピードは遅め、ということでしょう。
テニスのサービスは
平面であるラケット面で打つわけですから
打球に対し、直角に当たればフラット、無回転です。
逆に、フレームに当たりそうになるほど、薄く当てれば
ウルトラ・スピン状態になるわけです。
スピンサーブでこれを実現するには
グリップを薄めにすることと
打点を後にすることです。
打点が後というのは
横向きに構えた自分の後ろ、つまりバックサイド側という意味ではなく
打球方向に対して後ろ、ベースライン後方という意味です。
この逆に
打点を前のほう、ベースライン内にすると
辺りが厚くなって、フラット気味になるか
打球方向が下向きになってしまいます。
以上のことが理解できると
実用の観点から
ファーストサーブは打点を前気味に
セカンドは少し後気味にすれば
回転量を打ち分けることができるわけです。
さて問題のサーブの打ち方ですが
打点を後にすることで回転量を増やす。
通常のスピンサーブは斜め上、45度くらいの回転ですが
こいつをなるべく垂直に近づける。
それが座ったような姿勢から、ということになるのでしょうか。
さて、そんなにすごいサーブ
何で、プロはやらないのでしょうか?
アニメの世界では
越前リョーマ君がスピンサーブでキックさせ
レシーバーのあごに当ててノックアウトさせていました。
現実の一流選手の世界では
スピンサーブがキックするかもしれないことは
誰でも知っています。
顔めがけて、スピンサーブが来たら
左足を引きながら回り込み、フォアのハードヒッ ・・・
どんな球質のサーブをするかは、自分の勝手だし
アマチュアなら特にそう
勝つつもりなのか、楽しくやるつもりなのか
それも自分しだい。
ただしあまり極端なサーブは
ひざや腰を痛めやすく
その割りに、ご利益の薄いものなのです。
何本もやれば相手はなれてきます。
だからプロはそこまではやらない。
適度なスピン量があるのではないでしょうか。
どんなスピンサーブでも
スウィングでラケット面は斜め下から斜め上にこすり上げていきます。
スウィングも遠心力があって
引っ張る腕に逆らって伸ばしていくからです。
だから松原さんが下に向かって振れといっても
ラケットヘッドは上に行きます。
でも、スピンをいっぱいかけたのに
サービスラインをオーバーしてしまう人に対し
下に向かって打つようにアドバイスします。
打点がネット上端よりかなり高いので
当然、下に向かって打つこともあるのです。
上に向かって打たないと
スピンサーブとしては違反だ
という規則は無いのです。
また、フラットとスピンの中間のようなサーブがあってもいいので
その場合、もちろん下に向かって叩きつける。
実は、プロはこれを多く使うのです。
厳密には、スピン量が少な目のスピンサーブですが
テレビで解説の先生は
「すごいフラットサーブですね」 と言ったりします。
2013年04月18日
サーブの打点を後にする理由
昔、サンプラスは30-40になると
サービスエースを取って、ピンチを平然と逃れていた。
あの、打点を後気味にとって
肘を高めに残したフィニッシュを覚えている人も多いだろう。
ジャンピングスマッシュの打ち方で打つとそうなり
深さの調節が上手くできることを昨日のブログでも書いたばかり。
さて、サーブの打点を後にする理由だが
振り子のスウィング、そのテンポ
いや上の振り子だから、メトロノームか?
例の、ユウックリのスウィングと関係がある。
振り子には一定の固有周期があるから
その周期に逆らわなければ自然にラケットが出てくるので
パワーの有り無しにかかわらず
それなりのショットが打てる、というアレ。
事実、女子の一流選手はもちろん
男子のトップでも、ラケットを後ろにたらし
振り上げ始めるところまでは、とってもゆったりとした動きなのだ。
フェデラーのサーブで、ひざの屈伸がゆったりしているのは
たいていの人が感じていると思う。
この前半がゆったりと動き
ひざが伸び、軽くジャンプしたところでボールを捉えれば
パワーが理想的に伝わるのみならず
姿勢がいつも伸びて、美しい姿勢で打て
その姿勢は再現性があるのだ。
そして最後の叩きつけは
腕の内旋を使って行うのが、一番力強くなる。
そして一番力が入るのがここ。
この美しい形なのだ。
身体全体と腕で、ボールを包み込むような形になり
ボールをふかさない形
しっかり押さえ込む形になる。
それがこの後に来る
ジャンピングスマッシュのフィニッシュであり
腕力のある男子なら
最初のサンプラスのフィニッシュなのだ。
サービスエースを取って、ピンチを平然と逃れていた。
あの、打点を後気味にとって
肘を高めに残したフィニッシュを覚えている人も多いだろう。
ジャンピングスマッシュの打ち方で打つとそうなり
深さの調節が上手くできることを昨日のブログでも書いたばかり。
さて、サーブの打点を後にする理由だが
振り子のスウィング、そのテンポ
いや上の振り子だから、メトロノームか?
例の、ユウックリのスウィングと関係がある。
振り子には一定の固有周期があるから
その周期に逆らわなければ自然にラケットが出てくるので
パワーの有り無しにかかわらず
それなりのショットが打てる、というアレ。
事実、女子の一流選手はもちろん
男子のトップでも、ラケットを後ろにたらし
振り上げ始めるところまでは、とってもゆったりとした動きなのだ。
フェデラーのサーブで、ひざの屈伸がゆったりしているのは
たいていの人が感じていると思う。
この前半がゆったりと動き
ひざが伸び、軽くジャンプしたところでボールを捉えれば
パワーが理想的に伝わるのみならず
姿勢がいつも伸びて、美しい姿勢で打て
その姿勢は再現性があるのだ。
そして最後の叩きつけは
腕の内旋を使って行うのが、一番力強くなる。
そして一番力が入るのがここ。
この美しい形なのだ。
身体全体と腕で、ボールを包み込むような形になり
ボールをふかさない形
しっかり押さえ込む形になる。
それがこの後に来る
ジャンピングスマッシュのフィニッシュであり
腕力のある男子なら
最初のサンプラスのフィニッシュなのだ。
2013年04月17日
テーマ外のスマッシュが好評
今日は鎌ヶ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクールで私のテニス塾
1時間ずつ、3つのテーマでのレッスン。
1時間目はフォアハンド
クロス方向へスウィングしながらラケットヘッドは遅らせて
ボールをラケットヘッド側へ転がすように
ややサイドスピンをかけながら逆クロスへ。
シングルスならそのまま使うし
ダブルスでもアドコートからはそのまま
ジュースコートからはクロスへ打つふりからダウンザラインへ
それなりの選手には必ず必要になる技だ。
しっかり上体を開いて打つことにより、キレのいいボールが決まりだした。
2時間目はスライスとスライスボレー
弧を描いて振るのだが
極端に言うと後に膨らますように丸くスウィングする。
これでローボレーも安心して打てるようになった。
面白いのは、ついでにやったスマッシュ
1、横向きになりながら後にステップ
2、ベースラインに向かって、大きなサイドステップ1回
3、クロスステップ1回
これだけで、サービスライン内からスタートして
ベースラインいっぱいまで楽にカバーできる。
「えっ、ホントだ」
その流れで
ジャンピングスマッシュ風サーブで
ベースライン外からサービスボックスに叩き込む。
これが深さのコントロールに最高。
一流プロが後気味打点から、内旋で打ち込む理由を説明して
やってもらった。
「えっ、ホントだ」
3時間目はダブルスに必要な技術
今日はサーブアンドボレーのための動き。
前提として、動きながらボレーする練習をかなりやり
次はサーブを打って、前進、ストップ。
こんなところでスプリットステップ
というより完全に停止。
この位置、ベースラインとサービスラインの中間
写真は手前が大きく見えるので
あまり前じゃないように見える。
実際に私がサーブして前進
サーブのボールが向こうのベースラインに達した時に
この辺までしか行けないことを後ろから見てもらった。
私だから、(サーブが遅いので) ここまで行ける。
ピート・サンプラスならここ、2歩だけ。
実際に私の位置で皆さんにちゃんと止まってもらい
サーブ後
私の球出しレシーブをボレー。
もちろんボレー位置はサービスライン付近。
動きながらボレーするのだ。
それが一番安全。
上手くできたことを確認して
ほんとにサーブアンドボレー
私のリターンをボレーしてもらった。
止まるところで、ちゃんと止まれば
次は動きながらの単なるボレー。
もちろん、しっかりとつかんでもらった。
さて、来月の分も日程が決まっている。
5月15日水曜日
場所はもちろん、くぬぎ山のトミーインドアスクール
要項をアップしたのでぜひたくさんの人に
生で私のレッスンを受けてほしい。
お待ちしています。
1時間ずつ、3つのテーマでのレッスン。
1時間目はフォアハンド
クロス方向へスウィングしながらラケットヘッドは遅らせて
ボールをラケットヘッド側へ転がすように
ややサイドスピンをかけながら逆クロスへ。
シングルスならそのまま使うし
ダブルスでもアドコートからはそのまま
ジュースコートからはクロスへ打つふりからダウンザラインへ
それなりの選手には必ず必要になる技だ。
しっかり上体を開いて打つことにより、キレのいいボールが決まりだした。
2時間目はスライスとスライスボレー
弧を描いて振るのだが
極端に言うと後に膨らますように丸くスウィングする。
これでローボレーも安心して打てるようになった。
面白いのは、ついでにやったスマッシュ
1、横向きになりながら後にステップ
2、ベースラインに向かって、大きなサイドステップ1回
3、クロスステップ1回
これだけで、サービスライン内からスタートして
ベースラインいっぱいまで楽にカバーできる。
「えっ、ホントだ」
その流れで
ジャンピングスマッシュ風サーブで
ベースライン外からサービスボックスに叩き込む。
これが深さのコントロールに最高。
一流プロが後気味打点から、内旋で打ち込む理由を説明して
やってもらった。
「えっ、ホントだ」
3時間目はダブルスに必要な技術
今日はサーブアンドボレーのための動き。
前提として、動きながらボレーする練習をかなりやり
次はサーブを打って、前進、ストップ。
こんなところでスプリットステップ
というより完全に停止。
この位置、ベースラインとサービスラインの中間
写真は手前が大きく見えるので
あまり前じゃないように見える。
実際に私がサーブして前進
サーブのボールが向こうのベースラインに達した時に
この辺までしか行けないことを後ろから見てもらった。
私だから、(サーブが遅いので) ここまで行ける。
ピート・サンプラスならここ、2歩だけ。
実際に私の位置で皆さんにちゃんと止まってもらい
サーブ後
私の球出しレシーブをボレー。
もちろんボレー位置はサービスライン付近。
動きながらボレーするのだ。
それが一番安全。
上手くできたことを確認して
ほんとにサーブアンドボレー
私のリターンをボレーしてもらった。
止まるところで、ちゃんと止まれば
次は動きながらの単なるボレー。
もちろん、しっかりとつかんでもらった。
さて、来月の分も日程が決まっている。
5月15日水曜日
場所はもちろん、くぬぎ山のトミーインドアスクール
要項をアップしたのでぜひたくさんの人に
生で私のレッスンを受けてほしい。
お待ちしています。
2013年04月16日
コナーズがいたら
『yaasumaro』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ 愚問をお許しください。今のテニス界にジミー・コナーズが現れてもいっさい通用しないと思われますか?われわれ週末プレーヤーたちの集うコートにおいてもあのプレースタイルは主流派のトップスピンにはどうしても歯が立ちませんか?正直なところ50歳を過ぎた私にとってしっかりしたトップスピンを打ち続けるのは負荷が大きいとも思われますし、今は耳にすることがなくなった「ドライブ」ボールをきちんと打てるようになれば充分戦えるのではないかとも思ったり。(コナーズはフラットでしたっけ)結局ラケットの進化とともに「過去の遺物」に成り果ててしまった・・・今はやりませんが「ラケットヘッドを立てて押すように打つとクロスにいいボールがいく」なんて教わったりしてましたが。もう30年近く前の話でした。
投稿者 yaasumaro 2013/04/11 21:29
私の答えです。
とっても面白い質問ですね。
ところで、ちょっとだけ誤解があるのかと思い、説明しておきます。
現代のテニスはトップスピンの打ち方がベースであり
その回転を減らした物がフラットです。
トップスピン系の打ち方
トップスピン系のフラットです。
ずうっと
ヘビートップスピンを打ち続けないと違反だというわけではありません。
私自身、昔に比べればはるかに、平均のスピン量は減っています。
ただし、かけるときには鬼のようにかけます。
さてジミー・コナーズですが
リターンが上手くて、すごくて
ボレーもすごかった。
スライス系の回転の少ない打ち方
だからフラット。
高く構え、叩き下ろす。
だからリターンとハイボレーが似ている。
ハンマーショットと呼ばれていましたね。
まあ、そんなわけで
リターンゲームはものすごく強いでしょうね。
3回に1回は相手サーブをブレークする。
問題はサービスゲームです。
トッププロとしてはサーブが少し弱かった。
だから時々落とす。
特に最後のころはそうでした。
それとフォアハンドのエラーが出る。
若いころは、面をもう少し伏せて引く
ややトップスピン系の打ち方だったのが
だんだんバックハンド的になっていき
不安定になったように記憶しています。
こんなふうに面が上を向いて引くのが、バックハンド的な形。
若いころはエースばっかりでしたが ・・・
現代のプロの世界で
サーブゲームを1ダウン以下で抑えるのがちょっと大変かも?
でも、彼とマッケンローは、それなりに通用するでしょうね。
さてアマチュアだったら?
めちゃくちゃ強いでしょうね。
私の近所にも
下川井テニスクラブに
速いテンポのフラットの方がいます。
先日、ダブルスをしたとき
リターンを気持ちよく打たれ、恐れ入ったことがありました。
しかたがないので
私もスピンを減らしてリスキーに勝負しました。
スピンをかけているひまがないのです。
私のようなスピンサーバー、トップスピナー
つまり、跳ねるボールを打つ人に対して、天敵のような人ですね。
現実話ですが
昔から、昔風理論で自信のある方はそのままやればいいと思います。
ただ、フォアハンドにホントに自信のある方は少ないようです。
もし少しでも、怖かったら
私のよく言っている、トップススピン系のショットを取り入れて
テイクバックを伏せて、姿勢を良くして
トップスピン系のフラットを打てばいいのではないでしょうか。
回転量を増やさなくてもいいと思います。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ 愚問をお許しください。今のテニス界にジミー・コナーズが現れてもいっさい通用しないと思われますか?われわれ週末プレーヤーたちの集うコートにおいてもあのプレースタイルは主流派のトップスピンにはどうしても歯が立ちませんか?正直なところ50歳を過ぎた私にとってしっかりしたトップスピンを打ち続けるのは負荷が大きいとも思われますし、今は耳にすることがなくなった「ドライブ」ボールをきちんと打てるようになれば充分戦えるのではないかとも思ったり。(コナーズはフラットでしたっけ)結局ラケットの進化とともに「過去の遺物」に成り果ててしまった・・・今はやりませんが「ラケットヘッドを立てて押すように打つとクロスにいいボールがいく」なんて教わったりしてましたが。もう30年近く前の話でした。
投稿者 yaasumaro 2013/04/11 21:29
私の答えです。
とっても面白い質問ですね。
ところで、ちょっとだけ誤解があるのかと思い、説明しておきます。
現代のテニスはトップスピンの打ち方がベースであり
その回転を減らした物がフラットです。
トップスピン系の打ち方
トップスピン系のフラットです。
ずうっと
ヘビートップスピンを打ち続けないと違反だというわけではありません。
私自身、昔に比べればはるかに、平均のスピン量は減っています。
ただし、かけるときには鬼のようにかけます。
さてジミー・コナーズですが
リターンが上手くて、すごくて
ボレーもすごかった。
スライス系の回転の少ない打ち方
だからフラット。
高く構え、叩き下ろす。
だからリターンとハイボレーが似ている。
ハンマーショットと呼ばれていましたね。
まあ、そんなわけで
リターンゲームはものすごく強いでしょうね。
3回に1回は相手サーブをブレークする。
問題はサービスゲームです。
トッププロとしてはサーブが少し弱かった。
だから時々落とす。
特に最後のころはそうでした。
それとフォアハンドのエラーが出る。
若いころは、面をもう少し伏せて引く
ややトップスピン系の打ち方だったのが
だんだんバックハンド的になっていき
不安定になったように記憶しています。
こんなふうに面が上を向いて引くのが、バックハンド的な形。
若いころはエースばっかりでしたが ・・・
現代のプロの世界で
サーブゲームを1ダウン以下で抑えるのがちょっと大変かも?
でも、彼とマッケンローは、それなりに通用するでしょうね。
さてアマチュアだったら?
めちゃくちゃ強いでしょうね。
私の近所にも
下川井テニスクラブに
速いテンポのフラットの方がいます。
先日、ダブルスをしたとき
リターンを気持ちよく打たれ、恐れ入ったことがありました。
しかたがないので
私もスピンを減らしてリスキーに勝負しました。
スピンをかけているひまがないのです。
私のようなスピンサーバー、トップスピナー
つまり、跳ねるボールを打つ人に対して、天敵のような人ですね。
現実話ですが
昔から、昔風理論で自信のある方はそのままやればいいと思います。
ただ、フォアハンドにホントに自信のある方は少ないようです。
もし少しでも、怖かったら
私のよく言っている、トップススピン系のショットを取り入れて
テイクバックを伏せて、姿勢を良くして
トップスピン系のフラットを打てばいいのではないでしょうか。
回転量を増やさなくてもいいと思います。
2013年04月15日
両手打ちのフォアハンド
『北国の親爺』 さんから両手打ちのフォアハンドに関する質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
毎日、楽くブログを拝見しています。フォアもバックも両手打ちの還暦が目の前の札幌の爺です。テニス教室を週に2回(初級と何故か中級)を受講しています。フォアが両手であることはテニス肘のせいであることはコーチ(別々の方)に理解して頂いておりますが指導して頂くフォーム(フォア)が非常に異なっており困惑しています。
初級のコーチはラケットを踝あたりまで引き下げて構えボールが腰のあたりまで落ちてきたボールを上方前方にすくい押しこむ(スイングはゆったり)と指導されますが中級のコーチは踝よりもっと上にラケットを引き相手の打球のバウンドが頂点より少し下がった所で腰よりも上(臍あたり)でハードヒットするように指導されます。
火曜が初級、水曜が中級で頭も体も???状態です。本当の基礎を教えて頂くコーチとある程度攻撃性を指導される違いと思いますがこの混乱(私の)にどのように対処すべきじかアドバイス頂けると幸いなのですが。札幌も雪がかなり融けて暖かくなりました。
投稿者 北国の親爺 2013/04/10 17:25
私の答えです。
くるぶしあたりまで下げて引くのはずいぶんと極端ですね。
伊達さんのフォアハンドのイメージでしょうか?
いや、彼女はバックもそうですね。
うんと下に引くということは
トップスピンをかけるということなのでしょうね。
中級のコーチは、「踝よりもっと上にラケットを引き・・・」 ということなのですが
揚げ足取りで言いますと
世の中、ほとんどくるぶしよりは上なので
はっきりはしませんが、ひざ辺りということでしょうか?
どちらにしても低めに引いているわけで
大差ないような気もしますね。
頭の上から引いていくようなサーキュラーじゃなくて何よりです。
さて私のお勧めは、「小さめの振り子」
やや直線に近いスウィングでもいい。
森田あゆみのは、大きめな振り子だけどけど
振り子ならフォアハンド的
直線なら両手バックハンド的でしょうか。
スクールのコーチが教えるのはバックの方なんでしょうね。
ヘビートップスピンなら初級のコーチ
フラット系なら中級のコーチですね。
球質の好みでやりやすいほうを決め
もう一人のコーチに、「自分はこれで行く」 と話したらどうですか。
どちらも打ちにくければ、第3の方法。
たとえば
もしフォアハンドっぽく振りたいのなら
少し振り子にする
そのアレンジを中級のコーチの教えにふりかける。
つまり、振り子でトップスピン
ハードヒットだけじゃなくつなぎの安心ショットも打てるように。
両手フォアハンドというのは珍しいので
マニュアルにはないと思います。
コーチたちは自分の知識の中から
新しく理論を構築しているのでしょう。
それが2人の間で違う。
どちらをとっても、両方無視しても角が立つ。
お互いにすっきりしてすごしたいので、コミュニケーションが必要。
だから、以下のどれかでしょうか。
1、できれば3人で話し合い、結論を出す。
2、どちらかを採用し、もう一人のコーチに自分かコーチから伝える。
3、自分で結論を出し、二人にはっきり宣言する。
がんばって、何か変化があったらまた教えてください。
以下がそのコメントの全文です。
毎日、楽くブログを拝見しています。フォアもバックも両手打ちの還暦が目の前の札幌の爺です。テニス教室を週に2回(初級と何故か中級)を受講しています。フォアが両手であることはテニス肘のせいであることはコーチ(別々の方)に理解して頂いておりますが指導して頂くフォーム(フォア)が非常に異なっており困惑しています。
初級のコーチはラケットを踝あたりまで引き下げて構えボールが腰のあたりまで落ちてきたボールを上方前方にすくい押しこむ(スイングはゆったり)と指導されますが中級のコーチは踝よりもっと上にラケットを引き相手の打球のバウンドが頂点より少し下がった所で腰よりも上(臍あたり)でハードヒットするように指導されます。
火曜が初級、水曜が中級で頭も体も???状態です。本当の基礎を教えて頂くコーチとある程度攻撃性を指導される違いと思いますがこの混乱(私の)にどのように対処すべきじかアドバイス頂けると幸いなのですが。札幌も雪がかなり融けて暖かくなりました。
投稿者 北国の親爺 2013/04/10 17:25
私の答えです。
くるぶしあたりまで下げて引くのはずいぶんと極端ですね。
伊達さんのフォアハンドのイメージでしょうか?
いや、彼女はバックもそうですね。
うんと下に引くということは
トップスピンをかけるということなのでしょうね。
中級のコーチは、「踝よりもっと上にラケットを引き・・・」 ということなのですが
揚げ足取りで言いますと
世の中、ほとんどくるぶしよりは上なので
はっきりはしませんが、ひざ辺りということでしょうか?
どちらにしても低めに引いているわけで
大差ないような気もしますね。
頭の上から引いていくようなサーキュラーじゃなくて何よりです。
さて私のお勧めは、「小さめの振り子」
やや直線に近いスウィングでもいい。
森田あゆみのは、大きめな振り子だけどけど
振り子ならフォアハンド的
直線なら両手バックハンド的でしょうか。
スクールのコーチが教えるのはバックの方なんでしょうね。
ヘビートップスピンなら初級のコーチ
フラット系なら中級のコーチですね。
球質の好みでやりやすいほうを決め
もう一人のコーチに、「自分はこれで行く」 と話したらどうですか。
どちらも打ちにくければ、第3の方法。
たとえば
もしフォアハンドっぽく振りたいのなら
少し振り子にする
そのアレンジを中級のコーチの教えにふりかける。
つまり、振り子でトップスピン
ハードヒットだけじゃなくつなぎの安心ショットも打てるように。
両手フォアハンドというのは珍しいので
マニュアルにはないと思います。
コーチたちは自分の知識の中から
新しく理論を構築しているのでしょう。
それが2人の間で違う。
どちらをとっても、両方無視しても角が立つ。
お互いにすっきりしてすごしたいので、コミュニケーションが必要。
だから、以下のどれかでしょうか。
1、できれば3人で話し合い、結論を出す。
2、どちらかを採用し、もう一人のコーチに自分かコーチから伝える。
3、自分で結論を出し、二人にはっきり宣言する。
がんばって、何か変化があったらまた教えてください。
2013年04月14日
長野県の須坂へ行ってきた
土曜日の朝4時に起床
4時55分、地元発の始発電車に乗った。
世の中はまだ夜、暗いのだ。
東京駅からは
朝1番の長野新幹線に乗った。
早起きの理由は
長野県の須坂市へ行くため
須坂市は長野市のすぐお隣
美味しい果物の産地で、
山の方へ行くと、菅平高原も一部須坂市に含まれる。
今回は、須坂市テニス協会、設立40周年記念イベントにお呼びいただき
講習会・講演会を行ったのだ。
会長のご挨拶、私の紹介などの後、参加者の皆さんと
会場は臥龍公園テニスコート
すぐ隣は、ペンギンの脱走事件で
昨年、全国に名前を知られた須坂市動物園
コートから豚の歩く姿が見え
時おり、怪物の放つ叫び声が響いてきた。
テニスのほうは
ジュニア達の講習に始まり、その後一般の講習と
小学生から70歳代まで
昼休みを挟み、4時までみっちり行われた。
時間が限られている事から
ジュニアにはフォアハンドを中心に
安定したショットを打つため
特にテイクバックを丁寧に行う事を強調した。
そしてさらに安定と爆発力のための力の入れ方。
「ハラに力を入れる」
これは、スクールに通ったり、試合に出ているような
それなりのレベルの子達に効いたようだ。
やはり、理屈だけではなく
私の実演を見ながらなので、理解してもらいやすかったようだ。
一般の方たちには
スライスボレーの打ち方もかなり時間をとって行った。
ボールより高いところから切り下ろす事
下に振るのに前に飛ぶギャップ
ネットするのを怖がる心理
多数の人達を相手に
この部分をクリアーするための話術や練習法などに
まだまだ、修練が必要だと感じた。
それでも
たくさんの人のテニスを改善でき
特に指導的な立場の人達に理解してもらえたので
今後に役立ててもらえると思う。
そうそう
サーブアンドボレーのスプリット位置
サービスラインまで半分くらい充分
というのは衝撃を与えたようだ。
もちろんやっている事は簡単なので
すぐに皆さん、出来るようになったが
油断すると
普段いちばんスピードの乗る辺りなので
車は急には止まれない。
急がないというのは
日本人にはいちばん難しい事かもしれない。
そんなこんなで、4時過ぎに実技は終了。
午後4時半頃に車で
「ゆっくらんど」 という、温泉と宴会の出来る施設に移動。
ゆっくりと温泉に浸かった後
約1時間の私の講演と懇親会を行った。
テニスとはこんな競技なのだから
技術はこうでなければ、という
私のしゃべりとばしの嵐の後
地元の料理などを賞味しながら
楽しいひとときを過ごさせてもらった。
ひたすら夢の中で通り過ぎた
軽井沢や高崎の駅名を聴きながら横浜の自宅へ
駅から歩いている間に日付が変わり、ナガーイ1日は終了した。
4時55分、地元発の始発電車に乗った。
世の中はまだ夜、暗いのだ。
東京駅からは
朝1番の長野新幹線に乗った。
早起きの理由は
長野県の須坂市へ行くため
須坂市は長野市のすぐお隣
美味しい果物の産地で、
山の方へ行くと、菅平高原も一部須坂市に含まれる。
今回は、須坂市テニス協会、設立40周年記念イベントにお呼びいただき
講習会・講演会を行ったのだ。
会長のご挨拶、私の紹介などの後、参加者の皆さんと
会場は臥龍公園テニスコート
すぐ隣は、ペンギンの脱走事件で
昨年、全国に名前を知られた須坂市動物園
コートから豚の歩く姿が見え
時おり、怪物の放つ叫び声が響いてきた。
テニスのほうは
ジュニア達の講習に始まり、その後一般の講習と
小学生から70歳代まで
昼休みを挟み、4時までみっちり行われた。
時間が限られている事から
ジュニアにはフォアハンドを中心に
安定したショットを打つため
特にテイクバックを丁寧に行う事を強調した。
そしてさらに安定と爆発力のための力の入れ方。
「ハラに力を入れる」
これは、スクールに通ったり、試合に出ているような
それなりのレベルの子達に効いたようだ。
やはり、理屈だけではなく
私の実演を見ながらなので、理解してもらいやすかったようだ。
一般の方たちには
スライスボレーの打ち方もかなり時間をとって行った。
ボールより高いところから切り下ろす事
下に振るのに前に飛ぶギャップ
ネットするのを怖がる心理
多数の人達を相手に
この部分をクリアーするための話術や練習法などに
まだまだ、修練が必要だと感じた。
それでも
たくさんの人のテニスを改善でき
特に指導的な立場の人達に理解してもらえたので
今後に役立ててもらえると思う。
そうそう
サーブアンドボレーのスプリット位置
サービスラインまで半分くらい充分
というのは衝撃を与えたようだ。
もちろんやっている事は簡単なので
すぐに皆さん、出来るようになったが
油断すると
普段いちばんスピードの乗る辺りなので
車は急には止まれない。
急がないというのは
日本人にはいちばん難しい事かもしれない。
そんなこんなで、4時過ぎに実技は終了。
午後4時半頃に車で
「ゆっくらんど」 という、温泉と宴会の出来る施設に移動。
ゆっくりと温泉に浸かった後
約1時間の私の講演と懇親会を行った。
テニスとはこんな競技なのだから
技術はこうでなければ、という
私のしゃべりとばしの嵐の後
地元の料理などを賞味しながら
楽しいひとときを過ごさせてもらった。
ひたすら夢の中で通り過ぎた
軽井沢や高崎の駅名を聴きながら横浜の自宅へ
駅から歩いている間に日付が変わり、ナガーイ1日は終了した。
2013年04月12日
ブロックリターン
先日のデ杯韓国戦でよく見られたのが
シングルスでの、スライス気味ブロックリターン。
ボレーするような感じでとりあえず返球。
面白いことに
ポイントを確率よく取れたのが
苦し紛れにロブの返球になってしまったケース。
ブロックリターンで普通に返したのではサーバーのハードヒットを食らう。
ロブの返球だとサーバーも叩きにくい。
普通に返ってくるほうが
次のボールをレシーバが自由に打ちやすいのだ。
さて、普通に返球するブロックリターンと強引に打ち込むリターン
どちらのポイント獲得率が高いだろう?
もちろん返球できる確率はブロックのほうがいい。
70%位だろうか。
その後、ポイントできる確率は
サーバーのハードヒット後なので、30%くらい?
しめて、70%×30%=21%
対して、強引ハードヒットリターンの成功率が50%と下がるにしても
そのリターンが入った場合
次ショットからのポイント獲得率は、70%くらいあるだろう。
しめて、50%×70%=35%
まあ、独断と推測によるいい加減な数字だけど。
サーバーにとって、リターンが確実に返ってくる圧迫感が強いのか?
強打リターンの圧迫感の方がより強いのか?
心理的な要素もあり、どちらが有効だと言い切るのは難しいが
このレベルになれば
強打リターンの圧迫感の方が強いのではないだろうか。
世界一のリターンといわれていたアガシは、叩くことが多かった。
ブレーク率の高い、ナダルやジョコビッチは?
私も叩きリターン推奨派なのだが ・・・・・
そうそう、ブロック・ロブ・リターンはもっといいかも。
しかし、デ杯でロブ戦が始まったら?
テニス人気は盛り上がらないだろうな。
シングルスでの、スライス気味ブロックリターン。
ボレーするような感じでとりあえず返球。
面白いことに
ポイントを確率よく取れたのが
苦し紛れにロブの返球になってしまったケース。
ブロックリターンで普通に返したのではサーバーのハードヒットを食らう。
ロブの返球だとサーバーも叩きにくい。
普通に返ってくるほうが
次のボールをレシーバが自由に打ちやすいのだ。
さて、普通に返球するブロックリターンと強引に打ち込むリターン
どちらのポイント獲得率が高いだろう?
もちろん返球できる確率はブロックのほうがいい。
70%位だろうか。
その後、ポイントできる確率は
サーバーのハードヒット後なので、30%くらい?
しめて、70%×30%=21%
対して、強引ハードヒットリターンの成功率が50%と下がるにしても
そのリターンが入った場合
次ショットからのポイント獲得率は、70%くらいあるだろう。
しめて、50%×70%=35%
まあ、独断と推測によるいい加減な数字だけど。
サーバーにとって、リターンが確実に返ってくる圧迫感が強いのか?
強打リターンの圧迫感の方がより強いのか?
心理的な要素もあり、どちらが有効だと言い切るのは難しいが
このレベルになれば
強打リターンの圧迫感の方が強いのではないだろうか。
世界一のリターンといわれていたアガシは、叩くことが多かった。
ブレーク率の高い、ナダルやジョコビッチは?
私も叩きリターン推奨派なのだが ・・・・・
そうそう、ブロック・ロブ・リターンはもっといいかも。
しかし、デ杯でロブ戦が始まったら?
テニス人気は盛り上がらないだろうな。
2013年04月11日
コースはスウィングで変える
『セバスチャン』 さんの質問コメントにお答えします。
質問のコメントは3つに及び
大変長いのでここにはコピーしません。
興味のある方はこちらをクリックしてください。
要約すると
フォアハンドで
いろいろな高さや打つ方向、飛距離などで
調節のため、スウィング方向や面の向きを変化させるのか?
ということだと思います。
私の答えです。
テイクバックのラケット面
インパクトの位置とスウィング方向
すべてを必要な飛距離や方向、打点の高さで変えていくのは
とても難易度が上がります。
その組み合わせは無限とおりあり
もしやるとすると
色々なフォームのプロが出現するはずですが
そんな事実はありません。
つまり、何かを固定し、何かを変化させているのです。
固定していることが2つあります。
1つ目は上体を垂直に保つこと。
これが、フォアハンドのものさし、基準なのです。
狂ったら、世の中すべてが、ここはどこ?、私は誰? になっちゃう。
2つ目はテイクバックのラケット面の作り方。
これがフォアハンド安定の一番の肝。
面を作っておき
腕を外旋しないでテイクバックするということなのですが
これをしなくてもいいということになれば
どんな打ち方でも、アリです。
そして可変するのは
上体の向き、スウィング方向、フィニッシュの位置です。
上体の向きやフィニッシュの位置は
スウィングをスムーズにするためで
まとめれば、スウィングの方向、形により
打ち分けているということだと思います。
もちろん、他の部分も
少しは微調整していると思いますが
経験により、自然に対応していることなので
あまり意識しなくてもいいと思います。
それとあの、低い打点の、「ブーメランスネーク」
これは球出しのボールを低い打点でサイドスピン気味に打ったもの。
それをハイスピード動画で撮り、静止画に切り出したものです。
上体はしっかりとスウィング方向に向いていますので
結構なスピードが出せます。
フィニッシュはナダル打ちと同様
右肩の上です。
もちろんボールも入っています。
高い打点のワイパースウィングも同様に撮影したもので
もちろん打球方向に上体が向いています。
ボーリングのフックボールをイメージしてみてください。
質問のコメントは3つに及び
大変長いのでここにはコピーしません。
興味のある方はこちらをクリックしてください。
要約すると
フォアハンドで
いろいろな高さや打つ方向、飛距離などで
調節のため、スウィング方向や面の向きを変化させるのか?
ということだと思います。
私の答えです。
テイクバックのラケット面
インパクトの位置とスウィング方向
すべてを必要な飛距離や方向、打点の高さで変えていくのは
とても難易度が上がります。
その組み合わせは無限とおりあり
もしやるとすると
色々なフォームのプロが出現するはずですが
そんな事実はありません。
つまり、何かを固定し、何かを変化させているのです。
固定していることが2つあります。
1つ目は上体を垂直に保つこと。
これが、フォアハンドのものさし、基準なのです。
狂ったら、世の中すべてが、ここはどこ?、私は誰? になっちゃう。
2つ目はテイクバックのラケット面の作り方。
これがフォアハンド安定の一番の肝。
面を作っておき
腕を外旋しないでテイクバックするということなのですが
これをしなくてもいいということになれば
どんな打ち方でも、アリです。
そして可変するのは
上体の向き、スウィング方向、フィニッシュの位置です。
上体の向きやフィニッシュの位置は
スウィングをスムーズにするためで
まとめれば、スウィングの方向、形により
打ち分けているということだと思います。
もちろん、他の部分も
少しは微調整していると思いますが
経験により、自然に対応していることなので
あまり意識しなくてもいいと思います。
それとあの、低い打点の、「ブーメランスネーク」
これは球出しのボールを低い打点でサイドスピン気味に打ったもの。
それをハイスピード動画で撮り、静止画に切り出したものです。
上体はしっかりとスウィング方向に向いていますので
結構なスピードが出せます。
フィニッシュはナダル打ちと同様
右肩の上です。
もちろんボールも入っています。
高い打点のワイパースウィングも同様に撮影したもので
もちろん打球方向に上体が向いています。
ボーリングのフックボールをイメージしてみてください。
2013年04月10日
今、東戸塚は八重桜
東戸塚の八重桜が満開だ。
用足しにタワーズシティーに向かう道
葉桜が葉っぱだけになる頃
スクールから3分くらい
中央公園前のこの道が満開になる。
パソコンに疲れた時間帯
ちょっとした散歩道。
用足しにタワーズシティーに向かう道
葉桜が葉っぱだけになる頃
スクールから3分くらい
中央公園前のこの道が満開になる。
パソコンに疲れた時間帯
ちょっとした散歩道。
2013年04月09日
オーバーコール
先日のデ杯、韓国戦
午前中レッスンだったので、家でテレビ観戦。
添田選手、体調が悪いのか動きに精彩が無かった。
その試合で気になったのが主審のオーバーコール。
ラインに触れたか? というサーブに
ラインズマンがグッドの判定。
すかさず、主審がフォールトのオーバーコール。
強烈なサーブを打った、イム・ヨンギョが審判を見ながら歩いてくる。
韓国の監督も審判台へ。
何度もあったように思う。
日本に有利な判定ばかりなので、いいようだが ・・・
さて、この主審によるオーバーコール
何のためにあるのかというと
ラインズマンのミスを防ぐため。
もう少しはっきり言うと、オオドジ判定の訂正。
20cmもアウトしたのにラインズマンが黙っている。
そうゆう時に使うためなのだ。
主審の方が位が上なので、どんどんやるというものではない。
大体、主審とラインズマン
どっちが判定に適した位置にいるかというと
間違いなく、ラインズマン。
だからその判定を覆すのは
見にくい審判台から見ても、それでも明らかなミスジャッジだけ。
ボール半個分程度の判定に介入すべきではないのだ。
際どい判定を主審がつぎつぎに始めたら
逆に、ミスジャッジだらけになる事間違いなし。
基本的に
主審は偉そうにデーンと座って、進行を上手くやればいいのだ。
(まあ、意見は人によってさまざまかもしれないが)
まったく、全く、マッタク・・・・・
午前中レッスンだったので、家でテレビ観戦。
添田選手、体調が悪いのか動きに精彩が無かった。
その試合で気になったのが主審のオーバーコール。
ラインに触れたか? というサーブに
ラインズマンがグッドの判定。
すかさず、主審がフォールトのオーバーコール。
強烈なサーブを打った、イム・ヨンギョが審判を見ながら歩いてくる。
韓国の監督も審判台へ。
何度もあったように思う。
日本に有利な判定ばかりなので、いいようだが ・・・
さて、この主審によるオーバーコール
何のためにあるのかというと
ラインズマンのミスを防ぐため。
もう少しはっきり言うと、オオドジ判定の訂正。
20cmもアウトしたのにラインズマンが黙っている。
そうゆう時に使うためなのだ。
主審の方が位が上なので、どんどんやるというものではない。
大体、主審とラインズマン
どっちが判定に適した位置にいるかというと
間違いなく、ラインズマン。
だからその判定を覆すのは
見にくい審判台から見ても、それでも明らかなミスジャッジだけ。
ボール半個分程度の判定に介入すべきではないのだ。
際どい判定を主審がつぎつぎに始めたら
逆に、ミスジャッジだらけになる事間違いなし。
基本的に
主審は偉そうにデーンと座って、進行を上手くやればいいのだ。
(まあ、意見は人によってさまざまかもしれないが)
まったく、全く、マッタク・・・・・
2013年04月08日
5/30は平塚で研修会
韓国とのデ杯戦
イム・ヨンギュのフォアハンドはすばらしかった。
そうそう2日目のダブルス
守屋宏紀のバックハンドリターン、みごと。
あんなショットのコツを皆さんに伝えたい。
今日は
2013夏季神奈川県テニスコーチ研修会へのおさそい。
コーチ研修会とはいえ
コーチ以外、一般の皆様でもOK
いつも、約半数の方がコーチ以外の人たちなのだ。
コーチも愛好者の方も
自分のテニスを確かめに、また、苦手の矯正もできるので
ぜひたくさんの皆さんに参加してほしい。
写真は昨年のもの
もちろん私がどんな顔、どんな声なのか確かめるだけの
ブログファンによる、冷やかし気分でもOK。
日程は5月30日の木曜日
昨年と同様
平塚市の [テニスDio湘南] さんでの開催。
要項はここをクリック
インドアなので、雨や風の心配も要らない。
駅前だが、駐車場も完備
まだ交渉していないが、無料にしてくれるはず。
もちろん指導は私、松原コーチだ。
平塚というと遠いようだが
横浜駅から東海道線で30分
東京駅からでも60分なのだ。
しかも会場は平塚駅を出てすぐそこにある。
ぜひ湘南へ観光に、いや、テニスに来てほしい。
今回のテーマは、「ストロークとボレー」
フォアハンドの基本とコースや深さの打ち分け
バックハンドリターンのコツ
スライスボレーの基本と
ハイボレーのコツなど
実戦で必要な技も、たくさん紹介しようと考えている。
この要項を見て
申込書に書いてある、氏名などの項目を一通り書いて
メールで申し込んでくれればいい。
ぜひ、早めのお申し込みを。
イム・ヨンギュのフォアハンドはすばらしかった。
そうそう2日目のダブルス
守屋宏紀のバックハンドリターン、みごと。
あんなショットのコツを皆さんに伝えたい。
今日は
2013夏季神奈川県テニスコーチ研修会へのおさそい。
コーチ研修会とはいえ
コーチ以外、一般の皆様でもOK
いつも、約半数の方がコーチ以外の人たちなのだ。
コーチも愛好者の方も
自分のテニスを確かめに、また、苦手の矯正もできるので
ぜひたくさんの皆さんに参加してほしい。
写真は昨年のもの
もちろん私がどんな顔、どんな声なのか確かめるだけの
ブログファンによる、冷やかし気分でもOK。
日程は5月30日の木曜日
昨年と同様
平塚市の [テニスDio湘南] さんでの開催。
要項はここをクリック
インドアなので、雨や風の心配も要らない。
駅前だが、駐車場も完備
まだ交渉していないが、無料にしてくれるはず。
もちろん指導は私、松原コーチだ。
平塚というと遠いようだが
横浜駅から東海道線で30分
東京駅からでも60分なのだ。
しかも会場は平塚駅を出てすぐそこにある。
ぜひ湘南へ観光に、いや、テニスに来てほしい。
今回のテーマは、「ストロークとボレー」
フォアハンドの基本とコースや深さの打ち分け
バックハンドリターンのコツ
スライスボレーの基本と
ハイボレーのコツなど
実戦で必要な技も、たくさん紹介しようと考えている。
この要項を見て
申込書に書いてある、氏名などの項目を一通り書いて
メールで申し込んでくれればいい。
ぜひ、早めのお申し込みを。
2013年04月06日
リターンは飛ぶ
あるダブルスマッチを観戦していて考えた事。
プロの試合だから
当然、技術的にはほぼ完璧なものを持っている人達だ。
調子の上がらない若手のリターンミスが目立つ。
ミスする事でプレッシャーがかかり
さらにミスが増える悪循環の最悪展開。
余裕があるときのリターンは
フォアバック共に、足を止めて打っている。
もちろん止まっていては打てないサーブに対しては
飛び上がり跳びつきざまのリターンだ。
よく観ていると
姿勢を崩されるほどの時を別にすると
飛び上がっているときのほうがエラーが少なく
エースや相手足元炸裂の頻度が高い。
もちろん攻撃に出て
飛び上がって打つこともあるので
割引する部分もあるかもしれないが
それなら、全部攻撃にしたらという考えも出てくる。
さて余裕があれば足を決めて、余裕がなければ飛ぶ。
、いつこれを判断するのか?
判断中にボールが来たら?
そんな訳で、じつは私、それなりの選手には
すべて飛んじゃうようにアドバイスする。
その利点は
1、 判断の必要が無くなり、悩み事が減る。
2、 飛んだほうが、打点に対する位置が正確に決まるので
姿勢が決まって、安定性が高まる。
3、 飛んだほうが、思い切りが良くなる。
4、 飛んじゃうと、動きが出て、筋肉もスムーズに動く。
5、 飛んだほうが、かっこいい。 (応援も増えて、乗ってくる)
空中でプレッシャーと戦っている人なんていない。
大空は自由なのだ。
もちろん
無造作にラケットを振れる
いい姿勢でなら、振り抜けば入るという
シンプルなプロスウィングを見につけている人が対象。
どうです、テニスを簡単にしませんか。
えっ、突然、アンダーサーブが来たらどうする?
それは、単なる決め球でしょう。
プロの試合だから
当然、技術的にはほぼ完璧なものを持っている人達だ。
調子の上がらない若手のリターンミスが目立つ。
ミスする事でプレッシャーがかかり
さらにミスが増える悪循環の最悪展開。
余裕があるときのリターンは
フォアバック共に、足を止めて打っている。
もちろん止まっていては打てないサーブに対しては
飛び上がり跳びつきざまのリターンだ。
よく観ていると
姿勢を崩されるほどの時を別にすると
飛び上がっているときのほうがエラーが少なく
エースや相手足元炸裂の頻度が高い。
もちろん攻撃に出て
飛び上がって打つこともあるので
割引する部分もあるかもしれないが
それなら、全部攻撃にしたらという考えも出てくる。
さて余裕があれば足を決めて、余裕がなければ飛ぶ。
、いつこれを判断するのか?
判断中にボールが来たら?
そんな訳で、じつは私、それなりの選手には
すべて飛んじゃうようにアドバイスする。
その利点は
1、 判断の必要が無くなり、悩み事が減る。
2、 飛んだほうが、打点に対する位置が正確に決まるので
姿勢が決まって、安定性が高まる。
3、 飛んだほうが、思い切りが良くなる。
4、 飛んじゃうと、動きが出て、筋肉もスムーズに動く。
5、 飛んだほうが、かっこいい。 (応援も増えて、乗ってくる)
空中でプレッシャーと戦っている人なんていない。
大空は自由なのだ。
もちろん
無造作にラケットを振れる
いい姿勢でなら、振り抜けば入るという
シンプルなプロスウィングを見につけている人が対象。
どうです、テニスを簡単にしませんか。
えっ、突然、アンダーサーブが来たらどうする?
それは、単なる決め球でしょう。
2013年04月05日
ついに新車だ
私の愛車、R34スカイライン
リフトで上げてもらいったオイル交換のついでに
下回りを覗いて
先日から気になっていたリヤのエアロパーツ内を観察した。
1年間、探し続けた、例のカランコラン犯人探しだ。
日ごろ、ここまでは覗けない、スカートの下。
バンパー下
ディフューザー風のさらに下、というか奥。
ボディーに止めるツメが2つある。
左のツメ1本で止まっているのだが
前後の遊びが大きくて、動いてしまう。
これかもしれない?
奥側の丸いポチ。
ゴムをはさんだりしてもだめ。
担当の田中さんに8mmのボルトナットを用意してもらい、完全固定。
プラスティックが割れるといやなので
ダブルナットで固定。
手で揺すっても動かない。
これはいけるかも。
帰宅がてら試乗。
カランコラン、鳴らない。
ブヨンブヨンするものがなくなり、何か、引き締まった感じ。
R34スカイライン、ついに新車になった。
リフトで上げてもらいったオイル交換のついでに
下回りを覗いて
先日から気になっていたリヤのエアロパーツ内を観察した。
1年間、探し続けた、例のカランコラン犯人探しだ。
日ごろ、ここまでは覗けない、スカートの下。
バンパー下
ディフューザー風のさらに下、というか奥。
ボディーに止めるツメが2つある。
左のツメ1本で止まっているのだが
前後の遊びが大きくて、動いてしまう。
これかもしれない?
奥側の丸いポチ。
ゴムをはさんだりしてもだめ。
担当の田中さんに8mmのボルトナットを用意してもらい、完全固定。
プラスティックが割れるといやなので
ダブルナットで固定。
手で揺すっても動かない。
これはいけるかも。
帰宅がてら試乗。
カランコラン、鳴らない。
ブヨンブヨンするものがなくなり、何か、引き締まった感じ。
R34スカイライン、ついに新車になった。
2013年04月03日
フォアは上体の向きが大切
『セバスチャン』 さんから
4月1日の「インパクトの面だけがすべてか?」 について
打点の高さによるスタンスや上体の向きで、質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
どちらもインパクトの瞬間の写真ですが、それを見て思ったのですが、高い打点ではオープンスタンス、低い打点では、クローズドスタンスということでしょうか? いや、スタンスよりも、胸の向きを注目するのがいいのでしょうか。高い打点では胸が前向き、低い打点では、少し横向きになるものですか? それぞれの打点にちょうどよくラケットが通るようにしたときの腕の通り道を考えると、胸の向きがそうなるのかなという気もします。打点がある程度より高い時は、インパクトの時の胸の向きは前を向いて、ある程度以下に低い時は、その高さに応じて横向きになっていくということですか?
それとも、胸の向きはやはり基本的には前向きで、前向きにならないのは、打点に追いつくまでの、走るとか、それ以前の行動の影響によるということでしょうか?
投稿者 セバスチャン 2013/04/02 16:18
私の答えです。
質問の写真はこの2枚。
高い打点はオープンスタンスで
スウィングはアウトサイドイン、右から左
上体は前向き。
低い打点はクローズドスタンスで
スウィングはインサイドアウト、手前から遠くへ
この写真なら左から右へ
上体は少し横向き。
さて、どこに注目してほしいのかというと、スウィングの方向。
その方向に振るのに、障害はないか?
スウィングにとって一番じゃまなのは自分の左半身。
スウィング方向にそれがないようにしたい。
だからスウィング方向に対して正面向き。
通常の高さの打点では前向きになってほしいといつも言うのはそのため。
もっと高くてアウトサイドインがさらにきつければ
もっと左向き。
超低め打点で、手前から向こうにサイドスピンをかけるなら
上体は横向きから少し開いて右前を向けばいい。
足のスタンスがどちらかは本質的な問題ではなく
どちらのスタンスでも打てるのだが
より前向きな高い打点ではオープンスタンスが使われることが多くなるし
低いサイドスピンにはクローズドスタンスが多く使われる。
ということ。
腕やラケットから見たら
どちらの脚が前に出たかわからないし
下半身の向きは、ひざやつま先の向いた方向で決まってくる。
どっちのスタンスでも、どっち向きにもなれるのだ。
4月1日の「インパクトの面だけがすべてか?」 について
打点の高さによるスタンスや上体の向きで、質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
どちらもインパクトの瞬間の写真ですが、それを見て思ったのですが、高い打点ではオープンスタンス、低い打点では、クローズドスタンスということでしょうか? いや、スタンスよりも、胸の向きを注目するのがいいのでしょうか。高い打点では胸が前向き、低い打点では、少し横向きになるものですか? それぞれの打点にちょうどよくラケットが通るようにしたときの腕の通り道を考えると、胸の向きがそうなるのかなという気もします。打点がある程度より高い時は、インパクトの時の胸の向きは前を向いて、ある程度以下に低い時は、その高さに応じて横向きになっていくということですか?
それとも、胸の向きはやはり基本的には前向きで、前向きにならないのは、打点に追いつくまでの、走るとか、それ以前の行動の影響によるということでしょうか?
投稿者 セバスチャン 2013/04/02 16:18
私の答えです。
質問の写真はこの2枚。
高い打点はオープンスタンスで
スウィングはアウトサイドイン、右から左
上体は前向き。
低い打点はクローズドスタンスで
スウィングはインサイドアウト、手前から遠くへ
この写真なら左から右へ
上体は少し横向き。
さて、どこに注目してほしいのかというと、スウィングの方向。
その方向に振るのに、障害はないか?
スウィングにとって一番じゃまなのは自分の左半身。
スウィング方向にそれがないようにしたい。
だからスウィング方向に対して正面向き。
通常の高さの打点では前向きになってほしいといつも言うのはそのため。
もっと高くてアウトサイドインがさらにきつければ
もっと左向き。
超低め打点で、手前から向こうにサイドスピンをかけるなら
上体は横向きから少し開いて右前を向けばいい。
足のスタンスがどちらかは本質的な問題ではなく
どちらのスタンスでも打てるのだが
より前向きな高い打点ではオープンスタンスが使われることが多くなるし
低いサイドスピンにはクローズドスタンスが多く使われる。
ということ。
腕やラケットから見たら
どちらの脚が前に出たかわからないし
下半身の向きは、ひざやつま先の向いた方向で決まってくる。
どっちのスタンスでも、どっち向きにもなれるのだ。
2013年04月02日
カランコロンちょっと減ったが
私の愛車、R34スカイライン
低速で路面の起伏を拾い
カランコロンと何かが振動する。
運転席の後ろから聞こえてくるので
トランクの取り付けやスペアタイヤなど
色々と探ってみたが解らない。
40km以上だと聞こえない。
毎朝、家から出て
近所を走行中について廻るので
なかなか印象的なのだ。
うちの住宅地を出ると、ほぼ聞こえない。
先日、右リヤタイヤの状態を見ていて
フェンダー内、タイヤの後ろ側で見つけた穴?
リヤのエアロパーツ、スカート取り付けのボルト穴か ?
昔、何かが付いていたような丸い跡も ・・・
比較のため見た、左リヤ。
丸いパネルの留め具がついている。
これだ
同じものは無いので
ありあわせのボルトナットで固定。
早速、試乗。
少し音が減ったようだが、まだ、 ・・・・・
しかし、音の様子からして、この辺りが臭い。
さっきの穴、リヤのエアロパーツ取り付けの場所なのだ。
ひとつながりのスカート部分
後ろ側をゆすってみると、揺れる、ゆれる、ユレル。
これだ、きっとこれだ
次回、時間が出来たら、何とか固定してみるつもり。
R34、新車への道のりはもうすぐだ。
何、写真が汚い
レンズが汚れていたカナ?
まあ、気のせい、キノセイ、きのせい、 ・・・
低速で路面の起伏を拾い
カランコロンと何かが振動する。
運転席の後ろから聞こえてくるので
トランクの取り付けやスペアタイヤなど
色々と探ってみたが解らない。
40km以上だと聞こえない。
毎朝、家から出て
近所を走行中について廻るので
なかなか印象的なのだ。
うちの住宅地を出ると、ほぼ聞こえない。
先日、右リヤタイヤの状態を見ていて
フェンダー内、タイヤの後ろ側で見つけた穴?
リヤのエアロパーツ、スカート取り付けのボルト穴か ?
昔、何かが付いていたような丸い跡も ・・・
比較のため見た、左リヤ。
丸いパネルの留め具がついている。
これだ
同じものは無いので
ありあわせのボルトナットで固定。
早速、試乗。
少し音が減ったようだが、まだ、 ・・・・・
しかし、音の様子からして、この辺りが臭い。
さっきの穴、リヤのエアロパーツ取り付けの場所なのだ。
ひとつながりのスカート部分
後ろ側をゆすってみると、揺れる、ゆれる、ユレル。
これだ、きっとこれだ
次回、時間が出来たら、何とか固定してみるつもり。
R34、新車への道のりはもうすぐだ。
何、写真が汚い
レンズが汚れていたカナ?
まあ、気のせい、キノセイ、きのせい、 ・・・
2013年04月01日
インパクトの面だけがすべてか?
『オーシャンサイド』 さんからご意見をいただきました。
それなりにあっている部分
そして誤解している部分もあり、今日はこれに触れます。
以下がそのコメントの全文です。
またまた投稿させていただきます。
以前、松原コーチが言っていたように、「面を感じながら打つ」ということを理解はしていたのですが、実際のプレーではアウトが怖かったり、ボールの勢いを殺そうとして、手首をこねているいることにようやく気がつき、しっかりボールをヒットするようになりました。
しっかりヒットすれば、以外とアウトしないもので、何となくキッカケを掴んだ気がします。
さて、手首の件ですが、やはりテイクバック時とインパクト時はしっかり固定するのは正解だと痛感しているところです。
ただ、ムチのようにしなるとか、フォロースルーは肩でなく腰の位置…というのは、スイングの角度と勢い等の条件で必然的に決まってしまう結果論ではないでしょうか。例えば、超アッパースイングで腰に巻きつけるのは至難の技だと思います。
大切なのはインパクトでの面を安定させるために、がっちりではなく「適度な力加減で手首を安定させること」だと思いますが、どうでしょうか。
投稿者 オーシャンサイド 2013/03/29 19:39
私の答えです。
大切なのはインパクトでの面を安定させるために
「適度な力加減で手首を安定させること」 でいいと思います。
そして、ベースラインどうしの打ち合いのみ
打点の高さも一定、ということを前提とするなら、そのとおりです。
ただし
適度な力加減でいいのですが
適度以上はかまわないが、適度未満はだめだということです。
もう1つ重要なことですが
先ほどの前提に寄らない場合
スウィングについて、立体的に、3次元で考えなくてはならないのです。
例えば
「超アッパースイングで腰に巻きつけるのは至難の技」 とありますが
プロは普通にやっています。
それがワイパースウィングです。
単に平面的にスウィングを考えると
のようになり
フィニッシュを左腰に持っていくのは無理のような感じになります。
しかしワイパーだと
のように、最初から左に向かって
アウトサイドインで振るわけで
当然のように
猛烈スウィングと、左腰フィニッシュが両立します。
逆に、低い打点ならこうなるわけで
この場合のフィニッシュは右肩の上です。
ボールの飛び出す方向は
ラケット面の向いた方向に一番影響されるのですが
かなりスウィング方向に引っ張られます。
そして、打たなければならないボールの飛距離も
打つ場所や狙い場所により、10mから30mくらいの幅があるのです。
ですから、完璧なフォームと安定したラケット面だけでは
正解とはいえないのです。
いろいろに変化できるスウィングと安定した面の組み合わせが必要なのです。
それなりにあっている部分
そして誤解している部分もあり、今日はこれに触れます。
以下がそのコメントの全文です。
またまた投稿させていただきます。
以前、松原コーチが言っていたように、「面を感じながら打つ」ということを理解はしていたのですが、実際のプレーではアウトが怖かったり、ボールの勢いを殺そうとして、手首をこねているいることにようやく気がつき、しっかりボールをヒットするようになりました。
しっかりヒットすれば、以外とアウトしないもので、何となくキッカケを掴んだ気がします。
さて、手首の件ですが、やはりテイクバック時とインパクト時はしっかり固定するのは正解だと痛感しているところです。
ただ、ムチのようにしなるとか、フォロースルーは肩でなく腰の位置…というのは、スイングの角度と勢い等の条件で必然的に決まってしまう結果論ではないでしょうか。例えば、超アッパースイングで腰に巻きつけるのは至難の技だと思います。
大切なのはインパクトでの面を安定させるために、がっちりではなく「適度な力加減で手首を安定させること」だと思いますが、どうでしょうか。
投稿者 オーシャンサイド 2013/03/29 19:39
私の答えです。
大切なのはインパクトでの面を安定させるために
「適度な力加減で手首を安定させること」 でいいと思います。
そして、ベースラインどうしの打ち合いのみ
打点の高さも一定、ということを前提とするなら、そのとおりです。
ただし
適度な力加減でいいのですが
適度以上はかまわないが、適度未満はだめだということです。
もう1つ重要なことですが
先ほどの前提に寄らない場合
スウィングについて、立体的に、3次元で考えなくてはならないのです。
例えば
「超アッパースイングで腰に巻きつけるのは至難の技」 とありますが
プロは普通にやっています。
それがワイパースウィングです。
単に平面的にスウィングを考えると
のようになり
フィニッシュを左腰に持っていくのは無理のような感じになります。
しかしワイパーだと
のように、最初から左に向かって
アウトサイドインで振るわけで
当然のように
猛烈スウィングと、左腰フィニッシュが両立します。
逆に、低い打点ならこうなるわけで
この場合のフィニッシュは右肩の上です。
ボールの飛び出す方向は
ラケット面の向いた方向に一番影響されるのですが
かなりスウィング方向に引っ張られます。
そして、打たなければならないボールの飛距離も
打つ場所や狙い場所により、10mから30mくらいの幅があるのです。
ですから、完璧なフォームと安定したラケット面だけでは
正解とはいえないのです。
いろいろに変化できるスウィングと安定した面の組み合わせが必要なのです。