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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアは上体の向きが大切

『セバスチャン』 さんから
4月1日の「インパクトの面だけがすべてか?」 について
打点の高さによるスタンスや上体の向きで、質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク どちらもインパクトの瞬間の写真ですが、それを見て思ったのですが、高い打点ではオープンスタンス、低い打点では、クローズドスタンスということでしょうか? いや、スタンスよりも、胸の向きを注目するのがいいのでしょうか。高い打点では胸が前向き、低い打点では、少し横向きになるものですか? それぞれの打点にちょうどよくラケットが通るようにしたときの腕の通り道を考えると、胸の向きがそうなるのかなという気もします。打点がある程度より高い時は、インパクトの時の胸の向きは前を向いて、ある程度以下に低い時は、その高さに応じて横向きになっていくということですか?
それとも、胸の向きはやはり基本的には前向きで、前向きにならないのは、打点に追いつくまでの、走るとか、それ以前の行動の影響によるということでしょうか?

投稿者 セバスチャン 2013/04/02 16:18






スマイル 私の答えです。

質問の写真はこの2枚。


高い打点のワイパー


高い打点はオープンスタンスで
スウィングはアウトサイドイン、右から左
上体は前向き。


低い打点のサイドスピン


低い打点はクローズドスタンスで
スウィングはインサイドアウト、手前から遠くへ
この写真なら左から右へ
上体は少し横向き。



さて、どこに注目してほしいのかというと、スウィングの方向。

その方向に振るのに、障害はないか?


スウィングにとって一番じゃまなのは自分の左半身。

スウィング方向にそれがないようにしたい。

だからスウィング方向に対して正面向き。  ナイス!



通常の高さの打点では前向きになってほしいといつも言うのはそのため。

もっと高くてアウトサイドインがさらにきつければ
もっと左向き。

超低め打点で、手前から向こうにサイドスピンをかけるなら
上体は横向きから少し開いて右前を向けばいい。


足のスタンスがどちらかは本質的な問題ではなく
どちらのスタンスでも打てるのだが

より前向きな高い打点ではオープンスタンスが使われることが多くなるし
低いサイドスピンにはクローズドスタンスが多く使われる。
ということ。




腕やラケットから見たら
どちらの脚が前に出たかわからないし
下半身の向きは、ひざやつま先の向いた方向で決まってくる。


どっちのスタンスでも、どっち向きにもなれるのだ。 ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:43 | コメント(3)| トラックバック(0)
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コメント
ありがとうございました。

2枚の写真を見て思いましたが、高い打点の写真も、低い打点の写真も、ショートラリーをしていて撮影していますね。低い打点の場合では、たぶんちょっとボールが短くて、それで、左足を一歩踏み出して前に出て打っているのですか。とてもクローズドスタンスになっていますが、ショートラリーだからスイングに力は不要で、それでもいいのでしょうね。もしそれがベースラインでそして時間的に余裕があったら、きっと膝やつま先がもっと前を向いた方が、力のあるスイングになるのだろうと、松原コーチの以前の記事から推察します。もっとも、すごくサイドに振られてかつ時間がない場合にはこういうスタンスになってしまう場合もあるのかもしれませんが。

投稿者 セバスチャン 2013/04/04 19:40
長文で受け付けてくれなかったので、分けます。2番目です。

さて、ご回答いただいて、打点の高さによって、上体の向きがある程度変化すること、また、打点の高さに対して、スイングをどう変化するかについて、ある程度理解できたと思います。
今回質問させていただく本題は、その次に、打点位置とラケット面の向きの調整についてです。コーチの前々回の投稿で、「いろいろに変化できるスウィングと安定した面の組み合わせが必要」とお話しいただきました。
まず、打点の前後について、上体の向きが変わると、上体の向きを基準とした場合、打点位置がラケットの回転円弧上で変わると思います。
また、その打点位置でのラケットの面の向きも、調節しなければならないと思います。
さらに、それらが、自分の打ちたい打球方向(上下左右とも)に応じて、さらに変化すると思います。
打点位置は、要はタイミングですよね。テイクバックした状態から、振り出すタイミング、また、スイング中でもその速度を調節することで、打点位置を調節することになると思いますが、それでいいのでしょうか?
投稿者 セバスチャン 2013/04/04 19:41
3番目です。

そして打点でのラケットの面の向きですが、だいたいの話として、上から見て打球方向に向いてかつ、地面に対してほぼ垂直を保とうとすると、打点でのスイングの接線ベクトルの向きに対して、ラケット面の向きが、打球の高さなどに応じて変わってくると思います。つまり、肩を基点として、そこからグリップまでの、腕のどこか(各関節の角度)でそれを調節しなければならないと思いますが、それで正しいでしょうか?
きっと、そのときの腕の具体的な調整内容は、打点でのラメット面についての頭の中のイメージに対して、体が自動的に調節してくれる、というかイメージと体の自動的な指令が一致するまで、繰り返し練習なんでしょうね。
それで、イメージがある程度できたとして、それに合った腕の調整(ラケットの向き)は、テイクバックの時にすでに形作れるように心がけて練習するべきなのでしょうか?

長文になりまして、ごめんなさい。疑問に思っていることが、ちゃんと伝わるように表現できているか少し不安もありますが、よろしくお願いいたします。
投稿者 セバスチャン 2013/04/04 19:41
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