tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

<<  2012年 12月  >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最近の記事
新しいブログに移行し…
10/30 15:44
印西の月例ダブルス
10/29 20:10
スピンロブに対して
10/27 18:28
全国大学王座戦
10/25 14:05
打点に向かって踏み込…
10/22 19:22
ワングリップリターン
10/20 11:30
研修会の案内
10/18 17:45
ぎりぎりに追いつくこ…
10/17 19:34
速いボールに対しての…
10/16 17:50
明日のテニス塾は中止
10/15 17:11
ジョコビッチのフォア…
10/14 15:16
フットワークは直線的…
10/13 19:51
ボールの後へ入りなが…
10/11 17:43
グリップの太さは
10/09 18:12
最近のコメント
こんにちは。松原コー…
ムーディー 10/28 23:23
松原様新参者…
koji 10/28 08:12
松原様突然の…
koji 10/26 17:02
松原コーチ様…
いのりん 10/25 18:58
『ころすけなり』さん…
松原コーチ 10/23 10:32
プロでもいたんですね…
ころすけなり 10/22 20:39
回答ありがとうござい…
れねしす 10/17 16:35
記事にとりあげていた…
キャプ 10/16 22:23
アトムさん、tuku…
松原コーチ 10/15 18:57
回答ありがとうござい…
フランカー 10/15 18:30
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。






私の技術論の建て方

『通りすがり』 さんからコメントを頂きました。

ある人のブログに片手バックハンドの技術について
私の批判があるというお話です。

この機会に
私の技術論の建て方についてお話して
今年の最後にしようと思います。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 大変失礼な内容なので黙殺して頂いても結構です。

以下サイトにて一方的に批判が有りますが、松原コーチはこの内容についてどのように思われますでしょうか。

hを加えて下さい。

ttp://blog.livedoor.jp/newpowertennis/archives/21262347.html


投稿者 通りすがり 2012/12/29 13:40






スマイル 私の答えです。

私のDVD、『テニスの極意』 バックハンド編
私の動画までフェデラーとの比較で出していただきました。

出来れば
もっと後の方に
胸あたりの高い打点を
かなり横振りに振っている動画もあります。
それだといくらかフェデラーに近いのですが
ちょっと残念。

私の DVD、全部見てくれたんでしょうか? 悪だくみ


私だって、プロのバックハンドが
すべて縦振りだなんて思っていません。

自分でも高い打点やスピンをうんとかけるときに
スウィングを横に使いますし
ブログの写真にガスケやワイントラウブを
使っている事をご存知の読者の方も多いと思います。



さて、私の技術論の立て方ですが
いちばん普通の打点で打っているプロの打法をもとに
その技術を可能にしている
いちばんの骨格は何かという事を探り出しているのです。 ナイス!
特殊な打点やモアパワーを出すためのコツは
あえて、取り除きます。

たとえばフォアハンドでは
手首は固定して振ると言っていますが
人間の手首はそれなりの柔らかさがあって
自然にラケットの重みでしなり、ラケットヘッドを加速します。

いちばん重要な骨格が、「手首を固定する」
枝葉の小骨が、「余計な力を抜いてしならせる」 です。


この枝葉に注目すると
松原さんの技術論は穴だらけになり
鬼の首を取ったように思う人がたくさん出てきます。

時々はそうゆう話があります
揚げ足取りには
それなりに慣れていますので、大丈夫。 ピース



バックハンドに戻りますが
振り子を使って、位置エネルギーを運動エネルギーに換え
ついでにアッパースウィングでトップスピンをかける。
これが、いちばんの重要骨格です。

腰より
低い打点だと、これだけでもそれなりのショットが打てます。


バックのスウィング平面



モアパワーを出すためには
高いテイクバックから後ろにループさせ
腰や肩の線を回転させ
腕の引き込みも添えてぶっ叩くのです。
この部分は、枝葉の小骨部分です。

打点が高くなると、(細かい事をぬかすと)
スウィング平面が水平に近くなり
振り子の位置エネルギーが使えなくなります。

だから、枝葉の小骨もたくさん必要になります。


高い打点はアマチュアならスライスでいいでしょうが
プロはこれも出来なくては
片手打ちのご利益がありません。



さてご紹介いただいたブログでは
私だけでなく
私の前にテニスジャーナルの解説をしていた
平野さんのことも批判されているようですが
ちょっと当っていないと思います。

先ほど重要骨格と、枝葉の小骨について書きましたが
たぶん
日本で一番初めにこれに基づいて理論を作ったのが平野さんだと思います。 ナイス!
テニス界にとって、大変な功績のある方です。 

平野さん以前の解説者は
(今の解説者にも ・・・ )
枝葉の部分を示す事で、改良法の提案をしていたのです。

じゃあ、松原さんは何をしたのかというと
重要骨格をさらに明確にした事と
技術のベースをすべて、トッププロの打法においた事です。

批判の記事では
私は世界に目を向けない、ガラパゴス進化だそうですが
自分では
そこからいちばん遠くにいるべきと思っています。
だから、「ベースはすべて、トッププロの打法」 なのです。


ところで
バックの縦振りですが
記事では、平野さんの説で
それを教わった、ろくでもないコーチの一人
松原が使っているようなイメージですが。

平野さんの教えは
身体に巻きつけた腕の振りほどきですから
かなり違っていて
むしろ、批判ブログさんの説に近い。 うるせー


縦振りを言い出したのは私です。  ワハハ



さてさて、いいたいことを言ったので
すっきりして年が越せそうです。

今年はたくさんの人達にこのブログを読んでいただき
コメントもたくさんいただき
ありがとうございました。

コメントのお礼を時々忘れていると思います
ここで、改めてお礼申し上げます。


来年も頑張って発信し続けます。

テニス好きな皆さんと私に、良い年が訪れますように。 スマイル


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 19:00 | コメント(3)| トラックバック(0)

千葉県のびすチャレンジ

昨日は印西のクラブ
千葉県ジュニア大会
のびすチャレンジ大会だった。

まだ、試合経験の少ない子たちの大会で
小学4年以下のグリーンボールでの部と
5年から中1までの通常のボールでの2部構成。

朝の9時から受付けと説明
早速3名1組での総当り予選

その後が各組、どう順位でのトーナメントになる。

とにかく実戦経験をたくさんしようとの企画なのだ。


まずは小4以下集合


小4以下集合


この年代だと、多分1人では来ないので
本人以上の数、応援団がいる。


親も集合


早速熱戦が開始


フォアハンドだ


思った以上にみんな本格的な打ち方


両打ちフォアハンド


そしてバランスと勝利への執念


執念のスライス


グリーンボールのご利益もかなりあり
本格的な打ち合いをしている選手たちは
思いのほか小さい。


一番ちっちゃいかな


遠くから見たり、フォームを写真で見ると大きく見えるが
近くで見るとみんな小さい子達なのだ。



結局予選、本戦と、すべて全勝で制したのは
小4以下が、うちのクラブの金田君。
中1以下が、プラムページテニスプラザの金子君。


これは小4以下の入賞者


入賞者たち


彼ら以外にも各順位での試合で活躍した子
惜しくも負けてもすばらしい内容を見せた子が
うちの子達の中にも
他からの参加者の中にもたくさんいた。

全員が試合をしながら成長したと思う。


中1以下の部は私の都合と
後半が暗くなったこともあり
写真があまりないのだが
彼らもがんばって
いいテニスをしていたことを付け加えておく。



試合を見て思ったこと
聞こえてくる親の会話やアドバイスから思ったことなど

いくつかの話題もあるので、またいずれ。


イベント | 投稿者 松原コーチ 16:02 | コメント(0)| トラックバック(0)

エルボーにどんなラケットが


『北国の親爺』 さんから質問をいただきました。

テニスエルボーに優しいラケットは?
どんなラケットを選んだらいいのか?
という質問です。

質問のコメントはかなり長かったので
ここにはコピーしません。

全部読みたい方はここをクリックしてください




スマイル さて、私の答えです。

まず、テニスエルボーとは?
広くいえば、テニスで傷めた肘です。

狭くいうと、片手バックハンドで
伸ばしきって打つときに傷めるところ。

右腕を手の甲を上にして前に出し
肘を少し曲げた時
3つある肘の出っ張りのうち
上側を痛めたときのことを言うようです。

小指のところからここまで伸びる筋肉が
骨にくっつく腱鞘のとこらが炎症を起こす。

お医者さんの言うのはここではないでしょうか。

昔、両手打ちがなかったころ
テニで傷めるのはバックハンド
場所はここだったのです。



さて、フォアハンドで打点が遅れ
ラケットヘッドを強引に相手に向けるような動きをすると
先ほどの肘の出っ張りのうち、一番下側を傷めます。

実は私もこれ
レシーブで振り遅れてなっちゃったもの。


少年野球のピッチャーがカーブを投げてなりやすいので
昔は野球肘といったこともありました。

テニスでもりんごの皮むきサーブ
回外させながら、面を左に曲げていくようなサーブをすると
確実に傷めます。

もしかしたらこちら?

私のお友達?


片手フォアだと激痛が走るそうですが
打点が遅れないよう
手首の角度を保って振れればいいのですが。


さて、いったん傷めてしまうと
他の部分も
傷めた理由ではないショットの場合も痛くなってきます。
先ほどの出っ張りも
それ以外も、肘のすべてが痛くなります。

ですからとりあえずは痛くない打ち方
使用後は必ずアイシング
腕立てや握力アップのトレーニング
この3つをしっかりやることが大切でしょう。




さてさて、上を見るとずいぶんたくさん書きました。

ラケット赤 大切なお題目のラケットですが。

やはり300g前後はあるほうがいいでしょうね。

そして面は100平方インチ以上の大きめ。

シャフトのマイルドな断面の丸っこいやつ。

『北国の親爺』 さんの好きなB社のも丸っこいのが多いですね。

私の近所のメーカーではYY社のVCOREシリーズ


Xiシリーズ


私はいまだに、98Dなのですが
先月マイナーチェンジした、Xi98とXi100はややマイルドになり
特に肘にはいいですよ。  ナイス!

そうだ、ストリング
私はポリを45Pで張っています。

振動止めもこの春から使うようになりました
これも肘を痛めたためです。


ですが、肘にはナイロンのマルチフィラメントを
柔らかめに張るほうがいいでしょうね。


ちょっと一般的な言い方ですが
メーカーを問わず
こんな基準で考えていいと思います。



ラケットはこんなもん

打ち方、そしてアイシングも大切に。  ナイス!


傷害 | 投稿者 松原コーチ 18:13 | コメント(0)| トラックバック(0)

片手バックも面を見せる

『うそほんと』 さんから、どうやら2度目のコメントをいただきました。
以前いただいていたコメントを
どっかに置き忘れたようです。
すいません。

コメントは、両手バックは引いた時に、相手に面を見せる。
という話に対してです。

以下がそのコメントの全文です。


マイク もしかすると忘れられているのかなと思い再度同じ質問です(^^;
片手バックハンドも面を相手に見せて引くのはなぜでしょう?
振り子で打っていて?面を垂直に近く保って振っている?と思いました。
フォアハンドと同様に面を変えても打てなくはないなと思いました。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2012/12/26 10:35






スマイル 私の答えです

相手に面を見せるというのはこんな感じです。


フェデラーのTB


片手バックは打点がかなり前なので
ここからでもかなりスウィングの距離を取れるのです。
そして、スウィングがシンプルにつながりやすい。

リターンダッシュの時などは
ここから前だけでいい。


逆に、最初にうんと引いてしまうと
振り遅れになることも増えます。


面を垂直に保ち

 (引いたところではでは少し上向きですが)

保つということは腕を外旋させていくことで加速できるし
けっこう叩けるのです。

もちろん、単に叩く以上にぶっ叩くなら
ここから後にループさせ


ワイントラウブ


勢いをつけて
さらにスウィングを大きくさせて打つのです。


フェデラーのフィニッシュ


垂直面を保つを超えて
インパクト後さらに腕を外旋させています。


そのときでも
最初に引いたところは先ほどの写真のところです。  ナイス!

そして、垂直な面を保つ感覚が必要なのです。




さて、フォアハンドと同じように
腕の内旋、外旋をしないようにして打つこともできます。

面の安定は理論上、こちらのほうが上かもしれませんが
なんせ、スピードが出ない。

スピードを殺したスライスより遅いトップスピン?

さて、なんに使いましょうか? うるせー


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 19:15 | コメント(2)| トラックバック(0)

ビデオでプロになりきる

『部活生』 さんから質問をいただきました。
早く答えないと冬休みが終わっちゃうので
優先で答えます。

答えたつもりで忘れていた、『うそほんと』 さん、すいません。
近日中にやります。


さて、以下が質問のコメント


マイク 質問失礼します。現在年末年始といううことで、テニススクールも部活もなく、テニスができません。しかしせっかくの休みなので強くなって年明けの大会に出たいです。なにか良い練習方法はありませんか?

投稿者 部活生 2012/12/26 09:06






スマイル 私の答えです。

テニスをしないでテニスを上達するのは無理ですので
通常考えられるのは
筋トレ、ランニングにストレッチ
動体視力アップのために動く電車から
通り過ぎる電柱を見つめる。

ぐらいでしょうか?



だが1つだけ斬新な方法が

一流プロのビデオを見ることです。

ジョコビッチになったつもりで
フレンチオープンを戦う。

ジョコビッチになったつもりでボールを打つ。 フォアハンドb


ジョコビッチのテイクバック


ジョコビッチになったつもりで
相手プレーヤーを見つめ
次の打球のコースを読む。


別にジョコビッチじゃなくても
自分が応援する憧れの選手でいいのです。



練習するというのは
数多くの動作を繰り返すことで
成功に近づき
成功体験を繰り返すことで
頭の中に
無意識に動作できる回路を作ることです。


だから、頭の中でだけでも練習し
新しい回路を作ることができるはずなのです。

頭の中に、新回路を焼き付けるためには
「成功体験を繰り返すこと」 が必要なので
重要なシーンは何度も繰り返し見るといいですね。


フレンチのフィニッシュ


私も若いころ
一流選手のプレーを見た後
いいプレーができたことを思い出します。


ただ、ラケットの重さや長さ
振るときの反動
当たった感触などは
実物に触れなければなければわからないこと。

せめて、ビデオの後、外に出て
ラケットをジョコビッチ気分で振ってみる
なんていうのはどうでしょう。



ところで、あんまり速すぎるとわかりにくいし
ついていけない
自分のプレーと違いすぎる。

そんなわけで
どうせ見るなら、スローなクレーコートの試合。

同じようなフォアやバックを何度も打つ
フレンチオープンのビデオが最高です。  ナイス!


ジョコビッチのバック



朝のランニングにストレッチ、筋トレの後で

ラケットを握り締めて、画面を見つめてください。 ワハハ



そうそう、ビデオ持ってなかったら?

PCは見られるわけだから

ユーチューブで好きなプレーヤーの名前を検索したら
たくさん見つかります。

もちろんショット名で検索するのもあり。  叫び



練習法 | 投稿者 松原コーチ 18:18 | コメント(2)| トラックバック(0)

手出し練習のテンポ

『キャプ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク松原コーチ、いつもブログを楽しく拝見しています。

練習法について教えていただきたいことがあります。
ジュニアの練習などで、すごい早いペースでの手出し練習(打ったらすぐ出す)をやっているのを見かけますが、この練習はどんな意図があって行うのでしょうか。
実際見よう見まねでやってみましたが、打ち方がすごく荒くなってしまいました…

行う際のポイント等もあわせてご意見いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

投稿者 キャプ 2012/12/22 09:01





スマイル 私の答えです。

間違いなく、体力、根性、やった気がします。

手出し練習の目的というのは
フォームの矯正が一番大きいと思います。

ボールと自分の位置調整が楽なので
打ち方に集中できるためです。

コーチがアドバイスしたり
矯正するのも
手の届くところですからやりやすい。


じゃあ、それをハイテンポでやったら?

テイクバックが大きすぎる人の矯正にはいいでしょうね。

打ち終わったらすぐ動かなければいけないので
のんびりして、動きの鈍い人には
それなりの効果が期待できます。

やる気のないやつ、怠け者対策です
怒鳴っても、にらんでも
すぐ近くからですから、効果覿面。  うるせー



じゃあ、デメリットは?

フォアハンドだと
テイクバックがぼろぼろになることです。  あれー?

ラケット面を内旋しないで引くには
手間がかかります。

日ごろ、早めに滑らかに引いていく、といっているのですが
そんなことしているひまはない。

時間を節約するために、必要な動作をしょるかも。

脇を閉め、面が上を向くように
肘から先を引くスウィングになりがちです。

黄色線のようにしたいのですが、赤線のように短絡させてしまう。


フォアのテイクバック


テイクバックを重要視しないコーチは
この練習で脇が閉まるようになる、と思っているかもしれません。 悪だくみ

動きは速くなり、ボールは入らなくなります。



ところで、バックハンドならどうでしょう?

両手バックなら、小さくて、鋭いスウィング。
腕を固めて小さくパンチです。


ジョコビッチのスウィング


これをマスターするための練習としては非常によさそうですね。 ナイス!


コーチはこれらのメリットデメリットを
はっきりわかっていて、使うべきドリルです。


もしもわかっていないなら、安易に使うべきではないと思います。 ビミョー



練習法 | 投稿者 松原コーチ 18:19 | コメント(4)| トラックバック(0)

腰の入ったボレー

『レフティ』さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文。


マイク 松原コーチ、いつも有難うございます。
さて、今回、手打ちの話が出たところで、ボレーのスウィングについても教えていただきたく思います。

私が時々ボレーを教えて頂く年配の女性の、ボレーのスウィングは、
①少し前につき出すようにラケットをセット

②そこから、(それだけでもボールをとばせるように)ラケットをギュッと握り込む
同時に身体が前に入りながら、ダウンスウィング
このスウィングに合わせながら、腰を捻る。
(後ろ足の膝が前を向き、膝が前の膝を押し込んでいくような感じ)

と説明されます。

普通の(フォア・バック)スライスにおいても、かなり滑る球を打たれる方で、真似をしたら、滑るボレーが打てるのかなと思うのですが、いかがお考えになられますか?

私は、基本的には、松原コーチが仰るように?、腰を入れようがが入れまいが(手打ちでも)タイミングを合わせ、ボレーのスウィングをすれば結果は同じことなんじゃないかとも思うのですが・・・。

投稿者 レフティ 2012/12/22 04:26





私の答えです。

スマイル 状況を限定できるなら、どんな打ち方でもOKです。

ただ、それがローボレーだったり、ハイボレーだったり
時間が無かったり
姿勢が垂直を保てなかったり
動きながらだったり
そんなときでもできるためには

プロがやるような
つまり、私がいつも解説しているような方法がいいと思うのです。


鈴木貴男のボレー


実戦では腰を入れているひまは無いほうが普通です。

たぶん
その、「時々ボレーを教えて頂く年配の女性」 
の打ち方はともかく
言っていることは
その方自身の感覚なんじゃないでしょうか。

他の方が一般論として聞くのは ・・・  悪だくみ


その言葉だけ
そのまま聞いて実行したら
とんでもなくトッチラカルか
動きを制約されるような気がします。  あれー?
  
少なくとも
しっかり構えないと打てなさそうですね。


でも、一般的に
プレーヤーの話というのはそうゆうもので

その方にとっては
紛れもない真実なこともあるのですから不思議です。


まあ、たまには
そのプレーヤーのコーチからの受け売りや
世間の常識
いわゆる基本というやつ
本人は
ぜんぜん違うやり方をやっていることもありますが ・・・ うるせー


才能のあるプロは
打ち方なんか考えなくてもできるのです。

だから打ち方なんて知らない。


ちょっと話が飛んだかもしれません。  ワハハ



ボレー | 投稿者 松原コーチ 18:26 | コメント(1)| トラックバック(0)

真面目に文字通りでいいか?

『聖闘士』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんばんは。

松原コーチの理論は私も実践したことがあり、かなりの安定感を得られた実績もあります。他の人にもやらせてみたところ、ある程度「できる」人には効果的だったと思います。

しかし所謂「できない」人や「クソ真面目」な人は松原コーチの言うことを文字通りに実行してしまったりします。力んで面を保つためにグリップを振った分しかヘッドを使えずボールが飛ばない人や、腕を振ろうとすれば体も回るなんてことはなく腕だけ振ってしまう人もいます。

結局私は、真面目に文字通りに捉えた人が上手くいかないような表現はすべきでないと思うようになりました。松原コーチの生徒さんにこのような「文字通りやってしまう」人はいますか?もしいた場合はどのような指導をされるのでしょうか?

投稿者 聖闘士 2012/12/18 21:07





私の答えです。

スマイル 私は、所謂「できない」人や「クソ真面目」な人でもできるような
アドバイスを考えているつもりです。

私の理屈は相当、単純ですから。


「グリップを振った分しかヘッドを使えずボールが飛ばない人も」
フェデラーよりは下手かもしれないけど
振った分は飛んだでしょう。

これはヘッドを使えなくして
安定度を増すためのアドバイスですから。


まずはそこから入って
熟成させていけばいいのです。
一生、力みっぱなしにしろとは言ってないつもりです。

でも、グリップをすごい勢いで振ればいいので
その割には、すごいボールが打てるはずですよ。  ワハハ


それと、これは
当たらない人に当てさせるアドバイスではありませんので
ある程度の人には有効
というのは当たっているかもしれませんね。



「腕を振ろうとすれば体も回るなんてことはなく腕だけ振ってしまう人」

これはちょうど昨日のブログで触れた話題です。
ぜひ読んでみてください。

それでも
全身で打たなくては、ご先祖様に申し訳が ・・・
と考えるなら
それはそれでしょうがありません。  びっくり


まあ、「腕だけ振ればいいですよ」 というと
たいていの人は身体も必要なだけ回ります。

身体の使い方はほとんどの人で
必要以上なのが日本人の対質なようです。  悪だくみ



ところで
「文字通りやってしまう」人ですが
セット販売商品に時々トラブルが出ます。

1例ですが
フォアハンドの引き方。

インパクトの面を保つため
「振り子で引いて、面が下向きになる」

腕を捻らないで(内旋させないで)振れば
正確なインパクト面が出るはずです。

でもこの人、インパクトにかけて被せていく癖がある。

下向きに引いて、被せて振れば、ネットを越えない。


私の説明の前半だけを、「文字通りやってしまった人」です。  うるせー

こんなことはよくあります。


これは困っていない人を直したタメです。

被せれば入るのです。
ただ安定して入らないだけ。

困ってもらえば良いわけで
フルスウィングしてもらい、当然アウトする。

そこで理屈を説明すれば、すぐ直ります。 ナイス!



さて、「真面目に文字通りに捉えた人が上手くいかないような表現はすべきでない」

とすると、技術論などは一切言わないほうが、書かないほうがいいでしょう。

文字で出すからには、相当に手間をかけ慎重になっても
100%読んでくれない人、誤解する人が必ずでます。 不満

読む人は自分の経験や理論を下敷きに読む。

ある程度はしょうがないことではないでしょうか。



それともう1つ危険性があるのが伝言ゲーム。 あれー?

私の文章を読んだ人が、それを誰かに伝える。

その人の翻訳になる可能性がかなりあります。
その人が、私の言葉の背景までは理解していないかも?

先ほどの身体の周り具合なども
私と判断基準が違うかもしれない。  (たぶんちがう) 悪だくみ



まあ、そんな危険性を秘めつつも

書かないよりは書いたほうがよほどましだと思っていますので

このブログは続けていくつもりです。 ワハハ




年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:41 | コメント(4)| トラックバック(0)

外人は手打ちだそうだ

先日、日本テニス事業協会の理事会があり
関西から来た、スクールオーナーのSさんとお話した。

Sさんは最近、ベテランのトーナメントに参加していて
実戦的なテニスに定評のある方だ。

時々海外の試合にも参加しているそうで
そこで感じたという、面白い話。

「松原さん、外人で、全身を使って打っている人なんていないよ」

みんな、手打ちなんだそうで
腕力もあるからだろうが
それなりのショットを打っているのだということ。

日本の選手のほうが
全身を使って、ひょろひょろ玉を打っているそうで
もっと実用性を考えたほうがいいというお話。


ボール、打球というのは
飛んでいく方角とスピード、そしてスピン
それ以外の要素はない。

しっかり押して打ったショットは終速が早いとか
体重をかけたショットは重いとか

そんなことは物理的にありえない。   悪だくみ



実戦のテニスでは、相手がいる。

相手のショットに対し
ひまがあれば、全身を使ったショットでも対処できる。


ナダルの構え



しかし、相手ボールが速かったりして
余裕の無い態勢になると、全身を使って打つのは難しい。

どこかにはしょる部分がないと
間に合わないで、エラーが出やすくなる。

その点、
全身を使わない、手打ちなら (本当は腕打ち)
どんな時でも間に合いやすい。

ひまがあまり無い時と、有りすぎる時があるだけだ。

練習時間や才能もあるプロなら
必要なだけ身体を使って、どんなショットにも対処できる。


ナダルの振りぬき


アマチュアの場合
どんなショットにも対処するには
より安全サイドの
あまり身体を使わないショットのほうが
ピークパワーでは負けても
かつ可能性が高いということだろう。  ナイス!


もっと意地悪に考えると
ピークパワーでさえ
安心して打つ、腕打ちのほうが
おそるおそるの全身打ちよりも勝る可能性も ・・・  うるせー


試合等 | 投稿者 松原コーチ 22:15 | コメント(2)| トラックバック(0)

トミーのレッスン

昨日は鎌ヶ谷市くぬぎ山の
トミーインドアテニススクールでの月例レッスン。


トミーでレッスン


1時間目はフォアハンド

いつも参加してくれる常連さんばかりだったので
内容もかなりマニアック

ネットから3mほどのところを狙う、超アングルショットや
低い打点のブーメランスネークなど。

こうゆうショットを打ってみることで
フォアハンドの面感覚や
ボールの飛距離などの調整能力が高まっていく。


次の2時間目はスライスとスライスボレー。

女性たちはバック側が苦手
フォアはゆったり振るのにいいボール。

バックはがんばるのに飛んでいかない。

インパクトまでのスウィング幅を大きくすることをアドバイス
むしろスウィング自体はゆっくりでOK

てきめんにボールが飛び、伸びるようになった。

がんばって振っているつもりでも、実はインパクト付近だけ
かえって、引きが小さくなっていることが多いのだ。

男性は逆にバック側はOK

ぎりぎり遠くのフォアボレーが苦手
バックではスライスで振り下ろしながら届くことを確認
フォアでも、高め大きめなテイクバックで
追いつきと同時に
スウィングもインパクトに届くようにして
格段にいいボレーになった。


3時間目はダブルスのレッスン
参加者がボレーからの連続だったので
そこへスマッシュをプラス

ロブに対してどう判断し、動くのか?

また後半はどうロブを使うのか?


バックで拾う


といった内容でレッスンを進めた。

打ち合いが多く
私もかなり動かなくてはいけないレッスンだったが
みなさんの反応がよく
楽しいレッスンができた。  スマイル




次回は1月23日、水曜日の開催。

フォア、バック、ボレーの基本技術から1年を始める。

要項はこちらを見てください。


みなさんの参加をお待ちしています。 叫び



イベント | 投稿者 松原コーチ 21:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

印西女子ダブルス

12月17日、月曜日
松原テニスクラブ印西では女子ダブルスD級の大会が行われた。

  (要項はこちら)

キャリアの浅い人たちばかりなので
試合を重ねるごとに
ここに参加するごとに上手くなっていくのが見える。

試合をいっぱいやってなれることがとても大切なのだ。

もちろん私もコート後方に出ずっぱり。
一応、すべての試合をちらちら見ながら
試合後、主に負けたペアーにアドバイス。

6-0で勝ったペアーなどは
アドバイスしようが無いのでご勘弁。


さて、当日は雨模様の薄暗い一日


いつもスクールのレッスンで使用している
インドアコートに照明を点けての試合。


照明をつけて


9時30分開始の予定で
9時ころからはコートの使用が可能
早めに来た人は
ウォームアップや練習ができる。

みなさんお互いにラリーした後
サーブ練習は一緒に。


サーブ練習


その後、3ペアーづつ、3グループに分かれて、総当りの予選リーグ。


サーブから


ボレーだ


今回は、みなさんロブをあまり使わないので
ロブを有効に使うよう
松原アドバイスが偏っている。


そんなわけで
予選リーグ後、ぎりぎり追いついたところから
ロブを上げる練習。
これが今日のレッスンメニュー。

2面使い
長迫コーチも松原コーチも球出しで
カメラマンがいない。

当然、レッスンの写真はない。


午後は午前中の予選リーグで
各組1位の3ペアー、2位の3ペアー、3位の3ペアーに別れ
決勝リーグ。


平行陣


結局、ボレーやストロークに安定を見せた
岡崎・平沼ペアーが全勝で優勝。


表彰式後、優勝ペアー、準優勝ペアーを真ん中に、全員集合でパチリ。


集合写真


次回は1月28日月曜日に開催

試合をたくさんしてC級以上に上がりたい方

試合運びなど、試合後に私のアドバイスを聞きたい方

ワンポイントレッスンで肝心なところを上手くなりたい方

ただただ、私の顔を見てみたい方

ぜひ、ぜひ、参加してみてください。  叫び

イベント | 投稿者 松原コーチ 18:24 | コメント(2)| トラックバック(0)

ムチのようなしなり

O山さんから、フォアハンドリターンについてコメントをいただきました。

以下がその2つある全文です。


マイク 松原コーチ

ご回答ありがとうございます。

人間の身体は完全剛性の機械ではないということで、本人のスイング時の意識・感覚と実際の動作のとの間には差異がでるようですね。

なので程度の問題だと思いますが、
リターンのテークバックをラケットヘッドがバックフェンス側に向ききらないところで完了さたあと、フォワードスイングのときにグリップエンドがサーバー側を向くというのは、意識のうえではムチのスイングにはならないようにしていても、実際の動作としてはムチのスイングに多少なっているんでしょうね。

間違った解釈になっていたらすみません。
投稿者 質問をした本人2012/12/12 23:33

先ほどの投稿の補足です。
なぜ先ほどの投稿のようにムチのスイングになっていると思ったかと言うと、記載したURLのページにある「後ろから見たフォアハンド・リターン」の連続写真では、テークバックは(3)で完了していて、(4)からはフォワードスイングになっていますが、そのときにグリップエンドがサーバー側に向いているようだからです。

同様に同じページにある「遠いボールに対するフォアハンド・リターン」もムチのスイングになっているように見えます。
投稿者 質問をした本人2012/12/12 23:52






私の答えです。

スマイル 全くその通りで
人間は木石にあらず、しなるのです。

ただ、しなるのは結果であって
本人はしならすつもりでいる必要はありません。

しっかりと面を保つ意識で
固める方を大切にすべきです。


しっかり固めてひっぱたく。

ひっぱたきを試行錯誤しているうちに
ラケットヘッドの走りを体得し
ちょうどいい、力の抜け具合がわかってくる。 ナイス!


コントロールが狂わない範囲で
スピードも得られる打ち方を身につけていく。

それを、力の程度も
無意識で繰り返せるようになる。

次いで、体勢の苦しさや相手ボールの勢いなどによる
必要な対応
スウィングの大きさだったり
力のいれ具合。

そんなことの対応幅が広がって、一流の技になっていく。

どんなショットにも対応する
クロヒョウのような身のこなしとムチのようなしなやかなスウィング。


フォアの引き



ただ、ここで大切なことは
余計な力を抜かすことでなく
必要な最低限の力を入れさせること。

ある力具合に、損益分岐点があり
それ以上の力であれば安定するが
それ未満だと、エラーが急増する。 悪だくみ


力を抜かすのは
本人の経験や練習から得ること。

周囲がお節介に
余計な力を抜いて、と指導するべきではない。

ムチのようにと言って
できることではないのだ。 


人間は怠け者だから
抜けと言わなくても
そのうちに、どうせ力を抜いて楽をする。 ワハハ


余談だが
私のコーチ研修会で、年に1回くらいお会いするあるコーチ

毎回、テイクバックの固め具合
そのたりなさをを私から指摘される。

ほぼ、ちゃんとしたフォームなので
本人やほかのコーチからは違いがわからないのかもしれない。

もちろん彼はコーチなので
本人の技術練習のみに日々専念しているわけではないので
普通のウィークエンドプレーヤーよりも
練習や試合からのフィードバックから修正できていないので
やや、不利なのかもしれない。

我々コーチはこれほど苦労しているのだ。 ワハハ



さてさて、本題に戻る。

打球方向へのしなりもあるが
当然、スピン方向へのしなりもある。

特に両手打ちのバックハンド・トップスピン。

アガシなどは相当、強烈に手首のしなりを使う。


フェレーロヘッドを下げて


これも
こうなることは、当然結構なことなのだが
あまり意識して使わない方がいい。

腕全体で上下動をつけてこすりあげれば
それを練習や試合で打ち続けていれば
いつか自然に実行していることなのだ。



ところで、練習論になるが

コーチの指導通りにいいフォームを作ればOK
と思っている人も多いのだが

さらにその先
今日ここまでに述べた、熟成をはかることがとても大切。

その熟成方向が
その人のセンスだったり、個性であったりする。

同じフォームに指導しても
ある人はナダルだったりフェデラーだったり
違ったプレーヤーになるのだ。


最後にちょっと確認

余計な力を抜いて、ムチのようにさせることより
余計でもいいから、力を入れて
少なくとも、コート内に入るようなショットを教える方が大切。

熟成したワインは本人が作るのだ。  ナイス!



技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 12:18 | コメント(4)| トラックバック(0)

時間が無かったら

機能の記事に
『スーさん』からコメントをいただいた。


マイク 回答ありがとうございます。

十分に横向きにならないで、オープンスタンスで無理矢理ストレートに打とうとして真っすぐというか、インサイドアウトに振っていたように思います。力のあるボールが打てないはずです。
しっかり横を向けるよう練習します。

ただ、横を向く時間がない場合は、オープンスタンスのまま打つことになりそうですが、この場合は腕だけでうちかえすことになるのでしょうか。






私の答えです。

スマイル 時間が無ければなんでもありです。
それとも何でもなしにするか?

オープンスタンスもちろんOK


ジョコビッチ


しかし上体が横を向くひまがあれば、向ける。

腕しか振れないならそれだけもOK。


できればラケット面を保てるだけの打ち方で

それも無理なら、面を被せながらでもOK

返球の可能性が10%でもあれば

ゼロよりははるかにいいのです。  ナイス!


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 22:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

両手のコース打ち分け

『すーさん』 さんから、両手バックの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは、いつも参考にさせていただいてます。

両手バックハンドについてですが、
「腕を硬い棒のように使った直線的な短めのスウィングです。」
「肘から先を右肩の上に引っ張り込めれば」

など、なるほどと思いながら読ませていただいておりますが、フッと自分のスイングを考えたときに、(特にストレートに打つ場合ですが)ラケットの面をネット方向にまっすぐ後ろから前に出そうと意識していることに気づきました。
コーチの解説を読んでみると、ボールを左外側から斜め右方向に引っ叩くことが正しいのかなと思いましたが、この理解でよいのでしょうか。ただ、この場合ボールのコースは何を持って決まるのでしょうか。

判りにくい質問ですみませんが、よろしくお願いします。


投稿者 すーさん 2012/12/12 23:19






私の答えです

スマイル 打球方向に対し
「ボールを左外側から斜め右方向に引っ叩くこと」 ができて
飛び出すボールの方向が
打ちたい方角を向いていればいいのです。


まあ、気分としては
ラケットを左から右に、引っ張りこみギミに叩いて
ボールを右肩のかなたに打ち込むつもり。

つまりストレートに打ちたかったら
その分、しっかり肩の線を横向きにすることです。


ジョコビッチの両手構え


肩をしっかり入れればストレート
あまり肩を入れなければ
それとも、思い切ってラケットへッドを走らせればクロスです。


フォアハンドと違い
ラケットヘッドを遅らせたりしない。

こんなやり方で打ち分けるのが
両手バックの場合、プロの選手に多いようです。


ジョコビッチのスウィング



ところで
アウトサイドインと私はよく言いますが
まっすぐ叩くという
あなたの感覚とほとんど変わらないと思います。

まっすぐ叩くつもりでいれば
自然にアウトサイドインになるからです。  ナイス!




バックハンド | 投稿者 松原コーチ 18:42 | コメント(2)| トラックバック(0)

1月14日はシングルス大会

今日からちょうど1ヵ月後
1月14日、月曜祭日

東戸塚松原テニススクール

『男子オープンシングルス大会』 が開催される。

まずは、4人ずつ3グループに分かれての予選リーグ戦
その後の決勝トーナメント、順位戦と
たくさんの方と対戦できる。

今日はその大会の宣伝なのだ。

これが、大会の要項


これは前回の熱戦の模様。


澤田さん


中沢さん


要項には、「優勝者は商品あり」 と書かれているが
3位くらいまでは期待していい。


全員集合


当日は、私、松原コーチもいます。

試合後には、松原コーチのワンポイントレッスンもあり ワハハ

疲れ果ててさえいなければ
これだけでも充分、参加される価値はあると思う。


ぜひ、東戸塚松原テニススクール

℡ 045-824-3669 に電話ください。 叫び 


イベント | 投稿者 松原コーチ 15:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアハンドリターンの引きは

『O山』 さんからの質問第2弾です。

以下が質問メールの、リターンに関する部分です。


マイク フォアハンドストロークに振り子スイングを取り入れたら、とても安定するようになりました。
フォアハンドリターンのときはどうすればいいかぜひアドバイスをお願いします。
リターンのときは面をバックフェンス側に向けている余裕がありません。
どこまで引けばいいでしょうか。
現状の私のフォアハンドリターンは次のような感じです。
第一段階で手首をインパクトの形にして、面を伏せたまま上体をターンさせます。
そのときラケットヘッドの先端はサイドラインに直角くらい、ラケットの側面がベースラインと平行くらいの位置です。
ラケットの位置はそのままにして、まず上体だけターンさせて、ラケットヘッドの側面と胸板が平行になるところまで上体がターンしてきたら、つまり、上体がサーバーに対して正面向きなったら、そこからは上体のターンを止めて、ラケットを腕で振り切っています。
グリップエンドがサーバー側に一度も向きません。






私の答えです。

スマイル まずは、この方面の第1人者
アガシの動画と連続写真を見てください。

ここをクリックすると365ネットの連続写真にリンクです。

これが1番小さく叩く場面でしょう。

特に、上体の回転に注目。
若干、回りますが、完全に横向きまではいっていません。

インパクトで前向きになりたいのでしょうが
ちょっと遠めに来て
ランニングショットに近いフットワークになっているので
完全に前向きまでは成れなかった、といったところ。

腕はしっかり振っていますが
ラケットヘッドが真後ろを向くところまでは行きません。


リターンの考え方ですが

腕は振ります。

フォアと決まったら、引き始め
インパクトで垂直面を出すのに間に合う範囲で。

それが、アガシの例だと
相手がプロで、ハードコートの場合
これくらいのスウィングなのです。

クレーコートだったり
相手のサーブがプロじゃなければ
もっと大きなスウィングができるでしょう。


優先順位は

1、 ラケット面を正確に当てること。
2、 ラケットを腕だけでもいいから振ること。
3、 激しく、身体も使って叩くこと。


先ほどのアガシ
私は腕だけ振るつもりだが
上体も腕に引っ張られて、ある程度回転した
と見ています。

上体の回転のほうがメインではないと思います。 ナイス!


リターンでどれだけ大きく振るか?

サーブしだいです

自分の反応しだいです


面が保てる範囲で
腕の振りが間に合う範囲で振るのです。 

どこまで振れるかは
色々なサーブを経験してみるしかありません。

甘甘サーブなら、単なる決め球だし
カルロビッチならアガシほども振れないかもしれません。


もちろん、どれだけリスクをとるかも問題。

安全に返したいのか
リターンで勝負をかけるのか?



人間の身体は完全剛性の機械ではありませんので
腕を振らないで
上体の回転だけと思っていても
つい、腕が振られてしまいます。

腕だけ振ろうと思っていても
つい、上体も少しは回ってしまいます。

グリップエンドがぜんぜん相手方向に向かないということもないと思います。
アガシくらいは引いてしまうのではないでしょうか。

もしも本当に、ぜんぜん振らなければ
リターンがネットを越えないと思います。

ただ、感覚としてはそれでいいのかもしれません。 ナイス!
 


レシーブ | 投稿者 松原コーチ 18:22 | コメント(3)| トラックバック(0)

歳とったらスマッシュが

『レフティ』 さんからの質問です。

以下がコメントのその部分です。


マイク スマッシュについて素朴な疑問を伺います。昔、スマッシュに関してはものすごく自信があったのに、ン十年たった今、ものすごく恥ずかしい失敗をよくします。どうしてなんでしょうか。テニスは自転車乗りのように、一度、憶えてしまえば忘れず、後は、身体が勝手にしてくれると思っているのですが、そもそものの考えかたが違っているのでしょうか。

以上、またまたいくつか、質問させていただきました。よろしくお願いします。

投稿者 レフティ 2012/11/11 12:38





私の答えです

スマイル 自転車と同じというわけにはいかないようですね。

フォーム、たとえば肘が筋力低下で落ちて構えてしまったり

リズムの取り方が変わったり

反応速度が遅くなったり。


スマッシュ練習していますか?

単純に、若いころは練習していた
今は試合でたまに打つだけ、かも。  

私の場合はそれですね。


それと、若いころは、ロブが上がるのを楽しみに待っていた。 ナイス!
だから、ロブの気配がしたとたん
すぐに、後退、ジャンプ、ヒット。


マッキンレー


今は、ロブが上がると、あっ ・・・・  うるせー

反応しない。


追いついているのにミスするのは
練習が足りないか?
若いころとフォームが違うか?


追いつかないのは

瞬発力の不足か?  注意力散漫か?  冷や汗



まあ、結局、注意力散漫と練習が足りないのでしょうね。 悪だくみ


練習すれば、スマッシュに対する意識も変わりますから

注意力散漫の方は消えていくような気もしますが。  ワハハ


スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 18:26 | コメント(1)| トラックバック(0)

サーブの質問に

先日のコーチ研修会にお仕事の都合で欠席された、O山さんからの質問です。

今日はそのうちのサーブの2題です。
以下がその質問です。


マイク トスアップする際のボールの握り方
現状、私がトスアップをする際のボールの握り方は、5本指の指
先だけでボールをまるでコップに軽く触れるかのように持ち、コ
ップの水がこぼれないような動作でトスアップしています。現状
でこれといった不具合はないのですが、よりよいフォームにした
いです。アドバイスをお願いいたします。


マイク サーブ時の呼吸の仕方
サーブ時の呼吸を気にし始めるとサーブ全体のリズムがどんどん
狂ってきます。現状では息を吸った状態からスタートし、少しず
つ息を吐きながらサーブの動作をおこない、インパクトのときに
一番大きく息を吐いています。この方法で一応落ち着いています
が、よりよい方法があったらアドバイスをお願いいたします。






私の答えです。

スマイル まずは、トスアップ。

ほとんどの男子のプロは
5本の指で、手のひらで無造作に握って
放り上げます。


男子のトスアップ


女子のプロは2本の指先でそおっと持ったり
するのが多いようですが
これは多分コーチが、そう教えるためではないでしょうか。

男の子はあまりコーチの言うことを聞かない。  悪だくみ


コップを持つようにという方法もありますね。

O山さんもそうしているようですが
それで困らないなら
他のやり方にする必要はナイと思います。

上手く行っていることを変えたら
困るようになるのではないでしょうか。

どうしても変えたければ
男子プロのように無造作に5本バシです。

ただテニスの場合
芸術点や飛形点はありませんので
どう持っても
点数の向上は期待できないと思います。



次にサーブの呼吸ですが

私が一番力が入るときには

「ウー、ウーっ」 と叫びます。


これは、声を抜かせば
O山さんの使い方と同じではないでしょうか。

何も考えないでやれば
自然にできることだと思いますが
どうしても考えてしまう性格なら
今のままの手順で、意識して続ければいいと思います。



これら2つのことは
今困っていないなら考える必要は無いと思います。
変えたら、必ず、悪くなると思います。

それよりも
トスの高さとか位置とか
フィニッシュの形とか

もしもパワーやコントロールの問題があるなら
上手くいっていないことがあるなら
そっちのほうに
考えたほうがいい事がたくさん有ると思いますよ。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 17:24 | コメント(1)| トラックバック(0)

綱島での研修会

神奈川県のコーチ研修会が開催された。

メガロス綱島さんのご好意により
インドアコートで思う存分語りつくし、打ちまくり
やってもらい、矯正した。

北は長野県から西は兵庫県からも参加してくれ
みなさんとても熱心に話を聞いてくれた。   スマイル


今回のテーマは
フォアハンド、バックハンドにサービス。

実際にはどうしてもフォアハンドに話したいことが多く
半分がフォアといったところ。


9時30分開始

まずは、コートで座って、私の講義を聞く時間。
テニスはね ・・・  約40分くらいだろうか。


座学から始まる


早速、コートでフォアハンドの実技
ラケット面を正確に作るためのテイクバックの話し


フォアの面つくり


実際に打って見せ、フォームと雰囲気、スピード感
1球目から本当にミスらないことを見てもらう。


面は後ろ向きになる


次に上体の向きの話し
インパクトで当然のように前向き。

インパクトで前向きということは
フィニッシュは


フィニッシュはここまで


みなさんにも打ってもらい


参加者にも打ってもらう


上手くできない部分を矯正


テイクバックはこう


直したら入ることを見てもらう。
何を矯正するのか
松原はどこに注目して見ているのかを知ってもらう作業。


女性も3名参加


午後はフォアハンドの続きから

まずは、トップスピンのかけ方


午後は転がしで


ボールをコート面に置き、ラケット面で転がす。


次は空中で同じ作業。


空中で転がす


振り子で振って、打点を前にすれば
自然にアッパースウィング、トップスピンとなるのだ。


ついで、深さのコントロール
アウトサイドインのパワーを求めて
ワイパースウィングの練習。


ワイパースウィング


もちろん上体はここまで回る。



この後、バックハンド、サービスと面白いネタがあるのだが

カメラマンをみなさんが打つための玉出し要員に徴募してしまい
写真のほうがない。

両手バックの引き付け気味のヒットや
片手バックの豪打などもあり
指導している私自身も上達してしまい

とても面白い1日だった。  ナイス!


そうそう
ヨネックスさんとボールなどでお世話になっている日置さんから
協賛のお土産をいただいた。 ワハハ


参加賞


参加者のみなさんに1つづつ。


ヨネックスさん、日置さん、メガロスさん

いつもありがとうございます。  叫び



イベント | 投稿者 松原コーチ 19:45 | コメント(2)| トラックバック(0)

明日の研修会

何度かご案内した

2012冬季神奈川県テニスコーチ研修会

明日、12月7日、9時30分から16時まで

メガロス綱島さんのインドアコートで開催される。

まだ空きがあるので
突然、ひまになった人がいたら
今からでも参加申し込みをしてほしい。  叫び

もし、決心が明日になっちゃったら
直接会場に来て声をかけてください。 ワハハ



車 さて、当日の駐車場だが
メガロスさんのご好意でタダになりました。

ただし、施設管理の都合で、第2駐車場のみ使用できるので
やや遠くなるが、そちらを利用してくださいとのこと。  叫び


それでは明日

みなさんにお会いして

熱い講習ができますように

ちょっと早いけど、おやすみなさい ・・・ ZZZ



イベント | 投稿者 松原コーチ 16:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアハンドの365記事

『フランカー』 さんから質問をいただきました。
この、テニス365ネット
技術解説のページの内容についてです。

以下がそのコメントです。

マイク こんにちは いつも楽しく拝見しています。
フォアハンドについて質問です。
テニス365のホームページを観ているとこのような記述がありました。

(ここをクリックしてそのページを参照してください。)


「しかし、上級者につながる技術という意味では、右のようにグリップ側から引っ張っていく感覚で、面を斜めに使って回転をかけたほうが良い」

これについてお聞きしたいのですが、これは正しい理論ですか?
今のところ判断しかねています。
バックハンドスライスは当てはまると思いますが、フォアハンドスピンについてはまだ分かりません。よろしくお願いします。

投稿者 フランカー 2012/12/05 17:06






私の答えです。

スマイル 大丈夫です、間違いありません。

なぜなら、私の担当した記事だからです。 ワハハ

どうゆう契約か知りませんが
365ネットの技術解説ページは
月刊テニスジャーナルの記事の転載です。

私はこの雑誌の巻頭特集を14年にわたって担当していました。
時々は休んだり
私が抜けた後もありましたので
私がかかわった記事じゃないのが少しはあるかもしれません。 悪だくみ

ほとんどは私です。


けっこういい事が出ています。

本人が言うのだから ・・・・・・・・・  うるせー



さて、ご指摘の部分は
フォアハンドのアウトサイドのスウィングについて。

先日、図で示したのですが


フォアのスウィング図


  (これが11月21日のその記事です、お暇な人はクリックを)

ボールを前に打つとすると
腕はこの方向に振るしかないし
引っ張るのが方向的にもパワー的にも
一番合理的だという話です。

もちろんプロはこうしています。

こうしなければ勢いのあるフォアは打てないでしょう。 ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 12:48 | コメント(1)| トラックバック(0)

フラットサーブの距離感

『レフティ』 さんからの4つ目の質問です。

以下がコメントでの、その部分です。


マイク フラットサーブの打ち方についてです。腕を回内させる打ち方で回転量が少ないので、インさせるのが難しいのですが、コツはあるでしょうか?
また、練習していて、往々に肘が痛くなるのですが、打ち方が悪いのでしょうか。よろしくお願いします。ちなみに腕立て伏せは、一応毎日してます。

投稿者 レフティ 2012/11/11 12:38






私の答えです。

スマイル フラットサーブで、コントロールが難しいのは距離感です。

前後方向のコントロール。

左右はけっこう狙いやすいと思います。


距離感を上手くつかむためには打点を後気味に取り
腕の内旋、回内を使って
引っ張り込みながら打つようにするといいのです。

肘がわずかに曲がった状態、こうゆう打点でとらえ


後目のインパクト


フィニッシュは腕を引っ張り込みますので
肘が高い位置に残り
サンプラスのような形になります。


サンプラス


肘はインパクトでも、その前後でも
常に伸びきらないように使います。

この伸び切らない肘が、内旋、回内をうまく使うコツなのです。 ナイス!

少し曲がった肘を使って内旋することが
腕やラケットヘッドを前に加速するのは
すわったまま、動かしてみても
すぐに感じ取れると思います。


肘を伸びきらせないため
面をぐらつかせないためには
腕をしっかり、力ませてください。 筋肉

スピードを出すためにも
安定させるためにも、柔らかさは敵です。



そしてもう1つ

この伸び切らない肘が、肘を痛めないコツでもあるのです。 ナイス!

フラットでも、スライスでも、スピンでも、そうです。


多分、伸びきってとたん
インパクトを迎えたところで
ズキッ、とくるのではないでしょうか

まして力が抜けているとてきめんにきます。 悪だくみ


とりあえずの炎症は、毎日アイシングで止め
  (練習後、なんともないと感じるまでは続けてください) 雪だるま

肘を曲げて (ほんのわずかでも可)
サーブをすれば大丈夫だと思います。  ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 15:30 | コメント(2)| トラックバック(0)

サーブでビビラナイために

『レフティ』さんからしばらく前にいただいていた質問です。

以下がコメントのその部分です。


マイク サーブ全般についてです。試合中とかビビッてしまって、トスが乱れ、しかもそれを打ちに行き、腕は縮こまり、振り切れず、いつも何なく入るサーブが全く入らなくなってしまう。よしんば入ったとしても、余裕もなくゲームが作れない。そんな状態の時どうすればいいのでしょうか。私は、松原コーチが推奨くださるスライスを軸に、①力加減 ②スピンの量 ③高さ ④向き(角度)などを調整して幅をもたせるしかないのかなと思い練習はしますが、それでもたまにそんな状態に陥ります。解決策はあるでしょうか。
どんな時でも、とりあえずでも入るサーブがあってこそ、フラット・高速(低速)スライスが使えると思っています。どうぞよろしくお願いします。

投稿者 レフティ 2012/11/11 12:36





私の答えです。

スマイル サーブに限らず、どのショットでも
ビビらずに打てるのは、そのショットに自信がある場合。

自信のあるやり方を覚えるしかありません。

それとも、禅寺にでもこもるか。 悪だくみ


さて、筋肉が固まってしまわないためには
動かし続けること。

それとも固まってもいいと割り切ったショット。


最後のやつは一番簡単で
グリップをやや厚めに持ち
左手でトスを上げ
右手で、ポコンと打って止める、情けないセカンドサーブです。

そして打ち終わったら
「リターン打ってみろ、ミスレッ」 と心で叫ぶ。 叫び


まあ、これは最後の手段に取っておくとして

やるべきは、筋肉を動かし続けるほう。

つまり、振り切る。


回転を多めに
スライスでもスピンでも
うんと薄く当てて、かすらせます。

極端に言うと、ネットの向こうで失速すればいい。 ナイス!


スウィングスピードをつけ
いくらでもかすらせる自信がついたら

大胆さが取り戻せます。

そうしたら、少しずつあたりを厚くしていく。



トスもそうです。

筋肉はこわばれば、乱れます。
左手を止めないで
ゆっくりと動かし続けたらどうでしょうか。

構えでいったん静止し
1、2度、上下に動かしてからトス。  ナイス!

あんまり数多くゆすっていると
評判になって
忘年会の物まねネタになるのでご注意を。  うるせー




スマイル さて、昨日、ある方からコメントをいただいた。

個人的なメールだったので
コメントとして表には出さないことにした。

コメントいただいた方にはこれでわかると思うので
とりあえず。

「コメント、ありがとうございました。」 ワハハ

サーブ | 投稿者 松原コーチ 17:24 | コメント(1)| トラックバック(0)

両手バックのコツ

『あがし』さん、『継続は力なり』さん
お2人から両手バックハンドの質問をいただいていました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、いつも分かりやすいアドバイスありがとうございます。

フォアハンドの振り子打法は、少しずつ身に付き、安定してきました。
あとは、いかに腰から胸あたりに、打点を合わせて打てるか否かになってきました。
本当にありがとうございます。

フォアハンドを集中して練習していたためではないと思いますが、バックハンドが打てなくなりました。
スピンがかからず、フラットで飛んでいき、アウトになります。
スピンをかけようとすれば、下から上のスイングになり、推進力の無いボールになります。
フォアの振り子打法のように厚く当てる方法があるのでしょうか?

お手数をおかけしますが、ご教授願います。

投稿者 あがし 2012/11/19 20:23



マイク 松原コーチいつもお世話になってます。
右利きの両手バックについて質問です。
テイクバックからスイングまで、左肩が上がる癖があるので
ボールにスピンがかからず少しアウトすることが多いです。
一緒にテニスをやっている仲間に指摘を受けたのですが、この癖を
直す方法はありますか?

投稿者 継続は力なり 2012/11/20 14:57





私の答えです

スマイル パワーの話で言うと
大きな振り子ではなく
腕を硬い棒のように使った
直線的な短めのスウィングです。

手首の柔らか味を使わず
フォアハンドよりも引き付け気味に捉え
手首から先、ラケットヘッドを引かないで弾き飛ばします。

いっぱい、力んでください。


錦織インパクト


トップスピンで言えば
テイクバックまたは振り出す直前にラケットヘッドを下げ


フェレーロヘッドを下げて


上腕二頭筋を使って
肘から先を右肩の上に引っ張り込めれば


フェレーロインパクト


トップスピンがかかります。

そのとき
右肩を下げ (左肩を上げて)
右肩の上に引っ張り込むのですが


錦織フィニッシュ


左肩を上げるのが悪い癖であるなら
フェデラー以外の大多数のプロは失業してしまうでしょう。 あれー?


ボールは打点を前にして押すものだという
先入観のある人にとっては
右肩を上げて、アッパースウィングにしようとする人もいるようですが
これは、ほとんど安定しないと思います。

  (片手打ちは別ですよ。)


プロはラケットを押すのではなく
引っ張るように使うのです。  ナイス!




それと、これに限らず、癖の直し方ですが 悪だくみ

直すことはできません。

新しいクセをつけるのです。  ナイス!



バックハンド | 投稿者 松原コーチ 16:59 | コメント(1)| トラックバック(0)

ラケット選び

『れねしす』さんからラケット選択の質問をいただきました。

フラット系の打ち方が好きなのに ・・・  ということで

ラケットの考え方について
私なりの考えを語ってみましょう。

質問のコメントはかなり長いので、ここにはコピーしていません。
読みたい方はこちらをクリックしてください





スマイル さて、私のラケットに対する偏見です。

簡単に言うと
好きなタッチのものを使うべきということです。

フラット系がすきなのだから
それにあったラケットを使えばいいので
他人が見て、客観的に、こちらのほうが向いていると
すすめてくれても、一切無視です。

試合を考えて
トップスピンを多くしてテニスを変えていこうというのなら
それに会う物に変えるもありだと思いますが
そうゆう考えが無いなら
自分の好み、自分のタッチ、自分の安心感が何より大切です。  ナイス!


ご自分好みのフラット系ラケットで
プロと打ち合う機会があり
そのときに上手く打てなかったというのが引っかかっているようですが

毎日そのプロと打ち合うわけではないと思いますし
その人に勝たないといけないわけではないと思います。

それにもしプロと試合になったら
大胆に一発勝負を挑んで、叩きまくればいいのです。

どうせプロには勝てませんので、いいんです、無視です。


そのラケットでトップスピンも
スウィングスピードを上げて打てばいいのです。 びっくり




ラケット赤 参考までに私のラケットの選び方です。

フォアハンドで
インパクトに、「瞬間に捕まえた感」 があり
軽くトップスピンでぶん殴ってみて
イメージした場所にボールが突き刺されば、合格です。

フォアハンドが使いやすければいいのです。 うるせー



私のラケットです。


今週のラケット


ヨネックス ヴェクターコア98D  305g 

添田プロ、以前にはワウリンカも使っていたモデルです。

ストリングは、ヨネックス ポリツアープロ125 黄色 です。



選手向けのしっかりしたタイプの中で
やや柔らか味があって
インパクトに、「瞬間に捕まえた感」 があるラケットです。 ナイス!


いいと思ったやつがいいのです。

ホントはあまり理屈は無いのです。  ワハハ



用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 15:08 | コメント(1)| トラックバック(0)