2012年12月12日
フォアハンドリターンの引きは
『O山』 さんからの質問第2弾です。
以下が質問メールの、リターンに関する部分です。
フォアハンドストロークに振り子スイングを取り入れたら、とても安定するようになりました。
フォアハンドリターンのときはどうすればいいかぜひアドバイスをお願いします。
リターンのときは面をバックフェンス側に向けている余裕がありません。
どこまで引けばいいでしょうか。
現状の私のフォアハンドリターンは次のような感じです。
第一段階で手首をインパクトの形にして、面を伏せたまま上体をターンさせます。
そのときラケットヘッドの先端はサイドラインに直角くらい、ラケットの側面がベースラインと平行くらいの位置です。
ラケットの位置はそのままにして、まず上体だけターンさせて、ラケットヘッドの側面と胸板が平行になるところまで上体がターンしてきたら、つまり、上体がサーバーに対して正面向きなったら、そこからは上体のターンを止めて、ラケットを腕で振り切っています。
グリップエンドがサーバー側に一度も向きません。
私の答えです。
まずは、この方面の第1人者
アガシの動画と連続写真を見てください。
ここをクリックすると365ネットの連続写真にリンクです。
これが1番小さく叩く場面でしょう。
特に、上体の回転に注目。
若干、回りますが、完全に横向きまではいっていません。
インパクトで前向きになりたいのでしょうが
ちょっと遠めに来て
ランニングショットに近いフットワークになっているので
完全に前向きまでは成れなかった、といったところ。
腕はしっかり振っていますが
ラケットヘッドが真後ろを向くところまでは行きません。
リターンの考え方ですが
腕は振ります。
フォアと決まったら、引き始め
インパクトで垂直面を出すのに間に合う範囲で。
それが、アガシの例だと
相手がプロで、ハードコートの場合
これくらいのスウィングなのです。
クレーコートだったり
相手のサーブがプロじゃなければ
もっと大きなスウィングができるでしょう。
優先順位は
1、 ラケット面を正確に当てること。
2、 ラケットを腕だけでもいいから振ること。
3、 激しく、身体も使って叩くこと。
先ほどのアガシ
私は腕だけ振るつもりだが
上体も腕に引っ張られて、ある程度回転した
と見ています。
上体の回転のほうがメインではないと思います。
リターンでどれだけ大きく振るか?
サーブしだいです
自分の反応しだいです
面が保てる範囲で
腕の振りが間に合う範囲で振るのです。
どこまで振れるかは
色々なサーブを経験してみるしかありません。
甘甘サーブなら、単なる決め球だし
カルロビッチならアガシほども振れないかもしれません。
もちろん、どれだけリスクをとるかも問題。
安全に返したいのか
リターンで勝負をかけるのか?
人間の身体は完全剛性の機械ではありませんので
腕を振らないで
上体の回転だけと思っていても
つい、腕が振られてしまいます。
腕だけ振ろうと思っていても
つい、上体も少しは回ってしまいます。
グリップエンドがぜんぜん相手方向に向かないということもないと思います。
アガシくらいは引いてしまうのではないでしょうか。
もしも本当に、ぜんぜん振らなければ
リターンがネットを越えないと思います。
ただ、感覚としてはそれでいいのかもしれません。
以下が質問メールの、リターンに関する部分です。
フォアハンドストロークに振り子スイングを取り入れたら、とても安定するようになりました。
フォアハンドリターンのときはどうすればいいかぜひアドバイスをお願いします。
リターンのときは面をバックフェンス側に向けている余裕がありません。
どこまで引けばいいでしょうか。
現状の私のフォアハンドリターンは次のような感じです。
第一段階で手首をインパクトの形にして、面を伏せたまま上体をターンさせます。
そのときラケットヘッドの先端はサイドラインに直角くらい、ラケットの側面がベースラインと平行くらいの位置です。
ラケットの位置はそのままにして、まず上体だけターンさせて、ラケットヘッドの側面と胸板が平行になるところまで上体がターンしてきたら、つまり、上体がサーバーに対して正面向きなったら、そこからは上体のターンを止めて、ラケットを腕で振り切っています。
グリップエンドがサーバー側に一度も向きません。
私の答えです。
まずは、この方面の第1人者
アガシの動画と連続写真を見てください。
ここをクリックすると365ネットの連続写真にリンクです。
これが1番小さく叩く場面でしょう。
特に、上体の回転に注目。
若干、回りますが、完全に横向きまではいっていません。
インパクトで前向きになりたいのでしょうが
ちょっと遠めに来て
ランニングショットに近いフットワークになっているので
完全に前向きまでは成れなかった、といったところ。
腕はしっかり振っていますが
ラケットヘッドが真後ろを向くところまでは行きません。
リターンの考え方ですが
腕は振ります。
フォアと決まったら、引き始め
インパクトで垂直面を出すのに間に合う範囲で。
それが、アガシの例だと
相手がプロで、ハードコートの場合
これくらいのスウィングなのです。
クレーコートだったり
相手のサーブがプロじゃなければ
もっと大きなスウィングができるでしょう。
優先順位は
1、 ラケット面を正確に当てること。
2、 ラケットを腕だけでもいいから振ること。
3、 激しく、身体も使って叩くこと。
先ほどのアガシ
私は腕だけ振るつもりだが
上体も腕に引っ張られて、ある程度回転した
と見ています。
上体の回転のほうがメインではないと思います。
リターンでどれだけ大きく振るか?
サーブしだいです
自分の反応しだいです
面が保てる範囲で
腕の振りが間に合う範囲で振るのです。
どこまで振れるかは
色々なサーブを経験してみるしかありません。
甘甘サーブなら、単なる決め球だし
カルロビッチならアガシほども振れないかもしれません。
もちろん、どれだけリスクをとるかも問題。
安全に返したいのか
リターンで勝負をかけるのか?
人間の身体は完全剛性の機械ではありませんので
腕を振らないで
上体の回転だけと思っていても
つい、腕が振られてしまいます。
腕だけ振ろうと思っていても
つい、上体も少しは回ってしまいます。
グリップエンドがぜんぜん相手方向に向かないということもないと思います。
アガシくらいは引いてしまうのではないでしょうか。
もしも本当に、ぜんぜん振らなければ
リターンがネットを越えないと思います。
ただ、感覚としてはそれでいいのかもしれません。
両手バックハンドについてですが、
「腕を硬い棒のように使った直線的な短めのスウィングです。」
「肘から先を右肩の上に引っ張り込めれば」
など、なるほどと思いながら読ませていただいておりますが、フッと自分のスイングを考えたときに、(特にストレートに打つ場合ですが)ラケットの面をネット方向にまっすぐ後ろから前に出そうと意識していることに気づきました。
コーチの解説を読んでみると、ボールを左外側から斜め右方向に引っ叩くことが正しいのかなと思いましたが、この理解でよいのでしょうか。ただ、この場合ボールのコースは何を持って決まるのでしょうか。
判りにくい質問ですみませんが、よろしくお願いします。
ご回答ありがとうございます。
人間の身体は完全剛性の機械ではないということで、本人のスイング時の意識・感覚と実際の動作のとの間には差異がでるようですね。
なので程度の問題だと思いますが、
リターンのテークバックをラケットヘッドがバックフェンス側に向ききらないところで完了さたあと、フォワードスイングのときにグリップエンドがサーバー側を向くというのは、意識のうえではムチのスイングにはならないようにしていても、実際の動作としてはムチのスイングに多少なっているんでしょうね。
間違った解釈になっていたらすみません。
なぜ先ほどの投稿のようにムチのスイングになっていると思ったかと言うと、記載したURLのページにある「後ろから見たフォアハンド・リターン」の連続写真では、テークバックは(3)で完了していて、(4)からはフォワードスイングになっていますが、そのときにグリップエンドがサーバー側に向いているようだからです。
同様に同じページにある「遠いボールに対するフォアハンド・リターン」もムチのスイングになっているように見えます。