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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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基本のキの字が

『北国の親爺』 さんから質問いただきました。

以下がそのコメントの前半部分です。


マイク 度々質問させて頂き恐縮です。

同じスクールに通っている昔のお嬢さん(還暦近し)二人の悩みです。一人はフォアハンドで体の開きが早い、開き過ぎとコーチに毎回指摘されますがどこが悪いのか皆で考えても分かりません。







スマイル 私の答えです

一言で言えば、「基本のキの字」 が違うのです。


昔々の基本で、フォアハンドは

垂直なラケット面で引き
しっかり引きつけ
上体を開かないで捉える、とありました。

垂直なラケット面で引いて、のびのびと振り切ると
インパクトで面が上を向いて
ボールが山のあなたへと消えていくからです。 うるせー

上体を開かなければ
スウィングが身体にぶつかるようになり
面が被る、だからアウトしないのです。

もちろんフルスウィングはご法度です。

世界のプロでいえば
応仁の乱以前、いや大東亜戦争だったかな あれー?
フレッド・ペリーあたりの技術です。


フレッド・ペリー


彼は1936年
ウィンブルドンに3連覇
男子シングルス、最後のイギリス人優勝者です。


日本国内で言えば
1955年、全米選手権ダブルスに優勝した
宮城淳さんのフォアハンドです。


宮城淳さん


日本では戦後も長く生き残っていた技術です。

ケン・ローズウォールの影響かもしれません。



さて、松原さんが日ごろ言っているのは
最近のプロをベースとした新しい基本。

(といっても、30年以上前から叫び続けている) ワハハ

フォアハンドはラケット面を
後ろ向き、または下向きに引き
上体を打球方向に向け
インパクトで自然に垂直になるラケット面で打つ。

もちろんフルスウィングもあり。



この二つの理論は根本的に考え方が違うのです。

ですからお知り合いのお嬢さんの理想が
応仁の乱以前の打ちかたなら
最低でも、100歳を超えたコーチに習うべきですし 悪だくみ



面を下向きに引いていくような

楽に打てて、コントロール感のある
現代プロの打ち方を目指すなら

私がいつも言っているように
しっかり前を向いて
しっかり上体を開いて打つべきなのです。 ナイス!



要するに、根本的に理論が違うのです
両方のいいとこ鳥捕獲は出来ませんのでご注意を。 ベー



そんなわけで
100歳以上の長老達からは相変わらず

「松原は基本のキの字も知らないやつだ、と言われているのです」 ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 15:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

両手フォアがネットする

『GAP』 さんからの両手フォア、決め球の質問です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは。

Jrです。
競技(試合にでる)テニスを 始めて、約6年になります。
両手フォア (逆手)です。
当初から、いわゆるチャンスボールの ミス率がなかなか減りません。(泣)
ラリーからの 短くなってういたボール(サービスライン辺り)を 叩き込む(決める)!!
はずが・・・ネット!ネット!ネット直撃~~;;;
原因は スイングの軌道が下にいってる?

折角 競っていても、チャンスボールをミスると・・・精神的にも落ち込み
自滅で負けてしまうことが 多々・・・・・

改善策ってありませんか?
親には チャンスボール!・・・でなく、 ピンチボールやわ・・・
いい加減 コツは掴めんの???と(泣)

投稿者 GAP 2013/06/19 00:27





スマイル 私の答えです。

お話の様子からすると

ラケット面は垂直に引き
飛距離を面の被せ具合で調節しているのではないでしょうか。

スウィング軌道の失敗ではないと思います。


そうじゃなければ
短くなったチャンスボールをネットすることの説明がつかないからです。

普通は飛距離を調節しきれずに、ネットではなくアウトです。


面をいじるべきでなく
逆に、スイングの軌道が下にいっていればいいのです。 ナイス!


根本的にフォアハンドのスウィングや面の使い方を直したほうが
簡単に、早く直ると思います。

1、インパクトの形のまま、腕を外旋しないようにテイクバック。

  (面が下を向いて引き終わると思います)

2、面を被せないで、むしろだんだん垂直面になっていきボールを捉える。

3飛距離により
  深く打ちたければ肩口へ
  浅く打ちたければ左腰の付近にフィニッシュすればいいと思います。


こうすればどれくらい簡単に、早く直るか?

毎日練習するなら半月くらいでしょうか。

被せる方は、一生かかってもできない可能性が高いですよ。

常に不安定さがついて回ります。


いつまでがんばっても
いきなりのチャンスボール、1球目が入らないのです。 あれー?


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 21:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

リターンの気持ち

『レフティ』 さんからの追加質問、その続きです。

以下がコメントのその質問部分です。


マイク(続き)
3つめの「単純にリターン時のグリップのこと」ですが、
現在、私は(左利きなのでそれで話させていただきます。)ラケットを持つ左手はウエスタンで持っていますが、第一段階、左手のグリップはそのままで、右手でラケットを握り(セミウエスタン?)、テイクバックの時に、左手をコンチネンタルの方へグリップ位置をずらすという解釈でよいでしょうか?

リターンの質問が続いたところでもう一つ質問させてください。
今回は、リターンする前の気持ちの持ち様です。私の場合は、フォアの握りでフォアリターンするつもりで少しフォア側を広く開けて待ちます。

それで、バックに来た時は、何も考えずに、スライスor 両手バックです。
皆、どのような気持ちで、サーブを待っているのでしょうか?
「好きな方でやればよい」と言われてしまいそうですが、よろしくお願いいたします。

投稿者 レフティ 2013/06/12 19:21






スマイル私の答えです。

「テイクバックの時に、左手をコンチネンタルの方へグリップ位置をずらす」

そのとおりです。


バックのリターンで、(リターンじゃなくても)
後の手でテイクバックするつもりでいれば簡単にできると思います。

逆に利き腕のほうがメインだと
そのグリップを変えるのが難しいかもしれません。



次にサーブを待つ気分ですが
私は私以外の人のことはよく知りません。

それで私自身ですが

フォアもバックも
フラットの近いトップスピン気味で
ダブルスならサーバーの足元へ
叩き込むことのみをイメージしています。

サイドを抜きに行く時も
そのことのみをイメージします。

たとえばジュースコートで
フォアならクロスにしっかり打ち抜く。
バックはストレートに引っ張る、と決めておきます。

どうしても届かない時は
うでがと
勝手にスライスになっちゃいます。

そちらは意識してイメージを膨らませてあるわけではありませんが
とっさのスライス素振りは
もちろん普段の練習で事前にやっておきます。


シングルスなら
フォアはクロスにしっかり
バックは相手サーブの強さにより
スライスでしっかりクロスか
トップスピンでしっかり打つか
やはり事前に決めつけておきます。


とにかく成功するリターンのイメージを持ってトライすること。

失敗しないようになんて考えると、ちゃんと失敗します。 ナイス!



そうそうもうひとつありました。

フォアで取れるならフォアです。 ワハハ



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 20:17 | コメント(2)| トラックバック(0)

花よりもだんごよりもシマリス

先日,印西のクラブに行くと、会員さんから
「今、シマリスがいたんだけど、あっちへ行っちゃった」 とのこと。

見たかったなと思っていたら、再び出没。
コート内に入ってきた。

出してやろうと、入り口に向かって追っていったら
ネットの隙間からするりと出て行ってしまった。

その後、柿の木の下で、食事中のところをパチリ。


シマリスだ


落ちている柿の実をかじっていた。

顔の下、かじったあとが白いのが柿
その柿が2cmくらいだから、リスの小ささがよくわかる。


松原テニスクラブ印西があるのは千葉ニュータウンという地域。

最近はニュータウンの開発中断場所で
キツネの目撃情報が話題になっている。

地元の人はイノシシも居るといっていたが? びっくり


コートに入ってきたのが

イノシシでもキツネでもなく

花よりもだんごよりも、シマリスでよかった。 スマイル


日記 | 投稿者 松原コーチ 23:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

ファーストボレーをポーチされない

『キャブ』 さんからダブルスの質問です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんばんは。
いつも楽しくブログを読ませていただいています^^

ダブルスのサーブ&ボレーで相手前衛のポーチを避けるコツを教えていただきたいです。
リターンが沈んできた際に、ファーストボレーが簡単にポーチに引っかかってしまいます。
明らかに相手側前衛が狙っており避けたいのですが、ストレートに流そうとして振り遅れて逸れるなどが多く、ミスばかりになってしまいます。
(わがままですが、ファーストボレーには出るという前提でお聞きしたいです。)

お時間あるときにでもどうかご教授お願いいたします。

投稿者 キャプ 2013/06/16 20:42






スマイル 私の答えです。

相手側前衛が狙っており避けたい・・・

ストレートに流そうとして、・・・


明らかに弱気です。  悪だくみ


積極的にストレートに打ったらどうでしょうか。

弱気なストレート、逃げのストレートは
逃げるから振りおくれて、サイドに切れる。

大体相手がいないのだから
サイドぎりぎりじゃなくてネットマンの正面でいい。

もしもこちらの勘違いで
ポーチしなくても正面は相手も困る。


元々、サーブアンドボレーというのは攻撃です。
つなぐにしても攻撃的な心がなくては上手く行きません。

もう1つは、ばくち打ちの心。

ネットプレーは
3回トライして
1本決め、1本やられ、1本相手ミスで勝ち
これで30-15
くらいの心でやるべきです。


とりあえずこんどの試合
相手リターンが最初に沈んできたら、ストレートと決めておく。

試合の序盤でいきなりやれば
その後、相手は出てきにくくなります。

逆にこちらの弱気が見えるようだと
逃げれば逃げるほど

どんどんポーチに出られます。


主導権はこちらにあるのだと宣言してかかるべきです。

そうゆう気分でネットへ出ないのなら、出ないほうがいいと思います。 ナイス!


試合等 | 投稿者 松原コーチ 16:39 | コメント(1)| トラックバック(0)

片手バックはグリップによらない

片手バックハンドのインパクトの形は
グリップが変わってもほとんど変わらない。


前腕の捻り具合、手首の折れ具合が変わるだけだ。

薄いグリップだとラケットヘッドが上がるとか
厚いグリップは下がる、と考えがちだが
実は、そういうわけではないのだ。

手首の形と前腕の捻り具合が変わるだけで
腕とラケットの位置関係はほぼ同じなのだ。


したがってテイクバックの形も
インパクトの形のまま引けば
グリップによって大きく変わることはない。

高く引けば立ち気味になるし、低く引けばねる。


ガスケの構え


もちろん人間の腕や手は生身

若干のしなりや緩みはあるので

薄いグリップのほうが少しだけ立ち気味になるかもしれない。


しかし、意識して立てたら、ラケット面は不安定になるだろう。

手首の角度は原則動かさないことが大切なのだ。 ナイス!



バックハンド | 投稿者 松原コーチ 23:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

月例の印西女子ダブルス

月曜日
松原テニスクラブ印西では月例の
初級女子ダブルス大会が開催された。

今回は12ペアーが参加し熱戦が繰り広げられた。


熱戦中その1


熱戦中その2


熱戦中その3



午前中の総当りの予選リーグ戦後


全員集合



引き続いて、私のレッスン。

打球のコースを簡単に変えて、窮地に自分から入る人が多いので
困ったら、元来たコースに戻すようにアドバイス。 ナイス!


午前中の試合間のアドバイスでも何度か説明していたせいか
途中からは試合が落ち着き

「上手いのに、勝てない」 というペアーが減ったようだ。 ワハハ


大会の結果は
地元、松原テニスクラブ印西

清水さん近藤さんのペアーが

予選リーグ、決勝トーナメントともに
安定したプレーで全勝
優勝を飾った。


手元に写真がないのが情けないが
まもなくHPに写真をアップするのでぜひ見てほしい。 スマイル




次回は7月22日、月曜日の開催

ぜひたくさんの方に参加してほしい。
そして勝てるようになってほしい。


お待ちしています。  叫び


イベント | 投稿者 松原コーチ 21:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

両手バックの横向きは

『レフティ』 さんからの追加質問です。

以下がコメントのその質問部分です。


マイク 「両手バックのリターンについて」ですが、
>上体が簡単に前を向いていかないように回転もブロック
とありますが、腰は回転しているので、最後には回転してしまうように思うのですが、インパクトまでは、横向きキープで、最後には完全に前を向くという解釈でよいでしょうか?

スライスの場合は、横向きをキープするために、ラケットを持たない手で引っ張りますよね?それで比較的分かりやすいのですが、両手バックの時は、オープンスタンスでも横向きをキープするのですね?
投稿者 レフティ 2013/06/12 19:20






スマイル 私の答えです。

横向きキープですが
大事なことは
横向きではなく
上体の回転を最低限にすることなのです。

小さな動き、鋭い動きではじき返すような使い方がほしいのです。

手首の柔らかさも上体の滑らかな回転も使わない。  つもり

だから、腰も回転しないつもりで

横向きを保って固める。
腕も硬くして、腕全体を硬いバネのようにしてはじくのです。

だから
オープンスタンスで横向きになれたら、その向きのまま
横向きにまでなれなければその向きを保ったまま打つように
感じてほしいのです。 ナイス!

イメージは回転無しですが
現実の身体はある程度回ってしまいますし
腕や手首も固めるつもりでいても
自然に必要なだけしなります。

インパクトはやや横向きを残し

打ち終わって前向きになるくらいが標準でしょうね。


錦織両手インパクト



どれくらい固めるか? しなるか?
実際のフィニッシュの向きは?

プロのビデオでも見て感じてください。 ナイス!


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 18:07 | コメント(4)| トラックバック(0)

初心者の教え方のみが

スクエアーなスタンスで指導すべきか?
オープンか?

フォアハンドの打ち方は一見多様。

男子プロではほとんどがオープン
時々、短いボールに対したときなどにスクエアーになる。

女子では男子に比べスクエアーの比率が高い。


上手く打てているフォアハンドの場合
上体の向きは
どちらのスタンスをとっても同じ。

インパクトで前向きになるのだ。


クライシュテルスのフォア



打球方向に足を踏み出さなければならないとしたら
内緒で打つクロスとか
勝負の逆クロス
コースを隠したパスなんていうのは成立しない。


だから、どちらのスタンスでも
右足の方が前に出てしまうほどのオープンや
どちらにも分類しがたい
斜め左に踏み込んだ中間スタンスもよくある。


どんなスタンスをとっても
肩がある程度横向きに引け
インパクトで上体が前向きになればいいのだ。


ところで、オープンスタンスで打つには必要な物がある。

それは上体の筋力
といっても
女子供でもできるのだが

上に書いた条件
肩がある程度横向きに引け
インパクトで上体が前向きになればいい、を満たすには
ある程度の筋力と
ほんのちょっとのセンスが必要になる。

それは、中級者、上級者
特に男性の上級者ならそれほど難しいことではない。

特に、男子プロなら忙しい仕事の最中
インパクトに間に合わすため
オープンスタンスで打つことが絶対に必要なのだ。

スクエアーは使わなくてもそれほど困らない。



じゃあ初心者

初心者にとっては
上体の向きをどう作るとか
インパクトまでに上手く前向きになるといった動作が難しい。

しかも、ついでにラケットでボールを打つという
余計な作業もある。

だから負担を減らす。

自然に横向きを作れ
振り出し時に、左足が自然にツッカイ棒になるから
上体が自然に前向きになる
スクエアスタンスがその答えなのだ。

そして全能力を
ラケットでボールを打つほうに投入する。


やがて初級者も卒業して中級者になると
実用的な技術が必要になる。

早いボールも飛んでくる
リターンは?
遠くに走らされたら?


だから中級者に対しては
積極的にオープンスタンスを教えなければならない。




テニスコーチで言えば

オープンが必要だし将来役に立つから
といって
初心者の時からオープンで打たすコーチはアホだし。

上級者に対しても打球方向に踏み込んでしっかり押せ
なんて言っているコーチは
何も勉強していない、ムノ ・・・・・  悪だくみ



しかし、1つ例外がある。

生徒が中高年のおじさん
おなかが出ていて、腕の太い人。

こうゆう人には、2日目からオープンでもいい。

横向きから前向きになるひまがないので
左足を踏み込むことじたいが無駄なのだ。

「最初から前向きで、腕だけで振りましょうネ」

といえたら
あなたはメーコーチ鴨。  ワハハ

フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 22:06 | コメント(1)| トラックバック(0)

花もだんごも

先日、松原テニスクラブ印西の柿やブドウを紹介した。

今日、雨の中を出勤した下川井テニスクラブ
竹林にはたけのこが
また、大きな柿の木があり
季節ごとに、よくご馳走になる。

しかし今の季節はこれ


下川井TCのアジサイ


入り口近くには花の数は少ないのだが
青のひときわキレイなアジサイが


青のアジサイもキレイ


だんごじゃなくて、花もなかなかいい。 スマイル




と言いつつも、やはりだんごの方

先日、紹介し切れなかったのが、印西のクラブにはまだあるのだ。


駐車場にはモモの木


まだまだの桃


これは会員さんが植えてくれたもの。


小さいがすでに実がついている。


そして果樹ではないが
もうじき食べる事ができそうなのが


ミニトマトはもうじき


ミニトマトなのだ。


昼食後のデザートに、プレー後のビタミンや水分補給に
大活躍の予定なのだ。


やはり、花よりは ・・・ ワハハ



日記 | 投稿者 松原コーチ 18:46 | コメント(1)| トラックバック(0)

両手バックの高い打点

『ヒゲおやじ』 さんから両手ハイバックの質問をいただいていました。

以下がそのコメント全文です。


マイク 松原コーチ

ご無沙汰しております。

両手バックの記事がありましたので
併せてご質問させてください。
自分のバック側に跳ねる遅めのスピンサーブを
弾ませてしまったリターンの時や
デュースコートのサーブに対して、ストレートにロブリターンを
返された時に
どうしても高い打点(肩から頭くらいの位置)で両手バックを
打たされると、どうしても力が入らず、浅いボールを返球して
ポーチの餌食になってしまいます。
ロブで逃げるのもひとつの方法とは思いますが、
上手な人を見ると、その位置からでもパチンと強烈なショットを
放っています。
厚い当たりで、高い打点を両手バックで返球するコツを
ご教示ください。

投稿者 ヒゲおやじ 2013/06/10 10:02






スマイル 私の答えです。

先日、やはり別の方の質問に答えて
両手バックリターンの話しをしました。

力を入れるコツ

特に、上体を固めることについてはそちらを参照してください。


今日は高いところという位置的な条件の話しをします。

通常、腰の高さくらいまでのボールを打つことが多いので
両手バックもそのあたりの高さに引くことが多いと思います。

つまり高い打点なら、高くテイクバックすればいいのです。


錦織は高く構え


この後、手の位置が肩の高さくらいまで上がり

高い打点より、さらに上から、叩き落す。


力のコツですが
下から上なら、地面を蹴っ飛ばす。

上から下に蹴っ飛ばすなら、空中に向かってけりを入れるしかありません。

それが通称、ジャックナイフです。


上から叩く両手バック


前の足、右足で踏み切って、左足を後にける。  靴


もちろんこれでハードヒットできればいいのですが 悪だくみ
普通のおじさんには無理です。

だけど、力の方向は同じこと。


素振りでいいです。

真似事だけでもいいから、何本かやってみてください。


現実ショットとしては
地上に右足をつけたままで、後ろ足を蹴っ飛ばしてもいいですし。

両足を地球に着けたまま
上体を固めて、叫びながら打つのでもいいです。

力の入れどころを感じられればいいと思います。  ナイス!


高いところに引き、上体を固めてパンチ、です。 パンチ



高さの話でしたが
高いところは力が入れにくい
ということで

結局、力の話になってしまいました。 ワハハ


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 15:33 | コメント(1)| トラックバック(0)

片手バック引きの高さ

『松原コーチファン』 さんから、片手バックハンドの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク こんにちは。
いつも参考にさせていただいています。

片手バックハンドを強化したいと考えており、以前の記事を読ませていただいて、質問させていただきたいと思いました。

以前の記事に片手バックの構えで男子のラケットを立てて構えるタイプと女子のエナンのようにあまり立てないタイプがあるとのことでしたが、私は男性ですが、力がないほうなので、後者のタイプで練習しています。このタイプの場合の構え方も振り子になるのでしょうか。また、スイングでの注意点などありましたら教えていただけませんか。

投稿者 松原コーチファン 2013/06/12 16:12






スマイル 私の答えです。

まず、テイクバックについては高さを考えるべきで
立てる、立てないと考えないほうがいいと思います。

  (もしかしたら、私がそう言ったのかもしれませんが)

腕やラケットヘッドが高いか、低いかです。
もちろん、それは
手首の角度をインパクト時のそれに比べて大きく変えないためです。

縦方向に大きく動かしたければ高く引くことで
スウィングの上下動が多くなり、スピン量を増やすことができるのです。


フェデラーの片手バック高い構え


フェデラーのスピン多い打点


それと高い打点にも対応しやすくなります。

逆にテイクバックを低くすれば平面的なスウィングになります。


エナンの片手バック低めの構え


エナンの平面的打点


フェデラーはスピン量が多く、バウンドも高くなりがちな
男子シングルスにエントリーしているし

エナンは、バウンド低めでスピン量も少なめ傾向の
女子シングルスにエントリーしていたのが一番大きな理由だと思います。


基本的な考え方として、構えの高低に若干の差がありますが
どちらも振り子+上体回転の加速効果が、スウィングの基本原理です。

いろいろな高さに構えて振ってみて
ご自分のテニス環境で
一番しっくり来る高さにしたらどうでしょう。 ナイス!


非力なので低めで、という話でしたが

いちど、思い切って高く構えて、試してみてください。

地球の引力と振り子のおかげで

高いところから勢いよく落ちて行き
勢いよく、振り上がって行きます。

リターンでも、振り遅れなくなったりします。

むしろ、非力な人向きかもしれませんよ。  ナイス!



バックハンド | 投稿者 松原コーチ 17:08 | コメント(1)| トラックバック(0)

花よりダンゴ

印西のクラブにいくと
梅雨空にもめげず、元気な姿が。

昼間の美しい女性たち

夕方のかわいいジュニアたち

そして、おいしそうな植物たち。


どうせなら食べられる物がいいという私の食欲のせいと
子供たちにじかに食べてもらいたいという思い。

いつか食糧難になっても私だけはという思い。  悪だくみ  


実は、印西の樹には実のなるものが多いのだ。  スマイル


会員さん用の第2ハウス前
ウッドデッキの上は、ぶどう棚。


第2ハウスのぶどう棚


けっこう、それらしくなってきた物もある。


だいぶ実ってきたのも


これは、クラブ土門支配人が自宅庭から移植してくれたもの。


今年はおいしくいただけそうな雰囲気だ。 スマイル



そしてその横にはミカンの樹が2本

汗をかいた後、ビタミンCの補給だ。


八朔か甘夏か?


1cmくらいの小さな実が付いている。

甘夏ミカンと八朔を植えたのだが
どっちがどっちだかわからなくなっている

実は、まだ実がついて食べた経験がないのだ。

昨年も、虫に葉っぱを食べられてしまい
実がつくまでいかなかった。

秋になって食べてみたら報告しよう。  ワハハ



そのとなりには柿の木

一番大きいのは、富有柿、甘柿の定番、ただいま2cm。


富有柿の赤ちゃん


そして、少し小さめ、1.5cmくらいの禅寺丸柿


禅寺丸柿はもっと赤ちゃん


柿好きな私としては、今年こそ

柿食い放題のクラブにする。   ワハハ



テニスの歓声と果物の絶えないテニスクラブ

松原さんの理想なのだ。  ナイス!



日記 | 投稿者 松原コーチ 18:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

未完の大器にならないために

『れねしす』 さんから、ジュニアの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク ジュニアの試合に関して質問です。

基本的には、テニスのテクニックが優れた人が勝つ(ちやすい?)と思うのですが、
ジュニアの試合(特に、小学生)では、下剋上が多い気がします。明らかにうまくない(失礼は承知で・・)子が、テクニック的に圧倒的に上手な子にあっさりと勝ったりします。
うまくない子はボールにおいついてラケットを振るでもなく、コースを狙っているようでもなく、ラケットを出すだけでボールを返し、そのボールが相手コートにいやなところ(まだまだ足の遅い小学生にとってはとくにいやなところ)に落ちたりします。大人がみていても、「えっ、そこ?」って場所にボールがとんでいき、予測もしづらいです。試合なので、勝ったほうが、うまいということになってしまうのかもしれませんが、親バカの親からするとなんか腑に落ちません。
うちの娘も、左右へ揺さぶる、前後に揺さぶる、回転量・高さをかえるなど工夫はしているようですが、ラリーが続いたりするとより際どいボールを打とうとしてリスクが増え、結局、ミスが増え負けてしまいます。
相手と同じように当てて返して我慢比べという方法もあるのでしょうが、テニス始めた当初から、ラケットを振りきらないようなテニスはするなと私が言ってきたせいもあり、そんなテニスでは勝ちたくないようです。
そういう相手と闘うコツってあるのでしょうか。

投稿者 れねしす 2013/06/10 16:12




スマイル そういう相手と闘うコツ

いやなところへ、死ぬほど集めたらどうでしょう。
たとえばバックへ。

そしてホントにチャンスボールだけを安全に叩く。


いろんなところへ打つといろんなところへ返ってきます。 あれー?


ところで
予測しづらいところに
1ゲームに4本、それが1セットに6回もあるものでしょうか?

プロの試合でも当たりそこねでなっちゃうこともありますよね
1セットに2回くらい。



テニスは、心・技・体・戦術・戦略、でしょうか
技がなかったら、体
がんばって走って勝つ子がいてもいいのではないでしょうか。

ナダルフェデラーに勝ってもいいのです。


親やコーチは
「エラーを恐れず、振り切れ」
なんて言います。

そんなことできる人、いるのでしょうか?

プロはエラーを恐れない人なのでしょうか?

エラーするわけがないと思うから振り切るのではないでしょうか。


だから、ネットぎりぎりに追いついたときは
スライスで当てるだけにしたりします。

危ないと判断したら
すかさず、安全なショットに切り替える。

これが勝てる人、プロになる人の資質ではないでしょうか。


われわれコーチや親の理想や空想で
子供たちを追い詰めていないでしょうか?

 (今までのコメントからも、『れねしす』さんはそこまで行かないと思いますが)


試合でしこって勝ったら、振り切らないことでしかられる。

振り切って負けたら、あんな相手にとしかられる。


相手と戦う以上に
逃げられない相手と戦わなければならない。

その相手は家に帰ってもいるのです。

男の子なら、テニスやめます。


女の子はたいてい、いい子だから続けます。
でも、だんだんやる気がなくなり、惰性で続けます。



練習で打ちまくる

打って勝てないなら、しこる。

しこってでも勝ったことをほめてあげる。 スマイル

しこりがいやなら、明日からまた懸命に練習する。

少しづつ、攻撃的になっていけばいいのではないでしょうか。 ナイス!


フェレールもそうしているのではないでしょうか。



試合は勝つことが前提です。

その前提で考える。

上のレベルでは、勝つために強く打つのです。

打つテニスが出来たらえらいから、打つわけじゃないのです。


テニスというのは
ある技術レベル、ある体力レベルを超えないと
攻撃的なプレー主体では勝てないスポーツなのです。

でも、そこを工夫する、戦術、戦略も必要なのです。

勝つ要領は絶対に必要です。


勝つことが前提でないと、一生、未完の大器で終わります。 悪だくみ



ジュニア | 投稿者 松原コーチ 12:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

リターンのグリップ

『レフティ』 さんから3つの質問のうちの3つ目。

以下がコメントの3つ目、質問部分です


マイク 3つめは、単純にリターン時のグリップのことです。
大抵フォアのウエスタンで持っていますが、気持ちはバックに来ることを想定してすぐに握りかえられるようにしています。ところが、速い球の時は、上手く握りかえられません。
ラケットをはさんで両方からウエスタンで握りに行ったようなグリップになり、2つめの質問とも相まって情けないリターンになってしまいます。
練習不足、グリップは個人の好みと言われてしますそうなんですが、どのような、グリップで待ち、対応するのがベターなんでしょうか?

大変、基本的な質問で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。

投稿者 レフティ 2013/06/05 18:04






スマイル 私の答えです


これです


錦織の構え


右手はフォアハンドの握りです。

左手はバックハンドの左手握りか、それと同じ向きにするか。


錦織は左手をこのままグリップ位置にずらせば
両手バックのグリップになるのでしょう。

左手のフォアハンドイースタンでしょうか。


両手の選手ではこの形、むしろ珍しく
左手もバックのグリップのまま握っている人が多いと思います。

バックに来たら左手はそのまま
右手を持ち替えながら
テイクバックするのです。


左手は持ち替えないのですから
別に難しい要素はないと思います。


両方、ウェスタンなら、それもあり。


後は素振りで慣らす。

待っている形から
バックにサーブが入ったので
持ち替えながらテイクバック
しっかりヒット
という素振りをしっかりやっておけばいいだけです。

私は片手打ちなので
持ち替えてヒット、という素振りいっぱいやりました。

クセにしちゃえばいいだけです。


特別、リターン用のグリップというのを作る必要は無いと思います。 ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 15:23 | コメント(2)| トラックバック(0)

梅雨時の下川井TC

日曜日の午前中は下川井テニスクラブでのレッスン。

会員制のテニスクラブだが
私の会社がスクール部門を担当しているので
この時間、私が2レッスンを担当しているのだ。

無料体験レッスンで
私のクラスに入る事も出来るので
生の松原コーチを見たい方、声を聴いてみたい方は
冷やかしでも構わないので、ゼヒおいでください。



さて、その下川井テニスクラブ

毎週1回、日曜日にお邪魔しているので
1週間ごとの変化が感じられる。

木や草花、緑の中にあるクラブなので
季節の動きを花の色に感じる事が出来るのだ。

今の時期だとアジサイ
先週は、レッスン後、急いで印西に移動だったのだが
駐車場の横でちょっとだけパチリ。


先週の赤アジサイ


色のつき始めた、この淡い感じもけっこう好きなのだ。 スマイル


そして、1週間たった今日は、しっかり梅雨真っ盛り?


今週の赤は


もっとも
梅雨真っ盛りといっても
雨のほうはトンと感じない。

梅雨はアジサイにだけ来ているようだ。 晴れ


そうそう青のアジサイにも梅雨が


今週の青は


先週はこんなだったのだ。


先週の青アジサイ



じつは、アジサイは雨が降り続くと
湿気を感じて咲くのだと思っていた。 あれー?

本当は、気温か太陽を感じているのだろうか?


小学校の理科で菊の開花について習った覚えがあるが
アジサイはやらなかった。

それとも、私が窓の外
青虫の動きを観察している隙に先生が話したのか? うるせー

いや、アジサイにはアジサイで
もう少し複雑な事情があるのかもしれない。 カエル



日記 | 投稿者 松原コーチ 19:22 | コメント(1)| トラックバック(0)

両手バックのリターン

レフティさんから3つの質問のうちの2つ目。

以下がコメントの2つ目質問部分です


マイク 2つめは、両手バックのリターンについて。
普通、両手バックのストロークのスタンスは、スクエァーか少しクローズで打つとしっかり力が入るような気がするんですが、時間のないリターン時に、オープンで打ちにいくと、力が抜けるというか、上手くボールを飛ばせません。
どのようにするといいのでしょうか?







スマイル 私の答えです

横向きの上体を作り
体幹部を固めることです。

スクエアースタンスだと前に支えの足があるので
それなりの安定感は自然にできます。

オープンスタンスはそのしっかり感を自分で作る必要があります。

しかも両手バックの場合
上体が簡単に前を向いていかないように
回転もブロックする必要があるのです。

特に背筋を固めるのです。


ジョコビッチの上体ブロック


具体的には

しっかり横向きをつくり
前肩を少し下げ

「エイッ」 と叫ぶ。 叫び


前肩がやや下がったまま
上体が前向きになりきらない程度の窮屈感で
ラケットを前肩の上に引っ張り込めたら

「ヨシッ」 と叫ぶ。 叫び

叫び声と共に上体をがっちり固めるのです。 パンチ


お試しください。


そうそう
自称、恥ずかしがりやの方は
と叫ぶ、のところは心の中でやってみるといいでしょう。 ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 23:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアハンドのスタンス

『北国の親爺』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文。


マイク ブログ、楽しく拝見しております。何度か質問させて頂いている者です。フォアハンドについてです。ヘビートップスピン、ワイパーとは無縁なフラットドライブ打ちです。スクールのコーチのお教え「スクエアスタンスで構え左足を打球方向へ踏み出し(体重移動)その姿勢保ち前方へ押し出せ」と私の打ち方「テイクバックは教えの通りスクエアスタンスですが左足の踏み込みは打球方向より左、ほぼ前向きなり(オープン)、インパクト時には右足は宙に浮き着地後は上半身の回転の勢いで左足の位置より前になる」です。コーチは毎回、スクエアスタンスを保て、横振りしないで打球方向へラケットを押し出せ言われますがしっくりきません。コーチの教えに従うべきか自分の感性(運動神経?)を優先すべきか悩んでいます。お教え頂けると幸いです。札幌も良い季節になりました。

投稿者 北国の親爺 2013/06/05 20:07





スマイル 私の答えです

拝読したところ
ご自分の感性(運動神経?)を優先した打ち方でいいように思います。

もちろんそれでそれなりにいいボールが打てているならです。


インパクトでの上体前向き
垂直な姿勢が技術的な肝です。

足はどっちでも、本質的な問題ではないのです。


クライシュテルスのフォア


プロはほぼ、そうしていると思います。

一方、初心者ならコーチの言うようにするべきでしょうね。
入門編としてはそちらのほうがつかみやすいから。



さて、コーチにこう言いましょう。

「俺も歳でさ、腰が回らないから、勘弁してよ」

  「どうもね、そうしないと腰に来ちゃってさ」

そしてお互いの合意の下にやるのが
楽しいスクールライフではないでしょうか。

腰痛話は決まり手としてなかなかな1本技です。


もしコーチが受け入れなかったら?

他のクラス、他の担当コーチのところに移動する。


もし、スクール中がその教え方で
コーチが見逃してくれないなら
どっか別のスクールかクラブを探しましょう。


札幌の場合、冬があるので
1年中テニスをやるには
スクール以外の選択肢は少ないと思います。

コーチがレベルアップしてくれれば何よりですが
そうじゃなかったら
コーチのカオをつぶさないで、さりげなく
他の理由で曜日や時間を変えるのも
スクールライフを楽しむための大人の智恵かもしれません。 ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 22:15 | コメント(1)| トラックバック(0)

ボレーのインパクトは

『レフティ』 さんからいくつかの質問を頂きました。

その1つ目、コメントから抜粋したコピーです。


マイク 松原コーチ、こんばんは。久しぶりに質問させてください。

1つめは、相変わらずボレーの件です。
特にフォアボレーで次のことを指摘されます。
①ダラーっと振っている感じ。
②もっとインパクトの瞬間にグリップをギュっと握る感じで。
③インパクト後は惰性でスウィングといった感じになる。
確かに、同意できる点もあるような気がするんですが、松原コーチの仰ることと少し違うような気もします。松原コーチのお考えをお聞きしたいです。






スマイル 私の答えです

まず最初に
あなたのコーチはスウィングの小さなフラットボレーをさせようとし
松原コーチはスライスボレーの話しをしている
という事です。


①ダラーっと振っている感じ。

スウィングしているという事からいえば
スライスボレーなら、いいんじゃないでしょうか。

「ダラーっと」  はどうでしょうか?

形がキープできていればいいのですが
変に力が抜けていると、面が不安定になります。

②インパクト後は惰性でスウィング、というところと根っこが同じなのでしょうか。

ある程度の力で、手首の角度を決め
インパクトの辺かもう少し後に
スウィングの終点を設定する。

言い方を変えると、止め加減を調節する。

インパクトで止めちゃえば、少し浅めのボレーに
少し向こうまで、スウィングを伸ばせば深いボレーになる。

この辺はフラットでも、スライスでもそうでしょうね。


③もっとインパクトの瞬間にグリップをギュっと握る感じ、ですが
小さなスウィングでフラットボレーに行く打ち方ですね。

私も昔はやっていました。

私の言っているスライスボレーでも
相手がハードヒットしてきたときのブロックボレーでは必要な技術です。

ただそればかりでは
攻撃的なボレーができないので
基本的にはスウィングするスライスボレーがお勧め
もちろんプロはほとんどがそうです。

テニススクールの教え方ですが
フォアボレーの場合
大きめスウィングのスライスボレーは20%くらいの少数派
振るな、当てろ、のフラットボレーが80%でしょうか。

バックボレーの場合は90%、スライスボレーだと思います。

プロの場合は、どちらもほぼ100%、スライスボレーです。 ナイス!


色々なコーチの言うことをみんな聞いて
いいところだけ組合そうとする人も多いのですが  悪だくみ
違う技術論は混ぜようが無い。

技術論指導論は混ぜて聞くと
何も聞かないほうがまだましということも ・・・・ あれー?



ボレー | 投稿者 松原コーチ 23:28 | コメント(1)| トラックバック(0)

低いボレーは、腰を

昨日の印西市テニス連盟指導者講習で取り上げたテーマ
その第2弾をご紹介。

ローボレーでも腰を落とさないで打ってもOKというお話。

コントロールが悪くなると思いきや
楽な姿勢のご利益で、逆に安定度が増したのだ。


低いボレーは、腰を落とし低い姿勢で対応すると昔教わった。

ラケットヘッド落ちないようにしっかり上げる。

ラケットを立てるという言い方もあった。


この言葉通りやろうとしてあまりにも大勢の人が苦労している。

自分の姿勢を保つことが難しいくらいの姿勢で
コントロールよくボレーを打てるものだろうか?


結論を先に言ってしまうが
そんなに腰を下ろす必要もないし
ラケットヘッドを上げる必要もない。

こんなふうに
手首とラケットの間に軽いVの字を作る角度がちゃんとあればいいのだ。


低いボレーは


これと手首の形は同じなのがわかるはずだ。


通常の高さだと


上体の位置、肩の高さにしても
前傾すれば低くなるし
大きく踏み込んでスタンスが大きくなれば
姿勢は自然に低くなってしまう。

それをもって低いほうがいいと言うならもちろん賛成だが
腰の高さ自体がそれほど大きな意味を持っているわけではないのだ。  ナイス!


ボレー | 投稿者 松原コーチ 22:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

印西市テニス連盟の講習で

今日は印西市テニス連盟の指導員講習会

毎年、今頃
もちろん、印西のうちのクラブでの開催。

会長の斉藤さんはうちのクラブの会員さんなのだ。

午前中の下川井テニスクラブでのレッスンのあと
愛車、スカイラインR34で千葉県北部の印西市へ。

1時から5時までと、4時間みっちりだが
たぶん、今日のアドバイスでいちばん決まったのは
「腕だけで打ってください」 の一言。  びっくり

フォアハンドの話だが
実は、皆さん私の理論については何度もやっているので
かなり理解度が高い。

面もしっかり作れるし
姿勢もいい、前向きにもなってる。

でも、なぜか不安定。


理由は、「腕は身体の動きで動かされなければいけない」

なんて思っているから。

身体の動きが運動連鎖で腕に伝わり、鋭いスウィングが うるせー
なぜか、フニョフニョとなって、きまらない。
 
これは腕に力を入れ
しっかり腕で打てばすぐに解消する。 筋肉


「腕だけで打ってください」 でバシバシ入りだす。 ナイス!


他の人に、「腕だけなので、身体は動いてませんよね?」 と聞くと

「あれっ、しっかり動いてますね」 と答えが返ってくる。

腕をしっかり振るつもりだと、身体も自然に動くのだ。


ナダルの構えだ


この人、身体もしっかり使って、鬼のようなショットを打つ人。

でも腕の力を抜く事ができていない


インパクトだ


腕の力を抜いたら、もっと凄くなるのだろうか? 悪だくみ


力を入れ過ぎるくらい入れて、世界1位になった人。

上手く力を抜いたら、世界0位になれるのかもしれない。 ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 23:08 | コメント(0)| トラックバック(0)