2013年06月13日
片手バック引きの高さ
『松原コーチファン』 さんから、片手バックハンドの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは。
いつも参考にさせていただいています。
片手バックハンドを強化したいと考えており、以前の記事を読ませていただいて、質問させていただきたいと思いました。
以前の記事に片手バックの構えで男子のラケットを立てて構えるタイプと女子のエナンのようにあまり立てないタイプがあるとのことでしたが、私は男性ですが、力がないほうなので、後者のタイプで練習しています。このタイプの場合の構え方も振り子になるのでしょうか。また、スイングでの注意点などありましたら教えていただけませんか。
投稿者 松原コーチファン 2013/06/12 16:12
私の答えです。
まず、テイクバックについては高さを考えるべきで
立てる、立てないと考えないほうがいいと思います。
(もしかしたら、私がそう言ったのかもしれませんが)
腕やラケットヘッドが高いか、低いかです。
もちろん、それは
手首の角度をインパクト時のそれに比べて大きく変えないためです。
縦方向に大きく動かしたければ高く引くことで
スウィングの上下動が多くなり、スピン量を増やすことができるのです。
それと高い打点にも対応しやすくなります。
逆にテイクバックを低くすれば平面的なスウィングになります。
フェデラーはスピン量が多く、バウンドも高くなりがちな
男子シングルスにエントリーしているし
エナンは、バウンド低めでスピン量も少なめ傾向の
女子シングルスにエントリーしていたのが一番大きな理由だと思います。
基本的な考え方として、構えの高低に若干の差がありますが
どちらも振り子+上体回転の加速効果が、スウィングの基本原理です。
いろいろな高さに構えて振ってみて
ご自分のテニス環境で
一番しっくり来る高さにしたらどうでしょう。
非力なので低めで、という話でしたが
いちど、思い切って高く構えて、試してみてください。
地球の引力と振り子のおかげで
高いところから勢いよく落ちて行き
勢いよく、振り上がって行きます。
リターンでも、振り遅れなくなったりします。
むしろ、非力な人向きかもしれませんよ。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは。
いつも参考にさせていただいています。
片手バックハンドを強化したいと考えており、以前の記事を読ませていただいて、質問させていただきたいと思いました。
以前の記事に片手バックの構えで男子のラケットを立てて構えるタイプと女子のエナンのようにあまり立てないタイプがあるとのことでしたが、私は男性ですが、力がないほうなので、後者のタイプで練習しています。このタイプの場合の構え方も振り子になるのでしょうか。また、スイングでの注意点などありましたら教えていただけませんか。
投稿者 松原コーチファン 2013/06/12 16:12
私の答えです。
まず、テイクバックについては高さを考えるべきで
立てる、立てないと考えないほうがいいと思います。
(もしかしたら、私がそう言ったのかもしれませんが)
腕やラケットヘッドが高いか、低いかです。
もちろん、それは
手首の角度をインパクト時のそれに比べて大きく変えないためです。
縦方向に大きく動かしたければ高く引くことで
スウィングの上下動が多くなり、スピン量を増やすことができるのです。
それと高い打点にも対応しやすくなります。
逆にテイクバックを低くすれば平面的なスウィングになります。
フェデラーはスピン量が多く、バウンドも高くなりがちな
男子シングルスにエントリーしているし
エナンは、バウンド低めでスピン量も少なめ傾向の
女子シングルスにエントリーしていたのが一番大きな理由だと思います。
基本的な考え方として、構えの高低に若干の差がありますが
どちらも振り子+上体回転の加速効果が、スウィングの基本原理です。
いろいろな高さに構えて振ってみて
ご自分のテニス環境で
一番しっくり来る高さにしたらどうでしょう。
非力なので低めで、という話でしたが
いちど、思い切って高く構えて、試してみてください。
地球の引力と振り子のおかげで
高いところから勢いよく落ちて行き
勢いよく、振り上がって行きます。
リターンでも、振り遅れなくなったりします。
むしろ、非力な人向きかもしれませんよ。
構え自体を高めにすれば、落ちてくる勢いを利用できるということですね。いろいろ試してみたいと思います。
ラケットを立てるか立てないかについてですが、松原コーチの答えから考えると、インパクトの形を保ったまま振り子で引いていくとグリップの握りが薄いと自然に立ちやすく、厚いとあまり立たないのではないでしょうか。そう考えると、私はウエスタンなのであまり立たないのかと思います。