2013年06月06日
ボレーのインパクトは
『レフティ』 さんからいくつかの質問を頂きました。
その1つ目、コメントから抜粋したコピーです。
松原コーチ、こんばんは。久しぶりに質問させてください。
1つめは、相変わらずボレーの件です。
特にフォアボレーで次のことを指摘されます。
①ダラーっと振っている感じ。
②もっとインパクトの瞬間にグリップをギュっと握る感じで。
③インパクト後は惰性でスウィングといった感じになる。
確かに、同意できる点もあるような気がするんですが、松原コーチの仰ることと少し違うような気もします。松原コーチのお考えをお聞きしたいです。
私の答えです
まず最初に
あなたのコーチはスウィングの小さなフラットボレーをさせようとし
松原コーチはスライスボレーの話しをしている
という事です。
①ダラーっと振っている感じ。
スウィングしているという事からいえば
スライスボレーなら、いいんじゃないでしょうか。
「ダラーっと」 はどうでしょうか?
形がキープできていればいいのですが
変に力が抜けていると、面が不安定になります。
②インパクト後は惰性でスウィング、というところと根っこが同じなのでしょうか。
ある程度の力で、手首の角度を決め
インパクトの辺かもう少し後に
スウィングの終点を設定する。
言い方を変えると、止め加減を調節する。
インパクトで止めちゃえば、少し浅めのボレーに
少し向こうまで、スウィングを伸ばせば深いボレーになる。
この辺はフラットでも、スライスでもそうでしょうね。
③もっとインパクトの瞬間にグリップをギュっと握る感じ、ですが
小さなスウィングでフラットボレーに行く打ち方ですね。
私も昔はやっていました。
私の言っているスライスボレーでも
相手がハードヒットしてきたときのブロックボレーでは必要な技術です。
ただそればかりでは
攻撃的なボレーができないので
基本的にはスウィングするスライスボレーがお勧め
もちろんプロはほとんどがそうです。
テニススクールの教え方ですが
フォアボレーの場合
大きめスウィングのスライスボレーは20%くらいの少数派
振るな、当てろ、のフラットボレーが80%でしょうか。
バックボレーの場合は90%、スライスボレーだと思います。
プロの場合は、どちらもほぼ100%、スライスボレーです。
色々なコーチの言うことをみんな聞いて
いいところだけ組合そうとする人も多いのですが
違う技術論は混ぜようが無い。
技術論指導論は混ぜて聞くと
何も聞かないほうがまだましということも ・・・・
その1つ目、コメントから抜粋したコピーです。
松原コーチ、こんばんは。久しぶりに質問させてください。
1つめは、相変わらずボレーの件です。
特にフォアボレーで次のことを指摘されます。
①ダラーっと振っている感じ。
②もっとインパクトの瞬間にグリップをギュっと握る感じで。
③インパクト後は惰性でスウィングといった感じになる。
確かに、同意できる点もあるような気がするんですが、松原コーチの仰ることと少し違うような気もします。松原コーチのお考えをお聞きしたいです。
私の答えです
まず最初に
あなたのコーチはスウィングの小さなフラットボレーをさせようとし
松原コーチはスライスボレーの話しをしている
という事です。
①ダラーっと振っている感じ。
スウィングしているという事からいえば
スライスボレーなら、いいんじゃないでしょうか。
「ダラーっと」 はどうでしょうか?
形がキープできていればいいのですが
変に力が抜けていると、面が不安定になります。
②インパクト後は惰性でスウィング、というところと根っこが同じなのでしょうか。
ある程度の力で、手首の角度を決め
インパクトの辺かもう少し後に
スウィングの終点を設定する。
言い方を変えると、止め加減を調節する。
インパクトで止めちゃえば、少し浅めのボレーに
少し向こうまで、スウィングを伸ばせば深いボレーになる。
この辺はフラットでも、スライスでもそうでしょうね。
③もっとインパクトの瞬間にグリップをギュっと握る感じ、ですが
小さなスウィングでフラットボレーに行く打ち方ですね。
私も昔はやっていました。
私の言っているスライスボレーでも
相手がハードヒットしてきたときのブロックボレーでは必要な技術です。
ただそればかりでは
攻撃的なボレーができないので
基本的にはスウィングするスライスボレーがお勧め
もちろんプロはほとんどがそうです。
テニススクールの教え方ですが
フォアボレーの場合
大きめスウィングのスライスボレーは20%くらいの少数派
振るな、当てろ、のフラットボレーが80%でしょうか。
バックボレーの場合は90%、スライスボレーだと思います。
プロの場合は、どちらもほぼ100%、スライスボレーです。
色々なコーチの言うことをみんな聞いて
いいところだけ組合そうとする人も多いのですが
違う技術論は混ぜようが無い。
技術論指導論は混ぜて聞くと
何も聞かないほうがまだましということも ・・・・