2010年04月30日
東戸塚でリトルの試合をした
4月29日、昭和の日
私の本拠、東戸塚松原テニススクールでリトルクラスの大会を行った。
対象はリトルクラス(小学生)の初級、中級の子供たち。
まだ、やっと打てるようになった? かなの子達。
でもテニスは試合なのだ
ラリーやレッスンだけではテニスではない。
もちろん初級クラスはスポンジボール
中級クラスはロープレッシャーのボールを使う。
すべての試合にコーチがつき、ご両親が外から見守る。
途中雨で中断し、長い昼休みを挟んで再開
無事に終了した。
とにかくたくさん真剣な試合をしたことが大切
最初は戸惑っていた子供たちも
やってる間にどんどんうまくなるのだ。
表彰式後、記念写真。
試合終了後が今日の特別行事。
参加者の父母体験レッスン。
大人のレッスンではなく、子供向けのレッスン。
リトルクラスのレッスンを体験してもらおうという企画。
運動不足で悲鳴を上げても容赦しない。
次はまりつきでコーディネーションの練習。
ここはほっと一息。
コーチの大きな掛け声と
子供たちの歓声
親たちの悲鳴のうちに
楽しい1日は過ぎていった。
私の本拠、東戸塚松原テニススクールでリトルクラスの大会を行った。
対象はリトルクラス(小学生)の初級、中級の子供たち。
まだ、やっと打てるようになった? かなの子達。
でもテニスは試合なのだ
ラリーやレッスンだけではテニスではない。
もちろん初級クラスはスポンジボール
中級クラスはロープレッシャーのボールを使う。
すべての試合にコーチがつき、ご両親が外から見守る。
途中雨で中断し、長い昼休みを挟んで再開
無事に終了した。
とにかくたくさん真剣な試合をしたことが大切
最初は戸惑っていた子供たちも
やってる間にどんどんうまくなるのだ。
表彰式後、記念写真。
試合終了後が今日の特別行事。
参加者の父母体験レッスン。
大人のレッスンではなく、子供向けのレッスン。
リトルクラスのレッスンを体験してもらおうという企画。
運動不足で悲鳴を上げても容赦しない。
次はまりつきでコーディネーションの練習。
ここはほっと一息。
コーチの大きな掛け声と
子供たちの歓声
親たちの悲鳴のうちに
楽しい1日は過ぎていった。
2010年04月29日
80才になったらどんなバック?
これは、アガシの強烈な両手打ちバックのリターンです。
例によって365ネットの連続写真です。
非常にシンプルな打ち方で、肩の線を横向きから前向きにしただけ。
ただ、この小さな動きの中ですべてのパワーを出すのです。
強烈なショットのはずなのに上体の軸はびくともしていない。
体幹、特に強烈な背筋力がこれを支えているのだと思います。
昨日のブログで10万トンの航空母艦から
カタパルトで30トンの飛行機が瞬時に打ち出されるイメージを書きました。
カタパルトの腕力ももちろんすごいのですがその背景の10万トン
強烈な背筋力です。 (デブならいいというわけではない)
プロ級のいいショットを打つためにはベースに相当な筋力が要るということです。
さて、27日のブログ、『片手と両手どっちを採用する?』に
『SAT』 さんから質問のコメントをいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
いつも読ませていただいています。
テニスを深く考えられてとても参考になります。
私は40歳を過ぎたのですが、体力の消耗度合から
考えて(トップスピンの)バックハンドは片手打ちにしようと練習しています。
(両手打ちの方が安定するのですが)
私の目標は80歳になっても試合をしていることなのですが
実際に体力が衰えた場合に片手打ちの方がメリットが
あるとお考えでしょうか。
それとも力のない子供や女性がするように両手の方が良いのか。
(80歳で1試合体力をもたせるのは大変なことなのかな)
投稿者 SAT 2010/04/29 06:43
私の考えです。
まず、両手で打つとすれば
アガシよりは上体のパワーがないでしょうから、女子のプロがやるように
もう少し上体の回転をゆっくり長めにするスウィングになるでしょう。
その、ゆっくり長めにする傾向は、パワーがなくなるにつれ
さらに強まると思います。
そうすれば、両手で打つからたいへん、ということはないと思います。
一方、片手で打つとすると、うんと早めにセットしてゆっくり振ればいいのですが
問題はこの早く構えるということができるのかどうかだと思います。
そして、片手打ちの場合、構え遅れ、振り遅れは腕に負担をかけることになります。
若いうちから習慣になっていないと、そして少しは反射神経も必要です。
総合して考えれば
どっちが楽かは熟練度の問題ということになるでしょう。
ですから今どちらがやりやすいのかで決めればいいと思います。
次に、ここでちょっと考えてほしいのは
本当に年取ったら、「トップスピンが必要か? 有効か?」
ということではないでしょうか。
トップスピンが必要な理由というのは
スピードがあっても、落ちて入る、鋭角に打てるということだと思います。
スピードがなければ、トップスピンじゃなくても落ちます。
じゃあ、スライスでもいいのでは?
スピードの要素以外はコントロールも、必要な時間も
すべてスライスのほうが勝っています。
トップスピンがかかっているという理由でポイントをもらえるわけではないのです。
まとめると、私はこう考えています。
自分からスピードを出せるうちはトップスピンを使えばいい
その方法は、片手でも両手でも自分でやりやすいほうを採用する。
パワーがなくなってきたら、スライスを多めにする。
最後はスライスオンリーでもいい。
一生テニスをやる。
私自身の計画では
バックハンドは70才くらいまでは片手でトップスピンを使う。
95才くらいまでは見本以外はスライスで。
それ以降はフォアハンドもスライスにして120才くらいまでやる。
その後は口先のみで ・・・・
例によって365ネットの連続写真です。
非常にシンプルな打ち方で、肩の線を横向きから前向きにしただけ。
ただ、この小さな動きの中ですべてのパワーを出すのです。
強烈なショットのはずなのに上体の軸はびくともしていない。
体幹、特に強烈な背筋力がこれを支えているのだと思います。
昨日のブログで10万トンの航空母艦から
カタパルトで30トンの飛行機が瞬時に打ち出されるイメージを書きました。
カタパルトの腕力ももちろんすごいのですがその背景の10万トン
強烈な背筋力です。 (デブならいいというわけではない)
プロ級のいいショットを打つためにはベースに相当な筋力が要るということです。
さて、27日のブログ、『片手と両手どっちを採用する?』に
『SAT』 さんから質問のコメントをいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
いつも読ませていただいています。
テニスを深く考えられてとても参考になります。
私は40歳を過ぎたのですが、体力の消耗度合から
考えて(トップスピンの)バックハンドは片手打ちにしようと練習しています。
(両手打ちの方が安定するのですが)
私の目標は80歳になっても試合をしていることなのですが
実際に体力が衰えた場合に片手打ちの方がメリットが
あるとお考えでしょうか。
それとも力のない子供や女性がするように両手の方が良いのか。
(80歳で1試合体力をもたせるのは大変なことなのかな)
投稿者 SAT 2010/04/29 06:43
私の考えです。
まず、両手で打つとすれば
アガシよりは上体のパワーがないでしょうから、女子のプロがやるように
もう少し上体の回転をゆっくり長めにするスウィングになるでしょう。
その、ゆっくり長めにする傾向は、パワーがなくなるにつれ
さらに強まると思います。
そうすれば、両手で打つからたいへん、ということはないと思います。
一方、片手で打つとすると、うんと早めにセットしてゆっくり振ればいいのですが
問題はこの早く構えるということができるのかどうかだと思います。
そして、片手打ちの場合、構え遅れ、振り遅れは腕に負担をかけることになります。
若いうちから習慣になっていないと、そして少しは反射神経も必要です。
総合して考えれば
どっちが楽かは熟練度の問題ということになるでしょう。
ですから今どちらがやりやすいのかで決めればいいと思います。
次に、ここでちょっと考えてほしいのは
本当に年取ったら、「トップスピンが必要か? 有効か?」
ということではないでしょうか。
トップスピンが必要な理由というのは
スピードがあっても、落ちて入る、鋭角に打てるということだと思います。
スピードがなければ、トップスピンじゃなくても落ちます。
じゃあ、スライスでもいいのでは?
スピードの要素以外はコントロールも、必要な時間も
すべてスライスのほうが勝っています。
トップスピンがかかっているという理由でポイントをもらえるわけではないのです。
まとめると、私はこう考えています。
自分からスピードを出せるうちはトップスピンを使えばいい
その方法は、片手でも両手でも自分でやりやすいほうを採用する。
パワーがなくなってきたら、スライスを多めにする。
最後はスライスオンリーでもいい。
一生テニスをやる。
私自身の計画では
バックハンドは70才くらいまでは片手でトップスピンを使う。
95才くらいまでは見本以外はスライスで。
それ以降はフォアハンドもスライスにして120才くらいまでやる。
その後は口先のみで ・・・・
2010年04月28日
両手バックはカタパルト
両手打ちバックハンドのイメージはこんな風
航空母艦からカタパルトで強引に打ち出す感じ。
戦争を推奨しているわけではないが
航空母艦からカタパルトというと、どうしても軍用機しかない。
今日のところは見逃してください。
それに対し、片手バックは普通の飛行機?
徐々にそしてグーンっと加速していく。
だからどうだといわれると、困るが。
あくまでもイメージ。
なんとなくピンと来たのだ。
航空母艦からカタパルトで強引に打ち出す感じ。
戦争を推奨しているわけではないが
航空母艦からカタパルトというと、どうしても軍用機しかない。
今日のところは見逃してください。
それに対し、片手バックは普通の飛行機?
徐々にそしてグーンっと加速していく。
だからどうだといわれると、困るが。
あくまでもイメージ。
なんとなくピンと来たのだ。
2010年04月27日
片手と両手どっちを採用する?
昨日は片手打ちが全身の力を使いやすいこと
その代わり、スウィングに時間がかかるので難しい要素があるということ。
それに対し、両手はスウィングに時間がかからないのでムラが出にくい。
その代わりに、全身のパワーを伝えるのは難しい、ということを説明した。
両手のほうが、相手にコースを読ませにくいといった要素もあり
どちらが優位かは簡単には結論付けられない。
今日はちょっと趣向を変えて、どちらのほうが受け入れやすいかという話をしたい。
いろいろな要素がある中で、私は左手に注目している。
というのも
両手打ちは左手の面感覚にかなり依存しているからだ。
この左手の手首で面を作ることは
昨年の7月15日のブログ、『スジガネ君の両手バックは』 等を参考にしてもらいたい。
今日は細かいことは解説しません。
まあ、そんなことで、両手打ちバックには左手感覚が重要。
つまり右利きなのに左手も器用な人は両手打ちに向いている。
左手がついていたことに気が付かないような人は片手打ち。
左利きでも、字を書いたりご飯を食べるのが右手の人は両手打ち。
左手じゃないと飢え死にしちゃう人は片手打ちだ。
もうひとつの考え方は、スウィングの大きさとプレースタイル。
何でも大振りの好きな人には、両手打ちは向いていない。
逆に速いテンポであわせるには両手は有利だ。
クルム伊達公子さんのライジングには両手が似合っている。
それにあの人はもともと左利きなのだそうだ。
最後の考え方、決めはこれだ。
フェデラー大好きな人は片手打ち。
ナダル命の人は両手打ちだ。
ようは、好きなほうを選べばいいのだ。
その代わり、スウィングに時間がかかるので難しい要素があるということ。
それに対し、両手はスウィングに時間がかからないのでムラが出にくい。
その代わりに、全身のパワーを伝えるのは難しい、ということを説明した。
両手のほうが、相手にコースを読ませにくいといった要素もあり
どちらが優位かは簡単には結論付けられない。
今日はちょっと趣向を変えて、どちらのほうが受け入れやすいかという話をしたい。
いろいろな要素がある中で、私は左手に注目している。
というのも
両手打ちは左手の面感覚にかなり依存しているからだ。
この左手の手首で面を作ることは
昨年の7月15日のブログ、『スジガネ君の両手バックは』 等を参考にしてもらいたい。
今日は細かいことは解説しません。
まあ、そんなことで、両手打ちバックには左手感覚が重要。
つまり右利きなのに左手も器用な人は両手打ちに向いている。
左手がついていたことに気が付かないような人は片手打ち。
左利きでも、字を書いたりご飯を食べるのが右手の人は両手打ち。
左手じゃないと飢え死にしちゃう人は片手打ちだ。
もうひとつの考え方は、スウィングの大きさとプレースタイル。
何でも大振りの好きな人には、両手打ちは向いていない。
逆に速いテンポであわせるには両手は有利だ。
クルム伊達公子さんのライジングには両手が似合っている。
それにあの人はもともと左利きなのだそうだ。
最後の考え方、決めはこれだ。
フェデラー大好きな人は片手打ち。
ナダル命の人は両手打ちだ。
ようは、好きなほうを選べばいいのだ。
2010年04月26日
片手と両手どっちがすごい?
テニスの進歩はかなりのところまで行き着いている。
フォアハンドは厚いグリップで振り切る。
サーブは内旋を効かせて打つ。
技術的にはこうしなければ勝てないという究極のところまで来ているような気もする。
その中でたった一つといっていいかもしれない
2つのやり方が並び立っているのがバックハンドなのだ。
片手で打つか? はたまた両手か?
フェデラーとナダル、どちらのバックが優れているのだろうか?
いやー、どっちもすごいですよね。
今日はこの二つをいくつかの要素ごとに比較してみようと思う。
まず1番、どっちのほうが速いか?
(これはあくまでも仮説の域を出ていない私の推測です)
腕を2本も使っているほうが速いと考える方もいるようですが
私は片手打ちのほうが早いボールが打てると思うのです。
棒振りのスポーツにはその棒の重さや長さに合わせたタイミングなりテンポなりがあります。
それは腕の力や本数(1か2)に対する道具の重みや長さで決まってくると考えられます。
野球のバットだと、両手でえいっと振るのにちょうどいい重さです。
バドミントンは片手で充分です。
野球のバットを片手でゆったり振れば、両手と同じ速度が得られるとはとても思えません。
又、バドミントンを両手でやればスピードアップになるというような気もしません。
じゃあ、テニスはどっちなのでしょう。
野球とバドミントンの間にいることは間違いないのですが。
次のことは皆さん感じていることではないでしょうか。
片手うちのほうがゆったり、長いスウィングをする。
両手打ちは小さく鋭いスウィングをする。
これはテニスのラケットが片手で振るにはやや重い
両手で振るには軽すぎる、から
マッチするように体の使い方やスウィングのテンポ等を変えているからだろう。
だからある程度長いスウィングをできる片手うちのほうが
全身の力をより引き出しやすいのではないかと私は考えているのです。
ただしこれは完璧なスウィングをしたときに
その打点のところにボールがあったら、ということですが
フェデラーやエナンにとってはなんでもないことです。
私にとっては・・・・
それに対して両手打ちはスウィングが短いため時間もかかりません。
こちらのほうがあわせるのは簡単でしょう。
それなりのスピードもたいていの人が出せますし。
相手のいろいろなボールに対しては両手のほうがムラなく対応して
平均スピードは上げられるような気がします。
で、どっちがすごいのでしょう?
いささか龍頭蛇尾になっちゃいましたが
考えすぎると寝られなくなりそうなので、続きはまた明日。
ナダルもすごいよなー
もしかしたら、その人のタイプによっても ・・・
フォアハンドは厚いグリップで振り切る。
サーブは内旋を効かせて打つ。
技術的にはこうしなければ勝てないという究極のところまで来ているような気もする。
その中でたった一つといっていいかもしれない
2つのやり方が並び立っているのがバックハンドなのだ。
片手で打つか? はたまた両手か?
フェデラーとナダル、どちらのバックが優れているのだろうか?
いやー、どっちもすごいですよね。
今日はこの二つをいくつかの要素ごとに比較してみようと思う。
まず1番、どっちのほうが速いか?
(これはあくまでも仮説の域を出ていない私の推測です)
腕を2本も使っているほうが速いと考える方もいるようですが
私は片手打ちのほうが早いボールが打てると思うのです。
棒振りのスポーツにはその棒の重さや長さに合わせたタイミングなりテンポなりがあります。
それは腕の力や本数(1か2)に対する道具の重みや長さで決まってくると考えられます。
野球のバットだと、両手でえいっと振るのにちょうどいい重さです。
バドミントンは片手で充分です。
野球のバットを片手でゆったり振れば、両手と同じ速度が得られるとはとても思えません。
又、バドミントンを両手でやればスピードアップになるというような気もしません。
じゃあ、テニスはどっちなのでしょう。
野球とバドミントンの間にいることは間違いないのですが。
次のことは皆さん感じていることではないでしょうか。
片手うちのほうがゆったり、長いスウィングをする。
両手打ちは小さく鋭いスウィングをする。
これはテニスのラケットが片手で振るにはやや重い
両手で振るには軽すぎる、から
マッチするように体の使い方やスウィングのテンポ等を変えているからだろう。
だからある程度長いスウィングをできる片手うちのほうが
全身の力をより引き出しやすいのではないかと私は考えているのです。
ただしこれは完璧なスウィングをしたときに
その打点のところにボールがあったら、ということですが
フェデラーやエナンにとってはなんでもないことです。
私にとっては・・・・
それに対して両手打ちはスウィングが短いため時間もかかりません。
こちらのほうがあわせるのは簡単でしょう。
それなりのスピードもたいていの人が出せますし。
相手のいろいろなボールに対しては両手のほうがムラなく対応して
平均スピードは上げられるような気がします。
で、どっちがすごいのでしょう?
いささか龍頭蛇尾になっちゃいましたが
考えすぎると寝られなくなりそうなので、続きはまた明日。
ナダルもすごいよなー
もしかしたら、その人のタイプによっても ・・・
2010年04月25日
両手のリーチは狭い? その2
昨日に引き続き、バックハンドのリーチについてです。
『kanooo』 さんから、反対意見のコメントを頂きましたので
そのことについて検証してみます。
以下がそのコメントの全文です。
この画像をもって「片手打ちのリーチが広いは迷信」と結論づけるのは浅はか(噴飯もの)すぎます。
両手打ちの画像そのものも「?」ですが、そこはまあ置きましょう。
トップスピンの有効打が打てるスタンスはこれだけ?
片手打ちは相当クローズに踏み込んでも有効なトップスピンを打てる。左足を起点にしたときに、明らかに片手の方がリーチは広い。
両手打ちで大きくクローズに踏み込んで有効なトップスピンが打てるでしょうか?
さらにオープンスタンスの場合は?
このあたりも検証しないで、軽々に結論付けはしない方がいい。
投稿者 kanooo 2010/04/25 13:31
私の考え方です。
まず最初の、この画像だけを持って結論付けるのは・・・
のことですが
もちろん色々な選手やその写真を見たり自分でも実験してみたりして
この結論に達しているわけです。
この画像は説明を分かりやすくする為の絵ですから
同じひとりの人間(私です)が同じ位置に立って
ポーズをとっているわけです。
ありとあらゆる資料を並べるわけにはいきませんのでお許しいただきたいと思います。
それと、モデルの技術的に問題があり片手は大丈夫だと思いますが
両手の方は間違いなくへぼかもしれません。
次にリーチということで一番大切なことは
どこまで届くか、取れるか、打てるか?
という事だと思います。
そうゆうことから言えば
どこまでボールに近づけるかと言う事を
身体の部位で言えば腰だと思います。
その腰を一定時間にどこまで運べるかという事は
片手打ちでも両手打ちでも変わらないと思います。
次に、その位置から、叩ける格好で、どれだけ届くかという問題ではないでしょうか。
スタンスの話はクローズド同士で比べても
オープン同士で比べても
それほど大差は出ないと思います。
もちろん身のこなし方が少し違いますから
比較は難しいのですが
それ以上にインパクトの形の違いによる差のほうが大きいと思います。
さて、次の写真は横から見た片手打ちの打点です。
コレだけ前で打たないとトップスピンでは打てません。
次は両手うちの打点です。
コレだけ後ろで打てます。
その分、遠くまでとどきます。
その上、時間的にも打点を遅らせた分だけ余裕が出来るのです。
ついでに片手のスライスの打点も示しておきます。
一見両手と変わらないようですが
左手を離せる分、こちらの方がとどきます。
また、スライスは上体を回さなければ(開かなければ)
上体をボール方向に傾けても打てますので
さらに遠くで打てるわけです。
まあ、そんなわけで
身のこなしの点で片手の方が優れているという人もいますので
片手の優位が少しあるにしても
両手が片手よりもリーチが狭いと言う事は無いと思います。
まあ参考までですが
片手フェデラーの左足踏み切り、右足着地のランニングバックハンドは凄いです。
両手ヒューイットの左足踏み切り、左足着地の飛び込みバックハンドも凄いです。
どちらの手の方もコレを参考にしていただきたいと思います。
(ナダルも凄いです)
ここまでの話はあくまでも純粋にリーチの話し。
どちらが有利かという話はまた別です。
私はトップスピンは片手打ちですが両手に変えようとは思いません。
『だいちゃん』 さんからのコメントにも改めて答えます。
『kanooo』 さんも他の皆さんも、ぜひご意見がありましたらまたお寄せ下さい。
たくさん議論が出来れば、他の皆さんのご理解も進むと思いますので
大歓迎です。
よろしくお願いします。
『kanooo』 さんから、反対意見のコメントを頂きましたので
そのことについて検証してみます。
以下がそのコメントの全文です。
この画像をもって「片手打ちのリーチが広いは迷信」と結論づけるのは浅はか(噴飯もの)すぎます。
両手打ちの画像そのものも「?」ですが、そこはまあ置きましょう。
トップスピンの有効打が打てるスタンスはこれだけ?
片手打ちは相当クローズに踏み込んでも有効なトップスピンを打てる。左足を起点にしたときに、明らかに片手の方がリーチは広い。
両手打ちで大きくクローズに踏み込んで有効なトップスピンが打てるでしょうか?
さらにオープンスタンスの場合は?
このあたりも検証しないで、軽々に結論付けはしない方がいい。
投稿者 kanooo 2010/04/25 13:31
私の考え方です。
まず最初の、この画像だけを持って結論付けるのは・・・
のことですが
もちろん色々な選手やその写真を見たり自分でも実験してみたりして
この結論に達しているわけです。
この画像は説明を分かりやすくする為の絵ですから
同じひとりの人間(私です)が同じ位置に立って
ポーズをとっているわけです。
ありとあらゆる資料を並べるわけにはいきませんのでお許しいただきたいと思います。
それと、モデルの技術的に問題があり片手は大丈夫だと思いますが
両手の方は間違いなくへぼかもしれません。
次にリーチということで一番大切なことは
どこまで届くか、取れるか、打てるか?
という事だと思います。
そうゆうことから言えば
どこまでボールに近づけるかと言う事を
身体の部位で言えば腰だと思います。
その腰を一定時間にどこまで運べるかという事は
片手打ちでも両手打ちでも変わらないと思います。
次に、その位置から、叩ける格好で、どれだけ届くかという問題ではないでしょうか。
スタンスの話はクローズド同士で比べても
オープン同士で比べても
それほど大差は出ないと思います。
もちろん身のこなし方が少し違いますから
比較は難しいのですが
それ以上にインパクトの形の違いによる差のほうが大きいと思います。
さて、次の写真は横から見た片手打ちの打点です。
コレだけ前で打たないとトップスピンでは打てません。
次は両手うちの打点です。
コレだけ後ろで打てます。
その分、遠くまでとどきます。
その上、時間的にも打点を遅らせた分だけ余裕が出来るのです。
ついでに片手のスライスの打点も示しておきます。
一見両手と変わらないようですが
左手を離せる分、こちらの方がとどきます。
また、スライスは上体を回さなければ(開かなければ)
上体をボール方向に傾けても打てますので
さらに遠くで打てるわけです。
まあ、そんなわけで
身のこなしの点で片手の方が優れているという人もいますので
片手の優位が少しあるにしても
両手が片手よりもリーチが狭いと言う事は無いと思います。
まあ参考までですが
片手フェデラーの左足踏み切り、右足着地のランニングバックハンドは凄いです。
両手ヒューイットの左足踏み切り、左足着地の飛び込みバックハンドも凄いです。
どちらの手の方もコレを参考にしていただきたいと思います。
(ナダルも凄いです)
ここまでの話はあくまでも純粋にリーチの話し。
どちらが有利かという話はまた別です。
私はトップスピンは片手打ちですが両手に変えようとは思いません。
『だいちゃん』 さんからのコメントにも改めて答えます。
『kanooo』 さんも他の皆さんも、ぜひご意見がありましたらまたお寄せ下さい。
たくさん議論が出来れば、他の皆さんのご理解も進むと思いますので
大歓迎です。
よろしくお願いします。
2010年04月24日
両手のリーチは狭い?
バックハンドの常識として
片手打ちはリーチが広く、両手は狭いというのがある。
先日も、どなたかののコメントで
「両手はリーチが狭いので」というのがあったので気になっていた。
本当に両手打ちはリーチが狭いのだろうか?
まず、両手と片手を比較する前提として、球質のことがある。
同じトップスピン同士、スライス同士で比較しなくてはフェアーではない。
次にプレーヤーとしての現実の対応。
男子の場合、ほぼ全員がスライスは片手で打つということ。
それは、トップスピンを両手で打つ人も片手で打つ人も同じということなのだ。
つまり、男子の場合、比較するのは
トップスピンかフラット気味のハードヒットでどちらのリーチが広いのかということ。
スライスの場合だが
片手打ちの場合、まっすぐ目いっぱい伸ばして取れるので
これ以上のリーチは考えられない。
だから男子の場合、両手打ちがメインの選手でも
スライスは片手で打つのだ。
女子選手では両手でスライスを打つ選手もいる。
その場合、スライスでは、両手打つより、片手打ちのほうがリーチが広い。
では改めて、トップスピン。
片手打ちの打点はここになる。
打点を前にとらなくては打てないため、手首に後ろ向きの角度が付いている。
次にこれが、同じ方向から見た、両手打ちの打点。
男子のプロは打点を引きつけ気味にし、手首を伸ばすのでこの形になる。
ごらんのように、明らかに両手打ちのほうがリーチが広い。
結論、『両手打ちはリーチが狭い』 は迷信だ。
(もちろんグリップがすごく厚ければ両手のリーチはもっと狭くなる)
ではなぜ、両手はリーチが狭く、片手は広い、という迷信ができたのだろう?
それは、片手スライスの打点を見てほしい。
先ほども触れたように
これの打点が一番遠い、つまりリーチが広い。
両手打ちが世間にはやりだしたころ
すでにテニスがうまかった人のバックはほぼ100%、スライスだったのだ。
だからその人たちから見れば
両手打ちの人はリーチが狭かったのだ。
(本当は両手の人も届かないときは片手スライスになるのだけど)
つまり、真実は
「両手打ちは、片手打ちのスライスよりリーチが狭い」
「トップスピン同士なら、両手のほうが広い」 なのだ。
片手打ちはリーチが広く、両手は狭いというのがある。
先日も、どなたかののコメントで
「両手はリーチが狭いので」というのがあったので気になっていた。
本当に両手打ちはリーチが狭いのだろうか?
まず、両手と片手を比較する前提として、球質のことがある。
同じトップスピン同士、スライス同士で比較しなくてはフェアーではない。
次にプレーヤーとしての現実の対応。
男子の場合、ほぼ全員がスライスは片手で打つということ。
それは、トップスピンを両手で打つ人も片手で打つ人も同じということなのだ。
つまり、男子の場合、比較するのは
トップスピンかフラット気味のハードヒットでどちらのリーチが広いのかということ。
スライスの場合だが
片手打ちの場合、まっすぐ目いっぱい伸ばして取れるので
これ以上のリーチは考えられない。
だから男子の場合、両手打ちがメインの選手でも
スライスは片手で打つのだ。
女子選手では両手でスライスを打つ選手もいる。
その場合、スライスでは、両手打つより、片手打ちのほうがリーチが広い。
では改めて、トップスピン。
片手打ちの打点はここになる。
打点を前にとらなくては打てないため、手首に後ろ向きの角度が付いている。
次にこれが、同じ方向から見た、両手打ちの打点。
男子のプロは打点を引きつけ気味にし、手首を伸ばすのでこの形になる。
ごらんのように、明らかに両手打ちのほうがリーチが広い。
結論、『両手打ちはリーチが狭い』 は迷信だ。
(もちろんグリップがすごく厚ければ両手のリーチはもっと狭くなる)
ではなぜ、両手はリーチが狭く、片手は広い、という迷信ができたのだろう?
それは、片手スライスの打点を見てほしい。
先ほども触れたように
これの打点が一番遠い、つまりリーチが広い。
両手打ちが世間にはやりだしたころ
すでにテニスがうまかった人のバックはほぼ100%、スライスだったのだ。
だからその人たちから見れば
両手打ちの人はリーチが狭かったのだ。
(本当は両手の人も届かないときは片手スライスになるのだけど)
つまり、真実は
「両手打ちは、片手打ちのスライスよりリーチが狭い」
「トップスピン同士なら、両手のほうが広い」 なのだ。
2010年04月22日
打つとこ決めとけばいいのに
昨日のブログをアップした後で若者たちに混じりダブルスをした。
動きのスピードが違い、付き合って返球がやっと。
そんな時、私がエースを取れるのは
ボレーで相手が決めに来た場面が多かった。
ちょうど昨日のブログそのままの位置に私がいた。
彼らにして見ると、こちらがすごくうまくプレーしてるように見えるらしい。
本当のところは、ちゃんとコースをつかないので
せっかくの決め球をなんとなく打ってしまい、逆襲されている。
ポーチしたボールでも
いざ打つ直前になって、コースが決まっていないような感じ。
なんとなく近所に来るから、ポーチでいなくなったところに打てば、クリーンエース。
こうゆう場合、ボレーをぶつけてくれるとたいへんおいしい。
ではどうすべきなのか、というと
『決めに行く前にコースのイメージをしっかり作っておくこと』
ポーチの場合なら
逆クロス気味に流し打ちにするとか
逆にアングルで決めるとか。
こう来たらああ、ああ来たらこう、とか
ワンパターンでもいいから決めておくこと。
それが決まるコースにセットしてあれば、試合で困らない。
ちょうど先日書いた、予測の話とよく似ていると思う。
いろいろのケースに対し、きちっと選択肢をまとめておく。
(もちろん技術的にできるようにしておく)
その選択肢が状況に応じて、ぱっとひらめく。
予定通り、バシッ
相手にしてみると臨機応変、とっさに対応しているように見える。
(ほんとはあれしかできなかったのだが)
(だまってりゃ、わからない)
相手は最後にこう思う
「あいつ、あれしかできないくせに」
あれしかできなくても、決まればいいんです。
こう書くと昨日のダブルス
当然、私が勝ったように聞こえる。
まあいい、黙ってれば、わからないのだ。
動きのスピードが違い、付き合って返球がやっと。
そんな時、私がエースを取れるのは
ボレーで相手が決めに来た場面が多かった。
ちょうど昨日のブログそのままの位置に私がいた。
彼らにして見ると、こちらがすごくうまくプレーしてるように見えるらしい。
本当のところは、ちゃんとコースをつかないので
せっかくの決め球をなんとなく打ってしまい、逆襲されている。
ポーチしたボールでも
いざ打つ直前になって、コースが決まっていないような感じ。
なんとなく近所に来るから、ポーチでいなくなったところに打てば、クリーンエース。
こうゆう場合、ボレーをぶつけてくれるとたいへんおいしい。
ではどうすべきなのか、というと
『決めに行く前にコースのイメージをしっかり作っておくこと』
ポーチの場合なら
逆クロス気味に流し打ちにするとか
逆にアングルで決めるとか。
こう来たらああ、ああ来たらこう、とか
ワンパターンでもいいから決めておくこと。
それが決まるコースにセットしてあれば、試合で困らない。
ちょうど先日書いた、予測の話とよく似ていると思う。
いろいろのケースに対し、きちっと選択肢をまとめておく。
(もちろん技術的にできるようにしておく)
その選択肢が状況に応じて、ぱっとひらめく。
予定通り、バシッ
相手にしてみると臨機応変、とっさに対応しているように見える。
(ほんとはあれしかできなかったのだが)
(だまってりゃ、わからない)
相手は最後にこう思う
「あいつ、あれしかできないくせに」
あれしかできなくても、決まればいいんです。
こう書くと昨日のダブルス
当然、私が勝ったように聞こえる。
まあいい、黙ってれば、わからないのだ。
2010年04月21日
相手にボレーされたら
『ぼの』 さんから、『だから女子プロは両手で打つ、その3』 にコメントをいただきました。
興味深い内容でしたので、今日はこれ。
以下がコメントの全文です。
初心者レベルの私だと、相手ふたりとも前に詰められると驚異に感じてしまいます。強打できるわけもなく、普通にリターンすればボレーの餌食に。なので仕方なくロブを上げるのですが、浅くなったり低かったりオーバーしたり(汗)
また、私が前衛の時に相手が前に詰めてくると、俊敏に反応できない私は恐怖心が出て、後ろに下がり気味になってしまいます。
私の場合、戦術の前に技術かな~なんて思いながらブログを拝見いたしました。
投稿者 ぼの 2010/04/21 09:45
私の解説です。
ロブはなれれば上げられるようになりますので
いっぱいやるしかないと思います。
ただ最近は、ストロークでウェスタン系のグリップが多いので
昔より、苦手の人が多いようです。
グリップをボレーと同じにして、スライスボレーを使うといいと思います。
さて本題の、ボレーです。
自分がボレーのポジションにいるとき相手もネットへ出てきた、というケース。
これを苦手にする人がけっこう多いんです。
そんな時、私はこうたずねます。
「その距離でボレーボレーはできます?」
たいてい、こう答えが返ってきます。
「ボレーボレーならアップでいつもやっていますよ」
私、 「じゃあ、やったら」
そうなんです、たいていの人はできるんです。
どうして試合だとできないのでしょう?
結論を言っちゃうと
前向きに、打ちにいかないからです。 (気持ちが・・・)
打ちたくてしょうがなければ、打てます。
逃げ腰になるととても怖いです。
あまり自信がなければ、少し下がればいいのです。
ただし、下がりながら打っちゃだめ
相手が打つときは、むしろ前向きに
うれしそうに打ちにいくべきです。
ボレーボレーのときはそうしていると思いますよ。
そしてもうひとつ、心でこう思っていること。
「半分近く、点をとられてもいいや」
戦術の前に技術、さらにその前に、カラ元気。
「やっちゃえ」
興味深い内容でしたので、今日はこれ。
以下がコメントの全文です。
初心者レベルの私だと、相手ふたりとも前に詰められると驚異に感じてしまいます。強打できるわけもなく、普通にリターンすればボレーの餌食に。なので仕方なくロブを上げるのですが、浅くなったり低かったりオーバーしたり(汗)
また、私が前衛の時に相手が前に詰めてくると、俊敏に反応できない私は恐怖心が出て、後ろに下がり気味になってしまいます。
私の場合、戦術の前に技術かな~なんて思いながらブログを拝見いたしました。
投稿者 ぼの 2010/04/21 09:45
私の解説です。
ロブはなれれば上げられるようになりますので
いっぱいやるしかないと思います。
ただ最近は、ストロークでウェスタン系のグリップが多いので
昔より、苦手の人が多いようです。
グリップをボレーと同じにして、スライスボレーを使うといいと思います。
さて本題の、ボレーです。
自分がボレーのポジションにいるとき相手もネットへ出てきた、というケース。
これを苦手にする人がけっこう多いんです。
そんな時、私はこうたずねます。
「その距離でボレーボレーはできます?」
たいてい、こう答えが返ってきます。
「ボレーボレーならアップでいつもやっていますよ」
私、 「じゃあ、やったら」
そうなんです、たいていの人はできるんです。
どうして試合だとできないのでしょう?
結論を言っちゃうと
前向きに、打ちにいかないからです。 (気持ちが・・・)
打ちたくてしょうがなければ、打てます。
逃げ腰になるととても怖いです。
あまり自信がなければ、少し下がればいいのです。
ただし、下がりながら打っちゃだめ
相手が打つときは、むしろ前向きに
うれしそうに打ちにいくべきです。
ボレーボレーのときはそうしていると思いますよ。
そしてもうひとつ、心でこう思っていること。
「半分近く、点をとられてもいいや」
戦術の前に技術、さらにその前に、カラ元気。
「やっちゃえ」
2010年04月20日
予測とは?
『時々左利きのO』 さんから、質問をコメントに入れてもらいました。
以下がそのコメントの全文です。
いつも楽しく拝見させて頂いています。もうすぐブログランキングの頂を頂 きですね。
さて、球筋の予測について質問です。
私は、ダブルスの雁行陣で後ろからストロークを打った後、打ったボールをずっと目で追う癖があります。自分の打った球が入るか気になったり、ときにはあろうことか自分の打った球に見とれたりで、ボールを目で追い続け、その場に棒立ちになっていることが多いのです。そのため返球の予測が出来ないばかりか、その対応も遅れてしまいます。
返球されてくるコースや球種を予測するには、打った後どのように対処すれば良いのでしょうか?。打った後スプリットステップを入れて相手をジーッと観察すれば、自ずと予測が出来るようになるのでしょうか???。
初歩的な質問でスミマセンがよろしくお願いします。それから右膝、お大事に。
投稿者 時々左利きのO 2010/04/15 21:48
私の答えです。
「もうすぐブログランキングの頂を頂 きですね」
というのは、またすごいお言葉。
なんせ、ベスト4ですから
自分でもまさかこんな上に来るとは思っても見ませんでした。
いつも見ていただいてありがとうございます。
さて、本論に入りましょう。
「打ったボールをずっと目で追う癖があります」 とのこと
実は私もです。
「ときにはあろうことか自分の打った球に見とれたり」
私もしょっちゅうです。
まあ、予測は自分のボール、相手の様子、過去の経験や相手の傾向
などから判断するものですから
見とれていてもそう悪くはないと思います。
さて、予測、私はこう考えています。
予測はインスピレーションです。
とっさに次のボールを予測するのに考えている時間はありません。
自分が打ったボールに対し、相手が行動を起こす
それに対し瞬間的にひらめいた選択肢に対し決然と行動する。
たとえば、パスを打つと思っていた相手のテイクバックで面が上を向く。
このケースで上を向くと、ロブだ。
ロブは後ろに上がるから、下がらなきゃいけない。
間に合うようならスマッシュの用意だ。
なんてひとつづつ考えていたら
スマッシュの用意をし始めたころにはロブがエースになっちゃいます。
テイクバックで面が上を → 後ろだ と一瞬で決めなくてはいけない。
花の色は・・ と来たら わが身
と、カルタのように短絡的に反応しないと、一気におばあさんになっちゃうのです?
考えるのは行動後、事件が終わった後です。
それはポイントの合間です。
その状況が初めてであれば、整理して自分の状況予測ファイルに保存する。
すでにファイルに入っている内容であれば
この試合の、この相手の癖として本日の注意事項ファイルに保存しておく。
それらがすべて、ひらめきの選択肢になる。
次に相手の分析。
どうゆう武器を持っているか?
どこから、どうゆうショット、どうゆうコースで打つ癖を持っているか?
これで選択肢をかなり絞り込むことができる。
もうひとつは、作戦計画。
今日、この相手に対する作戦方針を定めておく。
このファイルは状況の変化に応じ、随時、変更、上書きする。
これで、ひらめきの後の作戦開始命令が即座に出るようになる。
ここまで作業ができていえば
次にやることは、相手方にボールが行ったときに
相手を観察することにより
相手プレーの選択肢がひらめくようにすること。
具体的には、毎回、相手を見ながら
自分の頭に「なんだ?」
と問いかける、この繰り返しなんです。
今日は予測から、次の行動へというところまで一緒に書いちゃいましたが
実際のプレーではそこまでが一連の流れの中になければなりません。
安くしておきますのでセットで購入してください。
そうそう、膝です
おかげさまでかなりよくなってます。
まもなく、普通の状態に戻ると思いますので、バリバリ、テニスしましょう。
以下がそのコメントの全文です。
いつも楽しく拝見させて頂いています。もうすぐブログランキングの頂を頂 きですね。
さて、球筋の予測について質問です。
私は、ダブルスの雁行陣で後ろからストロークを打った後、打ったボールをずっと目で追う癖があります。自分の打った球が入るか気になったり、ときにはあろうことか自分の打った球に見とれたりで、ボールを目で追い続け、その場に棒立ちになっていることが多いのです。そのため返球の予測が出来ないばかりか、その対応も遅れてしまいます。
返球されてくるコースや球種を予測するには、打った後どのように対処すれば良いのでしょうか?。打った後スプリットステップを入れて相手をジーッと観察すれば、自ずと予測が出来るようになるのでしょうか???。
初歩的な質問でスミマセンがよろしくお願いします。それから右膝、お大事に。
投稿者 時々左利きのO 2010/04/15 21:48
私の答えです。
「もうすぐブログランキングの頂を頂 きですね」
というのは、またすごいお言葉。
なんせ、ベスト4ですから
自分でもまさかこんな上に来るとは思っても見ませんでした。
いつも見ていただいてありがとうございます。
さて、本論に入りましょう。
「打ったボールをずっと目で追う癖があります」 とのこと
実は私もです。
「ときにはあろうことか自分の打った球に見とれたり」
私もしょっちゅうです。
まあ、予測は自分のボール、相手の様子、過去の経験や相手の傾向
などから判断するものですから
見とれていてもそう悪くはないと思います。
さて、予測、私はこう考えています。
予測はインスピレーションです。
とっさに次のボールを予測するのに考えている時間はありません。
自分が打ったボールに対し、相手が行動を起こす
それに対し瞬間的にひらめいた選択肢に対し決然と行動する。
たとえば、パスを打つと思っていた相手のテイクバックで面が上を向く。
このケースで上を向くと、ロブだ。
ロブは後ろに上がるから、下がらなきゃいけない。
間に合うようならスマッシュの用意だ。
なんてひとつづつ考えていたら
スマッシュの用意をし始めたころにはロブがエースになっちゃいます。
テイクバックで面が上を → 後ろだ と一瞬で決めなくてはいけない。
花の色は・・ と来たら わが身
と、カルタのように短絡的に反応しないと、一気におばあさんになっちゃうのです?
考えるのは行動後、事件が終わった後です。
それはポイントの合間です。
その状況が初めてであれば、整理して自分の状況予測ファイルに保存する。
すでにファイルに入っている内容であれば
この試合の、この相手の癖として本日の注意事項ファイルに保存しておく。
それらがすべて、ひらめきの選択肢になる。
次に相手の分析。
どうゆう武器を持っているか?
どこから、どうゆうショット、どうゆうコースで打つ癖を持っているか?
これで選択肢をかなり絞り込むことができる。
もうひとつは、作戦計画。
今日、この相手に対する作戦方針を定めておく。
このファイルは状況の変化に応じ、随時、変更、上書きする。
これで、ひらめきの後の作戦開始命令が即座に出るようになる。
ここまで作業ができていえば
次にやることは、相手方にボールが行ったときに
相手を観察することにより
相手プレーの選択肢がひらめくようにすること。
具体的には、毎回、相手を見ながら
自分の頭に「なんだ?」
と問いかける、この繰り返しなんです。
今日は予測から、次の行動へというところまで一緒に書いちゃいましたが
実際のプレーではそこまでが一連の流れの中になければなりません。
安くしておきますのでセットで購入してください。
そうそう、膝です
おかげさまでかなりよくなってます。
まもなく、普通の状態に戻ると思いますので、バリバリ、テニスしましょう。
2010年04月19日
だから女子プロは両手で打つ、その3
昨日のブログ、『だから女子プロは両手で打つ、その2』に
『m』 さんからコメントをいただきました。
私の文章がまだるっこしかったせいか
少し誤解されているようなところもあるので
今日も続いて、その3、まとめに入ります。
次がそのコメントです。
はい。自分も良くパスで抜かれるんです。
そこそこのアプローチを打ったはずなのに…。
グリップと合わせてもう一歩前に詰められないか、見直してみます。
とのことです。
私の補足です。
そうなんです。
そこそこのアプローチでは抜かれちゃうんです。
昔はそこそこのアプローチを打ってネットでいざ勝負となったのですが
今はトップスピンが進歩して
少しでも余裕があるとほとんど抜かれてしまいます。
それは、リーチの広いコンチネンタルグリップのボレーでもそうです。
そして少しくらい前につめても抜かれます。
ですから現代のアプローチは
相手のバランスを完全に崩すようじゃなければなりません。
そうしてイージーボレーにしてしまえば
こちらのリーチの狭さはデメリットにならない
というのが、今回の主張なのです。
それと前につめすぎるとロブにやられますので、つめすぎるわけにもいきません。
それと、どうしてもパスとの勝負にこだわる方は
コンチネンタルグリップを採用して、少しでもリーチを稼ぐ必要があると思います。
この戦術とグリップの組み合わせをまとめますと
Aタイプ : 今より少しいいアプローチとコンチネンタル。
Bタイプ : 決め球に近いアプローチとイースタンフォア+両手バック。
ということになるんでしょうか。
『m』 さんからコメントをいただきました。
私の文章がまだるっこしかったせいか
少し誤解されているようなところもあるので
今日も続いて、その3、まとめに入ります。
次がそのコメントです。
はい。自分も良くパスで抜かれるんです。
そこそこのアプローチを打ったはずなのに…。
グリップと合わせてもう一歩前に詰められないか、見直してみます。
とのことです。
私の補足です。
そうなんです。
そこそこのアプローチでは抜かれちゃうんです。
昔はそこそこのアプローチを打ってネットでいざ勝負となったのですが
今はトップスピンが進歩して
少しでも余裕があるとほとんど抜かれてしまいます。
それは、リーチの広いコンチネンタルグリップのボレーでもそうです。
そして少しくらい前につめても抜かれます。
ですから現代のアプローチは
相手のバランスを完全に崩すようじゃなければなりません。
そうしてイージーボレーにしてしまえば
こちらのリーチの狭さはデメリットにならない
というのが、今回の主張なのです。
それと前につめすぎるとロブにやられますので、つめすぎるわけにもいきません。
それと、どうしてもパスとの勝負にこだわる方は
コンチネンタルグリップを採用して、少しでもリーチを稼ぐ必要があると思います。
この戦術とグリップの組み合わせをまとめますと
Aタイプ : 今より少しいいアプローチとコンチネンタル。
Bタイプ : 決め球に近いアプローチとイースタンフォア+両手バック。
ということになるんでしょうか。
2010年04月18日
だから女子プロは両手で打つ、その2
ネットプレーは決めに行くのだから
ボレーは決める力の入る打ち方をしなくてはいけない。
だからグリップも力の入りやすい
厚めのフォアハンドや両手のバックもありじゃないか
というのが前回の結論。
実は最近、特にそう思うようになってきているのです。
それというのは
ネットプレーとストロークの力関係が
どんどんストローク側優位になっているからなんです。
近年のプロテニスでは
サーブアンドボレーヤーが絶滅危惧種に指定されているのはご存知だと思います。
パスとボレーとの五分と五分のせめぎ合いもめっきり減っています。
五分と五分だと必ずパスに抜かれちゃうんです。
それくらいストロークが優位になっています。
ですから、ネットへ行くのは
1、サーブやストロークで打ち勝って、仕上げに行く。
2、意表をついて、突然いく。
3、短いボールを拾って、ほかに行き場所がないので。
のが多いのです。
3はどうなるかよくわかりませんが
1,2、の場合は甘いボールを確実にしとめることが重要。
リーチが広い必要はあまりないのです。
それと低いボールに対し、つなぎのボレーを打つには
コンチネンタルグリップが有利なのですが
つないだら次のボールで抜かれちゃうというのが
最近のプロの世界なのです。
まあ、そんなわけで
女子やアマチュアの男子の世界では
ボレーのグリップとしてコンチネンタルが必ずしも優位とは限らない
ということがわかっていただけると思います。
もちろんコンチでしっかり決めることができれば万能なので
できる人が無理に厚く持ち替える必要はありません。
ただ、現在、うまく決めるボレーが打てていない人は
選択肢のひとつとして考えてみてもいいことなのではないでしょうか。
ボレーは決める力の入る打ち方をしなくてはいけない。
だからグリップも力の入りやすい
厚めのフォアハンドや両手のバックもありじゃないか
というのが前回の結論。
実は最近、特にそう思うようになってきているのです。
それというのは
ネットプレーとストロークの力関係が
どんどんストローク側優位になっているからなんです。
近年のプロテニスでは
サーブアンドボレーヤーが絶滅危惧種に指定されているのはご存知だと思います。
パスとボレーとの五分と五分のせめぎ合いもめっきり減っています。
五分と五分だと必ずパスに抜かれちゃうんです。
それくらいストロークが優位になっています。
ですから、ネットへ行くのは
1、サーブやストロークで打ち勝って、仕上げに行く。
2、意表をついて、突然いく。
3、短いボールを拾って、ほかに行き場所がないので。
のが多いのです。
3はどうなるかよくわかりませんが
1,2、の場合は甘いボールを確実にしとめることが重要。
リーチが広い必要はあまりないのです。
それと低いボールに対し、つなぎのボレーを打つには
コンチネンタルグリップが有利なのですが
つないだら次のボールで抜かれちゃうというのが
最近のプロの世界なのです。
まあ、そんなわけで
女子やアマチュアの男子の世界では
ボレーのグリップとしてコンチネンタルが必ずしも優位とは限らない
ということがわかっていただけると思います。
もちろんコンチでしっかり決めることができれば万能なので
できる人が無理に厚く持ち替える必要はありません。
ただ、現在、うまく決めるボレーが打てていない人は
選択肢のひとつとして考えてみてもいいことなのではないでしょうか。
2010年04月17日
寒い日は猫
今日はお休み、テニスは休業。
何でこんなに寒いのだろう。
うちの家族の内、特に寒がりの二人はここ。
ファンヒーターの上。
朝から暖房を入れっぱなしで
天板が暖かくなり、自然に眼も閉じてくる。
左側は、クーニャン
といっても男の子、食い意地の張ったやつだったので、こう命名した。
漢字では、「喰猫」と書く。
姑娘ではないのだ。
我が家で一番の強気の持ち主。 (乱暴者ともいう)
昔、東戸塚校、隣の建設現場
大きな声で鳴いていたので
現在、下川井校でヘッドコーチをしている
御子柴君が見かねて連れてきた。
その時、彼の手は血だらけだった。
右側が弟分の、ミュータン
ある年の寒い冬、東戸塚校の駐車場
私が昔乗っていたスカイラインのエンジンルームで泣いていた子猫。
情けない声、情けなさそうな顔
とっさにひらめいた、ミュータントからつけた名前。
今も同じ声で鳴く、我が家一の弱気の持ち主。
3番目の寒がりは私、隣のホットカーペットで
明日は暖か、印西のクラブでテニスするぞ。
何でこんなに寒いのだろう。
うちの家族の内、特に寒がりの二人はここ。
ファンヒーターの上。
朝から暖房を入れっぱなしで
天板が暖かくなり、自然に眼も閉じてくる。
左側は、クーニャン
といっても男の子、食い意地の張ったやつだったので、こう命名した。
漢字では、「喰猫」と書く。
姑娘ではないのだ。
我が家で一番の強気の持ち主。 (乱暴者ともいう)
昔、東戸塚校、隣の建設現場
大きな声で鳴いていたので
現在、下川井校でヘッドコーチをしている
御子柴君が見かねて連れてきた。
その時、彼の手は血だらけだった。
右側が弟分の、ミュータン
ある年の寒い冬、東戸塚校の駐車場
私が昔乗っていたスカイラインのエンジンルームで泣いていた子猫。
情けない声、情けなさそうな顔
とっさにひらめいた、ミュータントからつけた名前。
今も同じ声で鳴く、我が家一の弱気の持ち主。
3番目の寒がりは私、隣のホットカーペットで
明日は暖か、印西のクラブでテニスするぞ。
2010年04月16日
だから女子プロは両手で打つ、その1
ボレーというのは忙しいもんです。
ですから、持ち替えなしでいけると便利。
ボレーを、持ち替えなしにするやり方に3つあります。
1、コンチネンタルグリップで打つ。
(男子プロのほぼすべてと、女子の半分?)
2、フォアを厚めに、バックを両手で。
(女子の半分? と、ジミー・コナーズ)
3、ウェスタングリップ、片面ですべて。
(ソフトテニスはこれですね)
3番はすでにやってる人以外はパス。
(でも年配の方にはありですよね)
まあ、若い人なら普通は、1か2か ?
(厳密には右手は少し持ち替えるかも)
男子プロがなぜ1番なのかというと
コンチネンタルで打つと
リーチが広い
ローボレーが打ちやすい
スマッシュも打ちやすい
パワーも足りている。 (かなりの女子も)
次に女子が (特に日本の) 女子が2番を採用するのかというと
厚めのフォアや両手のバックを使うと
少しリーチは狭くなるが
決めるボレーに力が入りやすい
スマッシュは何とかする
ということだと思います。
力のある男子の場合、コンチネンタルでハイボレーをパンチできるなら
選択の余地はありません。
コンチ、絶対有利です。
(男子のほうが球も速く、忙しいし)
パンチの効いた、デントのミドルボレーの連続写真を味わってください。
じゃあ力の弱い女子や同じように力のないアマチュア男子は?
コンチで決められないなら、2番もありですよね。
もう一度、ネット近くに、何をしに出かけていくのか考えてみましょう。
そう、決めにいくんですよね。
じゃあ、決まらない打ち方してもしょうがないですよね。
だから、・・・・・
ですから、持ち替えなしでいけると便利。
ボレーを、持ち替えなしにするやり方に3つあります。
1、コンチネンタルグリップで打つ。
(男子プロのほぼすべてと、女子の半分?)
2、フォアを厚めに、バックを両手で。
(女子の半分? と、ジミー・コナーズ)
3、ウェスタングリップ、片面ですべて。
(ソフトテニスはこれですね)
3番はすでにやってる人以外はパス。
(でも年配の方にはありですよね)
まあ、若い人なら普通は、1か2か ?
(厳密には右手は少し持ち替えるかも)
男子プロがなぜ1番なのかというと
コンチネンタルで打つと
リーチが広い
ローボレーが打ちやすい
スマッシュも打ちやすい
パワーも足りている。 (かなりの女子も)
次に女子が (特に日本の) 女子が2番を採用するのかというと
厚めのフォアや両手のバックを使うと
少しリーチは狭くなるが
決めるボレーに力が入りやすい
スマッシュは何とかする
ということだと思います。
力のある男子の場合、コンチネンタルでハイボレーをパンチできるなら
選択の余地はありません。
コンチ、絶対有利です。
(男子のほうが球も速く、忙しいし)
パンチの効いた、デントのミドルボレーの連続写真を味わってください。
じゃあ力の弱い女子や同じように力のないアマチュア男子は?
コンチで決められないなら、2番もありですよね。
もう一度、ネット近くに、何をしに出かけていくのか考えてみましょう。
そう、決めにいくんですよね。
じゃあ、決まらない打ち方してもしょうがないですよね。
だから、・・・・・
2010年04月15日
スピンサーブの感じその2
『m』 さんから、こんなコメントをもらった。
うーん、なるほど。外旋+回外の動きが良く分かります。自分はスジガネ君ほど外旋+回外の動きがきちんとできてないなぁ・・・
投稿者 m 2010/04/15 01:45
開けてみると、先日の、『スピンサーブの感じ』ではなく
もっと昔、昨年5月の、『すじがね君に教わるスピンサーブ』 に対してだった。
自分でも読み直してみるとことごとく今回のと関連している。
理解を深めるのにもってこいと思い
再度、採り上げることにした。
スジガネ君がスピンサーブをどう感じているかは、難しい問題なのだが
これに関して、彼が第一人者であることは間違いない。
早速、もう一度登場してもらうことにした。
さてここからが解説。
紹介します、 『すじがね君』 です。
早速、松原テニスクラブ印西のハードコートに来てもらいスピンサーブをしてもらいます。
彼は肩関節に関しては、外旋、内旋ができるだけ
肘関節は90度で固定されており、前腕を回外、回内できるだけです。
後は上体を腰に対し回すことができます。
(彼の詳細については6月25日のブログに詳しく書きました)
まずは構え(手首をすでにスピンサーブ型に固定していることに注目)
横向きから前に向いていきながら、上腕を外旋して、ラケットをたらす。
どんどん前腕が回外し、ピークではここまで引く。
前向きで上体をブロックしながら、上腕を内旋していく、前腕は回内していく。
上体が前向きになりながら、振り上げていく。
上体を前向きにして、インパクト(少し下向きの面、手首は硬く)
強烈に内旋、回内しながら、フィニッシュ。
どうです一流プロのスピンサーブと同じでしょ。
上体を回すことと、肩関節を内外旋、前腕を回内しただけです。
流れの意味を詳しく言うと、内旋、回内をしっかりやるためには
その前の、外旋、回外をしっかりやるということです。
『m』 さんもここを強く感じられたのだと思います。
もちろん人間だと腕はインパクトではもっと伸びていきます
でもこれだけはご勘弁
彼のひじは90度の固定なんです。
(つまり、伸ばしていくのは重要ではないと考えたからなのですが)
最初の構想では、上体をまわし、そして、止めることにより
ばねの力で自動的にスウィングするようにと考えましたが
ラケットが重すぎ、とても無理。
ロボット製作の難しさを痛感しました。
まあ、それでも、外旋、内旋、回外、回内だけでほとんどやれるということは示してくれました。
肩をまわす必要はないのです。
うーん、なるほど。外旋+回外の動きが良く分かります。自分はスジガネ君ほど外旋+回外の動きがきちんとできてないなぁ・・・
投稿者 m 2010/04/15 01:45
開けてみると、先日の、『スピンサーブの感じ』ではなく
もっと昔、昨年5月の、『すじがね君に教わるスピンサーブ』 に対してだった。
自分でも読み直してみるとことごとく今回のと関連している。
理解を深めるのにもってこいと思い
再度、採り上げることにした。
スジガネ君がスピンサーブをどう感じているかは、難しい問題なのだが
これに関して、彼が第一人者であることは間違いない。
早速、もう一度登場してもらうことにした。
さてここからが解説。
紹介します、 『すじがね君』 です。
早速、松原テニスクラブ印西のハードコートに来てもらいスピンサーブをしてもらいます。
彼は肩関節に関しては、外旋、内旋ができるだけ
肘関節は90度で固定されており、前腕を回外、回内できるだけです。
後は上体を腰に対し回すことができます。
(彼の詳細については6月25日のブログに詳しく書きました)
まずは構え(手首をすでにスピンサーブ型に固定していることに注目)
横向きから前に向いていきながら、上腕を外旋して、ラケットをたらす。
どんどん前腕が回外し、ピークではここまで引く。
前向きで上体をブロックしながら、上腕を内旋していく、前腕は回内していく。
上体が前向きになりながら、振り上げていく。
上体を前向きにして、インパクト(少し下向きの面、手首は硬く)
強烈に内旋、回内しながら、フィニッシュ。
どうです一流プロのスピンサーブと同じでしょ。
上体を回すことと、肩関節を内外旋、前腕を回内しただけです。
流れの意味を詳しく言うと、内旋、回内をしっかりやるためには
その前の、外旋、回外をしっかりやるということです。
『m』 さんもここを強く感じられたのだと思います。
もちろん人間だと腕はインパクトではもっと伸びていきます
でもこれだけはご勘弁
彼のひじは90度の固定なんです。
(つまり、伸ばしていくのは重要ではないと考えたからなのですが)
最初の構想では、上体をまわし、そして、止めることにより
ばねの力で自動的にスウィングするようにと考えましたが
ラケットが重すぎ、とても無理。
ロボット製作の難しさを痛感しました。
まあ、それでも、外旋、内旋、回外、回内だけでほとんどやれるということは示してくれました。
肩をまわす必要はないのです。
2010年04月14日
地球を2週分?
私の愛車君
以前にフランス製の靴がよかった話で一度、登場している。
今回はメーターの話。
実際はタイヤが回った量の話なのだが
昨日、帰宅したときに見るとこの距離。
もうちょっとで8万キロ。
朝、忘れずに記念撮影? 79999Km
そして、100mほど走行。
再びの記念撮影。
5年と2ヶ月で8万キロメートル。
2ヶ月前に車検を取ったので後2年は乗るはずだ。
8万キロというと地球を縦に2週する距離だ。
故障もせず、よく走ってくれる。
うんちく話になってしまうが
昔、メートル法を作るのに、子午線の長さ、北極から赤道までを1万キロメートルと定めた。
だから地球を縦に一回りすれば4万キロなのだ。
理屈としては確かにそうなのだが
でも、縦に走るのはいかにもまずい。
愛車がアジア大陸を横方向に走破するのなら、なんとなくイメージがわく。
2周くらいはいけそうな気がする。
(横方向に回ると地球は遠心力で膨れているので、こちらのほうが少し長いらしいのだが)
だが縦にとなると、北極は? 南極は?
となって、ぴんとこないからちょっと不思議。
とにかく、車はタクラマカン砂漠を横に走らなくてはいけない。
あの、間寛平さんも横向きに走っている。
(いま、アースマラソンでイランを過ぎトルクメニスタン辺りらしい)
太平洋は? なんて野暮なことは考えなくていいのだ。
以前にフランス製の靴がよかった話で一度、登場している。
今回はメーターの話。
実際はタイヤが回った量の話なのだが
昨日、帰宅したときに見るとこの距離。
もうちょっとで8万キロ。
朝、忘れずに記念撮影? 79999Km
そして、100mほど走行。
再びの記念撮影。
5年と2ヶ月で8万キロメートル。
2ヶ月前に車検を取ったので後2年は乗るはずだ。
8万キロというと地球を縦に2週する距離だ。
故障もせず、よく走ってくれる。
うんちく話になってしまうが
昔、メートル法を作るのに、子午線の長さ、北極から赤道までを1万キロメートルと定めた。
だから地球を縦に一回りすれば4万キロなのだ。
理屈としては確かにそうなのだが
でも、縦に走るのはいかにもまずい。
愛車がアジア大陸を横方向に走破するのなら、なんとなくイメージがわく。
2周くらいはいけそうな気がする。
(横方向に回ると地球は遠心力で膨れているので、こちらのほうが少し長いらしいのだが)
だが縦にとなると、北極は? 南極は?
となって、ぴんとこないからちょっと不思議。
とにかく、車はタクラマカン砂漠を横に走らなくてはいけない。
あの、間寛平さんも横向きに走っている。
(いま、アースマラソンでイランを過ぎトルクメニスタン辺りらしい)
太平洋は? なんて野暮なことは考えなくていいのだ。
2010年04月13日
両手打ちは腕を固める
先日7大学OB対抗戦の折、先輩から両手打ちについて聞かれた。
両手打ちバックが簡単にできるか?
ということなのだが。
もちろん、簡単ですと答えた。
素振りしてもらうと手首をやわらかく使って
ラケットヘッドを加速しようとしているようだった。
プロは腕を固めて
もちろん手首も。
小さなスウィングで打つ、ということを説明して、納得してもらった。
実は両手打ちが易しいことの一番の理由がこれなのだ。
小さな、短時間のスウィングでいいということが
準備時間の少なさに通じ
タイミングあわせのエラーを少なくしている。
テニスがなぜ難しいのかといえば
ラケットの長さがあるためスウィングするのに時間がかかる。
そのためにインパクトから時間を逆算して振りはじめなければならない。
そしてぴったりのインパクト。
これが狂うと小手先の調整や、姿勢の変更が必要になり
それがエラーにつながる。
だからスウィング時間が一番長い、片手バックのトップスピンが
習得するのに一番時間がかかるのだ。
下手をすると一生習得できない。
そんなわけで両手打ち。
アガシの両手バックを連続写真と動画で味わってみよう。
腕の形を決めたまま、引いて、ヒット。
とってもシンプルでしょう。
上体の回転も横向きから打ち終わったころ前向きになる程度。
とにかく、両手打ちは、腕を固め、小さく、シンプルに、なのです。
両手打ちバックが簡単にできるか?
ということなのだが。
もちろん、簡単ですと答えた。
素振りしてもらうと手首をやわらかく使って
ラケットヘッドを加速しようとしているようだった。
プロは腕を固めて
もちろん手首も。
小さなスウィングで打つ、ということを説明して、納得してもらった。
実は両手打ちが易しいことの一番の理由がこれなのだ。
小さな、短時間のスウィングでいいということが
準備時間の少なさに通じ
タイミングあわせのエラーを少なくしている。
テニスがなぜ難しいのかといえば
ラケットの長さがあるためスウィングするのに時間がかかる。
そのためにインパクトから時間を逆算して振りはじめなければならない。
そしてぴったりのインパクト。
これが狂うと小手先の調整や、姿勢の変更が必要になり
それがエラーにつながる。
だからスウィング時間が一番長い、片手バックのトップスピンが
習得するのに一番時間がかかるのだ。
下手をすると一生習得できない。
そんなわけで両手打ち。
アガシの両手バックを連続写真と動画で味わってみよう。
腕の形を決めたまま、引いて、ヒット。
とってもシンプルでしょう。
上体の回転も横向きから打ち終わったころ前向きになる程度。
とにかく、両手打ちは、腕を固め、小さく、シンプルに、なのです。
2010年04月12日
ポーチの要領
1週間ほど前に、『ぼこびっち』 さんから質問をいただいていました。
以下がそのコメントの全文です。
ポーチについて考えるこの頃です。
特にフォアボレーのポーチです。
バックボレーに比べるとポーチできる範囲が狭いように思います。
ポジショニング、動き出しのタイミング等々ポーチのコツを教えて
頂ければと思います。
投稿者 ぼこびっち 2010/04/05 21:07
私の考えです。
フォア、バックの違いですが
確かにフォアは少しだけ届きにくいかもしれません。
これは右足を踏み込む場合、窮屈になりますのでどうしようもありません。
私もやっているのですが
少しだけフォア側にポジションを移したらどうですか。
バックはどうせ届きやすいわけですから、これでOK。
次に動き方です
音もなく、流れるようにサイドステップでスタート。
次に電光石火のクロスステップ。
これでたいてい届きます。
鈴木貴男、ボレーの連続写真を見てください。
これはシングルスでのボレーなのですが
ダブルスのポーチと同じような動き方なのです。
最初のサイドステップの右足を動かしたところからだと思ってみてください。
動く方向ですが
なるべく前に、ネットにつめましょう。
そうすれば
決める範囲が広くなるし
守備範囲が狭くなって、届きやすくもなります。
それと、ダブルスならではの事情
相手ネットマンに返球をあきらめさせます。
近くから怖い顔で打たれたら逃げますよね。
その後で情けないボールが飛んで行ってもOK。
最後にスタートのタイミングですが
原則は、相手が振りはじめて、コース変更ができなくなった瞬間でしょう。
しかし、あくまでも原則。
レシーバーが気にしていないようなら、相当早めにスタートしても大丈夫です。
逆に、すでに何度もポーチしていたり
雰囲気がポーチ丸見えの落ち着きのなさだったりすると
かなり遅めのスタートでもばれることがあります。
たくさんやって、身につけるしかないかもしれませんね。
それと何事もないという雰囲気を出す演技力も必要です。
強気で行きましょう。
以下がそのコメントの全文です。
ポーチについて考えるこの頃です。
特にフォアボレーのポーチです。
バックボレーに比べるとポーチできる範囲が狭いように思います。
ポジショニング、動き出しのタイミング等々ポーチのコツを教えて
頂ければと思います。
投稿者 ぼこびっち 2010/04/05 21:07
私の考えです。
フォア、バックの違いですが
確かにフォアは少しだけ届きにくいかもしれません。
これは右足を踏み込む場合、窮屈になりますのでどうしようもありません。
私もやっているのですが
少しだけフォア側にポジションを移したらどうですか。
バックはどうせ届きやすいわけですから、これでOK。
次に動き方です
音もなく、流れるようにサイドステップでスタート。
次に電光石火のクロスステップ。
これでたいてい届きます。
鈴木貴男、ボレーの連続写真を見てください。
これはシングルスでのボレーなのですが
ダブルスのポーチと同じような動き方なのです。
最初のサイドステップの右足を動かしたところからだと思ってみてください。
動く方向ですが
なるべく前に、ネットにつめましょう。
そうすれば
決める範囲が広くなるし
守備範囲が狭くなって、届きやすくもなります。
それと、ダブルスならではの事情
相手ネットマンに返球をあきらめさせます。
近くから怖い顔で打たれたら逃げますよね。
その後で情けないボールが飛んで行ってもOK。
最後にスタートのタイミングですが
原則は、相手が振りはじめて、コース変更ができなくなった瞬間でしょう。
しかし、あくまでも原則。
レシーバーが気にしていないようなら、相当早めにスタートしても大丈夫です。
逆に、すでに何度もポーチしていたり
雰囲気がポーチ丸見えの落ち着きのなさだったりすると
かなり遅めのスタートでもばれることがあります。
たくさんやって、身につけるしかないかもしれませんね。
それと何事もないという雰囲気を出す演技力も必要です。
強気で行きましょう。
2010年04月11日
逆クロスを避けた?
昨日はOBによる7大学対抗戦に出場した。
卒業以来、初めて会う後輩や
現役の7大学対抗戦で負けた、名古屋のM先輩と話したり。
また、神様のように強かった九州のY先輩からは
「松原君、君のDVD、見たよ、なかなかよかったよ」
と声を掛けて頂いたり。
真剣な中にも和気あいあいの試合とその後の懇親パーティー。
楽しい1日を過ごしてきた。
コレは会場の大磯プリンスホテルのテニスコート。
応援をサボって散歩してきた時のもの。
海もきれいだ。
試合のほうは
ここ2週間くらい、膝を痛めていたので無理は出来ないのだが
何とかダブルス4試合を全勝でクリアーした。
フォアハンドの遠いボールに対して右足で踏ん張って打つと膝に負担がかかるので
なるべく、クローズド気味のスタンスで打つようにした。
だから、私としてはクロスうちに影響が出るのかと思っていたがどうやら違っていたようだ。
試合後の反省会(懇親会とも飲み会とも3次会ともいう)
N先輩から
「松原、今年は逆クロスほとんど打たなかったな」 といわれた。
逆クロスだと左半身を開いてオープンになる。
そんなつもりではなかったのだが
右足を軸にするのを無意識に避けたのかもしれない。
それとも動きと姿勢に自信がなかったので
スピンを多く掛けやすいクロス打ちを選択していたのか?
まあ、技術的な話しはともかく
無事、膝を悪化させずに乗り切って何より。
卒業以来、初めて会う後輩や
現役の7大学対抗戦で負けた、名古屋のM先輩と話したり。
また、神様のように強かった九州のY先輩からは
「松原君、君のDVD、見たよ、なかなかよかったよ」
と声を掛けて頂いたり。
真剣な中にも和気あいあいの試合とその後の懇親パーティー。
楽しい1日を過ごしてきた。
コレは会場の大磯プリンスホテルのテニスコート。
応援をサボって散歩してきた時のもの。
海もきれいだ。
試合のほうは
ここ2週間くらい、膝を痛めていたので無理は出来ないのだが
何とかダブルス4試合を全勝でクリアーした。
フォアハンドの遠いボールに対して右足で踏ん張って打つと膝に負担がかかるので
なるべく、クローズド気味のスタンスで打つようにした。
だから、私としてはクロスうちに影響が出るのかと思っていたがどうやら違っていたようだ。
試合後の反省会(懇親会とも飲み会とも3次会ともいう)
N先輩から
「松原、今年は逆クロスほとんど打たなかったな」 といわれた。
逆クロスだと左半身を開いてオープンになる。
そんなつもりではなかったのだが
右足を軸にするのを無意識に避けたのかもしれない。
それとも動きと姿勢に自信がなかったので
スピンを多く掛けやすいクロス打ちを選択していたのか?
まあ、技術的な話しはともかく
無事、膝を悪化させずに乗り切って何より。
2010年04月09日
トスを安定させる
『ヒロリン』 さんからコメントをいただきました。
サーブのトスについてです。
まずは読んでみて下さい。
また、初歩的な質問で済みません。。。
今、スライスサーブを練習中ですが、どうしてもトスが上手くいきません
、スライスサーブのときは若干斜め右前に上げると良いと思いますが、どうしても私が上げるトスは頭の真上に上がってしまい、上手くトスが上がりません、、、何かコツがあれば教えてくださいm(_ _)m
投稿者 ヒロリン 2010/04/07 18:12
私の答えです。
さて、サーブのトスですが
私も石器時代から上げ続けているのに、いまだに苦手です。
最近はうまく上がらないもんだと割り切ってやっており
その分、昔よりだいぶましになりました。
長年の修行で人間ができてきたのかもしれません。
どう考えるか、というのも解決のための1方法です。
ひとつ質問します
「あなたはトスだけの練習をしたらうまいですか?」
サーブさえ打たなければトスはうまい、という人がたくさんいます。
そう、トスだけ上げればいいのです。
それで、トスが終わったら、サーブする。
サーブのアクションのため上体が動きます。
ですからトスが影響を受け、狂います、というストーリー。
鈴木貴男のサービスフォームを見てください。
トスが上がるまで上体の向きがあまり動いていないでしょう。
次はヒンギスのサービスフォームを見てください。
(なぜか動画はバックハンドですが)
連続写真を見ると
二人とも、上体は少し動きますがゆったりですよね。
それとトスを上げる腕の動きもゆったりですよ。
トスが乱れる人は、上体がぴょこっと動く人が多いのです。
上体の動きでトスを上げるとそうなります。
腕だけでゆったり上げたほうがいいです。
そして肩の高さで離しましょう。
腕はもっと上まで動いていきますが
離す位置が高いと、ボールは後ろや左に行っちゃいますよ。
次にスライスサーブということで、トスは右前に上げるわけですが
右過ぎは構いません。
一番いい場所より右に上げるつもりで、少しくらい狂ってもいいや
というのはどうですか。
最後に、トスを失敗して上げなおすときです。
サーブの位置に入る動作やボールをコートにつく動作など
すべて、やり直すことが重要です。
位置につくところからすべてを一連の動作として行います。
相手の迷惑は考えないこと。
急いで上げなおすと余計悪くなります。
いくつも書きましたがすべてやってみるといいと思いますよ。
サーブのトスについてです。
まずは読んでみて下さい。
また、初歩的な質問で済みません。。。
今、スライスサーブを練習中ですが、どうしてもトスが上手くいきません
、スライスサーブのときは若干斜め右前に上げると良いと思いますが、どうしても私が上げるトスは頭の真上に上がってしまい、上手くトスが上がりません、、、何かコツがあれば教えてくださいm(_ _)m
投稿者 ヒロリン 2010/04/07 18:12
私の答えです。
さて、サーブのトスですが
私も石器時代から上げ続けているのに、いまだに苦手です。
最近はうまく上がらないもんだと割り切ってやっており
その分、昔よりだいぶましになりました。
長年の修行で人間ができてきたのかもしれません。
どう考えるか、というのも解決のための1方法です。
ひとつ質問します
「あなたはトスだけの練習をしたらうまいですか?」
サーブさえ打たなければトスはうまい、という人がたくさんいます。
そう、トスだけ上げればいいのです。
それで、トスが終わったら、サーブする。
サーブのアクションのため上体が動きます。
ですからトスが影響を受け、狂います、というストーリー。
鈴木貴男のサービスフォームを見てください。
トスが上がるまで上体の向きがあまり動いていないでしょう。
次はヒンギスのサービスフォームを見てください。
(なぜか動画はバックハンドですが)
連続写真を見ると
二人とも、上体は少し動きますがゆったりですよね。
それとトスを上げる腕の動きもゆったりですよ。
トスが乱れる人は、上体がぴょこっと動く人が多いのです。
上体の動きでトスを上げるとそうなります。
腕だけでゆったり上げたほうがいいです。
そして肩の高さで離しましょう。
腕はもっと上まで動いていきますが
離す位置が高いと、ボールは後ろや左に行っちゃいますよ。
次にスライスサーブということで、トスは右前に上げるわけですが
右過ぎは構いません。
一番いい場所より右に上げるつもりで、少しくらい狂ってもいいや
というのはどうですか。
最後に、トスを失敗して上げなおすときです。
サーブの位置に入る動作やボールをコートにつく動作など
すべて、やり直すことが重要です。
位置につくところからすべてを一連の動作として行います。
相手の迷惑は考えないこと。
急いで上げなおすと余計悪くなります。
いくつも書きましたがすべてやってみるといいと思いますよ。
2010年04月08日
スピンサーブの感じ
スピンサーブというのは数あるテニス技術の中で、もっとも分かりにくいショットだろうと思う。
私も最初にスピンサーブに挑んだ頃は
膝の屈伸、上体のそらしからの引き上げ、そして腕の伸ばし。
とっても頑張ったものだ。 (その割には・・・)
そしてある日、ボールが勢いよく飛んで、キックしている。
さらに、キックしている時は前腕を回外、回内を強く使っているのだと気がついた。
さて、この技術を分かりにくくさせているのが複雑なラケットの動き。
特に外から他人の動きを見ても分かりにくくするだけ
いっそ自分から見た絵が載せられないかと思ったのが今日の企画。
斬新なアングルと摩訶不思議な絵をご覧下さい。
まずは、ここが打点です。
打球方向の真後ろから、しかも下からの撮影です。
さすがに目から見た絵は出せないし、顔の後ろのラケット面は見えない。
それでは動きを追います。
そうそう分かりやすくするため、本当は上体が横向きから前向きに動いて行くのですが
それをなくして撮影しました。
前向きのまんまです。
ラケットは前から上げ、後ろに外旋、回外しながら落としていきます。
コレが落としていく途中。
さらに回外して面が左に振り出されて落ちて行きます。
さらに落ちて、さらに左にラケット面が振り出され
そこから、逆方向、内旋、回内しながら上がっていきます。
コレは実は2枚目の写真と同じもの。
さらに、内旋、回内しながら、特に強烈に回内しながらインパクト。
ボールの右上側をヒットするつもりで打ちます。
そのまま一気にフォロー。
強烈に回内の結果、ラケットは右側に振り出されます。
そしてインパクト付近で、強烈に腕を引っ張り込みますので
この後、腕はさらに縮んでいきます。
2枚目、4枚目に同じ写真を使ったのは
スウィングを前から引いて、往復運動にしたいから。
前から引いてきたので
前から落としてきたので
3枚目のラケットヘッドが右側に振り出される状況が作れるのです。
そしてこの形から打つとほぼ確実にキックします。
午後遅く、空は明るいのにという状況で撮ったので
摩訶不思議な絵になりました。
決して、モデルの田村コーチが暗いわけではないのです。
私も最初にスピンサーブに挑んだ頃は
膝の屈伸、上体のそらしからの引き上げ、そして腕の伸ばし。
とっても頑張ったものだ。 (その割には・・・)
そしてある日、ボールが勢いよく飛んで、キックしている。
さらに、キックしている時は前腕を回外、回内を強く使っているのだと気がついた。
さて、この技術を分かりにくくさせているのが複雑なラケットの動き。
特に外から他人の動きを見ても分かりにくくするだけ
いっそ自分から見た絵が載せられないかと思ったのが今日の企画。
斬新なアングルと摩訶不思議な絵をご覧下さい。
まずは、ここが打点です。
打球方向の真後ろから、しかも下からの撮影です。
さすがに目から見た絵は出せないし、顔の後ろのラケット面は見えない。
それでは動きを追います。
そうそう分かりやすくするため、本当は上体が横向きから前向きに動いて行くのですが
それをなくして撮影しました。
前向きのまんまです。
ラケットは前から上げ、後ろに外旋、回外しながら落としていきます。
コレが落としていく途中。
さらに回外して面が左に振り出されて落ちて行きます。
さらに落ちて、さらに左にラケット面が振り出され
そこから、逆方向、内旋、回内しながら上がっていきます。
コレは実は2枚目の写真と同じもの。
さらに、内旋、回内しながら、特に強烈に回内しながらインパクト。
ボールの右上側をヒットするつもりで打ちます。
そのまま一気にフォロー。
強烈に回内の結果、ラケットは右側に振り出されます。
そしてインパクト付近で、強烈に腕を引っ張り込みますので
この後、腕はさらに縮んでいきます。
2枚目、4枚目に同じ写真を使ったのは
スウィングを前から引いて、往復運動にしたいから。
前から引いてきたので
前から落としてきたので
3枚目のラケットヘッドが右側に振り出される状況が作れるのです。
そしてこの形から打つとほぼ確実にキックします。
午後遅く、空は明るいのにという状況で撮ったので
摩訶不思議な絵になりました。
決して、モデルの田村コーチが暗いわけではないのです。
2010年04月07日
ベスト8
先日、松原テニスクラブ印西の会員、Oさんに声をかけられた。
「松原さん、いよいよベスト8ですね」
そう、このテニス365ネットのブログランキング
その日、7位にランクアップしていたのだ。
しかしさすがにテニスマンのOさん
トーナメントで4回戦を勝ち上がって、いよいよ2週目に突入
準々決勝進出、ベスト8入りという感じなのだ。
そういわれてみるとなんだか本当に勝ち上がったみたいでちょっとうれしい感じ。
普通の世の中では50位以内とか、ベスト10に入ったとかが基準なんだと思うが
テニス界ではやはり16本、8本、4本なんだろうか?
ちょっと昔話になるが
大昔、石器時代よりは少し手前、現役で試合に出ていたころ
国内のテニス界にランキングプレーヤーという人たちがいた。
確かそのころは、日本庭球協会で年間のランキングをつけており
それが男子シングルスで16位までだったと思う。
全日本選手権でベスト16に残ればランクインできる。
だから、ランキングプレーヤーというのは一流の称号だったのだ。
若いころ、何とかしてそこまで行きたいと思っていたことを思い出した。
さて、先ほどの、Oさんの話、続きがあるのだ。
「ついにDRKさんに勝ちましたね」
『DRK』 さん というのは東京を中心にスクールを運営している
同業他社さんのスタッフで
日本テニス事業協会でよくお会いする方なのだ。
クラブで、Oさんとブログの話をしていたときに
この2つのブログはよく知っている人たちなんですよとお話していた方たちのうちの1人。
Oさんも気にしていてくれたようだ。
もう1人はご存知、第1シードに君臨する 『ためにならないブログ』 さん。
この二人のブログは私もほぼ毎日見ているが
大変面白いし、同業者でもあるのでいつも参考にさせてもらっている。
さて、『DRK』 さんとのデッドヒート。
抜きつ、抜かれつを繰り返しながら、今週
なんと、私のブログが4位、DRKさんが5位にいるじゃありませんか。
ほんのかすかな差なのだが
Oさん流だと、私がベスト4入り、DRKさんはベスト8
ということになるのだろうか?
次に、会うとき、Oさんが何と言うか、楽しみだ。
「松原さん、いよいよベスト8ですね」
そう、このテニス365ネットのブログランキング
その日、7位にランクアップしていたのだ。
しかしさすがにテニスマンのOさん
トーナメントで4回戦を勝ち上がって、いよいよ2週目に突入
準々決勝進出、ベスト8入りという感じなのだ。
そういわれてみるとなんだか本当に勝ち上がったみたいでちょっとうれしい感じ。
普通の世の中では50位以内とか、ベスト10に入ったとかが基準なんだと思うが
テニス界ではやはり16本、8本、4本なんだろうか?
ちょっと昔話になるが
大昔、石器時代よりは少し手前、現役で試合に出ていたころ
国内のテニス界にランキングプレーヤーという人たちがいた。
確かそのころは、日本庭球協会で年間のランキングをつけており
それが男子シングルスで16位までだったと思う。
全日本選手権でベスト16に残ればランクインできる。
だから、ランキングプレーヤーというのは一流の称号だったのだ。
若いころ、何とかしてそこまで行きたいと思っていたことを思い出した。
さて、先ほどの、Oさんの話、続きがあるのだ。
「ついにDRKさんに勝ちましたね」
『DRK』 さん というのは東京を中心にスクールを運営している
同業他社さんのスタッフで
日本テニス事業協会でよくお会いする方なのだ。
クラブで、Oさんとブログの話をしていたときに
この2つのブログはよく知っている人たちなんですよとお話していた方たちのうちの1人。
Oさんも気にしていてくれたようだ。
もう1人はご存知、第1シードに君臨する 『ためにならないブログ』 さん。
この二人のブログは私もほぼ毎日見ているが
大変面白いし、同業者でもあるのでいつも参考にさせてもらっている。
さて、『DRK』 さんとのデッドヒート。
抜きつ、抜かれつを繰り返しながら、今週
なんと、私のブログが4位、DRKさんが5位にいるじゃありませんか。
ほんのかすかな差なのだが
Oさん流だと、私がベスト4入り、DRKさんはベスト8
ということになるのだろうか?
次に、会うとき、Oさんが何と言うか、楽しみだ。
2010年04月06日
スピンサーブについて
3月27日に、『stone』 さんから質問をもらっていました。
ちゃんと説明するための用意に時間がかかってしまいました。
今日写真を撮って、イメージしてもらいやすいように考えてみました。
とりあえず、質問に一通り答えてみます。
次が、『stone』 さんからのコメント全文です。
松原コーチ いつもありがとうございます。
サーブも課題満載なのですが、振りきって入るセカンドサーブを習得するため、数ヶ月前からスピンサーブを練習中です。まだ上手く打てませんが、便乗質問致したく宜しくお願いします。
1.ジュースサイドとアドサイドからで、随分、サーブの感覚が異なります。ジュースサイドの方がネットしやすかったり、狙った方向より左に行ったりして、打ちにくいと感じます。以前、スライスサーブとの比較でご解説頂いていますが、いま一度、お願いします。
2.スピンサーブにも色々あって、早くて急に落ちるようなサーブや山なりにドロンと落ちて高く跳ね上がるサーブもあります。打ち分けはどのようなイメージで行うと良いのでしょうか。
3.スライスと逆側にバウンドするキック(ツイスト)サーブはスピンサーブの延長上の技術と考えて良いのでしょうか。もしそうならコツを教えて下さい。
4.私は体を反らしてラケットがベースラインと平行に横になったところでインパクトして、そこから振り上げるイメージでサーブしているのですが、それで良いのでしょうか。まだ鋭くないのですがいちようスピン回転しているようです。
以上、宜しくお願い致します。
投稿者 stone 2010/03/27 18:09
私の答えです。
2番と3番についてまずお話します。
これがスピンサーブの定義になると思いますので確認しておきます。
スピンサーブというのは一般的に、トップスピンがかかって落下していくサーブのことです。
左下から右上に、斜め45度方向にスピンをかけます。
この方向に回転量の多いサーブを打つとボールの回転がコート面をけり、右に跳ね上がります。
このことをキックするといいます。
スピードに対して回転が少なかったり
横方向の回転成分のほうが多かったりするとキックせず、左に曲がっていきます。
これくらいの向きでボールを捕らえると自然に斜め上向きの回転がかかります。
腕の屈伸で打っても、肩を中心に振り上げても、内旋と回内を使って打っても
この形で捕らえればスピンサーブになると思います。
ただ、パワーとスピン量、そして安定性、すべてを満たすためには
内旋と回内を使って打つのが効果的なので
プロはほとんどの人がそうしています。
その打ち方で、
かぶせ気味の面と後ろの打点をセットにして使えばスピンが多くなり
やや開いた面と前気味の打点のセットを使えばフラットに近くなりスピードが上がります。
ここで前後といっているのは、打球方向に対しての前後です。
この後ろというのを左と感ちがいする人が多いので念のため。
さて話を変えます。
この写真が打点だとすると
この画面の正面より少し左の方角にボールは飛び出していくと思います。
それは回転方向(スウィング方向)にボールが押し出されるからです。
ですから、4番の答えですが
感覚的に、アドコートでは
「ラケットがベースラインと平行に横になったところでインパクト」
というのはほぼ正しいと思います。
ですから、同じサーブをジュースコートで打つには
「ラケットがベースラインより30度くらい前向きになったところでインパクト」
というのがほぼ正解ではないでしょうか。
ということは、構えも同じように30度くらい左向きになるはずで
その話は、4月2日のブログのテーマです。
そちらを見てください。
もしもジュースコートでも
「ラケットがベースラインと平行に横になったところでインパクト」 したとすると
1番の両サイドでずいぶん感覚が違うということも納得がいきます。
もしもこの向き(の感覚)で打つのなら
よりサイドスピンをかけるか、スウィング方向を左に変えるかしなくてはいけないわけで
バックに入れることは難しくなり
すっぽ抜けが多くなり、
「狙った方向より左に行ったりして、打ちにくい」 と感じても不思議ではありません。
2番の、「スピンサーブにも色々あって」 という所の補足ですが
プロよりもアマチュアのほうがいろいろあると思います。
それは内旋、回内をプロはみんな使うし
アマチュアはうまく使えない人もいるということだと思います。
この、内旋、回内を使ったスピンサーブは次回に
今日撮った写真を使って解説します。
ちゃんと説明するための用意に時間がかかってしまいました。
今日写真を撮って、イメージしてもらいやすいように考えてみました。
とりあえず、質問に一通り答えてみます。
次が、『stone』 さんからのコメント全文です。
松原コーチ いつもありがとうございます。
サーブも課題満載なのですが、振りきって入るセカンドサーブを習得するため、数ヶ月前からスピンサーブを練習中です。まだ上手く打てませんが、便乗質問致したく宜しくお願いします。
1.ジュースサイドとアドサイドからで、随分、サーブの感覚が異なります。ジュースサイドの方がネットしやすかったり、狙った方向より左に行ったりして、打ちにくいと感じます。以前、スライスサーブとの比較でご解説頂いていますが、いま一度、お願いします。
2.スピンサーブにも色々あって、早くて急に落ちるようなサーブや山なりにドロンと落ちて高く跳ね上がるサーブもあります。打ち分けはどのようなイメージで行うと良いのでしょうか。
3.スライスと逆側にバウンドするキック(ツイスト)サーブはスピンサーブの延長上の技術と考えて良いのでしょうか。もしそうならコツを教えて下さい。
4.私は体を反らしてラケットがベースラインと平行に横になったところでインパクトして、そこから振り上げるイメージでサーブしているのですが、それで良いのでしょうか。まだ鋭くないのですがいちようスピン回転しているようです。
以上、宜しくお願い致します。
投稿者 stone 2010/03/27 18:09
私の答えです。
2番と3番についてまずお話します。
これがスピンサーブの定義になると思いますので確認しておきます。
スピンサーブというのは一般的に、トップスピンがかかって落下していくサーブのことです。
左下から右上に、斜め45度方向にスピンをかけます。
この方向に回転量の多いサーブを打つとボールの回転がコート面をけり、右に跳ね上がります。
このことをキックするといいます。
スピードに対して回転が少なかったり
横方向の回転成分のほうが多かったりするとキックせず、左に曲がっていきます。
これくらいの向きでボールを捕らえると自然に斜め上向きの回転がかかります。
腕の屈伸で打っても、肩を中心に振り上げても、内旋と回内を使って打っても
この形で捕らえればスピンサーブになると思います。
ただ、パワーとスピン量、そして安定性、すべてを満たすためには
内旋と回内を使って打つのが効果的なので
プロはほとんどの人がそうしています。
その打ち方で、
かぶせ気味の面と後ろの打点をセットにして使えばスピンが多くなり
やや開いた面と前気味の打点のセットを使えばフラットに近くなりスピードが上がります。
ここで前後といっているのは、打球方向に対しての前後です。
この後ろというのを左と感ちがいする人が多いので念のため。
さて話を変えます。
この写真が打点だとすると
この画面の正面より少し左の方角にボールは飛び出していくと思います。
それは回転方向(スウィング方向)にボールが押し出されるからです。
ですから、4番の答えですが
感覚的に、アドコートでは
「ラケットがベースラインと平行に横になったところでインパクト」
というのはほぼ正しいと思います。
ですから、同じサーブをジュースコートで打つには
「ラケットがベースラインより30度くらい前向きになったところでインパクト」
というのがほぼ正解ではないでしょうか。
ということは、構えも同じように30度くらい左向きになるはずで
その話は、4月2日のブログのテーマです。
そちらを見てください。
もしもジュースコートでも
「ラケットがベースラインと平行に横になったところでインパクト」 したとすると
1番の両サイドでずいぶん感覚が違うということも納得がいきます。
もしもこの向き(の感覚)で打つのなら
よりサイドスピンをかけるか、スウィング方向を左に変えるかしなくてはいけないわけで
バックに入れることは難しくなり
すっぽ抜けが多くなり、
「狙った方向より左に行ったりして、打ちにくい」 と感じても不思議ではありません。
2番の、「スピンサーブにも色々あって」 という所の補足ですが
プロよりもアマチュアのほうがいろいろあると思います。
それは内旋、回内をプロはみんな使うし
アマチュアはうまく使えない人もいるということだと思います。
この、内旋、回内を使ったスピンサーブは次回に
今日撮った写真を使って解説します。
2010年04月05日
右膝を痛めてしまった
右膝を痛めたため、少しだけおとなしくしている。
日曜日も印西のクラブに行く予定だったが中止。
代わりに接骨院に行った。
診断は関節というより、右大腿四頭筋の疲労。
膝のお皿が右のほうが上がっている。
膝にくっついている付近が凝り固まっているらしい。
それと、私の筋肉は左足のほうが発達しているらしい。
なんと左右の足の太さの違いを指摘された。
(おぬし、若いのになかなかやるな)
ただでさえ弱いほうの足を使いすぎたのでは、ということらしい。
低周波治療器の、ピックン、ピックン、から始まり。
機械を3台ほどはしご。
だんだん周波数が上がっていく。
最後の機械は、診断機能も持った優れものとのこと。
その後、マッサージしてもらい、痛みが少し軽くなった。
直ったら、ストレッチと筋肉の強化が必要なようだ。
さて、何で左右の足の出来が違うのか?
テニスの変化のせいかもしれない。
何せ、石器時代からテニスをしている私のこと。
大昔と現代ではテニスの内容がずいぶん変わっているのだ。
考えてみれば、昔は、左足を踏ん張ることが多かった。
サーブは左が軸足で、ほとんどこれ一本で飛び上がってサーブする。
フォアハンドは左足で体重を受け止めるように、クローズドで打っていた。
バックハンドは右足を踏み込むのだが
昔はスライスが多く、パワーはあまり必要としない。
若いころはこれで、左足を発達させていたのか?
それに対し、現代は
フォアハンドは右足を軸にしたオープンスタンスがメイン。
最近は特に右足踏み切り右足着地で打つ、クロスのハードヒットが多い。
バックハンドもトップスピンの比率が増え
右足の踏ん張りもスライスと比べ相当に強くなっている。
サーブは、打ち方そのものはあまり変わらないのだが
昔に比べればサーブに頼らない(頼れない)ので
とりあえず、ファーストを入れておくというパターンが多い。
なんて、なんて、考えていくと
ただでさえ、フォアハンドに頼っている私としては、相当に右足を酷使しているわけだ。
反省、反省、まあ反省だけならサルでもできるわけで
現実の行動指針をしっかり作り直さなくてはいけない。
今日から
ストレッチをちゃんと、入念にやる。
筋力を鍛える。
クールダウンもまじめにやる。
以上宣言します。
日曜日も印西のクラブに行く予定だったが中止。
代わりに接骨院に行った。
診断は関節というより、右大腿四頭筋の疲労。
膝のお皿が右のほうが上がっている。
膝にくっついている付近が凝り固まっているらしい。
それと、私の筋肉は左足のほうが発達しているらしい。
なんと左右の足の太さの違いを指摘された。
(おぬし、若いのになかなかやるな)
ただでさえ弱いほうの足を使いすぎたのでは、ということらしい。
低周波治療器の、ピックン、ピックン、から始まり。
機械を3台ほどはしご。
だんだん周波数が上がっていく。
最後の機械は、診断機能も持った優れものとのこと。
その後、マッサージしてもらい、痛みが少し軽くなった。
直ったら、ストレッチと筋肉の強化が必要なようだ。
さて、何で左右の足の出来が違うのか?
テニスの変化のせいかもしれない。
何せ、石器時代からテニスをしている私のこと。
大昔と現代ではテニスの内容がずいぶん変わっているのだ。
考えてみれば、昔は、左足を踏ん張ることが多かった。
サーブは左が軸足で、ほとんどこれ一本で飛び上がってサーブする。
フォアハンドは左足で体重を受け止めるように、クローズドで打っていた。
バックハンドは右足を踏み込むのだが
昔はスライスが多く、パワーはあまり必要としない。
若いころはこれで、左足を発達させていたのか?
それに対し、現代は
フォアハンドは右足を軸にしたオープンスタンスがメイン。
最近は特に右足踏み切り右足着地で打つ、クロスのハードヒットが多い。
バックハンドもトップスピンの比率が増え
右足の踏ん張りもスライスと比べ相当に強くなっている。
サーブは、打ち方そのものはあまり変わらないのだが
昔に比べればサーブに頼らない(頼れない)ので
とりあえず、ファーストを入れておくというパターンが多い。
なんて、なんて、考えていくと
ただでさえ、フォアハンドに頼っている私としては、相当に右足を酷使しているわけだ。
反省、反省、まあ反省だけならサルでもできるわけで
現実の行動指針をしっかり作り直さなくてはいけない。
今日から
ストレッチをちゃんと、入念にやる。
筋力を鍛える。
クールダウンもまじめにやる。
以上宣言します。
2010年04月04日
大池公園の桜
近所の大池公園にオクサンと二人、花見に行って来た。
横浜市旭区にあり、正式には、『こども自然公園』 というのだそうだ。
たった今、知ったところ。
最寄り駅は相鉄線二俣川駅なのだが
うちから15分くらい歩くと裏口まで行ける。
裏口を入ってすぐにりすが迎えてくれた。
2匹いて、桜の花を食べていた。
尻尾が大きいので台湾リスだろうか?
桜山までのんびり歩いたら、凄い人、また人。
斜面を少し下り、桜の下から外れて腰を下ろす。
景色は横を見るので、ここで十分。
毎年、たいていこのあたりで昼ごはん。
桜山を下り、大池のほとり。
柳の木の新緑と桜の色が春。
帰り道には田んぼもあるのだが、まだ始まっていない。
途中、いろいろな花を見ながら、のーんびり帰る。
今日の写真はオクサンのオリンパスデジカメ。
シャッターを切ったのは私。
桜の色もちゃんと出ている。
そうか、カメラのせいか?
横浜市旭区にあり、正式には、『こども自然公園』 というのだそうだ。
たった今、知ったところ。
最寄り駅は相鉄線二俣川駅なのだが
うちから15分くらい歩くと裏口まで行ける。
裏口を入ってすぐにりすが迎えてくれた。
2匹いて、桜の花を食べていた。
尻尾が大きいので台湾リスだろうか?
桜山までのんびり歩いたら、凄い人、また人。
斜面を少し下り、桜の下から外れて腰を下ろす。
景色は横を見るので、ここで十分。
毎年、たいていこのあたりで昼ごはん。
桜山を下り、大池のほとり。
柳の木の新緑と桜の色が春。
帰り道には田んぼもあるのだが、まだ始まっていない。
途中、いろいろな花を見ながら、のーんびり帰る。
今日の写真はオクサンのオリンパスデジカメ。
シャッターを切ったのは私。
桜の色もちゃんと出ている。
そうか、カメラのせいか?
2010年04月03日
下川井の桜
昨日は大風の後
下川井テニスクラブでリトルクラスのレッスンだった。
クラブの入り口で大きな桜の木が迎えてくれる。
少し白っぽい、淡いピンク、きれいな色で満開。
これは入り口からコートとクラブハウスを見上げたところ。
しかし、空が明るすぎるせいなのか
写真にするとその色合いが出ない。
目で見てきた色と違う。
バックの景色のせいもあるのかと思い、反対側から見下ろして見ると。
こちらの桜の色は、目で見た感じにだいぶ近くなってきた。
だが桜の向こうに肉眼でははっきり見える保土ヶ谷バイパスが写っていない。
人間の目が凄いのか?
私のデジカメが悪いのか?
たぶん両方だと思う。
特に、桜の花のような微妙な色、淡い色はとても難しく感じる。
チューリップのようなはっきりした色ならもっと楽なんだろうが。
まあ、いつものフォームの写真なんかだと
田村コーチのウェアーの色合いが少しくらい違っていてもわからないし・・・・
下川井テニスクラブでリトルクラスのレッスンだった。
クラブの入り口で大きな桜の木が迎えてくれる。
少し白っぽい、淡いピンク、きれいな色で満開。
これは入り口からコートとクラブハウスを見上げたところ。
しかし、空が明るすぎるせいなのか
写真にするとその色合いが出ない。
目で見てきた色と違う。
バックの景色のせいもあるのかと思い、反対側から見下ろして見ると。
こちらの桜の色は、目で見た感じにだいぶ近くなってきた。
だが桜の向こうに肉眼でははっきり見える保土ヶ谷バイパスが写っていない。
人間の目が凄いのか?
私のデジカメが悪いのか?
たぶん両方だと思う。
特に、桜の花のような微妙な色、淡い色はとても難しく感じる。
チューリップのようなはっきりした色ならもっと楽なんだろうが。
まあ、いつものフォームの写真なんかだと
田村コーチのウェアーの色合いが少しくらい違っていてもわからないし・・・・
2010年04月02日
スピンサーブは前向きで
3月26日のブログでは、スピンサーブで回内をうんと使うという話を
3月27日のブログでは、だからインパクトで打球方向を向く
という話をしました。
今日その向きについて、ついに写真撮影に成功。
大風の余波で会員さんのいない東戸塚校のコートに遭遇
田村コーチを狩り出して、早速撮影会。
通常スピンサーバーの得意なアドコートから始める。
カメラの方向が打球方向。
この横向きの構えから、打球方向を向いてインパクト。
回内を効かせて、キックするようなサーブなら、この正面向き。
次にジュースコート
打球方向に対し同じ向きになるには、こんな構え。
打球方向から(カメラ方向から)見れば、アドコートと同じ絵のはず。
ラインの向きだけがカメラから見て違っている。
そうするとインパクトは前向きで
さっきのアドコートと同じ絵になるはず。 (ほぼ、いいか)
アッ、ちょっとクローズドだったかな (田村、もっと前向けって言っただろう)
ないしょ、内緒、ナイショ
とりあえず、ここまでは完璧な方向だとして
よくある間違いがこれ。
ラインに対して、アドコートと足の構えが同じ。
だから打球方向に対してはずいぶん違う。
そしてこんな向きでインパクト。
こちらのアドサイドに飛んで行きそう
とてもこちらに打ってくるようには見えない。
この写真はスピンサーブの打球面を作ってと注文したのでこうだが
もし、この向きからジュースコートに入れるとすると
サイドスピンをかけて打つしかなくなってしまう。
当然、回内を使わないようにして打つわけで
キックサーブにはならない。
スピンサーブは回内を効かし、打球方向を向いて打ちましょう。
3月27日のブログでは、だからインパクトで打球方向を向く
という話をしました。
今日その向きについて、ついに写真撮影に成功。
大風の余波で会員さんのいない東戸塚校のコートに遭遇
田村コーチを狩り出して、早速撮影会。
通常スピンサーバーの得意なアドコートから始める。
カメラの方向が打球方向。
この横向きの構えから、打球方向を向いてインパクト。
回内を効かせて、キックするようなサーブなら、この正面向き。
次にジュースコート
打球方向に対し同じ向きになるには、こんな構え。
打球方向から(カメラ方向から)見れば、アドコートと同じ絵のはず。
ラインの向きだけがカメラから見て違っている。
そうするとインパクトは前向きで
さっきのアドコートと同じ絵になるはず。 (ほぼ、いいか)
アッ、ちょっとクローズドだったかな (田村、もっと前向けって言っただろう)
ないしょ、内緒、ナイショ
とりあえず、ここまでは完璧な方向だとして
よくある間違いがこれ。
ラインに対して、アドコートと足の構えが同じ。
だから打球方向に対してはずいぶん違う。
そしてこんな向きでインパクト。
こちらのアドサイドに飛んで行きそう
とてもこちらに打ってくるようには見えない。
この写真はスピンサーブの打球面を作ってと注文したのでこうだが
もし、この向きからジュースコートに入れるとすると
サイドスピンをかけて打つしかなくなってしまう。
当然、回内を使わないようにして打つわけで
キックサーブにはならない。
スピンサーブは回内を効かし、打球方向を向いて打ちましょう。
2010年04月01日
ボレーは振りぬかない
どうも、ストローク、特にトップスピン系のショットが全盛のせいか
ボレーまで振り切ってしまう人が多いようだ。
時々、我々コーチの同業者の中には
「当てて、それからしっかり押す」 みたいな教え方をする人もいて
それを聞いた人がしっかり押し切ってしまうのかもしれない。
(もちろんうちのスクールの教え方は違います)
昨日、私のクラブ、松原テニスクラブ印西でプレー中
会員の女性とビジターで来てくれた男性、2人に対し同じアドバイスをした。
「ボレーや短いボールの処理で軽く返すときは、インパクトで止める感じで打つといいですよ」
止める感じで打つと、面がしっかり保ち、球筋が安定する。
これは、A・ロディック、バックハンド・ローボレーの連続写真と動画。
腕全体で振った後の (手首の角度一定でしょう)
見事な止めを感じてほしい。
しっかり引いて、腕全体でスウィング
インパクトで止めて、面を残す。
ところで、東戸塚でも気温が上がり、桜もだいぶ咲いてきた。
公園ではサラリーマンがシートを敷いて、お花見が始まっていた。
若手の男女社員二人、お酒とつまみをスーパーの袋にいっぱいぶら下げ
ニコニコ顔で通り過ぎていった。
東戸塚の街もようやく春。
ボレーまで振り切ってしまう人が多いようだ。
時々、我々コーチの同業者の中には
「当てて、それからしっかり押す」 みたいな教え方をする人もいて
それを聞いた人がしっかり押し切ってしまうのかもしれない。
(もちろんうちのスクールの教え方は違います)
昨日、私のクラブ、松原テニスクラブ印西でプレー中
会員の女性とビジターで来てくれた男性、2人に対し同じアドバイスをした。
「ボレーや短いボールの処理で軽く返すときは、インパクトで止める感じで打つといいですよ」
止める感じで打つと、面がしっかり保ち、球筋が安定する。
これは、A・ロディック、バックハンド・ローボレーの連続写真と動画。
腕全体で振った後の (手首の角度一定でしょう)
見事な止めを感じてほしい。
しっかり引いて、腕全体でスウィング
インパクトで止めて、面を残す。
ところで、東戸塚でも気温が上がり、桜もだいぶ咲いてきた。
公園ではサラリーマンがシートを敷いて、お花見が始まっていた。
若手の男女社員二人、お酒とつまみをスーパーの袋にいっぱいぶら下げ
ニコニコ顔で通り過ぎていった。
東戸塚の街もようやく春。