2010年04月24日
両手のリーチは狭い?
バックハンドの常識として
片手打ちはリーチが広く、両手は狭いというのがある。
先日も、どなたかののコメントで
「両手はリーチが狭いので」というのがあったので気になっていた。
本当に両手打ちはリーチが狭いのだろうか?
まず、両手と片手を比較する前提として、球質のことがある。
同じトップスピン同士、スライス同士で比較しなくてはフェアーではない。
次にプレーヤーとしての現実の対応。
男子の場合、ほぼ全員がスライスは片手で打つということ。
それは、トップスピンを両手で打つ人も片手で打つ人も同じということなのだ。
つまり、男子の場合、比較するのは
トップスピンかフラット気味のハードヒットでどちらのリーチが広いのかということ。
スライスの場合だが
片手打ちの場合、まっすぐ目いっぱい伸ばして取れるので
これ以上のリーチは考えられない。
だから男子の場合、両手打ちがメインの選手でも
スライスは片手で打つのだ。
女子選手では両手でスライスを打つ選手もいる。
その場合、スライスでは、両手打つより、片手打ちのほうがリーチが広い。
では改めて、トップスピン。
片手打ちの打点はここになる。
打点を前にとらなくては打てないため、手首に後ろ向きの角度が付いている。
次にこれが、同じ方向から見た、両手打ちの打点。
男子のプロは打点を引きつけ気味にし、手首を伸ばすのでこの形になる。
ごらんのように、明らかに両手打ちのほうがリーチが広い。
結論、『両手打ちはリーチが狭い』 は迷信だ。
(もちろんグリップがすごく厚ければ両手のリーチはもっと狭くなる)
ではなぜ、両手はリーチが狭く、片手は広い、という迷信ができたのだろう?
それは、片手スライスの打点を見てほしい。
先ほども触れたように
これの打点が一番遠い、つまりリーチが広い。
両手打ちが世間にはやりだしたころ
すでにテニスがうまかった人のバックはほぼ100%、スライスだったのだ。
だからその人たちから見れば
両手打ちの人はリーチが狭かったのだ。
(本当は両手の人も届かないときは片手スライスになるのだけど)
つまり、真実は
「両手打ちは、片手打ちのスライスよりリーチが狭い」
「トップスピン同士なら、両手のほうが広い」 なのだ。
片手打ちはリーチが広く、両手は狭いというのがある。
先日も、どなたかののコメントで
「両手はリーチが狭いので」というのがあったので気になっていた。
本当に両手打ちはリーチが狭いのだろうか?
まず、両手と片手を比較する前提として、球質のことがある。
同じトップスピン同士、スライス同士で比較しなくてはフェアーではない。
次にプレーヤーとしての現実の対応。
男子の場合、ほぼ全員がスライスは片手で打つということ。
それは、トップスピンを両手で打つ人も片手で打つ人も同じということなのだ。
つまり、男子の場合、比較するのは
トップスピンかフラット気味のハードヒットでどちらのリーチが広いのかということ。
スライスの場合だが
片手打ちの場合、まっすぐ目いっぱい伸ばして取れるので
これ以上のリーチは考えられない。
だから男子の場合、両手打ちがメインの選手でも
スライスは片手で打つのだ。
女子選手では両手でスライスを打つ選手もいる。
その場合、スライスでは、両手打つより、片手打ちのほうがリーチが広い。
では改めて、トップスピン。
片手打ちの打点はここになる。
打点を前にとらなくては打てないため、手首に後ろ向きの角度が付いている。
次にこれが、同じ方向から見た、両手打ちの打点。
男子のプロは打点を引きつけ気味にし、手首を伸ばすのでこの形になる。
ごらんのように、明らかに両手打ちのほうがリーチが広い。
結論、『両手打ちはリーチが狭い』 は迷信だ。
(もちろんグリップがすごく厚ければ両手のリーチはもっと狭くなる)
ではなぜ、両手はリーチが狭く、片手は広い、という迷信ができたのだろう?
それは、片手スライスの打点を見てほしい。
先ほども触れたように
これの打点が一番遠い、つまりリーチが広い。
両手打ちが世間にはやりだしたころ
すでにテニスがうまかった人のバックはほぼ100%、スライスだったのだ。
だからその人たちから見れば
両手打ちの人はリーチが狭かったのだ。
(本当は両手の人も届かないときは片手スライスになるのだけど)
つまり、真実は
「両手打ちは、片手打ちのスライスよりリーチが狭い」
「トップスピン同士なら、両手のほうが広い」 なのだ。