2010年09月30日
アウトサイドインいつ教える?
YSさんからアウトサイドインのスイングについて質問をいただきました。
以下がコメントの後半、質問部分です。
全部読みたい人はこちらへどうぞ。
・・・ 前略 ・・・
そこで、アウトサイドインのスイングをすると
特に力を入れなくても、楽に振って、いいボールが打てるように
なりました。まだまだ精度は低いですが。
そこで、ひとつ疑問があります。
例えば、テニス初心者に教える場合、どの時点で
アウトサイドインのスイングを指導すれば
よいのでしょうか?
周りのベテランの人をみても、後ろから前にスイングをしている
人が多いように思えます。
ベテランと言っても、市民大会でB,Cクラスです。
投稿者 YS 2010/09/29 10:18
私の答えです。
アウトサイドインのスウィングをいつ使うのかというと
トップスピン系の打ち方を始めるときだと思います。
薄いグリップでフラットに打つには、まっすぐでいいと思います。
ですから大人の初心者が最初に教わるのはこれだと思います。
その後、1ヶ月から2年後くらい
一生使わない人もいるし、初日からこれの力持ちもいるでしょう。
トップスピンをかける必要が出てきたら (強く打ちたくなったら)
トップスピンとセットで教えればいいと思います。
ついでにワイパースウィングというのも出てきます。
これは間違いなくアウトサイドインです。
これもそのタイミングで、お試しでいいからやってみるといいでしょう。
ワイパーでしか打てない、高い打点で
ゆっくりしたスウィングで打つことを薦めます。
上体の左にフィニッシュ出来るようにするといいですね。
また、ジュニアの場合ですが
グリップを厚めに持つし
現代はスポンジボールで始めることが多いので
コーチとラリーが続くようになり次第
トップスピンを教えればいいでしょう。
したがってジュニアの場合
かなり最初から、アウトサイドインのスウィングです。
以下がコメントの後半、質問部分です。
全部読みたい人はこちらへどうぞ。
・・・ 前略 ・・・
そこで、アウトサイドインのスイングをすると
特に力を入れなくても、楽に振って、いいボールが打てるように
なりました。まだまだ精度は低いですが。
そこで、ひとつ疑問があります。
例えば、テニス初心者に教える場合、どの時点で
アウトサイドインのスイングを指導すれば
よいのでしょうか?
周りのベテランの人をみても、後ろから前にスイングをしている
人が多いように思えます。
ベテランと言っても、市民大会でB,Cクラスです。
投稿者 YS 2010/09/29 10:18
私の答えです。
アウトサイドインのスウィングをいつ使うのかというと
トップスピン系の打ち方を始めるときだと思います。
薄いグリップでフラットに打つには、まっすぐでいいと思います。
ですから大人の初心者が最初に教わるのはこれだと思います。
その後、1ヶ月から2年後くらい
一生使わない人もいるし、初日からこれの力持ちもいるでしょう。
トップスピンをかける必要が出てきたら (強く打ちたくなったら)
トップスピンとセットで教えればいいと思います。
ついでにワイパースウィングというのも出てきます。
これは間違いなくアウトサイドインです。
これもそのタイミングで、お試しでいいからやってみるといいでしょう。
ワイパーでしか打てない、高い打点で
ゆっくりしたスウィングで打つことを薦めます。
上体の左にフィニッシュ出来るようにするといいですね。
また、ジュニアの場合ですが
グリップを厚めに持つし
現代はスポンジボールで始めることが多いので
コーチとラリーが続くようになり次第
トップスピンを教えればいいでしょう。
したがってジュニアの場合
かなり最初から、アウトサイドインのスウィングです。
2010年09月29日
打点まで見るのか?
『てつ』 さんから質問をいただきました。
かなり長いので短くしちゃいました。
全部見たい人はこちら。
以下がコメントの抜粋です。
フォアハンドストロークについて一つ質問があります。既に雑誌等で紹介されている
通りフェデラーやナダルはフォア・バックともストロークの際には極端なまでに打点
に顔を残します。これを実際真似てみますとフォアストロークの場合ですがバックア
ウトが頻発します(不思議なほど同程度のアウトボールになります。)。
・・・・・・ 中略
ボールを最後まで凝視し、ヒット後も顔を残すようにすると確かに厚い当たりを得ることができ、ボールの質も上がるような気がします。なんとかものにしたいと思って
いるのですが上記の問題があり悩んでおります。アドバイスお願いいたします。
投稿者 てつ 2010/09/28 20:14
私の答えです。
ボールを最後まで凝視し、ヒット後も顔を残すことと
いい打点でジャストミートすることとは両立しないと思います。
インパクトで真ん中に当たるかどうか
完璧なタイミングでヒットできるかは
その前、たぶん打点の50cm前くらいには決まっています。
そのとき入るはずの面とスウィングをしていたのだとすると
インパクトまでに修正するとエラーになると思います。
まして打点にボールが来るまで心配を続けると
打点が遅れ
それをラケット面の真ん中で捕らえようとすると
トップスピンであれば、上に向かうスウィング角度が大きくなります。
だから、正確にアウトします。
そもそも、フェデラーは打点までボールを見ているのでしょうか?
フェデラーがそう言ったのでしょうか?
それとも雑誌の解説者が机の上で考えたのでしょうか?
私は雑誌で逆の事しか書いたことがありません。
それとも、もしかしたら
打点まで見ても狂わないのが一流なのかもしれません。
これは私の写真です。
もう少し、顔が美しく撮れているといいのですが
何となく、顔が打点の方に向いているような気がします。
もちろんジャストミートの
私にしてはフルスウィング、しっかりクロスに決めた写真です。
しかし、私は打点のボールを見た記憶がないのです。
やはり我々凡人は最後まで見ないほうがいいと思います。
そのほうが変なエラーをせずにすみます。
実は今日も印西のクラブで
女性会員さんに打点までは見ないよう
アドバイスをしてきたばかりです。
追伸) 先日、大きくなっていた松原テニスクラブ印西の根性スイカ
その後、大きくなっていませんでした。
小さな方の2個は少し大きくなったよう。
いよいよ、次の土曜日に試食でしょうか。
かなり長いので短くしちゃいました。
全部見たい人はこちら。
以下がコメントの抜粋です。
フォアハンドストロークについて一つ質問があります。既に雑誌等で紹介されている
通りフェデラーやナダルはフォア・バックともストロークの際には極端なまでに打点
に顔を残します。これを実際真似てみますとフォアストロークの場合ですがバックア
ウトが頻発します(不思議なほど同程度のアウトボールになります。)。
・・・・・・ 中略
ボールを最後まで凝視し、ヒット後も顔を残すようにすると確かに厚い当たりを得ることができ、ボールの質も上がるような気がします。なんとかものにしたいと思って
いるのですが上記の問題があり悩んでおります。アドバイスお願いいたします。
投稿者 てつ 2010/09/28 20:14
私の答えです。
ボールを最後まで凝視し、ヒット後も顔を残すことと
いい打点でジャストミートすることとは両立しないと思います。
インパクトで真ん中に当たるかどうか
完璧なタイミングでヒットできるかは
その前、たぶん打点の50cm前くらいには決まっています。
そのとき入るはずの面とスウィングをしていたのだとすると
インパクトまでに修正するとエラーになると思います。
まして打点にボールが来るまで心配を続けると
打点が遅れ
それをラケット面の真ん中で捕らえようとすると
トップスピンであれば、上に向かうスウィング角度が大きくなります。
だから、正確にアウトします。
そもそも、フェデラーは打点までボールを見ているのでしょうか?
フェデラーがそう言ったのでしょうか?
それとも雑誌の解説者が机の上で考えたのでしょうか?
私は雑誌で逆の事しか書いたことがありません。
それとも、もしかしたら
打点まで見ても狂わないのが一流なのかもしれません。
これは私の写真です。
もう少し、顔が美しく撮れているといいのですが
何となく、顔が打点の方に向いているような気がします。
もちろんジャストミートの
私にしてはフルスウィング、しっかりクロスに決めた写真です。
しかし、私は打点のボールを見た記憶がないのです。
やはり我々凡人は最後まで見ないほうがいいと思います。
そのほうが変なエラーをせずにすみます。
実は今日も印西のクラブで
女性会員さんに打点までは見ないよう
アドバイスをしてきたばかりです。
追伸) 先日、大きくなっていた松原テニスクラブ印西の根性スイカ
その後、大きくなっていませんでした。
小さな方の2個は少し大きくなったよう。
いよいよ、次の土曜日に試食でしょうか。
2010年09月28日
ためブロさんのスライス
『ためにならないブログ』 を見ていたら
私のスライス話をほめてくれていた。
そこには彼のフォームが動画で出ており
自身の謙遜の言葉とともに
「松原コーチ、やっぱり改善の余地ありでしょうか?
解説いただけるとウレシイです。」
の言葉が。
実際のフォームをまな板に載せ、チクチクといたぶるのは
ケーススタディーとして便利なので早速使わせてもらうことにした。
これが、『ためブロ』さんのバックハンドスライス。
カシオのハイスピード・エクシリムの7倍の高速度撮影だろう。
実は私も同じシリーズを使っていて、とても重宝している。
さてフォームの解説。
前提として押さえておくが
これはあまり問題のないフォームだということ。
プロが、試合で使い、ちゃんと入り、別に困っていないショットのフォームだということ。
したがって、ぼろくそに言いつつも、それは重箱のスミを突っつくのだということ。
それでは早速、突っついてみよう。
まず、最初に感じたのは、上体の回転が多いということ。
打球方向への体重移動も少し大目かもしれない。
これは横方向のスウィング成分が強く、よりフラット気味に打つ場合の特徴。
比較として、フェデラーの高い打点での動画と連続写真を見てみよう。
スタンスは違うが、ほとんど上体が回転していないことがわかる。
フェデラーのスウィングのほうが、縦方向の要素が強いので回転が多い。
現代のプロはトップスピン系の強烈なスピードショットを持っているため
スライスはよりスライスらしく使うため、スピン量が多い。
そのため横方向のスウィング成分になる上体の回転をあまり使わない。
それと、体制を崩されたときにスライスを使うことも多いので
上体が打点のほうに前傾したまま打つこともよくある。
そのときは軸が曲がるので上体の回転は極力避けなければならない。
たぶん、ためブロさんも横に走らされたときは
クローズドスタンスになり、ここまでは上体の回転を使わないと思う。
次にテイクバック。
ためブロさんのテイクバックは
まず、横向きになり、次に少し弧を描いて、凹型に引く。
一番トップで斜め上向きの面。 (その後、後ろに傾いて、引き起こしに備える)
ここで、比較のために、キーファーの動画と連続写真を見てみよう。
キーファーのテイクバックは
いきなり、弧を描いて、えぐるように凹型に引いていく。
一番トップで垂直な面。
ついでにちょっと上体から離している。
上体から離して引けば、アウトサイドインのスウィングになり切れのいいスライスになる。
ためブロさんのは、少し上体から近いので、よりフラットっぽい感じ。
テイクバックからも、キーファーのほうがより回転量が多いことがわかると思う。
(ついでに言うと、彼もインパクトまでは、上体を回していない)
こう引けば、こう振る。
ああ引けば、こう振る、ではないのだ。
引いていく形で振り出すのが人間の習性。
だから打つ形で引く。
えぐるようなスライスが打ちたければ、えぐるように引くのだ。
もちろん、フラットっぽく打ちたければ、横に引くことを強調して引く。
フェデラーもキーファーも極端なアンダースピン。
ためブロさんのは、オールマイティーにフラットにも使えるスライス。
といえるだろう。
あえて言うと
もしあなたが14歳で、強烈なバックハンドトップスピンを持っているなら
フェデラーかキーファーのスライスがお薦め。
41歳で、 ・・・・・・・
私のスライス話をほめてくれていた。
そこには彼のフォームが動画で出ており
自身の謙遜の言葉とともに
「松原コーチ、やっぱり改善の余地ありでしょうか?
解説いただけるとウレシイです。」
の言葉が。
実際のフォームをまな板に載せ、チクチクといたぶるのは
ケーススタディーとして便利なので早速使わせてもらうことにした。
これが、『ためブロ』さんのバックハンドスライス。
カシオのハイスピード・エクシリムの7倍の高速度撮影だろう。
実は私も同じシリーズを使っていて、とても重宝している。
さてフォームの解説。
前提として押さえておくが
これはあまり問題のないフォームだということ。
プロが、試合で使い、ちゃんと入り、別に困っていないショットのフォームだということ。
したがって、ぼろくそに言いつつも、それは重箱のスミを突っつくのだということ。
それでは早速、突っついてみよう。
まず、最初に感じたのは、上体の回転が多いということ。
打球方向への体重移動も少し大目かもしれない。
これは横方向のスウィング成分が強く、よりフラット気味に打つ場合の特徴。
比較として、フェデラーの高い打点での動画と連続写真を見てみよう。
スタンスは違うが、ほとんど上体が回転していないことがわかる。
フェデラーのスウィングのほうが、縦方向の要素が強いので回転が多い。
現代のプロはトップスピン系の強烈なスピードショットを持っているため
スライスはよりスライスらしく使うため、スピン量が多い。
そのため横方向のスウィング成分になる上体の回転をあまり使わない。
それと、体制を崩されたときにスライスを使うことも多いので
上体が打点のほうに前傾したまま打つこともよくある。
そのときは軸が曲がるので上体の回転は極力避けなければならない。
たぶん、ためブロさんも横に走らされたときは
クローズドスタンスになり、ここまでは上体の回転を使わないと思う。
次にテイクバック。
ためブロさんのテイクバックは
まず、横向きになり、次に少し弧を描いて、凹型に引く。
一番トップで斜め上向きの面。 (その後、後ろに傾いて、引き起こしに備える)
ここで、比較のために、キーファーの動画と連続写真を見てみよう。
キーファーのテイクバックは
いきなり、弧を描いて、えぐるように凹型に引いていく。
一番トップで垂直な面。
ついでにちょっと上体から離している。
上体から離して引けば、アウトサイドインのスウィングになり切れのいいスライスになる。
ためブロさんのは、少し上体から近いので、よりフラットっぽい感じ。
テイクバックからも、キーファーのほうがより回転量が多いことがわかると思う。
(ついでに言うと、彼もインパクトまでは、上体を回していない)
こう引けば、こう振る。
ああ引けば、こう振る、ではないのだ。
引いていく形で振り出すのが人間の習性。
だから打つ形で引く。
えぐるようなスライスが打ちたければ、えぐるように引くのだ。
もちろん、フラットっぽく打ちたければ、横に引くことを強調して引く。
フェデラーもキーファーも極端なアンダースピン。
ためブロさんのは、オールマイティーにフラットにも使えるスライス。
といえるだろう。
あえて言うと
もしあなたが14歳で、強烈なバックハンドトップスピンを持っているなら
フェデラーかキーファーのスライスがお薦め。
41歳で、 ・・・・・・・
2010年09月27日
スライスの要点追加
一昨日のスライスの要点
ケんさんが前向きでうまく打てた理由にふと思い当たりました。
ちゃんと横を向いたらぼろぼろというコメントもいただきましたが。
前向きで構えるとアウトサイドインにしか振れないんですね。
逆にしっかり横向き、相手に背中なんか見せていっぱい引くと
スウィングがインサイドアウトになってしまい
切れがなくなっちゃうのかもしれません。
切れのいいスライスを打つならアウトサイドインです。
ボールの打球方向に向かって左から右に
引っ張り込むように振る必要があります。
のこぎりや包丁でスライスするときも同様です。
上体が前向きですと、テイクバックは左上にしか取れません
そこから右下に振ってくればアウトサイドインの完成です。
じゃあしっかり横を向いたらどうすればいいのでしょう?
プロはこうしています。
先日も例に出てもらった、キーファー。
彼の動画と連続写真です。
身体から少し遠めに前に、テイクバックし (この言葉が悪い)
上体が前向きであったときと同じように引き
遠めから、近めに
打球方向からいうと左上から右下にスウィングするのです。
そうすれば、切れのいいスライスが打てるのです。
ちょっと蛇足になりますが
通常のストロークでのスライスでは
いつも上体に対し同じところに引けばいいのですが
(もちろん上体から離して、遠めに)
リターンやボレーなどでは横向きにならないことも多いので
逆の意味で気をつけなくてはならないのです。
ケんさんが前向きでうまく打てた理由にふと思い当たりました。
ちゃんと横を向いたらぼろぼろというコメントもいただきましたが。
前向きで構えるとアウトサイドインにしか振れないんですね。
逆にしっかり横向き、相手に背中なんか見せていっぱい引くと
スウィングがインサイドアウトになってしまい
切れがなくなっちゃうのかもしれません。
切れのいいスライスを打つならアウトサイドインです。
ボールの打球方向に向かって左から右に
引っ張り込むように振る必要があります。
のこぎりや包丁でスライスするときも同様です。
上体が前向きですと、テイクバックは左上にしか取れません
そこから右下に振ってくればアウトサイドインの完成です。
じゃあしっかり横を向いたらどうすればいいのでしょう?
プロはこうしています。
先日も例に出てもらった、キーファー。
彼の動画と連続写真です。
身体から少し遠めに前に、テイクバックし (この言葉が悪い)
上体が前向きであったときと同じように引き
遠めから、近めに
打球方向からいうと左上から右下にスウィングするのです。
そうすれば、切れのいいスライスが打てるのです。
ちょっと蛇足になりますが
通常のストロークでのスライスでは
いつも上体に対し同じところに引けばいいのですが
(もちろん上体から離して、遠めに)
リターンやボレーなどでは横向きにならないことも多いので
逆の意味で気をつけなくてはならないのです。
2010年09月26日
根性スイカ近況
先日、テニスボール大に復活した
松原テニスクラブ印西の根性スイカ
そのうちの1人はなかなかのヤツだった。
札幌に行ったり、雨だったりで、2週間ぶりのご対面。
あるじゃないですか
ボールの2倍以上、15cmはある。
ここまで来れば、食べられそうな雰囲気が出てきた。
来週の土日あたり、スイカパーティーが出来るかもしれない。
やはり最近のように、雨が多いといいのだろうか。
中の出来具合、味の具合、分かり次第、報告しよう。
ところで、先日のもう1個は?
どうも、ダメだったらしい。
ところが、ここで新人を発見。
やや、ひねくれた形だ。
そしてもう1個。
こちらはまん丸、スイカ模様もあざやか、なかなかの美形だ。
この2個は大きさから見て
別の新しい花から育ったスイカのようだ。
この子達も大きくなって欲しいな。
さて、テニスの方、新しい会員さんたちともプレーした。
特に新しい人達に対しては
フォアハンドの面の作り方、引き方のアドバイスをついついしてしまう。
それだけフォアハンドは難しいのだろう。
「松原テニスクラブの人はフォアハンドが凄い」
が定評になるよう頑張るつもりだ。
松原テニスクラブ印西の根性スイカ
そのうちの1人はなかなかのヤツだった。
札幌に行ったり、雨だったりで、2週間ぶりのご対面。
あるじゃないですか
ボールの2倍以上、15cmはある。
ここまで来れば、食べられそうな雰囲気が出てきた。
来週の土日あたり、スイカパーティーが出来るかもしれない。
やはり最近のように、雨が多いといいのだろうか。
中の出来具合、味の具合、分かり次第、報告しよう。
ところで、先日のもう1個は?
どうも、ダメだったらしい。
ところが、ここで新人を発見。
やや、ひねくれた形だ。
そしてもう1個。
こちらはまん丸、スイカ模様もあざやか、なかなかの美形だ。
この2個は大きさから見て
別の新しい花から育ったスイカのようだ。
この子達も大きくなって欲しいな。
さて、テニスの方、新しい会員さんたちともプレーした。
特に新しい人達に対しては
フォアハンドの面の作り方、引き方のアドバイスをついついしてしまう。
それだけフォアハンドは難しいのだろう。
「松原テニスクラブの人はフォアハンドが凄い」
が定評になるよう頑張るつもりだ。
2010年09月25日
スライスの要点
スライスの打ち方について
『ケン』 さんとコメントのやり取りがありました。
スライスの要点を説明するのに分かりやすい題材でしたので
今日はこれを取り上げます。
コメントのやり取りを要点のみコピーしました。
ケン さん
今日、午前中雨だったので、「バックハンドスライスのコツ」を目にすることが出来ました。そのあと午後から、バックハンドスライスを試してみました。
自分勝手に解釈して、まず前を向いてみて腕でラケットを使ってすくうようなイメージ(写真のイメージ)でダブルスの試合で打ってみました。
結果は、ビックリです。今までカス当たりでミスやフアッとしたリターンを前衛にたたかれたのですが、当たりが強くなったのと狙いを付けて打つことができるようになりました。(慣れないもでアウトも多くありましたが)
今までのコーチレッスンでは「横を向いて肩からボールに向かうように。」と言うアドバイスでしたが、そのアドバイスと全然違う今回のブログでした。 ・・・・
私、松原コーチ
少し慣れれば
横向きで肩から向かっていっても打てますよ
ただ、そちらは話の順番として後です
面の使い方が大切なので
それを前向きだとやりやすかったのだと思います
今回、身体の向きについては
私の話にほとんど出ていないと思います
あなたが自分のセンスで見つけたのだと思います。
ケン さん
返信ありがとうございます。
そのうちで良いので、是非
「横向きで肩から向かっていっても打てますよ
ただ、そちらは話の順番として後です」
ってコメントについて、詳しく教えていただけないでしょうか。
明日、明後日のテニスのバックハンドに迷いが生じてきました。(汗)
というわけで、(汗) に急遽対応すべく、今日の解説です。
スライスで一番大切なのは面の使い方、腕の使い方です。
何度も言っているとおり
ラケットヘッドを少し上げ
その手首を固定して
肩を中心に孤を描く、凹型のスウィングです。
それ以外の身体の使い方ですが
積極的に使うことは本質的には必要ありません。
なぜかといいますと
スライスはスピードを出し過ぎないように制限する必要があります。
スライスショットは浮きますので
超高速スライスを低い打点で打てば
ネットギリギリを越えて、アウトになるからです。
その範囲のパワーのショットを打つのであれば
上から振り下ろすこともあり
腕の力だけで充分なのです。
しかも、スライスの用途は
トップスピンで打てない遠いところ、低いところ、高いところなど
上体の垂直姿勢を保てないところが多いのです。
姿勢を保てないという事は
上体の軸が曲がっているという意味で
曲がった軸で上体を回転させれば、エラーの連発になります。
ですから、「身体を開くな(回すな)」
というアドバイスになるのです。
身体の向きですが、本質的には
上体の向きは、どっちを向いていてもいいのです。
(話の順番として後でもいいとは、このためです)
ただ、普通のスライス・ストロークの場合
しっかり横向きになると、テイクバックを大きくとりやすいのです。
そうすれば必要な、スウィングの強さが得やすいのです。
だから、「横を向け、肩から入っていけ」
というアドバイスが出るのです。
それに対し、対応する時間が少なくて、しかも大きなテイクバックを必要としない
ボレーやリターンの場合は身体の向きはその場の成り行きです。
つまり、打点が遠ければ、右足を大きく踏み出して背中向きにまでなりますし。
近ければ、ほとんど前向きのまま打つことになります。
スライスショットの考え方が分かっていただけたでしょうか。
最後に、横を向くとボールが見えないという話しがありましたが
背中を向くくらいのボレーでも打てるわけですから
少し慣れれば、見えないと言う事はないと思います。
腕の使い方を優先して、少し慣れれば
横向きで肩から向かっていっても出来るようになると思います。
ただ、顔を垂直に保たないと
方角が分からなくなり、視力も落ちるという話もありますから要注意です。
(よく見えないのはそのためかも?)
余談ですが、ちょっと昔
レンドルの顔の向きは凄みがありました。
あのヘアースタイルであごがボールの方向を向き、鶏が睨みつけているようでした。
最近ではバックハンドではありませんが
森田あゆみさんのフォアハンドの顔。
背中向きでも顔は前向きなんです。
とにかく顔がまっすぐなことが重要です。
『ケン』 さんとコメントのやり取りがありました。
スライスの要点を説明するのに分かりやすい題材でしたので
今日はこれを取り上げます。
コメントのやり取りを要点のみコピーしました。
ケン さん
今日、午前中雨だったので、「バックハンドスライスのコツ」を目にすることが出来ました。そのあと午後から、バックハンドスライスを試してみました。
自分勝手に解釈して、まず前を向いてみて腕でラケットを使ってすくうようなイメージ(写真のイメージ)でダブルスの試合で打ってみました。
結果は、ビックリです。今までカス当たりでミスやフアッとしたリターンを前衛にたたかれたのですが、当たりが強くなったのと狙いを付けて打つことができるようになりました。(慣れないもでアウトも多くありましたが)
今までのコーチレッスンでは「横を向いて肩からボールに向かうように。」と言うアドバイスでしたが、そのアドバイスと全然違う今回のブログでした。 ・・・・
私、松原コーチ
少し慣れれば
横向きで肩から向かっていっても打てますよ
ただ、そちらは話の順番として後です
面の使い方が大切なので
それを前向きだとやりやすかったのだと思います
今回、身体の向きについては
私の話にほとんど出ていないと思います
あなたが自分のセンスで見つけたのだと思います。
ケン さん
返信ありがとうございます。
そのうちで良いので、是非
「横向きで肩から向かっていっても打てますよ
ただ、そちらは話の順番として後です」
ってコメントについて、詳しく教えていただけないでしょうか。
明日、明後日のテニスのバックハンドに迷いが生じてきました。(汗)
というわけで、(汗) に急遽対応すべく、今日の解説です。
スライスで一番大切なのは面の使い方、腕の使い方です。
何度も言っているとおり
ラケットヘッドを少し上げ
その手首を固定して
肩を中心に孤を描く、凹型のスウィングです。
それ以外の身体の使い方ですが
積極的に使うことは本質的には必要ありません。
なぜかといいますと
スライスはスピードを出し過ぎないように制限する必要があります。
スライスショットは浮きますので
超高速スライスを低い打点で打てば
ネットギリギリを越えて、アウトになるからです。
その範囲のパワーのショットを打つのであれば
上から振り下ろすこともあり
腕の力だけで充分なのです。
しかも、スライスの用途は
トップスピンで打てない遠いところ、低いところ、高いところなど
上体の垂直姿勢を保てないところが多いのです。
姿勢を保てないという事は
上体の軸が曲がっているという意味で
曲がった軸で上体を回転させれば、エラーの連発になります。
ですから、「身体を開くな(回すな)」
というアドバイスになるのです。
身体の向きですが、本質的には
上体の向きは、どっちを向いていてもいいのです。
(話の順番として後でもいいとは、このためです)
ただ、普通のスライス・ストロークの場合
しっかり横向きになると、テイクバックを大きくとりやすいのです。
そうすれば必要な、スウィングの強さが得やすいのです。
だから、「横を向け、肩から入っていけ」
というアドバイスが出るのです。
それに対し、対応する時間が少なくて、しかも大きなテイクバックを必要としない
ボレーやリターンの場合は身体の向きはその場の成り行きです。
つまり、打点が遠ければ、右足を大きく踏み出して背中向きにまでなりますし。
近ければ、ほとんど前向きのまま打つことになります。
スライスショットの考え方が分かっていただけたでしょうか。
最後に、横を向くとボールが見えないという話しがありましたが
背中を向くくらいのボレーでも打てるわけですから
少し慣れれば、見えないと言う事はないと思います。
腕の使い方を優先して、少し慣れれば
横向きで肩から向かっていっても出来るようになると思います。
ただ、顔を垂直に保たないと
方角が分からなくなり、視力も落ちるという話もありますから要注意です。
(よく見えないのはそのためかも?)
余談ですが、ちょっと昔
レンドルの顔の向きは凄みがありました。
あのヘアースタイルであごがボールの方向を向き、鶏が睨みつけているようでした。
最近ではバックハンドではありませんが
森田あゆみさんのフォアハンドの顔。
背中向きでも顔は前向きなんです。
とにかく顔がまっすぐなことが重要です。
2010年09月24日
スライスで薄く当てる
スライスの打ち方について
『てにすぅ』 さんから再度コメントをいただきました。
以下がその全文です。
写真付きでありがとうございます!
ただ、フェデラーなどのトッププロの連続写真を見るとインパクト時で厚く当てているように見えるのですが気のせいですか?
投稿者 てにすぅ 2010/09/23 01:38
私の答えです。
フェデラーは高い打点で打つときに
面の引き起こしを使うので
インパクト直前まで面が徐々に起きていきます
ですから厚く当たっているように見えているのかもしれませんね。
実際、低い打点に比べると厚いあたりです。
これが、フェデラーの動画と連続写真です。
6コマ目がインパクトです。
5コマ目以前から引き起こして、面がほぼ垂直になっています。
たぶんここを見て厚く当たっているように思うのでしょう。
7コマ目を見ますとすでに面が斜め上向きになっています。
この形につなげるためには
インパクト直前まで勢い付けのため、引き起こしを行い
徐々に面が上向きになっていく途中でボールを捕らえると
私は解釈しています。
そう考えますと面が地面に対して垂直に近いですが
斜め下向きのスウィング方向に対しては
かなり上向き、つまり薄く当たっていると考えられるのです。
高い打点ではちょっとわかりにくいので
低い打点の写真を見ましょう。
これは、キーファーの動画と連続写真です。
どうですか、かなり薄く切っているでしょう。
彼は引き起こしもほとんどしていません。
これが現代のプロの標準的なバックハンド・スライスです。
もちろん、薄い、厚いは相対的な話で
高い打点のときのフェデラーは
低い打点のキーファーやフェデラーよりは厚く当てていると思います。
ただ薄く当てる感覚がないと、切れのいいスライスは打てません。
『てにすぅ』 さんから再度コメントをいただきました。
以下がその全文です。
写真付きでありがとうございます!
ただ、フェデラーなどのトッププロの連続写真を見るとインパクト時で厚く当てているように見えるのですが気のせいですか?
投稿者 てにすぅ 2010/09/23 01:38
私の答えです。
フェデラーは高い打点で打つときに
面の引き起こしを使うので
インパクト直前まで面が徐々に起きていきます
ですから厚く当たっているように見えているのかもしれませんね。
実際、低い打点に比べると厚いあたりです。
これが、フェデラーの動画と連続写真です。
6コマ目がインパクトです。
5コマ目以前から引き起こして、面がほぼ垂直になっています。
たぶんここを見て厚く当たっているように思うのでしょう。
7コマ目を見ますとすでに面が斜め上向きになっています。
この形につなげるためには
インパクト直前まで勢い付けのため、引き起こしを行い
徐々に面が上向きになっていく途中でボールを捕らえると
私は解釈しています。
そう考えますと面が地面に対して垂直に近いですが
斜め下向きのスウィング方向に対しては
かなり上向き、つまり薄く当たっていると考えられるのです。
高い打点ではちょっとわかりにくいので
低い打点の写真を見ましょう。
これは、キーファーの動画と連続写真です。
どうですか、かなり薄く切っているでしょう。
彼は引き起こしもほとんどしていません。
これが現代のプロの標準的なバックハンド・スライスです。
もちろん、薄い、厚いは相対的な話で
高い打点のときのフェデラーは
低い打点のキーファーやフェデラーよりは厚く当てていると思います。
ただ薄く当てる感覚がないと、切れのいいスライスは打てません。
2010年09月23日
中高年のフォアハンド
9月23日、今日はテニスの日
関東はあいにくの雨模様。
私は千葉の松原テニスクラブ印西に行くはずでしたが
イベントが中止、10月23日に順延になりました。
そこでというわけでもないのですが
今日は一般の人達が歳をとってもテニスが出来るようにという話題。
『ヒロリン』 さんから久しぶり
年配者向けフォアハンドについて質問をいただいていたのです。
以下がそのコメント、全文です。
ご無沙汰しております。
昨日いつもの仲間とレンタルコートで練習したり試合をしたりしていたのですが、たまたま隣のコートで高校生の部活生がテニスをしていました。
私たちみんな唖然として眺めてしまいました、、、
テークバックはラケットをたて気味、面は外向き、まるで錦織圭!
スイングはインパクト直前まで面は下向き
フィニッシュは腰のあたりで、まるでフェデラー!
いい音を立ててバシバシ打ってました。
いつも、松原コーチが書かれている、プロの技術をお手本に、、、そのままのようでした。
そこでちょっと失礼な質問になってしまうかもしれませんが、私のような、50歳にもなる体力低下傾向のおじさんでも、真似をしたほうが良いのでしょうか?それとももっとほかに活路があるのでしょうか?
すみません、教えて頂ければ幸いです。
投稿者 ヒロリン 2010/09/22 11:26
私の答えです。
まずはご安心を
体力低下傾向のおじさんでも充分にやれます。
プロは一番やさしいからこそ、また効率がいいからこそ、あの打ち方なんです。
基本的には、プロの打ち方のエキスだけいただけばいいと思います。
フォアハンドの基本を復習してみます。
そこから、一般の体力低下傾向のおじさん向きのエキスを抽出しながらお話しましょう。
(おばさんでもほぼ同じことですよ)
基本その1 『インパクトで前向きになること』
構えで横になる事が基本ではなく、インパクトで前向きになるのがプロです。
よっぽど暇があれば、横向きになればいいのです。
50歳なら、ゆるいボールの打ち合いなら横向きになれるかもしれません。
早いボールに対してなら、上体を少しひねる程度でいいのです。
ちょっとプロの例を見てみましょう。
アガシのリターン、動画と連続写真です。
暇がなかったので横向きになっていないでしょう。
アガシなら180km/hのサーブをこうやって返します。
おじさんとしては、60km/hのボールをこの向きで打つのです。
もちろん、90歳になったら、20km/hのボールに対してでも前向きのままでどうぞ。
これで基本その1、はクリヤーです。
基本その2 『スウィング中、姿勢を垂直に』
これは、ある程度、上体を回す場合は必要になります。
頑張りましょう。
90歳になって、上体を回さなくなったら、少しくらい傾いても大丈夫です。
という事で、基本その2、もクリヤーです。
基本その3 『インパクトの面の形のまま引き、振る』
これは手首の形を、インパクトの時と同じように作り
凹型に肩を中心の孤を描いて引き
同様に振ると言う事です。
これは基本的にこの通りやればいいのです。
ただし、高校生の兄ちゃん達のようにラケットを立てて引かなくてもOK。
最近はオムにコートが主流でバウンドが低いし
相手のおじさんのボールも高校生の兄ちゃん達ほどは弾まないからです。
ですからラケットヘッドを寝かせ気味で、孤を描いて引けばいいのです。
これで、基本その3、もクリヤーです。
私自身も若い頃に比べ、上体を横向きにする度合いが小さくなっています。
それと、スウィングスピードが遅くなったので
スピン量を相当減らしています。
おかげでストリングス代がかからなくなりました。
どうですか、50はもちろん、90歳でも楽にやれそうでしょう。
関東はあいにくの雨模様。
私は千葉の松原テニスクラブ印西に行くはずでしたが
イベントが中止、10月23日に順延になりました。
そこでというわけでもないのですが
今日は一般の人達が歳をとってもテニスが出来るようにという話題。
『ヒロリン』 さんから久しぶり
年配者向けフォアハンドについて質問をいただいていたのです。
以下がそのコメント、全文です。
ご無沙汰しております。
昨日いつもの仲間とレンタルコートで練習したり試合をしたりしていたのですが、たまたま隣のコートで高校生の部活生がテニスをしていました。
私たちみんな唖然として眺めてしまいました、、、
テークバックはラケットをたて気味、面は外向き、まるで錦織圭!
スイングはインパクト直前まで面は下向き
フィニッシュは腰のあたりで、まるでフェデラー!
いい音を立ててバシバシ打ってました。
いつも、松原コーチが書かれている、プロの技術をお手本に、、、そのままのようでした。
そこでちょっと失礼な質問になってしまうかもしれませんが、私のような、50歳にもなる体力低下傾向のおじさんでも、真似をしたほうが良いのでしょうか?それとももっとほかに活路があるのでしょうか?
すみません、教えて頂ければ幸いです。
投稿者 ヒロリン 2010/09/22 11:26
私の答えです。
まずはご安心を
体力低下傾向のおじさんでも充分にやれます。
プロは一番やさしいからこそ、また効率がいいからこそ、あの打ち方なんです。
基本的には、プロの打ち方のエキスだけいただけばいいと思います。
フォアハンドの基本を復習してみます。
そこから、一般の体力低下傾向のおじさん向きのエキスを抽出しながらお話しましょう。
(おばさんでもほぼ同じことですよ)
基本その1 『インパクトで前向きになること』
構えで横になる事が基本ではなく、インパクトで前向きになるのがプロです。
よっぽど暇があれば、横向きになればいいのです。
50歳なら、ゆるいボールの打ち合いなら横向きになれるかもしれません。
早いボールに対してなら、上体を少しひねる程度でいいのです。
ちょっとプロの例を見てみましょう。
アガシのリターン、動画と連続写真です。
暇がなかったので横向きになっていないでしょう。
アガシなら180km/hのサーブをこうやって返します。
おじさんとしては、60km/hのボールをこの向きで打つのです。
もちろん、90歳になったら、20km/hのボールに対してでも前向きのままでどうぞ。
これで基本その1、はクリヤーです。
基本その2 『スウィング中、姿勢を垂直に』
これは、ある程度、上体を回す場合は必要になります。
頑張りましょう。
90歳になって、上体を回さなくなったら、少しくらい傾いても大丈夫です。
という事で、基本その2、もクリヤーです。
基本その3 『インパクトの面の形のまま引き、振る』
これは手首の形を、インパクトの時と同じように作り
凹型に肩を中心の孤を描いて引き
同様に振ると言う事です。
これは基本的にこの通りやればいいのです。
ただし、高校生の兄ちゃん達のようにラケットを立てて引かなくてもOK。
最近はオムにコートが主流でバウンドが低いし
相手のおじさんのボールも高校生の兄ちゃん達ほどは弾まないからです。
ですからラケットヘッドを寝かせ気味で、孤を描いて引けばいいのです。
これで、基本その3、もクリヤーです。
私自身も若い頃に比べ、上体を横向きにする度合いが小さくなっています。
それと、スウィングスピードが遅くなったので
スピン量を相当減らしています。
おかげでストリングス代がかからなくなりました。
どうですか、50はもちろん、90歳でも楽にやれそうでしょう。
2010年09月22日
バックハンドスライスのコツ
『てにすぅ』 さんから質問をいただきました。
バックのスライスです。
ちょっと長いのですが、以下がそのコメント、全文です。
こんにちは。毎日楽しく拝見させていただいています。
以前までフォアハンドに安定感がなかったのですが、このブログに出会い安定感が格段にアップしワンランク上のテニスになった気がします!
ここで質問なのですが、バックハンドスライスの正しい打ち方(テイクバックからフォロースルーまで)を教えていただけないでしょうか?
現時点ではとりあえず相手コートに返すだけで、滑るようなスライスを打とうとするとネットしたりアウトしたりと安定感がまるでありません。
スライスを打つ際に意識していることは以下の4点です(雑誌に書いてありました)
1、高くセットする
2、インパクトで厚く当てる
3、手首の角度を固定する
4、右肩を下げない(右利きの場合)
しかし体の使い方や力の入れ方などが分かりません。
安定して良いスライスが打てるようになるためにアドバイスがあればよろしくお願いします。
投稿者 てにすぅ 2010/09/16 19:19
私の答えです。
すべるようなスライスにするためには
ある程度のスピードと、ある程度以上の回転が必要です。
ですからかなり大きなテイクバックで上から切り下ろします。
つまり、1番の高くセットするは正解です。
次にスピンをしっかりかけるにはインパクトで薄く当てる必要があります。
つまり、2番のインパクトで厚く当てるは ・・・
次に手首をごにょごにょやると不安定なショットになりますので
3番の手首の角度を固定する、は正しいと思います。
次に通常スライスを打つときは上体をあまり回しません。
腕の力のみで打てますし
遠いボール等で上体が傾いたときに軸が曲がるからです。
傾いた軸で上体をまわして打つとたいていエラーです。
もしも、上体を回さないなら、軸もないわけで
右肩が下がっても問題はありません。
つまり4番は ・・・・・
木のラケットの時代、それもトップスピンの時代になる前は
バックはスライスですべてのショットを打ちました。
ですから
パスを打つときはフラット気味に厚く当てたりしました。
そして飛びを補うために、面の引き起こしをしたり
上体の回転を使ったりしていました。
その場合は、2番、4番も正解に入るのです。
たぶん『てにすぅ』 さんのごらんになった雑誌は
50年前の発行か、昔の技術に関する思い出の記事かもしれませんね。
ケン・ローズウォールは確かにそうやって打っていました。
現代では、トップスピンが主流になっているため
強くたたくようなショットはそちらに任せ
スライスはより回転が多く、さらにスライスに特化しています。
また、相手のボールが強烈なため、面安定性がより強調されています。
(だから、引き起こしが少なくなったのです)
いい写真がないのですが、ボレーのスライスを流用します。
スウィングの基本は一緒です。
こうやって引いて
そしてインパクト。
なるべく腕を捻らないようにすると (外旋、内旋を使わない)
こうゆう面の使い方になります。
手首の角度を固定し、肩を中心に凹型スウィング
弧を描いて振ります。
腕を捻らないので、面は振るにつれて上向きになります。
この写真はボレーですので、ストロークだともっと大きく引いてみるといいです。
(引き起こしが少し入ってもかまわない)
そして、インパクトでブレーキを掛け、小さめなフォロースルー。
気分としては当たったら、50cmで止める。 (本当は惰性で1mくらい行きます)
それをアウトサイドインのスウィングで打つと
切れのいいスライスが打てるのです。
アウトサイドインでそぐように打つので、スライスというのです。
バックのスライスです。
ちょっと長いのですが、以下がそのコメント、全文です。
こんにちは。毎日楽しく拝見させていただいています。
以前までフォアハンドに安定感がなかったのですが、このブログに出会い安定感が格段にアップしワンランク上のテニスになった気がします!
ここで質問なのですが、バックハンドスライスの正しい打ち方(テイクバックからフォロースルーまで)を教えていただけないでしょうか?
現時点ではとりあえず相手コートに返すだけで、滑るようなスライスを打とうとするとネットしたりアウトしたりと安定感がまるでありません。
スライスを打つ際に意識していることは以下の4点です(雑誌に書いてありました)
1、高くセットする
2、インパクトで厚く当てる
3、手首の角度を固定する
4、右肩を下げない(右利きの場合)
しかし体の使い方や力の入れ方などが分かりません。
安定して良いスライスが打てるようになるためにアドバイスがあればよろしくお願いします。
投稿者 てにすぅ 2010/09/16 19:19
私の答えです。
すべるようなスライスにするためには
ある程度のスピードと、ある程度以上の回転が必要です。
ですからかなり大きなテイクバックで上から切り下ろします。
つまり、1番の高くセットするは正解です。
次にスピンをしっかりかけるにはインパクトで薄く当てる必要があります。
つまり、2番のインパクトで厚く当てるは ・・・
次に手首をごにょごにょやると不安定なショットになりますので
3番の手首の角度を固定する、は正しいと思います。
次に通常スライスを打つときは上体をあまり回しません。
腕の力のみで打てますし
遠いボール等で上体が傾いたときに軸が曲がるからです。
傾いた軸で上体をまわして打つとたいていエラーです。
もしも、上体を回さないなら、軸もないわけで
右肩が下がっても問題はありません。
つまり4番は ・・・・・
木のラケットの時代、それもトップスピンの時代になる前は
バックはスライスですべてのショットを打ちました。
ですから
パスを打つときはフラット気味に厚く当てたりしました。
そして飛びを補うために、面の引き起こしをしたり
上体の回転を使ったりしていました。
その場合は、2番、4番も正解に入るのです。
たぶん『てにすぅ』 さんのごらんになった雑誌は
50年前の発行か、昔の技術に関する思い出の記事かもしれませんね。
ケン・ローズウォールは確かにそうやって打っていました。
現代では、トップスピンが主流になっているため
強くたたくようなショットはそちらに任せ
スライスはより回転が多く、さらにスライスに特化しています。
また、相手のボールが強烈なため、面安定性がより強調されています。
(だから、引き起こしが少なくなったのです)
いい写真がないのですが、ボレーのスライスを流用します。
スウィングの基本は一緒です。
こうやって引いて
そしてインパクト。
なるべく腕を捻らないようにすると (外旋、内旋を使わない)
こうゆう面の使い方になります。
手首の角度を固定し、肩を中心に凹型スウィング
弧を描いて振ります。
腕を捻らないので、面は振るにつれて上向きになります。
この写真はボレーですので、ストロークだともっと大きく引いてみるといいです。
(引き起こしが少し入ってもかまわない)
そして、インパクトでブレーキを掛け、小さめなフォロースルー。
気分としては当たったら、50cmで止める。 (本当は惰性で1mくらい行きます)
それをアウトサイドインのスウィングで打つと
切れのいいスライスが打てるのです。
アウトサイドインでそぐように打つので、スライスというのです。
2010年09月21日
カツカレー
札幌で4回の昼食をとった。
最初の日は先日ブログに書いた味噌ラーメン。
2日目は大学内のど真ん中、中央食堂。
メニューはカツカレーのL (大盛り)
味噌汁とフルーツヨーグルトというヘルシーメニュー?
3日目、昨日大いに気に入ったカツカレーのL
それに、味噌汁+いろいろで、食べ過ぎてしまった。
カツカレーはご飯の上に3個のまん丸一口カツが乗り
その上にカレーがかかっている。
これだけ気に入ったカツカレー
ブログに載せるのに、写真がない。
そんなわけで、4日目、今日の昼食はカツカレー
昨日で懲りて、今日はMサイズ。
3日間、皆勤の味噌汁にフルーツヨーグルト
昨日、美味しかった寄せ豆腐に初めてのインゲンの和え物。
学食としては大盤振る舞いの、600円越え。
カツカレーはやはり美味い。
実は写真をもう少しで撮り忘れるところだった
一口食べた後のまぜこぜカレー写真。
ひたすら、テニス、テニス、テニスと
カツカレー、カツカレー、カツカレー、の4日間が終わった。
1発目に決めるフォアハンド
クロスに打てるフォアボレー
バキッというスマッシュ
3つの課題はほぼクリアーできたと思う。
来年の北海道大学リーグ、男女とも優勝とインカレでの勝利。
夢と課題を後輩達に託して、新千歳空港へ
帰りは、スカイマークエアーライン。
新型はこんなに翼の先が曲がっているんだ。
妙なことに感心しながら機内へ
すぐに就寝 ・・・・
夕方の雲がキレイ
7時頃に横浜
暑い、熱い、あつい、アツーイ。
最初の日は先日ブログに書いた味噌ラーメン。
2日目は大学内のど真ん中、中央食堂。
メニューはカツカレーのL (大盛り)
味噌汁とフルーツヨーグルトというヘルシーメニュー?
3日目、昨日大いに気に入ったカツカレーのL
それに、味噌汁+いろいろで、食べ過ぎてしまった。
カツカレーはご飯の上に3個のまん丸一口カツが乗り
その上にカレーがかかっている。
これだけ気に入ったカツカレー
ブログに載せるのに、写真がない。
そんなわけで、4日目、今日の昼食はカツカレー
昨日で懲りて、今日はMサイズ。
3日間、皆勤の味噌汁にフルーツヨーグルト
昨日、美味しかった寄せ豆腐に初めてのインゲンの和え物。
学食としては大盤振る舞いの、600円越え。
カツカレーはやはり美味い。
実は写真をもう少しで撮り忘れるところだった
一口食べた後のまぜこぜカレー写真。
ひたすら、テニス、テニス、テニスと
カツカレー、カツカレー、カツカレー、の4日間が終わった。
1発目に決めるフォアハンド
クロスに打てるフォアボレー
バキッというスマッシュ
3つの課題はほぼクリアーできたと思う。
来年の北海道大学リーグ、男女とも優勝とインカレでの勝利。
夢と課題を後輩達に託して、新千歳空港へ
帰りは、スカイマークエアーライン。
新型はこんなに翼の先が曲がっているんだ。
妙なことに感心しながら機内へ
すぐに就寝 ・・・・
夕方の雲がキレイ
7時頃に横浜
暑い、熱い、あつい、アツーイ。
2010年09月20日
札幌の夜
豊かに実れる石狩の野に (明治の話です)
札幌、大学の後輩たちの指導に来て3日目です。
これがその、かわいい後輩たち。
まだ練習前で気合の入っていない状態。
何故か気合の入った女子部員。
今日は3時頃から雨で途中、中止だったけど
充実した練習でした。
さて、夕方からは
大学の楡庭会というテニス部のOB会の皆さんが歓迎会をしてくれました。
こんな人たちと楽しい中に
後輩たちに対する熱い思いの話をしました。
久しぶりの同期、大堀君も来てくれて
楽しくしっかり、サッポロのビールを飲みました。
実は写真を思い出したのがだいぶ遅かったので
私より先輩の方たちはほぼあがったあと
先輩の皆さん、失礼しました。
そんなわけで、今日は、大学関係者以外、役に立たないブログです。
星影さやかに光れる北を
人の世の清き国ぞととあこがれぬ (明治45年の札幌の空です)
ほどの札幌の3日目の夜でした。
札幌、大学の後輩たちの指導に来て3日目です。
これがその、かわいい後輩たち。
まだ練習前で気合の入っていない状態。
何故か気合の入った女子部員。
今日は3時頃から雨で途中、中止だったけど
充実した練習でした。
さて、夕方からは
大学の楡庭会というテニス部のOB会の皆さんが歓迎会をしてくれました。
こんな人たちと楽しい中に
後輩たちに対する熱い思いの話をしました。
久しぶりの同期、大堀君も来てくれて
楽しくしっかり、サッポロのビールを飲みました。
実は写真を思い出したのがだいぶ遅かったので
私より先輩の方たちはほぼあがったあと
先輩の皆さん、失礼しました。
そんなわけで、今日は、大学関係者以外、役に立たないブログです。
星影さやかに光れる北を
人の世の清き国ぞととあこがれぬ (明治45年の札幌の空です)
ほどの札幌の3日目の夜でした。
2010年09月19日
クロスボレー打つために
今日、後輩たちのボレーを指導をしていて
順クロスのボレーを自然に打てるように構え方、引き方の説明中
『すーさん』 から、ボレーについて質問のコメントをいただいているのを思い出した。
以下がそのコメント、全文です。
楽しく読ませていただいています。
50才すぎて,スクールに通いだしたので,頭が固く,理屈がわからないと身体が動かないおっさんです。
wowowの杉山愛さんのレッスン番組を見ていますと,
「ボレーで、ボールの外側を叩くつもりで打ってください」とありました。
これは,やはりアウトサイドインに打つということでいいんでしょうか。
ボレーの時のボールの打ち方など考えたこともなかったので,ご教示いただけると幸いです。
投稿者 すーさん 2010/09/14 23:37
私の説明です。
正直なところ、その場面を見ていませんので
杉山プロが何のことを言っているのか?
私としては、いい加減な推測をするしかありません。
そこで関連のありそうな、クロス打ちの話をします。
まず、ラケットヘッドを少し立てます。
そして、引いたときすでに、面を少しクロス方向に向けます。
手首の角度を保ったまま、腕全体で振ると
ボールはクロスの方向に飛んでいきます。
(もちろん、スウィングはアウトサイドインです)
そのときの感覚が
ボールの外側を打つような感じなのです。
多分このことではないかと推測しています。
また、逆クロスに打つには
先程立て気味だったラケットヘッドを下げ
ラケットヘッドを遅らせ気味にスウィングすれば打てます。
しかし、もしも最初からラケットヘッドを下げてしまうと
ストレートか逆クロスにしか打てません。
クロスに打つためにはラケットヘッドを立てていかなくてはならず
それは、とっさに出来るような技ではありません。
ですからラケットヘッドを上げ、面をクロスに向けておく構え方は
とっさに逆クロス方向にも切り替えられるということで
『どちらにも打てる構え方』 なのです。
順クロスのボレーを自然に打てるように構え方、引き方の説明中
『すーさん』 から、ボレーについて質問のコメントをいただいているのを思い出した。
以下がそのコメント、全文です。
楽しく読ませていただいています。
50才すぎて,スクールに通いだしたので,頭が固く,理屈がわからないと身体が動かないおっさんです。
wowowの杉山愛さんのレッスン番組を見ていますと,
「ボレーで、ボールの外側を叩くつもりで打ってください」とありました。
これは,やはりアウトサイドインに打つということでいいんでしょうか。
ボレーの時のボールの打ち方など考えたこともなかったので,ご教示いただけると幸いです。
投稿者 すーさん 2010/09/14 23:37
私の説明です。
正直なところ、その場面を見ていませんので
杉山プロが何のことを言っているのか?
私としては、いい加減な推測をするしかありません。
そこで関連のありそうな、クロス打ちの話をします。
まず、ラケットヘッドを少し立てます。
そして、引いたときすでに、面を少しクロス方向に向けます。
手首の角度を保ったまま、腕全体で振ると
ボールはクロスの方向に飛んでいきます。
(もちろん、スウィングはアウトサイドインです)
そのときの感覚が
ボールの外側を打つような感じなのです。
多分このことではないかと推測しています。
また、逆クロスに打つには
先程立て気味だったラケットヘッドを下げ
ラケットヘッドを遅らせ気味にスウィングすれば打てます。
しかし、もしも最初からラケットヘッドを下げてしまうと
ストレートか逆クロスにしか打てません。
クロスに打つためにはラケットヘッドを立てていかなくてはならず
それは、とっさに出来るような技ではありません。
ですからラケットヘッドを上げ、面をクロスに向けておく構え方は
とっさに逆クロス方向にも切り替えられるということで
『どちらにも打てる構え方』 なのです。
2010年09月18日
札幌からです
昨日、うちに帰ったら、奥さんから夕刊を見せられた。
あの蝶、なんと朝日新聞に出ているじゃないですか。
結構タイムリーな話題だったんだ。
なんか、南の蝶が関東まで進出してきたということらしい。
だから、私が知らなくても不思議ではないと納得。
さて、今日から札幌です。
昨年に引き続き、大学の後輩たちの指導に来たのです。
行きの飛行機はANA、ANAといえばピカチュウ。
もしかしたらいるかなと思ったら、やっぱり。
少しづつ近づいて、53番ゲートまできたら
なんとそれが自分の搭乗する飛行機だった。
そんなこんなでで11時少し前に札幌に到着。
5時起きだったので、すでに腹ペコ。
大学の前をうろついて、ラーメン屋さんを発見。
札幌といえば、ラーメン、札幌ラーメンといえば味噌。
しょうゆと塩は630円なのに何故か、味噌は680円。
しかしここは基本が大切
味噌味を注文、しかも大盛りで、780円。
ふと考えた
ブログといえば、食べ物の写真、基本だ。
たまにはやってみよう。
ああ美味しかった。
午後から、早速練習開始。
「君は1球目からたたけるのか?」 から
今日から4日間、がんばるぞ。
あの蝶、なんと朝日新聞に出ているじゃないですか。
結構タイムリーな話題だったんだ。
なんか、南の蝶が関東まで進出してきたということらしい。
だから、私が知らなくても不思議ではないと納得。
さて、今日から札幌です。
昨年に引き続き、大学の後輩たちの指導に来たのです。
行きの飛行機はANA、ANAといえばピカチュウ。
もしかしたらいるかなと思ったら、やっぱり。
少しづつ近づいて、53番ゲートまできたら
なんとそれが自分の搭乗する飛行機だった。
そんなこんなでで11時少し前に札幌に到着。
5時起きだったので、すでに腹ペコ。
大学の前をうろついて、ラーメン屋さんを発見。
札幌といえば、ラーメン、札幌ラーメンといえば味噌。
しょうゆと塩は630円なのに何故か、味噌は680円。
しかしここは基本が大切
味噌味を注文、しかも大盛りで、780円。
ふと考えた
ブログといえば、食べ物の写真、基本だ。
たまにはやってみよう。
ああ美味しかった。
午後から、早速練習開始。
「君は1球目からたたけるのか?」 から
今日から4日間、がんばるぞ。
2010年09月17日
スライスサーブで意地悪 続編
先日、『祐天』 さんからも質問をいただいていました。
以下がそのコメント、全文です。
松原コーチ、こんばんわ。
上記ゆっきさんのコメント(教示依頼)に関連したアドバイスのお願いです。
DVDではバウンド後に伸びるスライスサーブはインパクト時に前に押し振り切る感じとありますがオーバー・ネットが多く安定しません。
本ブログでスライスサーブを安全に入れるため、ボールを曲げさせるためには手首を内側に曲げたまま打つことを言われますが、実際にやってみると手首は伸びてしまい、伸びないように更に硬くすると腕のしなやかさが無くなってしまいます。
この二つのことを両立させ、うまくやるやるコツのアドバイスをよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2010/09/14 23:57
私の答えです。
「インパクト時に前に押し振り切る感じ」 のところですが
私の意図しているところは
インパクト後もそのままの面でスウィングを継続し
身体の左側に振り切る。
インパクト後も止めるよりむしろ
ラケットヘッドを加速する、ということです。
振り子のイメージで 『ゆうっくり』 振っていき
回内をしないで、ラケットヘッドを振り切ってほしいのです。
もしもインパクトでグリップ側を押し切ると、ラケットヘッドが遅れて
面が上を向くことになります。
当然、オーバーします。
DVDでの説明がわかりにくかったのでしたら、申し訳ありません。
次に、手首が伸びてしまう件ですが
スライスサーブの場合
ラケットが腕と一直線になってしまうということであれば
伸びちゃってもかまわないと思います。
面の左右の向きも戻っちゃうということであれば
当たりがフラットぽくなっちゃいますね。
解決法としては
もっと力んじゃうか、グリップを薄くすることです。
しなやかさにこだわっているようですが
ゆるく打つならともかく、強く打つ場合には
先ほどの話しの問題もあり
ラケットヘッドが遅れないようにしっかりさせる必要があります。
ある程度は力が入らないとだめです。
まあそれにしてもやりにくいのであれば
グリップを薄くして
何もしなくても、面が斜めにボールと当たるようにすればいいと思います。
追伸 昨日の蝶ですが、早速、お二人の方が名前を教えてくれました。
二人とも、『ツマグロヒョウモン』 とのご指摘です
そしてメスのようです。
ネットで検索してみます。
松原家のなぞが解けました。
ありがとうございました。
以下がそのコメント、全文です。
松原コーチ、こんばんわ。
上記ゆっきさんのコメント(教示依頼)に関連したアドバイスのお願いです。
DVDではバウンド後に伸びるスライスサーブはインパクト時に前に押し振り切る感じとありますがオーバー・ネットが多く安定しません。
本ブログでスライスサーブを安全に入れるため、ボールを曲げさせるためには手首を内側に曲げたまま打つことを言われますが、実際にやってみると手首は伸びてしまい、伸びないように更に硬くすると腕のしなやかさが無くなってしまいます。
この二つのことを両立させ、うまくやるやるコツのアドバイスをよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2010/09/14 23:57
私の答えです。
「インパクト時に前に押し振り切る感じ」 のところですが
私の意図しているところは
インパクト後もそのままの面でスウィングを継続し
身体の左側に振り切る。
インパクト後も止めるよりむしろ
ラケットヘッドを加速する、ということです。
振り子のイメージで 『ゆうっくり』 振っていき
回内をしないで、ラケットヘッドを振り切ってほしいのです。
もしもインパクトでグリップ側を押し切ると、ラケットヘッドが遅れて
面が上を向くことになります。
当然、オーバーします。
DVDでの説明がわかりにくかったのでしたら、申し訳ありません。
次に、手首が伸びてしまう件ですが
スライスサーブの場合
ラケットが腕と一直線になってしまうということであれば
伸びちゃってもかまわないと思います。
面の左右の向きも戻っちゃうということであれば
当たりがフラットぽくなっちゃいますね。
解決法としては
もっと力んじゃうか、グリップを薄くすることです。
しなやかさにこだわっているようですが
ゆるく打つならともかく、強く打つ場合には
先ほどの話しの問題もあり
ラケットヘッドが遅れないようにしっかりさせる必要があります。
ある程度は力が入らないとだめです。
まあそれにしてもやりにくいのであれば
グリップを薄くして
何もしなくても、面が斜めにボールと当たるようにすればいいと思います。
追伸 昨日の蝶ですが、早速、お二人の方が名前を教えてくれました。
二人とも、『ツマグロヒョウモン』 とのご指摘です
そしてメスのようです。
ネットで検索してみます。
松原家のなぞが解けました。
ありがとうございました。
2010年09月16日
なんていう蝶だろう?
先日、大池公園にオクサンと散歩。
暑くなってから行っていないので久しぶり。
少しだけ秋めいて、丘の上では気持ちのいい風を感じた。
ローソンのおにぎりには風が似合う・・・
ところで、これは紫式部というのだそうだ。
直径3mmくらいの実がたくさんついている。
秋の山奥という感じ、なんとなく秋色。
池のところまで行くと、小さな小鳥が飛んでいった。
カワセミだ、川蝉だ、翡翠だ。
10mほど先の岩の上に止まった。
大池公園でカワセミに会える確立は20%くらいだろうか
このきれいな青を見るといいことがありそうな気がする。
大池公園でのバードウォッチングの主役といっていいだろう。
別に追いかけたわけではないのだが
この後行く先々で、何度もこの子に会った。
いいやつだ。
さて今日の表題の蝶
池のほとり、葉っぱの上
止まって羽ばたくのを待ち、連写モードで撮影。
アゲハチョウよりやや小ぶりだろうか
とてもきれいな蝶だ。
家に帰って、ネットで検索したが名前がわからない。
ヨコハマ オオイケ マダラ ?
そんなわけないか
だれか詳しい人がいたら教えてくださーい。
暑くなってから行っていないので久しぶり。
少しだけ秋めいて、丘の上では気持ちのいい風を感じた。
ローソンのおにぎりには風が似合う・・・
ところで、これは紫式部というのだそうだ。
直径3mmくらいの実がたくさんついている。
秋の山奥という感じ、なんとなく秋色。
池のところまで行くと、小さな小鳥が飛んでいった。
カワセミだ、川蝉だ、翡翠だ。
10mほど先の岩の上に止まった。
大池公園でカワセミに会える確立は20%くらいだろうか
このきれいな青を見るといいことがありそうな気がする。
大池公園でのバードウォッチングの主役といっていいだろう。
別に追いかけたわけではないのだが
この後行く先々で、何度もこの子に会った。
いいやつだ。
さて今日の表題の蝶
池のほとり、葉っぱの上
止まって羽ばたくのを待ち、連写モードで撮影。
アゲハチョウよりやや小ぶりだろうか
とてもきれいな蝶だ。
家に帰って、ネットで検索したが名前がわからない。
ヨコハマ オオイケ マダラ ?
そんなわけないか
だれか詳しい人がいたら教えてくださーい。
2010年09月15日
スライスサーブで意地悪する
『ゆっき』 さんからスライスサーブについて質問を頂きました。
以下がそのコメントの全文です。
先月、スライスサーブの件でご教示いただいた者です。
あれ以来、確率は格段にアップ、身体の負担は激減、ダブルフォルトも減ってプレッシャーも軽減。中年の私にとっては非常に助かりました。ありがとうございました。さて、欲張りな私は次なるステップアップを目指しております。どうかご教示願います。
上記スライスサーブですが、相手は苦もなくリターンしてきます。エースを取る必要は無いものの、相手のミスは誘いたいものです。
スライスサーブになっているハズですが、どうもバウンド後の曲がりが少ないようです。なにかイヤラシク曲がるコツがあればご教示願います。
投稿者 ゆっき 2010/09/14 21:28
私の答えです。
1種類のサーブで、どう曲がるか、ばれているとすれば
気のきいたレシーバーならそんなにエラーしなくても不思議はありません。
それでもサーブで得点したければ
1つ目の方法として、1stでフラット気味のサーブを混ぜる。
これは回内を効かせて、面をフラット気味に当てれば簡単に出来ると思います。
フラット気味でバック狙いのサーブと、フォアに切れていくスライスで
左右の幅と球質の幅を作るのです。
2つ目の方法は、もっと回転を多くすること。
トスをさらに右寄りにし、ギリギリの薄い面を作っておき
上から下に切り下ろすようなイメージで打つ。
しかも打球後、面を保ったまま、しっかり振り向くようにすると
面白いようにボールが左にスライドしていきます。
こうすればイヤラシク曲がるサーブが打てます。
このイヤラシイサーブと普通のスライスサーブを混ぜるという手もありますね。
3つ目の方法として、普段はゆるく打っておき
ここぞという時に、速いサーブ、振り切ったサーブを打つこと。
これが一番簡単で、現実的かもしれませんね。
以下がそのコメントの全文です。
先月、スライスサーブの件でご教示いただいた者です。
あれ以来、確率は格段にアップ、身体の負担は激減、ダブルフォルトも減ってプレッシャーも軽減。中年の私にとっては非常に助かりました。ありがとうございました。さて、欲張りな私は次なるステップアップを目指しております。どうかご教示願います。
上記スライスサーブですが、相手は苦もなくリターンしてきます。エースを取る必要は無いものの、相手のミスは誘いたいものです。
スライスサーブになっているハズですが、どうもバウンド後の曲がりが少ないようです。なにかイヤラシク曲がるコツがあればご教示願います。
投稿者 ゆっき 2010/09/14 21:28
私の答えです。
1種類のサーブで、どう曲がるか、ばれているとすれば
気のきいたレシーバーならそんなにエラーしなくても不思議はありません。
それでもサーブで得点したければ
1つ目の方法として、1stでフラット気味のサーブを混ぜる。
これは回内を効かせて、面をフラット気味に当てれば簡単に出来ると思います。
フラット気味でバック狙いのサーブと、フォアに切れていくスライスで
左右の幅と球質の幅を作るのです。
2つ目の方法は、もっと回転を多くすること。
トスをさらに右寄りにし、ギリギリの薄い面を作っておき
上から下に切り下ろすようなイメージで打つ。
しかも打球後、面を保ったまま、しっかり振り向くようにすると
面白いようにボールが左にスライドしていきます。
こうすればイヤラシク曲がるサーブが打てます。
このイヤラシイサーブと普通のスライスサーブを混ぜるという手もありますね。
3つ目の方法として、普段はゆるく打っておき
ここぞという時に、速いサーブ、振り切ったサーブを打つこと。
これが一番簡単で、現実的かもしれませんね。
2010年09月14日
フォアで積極的にリストを 続編
昨日の手首の使い方に対し、『k2』 さんから質問をいただきました。
昨日の話しを忘れないうちにやりましょう。
以下がそのコメント、全文です。
はじめまして!毎日楽しみの拝読しております。
弟子さんのコメントに、「掌屈」とありますが、私も特にその辺が気になっています。
トッププロはもちろん、都道府県レベルのジュニア(U12♂)でも、高い打点のフォアのフィニッシュが
手関節を「掌屈」するようなスウィングなってきています。(それ以上の年齢はもちろん)
今までは、手関節を背屈位で固定し、前腕回内・上腕内旋のスウィングでしたが、
今後は手関節「掌屈」動作を取り入れたスイングを身につけた方が良いのでしょうか?
また、掌屈による メリット・デメリットも教えてください。
投稿者 k2 2010/09/14 09:21
私の答えです。
まず、用語ですが
掌屈とは、手首の関節を手の平側に曲げる動き、のことです。
その反対に、手首の関節を手の甲側に反らせる動きを背屈といいます。
この二つを使う動作とは、平手打ちで相手のほっぺたをひっぱたくやり方です。
手首をやわらかく使えば、より威力を増します。
女性の平手打ちのほうが男性の拳骨よりも痛いという話もあります。
冗談はさておき
この動作は、受動的なものです。
腕が前に振りだされるときに、手のひらやラケットが遅れ
腕を止める動作で鋭く帰ってきて、バシッと行きます。
つまりムチの動きと考えてもいいと思います。
別に新しい技術でもなんでもなく
昔からフォアハンドのハードヒッターは使っています。
私が高校生のころ、 (縄文時代ですが)
日本のチャンピオンだった、渡辺康二さんは
日本人の中で、世界に通用するただひとつのショットといわれていました。
「今までは、手関節を背屈位で固定し、」 とありましたが
この動作は多かれ少なかれ必ずあります。
アメリカのハードコートテニスが主流になるにつれ
プロの中でシェアーが少なくなったようです。
(手首を硬めに使っていたということです)
その後、クレーコートテニスが主流になるにつれ
再び、プロの世界でも使用頻度が増しているようです。
(手首が少し柔らかになったということです)
次の3つの要素が大きいほど使いやすくなり、有効です。
1、遅いサーフェス。
2、暇があること。 (遅いサーフェスもそうでした)
3、腕力が弱いこと。
速いコートや、相手のスピードボールで、鋭く振りたいときは
遅れたラケットヘッドが戻ってこないためミスショットになるかもしれません。
逆にゆるいテンポのラリーでは使いやすくなります。
ですからクレーのプレーヤーはかなり使います。
使いすぎの人はレシーブがヘボです。
そんなわけで、プロよりも12歳以下のジュニアの方が使うと思います。
彼らは、自然にスピードを出るコツを体得します。
センスのある子は教えなくても勝手にやり始めます。
そして、プロになるころにはテンポが上がり、必要最小限になっていくのです。
それを感じ取れないような子はプロになれないんだと思います。
プロの中でも、フレンチには登場しても
USオープンでは見かけなかったりします。
錦織プロも、もちろんうまく使っていますが
それほど大げさではないのです。
固めの手首で鋭く使います。
そうゆう人がクレー育ちなのにハードでも一流の人なのです。
逆クロスの得意な人はこの技をしっかり使います。
使いすぎるとラケットヘッドが遅れ
クロスにラケット面を向けにくくなります。
以前、12歳以下の女の子の話で
クロスが苦手だけど逆クロスにはすごいボールを打つ子の話がありました。
私はそこに、センスを感じると書きました。
力もついてきて、次にクロスをしっかり打てるようになればいいのです。
そのときでも、ラケットヘッドを遅らせる逆クロスを捨てる必要はありません。
昨日の話しを忘れないうちにやりましょう。
以下がそのコメント、全文です。
はじめまして!毎日楽しみの拝読しております。
弟子さんのコメントに、「掌屈」とありますが、私も特にその辺が気になっています。
トッププロはもちろん、都道府県レベルのジュニア(U12♂)でも、高い打点のフォアのフィニッシュが
手関節を「掌屈」するようなスウィングなってきています。(それ以上の年齢はもちろん)
今までは、手関節を背屈位で固定し、前腕回内・上腕内旋のスウィングでしたが、
今後は手関節「掌屈」動作を取り入れたスイングを身につけた方が良いのでしょうか?
また、掌屈による メリット・デメリットも教えてください。
投稿者 k2 2010/09/14 09:21
私の答えです。
まず、用語ですが
掌屈とは、手首の関節を手の平側に曲げる動き、のことです。
その反対に、手首の関節を手の甲側に反らせる動きを背屈といいます。
この二つを使う動作とは、平手打ちで相手のほっぺたをひっぱたくやり方です。
手首をやわらかく使えば、より威力を増します。
女性の平手打ちのほうが男性の拳骨よりも痛いという話もあります。
冗談はさておき
この動作は、受動的なものです。
腕が前に振りだされるときに、手のひらやラケットが遅れ
腕を止める動作で鋭く帰ってきて、バシッと行きます。
つまりムチの動きと考えてもいいと思います。
別に新しい技術でもなんでもなく
昔からフォアハンドのハードヒッターは使っています。
私が高校生のころ、 (縄文時代ですが)
日本のチャンピオンだった、渡辺康二さんは
日本人の中で、世界に通用するただひとつのショットといわれていました。
「今までは、手関節を背屈位で固定し、」 とありましたが
この動作は多かれ少なかれ必ずあります。
アメリカのハードコートテニスが主流になるにつれ
プロの中でシェアーが少なくなったようです。
(手首を硬めに使っていたということです)
その後、クレーコートテニスが主流になるにつれ
再び、プロの世界でも使用頻度が増しているようです。
(手首が少し柔らかになったということです)
次の3つの要素が大きいほど使いやすくなり、有効です。
1、遅いサーフェス。
2、暇があること。 (遅いサーフェスもそうでした)
3、腕力が弱いこと。
速いコートや、相手のスピードボールで、鋭く振りたいときは
遅れたラケットヘッドが戻ってこないためミスショットになるかもしれません。
逆にゆるいテンポのラリーでは使いやすくなります。
ですからクレーのプレーヤーはかなり使います。
使いすぎの人はレシーブがヘボです。
そんなわけで、プロよりも12歳以下のジュニアの方が使うと思います。
彼らは、自然にスピードを出るコツを体得します。
センスのある子は教えなくても勝手にやり始めます。
そして、プロになるころにはテンポが上がり、必要最小限になっていくのです。
それを感じ取れないような子はプロになれないんだと思います。
プロの中でも、フレンチには登場しても
USオープンでは見かけなかったりします。
錦織プロも、もちろんうまく使っていますが
それほど大げさではないのです。
固めの手首で鋭く使います。
そうゆう人がクレー育ちなのにハードでも一流の人なのです。
逆クロスの得意な人はこの技をしっかり使います。
使いすぎるとラケットヘッドが遅れ
クロスにラケット面を向けにくくなります。
以前、12歳以下の女の子の話で
クロスが苦手だけど逆クロスにはすごいボールを打つ子の話がありました。
私はそこに、センスを感じると書きました。
力もついてきて、次にクロスをしっかり打てるようになればいいのです。
そのときでも、ラケットヘッドを遅らせる逆クロスを捨てる必要はありません。
2010年09月13日
フォアで積極的にリストなどを動かす?
『弟子』 さんからフォアハンドについて質問をいただきました。
かなり長かったので、質問部分だけをコピーしました。
以下がそのコメント、質問部分です。
さて、フォアハンドについて最近思うことなんですが、
「腕や手首をある程度固めて安定させるのは前提として、
その上で積極的にリストや回外・回内を使うのではないか」
ということです。テイクバックでヘッドを後ろまで引かず、体を回し腕を振ることによって
ヘッドが遅れ、回外と背屈を引き起こし(腕の遅れと外旋は起こさない)、その伸長反射で
回内と掌屈(こちらは微妙)を行い、腕の振りを追い越すくらい強烈にヘッドを返すのが
新しいフォアハンドではないかという気がしています。
特にフェデラー・ナダル・ベルダスコらは腕を伸ばしてスイングしますが、上記の動作を
積極的に使って効率よく強烈なヘッドスピードを得ていると思うんですが、どうでしょうか?
私がまだまだ未熟なものでそこまでの自信がありません。松原コーチのご意見をお願い
します。
投稿者 弟子 2010/09/13 09:57
私の考えです。
とても目の付け所がいいと思います。 (偉そうな言い方をしてみました)
90%、正しいのではないでしょうか。
腕や手首をがちがちに固めてぐらつかないようにして打っても
実は同じような現象が少しだけ起きます。
生身の腕や手首は、いくら力を入れても完全な剛体にはなりません。
ラケットの重みのせいで、ある程度のしなりは必ず起こります。
私はこのしなりを、安定性に対し無害な範囲で使っていると考えています。
つまり、がちがちに対し、どれくらい緩めるかです。
この緩める程度や緩める方向によって
しなりの程度やしなりの方向が決まってくるのではないでしょうか。
先ほど90%正しいのではと書きましたが
残りの10%とは何でしょう?
実はリストの動きや、回外、回内など積極的にに使うかどうかという点です。
この 『積極的』 かどうかです。
私は、大部分のプロは積極的ではなく、受動的に使っているのではないかと思うのです。
腕の強烈な振りにラケットヘッドが取り残されて受動的にしなる
ラケットヘッドがインパクトに戻ってきて、バシッ
というような具合です。
また、面を保つ、角度を固定するという意識があると
インパクトで、正確に戻ってくるという作用もあるのです。
まあ、積極的というのは気分の問題ですから
弟子さんももしかしたら
消極的な私と、まるっきり同じ意味で使っているのかもしれません。
さて、積極的とまではいわなくても
クレーのスペシャリストは手首をかなり動かします。
それとメンバー的にかぶりますがトップスピンの多い選手は
スウィングスピードが欲しいのでより手首を動かします。
それに対し、ハードコートの選手、フラット系の選手はあまり手首を動かしません。
安定性重視になるからです。
一番動かさないのは、ハードコートでのリターンです。
これは先日のアガシのリターンですね。
これを使い分けられる人が、グランドスラマーです。
さて今日、ナダルは・・・
まあ、日本人の腕力ではあまり使いすぎないようにしたほうがいいと思います。
手首を固めたつもりで打ってみる。
だんだん自然に、余計な力が抜けてきて
ある日、最適な量だけ使っている。
周りからはリストの使い方が天才的と言われ
本人はリストは使ってないと信じている
くらいでもいいのではないでしょうか。
この最後の部分は、解説者ではなく、コーチとしての私の意見です。
かなり長かったので、質問部分だけをコピーしました。
以下がそのコメント、質問部分です。
さて、フォアハンドについて最近思うことなんですが、
「腕や手首をある程度固めて安定させるのは前提として、
その上で積極的にリストや回外・回内を使うのではないか」
ということです。テイクバックでヘッドを後ろまで引かず、体を回し腕を振ることによって
ヘッドが遅れ、回外と背屈を引き起こし(腕の遅れと外旋は起こさない)、その伸長反射で
回内と掌屈(こちらは微妙)を行い、腕の振りを追い越すくらい強烈にヘッドを返すのが
新しいフォアハンドではないかという気がしています。
特にフェデラー・ナダル・ベルダスコらは腕を伸ばしてスイングしますが、上記の動作を
積極的に使って効率よく強烈なヘッドスピードを得ていると思うんですが、どうでしょうか?
私がまだまだ未熟なものでそこまでの自信がありません。松原コーチのご意見をお願い
します。
投稿者 弟子 2010/09/13 09:57
私の考えです。
とても目の付け所がいいと思います。 (偉そうな言い方をしてみました)
90%、正しいのではないでしょうか。
腕や手首をがちがちに固めてぐらつかないようにして打っても
実は同じような現象が少しだけ起きます。
生身の腕や手首は、いくら力を入れても完全な剛体にはなりません。
ラケットの重みのせいで、ある程度のしなりは必ず起こります。
私はこのしなりを、安定性に対し無害な範囲で使っていると考えています。
つまり、がちがちに対し、どれくらい緩めるかです。
この緩める程度や緩める方向によって
しなりの程度やしなりの方向が決まってくるのではないでしょうか。
先ほど90%正しいのではと書きましたが
残りの10%とは何でしょう?
実はリストの動きや、回外、回内など積極的にに使うかどうかという点です。
この 『積極的』 かどうかです。
私は、大部分のプロは積極的ではなく、受動的に使っているのではないかと思うのです。
腕の強烈な振りにラケットヘッドが取り残されて受動的にしなる
ラケットヘッドがインパクトに戻ってきて、バシッ
というような具合です。
また、面を保つ、角度を固定するという意識があると
インパクトで、正確に戻ってくるという作用もあるのです。
まあ、積極的というのは気分の問題ですから
弟子さんももしかしたら
消極的な私と、まるっきり同じ意味で使っているのかもしれません。
さて、積極的とまではいわなくても
クレーのスペシャリストは手首をかなり動かします。
それとメンバー的にかぶりますがトップスピンの多い選手は
スウィングスピードが欲しいのでより手首を動かします。
それに対し、ハードコートの選手、フラット系の選手はあまり手首を動かしません。
安定性重視になるからです。
一番動かさないのは、ハードコートでのリターンです。
これは先日のアガシのリターンですね。
これを使い分けられる人が、グランドスラマーです。
さて今日、ナダルは・・・
まあ、日本人の腕力ではあまり使いすぎないようにしたほうがいいと思います。
手首を固めたつもりで打ってみる。
だんだん自然に、余計な力が抜けてきて
ある日、最適な量だけ使っている。
周りからはリストの使い方が天才的と言われ
本人はリストは使ってないと信じている
くらいでもいいのではないでしょうか。
この最後の部分は、解説者ではなく、コーチとしての私の意見です。
2010年09月12日
スイカには根性があった
全国、200万人の『根性スイカ』 ファンの皆さん
喜んでください。
(歓喜のあまりすいません、、200人の間違いでした)
前回はだめになってしまい、クラブ員一同ガッカリだった
松原テニスクラブ印西の 『根性スイカ』
なんと昨日、復活していたのです。
水曜日に見た時には、花の下に直径1cmくらいのふくらみがあり
少しだけ期待していた。
それがなんと、スイカになっているじゃないですか。
前回のと同じくらい、5cmくらいだろうか。
他にもないかと葉っぱを掻き分け捜索開始。
もう1個、あるじゃないですか。
こちらの方は、7cmくらい、少し大きい。
しかし2個とも、下膨れ
前回のまん丸と比べ、少し歪んでいる。
クラブのスイカ評論家の皆さんによると
台風の水で急激に大きくなったからではないか?
とのこと。
まあ、出来の悪い子ほど可愛いというし。
わんぱくでもいい、たくましく育ってくれれば。
さてさて、クラブの方は、私とお手合わせがまだの新入会員の皆さんが数名。
今日は是非と思っていたので、いざいざ、立会い、尋常に勝負。
次々にダブルスの試合をやっているうちに
なんと9セットもやってしまった。
途中、フォアの引き方や、サーブの向きなど
アドバイスすることも出来たので
結構、会員の皆さんに喜んでいただけたと思う。
夕方からは先日コメントを頂いたSさんにプライベートレッスン。
楽しくやっているうちに、あっという間の90分。
実はその後に若手コーチたちへの研修会があり
ほとんど12時間、コートにいた。
前回、10セットやって膝にきたというのもあったし
少し、やりすぎに注意しなくては。
怒涛のような1日が終わった。
こんなにやったら、うまくなってしまうかもしれない。
喜んでください。
(歓喜のあまりすいません、、200人の間違いでした)
前回はだめになってしまい、クラブ員一同ガッカリだった
松原テニスクラブ印西の 『根性スイカ』
なんと昨日、復活していたのです。
水曜日に見た時には、花の下に直径1cmくらいのふくらみがあり
少しだけ期待していた。
それがなんと、スイカになっているじゃないですか。
前回のと同じくらい、5cmくらいだろうか。
他にもないかと葉っぱを掻き分け捜索開始。
もう1個、あるじゃないですか。
こちらの方は、7cmくらい、少し大きい。
しかし2個とも、下膨れ
前回のまん丸と比べ、少し歪んでいる。
クラブのスイカ評論家の皆さんによると
台風の水で急激に大きくなったからではないか?
とのこと。
まあ、出来の悪い子ほど可愛いというし。
わんぱくでもいい、たくましく育ってくれれば。
さてさて、クラブの方は、私とお手合わせがまだの新入会員の皆さんが数名。
今日は是非と思っていたので、いざいざ、立会い、尋常に勝負。
次々にダブルスの試合をやっているうちに
なんと9セットもやってしまった。
途中、フォアの引き方や、サーブの向きなど
アドバイスすることも出来たので
結構、会員の皆さんに喜んでいただけたと思う。
夕方からは先日コメントを頂いたSさんにプライベートレッスン。
楽しくやっているうちに、あっという間の90分。
実はその後に若手コーチたちへの研修会があり
ほとんど12時間、コートにいた。
前回、10セットやって膝にきたというのもあったし
少し、やりすぎに注意しなくては。
怒涛のような1日が終わった。
こんなにやったら、うまくなってしまうかもしれない。
2010年09月10日
振り子はラケット面を見る?
『ぼの』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
私、勘違いをしていたかもしれません。
振り子のスウィングですが、アガシの動画を見てもどうしても振り子に見えませんでした。
私、ラケットの面ばかり気にしていたようです。
グリップ部分を見ると確かに振り子になっていました。
気がつくのが遅かったです(恥)
手(グリップ部分)が凹になるようにスウィングするのが、振り子のスウィングなのでしょうか?
お恥ずかしい質問で申し訳ありません。
私の答えです。
お恥ずかしい質問ではなく大変重要なご指摘です。
勘違いではなく、私が明確にしていないのだと思います。
私がラケットか? 手か?
どちらを見ているのか、意識しているのかと考えてみましたら
たぶん、肩からラケットヘッドまで、全体のようです。
全体を見ながら
面はどうゆう方向を向いている?
手はどんな動きをしているのか?
とゆうふうにいったりきたりしながら見ています。
もちろん肘と手首を固定したとすると
手の動きとラケット面の動きは基本的に同じになるはずですが
実際には、少しは手首も動きますし、肘も同様です。
フォアハンドの実技でいいますと
ラケット面の動きを意識しながら
手の動きをコツとして取り入れる、というのはどうでしょう。
あのアガシ、振り子テイクバックの手の動きを取り入れることができれば
私がいつも言っているテイクバックの矯正がすんなりできそうです。
ちょっと取り留めのない話になってきましたが
手の動きを見るというのはとても良いことのようです。
『ぼの』さんありがとうございました。
以下がそのコメント、全文です。
私、勘違いをしていたかもしれません。
振り子のスウィングですが、アガシの動画を見てもどうしても振り子に見えませんでした。
私、ラケットの面ばかり気にしていたようです。
グリップ部分を見ると確かに振り子になっていました。
気がつくのが遅かったです(恥)
手(グリップ部分)が凹になるようにスウィングするのが、振り子のスウィングなのでしょうか?
お恥ずかしい質問で申し訳ありません。
私の答えです。
お恥ずかしい質問ではなく大変重要なご指摘です。
勘違いではなく、私が明確にしていないのだと思います。
私がラケットか? 手か?
どちらを見ているのか、意識しているのかと考えてみましたら
たぶん、肩からラケットヘッドまで、全体のようです。
全体を見ながら
面はどうゆう方向を向いている?
手はどんな動きをしているのか?
とゆうふうにいったりきたりしながら見ています。
もちろん肘と手首を固定したとすると
手の動きとラケット面の動きは基本的に同じになるはずですが
実際には、少しは手首も動きますし、肘も同様です。
フォアハンドの実技でいいますと
ラケット面の動きを意識しながら
手の動きをコツとして取り入れる、というのはどうでしょう。
あのアガシ、振り子テイクバックの手の動きを取り入れることができれば
私がいつも言っているテイクバックの矯正がすんなりできそうです。
ちょっと取り留めのない話になってきましたが
手の動きを見るというのはとても良いことのようです。
『ぼの』さんありがとうございました。
2010年09月09日
フェデラーと振り子のテイクバック
昨日は、『スマイリー』 さんからのコメントへの答えでした。
コメントの中でとても引っかかっていた部分を今日は解説します。
以下がコメントのその部分です。
フォアハンドがいつまでたっても安定せず悩みの種でした。フェデラーにあこがれていたため、地面と平行な横振りのスイングで、ボールのスピードは速いのですが、アウトやネットが多かったです。
ところが、松原コーチの振り子でのテイクバックを実践することで前よりも弾道も高くなり、安定して入るようになりました。
コーチから手打ちといわれるようになり・・・
ボールスピードも以前よりも落ちているような気がします・・・
私の解説です。
スマイリーさんはフェデラーの打ち方と振り子のテイクバックを別のものと捕らえているようですが
それは、大いなる誤解です。
フェデラーこそ、というかトッププロはほとんど全員
振り子方のテイクバックなのです。
スウィングが肩を中心とした振り子である以上
テイクバックもそれを逆転した振り子であるのが
面を安定させる秘訣、というのがその理屈です。
この理屈を言い出したのは私ですが
実行したのは私が言い出す前のトッププロたちです。
私は彼らがやっている技術に理屈を付けただけです。
これは、フェデラーの振り方です
この動画と連続写真のスウィング、凹型の弧を描いているでしょう。
これに至る前のテイクバックも、面をしっかり安定させるため
基本的に、凹型の弧を描いている振り子型なのです。
そうすれば自然に面が安定するのです。
私はテイクバックのことばかり言っているのですが
雑誌屋さんや、WEB屋さんは、振出しから後ばかり出す傾向があります。
ですからこの絵も、テイクバックなしです。
テイクバックを探して見つけました。
アガシです。
彼のテイクバックが凹型の弧を描いている動画と連続写真を見てください。
最初の4コマです。
現代のプロは最初の位置がもう少し高い人が多いのですが
みんな、面が引くにつれて後ろ向きになる、振り子型の引き方です。
もちろんフェデラーもそうです。
振り出し後のスウィングですが
凹型の弧の後半で打てばトップスピン
一番底で打てば、水平スウィング部分で打ちますからフラットです。
打点を変えるというよりはスウィングの上下動の位置を調整するのです。
もうひとつ
肩の高さの打点を想像してみてください。
肩を中心とした弧は、横から見たら水平スウィングですね。
(もちろん上下動を付けようと思えばできますが)
まあそんなわけで
水平に振るとすればフラットに打つしかない
そうすれば当然、スピードが出ます。
ですから、スマイリーさん
振り子のテイクバックを捨てないで
スウィングスピードを上げて威力を出してください。
打球の高さコントロールに自信ができてきたら
スウィングを水平にしていったらどうでしょう。
フォアハンドに関しては、実は一人
教科書のようなテイクバックの人がいます。
暇があったら見てください。
ソルデリンクです。
コメントの中でとても引っかかっていた部分を今日は解説します。
以下がコメントのその部分です。
フォアハンドがいつまでたっても安定せず悩みの種でした。フェデラーにあこがれていたため、地面と平行な横振りのスイングで、ボールのスピードは速いのですが、アウトやネットが多かったです。
ところが、松原コーチの振り子でのテイクバックを実践することで前よりも弾道も高くなり、安定して入るようになりました。
コーチから手打ちといわれるようになり・・・
ボールスピードも以前よりも落ちているような気がします・・・
私の解説です。
スマイリーさんはフェデラーの打ち方と振り子のテイクバックを別のものと捕らえているようですが
それは、大いなる誤解です。
フェデラーこそ、というかトッププロはほとんど全員
振り子方のテイクバックなのです。
スウィングが肩を中心とした振り子である以上
テイクバックもそれを逆転した振り子であるのが
面を安定させる秘訣、というのがその理屈です。
この理屈を言い出したのは私ですが
実行したのは私が言い出す前のトッププロたちです。
私は彼らがやっている技術に理屈を付けただけです。
これは、フェデラーの振り方です
この動画と連続写真のスウィング、凹型の弧を描いているでしょう。
これに至る前のテイクバックも、面をしっかり安定させるため
基本的に、凹型の弧を描いている振り子型なのです。
そうすれば自然に面が安定するのです。
私はテイクバックのことばかり言っているのですが
雑誌屋さんや、WEB屋さんは、振出しから後ばかり出す傾向があります。
ですからこの絵も、テイクバックなしです。
テイクバックを探して見つけました。
アガシです。
彼のテイクバックが凹型の弧を描いている動画と連続写真を見てください。
最初の4コマです。
現代のプロは最初の位置がもう少し高い人が多いのですが
みんな、面が引くにつれて後ろ向きになる、振り子型の引き方です。
もちろんフェデラーもそうです。
振り出し後のスウィングですが
凹型の弧の後半で打てばトップスピン
一番底で打てば、水平スウィング部分で打ちますからフラットです。
打点を変えるというよりはスウィングの上下動の位置を調整するのです。
もうひとつ
肩の高さの打点を想像してみてください。
肩を中心とした弧は、横から見たら水平スウィングですね。
(もちろん上下動を付けようと思えばできますが)
まあそんなわけで
水平に振るとすればフラットに打つしかない
そうすれば当然、スピードが出ます。
ですから、スマイリーさん
振り子のテイクバックを捨てないで
スウィングスピードを上げて威力を出してください。
打球の高さコントロールに自信ができてきたら
スウィングを水平にしていったらどうでしょう。
フォアハンドに関しては、実は一人
教科書のようなテイクバックの人がいます。
暇があったら見てください。
ソルデリンクです。
2010年09月08日
手打ちじゃいけませんか
『スマイリー』 さんから質問をいただきました。
フォアハンドのスピードをアップしたいということだと思います。
以下がそのコメントの全文です。
いつもブログで有用な技術情報ありがとうございます。
私はテニス歴は5年になるのですが、フォアハンドがいつまでたっても安定せず悩みの種でした。フェデラーにあこがれていたため、地面と平行な横振りのスイングで、ボールのスピードは速いのですが、アウトやネットが多かったです。
ところが、松原コーチの振り子でのテイクバックを実践することで前よりも弾道も高くなり、安定して入るようになりました。
しかし、ボールは安定するようになったのですが、スクールのコーチからは「手打ちになってますよ」と言われれるようになってしまいました。自分としてはボールが安定して入るようになった今の状態が気に入っているのですが、手打ちと言われれば確かにそんな気もするし、ボールスピードも以前よりも落ちているような気がします。
そこで振り子のスイングとショルダーローテーションを合わせるように意識してみたのですが、どうもうまくいきません。
前置きが長くなってしまいましたが、振り子のスイングで手打ちにならないようにするコツはありますか?
投稿者 スマイリー 2010/09/06 14:50
私の答えです。
これは半分冗談、半分本音です。
手打ちはいけません。
腕打ちにしましょう。
スクールでは全身を使ったエースは2点、手打ちだと1点なのでしょうか?
国際テニスルールではどちらも1点です。
日本では (私も日本人で、日本にしか住んだことがないのですが)
全身を使うことが好まれます。
欧米人は結果がよければどちらでもOKのようです。
これは日本人が身体の小ささを補うために考えたことかもしれません。
そのために結果(スピードが出る)よりも過程(全身を使う)を重視するのではないでしょうか。
私は一般のみなさんも、全日本クラスの選手も
身体を使おうとしすぎるあまりにスピードを失っているような気がしています。
私自身は、小手先にならないようにしっかり手首を固定し
腕全体に力を入れて、しっかり振り切るようにしています。
自分では腕力で振ればいいと思うのですが
ほかの人からは全身を使ってうまく打ちますねと言われます。
生徒さんたちへのアドバイスでも
手首を硬く、腕に力を入れて、振ることを強調しているのですが。
その人たちは手首をムチのようにうまく使うようになったと評価されているようです。
逆に、手首をムチのように使うためやわらかくした人は
ラケットヘッドがムチのように走ってこないので困っています。
ムチにも適度な硬さが必要なのです。
さて、話がそれていくようですので
スマイリーさんに直接的なアドバイス。
少し膝を曲げましょう。
そして、『ウー ウーッ』
と叫びながら打ってみる。
ウーッ、がインパクトです。 (エイッ でもOK)
このとき、ウーッっと叫ぶと背筋に衝撃が走ります。
その背筋力がラケットを猛烈に走らせます。
見た目の話としては良くわからないような話ですが
まあ一度だまされてみてください。
振り子スウィングとフェデラーの直線的なスウィングの話は
別の方の質問にもありましたのでまた、次回に。
最後に、しっかり力の入ったこの人
ナダルのフォアハンド、動画と連続写真を味わってください。
幸い?
連続写真がうまく表示されていないので
細かいことは気にせず
動画のほうを、『ウー ウーッ』
と叫びながら見てください。
フォアハンドのスピードをアップしたいということだと思います。
以下がそのコメントの全文です。
いつもブログで有用な技術情報ありがとうございます。
私はテニス歴は5年になるのですが、フォアハンドがいつまでたっても安定せず悩みの種でした。フェデラーにあこがれていたため、地面と平行な横振りのスイングで、ボールのスピードは速いのですが、アウトやネットが多かったです。
ところが、松原コーチの振り子でのテイクバックを実践することで前よりも弾道も高くなり、安定して入るようになりました。
しかし、ボールは安定するようになったのですが、スクールのコーチからは「手打ちになってますよ」と言われれるようになってしまいました。自分としてはボールが安定して入るようになった今の状態が気に入っているのですが、手打ちと言われれば確かにそんな気もするし、ボールスピードも以前よりも落ちているような気がします。
そこで振り子のスイングとショルダーローテーションを合わせるように意識してみたのですが、どうもうまくいきません。
前置きが長くなってしまいましたが、振り子のスイングで手打ちにならないようにするコツはありますか?
投稿者 スマイリー 2010/09/06 14:50
私の答えです。
これは半分冗談、半分本音です。
手打ちはいけません。
腕打ちにしましょう。
スクールでは全身を使ったエースは2点、手打ちだと1点なのでしょうか?
国際テニスルールではどちらも1点です。
日本では (私も日本人で、日本にしか住んだことがないのですが)
全身を使うことが好まれます。
欧米人は結果がよければどちらでもOKのようです。
これは日本人が身体の小ささを補うために考えたことかもしれません。
そのために結果(スピードが出る)よりも過程(全身を使う)を重視するのではないでしょうか。
私は一般のみなさんも、全日本クラスの選手も
身体を使おうとしすぎるあまりにスピードを失っているような気がしています。
私自身は、小手先にならないようにしっかり手首を固定し
腕全体に力を入れて、しっかり振り切るようにしています。
自分では腕力で振ればいいと思うのですが
ほかの人からは全身を使ってうまく打ちますねと言われます。
生徒さんたちへのアドバイスでも
手首を硬く、腕に力を入れて、振ることを強調しているのですが。
その人たちは手首をムチのようにうまく使うようになったと評価されているようです。
逆に、手首をムチのように使うためやわらかくした人は
ラケットヘッドがムチのように走ってこないので困っています。
ムチにも適度な硬さが必要なのです。
さて、話がそれていくようですので
スマイリーさんに直接的なアドバイス。
少し膝を曲げましょう。
そして、『ウー ウーッ』
と叫びながら打ってみる。
ウーッ、がインパクトです。 (エイッ でもOK)
このとき、ウーッっと叫ぶと背筋に衝撃が走ります。
その背筋力がラケットを猛烈に走らせます。
見た目の話としては良くわからないような話ですが
まあ一度だまされてみてください。
振り子スウィングとフェデラーの直線的なスウィングの話は
別の方の質問にもありましたのでまた、次回に。
最後に、しっかり力の入ったこの人
ナダルのフォアハンド、動画と連続写真を味わってください。
幸い?
連続写真がうまく表示されていないので
細かいことは気にせず
動画のほうを、『ウー ウーッ』
と叫びながら見てください。
2010年09月07日
錦織くんお疲れ様
『うそほんと』 さんからコメントをいただきました。
サーブで体に無理?
というのが気になったので、今日はこれ。
以下がそのコメント、全文です。
ご返答ありがとうございました。
迷う時に松原コーチに答えて頂けるこのブログに大変感謝しています。
いや、松原コーチに感謝しています。
錦織選手棄権してしまい残念です。
サーブで体に無理してるんでしょうか?
楽天オープン応援に行きたいです。
投稿者 うそほんと 2010/09/06 17:16
私の答えです。
昨晩、Tさんと東戸塚校でプライベートレッスン。
彼は夏休みをとって、USオープンに行ってきたそうです。
錦織くんのあの試合も最前列で応援したとのこと
「フォアハンドがすばらしかった」
「サーブもとても良かった」
「感動した」 とのことで、いい夏休みだったようです。
左足の付け根を傷めたとのこと
原因はサーブですね。
サーブでは左足に体重をかけ踏ん張ります。
通常、左足1本で飛び上がってサーブをヒットするのです。
ですからどうしても、左足、特に太ももと付け根には負担がかかります。
5時間近く、約50ゲーム戦いました。
半分がサーブゲーム、1ゲームに10本とすると
250本くらいのサーブを打ち続けたことになります。
プロ野球ならば、2試合完投です。
もちろんその間、サーブだけ打っていたのではありません。
プロのシングルスがどれだけ過酷なものかというのが
想像できると思います。
勝手な推測ですが
当然、疲労が来る場所が疲れ過ぎて、炎症を起こしているのだと思います。
トッププロとしてはまだ、身体ができていないのでしょう。
フォームがどうのという問題ではありません。
慢性的な障害にならなければいいのです。
若い身体ですから、3日も休んでから、徐々にトレーニングすれば
すぐに復活してくれると思います。
早く、ナダルのような強靭な身体になって欲しいですね。
サーブで体に無理?
というのが気になったので、今日はこれ。
以下がそのコメント、全文です。
ご返答ありがとうございました。
迷う時に松原コーチに答えて頂けるこのブログに大変感謝しています。
いや、松原コーチに感謝しています。
錦織選手棄権してしまい残念です。
サーブで体に無理してるんでしょうか?
楽天オープン応援に行きたいです。
投稿者 うそほんと 2010/09/06 17:16
私の答えです。
昨晩、Tさんと東戸塚校でプライベートレッスン。
彼は夏休みをとって、USオープンに行ってきたそうです。
錦織くんのあの試合も最前列で応援したとのこと
「フォアハンドがすばらしかった」
「サーブもとても良かった」
「感動した」 とのことで、いい夏休みだったようです。
左足の付け根を傷めたとのこと
原因はサーブですね。
サーブでは左足に体重をかけ踏ん張ります。
通常、左足1本で飛び上がってサーブをヒットするのです。
ですからどうしても、左足、特に太ももと付け根には負担がかかります。
5時間近く、約50ゲーム戦いました。
半分がサーブゲーム、1ゲームに10本とすると
250本くらいのサーブを打ち続けたことになります。
プロ野球ならば、2試合完投です。
もちろんその間、サーブだけ打っていたのではありません。
プロのシングルスがどれだけ過酷なものかというのが
想像できると思います。
勝手な推測ですが
当然、疲労が来る場所が疲れ過ぎて、炎症を起こしているのだと思います。
トッププロとしてはまだ、身体ができていないのでしょう。
フォームがどうのという問題ではありません。
慢性的な障害にならなければいいのです。
若い身体ですから、3日も休んでから、徐々にトレーニングすれば
すぐに復活してくれると思います。
早く、ナダルのような強靭な身体になって欲しいですね。
2010年09月06日
コンチネンタルグリップ
『リスペクトロジャー』 さんからグリップについての質問がありました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチのブログは楽しく、斬新だなと思いながら拝見しています。私は今大学のサークルでプレーしているものです。
今回初めてですが、私も質問させてください。
松原コーチに伺いたいのはグリップについてです。最近僕はあるコーチにサーブのグリップを直されました。今まで僕が高校時代からコンチネンタルグリップだと思っていたものがイースタンであると言われてしまったのです。すると確かにサーブは良くなりました。しかしここで疑問に思ったのですた、じゃあボレーのグリップも直したほうがいいのか、ということです。プロはどのグリップなのか調べようと写真からいろいろ勉強しようと思ったのですが、なにせ違いが微妙なのでよくわかりませんでした。できれば、プロのグリップやその長所、短所を教えていただけないでしょうか?
長文失礼しました。返事をいただけたら幸いです。
投稿者 リスペクトロジャー 2010/09/01 23:42
私の答えです。
コンチネンタルグリップと呼ばれているのはこんなもんでしょうか。
ラケット面を垂直にして撮影したものです。
目安としては親指と人差し指で作るV字の頂点が
この状態のラケットのグリップで上になる平面の左側の角に来ます。
ただ、人間の手の話ですから結構幅があって
この辺りのグリップがコンチネンタルだと思えばいいのではないでしょうか。
サーブでグリップを薄くすると、前腕を回内させなくては
面がボールにあたらなくなります。
その代わり回内によりラケットヘッドを走らすことができます。
それが効いたのかもしれませんね。
ですからこうゆうふうに薄めに握る人もいます。
ただしここまですると、面が垂直までは向きにくいので
スピンサーブ用のグリップということになるかもしれません。
私が時々困るのは
これが正統派コンチネンタルだと思って
ボレーをこのグリップで教えるコーチがいることです。
このグリップにした人はフォアボレーが強く打てないのです。
「今はやりにくいけど、いつかは打てるようになる」 と
ずうっと思い続ける可能性もあります。
さて、3枚目の写真は、私自身のグリップです。
お気づきのようにコンチにしてはやや厚めのグリップです。
私はこのグリップでサーブ、スマッシュ、ボレー、バックハンドスライスを打ちます。
ボレーはフォア、バックともこのままです。
私は、バックボレーは得意で
バックハンドセミウェスタンからフォアハンドイースタンの範囲なら
どのグリップでも大丈夫です。
その反対に、フォアボレーはへたくそで
このグリップより薄くなるとからきし打てません。
ですから、リーチのことも考え、スマッシュも考えて
持ち替えの必要ない
フォアが打てる範囲で一番薄いグリップを選択しているのです。
1例として松原さんを出しましたが
もちろんこの人と少し違っていても何の問題もないと思います。
ボレーとサーブとでグリップの違う人はごく普通にいますし
フォアとバックで微妙にずらして打っている人もいます。
プロも基本的に同じだと思います。
ショットごとに自分にぴったりのものを見つけるべきだと思います。
しばらく前、世界1のサーバーといわれた
ボリス・ベッカーはこんなグリップでサーブしていました。
そう、イースタングリップです。
ベッカーはこのグリップと内側に折った手首とのセットで
コンチネンタルグリップ的に腕を使っていたようです。
はたして彼のグリップをコンチに直したら?
あの、『ぶんぶんサーブ』 はもっとすごかったのでしょうか?
世界1ではなく、世界0だったのかもしれません。
プロの写真を見てもわからないくらいの違いは
あまり気にせず
どっかその辺りで
じぶんでしっくり来るグリップを見つければいいのではないでしょうか。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチのブログは楽しく、斬新だなと思いながら拝見しています。私は今大学のサークルでプレーしているものです。
今回初めてですが、私も質問させてください。
松原コーチに伺いたいのはグリップについてです。最近僕はあるコーチにサーブのグリップを直されました。今まで僕が高校時代からコンチネンタルグリップだと思っていたものがイースタンであると言われてしまったのです。すると確かにサーブは良くなりました。しかしここで疑問に思ったのですた、じゃあボレーのグリップも直したほうがいいのか、ということです。プロはどのグリップなのか調べようと写真からいろいろ勉強しようと思ったのですが、なにせ違いが微妙なのでよくわかりませんでした。できれば、プロのグリップやその長所、短所を教えていただけないでしょうか?
長文失礼しました。返事をいただけたら幸いです。
投稿者 リスペクトロジャー 2010/09/01 23:42
私の答えです。
コンチネンタルグリップと呼ばれているのはこんなもんでしょうか。
ラケット面を垂直にして撮影したものです。
目安としては親指と人差し指で作るV字の頂点が
この状態のラケットのグリップで上になる平面の左側の角に来ます。
ただ、人間の手の話ですから結構幅があって
この辺りのグリップがコンチネンタルだと思えばいいのではないでしょうか。
サーブでグリップを薄くすると、前腕を回内させなくては
面がボールにあたらなくなります。
その代わり回内によりラケットヘッドを走らすことができます。
それが効いたのかもしれませんね。
ですからこうゆうふうに薄めに握る人もいます。
ただしここまですると、面が垂直までは向きにくいので
スピンサーブ用のグリップということになるかもしれません。
私が時々困るのは
これが正統派コンチネンタルだと思って
ボレーをこのグリップで教えるコーチがいることです。
このグリップにした人はフォアボレーが強く打てないのです。
「今はやりにくいけど、いつかは打てるようになる」 と
ずうっと思い続ける可能性もあります。
さて、3枚目の写真は、私自身のグリップです。
お気づきのようにコンチにしてはやや厚めのグリップです。
私はこのグリップでサーブ、スマッシュ、ボレー、バックハンドスライスを打ちます。
ボレーはフォア、バックともこのままです。
私は、バックボレーは得意で
バックハンドセミウェスタンからフォアハンドイースタンの範囲なら
どのグリップでも大丈夫です。
その反対に、フォアボレーはへたくそで
このグリップより薄くなるとからきし打てません。
ですから、リーチのことも考え、スマッシュも考えて
持ち替えの必要ない
フォアが打てる範囲で一番薄いグリップを選択しているのです。
1例として松原さんを出しましたが
もちろんこの人と少し違っていても何の問題もないと思います。
ボレーとサーブとでグリップの違う人はごく普通にいますし
フォアとバックで微妙にずらして打っている人もいます。
プロも基本的に同じだと思います。
ショットごとに自分にぴったりのものを見つけるべきだと思います。
しばらく前、世界1のサーバーといわれた
ボリス・ベッカーはこんなグリップでサーブしていました。
そう、イースタングリップです。
ベッカーはこのグリップと内側に折った手首とのセットで
コンチネンタルグリップ的に腕を使っていたようです。
はたして彼のグリップをコンチに直したら?
あの、『ぶんぶんサーブ』 はもっとすごかったのでしょうか?
世界1ではなく、世界0だったのかもしれません。
プロの写真を見てもわからないくらいの違いは
あまり気にせず
どっかその辺りで
じぶんでしっくり来るグリップを見つければいいのではないでしょうか。
2010年09月05日
トップスピンロブ
『うそほんと』 さんから質問をいただきました。
トップスピンロブです。
以下がコメントの質問部分です。
フォアハンドスピンロブの質問です。
テイクバックで振り子させない方が打ちやすいでしょうか?
または、いつもと違う位置に振り子で引くか、肘から先だけで強く止めて打つイメージでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/09/02 14:06
私の答えです。
フォアハンドでのトップスピンロブは、ウルトラトップスピンストロークです。
トップスピンを強くかけたラリーで深く打つためには
ネットの上を少し高めに越します。
もう少し高めのボールを送って意地悪をするには
スピンを多めにして、ネットのかなり上に向かって打ち出します。
これがムーンボールです。
そして、このボールの下にネットマンがいる場合
『トップスピンロブ』 というのです。
ですから打ち方としてはスピンのウルトラ多い、フォアハンドストロークです。
基本的なスウィングは振り子型です。
そしてワイパースウィングの垂直成分を多くして
しっかり上体の左に振り切ります。
両手打ちのバックハンドで打つ場合は
ラケットヘッドを落として
下からボールにぶつけ
インパクトで止めるような打ち方をします。
『肘から先だけで強く止めて打つイメージ』 というのはそれかもしれませんね。
トップスピンロブです。
以下がコメントの質問部分です。
フォアハンドスピンロブの質問です。
テイクバックで振り子させない方が打ちやすいでしょうか?
または、いつもと違う位置に振り子で引くか、肘から先だけで強く止めて打つイメージでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/09/02 14:06
私の答えです。
フォアハンドでのトップスピンロブは、ウルトラトップスピンストロークです。
トップスピンを強くかけたラリーで深く打つためには
ネットの上を少し高めに越します。
もう少し高めのボールを送って意地悪をするには
スピンを多めにして、ネットのかなり上に向かって打ち出します。
これがムーンボールです。
そして、このボールの下にネットマンがいる場合
『トップスピンロブ』 というのです。
ですから打ち方としてはスピンのウルトラ多い、フォアハンドストロークです。
基本的なスウィングは振り子型です。
そしてワイパースウィングの垂直成分を多くして
しっかり上体の左に振り切ります。
両手打ちのバックハンドで打つ場合は
ラケットヘッドを落として
下からボールにぶつけ
インパクトで止めるような打ち方をします。
『肘から先だけで強く止めて打つイメージ』 というのはそれかもしれませんね。
2010年09月04日
フォアハンド、入るはずの面とは
『mt』 さんから質問を頂きました。
フォアハンドのテイクバックです。
以下がそのコメント、全文です。
初めまして。
いつも拝見させていただいています。
フォアハンド、入るはずの面でテイクバックしていた。
上記、ちょっと解説をいただければ幸いです。
宜しくお願い致します!
投稿者 mt 2010/09/02 12:14
私の答えです。
何度も取り上げていることですが
私がテニス技術の中でもっとも重要で
なおかつ、もっとも出来ていないと思っている技術です。
インカレクラスの女子でもできていない人がたくさんいるのです。
そのために、1週間に1度は取り上げなければならないと思っている話題です。
耳にタコという人も多いと思いますが
タコをよくもみほぐしてお聞き下さい。
さて、フォアハンドを安定させて打つためには
テイクバックの仕方とそのときの面が大変重要です。
構えの段階でインパクトと同様な面を作り
そのまま引いて、振り出せばインパクトで面が垂直になるような向きの面を作っておきます。
このとき面は下を向くはずです。
そこから、凹型に、肩を中心に孤を描いて、テイクバックします。
この引き方をすれば
腕をひねらないで振り出せば、自然にインパクトでの垂直面が作れます。
フォアハンド、エラーするわけがないのです。
これが入るはずの引き方、面なのです。
これを振り子型の基本形とすれば
テイクバックした後ろの方で、ループしたり
もう少し高い位置で(ラケットをたて気味で引いたり)というのは
応用形と考えればいいと思います。
それではその応用形の例
アガシのリターンでの引き方、動画と連続写真で確認してください。
面を変化させず、後ろで小さなループをしています。
もう少し大きなスウィング、高いスウィングの例。
やはりアガシの動画と連続写真を見てください。
この人がフォアハンドを 『入るはずの面で引く』 人です。
世界1のリターンの名手とも言われています。
現役生活中に4大大会すべてを制した、『生涯グランドスラマー』 でもあります。
フォアハンドのテイクバックです。
以下がそのコメント、全文です。
初めまして。
いつも拝見させていただいています。
フォアハンド、入るはずの面でテイクバックしていた。
上記、ちょっと解説をいただければ幸いです。
宜しくお願い致します!
投稿者 mt 2010/09/02 12:14
私の答えです。
何度も取り上げていることですが
私がテニス技術の中でもっとも重要で
なおかつ、もっとも出来ていないと思っている技術です。
インカレクラスの女子でもできていない人がたくさんいるのです。
そのために、1週間に1度は取り上げなければならないと思っている話題です。
耳にタコという人も多いと思いますが
タコをよくもみほぐしてお聞き下さい。
さて、フォアハンドを安定させて打つためには
テイクバックの仕方とそのときの面が大変重要です。
構えの段階でインパクトと同様な面を作り
そのまま引いて、振り出せばインパクトで面が垂直になるような向きの面を作っておきます。
このとき面は下を向くはずです。
そこから、凹型に、肩を中心に孤を描いて、テイクバックします。
この引き方をすれば
腕をひねらないで振り出せば、自然にインパクトでの垂直面が作れます。
フォアハンド、エラーするわけがないのです。
これが入るはずの引き方、面なのです。
これを振り子型の基本形とすれば
テイクバックした後ろの方で、ループしたり
もう少し高い位置で(ラケットをたて気味で引いたり)というのは
応用形と考えればいいと思います。
それではその応用形の例
アガシのリターンでの引き方、動画と連続写真で確認してください。
面を変化させず、後ろで小さなループをしています。
もう少し大きなスウィング、高いスウィングの例。
やはりアガシの動画と連続写真を見てください。
この人がフォアハンドを 『入るはずの面で引く』 人です。
世界1のリターンの名手とも言われています。
現役生活中に4大大会すべてを制した、『生涯グランドスラマー』 でもあります。
2010年09月03日
スウィングスピードへの追加編
ボールを押すということがよく言われますが
それを意識するとむしろスピードが出なくなることのほうが多いと思います。
トッププロは逆にしっかり引っ張ります。
これは鈴木貴男のサーブ、動画と連続写真です。
6コマ目のインパクトから8コマ目までしっかりと腕を引っ張り込んでいるのが分かると思います。
この形で有名なのがサンプラスです。
インパクト後、胸の前に腕とラケットを引っ張り込んで、たたむようでした。
これがその動画と連続写真です。
少し見にくいのですが、彼の昔のプレーを思い出しながら味わってください。
同様なことがフォアハンドでもあります。
方向性を意識するあまり
インサイドアウトのスウィングがいいように見られがちですが
プロはむしろアウトサイドイン。
腕を引っ張り込んでフィニッシュします。
これはフェデラーのフォアハンド、動画と連続写真です。
しっかり引っ張り込んでフィニッシュしたのが分かると思います。
それと、インパクト後にスピードを出す振り切りのイメージどおりです。
両手バックのハードヒットもそうです、引っ張り込みですよ。
人間、引っ張り込む腕力の方が強いのです。
ただ、サーブの場合気をつけたほうがいいのは
打点を少し後ろにすることです
内旋を効かせ、腕を引っ張り込んでくると面が下向きになりがちですので
打点が前だとネットしやすくなるのでご注意を。
それを意識するとむしろスピードが出なくなることのほうが多いと思います。
トッププロは逆にしっかり引っ張ります。
これは鈴木貴男のサーブ、動画と連続写真です。
6コマ目のインパクトから8コマ目までしっかりと腕を引っ張り込んでいるのが分かると思います。
この形で有名なのがサンプラスです。
インパクト後、胸の前に腕とラケットを引っ張り込んで、たたむようでした。
これがその動画と連続写真です。
少し見にくいのですが、彼の昔のプレーを思い出しながら味わってください。
同様なことがフォアハンドでもあります。
方向性を意識するあまり
インサイドアウトのスウィングがいいように見られがちですが
プロはむしろアウトサイドイン。
腕を引っ張り込んでフィニッシュします。
これはフェデラーのフォアハンド、動画と連続写真です。
しっかり引っ張り込んでフィニッシュしたのが分かると思います。
それと、インパクト後にスピードを出す振り切りのイメージどおりです。
両手バックのハードヒットもそうです、引っ張り込みですよ。
人間、引っ張り込む腕力の方が強いのです。
ただ、サーブの場合気をつけたほうがいいのは
打点を少し後ろにすることです
内旋を効かせ、腕を引っ張り込んでくると面が下向きになりがちですので
打点が前だとネットしやすくなるのでご注意を。
2010年09月02日
スウィングスピードを上げる
『キャプ』 さんから質問をいただいていました。
ちょっと長いのでカットさせていただきました。
以下がそのコメントの質問部分です。
現在よりも、スピンが多い球、スピードのある球を打ちたいと思っています (特にサーブ) 。そのためにもスイングスピードを上げたいのですが、普段の練習で意識すればいいことなどありますでしょうか?
投稿者 キャプ 2010/08/26 00:28
私の答えです。
サーブ、フォアハンドのスウィングスピードを上げるコツとして
3つのことを挙げます。
1、腕にしっかり力を入れること。
2、振り子に逆らわないこと。
3、インパクト後の振り抜きをよくすること。
1番ですが、よく見かける欠点として
腕やラケットをムチのように使うために脱力します。
脱力しすぎるために力が抜け、パワーが伝わらなくなってしまう。
釣竿を考えてみてください。
適度な硬さを持っています。
柔らかく使うために、縄で作ったらどうなるでしょう。
少し(かなり)、腕に力を入れてみませんかみませんか。
抜きすぎよりは入りすぎのほうがいいです。
2番です。
腕とラケットを垂らして前後に振ったら、振り子です。
振り子には固有の周期があります。
小学校の高学年で理科の授業でやります。
重心までの距離が決まればその周期が決まります。
ためしにぶらぶらやってみてください。
誰がやっても無理をしなければほぼ同じ周期です。
これがフォアハンドのスウィングの基本周期になります。
ゆったりとラケットが行きたい周期で振るのです。
一流選手ががゆっくり振り始めるのはこのためです。
サーブですとこの振り子が上側になります。
ラケットを上に上げ、外旋、内旋を繰り返してみてください。
メトロノームがなぜ一定のテンポを刻むのかわかると思います。
ラケットを立てた状態から
このテンポに逆らわないでゆっくりと振り始めることです。
フェデラーもゆっくりとラケットを垂らしていきますよね。
これに逆らうと、腕は振り出してもラケットが来ないということが起きます。
3番目はインパクト後の振りぬき。
(本当はインパクト前からですが)
振り子に逆らわないだけなら
小学生の女の子もフェデラーもサーブスピードは同じです。
フェデラーはラケットが垂れた所から
フィニッシュまで一気に加速します。
これは筋力です。
もちろんフェデラーは小学生より筋力があります。
垂れたところからといいましたが
コツとしては
インパクト後にスピードを上げること。
そうすると結果的にインパクトのスピードが上がります。
4つ目に内緒のコツを教えます。
インパクトからフィニッシュにかけ
「えいっ」 と叫びます。
これは意外と効果的です。
ちょっと長いのでカットさせていただきました。
以下がそのコメントの質問部分です。
現在よりも、スピンが多い球、スピードのある球を打ちたいと思っています (特にサーブ) 。そのためにもスイングスピードを上げたいのですが、普段の練習で意識すればいいことなどありますでしょうか?
投稿者 キャプ 2010/08/26 00:28
私の答えです。
サーブ、フォアハンドのスウィングスピードを上げるコツとして
3つのことを挙げます。
1、腕にしっかり力を入れること。
2、振り子に逆らわないこと。
3、インパクト後の振り抜きをよくすること。
1番ですが、よく見かける欠点として
腕やラケットをムチのように使うために脱力します。
脱力しすぎるために力が抜け、パワーが伝わらなくなってしまう。
釣竿を考えてみてください。
適度な硬さを持っています。
柔らかく使うために、縄で作ったらどうなるでしょう。
少し(かなり)、腕に力を入れてみませんかみませんか。
抜きすぎよりは入りすぎのほうがいいです。
2番です。
腕とラケットを垂らして前後に振ったら、振り子です。
振り子には固有の周期があります。
小学校の高学年で理科の授業でやります。
重心までの距離が決まればその周期が決まります。
ためしにぶらぶらやってみてください。
誰がやっても無理をしなければほぼ同じ周期です。
これがフォアハンドのスウィングの基本周期になります。
ゆったりとラケットが行きたい周期で振るのです。
一流選手ががゆっくり振り始めるのはこのためです。
サーブですとこの振り子が上側になります。
ラケットを上に上げ、外旋、内旋を繰り返してみてください。
メトロノームがなぜ一定のテンポを刻むのかわかると思います。
ラケットを立てた状態から
このテンポに逆らわないでゆっくりと振り始めることです。
フェデラーもゆっくりとラケットを垂らしていきますよね。
これに逆らうと、腕は振り出してもラケットが来ないということが起きます。
3番目はインパクト後の振りぬき。
(本当はインパクト前からですが)
振り子に逆らわないだけなら
小学生の女の子もフェデラーもサーブスピードは同じです。
フェデラーはラケットが垂れた所から
フィニッシュまで一気に加速します。
これは筋力です。
もちろんフェデラーは小学生より筋力があります。
垂れたところからといいましたが
コツとしては
インパクト後にスピードを上げること。
そうすると結果的にインパクトのスピードが上がります。
4つ目に内緒のコツを教えます。
インパクトからフィニッシュにかけ
「えいっ」 と叫びます。
これは意外と効果的です。
2010年09月02日
コメントの管理について
リスペクトロジャー さんから何通かのコメントをいただきました。
たぶん、何度入れても、表示されないのでの繰り返しだと思います。
現在、コメント管理の設定が
私の認証がないと表示されないようになっているのです。
申し訳ありません。
時々、卑猥な内容の嫌がらせコメントが入ります。
それをカットするため
このような設定になっています。
私も面倒くさいのですが、すべてチェックしています。
控除良俗に反するようなものでない限り
私に対する批判でも必ず出しますので
コメントの掲載が遅れることにつき、ご了承ください。
たぶん、何度入れても、表示されないのでの繰り返しだと思います。
現在、コメント管理の設定が
私の認証がないと表示されないようになっているのです。
申し訳ありません。
時々、卑猥な内容の嫌がらせコメントが入ります。
それをカットするため
このような設定になっています。
私も面倒くさいのですが、すべてチェックしています。
控除良俗に反するようなものでない限り
私に対する批判でも必ず出しますので
コメントの掲載が遅れることにつき、ご了承ください。
2010年09月01日
サーブに合わせたリターン 最終
暇のないときに打たなくてはいけないリターンこそ
入るはずの面で引かなくてはならないこと
腕をひねらないで打てるはずのスウィングで振ること。
フォアハンドのスウィングの基本を守らなければいけないことはすでに述べた。
リターンでこそ、ストロークの基本が大切なことは、もちろんバックも同様。
実は追加するべきことがもう一つある。
それはサーブはボールが早いので、インパクトでの衝撃がきついこと。
この衝撃を受け止めるためには
リターンの面をしっかり保てることが重要になる。
特にリターンではスウィートスポットを外すことも多いので
なおさら重要になるのだ。
世界1のリターン男、アガシの動画と連続写真を見てみよう。
インパクトまで面を保っているのはもちろん
その後の6コマ目まで、手首の角度をしっかりと保っている。
ラリーであれば、この6コマ目はもちろん面を被せていっているところ。
スピンが多かったり、スウィングスピードが速いプロなら
インパクトで被せていることも珍しくない。
普通のストロークでは、まず考えられないこと。
アガシのリターンの旨さ、秘密の一端がここにあるのだ。
しっかり意識して、少し頑張れば誰にでも出来ること
ボールを意識した素振りを5回ほどやって、ぜひモノにしよう。
入るはずの面で引かなくてはならないこと
腕をひねらないで打てるはずのスウィングで振ること。
フォアハンドのスウィングの基本を守らなければいけないことはすでに述べた。
リターンでこそ、ストロークの基本が大切なことは、もちろんバックも同様。
実は追加するべきことがもう一つある。
それはサーブはボールが早いので、インパクトでの衝撃がきついこと。
この衝撃を受け止めるためには
リターンの面をしっかり保てることが重要になる。
特にリターンではスウィートスポットを外すことも多いので
なおさら重要になるのだ。
世界1のリターン男、アガシの動画と連続写真を見てみよう。
インパクトまで面を保っているのはもちろん
その後の6コマ目まで、手首の角度をしっかりと保っている。
ラリーであれば、この6コマ目はもちろん面を被せていっているところ。
スピンが多かったり、スウィングスピードが速いプロなら
インパクトで被せていることも珍しくない。
普通のストロークでは、まず考えられないこと。
アガシのリターンの旨さ、秘密の一端がここにあるのだ。
しっかり意識して、少し頑張れば誰にでも出来ること
ボールを意識した素振りを5回ほどやって、ぜひモノにしよう。