2010年09月23日
中高年のフォアハンド
9月23日、今日はテニスの日
関東はあいにくの雨模様。
私は千葉の松原テニスクラブ印西に行くはずでしたが
イベントが中止、10月23日に順延になりました。
そこでというわけでもないのですが
今日は一般の人達が歳をとってもテニスが出来るようにという話題。
『ヒロリン』 さんから久しぶり
年配者向けフォアハンドについて質問をいただいていたのです。
以下がそのコメント、全文です。
ご無沙汰しております。
昨日いつもの仲間とレンタルコートで練習したり試合をしたりしていたのですが、たまたま隣のコートで高校生の部活生がテニスをしていました。
私たちみんな唖然として眺めてしまいました、、、
テークバックはラケットをたて気味、面は外向き、まるで錦織圭!
スイングはインパクト直前まで面は下向き
フィニッシュは腰のあたりで、まるでフェデラー!
いい音を立ててバシバシ打ってました。
いつも、松原コーチが書かれている、プロの技術をお手本に、、、そのままのようでした。
そこでちょっと失礼な質問になってしまうかもしれませんが、私のような、50歳にもなる体力低下傾向のおじさんでも、真似をしたほうが良いのでしょうか?それとももっとほかに活路があるのでしょうか?
すみません、教えて頂ければ幸いです。
投稿者 ヒロリン 2010/09/22 11:26
私の答えです。
まずはご安心を
体力低下傾向のおじさんでも充分にやれます。
プロは一番やさしいからこそ、また効率がいいからこそ、あの打ち方なんです。
基本的には、プロの打ち方のエキスだけいただけばいいと思います。
フォアハンドの基本を復習してみます。
そこから、一般の体力低下傾向のおじさん向きのエキスを抽出しながらお話しましょう。
(おばさんでもほぼ同じことですよ)
基本その1 『インパクトで前向きになること』
構えで横になる事が基本ではなく、インパクトで前向きになるのがプロです。
よっぽど暇があれば、横向きになればいいのです。
50歳なら、ゆるいボールの打ち合いなら横向きになれるかもしれません。
早いボールに対してなら、上体を少しひねる程度でいいのです。
ちょっとプロの例を見てみましょう。
アガシのリターン、動画と連続写真です。
暇がなかったので横向きになっていないでしょう。
アガシなら180km/hのサーブをこうやって返します。
おじさんとしては、60km/hのボールをこの向きで打つのです。
もちろん、90歳になったら、20km/hのボールに対してでも前向きのままでどうぞ。
これで基本その1、はクリヤーです。
基本その2 『スウィング中、姿勢を垂直に』
これは、ある程度、上体を回す場合は必要になります。
頑張りましょう。
90歳になって、上体を回さなくなったら、少しくらい傾いても大丈夫です。
という事で、基本その2、もクリヤーです。
基本その3 『インパクトの面の形のまま引き、振る』
これは手首の形を、インパクトの時と同じように作り
凹型に肩を中心の孤を描いて引き
同様に振ると言う事です。
これは基本的にこの通りやればいいのです。
ただし、高校生の兄ちゃん達のようにラケットを立てて引かなくてもOK。
最近はオムにコートが主流でバウンドが低いし
相手のおじさんのボールも高校生の兄ちゃん達ほどは弾まないからです。
ですからラケットヘッドを寝かせ気味で、孤を描いて引けばいいのです。
これで、基本その3、もクリヤーです。
私自身も若い頃に比べ、上体を横向きにする度合いが小さくなっています。
それと、スウィングスピードが遅くなったので
スピン量を相当減らしています。
おかげでストリングス代がかからなくなりました。
どうですか、50はもちろん、90歳でも楽にやれそうでしょう。
関東はあいにくの雨模様。
私は千葉の松原テニスクラブ印西に行くはずでしたが
イベントが中止、10月23日に順延になりました。
そこでというわけでもないのですが
今日は一般の人達が歳をとってもテニスが出来るようにという話題。
『ヒロリン』 さんから久しぶり
年配者向けフォアハンドについて質問をいただいていたのです。
以下がそのコメント、全文です。
ご無沙汰しております。
昨日いつもの仲間とレンタルコートで練習したり試合をしたりしていたのですが、たまたま隣のコートで高校生の部活生がテニスをしていました。
私たちみんな唖然として眺めてしまいました、、、
テークバックはラケットをたて気味、面は外向き、まるで錦織圭!
スイングはインパクト直前まで面は下向き
フィニッシュは腰のあたりで、まるでフェデラー!
いい音を立ててバシバシ打ってました。
いつも、松原コーチが書かれている、プロの技術をお手本に、、、そのままのようでした。
そこでちょっと失礼な質問になってしまうかもしれませんが、私のような、50歳にもなる体力低下傾向のおじさんでも、真似をしたほうが良いのでしょうか?それとももっとほかに活路があるのでしょうか?
すみません、教えて頂ければ幸いです。
投稿者 ヒロリン 2010/09/22 11:26
私の答えです。
まずはご安心を
体力低下傾向のおじさんでも充分にやれます。
プロは一番やさしいからこそ、また効率がいいからこそ、あの打ち方なんです。
基本的には、プロの打ち方のエキスだけいただけばいいと思います。
フォアハンドの基本を復習してみます。
そこから、一般の体力低下傾向のおじさん向きのエキスを抽出しながらお話しましょう。
(おばさんでもほぼ同じことですよ)
基本その1 『インパクトで前向きになること』
構えで横になる事が基本ではなく、インパクトで前向きになるのがプロです。
よっぽど暇があれば、横向きになればいいのです。
50歳なら、ゆるいボールの打ち合いなら横向きになれるかもしれません。
早いボールに対してなら、上体を少しひねる程度でいいのです。
ちょっとプロの例を見てみましょう。
アガシのリターン、動画と連続写真です。
暇がなかったので横向きになっていないでしょう。
アガシなら180km/hのサーブをこうやって返します。
おじさんとしては、60km/hのボールをこの向きで打つのです。
もちろん、90歳になったら、20km/hのボールに対してでも前向きのままでどうぞ。
これで基本その1、はクリヤーです。
基本その2 『スウィング中、姿勢を垂直に』
これは、ある程度、上体を回す場合は必要になります。
頑張りましょう。
90歳になって、上体を回さなくなったら、少しくらい傾いても大丈夫です。
という事で、基本その2、もクリヤーです。
基本その3 『インパクトの面の形のまま引き、振る』
これは手首の形を、インパクトの時と同じように作り
凹型に肩を中心の孤を描いて引き
同様に振ると言う事です。
これは基本的にこの通りやればいいのです。
ただし、高校生の兄ちゃん達のようにラケットを立てて引かなくてもOK。
最近はオムにコートが主流でバウンドが低いし
相手のおじさんのボールも高校生の兄ちゃん達ほどは弾まないからです。
ですからラケットヘッドを寝かせ気味で、孤を描いて引けばいいのです。
これで、基本その3、もクリヤーです。
私自身も若い頃に比べ、上体を横向きにする度合いが小さくなっています。
それと、スウィングスピードが遅くなったので
スピン量を相当減らしています。
おかげでストリングス代がかからなくなりました。
どうですか、50はもちろん、90歳でも楽にやれそうでしょう。