2010年12月31日
今年最後はJT練習会
昨日は東戸塚松原テニススクール最後の行事
ジュニアチームの練習会。
10人の参加で総当りシングルスのリーグ戦。
色々な大会に参加してのいつもの反省
「立ち上がりが調子悪くて」
という報告をを聴いての、田村コーチの発案
『2ゲーム先取マッチ』
立ち上がりが悪ければかならず負ける。
第一これじゃなければ、10人総当りなんて出来るわけもない。
シングルスの後は盛り上がるダブルスの練習マッチ。
負けると、ジャンプ、30回の罰。
選手は熱いが運営は、寒い内記コーチと雪だるまのような田村コーチ。
ご苦労さん、今年もありがとう。
試合が終わると次戦の為の組み分けジャンケン。
若者の熱気の内に一日も過ぎていった。
試合の合間に来年の準備。
さて今年もあとわずか
オクサンとムスメはむこうで紅白歌合戦。
私の今年最後のブログもそろそろ店じまい。
自分でもこのブログ、よく続けていると思います。
来年も頑張って続けようと思っています。
今年1年、ありがとうございました。
皆様も、皆様のテニスも、良い年をお迎え下さい。
ジュニアチームの練習会。
10人の参加で総当りシングルスのリーグ戦。
色々な大会に参加してのいつもの反省
「立ち上がりが調子悪くて」
という報告をを聴いての、田村コーチの発案
『2ゲーム先取マッチ』
立ち上がりが悪ければかならず負ける。
第一これじゃなければ、10人総当りなんて出来るわけもない。
シングルスの後は盛り上がるダブルスの練習マッチ。
負けると、ジャンプ、30回の罰。
選手は熱いが運営は、寒い内記コーチと雪だるまのような田村コーチ。
ご苦労さん、今年もありがとう。
試合が終わると次戦の為の組み分けジャンケン。
若者の熱気の内に一日も過ぎていった。
試合の合間に来年の準備。
さて今年もあとわずか
オクサンとムスメはむこうで紅白歌合戦。
私の今年最後のブログもそろそろ店じまい。
自分でもこのブログ、よく続けていると思います。
来年も頑張って続けようと思っています。
今年1年、ありがとうございました。
皆様も、皆様のテニスも、良い年をお迎え下さい。
2010年12月30日
東戸塚はリトルチャレンジマッチ
28日火曜日、東戸塚松原テニススクールでは
リトルクラス(小学生以下)の試合が行なわれた。
男女のクラス分けは無く、
初級の子たちはスポンジボールのリーグ戦。
中級の子はSTボールと呼ばれるやわらかいボールでの試合。
上級の子は通常のテニスボールでの試合だ。
松原テニスクラブ印西でも同様なイベントだったのだが
今年の私はスケジュールの関係で、東戸塚校のほうに参加した。
初級はまだルールも危ないので
コーチが各コートについて審判をした。
中級はなるべく自分たちで、念のためコーチが横についている。
これは初級の試合中
サービスボックス内、幅はシングルスコート。
ノーアドバンテージ、4ゲーム先取マッチ、
ボールはスポンジでの試合だ。
各ブロック総当りのリーグ戦と決勝戦と3位決定戦。
かなりタフな試合だ。
試合後は表彰式。
男女分けが無いので女の子が優勝することもあるのだ。
表彰後はみんなで集合写真。
各クラスとも、1位から3位までに表彰状とメダルを授与。
これは中級の金色メダルを松原校長が掛けているところ。
そして中級も全委員集合。
入賞者が多いなと思ったあなたは鋭い。
実は、時間が遅くなったので順位戦ができず
各順位とも2人づついるのだ。
メダルと表彰状を作る清水コーチは大いそがし。
幸せな子が多いということはいいことなのだ。
そして、そのため、上級の試合はナイターに突入。
暗くなってから、無事に終了した。
夜に入って寒かったけど子供たちの笑顔で楽しい1日だった。
東戸塚の各コーチお疲れさん、ありがとう。
最後に、終了後の田村コーチのつぶやき。
「なんか、試合やっている間にどんどんうまくなっていくんですよね」
子供たちが没頭し、集中したときのすごさを改めて感じた1日だった。
リトルクラス(小学生以下)の試合が行なわれた。
男女のクラス分けは無く、
初級の子たちはスポンジボールのリーグ戦。
中級の子はSTボールと呼ばれるやわらかいボールでの試合。
上級の子は通常のテニスボールでの試合だ。
松原テニスクラブ印西でも同様なイベントだったのだが
今年の私はスケジュールの関係で、東戸塚校のほうに参加した。
初級はまだルールも危ないので
コーチが各コートについて審判をした。
中級はなるべく自分たちで、念のためコーチが横についている。
これは初級の試合中
サービスボックス内、幅はシングルスコート。
ノーアドバンテージ、4ゲーム先取マッチ、
ボールはスポンジでの試合だ。
各ブロック総当りのリーグ戦と決勝戦と3位決定戦。
かなりタフな試合だ。
試合後は表彰式。
男女分けが無いので女の子が優勝することもあるのだ。
表彰後はみんなで集合写真。
各クラスとも、1位から3位までに表彰状とメダルを授与。
これは中級の金色メダルを松原校長が掛けているところ。
そして中級も全委員集合。
入賞者が多いなと思ったあなたは鋭い。
実は、時間が遅くなったので順位戦ができず
各順位とも2人づついるのだ。
メダルと表彰状を作る清水コーチは大いそがし。
幸せな子が多いということはいいことなのだ。
そして、そのため、上級の試合はナイターに突入。
暗くなってから、無事に終了した。
夜に入って寒かったけど子供たちの笑顔で楽しい1日だった。
東戸塚の各コーチお疲れさん、ありがとう。
最後に、終了後の田村コーチのつぶやき。
「なんか、試合やっている間にどんどんうまくなっていくんですよね」
子供たちが没頭し、集中したときのすごさを改めて感じた1日だった。
2010年12月29日
ラリーで主導権を握られたら
『うそほんと』 さんからラリーの駆け引きについて質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
いつも丁寧なご返答ありがとうございます。
年末の忙しい時に済みません。
もう一つ質問させてください。ご返答来年でも。
同じ位のレベルの相手とのラリー中に主導権を握られた時または握った時に松原コーチが気を付ける事は何でしょうか?
気構えでも技術的な事でも。よろしくお願い致します。
今年最後の投稿になりそうなので・・・。
良いお年をお迎えください。
よろしければ来年もよろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/12/27 16:22
私の答えです。
私が考えていることをそのまま書きます。
私だけの特殊な例かもしれませんよ。
色々な人がいるかも知れません。
さて、ラリーで主導権を奪った場合はそんなに難しいことは考えません。
自分のパターンどおりに責めるだけです。
むしろうまくいっているときは何も考えないとき。
攻撃パターンに沿って自然に体が動いていきます。
そのときはひらめきのままに、すべて身を任せること。
この状態が一番集中しているときです。
迷いが生じたり、特別なことをやろうとすると
流れがおかしくなりギクシャクしてきます。
これは完全に集中力を失った状態で、ここから引き返すのはけっこう大変です。
次は、相手に主導権を握られた場合です。
シングルスの場合は2通り考えられます。
1つ目は、相手有利のラリーをご破算状態にすること。
ロブを上げ、相手が攻撃できないようにする。
ハードヒットしにくいので、相手がつないできたら
先に攻撃して主導権を奪い返すのです。
2つ目は、一気に退勢を覆す方法。
ライジングでいいからぶん殴ります。
うまくいけば、一気にこちらに主導権が来ますし
もっとうまくいけば、相手の隙を突いてエースです。
何かやたらに乱暴な気がするかもしれませんが
相手主導権からですから、50%の点が取れたら大大成功なのです。
30%くらいエラーになっても充分元が取れます。
どちらの作戦にいくかはそのときの自分の調子と相手のレベル、プレーぶりによります。
第1の確実な手で主導権が取れるなら、無理をする必要はないわけです。
さて、ダブルスの場合です。
これは相手のスマッシュ力しだいでかなり違います。
シングルスと同じで、やられないなら、ロブでいいのです。
スマッシュ力のある相手なら
これも雁行陣であればクロスのロブでネットマンを避けることができます。
平行陣ならフラット性に打ちます。
トップスピンを多くかけると、つめられてボレーされます。
フラットにして、相手の時間もなくすのです。
シングルスなら下がってしっかりトップスピンで振るスウィングなのですが
ダブルスでこれをやるとネットマンににっこりされ、ドロップボレーを食らいます。
実はこれが私の現在の課題なのです。
シングルスで下がることに慣れているのを
下がらない習慣をつけることに挑んでいます。
石器時代に始めた私のテニスですが
まだまだ、成長を続けているのです。
果たして役に立つか分かりませんが
考え方はご理解いただけると思います。
『うそほんと』 さんもよいお年を!!
以下がそのコメントの全文です。
いつも丁寧なご返答ありがとうございます。
年末の忙しい時に済みません。
もう一つ質問させてください。ご返答来年でも。
同じ位のレベルの相手とのラリー中に主導権を握られた時または握った時に松原コーチが気を付ける事は何でしょうか?
気構えでも技術的な事でも。よろしくお願い致します。
今年最後の投稿になりそうなので・・・。
良いお年をお迎えください。
よろしければ来年もよろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/12/27 16:22
私の答えです。
私が考えていることをそのまま書きます。
私だけの特殊な例かもしれませんよ。
色々な人がいるかも知れません。
さて、ラリーで主導権を奪った場合はそんなに難しいことは考えません。
自分のパターンどおりに責めるだけです。
むしろうまくいっているときは何も考えないとき。
攻撃パターンに沿って自然に体が動いていきます。
そのときはひらめきのままに、すべて身を任せること。
この状態が一番集中しているときです。
迷いが生じたり、特別なことをやろうとすると
流れがおかしくなりギクシャクしてきます。
これは完全に集中力を失った状態で、ここから引き返すのはけっこう大変です。
次は、相手に主導権を握られた場合です。
シングルスの場合は2通り考えられます。
1つ目は、相手有利のラリーをご破算状態にすること。
ロブを上げ、相手が攻撃できないようにする。
ハードヒットしにくいので、相手がつないできたら
先に攻撃して主導権を奪い返すのです。
2つ目は、一気に退勢を覆す方法。
ライジングでいいからぶん殴ります。
うまくいけば、一気にこちらに主導権が来ますし
もっとうまくいけば、相手の隙を突いてエースです。
何かやたらに乱暴な気がするかもしれませんが
相手主導権からですから、50%の点が取れたら大大成功なのです。
30%くらいエラーになっても充分元が取れます。
どちらの作戦にいくかはそのときの自分の調子と相手のレベル、プレーぶりによります。
第1の確実な手で主導権が取れるなら、無理をする必要はないわけです。
さて、ダブルスの場合です。
これは相手のスマッシュ力しだいでかなり違います。
シングルスと同じで、やられないなら、ロブでいいのです。
スマッシュ力のある相手なら
これも雁行陣であればクロスのロブでネットマンを避けることができます。
平行陣ならフラット性に打ちます。
トップスピンを多くかけると、つめられてボレーされます。
フラットにして、相手の時間もなくすのです。
シングルスなら下がってしっかりトップスピンで振るスウィングなのですが
ダブルスでこれをやるとネットマンににっこりされ、ドロップボレーを食らいます。
実はこれが私の現在の課題なのです。
シングルスで下がることに慣れているのを
下がらない習慣をつけることに挑んでいます。
石器時代に始めた私のテニスですが
まだまだ、成長を続けているのです。
果たして役に立つか分かりませんが
考え方はご理解いただけると思います。
『うそほんと』 さんもよいお年を!!
2010年12月28日
高い打点はワイパーで
『翡翠』 さんから高い打点についての質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
こんにちは
チャンスボールについて質問です。
サービスライン辺りから高い打点で打つと、いつも強く打ちすぎて後ろのネットに突き刺さるか、スピンをかけすぎてネットするかのどちらかです…
高い打点で打つチャンスボールのコツがあればご教授いただければ幸いです。
出来れば左利き用で説明していただけると助かります。
よろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/26 22:16
私の答えです。
フォアハンドだとしてお話します。
トップスピンかトップスピン気味に打つのが簡単だと思います。
最初は回転を多めに、慣れてくれば、回転を減らせば良いと思います。
これは普通の高さの打点です。
この高さで打つと普通のトップスピンで
下から上にこすり上げるような打ち方です。
モデルは東戸塚松原テニススクールの清水コーチ、サウスポーです。
高い打点だとどうなるでしょうか?
これがその打点。
腕が上がりますから、肩を中心にスウィングすると
左から右にサイドスピンを掛けるように打つことになります。
これをワイパースウィングといいます。
車のワイパーのように腕を動かすからです。
ここがインパクトの少し前。
インパクト。
インパクト後。
ちょっとモミノキのせいで見にくいのですが
左下から右上へボールを捉える感じがわかっていただけると思います。
ここで注目すべきところですが
ラケット面がほぼ、垂直のまま動いていないことです。
つまり、ワイパースウィングをすることにより
ラケット面を安定させることに成功しているのです。
結果、エラーしにくいということです。
回転量を減らせばフラットに近くなりスピードが出ます。
それでもベースをトップスピンにしておけば面の安定性が得られるのです。
さて、もうひとつ、コツですが、『スウィングに対し前向きになること』 です。
何のために前向きになるのかというと、スウィングの邪魔をしないで振りぬくため。
だから打球方向ではなく、スウィング方向に対し前向きにならなければならないわけ。
この写真で言えば右斜め前に向けば良いということ。
後半2枚の写真で、インパクト時ちょっと前向きより右に回っている。
インパクト後はさらにはっきり右向きになっていることに注目してほしい。
もちろんテイクバックも右に振りたければ左に引く。
いっぱい後ろに持っていくと右にフィニッシュできないのでご注意を。
さて本日は左利きの 『翡翠』 さんの要望で左利き用の説明。
大多数の右利きの方は左右逆に読み替えていただくように念のため申し添えます。
以下がそのコメント、全文です。
こんにちは
チャンスボールについて質問です。
サービスライン辺りから高い打点で打つと、いつも強く打ちすぎて後ろのネットに突き刺さるか、スピンをかけすぎてネットするかのどちらかです…
高い打点で打つチャンスボールのコツがあればご教授いただければ幸いです。
出来れば左利き用で説明していただけると助かります。
よろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/26 22:16
私の答えです。
フォアハンドだとしてお話します。
トップスピンかトップスピン気味に打つのが簡単だと思います。
最初は回転を多めに、慣れてくれば、回転を減らせば良いと思います。
これは普通の高さの打点です。
この高さで打つと普通のトップスピンで
下から上にこすり上げるような打ち方です。
モデルは東戸塚松原テニススクールの清水コーチ、サウスポーです。
高い打点だとどうなるでしょうか?
これがその打点。
腕が上がりますから、肩を中心にスウィングすると
左から右にサイドスピンを掛けるように打つことになります。
これをワイパースウィングといいます。
車のワイパーのように腕を動かすからです。
ここがインパクトの少し前。
インパクト。
インパクト後。
ちょっとモミノキのせいで見にくいのですが
左下から右上へボールを捉える感じがわかっていただけると思います。
ここで注目すべきところですが
ラケット面がほぼ、垂直のまま動いていないことです。
つまり、ワイパースウィングをすることにより
ラケット面を安定させることに成功しているのです。
結果、エラーしにくいということです。
回転量を減らせばフラットに近くなりスピードが出ます。
それでもベースをトップスピンにしておけば面の安定性が得られるのです。
さて、もうひとつ、コツですが、『スウィングに対し前向きになること』 です。
何のために前向きになるのかというと、スウィングの邪魔をしないで振りぬくため。
だから打球方向ではなく、スウィング方向に対し前向きにならなければならないわけ。
この写真で言えば右斜め前に向けば良いということ。
後半2枚の写真で、インパクト時ちょっと前向きより右に回っている。
インパクト後はさらにはっきり右向きになっていることに注目してほしい。
もちろんテイクバックも右に振りたければ左に引く。
いっぱい後ろに持っていくと右にフィニッシュできないのでご注意を。
さて本日は左利きの 『翡翠』 さんの要望で左利き用の説明。
大多数の右利きの方は左右逆に読み替えていただくように念のため申し添えます。
2010年12月27日
新ラケットや飛天や
今週からラケットを変えた。
これがこれからの相棒
『ヨネックス RDTi-80』
実は新製品でもなんでもなく
今まで使っていた、『RDS 002 TOUR』 よりも昔からある定番ラケット。
ヨネックスの契約プロでも、守屋、松井両プロやタイのスリチャパンも使っていた。
この2本を比べると、RDTi-80のほうがほんの少し固め、しっかり感がある感じだ。
いきなり変えてもほとんどそのまま使える程度の差。
一番の違いはこれ。
重さが、SL規格になった
この10年以上、UL(ウルトラライト)という重さを使ってきた。
これはフレーム重量が、300から319グラムを示している。
実際は310グラムと思って間違いない。
SL(スーパーライト)はこの上、320から339グラムが範囲なのだ。
実際は330グラム。
以前はストリング、ソフトグリップを付けて、335グラム
今回のは、355グラムになる。
グリップの太さは以前と同じ、3だ。
ただ今回のは、レザーグリップなのでふかふか感が無くなり
よりダイレクト間が増している。
とっさのグリップチェンジでずれることが少なくなると期待している。
そうそう、何で変えたのかという話だが。
先日、勝間田コーチのラケットを借りる機会があって
その打ち心地にほろっと来たのが直接の動機。
今までは軽いこともあって、早いサーブをリターンすると
ばたばたとラケットヘッドが波打つのを感じていた。
勝間田ラケットはこれが無く、びしっと決まるのだ。
早速、同じ種類のラケット、同じ重さに変えたという話。
もしかしたら、彼の張ったストリングスのおかげだったのかもしれないが
非常にはじきもよく、コントロール感もばっちりだった。
重さも予想外で、まったく困らなかった。
実は勝間田コーチはストリンガーでもあり
ストリングについてはちょっと(かなり)うるさい。
ブログも私より先輩で、もうかなり続いていると思う。
よっぽど暇な人は『カッチャンのブログ』を覗いてください。
まあ、大体は役に立たないブログだと思うが、たまあには・・・
さて、昨日のこと
うちのアイドル猫 『ミュータン』 がこんなカッコで寝ていたので1枚。
カメラを向けたら、姿勢を変えないで目だけ開けた。
注目されたので、逃げ出す算段をしているらしい。
そうゆうやつなのだ。
手足が逆を向き、すぐに飛天を想像した。
飛天とは仏教画などで極楽の空を飛んでいる人で、天人や天女ともいうあれ。
これは棟方志功の絵、『両妃飛天図』
体操競技の、『後ろ回り2回転、1回半捻り』 みたいな感じなのだ。
なんかイメージあるでしょう。
この後、触ろうとしたら、もう半捻りしてすばやく逃げ出した。
これがこれからの相棒
『ヨネックス RDTi-80』
実は新製品でもなんでもなく
今まで使っていた、『RDS 002 TOUR』 よりも昔からある定番ラケット。
ヨネックスの契約プロでも、守屋、松井両プロやタイのスリチャパンも使っていた。
この2本を比べると、RDTi-80のほうがほんの少し固め、しっかり感がある感じだ。
いきなり変えてもほとんどそのまま使える程度の差。
一番の違いはこれ。
重さが、SL規格になった
この10年以上、UL(ウルトラライト)という重さを使ってきた。
これはフレーム重量が、300から319グラムを示している。
実際は310グラムと思って間違いない。
SL(スーパーライト)はこの上、320から339グラムが範囲なのだ。
実際は330グラム。
以前はストリング、ソフトグリップを付けて、335グラム
今回のは、355グラムになる。
グリップの太さは以前と同じ、3だ。
ただ今回のは、レザーグリップなのでふかふか感が無くなり
よりダイレクト間が増している。
とっさのグリップチェンジでずれることが少なくなると期待している。
そうそう、何で変えたのかという話だが。
先日、勝間田コーチのラケットを借りる機会があって
その打ち心地にほろっと来たのが直接の動機。
今までは軽いこともあって、早いサーブをリターンすると
ばたばたとラケットヘッドが波打つのを感じていた。
勝間田ラケットはこれが無く、びしっと決まるのだ。
早速、同じ種類のラケット、同じ重さに変えたという話。
もしかしたら、彼の張ったストリングスのおかげだったのかもしれないが
非常にはじきもよく、コントロール感もばっちりだった。
重さも予想外で、まったく困らなかった。
実は勝間田コーチはストリンガーでもあり
ストリングについてはちょっと(かなり)うるさい。
ブログも私より先輩で、もうかなり続いていると思う。
よっぽど暇な人は『カッチャンのブログ』を覗いてください。
まあ、大体は役に立たないブログだと思うが、たまあには・・・
さて、昨日のこと
うちのアイドル猫 『ミュータン』 がこんなカッコで寝ていたので1枚。
カメラを向けたら、姿勢を変えないで目だけ開けた。
注目されたので、逃げ出す算段をしているらしい。
そうゆうやつなのだ。
手足が逆を向き、すぐに飛天を想像した。
飛天とは仏教画などで極楽の空を飛んでいる人で、天人や天女ともいうあれ。
これは棟方志功の絵、『両妃飛天図』
体操競技の、『後ろ回り2回転、1回半捻り』 みたいな感じなのだ。
なんかイメージあるでしょう。
この後、触ろうとしたら、もう半捻りしてすばやく逃げ出した。
2010年12月26日
サーブの構え
『うそほんと』 さんから質問をいただいていました。
サーブの構えを色々と変えるかという質問です。
以下がそのコメントの全文です。
いつもお世話になっております。
サーブのスタンスの質問です。
私の場合ですが、デュースコートで打つ場合にセンターへの速目のサーブとワイドのスライスサーブ,センター方向へのスピンサーブを同じ広さと方向で構えます。(ノーステップです)
左利きの人と対する時のセカンド(スピン)では少しスライス気味にワイド方向に打っています。(違和感があります)
松原コーチは球種や狙う方向でスタンス広さや方向を変える事は有りますか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/12/14 17:51
私の答えです。
私は球種や狙う方向でスタンスを変えたりしません。
もしも、変えると、打つ方向や球種がバレバレになります。
球種がばれるのはいいのですが打つ方向がばれるとコースをつく効果が薄くなります。
もちろん球種を変えれば通常はコースもそれに合わせて変わります。
やはりコースがばれるわけです。
もちろんレシーバーの嫌がるコースがあるなら
ミエミエにそこを狙う意図を見せるのもいいと思います。
プロもスタンスを変えたりはしないと思います。
通常、男子のプロは相手バックに入れるスピンサーブを軸に
フォア側に入れるにはややスライス気味にします。
それとバック側に回転を減らしたスピンサーブ
つまり、フラットサーブを混ぜるのです。
こうすれば、同じ構えから、レシーバーにコースを読ませずに両サイドに打ち分けられます。
絵に描いたようなスライスサーブを打てばもっと曲がるいいサーブが打てるかもしれませんが
プロを相手にそうすれば
コースを読まれて、鬼のようなリターンを食らいます。
だから、一見同じサーブが両側に打ち分けられる必要があるのです。
これは、ジュースコートでも、アドコートでも全く同じです。
同じプロでもレッスンプロは違います。
絵に描いたようなスライスサーブ
見事にバックに入れる美しいスピンサーブ
これを打ち分ける必要があります。
これは見本にならなければいけないからで
違いをはっきり見せられた方がいいのです
バレバレが一番いいのです。
このことはプレーヤーには何の役にも立ちません。
コーチを目指すのでなければ同じ構えから打つべきだと思います。
サーブの構えを色々と変えるかという質問です。
以下がそのコメントの全文です。
いつもお世話になっております。
サーブのスタンスの質問です。
私の場合ですが、デュースコートで打つ場合にセンターへの速目のサーブとワイドのスライスサーブ,センター方向へのスピンサーブを同じ広さと方向で構えます。(ノーステップです)
左利きの人と対する時のセカンド(スピン)では少しスライス気味にワイド方向に打っています。(違和感があります)
松原コーチは球種や狙う方向でスタンス広さや方向を変える事は有りますか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/12/14 17:51
私の答えです。
私は球種や狙う方向でスタンスを変えたりしません。
もしも、変えると、打つ方向や球種がバレバレになります。
球種がばれるのはいいのですが打つ方向がばれるとコースをつく効果が薄くなります。
もちろん球種を変えれば通常はコースもそれに合わせて変わります。
やはりコースがばれるわけです。
もちろんレシーバーの嫌がるコースがあるなら
ミエミエにそこを狙う意図を見せるのもいいと思います。
プロもスタンスを変えたりはしないと思います。
通常、男子のプロは相手バックに入れるスピンサーブを軸に
フォア側に入れるにはややスライス気味にします。
それとバック側に回転を減らしたスピンサーブ
つまり、フラットサーブを混ぜるのです。
こうすれば、同じ構えから、レシーバーにコースを読ませずに両サイドに打ち分けられます。
絵に描いたようなスライスサーブを打てばもっと曲がるいいサーブが打てるかもしれませんが
プロを相手にそうすれば
コースを読まれて、鬼のようなリターンを食らいます。
だから、一見同じサーブが両側に打ち分けられる必要があるのです。
これは、ジュースコートでも、アドコートでも全く同じです。
同じプロでもレッスンプロは違います。
絵に描いたようなスライスサーブ
見事にバックに入れる美しいスピンサーブ
これを打ち分ける必要があります。
これは見本にならなければいけないからで
違いをはっきり見せられた方がいいのです
バレバレが一番いいのです。
このことはプレーヤーには何の役にも立ちません。
コーチを目指すのでなければ同じ構えから打つべきだと思います。
2010年12月25日
新車が来た
昨日、オークションで新しい車を手に入れた。
スカイライン クーペ V35型 3500GT
実は、43分の1サイズのミニカー
現在のスカイラインはモデルチェンジしてV36型になっているし
このミニカー自身も前オーナーから譲ってもらったわけだから
中古車という事になるのだろうか?
マニュアルミッションの本物が欲しいのだが
お金が少しと駐車場が足りないので
とりあえず、1分の1サイズは後回しにしてミニカーを手に入れたのだ。
さてこちらも自慢の1品。
スカイラインのGC110型、通称『ジャパン』
これも43分の1サイズのミニカー。
1ヶ月ほど前にヤフーのオークションで見つけ手に入れたもの。
先ほどのV35型が、いずれ本物にしたいミニカーであるのに対し
こちらは昔の愛車の再来。
1分の1サイズの方に、1978年から12年間、16万kmも乗っていたのだ。
昭和53年型 スカイライン2ドアハードトップ 2000GT-L
もちろん黄色の5速マニュアルミッション。
私の3台目の愛車にして、初めての新車。
オクサンとの北海道への新婚旅行もこの車
箱根でオイルを噴出したのも、清里でオーバーヒートしたのもこの子だ。
足回りは素晴らしかったが、当時の排気ガス規制でエンジンが非力。
ライバル会社のコマーシャルで、「名ばかりのGTたちは道を空けろ」 といわれたこともある。
パワーステアリングのないハンドルはすごい重さで
腕力強化に役立っていたのかもしれない。
いやはや、テニスの話をしても止まらないのだが
車の話のほうもきりがない。
黄色のスカイラインは懐かしいな。
青い新しいのも、1分の1サイズ、欲しいな。
スカイライン クーペ V35型 3500GT
実は、43分の1サイズのミニカー
現在のスカイラインはモデルチェンジしてV36型になっているし
このミニカー自身も前オーナーから譲ってもらったわけだから
中古車という事になるのだろうか?
マニュアルミッションの本物が欲しいのだが
お金が少しと駐車場が足りないので
とりあえず、1分の1サイズは後回しにしてミニカーを手に入れたのだ。
さてこちらも自慢の1品。
スカイラインのGC110型、通称『ジャパン』
これも43分の1サイズのミニカー。
1ヶ月ほど前にヤフーのオークションで見つけ手に入れたもの。
先ほどのV35型が、いずれ本物にしたいミニカーであるのに対し
こちらは昔の愛車の再来。
1分の1サイズの方に、1978年から12年間、16万kmも乗っていたのだ。
昭和53年型 スカイライン2ドアハードトップ 2000GT-L
もちろん黄色の5速マニュアルミッション。
私の3台目の愛車にして、初めての新車。
オクサンとの北海道への新婚旅行もこの車
箱根でオイルを噴出したのも、清里でオーバーヒートしたのもこの子だ。
足回りは素晴らしかったが、当時の排気ガス規制でエンジンが非力。
ライバル会社のコマーシャルで、「名ばかりのGTたちは道を空けろ」 といわれたこともある。
パワーステアリングのないハンドルはすごい重さで
腕力強化に役立っていたのかもしれない。
いやはや、テニスの話をしても止まらないのだが
車の話のほうもきりがない。
黄色のスカイラインは懐かしいな。
青い新しいのも、1分の1サイズ、欲しいな。
2010年12月24日
高い打点なら脇が空く 続編
昨日のブログに対し、また以前の 『ためブロ』 さんの映してくれた私の動画に対し
『すーさん』 からお褒めのコメントをいただきました。
要旨は、私のフォームも脇が空いている。
しっかり身体の左まで振り切っている。
目からうろこの話で
そうゆう風にやってみたら、自分のフォアもすごくよくなった。
(コメント全文を読みたい方はこちらです)
ということなのですが
私としては、ほめられてとてもうれしい反面
私のショットが自分の理想に対し
トッププロのショットに対し、かなりの差を感じていたので
もしもこれが具体的な目標になったら
えらいこっちゃ、日本テニス界の老害になっちゃうと思っているのです。
だから今日は、私のフォームに足りないものを
もし私がこの人にアドバイスを送るとしたら、こう言う。
ということでお話します。
そこから、トッププロに近づく方角を探ってみてください。
さてこれが問題のおじさん? のフォーム。 再度登場。
基本的には、本人が言っているように
重要項目をしっかりクリアーしているいいフォームです。
面は安定しているし
スムーズな引きかただし
姿勢はいいし
ちゃんと前向きで打っている。
この歳の人にしてはたいしたモンです。 (じぶんでほめてりゃ世話は無いのですが)
じゃあ何が足りないのかというと、若さと迫力です。
具体的には
構えとテイクバックの位置が位置が低いので、高いボールに対応しにくい。
昨日の写真の高いほうの位置くらいだともう少しいいのですが
プロはもっと高く、ラケットがほぼ垂直くらいになっている人が多いのです。
(ソデルリンクは割合私に近いですが)
次に、身体が前に向いて打点を迎えているが
前向きになるのがぎりぎりで迫力がない。
前を向きながらではなく
前を完全に向いてから打ったほうが、しっかりぶん殴れるのです。
そして、インパクトでその前向きが速くできていれば
フィニッシュの上体の向きがもっと左向きで
フィニッシュの手の位置も、もっと下になると思います。
ちょうど、すーさんが指摘してくれた2点
脇が空いて高めに引けていること、高いところでも打てること。
しっかり左側に振り切れていること。
なんと、この2点において私自身は不足を感じているのです。
フェデラーはもっと脇が空いて高く引きますし
フィニッシュももっとしっかり左下なのです。
ですから今日のサンプルの松原さんとゆう人のフォアハンドは
まあまあだが、ちょっと物足りないと感じてほしいのです。
(まあ、結構いけてるとは思うんですよ)
じゃあ、おまえ、もうちょっと直せよということですが
その部分は筋力、瞬発力の問題なのでそう簡単にはクリアーできないのです。
まあ、おじさんテニスの目標はこんなもんでもいいけど
プロを目指す少年たちはこんなもんじゃあね、ということですね。
『すーさん』 からお褒めのコメントをいただきました。
要旨は、私のフォームも脇が空いている。
しっかり身体の左まで振り切っている。
目からうろこの話で
そうゆう風にやってみたら、自分のフォアもすごくよくなった。
(コメント全文を読みたい方はこちらです)
ということなのですが
私としては、ほめられてとてもうれしい反面
私のショットが自分の理想に対し
トッププロのショットに対し、かなりの差を感じていたので
もしもこれが具体的な目標になったら
えらいこっちゃ、日本テニス界の老害になっちゃうと思っているのです。
だから今日は、私のフォームに足りないものを
もし私がこの人にアドバイスを送るとしたら、こう言う。
ということでお話します。
そこから、トッププロに近づく方角を探ってみてください。
さてこれが問題のおじさん? のフォーム。 再度登場。
基本的には、本人が言っているように
重要項目をしっかりクリアーしているいいフォームです。
面は安定しているし
スムーズな引きかただし
姿勢はいいし
ちゃんと前向きで打っている。
この歳の人にしてはたいしたモンです。 (じぶんでほめてりゃ世話は無いのですが)
じゃあ何が足りないのかというと、若さと迫力です。
具体的には
構えとテイクバックの位置が位置が低いので、高いボールに対応しにくい。
昨日の写真の高いほうの位置くらいだともう少しいいのですが
プロはもっと高く、ラケットがほぼ垂直くらいになっている人が多いのです。
(ソデルリンクは割合私に近いですが)
次に、身体が前に向いて打点を迎えているが
前向きになるのがぎりぎりで迫力がない。
前を向きながらではなく
前を完全に向いてから打ったほうが、しっかりぶん殴れるのです。
そして、インパクトでその前向きが速くできていれば
フィニッシュの上体の向きがもっと左向きで
フィニッシュの手の位置も、もっと下になると思います。
ちょうど、すーさんが指摘してくれた2点
脇が空いて高めに引けていること、高いところでも打てること。
しっかり左側に振り切れていること。
なんと、この2点において私自身は不足を感じているのです。
フェデラーはもっと脇が空いて高く引きますし
フィニッシュももっとしっかり左下なのです。
ですから今日のサンプルの松原さんとゆう人のフォアハンドは
まあまあだが、ちょっと物足りないと感じてほしいのです。
(まあ、結構いけてるとは思うんですよ)
じゃあ、おまえ、もうちょっと直せよということですが
その部分は筋力、瞬発力の問題なのでそう簡単にはクリアーできないのです。
まあ、おじさんテニスの目標はこんなもんでもいいけど
プロを目指す少年たちはこんなもんじゃあね、ということですね。
2010年12月23日
高い打点なら脇が空く
親知らずを抜いた後、しっかり腫れた。
すでに5日たち、腫れは3分の1くらいになってきた。
腫れに悪い飲み物は取らないため
とても清い生活をしている。
さて、フォアハンドの話。
私が迷信と思う話のひとつに、脇を閉めたほうがいいというのがある。
あの男は脇が甘いなんていわれるくらいで
脇が空くのはとてもデメリットが多いような気がする。
相撲なら脇が甘いと下手まわしを取られたりする。
確かに腕を固定するのには、脇を閉めたほうがよりしっかりするので効果的だ。
テニスの場合、特にフォアハンドもそうだろうか?
打点が低ければ脇を閉めておいても打てる。
これは引くボールが予想されるときの引き始め。
ごらんのようにサービスラインの付近での絵。
短く来たので低い打点になりそうなフォアハンド。
そしてこれがその打点。
実は、立ち位置が前なので、トップスピンを多めにかけている
そのため、下からボールを迎えているのがわかるだろう。
じゃあ、高い打点ならどうなるだろう。
これはベースラインからの高い打点で
しかも、フラット気味にたたいた時のもの。
低い打点のものより肘の位置が上がっているので
当然こちらのほうが脇が空いている。
そうしなければ、腕の形を変えなくては対処できない。
腕の形を変えると面の向きも変わってしまう可能性が高く
当然エラーの確率が増すわけだ。
この高い打点のときの引き始めの形は
腕の形、手首の形は同じにしているので
1枚目の写真に比べ、腕全体が上がっている
当然、脇は空いているのだ。
このように打点が高くなるにつれて、脇の空きは大きくなっていく。
一番低い打点のときだけが脇が閉まっているときで
他のときはどれも脇は空いている。
脇をいつも閉めておくと高い打点で打てなくなるのでご注意を。
『フォアハンドの脇は基本的に空いているべき』 で
『脇が閉まった状態のほうが例外』 なのだ。
すでに5日たち、腫れは3分の1くらいになってきた。
腫れに悪い飲み物は取らないため
とても清い生活をしている。
さて、フォアハンドの話。
私が迷信と思う話のひとつに、脇を閉めたほうがいいというのがある。
あの男は脇が甘いなんていわれるくらいで
脇が空くのはとてもデメリットが多いような気がする。
相撲なら脇が甘いと下手まわしを取られたりする。
確かに腕を固定するのには、脇を閉めたほうがよりしっかりするので効果的だ。
テニスの場合、特にフォアハンドもそうだろうか?
打点が低ければ脇を閉めておいても打てる。
これは引くボールが予想されるときの引き始め。
ごらんのようにサービスラインの付近での絵。
短く来たので低い打点になりそうなフォアハンド。
そしてこれがその打点。
実は、立ち位置が前なので、トップスピンを多めにかけている
そのため、下からボールを迎えているのがわかるだろう。
じゃあ、高い打点ならどうなるだろう。
これはベースラインからの高い打点で
しかも、フラット気味にたたいた時のもの。
低い打点のものより肘の位置が上がっているので
当然こちらのほうが脇が空いている。
そうしなければ、腕の形を変えなくては対処できない。
腕の形を変えると面の向きも変わってしまう可能性が高く
当然エラーの確率が増すわけだ。
この高い打点のときの引き始めの形は
腕の形、手首の形は同じにしているので
1枚目の写真に比べ、腕全体が上がっている
当然、脇は空いているのだ。
このように打点が高くなるにつれて、脇の空きは大きくなっていく。
一番低い打点のときだけが脇が閉まっているときで
他のときはどれも脇は空いている。
脇をいつも閉めておくと高い打点で打てなくなるのでご注意を。
『フォアハンドの脇は基本的に空いているべき』 で
『脇が閉まった状態のほうが例外』 なのだ。
2010年12月22日
練習では入るサーブが・・続編
昨日の1stサーブの話、早速『翡翠』 さんからコメントをいただきました。
以下がそのコメントです。
早々の回答ありがとうございます(^o^)/
自分ファーストサーブは既にスライスサーブなのですが…(>_<)
投稿者 翡翠 2010/12/21 22:12
そしてもう一方、『ぼの』 さんからもコメントが
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは。
松原コーチに教えて頂き手打ちのスライスにしたところ、1stサーブの確率が格段に高くなり、更にダブルフォルトは殆ど無くなりました。
以前のような、たまにフラットのスピードがあるサーブが入ったときの快感は(?)はありませんが、サーブが入るという安心感はとても大きいものがあります。
以前は1stサーブが入らないとびびってしまい、軽く打ってネットというバターンが多かったです。
今の手打ちスライスサーブのフォルトの多くはネットとかオーバーではなく、左右に外れることが殆どです。なので、力の入れ具合は全く変えずコース修正だけです。これが結果的に良い原因なのかもしれません。
いくら1stサーブが速く打てたからといっても私程度のスピードだと簡単に打ち返されてしまいます。サークルのメンバーさんには、スピードが遅くても回転がかかった今のスライスの方がリターンがしにくいと言われました。
今はできるだけピンポイントでコースが狙えるように練習中です。
ありがとうございました。
投稿者 ぼの 2010/12/22 10:44
私の解説です。
お二人ともコメントありがとうございます。
『ぼの』 さんは入るようになり、『翡翠』 さんはまだ苦労されているようです。
違いはぼのさんのコメント中にある
「手打ちのスライスにしたところ、1stサーブの確率が格段に高くなり・・・」
という、手打ちのところではないでしょうか。
昨日の文中で私がお話した。
「最初は入らなくても、何本か打って、打点と手首の感触が掴めてくると入り始めます」
でも試合中にそんな状況にはならない、というところの問題です。
身体を使いすぎたり、手首をやわらかくしすぎたりすると
この現象になり、練習では入るが突然打つ1stサーブは入らないということになると思います。
特に翡翠さんは女性ですよね
女性のほうが筋力が無いので男性以上にやわらかくなりがちなのです。
力が無いので、何かで補って、という考え方をすると
どんどん不安定な方向に行きます。
腕の力の比率をうんと多くしてみてはどうでしょうか。
腕を強く振るという感覚でいると
身体もちょうどよく動いてくれるものです。
それと手首の角度をしっかり保つことも力の無い人ほど忘れずに。
ぼのさん、いいタイミングのコメント、ありがとうございます。
お二人ともテニス、楽しくがんばってください。
以下がそのコメントです。
早々の回答ありがとうございます(^o^)/
自分ファーストサーブは既にスライスサーブなのですが…(>_<)
投稿者 翡翠 2010/12/21 22:12
そしてもう一方、『ぼの』 さんからもコメントが
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは。
松原コーチに教えて頂き手打ちのスライスにしたところ、1stサーブの確率が格段に高くなり、更にダブルフォルトは殆ど無くなりました。
以前のような、たまにフラットのスピードがあるサーブが入ったときの快感は(?)はありませんが、サーブが入るという安心感はとても大きいものがあります。
以前は1stサーブが入らないとびびってしまい、軽く打ってネットというバターンが多かったです。
今の手打ちスライスサーブのフォルトの多くはネットとかオーバーではなく、左右に外れることが殆どです。なので、力の入れ具合は全く変えずコース修正だけです。これが結果的に良い原因なのかもしれません。
いくら1stサーブが速く打てたからといっても私程度のスピードだと簡単に打ち返されてしまいます。サークルのメンバーさんには、スピードが遅くても回転がかかった今のスライスの方がリターンがしにくいと言われました。
今はできるだけピンポイントでコースが狙えるように練習中です。
ありがとうございました。
投稿者 ぼの 2010/12/22 10:44
私の解説です。
お二人ともコメントありがとうございます。
『ぼの』 さんは入るようになり、『翡翠』 さんはまだ苦労されているようです。
違いはぼのさんのコメント中にある
「手打ちのスライスにしたところ、1stサーブの確率が格段に高くなり・・・」
という、手打ちのところではないでしょうか。
昨日の文中で私がお話した。
「最初は入らなくても、何本か打って、打点と手首の感触が掴めてくると入り始めます」
でも試合中にそんな状況にはならない、というところの問題です。
身体を使いすぎたり、手首をやわらかくしすぎたりすると
この現象になり、練習では入るが突然打つ1stサーブは入らないということになると思います。
特に翡翠さんは女性ですよね
女性のほうが筋力が無いので男性以上にやわらかくなりがちなのです。
力が無いので、何かで補って、という考え方をすると
どんどん不安定な方向に行きます。
腕の力の比率をうんと多くしてみてはどうでしょうか。
腕を強く振るという感覚でいると
身体もちょうどよく動いてくれるものです。
それと手首の角度をしっかり保つことも力の無い人ほど忘れずに。
ぼのさん、いいタイミングのコメント、ありがとうございます。
お二人ともテニス、楽しくがんばってください。
2010年12月21日
練習では入るサーブが・・
『翡翠』 さんからサーブの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは
いつも拝読させていただいております。
サービスについて質問です。
ファーストサーブの確立が悪いんです。
練習の時は高確率で入るのですが、試合になったとたんに入らなくなってしまいます。
試合等の緊張した場面で球が入らなくなるのはただのヘボでしょうか?
どうしたら試合でも練習と同じ様な球が打てるようになりますか?
よろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/19 21:05
私の答えです。
よくある話ですよね
たぶんかなりたくさんの人がこの疑問を持っている。
練習では入り始めると何本も続けてはいるのに
試合で、しかも肝心なポイントになると入らない。
実はこの2行前の文章に鍵があります。
『練習では何本も続けて・・・』
そう、試合では続けて1stサーブを打つことは無いのです。
続けて打たしてくれれば良いのに。
私がよく例に挙げるフォアハンドの決め球の話と一緒です。
『1発目に決めなければならない』 のです。
以下は推測ですが、かなり多くの方が適合します。
打点を前にしてフラットでぶっぱなす。
最初は入らなくても、何本か打って
打点と手首の感触が掴めてくると入り始めます。
しっかりつかめれば、何本も続けて入ります。
「だいぶ腕が上がったぞ!!」
申し訳ないことですが
これは1stサーブを続けて打つはずの無い
試合中にはまず起こりえないことなのです。
まあ、私が悪いわけではありませんが、事実です。
1発目から入るサーブに切り替えるしかありません。
プロは打点を後ろ気味にし
内旋を使って打つ。
しかもどフラットでなく、スピンをかける。
現実のわれわれレベルの対応ですが
手首を固定して回内を使わないスライスサーブをお勧めします。
そうしたら1本目から入る可能性が非常に高くなります。
そして、勝負どころで自信のひらめきがあったら
回転を減らして大胆にスピード勝負です。
もしすでにスライスサーブだったとしたら?
ちょっと思い当たるすじもあるので、いずれまた続編で。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは
いつも拝読させていただいております。
サービスについて質問です。
ファーストサーブの確立が悪いんです。
練習の時は高確率で入るのですが、試合になったとたんに入らなくなってしまいます。
試合等の緊張した場面で球が入らなくなるのはただのヘボでしょうか?
どうしたら試合でも練習と同じ様な球が打てるようになりますか?
よろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/19 21:05
私の答えです。
よくある話ですよね
たぶんかなりたくさんの人がこの疑問を持っている。
練習では入り始めると何本も続けてはいるのに
試合で、しかも肝心なポイントになると入らない。
実はこの2行前の文章に鍵があります。
『練習では何本も続けて・・・』
そう、試合では続けて1stサーブを打つことは無いのです。
続けて打たしてくれれば良いのに。
私がよく例に挙げるフォアハンドの決め球の話と一緒です。
『1発目に決めなければならない』 のです。
以下は推測ですが、かなり多くの方が適合します。
打点を前にしてフラットでぶっぱなす。
最初は入らなくても、何本か打って
打点と手首の感触が掴めてくると入り始めます。
しっかりつかめれば、何本も続けて入ります。
「だいぶ腕が上がったぞ!!」
申し訳ないことですが
これは1stサーブを続けて打つはずの無い
試合中にはまず起こりえないことなのです。
まあ、私が悪いわけではありませんが、事実です。
1発目から入るサーブに切り替えるしかありません。
プロは打点を後ろ気味にし
内旋を使って打つ。
しかもどフラットでなく、スピンをかける。
現実のわれわれレベルの対応ですが
手首を固定して回内を使わないスライスサーブをお勧めします。
そうしたら1本目から入る可能性が非常に高くなります。
そして、勝負どころで自信のひらめきがあったら
回転を減らして大胆にスピード勝負です。
もしすでにスライスサーブだったとしたら?
ちょっと思い当たるすじもあるので、いずれまた続編で。
2010年12月19日
東戸塚も12月
最後の親知らずを抜いた。
下側の左、一番奥(そりゃあそうだ)
親も知らない歯で
表にも出ていない
隣の歯に向かって横向きに生え、ぶつかっている。
別に困ってはいないのだが
いずれ、当たっているところから虫歯になるそうで
歳をとらないうちに
まだ若いうちに抜いてしまおうという決断。
1時間近くかけて、ギイ、ギイ、ガリガリ。
途中、やめときゃよかったと後悔しつつ奮闘。
何とか抜けて、今日は安静の一日。
歯医者さんの予告どおり腫れてきた。
コブトリ爺さんのようになってきた。
明日は、千葉、印西のクラブで、当社全員集まっての研修会
まあ、こちらは能書きを垂れて
若者達に汗を流させるだけ
自分はなるべく楽をして、一日過ごそう。
さて、私がとなりの歯医者で奮闘している頃
東戸塚のスクールでは
モミの木にモミーコーチがXマスの飾りつけ。
モミーコーチは本当は藤田君という
何でモミーというのかは秘密だ。
カシオ・ハイスピード・エクシリム デジカメで
HS夜景モードというのを試してみたが
さすがに後ろのコート照明が眩しい。
でも何10枚かの写真を合成するのだそうで
点滅しているランプもどっかでちゃんと写っている。
もう一枚。
この木は2代目のクリスマスツリー
もう10年くらいになるだろうか?
先代の木が5m以上になり、枝を剪定したら棒になってしまった。
やむなく引退してもらい
1.5mほどの木を買ってきて、植えたもの。
もう3m近くになっている。
じゃあ、もう一枚。
東戸塚松原テニススクール、フロント・カウンターの上
これも何年か経つのだが、なかなか大きくならない。
東戸塚校もいよいよ、Xマス、正月モードに突入だ。
下側の左、一番奥(そりゃあそうだ)
親も知らない歯で
表にも出ていない
隣の歯に向かって横向きに生え、ぶつかっている。
別に困ってはいないのだが
いずれ、当たっているところから虫歯になるそうで
歳をとらないうちに
まだ若いうちに抜いてしまおうという決断。
1時間近くかけて、ギイ、ギイ、ガリガリ。
途中、やめときゃよかったと後悔しつつ奮闘。
何とか抜けて、今日は安静の一日。
歯医者さんの予告どおり腫れてきた。
コブトリ爺さんのようになってきた。
明日は、千葉、印西のクラブで、当社全員集まっての研修会
まあ、こちらは能書きを垂れて
若者達に汗を流させるだけ
自分はなるべく楽をして、一日過ごそう。
さて、私がとなりの歯医者で奮闘している頃
東戸塚のスクールでは
モミの木にモミーコーチがXマスの飾りつけ。
モミーコーチは本当は藤田君という
何でモミーというのかは秘密だ。
カシオ・ハイスピード・エクシリム デジカメで
HS夜景モードというのを試してみたが
さすがに後ろのコート照明が眩しい。
でも何10枚かの写真を合成するのだそうで
点滅しているランプもどっかでちゃんと写っている。
もう一枚。
この木は2代目のクリスマスツリー
もう10年くらいになるだろうか?
先代の木が5m以上になり、枝を剪定したら棒になってしまった。
やむなく引退してもらい
1.5mほどの木を買ってきて、植えたもの。
もう3m近くになっている。
じゃあ、もう一枚。
東戸塚松原テニススクール、フロント・カウンターの上
これも何年か経つのだが、なかなか大きくならない。
東戸塚校もいよいよ、Xマス、正月モードに突入だ。
2010年12月18日
2人で練習するには
『tak19』 さんから練習法について質問をいただきました。
現在の練習がよくある典型的なやり方だなと思いました。
不足分も考えてみましたらそうでしたので
これを指摘するのはかなり大勢の方の役に立つような気がします。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチこんにちは。
いつもためになる記事楽しく拝見させて頂いております。
最近、練習内容、メニューに悩んでいます。
週2回、1回2時間友人と2人で練習しています。
都合が良いかもしれませんが、効率良くうまくなれるメニューが有ればお教えください。
現在はこの様な内容です。
ボレーボレー (5分)
ショートラリー (5分)
ゆっくりストレートラリー (10分)
クロス、逆クロスラリー (各10分)
サーブ打ちっぱなし (20分)
サーブ、レシーブ練習、そのまま1ポイント終了まで(10分)
シングルスゲーム練習
1年近く、この様な内容で練習していますがあまり効果が実感できません。
2人で練習する時も球出しなど、とりいれた方が良いのでしょうか?
私は30歳テニス歴7年、以前、半年スクールに通っていた時は中上級、高2から始め、途中長い中断期間が有り1年前から再開しました。
友人は40代、テニス歴4年、中級ぐらいだと思います。
ゲームをすると8割がた私が勝ちます。
取り留めのない内容ですが、2時間2人で出来る効率良い練習内容があればお教えください。
どうぞ宜しくお願いします。
投稿者 tak19 2010/12/15 14:09
私の答えです。
ウォームアップと試合練習だけで構成されているようですね。
まず、足りないショットの習得練習が必要です。
気がつくのは決め球の練習が無いこと。
たとえば、フォアボレーをアングルに決める
浅くなったボールをクロスに
バックのパスをダウンザラインへ
スマッシュを逆クロスに ・・・ 等々
もちろん決め球でなくとも、苦手なショットがあれば
お互いにリクエストすれば良いと思います。
これらは球出しで1本づつ練習する必要があるでしょう。
次にコースを変える練習。
たとえばシングルスのラリー中
1人がストレートばかり、相手はクロスばかり打つ。
もしこれが無理なら球出しで方向を指定して打つ。
次は競技性のある練習。
ストローク対ネットプレーで、ストローク側から球出し
1本目のボレーはコースを決め、つなぎのボレーで
そこから先は仁義なき戦いに突入。
10点取ったら交代。
こうゆう設定はシングルスでもダブルスでも
ありそうな状況を設定してみれば
いっぱい考えられますし、面白くてあきません。
スクールでやるようなパターン練習もいいのですが
球出しの技術も必要なので難しいかもしれません。
それでも2本でのパターンぐらいは
たとえばアプローチとボレー
フォアハンドの逆クロスと決め球 ・・・ 等々
くらいはそれほど球出しも難しくないと思います。
他にも例を出せばいっぱいあると思いますが
要は、試合でうまくいかないショットやパターン
こんなプレーがしてみたいというものを
取り出して、練習方法に落とし込めばいいのだと思います。
いろいろ、工夫してみるとおもしろいですよ。
現在の練習がよくある典型的なやり方だなと思いました。
不足分も考えてみましたらそうでしたので
これを指摘するのはかなり大勢の方の役に立つような気がします。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチこんにちは。
いつもためになる記事楽しく拝見させて頂いております。
最近、練習内容、メニューに悩んでいます。
週2回、1回2時間友人と2人で練習しています。
都合が良いかもしれませんが、効率良くうまくなれるメニューが有ればお教えください。
現在はこの様な内容です。
ボレーボレー (5分)
ショートラリー (5分)
ゆっくりストレートラリー (10分)
クロス、逆クロスラリー (各10分)
サーブ打ちっぱなし (20分)
サーブ、レシーブ練習、そのまま1ポイント終了まで(10分)
シングルスゲーム練習
1年近く、この様な内容で練習していますがあまり効果が実感できません。
2人で練習する時も球出しなど、とりいれた方が良いのでしょうか?
私は30歳テニス歴7年、以前、半年スクールに通っていた時は中上級、高2から始め、途中長い中断期間が有り1年前から再開しました。
友人は40代、テニス歴4年、中級ぐらいだと思います。
ゲームをすると8割がた私が勝ちます。
取り留めのない内容ですが、2時間2人で出来る効率良い練習内容があればお教えください。
どうぞ宜しくお願いします。
投稿者 tak19 2010/12/15 14:09
私の答えです。
ウォームアップと試合練習だけで構成されているようですね。
まず、足りないショットの習得練習が必要です。
気がつくのは決め球の練習が無いこと。
たとえば、フォアボレーをアングルに決める
浅くなったボールをクロスに
バックのパスをダウンザラインへ
スマッシュを逆クロスに ・・・ 等々
もちろん決め球でなくとも、苦手なショットがあれば
お互いにリクエストすれば良いと思います。
これらは球出しで1本づつ練習する必要があるでしょう。
次にコースを変える練習。
たとえばシングルスのラリー中
1人がストレートばかり、相手はクロスばかり打つ。
もしこれが無理なら球出しで方向を指定して打つ。
次は競技性のある練習。
ストローク対ネットプレーで、ストローク側から球出し
1本目のボレーはコースを決め、つなぎのボレーで
そこから先は仁義なき戦いに突入。
10点取ったら交代。
こうゆう設定はシングルスでもダブルスでも
ありそうな状況を設定してみれば
いっぱい考えられますし、面白くてあきません。
スクールでやるようなパターン練習もいいのですが
球出しの技術も必要なので難しいかもしれません。
それでも2本でのパターンぐらいは
たとえばアプローチとボレー
フォアハンドの逆クロスと決め球 ・・・ 等々
くらいはそれほど球出しも難しくないと思います。
他にも例を出せばいっぱいあると思いますが
要は、試合でうまくいかないショットやパターン
こんなプレーがしてみたいというものを
取り出して、練習方法に落とし込めばいいのだと思います。
いろいろ、工夫してみるとおもしろいですよ。
2010年12月16日
東戸塚オープンシングルス
年明けの2011年1月10日(月・祝日)
東戸塚松原テニススクールでは恒例の
『男子オープンシングルス大会』 が開催される。
今日はその宣伝。
要項はこちらに出ているのでクリックしてください。
これは2009年の集合写真。
そして、20010年はこれ。
用意した一番の目玉商品を田村コーチに取られてしまった。
前列、右側はVサインの清水コーチ、彼は3位。
内輪で賞品回収に走ったのは秘密だ。
これは2010年、試合中、3面のクレーコート。
サーブをしているのは田村コーチだが
小さくてよくわからない。
そういえば、さっきの集合写真の後、参加者に対し、私のレッスンを1時間ほど行った。
このときはサーブを主にやった。
今回の内容についてはまだ決めていないが
希望があれば、このブログのコメントでもいいし
当日、そっと私の耳元にささやいてもよい。
参加者の定員は12名
当日は私もいる予定なので、早めに申し込んでほしい。
東戸塚松原テニススクールでは恒例の
『男子オープンシングルス大会』 が開催される。
今日はその宣伝。
要項はこちらに出ているのでクリックしてください。
これは2009年の集合写真。
そして、20010年はこれ。
用意した一番の目玉商品を田村コーチに取られてしまった。
前列、右側はVサインの清水コーチ、彼は3位。
内輪で賞品回収に走ったのは秘密だ。
これは2010年、試合中、3面のクレーコート。
サーブをしているのは田村コーチだが
小さくてよくわからない。
そういえば、さっきの集合写真の後、参加者に対し、私のレッスンを1時間ほど行った。
このときはサーブを主にやった。
今回の内容についてはまだ決めていないが
希望があれば、このブログのコメントでもいいし
当日、そっと私の耳元にささやいてもよい。
参加者の定員は12名
当日は私もいる予定なので、早めに申し込んでほしい。
2010年12月15日
スマッシュの回内は
『祐天』さんから前腕の回内について質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
私も常識外れ(?)のようなことを最近やっています。
それはフラットサーブ、スマッシュで回内が完全にできないので最初からコンチのグリップで回内させた形を手首でつくり、その形を保ったままサーブ、スマッシュをするというもです。
サーブ、前方のスマッシュはうまくいってますが、後方のスマッシュはイマイチな感じです。
きっかけは上級者の意見と松原コーチが言われるストロークは”手首の形をインパクトの時と同じように作り・・・、”スライスサーブは”斜め面を作り、手首を固め・・・”からです。
同様にボレー(ハーフボレーを含む)にも応用できないかとも考えています。
松原コーチのご意見、アドバイスをよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2010/12/14 16:47
私の答えです。
最初から回内したような形で手首を作るということは
厚めのグリップで持ったのと同じということですね。
ですから回内がやりづらいなら、厚めのグリップで
たとえばスマッシュをイースタングリップでやったらどうでしょう。
手首を曲げて不自由な形より力も入るし手首も傷めにくいような気がします。
最初から厚めの形を作れば打点が前のときはたたけますが
打点が後ろだと面が上を向いてしまうと思います。
うすく持っておいて、回内し、面をかぶせ気味にしなければ
後ろの打点では打てません。
そしてそのときが一番ラケットが走り、しかも安定するので
後ろの打点、回内の組み合わせをプロは選択しているのです。
ですが、回内がうまくできないのであれば
スマッシュはイースタンで前目の打点
後ろだったら、ハイボレーで返しておく。
たいていこれでクラブレベルの試合は何とかなるでしょう。
サーブはコンチネンタルでスライスサーブを打てばいいのです。
もちろん回内しません。
次にボレーですが
鈴木貴男はすでにやっています。
手首を曲げて、厚いグリップで持つような形を作り
打点を前気味にとって返球タイミングを速くしています。
これは彼のフォアボレー、動画と連続写真です。
手首を前に出し、厚めの形を作っているのをよく味わってください。
しかし、これも厚めのグリップの人はそのままやればいいことで
うすいグリップでここまでがんばらなくても良いと思います。
ただ、プロの場合はより遠い打点や
持ち替えなくてもバックが打てるなどのメリットで
コンチネンタルを採用しているのです。
アマチュアの場合はそれほどコンチネンタルにこだわらなくても良いのではないでしょうか。
サーブでもボレーでもコンチで打ったらえらいようですが
サービスエースが2点になるわけでもありません。
打ちやすい、力の入りやすいグリップで
ややリーチが狭くてもそれほど不利ではないと思います。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。
私も常識外れ(?)のようなことを最近やっています。
それはフラットサーブ、スマッシュで回内が完全にできないので最初からコンチのグリップで回内させた形を手首でつくり、その形を保ったままサーブ、スマッシュをするというもです。
サーブ、前方のスマッシュはうまくいってますが、後方のスマッシュはイマイチな感じです。
きっかけは上級者の意見と松原コーチが言われるストロークは”手首の形をインパクトの時と同じように作り・・・、”スライスサーブは”斜め面を作り、手首を固め・・・”からです。
同様にボレー(ハーフボレーを含む)にも応用できないかとも考えています。
松原コーチのご意見、アドバイスをよろしくお願いします。
投稿者 祐天 2010/12/14 16:47
私の答えです。
最初から回内したような形で手首を作るということは
厚めのグリップで持ったのと同じということですね。
ですから回内がやりづらいなら、厚めのグリップで
たとえばスマッシュをイースタングリップでやったらどうでしょう。
手首を曲げて不自由な形より力も入るし手首も傷めにくいような気がします。
最初から厚めの形を作れば打点が前のときはたたけますが
打点が後ろだと面が上を向いてしまうと思います。
うすく持っておいて、回内し、面をかぶせ気味にしなければ
後ろの打点では打てません。
そしてそのときが一番ラケットが走り、しかも安定するので
後ろの打点、回内の組み合わせをプロは選択しているのです。
ですが、回内がうまくできないのであれば
スマッシュはイースタンで前目の打点
後ろだったら、ハイボレーで返しておく。
たいていこれでクラブレベルの試合は何とかなるでしょう。
サーブはコンチネンタルでスライスサーブを打てばいいのです。
もちろん回内しません。
次にボレーですが
鈴木貴男はすでにやっています。
手首を曲げて、厚いグリップで持つような形を作り
打点を前気味にとって返球タイミングを速くしています。
これは彼のフォアボレー、動画と連続写真です。
手首を前に出し、厚めの形を作っているのをよく味わってください。
しかし、これも厚めのグリップの人はそのままやればいいことで
うすいグリップでここまでがんばらなくても良いと思います。
ただ、プロの場合はより遠い打点や
持ち替えなくてもバックが打てるなどのメリットで
コンチネンタルを採用しているのです。
アマチュアの場合はそれほどコンチネンタルにこだわらなくても良いのではないでしょうか。
サーブでもボレーでもコンチで打ったらえらいようですが
サービスエースが2点になるわけでもありません。
打ちやすい、力の入りやすいグリップで
ややリーチが狭くてもそれほど不利ではないと思います。
2010年12月14日
速いボールへの対応
『翡翠] さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは
カワセミ綺麗ですね(^o^)/
ところで速い球への対処法について質問です。
速い球を打つ時、どうしても打点が遅れてしまいます。
また、コースをつかれると追いつけない事も多々あります…
追いついたとしても、当てて返しているだけなので、いつもチャンスボールになってしまい、また速い球を打たれるという悪循環になってしまいます…
速い球への対処法が何かありましたらよろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/13 14:46
私の答えです。
左利きに対すること、なれないサーフェスでどう合わせるということと同じになります。
そのボールの弾道がイメージできるなら
そのイメージしたボールに対して素振りしておく
次に実際の打球に対すれば
すぐに打てるようになります。
という話です。
さて、なれないサーフェスでどうあわせるかという話で
その後に追加したのが
バウンドにあわせて、1,2、の3で打つのは無理という話。
特に速いボールに対してはバウンドしてから引き始めたのでは
スウィングがインパクトまでに間に合いません。
当然、振り遅れということになります。
私が若いころ、体育館のフローリングの上でボールがネットの上を通過したころ
1、と心で叫んで打った話もしました。
こうゆうやり方もできますが
いろいろなテンポに最終的には合わせられるようにならないといけません。
そこで今日は動画をひとつ借りてきました。
先日、『ためにならないブログ』で紹介していただいた私の動画。
『ためブロ』さん、他人の○○○○ですいません、お借りします。
私もなんせ、石器時代からのテニスですから
足利さんのころから徳川さんのころまでは六尺とか富山とか ・・・
まあ余計な話は後にして、私のフォアハンドを見てください。
どうですか、どこでバウンドがあったかわからないでしょう。
これは球出しのボールに対して打っていますので
ロブを除けば、一番ゆるいボールに対処しているわけです。
それでも、動画開始時、テイクバック開始時のタイミングで
ボールはサービスラインの上を通過して1mという辺りだと思います。
バウンドした時点で、テイクバックは半分近く終わっているわけです。
もっと速いボールに対しては、もっと速く引き始めなければ
同じスウィングはできないわけで
通常のラリーであっても
上級者のテニスではバウンドに合わせて引き始めるということはありえないのです。
このように、バウンドよりも早く引き始められるという前提で
速いボールや変化するボールをイメージできるなら
どんなボールにも対応できるということです。
さて、実際の対処の仕方です。
おおざっぱでいいですから、思い切って速めにテイクバックを始めてみます
細かいタイミングのずれは
引きながら調整することができます。
速すぎたら、途中をよりゆっくり引いていけば良いし
遅いようなら、ちょっと急げばいいのです。
そうやっているうちに、そんなに調整しなくても合うようになりますし
速いボールにも対応している自分を発見できると思います。
以下がそのコメントの全文です。
こんにちは
カワセミ綺麗ですね(^o^)/
ところで速い球への対処法について質問です。
速い球を打つ時、どうしても打点が遅れてしまいます。
また、コースをつかれると追いつけない事も多々あります…
追いついたとしても、当てて返しているだけなので、いつもチャンスボールになってしまい、また速い球を打たれるという悪循環になってしまいます…
速い球への対処法が何かありましたらよろしくお願いしますm(_ _)m
投稿者 翡翠 2010/12/13 14:46
私の答えです。
左利きに対すること、なれないサーフェスでどう合わせるということと同じになります。
そのボールの弾道がイメージできるなら
そのイメージしたボールに対して素振りしておく
次に実際の打球に対すれば
すぐに打てるようになります。
という話です。
さて、なれないサーフェスでどうあわせるかという話で
その後に追加したのが
バウンドにあわせて、1,2、の3で打つのは無理という話。
特に速いボールに対してはバウンドしてから引き始めたのでは
スウィングがインパクトまでに間に合いません。
当然、振り遅れということになります。
私が若いころ、体育館のフローリングの上でボールがネットの上を通過したころ
1、と心で叫んで打った話もしました。
こうゆうやり方もできますが
いろいろなテンポに最終的には合わせられるようにならないといけません。
そこで今日は動画をひとつ借りてきました。
先日、『ためにならないブログ』で紹介していただいた私の動画。
『ためブロ』さん、他人の○○○○ですいません、お借りします。
私もなんせ、石器時代からのテニスですから
足利さんのころから徳川さんのころまでは六尺とか富山とか ・・・
まあ余計な話は後にして、私のフォアハンドを見てください。
どうですか、どこでバウンドがあったかわからないでしょう。
これは球出しのボールに対して打っていますので
ロブを除けば、一番ゆるいボールに対処しているわけです。
それでも、動画開始時、テイクバック開始時のタイミングで
ボールはサービスラインの上を通過して1mという辺りだと思います。
バウンドした時点で、テイクバックは半分近く終わっているわけです。
もっと速いボールに対しては、もっと速く引き始めなければ
同じスウィングはできないわけで
通常のラリーであっても
上級者のテニスではバウンドに合わせて引き始めるということはありえないのです。
このように、バウンドよりも早く引き始められるという前提で
速いボールや変化するボールをイメージできるなら
どんなボールにも対応できるということです。
さて、実際の対処の仕方です。
おおざっぱでいいですから、思い切って速めにテイクバックを始めてみます
細かいタイミングのずれは
引きながら調整することができます。
速すぎたら、途中をよりゆっくり引いていけば良いし
遅いようなら、ちょっと急げばいいのです。
そうやっているうちに、そんなに調整しなくても合うようになりますし
速いボールにも対応している自分を発見できると思います。
2010年12月13日
デッドゾーン?
『時々左利きのO] さんからデッドゾーンでプレーしては本当にいけないのか?
という素朴な疑問をコメントにいただきました。
私の動画に対するお褒めの言葉も乗っていましたので
以下に、そのコメント全文を載せました。
いつも楽しく拝見しています。
Maltさんの記事にある松原コーチのフォアハンドストローク・ボレーの動画、
とても凛々しく写っておられましたね。振り子スイングの基本がよく分かりました。
ところで巷では、ベースラインとサービスラインの間の『デッドゾーン
には立つな』とよく言われます。対戦相手のボールを足元で打たなければならなくなり
ミスが多くなることから、死のゾーンには立つなということなのでしょうか。
確かに私の場合も、ラリーの流れから
しばしばデッドゾーンに立ち、ミスを重ねることが多いのですが、
やり方次第でデッドゾーンはライフゾーンになり得ないのでしょうか?。
デッドゾーンは、対戦相手のドロップショットやロブに対処するには
手頃な位置であると思うのですが・・??。
毎度、摩訶不思議な質問で大変失礼します。
投稿者 時々左利きのO 2010/12/10 22:32
私の答えです。
常識にとらわれない摩訶不思議な質問、大好きです。
時々左利きになるほどのOさんのことですから
これくらいの常識はずれはあってしかるべきだと思います。
さて、デッドゾーンは昔からいてはいけない場所として知られています。
攻撃するには決まりにくい
守備をするのも難しい
何のご利益も無い場所というのがその論拠です。
本当にそうでしょうか?
プロ、特に女子プロにはここに生息する人たちがいます。
特に両側、両手打ちの人です。
モニカ・セレスが代表的な人ですが
ダブルスの時、彼女たちはデッドゾーンからドライブボレーで打ちまくります。
デッドゾーンからネットマンを攻撃するのです。
両手のドライブボレーじゃないとだめそうですが
そんなことは無いと思います
スライスボレーでも、フラットボレーでも
少し振り回して飛距離がでても、アウトしにくいので思い切って打てます。
また相手がベースラインにいるならドロップボレーも打てます。
ダブルスならロブボレーも有効です。
次に守備の問題ですが
これはハーフボレーの問題と関連しているような気がします。
ハーフボレーは難しいのでできる限りローボレーにしろという話です。
当然デッドゾーンにいるとハーフボレーの機会が増え
いつも難しいショットを強いられるという考えでしょう。
ハーフボレーってそんなに難しいですか?
実は私、ローボレーよりずうっと易しいショットだと思っています。
バウンド直後を捉えるので、いつも打点は、特に高さは一緒。
入射角と反射角を考えると
垂直面を作って前に出してやりさえすれば来た高さに向かって勝手に返っていく。
ボレーやストロークよりよほど単純かも知れません。
つまり、ハーフボレーが簡単なら
デッドゾーンの居心地は悪くないということではないでしょうか。
相手がナダルみたいなやつで、鬼のように打ち込んでくるとすると
ネットに近いほうが怖いかもしれません
一概に、デッドゾーンのほうが届かないというわけでもないと思います。
凄腕のストローカーに余裕を持たせたらどこにいてもやられます。
要はストローカーに余裕を与えないこと
自分にとってどこからそれをやるのがよりやりやすいのかということだと思います。
もちろん相手によっては、余裕を与えたほうがいい場合もあります。
ナダルと毎週のように当たるわけでもありません。
こう考えていくと、ライフゾーン説もまんざらではないかもしれませんね。
試してみる価値は充分あるのではないでしょうか。
という素朴な疑問をコメントにいただきました。
私の動画に対するお褒めの言葉も乗っていましたので
以下に、そのコメント全文を載せました。
いつも楽しく拝見しています。
Maltさんの記事にある松原コーチのフォアハンドストローク・ボレーの動画、
とても凛々しく写っておられましたね。振り子スイングの基本がよく分かりました。
ところで巷では、ベースラインとサービスラインの間の『デッドゾーン
には立つな』とよく言われます。対戦相手のボールを足元で打たなければならなくなり
ミスが多くなることから、死のゾーンには立つなということなのでしょうか。
確かに私の場合も、ラリーの流れから
しばしばデッドゾーンに立ち、ミスを重ねることが多いのですが、
やり方次第でデッドゾーンはライフゾーンになり得ないのでしょうか?。
デッドゾーンは、対戦相手のドロップショットやロブに対処するには
手頃な位置であると思うのですが・・??。
毎度、摩訶不思議な質問で大変失礼します。
投稿者 時々左利きのO 2010/12/10 22:32
私の答えです。
常識にとらわれない摩訶不思議な質問、大好きです。
時々左利きになるほどのOさんのことですから
これくらいの常識はずれはあってしかるべきだと思います。
さて、デッドゾーンは昔からいてはいけない場所として知られています。
攻撃するには決まりにくい
守備をするのも難しい
何のご利益も無い場所というのがその論拠です。
本当にそうでしょうか?
プロ、特に女子プロにはここに生息する人たちがいます。
特に両側、両手打ちの人です。
モニカ・セレスが代表的な人ですが
ダブルスの時、彼女たちはデッドゾーンからドライブボレーで打ちまくります。
デッドゾーンからネットマンを攻撃するのです。
両手のドライブボレーじゃないとだめそうですが
そんなことは無いと思います
スライスボレーでも、フラットボレーでも
少し振り回して飛距離がでても、アウトしにくいので思い切って打てます。
また相手がベースラインにいるならドロップボレーも打てます。
ダブルスならロブボレーも有効です。
次に守備の問題ですが
これはハーフボレーの問題と関連しているような気がします。
ハーフボレーは難しいのでできる限りローボレーにしろという話です。
当然デッドゾーンにいるとハーフボレーの機会が増え
いつも難しいショットを強いられるという考えでしょう。
ハーフボレーってそんなに難しいですか?
実は私、ローボレーよりずうっと易しいショットだと思っています。
バウンド直後を捉えるので、いつも打点は、特に高さは一緒。
入射角と反射角を考えると
垂直面を作って前に出してやりさえすれば来た高さに向かって勝手に返っていく。
ボレーやストロークよりよほど単純かも知れません。
つまり、ハーフボレーが簡単なら
デッドゾーンの居心地は悪くないということではないでしょうか。
相手がナダルみたいなやつで、鬼のように打ち込んでくるとすると
ネットに近いほうが怖いかもしれません
一概に、デッドゾーンのほうが届かないというわけでもないと思います。
凄腕のストローカーに余裕を持たせたらどこにいてもやられます。
要はストローカーに余裕を与えないこと
自分にとってどこからそれをやるのがよりやりやすいのかということだと思います。
もちろん相手によっては、余裕を与えたほうがいい場合もあります。
ナダルと毎週のように当たるわけでもありません。
こう考えていくと、ライフゾーン説もまんざらではないかもしれませんね。
試してみる価値は充分あるのではないでしょうか。
2010年12月12日
久しぶりの休日は
イベントが続いたりして久しぶりの休日
オクサンとうちの裏庭、大池公園を散策。
大池公園まですぐのところ、南万騎が原の街路樹が赤い実をつけている。
札幌なら『ナナカマド』なのだが、ここ横浜のは?
公園に入ると、『サザンカ』が満開。
光ってしまうので、ホワイトバランスをいじってみるがよくわからない。
カメラの腕というより知識がない。
ビールとローソンのコロッケで昼食後、池に着くと、いつもの『キンクロハジロ』の群れ。
手前の白黒が男の子、茶髪の方は女の子だそうだ。
またまたいました、私が来ると迎えてくれる、『カワセミ』
盛んに池に飛び込んで漁をしていた。
カワセミ君には休日はないのかも。
たいていの人は、めったに見ることができないらしいので
いかに私の日ごろの行いがいいのか・・・
もう一羽、これは『カイツブり』 だと思うのだが。
ハトくらいの大きさで、素早い潜水を繰り返していた。
写真は逆光もあり、ぼおっとした感じ。
どうも今日は写真のいいわけが多い。
帰り道で、デジタル1眼に大型の望遠レンズを三脚にセットした
本格派、バード撮影おじさんに会った。
ついさっき撮ったばかりという 『イカル』 の枝に止まった写真
午前中に相模川で撮った 『ノスリ』 の滑空写真を見せてくれた。
どちらも、羽の1本1本の先まで見分けられるような写真。
1日の内に何箇所も移動して写真を撮っているエネルギーにもびっくり。
とても、とても、カワセミの写真を撮りましたといえなかった。
まあそれはそれ、写真のプロじゃないし、楽しい1日だったからよしとしよう。
オクサンとうちの裏庭、大池公園を散策。
大池公園まですぐのところ、南万騎が原の街路樹が赤い実をつけている。
札幌なら『ナナカマド』なのだが、ここ横浜のは?
公園に入ると、『サザンカ』が満開。
光ってしまうので、ホワイトバランスをいじってみるがよくわからない。
カメラの腕というより知識がない。
ビールとローソンのコロッケで昼食後、池に着くと、いつもの『キンクロハジロ』の群れ。
手前の白黒が男の子、茶髪の方は女の子だそうだ。
またまたいました、私が来ると迎えてくれる、『カワセミ』
盛んに池に飛び込んで漁をしていた。
カワセミ君には休日はないのかも。
たいていの人は、めったに見ることができないらしいので
いかに私の日ごろの行いがいいのか・・・
もう一羽、これは『カイツブり』 だと思うのだが。
ハトくらいの大きさで、素早い潜水を繰り返していた。
写真は逆光もあり、ぼおっとした感じ。
どうも今日は写真のいいわけが多い。
帰り道で、デジタル1眼に大型の望遠レンズを三脚にセットした
本格派、バード撮影おじさんに会った。
ついさっき撮ったばかりという 『イカル』 の枝に止まった写真
午前中に相模川で撮った 『ノスリ』 の滑空写真を見せてくれた。
どちらも、羽の1本1本の先まで見分けられるような写真。
1日の内に何箇所も移動して写真を撮っているエネルギーにもびっくり。
とても、とても、カワセミの写真を撮りましたといえなかった。
まあそれはそれ、写真のプロじゃないし、楽しい1日だったからよしとしよう。
2010年12月11日
ラケット走るべし
ビッグフォアハンドで一番大切なことはコントロール。
相手コートに入らなければ
飛距離だけがビッグではどうしようもない。
次に大切なのは、『ラケットが走ること』
ラケットが走るとは、スウィングスピードがすごいということ。
ボールにエネルギーを与えるのはスウィングスピード
しっかり押したら速いとか
腰が入ったら速いとか
全身で打てば速いとか、 そうゆうことではない。
とにかくスウィングスピードが速ければいいのだ。
ラケットは腕から繋がっているので
スウィングスピードが速い人は、腕の振りが速い。
だから腕を振りぬくことが大切。
全身を使って、腰が入って、すごいボールを打てたときに感じるのは
腕にしっかり力がみなぎり、腕をすごいスピードで振り切った感触なのだ。
だから私はスピードの出ていない選手にこうアドバイスすることが多い。
「もっと腕に力を入れて、身体じゃなく、腕を振り切ってごらん」
そして身体の左横まで一気に振り切った見本や素振りを見せる。
プレーヤーには簡単に伝わる。
やってみたら、すごい勢いでボールが飛んでいくからだ。
後で、そのプレーヤーに念のため、こうささやくことにしている。
「全身を使った、すごいショットだったね」
だがこれがコーチには伝わらない。
手打ちに見えるらしい。
(身体が動きすぎると腕の振りを邪魔するのだが・・・)
手打ちだと減点されるのだろうか。
私から見れば、身体を実にうまく使ったハードヒットなのだが。
皆さんはどちらのコーチを評価するだろう?
1、「しっかり下半身を使って、全身で打ちましょうね」 と言うコーチ。
2、「腕をもっと力んでね、手打ちでいいから一気、一気」 と言うコーチ。
そりゃあ、全身でしっかり打たすコーチですよね。
ああ、困った、こまった、コマッタ、困った。
相手コートに入らなければ
飛距離だけがビッグではどうしようもない。
次に大切なのは、『ラケットが走ること』
ラケットが走るとは、スウィングスピードがすごいということ。
ボールにエネルギーを与えるのはスウィングスピード
しっかり押したら速いとか
腰が入ったら速いとか
全身で打てば速いとか、 そうゆうことではない。
とにかくスウィングスピードが速ければいいのだ。
ラケットは腕から繋がっているので
スウィングスピードが速い人は、腕の振りが速い。
だから腕を振りぬくことが大切。
全身を使って、腰が入って、すごいボールを打てたときに感じるのは
腕にしっかり力がみなぎり、腕をすごいスピードで振り切った感触なのだ。
だから私はスピードの出ていない選手にこうアドバイスすることが多い。
「もっと腕に力を入れて、身体じゃなく、腕を振り切ってごらん」
そして身体の左横まで一気に振り切った見本や素振りを見せる。
プレーヤーには簡単に伝わる。
やってみたら、すごい勢いでボールが飛んでいくからだ。
後で、そのプレーヤーに念のため、こうささやくことにしている。
「全身を使った、すごいショットだったね」
だがこれがコーチには伝わらない。
手打ちに見えるらしい。
(身体が動きすぎると腕の振りを邪魔するのだが・・・)
手打ちだと減点されるのだろうか。
私から見れば、身体を実にうまく使ったハードヒットなのだが。
皆さんはどちらのコーチを評価するだろう?
1、「しっかり下半身を使って、全身で打ちましょうね」 と言うコーチ。
2、「腕をもっと力んでね、手打ちでいいから一気、一気」 と言うコーチ。
そりゃあ、全身でしっかり打たすコーチですよね。
ああ、困った、こまった、コマッタ、困った。
2010年12月10日
フォアボレーでは引き起こさない
昨日、『ためにならないブログ』 で私のフォームを動画で紹介していただいた。
3つ目のハイボレーでためブロさんの指摘が
「ほんの少しだけ微妙に引き起こし的なイメージが加わるが
基本的なスイングイメージは変わらない」
そう、微妙に引き起こしが見られるのだ。
この引き起こし、私の感覚ではしていないもの
しかしハイボレーではプロもやっているもの。
なぜハイボレーだと、登場するのかというと
このボレーが一番、強く振るから。
強く振りはじめるので、ラケットの重さが腕の振り出しについていけない
したがって、ラケットヘッドが一瞬遅れて動き出し
その後で引き起こされるように腕に追いついてくる。
追いついた後は何事もなかったように腕と一体になったスウィングを形作っている。
そう、自分の意識の上では(内部意識では)
一切の引き起こしをせず、どの高さのボレーも
腕とラケットをソリッドに固定して、シンプルなスウィングをしているだけなのだ。
プロのスウィングも見てみよう
これはラフターの動画と連続写真。
これは本当に高いところのハイボレー
高すぎて上から下に振ることもできないほど。
やはり、ラケットヘッドが遅れているが
打点以後でラケットヘッドが追い越してかぶっていくようにはなっていない。
これが手首の形を守っている証拠と思っている。
もしも意識的に遅らせば、ラケットヘッドが手を追い抜いていくことだろう。
安定して、ふかさないでフォアのハイボレーを打つためには
「ラケットヘッドの引き起こしは使わない」 のだ。
3つ目のハイボレーでためブロさんの指摘が
「ほんの少しだけ微妙に引き起こし的なイメージが加わるが
基本的なスイングイメージは変わらない」
そう、微妙に引き起こしが見られるのだ。
この引き起こし、私の感覚ではしていないもの
しかしハイボレーではプロもやっているもの。
なぜハイボレーだと、登場するのかというと
このボレーが一番、強く振るから。
強く振りはじめるので、ラケットの重さが腕の振り出しについていけない
したがって、ラケットヘッドが一瞬遅れて動き出し
その後で引き起こされるように腕に追いついてくる。
追いついた後は何事もなかったように腕と一体になったスウィングを形作っている。
そう、自分の意識の上では(内部意識では)
一切の引き起こしをせず、どの高さのボレーも
腕とラケットをソリッドに固定して、シンプルなスウィングをしているだけなのだ。
プロのスウィングも見てみよう
これはラフターの動画と連続写真。
これは本当に高いところのハイボレー
高すぎて上から下に振ることもできないほど。
やはり、ラケットヘッドが遅れているが
打点以後でラケットヘッドが追い越してかぶっていくようにはなっていない。
これが手首の形を守っている証拠と思っている。
もしも意識的に遅らせば、ラケットヘッドが手を追い抜いていくことだろう。
安定して、ふかさないでフォアのハイボレーを打つためには
「ラケットヘッドの引き起こしは使わない」 のだ。
2010年12月09日
ツリーとかスカイツリーとか
またまた、本日の 『ためにならないブログ』 で私のことを取り上げていただいた。
私のフォアボレーの動画をアップしていただいたので覗いてみてほしい。
かなり大きなスウィングで振っている。
世間で、振るな、フルな、ふるな、振るな、というものだから
少し自分でもいこじになっているのかもしれない。
まじめな話ボレーは振らなくてはいけないし
もちろんスライスをかけたらだが、振ったほうがはるかに易しい。
これくらい振ってもすべて、べースライン内に入っているので安心して振ってほしい。
あの時は、振りすぎたかなと思って、何度か見直したが
しばらくすると、こんなものだなと思うから面白い。
スウィング自体は本人はブレーキを掛けながらインパクトなのだが
見た目には結構大きなフォローがついている。
だが、トップスピンに比べれば小さい、小さい。
こうやって、動画をアップしてくれると不精な上に動画技術のない私としては大変に助かる。
ためブロさん、いつもありがとうございます。
でもあんまり出すと、『ためになるブログ』 になっちゃうので気をつけて。
さて、昨日は千葉の 『松原テニスクラブ印西』 に行く日
朝方の雨の後、急激に天気が回復
曇り気味で視界が悪いかと思ったら、さすがに冬の空気
すぐに澄んできて、富士山まではっきり見えるようになってきた。
いつもは見るだけなのだが今日は渋滞が多く、止まる時間が長い。
首都高湾岸線から荒川ぞいの中央環状線へ回ると
建設中のスカイツリーをずうっと右手に見ることになる。
スカイツリーは500mを超えたそうで、前とは上のほうの形が変わってきている。
さだまさしの歌に出てくる、木根川橋の手前から渋滞、カメラを取り出し
左のビルの間から富士山が見えるのがわかるだろうか。
木根川橋も撮ろうと思ったが、そこで動き出した
なかなかタイミングが難しい。
四つ木橋を過ぎたところでまたまたストップで撮影タイム。
富士山の位置が逆になってきた。
この辺は側壁が低いのか荒川の水もきれいに写っている。
さて、クラブでは会員さんたちとプレーの後
先週、セッティングした、クリスマスツリーの撮影だ。
カシオ・エクシリムのハイスピード夜景モードというので撮ってみる。
12月はなんといってもこれ
去年植えたもみの木の巨木に電飾を施した。
一番安いのを買ってきたせいか半分は点滅しない。
それが本当の仕様なのかたまたまの不良品なのかは
中国語と英語のパッケージからはわからない。
べつに困らないので、そうゆう仕様だということで納得している。
しかし先週セットしたときは明るい電飾だったのに
今回撮影時には両側のコートが照明きらきら状態
1480円の中国製で張り合うのはなかなかに難しい。
この巨木、まだ高さが1.2mくらいなのだが
20年後には印西市の名物クリスマスツリーになる予定なのだ。
長迫支配人が
「松原さん、寝っころがって撮ったら、巨木に見えますよ」
とアドバイスをくれたが
もみの葉っぱが巨大になるとおかしいので今回はこんなもので我慢。
20年後を楽しみにしてほしい。
まあ、石器時代からテニスをしている私としては20年はたいした年数ではないのだ。
私のフォアボレーの動画をアップしていただいたので覗いてみてほしい。
かなり大きなスウィングで振っている。
世間で、振るな、フルな、ふるな、振るな、というものだから
少し自分でもいこじになっているのかもしれない。
まじめな話ボレーは振らなくてはいけないし
もちろんスライスをかけたらだが、振ったほうがはるかに易しい。
これくらい振ってもすべて、べースライン内に入っているので安心して振ってほしい。
あの時は、振りすぎたかなと思って、何度か見直したが
しばらくすると、こんなものだなと思うから面白い。
スウィング自体は本人はブレーキを掛けながらインパクトなのだが
見た目には結構大きなフォローがついている。
だが、トップスピンに比べれば小さい、小さい。
こうやって、動画をアップしてくれると不精な上に動画技術のない私としては大変に助かる。
ためブロさん、いつもありがとうございます。
でもあんまり出すと、『ためになるブログ』 になっちゃうので気をつけて。
さて、昨日は千葉の 『松原テニスクラブ印西』 に行く日
朝方の雨の後、急激に天気が回復
曇り気味で視界が悪いかと思ったら、さすがに冬の空気
すぐに澄んできて、富士山まではっきり見えるようになってきた。
いつもは見るだけなのだが今日は渋滞が多く、止まる時間が長い。
首都高湾岸線から荒川ぞいの中央環状線へ回ると
建設中のスカイツリーをずうっと右手に見ることになる。
スカイツリーは500mを超えたそうで、前とは上のほうの形が変わってきている。
さだまさしの歌に出てくる、木根川橋の手前から渋滞、カメラを取り出し
左のビルの間から富士山が見えるのがわかるだろうか。
木根川橋も撮ろうと思ったが、そこで動き出した
なかなかタイミングが難しい。
四つ木橋を過ぎたところでまたまたストップで撮影タイム。
富士山の位置が逆になってきた。
この辺は側壁が低いのか荒川の水もきれいに写っている。
さて、クラブでは会員さんたちとプレーの後
先週、セッティングした、クリスマスツリーの撮影だ。
カシオ・エクシリムのハイスピード夜景モードというので撮ってみる。
12月はなんといってもこれ
去年植えたもみの木の巨木に電飾を施した。
一番安いのを買ってきたせいか半分は点滅しない。
それが本当の仕様なのかたまたまの不良品なのかは
中国語と英語のパッケージからはわからない。
べつに困らないので、そうゆう仕様だということで納得している。
しかし先週セットしたときは明るい電飾だったのに
今回撮影時には両側のコートが照明きらきら状態
1480円の中国製で張り合うのはなかなかに難しい。
この巨木、まだ高さが1.2mくらいなのだが
20年後には印西市の名物クリスマスツリーになる予定なのだ。
長迫支配人が
「松原さん、寝っころがって撮ったら、巨木に見えますよ」
とアドバイスをくれたが
もみの葉っぱが巨大になるとおかしいので今回はこんなもので我慢。
20年後を楽しみにしてほしい。
まあ、石器時代からテニスをしている私としては20年はたいした年数ではないのだ。
2010年12月08日
スピンの話し
『翡翠』 さんから質問をいただきました。
スピンの特徴を知りたいという事です。
スピンの特徴は単純ですが
その選択法については上級者の方にも知っておいてほしいことに気付きました。
そんなこんなで今日はこれ。
以下がそのコメント、全文です。
いつも拝見しております。
球種について質問なのですが、フラット、トップスピン、バックスピン等テニスには色々な球種がありますよね。
そこで質問なのですが、それぞれの球種の違いは何かありますか?
また、それぞれの球種の長所、短所はどういった所でしょうか?
すごく初歩的な質問だと思いますが、お時間がありましたらよろしくお願いします。
投稿者 翡翠 2010/12/04 11:59
私の答えです。
フラットは何も回転がかかっていませんのでスピードが出ます。
もちろん、落ちにくいので、強く打つと深く行きます。
スライスはストロークの場合、正確にはアンダースピンといいます。
サーブの場合はサイドスピンです。
薄く切るようにするのでスライスというのです。
アンダースピンは浮き気味のボールになり
速めのボールだと、コート面に対し、入射角が大きいので滑っていきます。
遅めのボールは途中で失速して入射角が小さく、止まります。
これはドロップショットそのものですね。
スライスは上から下に振り子スウィングの前半で打ちますから
ひきつけて、重力に逆らわない楽なスウィングが出来ます。
ですから腕だけで、余裕がない場合でも打てるのです。
トップスピンは落ちて行くボールです。
落ちますのでアウトしにくい。
入射角が小さくなるので、バウンド後高く弾みます。
アウトしにくいボールですから全力でハードヒットするのに向いています。
そのため、現在のテニスの主流になっています。
これら、3種類の回転をどう使うかを一般的に解説するのは難しいので
単純に、私、松原コーチがどう使うのかをお話しします。
普通の場合、私はすべてのボールをトップスピンで打ちます。
それにより強く打て、主導権を相手に渡さないで済むからです。
そしてアウトしにくいので心が平安になるからです。
バックの場合、トップスピンを打つのは打点が前でリーチが狭くなるので
遠いボール、深く打たれて対応が難しいボールはスライスにします。
フォアの場合もほぼ同じですが、深いボールに対してはナダル打ちのトップスピンです。
片手バックでスライスにするのは、肘関節の向きでナダル打ちが不可能だからです。
ちょっと速いサーブや遠いボールにスライスで返球する人もよく見かけますが
相手がストローク力のある選手だとそれだけで主導権を渡してしまうことがよくあります。
だからトップスピンなのです。
次にフラットです。
フォアのフラットは強引な逆クロスのウィナーや
ダブルスの雁行陣での深くするためのショット
平行陣のボレーヤーに対し、一か八かで使います。
どれも、速い、深いが有効な場合です。
それとトップスピンをかける余裕が取れない場合でもあるのです。
バックでは怖いのでフラットには打ちません。
例が私でプロではありませんが
プロと同じ考え方でやるように心がけていますので考え方はそんなに違わないと思います。
スピンの特徴を知りたいという事です。
スピンの特徴は単純ですが
その選択法については上級者の方にも知っておいてほしいことに気付きました。
そんなこんなで今日はこれ。
以下がそのコメント、全文です。
いつも拝見しております。
球種について質問なのですが、フラット、トップスピン、バックスピン等テニスには色々な球種がありますよね。
そこで質問なのですが、それぞれの球種の違いは何かありますか?
また、それぞれの球種の長所、短所はどういった所でしょうか?
すごく初歩的な質問だと思いますが、お時間がありましたらよろしくお願いします。
投稿者 翡翠 2010/12/04 11:59
私の答えです。
フラットは何も回転がかかっていませんのでスピードが出ます。
もちろん、落ちにくいので、強く打つと深く行きます。
スライスはストロークの場合、正確にはアンダースピンといいます。
サーブの場合はサイドスピンです。
薄く切るようにするのでスライスというのです。
アンダースピンは浮き気味のボールになり
速めのボールだと、コート面に対し、入射角が大きいので滑っていきます。
遅めのボールは途中で失速して入射角が小さく、止まります。
これはドロップショットそのものですね。
スライスは上から下に振り子スウィングの前半で打ちますから
ひきつけて、重力に逆らわない楽なスウィングが出来ます。
ですから腕だけで、余裕がない場合でも打てるのです。
トップスピンは落ちて行くボールです。
落ちますのでアウトしにくい。
入射角が小さくなるので、バウンド後高く弾みます。
アウトしにくいボールですから全力でハードヒットするのに向いています。
そのため、現在のテニスの主流になっています。
これら、3種類の回転をどう使うかを一般的に解説するのは難しいので
単純に、私、松原コーチがどう使うのかをお話しします。
普通の場合、私はすべてのボールをトップスピンで打ちます。
それにより強く打て、主導権を相手に渡さないで済むからです。
そしてアウトしにくいので心が平安になるからです。
バックの場合、トップスピンを打つのは打点が前でリーチが狭くなるので
遠いボール、深く打たれて対応が難しいボールはスライスにします。
フォアの場合もほぼ同じですが、深いボールに対してはナダル打ちのトップスピンです。
片手バックでスライスにするのは、肘関節の向きでナダル打ちが不可能だからです。
ちょっと速いサーブや遠いボールにスライスで返球する人もよく見かけますが
相手がストローク力のある選手だとそれだけで主導権を渡してしまうことがよくあります。
だからトップスピンなのです。
次にフラットです。
フォアのフラットは強引な逆クロスのウィナーや
ダブルスの雁行陣での深くするためのショット
平行陣のボレーヤーに対し、一か八かで使います。
どれも、速い、深いが有効な場合です。
それとトップスピンをかける余裕が取れない場合でもあるのです。
バックでは怖いのでフラットには打ちません。
例が私でプロではありませんが
プロと同じ考え方でやるように心がけていますので考え方はそんなに違わないと思います。
2010年12月07日
東戸塚は1dayテニスクラブ
12月5日(日)は東戸塚松原テニススクール 『1dayテニスクラブ』 イベント。
通常はテニススクールが中心なので
一日中、テニスをするということが無い。
この日一日はひたすらダブルスの試合をして、クラブっぽくやろう、という企画。
もちろん、コートの外のお楽しみも、日没後のお楽しみもありだ。
3面のコートで交代でプレー
組み合わせは若手、清水コーチの仕切りだ。
今日は先輩もお客様も彼に対し、一切の口答えなし。
清水コーチは1日ここに座ってがんばってくれた。
ありがとう
その後ろでは馬込支配人がトン汁の仕込みにかかる。
コートでは熱戦が展開中。
観戦時間も好プレー、珍プレーで盛り上がり。
奥のコートでは激しい女の戦いが。
11時ころにはトン汁が出てきた
男たちはこちらでのんびりムード
鳥の足が入っているのはトン汁? いやトリ汁だろうか?
まあ、おいしいからいいか。
午後に入り、裏方の仕事も終わり、料理長も参戦。
ダブルスの戦略で相手をはめたとき、馬込支配人、快心の笑顔とVサイン。
日も暮れ、肌寒くなって来たころ、急いでかたずけて、忘年会場へ。
楽しく語り合い、飲み。
ビンゴゲームでそれぞれのお土産をゲットして
東戸塚の夜はふけていったのだ。
写真には登場しなかったが
安久津コーチ、田村コーチもがんばってくれた。
みんなお疲れさん、ありがとう。
通常はテニススクールが中心なので
一日中、テニスをするということが無い。
この日一日はひたすらダブルスの試合をして、クラブっぽくやろう、という企画。
もちろん、コートの外のお楽しみも、日没後のお楽しみもありだ。
3面のコートで交代でプレー
組み合わせは若手、清水コーチの仕切りだ。
今日は先輩もお客様も彼に対し、一切の口答えなし。
清水コーチは1日ここに座ってがんばってくれた。
ありがとう
その後ろでは馬込支配人がトン汁の仕込みにかかる。
コートでは熱戦が展開中。
観戦時間も好プレー、珍プレーで盛り上がり。
奥のコートでは激しい女の戦いが。
11時ころにはトン汁が出てきた
男たちはこちらでのんびりムード
鳥の足が入っているのはトン汁? いやトリ汁だろうか?
まあ、おいしいからいいか。
午後に入り、裏方の仕事も終わり、料理長も参戦。
ダブルスの戦略で相手をはめたとき、馬込支配人、快心の笑顔とVサイン。
日も暮れ、肌寒くなって来たころ、急いでかたずけて、忘年会場へ。
楽しく語り合い、飲み。
ビンゴゲームでそれぞれのお土産をゲットして
東戸塚の夜はふけていったのだ。
写真には登場しなかったが
安久津コーチ、田村コーチもがんばってくれた。
みんなお疲れさん、ありがとう。
2010年12月06日
ショットに入るとき
『しろくま』 さんから質問をいただきました。
打球直前になっても“迷い虫”が頭の周囲を飛び交っているらしいのです。
以下がそのコメント、全文です。
こんばんは。今年もいよいよ残り1カ月ですね。
最近1年を早く感じます・・・。
さて、今日のブログや先月初めに登場していた
“予測して打つ”の中で、質問をよろしいでしょうか。
時々、相手のボールの弾道をイメージしているにも関わらず
テイクバックをしているときに迷う自分がいます。
例えば、スマッシュ。スマッシュの構えでいるのに、
「これは、ハイボレーの方がいいかな」とか、
スピン(フォア)でアプローチしようと構えているのに、
「スライスにしようか」etc
この“迷い虫”がでてきたときには、どう対応すればいいのでしょう。
(と、ここまで書いていたら予測違いからくる、迷いのような気もしてきました)
いつも稚拙な質問、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
投稿者 しろくま 2010/12/03 03:25
私の答えです。
ホント、1年が速いですね、子供のころは長かったのに。
小学校1年の私の最初の記憶、初めて人生を考えた瞬間でした。
横浜市鶴見区にある市立平安小学校の校門の前、奥の校舎を見ながら
「ああ、2,3,4,5,6年生まで、ずいぶん長くここにいなきゃいけないんだ」
よっぽど学校が嫌いだったんですね。
結局ここには3年生までいて、その後札幌へ
ホント、45分くらいの授業が長くて、1週間が長くて
なぜか日曜日だけは短かったのを思い出します。
たんなる、『怠け虫』 の話です。
さて、『迷い虫』 の話。
私はこれ、予測違いからくる、迷いではないと思います。
ショットの自信のなさから来る決断に対する疑いの心ではないでしょうか。
それに対する対策は当たり前のことですがショット自体に自信が持てるように練習すること。
そして試合の日に自信がないのなら、その技は封印です。
ロブがきたらハイボレーと決めておけば
スマッシュは打たなくても、自分の心へのダメージはありません。
次には強い心で立ち向かっていくことです。
ある程度できるようになっても、不安はあるものですし
リスク覚悟で打たなければならないときもあります。
そのショットを使うとなればですが
1つ目にやらなければならないのは、一度決めたら、必ず実行すること。
スマッシュと決めたら、失敗してもいいからスマッシュです。
もちろん体制に入れなくてハイボレーに切り替えることはありですが
怖いから、ボレーに切り替えというのはなし
という決心をし、実行しましょう。
そしてショット自体を失敗しても、妥協しなかったときは自分をほめてあげる。
もしものときも、スマッシュミスを反省することはしない。
2つ目は、成功のイメージを持って打球に入ること。
たとえばスマッシュに入っていくとき、しっかり打ち込んだイメージを頭の中で光らせる。
ジャンプして右足が跳ね上がり
ラケットを持った手が胸の前で静止。
ボールが相手コートに炸裂している。
そのまま躊躇なく、バシッ。
これが強気の自信を持ったときの頭の中です。
逆に、そうじゃないときのノイズだらけの頭の中は
皆さん自分で思い出してください。
余計なことを考えないというのは凡人には無理なんです
それなら、プラスのことを熱く考えましょう。
いいことを聞きました (自分で言ったのですが)
こんどから私もそうします。
最後にもうひとつ、『顔をまっすぐ立てましょう』。
顔が曲がると、視界が曲がって
ボールとの距離感や自分の打つボールのコースが把握できなくなったりします。
まっすぐに頭を立てた瞬間、世界が広がります。
そして自信に満ちた自分をも見出すのです。
(なんか今日はかっこいいぞ)
追伸) 今日から新カテゴリー、『メンタルの話』 を作りました。
打球直前になっても“迷い虫”が頭の周囲を飛び交っているらしいのです。
以下がそのコメント、全文です。
こんばんは。今年もいよいよ残り1カ月ですね。
最近1年を早く感じます・・・。
さて、今日のブログや先月初めに登場していた
“予測して打つ”の中で、質問をよろしいでしょうか。
時々、相手のボールの弾道をイメージしているにも関わらず
テイクバックをしているときに迷う自分がいます。
例えば、スマッシュ。スマッシュの構えでいるのに、
「これは、ハイボレーの方がいいかな」とか、
スピン(フォア)でアプローチしようと構えているのに、
「スライスにしようか」etc
この“迷い虫”がでてきたときには、どう対応すればいいのでしょう。
(と、ここまで書いていたら予測違いからくる、迷いのような気もしてきました)
いつも稚拙な質問、申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
投稿者 しろくま 2010/12/03 03:25
私の答えです。
ホント、1年が速いですね、子供のころは長かったのに。
小学校1年の私の最初の記憶、初めて人生を考えた瞬間でした。
横浜市鶴見区にある市立平安小学校の校門の前、奥の校舎を見ながら
「ああ、2,3,4,5,6年生まで、ずいぶん長くここにいなきゃいけないんだ」
よっぽど学校が嫌いだったんですね。
結局ここには3年生までいて、その後札幌へ
ホント、45分くらいの授業が長くて、1週間が長くて
なぜか日曜日だけは短かったのを思い出します。
たんなる、『怠け虫』 の話です。
さて、『迷い虫』 の話。
私はこれ、予測違いからくる、迷いではないと思います。
ショットの自信のなさから来る決断に対する疑いの心ではないでしょうか。
それに対する対策は当たり前のことですがショット自体に自信が持てるように練習すること。
そして試合の日に自信がないのなら、その技は封印です。
ロブがきたらハイボレーと決めておけば
スマッシュは打たなくても、自分の心へのダメージはありません。
次には強い心で立ち向かっていくことです。
ある程度できるようになっても、不安はあるものですし
リスク覚悟で打たなければならないときもあります。
そのショットを使うとなればですが
1つ目にやらなければならないのは、一度決めたら、必ず実行すること。
スマッシュと決めたら、失敗してもいいからスマッシュです。
もちろん体制に入れなくてハイボレーに切り替えることはありですが
怖いから、ボレーに切り替えというのはなし
という決心をし、実行しましょう。
そしてショット自体を失敗しても、妥協しなかったときは自分をほめてあげる。
もしものときも、スマッシュミスを反省することはしない。
2つ目は、成功のイメージを持って打球に入ること。
たとえばスマッシュに入っていくとき、しっかり打ち込んだイメージを頭の中で光らせる。
ジャンプして右足が跳ね上がり
ラケットを持った手が胸の前で静止。
ボールが相手コートに炸裂している。
そのまま躊躇なく、バシッ。
これが強気の自信を持ったときの頭の中です。
逆に、そうじゃないときのノイズだらけの頭の中は
皆さん自分で思い出してください。
余計なことを考えないというのは凡人には無理なんです
それなら、プラスのことを熱く考えましょう。
いいことを聞きました (自分で言ったのですが)
こんどから私もそうします。
最後にもうひとつ、『顔をまっすぐ立てましょう』。
顔が曲がると、視界が曲がって
ボールとの距離感や自分の打つボールのコースが把握できなくなったりします。
まっすぐに頭を立てた瞬間、世界が広がります。
そして自信に満ちた自分をも見出すのです。
(なんか今日はかっこいいぞ)
追伸) 今日から新カテゴリー、『メンタルの話』 を作りました。
2010年12月04日
下川井のクリスマス
今日はわれわれがレッスンをしている下川井テニスクラブで
クリスマスのイベントが行われた。
アットホームな、なんかホッとする楽しいテニスクラブだ。
今日の予定は、4つのグループに分けた対抗戦。
次に、私の講習会が少し。
その後が懇親パーティー。
まずは対抗戦。
青空の下、クレーコートでは戦いが始まっている。
こちらはクラブハウス前のDコート
ここは観客も多く、応援もひいきの引き倒しもありプレッシャーがかかる。
ここで思い切ったプレーを展開した若手会員のOさん、あなたは偉い。
この春、茨城県奥地の鉄屋さんに就職したKコーチも来てくれた。
私とお揃いのウェアーにサンタ帽をかぶり
サーブのたびに帽子に顔を打たれながらも奮戦。
対抗戦は青組の勝利、といったって青組みが何者なのかは内輪でしか分からない。
試合の終了後、本当は終了を待たずの私のレッスンを開始。
今日のテーマは2つ
スライスサーブとフォアハンドのテイクバック。
スライスサーブで、腕の外旋や回外を使わず面を固定して打つ話しが好評だったようだ。
何せ、面を動かさないのだから間違う訳がないのだ。
それ+打点を右側にして姿勢も肩も肘もラクに使うことを強調。
さあ実技
皆さんかなり上手くスライス回転をかけるようになった。
その後は本日のメインイベント、懇親パーティー。
なかなかの盛り上がりだ。
ジャンケン大会でもこの興奮。
横浜開港150年音頭を披露にプロの歌手も来場
踊りの指導も行われた。
今年は井伊直弼の横浜開港から150周年。
もちろん、平成になって20年
しかし唄にはなぜか昭和のにおいがした。
さて、盛りだくさんの趣向もやっと一段落。
いつもお世話になっているオーナー夫人にご挨拶
それではと、会員のKさんといっしょにパチリ、右側が夫人だ。
お疲れ様でした
そして、いつもありがとうございます。
かくして、横浜、下川井の夜は楽しく更けていったのである。
クリスマスのイベントが行われた。
アットホームな、なんかホッとする楽しいテニスクラブだ。
今日の予定は、4つのグループに分けた対抗戦。
次に、私の講習会が少し。
その後が懇親パーティー。
まずは対抗戦。
青空の下、クレーコートでは戦いが始まっている。
こちらはクラブハウス前のDコート
ここは観客も多く、応援もひいきの引き倒しもありプレッシャーがかかる。
ここで思い切ったプレーを展開した若手会員のOさん、あなたは偉い。
この春、茨城県奥地の鉄屋さんに就職したKコーチも来てくれた。
私とお揃いのウェアーにサンタ帽をかぶり
サーブのたびに帽子に顔を打たれながらも奮戦。
対抗戦は青組の勝利、といったって青組みが何者なのかは内輪でしか分からない。
試合の終了後、本当は終了を待たずの私のレッスンを開始。
今日のテーマは2つ
スライスサーブとフォアハンドのテイクバック。
スライスサーブで、腕の外旋や回外を使わず面を固定して打つ話しが好評だったようだ。
何せ、面を動かさないのだから間違う訳がないのだ。
それ+打点を右側にして姿勢も肩も肘もラクに使うことを強調。
さあ実技
皆さんかなり上手くスライス回転をかけるようになった。
その後は本日のメインイベント、懇親パーティー。
なかなかの盛り上がりだ。
ジャンケン大会でもこの興奮。
横浜開港150年音頭を披露にプロの歌手も来場
踊りの指導も行われた。
今年は井伊直弼の横浜開港から150周年。
もちろん、平成になって20年
しかし唄にはなぜか昭和のにおいがした。
さて、盛りだくさんの趣向もやっと一段落。
いつもお世話になっているオーナー夫人にご挨拶
それではと、会員のKさんといっしょにパチリ、右側が夫人だ。
お疲れ様でした
そして、いつもありがとうございます。
かくして、横浜、下川井の夜は楽しく更けていったのである。
2010年12月03日
片手バックのリターン
今朝の 『ためにならないブログ』 で私の研修会での
スロー動画を掲載してもらった。
私の動画も出ているので参考にしてほしい。
また、次の女性コーチ、Ken's成田の堀川さんの動画は
その前にアドバイス、「腕力で打つつもりで打ってください」 と言ったら
全身が完璧に動き、ドカンとハードヒットが決まったときのものだと思う。
本人が腕力のみと思ったときに、身体の動きと腕力の配分が最高だったのだ。
ためブロさん、ありがとうございます。
さて、本題にかかろう。
『YS』 さんから質問をいただいた。
片手バックのリターンについてだ。
以下がそのコメントの全文。
いつも参考にさせていだいています。
フォアハンドのリターンは早速試してみました。
かなり安定したと思います。
その3はまだ見てなかったのですが
無意識でラケットを高めに構えてました。
片手バックハンドのリターンの解説もお願いします。
フォアハンドリターンの場合に前向きで打つのは
できるのですが、片手バックハンドリターンの
場合はどうすればいいのでしょうか?
投稿者 YS 2010/11/25 20:59
私の答えです。
フラットも含め、トップスピン系のリターンを前提にお話しします。
サーブのボールが高いところに来るので高く構える。
サーブのボールは重いので手首に力を入れて、インパクト後も角度を保つ。
早いボールに対し予測して、予測タイミングで打つ。
この3つのことはフォアハンドと共通の話です。
特に、高く構える話は、話だけでなく
フォアで高く構えていればバックでも高く構えて待つことになり、すべて共通。
速いサーブに対して、体全部を使う時間がないので
フォアハンドではあまり横向きにならず
インパクトで前向きになるようにお話した。
このことはバックハンドではあまり厳密に考える必要はない。
フォアハンドでは横向きになると腕が後ろ側になり、左半身がじゃまになる。
バックではじゃま半身がないので、横向きでも、前向きでも打てる。
だから、少し横向きのまま、ガチンと上体を垂直に固めるほうがより大切になる。
このことが実は、フットワークのほうに関係してくる。
遠目のボールに対し、フォアでは少しでも余裕があれば
上体の前向きを作るため、サイドステップしながら打つ。
バックでも同様に打てるのだがそこまでこだわらなくていい。
ランニングショットのように、右足をクロスさせて踏み込みながら打っても
結構、威力のあるショットが打てるのだ。
これはフェデラーがよく使う技なので、イメージのある人も多いだろう。
もちろん、フォアハンドでもサイドステップで届かない距離の場合は
威力が少し落ちることを承知で
ランニングショットのように、左足をクロスさせて踏み込みながら打つ。
さて、スウィングだが
時間がないのだから、短めのスウィングになる。
テイクバックで上体と右手の間をかなり空けるようにして
手の位置を、気分的にはインパクトから30cm程度しか引かないようにする。
そしてフォロースルーも気分的にはインパクトから30cm程度。
外旋の動きもほとんど使わず、とにかく面をしっかりと固定する。
だからフィニッシュでラケット面が少し上向きになる。
これは、365ネット、テクニック別の技術解説ページから借りてきた
スウィングのイラスト。
この後、もう30cm、手を前に出すわけだ。
しっかりイメージしてみてほしい。
それと先ほどの話どおりだと、腕を60cmしか振らないわけだが
それは気分の話
勢いはあまるし、ラケットの先はもっと振れるわけだし、で
実際はもっと大きなスウィングになる。
気分的には20cmでもいいくらい、どちらの数字にしようか迷ったのが本音。
それと、実戦では利短奪取? じゃなくて、リターンダッシュしてみるとさらにやさしい。
これは鈴木貴男君のよくやる戦法。
ボールに合わせることがやさしくなり
ダブルスだとポーチにも出られにくくなる、ぜひお試しを。
スロー動画を掲載してもらった。
私の動画も出ているので参考にしてほしい。
また、次の女性コーチ、Ken's成田の堀川さんの動画は
その前にアドバイス、「腕力で打つつもりで打ってください」 と言ったら
全身が完璧に動き、ドカンとハードヒットが決まったときのものだと思う。
本人が腕力のみと思ったときに、身体の動きと腕力の配分が最高だったのだ。
ためブロさん、ありがとうございます。
さて、本題にかかろう。
『YS』 さんから質問をいただいた。
片手バックのリターンについてだ。
以下がそのコメントの全文。
いつも参考にさせていだいています。
フォアハンドのリターンは早速試してみました。
かなり安定したと思います。
その3はまだ見てなかったのですが
無意識でラケットを高めに構えてました。
片手バックハンドのリターンの解説もお願いします。
フォアハンドリターンの場合に前向きで打つのは
できるのですが、片手バックハンドリターンの
場合はどうすればいいのでしょうか?
投稿者 YS 2010/11/25 20:59
私の答えです。
フラットも含め、トップスピン系のリターンを前提にお話しします。
サーブのボールが高いところに来るので高く構える。
サーブのボールは重いので手首に力を入れて、インパクト後も角度を保つ。
早いボールに対し予測して、予測タイミングで打つ。
この3つのことはフォアハンドと共通の話です。
特に、高く構える話は、話だけでなく
フォアで高く構えていればバックでも高く構えて待つことになり、すべて共通。
速いサーブに対して、体全部を使う時間がないので
フォアハンドではあまり横向きにならず
インパクトで前向きになるようにお話した。
このことはバックハンドではあまり厳密に考える必要はない。
フォアハンドでは横向きになると腕が後ろ側になり、左半身がじゃまになる。
バックではじゃま半身がないので、横向きでも、前向きでも打てる。
だから、少し横向きのまま、ガチンと上体を垂直に固めるほうがより大切になる。
このことが実は、フットワークのほうに関係してくる。
遠目のボールに対し、フォアでは少しでも余裕があれば
上体の前向きを作るため、サイドステップしながら打つ。
バックでも同様に打てるのだがそこまでこだわらなくていい。
ランニングショットのように、右足をクロスさせて踏み込みながら打っても
結構、威力のあるショットが打てるのだ。
これはフェデラーがよく使う技なので、イメージのある人も多いだろう。
もちろん、フォアハンドでもサイドステップで届かない距離の場合は
威力が少し落ちることを承知で
ランニングショットのように、左足をクロスさせて踏み込みながら打つ。
さて、スウィングだが
時間がないのだから、短めのスウィングになる。
テイクバックで上体と右手の間をかなり空けるようにして
手の位置を、気分的にはインパクトから30cm程度しか引かないようにする。
そしてフォロースルーも気分的にはインパクトから30cm程度。
外旋の動きもほとんど使わず、とにかく面をしっかりと固定する。
だからフィニッシュでラケット面が少し上向きになる。
これは、365ネット、テクニック別の技術解説ページから借りてきた
スウィングのイラスト。
この後、もう30cm、手を前に出すわけだ。
しっかりイメージしてみてほしい。
それと先ほどの話どおりだと、腕を60cmしか振らないわけだが
それは気分の話
勢いはあまるし、ラケットの先はもっと振れるわけだし、で
実際はもっと大きなスウィングになる。
気分的には20cmでもいいくらい、どちらの数字にしようか迷ったのが本音。
それと、実戦では利短奪取? じゃなくて、リターンダッシュしてみるとさらにやさしい。
これは鈴木貴男君のよくやる戦法。
ボールに合わせることがやさしくなり
ダブルスだとポーチにも出られにくくなる、ぜひお試しを。
2010年12月02日
サーフェースへの対応
『すーさん』 から質問をいただきました。
サーフェスや環境の違いにどう対応するかという問題です。
以下がそのコメントの後半、質問部分です。
・・・前略・・・
私は、インドアカーペットコートのスクールがメインのため、たまに、サーフェースの違うコートに行くと戸惑ってしまいます。慣れることが一番なのでしょうが、コートの速さの違いへの対応のコツなどはあるのでしょうか。
また、アウトドアのコートでは、風や太陽の影響にも戸惑ってしまいます。テニス歴の長い方ならなんということはないのかもしれませんが、なんせ本格的に始めて2年ほどなので
なにか心掛けること等ありましたら、ご紹介いいただけたら幸いです。
投稿者 すーさん 2010/11/26 16:38
私の答えです。
基本的には、先日の左利きにどう対応するのかと同じ答えになります。
サーフェスの違いにより、バウンド後のボールが高くなったり、速くなったりします。
それをイメージし、ボールの動きが完全に把握できれば、
目で見たボールと頭の中のボールの軌跡がぴったり一致すればいいのです。
その頭の中のボールを打てれば、本物も打てるということです。
世の中にはこのイメージチェンジをやらないで
いきなり打ってみて、嘆いている人の多いこと。
何も考えないで、無意識に打てるまで慣れるにはしばらくかかりますが
ちゃんとプロセスを踏めば
普通に打つだけでしたら2,3球で打てるようになると思います。
具体的な方法は
誰かが打っているのを見る。
そのボールを頭の中で打ちながらさらに見る。
ボールを想像しながら素振りをする。
実際に打つ。
私自身はこの方法を信じ込んでいますので
素振りを省略しても、たいてい1球目から大丈夫です。
ただ、前提として、滑らかなスウィングをすることでしょうか。
バウンドにあわせて、1、2の3、で打つような人はリズムを帰るのに一苦労するかもしれませんね。
その場合でもボールを想像し
違うタイミングで、1、と言うようにずらせばいいかもしれません。
私もジュニアのころフローリングの体育館で合わせるのにそうしていました。
氷の上で打つように速いので
ボールがネットを越えたらすぐに、1、とカウントするのです。
でもなるべく滑らかスウィングがいいです
サーフェスが変わらなくても速いボールも遅いボールも
すべるボールさえあるわけですから
テンポをいつでも変化に合わせられるほうがいいはずです。
さて、太陽はどうする?
見つめないようにするしかありません。
後は慣れですね。
風は?
これも予測してイメージを作っておくのですが
風の向きや強さが変わることがあります。
そんな日はなるべく動いて打つようにすればいいのです。
最後まで動いて足が決まると同時に振りはじめる。
プロはすべてのコートで、これが普通ですが。
もうひとつ、足の運び方。
クレーのようにすべるサーフェスと
滑らないはどのようなサーフェスがあります。
これも事前にイメージを作っておいて
自分のなれていないほうでプレーする場合
動きながらの素振りしておくといいと思います。
最後にひとつ、 『文句を言わないこと』
うまく打てない言い訳を試合前に列挙している人がよくいます。
自分が勝たないように自己暗示をかけているとしか思えません。
くれぐれも、 「言い訳は試合が終わってから考えましょう。」
サーフェスや環境の違いにどう対応するかという問題です。
以下がそのコメントの後半、質問部分です。
・・・前略・・・
私は、インドアカーペットコートのスクールがメインのため、たまに、サーフェースの違うコートに行くと戸惑ってしまいます。慣れることが一番なのでしょうが、コートの速さの違いへの対応のコツなどはあるのでしょうか。
また、アウトドアのコートでは、風や太陽の影響にも戸惑ってしまいます。テニス歴の長い方ならなんということはないのかもしれませんが、なんせ本格的に始めて2年ほどなので
なにか心掛けること等ありましたら、ご紹介いいただけたら幸いです。
投稿者 すーさん 2010/11/26 16:38
私の答えです。
基本的には、先日の左利きにどう対応するのかと同じ答えになります。
サーフェスの違いにより、バウンド後のボールが高くなったり、速くなったりします。
それをイメージし、ボールの動きが完全に把握できれば、
目で見たボールと頭の中のボールの軌跡がぴったり一致すればいいのです。
その頭の中のボールを打てれば、本物も打てるということです。
世の中にはこのイメージチェンジをやらないで
いきなり打ってみて、嘆いている人の多いこと。
何も考えないで、無意識に打てるまで慣れるにはしばらくかかりますが
ちゃんとプロセスを踏めば
普通に打つだけでしたら2,3球で打てるようになると思います。
具体的な方法は
誰かが打っているのを見る。
そのボールを頭の中で打ちながらさらに見る。
ボールを想像しながら素振りをする。
実際に打つ。
私自身はこの方法を信じ込んでいますので
素振りを省略しても、たいてい1球目から大丈夫です。
ただ、前提として、滑らかなスウィングをすることでしょうか。
バウンドにあわせて、1、2の3、で打つような人はリズムを帰るのに一苦労するかもしれませんね。
その場合でもボールを想像し
違うタイミングで、1、と言うようにずらせばいいかもしれません。
私もジュニアのころフローリングの体育館で合わせるのにそうしていました。
氷の上で打つように速いので
ボールがネットを越えたらすぐに、1、とカウントするのです。
でもなるべく滑らかスウィングがいいです
サーフェスが変わらなくても速いボールも遅いボールも
すべるボールさえあるわけですから
テンポをいつでも変化に合わせられるほうがいいはずです。
さて、太陽はどうする?
見つめないようにするしかありません。
後は慣れですね。
風は?
これも予測してイメージを作っておくのですが
風の向きや強さが変わることがあります。
そんな日はなるべく動いて打つようにすればいいのです。
最後まで動いて足が決まると同時に振りはじめる。
プロはすべてのコートで、これが普通ですが。
もうひとつ、足の運び方。
クレーのようにすべるサーフェスと
滑らないはどのようなサーフェスがあります。
これも事前にイメージを作っておいて
自分のなれていないほうでプレーする場合
動きながらの素振りしておくといいと思います。
最後にひとつ、 『文句を言わないこと』
うまく打てない言い訳を試合前に列挙している人がよくいます。
自分が勝たないように自己暗示をかけているとしか思えません。
くれぐれも、 「言い訳は試合が終わってから考えましょう。」