2010年12月24日
高い打点なら脇が空く 続編
昨日のブログに対し、また以前の 『ためブロ』 さんの映してくれた私の動画に対し
『すーさん』 からお褒めのコメントをいただきました。
要旨は、私のフォームも脇が空いている。
しっかり身体の左まで振り切っている。
目からうろこの話で
そうゆう風にやってみたら、自分のフォアもすごくよくなった。
(コメント全文を読みたい方はこちらです)
ということなのですが
私としては、ほめられてとてもうれしい反面
私のショットが自分の理想に対し
トッププロのショットに対し、かなりの差を感じていたので
もしもこれが具体的な目標になったら
えらいこっちゃ、日本テニス界の老害になっちゃうと思っているのです。
だから今日は、私のフォームに足りないものを
もし私がこの人にアドバイスを送るとしたら、こう言う。
ということでお話します。
そこから、トッププロに近づく方角を探ってみてください。
さてこれが問題のおじさん? のフォーム。 再度登場。
基本的には、本人が言っているように
重要項目をしっかりクリアーしているいいフォームです。
面は安定しているし
スムーズな引きかただし
姿勢はいいし
ちゃんと前向きで打っている。
この歳の人にしてはたいしたモンです。 (じぶんでほめてりゃ世話は無いのですが)
じゃあ何が足りないのかというと、若さと迫力です。

具体的には
構えとテイクバックの位置が位置が低いので、高いボールに対応しにくい。
昨日の写真の高いほうの位置くらいだともう少しいいのですが
プロはもっと高く、ラケットがほぼ垂直くらいになっている人が多いのです。
(ソデルリンクは割合私に近いですが)
次に、身体が前に向いて打点を迎えているが
前向きになるのがぎりぎりで迫力がない。
前を向きながらではなく
前を完全に向いてから打ったほうが、しっかりぶん殴れるのです。
そして、インパクトでその前向きが速くできていれば
フィニッシュの上体の向きがもっと左向きで
フィニッシュの手の位置も、もっと下になると思います。
ちょうど、すーさんが指摘してくれた2点
脇が空いて高めに引けていること、高いところでも打てること。
しっかり左側に振り切れていること。
なんと、この2点において私自身は不足を感じているのです。
フェデラーはもっと脇が空いて高く引きますし
フィニッシュももっとしっかり左下なのです。
ですから今日のサンプルの松原さんとゆう人のフォアハンドは
まあまあだが、ちょっと物足りないと感じてほしいのです。
(まあ、結構いけてるとは思うんですよ)
じゃあ、おまえ、もうちょっと直せよということですが
その部分は筋力、瞬発力の問題なのでそう簡単にはクリアーできないのです。

まあ、おじさんテニスの目標はこんなもんでもいいけど
プロを目指す少年たちはこんなもんじゃあね、ということですね。
『すーさん』 からお褒めのコメントをいただきました。
要旨は、私のフォームも脇が空いている。
しっかり身体の左まで振り切っている。
目からうろこの話で
そうゆう風にやってみたら、自分のフォアもすごくよくなった。
(コメント全文を読みたい方はこちらです)
ということなのですが
私としては、ほめられてとてもうれしい反面
私のショットが自分の理想に対し
トッププロのショットに対し、かなりの差を感じていたので
もしもこれが具体的な目標になったら
えらいこっちゃ、日本テニス界の老害になっちゃうと思っているのです。

だから今日は、私のフォームに足りないものを
もし私がこの人にアドバイスを送るとしたら、こう言う。
ということでお話します。
そこから、トッププロに近づく方角を探ってみてください。
さてこれが問題のおじさん? のフォーム。 再度登場。

基本的には、本人が言っているように
重要項目をしっかりクリアーしているいいフォームです。

面は安定しているし
スムーズな引きかただし
姿勢はいいし
ちゃんと前向きで打っている。
この歳の人にしてはたいしたモンです。 (じぶんでほめてりゃ世話は無いのですが)

じゃあ何が足りないのかというと、若さと迫力です。


具体的には
構えとテイクバックの位置が位置が低いので、高いボールに対応しにくい。
昨日の写真の高いほうの位置くらいだともう少しいいのですが
プロはもっと高く、ラケットがほぼ垂直くらいになっている人が多いのです。
(ソデルリンクは割合私に近いですが)

次に、身体が前に向いて打点を迎えているが
前向きになるのがぎりぎりで迫力がない。
前を向きながらではなく
前を完全に向いてから打ったほうが、しっかりぶん殴れるのです。

そして、インパクトでその前向きが速くできていれば
フィニッシュの上体の向きがもっと左向きで
フィニッシュの手の位置も、もっと下になると思います。
ちょうど、すーさんが指摘してくれた2点
脇が空いて高めに引けていること、高いところでも打てること。
しっかり左側に振り切れていること。
なんと、この2点において私自身は不足を感じているのです。

フェデラーはもっと脇が空いて高く引きますし
フィニッシュももっとしっかり左下なのです。

ですから今日のサンプルの松原さんとゆう人のフォアハンドは
まあまあだが、ちょっと物足りないと感じてほしいのです。

(まあ、結構いけてるとは思うんですよ)

じゃあ、おまえ、もうちょっと直せよということですが
その部分は筋力、瞬発力の問題なのでそう簡単にはクリアーできないのです。


まあ、おじさんテニスの目標はこんなもんでもいいけど
プロを目指す少年たちはこんなもんじゃあね、ということですね。

左手の使い方について、構えまでは良いのですが、それ以降肘から先を上にあげて行った方が良いと思います(肩から肘までは下がってOK)。すなわち、フィニッシュの時点では手が肘よりやや上に来ている方が力が入り易いと思います。
もちろん、この辺りは個人差があり、力が入れば何でも良いのですが、松原さんのフォームでは左手のために力がボールに伝わりきれていない印象がありました。
まあ、ご本人がそれで快適ならそれがベストなんですが。。。
コメントありがとうございます
前腕の高さという事ですとちょっとピンと来ていないのですが
左腕を曲げて、引き込んだほうが右腕も引き込んで加速し
力が入りやすくなりそうですね。
そうですね、左腕を曲げるという言い方もできますね。また、仰る通り左腕の引き込みがスムーズな体の回転の導入になり、パワーにつながるかと思います。
ただ、それよりも大事なのはバランスです。右腕が上がっているのに左腕がダランと降りていては、インパクトあたりで左肩が右肩より下がりがちになります。両手打ちバックではインパクト時でも前肩の方が下がっていてが良いのですが、フォアではそれが過度になると良いボールは打てません。松原コーチのフォアには若干その傾向があり、それ故か構えの後から迫力が落ちています。
以上、私見では御座いますが。。。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
さて、本日はフォアハンドと腰の回転についてお聞きしたいと思っております。テニス雑誌などでは、強いフォアハンドを打つには腰の回転(もしくは体幹)を使ったフォームが必要とありますが、松原コーチはこの点、どうお考えでしょうか?
実は当方、どうも腰の回転がぎこちないのです。もし必須とお考えでしたら、回転させるコツのようなものをご教示頂けないでしょうか?
また、腰の回転がバックハンド(両手)に占める重要度はいかがでしょうか?フォアと同様にお教え頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
先日の私の投稿にご回答いただいてありがとうございました。
私の投稿から,コーチのフォームまで解説いただく事になり恐縮しています。
<まあ、おじさんテニスの目標はこんなもんでもいいけど>
という事で,(おじさんの私は)あの動画を目標とさせていただきます。
しかし,技術というのはレベルが上がれば上がったで不満が出てくるようで奥の深いものですね。
良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。
コメントありがとうございます
実は、私は自分のフォアに不満を感じていないのです
ただ若い人のようにはパワーを出せないという事で
これは石器時代からテニスをしている私としては
どうしようもない問題なのです。
スーさんもよいお年をお迎え下さい。