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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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フォアボレーでは引き起こさない

昨日、『ためにならないブログ』 で私のフォームを動画で紹介していただいた。

3つ目のハイボレーでためブロさんの指摘が

「ほんの少しだけ微妙に引き起こし的なイメージが加わるが
          基本的なスイングイメージは変わらない」

そう、微妙に引き起こしが見られるのだ。  あれー?

この引き起こし、私の感覚ではしていないもの
しかしハイボレーではプロもやっているもの。  悪だくみ

なぜハイボレーだと、登場するのかというと
このボレーが一番、強く振るから。
強く振りはじめるので、ラケットの重さが腕の振り出しについていけない  びっくり
したがって、ラケットヘッドが一瞬遅れて動き出し
その後で引き起こされるように腕に追いついてくる。
追いついた後は何事もなかったように腕と一体になったスウィングを形作っている。  ピース
そう、自分の意識の上では(内部意識では)
一切の引き起こしをせず、どの高さのボレーも
腕とラケットをソリッドに固定して、シンプルなスウィングをしているだけなのだ。  ナイス!


プロのスウィングも見てみよう

これはラフターの動画と連続写真。

これは本当に高いところのハイボレー
高すぎて上から下に振ることもできないほど。 
やはり、ラケットヘッドが遅れているが
打点以後でラケットヘッドが追い越してかぶっていくようにはなっていない。  ナイス!

これが手首の形を守っている証拠と思っている。
もしも意識的に遅らせば、ラケットヘッドが手を追い抜いていくことだろう。

安定して、ふかさないでフォアのハイボレーを打つためには

「ラケットヘッドの引き起こしは使わない」 のだ。 叫び


ボレー | 投稿者 松原コーチ 17:34 | コメント(5) | トラックバック(0)