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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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バックの引き起こしは

『レフティ』 さんからの質問です。

以下がその質問部分です。


マイク バックハンドスライスについてです。

近くによく滑るスライスを使う年配の女性プレーヤーがおられます。自分の振り方と何か違うな~と思ってみていたら、テイクからインパクトまでラケットの引き起こしを使っておられるようです。引き起こしとは、現在の技術でも有効なのでしょうか。






私の答えです。

スマイル 普通のスライスでは引き起こしを使うことは少なくなりました。

相手のボールが強烈になって安定度が重視されること
ラケットが進歩して
引き起こし無しでもそれなりのボールが打てること
その理由だと思います。


それでも、引き起こしを使うことがあります。

現代でも使う場所は高い打点でのストローク

高い打点でのバックボレー
特にダブルスのポーチに使います。

こんなふうに、打点より高めにセットして


高く構え


赤い矢印の方向に力を入れ


引き起こしは手を高く


前腕を引き下ろすことにより


前腕を引き下ろし


加速し、インパクトの面も作るのです。

その面を寄り安定させるため
インパクト直前からは
引き起こし無しのスライスと同様なスウィングをします。 


スライスでフィニッシュ



相手ボールがそれほど速くない場合に
パンチ力を得るためには
どうしてもこれが必要ですので
将来もなくならないでしょうね。


もしかしたら

バックハンドスマッシュという扱いになっていくかもしれません。 ナイス!


スライス | 投稿者 松原コーチ 17:48 | コメント(3)| トラックバック(0)

30年目に入る

今日は誕生日

1983年、昭和58年の10月29日

29年前の今日

東戸塚松原テニススクールは産声を上げた。  祝

これが、私の
株式会社テニスクリエイション
第1号スクール。


古いアルバムをめくると


向かいからの全景


赤土の段々畑のような東戸塚のニュータウンに
3面のクレーコートとプレハブのハウスが完成し  キラキラ
スクール開校のセレモニーを行った。

当時、日本の第1人者、坂井利郎さんにご来場いただき
模範試合をしてもらったのだ。


模範試合握手


左手前が、坂井さん
右奥が当時ただ一人のスタッフ、松原コーチ兼社長だ。


これが今日の同じ場所。


同じ場所


試合中のコートの向こうは何もない。

はるか向こうで、東の街を建設中の骨組みが
そこまで何もない。


試合中


もちろん3m高のナイロンネットだけは張ってあったのだが
写真ではあまりに薄くて写っていない。


今日の景色は


試合の同じ場所


さっきの写真でも
駐車場の周りはがけの上にフェンスもない
それ以外も、とにかく何もない。

入り口の舗装路面は今もそのまま


入場路は変わらない


これはオープンの何日か前だと思うが
当時の愛車、黄色のスカイラインが写っている。


黄色のスカイライン


今日の同じ場所は、すっかり街になっている。


同じ場所で



さて、11月1日から、30年目のレッスンに入る。

来年の今日は、満30年の日、何か考えなくては。


29年もよくぞ続いていると思う

スクール生や会員、お客様の支持があってのこと  

地元地権者の皆様や
テニス関係者
もちろん歴代のスタッフや親族も
みなさんの支援があってやってこれたこと。

オープンの日の写真に写っている
お世話になった皆さんの顔を見て
改めて、一人ではなしえなかったことと
ただただ、感謝、感謝、感謝。


みなさん
本当にありがとうございます。  スマイル


日記 | 投稿者 松原コーチ 16:03 | コメント(5)| トラックバック(0)

ボレーは上に引く

今日は下川井テニスクラブでの2レッスンだったが カエル
1時間目半分で雨により中止。

先日来場してくれた岩淵プロのボレーにつき
ビデオを見ながら
クラブの会員さんたちと、しばしテニス談義。

皆さん、ボールと同じ高さにラケットをセットしては
岩淵プロのボールをアウトしている。



岩淵プロのフォームでボールの上から
スライスで入るのを確認。

そうすれば、ネットすれすれボールにも
こちらから打っていけるのだ。

いきのいいボールにも押し負けないですむ。 スマイル

たとえば、これがスライスに入った、ボレーの例。


鈴木貴男フォアボレー


鈴木貴男の写真が出たところで
彼の動画と連続写真でスウィングを確認しよう。

ここをクリックしてじっくり観てほしい。


凹型に弧を描いたスウィング
肘から引いたために
少し被せ気味の面から
徐々に上向きに面が動いていくところを
よく味わってほしい。

こうしないとインパクトで上を向いてしまうのだ。

腕を内旋も外旋もしないで
つまり肩関節をねじることなく振ればこうなる。  ナイス!

面がぶれないから安心して打てるのだ。

ローボレーもハイボレーも
ネットすれすれのミドルボレーも
基本的にすべて同じだ。


これもロディックの大胆なボレーの例


ロディック大胆ボレー


見事に打ち終わったところ
ちょっと打点が遅め
苦しい場面だったのかも。  悪だくみ

顔も立ててしっかり決まっている
腕とラケット面、顔が決まっている。

下半身の形は本質的に関係ないのだ。  ナイス!


ボレー | 投稿者 松原コーチ 17:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

アンテナつきデジカメ

愛用のデジカメにアンテナがついた。

ウェストポーチから取り出そうとしたら
何かに引っかかって出てきたがらない。

400万画素、3倍ズームのフルーイ仕様。
いつ買ったのかも思い出せない。

カシオ EX-Z40

その上、あちこち汚れがついたり
落としてへこんだり
表に出るのが恥ずかしいのだろう。  冷や汗

説得して、出してみるとアンテナが立っている。


アンテナデジカメ


これが引っかかったらしい。


実は3ヶ月くらい前にも一度あった出来事。

デジカメの前後パネルをつなぐ凹みを隠す飾り板。

これがはがれて立ち上がっていた。


後進に道を譲りたいということかと

カシオの新型、ハイスピードデジカメをチェックしていたが
コンパクトデジカメがないと不便
とりあえず
瞬間接着剤で貼り付けたら、直った。  うるせー  

ブログにも書こうと思ったが
写真を撮り忘れた

そのためにはがすわけにもいかない。

とりあえず、使っていた。

でっぱりが無ければとりあえず困らない
ブログにも、400万画素でお釣りが来る。


新型をあきらめていた先日

再びアンテナが立った。

そうだ写真だ、こんどこそ新型だ。  悪だくみ


アンテナなし2


引き出しを捜したら
瞬間接着剤がまだ残っていた。

とりあえず、使えるように

前よりも広い範囲につけて、ペタ。

直った ?


アンテナなし


この間のスズキ・アルトと同じ

必要最小限の仕様だが
シャッターを押せばちゃんと写る。
バッテリーもめちゃくちゃ持つし
SDカードなので便利。

何も困らないのだ


新型、12.5倍ズームのハイスピードEXILIMのはずが

困った、こまった、コマッタ。



なかなか、かわいいやつなのだ。  ワハハ


日記 | 投稿者 松原コーチ 19:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

左ききのスライスサーブ

『レフティ』 さんの3つ目の質問、サービスのチェンジアップについてです。

以下がそのコメントの質問部分です。


マイク 私は左利きということもあって、松原コーチ、ご推奨のスライスサーブを好んで、使っています。もっと球種があればと思うこともありますが、無いならないなりに、緩急を使っていこうかと考えています。当たり前ですが、スライスサーブは、スピードが速ければ、あまり曲がらず、遅いと結構曲がりますよね。それを活かして何か、アドバイスをいただけばと思います。
投稿者 レフティ 2012/10/16 20:32





私の答えです。

スマイル 左のスライスサーバー
最も嫌われるタイプですね。

私の知っている人に2人います。

2人とも、スライスサーブを主に
フラットサーブを時々。

スライスはこちらのバックコーナーとボディーです。

フラットはフォアのコーナーへのエース狙い。


さて、左利きのスライスサーブは
遅くても曲がりの大きいほうが返しにくいです。

早くても
曲がりをイメージできれば対応が易しい。

大きな曲がりはイメージしているのに外れやすい。
厄介なサーブです。


ボディーへのサーブですが
正面より少しフォア側のコースが一番困る。

ついフォアで取ろうとして食い込まれるのです。

これはゆるいのも、速いのもありですが
一瞬の判断ミスを誘うためには
速いサーブが有効です。



フォアへのフラットですが
打てるにこしたことはありません。

スライスの面を回内してフラットに起こせばいいのです。

これがあると
1セットに2本くらいしか入らなくても
レシーバーが気にしただけで
スライスの効き方が大幅にアップします。

そしてスライスで点を稼ぐ。


回内して、面を変えることの苦手な人は

(ここだけの内緒話です、あのマツバラが言うはずがナイ) 悪だくみ

グリップを少し厚めに持って
スライスと同じスウィングをする。

そう簡単にはばれないもんです。  ワハハ



ところで、球種を多くするのは大変
その割にはご利益が薄く、相手は困らない。
大抵はトスを上げただけでばれちゃう。

1つのモノをしっかり使える人のほうが、より勝ちに近いのです。

だからフラットが打てないなら、それでもいいと思います。 ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 17:08 | コメント(1)| トラックバック(0)

ボレーのスウィングと向き

今日は、くぬぎ山のトミー私のテニス塾の日だった。

3時間目がボレーの時間

そのときの質問で、出た話。

相手ボールのスピードにより
大きく引けない時にどうするかということ。

昨日のレフティさんのコメントにもあった内容なので紹介しよう。

フォアボレーだったとすると
とにかくフォアに引き始める。

引き方はスウィングの逆
つまり弧を描いて、スウィングの線を逆にたどる。


フォアボレーのスウィング


この引き方なら
どこから折り返しても同じ面が出る。

時間があるならいっぱい引いて
大きくスウィングすれば良いし

時間が無ければ
ちょっとだけ引いてブロックボレーになる。

インパクトの辺のスウィングの形はほぼ一緒だ。


つまり小さな引きをベースにするのではなく
大きなスウィングが基本。

必要に応じてテイクバックをはしょる。



次に今日、過半数の人に有った問題点。

横に向きすぎで、窮屈。

スライスのスウィングをするのに全身のパワーはいらない。

腕がスムーズに振れることが大切。

だから、スウィングの空間は空けておきたい。

特にフォアボレーでは左肩がじゃまにならないようにしよう。

普通のボレーなら斜め45度くらいで充分。


クライシュテルスFV


打点の方に上体が向くと思ってもいいだろう。


遠くにボールが来て踏み込めば、自然に横向きになる。


うんと近くに来れば、前向きのまま打てばいい。  ナイス!




くぬぎ山、トミーインドアスクール

松原コーチのテニス塾

来月は21日の水曜日

要項がアップされたら改めてPRします。


ボレー | 投稿者 松原コーチ 19:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

男子プロは先っぽを使う

『かずまパパ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ

いつも楽しく拝見しています。

岩淵プロの現役時代に全日本で良く観戦してました。
エラーする気がしないという表現が正にぴったりです。

またマニアックな話題なのですが、
プロはラケットの真ん中より先のほうを使うという話を聞いて実践中ですが、
本人も驚くような効果を実感中です。
当てる場所でボールのコントロールが出来る気がしています。

そこで、欲深い私はさらにラケットの上の方と下の方に意識的に当てるように実験しました。
すると上に当てると勝手にスライス。
下に当てると勝手にトップスピンが掛かります。

物理的に考えると納得する現象ですが、プロもこうやって意識してるのでしょうか?

投稿者 かずまパパ 2012/10/19 11:09





私の答えです。

スマイル 上に当てると勝手にスライス

下に当てると勝手にトップスピン

というのは
確かに現象的にはそうでしょう。

ラケットが打球に負けるので
面が傾き
負けた方向に回転がかかると思います。

ただ、方角まで負けますので
実戦では使えないのではないでしょうか。

トップスピンが下へ飛び、スライスは上へとなります。

相手の打球にも影響されやすいでしょう。


実際には、プロは逆で
インパクト時
ボールがラケット面で転がるので

トップスピンはラケットの上のほうで
アンダースピンは少し下でボールを捕らえると思います。

そこで打てば安定するし
回転もパワーも出ます。

そこがスウィートスポットなのです。

意識してずらしているわけではないのです。



次にラケットの先端で捉える話ですが

打球時、衝突速度が非常に大きくなると
ラケット面の反発がほとんどなくなることにより発生する話です。

男子プロのサービスやスマッシュ、フォアハンドの領域です。

通常、女子選手ではそこまで行きません。

反発がほとんどなくなる領域ですと
円運動のラケットは
先端のほうが速度が速いので
そこで打ったほうがスピードが出るのです。

男子プロは、そこをスウィートスポットと感じているのです。

本人に、先のほうで打っている意識があるかどうかはわかりません。
一番感触のいい場所なのです。
一番ぶっ飛んでいく場所なのです。
真ん中で打っていると錯覚している人もいると思います。


意識の問題ですが
トップスピンで少し上で打つのも
フォアのフルスウィングやサーブで先端近くを使うのも
プロは無意識だと思います。

ジュニアの男の子たちも、自然にそうなります。

一番感触がよく、安定して打てる
スウィートスポットを感じているだけだと思います。


松原さんも若いころは
クロスストリングの先端から4、5本目くらいで打っていましたが
スウィングスピードが落ちるにつれ
だんだん下がってきて
今は7本目くらいでしょうか。

もちろん当時も今も
スウィートスポットなのです。

ボレーなどはもちろんど真ん中です。  ナイス!

用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 21:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

ボレーはスウィング

レフティさんから2番目、ボレーの質問です。

以下がその質問部分のコピーです。


マイク 先程の、両手バックと同じ考えで、テイクはまず浅く完了、相手の球が早ければ、そのままグリップを握る(ブロック)、余裕があれば、踏み込みながら、ラケットを引いて、スウィングボレーという考えでいいでしょうか?

それから、よく、上体(目線)をボールの高さに合せて、高くしたり低くしたりすることがミス減につながると言われますが、これは正しいのでしょうか?





私の答えです。

スマイル テイクバックを浅く終了して、2度引きで打とうとすると
面が遅れて上を向きやすく
不安定になってしまうと思います。

両手で持てばできるかもしれませんが
ローボレーだとスピードが出すぎちゃうかもしれません。


安定したボレーのコツは

早めに引き終わり
一瞬でもいいから止まるイメージを作り
必要な強さで振り出す、というものです。

勢いが強かったらえらいという物ではありません。

ボールとの位置あわせも必要ですので
どんなボールに対してでも
引いて、スウィングという過程がほしいのです。

ただ、引く大きさや、スウィングの大きさは
ブロックボレーなら小さいし
余裕があれば大きくなると思います。



次に、目の高さですが

低い打点なら、自然に少しは下がりますし
高い打点なら、それなりに上がると思います。

その程度で充分だと思います。

それよりも半歩でも、いい位置に動けるほうが重要だと思います。  ナイス!


低いボールに対し
大きく踏み込み
上体もそちらに傾ければ
顔の高さは自然に下がりますよね。

よく本に出ている
その場しゃがみみたいなことは、プロはやりません。

誰かが、机の上で考えた理論じゃないでしょうか。  悪だくみ


ボレー | 投稿者 松原コーチ 17:57 | コメント(1)| トラックバック(0)

相手に面を見せる 続編

両手打ちの体や腕の使い方の話で
『レフティ』さんから、再度、質問コメントをいただきました。

以下がそのコメントの後半、質問部分です。


マイク ・・・ ふつうに打つ時は、腰が先に入って、後から腕がついてくるという感覚で。

ただ、周りに両手打ちの上手な女性がいるんですけど、その方は、腰の回転がすごい、スコートが巻き上がる感じです。
私の場合は、そこまで腰の回転を使わず腕の力をかなり使っているようです。

松原コーチの
>両手打ちの場合、腕の剛性が強いため
それ程、腰の回転をつかわなくても、腕の力だけで、
>急加速をするのが適している。
と読ませていただいて、良かったでしょうか。

重ねての質問となりました。またまた、よろしくお願いいたします。

投稿者 レフティ 2012/10/20 12:05





私の答えです

スマイル 最後の部分、その通りです。

しかし、両手打ちの場合、腕の剛性が強いため
というのは、主に男の場合、もちろん大人の場合です。

子供や女性の場合
腕力が弱い人もいて
腕の剛性が強くないかもしれません。

ですから
女子プロは身体の回転を男子より多く使います。

フォアハンドの感覚に近いかもしれません。  フォアハンドg

腕が勝手にしなるのは構わない
というような話もしましたが
女性の方が当然しなります。


それから腕で打つというと
身体を使わないみたいですが

両手打ちで
身体とラケットが2本の腕で繋がっていると
腕だけ振るというわけにも行きません。
腕を振るために、上体も回転します。

上体の回転はおよそ90度くらい
横向きが前向きになって終了です。  ナイス!


先日の岩淵プロの写真も見てください。


ほぼ横向きで引き終わり。

引き終わり


斜め前向き位で、インパクト。  (女性は前向きかも)

インパクト直前


まだ、完全には前向きにならず。

最後


この後、腕が左肩の上に行って、前向きで終了です。


そんなモンでしょう

腕と身体がほぼ一緒に廻っているのも観てください。

腕が身体よりそんなに遅れるわけではありません。

腕を固めた、男性の場合は
むしろ、一緒に廻すくらいのつもりでいいと思います。 ナイス!


マイケル・チャンは
腕が少し遅れて振り出されますが
ほんのちょっとの遅れだと思います。

上体が回れば
2本の腕で繋がっている腕も回ります。

ただ廻している意識は無い。
  (上体に対し回っていない)


あの体当たりっぽい動きで
上体の回転が止まると
腕が加速され、強く振り出されるのです。  ナイス!




バックハンド | 投稿者 松原コーチ 18:09 | コメント(2)| トラックバック(0)

相手に面を見せる

『レフティー』さんからいくつかの質問をいただきました。

今日は1つ目、両手バックハンドの面についてです。

以下がそのコメントの質問部分です。


マイク 両手バックハンドについて
最近、よく相手に打つ面を見せてと仰いますが、これは、第1段階の浅いテイクバックを完了(相手に打つ面を見せる)させ、そこから、ラケットを回して(再度引いて)打つという理解でよろしいでしょうか?





私の答えです。

スマイル 2つの意味があり、1つ目は質問のとおりです。

ただ背景として、両手打ちの場合
腕の剛性が強いため
急加速をするのが適しているからということがあります。

面を見せといて
ちょっと引いて
鋭くパンチです。


もう1つの話は

両手バックの面感覚は左手で作ることが多いこと。

このような構えから


スジガネの構え


左手の角度を固定してテイクバックすると


左肘を曲げて、こうゆう風に


引き終わりは


引き終わりも相手に当たる側の面を見せることになるからです。


写真の、『スジガネ君RB』 はホントに硬く、筋金入りなので
面が相手から見えるようにしか引けませんが

生身の人間の場合は
手首が少しはしなるので
ラケットヘッドが見えなくなるくらいに
先を引く人もいます。

もちろんそれでかまわないのです。

岩淵プロもそうです。


欧米の腕力強力男子プロの場合は
ほとんどしならずに
面を相手に見せたまま、振る選手も多いようです。


また、上下に高さを合わすため
ラケットを立てて構える選手も多いのですが
前後方向の手首の角度の固定については
スジガネ君と考え方は一緒です。


錦織は


指導論としてですが

左手首を固定して
相手に打球面をずうっと見せ続けるようにと教えています。

そうすれば、少ししなっても
インパクト前に、正確な面が再び、戻って

正確な面が作れるのです。


もちろん、しなってもかまわない

左手で面を保つ意識があればいいのです。 ナイス!


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 15:14 | コメント(1)| トラックバック(0)

岩淵プロのボレー

先日、下川井テニスクラブに、岩淵プロが来た話の続き。

1つめとして
バックハンドで腕を固めて打つ話
だからリターンが上手いのだ、という話は先日した。


今日は第2弾の、ボレー話し。


彼のボレーは
相手ストロークなどを危なげなく捕まえて
確実に相手コートに入れていた。

見ていて、エラーする気がしない。

それくらい上手い。
     (当たり前か)


ボレーに関して、2つのことに気がついた。

1つ目はスライス聞きにボールを捉えていること。

バックのスライスは当たり前で
スライスじゃない人のほうが珍しい。

フォアについては
バックほどスライスをかけない人が多いので
どうしてもバックほど安定度が出ないような気がする。

ウォームアップの時に観察すると
もちろん大げさなスウィングではないが
フォアボレーもきちっとスライスに切っている。

だから、きちんと捉えられさえすれば
ボールコントロールがとてもいいのだ。



じゃあ、2つ目は、その捉える話。

きちんとボールを身体から離して捕っている。


模範試合


離して捕らえることにより
ボールの位置をスピードがつかみやすくなるのだ。

そして動きながら捉えることにより
位置取りがさらに正確になる。

先ほどの写真
腰の高さもそれほど落としていないことに気がつく。

やや腰高のほうが動きの自由度が高いのだ。


さてもう一枚のジュニアの写真
岩淵プロの指導場面だ。


ジュニアが試合中


両手バックのボレー

距離の取り方は岩淵プロと同じ感じ
なかなかやるなといったところ。


腰の落ち方はこちらのほうが大きいかも

スタンスも広い。

だが、動きの中でとった写真
腰の高低だけではなかなか優劣はつけ難い。

この場合
足がしっかりと止まって打っていたように思う
だから、こちらのほうは
動きながら打つという方向に
もう少し改善する余地がありそうだ。

そうすれば、さらに実戦に強いショットになるだろう。


この話、しつこく言うと

動きの中で、余裕を持ってボールを捉えたいということ。

ひざが少しは曲がっていなければいけないのだが
姿勢をしっかり低くしないといけないということではない。

腰が落ちればいい
姿勢が低いほうが安定すると考えがちな人が多いので
あえて言う話。


動きの中で、きちんとボールとの距離を取れればいいのだ。


ボレー | 投稿者 松原コーチ 18:35 | コメント(1)| トラックバック(0)

今週の愛車はかわいいやつ

今日は久しぶりに車の話し。

今週の私の愛車


アルト後から


スズキ・アルト 豪華仕様

実は、我が新車スカイライン、R34君
14年目の車検なのだ。

R34を買ったお店での車検

整備などで3、4日かかるので、代車を借りた。


打ち合わせの電話で

1ボックスの大きいのでいいですか? と聞かれたので

小さい方がいいな、と答えた。

じゃあ、ワゴンにしますか? というから

うん、何でもいいよ、と答えた。

当日、軽でいいですか? ときたから

これは面白そう

いいですよ、と軽く答えた。  スマイル

出てきたのがこれ、白いアルト


アルト前から


確かに、ワゴンタイプ、小さめの車。  悪だくみ


しかも、車の原点、というほどの豪華装備。

オートマチック車で、エアコンとラジオがついている。


オートマです


メーターもこれだけ


3連メーター


まあ、マニュアルじゃないからタコメーターもどうせ見ないし 
これ以外はいらないか。


水没しても窓が開くように カエル


窓はね!


ウィンド・レギュレーターがついている。

手で、ぐるぐる回すのだ。

パワーウィンドウだと水でショートして開かなくなる。 冷や汗

これで、海へ落ちても、生き残れるのだ。  ワハハ


ハイパワー、660cc 3気筒エンジン


3気筒NA


もちろんターボはついていない。



でも

アクセルを踏めば、前に進むし

ブレーキを踏めば止まる

ハンドルを切れば、左右にちゃんと曲がる

これで何が不足なのか?  叫び

と思ったが


実はシートがお粗末。  不満


しかしシートがね


腰が定まらない、ふらふらする

30分以上乗ると、腰痛になりそうな感じ。  あれー?

木のベンチのほうがまだいい。


でも、ここさえ何とかなれば、これで充分

なかなか、かわいいやつなのだ。  スマイル




そうそう、お店に行く時、東名横浜インターの手前で発見。


ルートマスター発見


ロンドンの2階建てバス、ルートマスター、107000cc

憧れの車の1つ

これもほしいなあ。  ワハハ


くるま | 投稿者 松原コーチ 19:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

プロのバックハンド

先日の下川井テニスクラブ
新装コートお披露目イベントに岩淵プロが来場されたおり

模範試合をしてもらい
感心したのがボレーの安定性と両手バックのリターン。

彼のショットは見ていて、エラーする気がしない。

ボレーの話はまた機会を見てすることにして

今日はそのうちの両手バックのリターンについてお話しよう。


トッププロの両手バックは
ラケット面を垂直に保つこと
手首や腕全体をかなり固めてスウィングすることに特徴がある。

素人は打点を前にするために、手首を折ったり
ムチのように使って加速するために
手首を柔らかく使おうとしすぎることが多い。

それに対し
プロは腕をムチではなく
鋼鉄のイタバネのように使って、ボールをパンチする。

だから手首も、使うより形を固定する意識のほうが強いのだ。


岩淵プロの場合だが
ボールが重いサーブの時の手首は
もちろん微動だにしない感じなのだが

それ以外のショットの時も、しっかり固定されている。


これ、実はウォームアップの時のゆるいボールの打ち合い。
およそ、相手ボールの重さを感じない場面。

動画を撮ってそれを切り取った画像だ。

腕の形や手首をいかに動かしていないかを感じ取ってほしい。


こんな構えから


バックだ


バックに来たので引き始める


テイクバック


すでに腕の形、手首の形が出来ている。

 (高めに引くために前腕は少し上がっているが)

ラケット面がこちらから見えるように
腕からラケットまで一直線のように、もう少し引いて


テイクバック2


振り出しの直前、ラケットが身体に隠れる。


引き終わり


少し高めに引き、トップスピンなので

ループ状に下げてから振り出し

 (肘を少し伸ばし、前腕を下げるようにしている)


振り出し


ここからは腕の形をほとんど変えない。


そして、インパクト直前


インパクト直前


面がぶれないまま、インパクト直後

ここまで腕も、手首も、しっかりしたまま。


直後


その後少し被せ気味になり

腕の形を保ったまま


直後の次


前側の左肩も、上がらないようにしたまま


さらに次、被った


最後


この後、前腕を引き込み左肩の上にフィニッシュとなる。


全体を一見すると
手首と腕を固定して
面を垂直にしたまま
上体を回転させたら、打てちゃった、安定していた
といった感じ


それほど固めなくても打てそうな
ウォームアップでのバックハンド
それですら、固めている。

リターンの時はもちろん固めていて、エラーなんかしない。


この固定した感じ
余計な動作は何もしなかったという感じを
プロの技から読み取ってほしいのだ。


岩淵プロ、人柄も弁舌もさわやかだったが

腕前のほうも、さすがだった。


関心の仕方が逆かな?  ワハハ




そうそう、背景に写っている下川井TCの練習ボード

ハードコートも塗りなおし、とてもきれいになった。

私と御子柴コーチのスクールにも
 (無料体験も出来ますよ)

会員さんたちが楽しくプレーしているクラブにも

ぜひ一度遊びに来てほしい。


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 17:53 | コメント(2)| トラックバック(0)

うちの柿

秋といえば果物

果物といえば柿


最も好きな果物は柿

だから、我が大邸宅の庭園にも
印西のクラブ敷地にも

柿の木が植えてある。


昨年は我が家の柿の木

20個くらいの実をつけたので
木がさらに育った今年はかなり期待していた。

食べ放題に決まっている。


9月末、葉がだいぶ落ちて柿の実がよく見えてきた。


枝の上


じつはこれともう一つの、計2個のみ


先日、収穫した。


柿を


収穫まで落ちなかったので、全2個を収穫。


食べてみたら、柿だったが

少し味が足りない感じ。



冬に枝を切りすぎたからか?

1年おきの大収穫周期のハズレなのか?


お隣の木には、昨年も今年も、たくさんなっているが?



秋の寂しさを感じている今日この頃である。


日記 | 投稿者 松原コーチ 19:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

岩淵プロが下川井に

岩淵聡プロが下川井テニスクラブに来た。


来場案内


下川井テニスクラブの元クレーコートだった
3面が砂入り人工芝コートに改修され
全部、5面のコートが砂入り人工芝コートに。

われわれのスクールもだが
これで会員さんたちも
コートの稼働率が上がり
益々楽しいテニスクラブライフができるようになった。


そこで、今日はそのお披露目なのだ。

ヨネックスさんのご協力で
岩淵聡プロが来場
素晴らしい天気に恵まれた秋の1日
会員の皆さんとテニスを堪能した。

岩淵プロ、皆さん待ち受ける中をやや照れながら入場


入場だ


早速、オーナーの挨拶


桜井オーナー挨拶


次は私の挨拶
岩淵プロのジャパンオープン、ダブルス優勝の紹介や
プロのテニスを生で見て感じてほしいとの
格調高いお話しだったが

カメラマンが私、写真は無い。



それでは、まずは模範のダブルスマッチから


模範試合


時々、マジなサーブを打ったり
笑いを誘ったり
ため息も誘いながら、無事終了。

さすがに上手いし、引退したはずが、動きは現役。

見ているわれわれも、マイッタ。



試合を堪能した後は、全員集合の記念写真。


全員集合



次はプロへの3点先取マッチ、挑戦コーナー

1番手は1番やる気のジュニア達。


プロにチャレンジ

ジュニアが試合中


プロのサーブが取れないとレットだったり
岩淵プロがベースラインから下がりながらのボレーとか
サイドライン外へ飛びついたりと
プロならではの技を見せながら進行
大いに会場を沸かせた。


もちろん大人の会員さんも


大人もチャレンジ


最後のペアーは桜井オーナー夫妻。


オーナー夫妻とも


オーナー試合中


プロへチャレンジでは
模範試合以上の面白い展開も多く見られ
開場の皆さんの拍手と笑いを誘っていた。


さて、試合の後は岩淵プロと写真を撮ったりサイン会も


サイン会


背中にも



そして最後は岩淵プロのレッスン
デビスカップ選手もやっているという練習
シングルスコートでの2対1でのコースをつく練習や
ダブルスの打ち合いなど。


デ杯レッスン


上級者の皆さんは
汗も冷汗もかきながら頑張っていた。


ダブルスレッスン



そしてジュニア達もレッスンしてもらい



ジュニアもレッスン



岩淵プロと楽しく過ごした1日もすでに夕方。


岩淵プロ最後に


また、ぜひ来たい、という岩淵プロのあいさつを最後に
お開きとなった。


岩淵プロ、ありがとうございました。

オーナー、おめでとうございます。

皆さんお疲れ様でした。


楽しい1日をありがとう。  スマイル


イベント | 投稿者 松原コーチ 19:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

2バック・ダブルス

最近のダブルス
Iフォーメーションが多いという話をした。

それだけ、ストロークの技量やパワーが上がり
サーバーやネットプレーヤーの
優位性が減少しているということだろう。


先日の有明、楽天ジャパンオープン
もう1つ目に付いたのは

レシーブ側の、2バックフォーメーション。

これも同じ理由だろう。


主に、ファーストサーブへの対応だが
レシーバーのパートナーがここ


錦織・モナコは


ベースラインの少し内側に立っている。

これは錦織のリターン、パートナーはモナコだが
標準よりモナコは後気味かも


相手のボレーがよさそうなら、ここで待つし

リターンが勝っていると見ると、すかさず前進する。

もちろんこの選手の持ち味が
その判断を左右し
ストローカーは前進しない人もいるし
少し無理そうでも
ボレー好きな人は大胆に出て行く。

最初のポジションからして


ダブルスSPは


大体、シングルスでよく聞く名前の人は
ストローク勝負が多く

アンディーはしっかりベースラインの後ろ。


マレーさんちは



ダブルスのみランクの高い人は
最初のポジションも、前ぎみな人が多く
前に移動するタイミングも
早い人が多いようだ。


このポジション
正確にここというのはナイ。

どこにいても、取れるボールと取れないボールが出てくる。

自分の持ち味により
前よりなのか、後よりなのか決めればいい。

理由と陣形があっていればいいのだ。


試合等 | 投稿者 松原コーチ 15:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

一流サーブは高く来る

昨日、神奈川のコーチ研修会
募集を始めたと話したばかりだが
早速、1人目の申し込みがあった。

東京の女性、Sさん
コーチじゃない一般の方だが
もちろん大歓迎。

ありがとうございます。  叫び



ラケット赤 さて、ダブルスの話し。

先日、ジャパンオープンを見に有明へ行った。
一度センターコートへ入ってから
再度、外の1番コートへ。

手前から入ったら、まぶしい


まぶしい


正面から太陽が照りつけ、写真も逆光。
しかも、秋の大会なのにホント、暑い。  晴れ

お目当てはダブルス


マレー兄弟


そう、あのビッグなマレー兄弟


ジュースコートのリターン
お兄ちゃんのジェイミーは左利きの190cm

この人、リターンが安定している
サービスラインあたりに危なげなく入る。 

構えを見ると


お兄ちゃん


ラケットが上げ気味になっている。

そんなに高く見えていない人もいるだろうが
この姿勢のまま打つわけではない

この後、190cmが立ち上がるのだ。

ラケットを上げて構えるのは
サーブが高い位置に来るから。

先日の決勝戦でも
ラオニッチのサーブ
錦織は頭の上から
必死のリターンをしていたのが目立った。


ところで
いいサーブでリターンをミスるとき
アウトだろうか?
それともネット?

アウトが多いでしょう。

思ったよりもサーブが伸びてきて  悪だくみ
高く弾み
予定の打点より高い。

だからラケットをあわてて、上へ

ボールも上へ、アウト !!!  うるせー

だから
上へ上げなくてもいいように
打てる形のまま
腕全体を
高めに構えればいいのです。  ナイス!

ジェイミーのように


高く構えて、低く来たら?

それって、困ります?


大抵の人が、腕をすうっと下げて、問題なく打っています。

思ったより低いのは問題ないのです。  ワハハ



そういえば最初の写真

Iフォーメーションですね

これをやるペアーがすごく多くなりました。 びっくり


よっぽどリターン力が上がってきたんでしょうね。 ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 18:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

コーチ研修会や私のレッスンや

今日は近々に開催する私のレッスンなど、3つを紹介する。


ラケット赤 1つ目は、10月24日(水)

新京成線、くぬぎ山駅そば
トミーフットサル松戸、インドアテニススクールで行われる
『松原雄二のテニス塾』   要項はこちらから


フォアは前向きで


1時間のレッスンが3本
今回は1つ目がフォアハンド基礎編、2つ目が応用編となっている。
いつも、基礎編で終わってしまうので
 (どうしても、構え方引き方の話からになってしまうので)
私としては2時間受けて一通りと考えている。
初めての方はぜひ、基礎編を受けてほしい
何度か私と会っている方は応用編からでもいいかもしれない。

こちらは基本的に、第3水曜日に月例で開催しています。

スマッシュ練習




ラケット赤 2つ目は、10月29日(月)

千葉ニュータウン
松原テニスクラブ印西で行われる
女子ダブルスのD級1デイ大会    要項はこちらです


熱戦中


最低でも、4試合を行い
私が試合を見ていて、アドバイス。
後で、問題点の解消にレッスンも行うという企画

試合運びだけでなく
前回は、技術的なアドバイスもしたら
フォアハンドが安定してしまったというおまけつき

女子テニス連盟のD級レベルの方までを対象に
C,B級へのアップするための
実戦的なテニスを身につける指導を行います。

試合に出始めたばかりの方
なぜか、勝ちに恵まれない方
ぜひ、ご参加ください

こちらは基本的に、第4月曜日に月例で開催しています。




ラケット赤 3つ目は、12月7日(金)
東横線、綱島駅から5分
メガロス綱島のインドアテニスコートで開催

メガロス綱島


『2012冬季神奈川県テニスコーチ研修会』

要項はこちらから

9時30分から16時まで、みっちり

神奈川県テニス事業協会主催のテニスコーチ研修会なのだが
他県のコーチも大歓迎だし
自分の技量を向上させたい、一般のテニス愛好家でもOK

これは、前回の平塚、テニスDio湘南、での模様


テイクバックは


今回はフォアバックのストロークが中心だが
コーチ自身にもしっかり打てるようになってほしいし
他の人たちを教えるのを見て
目の付け所、矯正の仕方も知ってほしい。

一般の方は、ひたすら上手くなってくれればいい。

私のシンプルな教え方、打ち方を体験して
一気に上手くなってほしい。

ホントに、一瞬で上手く打てるようにして見せます。
  (中には、10本くらいかかる人もいますが)
後悔はさせません。


フィニッシュはね


  (これは、フォアハンドのフィニッシュの向きを説明しているところです)

5月末と12月初旬、年に2回開催しています。


ぜひぜひ、おいでください。   叫び


イベント | 投稿者 松原コーチ 17:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

東戸塚では1日テニスクラブ

8日、体育の日
東戸塚松原テニススクールでは
1日テニスクラブ
日ごろスクールが中心なので、試合はあまり出来ない
今日だけはテニスクラブのように
フルに1セットやって
何回もやって、テニスを堪能する。

テニスをたくさんやるのと、BBQがいつものパターンだが
今回はそれだけではなく、2グループに別れ真剣な団体戦も。

まずは楽しく、ダブルスをたくさんした。


クラブ風に


クラブ風その2



一方、ハウス横では
昼食の焼きそばを準備する、馬込コーチと助手たち。


焼きそば屋開店準備



焼きそばを食べてから
人によっては、焼きそばを楽しみに
午後からはいよいよ真剣な団体戦。


熱戦その3


握手


熱戦中4


団体戦はなんと同率で勝敗がつかない


ポーチだ



チーム監督の安久津、田村の両コーチが入って、最後のダブルス勝負をすることに。


最終戦整列


結局、安久津コーチのほうの組が勝利して、本日の1ドリンク無料券ゲット。


勝負のポーチ



3時過ぎからは、BBQの本番

たくさん食べて、気持ちよく飲み


BBQ男共


大いに盛り上がった


BBQ女性たち


この後、暗くなるまで

BBQで盛り上がる人、まだまだテニスを続ける人

ゆっくりと、秋の夜は更けていくのだった。  スマイル



イベント | 投稿者 松原コーチ 19:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

朝日新聞の1面トップ下

楽天ジャパンオープン
錦織の優勝はさすがにすごいインパクトだ。

テレビでも、昨日、夜のスポーツニュースはもちろん
今朝のワイドショーなどでも取り上げられていた。

アシスタントの女性が大ファンという
うれしそうな番組もあったくらい。


我が家の今朝のインパクトはこれ


朝日新聞1面


朝日新聞の1面トップ下

カラー写真で全国に登場だ。

もちろん、スポーツ面にも


錦織スポーツ面


日本中のテニスをしない人も
ほとんどの人が、このニュースに触れたはず。

この優勝1本だけでは
大テニスフィーバーというわけには行かないかもしれないが
何らかのきっかけにはなるはず。

またこのレベルで活躍してくれれば
色々と話題が登場してくるはず。

テニス界が浮上するきっかけとなってくれることを願っている。

錦織くん、ありがとう。



ところで
昨夜、錦織テニスの応援で疲れた後
BSフジで放送は自動車レースのF1日本グランプリ決勝

自動車は私の趣味で、レースはF1をいつも気にしている。


さて、予選3位からのスタートは
日本人、3回目の表彰台を狙う、小林可夢偉

終盤、ジェンソン・バトンに食いつかれたまま、3位で周回
徐々に追いつかれながら
ついに逃げ切って、初の表彰台に立った。


カムイスポーツ面


鈴鹿サーキット、総立ちのスタンド、小旗、歓声
地響きが伝わってくる、すごかった。


カムイくん、おめでとう。

またまた、感動した。


テレビの前で、肩に力が入って、とても疲れた1日だった。

日記 | 投稿者 松原コーチ 21:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

ピアニストやニシコリや

辻井伸行さん
ピアニスト

夕べ、ロシアの白夜音楽祭に参加した
彼のドキュメンタリーをBSフジで見た。

映像から独立した存在
あんなに頭を動かしながらピアノを弾く 

彼は目が見えないのだ。


テニスでは頭を垂直に立てるように指導している
頭を傾けただけで
ネットの高さやサイドラインの方向までもが、あいまいになる。

頭を真直ぐにとアドバイスしただけで
見違えるように上達する人もいるくらい

ましてわざわざ頭を振るなどあり得ない。


ピアノがどれほど難しいか知っている、うちのオクサンは
あんなにハンディーがありながら
一流のピアニストは凄いという。

彼のハンディーは目が見えないこと。
でもそれと引き換えに
すばらしい音の世界を身につけているのかもしれない。


昨日の番組で紹介していたのだが

チャイコフスキーは
悲しい事がたくさんあっても
小さな喜びを見つけることができれば生きていける
と言ったそうだ。

目が見えないのは悲しい事だけど
その代わり
彼を映像から自由にし
音の世界を深くしたのかもしれない。


番組の後半でチャイコフスキーが晩年を過ごした家へ行く
チャイコフスキーが使ったピアノで即興の曲を弾いた。 

単なるピアノ弾きではない

感動した。  ナイス!



ところで、テニス
先ほど、錦織がジャパンオープン、優勝した。  祝

テレビでの観戦だったが
何とか、勝ってほしいと思いながら見ているのは
ホントに疲れる。

かなり、疲労している二人
その状態でも違う世界に入れるのだろうか

なのにますますギヤを上げる錦織
明らかに足にきながら
それでも平然と諦めることなく戦うラオニッチ

勝ったのが応援していた日本人だったというのはもちろんだが

とにかく、感動した。  ナイス!


年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

印西は伝統の団体戦とBBQ

ちょっと報告が遅くなったが
先週の土曜日、松原テニスクラブ印西では
会員、スクール生、そのお友達たちが参加し
団体戦とBBQのイベントが行われた。

14面のコートのうち、10面を使い
コート横の芝生はピクニック状態


コート脇の芝生


天気にも恵まれ
楽しく、美味しく、行うことが出来た。


団体戦なので、対戦ごとにちゃんと整列。


試合前の挨拶


カメラを向けたとたん


挨拶後


早速、予選リーグの試合開始。


熱戦中B


熱戦中A


リーグ戦の合間、試合の無いチームはアトラクションコーナーで
隠していた技に挑戦。

サーブのターゲット9


サーブ9


奥の3枚はフォールトするように打たなければならない。


こちらは、球出しでのターゲット9


ターゲット9


高さがネットより下の高さになるので、案外難しい。


こっちは穴いれ。


穴いれ


これは、ラリーでの球出しと同じなので
上級者はみんな上手だった。


そして、これが一番の難関、板ボレー。


板ボレー


何本続くか競うのだが
角度が、ネットへ叩きつける感じで
まじめなプレーヤーは心が痛む。


アトラクションの終わったコートでは、次のスターたちが


次のスターたちが



さて、予選リーグが終わると、BBQタイム。

下ごしらえコーナーには手馴れた女性たちが
と思ったら、意外に器用な男の子たちも。


BBQ下ごしらえ


すでに、盛り上がっているチームも


カンパーイ


こちらの芝生はピクニック風


ピクニック風も



BBQ後は再び、勝負へ


結局、大激戦を勝ち抜いたのは、松竹梅チーム。


優勝は松竹梅


そして、栄えあるベストドレッサー賞に輝いたのは

今年は2チーム


ベストドレッサー賞


5人が違う色のウェアーでそろえた、ニューメイツチームと

全員、ブルーでそろえた、となりのオロロチームだった。


後姿が


念のために、後姿を披露

恐れ入りました。



いやいや、よく食べた。

そうそう、今回盛り上げたもうひとつのチーム。


焼きそばや


金田コーチ率いる、焼きそばや軍団。

味見している間に増えていくスープをはじめ
少し作りすぎで、そのためか、少々押し売り気味。


でも、みなさんに満足していただけたと思う。  ワハハ



イベント | 投稿者 松原コーチ 18:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

有明に行ってきた

昨日は時間が出来たので
急遽、有明の楽天ジャパンオープンへ行ってきた。

席が自由になるなら
なるべくサイドライン側から見るようにしている。
ボールの速さとかスピンの量などを見たいからだ。

これだけは生じゃないと判らない。

私の商売では、最低でも、1年に1回か2回は生で見て
プロのショットをいつもイメージできるようにすべきなのだ。


それと、前後のポジション。


伊藤ポジション


昨日で言えば
ツルスノフは伊藤よりも常に前側
ベースライン近くでプレーしていた。


ツルスノフは


そして高い打点で。



技術的なことで気づいたことは
いずれ少しずつ出していくことにするので
今日はとりあえずの印象的な出来事。

昼過ぎに着いて
いっぱい観戦し、帰りの時間が気になったころ

ツルスノフ 5-4 伊藤  の時


消えた


北側の照明が消えた。

5分で直るといっていたが
あの手の放電燈は一度消えると再点灯は冷えるまでだめ
15分くらいはどうしようもないのだ。

まあそれくらいは、土産話と思っていたら、雨。


なぜか、北側屋根は閉まるのに、南側は動かない。


最終的に、南側も閉まり、北側の照明燈も点灯してほっとしたが

南側は水浸し。


びしょぬれ


こんなにいるのかというほどのスタッフのおかげで


人海戦術


送風機


それでも1時間かかって再開。

伊藤は負けてしまい、次は錦織・モナコのダブルス。


錦織・モナコ


11時になって、電車の時間も気になる
錦織・モナコ組のダブルス、0-4まで見て、帰ることに。

12時40分に帰宅。


ながーい1日だった。

有明のいすは10時間座ると、腰にちょっと ・・・


日記 | 投稿者 松原コーチ 22:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

広島からのたより

嬉しい便りが広島から届いた。

今年の春まで、1年以上に渡って
プライベートレッスンをしていた、富江知孝さん。

広島市選手権に優勝したとの報告だ。  祝


冨江知孝さん



最初私のレッスンを受けに来た時
社会人になって練習量が減ったとはいえ
その動きやパワーの凄さは
さすが東京の超一流大学体育会の出身者。

しかし、話を聞くと
フォアハンドに、からきし自信がないとのこと。
それとサーブの安定度。

その2つを安定させるべく
彼の仕事の折り合いがつく範囲で
ほぼ毎月曜日の夜
東戸塚校のコートが空く、9時頃から特訓開始。


例によって
フォアハンドはラケットの引き方が問題だった。
振り子型になるように指導し
即座にコートに入るようになった。
当然、すぐに納得。
そして、インパクトの上体の向きを
窮屈な向きからしっかり前向きに。
益々、ボールスピードも出てきた。

鬼のようなフォアハンドを相手に
私も、若返りを狙ってのラリーもした。

そして、どんどんショットに自信をつけ始めた。

サーブもスマッシュのスウィングスピードを上げ
そこから腕の使い方を覚えてもらう方向で練習した。

スマッシュが当然のように、バキッと炸裂
サーブも、膝からのテンポが上手くはまるようになっていった。

そろそろ、横浜でも成果を出すころだねと
2人で話していたこの春
突然、広島の某自動車会社に赴任する事になってしまった。

がっかりだったが、仕事ではしょうがない。

それでも、理屈から話して
お互い、納得ずくで練習していたのがよかったようで
彼も、自分以外を相手なら
充分に指導できるほどの理解と腕前。

そこまでの習熟度に達していたのだろう。

広島は地方都市とはいえ
テニスの先進地域の一つ
決して簡単に優勝できる場所ではない。
彼の努力に対し素直に敬意と喜びを表す。



ところで、彼とのレッスン
最後の頃はかなりスライスやボレーのレッスンもしたが
終始、一番の優先項目はフォアハンド。

元々、かなりの運動能力を持っていた彼でさえ
特に、フォアのテイクバックとインパクトの前向きを
あまり直さなくてよくなったのは
1年くらい経ってから。

元々が一所懸命やっていたテニス
そのくせのこびりつき方も半端じゃない。
ほとんど毎週
元に戻りかけたのを再度修正するという事の繰り返し
徐々に修正が少なくなっていった。

いかにフォアハンドが難しいか
いかにフォアハンドが間違って教えられているかが
私自身にも考えさせられた
富江さんとのレッスンだった。

もちろん、彼自身が私の事を信じて
迷い無くがんばってくれた事の成果でもある。

勝った、結果を出したという事は
あのフォアとサーブが本物になったという事。
本当に良かった。

私自身は彼とのレッスンが
そして、上手く打てたときの彼の反応が
楽しくてやっていただけなのだが
それでも、ちょっぴり満足感と誇らしい気持ちがする。 ナイス!


益々の活躍を祈る。


この次に帰ってきたら
東戸塚校へレッスンに来たいといっていたので
楽しみに待っている。

でも、もうレッスンじゃなくてもいいのかも。

一人のテニス仲間として迎えてあげたい。  スマイル

日記 | 投稿者 松原コーチ 22:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアの緊急事態は

今朝、東戸塚校に出勤すると
安久津コーチと田村コーチ
すでに暴風ネット交換にかかっていた。

いやいや、防風ネット交換だった。


新しいのに交換する部分もあって、手数が必要なこと
もう1つは、昨日の私のブログを見て
泣いている私の姿を想像して、早出してくれたようだ。

おかげで早めに、終了することが出来た。

感謝、カンシャ、かんしゃ、 ・・・・  スマイル





ラケット赤 さて今日に回した、フォアハンド、緊急事態の話しだ。

試合中やラリー中など
実戦の場面では
完璧な位置で、充分早く引き、充分なスウィングが
できるとは限らない。

むしろそうじゃない場面がしょっちゅうある。


とりあえずどこだけはちゃんとしていなければというと
それはインパクト。


初心者によくあるのは
ちゃんと引いたら間に合わないのに
いっぱい引いてしまって、振り遅れ。  あれー?

これは中級者、上級者になると
早めに引けるようになるし
まずいと思えば、引きを小さくすることも出来るようになる
だから、試合をするような人は、大抵何とかなっている。


じゃあどんな時がというと

ちょっと位置がずれたとか
ちょこっとタイミングがとか

ほんのちょっとはずしそうな時なのだ。

本人に緊急事態だというほどの自覚もない。 悪だくみ

ただ一瞬、怖くなる。

強く打つのが怖いから
全身の動きはそのままに
腕の力だけが抜け、ふにゃふにゃスウィングになって 冷や汗
惜しいエラーに。

ホントにと思った人
次に自分をコートで観察してみてほしい
かなりの人が当たっているはず。     うるせー



さあ、そこで解決法だが

基本的な考え方はランニングショット。


クライシュテルス


ヤバイと思った瞬間
身体を使うのをやめ、腕打ちにする。 筋肉

真ん中をはずしたり
急な動きがあるかもしれないので
ラケットをしっかり握り、腕全体も力を入れる。

これで、違う距離や違う姿勢をキャンセルすることが出来る。 ナイス!


ランニングショットの場合は
届かない距離を
上体を前傾して届かせる
だから姿勢が垂直じゃないという前提
だから上体の回転を止めるという理屈。

この場合、ある程度早めに予測が出来る。


しかし、イレギュラーや判断ミスの場合は
予測は出来ないので
どんな姿勢か、どんな距離かが出たとこ勝負。

だから念のため

必要以上に腕を固める必要があるのだ。 ナイス!


そのとき、エイッと叫べば、一挙に解決かも。 叫び





ところで、もう1つのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』


今日はサーブの安定性の話し

無料の設定なので、気楽に覗いてみてほしい。 叫び

フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:06 | コメント(0)| トラックバック(0)