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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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広島からのたより

嬉しい便りが広島から届いた。

今年の春まで、1年以上に渡って
プライベートレッスンをしていた、富江知孝さん。

広島市選手権に優勝したとの報告だ。  祝


冨江知孝さん



最初私のレッスンを受けに来た時
社会人になって練習量が減ったとはいえ
その動きやパワーの凄さは
さすが東京の超一流大学体育会の出身者。

しかし、話を聞くと
フォアハンドに、からきし自信がないとのこと。
それとサーブの安定度。

その2つを安定させるべく
彼の仕事の折り合いがつく範囲で
ほぼ毎月曜日の夜
東戸塚校のコートが空く、9時頃から特訓開始。


例によって
フォアハンドはラケットの引き方が問題だった。
振り子型になるように指導し
即座にコートに入るようになった。
当然、すぐに納得。
そして、インパクトの上体の向きを
窮屈な向きからしっかり前向きに。
益々、ボールスピードも出てきた。

鬼のようなフォアハンドを相手に
私も、若返りを狙ってのラリーもした。

そして、どんどんショットに自信をつけ始めた。

サーブもスマッシュのスウィングスピードを上げ
そこから腕の使い方を覚えてもらう方向で練習した。

スマッシュが当然のように、バキッと炸裂
サーブも、膝からのテンポが上手くはまるようになっていった。

そろそろ、横浜でも成果を出すころだねと
2人で話していたこの春
突然、広島の某自動車会社に赴任する事になってしまった。

がっかりだったが、仕事ではしょうがない。

それでも、理屈から話して
お互い、納得ずくで練習していたのがよかったようで
彼も、自分以外を相手なら
充分に指導できるほどの理解と腕前。

そこまでの習熟度に達していたのだろう。

広島は地方都市とはいえ
テニスの先進地域の一つ
決して簡単に優勝できる場所ではない。
彼の努力に対し素直に敬意と喜びを表す。



ところで、彼とのレッスン
最後の頃はかなりスライスやボレーのレッスンもしたが
終始、一番の優先項目はフォアハンド。

元々、かなりの運動能力を持っていた彼でさえ
特に、フォアのテイクバックとインパクトの前向きを
あまり直さなくてよくなったのは
1年くらい経ってから。

元々が一所懸命やっていたテニス
そのくせのこびりつき方も半端じゃない。
ほとんど毎週
元に戻りかけたのを再度修正するという事の繰り返し
徐々に修正が少なくなっていった。

いかにフォアハンドが難しいか
いかにフォアハンドが間違って教えられているかが
私自身にも考えさせられた
富江さんとのレッスンだった。

もちろん、彼自身が私の事を信じて
迷い無くがんばってくれた事の成果でもある。

勝った、結果を出したという事は
あのフォアとサーブが本物になったという事。
本当に良かった。

私自身は彼とのレッスンが
そして、上手く打てたときの彼の反応が
楽しくてやっていただけなのだが
それでも、ちょっぴり満足感と誇らしい気持ちがする。 ナイス!


益々の活躍を祈る。


この次に帰ってきたら
東戸塚校へレッスンに来たいといっていたので
楽しみに待っている。

でも、もうレッスンじゃなくてもいいのかも。

一人のテニス仲間として迎えてあげたい。  スマイル

日記 | 投稿者 松原コーチ 22:52 | コメント(0)| トラックバック(0)
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