2011年11月30日
薄いグリップも面を後ろ向きに
『あがし』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
毎回、丁寧に質問にお答えいただき、ありがとうございます。
フォアが徐々に安定してきたかと思い、他の人にチェックしてもらいましたが、松原コーチの言われるような『ラケット面がはっきりと後ろを向いている』に、なっておらず、現状は、サイドラインと並行程度のようです。
私のグリップは、セミウェスタン程度(もう少し薄いかもしれません)ですが、もっとグリップを厚くしなければ、ラケット面は後ろを向かないのでしょうか?
冬の間、しっかり改造する覚悟でいます。ご教授よろしくお願いします。
投稿者 あがし 2011/11/28 23:47
私の答えです。
私はセミウェスタンですが
テイクバックで面が完全に後ろ向きです。
何のために後ろ向きかと言うと
インパクトで面を垂直にするために
何も腕を捻らないで打てばいいように引くためです。
インパクトのラケット面の垂直が
絶対的に必要なように
大きく引くとすれば
そこから、ほぼ180度ラケット面が動いた面の向き
つまり、後ろ向きてはならないのです。
腕を捻らないで
弧を描いて振り出していくときの面の変化量は
グリップによらず、絶対量はほぼ同じだからです。
ですから、薄めのグリップのフェデラーも
かなり厚いグリップの錦織も、同じように
面を後ろに向けてテイクバックするのです。
これはフェデラーの動画と連続写真。
私が後ろ向きと表現しているのは3コマ目
高く上げなければ、下向きかもしれません。
5コマ目が一番後ろでもいいわけです。
伊達さんだと、こんな向きのもう少し下でしょうか。
手首がこの程度、窮屈で苦労するか?
フォアハンドのエラーで苦労するか?
薄いグリップの人は選択するしかないと思います。
以下がそのコメントの全文です。
毎回、丁寧に質問にお答えいただき、ありがとうございます。
フォアが徐々に安定してきたかと思い、他の人にチェックしてもらいましたが、松原コーチの言われるような『ラケット面がはっきりと後ろを向いている』に、なっておらず、現状は、サイドラインと並行程度のようです。
私のグリップは、セミウェスタン程度(もう少し薄いかもしれません)ですが、もっとグリップを厚くしなければ、ラケット面は後ろを向かないのでしょうか?
冬の間、しっかり改造する覚悟でいます。ご教授よろしくお願いします。
投稿者 あがし 2011/11/28 23:47
私の答えです。
私はセミウェスタンですが
テイクバックで面が完全に後ろ向きです。
何のために後ろ向きかと言うと
インパクトで面を垂直にするために
何も腕を捻らないで打てばいいように引くためです。
インパクトのラケット面の垂直が
絶対的に必要なように
大きく引くとすれば
そこから、ほぼ180度ラケット面が動いた面の向き
つまり、後ろ向きてはならないのです。
腕を捻らないで
弧を描いて振り出していくときの面の変化量は
グリップによらず、絶対量はほぼ同じだからです。
ですから、薄めのグリップのフェデラーも
かなり厚いグリップの錦織も、同じように
面を後ろに向けてテイクバックするのです。
これはフェデラーの動画と連続写真。
私が後ろ向きと表現しているのは3コマ目
高く上げなければ、下向きかもしれません。
5コマ目が一番後ろでもいいわけです。
伊達さんだと、こんな向きのもう少し下でしょうか。
手首がこの程度、窮屈で苦労するか?
フォアハンドのエラーで苦労するか?
薄いグリップの人は選択するしかないと思います。
2011年11月29日
三浦半島の旅
昨日今日と、三浦半島を旅してきた。
私が役員をしている
神奈川県テニス事業協会の懇親をかねた研修旅行。
2つのクラブを訪問し、施設を見学
オーナーのこだわりの話を聞く。
夜は宿で、役員会の後
お酒も少しだけ? 入っての懇談会。
横須賀を通ったので
横須賀軍港めぐりのツアーにも参加。
最後は三崎港へ行き、トンビにであった、珍道中。
なかなか充実した2日間だった。
まず、一行が向かったのは、葉山テニスクラブ。
砂入り人口芝コート4面、ハードコート3面の高級クラブだ。
クラブハウス前のメインコートは
ゆっくりくつろぎながらプレーを見るように出来ている。
アメリカ風のつくりは
ロサンゼルスのテニスクラブを模して造られたのだそうだ。
うちの印西のクラブと違い
段差のあるロケーションを利用している。
ちょっとうらやましい。
オーナーのテニスクラブ論
「クラブというのは、会員もクラブ経営に責任を負う」
というお話には感じる物があった。
午後は、長沢の、リエゾンテニスガーデンへ。
非常に難しい立地を
高いレベルのレッスンと送迎等のアイデアで経営している
砂入り人工芝コート2面のテニススクールだ。
タヌキや、リスも出没するそうで
最後は動物談義になってしまった。
石川オーナーは、この365ネットのブログ
『三浦半島テニス日和』 でもおなじみの人。
ぜひ覗いてみてほしい。
実はこのリエゾンさんへおじゃまする前
横須賀市汐入で、『横須賀軍港めぐり』 に参加。
こんな船で米軍と自衛隊の艦船がいる軍港を
45分間でクルーズする。
クルーズ船の後に移っているのは
海上自衛隊の潜水艦。
船に乗り込む、浮き桟橋にはゴイサギが。
20倍ズームの方は大きかったので
今日は3倍ズームの旧型400万画素。
ちょっと後悔した。
さて、米軍の埠頭には先日入港した
米軍の原子力空母、ジョージワシントンも停泊している。
さすがにでかい
6500人が乗り組んでいるのだそうだ。
この左側には、原子力潜水艦もいたが
あまりの小ささによく映っていない。
実は、マニアの方たちは屋上のほう
直接見ることが出来るので、写真もきっときれい。
我々は寒いので、船室の中
ガラス越しに見ているので、ちょっと室内が写り込んでいる。
この後、リエゾンTGに向かい
その後は宿泊地、三浦海岸の『マホロバ・マインズ三浦』 へ
役員会での激論の後、夕食、そして懇談会へ
夕食のバイキングで少し食べ過ぎたのは秘密だ。
おすしもつまみ。
仕上げはマグロ茶漬け。
まじめで有意義な夜はかくして、静かに過ぎて行ったのだ。
後半、三崎港と城ヶ島の出来事はまたいずれ。
私が役員をしている
神奈川県テニス事業協会の懇親をかねた研修旅行。
2つのクラブを訪問し、施設を見学
オーナーのこだわりの話を聞く。
夜は宿で、役員会の後
お酒も少しだけ? 入っての懇談会。
横須賀を通ったので
横須賀軍港めぐりのツアーにも参加。
最後は三崎港へ行き、トンビにであった、珍道中。
なかなか充実した2日間だった。
まず、一行が向かったのは、葉山テニスクラブ。
砂入り人口芝コート4面、ハードコート3面の高級クラブだ。
クラブハウス前のメインコートは
ゆっくりくつろぎながらプレーを見るように出来ている。
アメリカ風のつくりは
ロサンゼルスのテニスクラブを模して造られたのだそうだ。
うちの印西のクラブと違い
段差のあるロケーションを利用している。
ちょっとうらやましい。
オーナーのテニスクラブ論
「クラブというのは、会員もクラブ経営に責任を負う」
というお話には感じる物があった。
午後は、長沢の、リエゾンテニスガーデンへ。
非常に難しい立地を
高いレベルのレッスンと送迎等のアイデアで経営している
砂入り人工芝コート2面のテニススクールだ。
タヌキや、リスも出没するそうで
最後は動物談義になってしまった。
石川オーナーは、この365ネットのブログ
『三浦半島テニス日和』 でもおなじみの人。
ぜひ覗いてみてほしい。
実はこのリエゾンさんへおじゃまする前
横須賀市汐入で、『横須賀軍港めぐり』 に参加。
こんな船で米軍と自衛隊の艦船がいる軍港を
45分間でクルーズする。
クルーズ船の後に移っているのは
海上自衛隊の潜水艦。
船に乗り込む、浮き桟橋にはゴイサギが。
20倍ズームの方は大きかったので
今日は3倍ズームの旧型400万画素。
ちょっと後悔した。
さて、米軍の埠頭には先日入港した
米軍の原子力空母、ジョージワシントンも停泊している。
さすがにでかい
6500人が乗り組んでいるのだそうだ。
この左側には、原子力潜水艦もいたが
あまりの小ささによく映っていない。
実は、マニアの方たちは屋上のほう
直接見ることが出来るので、写真もきっときれい。
我々は寒いので、船室の中
ガラス越しに見ているので、ちょっと室内が写り込んでいる。
この後、リエゾンTGに向かい
その後は宿泊地、三浦海岸の『マホロバ・マインズ三浦』 へ
役員会での激論の後、夕食、そして懇談会へ
夕食のバイキングで少し食べ過ぎたのは秘密だ。
おすしもつまみ。
仕上げはマグロ茶漬け。
まじめで有意義な夜はかくして、静かに過ぎて行ったのだ。
後半、三崎港と城ヶ島の出来事はまたいずれ。
2011年11月27日
印西イベント日
今日は松原テニスクラブ印西のイベント日。
早朝から車で印西へ、休日のディズニー渋滞恐るべし。
久しぶりに都心に入るため、辰巳のパーキングに入った。
スカイツリーがそれなりのカッコになっている。
今日のイベントは
クラブチャンピオン戦とレベル別のダブルス戦。
クラブ会員とスクール生が、ごちゃ混ぜで戦うのがうちのスタイル。
合間には、スクールらしく45分間のレッスンもあり
これは寺内コーチのSレベル対象
スマッシュのレッスン。
私も今日は4レッスンやって
フォアハンドを目覚めさせた人
自分のサーブを絶賛する人など、たくさんの成果をあげた。
もちろん、イベントとなればこの焼きそば屋の親父
金田コーチのランチブース。
焼きそばに豚汁、お汁粉におにぎりという定番メニュー。
そういえば食べるので忙しくて、写真忘れた。
さてテニス技術の話。
『iwasi head』 さんから質問をいただいていた。
以下がそのコメントの全文。
松原コーチ、こんばんは!
昨日は私の溜めにたいしての疑問とり上げていただき、有難うございました。
さて、溜めを取り上げていただいたところで、兼ねてからのもう一つの疑問が出てまいりました。
それは空間認知能力(の一環)とでもいうものです。
上級の方は、溜めておいて、相手の動きと逆の方向にボレーを、あるいはストロークを打たれます。
これは一体、いつ相手を見ているのでしょうか。
初級の頃は、直前までボールをよく見て、打つことを教えられます。ところが、相手の動きをよく見てとは教えられません。
相手前衛のポーチなら、位置的にも近いので、何となく動きを感じることは出来るような気もするのですが・・・。またもや漠然とした疑問ですが、よろしくお願いします。
投稿者 iwasi head 2011/11/23 02:33
ということで、私の答えなのだが。
これは今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
の、ネタにさせてもらった。
ぜひ、そちらを覗いてほしい。
早朝から車で印西へ、休日のディズニー渋滞恐るべし。
久しぶりに都心に入るため、辰巳のパーキングに入った。
スカイツリーがそれなりのカッコになっている。
今日のイベントは
クラブチャンピオン戦とレベル別のダブルス戦。
クラブ会員とスクール生が、ごちゃ混ぜで戦うのがうちのスタイル。
合間には、スクールらしく45分間のレッスンもあり
これは寺内コーチのSレベル対象
スマッシュのレッスン。
私も今日は4レッスンやって
フォアハンドを目覚めさせた人
自分のサーブを絶賛する人など、たくさんの成果をあげた。
もちろん、イベントとなればこの焼きそば屋の親父
金田コーチのランチブース。
焼きそばに豚汁、お汁粉におにぎりという定番メニュー。
そういえば食べるので忙しくて、写真忘れた。
さてテニス技術の話。
『iwasi head』 さんから質問をいただいていた。
以下がそのコメントの全文。
松原コーチ、こんばんは!
昨日は私の溜めにたいしての疑問とり上げていただき、有難うございました。
さて、溜めを取り上げていただいたところで、兼ねてからのもう一つの疑問が出てまいりました。
それは空間認知能力(の一環)とでもいうものです。
上級の方は、溜めておいて、相手の動きと逆の方向にボレーを、あるいはストロークを打たれます。
これは一体、いつ相手を見ているのでしょうか。
初級の頃は、直前までボールをよく見て、打つことを教えられます。ところが、相手の動きをよく見てとは教えられません。
相手前衛のポーチなら、位置的にも近いので、何となく動きを感じることは出来るような気もするのですが・・・。またもや漠然とした疑問ですが、よろしくお願いします。
投稿者 iwasi head 2011/11/23 02:33
ということで、私の答えなのだが。
これは今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
の、ネタにさせてもらった。
ぜひ、そちらを覗いてほしい。
2011年11月26日
まだフォアの引きが甘い
今日は休日
久しぶりに時間が取れたので
日本の男子選手のビデオをチェックしてみた。
フォアハンドに振られてぎりぎりになると
ボールをふかしてアウトする選手が多い。
ネットでなく、アウトなのだ。
一般の皆さんと同じなので
厳しい状態になると押さえ込めずにアウトなんだ
と、思う人が多いかもしれない。
だけど、面をちゃんと作って打てば
押さえ込む必要はないのだ。
スローになったところで観察してみると
やはりラケット面が、完全には後ろを向いていない。
つまり、押さえ込まなければならないようだ。
ラケット面を被せながらインパクトを迎える。
フェデラーとジョコビッチの打ち合いでは
こんなことはない。
日本の男子選手といったが、彼は別。
ラケット面がはっきりと後ろを向いている。
先日、ジャパンオープンを見に行った時
錦織ではない別の選手を見て
なんか、怖いなあと思ったことを思い出した。
日本人選手のときは、入ってくれと、願ってしまうのだ。
外国選手の時は、どうせ入るだろうと
思いながら見ている。
最初は、自国の選手が打つのだから
心配が募るのかと思ったが
彼らの本当に自分のフォアを信じきっていない心が
雰囲気として、私に伝わってきたのかもしれない。
それはこの、後ろを向いたラケット面なのだ。
だから、錦織圭は世界的な選手なのだ。
彼が打つときは、彼も私も、心配していない。
だから
今日のもう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 はこれ
『フォアの面を後ろに向ける引き方』
何度もお話ししていることだし
たくさんの人に見てほしいこともあるので
今日は無料の設定。
ぜひそちらも覗いてみてほしい。
久しぶりに時間が取れたので
日本の男子選手のビデオをチェックしてみた。
フォアハンドに振られてぎりぎりになると
ボールをふかしてアウトする選手が多い。
ネットでなく、アウトなのだ。
一般の皆さんと同じなので
厳しい状態になると押さえ込めずにアウトなんだ
と、思う人が多いかもしれない。
だけど、面をちゃんと作って打てば
押さえ込む必要はないのだ。
スローになったところで観察してみると
やはりラケット面が、完全には後ろを向いていない。
つまり、押さえ込まなければならないようだ。
ラケット面を被せながらインパクトを迎える。
フェデラーとジョコビッチの打ち合いでは
こんなことはない。
日本の男子選手といったが、彼は別。
ラケット面がはっきりと後ろを向いている。
先日、ジャパンオープンを見に行った時
錦織ではない別の選手を見て
なんか、怖いなあと思ったことを思い出した。
日本人選手のときは、入ってくれと、願ってしまうのだ。
外国選手の時は、どうせ入るだろうと
思いながら見ている。
最初は、自国の選手が打つのだから
心配が募るのかと思ったが
彼らの本当に自分のフォアを信じきっていない心が
雰囲気として、私に伝わってきたのかもしれない。
それはこの、後ろを向いたラケット面なのだ。
だから、錦織圭は世界的な選手なのだ。
彼が打つときは、彼も私も、心配していない。
だから
今日のもう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 はこれ
『フォアの面を後ろに向ける引き方』
何度もお話ししていることだし
たくさんの人に見てほしいこともあるので
今日は無料の設定。
ぜひそちらも覗いてみてほしい。
2011年11月25日
横浜ガーデン最終日
今日は11月最後の金曜日。
横浜ガーデンテニスクラブでの
女性会員さん対象のレッスン
最終回だったのだ。
1時間目のクラスでは
みなさんのボレー、スマッシュを
だいぶ上手くすることができたし
動きもだいぶよくなってきた。
最初のころはボレーを動きながら打ってみせ
とんでもないことをすると顔に書いてあったことを思い出す。
今日の練習、最後はサービス。
上腕と顔の間を離して、右側の打点で打てば
肩の負担が減り、30年は腕の持ちが違う
との主張を久しぶりに展開。
30年後に、クソジジイ、イジワルババアといわれても
生き残り、再会しましょうとの誓いで終了した。
まだまだ、同じテニスの世界にいればいつでもあえますので
テニス続けてくださいね。
2時間目はお姉さまたちのクラス。
最初は、「ネットまでサーブが飛ばないの」
と言っていたNさんをだまして
ラケットを柔らかく使わせ
サーブを入るようにしたのが懐かしい。
松原だって、力め、リキメ、だけではないのだ。
それと、最近ではWさんのフルウェスタンでのローボレー
それは見事に面が決まっている。
この面のこと、といえば、このクラス
日本1、背面打ちをマスターした人が多いクラスだと思う。
全員OKなのだ。
コーディネーションの重要性、ジュニアだけではないのだ。
棒の長さを利用して振ること
面の向きを感じること。
これが出来ると、ミラクルが起こるのだ。
そうそう、12月からは下川井テニスクラブで
みなさんの入れるクラスを始める。
担当は、私、松原コーチ。
火曜、金曜の午後1時30分から3時まで。
30年待てない方はぜひ
下川井まで足をのばしてください。
さて、もうひとつのブログ、松原雄二のテニス技術解説では
『レアコイル』 さんからいただいた質問
「フォアハンドで腕を捻らないで振り出すには?」 への答え。
私のフォアハンドの話のもっともベーシックな話。
当たり前のことしか書いていないのだが
これがわからないと話が始まらないほどの基本。
私の動画からの切り取り写真も使って
わかりやすくしたつもり。
私のブログを読み慣れているツウのみなさんも
復習だと思って読んでほしい。
横浜ガーデンテニスクラブでの
女性会員さん対象のレッスン
最終回だったのだ。
1時間目のクラスでは
みなさんのボレー、スマッシュを
だいぶ上手くすることができたし
動きもだいぶよくなってきた。
最初のころはボレーを動きながら打ってみせ
とんでもないことをすると顔に書いてあったことを思い出す。
今日の練習、最後はサービス。
上腕と顔の間を離して、右側の打点で打てば
肩の負担が減り、30年は腕の持ちが違う
との主張を久しぶりに展開。
30年後に、クソジジイ、イジワルババアといわれても
生き残り、再会しましょうとの誓いで終了した。
まだまだ、同じテニスの世界にいればいつでもあえますので
テニス続けてくださいね。
2時間目はお姉さまたちのクラス。
最初は、「ネットまでサーブが飛ばないの」
と言っていたNさんをだまして
ラケットを柔らかく使わせ
サーブを入るようにしたのが懐かしい。
松原だって、力め、リキメ、だけではないのだ。
それと、最近ではWさんのフルウェスタンでのローボレー
それは見事に面が決まっている。
この面のこと、といえば、このクラス
日本1、背面打ちをマスターした人が多いクラスだと思う。
全員OKなのだ。
コーディネーションの重要性、ジュニアだけではないのだ。
棒の長さを利用して振ること
面の向きを感じること。
これが出来ると、ミラクルが起こるのだ。
そうそう、12月からは下川井テニスクラブで
みなさんの入れるクラスを始める。
担当は、私、松原コーチ。
火曜、金曜の午後1時30分から3時まで。
30年待てない方はぜひ
下川井まで足をのばしてください。
さて、もうひとつのブログ、松原雄二のテニス技術解説では
『レアコイル』 さんからいただいた質問
「フォアハンドで腕を捻らないで振り出すには?」 への答え。
私のフォアハンドの話のもっともベーシックな話。
当たり前のことしか書いていないのだが
これがわからないと話が始まらないほどの基本。
私の動画からの切り取り写真も使って
わかりやすくしたつもり。
私のブログを読み慣れているツウのみなさんも
復習だと思って読んでほしい。
2011年11月24日
ボレーの動きと間
昨日は勤労感謝の日
祝日とあって、郊外に出る道路はかなり混雑していた。
印西のクラブへ行くのに
途中、守谷に住む母のところへ寄ったため。
朝、横浜を出て首都高を東京へ
神奈川県から東京都、常磐道で一時、埼玉県を通り
千葉県を抜け、利根川を渡って茨城県の守谷インター着
そして印西のクラブのある千葉県へ。
帰りは、千葉県から東京都、神奈川県と
延べ8県、関東首都圏めぐりの旅。
運転を充分に堪能した。
さて、印西のクラブでは
次の千葉県代表を目指す女性たちが練習しているのに遭遇
ちょっと、ボレーで苦戦中。
なので、おせっかい。
スライスが安定してかからないので
つなぎのボレーをアウトしたり
決め球ミスしたりしている。
まずはスライス感覚、スライスのミニラリー。
もちろん、どうゆうフォームで打つのかということも大事なのだが
どうポジション取りをし
どんなタイミングで打つのかということが
実戦での重要事項になる。
実戦では、相手が打ってからでないと
次に打つのはローボレーなのか、ハイボレーなのか?
フォアかバックかさえ決まっていない。
それをとっさに判断し
間に合うようにし
しかも適切で有効なショットを打てなくては
試合に勝てるようにはならないのだ。
私のアドバイスが効いて
少しずつ、ボレーヤーの雰囲気が出てきた。
この辺の選択や、準備動作を上手くこなせる人
そして見事な位置取りと
一見、ボールのほうから合わせてくれているように見えるタイミング
見ていて安心感のある人
こうゆう人が、試合に勝てる人なのだ。
このアドバイスの細かい内容と説明は
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 で
本日の特集にした。
御用とお急ぎの無い方はぜひそちらも見てもらいたい。
さて、夜になった雨の高速道路を横浜へ帰ると
神奈川県は晴れ。
東戸塚のコートでは若者たちが練習している。
ちょうどボレーをしていたので
先ほどの間の取り方をこちらでも説明。
それまで散らばっていたドロップボレーが
立て続けに、的にしていた、かごに入るようになった。
もう少し上達し
テニスの王子様、青春学園中学のテニス部のように
スマッシュ練習はすべてかごの中に、となれば
玉拾いが必要なくなるのだが
まだまだ、その域には達しそうに無い。
その後、両手バックのダウンザラインを教えてほしいとの要望で
ボレーと同じように
構えのタイミング、打ち出すまでの間の取り方
について説明し
一気にコントロールを増すことに成功した。
この両手バックの話はいつか、日を改めて説明しよう。
祝日とあって、郊外に出る道路はかなり混雑していた。
印西のクラブへ行くのに
途中、守谷に住む母のところへ寄ったため。
朝、横浜を出て首都高を東京へ
神奈川県から東京都、常磐道で一時、埼玉県を通り
千葉県を抜け、利根川を渡って茨城県の守谷インター着
そして印西のクラブのある千葉県へ。
帰りは、千葉県から東京都、神奈川県と
延べ8県、関東首都圏めぐりの旅。
運転を充分に堪能した。
さて、印西のクラブでは
次の千葉県代表を目指す女性たちが練習しているのに遭遇
ちょっと、ボレーで苦戦中。
なので、おせっかい。
スライスが安定してかからないので
つなぎのボレーをアウトしたり
決め球ミスしたりしている。
まずはスライス感覚、スライスのミニラリー。
もちろん、どうゆうフォームで打つのかということも大事なのだが
どうポジション取りをし
どんなタイミングで打つのかということが
実戦での重要事項になる。
実戦では、相手が打ってからでないと
次に打つのはローボレーなのか、ハイボレーなのか?
フォアかバックかさえ決まっていない。
それをとっさに判断し
間に合うようにし
しかも適切で有効なショットを打てなくては
試合に勝てるようにはならないのだ。
私のアドバイスが効いて
少しずつ、ボレーヤーの雰囲気が出てきた。
この辺の選択や、準備動作を上手くこなせる人
そして見事な位置取りと
一見、ボールのほうから合わせてくれているように見えるタイミング
見ていて安心感のある人
こうゆう人が、試合に勝てる人なのだ。
このアドバイスの細かい内容と説明は
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 で
本日の特集にした。
御用とお急ぎの無い方はぜひそちらも見てもらいたい。
さて、夜になった雨の高速道路を横浜へ帰ると
神奈川県は晴れ。
東戸塚のコートでは若者たちが練習している。
ちょうどボレーをしていたので
先ほどの間の取り方をこちらでも説明。
それまで散らばっていたドロップボレーが
立て続けに、的にしていた、かごに入るようになった。
もう少し上達し
テニスの王子様、青春学園中学のテニス部のように
スマッシュ練習はすべてかごの中に、となれば
玉拾いが必要なくなるのだが
まだまだ、その域には達しそうに無い。
その後、両手バックのダウンザラインを教えてほしいとの要望で
ボレーと同じように
構えのタイミング、打ち出すまでの間の取り方
について説明し
一気にコントロールを増すことに成功した。
この両手バックの話はいつか、日を改めて説明しよう。
2011年11月22日
芝生にミカンにタメも
先日紹介した、東戸塚校の斜面、『ぴたっと貼るだけ、西洋芝』
大雨で流されることもなく無事に残っている。
一番上がすでに出来上がった高麗芝を貼り付けた部分。
一番下が、種をまいたのが自分で芽を出した西洋芝。
真ん中のシートが今回の、貼るだけ、西洋芝。
見事に3色。
こんなふうに、すでに種から生えていたところは
切って張っているのだ。
もちろん網目のほうが上。
このまま、きれいに育ってくれるといいのだが。
さて、裏の斜面からの帰り、みかんの木へ。
黄色く色づいたのもかなり出てきたので、収穫。
今年はいつもの年より見栄えがいい。
平日会員のみなさんと食べてみたが味もまずまず。
さて、テニスの話。
(最近はテニス業より農業のほうが多いか ・・・ )
『iwasi head』 さんから質問をいただいた。
以下がそのコメントの全文。
松原コーチ、こんばんは!
今日は前からの疑問をお聞きしたく思います。それはタメです。
ストロークでも、ボレーでも、タメが大事だとはよく言われることでし、会話の中でも「あんだけ、タメられちゃうとな~、どっち打つか分かんなかったよ。」なんて言葉が飛び出します。
実際、少しでもタメをつくって打つと結果はいいようです。そこで、タメってなんなんでしょうか?
また、やっぱりタメた方がいいんでしょうね。また漠然とした質問ですが、ご解説よろしくお願いします。
投稿者 iwasi head 2011/11/21 20:02
私のお話。
タメと言うのは間のことだろうか?
いや、間というのは時間の印象が強いが
タメというと、それ以外の力の話が出てきそう。
若いコーチたちと話しているうちに
実際にボールを打つのに、かなり役立ちそうな印象を得た
かなりまとまった話にもなりそう。
タメをうまく使えば
スピードも出せるし、コースも読まれない。
引き付ける、ということも含めて
しっかりまとめておきたい。
ということで、詳しい説明は
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
でやることにする。
ぜひそちらも覗いてみてほしい。
大雨で流されることもなく無事に残っている。
一番上がすでに出来上がった高麗芝を貼り付けた部分。
一番下が、種をまいたのが自分で芽を出した西洋芝。
真ん中のシートが今回の、貼るだけ、西洋芝。
見事に3色。
こんなふうに、すでに種から生えていたところは
切って張っているのだ。
もちろん網目のほうが上。
このまま、きれいに育ってくれるといいのだが。
さて、裏の斜面からの帰り、みかんの木へ。
黄色く色づいたのもかなり出てきたので、収穫。
今年はいつもの年より見栄えがいい。
平日会員のみなさんと食べてみたが味もまずまず。
さて、テニスの話。
(最近はテニス業より農業のほうが多いか ・・・ )
『iwasi head』 さんから質問をいただいた。
以下がそのコメントの全文。
松原コーチ、こんばんは!
今日は前からの疑問をお聞きしたく思います。それはタメです。
ストロークでも、ボレーでも、タメが大事だとはよく言われることでし、会話の中でも「あんだけ、タメられちゃうとな~、どっち打つか分かんなかったよ。」なんて言葉が飛び出します。
実際、少しでもタメをつくって打つと結果はいいようです。そこで、タメってなんなんでしょうか?
また、やっぱりタメた方がいいんでしょうね。また漠然とした質問ですが、ご解説よろしくお願いします。
投稿者 iwasi head 2011/11/21 20:02
私のお話。
タメと言うのは間のことだろうか?
いや、間というのは時間の印象が強いが
タメというと、それ以外の力の話が出てきそう。
若いコーチたちと話しているうちに
実際にボールを打つのに、かなり役立ちそうな印象を得た
かなりまとまった話にもなりそう。
タメをうまく使えば
スピードも出せるし、コースも読まれない。
引き付ける、ということも含めて
しっかりまとめておきたい。
ということで、詳しい説明は
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
でやることにする。
ぜひそちらも覗いてみてほしい。
2011年11月21日
細いグリップは
『聖闘士』 さんからグリップについて、質問をいただきました。
手の小さい人は指が回らないのだから
もっと細いグリップがあってもいいのではないか?
というお話です。
かなり長いコメントでしたので
ここにコピーするのはやめました。
読みたい方はここをクリックしてください。
私の答えです。
確かに、今以上に太さのバリエーションがあるといいですね。
手の小さな女性にはジュニア用のような
グリップサイズ、ゼロの太さがあってもいいと思います。
それと
グリップ4、というのももっとあっていいと思います。
うちの東戸塚校、馬込コーチや田村コーチは
かわいそうに選択肢がほとんどないのです。
アマチュアの場合には
相手もそれなりなので、どんなサイズでもありです。
自分が心地よければいいのです。
ところで、『聖闘士』さんのグリップで、指の当たり具合を聞くと
たぶん薄めのグリップなんでしょうね。
グリップをウェスタンにすれば
手のひらが後から支える形になり、力が入りやすくなると思います。
まあ、そんなこともあって現代のテニスでは
厚めのグリップが普通なんだと思います。
さて、プロや、競技志向の人は相手もすごいボールを打ってくるので
それを支えるグリップの太さが必要です。
特にサービスリターンをするとよくわかります。
実際に、自分と同格以上のショットを受けると
ミリ単位で言うと (外から見るとわかりませんが)
センターをはずすのが当たり前です。
常に、ラケット面をねじられるストレスを受けています。
だから、日本のプロはけっこう太目のグリップを使っており
手の大きな欧米人プロが細めだったりするのです。
女子プロのラケットが男子より重かったりするのも
同じ理由です。
細いほうが使いやすいのは間違いありませんが
ボールの重量が決まって
しかもパワフルな相手がいる以上
最低限の太さも決まってくるのでしょうね。
だから私は極端に細すぎるラケット、ちょっと懐疑的です。
もし、一般プレーヤー用に、もっと細いのが売れるのであれば
メーカーも売り出すのではないでしょうか。
最初に、グリップ、マイナス1 (4-1/8)
というのを出したメーカーは大ヒットするかもしれません。
(このくらいまでは有りかもしれませんね)
このブログ、この議論を聞いて
最初に飛びつくメーカーは
軽量ラケットでシェアーを増やした、W社でしょうか?
それともデカラケを開発した、P社?
もし出ないとすれば、需要か度胸がないのでしょうね。
手の小さい人は指が回らないのだから
もっと細いグリップがあってもいいのではないか?
というお話です。
かなり長いコメントでしたので
ここにコピーするのはやめました。
読みたい方はここをクリックしてください。
私の答えです。
確かに、今以上に太さのバリエーションがあるといいですね。
手の小さな女性にはジュニア用のような
グリップサイズ、ゼロの太さがあってもいいと思います。
それと
グリップ4、というのももっとあっていいと思います。
うちの東戸塚校、馬込コーチや田村コーチは
かわいそうに選択肢がほとんどないのです。
アマチュアの場合には
相手もそれなりなので、どんなサイズでもありです。
自分が心地よければいいのです。
ところで、『聖闘士』さんのグリップで、指の当たり具合を聞くと
たぶん薄めのグリップなんでしょうね。
グリップをウェスタンにすれば
手のひらが後から支える形になり、力が入りやすくなると思います。
まあ、そんなこともあって現代のテニスでは
厚めのグリップが普通なんだと思います。
さて、プロや、競技志向の人は相手もすごいボールを打ってくるので
それを支えるグリップの太さが必要です。
特にサービスリターンをするとよくわかります。
実際に、自分と同格以上のショットを受けると
ミリ単位で言うと (外から見るとわかりませんが)
センターをはずすのが当たり前です。
常に、ラケット面をねじられるストレスを受けています。
だから、日本のプロはけっこう太目のグリップを使っており
手の大きな欧米人プロが細めだったりするのです。
女子プロのラケットが男子より重かったりするのも
同じ理由です。
細いほうが使いやすいのは間違いありませんが
ボールの重量が決まって
しかもパワフルな相手がいる以上
最低限の太さも決まってくるのでしょうね。
だから私は極端に細すぎるラケット、ちょっと懐疑的です。
もし、一般プレーヤー用に、もっと細いのが売れるのであれば
メーカーも売り出すのではないでしょうか。
最初に、グリップ、マイナス1 (4-1/8)
というのを出したメーカーは大ヒットするかもしれません。
(このくらいまでは有りかもしれませんね)
このブログ、この議論を聞いて
最初に飛びつくメーカーは
軽量ラケットでシェアーを増やした、W社でしょうか?
それともデカラケを開発した、P社?
もし出ないとすれば、需要か度胸がないのでしょうね。
2011年11月20日
たねまきじいさん
東戸塚松原テニススクールのコートの外
南側と西側は下の道路に向かって
下り坂の急斜面になっている。
先日のコート改修の折
そちらも補強工事をし
いちばんの急斜面にはコンクリート板の土留めをした。
全体としては土の斜面なので
その土を保全するため、芝の種をまいた。
芝の種が付いてくれない斜面があって困ったが
こんな優れものをネットで見つけた。
『ぴたっと貼るだけ、西洋芝』
ジュートの網に綿が付いていて
その綿に芝の種が絡みついている。
これならどんな斜面でも張るだけ。
1m×1mの大きさで1000円くらい。
それを100円ショップで買った
焼き鳥用の竹串で固定する。
さあやるぞと思ったら
どちらが表かが分からない。
(茶色い3mmくらいの粒が西洋芝の種)
施工の説明書にも書いてない。
ネットで調べても分からない。
説明書の施工写真はどちらとも取れる色合い。
ネットで見た関西の会社に電話。
電話に出たお姉さんに、商品名を言うと
すぐに教えてくれた。
茶色いジュートの網のほうが表。
専門化にはあたりまえ過ぎて、わざわざ書かないのだろうが
使う方は素人
しかも素人でも大丈夫と謳っている商品。
表裏だけでいいから、説明書には書いておいてほしい。
さて、早速斜面に貼り付けたが
暗くなってきて、写真撮影不能。
いつか美しい芝が出来たら、あらためて報告しよう。
南側と西側は下の道路に向かって
下り坂の急斜面になっている。
先日のコート改修の折
そちらも補強工事をし
いちばんの急斜面にはコンクリート板の土留めをした。
全体としては土の斜面なので
その土を保全するため、芝の種をまいた。
芝の種が付いてくれない斜面があって困ったが
こんな優れものをネットで見つけた。
『ぴたっと貼るだけ、西洋芝』
ジュートの網に綿が付いていて
その綿に芝の種が絡みついている。
これならどんな斜面でも張るだけ。
1m×1mの大きさで1000円くらい。
それを100円ショップで買った
焼き鳥用の竹串で固定する。
さあやるぞと思ったら
どちらが表かが分からない。
(茶色い3mmくらいの粒が西洋芝の種)
施工の説明書にも書いてない。
ネットで調べても分からない。
説明書の施工写真はどちらとも取れる色合い。
ネットで見た関西の会社に電話。
電話に出たお姉さんに、商品名を言うと
すぐに教えてくれた。
茶色いジュートの網のほうが表。
専門化にはあたりまえ過ぎて、わざわざ書かないのだろうが
使う方は素人
しかも素人でも大丈夫と謳っている商品。
表裏だけでいいから、説明書には書いておいてほしい。
さて、早速斜面に貼り付けたが
暗くなってきて、写真撮影不能。
いつか美しい芝が出来たら、あらためて報告しよう。
2011年11月19日
スピンはスウィングでかける
『うそほんと』 さんから質問をいただいた。
以下がそのコメントの全文。
いつもお世話になっております。
スイングの方向で回転をかけるという意識が必要なショットは何でしょうか?
一言で終わってしまいそうな質問ですがよろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/11/19 12:05
私の答えです。
回転をかけるのは通常は
斜めにボールを当てるラケット面とスウィングです。
ですからほとんどの回転をかけるショットは
スウィングの方向で回転をかけると言っていいのではないでしょうか。
ボールは1000分の5秒くらいで
ラケット面を離れます。
その間に、何らかの細工を施すことはムリ。
だから、ほとんどすべてのショットに
スイングの方向で回転をかけるという意識が必要です。
こんな面を保ったまま
こんな風に
面はインパクトのところではほとんど変えない
この後、急激にかぶさっていくのです。
スウィングでかけない数少ない例は
スマッシュ
これは普通、回転をかけませんから。
ブロックボレー
あんまりスウィングせずに当てるだけなので。
(でも小さなスウィングはありますよ)
そして、ハーフボレーです。
これはボールが自然に斜めに当たります
それで、アンダースピンが勝手にかかります。
スウィングでかける意識は必要ないでしょう。
ところで、ハーフボレーというのは
古来、もっとも軽視されていたショットで
名人は上手く打つが
未熟者は触っちゃイカンというふうに言われたショット。
(使わなければいつまでたっても名人になれないはずだが)
実は理屈で考えると、ハーフボレーはもっとも易しいショット。
ダブルスに強い人は平気で使う。
今日はこの理屈と実戦のノウハウを
もうひとつのブログ、松原雄二のテニス技術解説で取り上げる。
ダブルスに強い人になりたい人はぜひ読んでください。
以下がそのコメントの全文。
いつもお世話になっております。
スイングの方向で回転をかけるという意識が必要なショットは何でしょうか?
一言で終わってしまいそうな質問ですがよろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/11/19 12:05
私の答えです。
回転をかけるのは通常は
斜めにボールを当てるラケット面とスウィングです。
ですからほとんどの回転をかけるショットは
スウィングの方向で回転をかけると言っていいのではないでしょうか。
ボールは1000分の5秒くらいで
ラケット面を離れます。
その間に、何らかの細工を施すことはムリ。
だから、ほとんどすべてのショットに
スイングの方向で回転をかけるという意識が必要です。
こんな面を保ったまま
こんな風に
面はインパクトのところではほとんど変えない
この後、急激にかぶさっていくのです。
スウィングでかけない数少ない例は
スマッシュ
これは普通、回転をかけませんから。
ブロックボレー
あんまりスウィングせずに当てるだけなので。
(でも小さなスウィングはありますよ)
そして、ハーフボレーです。
これはボールが自然に斜めに当たります
それで、アンダースピンが勝手にかかります。
スウィングでかける意識は必要ないでしょう。
ところで、ハーフボレーというのは
古来、もっとも軽視されていたショットで
名人は上手く打つが
未熟者は触っちゃイカンというふうに言われたショット。
(使わなければいつまでたっても名人になれないはずだが)
実は理屈で考えると、ハーフボレーはもっとも易しいショット。
ダブルスに強い人は平気で使う。
今日はこの理屈と実戦のノウハウを
もうひとつのブログ、松原雄二のテニス技術解説で取り上げる。
ダブルスに強い人になりたい人はぜひ読んでください。
2011年11月18日
ボレースウィングの止め加減
『いわし頭』 さんから質問をいただいた。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは!
今日、解説いただいた「ボレーは打点でスウィングを止める」ですが、私は長いこと勘違いをしていたのでしょうか?
松原コーチのDVDもみて、肩を支点に振ってられるので、結構、フォロースルーも大事なんだなと思っていました。
打点でスウィングを止めるのはブロックボレーとか、強く叩く時のボレーなのかなと。
補足いただけると有難いのですが。よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/11/14 12:16
私の答えです。
ボレーにも色々なバリエーションがあります。
ドライブボレーは別ですが
スライスボレーはすべて止めるのです。
正確には、スライスボレーではなく
スライスのショット全般がそうです。
ラケットが腕と一体で動いていくためには
自然にそうなると思います。
手にブレーキがかかっていくために
ラケットヘッドが遅れないですむのです。
そしてスウィングスピードとブレーキの加減で
フォロースルーが大きくなったり小さくなったりするのです。
ですからフォロースルーは
打つショットにより
つまり止め方により、その大きさが決まってきます。
フォロースルーは結果であって
原因は、スウィングスピードとブレーキの加減です
フォロースルーをどうしようと思わないほうが
上手く打てるのではないでしょうか。
ここが、私のスライス理論をとく鍵なので
ちょっと、横道に入ります。
実は、私はストロークとの対比でものを言っており
そのストロークはトップスピンのフルスウィング。
ラケットヘッド走りまくりの理論です。
インパクト後に最大速度になるように加速
なんていっている人なんです。
ストロークが、薄めグリップでフラット
元々、ブレーキがかかるように打っていて
フォロースルーで運ぶように打っている。
その、古典的ストロークの先輩たちとは違う立場。
彼らなら、フォロースルーで運ぶように ・・・
という表現を使っても不思議ではないところなのです。
私はトップスピンのショットでは
フォロースルーという言葉は使いません。
さて、ボレーはこう振ります。
このスウィングの中で
打点、スウィングスピード、スウィングの大きさ、止め方。
これらの組み合わせで色々なボレーが打てます。
このショットによる使い分け
つまり、ボレーのコツですが
今日の、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 のテーマです。
ぜひそちらもご覧ください。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは!
今日、解説いただいた「ボレーは打点でスウィングを止める」ですが、私は長いこと勘違いをしていたのでしょうか?
松原コーチのDVDもみて、肩を支点に振ってられるので、結構、フォロースルーも大事なんだなと思っていました。
打点でスウィングを止めるのはブロックボレーとか、強く叩く時のボレーなのかなと。
補足いただけると有難いのですが。よろしくお願いいたします。
投稿者 いわし頭 2011/11/14 12:16
私の答えです。
ボレーにも色々なバリエーションがあります。
ドライブボレーは別ですが
スライスボレーはすべて止めるのです。
正確には、スライスボレーではなく
スライスのショット全般がそうです。
ラケットが腕と一体で動いていくためには
自然にそうなると思います。
手にブレーキがかかっていくために
ラケットヘッドが遅れないですむのです。
そしてスウィングスピードとブレーキの加減で
フォロースルーが大きくなったり小さくなったりするのです。
ですからフォロースルーは
打つショットにより
つまり止め方により、その大きさが決まってきます。
フォロースルーは結果であって
原因は、スウィングスピードとブレーキの加減です
フォロースルーをどうしようと思わないほうが
上手く打てるのではないでしょうか。
ここが、私のスライス理論をとく鍵なので
ちょっと、横道に入ります。
実は、私はストロークとの対比でものを言っており
そのストロークはトップスピンのフルスウィング。
ラケットヘッド走りまくりの理論です。
インパクト後に最大速度になるように加速
なんていっている人なんです。
ストロークが、薄めグリップでフラット
元々、ブレーキがかかるように打っていて
フォロースルーで運ぶように打っている。
その、古典的ストロークの先輩たちとは違う立場。
彼らなら、フォロースルーで運ぶように ・・・
という表現を使っても不思議ではないところなのです。
私はトップスピンのショットでは
フォロースルーという言葉は使いません。
さて、ボレーはこう振ります。
このスウィングの中で
打点、スウィングスピード、スウィングの大きさ、止め方。
これらの組み合わせで色々なボレーが打てます。
このショットによる使い分け
つまり、ボレーのコツですが
今日の、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 のテーマです。
ぜひそちらもご覧ください。
2011年11月16日
テニスプロデューサ試験や大門や
新着のコメントをチェックしたら
テニス歴約4年、40代の愛好家
フォアに大いなる悩みを抱えている週一プレーヤー
どう贔屓目にみても、初級者に毛が生えたていど、とおっしゃる
『悩める子羊』 さんから
恐れ多くて、コーチ研修会なるものに参加してもよいものかと考え中
自分のような未熟者の参加でもよろしいのでしょうか?
というコメントをいただきました。
もちろんOKです。
仕事も家庭もなげうって、ぜひお申し込みください。
こちらが要項で、申込書も付いてます。
同じような項目を記入していただければ
メールに直接、書き込んでいただければOKです。
お申し込み、お待ちしています。
さて、昨日今日と東京へ行ってきた。
久々のラッシュアワーの電車を満喫。
毎日、早起きして
東京に通うサラリーマンはホントえらいと思った。
場所はJR浜松町駅から、10分ほど
東京メルパルク
私の所属する、(社)日本テニス事業協会
テニスプロデューサー資格の講習と検定試験なのだ。
テニスプロデューサーはテニスクラブ、スクールの
経営者や支配人のための資格。
私も、シニアテニスプロデューサーという資格を持っているのだ。
財務やマーケティング、労務管理やイベント管理など
アカデミックなバリエーションの中で
松原さんの担当は、『テニス基礎知識』
昨日の講義、今日の試験、採点と
えらそうな顔をして、こなしてきたのだ。
テニスルールはもちろん、歴史からコート、大会の知識など
かなりの分量だ。
終わって、外へ出ると、東京タワー。
芝、増上寺の向こう、芝公園にそびえているのだ。
最近、新参者が出てきたためか
負けないよう、かなり入念な厚化粧をしたようだ。
毎週のように、京浜急行から都営浅草線を通り
北総線、千葉ニュータウン中央駅まで行くので
都営浅草線に大門という駅があるのは知っていたが
何が大門なのかは知らなかった。
100mくらい駅のほうに歩くと、その大門がある。
今日しみじみと門を見てみると、お寺の名前が書いてあった。
芝、増上寺の大門なのだ。
だからなんだって?
東京見物、東京見物、 ・・・ ぶらタモリみたいなもの。
さあ、帰りは空いてる、すわれるぞおっ ・・・
テニス歴約4年、40代の愛好家
フォアに大いなる悩みを抱えている週一プレーヤー
どう贔屓目にみても、初級者に毛が生えたていど、とおっしゃる
『悩める子羊』 さんから
恐れ多くて、コーチ研修会なるものに参加してもよいものかと考え中
自分のような未熟者の参加でもよろしいのでしょうか?
というコメントをいただきました。
もちろんOKです。
仕事も家庭もなげうって、ぜひお申し込みください。
こちらが要項で、申込書も付いてます。
同じような項目を記入していただければ
メールに直接、書き込んでいただければOKです。
お申し込み、お待ちしています。
さて、昨日今日と東京へ行ってきた。
久々のラッシュアワーの電車を満喫。
毎日、早起きして
東京に通うサラリーマンはホントえらいと思った。
場所はJR浜松町駅から、10分ほど
東京メルパルク
私の所属する、(社)日本テニス事業協会
テニスプロデューサー資格の講習と検定試験なのだ。
テニスプロデューサーはテニスクラブ、スクールの
経営者や支配人のための資格。
私も、シニアテニスプロデューサーという資格を持っているのだ。
財務やマーケティング、労務管理やイベント管理など
アカデミックなバリエーションの中で
松原さんの担当は、『テニス基礎知識』
昨日の講義、今日の試験、採点と
えらそうな顔をして、こなしてきたのだ。
テニスルールはもちろん、歴史からコート、大会の知識など
かなりの分量だ。
終わって、外へ出ると、東京タワー。
芝、増上寺の向こう、芝公園にそびえているのだ。
最近、新参者が出てきたためか
負けないよう、かなり入念な厚化粧をしたようだ。
毎週のように、京浜急行から都営浅草線を通り
北総線、千葉ニュータウン中央駅まで行くので
都営浅草線に大門という駅があるのは知っていたが
何が大門なのかは知らなかった。
100mくらい駅のほうに歩くと、その大門がある。
今日しみじみと門を見てみると、お寺の名前が書いてあった。
芝、増上寺の大門なのだ。
だからなんだって?
東京見物、東京見物、 ・・・ ぶらタモリみたいなもの。
さあ、帰りは空いてる、すわれるぞおっ ・・・
2011年11月15日
研修会やフォアハンドや
12月2日金曜日にメガロス神奈川で行われる、私の講習会。
2011神奈川県テニスコーチ研修会が近づいてきた。
実はまだ充分に空きがある。
不人気なんだろうか?
ぜひ参加してほしいので、今日はこの宣伝。
こんなきれいなインドアコートで出来るので
プロのコーチも、一般プレーヤーの方も安心してきてほしい。
インドアなので雨の心配はないし、寒くない。
これは3年前、メガロス柏で行われた、JPTAの研修会。
絵としてはこんな感じなのだろうか。
みなさんのテニスを直接教えたり、矯正したりして
確実に上手くして見せます。
そしてそれを見ながら、コーチの人たちには
矯正法や私のアドバイスの言い方なども覚えてもらいたいのです。
テニスのレベルによらずどなたでもOKです。
さて、テニスの話です。
『フランカー』 さんからフォアハンドの質問をいただいていた。
以下がそのコメントの全文。
こんにちは。いつも更新楽しみにしています。
フォアハンドについて解説お願いします。
私は以前からフォアハンドのバックスイングが大きすぎて時々指摘されるのですが、直すことが出来なくて困っています。
どれくらい大きいかというと、相手から背中ごしにラケットが見えるくらい。後ろで大きく回していて、パワーを無駄にしているのが分かります。
体を捻ったあとに手で引いてしまっているので、クロスに打つとき、巻き込んで打っていて窮屈な感じです。
また、顔がいつまでも打点に残っているのでさらに窮屈な感じが否めません。
何かいい解決策はありませんか?
投稿者 フランカー 2011/11/14 16:14
私の答えです。
小さく引くのを大きく直すのは難しい。
大きいなテイクバックを小さくするのは簡単では?
引きを途中で止めるか
意識して小さめのループにするか
それとも左手でグリップエンドを押さえておくか。
お話の様子では、問題の本質は
テイクバックの大きさではないような気がします。
私はフォアハンドがわりと得意なのですが
けっこうテイクバックは大きめで
当然のように、相手から背中越しにラケットが見えていると思います。
特に、それで困ってはいません。
今日はこのフォアハンドのテイクバック
大きくてもいいんじゃないの
本質はね ・・・ というお話を
ジョコビッチとソデルリンクに協力してもらい
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でやります。
お暇な方は、もちろん『フランカー』 さんも
ぜひそちらも見てください。
2011神奈川県テニスコーチ研修会が近づいてきた。
実はまだ充分に空きがある。
不人気なんだろうか?
ぜひ参加してほしいので、今日はこの宣伝。
こんなきれいなインドアコートで出来るので
プロのコーチも、一般プレーヤーの方も安心してきてほしい。
インドアなので雨の心配はないし、寒くない。
これは3年前、メガロス柏で行われた、JPTAの研修会。
絵としてはこんな感じなのだろうか。
みなさんのテニスを直接教えたり、矯正したりして
確実に上手くして見せます。
そしてそれを見ながら、コーチの人たちには
矯正法や私のアドバイスの言い方なども覚えてもらいたいのです。
テニスのレベルによらずどなたでもOKです。
さて、テニスの話です。
『フランカー』 さんからフォアハンドの質問をいただいていた。
以下がそのコメントの全文。
こんにちは。いつも更新楽しみにしています。
フォアハンドについて解説お願いします。
私は以前からフォアハンドのバックスイングが大きすぎて時々指摘されるのですが、直すことが出来なくて困っています。
どれくらい大きいかというと、相手から背中ごしにラケットが見えるくらい。後ろで大きく回していて、パワーを無駄にしているのが分かります。
体を捻ったあとに手で引いてしまっているので、クロスに打つとき、巻き込んで打っていて窮屈な感じです。
また、顔がいつまでも打点に残っているのでさらに窮屈な感じが否めません。
何かいい解決策はありませんか?
投稿者 フランカー 2011/11/14 16:14
私の答えです。
小さく引くのを大きく直すのは難しい。
大きいなテイクバックを小さくするのは簡単では?
引きを途中で止めるか
意識して小さめのループにするか
それとも左手でグリップエンドを押さえておくか。
お話の様子では、問題の本質は
テイクバックの大きさではないような気がします。
私はフォアハンドがわりと得意なのですが
けっこうテイクバックは大きめで
当然のように、相手から背中越しにラケットが見えていると思います。
特に、それで困ってはいません。
今日はこのフォアハンドのテイクバック
大きくてもいいんじゃないの
本質はね ・・・ というお話を
ジョコビッチとソデルリンクに協力してもらい
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でやります。
お暇な方は、もちろん『フランカー』 さんも
ぜひそちらも見てください。
2011年11月14日
ハンマーグリップ
『聖闘士』 さんからグリップについて質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
いつもこちらのブログにお世話になっております。早速ですが思うことがあります。一般的にはピストルグリップが推奨されていますが、実はピストルグリップで持っているプロってむしろ少ないんじゃないかと思うのです。
例えばピストルグリップの典型のように言われるフェデラーのフォアですが、手に対してグリップが凄く細いから人差し指が余っているだけで、小指あたりを見ると手とラケットに角度をつけるハンマー的な持ち方をしていませんか?(参考にfederer gripやnadal gripで画像検索していただければ)
私も試しに手より凄く細いジュニア用のラケットをハンマー的に握ってみたら人差し指を離すことができました。他の男子プロを何人かみてもみんな手が大きくて同じような感じに見えます。
松原コーチは好きなように握ればハンマーでもいいと書かれておりましたが、むしろハンマーが主流なんじゃないかと感じています。さてどうなんでしょうか?
投稿者 聖闘士 2011/11/12 21:36
私の答えです。
そのとおりでしょうね。
私自身が大昔からハンマーグリップです。
ピストルグリップという言葉があるのかどうか知りませんが
なんとなく意味はわかります。
人差し指と中指の間を空けるということでしょうね。
ラケットのグリップはまっすぐですから
それに近い形と考えれば
火縄式の短筒グリップでしょうか。
話をはずしてしまいましたが
ようは、そのままギュウッと握ればいいのではないでしょうか。
確かに最近は
わざわざ、指を離して長めにもっている人は少ないでしょうね。
ましてウェスタン系の人は
元々、使い方そのものがハンマーです。
昔ハンマーショットと呼ばれている人もいましたね。
ジム・クーリエです。
ギュウット持つのが普通になったので
というか、かなり昔から普通なので
どっかで、ピストルグリップが推奨されているとは知りませんでした。
グリップを長めに持つと、手首の角度
前腕とラケットのシャフトとが直線的になり
フォアハンドで振り出すときに
ラケットヘッドが遅れても面の上下方向の向きが
影響を受けにくくなります。
薄いグリップで
トップスピンぽく打つためには、便利な方法です。
逆に、ラケットヘッドを立てたいスライス系のショットや
サービスなどは打ちにくくなります。
だからボレーはこうですよね。
そしてフォアは
ハンマーといっても、人差し指ちょっと離れていますよね。
こんなのが普通ではないでしょうか。
また、ハンマーっぽく持っていても
手首から先を下げて使うと
長く持ったのと同じ形になりますので
ちょっと見たところでは違いがわからないかもしれませんね。
色々なショットを打つためには
むしろ、ハンマーっぽい方が対応しやすいと思います。
だからプロはほとんどハンマーっぽいのではないでしょうか。
以下がそのコメントの全文です。
いつもこちらのブログにお世話になっております。早速ですが思うことがあります。一般的にはピストルグリップが推奨されていますが、実はピストルグリップで持っているプロってむしろ少ないんじゃないかと思うのです。
例えばピストルグリップの典型のように言われるフェデラーのフォアですが、手に対してグリップが凄く細いから人差し指が余っているだけで、小指あたりを見ると手とラケットに角度をつけるハンマー的な持ち方をしていませんか?(参考にfederer gripやnadal gripで画像検索していただければ)
私も試しに手より凄く細いジュニア用のラケットをハンマー的に握ってみたら人差し指を離すことができました。他の男子プロを何人かみてもみんな手が大きくて同じような感じに見えます。
松原コーチは好きなように握ればハンマーでもいいと書かれておりましたが、むしろハンマーが主流なんじゃないかと感じています。さてどうなんでしょうか?
投稿者 聖闘士 2011/11/12 21:36
私の答えです。
そのとおりでしょうね。
私自身が大昔からハンマーグリップです。
ピストルグリップという言葉があるのかどうか知りませんが
なんとなく意味はわかります。
人差し指と中指の間を空けるということでしょうね。
ラケットのグリップはまっすぐですから
それに近い形と考えれば
火縄式の短筒グリップでしょうか。
話をはずしてしまいましたが
ようは、そのままギュウッと握ればいいのではないでしょうか。
確かに最近は
わざわざ、指を離して長めにもっている人は少ないでしょうね。
ましてウェスタン系の人は
元々、使い方そのものがハンマーです。
昔ハンマーショットと呼ばれている人もいましたね。
ジム・クーリエです。
ギュウット持つのが普通になったので
というか、かなり昔から普通なので
どっかで、ピストルグリップが推奨されているとは知りませんでした。
グリップを長めに持つと、手首の角度
前腕とラケットのシャフトとが直線的になり
フォアハンドで振り出すときに
ラケットヘッドが遅れても面の上下方向の向きが
影響を受けにくくなります。
薄いグリップで
トップスピンぽく打つためには、便利な方法です。
逆に、ラケットヘッドを立てたいスライス系のショットや
サービスなどは打ちにくくなります。
だからボレーはこうですよね。
そしてフォアは
ハンマーといっても、人差し指ちょっと離れていますよね。
こんなのが普通ではないでしょうか。
また、ハンマーっぽく持っていても
手首から先を下げて使うと
長く持ったのと同じ形になりますので
ちょっと見たところでは違いがわからないかもしれませんね。
色々なショットを打つためには
むしろ、ハンマーっぽい方が対応しやすいと思います。
だからプロはほとんどハンマーっぽいのではないでしょうか。
2011年11月13日
フットフォールト論
フットフォールトはいかん。
最近はセルフジャッジの試合が多く
もちろんクラブの中で行われる
普段の練習マッチはすべてセルフジャッジだ。
セルフジャッジでは
ネットのこちら側の出来事について判定する権利がある。
つまり、フットフォールトはサーバーが判定すべきだが
本人はそのとき、空を見上げているわけで
判定出来ない状態にある。
時速60kmのサーブで
ちょっと前から打ったところでレシーバーは困らないし
ボレーミスしに出てくるわけだから
スタートラインが10cm前でも
大勢には影響ないのだろうが
気分的にはちょっとまずい。
レシーバーは、自分ばかり損しているようでイライラするし
サーバーは、せこいヤツだと人格を疑われる。
得するヤツは誰もいない。
フットフォールト
大抵は、左足をトスの時に前にずらして踏む。
時々、ステップインする右足が左足より前に出て
踏んでいる人もいる。
右足が出ちゃう人は納得して
20cmほど、構える位置を下げればすぐに治る。
要は踏まなければいいだけなのだ。
ところが、左足をずらす人は
注意して、ずらさないようにすると
借りてきた猫状態になり
ダブルは、威力は落ちるは、状態になり
一気にしょぼくれ状態になる。
これは治してはいけないのだ。
治すのは、最初に立つ位置のほう。
ずらす、動かすがサーブのリズムやきっかけになっているので
なくしてしまうと一気にパフォーマンスが落ちる。
20cm動く人なら、ラインから30cm離れればいい。
そして動く。
これを鈴木貴男は50cmくらい大胆にやる。
これはこれで、なかなか有効な手なのだ。
もう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 では
これを確信犯的にやることをお薦め。
ぜひ覗いてみてほしい。
さてフットフォールトだが
本人は空を見ているわけだから、気がつかない。
ダブルスのパートナーやクラブの仲間が教えてあげるしかない。
教えない方が、気は楽なのだが
あえて注意してあげないと、外部の試合などで困る。
「あそこのクラブの人はちょっと」
なんて評判になっても、ちょっとさびしい。
特にベテランの皆さんは
クソじじいといわれても言いましょう。
われわれのようなテニスコーチはもちろん
テニスというのは自分自身を律することが出来るスポーツ
だからセルフジャッジをやっているはず。
テニスをやっている人はさすがだといわれるようにならないと
テニスコーチの価値もいくらにもならない。
ここで宣言だ。
昨日まではだまっていたが
明日からは、クソじじいといわれても言うぞ。
なに、とっくに言われていた ・・・
最近はセルフジャッジの試合が多く
もちろんクラブの中で行われる
普段の練習マッチはすべてセルフジャッジだ。
セルフジャッジでは
ネットのこちら側の出来事について判定する権利がある。
つまり、フットフォールトはサーバーが判定すべきだが
本人はそのとき、空を見上げているわけで
判定出来ない状態にある。
時速60kmのサーブで
ちょっと前から打ったところでレシーバーは困らないし
ボレーミスしに出てくるわけだから
スタートラインが10cm前でも
大勢には影響ないのだろうが
気分的にはちょっとまずい。
レシーバーは、自分ばかり損しているようでイライラするし
サーバーは、せこいヤツだと人格を疑われる。
得するヤツは誰もいない。
フットフォールト
大抵は、左足をトスの時に前にずらして踏む。
時々、ステップインする右足が左足より前に出て
踏んでいる人もいる。
右足が出ちゃう人は納得して
20cmほど、構える位置を下げればすぐに治る。
要は踏まなければいいだけなのだ。
ところが、左足をずらす人は
注意して、ずらさないようにすると
借りてきた猫状態になり
ダブルは、威力は落ちるは、状態になり
一気にしょぼくれ状態になる。
これは治してはいけないのだ。
治すのは、最初に立つ位置のほう。
ずらす、動かすがサーブのリズムやきっかけになっているので
なくしてしまうと一気にパフォーマンスが落ちる。
20cm動く人なら、ラインから30cm離れればいい。
そして動く。
これを鈴木貴男は50cmくらい大胆にやる。
これはこれで、なかなか有効な手なのだ。
もう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 では
これを確信犯的にやることをお薦め。
ぜひ覗いてみてほしい。
さてフットフォールトだが
本人は空を見ているわけだから、気がつかない。
ダブルスのパートナーやクラブの仲間が教えてあげるしかない。
教えない方が、気は楽なのだが
あえて注意してあげないと、外部の試合などで困る。
「あそこのクラブの人はちょっと」
なんて評判になっても、ちょっとさびしい。
特にベテランの皆さんは
クソじじいといわれても言いましょう。
われわれのようなテニスコーチはもちろん
テニスというのは自分自身を律することが出来るスポーツ
だからセルフジャッジをやっているはず。
テニスをやっている人はさすがだといわれるようにならないと
テニスコーチの価値もいくらにもならない。
ここで宣言だ。
昨日まではだまっていたが
明日からは、クソじじいといわれても言うぞ。
なに、とっくに言われていた ・・・
2011年11月12日
フォアスライスリターンは
『うそほんと』 さんから、スライスリターンの質問をいただいた。
以下がそのコメントの全文。
いつもお世話になっております。質問連投済みません。
フォアスライスリターンの注意点のご解説よろしくお願い致します。
よくある状況としてはダブルスでセカンドサーブがスライス気味で深く来た時に浮きます。やられます。
先に決めておいてフラット気味かスピンで打った方が簡単でしょうか?
リターンダッシュする場合の注意点も出来ましたらお願い致します。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/11/11 15:31
私の答えです。
まず、私はフォアではスライスリターンを使いません。
せっかく優位に立つチャンスがあるなら
いただかないと損だからです。
ダブルスなら
そんなにフルスウィングじゃなくても
ジャストミートで打てれば
60%くらいは優位に立てます。
上級レベルであれば
30%がエラーだったにしても
60%*70%=42%
42%もポイントが取れることになります。
もしスライスで返球すると
返球成功率が、90%であっても
相手に自由にボレーをさせることにナリ
そのときのポイント獲得率が30%くらいになっちゃうかも
90%*30%=27%
27%しかポイントが取れないのです。
(相当イイカゲンな数字ですが)
試合で大切なことは
どれくらいの確立でポイントを取れるのか、ということで
どれくらいの確立で返球に成功するか、ということではないのです。
極端なことをいえば
51%エースが取れるなら
49%リターンエラーでもいいのです。
いや、サーブゲームがキープできるなら
40%エースが取れるなら
60%がリターンエラーでも打つべきです。
(これも観念的な数字ですが)
まあ、中級レベル以下で
無事返球できれば、五部と五部というのであれば
フォアのスライスリターンも有りだとは思いますが。
もし、使うとすれば大切な点ですが
スライスリターンではポーチされやすいので
対策を講じる必要があります。
それはリターンダッシュ。
前進しながら打つので、浮きにくいですし
早いタイミングで取れるので
ポーチにもかかりにくいのです。
その前進しながらのときに
上体の向きをなるべく一定にしておくこと
肩の高さ、腰の高さが徐々に下がっていくようにするといいのです。
それで、サーバーの足元に沈めておけば
もちろん、ポイント獲得率が30%という事は無いと思います。
スライスの打ち方については
昨日の、もう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
『スライスは腕と一体で』 を参考にしてください。
以下がそのコメントの全文。
いつもお世話になっております。質問連投済みません。
フォアスライスリターンの注意点のご解説よろしくお願い致します。
よくある状況としてはダブルスでセカンドサーブがスライス気味で深く来た時に浮きます。やられます。
先に決めておいてフラット気味かスピンで打った方が簡単でしょうか?
リターンダッシュする場合の注意点も出来ましたらお願い致します。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/11/11 15:31
私の答えです。
まず、私はフォアではスライスリターンを使いません。
せっかく優位に立つチャンスがあるなら
いただかないと損だからです。
ダブルスなら
そんなにフルスウィングじゃなくても
ジャストミートで打てれば
60%くらいは優位に立てます。
上級レベルであれば
30%がエラーだったにしても
60%*70%=42%
42%もポイントが取れることになります。
もしスライスで返球すると
返球成功率が、90%であっても
相手に自由にボレーをさせることにナリ
そのときのポイント獲得率が30%くらいになっちゃうかも
90%*30%=27%
27%しかポイントが取れないのです。
(相当イイカゲンな数字ですが)
試合で大切なことは
どれくらいの確立でポイントを取れるのか、ということで
どれくらいの確立で返球に成功するか、ということではないのです。
極端なことをいえば
51%エースが取れるなら
49%リターンエラーでもいいのです。
いや、サーブゲームがキープできるなら
40%エースが取れるなら
60%がリターンエラーでも打つべきです。
(これも観念的な数字ですが)
まあ、中級レベル以下で
無事返球できれば、五部と五部というのであれば
フォアのスライスリターンも有りだとは思いますが。
もし、使うとすれば大切な点ですが
スライスリターンではポーチされやすいので
対策を講じる必要があります。
それはリターンダッシュ。
前進しながら打つので、浮きにくいですし
早いタイミングで取れるので
ポーチにもかかりにくいのです。
その前進しながらのときに
上体の向きをなるべく一定にしておくこと
肩の高さ、腰の高さが徐々に下がっていくようにするといいのです。
それで、サーバーの足元に沈めておけば
もちろん、ポイント獲得率が30%という事は無いと思います。
スライスの打ち方については
昨日の、もう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
『スライスは腕と一体で』 を参考にしてください。
2011年11月11日
ボレーは打点でスウィングを止める
先日、印西のクラブにいたときのこと。
平日だったので、女性会員のグループがコートごとにでき
練習している。
ダブルスのフォーメーションを作って
ストローク対ボレーで打ち合っているグループが多い。
ある、グループを見ていると
ストロークに比べボレーのエラーが多い。
どうもストローク感覚で打っているようだ。
おせっかいに、コートの中へ入っていき、アドバイス。
「インパクトで止めましょう」
ちょうどプレーしていた人と同じように
イースタングリップでフラットに。
少し引いたところから、腕全体でスウィング。
60cmくらいか?
インパクトで面を止めると、美しいボレーが
女性たちのため息を誘う。
すぐにやってもらい
いいボレーが打てたところで退散。
ストロークもフラット、ボレーもフラットでも
実は違う物。
ストロークはトップスピンの回転の少ないもの。
ボレーはスライスの回転の少ないもの、と考えたほうがいい。
ボレーはノーバウンドで打つのでボールが重い。
しっかり止める感覚で、面を固定するのだ。
これは、キリレンコのバックハンド両手ボレーだが、フォアボレーも同じ。
そして、固定するボレーに対し、ストロークでは
スウィングで打つつもりで
ある程度振らなくては、ボールが飛ばないのだ。
今日は、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でも
ボレーやスライスの力加減についての話。
ぜひ覗いてほしい。
平日だったので、女性会員のグループがコートごとにでき
練習している。
ダブルスのフォーメーションを作って
ストローク対ボレーで打ち合っているグループが多い。
ある、グループを見ていると
ストロークに比べボレーのエラーが多い。
どうもストローク感覚で打っているようだ。
おせっかいに、コートの中へ入っていき、アドバイス。
「インパクトで止めましょう」
ちょうどプレーしていた人と同じように
イースタングリップでフラットに。
少し引いたところから、腕全体でスウィング。
60cmくらいか?
インパクトで面を止めると、美しいボレーが
女性たちのため息を誘う。
すぐにやってもらい
いいボレーが打てたところで退散。
ストロークもフラット、ボレーもフラットでも
実は違う物。
ストロークはトップスピンの回転の少ないもの。
ボレーはスライスの回転の少ないもの、と考えたほうがいい。
ボレーはノーバウンドで打つのでボールが重い。
しっかり止める感覚で、面を固定するのだ。
これは、キリレンコのバックハンド両手ボレーだが、フォアボレーも同じ。
そして、固定するボレーに対し、ストロークでは
スウィングで打つつもりで
ある程度振らなくては、ボールが飛ばないのだ。
今日は、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でも
ボレーやスライスの力加減についての話。
ぜひ覗いてほしい。
2011年11月10日
貴男サーブやイメージや
昨日は印西のクラブで
会員さんとプレーしたり、ちょっとアドバイスしたりしていた。
特にサーブでひざをゆっくり使う、リズムの話が多く
何人もの方のサーブを安定させることが出来た。
女性会員のNさんには
鈴木貴男風ステップをやってもらったがこれが大当たり
流れがとてもよくなり
ボールのひっぱたき感が増したようだ。
鈴木貴男サーブはたぶん世界で一番効率のいいサーブだろう。
これはユーチューブで見つけた彼のサーブ。
全身の運動能力の高い人にはとても似合う。
いつかこのステップのお話をしようと思う。
さて、『うそほんと』 さんから質問をいただいていた。
以下が、そのコメントの質問部分です。
いつもお世話になっております。
イメージ?の質問です。
「インパクト後の球が飛んでいくラインを打つ前にイメージする」
は正しいでしょうか?
ショットの種類や状況によってはどうでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/11/07 11:01
私の答えです。
まずは、そのとおりです。
飛んでいくボールの軌跡、回転など
しっかりイメージしてから打つといいです。
これはショットの種類によらず、重要ですが
特に、ドロップショットやロブには絶対に必要です。
これらのショットには強さ加減
タッチと呼ばれますが、これが必要。
打つときにはタッチをイメージするのではなく
ボールの軌跡やスピード、回転をイメージするのです。
そのイメージに合わせて、手が、筋肉が、頭が、表情が、ため息が
自動的に、ラケットのスピードや止め具合などを制御。
見事なタッチになるのです。
さて今日は
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でも
イメージの特集。
相手ボールのイメージを打つこと
自打球の選択のことなども含めて解説した。
けっこう役に立つと思うので、ぜひ覗いてください。
会員さんとプレーしたり、ちょっとアドバイスしたりしていた。
特にサーブでひざをゆっくり使う、リズムの話が多く
何人もの方のサーブを安定させることが出来た。
女性会員のNさんには
鈴木貴男風ステップをやってもらったがこれが大当たり
流れがとてもよくなり
ボールのひっぱたき感が増したようだ。
鈴木貴男サーブはたぶん世界で一番効率のいいサーブだろう。
これはユーチューブで見つけた彼のサーブ。
全身の運動能力の高い人にはとても似合う。
いつかこのステップのお話をしようと思う。
さて、『うそほんと』 さんから質問をいただいていた。
以下が、そのコメントの質問部分です。
いつもお世話になっております。
イメージ?の質問です。
「インパクト後の球が飛んでいくラインを打つ前にイメージする」
は正しいでしょうか?
ショットの種類や状況によってはどうでしょうか?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2011/11/07 11:01
私の答えです。
まずは、そのとおりです。
飛んでいくボールの軌跡、回転など
しっかりイメージしてから打つといいです。
これはショットの種類によらず、重要ですが
特に、ドロップショットやロブには絶対に必要です。
これらのショットには強さ加減
タッチと呼ばれますが、これが必要。
打つときにはタッチをイメージするのではなく
ボールの軌跡やスピード、回転をイメージするのです。
そのイメージに合わせて、手が、筋肉が、頭が、表情が、ため息が
自動的に、ラケットのスピードや止め具合などを制御。
見事なタッチになるのです。
さて今日は
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 でも
イメージの特集。
相手ボールのイメージを打つこと
自打球の選択のことなども含めて解説した。
けっこう役に立つと思うので、ぜひ覗いてください。
2011年11月08日
ボレーは何のため?
錦織圭の準優勝の振動がまだ世の中を震わせている。
今朝の朝日新聞でも
最後の1段が、全日本の記事なので
一番上から、広告のすぐ上までテニスの記事。
勝つっていいことだ。
今週も頑張れ、錦織圭。
ところでボレーの話。
何のためにボレーをするのか?
答えは、「楽に決めるため」
ストロークでエースをとるためには
凄い威力のショットをサイドライン、ギリギリに
しかも何本か続けて入れなくてはならない。
ところが、ネット近くからなら
それほど凄いボールじゃなくても決まる。
そのために、パスされる危険を冒してもネットに行く。
それは、「楽に決めるため」 なのだ。
バックのコーナー深くに、アプローチショットを打ち
フォアのコーナーめがけて
ボレーを叩き込もうとする人がいる。
本当はそんなに頑張る必要はないのだ。
相手のフォア側に、ショボンと落としてやれば
1点もらえる。
だからボレーはスライスでいい。
シングルスでは
時々、当たりが悪いときに決まったりする。
相手が届かなければいい。
それ以上に速くても、2点もらえるわけではない。
そこのところを理解しないと
腰の入った凄いボレーや
どんな時も深いボレーのほうがいいと思ったりする。
何度も言うが、「楽に決めるため」 に、ボレーするのだ。
逆にずうっと続けているだけの人もいるが
それも、ちょっと違う。
「楽に決めるため」 なのだ。
そこそこの速さでいいのだ。
さて今日のもう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
『フォアボレーをクロスに』 ボレーの話だ。
御用とお急ぎでない方はぜひ見ていってほしい。
そうそう、『せンベイジル』 さんから、何通か同じコメントをいただいた。
1通を除いて、削除したのでご容赦を。
たぶん投稿しても表示されないので
何度もトライしたのだと思う。
じつは、コメントの設定が
私の承認がないと表示されないようになっているからなのだ。
時々、卑猥なコメントや
通販に誘い込むようなメールアドレスだったりと
表示するべきではないのがあるためなので
決して意地悪や
私に都合の悪いコメントを締め出すためではない。
まあ、そんなわけでご勘弁下さい。
今朝の朝日新聞でも
最後の1段が、全日本の記事なので
一番上から、広告のすぐ上までテニスの記事。
勝つっていいことだ。
今週も頑張れ、錦織圭。
ところでボレーの話。
何のためにボレーをするのか?
答えは、「楽に決めるため」
ストロークでエースをとるためには
凄い威力のショットをサイドライン、ギリギリに
しかも何本か続けて入れなくてはならない。
ところが、ネット近くからなら
それほど凄いボールじゃなくても決まる。
そのために、パスされる危険を冒してもネットに行く。
それは、「楽に決めるため」 なのだ。
バックのコーナー深くに、アプローチショットを打ち
フォアのコーナーめがけて
ボレーを叩き込もうとする人がいる。
本当はそんなに頑張る必要はないのだ。
相手のフォア側に、ショボンと落としてやれば
1点もらえる。
だからボレーはスライスでいい。
シングルスでは
時々、当たりが悪いときに決まったりする。
相手が届かなければいい。
それ以上に速くても、2点もらえるわけではない。
そこのところを理解しないと
腰の入った凄いボレーや
どんな時も深いボレーのほうがいいと思ったりする。
何度も言うが、「楽に決めるため」 に、ボレーするのだ。
逆にずうっと続けているだけの人もいるが
それも、ちょっと違う。
「楽に決めるため」 なのだ。
そこそこの速さでいいのだ。
さて今日のもう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
『フォアボレーをクロスに』 ボレーの話だ。
御用とお急ぎでない方はぜひ見ていってほしい。
そうそう、『せンベイジル』 さんから、何通か同じコメントをいただいた。
1通を除いて、削除したのでご容赦を。
たぶん投稿しても表示されないので
何度もトライしたのだと思う。
じつは、コメントの設定が
私の承認がないと表示されないようになっているからなのだ。
時々、卑猥なコメントや
通販に誘い込むようなメールアドレスだったりと
表示するべきではないのがあるためなので
決して意地悪や
私に都合の悪いコメントを締め出すためではない。
まあ、そんなわけでご勘弁下さい。
2011年11月07日
片手バックのパスは
錦織圭、ついに負けちゃいました。
スイスインドア、決勝でフェデラーに、1-6 3-6 です。
ランクも24位まで上がるそうで
もちろんどんなトーナメントでも本戦にストレートイン
グランドスラムならシードされます。
ホントにすばらしい結果です。
新聞でもトップ扱い
やはり実力があるとメディアも取り上げてくれるということですね。
毎週これくらい勝ってくれるといいですね。
さて、『せんべい汁』 さんからバックの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。先日は質問に答えていただきありがとうございました。
またまたバックハンドなのですが、お聞きしたいことがあります。
自分のシングルスのプレースタイルは粘り系のストローカーでバックハンドは80パーセント
ぐらいスライスを使います。(イメージは日本リーグで活躍した茶園選手やクォン選手かな)
相手が自分のバックをついてネットに出てきたときなどトップスピンに切り替えてパスを打ちたいのですが、なかなかうまくコントロールできません。
ラリー練習でトップスピンばかり打っているときはうまく打てているのですが、スライスから切り替えるときにミスが出てしまいます。
スイングの横振りが残っているのと打点がスライスの打点(後ろ)になってしまうのが主な原因だの思うのですが、頭ではわかっているのに体がうまく動いてくれません。
ちなみにスピンの時はウエスタンぐらい厚く握っています。
何かよい解決法があればお聞きしたいです。よろしくお願いします。
投稿者 せんべい汁 2011/11/04 23:34
私の答えです。
これはスライスの打点。
ちょっと引き付けすぎでしょうか?
かなり引き付け
つまり、時間的に打つタイミングが遅くなるのです。
一方こちらは、片手バックハンドトップスピンの打点です。
このくらい前で捉えないと打てないのです。
つまり時間的に打つタイミングが早いということ。
ですから、スライスよりも早い準備が必要です。
次に相手ボールはどうでしょう?
あなたなら、アプローチショット、どう打ちます?
通常のストロークより浅くゆるく打ちますか?
決め球ほどではないでしょうが
それなりのペースのボールを打つのではないでしょうか。
そうするとますます
普段のスライスバックより
パスのトップスピンバックは時間的に厳しくなりますね。
間に合わないのが普通です。
でもフェデラーは何とかしています。
どうやるのでしょう?
解決法は3つあります。
そのうちの1つは、両手打ちにすること。
両手のほうが打点が後になり、リーチも広くなります。
小さく急に振ることも出来るので
時間的にだいぶ助かります。
でも、それじゃあ、ナダルか。
片手での解決は後2つ。
今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
これにすることにしました。
ぜひ、覗いてみてください。
スイスインドア、決勝でフェデラーに、1-6 3-6 です。
ランクも24位まで上がるそうで
もちろんどんなトーナメントでも本戦にストレートイン
グランドスラムならシードされます。
ホントにすばらしい結果です。
新聞でもトップ扱い
やはり実力があるとメディアも取り上げてくれるということですね。
毎週これくらい勝ってくれるといいですね。
さて、『せんべい汁』 さんからバックの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。先日は質問に答えていただきありがとうございました。
またまたバックハンドなのですが、お聞きしたいことがあります。
自分のシングルスのプレースタイルは粘り系のストローカーでバックハンドは80パーセント
ぐらいスライスを使います。(イメージは日本リーグで活躍した茶園選手やクォン選手かな)
相手が自分のバックをついてネットに出てきたときなどトップスピンに切り替えてパスを打ちたいのですが、なかなかうまくコントロールできません。
ラリー練習でトップスピンばかり打っているときはうまく打てているのですが、スライスから切り替えるときにミスが出てしまいます。
スイングの横振りが残っているのと打点がスライスの打点(後ろ)になってしまうのが主な原因だの思うのですが、頭ではわかっているのに体がうまく動いてくれません。
ちなみにスピンの時はウエスタンぐらい厚く握っています。
何かよい解決法があればお聞きしたいです。よろしくお願いします。
投稿者 せんべい汁 2011/11/04 23:34
私の答えです。
これはスライスの打点。
ちょっと引き付けすぎでしょうか?
かなり引き付け
つまり、時間的に打つタイミングが遅くなるのです。
一方こちらは、片手バックハンドトップスピンの打点です。
このくらい前で捉えないと打てないのです。
つまり時間的に打つタイミングが早いということ。
ですから、スライスよりも早い準備が必要です。
次に相手ボールはどうでしょう?
あなたなら、アプローチショット、どう打ちます?
通常のストロークより浅くゆるく打ちますか?
決め球ほどではないでしょうが
それなりのペースのボールを打つのではないでしょうか。
そうするとますます
普段のスライスバックより
パスのトップスピンバックは時間的に厳しくなりますね。
間に合わないのが普通です。
でもフェデラーは何とかしています。
どうやるのでしょう?
解決法は3つあります。
そのうちの1つは、両手打ちにすること。
両手のほうが打点が後になり、リーチも広くなります。
小さく急に振ることも出来るので
時間的にだいぶ助かります。
でも、それじゃあ、ナダルか。
片手での解決は後2つ。
今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
これにすることにしました。
ぜひ、覗いてみてください。
2011年11月06日
錦織やソーラーライトやフォアも
ねえ、ねえ、錦織圭、スイスインドア、また勝ちましたね。
ジョコビッチですよ、2-6 7-6 6-0
肩を痛めていたらしいけど
でも、ジョコビッチですよ。
今晩、決勝をフェデラーと
ここまでくると、特別なことではなく
普通にやって、フェデラーと渡り合ってほしいですね。
錦織圭にみんなで元気玉を送りましょう。
スイスは西方向ですからよろしく。
さて、今日は日曜日、印西のクラブで会員さんたちとプレー。
午後は雨の予報なので、皆さんスタートが早い。
コートを見て、最初に気になったのは、女性会員のWさん。
きれいなフォアハンドなのだが
ボレーされたボールなどで、時間的に余裕がないと
姿勢を崩してのエラーが出る。
「身体を使えなくてもかまわないから、腕をしっかり振りましょう」
腕に力を入れ、身体を使わないつもりで打ってもらうと
びしびしと、いいボールが安定して打てるようになった。
ご本人は手打ちになっちゃってと困惑気味だったが
隣で見ていた別の会員さんから
身体を使った、いいフォームだといわれびっくり。
実は腕を振ろうとすれば
身体も必要なだけ勝手に動くのだ。
足だけで歩こうと思っても
腕も振ってしまうし
腰も動いてしまうのと一緒なのだ。
身体をしっかり使おうと皆さんしすぎ
身体が動きすぎて、スウィングのじゃまをしている人のほうが多いのだ。
結局3時ころまでは天気がもって、プレーできた。
皆さん満足して帰ってもらったようだ。
その後、私はブログを書いている。
現在5時20分
昼間、土門支配人が付けてくれた
10個のソーラーガーデンライトをチェック。
大変明るくなったのがわかると思う。
古いカシオのデジカメだと、人魂の写真になっちゃった。
肉眼なら、暗かった通路の足元だけは見えるようになったかな?
ところで、『やまけん』 さんから、フォアハンドについて質問をいただいた。
昨日の前向いたら、という話の続きだ。
以下がそのコメントの、低い打点質問部分です。
二つ目は
厚いグリップでの低くすべってくるボールでの処理です。
僕より強い先輩には低いボールで打ち方が変わって、
しっかり打ててないって言われます。
腰を落とすなどはわかっているのですが、
しっかりした打ち方がわかっていないせいかと思っています。
威力のある低いフラット性のボールに滅法弱いです。
二つも質問してしまいましたがアドバイスお願います。。。
投稿者 やまけん 2011/11/05 11:38
私の答えです
フラット性の早いボールが来たとき
腰を落として構える。
しかもいい姿勢で、もちろんドンピシャの位置にいる。
そんなことできますか?
私には無理です。
昔は、低いボールは姿勢を低くし
腰の高さのボールを打つのと同じフォームで打て
と言われたものです。
でもそれでは、高いボールはアウトするし
低いボールはネットです。
ホントは低いボールは、上に打たなくてはいけませんし
高いボールは下に打つべきなのです。
それに、地面すれすれのボールをトップスピンできますか?
トップスピンはボールより下からこすり上げるわけで
地面すれすれのボールは
打点より手前に穴を掘らなければ打てません。
まあ、そんなわけで
低いボールに対し、腰を普通以上に下ろすのはよしましょう。
それと、低いボールを
普通のボールと同じに打たなくてはいけないと思わないでください。
実際の打法については
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 で説明します。
ぜひ、そちらも見てください。
ジョコビッチですよ、2-6 7-6 6-0
肩を痛めていたらしいけど
でも、ジョコビッチですよ。
今晩、決勝をフェデラーと
ここまでくると、特別なことではなく
普通にやって、フェデラーと渡り合ってほしいですね。
錦織圭にみんなで元気玉を送りましょう。
スイスは西方向ですからよろしく。
さて、今日は日曜日、印西のクラブで会員さんたちとプレー。
午後は雨の予報なので、皆さんスタートが早い。
コートを見て、最初に気になったのは、女性会員のWさん。
きれいなフォアハンドなのだが
ボレーされたボールなどで、時間的に余裕がないと
姿勢を崩してのエラーが出る。
「身体を使えなくてもかまわないから、腕をしっかり振りましょう」
腕に力を入れ、身体を使わないつもりで打ってもらうと
びしびしと、いいボールが安定して打てるようになった。
ご本人は手打ちになっちゃってと困惑気味だったが
隣で見ていた別の会員さんから
身体を使った、いいフォームだといわれびっくり。
実は腕を振ろうとすれば
身体も必要なだけ勝手に動くのだ。
足だけで歩こうと思っても
腕も振ってしまうし
腰も動いてしまうのと一緒なのだ。
身体をしっかり使おうと皆さんしすぎ
身体が動きすぎて、スウィングのじゃまをしている人のほうが多いのだ。
結局3時ころまでは天気がもって、プレーできた。
皆さん満足して帰ってもらったようだ。
その後、私はブログを書いている。
現在5時20分
昼間、土門支配人が付けてくれた
10個のソーラーガーデンライトをチェック。
大変明るくなったのがわかると思う。
古いカシオのデジカメだと、人魂の写真になっちゃった。
肉眼なら、暗かった通路の足元だけは見えるようになったかな?
ところで、『やまけん』 さんから、フォアハンドについて質問をいただいた。
昨日の前向いたら、という話の続きだ。
以下がそのコメントの、低い打点質問部分です。
二つ目は
厚いグリップでの低くすべってくるボールでの処理です。
僕より強い先輩には低いボールで打ち方が変わって、
しっかり打ててないって言われます。
腰を落とすなどはわかっているのですが、
しっかりした打ち方がわかっていないせいかと思っています。
威力のある低いフラット性のボールに滅法弱いです。
二つも質問してしまいましたがアドバイスお願います。。。
投稿者 やまけん 2011/11/05 11:38
私の答えです
フラット性の早いボールが来たとき
腰を落として構える。
しかもいい姿勢で、もちろんドンピシャの位置にいる。
そんなことできますか?
私には無理です。
昔は、低いボールは姿勢を低くし
腰の高さのボールを打つのと同じフォームで打て
と言われたものです。
でもそれでは、高いボールはアウトするし
低いボールはネットです。
ホントは低いボールは、上に打たなくてはいけませんし
高いボールは下に打つべきなのです。
それに、地面すれすれのボールをトップスピンできますか?
トップスピンはボールより下からこすり上げるわけで
地面すれすれのボールは
打点より手前に穴を掘らなければ打てません。
まあ、そんなわけで
低いボールに対し、腰を普通以上に下ろすのはよしましょう。
それと、低いボールを
普通のボールと同じに打たなくてはいけないと思わないでください。
実際の打法については
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 で説明します。
ぜひ、そちらも見てください。
2011年11月05日
錦織のフォアや
錦織、いよいよベスト4。
スイス インドア、QF
カザフスタンのククシュキンに、6-4 5-7 6-4
詳しい? ドローはこちら。
SFはあのジョコビッチだ。
大金星、期待してます。
ガンバレー
そうだ、錦織といえば
先ほど、『やまけん』 さんからコメントをいただきました。
彼のフォアが錦織のようにいかないとのこと。
あなたのフォアの身体、こんな向きになっていますか?
インパクト前に、しっかり前向き。
腕に力を入れて、インパクト後も振りぬけば
質問の前半はすぐに解消するのではないでしょうか。
視線の方向が前向きですから
フィニッシュで、左側を向いているのです。
さて、11月に入り秋もいよいよ深まってきた。
今日はお休みなので
たまっていたF1中継を、少し飛ばしながらビデオでチェック。
韓国GPからインドGPまでの大旅行を2時間で成し遂げた。
午後はうちの大庭園を散策。
今年はどうも柿の出来が良くないのだが
それも最後の8個になった。
全部収穫。
柿の木は葉っぱを2枚残すのみ。
いちばん熟していた2個は鳥さんに突っつかれたよう。
そのまま台の上に置いて
再度、鳥さんを誘うことにした。
スイス インドア、QF
カザフスタンのククシュキンに、6-4 5-7 6-4
詳しい? ドローはこちら。
SFはあのジョコビッチだ。
大金星、期待してます。
ガンバレー
そうだ、錦織といえば
先ほど、『やまけん』 さんからコメントをいただきました。
彼のフォアが錦織のようにいかないとのこと。
あなたのフォアの身体、こんな向きになっていますか?
インパクト前に、しっかり前向き。
腕に力を入れて、インパクト後も振りぬけば
質問の前半はすぐに解消するのではないでしょうか。
視線の方向が前向きですから
フィニッシュで、左側を向いているのです。
さて、11月に入り秋もいよいよ深まってきた。
今日はお休みなので
たまっていたF1中継を、少し飛ばしながらビデオでチェック。
韓国GPからインドGPまでの大旅行を2時間で成し遂げた。
午後はうちの大庭園を散策。
今年はどうも柿の出来が良くないのだが
それも最後の8個になった。
全部収穫。
柿の木は葉っぱを2枚残すのみ。
いちばん熟していた2個は鳥さんに突っつかれたよう。
そのまま台の上に置いて
再度、鳥さんを誘うことにした。
2011年11月04日
錦織や両手バックや
錦織圭が勝っています。
スイスインドアの2R、イタリアのセッピに、6-3 7-6
これがそのドローです。
ラッキールーザーで上がってきた
カザフスタンのククシュキンに勝てば
SFでジョコビッチです。
がんばれー ・・・
さて、先日、『あがし』 さんから両手バックの質問をいただいていました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、返信が遅くなり申し訳ございません。
ご回答いただきまして、ありがとうございました。
バグダディスの動画は確認出来なかったのですが、面を垂直に保つのは、インパクトの形をそのまま引けば良いのは何となく分かりますが、それではスピンがかからず・・・結局マイケル・チャンのようにヘッドを落としたバックハンドになってしまう「負のスパイラル」に陥っています。
何とかしたいのですが、ヒントをいただけないでしょうか?
それから、ダブルハンドのグリップは、「右手コンチ&左手イースタン」と当たり前のように雑誌にもありますが、松原コーチのお勧めはございますか?
投稿者 あがし 2011/10/30 23:38
私の答えです。
まずはグリップのお話ですが
ダブルハンドのグリップは
「右手コンチ&左手イースタン」と当たり前のように雑誌にあります。
たぶん最初に言ったのは私です。
だから、私のお勧めの1番はこれです。
これが男子プロの標準型で
リーチが広く
左手を離せば、スライスにも便利など
色々と利点があり、大抵のプロが使っています。
もうひとつ、私独自のお勧めとしては
「両手ともフォアハンドイースタンかセミウェスタン」
というのがあります。
一切の持ち替えなしにすべてこれでこなす。
もちろんフォア側のショットは左手を離して、片手にします。
これで持ち替えの悩みから開放されます。
面感覚も、両側のイースタン感覚だけあればいいのです。
サーブもスマッシュもこれ。
プロを目指すジュニアには勧めませんが
大人になってから始めた人には
テニスをとても簡単にします。
さて、スウィングの話はジョコビッチをモデルに
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解』 でやりますので
ぜひそちらも見てください。
スイスインドアの2R、イタリアのセッピに、6-3 7-6
これがそのドローです。
ラッキールーザーで上がってきた
カザフスタンのククシュキンに勝てば
SFでジョコビッチです。
がんばれー ・・・
さて、先日、『あがし』 さんから両手バックの質問をいただいていました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、返信が遅くなり申し訳ございません。
ご回答いただきまして、ありがとうございました。
バグダディスの動画は確認出来なかったのですが、面を垂直に保つのは、インパクトの形をそのまま引けば良いのは何となく分かりますが、それではスピンがかからず・・・結局マイケル・チャンのようにヘッドを落としたバックハンドになってしまう「負のスパイラル」に陥っています。
何とかしたいのですが、ヒントをいただけないでしょうか?
それから、ダブルハンドのグリップは、「右手コンチ&左手イースタン」と当たり前のように雑誌にもありますが、松原コーチのお勧めはございますか?
投稿者 あがし 2011/10/30 23:38
私の答えです。
まずはグリップのお話ですが
ダブルハンドのグリップは
「右手コンチ&左手イースタン」と当たり前のように雑誌にあります。
たぶん最初に言ったのは私です。
だから、私のお勧めの1番はこれです。
これが男子プロの標準型で
リーチが広く
左手を離せば、スライスにも便利など
色々と利点があり、大抵のプロが使っています。
もうひとつ、私独自のお勧めとしては
「両手ともフォアハンドイースタンかセミウェスタン」
というのがあります。
一切の持ち替えなしにすべてこれでこなす。
もちろんフォア側のショットは左手を離して、片手にします。
これで持ち替えの悩みから開放されます。
面感覚も、両側のイースタン感覚だけあればいいのです。
サーブもスマッシュもこれ。
プロを目指すジュニアには勧めませんが
大人になってから始めた人には
テニスをとても簡単にします。
さて、スウィングの話はジョコビッチをモデルに
もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解』 でやりますので
ぜひそちらも見てください。
2011年11月03日
錦織やゴキやフォアや
スイス インドア、1Rで錦織圭が
ランク7位、第4シードのベルディッチに勝った。
ナダル以外は全員いるようなビッグトーナメント。
ITFのHPにあるドローはこれ。
このまま、勝ち進んで
ランクと話題を盛り上げてほしい物だ。
SFまでいけばジョコビッチ
Fまでいけばフェデラーとだが ・・・
さて、昨日、印西のクラブから東戸塚に戻って
キーボードのチェック。
黒茶色のゴキちゃんちらちらは消えていた。
キーボードを立てかけて
いくらか出やすいように工夫したのがよかったのかもしれない。
ブログをやろうと東戸塚のスクールに寄ったのだが
そこは水曜の夜
若手コーチたちの練習の場
別のクラブのS君も来ていた。
彼のフォアハンドが気になっていたので
ちょっと、アドバイスと思い、入って深みに。
ブログでは、打点の位置調整のため
スパニッシュドリルのことをやろうと
図まで描いて用意していたのだが
実際はコート上でスパニッシュドリルの球出し。
気がついたら、10時前
きれいさっぱりブログはあきらめた。
そんなわけで
今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
『フォアハンド、ボール位置に入る』 (予定)
スパニッシュドリルだけでなく
打点に入っていく入り方
コースによる違いにも触れる予定だ。
御用とお急ぎのない方はぜひ。
(順調に行けば、夜9時までにはアップのつもり)
ところで、フォアハンド
一見したスウィングの形だけではなく、そのテンポも問題になる。
先ほどの、S君と、うちのMコーチが並んで打っているのだが
時々、ふかす。
テイクバックからインパクトまでが忙しい。
そして、インパクト後は例により、フォロースルーで
力が抜けている。
二人にしたアドバイスは
早めに始動し、ゆっくり振り始め
インパクト後に力を入れて、ゆるめず
上体の左側にフィニッシュ。
このテンポのことは、かなり効果があったようだ。
そういえば
昼間の印西のクラブでも
スーパーお姉さんたちの一人、Mさんにはテイクバックの面を
もう一人のMさんには
インパクト前後の、ラケット面を感じるようにアドバイス。
特に、ラケット面を感じる話は
ご本人に、自分のバックを打ちながら感じてもらったので
あっという間に理解してもらえた。
もちろんバックは見るからに面を感じているのが判っていたからだ。
いやはや、フォアハンドは奥が深い。
いやはや、何でうちは、自分も含め、Mさんが多いのだろう。
ランク7位、第4シードのベルディッチに勝った。
ナダル以外は全員いるようなビッグトーナメント。
ITFのHPにあるドローはこれ。
このまま、勝ち進んで
ランクと話題を盛り上げてほしい物だ。
SFまでいけばジョコビッチ
Fまでいけばフェデラーとだが ・・・
さて、昨日、印西のクラブから東戸塚に戻って
キーボードのチェック。
黒茶色のゴキちゃんちらちらは消えていた。
キーボードを立てかけて
いくらか出やすいように工夫したのがよかったのかもしれない。
ブログをやろうと東戸塚のスクールに寄ったのだが
そこは水曜の夜
若手コーチたちの練習の場
別のクラブのS君も来ていた。
彼のフォアハンドが気になっていたので
ちょっと、アドバイスと思い、入って深みに。
ブログでは、打点の位置調整のため
スパニッシュドリルのことをやろうと
図まで描いて用意していたのだが
実際はコート上でスパニッシュドリルの球出し。
気がついたら、10時前
きれいさっぱりブログはあきらめた。
そんなわけで
今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
『フォアハンド、ボール位置に入る』 (予定)
スパニッシュドリルだけでなく
打点に入っていく入り方
コースによる違いにも触れる予定だ。
御用とお急ぎのない方はぜひ。
(順調に行けば、夜9時までにはアップのつもり)
ところで、フォアハンド
一見したスウィングの形だけではなく、そのテンポも問題になる。
先ほどの、S君と、うちのMコーチが並んで打っているのだが
時々、ふかす。
テイクバックからインパクトまでが忙しい。
そして、インパクト後は例により、フォロースルーで
力が抜けている。
二人にしたアドバイスは
早めに始動し、ゆっくり振り始め
インパクト後に力を入れて、ゆるめず
上体の左側にフィニッシュ。
このテンポのことは、かなり効果があったようだ。
そういえば
昼間の印西のクラブでも
スーパーお姉さんたちの一人、Mさんにはテイクバックの面を
もう一人のMさんには
インパクト前後の、ラケット面を感じるようにアドバイス。
特に、ラケット面を感じる話は
ご本人に、自分のバックを打ちながら感じてもらったので
あっという間に理解してもらえた。
もちろんバックは見るからに面を感じているのが判っていたからだ。
いやはや、フォアハンドは奥が深い。
いやはや、何でうちは、自分も含め、Mさんが多いのだろう。
2011年11月01日
キーボードやフォアや
イヤー、まいった。
ゴキちゃんが走り回っている
私の手との鬼ごっこ状態なのだ。
どこだって?
今、この文章を打っているそのキーボードの中だ。
1と2の数字キーの間の黒光り。
(正確にはまだちっちゃいので茶色だが)
近くのキーを押すと、キーの下をすばやく走る。
黒茶色の影が指の下をチラチラチラチラ。
キーが台形状にできていて、入るときはすうっといったのだろう。
でも、出られないらしい。
こっちも困ったがやつはもっと困っている。
なんせ、全ゴキ人生が、いやゴキ生がかかっているのだ。
こちらとしてもやつが飢え死にするのを待つしかないのだろうか。
明朝、いなくなっていることを祈る。
さて、ところでいいフォームの話。
いいフォームは立つ位置により変わる。
もちろん狙う方向でも変わる。
打点の高さでも変わるし
相手のボールの強さでも変わってくる。
大昔最初に言われたのは
低いボールも膝を曲げて高いボールと同じフォームで打てということ。
それじゃあ、ネットするじゃないか
違う打ち方をしなけりゃ、いろいろなボールを打てっこない。
そうすると、基本的にいいフォームは
存在しないことになってしまう。
しかし我々のイメージの中にいいフォームというのは存在する。
フェデラーはフォアハンド、こうゆう風に振る。
見るからにフェデラーのフォアハンドだ。
じゃあ、基本的にいいフォームというのがあって
いろいろな高さや距離、方向など
変化に対応してバリエーションがある、ということか。
そう考えると、変化に対して対応することの出来る基本フォーム
というのが大切なのだろう。
その基本フォームをどうゆう過程で作り上げるのか?
そしてどうやって、バリエーションに対応するのか?
今日は、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
で、これを取り上げた。
御用とお急ぎでない方はぜひ覗いていってほしい。
しかし、基本的に
キーボードの中にはいないよなあ。
ゴキちゃんが走り回っている
私の手との鬼ごっこ状態なのだ。
どこだって?
今、この文章を打っているそのキーボードの中だ。
1と2の数字キーの間の黒光り。
(正確にはまだちっちゃいので茶色だが)
近くのキーを押すと、キーの下をすばやく走る。
黒茶色の影が指の下をチラチラチラチラ。
キーが台形状にできていて、入るときはすうっといったのだろう。
でも、出られないらしい。
こっちも困ったがやつはもっと困っている。
なんせ、全ゴキ人生が、いやゴキ生がかかっているのだ。
こちらとしてもやつが飢え死にするのを待つしかないのだろうか。
明朝、いなくなっていることを祈る。
さて、ところでいいフォームの話。
いいフォームは立つ位置により変わる。
もちろん狙う方向でも変わる。
打点の高さでも変わるし
相手のボールの強さでも変わってくる。
大昔最初に言われたのは
低いボールも膝を曲げて高いボールと同じフォームで打てということ。
それじゃあ、ネットするじゃないか
違う打ち方をしなけりゃ、いろいろなボールを打てっこない。
そうすると、基本的にいいフォームは
存在しないことになってしまう。
しかし我々のイメージの中にいいフォームというのは存在する。
フェデラーはフォアハンド、こうゆう風に振る。
見るからにフェデラーのフォアハンドだ。
じゃあ、基本的にいいフォームというのがあって
いろいろな高さや距離、方向など
変化に対応してバリエーションがある、ということか。
そう考えると、変化に対して対応することの出来る基本フォーム
というのが大切なのだろう。
その基本フォームをどうゆう過程で作り上げるのか?
そしてどうやって、バリエーションに対応するのか?
今日は、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』
で、これを取り上げた。
御用とお急ぎでない方はぜひ覗いていってほしい。
しかし、基本的に
キーボードの中にはいないよなあ。