2011年11月07日
片手バックのパスは
錦織圭、ついに負けちゃいました。
スイスインドア、決勝でフェデラーに、1-6 3-6 です。
ランクも24位まで上がるそうで
もちろんどんなトーナメントでも本戦にストレートイン
グランドスラムならシードされます。
ホントにすばらしい結果です。
新聞でもトップ扱い
やはり実力があるとメディアも取り上げてくれるということですね。
毎週これくらい勝ってくれるといいですね。
さて、『せんべい汁』 さんからバックの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。先日は質問に答えていただきありがとうございました。
またまたバックハンドなのですが、お聞きしたいことがあります。
自分のシングルスのプレースタイルは粘り系のストローカーでバックハンドは80パーセント
ぐらいスライスを使います。(イメージは日本リーグで活躍した茶園選手やクォン選手かな)
相手が自分のバックをついてネットに出てきたときなどトップスピンに切り替えてパスを打ちたいのですが、なかなかうまくコントロールできません。
ラリー練習でトップスピンばかり打っているときはうまく打てているのですが、スライスから切り替えるときにミスが出てしまいます。
スイングの横振りが残っているのと打点がスライスの打点(後ろ)になってしまうのが主な原因だの思うのですが、頭ではわかっているのに体がうまく動いてくれません。
ちなみにスピンの時はウエスタンぐらい厚く握っています。
何かよい解決法があればお聞きしたいです。よろしくお願いします。
投稿者 せんべい汁 2011/11/04 23:34
私の答えです。
これはスライスの打点。
ちょっと引き付けすぎでしょうか?
かなり引き付け
つまり、時間的に打つタイミングが遅くなるのです。
一方こちらは、片手バックハンドトップスピンの打点です。
このくらい前で捉えないと打てないのです。
つまり時間的に打つタイミングが早いということ。
ですから、スライスよりも早い準備が必要です。
次に相手ボールはどうでしょう?
あなたなら、アプローチショット、どう打ちます?
通常のストロークより浅くゆるく打ちますか?
決め球ほどではないでしょうが
それなりのペースのボールを打つのではないでしょうか。
そうするとますます
普段のスライスバックより
パスのトップスピンバックは時間的に厳しくなりますね。
間に合わないのが普通です。
でもフェデラーは何とかしています。
どうやるのでしょう?
解決法は3つあります。
そのうちの1つは、両手打ちにすること。
両手のほうが打点が後になり、リーチも広くなります。
小さく急に振ることも出来るので
時間的にだいぶ助かります。
でも、それじゃあ、ナダルか。
片手での解決は後2つ。
今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
これにすることにしました。
ぜひ、覗いてみてください。
スイスインドア、決勝でフェデラーに、1-6 3-6 です。
ランクも24位まで上がるそうで
もちろんどんなトーナメントでも本戦にストレートイン
グランドスラムならシードされます。
ホントにすばらしい結果です。
新聞でもトップ扱い
やはり実力があるとメディアも取り上げてくれるということですね。
毎週これくらい勝ってくれるといいですね。
さて、『せんべい汁』 さんからバックの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ、こんにちは。先日は質問に答えていただきありがとうございました。
またまたバックハンドなのですが、お聞きしたいことがあります。
自分のシングルスのプレースタイルは粘り系のストローカーでバックハンドは80パーセント
ぐらいスライスを使います。(イメージは日本リーグで活躍した茶園選手やクォン選手かな)
相手が自分のバックをついてネットに出てきたときなどトップスピンに切り替えてパスを打ちたいのですが、なかなかうまくコントロールできません。
ラリー練習でトップスピンばかり打っているときはうまく打てているのですが、スライスから切り替えるときにミスが出てしまいます。
スイングの横振りが残っているのと打点がスライスの打点(後ろ)になってしまうのが主な原因だの思うのですが、頭ではわかっているのに体がうまく動いてくれません。
ちなみにスピンの時はウエスタンぐらい厚く握っています。
何かよい解決法があればお聞きしたいです。よろしくお願いします。
投稿者 せんべい汁 2011/11/04 23:34
私の答えです。
これはスライスの打点。
ちょっと引き付けすぎでしょうか?
かなり引き付け
つまり、時間的に打つタイミングが遅くなるのです。
一方こちらは、片手バックハンドトップスピンの打点です。
このくらい前で捉えないと打てないのです。
つまり時間的に打つタイミングが早いということ。
ですから、スライスよりも早い準備が必要です。
次に相手ボールはどうでしょう?
あなたなら、アプローチショット、どう打ちます?
通常のストロークより浅くゆるく打ちますか?
決め球ほどではないでしょうが
それなりのペースのボールを打つのではないでしょうか。
そうするとますます
普段のスライスバックより
パスのトップスピンバックは時間的に厳しくなりますね。
間に合わないのが普通です。
でもフェデラーは何とかしています。
どうやるのでしょう?
解決法は3つあります。
そのうちの1つは、両手打ちにすること。
両手のほうが打点が後になり、リーチも広くなります。
小さく急に振ることも出来るので
時間的にだいぶ助かります。
でも、それじゃあ、ナダルか。
片手での解決は後2つ。
今日のもうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 は
これにすることにしました。
ぜひ、覗いてみてください。