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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
フランカー 10/15 18:30
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超スライスサーブのスウィング

打点を前に取った、手打ちスライスサーブについて
『たけり』 さんから質問をいただいた。

以下がそのコメントの全文です


マイク 松原コーチ様

いつも楽しく拝見させていただいてます、今回初めて書き込みさせていただきます。
スピンは打てるのですが、スライスサーブが苦手なたけりと申します。

別ブログの『スライスサーブは跳ばなくても』に関しての質問です。

「打点より高い位置から、グリップから下に引っ張り下ろすつもりで打ちます。」

とありますので、ボールの回転はボールの飛んでいく後方から見て
【11時→5時】と【10時→4時】の間ぐらいでいいのでしょうか?

自宅でビーチボールを使って回転のかけ方のイメトレしてるんですが、この回転であってますでしょうか?
宜しくお願いいたします。
投稿者 たけり 2011/08/30 08:41






私の答えです

スマイル ビーチボールでの実験ですが
ラケットで打っていますか?
それとも手ですか?

実は、バレーボールとテニスではサーブもスパイクも
打点の感覚がかなり違うのです。

プロのサーブやスマッシュは
テニスではラケットの長さと、そのせいでラケットヘッドの遅れがあるため
打点がかなり後になるのです。  びっくり

私も、高校生のころバレーボールのスパイクが得意だったのですが
大人になってからやってみると出来ないのです。

テニスのスマッシュ感覚で、ボールの下に入ってしまい
かぶった状態になってしまうのです。

プロのテニスではその位置から
内旋と回内を使ってラケットヘッドを前に出すので
むしろかぶり気味の打点が望ましいのです。     ナイス!

その場合かなり、スウィング方向とラケット面の動きの方向は一致します。

『たけり』 さんも
スピンサーブが得意なのであれば
プロ風のスピン気味のスライスサーブでもいいのかもしれません。


さて、今回私が提案した
素人向けの打点前気味スライスサーブでは
意図的にラケットヘッドの動きを遅らせています。

そのためにスウィング方向とラケットヘッドの動きにずれが生じています。


その状態でのスウィング方向ですが
ご指摘の中間くらい
10時30分から4時30分に向かってスウィングする。

だから、正解ですね。  くすだま

この、下に45度くらいの、引きおろし感覚を覚えておくといいと思います。

その時、ラケット面はほぼ水平、9時から3時に向かって動きながら
ボールを捕らえていると思います。



さてもう少し詳しい薀蓄は、写真も含め
もうひとつのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』


に、載せましたのでぜひご覧ください。 ナイス!


今日までは無料の設定です。

明日からはぜひ

くる天の無料会員登録をし、ポイントを購入してください。 叫び





さて、本日の東戸塚松原テニススクール

工事状況は

コート面の砕石が敷き終わり、次はアスファルト舗装。

砕石敷き終了


雨降るな、台風来るな。  叫び



新しいナイター設備がついた。   ピカ

照明がついた


明るい。   ナイス!


サーブ | 投稿者 松原コーチ 19:24 | コメント(5)| トラックバック(0)

両手バックをストレートや

『iwasi head』 さんから質問のコメントをいただきました。
しかも3つも。  びっくり


それと、こうゆう提案をいただきました。

マイク さて、要望なんですが、質問に対する答えは、このブログで簡単な結論を、詳しい説明を有料サイトへという訳にはいかないでしょうか?
これまでの熱心な読者は有料化に戸惑っている部分があると思います。
また、質問に関しては基本的なことも併せ、まだまだいっぱいあるようにも思います。
勝手な、意見お許しください。

投稿者 iwasi head 2011/08/30 11:13



スマイル コメントありがとうございます。

ということで、早速やってみます。

実は私も考えていたのですが
  (言い訳で、よく聞く言い方ですが・・・)  悪だくみ

だから、質問の窓口を365ネットにしてもらうと便利です。
ということにしておこう。  冷や汗


というわけで、『iwasi head』 さんすいません。

今日は先にいただいていた

『tk23t』さんからの質問、以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原先生

ご無沙汰しております。tk23tです。

9月は3連休が2回ありますが、前回のような特別レッスンはありますか?

さて、本題。
ウッドラケットでテニスを始めてから30年弱、
いままでほとんどダブルスをプレイしてきたのですが
シングルスもやり始めたことをきっかけに、
バックハンドをシングルからダブルに変えました。

球出し練習で、順クロスはいい加減(good)なのですが、
クロスから来たボールをストレートに打ち抜く
もっといえば外から相手ジュースサイドのコーナー目がけて
打つことができません。
打ち方のイメージはマイケル・チャンの様に
テイクバックでヘッドを落としています。

打ち方、練習方法を御指南お願い申し上げます。


投稿者 tk23t 2011/08/28 20:11





私の答えです

スマイル まず、9月の連休ですが、このタイミングでは予定していません。
10月で検討中です。
決まりましたらぜひ。


さて、本題の両手打ちですが

まず、マイケル・チャンですが、ラケットを下げて構えること以外は
現代の両手バックとほとんど一緒です。
伊達さんもそうですね。

ライジングなどに便利に使える打ち方です。  ナイス!



次に、ストレートに打つには? ということですが

一言で言うと、「そっちを向け」 ということです。 あれー?

しっかり横向きになる。


そして、もうひとつは右肩の動きのコツです。

マイケル・チャンに教わりましょう。


次に、クロスと、どうゆう風に打ち分けるかという話になりますが

詳しくは、もうひとつのブログ。

くる天、ブロくる 『松原雄二のテニス技術解説』
 に

スジガネ君の協力を得て掲載しました。

ストレート


ぜひ、ご覧ください。   叫び




さて、私は今日も、東戸塚松原テニススクールの工事現場。

今日は、土の路盤の上に透水シートを敷き
その上に砕石を敷く作業。

砕石敷き


この上に、アスファルト舗装

さらに、その上に人工芝という構成なのだ。


とにかく、お願いだ、降らないで  晴れ



こちらは、夜間照明の交換作業。

黒のすごい奴


黒いボディーとキラキラ反射板、すごいやつと交換中なのだ。

ジュニアの選手もナイタークラスの皆さんも期待してほしい。

明るくなります。  ナイス!


でも夜の黒いボディー ?  ワハハ


日記 | 投稿者 松原コーチ 21:23 | コメント(1)| トラックバック(0)

質問してくださいね

最近、質問もコメント自体も少なくなった。

アクセスカウントはむしろ増えているので
質問のある人は、出し尽くしてしまったのだろうか? あれー?

じつは質問してくれると大変助かる。

読者の皆さんが何を知りたいのか
何で困っているのかがつかめる、というのももちろんある。

もっと、助かるのは、新しいアイデアが出ること。

時々、コメントを読んでこんな風に思うことがある。

「先週やったばかりなのに・・・」 とか

「そんなことも知らないの・・・」 とか

だけど、何回か読み返しているうちに
その人独特の問題点がちらっと顔を出す。

とんでもなく簡単そうな質問から

自分でも感心する、新理論が出てくることがよくある。 びっくり

自分はテニスのことならほとんど知っている、という日と
まだ知らないことがあったんだという日が
1日おきにやってくる。   冷や汗

だから、こんな初歩的なこととか
はずかしいとか
昨日の人とほとんど同じだ

なんて思わずに質問してほしい。


いま、ブログの有料化の問題があるので
もしも請求書がきたらとか
思っちゃうのだろうか?

これからも、答えが有料ブログにでても

質問自体が有料にはならないので

遠慮なく、どんどん聞いてください。  叫び

まっています。   



追伸) ラケット赤 今日のもう一つのブログ

    『松原雄二のテニス技術解説』  は

    『スライスサーブは跳ばなくても』 という題で

    『ぼの』 さんの質問に対する答えです。

    ぜひ、見てください。



    質問ですが、なるべく、このブログへお願いします。



そうだ、コメントは私が認めないと表示されません
出してほしくないときはそう書いてください。

公序良俗に反しない内容で
本人が希望しないもの以外は、必ず出します。  叫び



年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 23:44 | コメント(8)| トラックバック(0)

スジガネ君は不器用

昨日の、衣食が足りず、礼節がわからなかった話。 悪だくみ

4枚だけ食べて、野菜が足りなかった話のつづきなのだが

昨日、沖縄在住6年という、『しろくま』 さんから
コメントをいただいた。

「ゴーヤは中の白い部分が苦いから、取ったほうがいい」

とのアドバイス。


早速やってみました。

わたぬき塩抜き


白いところを取って、食べてみると、しょっぱい。 びっくり

一晩かけてよく漬かっている。

何枚かのわたを抜き、よくゆすいだのが上の写真。



かなりしょっぱく、少し苦いが、野菜好きの人なら食べられそう。

私はそうじゃないので
礼節を知る程度、半分くらい食べた。  ワハハ





スマイル さて、スジガネ君だ。

今日紹介するのは7人兄弟の末っ子。

『スジガネ君RB』  両手打ちバックのスペシャリストだ。

スジガネ君RB


彼の活躍で、今日のもうひとつのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』
 を無事アップすることが出来た。

今日のお題は、『両手バックは面を見せる』 というもの。

『スジガネ君RB』 のスウィングの写真でわかりやすい解説になったと思う。 ピース

ひまな人は後で覗いてみてほしい。



さて写真撮影に当たり、固定しているはずの手首が取れた。 怖~い

接着剤で固めた、緊急手術が無事に終わったが
なかなか固まらない。

リハビリ中


近くにあった角パイプで代用することにした。

肘のアップ


角なパイプなので平面が光っている。  ピカ




なぜ、『スジガネ君』 が誕生したのかというと

私の持論

プロは単純なことをしているから、あんなに簡単にボールを打てる。

我々は難しいことをするからエラーをする。


これを立証し、納得してもらいたいため。  悪だくみ



じゃあ単純な動きしか出来ない人形で、プロの動作を再現できるはず  にっこり

その単純動作を、人間がまねすればいい、と考えたこと。



たとえば、今回の、『スジガネ君RB』だと
左の手首が固定仕様で動かせない。     うるせー


プロは動かさない。

素人は動いちゃう。  冷や汗



器用なことは一切出来ないのに、上手くスウィングできる。


『スジガネ君』 兄弟は全員がスペシャリスト


そして、えらく不器用なのだ。    ナイス!  






日記 | 投稿者 松原コーチ 17:55 | コメント(2)| トラックバック(0)

水浸しそしてゴーヤ

今日も、テニスの話はもうひとつのブログのほう

ラケット赤 『松原雄二のテニス技術解説』


今日のテーマは、『両手バックの回転は90度』

ぜひそちらも見てください。   叫び

それと、9月からそちらは有料化します。
1記事購読ごとに、100円が読者のポイントから引かれます。

お早めに、ポイントを購入しておいてください。  スマイル

まず、くる天のブロくるで無料会員に登録し

ログインしますと、右側のメニューに

「サービス」 その中に、「ポイント購入」 というところがあります。

クレジットカードか、銀行振り込みでできますので
よろしくお願いします。




スマイル さてさて、本日の話。

昨日の豪雨、さすがに量が多く
東戸塚松原テニススクールの工事中のコートは
かなり水溜りがあり、中には入れない状態。

水浸し


外の土留め工事もあるし、土砂の搬出も出来るそう

まあ、今日も1歩前進ということにしておこう。   ピース



さて、ふと考えた。

あの孔子大先生も言っている。

小人は閑居して不善を為し、君子は衣食足りて礼節を知る。

つまり、意訳すると

小さな人間は閑だとろくなことをしない
立派な人間は衣食さえ足りていれば
礼儀正しく節度のある行いが出来る。

ということだろう。


自分に照らしてみるに

衣料のほうは、テニスウェアー、とりあえずしょうがない。

食のほうを充実させよう。
昼に野菜が足りていない。
いらいらしやすいのはそのせいかもしれない。

そうだ、ゴーヤだ。  スマイル

ひねくれ者

時々、ひねくれ者もいるが大抵はまっすぐ。

正直なまっすぐのを1本。

スライス


1枚食べた。

苦い  まいったぁ


全部切って

全部スライス

塩があった。

塩があった

ブランド塩だ。  ワハハ

かけた。


しばらく置いておいて、1枚食べた。

しょっぱいけど、苦い  うるせー


水を入れて、1時間つけておいた。


1枚食べた。

ややマイルドになったが、苦い  冷や汗

そうだ熱だ、この際、電子レンジだ。 ナイス!

ゆでた。

ゆでた


かなり、マイルドになったが、苦い、苦い、苦い 怖~い


全部で試食した分、4枚食べた。

食の充実には少し足りないかもしれない。  うるせー



君子だと思っていたが、小人だったかもしれない。 ワハハ




日記 | 投稿者 松原コーチ 19:14 | コメント(2)| トラックバック(0)

東戸塚のコートコンディション

今日は東戸塚松原テニススクールのコートについてのご報告。

21日から3週間の予定で
現在のクレーコートを砂入り人工芝に改修する工事
あわせて、奥側の斜面に土留めをして
崩壊を防ぐ工事もしている。

私としては、毎日、現場の作業員と交歓を深めつつ
ゴーヤとブログの手入れにいそしんでいる。    悪だくみ


フォアハンドg 今日は、テニスの話は、『十勝のヒグマ』 さんからの質問の後半

サーブを安定させるお話。

もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 で

『ヒグマサーブを安定させる』 という題で、先ほどアップしたところ。  ナイス!

ぜひ、そちらも覗いてみてほしい。  叫び 




スマイル さて東戸塚のコート状態。

これは昨日の写真だが、コートの表土を10cm弱、そぎとっているところ。

表土剥ぎ取り


ドデカイ重機がコートを走り回っている。

ついこの間まで、コートをなでさすっていた
田村コーチや清水コーチが見たら、泣きそうな光景。 やっちゃったぁ しずく

赤土固め


ネットポストも

ネットポスト


いちばん早く始めた、東品濃小学校側の斜面の土留め工事。

下段の土留め

下の段はほぼ形が出来た。

これで、道路に土がこぼれたり、草が倒れかかったりしないできれいになる。


上の段も作り始めたところ。

上段の土留め

南西角の斜面のきついところだけ、豪華? 2段重ねなのだ。



4時過ぎになると、北の方角から不吉な雲が  うるせー

黒雲が


ネットで見ると、東名高速より北は豪雨状態。  雨

東名より北、町田あたりは豪雨



今、ここも豪雨。   雨


ちょっと、小降りになってきた。  カエル   スマイル


日記 | 投稿者 松原コーチ 18:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

クロスへ打つためのフットワーク

『たまには勝ちたい』 さんから質問をいただいた。

フォアハンドの脇の開け具合の話なのだが
今日は、都合により、もうひとつのブログの方

『松原雄二のテニス技術解説』 に
書かせていただいたので、そちらもぜひ覗いてみてほしい。




さてその、もうひとつのブログの方、『松原雄二のテニス技術解説』 だが

昨日は
フォアハンドストローク、逆クロスは得意なのにクロスは苦手という
『十勝のヒグマ』 さんの質問への答えを書いた。

題目は、『フォアハンド、クロスに振りぬく』

ぜひ読んでほしい。  叫び



昨日の内容は

上体を前向きにするための練習法と

木の周りを回りながら
ボールに近づき、後ろに入り込むフットワークの2つを説明した。

そのフットワーク、『ちび黒サンボ作戦』 の中で
クローズドでもオープンでも、必ずステップしてと書いた。 悪だくみ

このステップしてが
文章だけではわかりにくかったのでは、との反省で うるせー

今日は具体的なフットワークについて説明する。  叫び




スマイル まずは、オープンスタンス。

これは、アンチッチのフォアハンド、動画と連続写真だ

オープンスタンスから右足で踏み切り、右足で着地。
クロスコートに振り抜いている。

もうひとつは、エナンフォアハンド、動画と連続写真だ


最後のコマの後、右足がオープンに着いて
アンチッチと同じ形で終わる。

右足の使い方が独特だが、基本的なことは、アンチッチと同じ。

アガシもよくこんな使い方をする。


アンチッチの例は厳しいボールに追いついたので
やや守備的な状態を攻守逆転
一気に攻撃的に持っていこうとしているところ。
そしてたぶん成功している。
このフットワークはぎりぎりを攻撃に転じられる方法なのだ。

エナンのほうは、明らかに攻撃的に打つための体重移動。
そのために、上体の捻りをうまく使い
だから脚が反動でこんなふうに動いているのだと思う。


十勝のヒグマさんには、ぜひこうなってほしいですね。 炎

エナンの脚は、上体の動きなどで結果こうなるので
意識してあのしぐさをする必要はないと思います。
動き全体は、アンチッチのまねをするほうがわかりやすいでしょう。

どちらも、いったん右足を決め、踏ん張った後
ボールに近づきながら打っているのが
後の広告の文字との位置関係でわかります。

これがフォアハンドのクロス打ちです。

この反動でクロスに振り出すのです。  ナイス!



次は、クローズドスタンスからのクロス打ち。

実は、プロはほとんどがオープンスタンスなので、写真が少ない。
唯一、あるのが
いつもおなじみ、フェデラーのこの動画と連続写真。

ほぼ、スクエアーなスタンスですが  (脚を前後にひらく普通の打ち方)
左足を軸にステップするところは
完全にクローズドスタンスと一緒です。

左足をボールとの位置関係により、どこに踏み込むかといったことだけが
スクエアーとクローズドの違いです。

フェデラーの右脚はインパクトの時に浮いていますよね  ナイス!
これが、私がステップしながら、動きながら打ちましょう
といっていることなのです。


そういえば、右足の後への跳ね上げ、エナンと一緒ですね。

身体の捻りと捻り戻し、その時のはじけ具合です。 びっくり


オープンとクローズドとの使い分けですが

男子プロの場合は、右に動いて打つ場合、ほとんどオープンです。
正面にボールが来た場合はスクエアーになる人が半分
その時もオープンしかしない人が半分でしょうか。
ですからクローズドはいないと思います。

女子も力持ちの欧米人は男子と同じ傾向です。
日本人は小柄なので身体が回りやすいのでしょう。
クローズドの選手もいます。

最初は身体の使い方を覚えるためにクローズドで打ってみる。

だんだん、身体が大きくなり、腕の力もついてくれば
そして、テニスもレベルが上がって忙しくなると

上体を前向きにしやすいオープンが多くなるということだと思います。  ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:16 | コメント(1)| トラックバック(0)

たたたった太陽

今日は、『十勝のヒグマ』 さんから質問をいただいていたのだが

そちらの話はもうひとつのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』 
でやることにし、先ほどアップした。

われながら、けっこう実用的な、いい解説ができたと思うので
そちらもぜひ覗いてみてほしい。

続きを読む、というのをクリックするとすべて見られるのでよろしく

無料ですよ。  スマイル



さて、 「たたたった太陽 あいされたいよう ・・・ 」 音符

最近、我が家で人気のCMソング
アセロラドリンクのコマーシャルだ。

光浦靖子さんの絵が浮かび

メロディーがなんとなく口をついて出てくる。  音符



実はもうひとつの太陽。

『緑園 太陽整骨院』 というところに通っている。

6月に腰を痛めて、通いだし

1週間後ののブログで、 院長の田中先生について、いい人と書いた。

実は、完治したら、優秀な先生と書く、と宣言したきりになっていたのだ。

腰は2週間目には完治、なんともなくなっていたのだが
その後、背骨全体を矯正してもらったり、膝を見てもらったり。
ずうっと続いているので
ちょうどのきりがなかったというのが私の言い訳。  冷や汗


改めて、遅ればせながら、「優秀な先生ですよ」  叫び

と宣言しておこう。

話の内容と治療が一致していて
私のように理屈っぽいやつでも納得させてもらっている。

まあ私を納得させているだけでもたいしたもん。  ワハハ


相鉄沿線の人はぜひ、お勧めです。  スマイル



ところで、最近治療がひとつ加わった。

光線療法。

光線療法


実は最初はあまり信用していなかったのだ。  悪だくみ

左の手のひらがデュピュイトレン拘縮というのになり
1cmくらいのこぶが出来ている。

ネットで調べても手術以外の手段はないと書いてあるのだが

それをこの光線療法と電気治療、自分でマッサージ
これらの併用で少なくとも進行が止まり
少しだが小さくなり始めているようだ。

まあもう少し続けてみようと思っている。


それと、面白い無料サービスがこれ。

ウォーターベッド。

ウォーターベッド


ただホンワカ寝ているのかと思ったら  びっくり
背中から水流が襲ってくる。

実は、これで肩甲骨まわりが緩んできたよう

なぜか、サーブが打ちやすくなってきたのだ。

もうじき、松原さんの弾丸サーブ復活か?   ワハハ

日記 | 投稿者 松原コーチ 21:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアもスライスで

今日は、『フォアボレーもスライスで』 ということで

もう一つのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』

でも取り上げてみた。

こんな写真を使って、打法そのものを分かりやすく説明できたと思うので
ぜひ、覗いてみて欲しい。

フォアボレー


今月中は、無料ですのでどうぞ遠慮なく。  叫び




さて、昼間、テニスとは別の用事でお会いした、Iさん
横浜市内の別のスクールに通っているとのこと
たまたま、待ち時間があったのでテニスの話になった。

「フォアボレーっていつもコーチに注意されちゃうんです」
とのこと。

どうも、インパクトまでのスライスでの入り
インパクト後のフォローについてピンときていないようだった。 悪だくみ

大きなテイクバックから会うとサイドインで入っていき
インパクトは止め加減で迎え
フォローは惰性であって
わざわざ、フォローで運ばなくてもいいんですよ  
とアドバイスしたのだが
まだイマイチ、ピンとこない。    あれー?


バックじゃ、どうしていますというと
それだけでピンときたようで
だいぶ感覚として分かってきたようだ。  ピース

当然バックでは、そうゆう風にスウィングしているから出来ているのだ。


バックはストロークでもスライスを使うので
それがいちばん感覚をつかみやすいことの理由なのだろう。

じゃあ、フォアでもその感覚に慣れるためには、ということで
ミニラリーでたくさんやって
フォアハンドスライスになれることを薦めた。  ナイス!

聞くところによると
スペインあたりの男の子達は
練習の初めに、かなりスライスのミニラリーをするらしい。

あまり真剣じゃなく、コースを突いたり、意地悪したり うるせー
キャッキャいいながらやっているらしい。
遊び感覚でスライスを身に着けてしまうというのが
いちばんいいのかもしれない。

「遊びながらのスライスラリーがいいですよ」 

というのが、Iさんにはいちばん気に入ってもらえたようだ。  ナイス!



ボレー | 投稿者 松原コーチ 22:39 | コメント(1)| トラックバック(0)

テニスに役に立つ玩具

東戸塚松原テニススクールのヘッド

安久津コーチがめでたく誕生日

ということで、お客様にいただいたプレゼントがこれ。

パワーリスト

パワーリストというもの。

昔、ダイナビーという名ではやったことがある。

パワーボールという名前もあるそうで
商標権の回避でいろいろな名称が出てくるのかも。  うるせー


黄色いローたが回転し、軸が回転方向と垂直に
この写真だと表面と平行に動くようになっている。

軸を傾けると地球ゴマと同じようにサイサ運動というのが始まる。

このサイサ運動を手首で感じて操ることで
ローターを加速するという物。

超高回転になると、手首にすごい力がかかるので
手首強化になるのだそうだ。


ちょっと借りてやってみたら、昔とった何とやら

松原さんがいちばん上手かった。

サイサ運動のちょっとした引っ掛かりに乗じて手首を動かす。


こういった、繊細な感覚を磨くことにより

わずかな力で、ラケットを加速し

若者たちを翻弄することも出来るのだ。  ワハハ



次はこれ

独楽

独楽回し。

前に振り出しながら、リリース前にひもを手前に引っ張る。

強烈な回転と、手のひらに乗せるコントロール。

これは例の、ナダル打ちに通じる極意なのだ。  びっくり


実は私のもうひとつのブログ

松原雄二のテニス技術解説、今日のお題は、「ナダル打ちと独楽回し」

腕を引っ張ることにより、ラケットヘッドを強烈に振り出す。

その秘訣を明かしたもの。

ぜひ、覗いてみてください。



さて、お次はこれ

ヨーヨー


中学生のころ、マジックヨーヨーという名ではやっていた。

犬の散歩に、世界1周。


4mくらいの紐を自分で作り  (ひもはよく切れるのだ)

教室の2階の窓からたらし、下の階の窓の前で動かしたのは秘密だ。 悪だくみ



これらのおもちゃは物の動きの方角と手の動きが異なっている。

しかも、回転を感じながら加速する微妙な感覚が身につく。 ナイス!

テニスのラケットを操る感覚にも似た物があり
こうゆう感覚作りを子供のころにやっておくことは
とても大切なことなのだ。



たとえば、サーブの膝の屈伸は速ければいいわけではない。

上体が最高に動くよう、ゆっくりと行うのが大切。

それが運動量が移動するための、運動連鎖の奥義なのだ。 ピース

他にもたくさんある。


こうゆう、いい遊びをいっぱいやらねば

ああ、まったく近頃の ・・・    ZZZ



年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 20:13 | コメント(2)| トラックバック(0)

強い夢は叶う

『レフティスタイル』 さんから、木曜日、金曜日のサーブの説明に対し
早速コメントをいただきました。

その中で感じるところがありましたので紹介します。

以下がそのコメントの後半、感じ入り部分です。


マイク  ・・・・  前半 略  ・・・・

また、スピンサーブを打つ場合のトスの位置ですが、ここらも高速フラットとスライスを目指してみようかと思います。会員K氏のように。

これもかなりの練習が必要かと思いますが、私の座右の銘は「私ほどのテニスセンスがあれば大丈夫!」ですので、頑張ります。有難うございました。

投稿者 レフティスタイル 2011/08/19 22:37





スマイル 私の感想です。

見事、上達の極意をつかんだコメントです。

座右の銘は 「私ほどのテニスセンスがあれば大丈夫!」

これです。


成功のイメージのあるものはかなり高い確率で成功します。
特に私がいつもお話しているような、「プロがやっているような単純な動さ」 なら
イメージさえあれば必ずできるようになります。

あまりにも複雑なので、プロでさえやらないことや
理論的に不可能なこと
たとえば、最後に腕を伸ばして打つとか、消える魔球とか。
  (エイット叫ぶと、3cmくらいは伸びますけど)

これらは、どんなに成功イメージがあっても不可能です。 うるせー


ところがプロがやっている程度のことであれば
そしてそれが、しっかりイメージできるなら
出来ると思ってやっているうちに
頭の中の打球イメージと打球フォームを作る頭の回路が
少しづつ、擦り寄っていきます。  ピース


ところが、「出来ないだろうな、けど一応やってみよう」
と考えてやっているのだと、成功のイメージがあやふやなため  あれー?
いくら努力しても出来ません。


先日、テレビで 『さだまさし』 を見たら、彼も言っていました。 (録画でしたが)

強い夢は叶う RYO National Golf Club  音符

ゴルフの石川遼君への、そして東北への応援歌なんだそうです。


そう、強い夢はしっかりイメージできるのです。  ピカ

何度も、何度も、繰り返しイメージしているのです。

そして、しっかり成功イメージができるのなら、必ずできるようになります。

 「私ほどのテニスセンスがあれば大丈夫!」 と、思うほどの人でなくても大丈夫です。


それはテニスの技術でも、試合でも、営業でも、受験でも、がんばれ。 叫び





ラケット赤 追伸

今日、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』 では

「リターンエースの打ち方」 をアップしました。

そちらも見てくださいね。   叫び




メンタルの話 | 投稿者 松原コーチ 18:21 | コメント(1)| トラックバック(0)

東戸塚校工事開始

東戸塚松原テニススクールで、今日から工事が始まった。
コートの裏、東品濃小学校側の法面の土留め工事だ。

東戸塚校裏

明日からはコートのほうも工事に入る。
3週間お休みをいただき
3面のクレーコートを緑の砂入り人工芝コートに改修するのだ。

夜間照明もすべて新しいものに更新するので、かなり明るくなるはず。  ピカ

コートでは8月期の最終レッスンが行われている。

クレー最終レッスン

明日から、コートのほうも工事に入るため、3週間のお休みをいただきます。
28年間頑張ってくれたクレーコートともさよならです。

9月11日、日曜日から、新しい緑のコートでお待ちしています。  スマイル



さて、工事のほうは土留めのためのH鋼材が搬入され

H鋼搬入

いよいよ、開始と思いきや

杭の位置

H鋼を打ち込む場所を決めただけ、鉄筋を地面に刺して赤くマーキング。

本日は終わってしまった。



クラブハウスに戻ると、ゴーヤのグリーンカーテン。

緑のカーテン

日射をさえぎる率もかなり上がって、エアコンもだいぶ効くようになった。 ナイス!

だいぶ実もなっている、大きくなるテンポも速くなっている。

食べられそうなのを見繕って、料理しそうな方と
料理してくれる人がいそうな人に差し上げた。   ワハハ

ゴーヤ

そうだ、これから3週間、差し上げる人がいない。 あれー?

誰か、「松原さんのことが心配で見に来ました」 という口実で

ゴーヤをもらいに来て下さい。    叫び



さて、もうひとつのブログ、『松原雄二のテニス技術解説』

今日は、『リターンでこそエースを狙う』 
というお話。

写真は2枚だけですが

自分でもなかなか意味のある内容だと思っています。

ぜひ、見てください。  ナイス!

日記 | 投稿者 松原コーチ 18:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

サーブをスピン気味に

今日のもうひとつのブログ
くる天の、『松原雄二のテニス技術解説』 お題は、『スピンサーブの肝』 です。
無料ですのでどうぞ、覗いてみてください。


こちらでは、『レフティスタイル』 さんから、質問の続きをいただきました。
スピン気味に打ちたいとのことで、スピンの技術解説が必要になったので
あちらでそのことだけを深めに掘り下げました。
こちらでは質問に直接的に答えようと思います。

こんなやり方が、これからの2つのブログの住み分け
その代表的なパターンになるかもしれません。     にっこり



さて、以下が『レフティスタイル』 さんからのコメント全文です。

マイク 松原コーチ有難うございます。少し見えてきました!
さて、コーチの今回の回答に関連してもう2つ基本的なことを教えてください。

私のスライスサーブは、トスをかなり左に上げています。その方が肩の負担が少なく、またよくスライスがかかるからなのですが、これだと仰るとおり球種はバレバレです。またフラットの時と相違ができてしまいます。

もう少し右側へトスを上げて、しかもキレのあるスライスを打ちたいのですが、よい方法はあるでしょうか?

そして2つ目です。
「トスを少し右・後側、内旋、回内を強めに使って、フィニッシュは引き付けて小さめに」というのが、フラットの打ち方であることは理解できました。

さて、次はその確率を上げたいのです。わずかでもスライスではなく、スピン(ドライブ)をかけたいのですが、教えていただいた内旋・回内の打ち方で順回転がかかるでしょうか?

続けての質問となりますが、(お暇な時で結構ですので)よろしくお願いいたします。

投稿者 レフティスタイル 2011/08/19 09:51






私の答えです。

スマイル トスの位置ですが、どちらかを割り切って選択するか
どちらもやるかです。

左よりのトスのほうが、肩は楽だし、すごく曲がるサーブが打てると思います。

少し右寄りにすれば、スピン気味かフラット気味になり
横への曲がり分が少し減るかもしれません。

しかしフラットサーブと見分けるのはとても難しくなります。 悪だくみ

どちらがトクなんでしょうね?

肩の負担については、こんなふうに
肩の線を傾けて、腕と顔の間を放せば大丈夫です。

プロの形

ただし上体、腰や背中は疲れます。


さて、うちの松原テニスクラブ印西に強い男性会員のKさんがいます。

彼はスピンサーブをメインに
めちゃ速フラット
フラットと同じ打点の高速スライス
右に上げた超曲線スライス (右利き、30cmしか弾まない)

4種類を打ち分けてきます。

そして、足が私の3倍も速く
スピンサーブの時は打ち終わるや否やネット際に立っているのです。  びっくり

そして私がリターンできないと、小さく満足げな顔をするのです。 不満

右に上げた超曲線スライスも、わかっているのですが返しにくいのです。

彼は右利きですが、レフティーのあなただと
トスを左に上げただけで、ジンマシンの出る人がいると思います。 怖~い

2種類のスライス、2通りのトスを打ち分けるのは
それほど難しくはないと思いますよ。

まあ、どれを採用するかは趣味や性格の問題ですが。 うるせー 




次に、スピン気味にして、安定させて打つ話です。

フラットとスピンの違いは手首の形と回内量の違いです。 ナイス!

スピンのほうが手首を折って、面を内側に向け
ボールの斜め上、左利きなら左上をヒットします。

スピンサーブ 打点

腕とラケットが、くの字型に角度をつけ
この写真では面が垂直に見えますが
少し下向きになるようにするのがコツです。 ピース

この手首の角度をしっかり保てればそれほど難易度は高くないと思います。 ナイス!


その話は、今日のもうひとつのブログ

くる天の、『松原雄二のテニス技術解説』 に

しっかり書きましたので参考にしてください。   叫び 



さて、スピンサーブはスピンが多めだと、スピンサーブと呼ばれ
少なめだと、フラットサーブと呼ばれます。

ついでに、手首を伸ばして、回内を減らし
サイドスピンのほうが多くなると
スライスサーブと呼ばれたりします。   ナイス!


サーブ | 投稿者 松原コーチ 20:35 | コメント(2)| トラックバック(0)

サーブをフラットに

『レフティスタイル』 さんから質問をいただきました。

一撃必殺のフラットサーブです

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんばんは!いつも有難うございます。

サーブの話題のところで、私も1つ質問いたします。

松原コーチに教えていただいた、スライスサーブ、大変重宝かつ効果的です。
ただ、そこにもう一味あればと感じることが度々です。

ワイドへのスライスに加えての、センターやクロスへのフラット一発、これを何とかマスターしたいのです。

一応、スピンは打てます(トスはスライスと著しく違いますが)が、スピン系で遅いのです。

しかし、スライスをより活かすための速いストレートボールを左へそこそこの確率で打ちたいのです。(私は左利き)

そのためのよい方法はや練習方法はありますでしょうか?よろしくお願いいたします。

投稿者 レフティスタイル 2011/08/17 19:22






私の答えです。

スマイル レフティスタイルさんは左利きです。

そのつもりの方向で書きますので、右利きの方は注意して読んでください。  うるせー

さて、スライスサーブは斜めに作った面を回内させないようにして
斜めのままヒットさせます。

フラットに打つには
この面を回内して、まっすぐ前向きにすればいいのです。 ピース

打点はスライスよりも少し後になります。
スライスを左気味の打点で打っているのなら
少し右に変えたほうがいいかもしれません。

まあこの左右方向はあまり大きく変えると
球種がばれますので気をつけて。

球種がばれれば、コースもばれちゃいます。 悪だくみ

前後はレシーバーから見てわかりにくいので大丈夫です。 ワハハ


さて、この打点を後にすることですが
それは回内により、ラケットの先端部分のほうが早く出てくるからです。

腕を曲げて、腕相撲のように力を入れる内旋も
スライスより強く使うといいでしょう。

それもラケットヘッドが前に出てくる原因なのです。


なんだか薬の処方をしているみたいですね。


これは、サフィンフラットサーブ、動画と連続写真

内旋、回内を強めに使うので、フィニッシュが引き付けて小さめになります。

これがフラットサーブのコツです。

ここへフィニッシュするようにすれば、フラットで速いサーブが打てるのです。 ナイス!


スピードアップの練習法ですが、スマッシュをしましょう。
それも、打点を後にして、ゆうっくりのスウィングから
内旋、回内で押さえ込むような、はげしいスマッシュ。  筋肉

これでバキッといわせましょう。

そしてそのスウィングとスピードをサーブに持ち込む。 ナイス!


なんかむずむずしてきましたね。 ワハハ




さて、『くる天』 で、昨日から始めたもうひとつのブログ。

『松原雄二のテニス技術解説』
 の第2回。

今日は 『高い構えからのフォア』 です。    叫び


テイクバックの話がメインで、写真を使って解説しています。

トップスピンとフラットの打ち分けも写真を使って解説しました。

時間のある方はぜひ覗いてみてください。  

「続きを読む」 をクリックしても無料です。    ナイス!



サーブ | 投稿者 松原コーチ 20:15 | コメント(1)| トラックバック(0)

もうひとつのブログ

本日から、もうひとつのブログを始めた。

『くる天』 というサイトのブログだ。

なぜ、『くる天』 なのかというと
そちらでは有料サイトが運営可能だからだ。

私はプロのコーチであり、解説者。

無料で、技術指導をしていることに、正直、葛藤もあるのだ。

同業者の商売を邪魔しているようでもあり、心に引っかかっている。


若いコーチが私の解説を読んで勉強してくれているのも知っている。
日本のテニスの常識が40年以上遅れているのも知っている。

雑誌の解説でもそうだったが。

日本のテニスを何とか世界の一流にしたいと思って
30年以上やってきた。

最近、このブログを読んでくれる人も多くなって、手ごたえも感じている。


さらに深い内容で皆さんの要望に答えるには
私の心の持ちようも含めて
無料ブログだけではいけないと思うようになってきた。



このブログにも愛着があり、まだまだつづけるつもりだ。

これからは、簡単な内容や話題的なものはこちらの無料ブログで

今以上に内容の濃い、プロの解説は、『くる天』 でと考えている。


『くる天』 では、最初の枕が無料、『続きを読む』 をクリックすると有料部分に進む。

いずれ、記事ひとつ購読につき、50円から100円ていどの有料にする予定だが
今月中は無料の設定になっている。

どっちにしても、知らないうちにお金を取られることはないので
安心してクリックしてみてほしい。

そしてご意見をぜひ、コメントで教えてほしい。

もちろんテニス技術の質問も無料なのでどしどし寄せてほしい。


今日は第1号として、フォアハンドのテイクバックについて
実用的な写真も載せたのでぜひ見てほしい。

引き方


この写真から、内容を推測できたら、あなたのフォアは大丈夫。

ではこちらで回答を、今日の記事はこれ。  スマイル



ご連絡 | 投稿者 松原コーチ 19:29 | コメント(7)| トラックバック(0)

セカンドは15cm跳ぶ

セカンドサーブだが
厚めグリップでのぽっこんサーブから
薄めグリップでのスピンまたはスライスでの振り切りサーブへの転換は難しい。  冷や汗


最近よくお話している、安定とパワーの両立サーブの打ち方。

しっかり、ゆっくり下半身を使ってジャンプ
10~15cmの上空で面の内側が見えるような向きでボールを捕らえる。

これで確実に安定したセカンドサーブが打てるはずなのだが
あくまでそれは理屈。

腕の使い方を覚え、身体の動き、面の感覚
それなりの熟練度が無ければ安心して打てるわけが無い。 悪だくみ


じゃあどうするか?

方法は2つ。

1つ目は、ファースト、セカンドを同じ打ち方、この打ち方でやってしまう。
そしてひたすら練習する。

2つ目は、ファーストだけをこの打ち方にして、セカンドはぽっこんでもアンダーでも。
自信が出来たら、セカンドもこうする。


まあ、その人の性格しだいだろう。   あれー?



さて先日、印西のうちのクラブでお会いした、女性会員のKさん。

本当に上手な方なのだが
時々、ゆるいセカンドサーブをふかしてしまい、自信無さげだった。

ところが、強い相手と対戦した時に、強く打とうとしたのだろう。 うるせー

ジャンプがそれまでの5cmくらいから15cmくらいに上がった。

重そうなセカンドサーブがびしびしと入りだした。  びっくり


いいサーブを打つにはジャンプし
身体の動きが終わった時に、ラケットヘッドがしっかり垂れることが必要。  ナイス!

5cmでは、ラケットヘッドがしっかり垂れるまで行かないようだ。

15cmなら、身体がしっかり伸び、ラケットヘッドがしっかり垂れる。

5cmの時はなんとなく力が入っていなかった身体も
15cmではしっかりと筋が通っている。  ピース

もちろん、心のわりきりようも、15cmのほうがいいのだろう。


これは、エナン動画と連続写真

ジャンプし、美しい姿勢でラケットが垂れ、身体が終わってからラケットが。

これらの項目を確認してくださいね。


女性にはもちろん、男共にも見本になるサーブ、見事でしょう。 ナイス!


サーブ | 投稿者 松原コーチ 17:52 | コメント(1)| トラックバック(0)

次に必要な下向きのフォア

昨日の、前向きなフォアハンドの続き。

前向きに打つことが出来なければいい当たりが出来ない。
いいあたりが出来なければ武器になりにくい。

いい当たりが出来たら、次はどうなるかというと
参った相手のボールが浅くなる。

浅くなったボールを打ち込むには、飛距離を短くしなくてはならない。

短くなったボールを打ち込めなくては、やはり最終兵器にはなりにくい。

トップスピンをかなり打てる人の中にかなり多くある症状なのだ。 悪だくみ

実は昨日、印西のうちのクラブで男性会員のNさんにアドバイスした内容なのだ。


Nさんにかぎらず、その人はたいてい、まっすぐ、打球方向上にトップスピンをかけている。
フィニッシュが左肩の上になっているのが特徴。  うるせー

これは通常、インサイドアウトでも、アウトサイドインでもないのだが
本人はインサイドアウトを意識していることも多いようだ。

ここははっきりと、アウトサイドインと言い切っておく。  叫び

これは、ナダルの外から中へとしっかり引っ張り込んだ

必殺の逆クロス、動画と連続写真だ。

これは、ベースラインからのショットだが、それでさえ
これくらい引っ張り込んで、アウトサイドイン、上体の左下にフィニッシュするのだ。 びっくり

  (サウスポーのナダルは右下だが)

そして、引っ張り込み方向でボールの飛距離を自在にコントロールする。  ナイス!

もちろんラケット面は逆クロス方向を向いていて、ボールはそっちへ飛んでいく。



昨日の、前向きなフォアハンドはこれの大前提。

前向きでなければ、上体の左下へのフィニッシュは出来ない。  にっこり


テイクバックからしっかり面が出来ていれば、初級は卒業。

昨日の前向きがしっかり出来れば、中級も卒業。

今日のアウトサイドイン、左下へのフィニッシュが出来れば、上級も卒業。  ピース


次は回転量も自在にコントロールしながら、一流選手への道をまっしぐらだ。  ナイス!


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

前向きなフォアハンド


今日は印西のうちのクラブで会員さん達とプレー。

暑さと、お墓参りだろうか
道路は渋滞していたが、クラブはずいぶん空いていた。


いつもは練習無しで、いきなり試合なのだが
ちょうど同じくらいに来場した女性会員のIさんのウォームアップに付き合った。

ショートラリーの後、ベースラインからのラリー。

Iさんのフォアハンドがなんか窮屈そう。 悪だくみ

特にフォアハンド側に走って打つときに苦労している。

腰や、上体が少し前向きで追いつけば打ちやすいことを説明して、見本を見せる。

見本がオープンスタンスだったので彼女もオープンスタンス。

足はクローズドでも、腰や上体がオープンで近づけば打てることを説明。

クローズドでも、すぐに出来るようになった。  ピース


いいフォアハンドを打つためには、とにかく前向きが大切。
前を向かないと自分が邪魔になり、振りぬくことが出来ないのだ。 うるせー

フェデラー動画と連続写真で、そこんとこを確認しよう

ちゃんと前を向いているでしょう。

特に踏み込んだ左足のつま先が、最初から前向きになっていること ナイス!

インパクト前のコマで、上体がすでに前を向いていることに注目して欲しい。 叫び


フォアハンドは身も心も、前向きの必要があるのだ。 ワハハ


Iさんもこの前向きでかなり、いいフォアハンドを打てるようになった。

しかし、じつは正面に緩いボールを送ると、まだエラーが出る。


これは余裕がありすぎで、足が止まってしまい、しかも横向きが復活してしまう。  あれー?


まあ理屈は簡単なので

最後まで足を動かし、最後の最後に止めるやいなや打つ。

余裕があっても下半身を前向きに構えること。


この二つをやってもらうことで、Iさんのフォアはまた1段階、上に上がった。  ナイス!

早くうちの看板選手になって欲しい。  ワハハ


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 22:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

バックポーチの続き

『makotasu』 さんから、バックボレー、ポーチの追加質問です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ

早速のご解説、誠にありがとうございました。

右腕の回外の際に、インパクトの直後に相手に背中を向け、完全に後ろを向いてしまうと上手く行くことがありますが、この動作は果たして正しい動きでしょうか?

また、インパクトでスイングを止めてブロックをすると言うのは、私にとってやりやすそうなのですが、鈴木プロのように「前腕の位置を前に振るだけでなく、下に引きおろすようにする」と言う動作は、なかなか難しく感じます。これらはやはり両立させるべきでしょうか?

お礼のつもりが、またまた質問になってしまいました。お時間にある時に、また、本編で取り上げて頂かなくても結構なので、なにとぞ、よろしくご回答ください。

投稿者 makotasu 2011/08/11 22:52






私の答えです

スマイル 「右腕の回外の際に、インパクトの直後に相手に背中を向け、完全に後ろを向いてしまう」
というのは打点が遠いときだと思います。

このままではラケット面が打球方向を向かないので
ラケットヘッドを前に出すため、身体の動きの反動を使うのです。

ラケットの手前側、つまり、腕を後ろに下げる反動で、ラケットヘッドを前に出そうとします。
腕を引くには右半身を引きます。
右半身を引くとは、右に回転することになりますから、上体は後ろ向きになります。 にっこり

これはとっさの時に行うので、ごく自然な動きです。


前向き回転をブロックすることの延長ともいえますが
打点が近ければそこまでは必要ありません。


普通は、「前腕の位置を前に振るだけでなく、下に引きおろすようにする」 という動作で
もっと簡単に、さらに大きなパワーで、しかもよりネットに近い打点で打つことが出来ます。  ピース 

ですから、強く打つボレーの場合、余裕があれば
手の位置を下に引きおろすようにして、回外動作を使うのが普通です。 

回外動作を行うためのコツが手の位置の引き下ろしです。

引き起こし分だけ手の位置を高めにしとけばいいだけで
頭で考えたら一見、難しそうですが、やることは凄く簡単です。 ナイス!

引き下ろしをしないで回外出来るならやってごらんというのが正直な感想です。  悪だくみ
握力が100キロもあるようなプロレスラーのような人なら出来るかもしれませんが
引き起こしをする女の子のほうがスピードは出ると思います。

手を引きおろすことにより、面を引き起こすのです。  ナイス!



引き起こしと上体の反対方向への回転、同時使用ですが

リターンや高い打点のバックハンドスライスでよく見かけます
もちろんギリギリいっぱいのポーチでも。

これは、フェデラー動画と連続写真、たぶんリターンでしょう。

インパクト以降、上体の動き、ちょっと後ろ向きになろうとする両肩の線。

打点が遠ければもうちょっとはっきりやると思いますが

この動きから感じてみてください。  ナイス!


ボレー | 投稿者 松原コーチ 21:13 | コメント(0)| トラックバック(0)

ネットの有効活用?


先日、東戸塚松原テニススクールに遅めの出勤をすると


電気屋さん?


電気屋さん?  駐車場貸したの?



スタッフに聞くと、どうもうちの仕事らしい。

電話もインターネットも不通で、NTTにきてもらったとのこと。


電話もNTTの光回線なので、光が止まるとすべて止まる。 あれー?

事務所内には作業中のお兄さんが


屋内で


屋内は問題無し、トラブルは屋外の電柱の上らしい。



行ってみると、おじさんが雨の中、1本向こうの電柱から降りてきたところ。


電柱で

おじさん曰く、「カラスだ」    びっくり

カラスが巣作りのため、光ファイバーケーブルをほじくり出して

特にうちのを選び、持っていったらしい。


カラスの家もネット完備の時代なのだろうか。 悪だくみ



日記 | 投稿者 松原コーチ 20:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

バックのポーチ

『makotasu』 さんから質問をいただいていました。
バックボレーのポーチを相手コートの押し込む方法についてです。

実は、最初にコメントをいただいた時に説明の絵柄を探しているうちに
私の中で行方不明になっていました。
時々ですが、私の心にブラックホールがありまして  冷や汗
そこに吸い込まれていることがありますので
お心当たりの節は、なにとぞもう一度コメントしてください。

さてそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ

実は8月1日に以下のコメントをさせて頂いたのですが、ひょっとしてお忘れのようであれば、回答の方をなにとぞ、よろしくお願いいたします。
----------------------------------------------------------------
松原コーチ

毎度、ためになる解説をありがとうございます。
今日はダブルスの前衛ポーチについて、お教え頂きたいことがございます。

ダブルスで味方後衛の攻撃力があまりない場合、無理めにポーチに出るのですが、特にバックハンドでのポーチボレーが浮いてアウトになるケースが多いのです。

おそらく、無理め=遅れてラケットを出しているため、上向きの状態で面にボールが当たってしまっているためだと思われるのですが、これを何とかコートに収める方法はないものでしょうか?

今回もなにとぞ、よろしくお願いいたします。

投稿者 makotasu 2011/08/09 18:59






私の答えです。

スマイル 上向きの面を起こさなくてはならないですね。

引き起こしにトライしてみませんか。

近い打点のボレーですと、ラケット面の引き起こしを使わない打ち方でも打てると思います。

しかしちょっと遠い打点の時は力が入りにくいので
ラケットヘッドが負けてしまい上を向いてしまいます。

そんな時、ラケット面の引き起こしをしたほうが、打ちやすい場合があります。 びっくり

もちろん近い打点でも強烈に打ちたいときはどうぞ。

そのような時には、ラケットヘッドに勢いを付けにくいため
引き起こしにプラスアルファのパワーを頼るわけです。


この引き起こしのボレーはなかなか連続写真のサンプルがないので苦労しましたが

この365のテクニック別技術解説で見つけました。

鈴木貴男のハイバックボレーです。

このページをクリックして、少し下にスクロールしてみてください。

連続写真があります。


面が構えで少し上向き、ラケットヘッドが後に送れたところから
垂直面に近く、起こしてきます。

形としては、前腕の回外なのですが

前腕の位置を前に振るだけでなく
下に引きおろすようにすると
自然に面が引き起こされて、前腕か回外し、垂直面が出てきます。 ナイス!

簡単な動作なのでやってみてください。



そしてもうひとつ注目してほしいのは
インパクト以降、再び面が上を向いていくこと。  あれー?

一見、ものすごく難しそうですが
腕を下に引くのをインパクトでやめ
面を常に一定にする意識があれば、自然にこうなります。 ナイス!


彼の右手のグリップ位置を追ってみてください。

そう動いているでしょう。  びっくり



そして最後はこれ。

ブロック


インパクトでスウィングを止め、ブロックするようにします。

そうすれば、ドサクサにもしっかりした面が出来ますし  悪だくみ
強烈なリターンにもぐらつきません。


なんか複雑な技術に対して、安易な解説のように感じますが

だまされたと思って、思い切ってトライしてみてください。

苦手ショットが一気に、超得意ショットになります。  ナイス!



ボレー | 投稿者 松原コーチ 19:02 | コメント(2)| トラックバック(0)

ボレーを両手で

昨日に続き、『ためブロ』 さんに取り上げていただいた
私の動画をお見せしよう。

じつは今日、うちのクラブ、松原テニスクラブ印西でのこと。

女性会員の皆さんがボレーの練習をしていた。

ほとんどの方がボールの高さにテイクバック。

当然、スライス回転は余りかからないし、打球も上に飛びがちになっている。

早速、おせっかい
ちょっと、ちょっとと言いつつ、見本をやってみせる。 悪だくみ

だいぶ、形が出来、安定して入ってきたので、昨日のブログを紹介した。

私の美しい動画を見るようにと宣伝したのだが
何人か両手打ちの人もいた。

じゃあ、両手も出しますということで、本日のブログ。


能書きが長くなったが、私の両手バックボレー。





1、打点での手首の形を上体の少し前に作り

2、凹型の弧を描いて、えぐるようにテイクバック。

3、その形のまま、やはり凹型の弧を描いて、インパクトまで振っていく。


この解説を読むと片手と同じということになるが

違うのは左手の形をキープすること。  ナイス!

技術的には、バックボレーというより

『厚めグリップでの左手フォアボレー』 ナイス!   



つぎに問題になるのは、両手がつながっているので
上体の向きを一定に保つのが難しいこと。

なるべく、それを行うため、両肘を曲げて、開く。  ナイス!

それでも少し廻ってしまうのは

私の身体が硬いのと、両手は私にとって本職じゃないためか?  冷や汗


それでも、その肘を送り出すように使っているところをよく観て欲しい。  ピース

それと、かなりアウトサイドインに振っていること。

スウィングの方向が、私自身が思っていた以上に外から中に振っている。  ナイス!



まあ、今日のところは、能書きよりも

珍しい私の動画を何度も鑑賞してみてください。  ワハハ


ボレー | 投稿者 松原コーチ 22:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

バックボレーの打点

『ぴょん吉』 さんからバックボレーの質問です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつもためになる記事をありがとうございます。
打点の話題と言うことで便乗して質問させてください。
バックハンドボレーの打点についてお聞きしたいのですが、
私は大抵顔の真横ら辺で打っていまして、スクールのコーチからは「もっと前で!」と
注意されています。ですが、何度やってもやっぱり顔の真横くらいの方が力も入るし
タイミングも取りやすくて打ちやすいのです。顔より前を意識するとなんか前に
つんのめってしまう感じがしてうまくいきません。

それでもやっぱり前で打つように直した方がよろしいでしょうか?
ちなみにバックボレーのグリップはコンチネンタルで片手打ちです。
あとバックボレーは一番苦手なショットです。

投稿者 ぴょん吉 2011/08/08 10:33





私の答えです。

スマイル スライスボレーのスウィングの基本は振り子です。

まず、ボレーはスライスだと認識してください。

引いていくときも振り出していくときも振り子で
下に弧を画いた凹型スウィングになっていると上手く打てるのです。  ナイス!

以前、『ためにならないブログ』 で紹介してもらった私の動画がありましたので 冷や汗

再度、お見せします。

バックボレーは私のもっとも得意なショットの1つです。




まず、上体からすこし前に離したところにバックボレーの面を作る。

そこから、弧を描いて引いていく。

手首の角度を固定し
腕を捻らなければ、硬い言い方だと、内旋も外旋もしないと
ラケット面は、引いていくときにはだんだん下を向いていく。

逆に、振り出していく時は、だんだん上を向いていく。

だから、いっぱいに引いたときは面がほぼ垂直
プロによっては打球方向に対し下向きになることすらあるのです。 

そこから下に膨らんだ弧を画いて切り下ろしていく。

スウィングの最下点より少し手前、面が少し上向きになったところでヒット。 ナイス!


ちなみに、打点がもっと低ければもっと前で取る。
そうすればさらに面が上を向き、ネットを越すことができる。 ピース
もちろんもっと高ければ、逆に引き付けて、垂直に近い面で打つことになる。


高い時の打点は、顔の横というのは合っているかもしれません。


打点が高かろうと低かろうと、いっぱい高く引き
大きくスウィングする。
打点の位置と、スウィングの強さで高さに対応するし
少しくらいの誤差は、アンダースピンをかけることにより
悪い言い方をすれば
ごまかせてしまえる、というのがこのボレーの考え方だ。 悪だくみ  

だからこそどんなボールが飛んでくるかわからない
実戦でのボレーとして使えるのだ。 


さてさっきの打点の前後位置の話。

面がだんだん上向きに変わっていくので

低いボレーは打点が前、高ければ後。

状況でいろいろ変わるのです。   ナイス!


まず、弧を描いて振ることを覚えてください。

そのためにはスライスのミニラリーをたくさんやるといいです。 叫び

その後でノーバウンドで打つ。

そして高さにより打点の前後を変える。


どうせ得意じゃないショットなら、思い切って変えてみて下さい。 ナイス!


ボレー | 投稿者 松原コーチ 16:00 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォア凹型のテイクバック

『Kohei』 さんからフォアハンドの質問をいただきました。
実はフォアとは書いていないのですが、たぶんフォアでしょう。
そしてたぶんトップスピンが打ちたいのだと解釈しました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク はじめてコメントします

僕は部活でテニスをやっているのですが、ショットが低い弾道ばかりで安定しません

高い弾道の安定したショットを打ちたいのですがなかなかできません

どうすればよいでしょうか?

あと 〈 凹型の弧を描いて、その形のまま引き、そのままの形で打つ。〉

の凹型の弧というのがどういうものなのでしょうか?

投稿者 Kohei 2011/08/06 21:07





私の答えです。

スマイル 高い弾道の安定したショットというのはトップスピンでしょうね。

これは選手の必需品ですのでぜひマスターしてください。


さて、凹型の弧というのは肩を支点にした振り子型のスウィングのことです。

結論を出しちゃうと、こうゆうふうに振ることです。

以前に使った写真ですが、東戸塚松原テニススクール清水コーチです。

12月なので寒くないウェアーです。  炎


まず、インパクトの面を作り

インパクト


その面のまま、弧を描いて後方に引いていきます。

最下点

ダウンスウィング


弧を描くので、高いテイクバックになります。 (もっと高くてもかまいません)

テイクバック


下に向いて振りはじめます。

ダウンスウィング


最下点。

最下点


インパクト。  (手首の形を固定、腕は捻らないので最初の面のまま出てきます)

インパクト


そのまま振り上げていきます。

フォロースルー


最下点より前の打点で捉えれば
アッパースウィング状態でインパクトし、自然にトップスピンになります。  ナイス!




最初はこの単純な振り子スウィングでトップスピンを覚えてください。  叫び

特にテイクバックでこの振り子がとっても重要なのです。

慣れてきたら、後を膨らませて、ループスウィングしていけばいいのです。


それはまたこの次に。  ワハハ



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 20:05 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアの打点が遅れるが

打点が後ろ気味という、『ステニ』 さんからの質問です。
本当の質問はフォアハンドのテイクバックで外旋するというのはどうゆうこと?
という部分なのですが
サーキュラーな引き方、という事でそれに触れましたので
今日はそのコメントの後半部分についての解説です。

以下がそのコメントの後半部分です。


マイク   ・・・ 前半部分は省略 ・・・

それと、フォアなんですけど、フェデラー選手みたいに、ボールを打点付近までに見るようにしたら、エラー減りました。もちろん当たってるときは絶対見てないと思うんですけど、だけど打点付近まで見るようにしたら、ボールをコントロールできる感覚が出てきたんです。
それでボールを見るようにしたら、結果的に打点が以前と比べて後ろになったというか。こんな感じなんです、不思議ですね・・・。

投稿者 ステニ 2011/08/01 08:48






私の解説です。

スマイル ボールをインパクトでしっかり捕らえるために
ボールの飛んでくる軌跡とタイミングを完璧に予想する必要があります。

そのためにボールを良く観ます。

ボールを良く観るという意識は、一流選手は必ず持っています。

良く観るという意識が、まだ見えていない、これから飛んでいくであろう軌跡まで見せるのです。 ナイス!


ボールの軌跡を想像しながら、実際の画像と比較し修正する

修正することで、飛行曲線の軌道計算式を常に書き直す。

最後の50cmくらいは、最新の軌道計算式のみで打点をイメージする。

見ることと、想像することが渾然一体になった状態。

これが、『ボールをよく観ている状態』 なのです。



「あなたはボールを最後まで見ていましたか?」  と聞かれたら
「もちろん見てます」 と答える。

でも良く考えたら、インパクトでボールがつぶれたところまで見た覚えはない。
でも、最後まで見ていたつもりはある。


実際、どんぴしゃのタイミングでボールを捕らえるには
予測したボールを打つしかない。

美味しい打点に来るまで確認して打ったら
当たるのはもう少し後ろになってしまうからだ。 うるせー


したがって、結論は打点まではボールを見ないで、自分のイメージを信じて打つ。 ピース

という事なのですが。


『ステニ』 さんの場合は打点付近まで、ボールを見るという意識が
集中力を呼び、ボールの予測を助けているのではないでしょうか。
それがコントロールの良さにも影響を及ぼしている。

ですがあまりにも見すぎると、古いデータの後追い制御になって、打点が後ろになる。 あれー?


もしも、打点を前に戻したいのであれば、対策ですが

意識的に最後の50cmくらいは見ないのだけれど、しっかりボールをイメージする。 ナイス!

それを実際に打つときにやることももちろんですが

ボールを想像して、何回か素振りしてみる。


しっかりボールを観るようにしましょう。


ところで、フェデラーは本当にボールを良く見ているのでしょうか?
それとも彼がそう言ったのでしょうか?

テニスのコーチや解説者でも、自分はボールをよく見ないのに
他人には、「ボールをよく見ましょう」 と言っている人が多いのですが。  悪だくみ


私の知り合いの範囲ですが
最後までボールを見ている人の方が、芯を外す人が多いような気がします。  びっくり



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 18:06 | コメント(2)| トラックバック(0)

ネットポジション 続編

ダブルスのネットポジション、ネットからの距離について先日解説しましたが
その、『いわし頭』 さんから再度、質問をいただいています。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 有難うございます。
前衛としての役割、そしてそのためのポジションがわかりました。

古い表現ですが、EYE OF THE TIGER の気持ちが大事なのですね。

そこで、もう一つ、基本的なことをお教えください。前衛は常に動いていな
くてはならないと聞きます。

前後左右。私のように年齢を重ねて来ると、横着しがちですが、攻める時は前へ、守る時は後ろへ等(適当です。)

前衛としての味方のボールによる前衛の動きを教えていただきたいのです。
何を今更と思われる基本かもしれませんが、よろしくお願いします。

投稿者 いわし頭 2011/07/28 21:42






私の答えです。

スマイル 攻める時は前へ、守る時は後ろへ等(適当です。) とのこと

基本的にはそのとおりです。

思想として、しっかり抑えておく必要があります。 悪だくみ



まずは雁行陣の話ですが。

あちこちのスクールではこれをしっかり教えているコーチがいて
自分のパートナーが打つ時には、サービスライン付近に
相手が打つ時にはネット際へ、と動かします。

対外は上手くできないで
パートナーが打つ時に下がろうとして間に合わない
相手が打つ時にはまだネットへつけない、ということで
コーチからお叱りを受けています。  あれー?


この後、大抵は、一念発起して
ワンテンポ速く動き始めるようにします。

その結果
相手が打つ時には、すでに下がり始めている。
パートナーが打つ時には前進を始めていて
相手のボレーをおなかで受けるなんて光景が展開されます。 うるせー

つまり攻撃も、守備もどちらも出来ないで
コーチが言うように動くことだけで精一杯。

人畜無害どころか、わざわざ相手が有利になるように動いている。 びっくり



何を言いたいのかというと
テニスコートはそれほど暇なところじゃない」ということ。 ワハハ

1球ごとに動くより、肝心な時に肝心なところにいることが大切。

パートナーがヤバイと感じた時には、下がり
相手のネットマンが打つ時には止まっている。 ナイス!

  (このヤバイはすばらしいの意味ではないのでご注意を)

相手のベースライナーが追い込まれそうなら
すばやく、前進し、ポーチも。          ナイス!


この2つをちゃんとやる。

それまでは、サービスラインから1,2歩前の位置でしっかり観察。

もちろん突然自分に向かって打ってくることもあるので
すべてのボールをとるつもりで動いている必要はあります。 怖~い


つまり、突撃ラッパが頭の中に鳴り響いたら、詰める。

空襲警報が鳴ったら、サービスラインに下がる。


この、突撃ラッパと空襲警報がすぐ響くように、響いたらすぐ行動できるよう

感性と大胆不敵な行動力をしっかりと磨いておくことです。  ナイス!



試合等 | 投稿者 松原コーチ 17:34 | コメント(4)| トラックバック(0)

サーキュラーな引き方

『yanase』 さんからフォアハンドのテイクバックについて質問をいただきました。
『ステニ』 さんからも同様の質問をいただいています。

以下が『yanase』 さんのコメント、全文です。


マイク いつも、ブログを興味深く拝見させていただいております。

ところでふと疑問に思ったことがあるのでコメントさせていただきました。

フォアハンドのテイクバックの話なのですが、いつも凹型で引くというお話をされいるかと思うのですが、スクールのコーチにはサーキュラースイングをするようにといつも言われます。

松原コーチはこの二つのスイングの違いをどのようにお考えでしょうか?

私はサーキュラースイングはイメージとしては円を描くように引くイメージで、どちらかといえば、松原コーチがしないようにと言われている凸型スイングに思えなくもないかと考えております。

ばかみたいな質問ですが、ずっと気になっていたので、質問させていただきました。

お忙しいと思いますが、答えていただけると幸いです。

投稿者 yanase 2011/07/31 22:32






私の答えです。

スマイル 私は面を正確にインパクトに出すため、振り子型のスウィングを推奨しています。
振り子ですと腕を外旋、内旋せずに動かせるからです。

そして、プロが使っているサーキュラーのテイクバックもこれの応用と考えています。

まず、基本になる振り子ですが、これは往復運動です。

インパクトの形を作って

インパクト

振り子でテイクバックしていくと

最高地点はこんな形になります。

テイクバック最高点


これを逆方向に戻すと最初のインパクトの形に正確に戻るのです。

いつも一定の打点で、しかも低めで取れれば、これで充分なのですが
実戦ではいろいろな高さにボールが来るため、その調整が必要になります。



ここからはプロの打ち方、高い構えからのサーキュラーです。

プロの打ち合いは高い打点が多いので、構えを高めにし

高い構え


振り子より早めに、上体の右側で、外旋しないように(凹型に)上げ始め



そのために、ラケット面は外を向いていきます。

(後半は少し凸型に)上体の右側でサークルを描いて、引いていくのです。

高いところからの最高点


振り子とほぼ同じ形、同じ面の向きになったでしょう。 ナイス!



このいい例に対し、悪い例ですが

上体の左側に構え

悪い例の構え


安易に上げていくと、腕が外旋してしまい

外旋し


面が上向きになって、テイクバックを終えるのです。

上向きになった


この面でそのまま振り出せば上向きの面でインパクトになり
当然アウトになります。

わかりやすくするため、外旋が極端になっていますが
この位置で面が上向きまでいかなくても

横向きくらいですと間違いなくトッチラカリマス。 悪だくみ


サーキュラーのサークルは

身体の右側、打球方向の反対側でやるべきで

前から上げていくと面を下向きに引くつもりでも

予定より少し上向きになりますので要注意です。  ナイス!




フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

ヨネックスカップが開催された

8月1日月曜日、会場は松原テニスクラブ印西

ヨネックスレディースチャレンジカップの千葉県大会が開催された。

今回は18ペアーに参加いただき、熱戦が繰り広げられた。

ヨネックスカップ


3チームずつに分かれて、総当りの予選の後、決勝戦まで
全員が5試合ずつ行うというハードな大会だった。

大会風景


激戦を勝ち抜いたのは、さすがの安定感を見せた、日向・坂本ペアー。  祝

優勝


彼女たちは全国大会に出場する、ぜひがんばってほしい。


そして、ベストドレッサー賞は、ブルーのヨネックス、川村・佐藤ペアー。  祝

ベストドレッサー賞


決勝のリーグ戦と平行して、プロを招いたクリニックが行われた。

今回、来てくれたのは、ヨネックスの契約プロ、新井麻葵さん。

新井麻葵プロ


2007年には全日本の女子ダブルスで優勝するなど
特にダブルスに強い選手だ。

180cmの私とほとんど同じくらいの身長から
強烈なサーブ、スマッシュを打つ。

新井プロと私


サーブの腕使いや全身のリズムなどもすばらしい。

彼女の実技に、私の解説で進めさせてもらい
お互いの得意技を発揮することが出来た。


今回のクリニックでは

フォアハンドの構えの早さとリズム。

サーブの腕使い、肘を直角にして最大パワーを出すこと。

サーブの運動連鎖、脚の屈伸が終了し、ジャンプしてから腕を振ること。

この3つを特に強調して説明した。


私の解説にぴったりのサンプルが目の前にあるので
参加者の皆さんにも、しっかり理解していただけたと思う。

特にサーブでの脚の屈伸はこのレベルの皆さんにジャストフィットのようで ナイス!
明らかにサーブがよくなった方が数人いた。

その後はプロとのラリー、そしてプロにチャレンジのコーナー。

プロに挑戦


当初、私が出場の予定だったが
足を痛めているとの口実で、元気な若手ヨネックス社員君に代わってもらった。 ワハハ


そしてプロを真ん中に全員集合。

全員集合


楽しくも激しく、そしてなかなかに勉強になった1日は終わった。

ヨネックスさんはじめご協賛いただいた皆様、そしてうちのスタッフも

お疲れ様、ありがとうございました。   ナイス!



イベント | 投稿者 松原コーチ 18:00 | コメント(2)| トラックバック(0)

ボールを押す感覚 続編

『いわし頭』 さんから、早速コメントをいただきました。
コメントで返すつもりで書き始めましたが自分でも内容が面白くなり
こちらに方針転換です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも迅速なご回答有難うございます。

確かに私のパートナー(彼)はトップスピナーではありませんね。どちらかと言えばフラットドライバーです。

彼の打ち方は、こすると言うよりフラットで引っ張叩いているように見えます。
私は彼の打ち方はインパクトまでいい加減と言いました。これは本人の言葉を借りたのですが、私から見る限りテイクバックはかなり小さく、そこから急速加速し、スウィングスピードを上げてるように見えます。

この打ち方ですと、ブレは抑えられますが、彼のようにエッグボールに近い強打を打つためには、かなりの筋力が必要になるように思えるのです。それが私にはできそうにない所以です。

彼はこの打ち方を昔スクールで教わったと言っていますが!?

投稿者 いわし頭 2011/08/02 05:35





私の答えです。

スマイル パートナーさんはやはりフラット屋さんなのですね。
しかもお話だと、小さなテイクバックの錦織タイプのようです。

小さなテイクバックでも上体の開きからの腕のしなりで
充分スピードは出ます。 

フォアハンドでパンチのあるボールを打つためには
大きなテイクバックよりしっかり前を向くことがより大切です。  ナイス!

そして、錦織を見れば筋力だけでないことがわかると思います。

普通の男の子以上のの筋力は必要ですが、技です。


これは同じようなタイプの、アンドレ・アガシ動画と連続写真です。

上体は腕が振り出される前に前向きになります。

肘が前に行き、ラケットが一瞬遅れて出てきて、パンチです。 パンチ


私自身も、フラットにして叩き込む時は
テイクバックは相対的に小さめになり
しっかり前向きで打つようにしています。

これはフラットで打つ時には比較的高い打点の時が多いため
ということもあるようです。

高い打点ほど前向きにならないと
そして、アウトサイドインで振らなくてはならないからです。


そしてこの前向きの姿勢を保ったところから
打球方向へ押し込んでいく感覚になるのです。 ナイス!

  (あくまでも感覚、実際は腕を引っ張るのだが、ラケット面は押し込んでいく)


そしてこの感覚
ドラゴンボールの孫悟空

そうですあの、カメハメ波を直線的に打ち出す感覚なのです。

「食らえ、ベジータ」   「ハッハッハ」  ワハハ



ところで、エッグボールというのは強烈なヘビートップスピン。

フラットボールとは少し球質が違うかもしれません。



それと、「彼はこの打ち方を昔スクールで教わった」 とのこと

なかなか、斬新なスクールなのか、変なコーチと会っちゃったんですね。 ナイス!




フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 13:52 | コメント(3)| トラックバック(0)

ボールを押す感覚

『いわし頭』 さんから質問をいただいた。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんにちは!
今日はボールを押すということについて教えていただきたく思います。

私のパートナー(16歳下)は豪打の持ち主ですが、どうも私と打ち方が根本的に違うようなのです。

具体的にフォアのことなのですが、私はスウィング自体でボールを飛ばす(素振りして、たまたまそこにボールがあるような)感覚なのですが、パートナーはインパクトまでは適当、しかしそこからグイ~ッとボールを押して飛ばしてんるんだそうです。

これは、前にコーチが言っていた、ボルグが大げさなほどのフォロースルーといってられたことと同じことなのでしょうか?

パートナーの打ち方は、ものすごく力が入りそうで、私にはとても真似できそうにないのですが。
投稿者 いわし頭 2011/07/30 13:24






スマイル 適当という言葉は
イイカゲンにという意味と
良い加減でという意味と両方ある。

パートナーさんの才能は、前半をイイカゲンに振っているので
振り子のリズムを自然に掴んでいるのだろう。

つまりちょうどどんぴしゃのテンポで振っていっているのだと思う。  びっくり

しかも、無意識に垂直なラケット面を感じながら。 

そして、インパクト後は凄い勢いで振り切る。


これはおっしゃるとおり、私がボルグを例に挙げた
インパクト後のスピードアップに相当する振り切りを示しているのだと思う。 ピース


だけど、あくまでも推測、ボルグに取材したことはないが
ボルグには押していっている感覚はないと思う。 悪だくみ

あくまでも凄い振り切り。


この理由はボルグがヘビートップスピナーだからなのだ。

トップスピン、それもヘビートップスピンともなると
打点でのスウィング方向とボールの飛んでいく方向は相当違う。 

ボールの飛んでいかない方向に振り切る以上

押していく感覚はありえないのだ。  あれー?

もしあるとすると、フラット性に打つ場合だろう。
その場合、インパクト付近では
スウィング方向と打球方向がほぼ一致するからなのだ。 ナイス!

私自身がそうなのだが
トップスピンでは、凄い振り切り意識しかないのだが
フラットでひっぱたく時は、打球方向へ押し込む意識が若干ある。

この若干あるというのは、私がトップスピンがメインで
フラットにも打つのだが、それがメインではないからなのだろう。 

フラットがメインの人ならもっと明確にあるのではないだろうか。

『いわし頭』 さんのパートナーは、かなり厚い当たりの人なのではないですか?  ナイス! 


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 22:48 | コメント(1)| トラックバック(0)