2011年08月14日
前向きなフォアハンド
今日は印西のうちのクラブで会員さん達とプレー。
暑さと、お墓参りだろうか
道路は渋滞していたが、クラブはずいぶん空いていた。
いつもは練習無しで、いきなり試合なのだが
ちょうど同じくらいに来場した女性会員のIさんのウォームアップに付き合った。
ショートラリーの後、ベースラインからのラリー。
Iさんのフォアハンドがなんか窮屈そう。
特にフォアハンド側に走って打つときに苦労している。
腰や、上体が少し前向きで追いつけば打ちやすいことを説明して、見本を見せる。
見本がオープンスタンスだったので彼女もオープンスタンス。
足はクローズドでも、腰や上体がオープンで近づけば打てることを説明。
クローズドでも、すぐに出来るようになった。
いいフォアハンドを打つためには、とにかく前向きが大切。
前を向かないと自分が邪魔になり、振りぬくことが出来ないのだ。
フェデラーの動画と連続写真で、そこんとこを確認しよう。
ちゃんと前を向いているでしょう。
特に踏み込んだ左足のつま先が、最初から前向きになっていること
インパクト前のコマで、上体がすでに前を向いていることに注目して欲しい。
フォアハンドは身も心も、前向きの必要があるのだ。
Iさんもこの前向きでかなり、いいフォアハンドを打てるようになった。
しかし、じつは正面に緩いボールを送ると、まだエラーが出る。
これは余裕がありすぎで、足が止まってしまい、しかも横向きが復活してしまう。
まあ理屈は簡単なので
最後まで足を動かし、最後の最後に止めるやいなや打つ。
余裕があっても下半身を前向きに構えること。
この二つをやってもらうことで、Iさんのフォアはまた1段階、上に上がった。
早くうちの看板選手になって欲しい。