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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ネットポジション 続編

ダブルスのネットポジション、ネットからの距離について先日解説しましたが
その、『いわし頭』 さんから再度、質問をいただいています。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 有難うございます。
前衛としての役割、そしてそのためのポジションがわかりました。

古い表現ですが、EYE OF THE TIGER の気持ちが大事なのですね。

そこで、もう一つ、基本的なことをお教えください。前衛は常に動いていな
くてはならないと聞きます。

前後左右。私のように年齢を重ねて来ると、横着しがちですが、攻める時は前へ、守る時は後ろへ等(適当です。)

前衛としての味方のボールによる前衛の動きを教えていただきたいのです。
何を今更と思われる基本かもしれませんが、よろしくお願いします。

投稿者 いわし頭 2011/07/28 21:42






私の答えです。

スマイル 攻める時は前へ、守る時は後ろへ等(適当です。) とのこと

基本的にはそのとおりです。

思想として、しっかり抑えておく必要があります。 悪だくみ



まずは雁行陣の話ですが。

あちこちのスクールではこれをしっかり教えているコーチがいて
自分のパートナーが打つ時には、サービスライン付近に
相手が打つ時にはネット際へ、と動かします。

対外は上手くできないで
パートナーが打つ時に下がろうとして間に合わない
相手が打つ時にはまだネットへつけない、ということで
コーチからお叱りを受けています。  あれー?


この後、大抵は、一念発起して
ワンテンポ速く動き始めるようにします。

その結果
相手が打つ時には、すでに下がり始めている。
パートナーが打つ時には前進を始めていて
相手のボレーをおなかで受けるなんて光景が展開されます。 うるせー

つまり攻撃も、守備もどちらも出来ないで
コーチが言うように動くことだけで精一杯。

人畜無害どころか、わざわざ相手が有利になるように動いている。 びっくり



何を言いたいのかというと
テニスコートはそれほど暇なところじゃない」ということ。 ワハハ

1球ごとに動くより、肝心な時に肝心なところにいることが大切。

パートナーがヤバイと感じた時には、下がり
相手のネットマンが打つ時には止まっている。 ナイス!

  (このヤバイはすばらしいの意味ではないのでご注意を)

相手のベースライナーが追い込まれそうなら
すばやく、前進し、ポーチも。          ナイス!


この2つをちゃんとやる。

それまでは、サービスラインから1,2歩前の位置でしっかり観察。

もちろん突然自分に向かって打ってくることもあるので
すべてのボールをとるつもりで動いている必要はあります。 怖~い


つまり、突撃ラッパが頭の中に鳴り響いたら、詰める。

空襲警報が鳴ったら、サービスラインに下がる。


この、突撃ラッパと空襲警報がすぐ響くように、響いたらすぐ行動できるよう

感性と大胆不敵な行動力をしっかりと磨いておくことです。  ナイス!



試合等 | 投稿者 松原コーチ 17:34 | コメント(4) | トラックバック(0)