2011年08月09日
バックボレーの打点
『ぴょん吉』 さんからバックボレーの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
いつもためになる記事をありがとうございます。
打点の話題と言うことで便乗して質問させてください。
バックハンドボレーの打点についてお聞きしたいのですが、
私は大抵顔の真横ら辺で打っていまして、スクールのコーチからは「もっと前で!」と
注意されています。ですが、何度やってもやっぱり顔の真横くらいの方が力も入るし
タイミングも取りやすくて打ちやすいのです。顔より前を意識するとなんか前に
つんのめってしまう感じがしてうまくいきません。
それでもやっぱり前で打つように直した方がよろしいでしょうか?
ちなみにバックボレーのグリップはコンチネンタルで片手打ちです。
あとバックボレーは一番苦手なショットです。
投稿者 ぴょん吉 2011/08/08 10:33
私の答えです。
スライスボレーのスウィングの基本は振り子です。
まず、ボレーはスライスだと認識してください。
引いていくときも振り出していくときも振り子で
下に弧を画いた凹型スウィングになっていると上手く打てるのです。
以前、『ためにならないブログ』 で紹介してもらった私の動画がありましたので
再度、お見せします。
バックボレーは私のもっとも得意なショットの1つです。
まず、上体からすこし前に離したところにバックボレーの面を作る。
そこから、弧を描いて引いていく。
手首の角度を固定し
腕を捻らなければ、硬い言い方だと、内旋も外旋もしないと
ラケット面は、引いていくときにはだんだん下を向いていく。
逆に、振り出していく時は、だんだん上を向いていく。
だから、いっぱいに引いたときは面がほぼ垂直
プロによっては打球方向に対し下向きになることすらあるのです。
そこから下に膨らんだ弧を画いて切り下ろしていく。
スウィングの最下点より少し手前、面が少し上向きになったところでヒット。
ちなみに、打点がもっと低ければもっと前で取る。
そうすればさらに面が上を向き、ネットを越すことができる。
もちろんもっと高ければ、逆に引き付けて、垂直に近い面で打つことになる。
高い時の打点は、顔の横というのは合っているかもしれません。
打点が高かろうと低かろうと、いっぱい高く引き
大きくスウィングする。
打点の位置と、スウィングの強さで高さに対応するし
少しくらいの誤差は、アンダースピンをかけることにより
悪い言い方をすれば
ごまかせてしまえる、というのがこのボレーの考え方だ。
だからこそどんなボールが飛んでくるかわからない
実戦でのボレーとして使えるのだ。
さてさっきの打点の前後位置の話。
面がだんだん上向きに変わっていくので
低いボレーは打点が前、高ければ後。
状況でいろいろ変わるのです。
まず、弧を描いて振ることを覚えてください。
そのためにはスライスのミニラリーをたくさんやるといいです。
その後でノーバウンドで打つ。
そして高さにより打点の前後を変える。
どうせ得意じゃないショットなら、思い切って変えてみて下さい。
以下がそのコメントの全文です。
いつもためになる記事をありがとうございます。
打点の話題と言うことで便乗して質問させてください。
バックハンドボレーの打点についてお聞きしたいのですが、
私は大抵顔の真横ら辺で打っていまして、スクールのコーチからは「もっと前で!」と
注意されています。ですが、何度やってもやっぱり顔の真横くらいの方が力も入るし
タイミングも取りやすくて打ちやすいのです。顔より前を意識するとなんか前に
つんのめってしまう感じがしてうまくいきません。
それでもやっぱり前で打つように直した方がよろしいでしょうか?
ちなみにバックボレーのグリップはコンチネンタルで片手打ちです。
あとバックボレーは一番苦手なショットです。
投稿者 ぴょん吉 2011/08/08 10:33
私の答えです。
スライスボレーのスウィングの基本は振り子です。
まず、ボレーはスライスだと認識してください。
引いていくときも振り出していくときも振り子で
下に弧を画いた凹型スウィングになっていると上手く打てるのです。
以前、『ためにならないブログ』 で紹介してもらった私の動画がありましたので
再度、お見せします。
バックボレーは私のもっとも得意なショットの1つです。
まず、上体からすこし前に離したところにバックボレーの面を作る。
そこから、弧を描いて引いていく。
手首の角度を固定し
腕を捻らなければ、硬い言い方だと、内旋も外旋もしないと
ラケット面は、引いていくときにはだんだん下を向いていく。
逆に、振り出していく時は、だんだん上を向いていく。
だから、いっぱいに引いたときは面がほぼ垂直
プロによっては打球方向に対し下向きになることすらあるのです。
そこから下に膨らんだ弧を画いて切り下ろしていく。
スウィングの最下点より少し手前、面が少し上向きになったところでヒット。
ちなみに、打点がもっと低ければもっと前で取る。
そうすればさらに面が上を向き、ネットを越すことができる。
もちろんもっと高ければ、逆に引き付けて、垂直に近い面で打つことになる。
高い時の打点は、顔の横というのは合っているかもしれません。
打点が高かろうと低かろうと、いっぱい高く引き
大きくスウィングする。
打点の位置と、スウィングの強さで高さに対応するし
少しくらいの誤差は、アンダースピンをかけることにより
悪い言い方をすれば
ごまかせてしまえる、というのがこのボレーの考え方だ。
だからこそどんなボールが飛んでくるかわからない
実戦でのボレーとして使えるのだ。
さてさっきの打点の前後位置の話。
面がだんだん上向きに変わっていくので
低いボレーは打点が前、高ければ後。
状況でいろいろ変わるのです。
まず、弧を描いて振ることを覚えてください。
そのためにはスライスのミニラリーをたくさんやるといいです。
その後でノーバウンドで打つ。
そして高さにより打点の前後を変える。
どうせ得意じゃないショットなら、思い切って変えてみて下さい。