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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ボールを押す感覚 続編

『いわし頭』 さんから、早速コメントをいただきました。
コメントで返すつもりで書き始めましたが自分でも内容が面白くなり
こちらに方針転換です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも迅速なご回答有難うございます。

確かに私のパートナー(彼)はトップスピナーではありませんね。どちらかと言えばフラットドライバーです。

彼の打ち方は、こすると言うよりフラットで引っ張叩いているように見えます。
私は彼の打ち方はインパクトまでいい加減と言いました。これは本人の言葉を借りたのですが、私から見る限りテイクバックはかなり小さく、そこから急速加速し、スウィングスピードを上げてるように見えます。

この打ち方ですと、ブレは抑えられますが、彼のようにエッグボールに近い強打を打つためには、かなりの筋力が必要になるように思えるのです。それが私にはできそうにない所以です。

彼はこの打ち方を昔スクールで教わったと言っていますが!?

投稿者 いわし頭 2011/08/02 05:35





私の答えです。

スマイル パートナーさんはやはりフラット屋さんなのですね。
しかもお話だと、小さなテイクバックの錦織タイプのようです。

小さなテイクバックでも上体の開きからの腕のしなりで
充分スピードは出ます。 

フォアハンドでパンチのあるボールを打つためには
大きなテイクバックよりしっかり前を向くことがより大切です。  ナイス!

そして、錦織を見れば筋力だけでないことがわかると思います。

普通の男の子以上のの筋力は必要ですが、技です。


これは同じようなタイプの、アンドレ・アガシ動画と連続写真です。

上体は腕が振り出される前に前向きになります。

肘が前に行き、ラケットが一瞬遅れて出てきて、パンチです。 パンチ


私自身も、フラットにして叩き込む時は
テイクバックは相対的に小さめになり
しっかり前向きで打つようにしています。

これはフラットで打つ時には比較的高い打点の時が多いため
ということもあるようです。

高い打点ほど前向きにならないと
そして、アウトサイドインで振らなくてはならないからです。


そしてこの前向きの姿勢を保ったところから
打球方向へ押し込んでいく感覚になるのです。 ナイス!

  (あくまでも感覚、実際は腕を引っ張るのだが、ラケット面は押し込んでいく)


そしてこの感覚
ドラゴンボールの孫悟空

そうですあの、カメハメ波を直線的に打ち出す感覚なのです。

「食らえ、ベジータ」   「ハッハッハ」  ワハハ



ところで、エッグボールというのは強烈なヘビートップスピン。

フラットボールとは少し球質が違うかもしれません。



それと、「彼はこの打ち方を昔スクールで教わった」 とのこと

なかなか、斬新なスクールなのか、変なコーチと会っちゃったんですね。 ナイス!




フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 13:52 | コメント(3) | トラックバック(0)