2010年07月31日
真夏の大池公園
8月2日の月曜日は松原テニスクラブ印西で
ヨネックスカップの千葉県大会が開催される。
今年も兼城悦子プロが来てくれる。 (旧姓 井上悦子プロ)
午後から彼女のデモやクリニックが開催される。
今から大会にエントリーやクリニック参加は出来ないが
すぐ横から見学は出来る。
入場料は取らないのでぜひ大勢の皆さんに見てほしい。
もちろん私も参加する。
明日から印西に行くので今日は休み。
そんなわけで、久しぶりにオクサンとうちの裏庭、大池公園を散策。
それほど暑くなかったので込んでいるかと思ったら空き空き。
春はどのベンチも食事の人、読書の人、子供の見張り等々
しっかり埋まっていたが
夏はこんなに近くの公園にはみんな来ないみたい。
春の花見で有名なこの公園も夏には花も少なくなる。
緑の濃い中、いま盛りなのは、百日紅(サルスベリ)
それと、小さな5mmくらいの花 (名前は分からない)
小さな沼にはガマの穂も
前回、カルガモの親子がいた大池には大人のカモしか見当たらない。
帰り道にある、各小学校の管理する田んぼ。
全長、1m近くあるアオサギが居た。
じっとして、魚か虫か? 通りかかるのを待って、食事中。
捕食場面を捕らえようと思ったが
そのときはしゃがんで、稲の陰
写真には捕らえられなかった。
10分くらいの観察中、3回、もぐもぐやっていた。
歩くとテニスと違うところを使うようで
足や腰がかなり疲れる。
明日はテニス
早く帰って、シャワーとビールでほぐしておかねば ・・・
ヨネックスカップの千葉県大会が開催される。
今年も兼城悦子プロが来てくれる。 (旧姓 井上悦子プロ)
午後から彼女のデモやクリニックが開催される。
今から大会にエントリーやクリニック参加は出来ないが
すぐ横から見学は出来る。
入場料は取らないのでぜひ大勢の皆さんに見てほしい。
もちろん私も参加する。
明日から印西に行くので今日は休み。
そんなわけで、久しぶりにオクサンとうちの裏庭、大池公園を散策。
それほど暑くなかったので込んでいるかと思ったら空き空き。
春はどのベンチも食事の人、読書の人、子供の見張り等々
しっかり埋まっていたが
夏はこんなに近くの公園にはみんな来ないみたい。
春の花見で有名なこの公園も夏には花も少なくなる。
緑の濃い中、いま盛りなのは、百日紅(サルスベリ)
それと、小さな5mmくらいの花 (名前は分からない)
小さな沼にはガマの穂も
前回、カルガモの親子がいた大池には大人のカモしか見当たらない。
帰り道にある、各小学校の管理する田んぼ。
全長、1m近くあるアオサギが居た。
じっとして、魚か虫か? 通りかかるのを待って、食事中。
捕食場面を捕らえようと思ったが
そのときはしゃがんで、稲の陰
写真には捕らえられなかった。
10分くらいの観察中、3回、もぐもぐやっていた。
歩くとテニスと違うところを使うようで
足や腰がかなり疲れる。
明日はテニス
早く帰って、シャワーとビールでほぐしておかねば ・・・
2010年07月30日
ショット間の休憩
最近、スマッシュのエラーが多くなった。
スマッシュの技術が下手になったというより
スマッシュの体勢に入れていないことが多い。
体勢に入れないときは小手先でごまかして入れておくのだが
ボールとの位置が悪く、それすらもエラーしてしまうことがある。
コーチとしての見本を打つときはほとんどOK。
シングルスの場合も大丈夫のようだ。
問題はダブルス
自分より下のレベルの人と組むと
パートナーのプレーを休憩しながら見ているようだ。
突然のスマッシュチャンスやボレーを打つのに反応できていない。
年齢の事もあるし体重も・・・
そろそろ鈍くなってきたのでしょうがないかなあと思っていた。
ところが先日、ダブルスの試合中
ボレーを打った後にぱっと構えてみた (なぜそうしたのかは覚えていない)
その後ロブが来て
すばやく反応してジャンピングスマッシュ
『捕まえた』 と感じながら
ジャスとミートでびしっと決めた。
「あっ、昔はこうやっていた」
よし、これからこうしよう。
忘れないうちにブログに書いて、ちゃんとやると宣言する。
なので今日のこのブログ。
さて、ちゃんと構えるってどういうかっこなのか? というと
次のクルニコワの動画と連続写真を見て欲しい。
サーブ後、6コマ目で構えている。
その後、フォアハンドを打ち
17コマ目でまた構えている。
これは通常、スプリットステップとして説明されるものなのだが
ステップでリズムを取るのは大事なのだが
今日は、この構えの形に注目して欲しい。
膝を軽く曲げ、上体を少し前傾させた形。
もう1つの例を見てみよう。
ルゼッドスキのボレー後の動き、その動画と連続写真。
フォアボレー後の12コマ目の構え。
やはり、膝を軽く曲げ、上体を少し前傾させている。
この後バックよりに前進するため、バック側に身体が傾いているが
形は一緒だ。
この形を作れば次の動きが自然にすばやくなり
たとえば、ジャンピングスマッシュにもすばやく入れるのだ。
気分的にもこの形になれるときは臨戦態勢、実戦モード。
戦う男の雰囲気になっているのだ。
さて、この形になるから実戦モード?
それとも、戦う男の雰囲気になるからこの形?
どっちだろう?
スマッシュの技術が下手になったというより
スマッシュの体勢に入れていないことが多い。
体勢に入れないときは小手先でごまかして入れておくのだが
ボールとの位置が悪く、それすらもエラーしてしまうことがある。
コーチとしての見本を打つときはほとんどOK。
シングルスの場合も大丈夫のようだ。
問題はダブルス
自分より下のレベルの人と組むと
パートナーのプレーを休憩しながら見ているようだ。
突然のスマッシュチャンスやボレーを打つのに反応できていない。
年齢の事もあるし体重も・・・
そろそろ鈍くなってきたのでしょうがないかなあと思っていた。
ところが先日、ダブルスの試合中
ボレーを打った後にぱっと構えてみた (なぜそうしたのかは覚えていない)
その後ロブが来て
すばやく反応してジャンピングスマッシュ
『捕まえた』 と感じながら
ジャスとミートでびしっと決めた。
「あっ、昔はこうやっていた」
よし、これからこうしよう。
忘れないうちにブログに書いて、ちゃんとやると宣言する。
なので今日のこのブログ。
さて、ちゃんと構えるってどういうかっこなのか? というと
次のクルニコワの動画と連続写真を見て欲しい。
サーブ後、6コマ目で構えている。
その後、フォアハンドを打ち
17コマ目でまた構えている。
これは通常、スプリットステップとして説明されるものなのだが
ステップでリズムを取るのは大事なのだが
今日は、この構えの形に注目して欲しい。
膝を軽く曲げ、上体を少し前傾させた形。
もう1つの例を見てみよう。
ルゼッドスキのボレー後の動き、その動画と連続写真。
フォアボレー後の12コマ目の構え。
やはり、膝を軽く曲げ、上体を少し前傾させている。
この後バックよりに前進するため、バック側に身体が傾いているが
形は一緒だ。
この形を作れば次の動きが自然にすばやくなり
たとえば、ジャンピングスマッシュにもすばやく入れるのだ。
気分的にもこの形になれるときは臨戦態勢、実戦モード。
戦う男の雰囲気になっているのだ。
さて、この形になるから実戦モード?
それとも、戦う男の雰囲気になるからこの形?
どっちだろう?
2010年07月29日
ボレーは身体が前へ その2
7月27日のブログ、『ボレーは身体が前へ』 について
『m』 さんから再度コメントをいただきました。
ネットでの動き方についてはさらに確認しておきたかったので
しつこくフォローすることにしました。
以下がそのコメントの全文です。
うーん、なるほど。ヨハンソンの1→3の写真を見るとテイクバックでちっともバックしてませんね。右に半捻りしつつ1歩前進したというか。フォワードスイングでさらに1歩前進。
ボレーを1球打つと2歩分前に詰めているのがあるべき姿。
とするとボレストを同じところで何球も続けるのはナンセンスな気がしてきました・・・
投稿者 m 2010/07/29 01:01
私の説明です。
ボレーは前に行きながら打つ。
フォアボレーで、(できるだけ)右肩を本当に引くのではなく左を前に出すことにより
相対的にテイクバックとする。
ということが基本的に正しいことだと思います。
ただし、「ボレストを同じところで何球も続けるのはナンセンス」 というわけでもないと思います。
このようにする場合が2つ考えられます。
1つ目は、ダブルスでベースラインプレーヤーに対し意地悪をする場合。
チャンスが来るまで、同じボレーを繰り返すことは充分考えられます。
もしもこうすれば確実にポイントをものにできるのならば
ほかのリスキーなプレーは必要ないかもしれません。
2つ目はボレーの練習です。
先ほど出した基本
ボレーは前に行きながら打つ。
フォアボレーで、(できるだけ)右肩を本当に引くのではなく左を前に出すことにより
相対的にテイクバックとする。
ということをやりながらも何回も同じところで打ちます。
これらの場合、テイクバックはある程度あります
本当に引かないわけではありません。
でも、気分としてはどんどん前に行ってほしいのです。
さて、ボレーの動き方について何でこんなにしつこいのかというと
日本のテニススクールでは足を止めて教えてしまいがちだからなのです。
その場で姿勢を低くし、後ろのひざを地面すれすれに
なんてアドバイスが雑誌の技術特集に出ていたりします。
もちろん、最初にスライスボレーを教えるときは
止まって行ったほうが簡単に決まっています。
しかし、実戦に使うようになると
動きながら、しかもなるべくネットにつめて打てるようになりたいのです。
初心者にとって易しいことと
上級者にとってエラーしにくい技術とは違うのです。
初心者は笑顔の優しいコーチが相手ですし
上級者は意地悪なとんでもないやつが相手なのです。
上級者にとっては、動きながら打つボレーのほうが
ボールとの位置あわせも、タイミングの取り方も、ポジションのことも
相手が悪者の場合、はるかに易しいのです。
ですから、我々コーチは、ある程度、形ができたら
どんどん前進しながらボレーすることを練習に入れていかなければならないと思います。
そうしないと、コーチが日本のテニスの進歩を邪魔すると思うのです。
そのことに私はとても危機感を持っています。
ですから、その場で右肩を後ろに引くような話に対しは、とても敏感なのです。
『m』 さんから再度コメントをいただきました。
ネットでの動き方についてはさらに確認しておきたかったので
しつこくフォローすることにしました。
以下がそのコメントの全文です。
うーん、なるほど。ヨハンソンの1→3の写真を見るとテイクバックでちっともバックしてませんね。右に半捻りしつつ1歩前進したというか。フォワードスイングでさらに1歩前進。
ボレーを1球打つと2歩分前に詰めているのがあるべき姿。
とするとボレストを同じところで何球も続けるのはナンセンスな気がしてきました・・・
投稿者 m 2010/07/29 01:01
私の説明です。
ボレーは前に行きながら打つ。
フォアボレーで、(できるだけ)右肩を本当に引くのではなく左を前に出すことにより
相対的にテイクバックとする。
ということが基本的に正しいことだと思います。
ただし、「ボレストを同じところで何球も続けるのはナンセンス」 というわけでもないと思います。
このようにする場合が2つ考えられます。
1つ目は、ダブルスでベースラインプレーヤーに対し意地悪をする場合。
チャンスが来るまで、同じボレーを繰り返すことは充分考えられます。
もしもこうすれば確実にポイントをものにできるのならば
ほかのリスキーなプレーは必要ないかもしれません。
2つ目はボレーの練習です。
先ほど出した基本
ボレーは前に行きながら打つ。
フォアボレーで、(できるだけ)右肩を本当に引くのではなく左を前に出すことにより
相対的にテイクバックとする。
ということをやりながらも何回も同じところで打ちます。
これらの場合、テイクバックはある程度あります
本当に引かないわけではありません。
でも、気分としてはどんどん前に行ってほしいのです。
さて、ボレーの動き方について何でこんなにしつこいのかというと
日本のテニススクールでは足を止めて教えてしまいがちだからなのです。
その場で姿勢を低くし、後ろのひざを地面すれすれに
なんてアドバイスが雑誌の技術特集に出ていたりします。
もちろん、最初にスライスボレーを教えるときは
止まって行ったほうが簡単に決まっています。
しかし、実戦に使うようになると
動きながら、しかもなるべくネットにつめて打てるようになりたいのです。
初心者にとって易しいことと
上級者にとってエラーしにくい技術とは違うのです。
初心者は笑顔の優しいコーチが相手ですし
上級者は意地悪なとんでもないやつが相手なのです。
上級者にとっては、動きながら打つボレーのほうが
ボールとの位置あわせも、タイミングの取り方も、ポジションのことも
相手が悪者の場合、はるかに易しいのです。
ですから、我々コーチは、ある程度、形ができたら
どんどん前進しながらボレーすることを練習に入れていかなければならないと思います。
そうしないと、コーチが日本のテニスの進歩を邪魔すると思うのです。
そのことに私はとても危機感を持っています。
ですから、その場で右肩を後ろに引くような話に対しは、とても敏感なのです。
2010年07月28日
スカイツリーほか
今日は車で松原テニスクラブ印西へ。
久しぶりの湾岸、辰巳のパーキングエリア。
ここから北に7kmくらいのところに東京スカイツリーが建設中。
まだ朝なのでかすんでいる。
先日テレビで見たのだが
スカイツリーは見る方向によっては、傾いて見えるのだそうだ。
確かに中心の黒っぽい部分と比べ
右側のスペースのほうが広く、左に傾いているように見える
鉄骨も右側のほうがまばらで、隙間が開いているようだ。
何でも敷地の関係で
下のほうは三角錐の形だからだそうで
決して、工事ミスではないそうだ。
さて、ここから首都高を9号線から6号線に向かう。
6号の駒形出口近く、例のうんちビルの後ろに
巨大な東京スカイツリーが建っているが
運転中につき写真はない。
その後、常磐道に入ったら、少しだけ渋滞。
真ん中の斜線にタイヤの残骸が落ちている。
タイヤの路面に接地する部分だけ
5分の1くらいだろうか、転がっている。
その後ろに、ゴムの破片や、ワイヤーの絡まったものも散乱。
スチールラジアルタイヤのスチールというものをはじめて見た。
200mくらい行った路肩に4トン車くらいのトラックが止まっていた。
呆然と立つ運転手がいた。
無事で何より。
これからはタイヤの空気圧にも気をつけよう。
久しぶりの湾岸、辰巳のパーキングエリア。
ここから北に7kmくらいのところに東京スカイツリーが建設中。
まだ朝なのでかすんでいる。
先日テレビで見たのだが
スカイツリーは見る方向によっては、傾いて見えるのだそうだ。
確かに中心の黒っぽい部分と比べ
右側のスペースのほうが広く、左に傾いているように見える
鉄骨も右側のほうがまばらで、隙間が開いているようだ。
何でも敷地の関係で
下のほうは三角錐の形だからだそうで
決して、工事ミスではないそうだ。
さて、ここから首都高を9号線から6号線に向かう。
6号の駒形出口近く、例のうんちビルの後ろに
巨大な東京スカイツリーが建っているが
運転中につき写真はない。
その後、常磐道に入ったら、少しだけ渋滞。
真ん中の斜線にタイヤの残骸が落ちている。
タイヤの路面に接地する部分だけ
5分の1くらいだろうか、転がっている。
その後ろに、ゴムの破片や、ワイヤーの絡まったものも散乱。
スチールラジアルタイヤのスチールというものをはじめて見た。
200mくらい行った路肩に4トン車くらいのトラックが止まっていた。
呆然と立つ運転手がいた。
無事で何より。
これからはタイヤの空気圧にも気をつけよう。
2010年07月27日
ボレーは身体が前へ
『m』 さんから再度コメントをいただきました。
質問ではなかったようですが、ちょっと気になったので
再度取り上げさせていただきます。
以下がそのコメントの全文です。
ご回答ありがとうございます。プロのテイクバックは脇を大きく開けているにもかかわらず脇が甘い格好には見えません。
これはテイクバックの方向なのではと考えています。
外側上側にいくら大きくテイクバックを取っても良いが、右足より後ろにテイクバックを取ると危険・・・
そうならないためにはレディポジションから右足を開くのと一緒にテイクバック、右半身全体でテイクバックすれば良いのかなと・・・
投稿者 m 2010/07/27 00:10
私の気になった部分です。
まず、プロがやると脇が開いても甘い格好に見えない、というところですが
これは、プロの形がびくともしないように見えるからなのではないでしょうか。
スウィング中、腕の形を保つことが重要で
そのためにプロは結構力を入れています。
アマチュアはここのしっかり感が足りないのではないでしょうか。
次に、「外側上側にいくら大きくテイクバックを取っても良い」 は私も賛成です。
しかし、「右足より後ろにテイクバックを取ると危険・・・」
というほどではないと思います。
もちろんこの辺りがプロの形ではもっとも多いところですが
プロはゆるいボールをたたくときはもっと大きく引いたりもします。
ちょうどいい写真がないので
アプローチショットで代用します。
これはラフターのスライスリターンの動画と連続写真です。
ちゃんと言うとフォアハンド・スライス・リターンでアプローチしたものです。
結構引いています。
どれくらい引くかというのはどれくらいボールにパワーを乗せるのかということだと思います。
ベースラインからベースラインまで、24m飛ばすわけですから大きく振るわけです。
その間、腕が、面がしっかりしていればいいのです。
一番気になったのは、「レディポジションから右足を開くのと一緒にテイクバック」
というところ。
実はこれは、形としては、100%正しいのだと思います。
ただ、言葉だけで聞くと、ボレー練習用に感じちゃうんです。
その場で、構えて打っているようなんです。
mさんの意図とは違うかもしれません。
あげあし取りみたいですいません。
ただ、大多数のほかの皆さんにそう思ってほしくないので
あえて取り上げます。
実戦のボレーはこう。
何度もお世話になっている
ヨハンソンのファーストボレー、動画と連続写真。
右足や右腕がテイクバックというよりも
左半身がどんどん前に行っています。
もちろんファーストボレーだから前に行きたいのですが
それはほかのつなぎでも、決めのボレーでも同じ事
プロはなるべく前に行こうとします。
コーチの中にはその場でひざを曲げ
腰を落として打つように指導する人もいますが。
プロは前に大きく踏み込み、広いスタんスが結果的に低い姿勢を作ります。
とにかく、なるべく前に行くのです。
その場で止まって・・・ はあっても例外的です。
基本的にボレーというのは足を踏ん張ってパワーを出す種目ではないので
動きながら打つことが可能なのです。
しかも動きながらだと位置あわせも自動的にできる。
戦術的にも前で打ったほうが有利なのです。
実際の練習では
前に行きながら構えを作るようにするといいと思います。
質問ではなかったようですが、ちょっと気になったので
再度取り上げさせていただきます。
以下がそのコメントの全文です。
ご回答ありがとうございます。プロのテイクバックは脇を大きく開けているにもかかわらず脇が甘い格好には見えません。
これはテイクバックの方向なのではと考えています。
外側上側にいくら大きくテイクバックを取っても良いが、右足より後ろにテイクバックを取ると危険・・・
そうならないためにはレディポジションから右足を開くのと一緒にテイクバック、右半身全体でテイクバックすれば良いのかなと・・・
投稿者 m 2010/07/27 00:10
私の気になった部分です。
まず、プロがやると脇が開いても甘い格好に見えない、というところですが
これは、プロの形がびくともしないように見えるからなのではないでしょうか。
スウィング中、腕の形を保つことが重要で
そのためにプロは結構力を入れています。
アマチュアはここのしっかり感が足りないのではないでしょうか。
次に、「外側上側にいくら大きくテイクバックを取っても良い」 は私も賛成です。
しかし、「右足より後ろにテイクバックを取ると危険・・・」
というほどではないと思います。
もちろんこの辺りがプロの形ではもっとも多いところですが
プロはゆるいボールをたたくときはもっと大きく引いたりもします。
ちょうどいい写真がないので
アプローチショットで代用します。
これはラフターのスライスリターンの動画と連続写真です。
ちゃんと言うとフォアハンド・スライス・リターンでアプローチしたものです。
結構引いています。
どれくらい引くかというのはどれくらいボールにパワーを乗せるのかということだと思います。
ベースラインからベースラインまで、24m飛ばすわけですから大きく振るわけです。
その間、腕が、面がしっかりしていればいいのです。
一番気になったのは、「レディポジションから右足を開くのと一緒にテイクバック」
というところ。
実はこれは、形としては、100%正しいのだと思います。
ただ、言葉だけで聞くと、ボレー練習用に感じちゃうんです。
その場で、構えて打っているようなんです。
mさんの意図とは違うかもしれません。
あげあし取りみたいですいません。
ただ、大多数のほかの皆さんにそう思ってほしくないので
あえて取り上げます。
実戦のボレーはこう。
何度もお世話になっている
ヨハンソンのファーストボレー、動画と連続写真。
右足や右腕がテイクバックというよりも
左半身がどんどん前に行っています。
もちろんファーストボレーだから前に行きたいのですが
それはほかのつなぎでも、決めのボレーでも同じ事
プロはなるべく前に行こうとします。
コーチの中にはその場でひざを曲げ
腰を落として打つように指導する人もいますが。
プロは前に大きく踏み込み、広いスタんスが結果的に低い姿勢を作ります。
とにかく、なるべく前に行くのです。
その場で止まって・・・ はあっても例外的です。
基本的にボレーというのは足を踏ん張ってパワーを出す種目ではないので
動きながら打つことが可能なのです。
しかも動きながらだと位置あわせも自動的にできる。
戦術的にも前で打ったほうが有利なのです。
実際の練習では
前に行きながら構えを作るようにするといいと思います。
2010年07月26日
昔からボレーは振っている
本棚を整理していて16年前のテニスマガジンを見つけた。
ボレーの特集だ。
私の解説ページはほとんどがテニスジャーナル。
ほかの雑誌は少ないのだが、テニマガも4回くらいある。
さて、1994年2月20日号のテニスマガジン。
なつかしのフォアボレー
しっかり振っている。 (モデルは私、松原コーチ、若い)
これは、実際に打球して撮影したもの
2、3コマ目の間に打点があるはず。
最近の私の見本とほとんど変わらない。
ウェアーとヘアースタイル、メガネ以外ほとんど変わらない。
そういえばあのころ1年くらいは乱視のメガネをしていた。
なんか邪魔になってやめてしまった。
さてさて、私のテニスだが
これより昔、石器時代よりずうっと (残念ながらカメラがまだなかった)
フォアボレーは当てるだけ、バックボレーは大きくスウィングしていた。
バックボレーは超得意ショット。
フォアボレーはジンマシンが出るほど苦手だった。
スライスで振るようにしてからは少なくともアレルギーはなくなった。
実は、私がスライス・スウィングボレーに変えて、17年なのだが
世界のトップは少なくとも、30年位前からそうなっていたと思う。
石のラケットの時代の記憶はないのだが
木のラケットのころはプロもフォアボレーをもう少しフラットに打っていたようだ。
同じテニマガから、16年前のプロの写真も載せよう。
(ここは私の解説ページではない)
私のはモノクロなのにプロはカラーページ。
美人、人気選手の一人、ジジ・フェルナンデスだ。
面の変化はわかりにくいけど、明らかにスウィングしている。
ボールの軌道の延長線上にセットし・・・・
と解説しているのは私ではない。
どう見ても『軌道の延長線上にセット』 していないし・・・
(雑誌ではよくあることだけど)
ボレーの特集だ。
私の解説ページはほとんどがテニスジャーナル。
ほかの雑誌は少ないのだが、テニマガも4回くらいある。
さて、1994年2月20日号のテニスマガジン。
なつかしのフォアボレー
しっかり振っている。 (モデルは私、松原コーチ、若い)
これは、実際に打球して撮影したもの
2、3コマ目の間に打点があるはず。
最近の私の見本とほとんど変わらない。
ウェアーとヘアースタイル、メガネ以外ほとんど変わらない。
そういえばあのころ1年くらいは乱視のメガネをしていた。
なんか邪魔になってやめてしまった。
さてさて、私のテニスだが
これより昔、石器時代よりずうっと (残念ながらカメラがまだなかった)
フォアボレーは当てるだけ、バックボレーは大きくスウィングしていた。
バックボレーは超得意ショット。
フォアボレーはジンマシンが出るほど苦手だった。
スライスで振るようにしてからは少なくともアレルギーはなくなった。
実は、私がスライス・スウィングボレーに変えて、17年なのだが
世界のトップは少なくとも、30年位前からそうなっていたと思う。
石のラケットの時代の記憶はないのだが
木のラケットのころはプロもフォアボレーをもう少しフラットに打っていたようだ。
同じテニマガから、16年前のプロの写真も載せよう。
(ここは私の解説ページではない)
私のはモノクロなのにプロはカラーページ。
美人、人気選手の一人、ジジ・フェルナンデスだ。
面の変化はわかりにくいけど、明らかにスウィングしている。
ボールの軌道の延長線上にセットし・・・・
と解説しているのは私ではない。
どう見ても『軌道の延長線上にセット』 していないし・・・
(雑誌ではよくあることだけど)
2010年07月25日
アドコートのスライスサーブ
松原テニスクラブ印西では
土日の夜、8時からジュニアのサービス練習がある。
コートとボールのみ用意して勝手にどうぞ、という時間なのだ
昨日も熱心なジュニア達が集まっていた。
昨日は松本コーチが指導に入っていた。
ちょうどブログのアップが終わったので私も。
中学生の女の子がアドコートで苦戦中。
松本コーチのアドバイスでジュースコートでは
振り切ってスライスを打つのだが、アドコートは心配そうに打っている。
アドコートの方が身体の向きが前向きなのだ。
直すべきか松本コーチと相談し (試合もあるので)
思い切ってアドバイス。
アドコートの構える向きをジュースコートと同じ向きにした。
実はこれ、スライスサーブの人によくある話。
スライスサーバーの70%くらいの人にはある。
アドコートが苦手な人は、100%そう・・・
これは、打球方向から見た、自然なスライスサーブの構え。
この向きなら、スライスサーブを、自然にクロスに打てる。
カメラめがけて飛んできそうなのが判る。
つぎは、ベースラインに対し同じ向きのままの、アドコートでの構え。
こちらも打球方向から見た絵だ。
カメラめがけて飛んでこなくてはいけないのだが
これでは逃げる必要がないのが判る。
(もちろんフラットなら来るかも・・・)
よく陥りやすい間違い。
ベースラインに対してジュースコートと同じ向きなので
打球方向に対しては極端に左向き。(開いている)
上体を前に回したり、スライス回転をかけたら、アドコートには行かない。
上体をここまで向ける人は少ないが、足だけこう、という人もいる。
スタンスを打球方向に対しジュースコートと同じになるようにアドバイス。
これがその正しい構え。
もちろん、トスの腕の角度も打球方向に対しジュースコートと同じにする。
(この打球方向に対し同じにする、というのが肝)
この向きで打てばジュースコートと同じサーブが打てる。
右側のアレーか、隣のコートとの間に向かってスウィングする。
そうすればボールはスライスがかかって
アドコートのサービスボックスに帰ってくる。
こちらのイメージの切り替えの方が大事かもしれない。
もちろん中学生の彼女
切れのいいスライスサーブをアドコートにも打ち始めたのだ。
土日の夜、8時からジュニアのサービス練習がある。
コートとボールのみ用意して勝手にどうぞ、という時間なのだ
昨日も熱心なジュニア達が集まっていた。
昨日は松本コーチが指導に入っていた。
ちょうどブログのアップが終わったので私も。
中学生の女の子がアドコートで苦戦中。
松本コーチのアドバイスでジュースコートでは
振り切ってスライスを打つのだが、アドコートは心配そうに打っている。
アドコートの方が身体の向きが前向きなのだ。
直すべきか松本コーチと相談し (試合もあるので)
思い切ってアドバイス。
アドコートの構える向きをジュースコートと同じ向きにした。
実はこれ、スライスサーブの人によくある話。
スライスサーバーの70%くらいの人にはある。
アドコートが苦手な人は、100%そう・・・
これは、打球方向から見た、自然なスライスサーブの構え。
この向きなら、スライスサーブを、自然にクロスに打てる。
カメラめがけて飛んできそうなのが判る。
つぎは、ベースラインに対し同じ向きのままの、アドコートでの構え。
こちらも打球方向から見た絵だ。
カメラめがけて飛んでこなくてはいけないのだが
これでは逃げる必要がないのが判る。
(もちろんフラットなら来るかも・・・)
よく陥りやすい間違い。
ベースラインに対してジュースコートと同じ向きなので
打球方向に対しては極端に左向き。(開いている)
上体を前に回したり、スライス回転をかけたら、アドコートには行かない。
上体をここまで向ける人は少ないが、足だけこう、という人もいる。
スタンスを打球方向に対しジュースコートと同じになるようにアドバイス。
これがその正しい構え。
もちろん、トスの腕の角度も打球方向に対しジュースコートと同じにする。
(この打球方向に対し同じにする、というのが肝)
この向きで打てばジュースコートと同じサーブが打てる。
右側のアレーか、隣のコートとの間に向かってスウィングする。
そうすればボールはスライスがかかって
アドコートのサービスボックスに帰ってくる。
こちらのイメージの切り替えの方が大事かもしれない。
もちろん中学生の彼女
切れのいいスライスサーブをアドコートにも打ち始めたのだ。
2010年07月24日
ハイバックボレーの打ち方
『うそほんと』 さんから、ハイバックスライスの質問をいただきました。
以下がそのコメントの全文です。
いつもお世話になっております。
バックハンドスライスとボレーの質問です。
スライスで打球時に腕が肩よりも上になる様な高い玉を打つ時、インからアウトに振り出してサイドスピンをかける様に打つと良いのでしょうか?
前提として両肩のラインを前傾(右肩を下げて)させて出来るだけ引き付けて打っています。
それとも他の選択にした方が良いでしょうか?
バックハイボレーの際はどうでしょうか?
とっさに右肩が上がった状態で打たなければ行けない時も出てくると思いますがスライスボレーを打つ感覚と一緒に考えても良いでしょうか?
文章が下手でうまく表現出来てないかも知れません。
済みませんがよろしくお願い致します。
私の答えです。
そこまで高くなければ、胸の高さくらいまでは
面を立てて引き、弧を描いてスウィングし徐々に面が上を向いていきます。
それ以上に打点が高いと、これだけでは勢いが不足するので
面の引き起こしを使って、パワーを補う形になるのです。
手の位置を高く上げ、ラケットを寝かす。
グリップを下に引き下ろすことで、面を引き起こしながら加速。
面が垂直になったところからは
通常の弧を描いて徐々に面を上向きにしていく打ち方をする。
ということで
フェデラーの動画および連続写真を見てください。
4,5コマ目で少し上向きになった面が
グリップを引きずりおろすことにより
6コマ目で垂直になっているのがわかると思う。
この後は通常の面が徐々に上を向いていくスウィング。
フェデラーは振り出しでインからアウトに出していくような使い方をしますが
サイドスピンをかけようとするイメージはあまりないと思います。
それよりはアンダースピンです。
引き起こしをうまくマスターするためには
イメージ的にはアウトからインに引っ張り込むような感じがあるとつかみやすいと思います。
小指側から手刀を振り出していくようなフェデラーの動きも
面の引き下ろしでの加速をある程度つかめれば
その後で自然にできるようになっていくと思います。
今回の分類はボレーになっています。
ストロークの場合はそんなに高いところで使うかどうかわかりませんが
ボレーの場合は必ず使いますので、この分類にしました。
以下がそのコメントの全文です。
いつもお世話になっております。
バックハンドスライスとボレーの質問です。
スライスで打球時に腕が肩よりも上になる様な高い玉を打つ時、インからアウトに振り出してサイドスピンをかける様に打つと良いのでしょうか?
前提として両肩のラインを前傾(右肩を下げて)させて出来るだけ引き付けて打っています。
それとも他の選択にした方が良いでしょうか?
バックハイボレーの際はどうでしょうか?
とっさに右肩が上がった状態で打たなければ行けない時も出てくると思いますがスライスボレーを打つ感覚と一緒に考えても良いでしょうか?
文章が下手でうまく表現出来てないかも知れません。
済みませんがよろしくお願い致します。
私の答えです。
そこまで高くなければ、胸の高さくらいまでは
面を立てて引き、弧を描いてスウィングし徐々に面が上を向いていきます。
それ以上に打点が高いと、これだけでは勢いが不足するので
面の引き起こしを使って、パワーを補う形になるのです。
手の位置を高く上げ、ラケットを寝かす。
グリップを下に引き下ろすことで、面を引き起こしながら加速。
面が垂直になったところからは
通常の弧を描いて徐々に面を上向きにしていく打ち方をする。
ということで
フェデラーの動画および連続写真を見てください。
4,5コマ目で少し上向きになった面が
グリップを引きずりおろすことにより
6コマ目で垂直になっているのがわかると思う。
この後は通常の面が徐々に上を向いていくスウィング。
フェデラーは振り出しでインからアウトに出していくような使い方をしますが
サイドスピンをかけようとするイメージはあまりないと思います。
それよりはアンダースピンです。
引き起こしをうまくマスターするためには
イメージ的にはアウトからインに引っ張り込むような感じがあるとつかみやすいと思います。
小指側から手刀を振り出していくようなフェデラーの動きも
面の引き下ろしでの加速をある程度つかめれば
その後で自然にできるようになっていくと思います。
今回の分類はボレーになっています。
ストロークの場合はそんなに高いところで使うかどうかわかりませんが
ボレーの場合は必ず使いますので、この分類にしました。
2010年07月23日
女の子のフォアハンド
昨日の続き、中学生の女の子、フォアハンド。
大切な試合の肝心なポイントになるとエラーが出て負けてしまう。
コーチからも言われ、自分でも 『メンタルが弱い』 と思いこみ
試合をたくさんやることにより克服しようと思っている。
さて、女の子の場合
そのテニスの成長過程をたどると
コーチの教えてくれたフォームで
ボールを打てるようになり、試合に出るようになる。
エラーしないで、続けられる子が、10歳以下のチャンピオン。
少し、相手を振り回せる子が12歳以下のチャンピオン。
この辺から速いボールの打てる子に問題が出てくる。
どんないい加減なテイクバックでも、スピードのない子はベースライン手前で落下する。
だからエラーになりにくい。
スウィングスピードの速い子は面が上向きだとアウトする。
これが男の子だとトップスピンをかけて強引に入れに行く。
また、フェデラーやナダルを真似て、面を下向きに引いたりして
コーチがどう教えても、勝手にプロのような格好で打つようになる。
女の子はスピンも少ないし、
コーチの教えたとおりの引き方で打つので
コーチが脇を締め、面が上を向いて引いていくような教え方をすると
そのままの格好が残ってしまう。
それでも面をかぶせながら打っていると
一定距離で何本も打つ、ショートラリーや、ラリーは
けっこういいボールで打ち続けられるようになる。
だから一見、打ち方に問題が無いように見える。
ところが試合で緊迫した場面。
チャンスボールが来たときに、その微妙にかぶせながらが難しい。
その直前に打ったショットとは明らかに違うショットなのだ。
一見、打ち方に問題が無いような子が、この1球しかないボールをミスると
「君はメンタルが弱い」 と言われるのだ。
本当のところは、「フォアが下手」 なだけ。
打ち方に問題があるのだ。
面をかぶせながら打つためのテイクバックではなく
かぶせる必要のないテイクバックを身に付け
「簡単なフォア」が打てるようになればいいだけなのだ。
おととい、彼女にはこのことを説明し
(実際に彼女は上を向くように引き、スウィングスピードも速かったので)
「簡単なフォア」、「簡単なテイクバック」 を説明して
トップスピンぎみに打ってもらった。
まだ、癖になるほど身に付いてはいないので、時々エラーはするが
ラケット面の安心感が感じ取れたようで
安定感のある打ち方になってきた。
もう少し練習すれば 『メンタルの弱い子』 を卒業することが出来るだろう。
大切な試合の肝心なポイントになるとエラーが出て負けてしまう。
コーチからも言われ、自分でも 『メンタルが弱い』 と思いこみ
試合をたくさんやることにより克服しようと思っている。
さて、女の子の場合
そのテニスの成長過程をたどると
コーチの教えてくれたフォームで
ボールを打てるようになり、試合に出るようになる。
エラーしないで、続けられる子が、10歳以下のチャンピオン。
少し、相手を振り回せる子が12歳以下のチャンピオン。
この辺から速いボールの打てる子に問題が出てくる。
どんないい加減なテイクバックでも、スピードのない子はベースライン手前で落下する。
だからエラーになりにくい。
スウィングスピードの速い子は面が上向きだとアウトする。
これが男の子だとトップスピンをかけて強引に入れに行く。
また、フェデラーやナダルを真似て、面を下向きに引いたりして
コーチがどう教えても、勝手にプロのような格好で打つようになる。
女の子はスピンも少ないし、
コーチの教えたとおりの引き方で打つので
コーチが脇を締め、面が上を向いて引いていくような教え方をすると
そのままの格好が残ってしまう。
それでも面をかぶせながら打っていると
一定距離で何本も打つ、ショートラリーや、ラリーは
けっこういいボールで打ち続けられるようになる。
だから一見、打ち方に問題が無いように見える。
ところが試合で緊迫した場面。
チャンスボールが来たときに、その微妙にかぶせながらが難しい。
その直前に打ったショットとは明らかに違うショットなのだ。
一見、打ち方に問題が無いような子が、この1球しかないボールをミスると
「君はメンタルが弱い」 と言われるのだ。
本当のところは、「フォアが下手」 なだけ。
打ち方に問題があるのだ。
面をかぶせながら打つためのテイクバックではなく
かぶせる必要のないテイクバックを身に付け
「簡単なフォア」が打てるようになればいいだけなのだ。
おととい、彼女にはこのことを説明し
(実際に彼女は上を向くように引き、スウィングスピードも速かったので)
「簡単なフォア」、「簡単なテイクバック」 を説明して
トップスピンぎみに打ってもらった。
まだ、癖になるほど身に付いてはいないので、時々エラーはするが
ラケット面の安心感が感じ取れたようで
安定感のある打ち方になってきた。
もう少し練習すれば 『メンタルの弱い子』 を卒業することが出来るだろう。
2010年07月22日
トミーから印西へ
昨日は暑かった。
いつもは商売柄、暑いとは言わないことになっている。
「じゃあスクール辞めましょう」 なんて言われたらやぶへびだ。
「いいお天気ですね」 と言うことにしている。
その私が思わず、「暑いですね」 と挨拶してしまうほど暑かった。
さてその中を車で千葉県鎌ヶ谷市に向かった。
うちのスクール会場のひとつ、『トミーフットサル松戸』 だ。
新京成線のくぬぎ山駅からすぐのところ。
インドアコートの中はこんな感じ
中の写真をとり忘れたので、この写真はHPから借りてきたもの。
アップ姿の白木コーチの背中を見れば、昨日じゃないのは明らか。
コートはフットサルと共通なので黄色い線がテニス用。
白い線は写真撮影用のサークル、(そんなわけないか)。
写真はジュニアクラスだが一般のクラスも実力派。
昨年の全国レディース、千葉県チームNO1 栗原・嶋田ペアーはここのスクール生なのだ。
昨日の暑さより熱い、金田コーチが担当している。
今日もその金田コーチと中澤コーチが元気に汗を飛ばしてがんばっていた。
さて、その後は千葉ニュータウンの松原テニスクラブ印西に向かう。
印西のクラブハウスで、中学生の女の子に遭遇。
お母さんと一緒に参加する試合の情報を聞きに来ていたのだ。
「メンタルが弱いので試合に出て鍛えたいのです」 と言うので
彼女の試合の実績などを聞いているうちに何か違和感が。
私の目を見ながら、とてもはきはきと話す彼女
どう見ても気が弱そうには見えない。
例の症状? メンタルじゃあないのでは?
おせっかい心がうずき、コートへ誘う。
その後、彼女へのアドバイスは・・・
ちょっと長くなりそうなので、また明日。
いつもは商売柄、暑いとは言わないことになっている。
「じゃあスクール辞めましょう」 なんて言われたらやぶへびだ。
「いいお天気ですね」 と言うことにしている。
その私が思わず、「暑いですね」 と挨拶してしまうほど暑かった。
さてその中を車で千葉県鎌ヶ谷市に向かった。
うちのスクール会場のひとつ、『トミーフットサル松戸』 だ。
新京成線のくぬぎ山駅からすぐのところ。
インドアコートの中はこんな感じ
中の写真をとり忘れたので、この写真はHPから借りてきたもの。
アップ姿の白木コーチの背中を見れば、昨日じゃないのは明らか。
コートはフットサルと共通なので黄色い線がテニス用。
白い線は写真撮影用のサークル、(そんなわけないか)。
写真はジュニアクラスだが一般のクラスも実力派。
昨年の全国レディース、千葉県チームNO1 栗原・嶋田ペアーはここのスクール生なのだ。
昨日の暑さより熱い、金田コーチが担当している。
今日もその金田コーチと中澤コーチが元気に汗を飛ばしてがんばっていた。
さて、その後は千葉ニュータウンの松原テニスクラブ印西に向かう。
印西のクラブハウスで、中学生の女の子に遭遇。
お母さんと一緒に参加する試合の情報を聞きに来ていたのだ。
「メンタルが弱いので試合に出て鍛えたいのです」 と言うので
彼女の試合の実績などを聞いているうちに何か違和感が。
私の目を見ながら、とてもはきはきと話す彼女
どう見ても気が弱そうには見えない。
例の症状? メンタルじゃあないのでは?
おせっかい心がうずき、コートへ誘う。
その後、彼女へのアドバイスは・・・
ちょっと長くなりそうなので、また明日。
2010年07月21日
フォアハンドであごを引く
ボールとの距離をうまくとる話で『m』 さんの質問に答えました。
それに対し、再度コメントをいただき、重要なことに気がつきましたので
その秘密を公開。
『m』 さんのコメント全文は以下のとおりです。
コーチの感覚としては、スクールまで転ばずに歩く程度の話なのですね。すると秘訣は目の位置か?と思い頭の位置を確認すると首の後ろを引いた格好を取っていますね。そこで今日は首の後ろを引いてテニスをしてみましたがなかなか良い塩梅でした。
投稿者 m 2010/07/17 22:32
私の話です。
「頭の位置を確認すると首の後ろを引いた格好を取っています」 とのことで
その写真をもう一度出しますと
たしかにあごを引いた形で打っています。
実は私、あごを引かない人間なのです。
プロフィールのところにあるリラックス顔の写真を見てください。
少し? あごを突き出しています。
フォアハンドの場合、テイクバックのときはあまりあごを引きません。
前に向かって振りはじめるへんからあごを引いていきます。
インパクトの前後は完璧に引いています。
その状態はフィニッシュ直前まで続きます。
なぜ、あごを引くのでしょう?
ためしにやってみてください
フォアのインパクトの形を作って、あごをぐっと引きます。
すると両肩の後ろ、背中の上のほうがグウッと引き締まります。
その力みにより、フォアハンドの軸がインパクト付近でずれなくなるのです。
私の場合は、そこで軸をしっかりさせるために背中をしっかりさせたのです。
その結果、あごを引いた形で打つようになったようです。
逆でもいいのではないかと思い
先日、プライベートレッスンで使ってみました。
「インパクト前後であごをグウッと引きましょう」
大当たり。
見事に姿勢が決まりショットが安定してきました。
あごを引くといいみたい。
m さん、いいご指摘、ありがとうございます。
それに対し、再度コメントをいただき、重要なことに気がつきましたので
その秘密を公開。
『m』 さんのコメント全文は以下のとおりです。
コーチの感覚としては、スクールまで転ばずに歩く程度の話なのですね。すると秘訣は目の位置か?と思い頭の位置を確認すると首の後ろを引いた格好を取っていますね。そこで今日は首の後ろを引いてテニスをしてみましたがなかなか良い塩梅でした。
投稿者 m 2010/07/17 22:32
私の話です。
「頭の位置を確認すると首の後ろを引いた格好を取っています」 とのことで
その写真をもう一度出しますと
たしかにあごを引いた形で打っています。
実は私、あごを引かない人間なのです。
プロフィールのところにあるリラックス顔の写真を見てください。
少し? あごを突き出しています。
フォアハンドの場合、テイクバックのときはあまりあごを引きません。
前に向かって振りはじめるへんからあごを引いていきます。
インパクトの前後は完璧に引いています。
その状態はフィニッシュ直前まで続きます。
なぜ、あごを引くのでしょう?
ためしにやってみてください
フォアのインパクトの形を作って、あごをぐっと引きます。
すると両肩の後ろ、背中の上のほうがグウッと引き締まります。
その力みにより、フォアハンドの軸がインパクト付近でずれなくなるのです。
私の場合は、そこで軸をしっかりさせるために背中をしっかりさせたのです。
その結果、あごを引いた形で打つようになったようです。
逆でもいいのではないかと思い
先日、プライベートレッスンで使ってみました。
「インパクト前後であごをグウッと引きましょう」
大当たり。
見事に姿勢が決まりショットが安定してきました。
あごを引くといいみたい。
m さん、いいご指摘、ありがとうございます。
2010年07月20日
フォアボレーは肘を引き振っていく
『stone』 さんからフォアボレーの質問をいただきました。
以下がそのコメント全文です。
松原コーチ フォアボレーの便乗質問、宜しくお願いします。
スクールのコーチから、フォアボレーのとき、引きすぎ(肘を引いている)と指摘されました。自分では引いている意識はないのですが、引くのはダメでしょうか。
フォアボレーも以前から課題の一つでした。自分ではフィニッシュでかぶせ気味になるのでだめと思っていたのですが、引いているのが問題なら、早速、気を付けたいと思います。
ちなみに、そのコーチから、フォアボレーのスイングは右足の位置から振り始めて左足の位置で止める感じと言われました。
投稿者 stone 2010/07/20 11:02
私の答えです。
振るなというコーチが多い中で
「右足の位置から振り始めて左足の位置で止める」 まで振るように指導しているのはいいことですね。
確かにハイボレーの場合はそれに近いかもしれませんね。
しかしローボレーの場合は左足よりも前に打点を持っていかないとネットを越しづらくなります。
ですから一般的にはもっとスウィングは長いと思います。
これは以前に使った私の説明写真。
ここに引いて
ここらでインパクトです
肘の位置はどうでしょう?
もっと高いボレーで強く打つためには肘をもっと引いて
引きが大きくなる場合もありますから
この写真の位置は小さめの引きかもしれません。
面が少し下向きになるような形で引きます。
弧を描いてスウィングしていきますから
面が少し上を向いた状態でインパクトになるのです。
肘を引き、その肘を振っていくようなイメージです。
ですから打点は低いほど、前のほうになります。
スウィングにつれ、面はだんだん上向きになっていくべきで
フィニッシュでかぶせ気味になるはずはないのですが?
(それだとボールは下に向かって飛んでいきますよね)
たぶん、それだけ違ったら気がつくはずですから
現状は、肘を引きながらラケット面も引き
面が上を向いて引いているのではないでしょうか?
(それだと納得がいきます)
引くのはもちろんOKですが、引きすぎはいけません。
肘はある程度引いてもいいが、ラケットヘッドを引くのはまずいということです。
今現在引きすぎなのかどうかは実際のフォームを見ていませんので判断できません。
ボールを想像しながら素振りをして自分で見るか
誰かに観察してもらうしかないと思います。
以下がそのコメント全文です。
松原コーチ フォアボレーの便乗質問、宜しくお願いします。
スクールのコーチから、フォアボレーのとき、引きすぎ(肘を引いている)と指摘されました。自分では引いている意識はないのですが、引くのはダメでしょうか。
フォアボレーも以前から課題の一つでした。自分ではフィニッシュでかぶせ気味になるのでだめと思っていたのですが、引いているのが問題なら、早速、気を付けたいと思います。
ちなみに、そのコーチから、フォアボレーのスイングは右足の位置から振り始めて左足の位置で止める感じと言われました。
投稿者 stone 2010/07/20 11:02
私の答えです。
振るなというコーチが多い中で
「右足の位置から振り始めて左足の位置で止める」 まで振るように指導しているのはいいことですね。
確かにハイボレーの場合はそれに近いかもしれませんね。
しかしローボレーの場合は左足よりも前に打点を持っていかないとネットを越しづらくなります。
ですから一般的にはもっとスウィングは長いと思います。
これは以前に使った私の説明写真。
ここに引いて
ここらでインパクトです
肘の位置はどうでしょう?
もっと高いボレーで強く打つためには肘をもっと引いて
引きが大きくなる場合もありますから
この写真の位置は小さめの引きかもしれません。
面が少し下向きになるような形で引きます。
弧を描いてスウィングしていきますから
面が少し上を向いた状態でインパクトになるのです。
肘を引き、その肘を振っていくようなイメージです。
ですから打点は低いほど、前のほうになります。
スウィングにつれ、面はだんだん上向きになっていくべきで
フィニッシュでかぶせ気味になるはずはないのですが?
(それだとボールは下に向かって飛んでいきますよね)
たぶん、それだけ違ったら気がつくはずですから
現状は、肘を引きながらラケット面も引き
面が上を向いて引いているのではないでしょうか?
(それだと納得がいきます)
引くのはもちろんOKですが、引きすぎはいけません。
肘はある程度引いてもいいが、ラケットヘッドを引くのはまずいということです。
今現在引きすぎなのかどうかは実際のフォームを見ていませんので判断できません。
ボールを想像しながら素振りをして自分で見るか
誰かに観察してもらうしかないと思います。
2010年07月19日
東戸塚オープンシングルス
今日は東戸塚松原テニススクールで
男子オープンシングルス大会が行われた。
10名の皆さんが参加され
5名づつ、総当りの予選リーグと
各順位ごとの決定戦で勝負。
予選、順位戦とも無敗で、野上さんが優勝した。
私も大会の運営、レフェリー、記録係、表彰、最後はコーチと
いろいろな顔で参加した。
各コートとも真剣な雰囲気で試合開始。
終われば、和気あいあい。 しかし、暑い。
これは優勝した野上さんのリターン。
インパクト直後、姿勢も面も、しっかり保ち、さすが。
表彰後、全員集合。
予選リーグの結果。
順位決定戦の結果。
終了後、希望者にフォアハンドのミニレッスン。
『しっかりフィニッシュまでを力強く』 をテーマに
決勝で打ち切れなかった、沢田さんのリクエストだった。
男子オープンシングルス大会が行われた。
10名の皆さんが参加され
5名づつ、総当りの予選リーグと
各順位ごとの決定戦で勝負。
予選、順位戦とも無敗で、野上さんが優勝した。
私も大会の運営、レフェリー、記録係、表彰、最後はコーチと
いろいろな顔で参加した。
各コートとも真剣な雰囲気で試合開始。
終われば、和気あいあい。 しかし、暑い。
これは優勝した野上さんのリターン。
インパクト直後、姿勢も面も、しっかり保ち、さすが。
表彰後、全員集合。
予選リーグの結果。
順位決定戦の結果。
終了後、希望者にフォアハンドのミニレッスン。
『しっかりフィニッシュまでを力強く』 をテーマに
決勝で打ち切れなかった、沢田さんのリクエストだった。
2010年07月18日
フォアボレーの左手
『うそほんと』 さんからしばらく前の質問を再度いただきました。
以下がそのコメント全文です。
多分ですがお忘れなのかなと思い再度質問させてください。
フォアボレー時の左手についての質問です。
左手は体のバランスと上体の向きを安定させる為に動かす?で合ってるでしょうか?
その場合、時間があれば出来る限り広げる?(綱渡りの様に)様にすると良いのでしょうか?
質問のポイントがまとまっておらず済みません。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/07/17 18:27
私の答えです。
そうなんです忘れていました。
すいません。
これは言い訳ですが
本文で解説しようか?
そっけなく、コメントで返そうか?
悩んでいるうちに忘れてしまいました。
申し訳ない。
答えは、「はい」 です。
左手はバランス取りですね。
ただし
出来る限り広げるというのはあたっていないとおもいます。
バランスが取れればいいのであって。
少し低めに左手を持ってくることが多いと思います。
ヨハンソンの動画と連続写真を見てください。
構えのところではそれほど高くないと思います。
それと腕を伸ばしきらないこと。
肘は少し曲げるのです。
右肘も少し曲がった状態がいいのですが
左肘を突っ張ると右肘も影響を受けます。
両肘共に少しだけ曲げるといいのです。
次に先ほどの連続写真をもう一度見てください。
徐々に上体の向きが開いています。
左腕も後ろに回っています。
だから上体が回ってしまうのだと考える人もいるかもしれませんが
それは逆
左腕を前に持ってこようとすると、反動で上体は開きます。
むしろ、左腕を後ろに持って行く反動を使って
上体の開きを最小限に抑えているのです。
試しに動きながらボレーする素振りしてみてください
すぐ分かると思います。
こんな風に左腕は動的なバランサーとして使います。
そのため、動きやすいよう
肘は少し曲げるし
高さも、余裕のある動かしやすい場所にするのです。
そんなわけで、左手をどうするかなんて
あまり考えない方がいいかもしれません。
上体の動かし方や右手の使い方を作っていけば
自然に左手の位置は落ち着くところに落ち着くのではないでしょうか。
昨日も書いたように
(うちのスクールまで転ばずに歩いてこれるという程度の才能)
のある方でしたら大丈夫だと思います。
逆に、「上体を開かない為に左手をしっかり前に固定する」 なんて
それらしい理屈を考えたら逆効果になる可能性もあります。
試しに外へ出て3分ほど散歩してみるといいです。
左手と右手が自然に反対方向に振れていればOKです。
もしも同方向に動くようですと心配です。
そんなわけないか。
しかしこんなに長い文章になるなら
コメントで返すだけでは無理でしたね。
左手の事はおかげで私も勉強になりました
再度、コメントを入れていただき、ありがとうございました。
以下がそのコメント全文です。
多分ですがお忘れなのかなと思い再度質問させてください。
フォアボレー時の左手についての質問です。
左手は体のバランスと上体の向きを安定させる為に動かす?で合ってるでしょうか?
その場合、時間があれば出来る限り広げる?(綱渡りの様に)様にすると良いのでしょうか?
質問のポイントがまとまっておらず済みません。
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/07/17 18:27
私の答えです。
そうなんです忘れていました。
すいません。
これは言い訳ですが
本文で解説しようか?
そっけなく、コメントで返そうか?
悩んでいるうちに忘れてしまいました。
申し訳ない。
答えは、「はい」 です。
左手はバランス取りですね。
ただし
出来る限り広げるというのはあたっていないとおもいます。
バランスが取れればいいのであって。
少し低めに左手を持ってくることが多いと思います。
ヨハンソンの動画と連続写真を見てください。
構えのところではそれほど高くないと思います。
それと腕を伸ばしきらないこと。
肘は少し曲げるのです。
右肘も少し曲がった状態がいいのですが
左肘を突っ張ると右肘も影響を受けます。
両肘共に少しだけ曲げるといいのです。
次に先ほどの連続写真をもう一度見てください。
徐々に上体の向きが開いています。
左腕も後ろに回っています。
だから上体が回ってしまうのだと考える人もいるかもしれませんが
それは逆
左腕を前に持ってこようとすると、反動で上体は開きます。
むしろ、左腕を後ろに持って行く反動を使って
上体の開きを最小限に抑えているのです。
試しに動きながらボレーする素振りしてみてください
すぐ分かると思います。
こんな風に左腕は動的なバランサーとして使います。
そのため、動きやすいよう
肘は少し曲げるし
高さも、余裕のある動かしやすい場所にするのです。
そんなわけで、左手をどうするかなんて
あまり考えない方がいいかもしれません。
上体の動かし方や右手の使い方を作っていけば
自然に左手の位置は落ち着くところに落ち着くのではないでしょうか。
昨日も書いたように
(うちのスクールまで転ばずに歩いてこれるという程度の才能)
のある方でしたら大丈夫だと思います。
逆に、「上体を開かない為に左手をしっかり前に固定する」 なんて
それらしい理屈を考えたら逆効果になる可能性もあります。
試しに外へ出て3分ほど散歩してみるといいです。
左手と右手が自然に反対方向に振れていればOKです。
もしも同方向に動くようですと心配です。
そんなわけないか。
しかしこんなに長い文章になるなら
コメントで返すだけでは無理でしたね。
左手の事はおかげで私も勉強になりました
再度、コメントを入れていただき、ありがとうございました。
2010年07月17日
膝に負担の少ない走り方
『りんごミサイル』 さんから質問をいただきました。
以下がそのコメントからの抜粋です。
私は32歳でテニス暦はまだ5ヶ月の者です。
質問なのですが、私はO脚のせいか10年運動を離れていた筋力不足のせいか
テニスをしたあとにヒザが痛くなります。
これはいかんと、現在毎日ハムストリング、内転筋などメインに
ヒザを支える筋トレと柔軟を欠かさずして、痛みはかなり減ってきました、
が、自分を分析したところ、私は瞬時の動きを優先するために
普段からかかとは使わずつま先をメインに着地、蹴り上げをしています。
これがどうも、ランニングフォームなどを調べると、ひざに良くなく
かかとからの着地が負担が少ないようなのですが
テニスのレシーブやボレーの時の構えは、かかとは浮かすべきなのでしょうか?
それともかかとはつけていて、足の裏全体で蹴り上げるべきでしょうか。
投稿者 りんごミサイル 2010/07/17 10:48
私の答えです。
普通どうやって動くかといいますと
スプリットステップで着地するときは、その場ですから
つま先から降りて、かかとをつけますよね。
そこから前に走るときは、つま先着地で走りだしますよね。
横にスタートするときは足裏全体で踏ん張るようにすると思います。
これらはこのショットに対する打ち方ををマスターしてくれば
自然にやることではないでしょうか。
すばやい動きをするとき、からだが前傾すれば
最初の1,2歩はつま先着地になることはあると思います。
でもたいてい、その後でかかとがつくのではないでしょうか。
それ以外の動きはかかとからの着地が多いと思いますし
ショットに対する反応や、体制を作りながら
打つために動くという発想でやれば
自然にかかとから着くことが多くなるのではないでしょうか。
とりあえず、膝のメンテはしっかりやりながら
ショットの練習習得を進めれば
自然に足の使い方も変わってくるのではないでしょうか。
つま先着地が足に悪いにしても
テニスの中ですごく多いわけではありませんし
必要なときはやらざるを得ないでしょうし
わざわざ必要もないのに意識的にやらなければ問題ないのではないでしょうか。
それとレシーブやボレーのときも構えでずうっとかかとを上げ続けているわけではありません。
スプリットで爪先立ちになり着地ではかかとをつけます。
テニスの技術上達をメインにし
かかとのことはあまり気にしすぎなくてもいいのではないでしょうか。
以下がそのコメントからの抜粋です。
私は32歳でテニス暦はまだ5ヶ月の者です。
質問なのですが、私はO脚のせいか10年運動を離れていた筋力不足のせいか
テニスをしたあとにヒザが痛くなります。
これはいかんと、現在毎日ハムストリング、内転筋などメインに
ヒザを支える筋トレと柔軟を欠かさずして、痛みはかなり減ってきました、
が、自分を分析したところ、私は瞬時の動きを優先するために
普段からかかとは使わずつま先をメインに着地、蹴り上げをしています。
これがどうも、ランニングフォームなどを調べると、ひざに良くなく
かかとからの着地が負担が少ないようなのですが
テニスのレシーブやボレーの時の構えは、かかとは浮かすべきなのでしょうか?
それともかかとはつけていて、足の裏全体で蹴り上げるべきでしょうか。
投稿者 りんごミサイル 2010/07/17 10:48
私の答えです。
普通どうやって動くかといいますと
スプリットステップで着地するときは、その場ですから
つま先から降りて、かかとをつけますよね。
そこから前に走るときは、つま先着地で走りだしますよね。
横にスタートするときは足裏全体で踏ん張るようにすると思います。
これらはこのショットに対する打ち方ををマスターしてくれば
自然にやることではないでしょうか。
すばやい動きをするとき、からだが前傾すれば
最初の1,2歩はつま先着地になることはあると思います。
でもたいてい、その後でかかとがつくのではないでしょうか。
それ以外の動きはかかとからの着地が多いと思いますし
ショットに対する反応や、体制を作りながら
打つために動くという発想でやれば
自然にかかとから着くことが多くなるのではないでしょうか。
とりあえず、膝のメンテはしっかりやりながら
ショットの練習習得を進めれば
自然に足の使い方も変わってくるのではないでしょうか。
つま先着地が足に悪いにしても
テニスの中ですごく多いわけではありませんし
必要なときはやらざるを得ないでしょうし
わざわざ必要もないのに意識的にやらなければ問題ないのではないでしょうか。
それとレシーブやボレーのときも構えでずうっとかかとを上げ続けているわけではありません。
スプリットで爪先立ちになり着地ではかかとをつけます。
テニスの技術上達をメインにし
かかとのことはあまり気にしすぎなくてもいいのではないでしょうか。
2010年07月16日
打点との距離
『m』 さんから質問をいただきました。
おとといの、『フォアハンド面をどこまで保つ?』 の高い打点についてです。
以下がそのコメント全文です。
この写真のように高い打点で軸がぶれずに振りぬくためには、通常の高さ(膝~腰)の打点に比べて、球からかなり離れる感覚なのでしょうか?
投稿者 m 2010/07/15 23:23
私の答えです。
質問の写真はこれです。
理屈で言えば、打点が一番遠いのは、肩の高さの打点です。
それより低くなれば、腕が下がり、斜めになりますので
下がるにつれて、打点は身体に近くなります。
もちろんさらに高い打点もそうです。
じゃあどれくらい違うのでしょうか?
ご自分の腕でやってみてください。
胸の高さで打つ場合と、腰の少し下で打つ場合
確かに違いますが、それほどの差でしょうか?
普段低い打点ばかり打っているときでも
それなりの打点の差はあります。
むしろ低いほうがその差は顕著です。
サイン、コサインを持ち出さなくても
腕を横に出して観察してみればすぐにわかります。
その打ち分けのとき、距離の変化を意識しますか?
もし腰の高さで振りぬいて打てるのだとしたら
胸の高さにすれば、ちょっと離れるかな?
とは思いますが
さっきの低い所よりうんと少ない、ちょっとの差です。
私自身は、ジャストミートでぶっ飛ばそうと思っているだけです。
後は、自動的に私の才能が合わせてくれる。
なんて書くと、才能を鼻にかけた、いやなやつになっちゃいますが
さっきの低いところで打ち分けられる人は誰でもこの程度の才能は持っています。
(うちのスクールまで転ばずに歩いてこれるという程度の才能です)
難しく考えすぎなければすぐできます。
まあ、初めて高い打点で打つときは
「ちょっと遠目かな」 と思う程度のことを思っても罰は当たりません。
技術的には
打点を離す以上に、より前向きになることのほうが重要かもしれません。
おとといの、『フォアハンド面をどこまで保つ?』 の高い打点についてです。
以下がそのコメント全文です。
この写真のように高い打点で軸がぶれずに振りぬくためには、通常の高さ(膝~腰)の打点に比べて、球からかなり離れる感覚なのでしょうか?
投稿者 m 2010/07/15 23:23
私の答えです。
質問の写真はこれです。
理屈で言えば、打点が一番遠いのは、肩の高さの打点です。
それより低くなれば、腕が下がり、斜めになりますので
下がるにつれて、打点は身体に近くなります。
もちろんさらに高い打点もそうです。
じゃあどれくらい違うのでしょうか?
ご自分の腕でやってみてください。
胸の高さで打つ場合と、腰の少し下で打つ場合
確かに違いますが、それほどの差でしょうか?
普段低い打点ばかり打っているときでも
それなりの打点の差はあります。
むしろ低いほうがその差は顕著です。
サイン、コサインを持ち出さなくても
腕を横に出して観察してみればすぐにわかります。
その打ち分けのとき、距離の変化を意識しますか?
もし腰の高さで振りぬいて打てるのだとしたら
胸の高さにすれば、ちょっと離れるかな?
とは思いますが
さっきの低い所よりうんと少ない、ちょっとの差です。
私自身は、ジャストミートでぶっ飛ばそうと思っているだけです。
後は、自動的に私の才能が合わせてくれる。
なんて書くと、才能を鼻にかけた、いやなやつになっちゃいますが
さっきの低いところで打ち分けられる人は誰でもこの程度の才能は持っています。
(うちのスクールまで転ばずに歩いてこれるという程度の才能です)
難しく考えすぎなければすぐできます。
まあ、初めて高い打点で打つときは
「ちょっと遠目かな」 と思う程度のことを思っても罰は当たりません。
技術的には
打点を離す以上に、より前向きになることのほうが重要かもしれません。
2010年07月15日
そういえば軟派だった
今日は久しぶりにH川君が東戸塚松原テニススクールに遊びに来てくれた。
彼はうちの人気コーチだったがだいぶ前に退社し、今は普通の会社員だ。
私のブログを見てくれているそうで
H川君 「最近、よくブログを見ているんですけど、松原さんの話、だいぶ変わりましたよね」
松原コーチ 「えーっ、そうかな、ぶれない、変わらないがモットーなんだけど」
H川君 「昔はリラックス、やわらかく、なんて言ってたのが、最近は固めろ、リキメ、が多いですよね」
松原コーチ 「ホントだ ・・・ 」
昔は、どんなに非力な女性でもテニスはできる
無理しなくてもこんなに簡単にボールを打てるというのがメインテーマだった。
この路線はもちろん今でもあるし、自分のレッスンではいっぱい使っているのだが ・・・
このブログをはじめ、外部への訴えかけ、原稿などは
日本の選手やジュニアに勝ってほしいあまり、
硬派な競技嗜好に偏っているかもしれない。
H川君、気づかせてくれてありがとう。
ブログでも、少し軟派になりますね。
その後、二人の話は共通の趣味、車の話へ。
彼は車についてはけっこう硬派、独逸のBMW323だ。
H川君 「松原さん、去年のブログでフランス製の靴にしたらよかったって言ったでしょう」
松原コーチ 「確か去年の7月末くらいかな」
H川君 「実は僕も、フランスの同じM社製にしたんですよ、マフラーも換えたんです、見ます?」
私も嫌いじゃないので、つい駐車場へ、ついでにちょっとそこまで試乗会。
さすがに俊敏な動き。
マフラーを変えたといっていたが、エンジン音は静かで聞こえない。
3000回転以上になると音が盛り上がって気持ちが乗ってくる。
駐車場に帰ってきて、エンジンルーム拝見。
松原コーチ 「ねえ、バッテリーないよ」
2人で、車中探したが見つからない。
どっかに落としてきたかも ・・・
H川君 「まあ、故障しないから見つからなくてもいいんですけど」
といって帰っていった。
気になる私は (一応車通を持って任じている)
ネットで、『BMW バッテリー』 で検索。
「ねえ、H川君、スペアタイヤ収納場所の右側、床下にあるらしいよ」
「よかった、落としてなくて」
彼はうちの人気コーチだったがだいぶ前に退社し、今は普通の会社員だ。
私のブログを見てくれているそうで
H川君 「最近、よくブログを見ているんですけど、松原さんの話、だいぶ変わりましたよね」
松原コーチ 「えーっ、そうかな、ぶれない、変わらないがモットーなんだけど」
H川君 「昔はリラックス、やわらかく、なんて言ってたのが、最近は固めろ、リキメ、が多いですよね」
松原コーチ 「ホントだ ・・・ 」
昔は、どんなに非力な女性でもテニスはできる
無理しなくてもこんなに簡単にボールを打てるというのがメインテーマだった。
この路線はもちろん今でもあるし、自分のレッスンではいっぱい使っているのだが ・・・
このブログをはじめ、外部への訴えかけ、原稿などは
日本の選手やジュニアに勝ってほしいあまり、
硬派な競技嗜好に偏っているかもしれない。
H川君、気づかせてくれてありがとう。
ブログでも、少し軟派になりますね。
その後、二人の話は共通の趣味、車の話へ。
彼は車についてはけっこう硬派、独逸のBMW323だ。
H川君 「松原さん、去年のブログでフランス製の靴にしたらよかったって言ったでしょう」
松原コーチ 「確か去年の7月末くらいかな」
H川君 「実は僕も、フランスの同じM社製にしたんですよ、マフラーも換えたんです、見ます?」
私も嫌いじゃないので、つい駐車場へ、ついでにちょっとそこまで試乗会。
さすがに俊敏な動き。
マフラーを変えたといっていたが、エンジン音は静かで聞こえない。
3000回転以上になると音が盛り上がって気持ちが乗ってくる。
駐車場に帰ってきて、エンジンルーム拝見。
松原コーチ 「ねえ、バッテリーないよ」
2人で、車中探したが見つからない。
どっかに落としてきたかも ・・・
H川君 「まあ、故障しないから見つからなくてもいいんですけど」
といって帰っていった。
気になる私は (一応車通を持って任じている)
ネットで、『BMW バッテリー』 で検索。
「ねえ、H川君、スペアタイヤ収納場所の右側、床下にあるらしいよ」
「よかった、落としてなくて」
2010年07月14日
フォアハンド面をどこまで保つ?
テイクバックから面を作ること
インパクトで面を保つこと
フォアハンドを安定させるためにはこれが必要で
当然プロはみんなやっている。
ただ現実問題、どこまで保ち、どこでかぶすのか?
実際の例を示さなければ実用価値がない。
プロの絵で示せればいいのだが、試合のシーンがメインなのでなかなかいい例がない。
この際うそ臭くはあるが
私自身が日ごろ主張している打ち方を自分で見せるしかないと居直った。
7倍のハイスピード撮影から静止画に切り取ったサンプルを見せる。
被験者は松原というやつ、一応上級者、フォアハンドが得意、年はそこそこ ・・・・
本人はフルスウィングのつもり
場所は東戸塚松原テニススクール。
10ショットくらい撮影しそのうちの1ショットなのだが
ほかのショットもミスってはいないので
特別な例ではないということをアピールしておく。
まずはインパクト前の絵。 (やや下向きの面)
次はインパクト。 (ほぼ垂直な面)
インパクト直後」。 (少し上向きの面)
ここまでは面を完璧に保っている。
次はフォローに入ったところ。 (面をかぶせている)
(正直、この時点でかぶるとは思わなかったのだが)
(もう少し、長く面を保っていると思っていた)
それでも、かなり長いこと、面を保っていることがわかると思う。
そしてその後はかぶすことが大事ではないのだが
振りぬくために前腕を回内して、かぶせる形になっている。
じゃなければ、振り切れないのだ。
私はここまで(インパクト直後まで)面を保つ人が安定して打てる人だと信じている。
ぜひ参考にしてほしい。
惜しむらくは
高い打点から強烈なショットを下にたたきつけるつもりで打ったのだが
ボールは上に飛んでいる。
重力がそれほどきついのか? 松原がそれほど衰えてきたのか・・・
インパクトで面を保つこと
フォアハンドを安定させるためにはこれが必要で
当然プロはみんなやっている。
ただ現実問題、どこまで保ち、どこでかぶすのか?
実際の例を示さなければ実用価値がない。
プロの絵で示せればいいのだが、試合のシーンがメインなのでなかなかいい例がない。
この際うそ臭くはあるが
私自身が日ごろ主張している打ち方を自分で見せるしかないと居直った。
7倍のハイスピード撮影から静止画に切り取ったサンプルを見せる。
被験者は松原というやつ、一応上級者、フォアハンドが得意、年はそこそこ ・・・・
本人はフルスウィングのつもり
場所は東戸塚松原テニススクール。
10ショットくらい撮影しそのうちの1ショットなのだが
ほかのショットもミスってはいないので
特別な例ではないということをアピールしておく。
まずはインパクト前の絵。 (やや下向きの面)
次はインパクト。 (ほぼ垂直な面)
インパクト直後」。 (少し上向きの面)
ここまでは面を完璧に保っている。
次はフォローに入ったところ。 (面をかぶせている)
(正直、この時点でかぶるとは思わなかったのだが)
(もう少し、長く面を保っていると思っていた)
それでも、かなり長いこと、面を保っていることがわかると思う。
そしてその後はかぶすことが大事ではないのだが
振りぬくために前腕を回内して、かぶせる形になっている。
じゃなければ、振り切れないのだ。
私はここまで(インパクト直後まで)面を保つ人が安定して打てる人だと信じている。
ぜひ参考にしてほしい。
惜しむらくは
高い打点から強烈なショットを下にたたきつけるつもりで打ったのだが
ボールは上に飛んでいる。
重力がそれほどきついのか? 松原がそれほど衰えてきたのか・・・
2010年07月13日
スパイラルテープ
本日、東戸塚松原テニススクールでのこと
フロントのE美さんが空腹を訴えていた。
かわいそうに、お金がなくて食べ物を買えないのかと思ったら
なんと 『口内炎』
しみて痛くて、食べられないんだという、悲しい物語。
確か、バッグに 『スパイラルテープ』 が入っているはず
もしなくても、テーピングのテープを細く切って使えばいい。
あった。
半信半疑の彼女の両手小指に巻く。
爪の端から体の中心部に向かい、反時計回りに、1周り半ほど。
終端は見えないが指の脇で終わっている。
少しくらい長さが変わっても大丈夫。
直った。
最初は黙っているから、効かなかったのかと思ったら
5秒後
「痛くなくなった、信じられなーい」 とのこと。
ほかのスタッフもびっくり。
今日は食事が摂れるとのことで、いっぱい感謝された。
(これで太っても、私のせいではない)
『スパイラルテープ』
4、5年位前は薬局でよく売っていたのだが最近は見かけない。
最初に見たのは正月の箱根駅伝で、山梨学院大の選手
首のつぼに格子状に張っていた。
呼吸を楽にするのだそうだ。
早速、本と一緒に購入して、いろいろと試してみた。
腰痛、肩こり、口内炎、・・・・
口内炎は簡単ですぐ効くので、張る指まで覚えていたのだ。
念のため、ネットで検索するとやはり小指。
私はいまだに使っているが、ほとんどどこにも売っていない。
こんなに役に立つのだから
一過性のブームで終わるべきではないのだが。
そういえば、『ところてん』は2ヶ月くらいでやめちゃったが。
フロントのE美さんが空腹を訴えていた。
かわいそうに、お金がなくて食べ物を買えないのかと思ったら
なんと 『口内炎』
しみて痛くて、食べられないんだという、悲しい物語。
確か、バッグに 『スパイラルテープ』 が入っているはず
もしなくても、テーピングのテープを細く切って使えばいい。
あった。
半信半疑の彼女の両手小指に巻く。
爪の端から体の中心部に向かい、反時計回りに、1周り半ほど。
終端は見えないが指の脇で終わっている。
少しくらい長さが変わっても大丈夫。
直った。
最初は黙っているから、効かなかったのかと思ったら
5秒後
「痛くなくなった、信じられなーい」 とのこと。
ほかのスタッフもびっくり。
今日は食事が摂れるとのことで、いっぱい感謝された。
(これで太っても、私のせいではない)
『スパイラルテープ』
4、5年位前は薬局でよく売っていたのだが最近は見かけない。
最初に見たのは正月の箱根駅伝で、山梨学院大の選手
首のつぼに格子状に張っていた。
呼吸を楽にするのだそうだ。
早速、本と一緒に購入して、いろいろと試してみた。
腰痛、肩こり、口内炎、・・・・
口内炎は簡単ですぐ効くので、張る指まで覚えていたのだ。
念のため、ネットで検索するとやはり小指。
私はいまだに使っているが、ほとんどどこにも売っていない。
こんなに役に立つのだから
一過性のブームで終わるべきではないのだが。
そういえば、『ところてん』は2ヶ月くらいでやめちゃったが。
2010年07月12日
スライスに対する返球
『海が好きな男』 さんから質問をいただきました。
バックハンドの質問とは書いてないのですが
普通困るのはバックだろうと思い、そちらをメインにしました。
以下がそのコメント全文です。
こんにちは。
以前、質問させて頂きましたが、またお願い致します。
ダブルスにしても、シングルスにしても、相手がスライスでアプローチ(アプローチでなくても)してきた打球に対しての対処法なんですが、どう打てば良い返球が出来るでしょうか?
私の場合、力が入ってネット(うまくいくとネットすれすれで良いのがいきますが)、が多いです。
もしくは返球したとしてもシングルスなど特になんですが、浅い返球になり、そこからまたアプローチされたりしてアドバンテージを握られてしまいます。
どうぞ良きアドバイスをお願い致します。
投稿者 海が好きな男 2010/07/10 21:23
私の答えです。
通常、スライスに対してはスライスです。
滑って、食い込んでくるスライスに対し
トップスピンをかけるのはとっても難しいと思います。
相手がネットへ出てきたのでなければ
スライスをしっかりかけて強く打てばいいと思います。
大きく引いてしっかりアンダースピンをかける。
そしてインパクト後ラケットをしっかり止めるようなイメージで打てば
アウトしないで深いボールを返せると思います。
もしも、そのスライスがアプローチであったら
そして、ネットに出てきたのがフェデラーかサンプラスだったら
目をつぶって、トップスピンで抜き去る。
もしも、ネットに出てきたのが彼らでなかったら
見え見えでいいから、目をしっかり開けてロブです。
もしも、フェデラーよりは弱くても
スマッシュがうまい相手であれば低く入れるしかありません。
そのときはスライスで中くらいに打ち、インパクトで止める。
そうしたら、短めに、低めに打てます。
1発で決められることは少ないと思います
(両手打ちでもそうやって低く打つ手がありますね)
いくつか書きましたが
『海が好きな男』 さんがこの相手に対しトップスピンで軽く対処できるようであれば
元々、この質問は来ないと思います。
とすれば、相手のレベルも・・・・・
なので
10中8、9、困ったら、ロブです。
次善の策がスライスです。
バックハンドの質問とは書いてないのですが
普通困るのはバックだろうと思い、そちらをメインにしました。
以下がそのコメント全文です。
こんにちは。
以前、質問させて頂きましたが、またお願い致します。
ダブルスにしても、シングルスにしても、相手がスライスでアプローチ(アプローチでなくても)してきた打球に対しての対処法なんですが、どう打てば良い返球が出来るでしょうか?
私の場合、力が入ってネット(うまくいくとネットすれすれで良いのがいきますが)、が多いです。
もしくは返球したとしてもシングルスなど特になんですが、浅い返球になり、そこからまたアプローチされたりしてアドバンテージを握られてしまいます。
どうぞ良きアドバイスをお願い致します。
投稿者 海が好きな男 2010/07/10 21:23
私の答えです。
通常、スライスに対してはスライスです。
滑って、食い込んでくるスライスに対し
トップスピンをかけるのはとっても難しいと思います。
相手がネットへ出てきたのでなければ
スライスをしっかりかけて強く打てばいいと思います。
大きく引いてしっかりアンダースピンをかける。
そしてインパクト後ラケットをしっかり止めるようなイメージで打てば
アウトしないで深いボールを返せると思います。
もしも、そのスライスがアプローチであったら
そして、ネットに出てきたのがフェデラーかサンプラスだったら
目をつぶって、トップスピンで抜き去る。
もしも、ネットに出てきたのが彼らでなかったら
見え見えでいいから、目をしっかり開けてロブです。
もしも、フェデラーよりは弱くても
スマッシュがうまい相手であれば低く入れるしかありません。
そのときはスライスで中くらいに打ち、インパクトで止める。
そうしたら、短めに、低めに打てます。
1発で決められることは少ないと思います
(両手打ちでもそうやって低く打つ手がありますね)
いくつか書きましたが
『海が好きな男』 さんがこの相手に対しトップスピンで軽く対処できるようであれば
元々、この質問は来ないと思います。
とすれば、相手のレベルも・・・・・
なので
10中8、9、困ったら、ロブです。
次善の策がスライスです。
2010年07月11日
お祭り
昨日は印西のクラブで会員さんとプレー。
電車で行ったのだが、バスの接続が悪かったので
千葉ニュータウン中央駅から歩き。
快調に歩いて23分、グダグダ歩くと26分くらい。
昨日は暑かったのでグダグダのほう。
クラブまで後5分の、○○神社 (匿名ではなく名前を知らない)
いつもは無人なのに今日は大勢の人、15人くらい。
地区のお祭りだ。
小さなお社と、小さな鳥居があるだけのミニ神社。
サングラスのお兄さんが金魚すくいを開店。
自治会のお店なのだろう
1回、100円の良心価格。
女の子の浴衣がいかにもお祭り。
写真をチェックしたら、 『八坂大社』 の名がお社に。
小さいが立派なお神輿も置いてあった。
1日中、ピーヒャラと笛の音を聴きながらテニス。
7セットくらいやったが、もう膝も大丈夫なようだった。
おめでたい気分で本日は終了。
電車で行ったのだが、バスの接続が悪かったので
千葉ニュータウン中央駅から歩き。
快調に歩いて23分、グダグダ歩くと26分くらい。
昨日は暑かったのでグダグダのほう。
クラブまで後5分の、○○神社 (匿名ではなく名前を知らない)
いつもは無人なのに今日は大勢の人、15人くらい。
地区のお祭りだ。
小さなお社と、小さな鳥居があるだけのミニ神社。
サングラスのお兄さんが金魚すくいを開店。
自治会のお店なのだろう
1回、100円の良心価格。
女の子の浴衣がいかにもお祭り。
写真をチェックしたら、 『八坂大社』 の名がお社に。
小さいが立派なお神輿も置いてあった。
1日中、ピーヒャラと笛の音を聴きながらテニス。
7セットくらいやったが、もう膝も大丈夫なようだった。
おめでたい気分で本日は終了。
2010年07月10日
ブロックボレー
『祐天』 さんから質問をいただきました。
ブロックボレーについてです。
以下がそのコメントですが、最初の部分を省かせてもらいました。
ところでダブルスのネットプレー時に相手が大変早い・強いボールを打ってくる場合、こちらは何とかラケットに当ててボレーしようとするのですがラケットがはじかれるか当たり損ないになってしまいます(逃げることはありませんがとても捕まえたまでにはほど遠いです)。
この場合のボレーはブロックボレーになると思いますが、tennis365net(松原コーチの記事?)では「ラケットを強く止める感覚を覚える」とあります。
私の場合はそれ以前に早いボールを見きれていないと思われます(反応の悪さもあるかもしれません)。
そこで質問ですが、ネットプレーで早いボールを見きる方法とそれからの対応方法(ブロックボレー)についてアドバイスを宜しくお願いします。
投稿者 祐天 2010/07/09 01:11
私の答えです。
まず、ブロックボレーの打ち方ですが
ボレーのスウィングを短くして、インパクトで止めたものです。
普通のボレーは肩を中心に、凹型に弧を描いて振ります。
スウィングの長さは50cmから100cmくらいでしょうか。
あたった後のフォローも少しですがあります。
それに対しブロックボレーは
スウィング方法は同じで肩を中心に凹型に弧を描いて振ります。
違うのはスウィングの大きさです。
気分的には10cmから20cmくらい。
(多分、実際にはもう少し振っていると思いますが)
そして、インパクトで止めます(ブロック)
練習方法ですが
速いボールを相手に打ってもらい返します。
それとも、ボレーボレー。
ボレーボレーって、ブロックボレーになりませんか?
大振りする人っていないでしょう。
(だからボレーボレーばかりしている人は大きくスウィングするボレーが苦手です)
さあ、試合です。
ダブルスで相手がぶつけてきます。
なんとか、対応しようと思っていますか?
それでは多分、絶望でしょう。
同じようなテンポでボレーボレーのときはどうですか?
多分どうってこともなく返せたりしていません?
この差は何でしょう?
ボレーボレーのときは、うれしそうに、自分から打ちに行ってませんか?
ダブルスのときはどうですか?
次のボールは自分が打つと決めていますか?
次のボールが自分のボールと決まっていて
自分から打ちに行っていれば問題はないのでは?
じゃあ、次は自分のボールだと決めましょう。
(早くぶつけにきてくれよと思いましょう)
もうひとつブロックボレーの練習方法を紹介します。
相手のぶつけてくるボールを想像し
それに対して、素振りをします。
10cmか20cmのスウィングでも立派な素振りです。
いろいろなコースに対し素振りをし
どこに来てもラケットが適切な面で出るようにしておきます。
なんなら、決めるコースを作っておいて素振りするとエースも狙えますよ。
もちろん、ジャストミートで返球してくださいね。
ブロックボレーについてです。
以下がそのコメントですが、最初の部分を省かせてもらいました。
ところでダブルスのネットプレー時に相手が大変早い・強いボールを打ってくる場合、こちらは何とかラケットに当ててボレーしようとするのですがラケットがはじかれるか当たり損ないになってしまいます(逃げることはありませんがとても捕まえたまでにはほど遠いです)。
この場合のボレーはブロックボレーになると思いますが、tennis365net(松原コーチの記事?)では「ラケットを強く止める感覚を覚える」とあります。
私の場合はそれ以前に早いボールを見きれていないと思われます(反応の悪さもあるかもしれません)。
そこで質問ですが、ネットプレーで早いボールを見きる方法とそれからの対応方法(ブロックボレー)についてアドバイスを宜しくお願いします。
投稿者 祐天 2010/07/09 01:11
私の答えです。
まず、ブロックボレーの打ち方ですが
ボレーのスウィングを短くして、インパクトで止めたものです。
普通のボレーは肩を中心に、凹型に弧を描いて振ります。
スウィングの長さは50cmから100cmくらいでしょうか。
あたった後のフォローも少しですがあります。
それに対しブロックボレーは
スウィング方法は同じで肩を中心に凹型に弧を描いて振ります。
違うのはスウィングの大きさです。
気分的には10cmから20cmくらい。
(多分、実際にはもう少し振っていると思いますが)
そして、インパクトで止めます(ブロック)
練習方法ですが
速いボールを相手に打ってもらい返します。
それとも、ボレーボレー。
ボレーボレーって、ブロックボレーになりませんか?
大振りする人っていないでしょう。
(だからボレーボレーばかりしている人は大きくスウィングするボレーが苦手です)
さあ、試合です。
ダブルスで相手がぶつけてきます。
なんとか、対応しようと思っていますか?
それでは多分、絶望でしょう。
同じようなテンポでボレーボレーのときはどうですか?
多分どうってこともなく返せたりしていません?
この差は何でしょう?
ボレーボレーのときは、うれしそうに、自分から打ちに行ってませんか?
ダブルスのときはどうですか?
次のボールは自分が打つと決めていますか?
次のボールが自分のボールと決まっていて
自分から打ちに行っていれば問題はないのでは?
じゃあ、次は自分のボールだと決めましょう。
(早くぶつけにきてくれよと思いましょう)
もうひとつブロックボレーの練習方法を紹介します。
相手のぶつけてくるボールを想像し
それに対して、素振りをします。
10cmか20cmのスウィングでも立派な素振りです。
いろいろなコースに対し素振りをし
どこに来てもラケットが適切な面で出るようにしておきます。
なんなら、決めるコースを作っておいて素振りするとエースも狙えますよ。
もちろん、ジャストミートで返球してくださいね。
2010年07月09日
両手バックのトップスピン
Jimmy さんから、再度質問をいただきました。
両手バックの手首の動き方の話です。
以下がそのコメント全文です。
すいません、1つだけ教えてください。
「面と垂直方向の手首をしっかり固定して打つ。
(スピンをかける方向の手首は緩めてもいいのです)」
とありますが、右利きで左手イースタン、右手コンチネンタルの場合、どちらがどちらの手首なのでしょうか?
初歩的な質問ですが、よろしければ教えてください。
投稿者 Jimmy 2010/07/08 21:51
私の答えです。
「面と垂直方向の手首をしっかり固定して打つ」 のですが
実は、固定するのは後ろの手首です。
前の手首も固定しようとすると振りが窮屈になります。
Jimmy さんの質問に安易に答えようとして気がつきました。
危ないところをありがとうございます。
さて両手打ちでトップスピンをかける打ち方ですが
もちろん手首を固定しても腕全体が下から上に振ればできます。
しかし、両手打ちのプロは手首の動きもうまく使うのです。
このとき、両手首共に動いていきます。
もちろん左手は面の向きをしっかり一定に保ちます。
これは、アガシがトップスピンをかけて打った動画と連続写真です。
特別に解説を加えなくても
彼が手首をどうゆうふうに使っているかがわかると思います。
面の向きはびくとも動かず、上下には見事に動いています。
両手うちの方はぜひ、これを夢に出てくるまで見て
アガシになりきってみてください。
ホント、これは両手でなくてはできない技です。
ただ、上達途中の過渡的な話ですが
面を安定させるのが苦手な人は
球筋が安定するまでは左手についてあらゆる方角に固めてしまった方がいいです。
そして、ある程度の自信がついたらアガシになる。
もちろん固定したままでうまい人もたくさんいますので
そちらもありです。
両手バックの手首の動き方の話です。
以下がそのコメント全文です。
すいません、1つだけ教えてください。
「面と垂直方向の手首をしっかり固定して打つ。
(スピンをかける方向の手首は緩めてもいいのです)」
とありますが、右利きで左手イースタン、右手コンチネンタルの場合、どちらがどちらの手首なのでしょうか?
初歩的な質問ですが、よろしければ教えてください。
投稿者 Jimmy 2010/07/08 21:51
私の答えです。
「面と垂直方向の手首をしっかり固定して打つ」 のですが
実は、固定するのは後ろの手首です。
前の手首も固定しようとすると振りが窮屈になります。
Jimmy さんの質問に安易に答えようとして気がつきました。
危ないところをありがとうございます。
さて両手打ちでトップスピンをかける打ち方ですが
もちろん手首を固定しても腕全体が下から上に振ればできます。
しかし、両手打ちのプロは手首の動きもうまく使うのです。
このとき、両手首共に動いていきます。
もちろん左手は面の向きをしっかり一定に保ちます。
これは、アガシがトップスピンをかけて打った動画と連続写真です。
特別に解説を加えなくても
彼が手首をどうゆうふうに使っているかがわかると思います。
面の向きはびくとも動かず、上下には見事に動いています。
両手うちの方はぜひ、これを夢に出てくるまで見て
アガシになりきってみてください。
ホント、これは両手でなくてはできない技です。
ただ、上達途中の過渡的な話ですが
面を安定させるのが苦手な人は
球筋が安定するまでは左手についてあらゆる方角に固めてしまった方がいいです。
そして、ある程度の自信がついたらアガシになる。
もちろん固定したままでうまい人もたくさんいますので
そちらもありです。
2010年07月08日
ボレーは振る
「ボレーは振るもんじゃない、当てるだけ」
という言葉といまだに戦っている。
確かに、ストローク、特にトップスピンと比べればはるかに振りは小さい。
だが、プロは確実に振っている。
先日も、部活とうちのスクールをかけ持ちしている高校生に
スウィングしろといったら怒られてしまった。
部では振ってはいけないと習っているらしい。
彼曰く
「ボレーは面を作って合わすだけでしょう、振ったら当たるわけがないじゃないですか」
かくして、彼のボレーは当たらず、当っても飛んでいかない。
振ったほうが当たらないというのは、誰かが机の上で考えたのだろう。
動かさないでも当てるというのは結構大変なことなのだ。
ボールは動いているのだから、こっちも動かしたほうが当てやすい。
そのほうが調整しろがあるからだ。
それもスライスにして上下動があったほうが当てやすい。
フラットだと弾道に沿って振らなくてはいけないので
完璧な予測と、完璧なスウィング、完璧なタッチが必要になる。
まあ、薀蓄はともかく
プロが本当に振っているのかどうか見てみます。
これはデントの、フォアボレー動画と連続写真。
振ってますよねしかもスライスで。
次はロディックの、バックボレー動画と連続写真。
ロ-ボレーでもこれくらい振るのです。
高いボレーだとこんな動画と連続写真もあります。
これを見ても振ってないという人はたぶんいないでしょう。
しつこいようですが、振るから当るのです。
スライスで打つからエラーしないのです。
だから、プロはそうするのです。
という言葉といまだに戦っている。
確かに、ストローク、特にトップスピンと比べればはるかに振りは小さい。
だが、プロは確実に振っている。
先日も、部活とうちのスクールをかけ持ちしている高校生に
スウィングしろといったら怒られてしまった。
部では振ってはいけないと習っているらしい。
彼曰く
「ボレーは面を作って合わすだけでしょう、振ったら当たるわけがないじゃないですか」
かくして、彼のボレーは当たらず、当っても飛んでいかない。
振ったほうが当たらないというのは、誰かが机の上で考えたのだろう。
動かさないでも当てるというのは結構大変なことなのだ。
ボールは動いているのだから、こっちも動かしたほうが当てやすい。
そのほうが調整しろがあるからだ。
それもスライスにして上下動があったほうが当てやすい。
フラットだと弾道に沿って振らなくてはいけないので
完璧な予測と、完璧なスウィング、完璧なタッチが必要になる。
まあ、薀蓄はともかく
プロが本当に振っているのかどうか見てみます。
これはデントの、フォアボレー動画と連続写真。
振ってますよねしかもスライスで。
次はロディックの、バックボレー動画と連続写真。
ロ-ボレーでもこれくらい振るのです。
高いボレーだとこんな動画と連続写真もあります。
これを見ても振ってないという人はたぶんいないでしょう。
しつこいようですが、振るから当るのです。
スライスで打つからエラーしないのです。
だから、プロはそうするのです。
2010年07月07日
面を感じることが大切
先日、プライベートレッスンでフォアハンドを教えていたとき感じたのだが
外面的な形をつかもうとするあまり
正しいラケット面を感じるということが忘れられている。
いったん、エラーが出ると面の角度の調整が始まり
(面をかぶせる作業にとりかかり)
どんどんとっちらかっていく
最後には何の練習をしているかわからなくなってしまう。
技術の基本は
インパクトの形を作り
そのままの形で引いていき
そのままの形で振る。
そのときに感じていてほしいのは
肩の中で、腕をひねらないこと
つまり、インパクトまでは内旋や外旋をしないこと。
外形として保つのでなく
肩の関節を感じ、腕をひねらないで保っていることを感じてほしいのだ。
手首の角度も保つ感じももちろん
最後に、ラケット面もしっかり感じてほしいのだ。
ラケット面が下向きから徐々に垂直になっていって、インパクト。
「捕まえた」 という感触がなくてはならない。
これらの感じや、感触がなければ
何流のフォームをまねしてもなかなか上達しない。
ここではフォアハンドの話としてやっているが
ボレーでも、バックでも
どの技術にもこの感じや、感触というものがある。
ためしにあなたの一番とくいな技で面を感じているか?
実験してみてほしい。
次に一番の苦手技術ではどうだろう?
何かを感じているだろうか。
外面的な形をつかもうとするあまり
正しいラケット面を感じるということが忘れられている。
いったん、エラーが出ると面の角度の調整が始まり
(面をかぶせる作業にとりかかり)
どんどんとっちらかっていく
最後には何の練習をしているかわからなくなってしまう。
技術の基本は
インパクトの形を作り
そのままの形で引いていき
そのままの形で振る。
そのときに感じていてほしいのは
肩の中で、腕をひねらないこと
つまり、インパクトまでは内旋や外旋をしないこと。
外形として保つのでなく
肩の関節を感じ、腕をひねらないで保っていることを感じてほしいのだ。
手首の角度も保つ感じももちろん
最後に、ラケット面もしっかり感じてほしいのだ。
ラケット面が下向きから徐々に垂直になっていって、インパクト。
「捕まえた」 という感触がなくてはならない。
これらの感じや、感触がなければ
何流のフォームをまねしてもなかなか上達しない。
ここではフォアハンドの話としてやっているが
ボレーでも、バックでも
どの技術にもこの感じや、感触というものがある。
ためしにあなたの一番とくいな技で面を感じているか?
実験してみてほしい。
次に一番の苦手技術ではどうだろう?
何かを感じているだろうか。
2010年07月06日
両手打ち窮屈グリップ
『Jimmy』 さんから両手バックのグリップについて質問をいただきました。
以下がそのコメント、全文です。
毎日ブログを拝見してます。おかげで試合にも勝てるようになってきました。
さて、両手のバックハンドのグリップについて質問があります。
両手ともにコンチネンタルグリップはどうなのでしょうか?
こうすれば、手首も腕もがっちり固定されるような気がします。
ですが、こんなグリップで打つ人なんて聞いたことがありません。
このグリップはありなのかどうか、よろしければお答えいただければと思います。
投稿者 Jimmy 2010/07/04 18:37
私の答えです。
面白い発想ですね。
確かに固定しやすくなり、ある意味安定するかもしれませんね。
こうやって絞り込むように握るのはゴルフでやりますよね。
たぶん腕の自由度を奪い、面を安定させようという考えなんでしょうね。
私はゴルフをしないので、同業の『DRK』 さんに聞いてみるといいかもしれません。
彼なら、テニスとゴルフのグリップの違いについて語ってくれるかもしれません。
さて、両手ともコンチネンタルの持ち方
フラットにはじき返すにはよさそうですね。
スピンはかけやすいでしょうか?
高い打点はどうですか?
それと走りながらはどうでしょう?
プロの標準的なグリップ
右手がコンチネンタル、左がフォアハンドイースタンと比べ
左手が少し薄くなっただけですから、どれもそこそここなせるような気はします。
でも、どれもそこそこ、窮屈になった分だけやりにくそうですね。
面を安定させるのが最大の眼目だと思いますが
もともと両手打ちはちょっと力を入れて固定すれば面は安定するのではないでしょうか。
(だからいつも力んじゃえって叫んでいるのですが)
むしろ、窮屈になりやすく、動かしにくい
両手のデメリットのほうが強調されてしまうような気がします。
走りながらのハードヒットとか
とっさにロブにする
手首を使ってスピンをかけ、アングルに
というようなテニス、両手打ちのメリットを最大に出すためには
もう少し、自由度の大きいグリップのほうがいいような気がします。
そして、面と垂直方向の手首をしっかり固定して打つ。
(スピンをかける方向の手首は緩めてもいいのです)
なんかその方がいいように思います。
だからプロはあんなグリップなんだと思います。
でももしかしたら
とにかく、バックの面が安定しない、わらにもすがりたい
という場合は、ほかのメリットをすべて捨てても
固定の魅力にすがるという手はありだと思います。
実はラケットを持って振ってはみましたが
実際にコートでボールを打ってはいません。
頭の中だけで空論をもてあそんでいます。
(もともと両手打ちはへぼですので、打っても無駄かもしれませんが)
あしからずご了承ください。
以下がそのコメント、全文です。
毎日ブログを拝見してます。おかげで試合にも勝てるようになってきました。
さて、両手のバックハンドのグリップについて質問があります。
両手ともにコンチネンタルグリップはどうなのでしょうか?
こうすれば、手首も腕もがっちり固定されるような気がします。
ですが、こんなグリップで打つ人なんて聞いたことがありません。
このグリップはありなのかどうか、よろしければお答えいただければと思います。
投稿者 Jimmy 2010/07/04 18:37
私の答えです。
面白い発想ですね。
確かに固定しやすくなり、ある意味安定するかもしれませんね。
こうやって絞り込むように握るのはゴルフでやりますよね。
たぶん腕の自由度を奪い、面を安定させようという考えなんでしょうね。
私はゴルフをしないので、同業の『DRK』 さんに聞いてみるといいかもしれません。
彼なら、テニスとゴルフのグリップの違いについて語ってくれるかもしれません。
さて、両手ともコンチネンタルの持ち方
フラットにはじき返すにはよさそうですね。
スピンはかけやすいでしょうか?
高い打点はどうですか?
それと走りながらはどうでしょう?
プロの標準的なグリップ
右手がコンチネンタル、左がフォアハンドイースタンと比べ
左手が少し薄くなっただけですから、どれもそこそここなせるような気はします。
でも、どれもそこそこ、窮屈になった分だけやりにくそうですね。
面を安定させるのが最大の眼目だと思いますが
もともと両手打ちはちょっと力を入れて固定すれば面は安定するのではないでしょうか。
(だからいつも力んじゃえって叫んでいるのですが)
むしろ、窮屈になりやすく、動かしにくい
両手のデメリットのほうが強調されてしまうような気がします。
走りながらのハードヒットとか
とっさにロブにする
手首を使ってスピンをかけ、アングルに
というようなテニス、両手打ちのメリットを最大に出すためには
もう少し、自由度の大きいグリップのほうがいいような気がします。
そして、面と垂直方向の手首をしっかり固定して打つ。
(スピンをかける方向の手首は緩めてもいいのです)
なんかその方がいいように思います。
だからプロはあんなグリップなんだと思います。
でももしかしたら
とにかく、バックの面が安定しない、わらにもすがりたい
という場合は、ほかのメリットをすべて捨てても
固定の魅力にすがるという手はありだと思います。
実はラケットを持って振ってはみましたが
実際にコートでボールを打ってはいません。
頭の中だけで空論をもてあそんでいます。
(もともと両手打ちはへぼですので、打っても無駄かもしれませんが)
あしからずご了承ください。
2010年07月05日
ムーンボール
6月18日に『継続は力なり』 さんから質問をいただいていました。
言葉で説明するのが難しく(これに限らないのですが)
方針が定まらないまま今日になってしまいました。
100%わかりやすく、までは行かなくても
一度、けりをつけておこうと思います。
想像力を駆使してお読みください。
以下が、『継続は力なり』さんのコメント、全文です。
たびたび、すいません。
ムーンボールの打ち方のコツを教えて下さい。
ダブルスをしている時に、ムーンボールの打ち合いになった時に
相手より先に、ボールが浅くなって前衛にスマッシュされる事が
多々あります。ボールのあたりが、薄くかすりあたりになる事が
多いので、ボールの下にもぐりこむ様にして面を上向きにしてあてればいいのでしょうか?
それと、甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・・・。
投稿者 継続は力なり 2010/06/18 15:27
私の答えです。
まず、ムーンボールの定義をしっかりしておこうと思います。
ムーンボールというのは、基本的にトップスピンロブだと思います。
ただ、相手の頭を越してエースを狙うロブに比べ
もう少し弾道の低いものも含むと思います。
トップスピンロブの打ち方、その技術的な要件は
普通のトップスピンのストロークと変わりません。
つまり
凹型の弧を描いたスウィングの最下点の後
アッパースウィングでボールを捕らえ
垂直面でこすり上げてトップスピンをかけます。
トップスピンの量を増やしていくと
ボールが落ちて、浅いところに落下するようになります。
ボールを深くするためには、上に向かって打ち
ネットの上を高く越すようにします。
この回転量を増やし、上に向かって打つ比率を高くしたものがトップスピンロブです。
練習としても、今書いた順番でやっていくといいと思います。
そんな技術ですから、コツは面の向きをしっかり垂直に保ち続けること。
(面を上向きに当てる、はやめたほうがいいと思います)
そして、下から上に垂直に近く振り上げ、薄い当たりにすることです。
回転大目ですので、フィニッシュは強烈ワイパー後の上体の左。
ナダル打ち(シャラポワ打ち)の右肩の上もありでしょうか。
面を正確にするコツは構えからテイクバックで面を下向きにすることなど
普通のフォアハンドの技術と一緒です。
気をつけなくてはいけないのは、垂直に近いスウィングですので
低い打点はとても難しいことです。
基本がトップスピンの人は、高い打点なら振りやすいので
割合簡単に打てると思います。
最後の、「甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・」
というのは、ハードヒットで決めちゃうということなのでしょうか。
言葉で説明するのが難しく(これに限らないのですが)
方針が定まらないまま今日になってしまいました。
100%わかりやすく、までは行かなくても
一度、けりをつけておこうと思います。
想像力を駆使してお読みください。
以下が、『継続は力なり』さんのコメント、全文です。
たびたび、すいません。
ムーンボールの打ち方のコツを教えて下さい。
ダブルスをしている時に、ムーンボールの打ち合いになった時に
相手より先に、ボールが浅くなって前衛にスマッシュされる事が
多々あります。ボールのあたりが、薄くかすりあたりになる事が
多いので、ボールの下にもぐりこむ様にして面を上向きにしてあてればいいのでしょうか?
それと、甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・・・。
投稿者 継続は力なり 2010/06/18 15:27
私の答えです。
まず、ムーンボールの定義をしっかりしておこうと思います。
ムーンボールというのは、基本的にトップスピンロブだと思います。
ただ、相手の頭を越してエースを狙うロブに比べ
もう少し弾道の低いものも含むと思います。
トップスピンロブの打ち方、その技術的な要件は
普通のトップスピンのストロークと変わりません。
つまり
凹型の弧を描いたスウィングの最下点の後
アッパースウィングでボールを捕らえ
垂直面でこすり上げてトップスピンをかけます。
トップスピンの量を増やしていくと
ボールが落ちて、浅いところに落下するようになります。
ボールを深くするためには、上に向かって打ち
ネットの上を高く越すようにします。
この回転量を増やし、上に向かって打つ比率を高くしたものがトップスピンロブです。
練習としても、今書いた順番でやっていくといいと思います。
そんな技術ですから、コツは面の向きをしっかり垂直に保ち続けること。
(面を上向きに当てる、はやめたほうがいいと思います)
そして、下から上に垂直に近く振り上げ、薄い当たりにすることです。
回転大目ですので、フィニッシュは強烈ワイパー後の上体の左。
ナダル打ち(シャラポワ打ち)の右肩の上もありでしょうか。
面を正確にするコツは構えからテイクバックで面を下向きにすることなど
普通のフォアハンドの技術と一緒です。
気をつけなくてはいけないのは、垂直に近いスウィングですので
低い打点はとても難しいことです。
基本がトップスピンの人は、高い打点なら振りやすいので
割合簡単に打てると思います。
最後の、「甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・」
というのは、ハードヒットで決めちゃうということなのでしょうか。
2010年07月04日
ミックスで逆転するには
『時々左利きのO』 さんからミックスダブルスについて質問をいただきました。
明らかに自分たちよりうまいペアーに勝つ方法はないかという
ご本人も認めるような無理難題ですが
ホームページをほめてもらったからにはチャレンジするしかありません。
以下がそのコメントの全文です。
テニスクリエイションのホームページ、ファッショナブル&スマートになりましたね。もちろん旧バージョンも、味わい深いものがあり、良かったです。
ところで格上に対して一矢を報いる方法はあるのでしょうか?。
先日、市民大会のミックスダブルス3回戦で20歳代の男性テニスコーチとそのスクール生ペアに対戦しました。試合前のサーブ練習で、こりゃあかんと思いましたが、案の定0-8で負けてしまいました。
まともに打ち合っても勝ち目がないと思ったので、わざとムーンボールを打ってみたり、女性の方にボールを集めたりしましたが、デュースが3ゲームあっただけでした。
確かに実力差があり過ぎ、負けてもそんなに悔しくはなく、スッキリ爽やかなのですが、格上に対してせめてもう少し善戦できる戦法って、ないのでしょうか?。ちょっと無理難題な質問でスミマセン。
投稿者 時々左利きのO 2010/07/01 23:31
私の答えです。
ミックスダブルスというのはとてもアンバランスなダブルスですので
少しくらいの実力の差は何とかなる場合もあります。
逆に何とかなるもんだと思って作戦を立てるべきだと思います。
通常男性のほうが女性よりもパワーや脚力で勝っていますので
それを利用して作戦を考えてみるといいとではないでしょうか。
もちろん、こちらの男性が、パワーも脚力も技術も根性も
すべて相手の女性に負けている場合はなんとも仕様が無いこともあります。
さて、一般論で考えるとミックスはとても複雑ですので
私のやり方考え方を書いて見ます。
これを自分の特徴と重ねて自分用にアレンジしてみたらどうでしょう。
さて試合ですが、4ゲーム単位で考えて見ます。
4人のサーバーの誰がキープし、だれをブレークするのかということです。
どのゲームも、サーバーは固定ですので、各ゲームごとに作戦をはっきりさせます。
そして、できれば3勝1敗、悪くても2勝2敗に持っていくのです。
まず自分のサーブ(こちらの男性) 、何とかキープです。
男性のほうには1stを入れて、打ち勝てない相手ならステイバックしてロブ。
女性のほうは何とか打ち勝って、パートナーにポーチしてもらう。
2ゲーム目、相手男性のサーブです。
全部、女性の上にロブです。
それでもキープされたら、潔くあきらめる。
これで、1ゲームオール。 (ロブ作戦成功なら 2-0)
3ゲーム目はこちらの女性がサーブ。
目をつぶって、全ポイントポーチです。
(失敗してもいいと思ってやれば気楽なもんです)
4ゲーム目は相手女性のサーブです。
相手の男性がスマッシュ上手なら、レシーブを女性のほうにロブで打ちます。
大事なポイントで女性のレシーブになったら
ストレートにレシーブすればたいていエースになります。
これで、うまくすれば、4-0
悪くても、2-2
どうですかできそうな気分になってきましたか?
もちろん、全ポイントポーチといっても様子を見て、
2回り目からは時々はやめてもOK。
私は、昔(大昔)、1セット目、全ポーチ
2セット目前半、全部抜かれ、後半しょぼくれてポーチなし
3セット目全ポーチで
とても勝てそうもない相手に、6-4、2-6、7-5で勝ったことがあります。
大胆不敵に、しかも徹底してやると、
確実に勝ちたい人たちに対し、いやな相手を演じることができます。
使い方は私と同じである必要はありませんが (上の例はたまたまの1例です)
ポーチとロブをいかにうまく使うかというのが
ダブルス、特にミックスダブルスの駆け引きのポイントだと思います。
明らかに自分たちよりうまいペアーに勝つ方法はないかという
ご本人も認めるような無理難題ですが
ホームページをほめてもらったからにはチャレンジするしかありません。
以下がそのコメントの全文です。
テニスクリエイションのホームページ、ファッショナブル&スマートになりましたね。もちろん旧バージョンも、味わい深いものがあり、良かったです。
ところで格上に対して一矢を報いる方法はあるのでしょうか?。
先日、市民大会のミックスダブルス3回戦で20歳代の男性テニスコーチとそのスクール生ペアに対戦しました。試合前のサーブ練習で、こりゃあかんと思いましたが、案の定0-8で負けてしまいました。
まともに打ち合っても勝ち目がないと思ったので、わざとムーンボールを打ってみたり、女性の方にボールを集めたりしましたが、デュースが3ゲームあっただけでした。
確かに実力差があり過ぎ、負けてもそんなに悔しくはなく、スッキリ爽やかなのですが、格上に対してせめてもう少し善戦できる戦法って、ないのでしょうか?。ちょっと無理難題な質問でスミマセン。
投稿者 時々左利きのO 2010/07/01 23:31
私の答えです。
ミックスダブルスというのはとてもアンバランスなダブルスですので
少しくらいの実力の差は何とかなる場合もあります。
逆に何とかなるもんだと思って作戦を立てるべきだと思います。
通常男性のほうが女性よりもパワーや脚力で勝っていますので
それを利用して作戦を考えてみるといいとではないでしょうか。
もちろん、こちらの男性が、パワーも脚力も技術も根性も
すべて相手の女性に負けている場合はなんとも仕様が無いこともあります。
さて、一般論で考えるとミックスはとても複雑ですので
私のやり方考え方を書いて見ます。
これを自分の特徴と重ねて自分用にアレンジしてみたらどうでしょう。
さて試合ですが、4ゲーム単位で考えて見ます。
4人のサーバーの誰がキープし、だれをブレークするのかということです。
どのゲームも、サーバーは固定ですので、各ゲームごとに作戦をはっきりさせます。
そして、できれば3勝1敗、悪くても2勝2敗に持っていくのです。
まず自分のサーブ(こちらの男性) 、何とかキープです。
男性のほうには1stを入れて、打ち勝てない相手ならステイバックしてロブ。
女性のほうは何とか打ち勝って、パートナーにポーチしてもらう。
2ゲーム目、相手男性のサーブです。
全部、女性の上にロブです。
それでもキープされたら、潔くあきらめる。
これで、1ゲームオール。 (ロブ作戦成功なら 2-0)
3ゲーム目はこちらの女性がサーブ。
目をつぶって、全ポイントポーチです。
(失敗してもいいと思ってやれば気楽なもんです)
4ゲーム目は相手女性のサーブです。
相手の男性がスマッシュ上手なら、レシーブを女性のほうにロブで打ちます。
大事なポイントで女性のレシーブになったら
ストレートにレシーブすればたいていエースになります。
これで、うまくすれば、4-0
悪くても、2-2
どうですかできそうな気分になってきましたか?
もちろん、全ポイントポーチといっても様子を見て、
2回り目からは時々はやめてもOK。
私は、昔(大昔)、1セット目、全ポーチ
2セット目前半、全部抜かれ、後半しょぼくれてポーチなし
3セット目全ポーチで
とても勝てそうもない相手に、6-4、2-6、7-5で勝ったことがあります。
大胆不敵に、しかも徹底してやると、
確実に勝ちたい人たちに対し、いやな相手を演じることができます。
使い方は私と同じである必要はありませんが (上の例はたまたまの1例です)
ポーチとロブをいかにうまく使うかというのが
ダブルス、特にミックスダブルスの駆け引きのポイントだと思います。
2010年07月03日
スピンサーブ
先日、松原テニスクラブ印西にビジターでおいでいただいたIさん。
同伴してくれた会員さんからも頼まれ
サーブのフォームを観て、アドバイス。
スピンサーブでひじが落ちて構えるので、ご本人も気にしていた。
持ち上げる意識が高いからだろう。
それと、打点で身体が流れるので
インパクトで身体の動きを止め、腕だけで打つようアドバイス。
まずまず、いいアドバイスだったらしく安定してきた。
ただ威力がないので
「スライス気味にしたほうがラクだし攻撃されないので」、とお薦め。
手首を少し伸ばし、回内を使わないようにするだけなので
すぐ出来るようになり、いいサーブが入りだした。
Iさんもそうなのだが
皆さんスピンサーブをやりたがるのはどうしてなのだろう。
スピンサーブが上級者の証みたいなイメージがあるためではないだろうか。
でも、レシーバー側に取材してみると
一番歓迎されるのが、スピンサーブなのだ。
しかもそのレシーバーが自身、スピンサーバーだから面白い。
スピンサーブがなぜ、レシーバーに歓迎されるのかというと
スピードがそこそこに速くて、しかも速すぎない。
バウンドが叩きやすいところ所まで跳ねてくる。
じゃあ、プロの場合はというと
セカンドでも強力で振り切って打てるから使っている。
つまり強力なスピンサーブはいいが
入れるだけのスピンサーブはレシーバーへのご奉仕に他ならない、ということ。
スピンサーブは習得するのに時間がかかり
しかも、結構くたびれるのだから
これで入れたサーブは、3点を加点する、というルールがあればいいのだが
テニスではトリプルアクセルで打っても、エースで1点。
努力は報われないことが多いのだ。
バック側にキックして跳ね上がるので
レシーバーがびっくりしてエラーするという理由もあるが
それは最初だけ、そうゆう風にはねてくるという噂が伝わってしまえばそれまで。
こう書いて来ると、松原はよっぽどのスピン嫌いと思われるかもしれないが
さにあらず、なにせ自分自身がスピンサーバーなのだ。
知ってほしいことは、「スピンサーブは強力なサーブを安全に打ち込む手段だ」 という事。
強力でなければやらないほうがいいという事。
「そこまで言うんだから、
もちろん松原コーチのスピンサーブは強力なんだろうな?」
というあなたの疑問は重々ごもっとも。
もちろん私のスピンサーブは強力 ・・・・・・
同伴してくれた会員さんからも頼まれ
サーブのフォームを観て、アドバイス。
スピンサーブでひじが落ちて構えるので、ご本人も気にしていた。
持ち上げる意識が高いからだろう。
それと、打点で身体が流れるので
インパクトで身体の動きを止め、腕だけで打つようアドバイス。
まずまず、いいアドバイスだったらしく安定してきた。
ただ威力がないので
「スライス気味にしたほうがラクだし攻撃されないので」、とお薦め。
手首を少し伸ばし、回内を使わないようにするだけなので
すぐ出来るようになり、いいサーブが入りだした。
Iさんもそうなのだが
皆さんスピンサーブをやりたがるのはどうしてなのだろう。
スピンサーブが上級者の証みたいなイメージがあるためではないだろうか。
でも、レシーバー側に取材してみると
一番歓迎されるのが、スピンサーブなのだ。
しかもそのレシーバーが自身、スピンサーバーだから面白い。
スピンサーブがなぜ、レシーバーに歓迎されるのかというと
スピードがそこそこに速くて、しかも速すぎない。
バウンドが叩きやすいところ所まで跳ねてくる。
じゃあ、プロの場合はというと
セカンドでも強力で振り切って打てるから使っている。
つまり強力なスピンサーブはいいが
入れるだけのスピンサーブはレシーバーへのご奉仕に他ならない、ということ。
スピンサーブは習得するのに時間がかかり
しかも、結構くたびれるのだから
これで入れたサーブは、3点を加点する、というルールがあればいいのだが
テニスではトリプルアクセルで打っても、エースで1点。
努力は報われないことが多いのだ。
バック側にキックして跳ね上がるので
レシーバーがびっくりしてエラーするという理由もあるが
それは最初だけ、そうゆう風にはねてくるという噂が伝わってしまえばそれまで。
こう書いて来ると、松原はよっぽどのスピン嫌いと思われるかもしれないが
さにあらず、なにせ自分自身がスピンサーバーなのだ。
知ってほしいことは、「スピンサーブは強力なサーブを安全に打ち込む手段だ」 という事。
強力でなければやらないほうがいいという事。
「そこまで言うんだから、
もちろん松原コーチのスピンサーブは強力なんだろうな?」
というあなたの疑問は重々ごもっとも。
もちろん私のスピンサーブは強力 ・・・・・・
2010年07月02日
ナダル打ち? 続編
『うそほんと』 さんから再度コメントを頂きました。
以下がそのコメント全文です。
ご返答ありがとうございました。
言葉足りず済みませんでした。
シャラポワ打ちと同じ意味のナダル打ちです。
いろいろ確認する事が出来ました。ありがとうございます。
もうちょっと追加で質問させてください。
この打ち方を特に練習しても良いのでしょうか?
youtube等でナダルの練習を見ても標準の打ち方でだけ練習してる割に試合では意識的にこの打ち方で打っている様に思います。
練習する意味は無いのでしょうか?
また、スピードが必要なだけ出ていれば長所も多くアマチュアこそ使うべきではと思ったりしましたがどうでしょう?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/07/01 15:54
私の答えです。
まず、youtube等でナダルの練習、ですが
アレは練習ではないことが多いです。
どちらかというとウォームアップ。
余裕があれば当然、打点が遅れることもありませんので登場しないのです。
それともちろん、練習にしても
体の左にフィニッシュする打ち方の方がメインなのです。
このナダル打ち? ですが
もちろんトップスピナーならアマチュアでもやっていいと思います。
しかし、あくまでも補助兵器と考えた方がいいと思います。
ストローク戦でエースをとるための充分なスピードは出ません
(何せ手打ちですから、ナダルの手打ちは凄いですけど)
打点が遅れたにしてはそこそこのボールが打てるという事です。
ナダルもあの打ち方でエースを狙ってはいないと思います。
もちろんパスの時は別です。
それでも、守備範囲を広くしたり、わざと回転を多くして
ペースを変えるときはとても役に立ちますので
習得する価値はあると思います。
実は、私はよく使っています
相手が深いボールを打ってきたときに
安全にしかもフルスウィングし続けるために使います。
(当てて返すだけだと主導権を相手に渡してしまうのです)
ただこれがメインのショットになると
(かすれてきて)
攻撃的なテニスはできなくなるかもしれませんよ。
以下がそのコメント全文です。
ご返答ありがとうございました。
言葉足りず済みませんでした。
シャラポワ打ちと同じ意味のナダル打ちです。
いろいろ確認する事が出来ました。ありがとうございます。
もうちょっと追加で質問させてください。
この打ち方を特に練習しても良いのでしょうか?
youtube等でナダルの練習を見ても標準の打ち方でだけ練習してる割に試合では意識的にこの打ち方で打っている様に思います。
練習する意味は無いのでしょうか?
また、スピードが必要なだけ出ていれば長所も多くアマチュアこそ使うべきではと思ったりしましたがどうでしょう?
よろしくお願い致します。
投稿者 うそほんと 2010/07/01 15:54
私の答えです。
まず、youtube等でナダルの練習、ですが
アレは練習ではないことが多いです。
どちらかというとウォームアップ。
余裕があれば当然、打点が遅れることもありませんので登場しないのです。
それともちろん、練習にしても
体の左にフィニッシュする打ち方の方がメインなのです。
このナダル打ち? ですが
もちろんトップスピナーならアマチュアでもやっていいと思います。
しかし、あくまでも補助兵器と考えた方がいいと思います。
ストローク戦でエースをとるための充分なスピードは出ません
(何せ手打ちですから、ナダルの手打ちは凄いですけど)
打点が遅れたにしてはそこそこのボールが打てるという事です。
ナダルもあの打ち方でエースを狙ってはいないと思います。
もちろんパスの時は別です。
それでも、守備範囲を広くしたり、わざと回転を多くして
ペースを変えるときはとても役に立ちますので
習得する価値はあると思います。
実は、私はよく使っています
相手が深いボールを打ってきたときに
安全にしかもフルスウィングし続けるために使います。
(当てて返すだけだと主導権を相手に渡してしまうのです)
ただこれがメインのショットになると
(かすれてきて)
攻撃的なテニスはできなくなるかもしれませんよ。
2010年07月01日
HPをリニューアルした
うちのホームページ、『テニスクリエイション』 がリニューアルされた。
同じドメインなのだが
今度のタイトルは、『松原テニススクール』
http://www.t-creation.co.jp/ となった。
今までは、トップページのURLが、http://www.t-creation.co.jp/index.html だったので
これでお気に入りに登録されていた方はつながらないと思う。
ぜひ、http://www.t-creation.co.jp/ を開いてみてほしい。
各スクールのスケジュールやイベントの案内
ジュニアの戦跡なども随時更新して行くので、ぜひ見てほしい。
今までのHPは私の手作りで
大好きなアンツーカコートにいろいろなリンクをちりばめていたのだけれど
プロが作ったものに比べわかりにくい状態になっていたので
リニューアルを決断した。
古くなり、不便になったからしょうがないのだが
アンツーカの色を決めるのとか、各ページの構成とか
黄色いボールを作成し、各項目へのバナーにするとか
それなりに苦労し、愛着もあったので複雑な気持ちだ。
今度のは、開けるとまず、松原テニスクラブ印西の
ブルーのハードコートが浮かんでくる。
まだまだ未完成で、私の『松原堂Books』 も一時消えている。
近日中に再開し、新しい内容も加えたいと思う。
新しいHPも皆さんにかわいがられるよう
しっかり育てていくつもりだ。
同じドメインなのだが
今度のタイトルは、『松原テニススクール』
http://www.t-creation.co.jp/ となった。
今までは、トップページのURLが、http://www.t-creation.co.jp/index.html だったので
これでお気に入りに登録されていた方はつながらないと思う。
ぜひ、http://www.t-creation.co.jp/ を開いてみてほしい。
各スクールのスケジュールやイベントの案内
ジュニアの戦跡なども随時更新して行くので、ぜひ見てほしい。
今までのHPは私の手作りで
大好きなアンツーカコートにいろいろなリンクをちりばめていたのだけれど
プロが作ったものに比べわかりにくい状態になっていたので
リニューアルを決断した。
古くなり、不便になったからしょうがないのだが
アンツーカの色を決めるのとか、各ページの構成とか
黄色いボールを作成し、各項目へのバナーにするとか
それなりに苦労し、愛着もあったので複雑な気持ちだ。
今度のは、開けるとまず、松原テニスクラブ印西の
ブルーのハードコートが浮かんでくる。
まだまだ未完成で、私の『松原堂Books』 も一時消えている。
近日中に再開し、新しい内容も加えたいと思う。
新しいHPも皆さんにかわいがられるよう
しっかり育てていくつもりだ。