2010年07月05日
ムーンボール
6月18日に『継続は力なり』 さんから質問をいただいていました。
言葉で説明するのが難しく(これに限らないのですが)
方針が定まらないまま今日になってしまいました。
100%わかりやすく、までは行かなくても
一度、けりをつけておこうと思います。
想像力を駆使してお読みください。
以下が、『継続は力なり』さんのコメント、全文です。
たびたび、すいません。
ムーンボールの打ち方のコツを教えて下さい。
ダブルスをしている時に、ムーンボールの打ち合いになった時に
相手より先に、ボールが浅くなって前衛にスマッシュされる事が
多々あります。ボールのあたりが、薄くかすりあたりになる事が
多いので、ボールの下にもぐりこむ様にして面を上向きにしてあてればいいのでしょうか?
それと、甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・・・。
投稿者 継続は力なり 2010/06/18 15:27
私の答えです。
まず、ムーンボールの定義をしっかりしておこうと思います。
ムーンボールというのは、基本的にトップスピンロブだと思います。
ただ、相手の頭を越してエースを狙うロブに比べ
もう少し弾道の低いものも含むと思います。
トップスピンロブの打ち方、その技術的な要件は
普通のトップスピンのストロークと変わりません。
つまり
凹型の弧を描いたスウィングの最下点の後
アッパースウィングでボールを捕らえ
垂直面でこすり上げてトップスピンをかけます。
トップスピンの量を増やしていくと
ボールが落ちて、浅いところに落下するようになります。
ボールを深くするためには、上に向かって打ち
ネットの上を高く越すようにします。
この回転量を増やし、上に向かって打つ比率を高くしたものがトップスピンロブです。
練習としても、今書いた順番でやっていくといいと思います。
そんな技術ですから、コツは面の向きをしっかり垂直に保ち続けること。
(面を上向きに当てる、はやめたほうがいいと思います)
そして、下から上に垂直に近く振り上げ、薄い当たりにすることです。
回転大目ですので、フィニッシュは強烈ワイパー後の上体の左。
ナダル打ち(シャラポワ打ち)の右肩の上もありでしょうか。
面を正確にするコツは構えからテイクバックで面を下向きにすることなど
普通のフォアハンドの技術と一緒です。
気をつけなくてはいけないのは、垂直に近いスウィングですので
低い打点はとても難しいことです。
基本がトップスピンの人は、高い打点なら振りやすいので
割合簡単に打てると思います。
最後の、「甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・」
というのは、ハードヒットで決めちゃうということなのでしょうか。
言葉で説明するのが難しく(これに限らないのですが)
方針が定まらないまま今日になってしまいました。
100%わかりやすく、までは行かなくても
一度、けりをつけておこうと思います。
想像力を駆使してお読みください。
以下が、『継続は力なり』さんのコメント、全文です。
たびたび、すいません。
ムーンボールの打ち方のコツを教えて下さい。
ダブルスをしている時に、ムーンボールの打ち合いになった時に
相手より先に、ボールが浅くなって前衛にスマッシュされる事が
多々あります。ボールのあたりが、薄くかすりあたりになる事が
多いので、ボールの下にもぐりこむ様にして面を上向きにしてあてればいいのでしょうか?
それと、甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・・・。
投稿者 継続は力なり 2010/06/18 15:27
私の答えです。
まず、ムーンボールの定義をしっかりしておこうと思います。
ムーンボールというのは、基本的にトップスピンロブだと思います。
ただ、相手の頭を越してエースを狙うロブに比べ
もう少し弾道の低いものも含むと思います。
トップスピンロブの打ち方、その技術的な要件は
普通のトップスピンのストロークと変わりません。
つまり
凹型の弧を描いたスウィングの最下点の後
アッパースウィングでボールを捕らえ
垂直面でこすり上げてトップスピンをかけます。
トップスピンの量を増やしていくと
ボールが落ちて、浅いところに落下するようになります。
ボールを深くするためには、上に向かって打ち
ネットの上を高く越すようにします。
この回転量を増やし、上に向かって打つ比率を高くしたものがトップスピンロブです。
練習としても、今書いた順番でやっていくといいと思います。
そんな技術ですから、コツは面の向きをしっかり垂直に保ち続けること。
(面を上向きに当てる、はやめたほうがいいと思います)
そして、下から上に垂直に近く振り上げ、薄い当たりにすることです。
回転大目ですので、フィニッシュは強烈ワイパー後の上体の左。
ナダル打ち(シャラポワ打ち)の右肩の上もありでしょうか。
面を正確にするコツは構えからテイクバックで面を下向きにすることなど
普通のフォアハンドの技術と一緒です。
気をつけなくてはいけないのは、垂直に近いスウィングですので
低い打点はとても難しいことです。
基本がトップスピンの人は、高い打点なら振りやすいので
割合簡単に打てると思います。
最後の、「甘いムーンボールは、横ぶりで打ち抜けるようになればいいのですが・」
というのは、ハードヒットで決めちゃうということなのでしょうか。
最後の意味は、ハードヒットで決めちゃうということです。
今後もブログを楽しみにしていきます。
そして、目標の為、努力していきます。