2013年09月29日
キネシオテープ
『北国の親爺』 さんから質問を頂きました。
以下がそのコメントの全文です。
母校に行かれたのですね。私、10年以上行っていません。またテニスエルボーで質問です。罹患した時に整形外科に行き、診断はまんまテニスエルボー、湿布を処方されてお終い。私、肌が繊細(?)のため2時間も湿布すると真っ赤に腫れ、皮膚科のお世話になり断念。鍼灸では筋肉はほぐせるが腱は無理とのこと。仕方なく入念なテニス後のアイシングとケアの運動をしていましたが結果は不調。最近、テニス仲間にキネシオロジーテープなるものを教えられ日々使用、効き目がありフォアハンドが両手と片手の半々まで回復。これは単なる自然治癒かそれともテープのおかげかと半信半疑です。コーチ、このテープどう思われますか?
投稿者 北国の親爺 2013/09/29 10:07
私の答えです。
私のバッグに必ず入っているもの。
50mm巾と37.5mm巾のキネシオテープ
それと、柔らかテープでもきれいに切れ
閉じると刃が外に当たらない
優れものの専用ハサミ。
これはなかなか無いのだが、時々、ダイソーというお店で売っている。
この3点セット
袋に入れて、いつも持っています。
自分用でもあるし
レッスンやクラブのお客さんが傷めた時など
緊急用にしょっちゅう使っています。
先日、札幌へ行く時
バッグを変えたので、入れ忘れたのは秘密です。
つまり、「キネシオテープ」の事、しっかり認めています。
自分でも手首や肘の痛めたところに張りますし
ふくらはぎが肉離れになりかけていたり
腱や筋肉が痛む時はすぐに使います。
1本で使う時は、37.5mm
2つに割って、膝を包むには50mm
なんてゆう風に使っています。
痛む筋肉などに沿って
ゆるく張るだけなので
わたしのような素人でも充分使えるのです。
もちろんプロはもっと色々なノウハウを持っています。
なぜ効くのかというと、むずかしい。
たぶん
これが存在する事で
筋肉に緊張を与え、外力からガードするのかな ??
なんて考えています。
もう一つ
テープが存在する事で
皮膚とその下で動きがズレ
マッサージ効果もあるというのを
宣伝で観た事があります。
ネットで色々調べてみるといいでしょうね。
本も色々とありますよ。
とにかく、効きますので、ゼヒそのまま使ってください。
ただ、お肌が弱いとのことで
プレー中だけにしたほうがいいかもしれません。
もし大丈夫なら
風呂でも剥がさずにつけておけば3日間くらいは大丈夫。
治療効果もあるし、予防にもなるので
寝ている間でも効果があるようです。
私はキネシオ以外にも
「スパイラルテープ」というのも常時携帯しています。
これは色々な効能がありますが
間違いなく、「口内炎」には効きます。
テープの類は
プロのワザが無くてもある程度は使えますので、便利なものです。
以下がそのコメントの全文です。
母校に行かれたのですね。私、10年以上行っていません。またテニスエルボーで質問です。罹患した時に整形外科に行き、診断はまんまテニスエルボー、湿布を処方されてお終い。私、肌が繊細(?)のため2時間も湿布すると真っ赤に腫れ、皮膚科のお世話になり断念。鍼灸では筋肉はほぐせるが腱は無理とのこと。仕方なく入念なテニス後のアイシングとケアの運動をしていましたが結果は不調。最近、テニス仲間にキネシオロジーテープなるものを教えられ日々使用、効き目がありフォアハンドが両手と片手の半々まで回復。これは単なる自然治癒かそれともテープのおかげかと半信半疑です。コーチ、このテープどう思われますか?
投稿者 北国の親爺 2013/09/29 10:07
私の答えです。
私のバッグに必ず入っているもの。
50mm巾と37.5mm巾のキネシオテープ
それと、柔らかテープでもきれいに切れ
閉じると刃が外に当たらない
優れものの専用ハサミ。
これはなかなか無いのだが、時々、ダイソーというお店で売っている。
この3点セット
袋に入れて、いつも持っています。
自分用でもあるし
レッスンやクラブのお客さんが傷めた時など
緊急用にしょっちゅう使っています。
先日、札幌へ行く時
バッグを変えたので、入れ忘れたのは秘密です。
つまり、「キネシオテープ」の事、しっかり認めています。
自分でも手首や肘の痛めたところに張りますし
ふくらはぎが肉離れになりかけていたり
腱や筋肉が痛む時はすぐに使います。
1本で使う時は、37.5mm
2つに割って、膝を包むには50mm
なんてゆう風に使っています。
痛む筋肉などに沿って
ゆるく張るだけなので
わたしのような素人でも充分使えるのです。
もちろんプロはもっと色々なノウハウを持っています。
なぜ効くのかというと、むずかしい。
たぶん
これが存在する事で
筋肉に緊張を与え、外力からガードするのかな ??
なんて考えています。
もう一つ
テープが存在する事で
皮膚とその下で動きがズレ
マッサージ効果もあるというのを
宣伝で観た事があります。
ネットで色々調べてみるといいでしょうね。
本も色々とありますよ。
とにかく、効きますので、ゼヒそのまま使ってください。
ただ、お肌が弱いとのことで
プレー中だけにしたほうがいいかもしれません。
もし大丈夫なら
風呂でも剥がさずにつけておけば3日間くらいは大丈夫。
治療効果もあるし、予防にもなるので
寝ている間でも効果があるようです。
私はキネシオ以外にも
「スパイラルテープ」というのも常時携帯しています。
これは色々な効能がありますが
間違いなく、「口内炎」には効きます。
テープの類は
プロのワザが無くてもある程度は使えますので、便利なものです。
2013年09月27日
秋合宿最終日
昨日、26日は大学の秋合宿最終日だった。
一昨日の雨から一転して、秋晴れ。
さわやかな、ちょっと冷たいくらいの北海道の空気だった。
色々とやりたいことばかり浮かんでも
すべてはこなしきれない。
とりあえず、肝心なことだけは伝えなければ。
これはジャンピングスマッシュ、速いテンポで6本連続
あまり横向きにならぬよう
余計なことができぬよう
忙しくさせるためのドリル。
12時30分ころ最後のストローク練習を終え、全員集合。
実はまだ、札幌にいない子や
教養部、1年目後期のガイダンスと重なって参加できていない学生も何人か居る。
昼食を終わり、コートへ戻ってみると
そんな1年目の一人、Iクンが練習に来た。
仲間と打っているのを見ると
バックのスウィングが鈍い。
手首を固めたままの2度引きをアドバイスすると
次の1本目から、バッチリ
鋭いショットを打ち始めた。
終わって話をしていると
私よりでかいのにスマッシュが苦手とのこと。
どうも打点が前らしい。
上体を前向きにし、内旋を使い
後打点で、肘を残してのフィニッシュを説明。
素振り3本くらいのあと、ほぼすべてをノーミスで打ち込んでいた。
こんなふうで、ちゃんとやれば簡単なのだ
もちろん彼のセンスやパワーもあるが。
もう一度コートに戻ってよかった。
気持ちよく大学を後にした。
一昨日の雨から一転して、秋晴れ。
さわやかな、ちょっと冷たいくらいの北海道の空気だった。
色々とやりたいことばかり浮かんでも
すべてはこなしきれない。
とりあえず、肝心なことだけは伝えなければ。
これはジャンピングスマッシュ、速いテンポで6本連続
あまり横向きにならぬよう
余計なことができぬよう
忙しくさせるためのドリル。
12時30分ころ最後のストローク練習を終え、全員集合。
実はまだ、札幌にいない子や
教養部、1年目後期のガイダンスと重なって参加できていない学生も何人か居る。
昼食を終わり、コートへ戻ってみると
そんな1年目の一人、Iクンが練習に来た。
仲間と打っているのを見ると
バックのスウィングが鈍い。
手首を固めたままの2度引きをアドバイスすると
次の1本目から、バッチリ
鋭いショットを打ち始めた。
終わって話をしていると
私よりでかいのにスマッシュが苦手とのこと。
どうも打点が前らしい。
上体を前向きにし、内旋を使い
後打点で、肘を残してのフィニッシュを説明。
素振り3本くらいのあと、ほぼすべてをノーミスで打ち込んでいた。
こんなふうで、ちゃんとやれば簡単なのだ
もちろん彼のセンスやパワーもあるが。
もう一度コートに戻ってよかった。
気持ちよく大学を後にした。
2013年09月25日
カツカレーやウィングや
今日は1日中雨
ホテルの7階から見た大学の正門も雨の中。
午前中はのんびりし
昼は、キャンパス内の中央食堂へ
そう、昨年食べておいしかった
今年も食べると決めていた
こだわりのカツカレーなのだ。
カツカレーのMを注文したら
おばさんが盛るご飯をみてびっくり
去年も見たはずなのに忘れていた
さすが、学生相手の食堂、どう見ても大盛り。
またまた大盛りだが
とうふと、ほうれん草の胡麻あえも追加して、しっかり完食。
この日のテニスは雨であきらめていたが
大学の後輩、蒲生君が経営するインドアスクールのコートを提供してくれ
2時間30分、急遽練習できることになった。
テニスセンター・ウィングのウェスト校
地下鉄東西線の終着、宮の沢駅から5分くらいのところ。
コートは張り替えたばかりのまぶしいカーペットコート
ぎりぎり追いつきのボレーや
ぎりぎり追いつきのストロークのフットワークなど
私の教えになじみの少ない1年目ばかりを対象に
かなり内容の濃い練習ができた。
蒲生君とウィングに感謝。
フロントの笑顔やコーチの気配りにも助けられ
気持ちのいい練習をさせてもらった。
受付やロビーも明るく、気持ちのいいスクールだった。
フロントやコーチ陣の皆さんにも感謝。
本当にありがとう。
ホテルの7階から見た大学の正門も雨の中。
午前中はのんびりし
昼は、キャンパス内の中央食堂へ
そう、昨年食べておいしかった
今年も食べると決めていた
こだわりのカツカレーなのだ。
カツカレーのMを注文したら
おばさんが盛るご飯をみてびっくり
去年も見たはずなのに忘れていた
さすが、学生相手の食堂、どう見ても大盛り。
またまた大盛りだが
とうふと、ほうれん草の胡麻あえも追加して、しっかり完食。
この日のテニスは雨であきらめていたが
大学の後輩、蒲生君が経営するインドアスクールのコートを提供してくれ
2時間30分、急遽練習できることになった。
テニスセンター・ウィングのウェスト校
地下鉄東西線の終着、宮の沢駅から5分くらいのところ。
コートは張り替えたばかりのまぶしいカーペットコート
ぎりぎり追いつきのボレーや
ぎりぎり追いつきのストロークのフットワークなど
私の教えになじみの少ない1年目ばかりを対象に
かなり内容の濃い練習ができた。
蒲生君とウィングに感謝。
フロントの笑顔やコーチの気配りにも助けられ
気持ちのいい練習をさせてもらった。
受付やロビーも明るく、気持ちのいいスクールだった。
フロントやコーチ陣の皆さんにも感謝。
本当にありがとう。
2013年09月24日
サッポロ
札幌に来ている。
毎年この時期に行われる
うちの大学の秋合宿のコーチをしているのだ。
昨日、札幌入りし、26日木曜の午前中まで、3泊4日のスケジュール。
羽田空港、朝8時15分の飛行機
搭乗を待っていると
ポケモン号が出て行った。
あれ、新千歳空港に着くと
もう1機?
それとも先回り?
午後2時の練習予定なのだが、早めについた。
早速、札幌観光。
まずは、昼ごはん
札幌ラーメン
去年も行った、サッポロこだわりラーメン、「味の時計台」
もちろん、「味噌ラーメン大盛り」
昨年から始めた、「大盛り禁止ダイエット」 中だが
サッポロラーメンだけは免除。
食った。
うまかった。
ブログといえば食べ物
食べ物の写真といえば、食べる前だが
どんぶりに茶色の汁がかかっているだけ。
だからカットしたのだ。
さて、おなかが落ち着いたので、北海道庁の赤レンガ、旧庁舎。
敷地内を散策
池ではスイレンが咲いていた
隣の道庁新庁舎
宣伝看板がいかにも北海道の感覚なので
そうそう、庭球部監督の佐々木さんと1時の練習約束。
道庁から、北へ15分
大学内のテニスコートへ
4日間の体育会テニスが始まった。
毎年この時期に行われる
うちの大学の秋合宿のコーチをしているのだ。
昨日、札幌入りし、26日木曜の午前中まで、3泊4日のスケジュール。
羽田空港、朝8時15分の飛行機
搭乗を待っていると
ポケモン号が出て行った。
あれ、新千歳空港に着くと
もう1機?
それとも先回り?
午後2時の練習予定なのだが、早めについた。
早速、札幌観光。
まずは、昼ごはん
札幌ラーメン
去年も行った、サッポロこだわりラーメン、「味の時計台」
もちろん、「味噌ラーメン大盛り」
昨年から始めた、「大盛り禁止ダイエット」 中だが
サッポロラーメンだけは免除。
食った。
うまかった。
ブログといえば食べ物
食べ物の写真といえば、食べる前だが
どんぶりに茶色の汁がかかっているだけ。
だからカットしたのだ。
さて、おなかが落ち着いたので、北海道庁の赤レンガ、旧庁舎。
敷地内を散策
池ではスイレンが咲いていた
隣の道庁新庁舎
宣伝看板がいかにも北海道の感覚なので
そうそう、庭球部監督の佐々木さんと1時の練習約束。
道庁から、北へ15分
大学内のテニスコートへ
4日間の体育会テニスが始まった。
2013年09月22日
フォア型の両手打ち
『ワカ』 さんから、女の子のバックについての質問です。
ちょっと長いのですがコメントを全部コピーしました。
松原コーチよろしくお願いします。
中学2年の娘(テニス歴5年)をもつ父親コーチです。(何年か前に「肘の怪我」などでコメントさせてもらっています、お陰さまでフォアハンドは武器になっています)
今回、両手バックハンドで困っています。とにかくボールの軌道がネットすれすれでミスが多いのです。ネットミスとネット越えたと思うとボールが落ちずアウトです。フラット系の球筋です。
フォームですがインパクト時は体が正面向きです。踏み込んだ右足の位置はクローズ側ではなく限りなく前側寄りです。左手のグリップは少し厚いかもしれません。
気になるのがラケットスイングの軌道です。ほぼ平行でインパクトし、フィニッシュは首の位置には来ているのですが少し低い感じがします。インパクトの後の軌道がとても大きく感じます。ただ、手出しのボール出しで回り込みで逆クロス(ジュースサイド方向)を打たせたら、最高の球(インパクト直後から球の軌道がやや上向きで自然な回転がかかりコートに落ちる)が飛び、フィニッシュの形も良いです。(インパクトの後もすぐに首にフィニッシュできています) その時のスタンスは踏み込んだ右足はクローズに入ってるし、体の回転も抑えられています。
ストレートやクロスにきたボールに対し、どうアドバイスすれば良くなるでしょうか。
忙しいかと思いますが、よろしくお願いします。
(一般選手の方のアドバイスに、ラケット面の下側にボールを当てにいくように言われたのですが、これはどうなのでしょうか?)
投稿者 ワカ 2013/09/21 11:30
私の答えです。
典型的なフォアハンド型の両手バックだと推測します。
フォアハンドだと思って指導すればいいと思います。
ただし、テイクバックが下向きじゃなくても気にしない。
振り子スウィングで
ラケット面を下から上にこすり上げてインパクト。
インパクトで上体がしっかり前向き。
逆クロスが上手く打てるというのは
上体が開いて
ラケットヘッドが遅れている証拠。
「体の回転も抑えられています。」 とありますが
打球方向に対し、開きが押さえられているでしょうか?
ラインに対し、開いていないということのような気がします。
開かなければ、逆クロスは打てないはずだからです。
だから
逆クロスもクロスもしっかりと打球方向に向いてインパクトすべきです。
ラインに対して言えば
むしろ、クロスのほうがしっかり前向きになるべきです。
そうすれば、クロスに振りぬける。
手首については、ちょっと一言。
クロスに打つためには
ラケットヘッドが遅れないよう、手首を固めること。
足の踏み込む方角ですが
基本的に一切関係ありません。
オープンでもクローズドでも打てるわけで
その前にどこからボールが来たか
どっちに走って打ったかという問題です。
上体がどっちを向いているかが問題で
そのときのクローズド具合を気にする必要は無いと思います。
クロスに振り切る向きが作りにくいようなら
こうしてみたらどうですか。
クロス側のサイドラインの外から球出しして打たせる。
上手く振りぬけたら、徐々に普通の位置に戻していく。
すぐできますよ。
逆クロスの打ち方で
クロスコートにボールをぶち込んでもいいのです。
念のため、もう一言、二言。
「開かないほうがいい」、なんて思わないこと。
いかに前向きになるかがポイント。
何ならオープンスタンスで打てば簡単ですよ。
上体の向きをそのままに、それから足の位置を変える。
その後で、クローズドでもかまいません。
そうそう、ラケットの下のほうに当てる話し。
そこに当てれば
ラケット面がかぶり、トップスピンになるということなんでしょうね。
そうすればトップスピン気味に飛んで
ネットの下のほうに当たると思います。
上手い人で、そんなことする人、見たことありません。
プロはむしろ、面のやや上側に当てて強烈なトップスピンにします。
そこがトップスピンのスウィートスポットです。
ちょっと長いのですがコメントを全部コピーしました。
松原コーチよろしくお願いします。
中学2年の娘(テニス歴5年)をもつ父親コーチです。(何年か前に「肘の怪我」などでコメントさせてもらっています、お陰さまでフォアハンドは武器になっています)
今回、両手バックハンドで困っています。とにかくボールの軌道がネットすれすれでミスが多いのです。ネットミスとネット越えたと思うとボールが落ちずアウトです。フラット系の球筋です。
フォームですがインパクト時は体が正面向きです。踏み込んだ右足の位置はクローズ側ではなく限りなく前側寄りです。左手のグリップは少し厚いかもしれません。
気になるのがラケットスイングの軌道です。ほぼ平行でインパクトし、フィニッシュは首の位置には来ているのですが少し低い感じがします。インパクトの後の軌道がとても大きく感じます。ただ、手出しのボール出しで回り込みで逆クロス(ジュースサイド方向)を打たせたら、最高の球(インパクト直後から球の軌道がやや上向きで自然な回転がかかりコートに落ちる)が飛び、フィニッシュの形も良いです。(インパクトの後もすぐに首にフィニッシュできています) その時のスタンスは踏み込んだ右足はクローズに入ってるし、体の回転も抑えられています。
ストレートやクロスにきたボールに対し、どうアドバイスすれば良くなるでしょうか。
忙しいかと思いますが、よろしくお願いします。
(一般選手の方のアドバイスに、ラケット面の下側にボールを当てにいくように言われたのですが、これはどうなのでしょうか?)
投稿者 ワカ 2013/09/21 11:30
私の答えです。
典型的なフォアハンド型の両手バックだと推測します。
フォアハンドだと思って指導すればいいと思います。
ただし、テイクバックが下向きじゃなくても気にしない。
振り子スウィングで
ラケット面を下から上にこすり上げてインパクト。
インパクトで上体がしっかり前向き。
逆クロスが上手く打てるというのは
上体が開いて
ラケットヘッドが遅れている証拠。
「体の回転も抑えられています。」 とありますが
打球方向に対し、開きが押さえられているでしょうか?
ラインに対し、開いていないということのような気がします。
開かなければ、逆クロスは打てないはずだからです。
だから
逆クロスもクロスもしっかりと打球方向に向いてインパクトすべきです。
ラインに対して言えば
むしろ、クロスのほうがしっかり前向きになるべきです。
そうすれば、クロスに振りぬける。
手首については、ちょっと一言。
クロスに打つためには
ラケットヘッドが遅れないよう、手首を固めること。
足の踏み込む方角ですが
基本的に一切関係ありません。
オープンでもクローズドでも打てるわけで
その前にどこからボールが来たか
どっちに走って打ったかという問題です。
上体がどっちを向いているかが問題で
そのときのクローズド具合を気にする必要は無いと思います。
クロスに振り切る向きが作りにくいようなら
こうしてみたらどうですか。
クロス側のサイドラインの外から球出しして打たせる。
上手く振りぬけたら、徐々に普通の位置に戻していく。
すぐできますよ。
逆クロスの打ち方で
クロスコートにボールをぶち込んでもいいのです。
念のため、もう一言、二言。
「開かないほうがいい」、なんて思わないこと。
いかに前向きになるかがポイント。
何ならオープンスタンスで打てば簡単ですよ。
上体の向きをそのままに、それから足の位置を変える。
その後で、クローズドでもかまいません。
そうそう、ラケットの下のほうに当てる話し。
そこに当てれば
ラケット面がかぶり、トップスピンになるということなんでしょうね。
そうすればトップスピン気味に飛んで
ネットの下のほうに当たると思います。
上手い人で、そんなことする人、見たことありません。
プロはむしろ、面のやや上側に当てて強烈なトップスピンにします。
そこがトップスピンのスウィートスポットです。
2013年09月19日
トミーテニス塾
水曜日は恒例の松原コーチによるテニス塾
会場は鎌ヶ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクール。
8月は暑い中、定員いっぱいの参加者が
今回は涼しくなって、3名だけ。
宣伝が行き届かないのか
コーチの評判がいまいちなのか?
どっちにしても、反省、はんせい、ハンセイ。
その代わり、来てくれた人の内容はうんと濃い物になっている。
涼しいので運動量もバッチリ。
さて、今回は1時間目がフォアハンド。
初めて参加してくれた方には
どうしても構えやテイクバックの仕方を直すことになる。
その代わり
とてつもなく安定度が上がる。
ブログを見てくれる人でも
文章だけでは理解できないのか?
皆さんフォアはこんなに安定するというのがぴんと来ないのか?
だから、重要度が伝わらないのかもしれない。
ホントに
テイクバックを直すと、とてつもなくうまくなりますよ。
さてさて、リピーターのお2人は
スウィング方向や、スウィング高さなどの応用的な修正になり、第2段階へ。
2時間目はバックハンド。
面の作りやスウィングの力加減の話が多い中
実践的なラリーの中で、ついついこんな打ち合いにもなる。
3時間目はネットプレー総合。
ボレーの基本とスマッシュ、サーブのスウィングも。
振り子スウィングがスピードだけでなく
安定度にもかなり寄与することを説明しているところ。
そして、最後はサーブアンドボレー。
これはスプリットステップのポジションを説明しているところ。
サーブがレシーバーに到達するのはこの辺なのだ。
ここで止まって、ボレーはうんと前で、動きながらということ。
ここからの前進距離を大きくするのだ。
少人数でみっちりやったので
皆さん、しっかり満足いただいたと思う。
次回、来月は10月16日水曜日の開催。
今年いっぱいの内容やスケジュールはこちらの要項を見てください。
ご参加お待ちしています。
会場は鎌ヶ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクール。
8月は暑い中、定員いっぱいの参加者が
今回は涼しくなって、3名だけ。
宣伝が行き届かないのか
コーチの評判がいまいちなのか?
どっちにしても、反省、はんせい、ハンセイ。
その代わり、来てくれた人の内容はうんと濃い物になっている。
涼しいので運動量もバッチリ。
さて、今回は1時間目がフォアハンド。
初めて参加してくれた方には
どうしても構えやテイクバックの仕方を直すことになる。
その代わり
とてつもなく安定度が上がる。
ブログを見てくれる人でも
文章だけでは理解できないのか?
皆さんフォアはこんなに安定するというのがぴんと来ないのか?
だから、重要度が伝わらないのかもしれない。
ホントに
テイクバックを直すと、とてつもなくうまくなりますよ。
さてさて、リピーターのお2人は
スウィング方向や、スウィング高さなどの応用的な修正になり、第2段階へ。
2時間目はバックハンド。
面の作りやスウィングの力加減の話が多い中
実践的なラリーの中で、ついついこんな打ち合いにもなる。
3時間目はネットプレー総合。
ボレーの基本とスマッシュ、サーブのスウィングも。
振り子スウィングがスピードだけでなく
安定度にもかなり寄与することを説明しているところ。
そして、最後はサーブアンドボレー。
これはスプリットステップのポジションを説明しているところ。
サーブがレシーバーに到達するのはこの辺なのだ。
ここで止まって、ボレーはうんと前で、動きながらということ。
ここからの前進距離を大きくするのだ。
少人数でみっちりやったので
皆さん、しっかり満足いただいたと思う。
次回、来月は10月16日水曜日の開催。
今年いっぱいの内容やスケジュールはこちらの要項を見てください。
ご参加お待ちしています。
2013年09月18日
両手が厚くなる理由
こんな理由もあるからコーチは気をつけなければならない。
両手打ちのグリップが厚くなる話の続きだ。
もちろんフォアハンド風に振りぬきたくて
確信犯で厚くなる分にはかまわないのだが
間違って厚くなるのはこまることもある。
1つ目は
片手打ちのコーチが教えて
右手のグリップをバック側に厚く教えてしまうため。
片手打ちのセミウェスタンバックハンドにしたりするのだ。
片手だから、打点がうんと前になり
力を入れるために
右手がセミウェスタンやウェスタンになる。
それに左手を合わせると
難しいことになる。
通常の片手バックの打点には左手が届かない。
結局しっかり前向きになって、左手を届かせ
左手もウェスタンになる。
2つ目の理由。
小さい子に普通の打点で教えた場合。
コーチの腰の高さの打点は、8歳の子の胸の高さ。
こんなふうになってしまうのだ。
実際に打っている状態で教えるとこうはならないのだが
整列させて
打点にラケットを出させる。
その打点が高いとこうなってしまうのだ。
8歳の子の腰の高さで面を作らせればいいのだが ・・・
両手打ちのグリップが厚くなる話の続きだ。
もちろんフォアハンド風に振りぬきたくて
確信犯で厚くなる分にはかまわないのだが
間違って厚くなるのはこまることもある。
1つ目は
片手打ちのコーチが教えて
右手のグリップをバック側に厚く教えてしまうため。
片手打ちのセミウェスタンバックハンドにしたりするのだ。
片手だから、打点がうんと前になり
力を入れるために
右手がセミウェスタンやウェスタンになる。
それに左手を合わせると
難しいことになる。
通常の片手バックの打点には左手が届かない。
結局しっかり前向きになって、左手を届かせ
左手もウェスタンになる。
2つ目の理由。
小さい子に普通の打点で教えた場合。
コーチの腰の高さの打点は、8歳の子の胸の高さ。
こんなふうになってしまうのだ。
実際に打っている状態で教えるとこうはならないのだが
整列させて
打点にラケットを出させる。
その打点が高いとこうなってしまうのだ。
8歳の子の腰の高さで面を作らせればいいのだが ・・・
2013年09月17日
厚めの両手バックハンド
ジュニアに両手打ちバックを教えていると
かなり厚めのグリップを使う子が見受けられる。
こんな感じ
左手がセミウェスタンかウェスタン
右手がバックハンドのイースタンかセミウェスタン。
打点は当然かなり前になる。
インパクト後も
スウィングがなければいい当たりは望めないわけだから
インパクトで上体の横向きを残しては、いいボールを打てない。
かなり前向きにならなければならないのだ。
ウェスタンのフォアハンドと考えたほうがいいかも。
フォアハンドだと面を下向きになるように引くのだが
そうするとスウィングがとても窮屈になり振りにくい。
テイクバックでは面が少しくらい上を向いても大丈夫。
この辺は両手打ちバックの、面垂直保ち理論でもOK。
森田あゆみさんは
面がかなり上を向いている。
ここから、かなりスウィングに振り子上下動もつけて
ここからインパクトに向かっていくのだ。
女子選手によくあるフォアハンドっぽい両手バックだ。
フォアハンドと両手バックのいいとこ取りなのか
両方の悪いとこ消し、なのか。
どちらに考えてもいいだろう。
とにかくいいショットを打つのだ。
ところで、彼女のフォアハンド両手打ちは、もっとフォアハンドっぽい。
だけどテイクバックは
しっかり面が上を向いている。
これで両手の振りにくさ、じゃまくささを消しているのだ。
さて、実は森田さんの場合、それほどグリップ自体は厚くないのだが
身体やスウィングの使い方が、厚めグリップっぽい。
そんなわけで、モデルとして使わせていただいた。
細かいところは見なかったことにしてほしい。
かなり厚めのグリップを使う子が見受けられる。
こんな感じ
左手がセミウェスタンかウェスタン
右手がバックハンドのイースタンかセミウェスタン。
打点は当然かなり前になる。
インパクト後も
スウィングがなければいい当たりは望めないわけだから
インパクトで上体の横向きを残しては、いいボールを打てない。
かなり前向きにならなければならないのだ。
ウェスタンのフォアハンドと考えたほうがいいかも。
フォアハンドだと面を下向きになるように引くのだが
そうするとスウィングがとても窮屈になり振りにくい。
テイクバックでは面が少しくらい上を向いても大丈夫。
この辺は両手打ちバックの、面垂直保ち理論でもOK。
森田あゆみさんは
面がかなり上を向いている。
ここから、かなりスウィングに振り子上下動もつけて
ここからインパクトに向かっていくのだ。
女子選手によくあるフォアハンドっぽい両手バックだ。
フォアハンドと両手バックのいいとこ取りなのか
両方の悪いとこ消し、なのか。
どちらに考えてもいいだろう。
とにかくいいショットを打つのだ。
ところで、彼女のフォアハンド両手打ちは、もっとフォアハンドっぽい。
だけどテイクバックは
しっかり面が上を向いている。
これで両手の振りにくさ、じゃまくささを消しているのだ。
さて、実は森田さんの場合、それほどグリップ自体は厚くないのだが
身体やスウィングの使い方が、厚めグリップっぽい。
そんなわけで、モデルとして使わせていただいた。
細かいところは見なかったことにしてほしい。
2013年09月15日
昨夜のプライベートレッスン
鳥取県から、Yさんがプライベートレッスンに来られた。
今、有明で開催している
デビスカップの試合を観戦にきているのだそうだ。
そして、関東まで来たついで
このブログの熱心な読者ということで
生マツバラを見に、東戸塚校まで足を伸ばしたというわけ。
さて、このブログの私の説明を
私が忘れていたことまで覚えているほどのYさん。
ストロークを中心にレッスンしたのだが
やはり問題だったのは
フォアハンドの最初の構えと引き方、そして前向き。
バックハンドでは、面を垂直に保つこと。
今日は、Yさんがせっかくのレッスンを忘れないよう
そのことを説明しておく。
最初のフォアハンドの構えだが、これ。
先日の、奈良くるみさんの
打つときの手首の角度を最初に作り
そのまま腕をひねらないように引くためには当然の構え。
面を斜め下に向けている。
ここから振り子
弧を描くように、凹型に引いていけば、当然のように入る。
Yさんも、当然入るようになった。
そして、いい当たり、鋭いスウィングのためには
インパクトで上体が前向き。
次は片手のバックハンド。
腕をひねらずに、フォアハンドのように引いていた。
当然面が下向きに引かれる。
アウトはしないが飛んでいかない。
バックの構えはこう。
少し面が上向きに構え
振りはじめたら、垂直面を保ち、その面を感じていなければならない。
これでYさん、安定したボールを打つことができるようになった。
さて今日お話したのは、ごくごく普通のお話。
だけど、実際に一緒にテニスしてみると、めったにできている人はいない。
かなり厳密に自分のテニスをチェックしてみるといいだろう。
自分でチェックできない人は、生のマツバラに会いに
うちのスクールにぜひ来てください。
今、有明で開催している
デビスカップの試合を観戦にきているのだそうだ。
そして、関東まで来たついで
このブログの熱心な読者ということで
生マツバラを見に、東戸塚校まで足を伸ばしたというわけ。
さて、このブログの私の説明を
私が忘れていたことまで覚えているほどのYさん。
ストロークを中心にレッスンしたのだが
やはり問題だったのは
フォアハンドの最初の構えと引き方、そして前向き。
バックハンドでは、面を垂直に保つこと。
今日は、Yさんがせっかくのレッスンを忘れないよう
そのことを説明しておく。
最初のフォアハンドの構えだが、これ。
先日の、奈良くるみさんの
打つときの手首の角度を最初に作り
そのまま腕をひねらないように引くためには当然の構え。
面を斜め下に向けている。
ここから振り子
弧を描くように、凹型に引いていけば、当然のように入る。
Yさんも、当然入るようになった。
そして、いい当たり、鋭いスウィングのためには
インパクトで上体が前向き。
次は片手のバックハンド。
腕をひねらずに、フォアハンドのように引いていた。
当然面が下向きに引かれる。
アウトはしないが飛んでいかない。
バックの構えはこう。
少し面が上向きに構え
振りはじめたら、垂直面を保ち、その面を感じていなければならない。
これでYさん、安定したボールを打つことができるようになった。
さて今日お話したのは、ごくごく普通のお話。
だけど、実際に一緒にテニスしてみると、めったにできている人はいない。
かなり厳密に自分のテニスをチェックしてみるといいだろう。
自分でチェックできない人は、生のマツバラに会いに
うちのスクールにぜひ来てください。
2013年09月13日
サーブも振り子
いつでもこんな同じ形がインパクトに取れれば
いつでも安定したサーブが打てることになるはずだ。
なのに、なかなかそうはいかない。
形ははっきりと理解していても
現実の対応は難しい。
これ、実はテンポに原因があることが多い。
腕のスウィング
その加速度が大きすぎるとラケットヘッドは遅れるし
逆に小さいと、ラケットヘッドが手を追い越していく。
一定のテンポが必要なのだ。
それも振り子のように
自然のテンポを利用できれば、パワーとあわせ、2度おいしい。
自然に動かされてしまう、振り子テンポなら
それほどがんばらなくても自然に同じ形ができてしまう。
振り子はコントロールにとっても重要なのだ。
このテンポ、実はスウィングのテンポだけでは解決しない
トスの高さも重要になってくるのだ。
トスが高すぎれば、必要以上にゆっくりテンポだし
低ければ、クイックに振るしかない。
おいしい高さ
インパクトの30から60cmくらい上に
いつも、いつも、一定の高さに上がっていることが重要なのだ。
もちろんいつも、40cmという意味で
30cmだったり、60cmだったりではいけないのだ。
そしてスウィングは
「ユウックリ」 だったり
「うーう、うーっ」 だったり
振り子に乗せて、一定テンポで振っていくのだ。
いつでも安定したサーブが打てることになるはずだ。
なのに、なかなかそうはいかない。
形ははっきりと理解していても
現実の対応は難しい。
これ、実はテンポに原因があることが多い。
腕のスウィング
その加速度が大きすぎるとラケットヘッドは遅れるし
逆に小さいと、ラケットヘッドが手を追い越していく。
一定のテンポが必要なのだ。
それも振り子のように
自然のテンポを利用できれば、パワーとあわせ、2度おいしい。
自然に動かされてしまう、振り子テンポなら
それほどがんばらなくても自然に同じ形ができてしまう。
振り子はコントロールにとっても重要なのだ。
このテンポ、実はスウィングのテンポだけでは解決しない
トスの高さも重要になってくるのだ。
トスが高すぎれば、必要以上にゆっくりテンポだし
低ければ、クイックに振るしかない。
おいしい高さ
インパクトの30から60cmくらい上に
いつも、いつも、一定の高さに上がっていることが重要なのだ。
もちろんいつも、40cmという意味で
30cmだったり、60cmだったりではいけないのだ。
そしてスウィングは
「ユウックリ」 だったり
「うーう、うーっ」 だったり
振り子に乗せて、一定テンポで振っていくのだ。
2013年09月11日
スピンサーブの当てどころ
『いのりん』さんから、スピンサーブの質問です。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ様
以前、スピンサーブについて質問をさせていただきました、いのりんと申します。
あらためて教えていただきたい点があるのですが、
それは、スピンサーブにおけるボールのヒッティングポイントです。
よくコーチが「ボールの右上を叩く」と仰っていると思いますが、
自分がそのように打つとスライス回転になってしまいます。
ラケットが立っているからでしょうか?
それとも、もう少しボールの左上をヒッティングすれば、
スピン回転がかかるのでしょうか?
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
投稿者 いのりん 2013/09/10 17:34
私の答えです。
ラケットが立っているからでしょうか?
そのとおりでしょう。
インパクトの形を作ってみてください。
手首が伸びてしまわないようにしなければ
こんな形にはなりません。
手首を固定して
スウィングの遠心力に負けないようにしないといけないのです。
たとえば
女性がスピンサーブを苦手にするのは
この固定力、握力が少ないためだと思います。
最低限の力は必要なのです。
少し力んでください。
そしてボールの左下から右上に向かって回転をかける。
この形ならボールの右上に当てられますよね。
左上に当てる?
まあ、「相対的にもう少し左上」、という意味ならそうですね。
本当にボールの左上はムリです。
形を作ってみてください。
ラケットヘッドが左に、手首より下がった形です。
これは冗談ですが、「やれるものなら、やってみろ」
といったところでしょうか。
ところで、コメントの投稿ですが
投稿された物を私が一度読んで
公序良俗に反しない物だけを、承認して、出しています。
ですから、投稿後、表示されるのに1,2日かかることもあります。
今回は2通いただきましたので、1通を削除させていただきました。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ様
以前、スピンサーブについて質問をさせていただきました、いのりんと申します。
あらためて教えていただきたい点があるのですが、
それは、スピンサーブにおけるボールのヒッティングポイントです。
よくコーチが「ボールの右上を叩く」と仰っていると思いますが、
自分がそのように打つとスライス回転になってしまいます。
ラケットが立っているからでしょうか?
それとも、もう少しボールの左上をヒッティングすれば、
スピン回転がかかるのでしょうか?
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
投稿者 いのりん 2013/09/10 17:34
私の答えです。
ラケットが立っているからでしょうか?
そのとおりでしょう。
インパクトの形を作ってみてください。
手首が伸びてしまわないようにしなければ
こんな形にはなりません。
手首を固定して
スウィングの遠心力に負けないようにしないといけないのです。
たとえば
女性がスピンサーブを苦手にするのは
この固定力、握力が少ないためだと思います。
最低限の力は必要なのです。
少し力んでください。
そしてボールの左下から右上に向かって回転をかける。
この形ならボールの右上に当てられますよね。
左上に当てる?
まあ、「相対的にもう少し左上」、という意味ならそうですね。
本当にボールの左上はムリです。
形を作ってみてください。
ラケットヘッドが左に、手首より下がった形です。
これは冗談ですが、「やれるものなら、やってみろ」
といったところでしょうか。
ところで、コメントの投稿ですが
投稿された物を私が一度読んで
公序良俗に反しない物だけを、承認して、出しています。
ですから、投稿後、表示されるのに1,2日かかることもあります。
今回は2通いただきましたので、1通を削除させていただきました。
2013年09月09日
デルポトロのフォア
『龍之介』 さんからの質問。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチこんにちは。
すいません、フォアハンドについて質問です。
ほとんどの選手はテイクバックの際、打つ面を伏せているのですが
デルポトロ選手は横向きになっていると思います。
これは、グリップの厚さが要因なのでしょうか。
私も横向きっぽいので、修正した方がいいのか悩んでいます。
彼のフォームで、スピン系をどのように打っているのか、解析していただけると
ありがたいです。宜しくお願い致します。 龍之介
投稿者 龍之介 2013/09/09 10:15
私の答えです。
これ、実は2010年の1月に、ためブロさんの質問から始まって
3回くらい解説したことがあります。
興味のある方はそちらも読んでみてください。
さて、簡単に答えますと
普通の選手は
フォアのテイクバックで面が上を向かないよう
しっかりと面を下向きか後ろ向きになるように引いていきます。
そうしないとインパクトで正確な垂直面にならないからです。
デルポトロも低い打点で
トップスピンをしっかりかけるときはそうしているようです。
これは試合中にそう引いた、ユーチューブの動画です。
他の男子プロに比べると下向き具合は少ないのですが
明らかに、面を下向き方向に向けて行っています。
女子選手によくあるくらいの形です。
(実はこの動画、差し替えました。
以前のはベルディッチの画像と間違えていました。
コメントで指摘してくれた、『lendl』さん、ありがとうございました。)
さて、フォアの引き方
ところが練習中は平気で上向きに引く。
また、高い打点のフラットハードヒットもそのようです。
これは、有明で練習中の、ユーチューブの動画です。
さて、ハードヒットについてはこんな風に考えています。
(今日は理科です)
スウィングスピードが速いと
インパクトのボールとの接触時間、わずか1000分の5秒が
長さにおいて意味を持つ。
時速100kmで振ると
14cmの長さでラケットと接触することにナル。
また反発係数もこの領域になると、ほぼゼロに近くなる。
だからもっと長い距離にわたってくっついているかもしれない。
こうなると
反発しないのだから
面の向きへ跳ねかえりはほぼなくなり
ボールはスウィング方向に吹っ飛ぶ。
だから引き方はどうでもいい。
かなりソフトテニスと似た状況になるのです。
しかしこんなところが
天才、デルポトロの特徴となって
普通のショットで乱れる原因にナル。
先日も書いたように
全部フラットのハードヒットというわけにもいかないのだ。
どんなショットも正確なテイクバックで引く人は
引き方を変える必要がなく、エラーしにくい。
打球によって、いろいろに引く人は
ちょっと間違うとエラーの連発にナル
そんなわけで
世界一、圧倒的に強そうなのに
時々スランプになって、ぼろぼろになったり。
波の大きい
よくも悪くも、危険な選手になっているのではないだろうか。
一般の選手がまねたら
市民大会の予選で、「惜しかったね」 といわれるかも。
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチこんにちは。
すいません、フォアハンドについて質問です。
ほとんどの選手はテイクバックの際、打つ面を伏せているのですが
デルポトロ選手は横向きになっていると思います。
これは、グリップの厚さが要因なのでしょうか。
私も横向きっぽいので、修正した方がいいのか悩んでいます。
彼のフォームで、スピン系をどのように打っているのか、解析していただけると
ありがたいです。宜しくお願い致します。 龍之介
投稿者 龍之介 2013/09/09 10:15
私の答えです。
これ、実は2010年の1月に、ためブロさんの質問から始まって
3回くらい解説したことがあります。
興味のある方はそちらも読んでみてください。
さて、簡単に答えますと
普通の選手は
フォアのテイクバックで面が上を向かないよう
しっかりと面を下向きか後ろ向きになるように引いていきます。
そうしないとインパクトで正確な垂直面にならないからです。
デルポトロも低い打点で
トップスピンをしっかりかけるときはそうしているようです。
これは試合中にそう引いた、ユーチューブの動画です。
他の男子プロに比べると下向き具合は少ないのですが
明らかに、面を下向き方向に向けて行っています。
女子選手によくあるくらいの形です。
(実はこの動画、差し替えました。
以前のはベルディッチの画像と間違えていました。
コメントで指摘してくれた、『lendl』さん、ありがとうございました。)
さて、フォアの引き方
ところが練習中は平気で上向きに引く。
また、高い打点のフラットハードヒットもそのようです。
これは、有明で練習中の、ユーチューブの動画です。
さて、ハードヒットについてはこんな風に考えています。
(今日は理科です)
スウィングスピードが速いと
インパクトのボールとの接触時間、わずか1000分の5秒が
長さにおいて意味を持つ。
時速100kmで振ると
14cmの長さでラケットと接触することにナル。
また反発係数もこの領域になると、ほぼゼロに近くなる。
だからもっと長い距離にわたってくっついているかもしれない。
こうなると
反発しないのだから
面の向きへ跳ねかえりはほぼなくなり
ボールはスウィング方向に吹っ飛ぶ。
だから引き方はどうでもいい。
かなりソフトテニスと似た状況になるのです。
しかしこんなところが
天才、デルポトロの特徴となって
普通のショットで乱れる原因にナル。
先日も書いたように
全部フラットのハードヒットというわけにもいかないのだ。
どんなショットも正確なテイクバックで引く人は
引き方を変える必要がなく、エラーしにくい。
打球によって、いろいろに引く人は
ちょっと間違うとエラーの連発にナル
そんなわけで
世界一、圧倒的に強そうなのに
時々スランプになって、ぼろぼろになったり。
波の大きい
よくも悪くも、危険な選手になっているのではないだろうか。
一般の選手がまねたら
市民大会の予選で、「惜しかったね」 といわれるかも。
2013年09月08日
サーブの算数
今日はサーブの算数。
サーブの確率論は他とちょっと違う。
それは2本打てるから
2本続けてミスらなければ点を取られない。
じゃあ、2本ともエース狙いもありかも。
もし入れば、エースと言うサーブを持っていて
60%入るなら、フォールトの確率は40%
2本続けてフォールトする確率は
40% × 40% = 16%
ということは、84%はエースが取れる。
打つっきゃない。
同様な計算で
エースサーブ確率が、50%なら、ポイント獲得率は75%
40%でも、ポイント獲得率は64%なのだ。
もちろん、40%の人は
ファーストがフォールトになったら、セカンドは入れにいくだろうから
確実に入れたセカンドサーブ後のポイント獲得率は50%か?
そうするとトータルのポイント失い率は
60% × 50% = 30%
ポイント獲得率は、70%なのだ。
それなら、サーブキープは当然ということだろう。
2本ともサービスエースねらいテニス
どうですか。
昔々、ボリス・ベッカー が、ウィンブルドンにデビューしたとき
ぼこぼこ、ダブルフォールトしながら、全部キープしていた。
結局、優勝。
ダブルフォールト、確信犯なら、してもいいかも。
サーブの確率論は他とちょっと違う。
それは2本打てるから
2本続けてミスらなければ点を取られない。
じゃあ、2本ともエース狙いもありかも。
もし入れば、エースと言うサーブを持っていて
60%入るなら、フォールトの確率は40%
2本続けてフォールトする確率は
40% × 40% = 16%
ということは、84%はエースが取れる。
打つっきゃない。
同様な計算で
エースサーブ確率が、50%なら、ポイント獲得率は75%
40%でも、ポイント獲得率は64%なのだ。
もちろん、40%の人は
ファーストがフォールトになったら、セカンドは入れにいくだろうから
確実に入れたセカンドサーブ後のポイント獲得率は50%か?
そうするとトータルのポイント失い率は
60% × 50% = 30%
ポイント獲得率は、70%なのだ。
それなら、サーブキープは当然ということだろう。
2本ともサービスエースねらいテニス
どうですか。
昔々、ボリス・ベッカー が、ウィンブルドンにデビューしたとき
ぼこぼこ、ダブルフォールトしながら、全部キープしていた。
結局、優勝。
ダブルフォールト、確信犯なら、してもいいかも。
2013年09月07日
テニスの算数
昨日はトップスピンが必要な理由を考えてみた。
今日はその理論的な裏づけを考えてみる。
算数や理科系の好きじゃない人は
計算の結果のみ頂いておけばいいので
だまされたと思って、読んでみてほしい。
もしラリーが長引かず
出来れば1発でウィナーを取れるなら
60%くらいの確率でも、打つことに意味は見出せる。
しかし1本目で決まらずに、何本かかかるとすると
仮に、80%の自信があっても
2本目まですべて入る確率は、80%×80%=64%
3本目まですべて入る確率は、80%×80%×80%=51%
4本目まですべて入る確率は、80%×80%×80%×80%=41% となり
2本返球されると
3本打たねばならず、50%近くが相手の得点になってしまう。
3本返球されるようだと、60%近くが相手の得点になってしまうのだ。
そんなわけで
80%の自信があるフラットのハードヒットを打てるとしても。
フラットだけで、3本以上打ち続けるのは避けたい。
2本でも、ちょっと怖い。
フラット1発でしとめるか
フラット1発+安全に決める何か、のどちらかだろう。
安全に決める何かは、トップスピンのクロスやドライブボレーなど。
その1発のチャンスが来るまでは
100%の自信がある、トップスピンが必要だという事だ。
もちろんそのチャンスは
サーブ後の1本目に来るという事もよくあるから
1本目をフラットでハードヒットしてはいけないという事ではない。
ただ、ストロークの体勢は
1本打った後の方が作りやすいので
2本目以降の可能性が高いという事も言えると思う。
次はサーブについての算数を考えてみよう。
しかしみんな、算数は嫌いだろうな
心配なので、数学という言葉は避けたのだけれど
そういえば、最近使っていなかった、私の頭にも ・・・・
今日はその理論的な裏づけを考えてみる。
算数や理科系の好きじゃない人は
計算の結果のみ頂いておけばいいので
だまされたと思って、読んでみてほしい。
もしラリーが長引かず
出来れば1発でウィナーを取れるなら
60%くらいの確率でも、打つことに意味は見出せる。
しかし1本目で決まらずに、何本かかかるとすると
仮に、80%の自信があっても
2本目まですべて入る確率は、80%×80%=64%
3本目まですべて入る確率は、80%×80%×80%=51%
4本目まですべて入る確率は、80%×80%×80%×80%=41% となり
2本返球されると
3本打たねばならず、50%近くが相手の得点になってしまう。
3本返球されるようだと、60%近くが相手の得点になってしまうのだ。
そんなわけで
80%の自信があるフラットのハードヒットを打てるとしても。
フラットだけで、3本以上打ち続けるのは避けたい。
2本でも、ちょっと怖い。
フラット1発でしとめるか
フラット1発+安全に決める何か、のどちらかだろう。
安全に決める何かは、トップスピンのクロスやドライブボレーなど。
その1発のチャンスが来るまでは
100%の自信がある、トップスピンが必要だという事だ。
もちろんそのチャンスは
サーブ後の1本目に来るという事もよくあるから
1本目をフラットでハードヒットしてはいけないという事ではない。
ただ、ストロークの体勢は
1本打った後の方が作りやすいので
2本目以降の可能性が高いという事も言えると思う。
次はサーブについての算数を考えてみよう。
しかしみんな、算数は嫌いだろうな
心配なので、数学という言葉は避けたのだけれど
そういえば、最近使っていなかった、私の頭にも ・・・・
2013年09月06日
トップスピンの必要なわけ
低いボールをハードヒットしたり
角度を取ったり
トップスピンでなくては打ちようの無い場面は
当然必要なので
それ以外
プロなら
フラットでも打てる場所なのにトップスピンを使う理由は?
レッスンや講習会などで、フラットで打ってみせる。
当然入る。
姿勢がよく、面の作りも完璧。
「入らないわけがないでしょう」 といいながら打ち込む。
試合でフラットに打ちにくいのは
精神的なものももちろんある。
練習で打てても、試合ではプレッシャーが
でもそれは、30人の前で見本をやるときも同じ。
プレッシャーが無いわけがナイ。
でも講習会ではできるが
試合ではちょっと難しいのでトップスピンをかけて打つ。
この、ちょっと試合のほうが難しくなる理由。
実は試合中に
完璧にボールを捕まえるのはけっこう難しいのだ。
なれないサーフェスだったり
なれない相手だったり。
しかもそいつは意地悪に決まっている。
ペースをわざと変えてきたりもする。
それを相手に完璧にボールを捕まえること
特に試合序盤ではそう簡単にはいかないのだ。
中盤以降、だんだんと慣れてきて、完璧に近づく。
大胆に、フラット気味に打って、一気にウィナーを放つ。
よくテレビで解説の先生が
「一段ギヤを上げましたね」 という瞬間。
まだ、ボールをしっかりつかんでいない序盤から
フラットに打つのは難しいのだ。
だからベースをしっかりトップスピンに置くのだ。
だが2回戦の相手が、ナダルさんだったら?
こちらのフラットよりも速いトップスピンが飛んでくる。
トップスピンで打っていったらぶっ殺される。
こちらは、今日が絶好調
完璧にボールを捕まえていることにして
一撃必殺、フラットで勝負だ。
1000回に1回、神がかりの日に
しかもナダルがおなかを壊していたら勝てるかもしれない。
やってみたが
もしも今日が絶好調じゃなかったら?
おなかもじょうぶだったら。
0-6、0-6 ダブルベーグル、ダンゴ、ダンゴで握手するだけのこと。
忘れずにサインだけはもらっておこう。
じゃあ、安全にトップスピンで入っていったら?
1-6、0-6 位のご利益はあるかも。
でも
ナダルがおなかを壊していても勝てない。
だから
こんな例外の時だけはイチかバチか ・・・
普通はやらない。
話が飛んでしまった。
そんなわけで、普通はプロでもしっかりトップスピンを使うのだ。
われわれもナダルとは当たらないだろうから、トップスピンなのだ。
角度を取ったり
トップスピンでなくては打ちようの無い場面は
当然必要なので
それ以外
プロなら
フラットでも打てる場所なのにトップスピンを使う理由は?
レッスンや講習会などで、フラットで打ってみせる。
当然入る。
姿勢がよく、面の作りも完璧。
「入らないわけがないでしょう」 といいながら打ち込む。
試合でフラットに打ちにくいのは
精神的なものももちろんある。
練習で打てても、試合ではプレッシャーが
でもそれは、30人の前で見本をやるときも同じ。
プレッシャーが無いわけがナイ。
でも講習会ではできるが
試合ではちょっと難しいのでトップスピンをかけて打つ。
この、ちょっと試合のほうが難しくなる理由。
実は試合中に
完璧にボールを捕まえるのはけっこう難しいのだ。
なれないサーフェスだったり
なれない相手だったり。
しかもそいつは意地悪に決まっている。
ペースをわざと変えてきたりもする。
それを相手に完璧にボールを捕まえること
特に試合序盤ではそう簡単にはいかないのだ。
中盤以降、だんだんと慣れてきて、完璧に近づく。
大胆に、フラット気味に打って、一気にウィナーを放つ。
よくテレビで解説の先生が
「一段ギヤを上げましたね」 という瞬間。
まだ、ボールをしっかりつかんでいない序盤から
フラットに打つのは難しいのだ。
だからベースをしっかりトップスピンに置くのだ。
だが2回戦の相手が、ナダルさんだったら?
こちらのフラットよりも速いトップスピンが飛んでくる。
トップスピンで打っていったらぶっ殺される。
こちらは、今日が絶好調
完璧にボールを捕まえていることにして
一撃必殺、フラットで勝負だ。
1000回に1回、神がかりの日に
しかもナダルがおなかを壊していたら勝てるかもしれない。
やってみたが
もしも今日が絶好調じゃなかったら?
おなかもじょうぶだったら。
0-6、0-6 ダブルベーグル、ダンゴ、ダンゴで握手するだけのこと。
忘れずにサインだけはもらっておこう。
じゃあ、安全にトップスピンで入っていったら?
1-6、0-6 位のご利益はあるかも。
でも
ナダルがおなかを壊していても勝てない。
だから
こんな例外の時だけはイチかバチか ・・・
普通はやらない。
話が飛んでしまった。
そんなわけで、普通はプロでもしっかりトップスピンを使うのだ。
われわれもナダルとは当たらないだろうから、トップスピンなのだ。
2013年09月04日
くるみ並みのフォアハンド
奈良くるみのフォアハンドは
構えの段階から
手首の形ができていて
引き方にも腕のひねりがなく
そのままで当然のように入る。
男子のトップでは当たり前のことなのだが
意外に女子選手では少ない。
長いラリーからようすを見ながら
ボールを調整する女子テニスのスタイルから来るものか
コーチの言うことを素直に聞く女子のまじめさの故か?
しかとはわからない。
でも何人かはいる。
この人のフォアならバッチリという女子プロ。
今日は二人を紹介しよう。
1人目は、リー・ナ
この、ややフォアハンド優先の構えから
しっかりとインパクトまで
スウィングも姿勢も安定している。
そして細かいフットワークもあり。
すごいお姉さんなのだ。
そしてもう一人。
奈良くるみの負けた相手、エレーナ・ヤンコビッチ
女子では、なかなかこの写真がないのだが
テイクバックで、面がしっかり後ろを向いている。
当たり前のようで
なかなか、女子選手の中には見かけない。
奈良くるみもこの2人と同じようにできているので
世界のトップクラスと互角といいたいところだが
ちょっとザンネン、体格に差がある。
向こうの2人のほうがでかいのだ
つまりパワーがある。
でもそれだけなら
先日のヤンコビッチと競った試合は説明できない。
何かある。
それは前目のポジションを取ることのできる 戦術眼とフットワーク。
チャンスと見たら、すかさずベースライン内に入ってヒットする。
これは明らかに上手い。
浅くなったボールに自分はすかさず反応すること
先手をより多く取って
なるべく相手を反応させないことが、これからますます重要にナル。
構えの段階から
手首の形ができていて
引き方にも腕のひねりがなく
そのままで当然のように入る。
男子のトップでは当たり前のことなのだが
意外に女子選手では少ない。
長いラリーからようすを見ながら
ボールを調整する女子テニスのスタイルから来るものか
コーチの言うことを素直に聞く女子のまじめさの故か?
しかとはわからない。
でも何人かはいる。
この人のフォアならバッチリという女子プロ。
今日は二人を紹介しよう。
1人目は、リー・ナ
この、ややフォアハンド優先の構えから
しっかりとインパクトまで
スウィングも姿勢も安定している。
そして細かいフットワークもあり。
すごいお姉さんなのだ。
そしてもう一人。
奈良くるみの負けた相手、エレーナ・ヤンコビッチ
女子では、なかなかこの写真がないのだが
テイクバックで、面がしっかり後ろを向いている。
当たり前のようで
なかなか、女子選手の中には見かけない。
奈良くるみもこの2人と同じようにできているので
世界のトップクラスと互角といいたいところだが
ちょっとザンネン、体格に差がある。
向こうの2人のほうがでかいのだ
つまりパワーがある。
でもそれだけなら
先日のヤンコビッチと競った試合は説明できない。
何かある。
それは前目のポジションを取ることのできる 戦術眼とフットワーク。
チャンスと見たら、すかさずベースライン内に入ってヒットする。
これは明らかに上手い。
浅くなったボールに自分はすかさず反応すること
先手をより多く取って
なるべく相手を反応させないことが、これからますます重要にナル。
2013年09月03日
くるみフォアハンド
奈良くるみさんのフォアハンドがすばらしい。
USオープンで3回戦進出
ヤンコビッチにもう少しというところまで迫った。
思い切って振りぬくことができるフォアハンド。
高い打点でもOK
頭上、30cmくらいから
サイドスピンをかけた逆クロスを放ち、ウィナーにした。
バウンド頂上で打ち込むことは当たり前のよう。
現代フォアハンドの基本がすべてそこにある。
今日は興奮のまま、「くるみフォアハンド」を解説する。
まず、私の気に入ったのは構え。
とにかく、このまま引けばいいという構え。
手首の向きもインパクトように、すでにできている。
左手はバックハンドに備えて、そのグリップだ。
錦織もこうしている。
次がテイクバック
腕を捻らないで、面を外に向くように引いていく。
振り出すときのラケット面は、完璧に下向き (後ろ向き)
この形から振り出せば
当然、垂直なインパクト面がついてくる。
この人とまったく同じ。
2人とも、ここも完璧。
インパクトは上体がしっかり垂直
もちろん前向き
面も垂直。
頭もしっかり立っている。
これはすべての写真がそう。
ここも完璧、まさに教科書。
パワーのリズムも
細かいフットワークから、大きな踏み切り足へ。
「ダッ、ダ、ダ、ダッ、ギュウ、バキッ」
ギュウ、は大きな力強い踏んばり
バキッ、強烈なインパクトだ。
これはぜひ、皆さん動画で見てほしい。
最後は当然
となる。
フォアハンドはこうすればいい、といっている松原コーチの話し
そのすべてがここにある。
そうそう忘れるところだった
打点が遅れたりしても安全に打つために
ナダル打ちもかなり多用するのだ。
USオープンで3回戦進出
ヤンコビッチにもう少しというところまで迫った。
思い切って振りぬくことができるフォアハンド。
高い打点でもOK
頭上、30cmくらいから
サイドスピンをかけた逆クロスを放ち、ウィナーにした。
バウンド頂上で打ち込むことは当たり前のよう。
現代フォアハンドの基本がすべてそこにある。
今日は興奮のまま、「くるみフォアハンド」を解説する。
まず、私の気に入ったのは構え。
とにかく、このまま引けばいいという構え。
手首の向きもインパクトように、すでにできている。
左手はバックハンドに備えて、そのグリップだ。
錦織もこうしている。
次がテイクバック
腕を捻らないで、面を外に向くように引いていく。
振り出すときのラケット面は、完璧に下向き (後ろ向き)
この形から振り出せば
当然、垂直なインパクト面がついてくる。
この人とまったく同じ。
2人とも、ここも完璧。
インパクトは上体がしっかり垂直
もちろん前向き
面も垂直。
頭もしっかり立っている。
これはすべての写真がそう。
ここも完璧、まさに教科書。
パワーのリズムも
細かいフットワークから、大きな踏み切り足へ。
「ダッ、ダ、ダ、ダッ、ギュウ、バキッ」
ギュウ、は大きな力強い踏んばり
バキッ、強烈なインパクトだ。
これはぜひ、皆さん動画で見てほしい。
最後は当然
となる。
フォアハンドはこうすればいい、といっている松原コーチの話し
そのすべてがここにある。
そうそう忘れるところだった
打点が遅れたりしても安全に打つために
ナダル打ちもかなり多用するのだ。