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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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テニスの算数

昨日はトップスピンが必要な理由を考えてみた。

今日はその理論的な裏づけを考えてみる。

算数や理科系の好きじゃない人は
計算の結果のみ頂いておけばいいので
だまされたと思って、読んでみてほしい。 悪だくみ 



ラケット赤 もしラリーが長引かず
出来れば1発でウィナーを取れるなら

60%くらいの確率でも、打つことに意味は見出せる。

しかし1本目で決まらずに、何本かかかるとすると


仮に、80%の自信があっても

2本目まですべて入る確率は、80%×80%=64%

3本目まですべて入る確率は、80%×80%×80%=51%

4本目まですべて入る確率は、80%×80%×80%×80%=41%  となり


2本返球されると
3本打たねばならず、50%近くが相手の得点になってしまう。

3本返球されるようだと、60%近くが相手の得点になってしまうのだ。 あれー?


そんなわけで
80%の自信があるフラットのハードヒットを打てるとしても。
フラットだけで、3本以上打ち続けるのは避けたい。

2本でも、ちょっと怖い。 冷や汗


フラット1発でしとめるか

フラット1発+安全に決める何か、のどちらかだろう。

安全に決める何かは、トップスピンのクロスやドライブボレーなど。 ナイス!


その1発のチャンスが来るまでは
100%の自信がある、トップスピンが必要だという事だ。 ナイス! 

もちろんそのチャンスは
サーブ後の1本目に来るという事もよくあるから
1本目をフラットでハードヒットしてはいけないという事ではない。

ただ、ストロークの体勢は
1本打った後の方が作りやすいので

2本目以降の可能性が高いという事も言えると思う。 ナイス!



ラケット赤 次はサーブについての算数を考えてみよう。



しかしみんな、算数は嫌いだろうな うるせー

心配なので、数学という言葉は避けたのだけれど

そういえば、最近使っていなかった、私の頭にも ・・・・ ZZZ


年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 19:39 | コメント(0) | トラックバック(0)