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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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トップスピンの必要なわけ

低いボールをハードヒットしたり
角度を取ったり

トップスピンでなくては打ちようの無い場面は
当然必要なので

それ以外

プロなら
フラットでも打てる場所なのにトップスピンを使う理由は?



レッスンや講習会などで、フラットで打ってみせる。

当然入る。

姿勢がよく、面の作りも完璧。
「入らないわけがないでしょう」 といいながら打ち込む。


試合でフラットに打ちにくいのは
精神的なものももちろんある。

練習で打てても、試合ではプレッシャーが

でもそれは、30人の前で見本をやるときも同じ。
プレッシャーが無いわけがナイ。


でも講習会ではできるが
試合ではちょっと難しいのでトップスピンをかけて打つ。


この、ちょっと試合のほうが難しくなる理由。

実は試合中に
完璧にボールを捕まえるのはけっこう難しいのだ。

なれないサーフェスだったり
なれない相手だったり。

しかもそいつは意地悪に決まっている。
ペースをわざと変えてきたりもする。

それを相手に完璧にボールを捕まえること
特に試合序盤ではそう簡単にはいかないのだ。

中盤以降、だんだんと慣れてきて、完璧に近づく。

大胆に、フラット気味に打って、一気にウィナーを放つ。

よくテレビで解説の先生が
「一段ギヤを上げましたね」 という瞬間。


錦織の1発


まだ、ボールをしっかりつかんでいない序盤から
フラットに打つのは難しいのだ。

だからベースをしっかりトップスピンに置くのだ。



だが2回戦の相手が、ナダルさんだったら?

こちらのフラットよりも速いトップスピンが飛んでくる。

トップスピンで打っていったらぶっ殺される。


ナダルだ


こちらは、今日が絶好調
完璧にボールを捕まえていることにして うるせー
一撃必殺、フラットで勝負だ。

1000回に1回、神がかりの日に
しかもナダルがおなかを壊していたら勝てるかもしれない。


やってみたが
もしも今日が絶好調じゃなかったら?
おなかもじょうぶだったら。

0-6、0-6 ダブルベーグル、ダンゴ、ダンゴで握手するだけのこと。

忘れずにサインだけはもらっておこう。


じゃあ、安全にトップスピンで入っていったら?

1-6、0-6 位のご利益はあるかも。

でも
ナダルがおなかを壊していても勝てない。

だから
こんな例外の時だけはイチかバチか ・・・

普通はやらない。


話が飛んでしまった。 冷や汗



そんなわけで、普通はプロでもしっかりトップスピンを使うのだ。

われわれもナダルとは当たらないだろうから、トップスピンなのだ。 ナイス!


年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 17:59 | コメント(0) | トラックバック(0)