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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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回答ありがとうござい…
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角度のつくボール

『suzuki hajime』 サンから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 体の向きとは少し関係なくなってしまうかもしれないのですが、リ・ナ選手の試合をみて思ったのですが、非常に角度の付くボールを打つなと思ったのですが、そのようなボールを打つときに自分は打点を前にして打とうとしていますが打てません、というのもラケットがいつまでたっても加速せずに弱いあたりになってしまうからです。そして体が非常に開いてしまいます。以前のコーチの解説ではラッケトは遅れてきても大丈夫とのことでしたが角度をつけたい時はラケットヘッドを走らせたほうがいいのでしょうか?それとも体の向きを変えて調節するべきでしょうか?角度を付くボールを打つときのコツなどありましたらご指導お願いいたします。

投稿者 suzuki hajime 2013/01/30 23:53





スマイル 私の答えです。

フォアハンドの話として考えます。

まずは向きを変えます。

絵を見てください。


ショートクロスの図


緑のネットをはさんで、ショートラリーです。

緑のネットをはさんだつもりで、というのが正確かな?

これができれば、どこにでも打てます。 ワハハ 

もちろん打つ方向を向きます。


問題は、短いショットが打てるか?

べースライン間の、23.77mのラリーしかできないようでは 悪だくみ
どうしようもありません。

10mくらいのショットが打てれば、図のような距離でラリーができます。


ところで
下の赤丸の位置からダウンザラインへ
茶色丸の方向に打てませんか?

もちろん
かなりクロス方向に向いた状況から。 びっくり


手首の角度、ラケットヘッドの遅れを大きくし
テイクバックも少し多めに持っていけば
何とかなります。



つまり、左右への打ち分け方ですが

まずクロスに持っていける身体の向きを作り
手首の角度、ラケットヘッドの遅れを大きくし
テイクバックも少し多めにして
逆クロス方向にも打てるようにするのです。  ナイス!


それともう1つ
必要なだけ、短く打てること。  ナイス!

そのためには
アウトサイドインのスウィングで
身体の左脇にフィニッシュを持っていくのです。


蛇足ですが
深いショットとは
飛距離をを23.77m以下にする
短いショットだと、私は考えています。  うるせー



そうそう、ラケットの走り具合。

角度とは直接の関係はありません。

鋭い速いボールを打つなら、ヘッドを走らせるし。

ゆるいショットをわざと打つなら
ゆっくりスウィングでも角度を取ることができます。

フォームは基本的に一緒です。 ナイス!


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:59 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアハンドのひざ続き

昨日はスクエアーなスタンスやクローズドスタンス
つまり左足を踏み込む時の
その足の向き
つま先やひざが真横よりも打球方向に
開いた形になると
上体が前に向きやすくなることを説明した。

つまり、こんなふうな左ひざの向きだ。


スクエアーのいい構え


じゃあ、オープンスタンスのときは?

オープンだと右足を踏ん張って捻るので

ポイントは右足。


オープンのいい構え


このように右ひざが前向き、つま先も前向き。

実はわかりやすくするために
安久津コーチには
必要以上に前向きにするように頼んだ。 うるせー

だから写真は少しやりすぎ
わざとらしくなっている。

実際は
右ひざやつま先が
斜め前向きになっていればいいのだ。 ナイス!

写真を見ると
ひざが前向きで肩の線は横向き。

だから、足の付け根や腰には捻りができている。 

この状態から
右足を伸ばしていくと
自然に、足と腰の捻り戻しができて
上体が前向きになりやすくなるのだ。  ナイス!


オープンのインパクト


次の写真は悪い例、人畜無害の構えだ。


オープンの悪い構え


このようにひざもつま先も横向きにしてしまうと
捻りができないので
上体が前を向きにくく
いいショットが打てる可能性が非常に低くなるのだ。



迫力のあるオープンスタンスのフォアのためには

ひざを斜め前向きにするのがコツなのだ。 ナイス!

フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 17:57 | コメント(1)| トラックバック(0)

フォアハンドのひざ

昨日の東戸塚校でのジュニアレッスン

期待の中学生、Iサンのフォアハンド
いつものイメージに比べ、ちょっと鈍い
グウンッと、こちらに迫ってこないのだ。

ひざの向きを直すことで解決
いきのいい打球が復活した。


今日、安久津コーチにモデルになってもらい
撮影した写真があるので
そちらで解説する。


これは、人畜無害、悪いときの構え方。  悪だくみ


スクエアーの悪い構え


打球方向のカメラから見て
前のひざ、左足のひざが横を向いている。

(つま先の向きと考えてもいい)


これでは上体が前を向きにくく
鋭いショットはこない。


じゃあどうするかというと


スクエアーのいい構え


踏み込んだ左足のひざがかなり前向きになっている。 ナイス!

でも、上体の向きはほぼ同じ。


これなら
邪魔者なしに上体が前を向き
鋭いスウィングができる。


もちろん
最初の写真から2枚目の写真のように動き
強烈なショットが
というストーリーも考えられる。

しかし大抵の実戦場面では
そこまでひまがあることのほうが少ないのだ。 あれー?


2枚目の写真を見たとたん


スクエアーのインパクト


私の頭の中には、こんなインパクトがイメージされる。 ピカ


1枚目の写真からは
私の頭の中には、このインパクトがイメージされないのだ。 不満


当然、いきのいい打球はこない。


前の、踏み込んだひざは
必要充分なだけ、前向きにすべきなのだ。  ナイス!



夕べ、私のアドバイス後のIサンのフォアハンド

私に向かってうなりを挙げて飛んできたのは言うまでもナイ。 びっくり


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 19:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

下川井TCや富士山や

今日、下川井テニスクラブのレッスンに
しばらく前、コメントをいただいた
『もうすぐ56歳』 さん、が来てくれた。

実は誕生日が過ぎたので
『すでに56歳』 さん、なのだそうだ。

とっても上手な方
私のブログをいつも見ているそうで
話の理解が早いし
基本的に私の説明どおりのテニスがほぼできている。

ただ、力の入れ具合とか
スウィングのテンポとか

実際に生で体験しないとわからないことも多いようだ。


その1つ
「フォアハンドを前向きで打つこと」

やはり前を向くのがちょっと遅い。

結果、前向きでフィニッシュになることと
インパクト後の面のぶれや
インパクト後のスピードがダウンしてしまっている。

インパクト後はどうでもいいじゃないか
と思われがちだが

そこが無いと
インパクトの面がかぶってしまったり
インパクト時のスウィングスピードが遅くなったりするのだ。


ボールにスピードを出したい人
しかもベースライン内にねじ込みたい人は
ぜひ、ここを大切にして

左脇への豪快なフィニッシュを決めてほしい。  ナイス!



『すでに56歳』 さんのように、生の松原コーチを味わいたい方は

下川井テニスクラブの午前中レッスン

東戸塚の金曜ナイターレッスン

トミーインドアでの第3水曜日テニス塾

そして、明日の印西ダブルス (美しい女性のみ限定) へ

是非、ぜひ、ゼヒ、おいでください。  叫び





さて、もう少しさかのぼって
下川井へ向かう、朝の車からの景色。


流氷だ


流氷の向こうに富士山と丹沢の山々がくっきりと。 悪だくみ

さすがに冬の空気は澄んでいて
寒々としている。


もちろんここは横浜
相鉄線、二俣川の陸橋の上
流氷はこない。


スカイラインの窓


道路わきの白い壁の向こうに、富士山が見えるのだ。


だからなんだって?

冬の富士山はきれいなんですよ。   ワハハ

 
年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:39 | コメント(0)| トラックバック(0)

ボレーは前向きに

東戸塚の一般ナイターレッスンでのこと
ストロークのラリーをした後
ダブルスのポジションでボレー練習。

開始前のアドバイスで
飛んでくるボールの線を意識して
滑らかに動くように説明した。

当然ストロークならバウンドにより段差があるが
ボレーの場合は
すうっと、滑らかに飛んでくるわけだ。


実は、ストローク上手
ボレーは苦手と思い込んでいる人がいたからなのだが
  (本当はそんなに下手じゃない)

このアドバイスは上手く作用したようだ。


ボレーは心を前向きに、身体を滑らかにすべきなのだ。



さてもう1つ
途中で上手く決まったアドバイス。

ボレーは、『横を向き過ぎない』 ということ。


ボレーは上体の捻り戻しで打つわけではないし
引きつけすぎても困る。

インパクトに身体を必要分だけ固められ
できればなるべく前に出ながら打てばいい。

ボールを上手く捕まえるためには
  (ボール位置を上手く認識するためには)

むしろ前を向いたほうがよい。

スウィングも横を向きすぎると
窮屈になって振りにくいのだ。


年配の人ならよく知っている人。


マッケンローのフォアボレー


ジョン・マッケンロー


必要最低限のことしかしない
基本的に、ボレーは前を向いたまま。

一見、やる気がなさそうに見えるくらい。

世界一のボレーヤー。

さっきの写真は、むしろうんと横向きになっているところ。


そんな人でもボールが遠くに来て飛びついたら


バックに跳びついたら


ちゃんと横を向いている。


別に横を向いたわけではなく
足を出し、腕もそっちに伸ばせば自然にこうなる。


前を向いたまま打ってもかまわない。

少しはコーチの顔を立てて、横向きを作るにしても
上体が打点のほうを向く程度と思っていたほうがいい。

それ以上だと
ミスしたり当たりがかすれたりと、いい事はあまりない。


例外はバックのうんと遠いところ。

うんと伸ばせば、自然に後ろ向きになる。



実はコーチたちも
レッスンの打ち返しのとき
前向きで打っていることが多い。

そうゆうときは、ほとんどエラーしない。

自分は才能があるから良いか、なんて思っているのかも。 悪だくみ


動きとして開いてはいけないが
  (上体をあまり回転させてはいけないが)

絶対的な向きとしては、開いていてもかまわない。




ボレーは身体も前向きにすべきなのだ。  ナイス!



ボレー | 投稿者 松原コーチ 17:17 | コメント(1)| トラックバック(0)

リーナがすごい

オーストラリアン・オープンもいよいよ大詰め。

リーナがすばらしいテニスをしている。

特にフォアハンド
インパクトでしっかり前を向き
男子のような力強いスウィングだ。


リーナのフォア


トレーニングを積んだそうで
体幹部がしっかりし、姿勢が崩れない。


アザレンカは相変わらず
最後のゲームでフォアハンドに迷いが生じる。
本当の自信がないのかも。

このまま行ったら、リーナが有利なような気がする。


安定した、危なげないチャンピオンの登場かもしれない。



男子はフォアハンドの技術で行ったら、フェレール。

見ていて、エラーする気がしない。

面の向き、姿勢、スウィングの滑らかさ、そしてフットワーク。


だけどジョコビッチには負けてしまった。

やはりサーブから始まる総合力ではあと少し足りないのだ。




最後は総合力のジョコビッチか?

神がかり的なプレーでフェデラーか?

疲れていないマレーなのか?


準決勝は今現在、マレーが、6-4、とリードし

フェデラーがセカンドを、7-6、で追いついたところ。




年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 19:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

腰の引けた片手バック

腰の入った片手バックハンドはすばらしい。

昨日、トミーインドアスクールでのテニス塾でのこと。

いつも参加してくれる、体育会出身のKさん。

フォアバックともにすばらしいスピードで打つのだが
バックでボールに食い込まれることがある。

ガスケフェデラーのバックハンド
彼らの腰の入れ方を説明し、打ってもらった。


ポイントはここ


ガスケのバック


腰の引けた片手バックなのだ。

前の足に乗らず、足の付け根を曲げ、ひざを前に出す。

オシリを後ろに引いた形を作るのだ。


後からのオシリ


これで前後方向の位置に自由度ができ
体重移動と体重のブロックがしやすくなる。

当然、姿勢も垂直になる。

前の足、右足は乗るためにあるのではない

むしろつっかえ棒なのだ。



エナンのひざも


考えてみれば、フォアハンドでは当たり前のこと。


フォアなら当たり前


打点の向こう側、後に飛びこむようにすれば、クロスへ。


インパクトでも角度が


前の足でブロックして突っ張れば、ストレートに。


ワイントラウブ


こないだのデビスカップ
何十発これにやられたか ・・・ うるせー


Kさんも面白いように打ち込んでいた。

特にクロスはもともと上手かったのだが
今回はストレート。

見事にサイドライン際にハードヒットを収束させていた。  ナイス!


片手バックも腰を引いて打つのだ。 ワハハ


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 21:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

ライトが明るくなった

1月5日に
愛車スカイラインR34のライトが消えた話をした。

突然、左のロービームが消えたのだ。

多分、HIDのバーナーが寿命なのだろう。

右も一度つかなかったが
その後回復し、今のところ無事。

大阪のネットショップで調べたら
翌日配達とのことで注文。

近くの有名ショップ、オート○○○○の値段の5分の1。

送料込み、2個一組、1980円で済んだのは秘密だ。 うるせー


どうせ翌日でナイト作業ができない。
いや、昼間じゃないと作業ができない。
見えないからだ。

標準は色温度が、4300度K、だそうで
数字が大きいほど色が白くさらには青くなる。


車検を考え、見易さを考え、6000度K、を選択。

ほんとかどうかわからないが
一応、フィリップス製のバーナーということになっている。


ちょっと、手を入れるのに苦労したが
無事、左だけ交換し、成功。


無事点灯に成功


右のほうが(交換した左ランプ)少し柔らかい色で光っている。 ピカ

左のほうが青白いのがわかると思う。


かなり明るくなった。

実は、前から暗いなあと思っていたのだ。

でもあきらめていた。


元のバーナーの色温度が高すぎたせいなのか
古くなって、性能が落ちたのかは不明。

これが使用前、使用後。


新旧バーナー


左が新品だ。

だめになったほうは
放電部分が黒くなっている。


片方だけでも明るくなったので
右も変えればさらに明るくなるだろう。

晴れた日に休みが取れたら
できれば暖かい日だったら、トライするつもり。



それと
ランプの外側、アクリルカバーが黄ばんでにごっている
最初の写真で
光が発散しているのもそのせいかもしれない。

今日、魔法の薬を買ってきた。
プラスティックの表面をクリアーにしコーティングする。 悪だくみ

今日、くぬぎ山のトミーのレッスン後
通り道にあったホームセンターで買ってきた。


ラケット赤 そうそう、来月は13日水曜にトミーでのテニス塾を行う。

HPに、アップしたら
お誘いするので、ぜひ、ご参加ください。  叫び



さてさて、両方のバーナーを変えたら
次は魔法の薬を試してみるつもり。

美しい輝きが戻り
またまた、新車になってしまったら、報告しよう。 ワハハ



くるま | 投稿者 松原コーチ 20:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

サーブの足使い

『yasumaru』 さんから、サーブの質問です。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも楽しみに拝見させていただいています。久しぶりにご質問させていただきます。サーブのときの「足遣い」についてです。松原コーチは、基本的にプロの打法には学ぶことが多いとのお考えかと思いますが、雑誌等で見かける連続写真やWeb上の動画などを見ていると、ほとんどのプロはトスと前後してカカトを浮かせ気味にしているように思います。なんせ、ここのところサーブが絶不調だったこともあり、どこかにすがれる「藁」がないかとあがいていたのですが、試しにこのカカト浮かせをやってみましたところ、ちょっと良さげな感触です。よくサーブについては腕の動きを中心に語られることが多いので意識も知識もそっちに行きがちで・・・松原コーチは足遣いについてどのようにお考えでしょうか?

投稿者 yasumaru 2013/01/17 17:02





スマイル 私の答えです。

膝を曲げてみれば、かかとは浮くはずです。

逆にかかとを上げないでしゃがんだら
立ち上がるのに苦労すると思います。


こんな形ですね。


膝を曲げて


自然にできる形なので
特別、触れないことが多いですね。

腕の使い方は必修科目

ひざの使い方は選択科目と捉えています。



ひざの屈伸を使うことで、少し大きめのパワーを得ることができます。

うんと、じゃありません。

上手く行くとすると、その使い方はゆっくりです。

ゆっくりじゃないと、腕のスウィングをじゃまします。



ゆっくり伸び上がりながら
ラケットを後ろにたらし。


伸び上がり


ひざが伸びきったところで腕を振り上げていきます。

そしてインパクト。


15cm上でインパクト


いつも言うように、15cmくらいジャンプしてから
インパクトというつもりだと
いい姿勢、いいパワーが得られます。


下半身が終わったら、腕です

一緒にしないこと

「アシーッ、手」 と呪文を唱えながら打つといいです。



正月以来
ログインできなかったり
雪かきに追われたり。

たまっていた質問がすべて答え終われたと思うのですが 悪だくみ
どうでしょう?

もしも無視された人がいたら叫んでください。 叫び



サーブ | 投稿者 松原コーチ 15:31 | コメント(1)| トラックバック(0)

両手打ちサーブも有り?

『北国の親爺』 さんから質問をいただきました。
テニスエルボー対策のユニークな話です。

以下がそのコメントの質問部分です。


マイク 申し訳ありません。札幌在住の間も無く還暦の男性です。以前も数度質問させて頂いた者です。
 テニスエルボー、右肩痛でフォアもバックもダブルハンドの愚かなおっさんです。客観性は無いですがこの年齢レベルでは腕前は初級と中級の間かなと勝手に自負しています。
 本当にお馬鹿な質問でお恥ずかしいですが、今、ダブルハンドのサーブに挑戦しています。その打ち方ですが右前方にトスを揚げ(スライスサーブを目指しています)薄いグリップ(コンチネンタルよりは厚い)トロフィーポーズはせず、右の耳辺りにラケットを持ち上げラケットヘッドを垂らすと同時に左手もグリップを握り、そのまま両手持ちで振り抜いています。
 しばらく(1年?)安静にして軽い筋トレをするのが良いことは重々承知していますが週2回ほどのテニスの楽しみを止められません。  ・・・・
 
投稿者 北国の親爺 2013/01/14 19:13





スマイル 私の答えです。

方法が3つあると思います

ラケット赤 1つ目は
グリップをもう少し厚くして
イースタンかセミウェスタン
お話のような右前の打点で
肘を曲げたまま
低い打点で
ボールの右下をこすります。

低く滑るバウンドで、かなりリターンしにくい
実用的なサーブです。

サイドスピンとアンダースピンの混ざったやつ

よくソフトテニスの人がセカンドに使ったり
バレーボールのフローターサーブにも似た使い方です。

ラケットヘッドを前にかえさず
最後までラケットを手で引っ張ります。

顔よりも低い打点で打てば
肘や肩の負担も少ないと思いますがどうでしょうか。



ラケット青 2つ目は
同じサーブを左手でやる。

右に曲がり滑りますので
さらに、意地悪感がまして、有効なサーブになります。



もし、左手が苦手であれば

ラケット赤 3つ目が
両手でそのサーブをやる。

コメントでどうかとおっしゃていたとおりだと思います。

これが楽であれば、これもありです。




ラケット&ボール それから他のショットですが

どれも、左手でやるのもありだと思います。


もちろん、4つ目

アンダーハンドサーブもありです。

両手トップスピンフルスウィングも。 ナイス! 



既成概念にとらわれる必要は無いです。


15cmの雪でおたおたしている横浜からの返事です。 雪だるま

今晩振らなければいいんですが。 ワハハ



サーブ | 投稿者 松原コーチ 15:23 | コメント(1)| トラックバック(0)

最近のスライスは

『継続は力なり』 さんから質問をいただいていました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 最近、年をとってきたので楽なラケットに変えました。今までは、98インチ重さ320グラムバランス310mmを使っていましたが、100インチ300グラム320mmの厚ラケに変えました。ラケットは、スイングスピードを上げるとスピンは打ちやすく両手バックも打ちやすいです。でも、バックのスライスは打ちにくいです。反発性のあるラケットなので、以前の打ち方では安定しません。厚ラケのバックのスライスの打ち方を教えて下さい。例えば、厚く当てる、薄く切って打つ、上から下に厚く切って打つ、手首をコックする、横振りにするなど、どのうち方がいいですか?
ラケットを変えた理由は、ムーンボールを打ちやすいと思ったから変えました。

投稿者 継続は力なり 2013/01/07 16:02





スマイル 私の答えです。

元々ラケットの重みで打っていたのが
軽くなったこと。

ハジキがいいので飛んでしまうことが理由なんでしょうね。

それと
面の引き起こしを使っていたのかもしれませんね
軽くなると難しくなりますし
そこまで勢いも必要ないと思います。



解決法です

手首を固定し
引き起こしを使わない。

えぐる様な形で引くことにより面を安定させる。


フェデラーの構え


凹型に弧を描いてスウィングするわけですから。
面は徐々に上を向いていく。

その逆に引いた時
徐々に面が立っていき
最後は少し、下を向くくらいでOKです。


そして、なるべく薄く当ててスピンの量を増やす。


フェデラーのインパクト


こう聞いてみると

そう、最近のプロはみなそうしていませんか。  ナイス!



スライス | 投稿者 松原コーチ 21:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

ボールの真後ろを叩く?

『オーシャンサイド』 さんから質問をいただきました。

ボールの「ボールの真後ろを叩く」ということが原則では?
という質問です。

ちょっと長いコメントでしたので
その肝の部分のみ、以下にコピーしました。

全部読みたい方はこちらをクリックしてください


マイク 今年の初打ちでふと思ったのですが、ストロークで最初の球出しの時は間違いなくスイートスポットに当たり、いい感触を得られますが、実際のストロークになるといい時と悪い時があります。
そこで思ったのは球出しの時はボールの真後ろをキチンとヒットしていますが、ストロークでは回転を掛けようとボールの上部を撫でたり、ボレーに至ってはスライスボレーが頭にあって、ボールの下部をえぐってしまっているのでは…と思いました。
要するにボールの真後ろをしっかりヒットしていない状態です。
やはり、ボールの後ろを叩くのが基本であって、スピンであれば下から上へ軌道中にボールの真後ろを叩き、スライスボレーであれば上から下への軌道中にボールの真後ろを叩くという組み合わせだと思いました。
原則として「ボールの真後ろを叩く」という考え方はいかがでしょうか。


投稿者 オーシャンサイド 2013/01/05 20:07






スマイル 私の答えです。

フラットであれば、スピンをかけないならば。
原則として「ボールの真後ろを叩く」 でいいと思います。

スピンをかける場合ラケット面と飛んでいく方向はずれます。

たとえば、アンダースピンでしたら
少し上向きの面で、少し下側をたたきます。


錦織


ただ、どんな回転であっても
正確なラケット面を保ちつつ
ヒットすることが必要です。

 (もちろん、スウィング中に徐々に面が変わって行きますが)


コメントの文章から伝わってくるのは
トップスピンで面を被せたり
スライスで下をえぐったりといった雰囲気です。

むしろ、この手首をこねるような感じが
打球を不安定にしているのではないでしょうか。

手首を固めて
一定のラケット面をキープするつもりで打てば
スピンの方向や程度によらず、安定して打てると思います。

ぜひ、そちらのほうを意識してやってみてください。 ナイス!


技術のお話 | 投稿者 松原コーチ 21:59 | コメント(1)| トラックバック(0)

両手打ちリターン

『レフティ』 さんからの両手打ち質問の後半です。

以下がコメントの後半部分です。


マイク リターンにおける打ち方です。

スライスなら、身体に近い球はブロックをするように、遠い球は、腕を振ることだけを考えて打っていますが、両手の場合で身体から遠い球は、ボールにより近づかなくてはならず、身体をオープンのままで振りますが、中々、強い球を打つことが難しいです。
何かコツのようものがあればご教授いただきたく、よろしくお願いします。

投稿者 レフティ 2013/01/02 10:09






スマイル 私の答えです。

遠目のサーブに飛びつくとすると
自然に横向きになりませんか。

左足を半歩踏み込み
右足をクロスさせて踏み込みざまにヒットします。

ランニングショットの最後の1歩の形です。


このフットワークで大抵は届くはずですし
届かないなら、サービスエースです。

速いサーブに対し
これ以上のことをしている暇はありません。


空飛ぶジョコビッチ


ランニングショットの形ですから
まずは、ランニングショットのコツ。

上体を無理に回さない。

姿勢が倒れた状態で上体を回したらエラーになります。 ナイス!


上体を回さないつもりなのに
スウィングに引っ張られて
結果的に少しは回っちゃいます。

くどいですが、回さないつもりのほうが大切。



いよいよ、今日のその瞬間、一世一代のコツ。

「エイッ」 と叫びます。  叫び


もうちょっと具体的に言いますと

身体中を一瞬に固めるのです。

その反動で腕を振る。


「エイッ」 と叫びながら
先ほどのジョコビッチの写真を見てください。  悪だくみ



冗談みたいになっちゃいましたが
ハードヒット
特にリターンには体幹部の力が必要です。  ナイス!


力の入ったジョコビッチ


そこを固めることにより
動きを止めることにより
ぶん殴るのです。


だまされたと思って、「エイッ」 と叫んでください。

もちろん
私と同じような
控えめな性格の方は心の中で叫んでもOKです。 ワハハ



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 18:59 | コメント(2)| トラックバック(0)

高い打点の両手打ち

『レフティ』さんから両手バックについて2つの質問をいただきました。
今日は1つ目

以下がコメント中の、その部分です。


マイク 両手バックの高い打点の打ち方です。フォアハンドは、ワイパースイングがあり、肩の下あたりでフィニッシュで上手く行くのですが、両手バックの場合も同じようにワイパーで打っていいのでしょうか。何かボールに被せながら打っているようで、違和感があります。

投稿者 レフティ 2013/01/02 10:09





スマイル 私の答えです。

フォアハンドでは
肩を支点にした振り子
つまり、凹型の弧を描いたスウィングをいつも強調しています。

それとワイパー。

だからフォアハンドは
面を下向きに引き
垂直面で捉え
左脇にフィニッシュします。



それに対し両手打ちのバックハンドは
かなり直線的です。

左横から、右肩の上に向かって
斜め上にこすり上げる。

右肩に巻きつくようにフィニッシュします。


錦織フィニッシュ


そのために、右肩を少し下げて構え
フィニッシュまでそれを保つのです。

そして面は、いつもほぼ垂直を保つ。



じゃあ高い打点なら

回転を減らして強打するなら、ジャックナイフです。


錦織インパクト


直線スウィングを高めの場所に作り

高めのテイクバックから
直線的に打ち落とします。


錦織両手ハイバック


肩の高さから打つには
跳び上がらなければいけないでしょうが

 (もちろんあなたがプロならやってほしい。)

でも、胸くらいなら
突っ立ったまま
体当たりするようにぶつかっていけば打てるでしょう。

飛び上がろうと思ったが
テイクオフにわずかに至らなかった
ジャックナイフと思えばわかりやすいかもしれませんね。


それ以上高かったら
スライスにするか、低く落とすか
当ててロブか
前進してライジングか

ですね。


これ以上の高さは無理という、どっかで妥協は必要です。 ナイス!


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 19:52 | コメント(1)| トラックバック(0)

両手バックの続き

O山さんから再度、質問を頂きました。

以下がその、コメントの全文です。


マイク 松原コーチ
ご回答ありがとうございます。

両手打ちバックハンドの際に、右肩があごの下に入るようにというのは、私がプロの連続写真を見たときに感じたまでのことです。

今回いただいたアドバイスのように、テークバックのときの向きは「両肩を結んだ線が打球方向に向くくらいの横向き」を意識して練習しようと思います。

なお、ずっと疑問に思っていたのですが、過去にも掲載され、今回も掲載されているジョコビッチ選手の写真や以下のURLの錦織選手の写真で、彼らの目線から考慮すると相手には面は見えずに背中が見えるのではないかと思います。(撮影者には面が見えていますが。)


錦織の構え


熟成するまで練習すればこんな疑問はそもそもわかないのかもしれませんが、この件も教えていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
投稿者 質問をした本人 2013/01/14 00:18





スマイル 私の答えです。

確かに身体能力に優れたプロの場合
相手から面が見えないほど肩を回したり
一瞬の振り出しのときに引き足したりしますので
見えない場合が多いと思います。



ところで

次のジョコビッチの写真も
上の錦織の写真も

肩の線とラケット面の向きに注目してみてください。


ジョコビッチ


肩の線の延長上からは見えているでしょう。


私は、自分の身体と自分のラケットの関係を説明するために

横向きを前提で、面の向きをお話しているわけです。


明らかにフォアハンドの位置関係、向き関係と
違うのがわかると思います。

左手の手首を固定していれば自然にこうなります。

もちろんその手首も、木石ではありえませんのでご注意を。 ナイス!


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 20:58 | コメント(1)| トラックバック(0)

両手バックハンドは

『O山さん』 にいただいていた質問です。

両手バック、以下がその部分です。


マイク 相手に面を見せるようにテークバックすると、プロの選手のよ
うに右肩があごに下に入るような形になりません。妥協して、
相手に面が多少見えなくなったとしても右肩があごの下に入るとこ
ろまでテークバックすると面が多少伏せた状態になってしまい、
垂直面が保てません。松原コーチのアドバイスどおりにやろうと
思っているのですがどうもしっくりきません。ぜひアドバイスを
お願いします。


このページのアガシのBACKHANSの動画を参考にしています。


この動画を見るとアガシは相手に面を見せていたあとインパクト
直前でグリップエンドを相手に見せるつつ、ラケットを自分の体
側に引き寄せていますが、これは真似をしてもよいですか。それ
ともアガシの独特のもので真似はしないほうがよいですか。あと
アガシはインパクトのときに右肩下がり/左肩上がりになってい
ないようです。ぜひアドバイスをお願いします。

今後もまた機会がありましたら松原コーチのレッスンに参加できた
らと思っています。

以上、よろしくお願いいたします。






スマイル 私の答えです。

両肩を結んだ線が打球方向に向くくらいの横向きになればいいので
そのときに
右肩は左肩よりも下がるのが普通です。


ジョコビッチ


そのときに、右肩があごの下に入るほどになると
とっても苦しいのではないでしょうか
プロでもそんなに行きますかね?

片手なら行く人もいるかも。


ガスケだ


上の写真の程度で充分だと思います。
この写真の人も充分に上手な人です。

もちろんジョコビッチ、下はガスケです。

片手は肩の線を動かしますが
両手はこの肩の線、角度をキープします。


(片手も両手も、あごの下へ ・・
  というアドバイス
      私は、したことがないと思いますが?)



アガシのフォームですが
振り出しのときに手首をしならせるとこうなります。
アガシはけっこう多目です。

やりすぎれば不安定になります。

アガシはしならすだけでなくラケットヘッドを落として
トップスピン量を増やすためにも使います。

人間の手は完全剛体ではないので
ダレでも、ある程度はしなります。

バックが得意な人は
意図的にしならせて
いやちょっと余分に引いて
モアパワー、モアスピンを狙ってもいいと思います。

ハイリスク、ハイリターンです。


得意じゃない人は
一切しならせないつもりで打ったほうが安全です。

アガシもリターンでは少なめになります。



次にアガシは先ほどの使い方もあって
トップスピン量が多めなので
少し上に向かって振る傾向が強いと思います。

アガシじゃなくてもムーンボールなどで
上に打つときは右肩を上げるプロもたくさんいます。

どれくらい下げるかは
ボールの行方を見て訂正するといいと思います。

グリップによっても変わります。
厚いグリップだと、下げたらネットを越えません。

ボールが入る向きが、安定する向きが、正しい向きです。


私の説明の基準は
右手がコンチネンタル、左手がイースタンです。

バックハンド | 投稿者 松原コーチ 19:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

ラケットの重さは

『テニヌの王子様』 から、ラケットの質問をいただいていました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも参考にさせていただいています。松原コーチのおかげでフォアハンドがうまくなり、大変感謝しています。
ところで、以前SLの重いラケットに変更したことがあったと思いますが、またULの軽めのラケットに戻していると思います。やはりULの方が打ちやすかったのでしょうか。僕は昔からSLを使っているのですが、ULの方がいいのかなと思いだしています。そこで、ラケットとプレーヤーの相性について、少しご教授いただけないでしょうか。

投稿者 テニヌの王子様 2012/12/26 19:22





スマイル 私の答えです。

コメントのとおり

私はヨネックスですが

2年前まで使っていたオレンジのUL(310g)から
一瞬、RD-Ti80のSL(330g)に変えました。

変えた理由は
リターンで使いやすいこと。

サーブのボールは重いので
重いラケットのほうが負けないのです。

ダブルスの勝負はリターンで決まる。

忙しい時に重いラケットですが
サーブのテンポはある程度決まっているので
それほど困らない。


困ったのは
その後ボレーされると
滑ってくるボールに対してのフォアハンド
とっさのスウィングに遅れる。


筋トレを選ぶか?
軽いラケットにするか?


結局、楽なほうを選択

305gのVCORE98Dに変えたのです。


今も気に入って使っています。




SLかULか?

本格的に打ちまくるなら
あなたのレベルで、相手のボールが重いなら

重いラケットで困らないなら

SLくらいあってもいいのではないでしょうか。


軽すぎないほうが、肘の傷害も少ない。


うちのコーチたち

千葉の金田コーチや東戸塚の田村コーチなど
先ほどのSL、330gに、さらに鉛を張っています。


本格的な試合に出るような人はこんなもんでしょう。 ワハハ




どんなラケットがいいのか?

難しいですね
いや、簡単かな。

気に入ったのがあればそれでいい。

案外、傾向はないんじゃないでしょうか。

振り回せる程度の重さ。
自分のこだわりのショットがコントロールできるタッチ。

やる気の出る、愛着のわくデザインと色合い。 ナイス!


少し四角いラケット面、YY YY  悪だくみ


私はフォアハンドで
捕まえた感と、思ったとおりのコントロールがあり
できれば柔らかめの
310gくらい

明るい色のオレンジか赤

それなら問題無しです。  ナイス!


用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 15:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケットの重さは

『テニヌの王子様』 から、ラケットの質問をいただいていました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク いつも参考にさせていただいています。松原コーチのおかげでフォアハンドがうまくなり、大変感謝しています。
ところで、以前SLの重いラケットに変更したことがあったと思いますが、またULの軽めのラケットに戻していると思います。やはりULの方が打ちやすかったのでしょうか。僕は昔からSLを使っているのですが、ULの方がいいのかなと思いだしています。そこで、ラケットとプレーヤーの相性について、少しご教授いただけないでしょうか。

投稿者 テニヌの王子様 2012/12/26 19:22





スマイル 私の答えです。

コメントのとおり

私はヨネックスですが

2年前まで使っていたオレンジのUL(310g)から
一瞬、RD-Ti80のSL(330g)に変えました。

変えた理由は
リターンで使いやすいこと。

サーブのボールは重いので
重いラケットのほうが負けないのです。

ダブルスの勝負はリターンで決まる。

忙しい時に重いラケットですが
サーブのテンポはある程度決まっているので
それほど困らない。


困ったのは
その後ボレーされると
滑ってくるボールに対してのフォアハンド
とっさのスウィングに遅れる。


筋トレを選ぶか?
軽いラケットにするか?


結局、楽なほうを選択

305gのVCORE98Dに変えたのです。


今も気に入って使っています。




SLかULか?

本格的に打ちまくるなら
あなたのレベルで、相手のボールが重いなら

重いラケットで困らないなら

SLくらいあってもいいのではないでしょうか。


軽すぎないほうが、肘の傷害も少ない。


うちのコーチたち

千葉の金田コーチや東戸塚の田村コーチなど
先ほどのSL、330gに、さらに鉛を張っています。


本格的な試合に出るような人はこんなもんでしょう。 ワハハ




どんなラケットがいいのか?

難しいですね
いや、簡単かな。

気に入ったのがあればそれでいい。

案外、傾向はないんじゃないでしょうか。

振り回せる程度の重さ。
自分のこだわりのショットがコントロールできるタッチ。

やる気の出る、愛着のわくデザインと色合い。 ナイス!


少し四角いラケット面、YY YY  悪だくみ


私はフォアハンドで
捕まえた感と、思ったとおりのコントロールがあり
できれば柔らかめの
310gくらい

明るい色のオレンジか赤

それなら問題無しです。  ナイス!


用具のはなし | 投稿者 松原コーチ 15:10 | コメント(4)| トラックバック(0)

ラケットヘッドが走る

以前に、O山さんからいただいていた質問です。

以下が今回の部分です。


マイク フォアハンドストロークで
テイクバック完了からフォワードスイングをする際に、グリップ
エンドからスイングをするようにしています。スイング中のどの
あたりからグリップエンドをラケットヘッドが追い越すようにす
ればよいのでしょうか。いわゆるラケットヘッドが走るというこ
とがうまくできません。






スマイル 私の答えです。

手首のコックを効かせて
勢いをつけようとすると
そうした考えになるのかもしれません。

実際打球方向に追い越そうとすると
面の向きが変わり、コントロール不能になってしまいます。


プロの基本的なスウィングの仕方が
ワイパースウィングだということをイメージしてみてください。

これだと
インパクト付近でラケットヘッドが走っても
面の方向が変わりません。


ナダルのインパクト


もちろん横方向の成分だけでなく
打球方向の成分もありますが
基本的に、インパクトまで手首の角度は変えません。

これはコントロールのためです。

インパクト後
ラケットヘッドの走りをじゃましないため
面を被せるようにスウィングします。


インパクト後


腕全体でスウィングするため
このときも手首の角度をあまり変えないので
ラケットヘッドは腕についてくるような形になります。


しかしこれもワイパーであれば
安定した面をかなり保ちながら実行できるのです。


最終的にスウィングは身体の左脇で終わります。


錦織のフィニッシュ


腕の引張りが終わることにより
ラケットヘッドが腕を追い越します。


結論を言いますと
最後まで追い越さないように、振るつもりでいるべきです。


なまじ追い越そうなんてすると
情けないスウィングの原因になったりします。


上体がしっかり開いて
スウィングに先行すれば

ラケットは引っ張り続けてもすごい勢いが出ます。  ナイス!



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 15:21 | コメント(1)| トラックバック(0)

試合の恐怖

先日の話と少しかぶる
本当はこちらの話のほうが先にできていたのだが
そのタイミングでログインできず
自宅に話を持ち帰るのを忘れたため、入れ替わった。


さて先日、印西の 『のびすチャレンジ』 での話。


ジュニアの試合会場にいると色々な会話が聞こえてくる。

たいていが、親からのアドバイスと小言。


なんで、練習どおりにできないんだ

アウトを恐れずに打っていきなさい

何で足を動かさないんだ。

何でスプリットステップをしないんだ

ダブっちゃだめじゃないか



あの息子、よくこれでテニスをやめないな。

親が子供たちのテニスをじゃましているような
できっこないことを要求して、いじめに入っているような

もちろん、じゃまもいじめも、しようとしているわけは無いのだが ・・・

あまりにも期待が大きすぎるのかもしれない。



何で練習通りできないんだ?

親の思っている息子の実力
実は
コーチと打っているところだったり
コーチの球出しボールだったり
もしかしたら手出しのボールだったり

しかもその日の、いや今年の瞬間最大風速。


シャラポワの理想的フォア


やらせと思えるほどの理想状況で
しかも、それまでに見たショットの中でベストな一発。

サーブを恐る恐る打った後の1発ではないのだ。

そのときのコーチも
ネットだけはしないように
アウトしてもいいから思い切って振り切れ、なんて言っていた。

デモ、試合だとアウトしたらポイントを取られる。

デモ、思い切って打たないと親にしかられる。


思い切って打って、アウトしてしまった前回はこういわれたのに
「もっと考えて試合を ・・・・ 」



子供たちはこれだけの恐怖を背負って
それでも、試合に出ている。


ビビッても、ビビッても

出ているだけでも、とってもえらいのだ。


勝ちたいからビビルのだ

勝たなくていいならビビラずに済む。

でも、勝つことを前提で戦わなければ強くなれないのだ。


もちろんこの親の小言に勝てるくらいの
強い子に育ってほしい気持ちもわかる。


親には
恐怖に立ち向かう子供の気持ちと
テニスの試合が練習と違うことを理解してほしい。


コーチたちには
試合で必要な技術を教えてほしい。


シャラポワのギリギリ


トップスピンをかけたら、スピードが ・・・
なんて言ってほしくない。

アウトを恐れずに深く打て、なんて言ってほしくない。


実戦では思い切って打てる
ビビラずに打てる
トップスピンのほうが速いのだ。


杉田祐一


何より練習の時から
ラインの内側に打つんだ、と教えてほしい。

試合のときにそうしなくてはいけないから。

そうしたら、練習どおりにやれといえるだろう。


思い切って打ってもいいなら、足も動き出すだろう。 ナイス!


試合等 | 投稿者 松原コーチ 12:48 | コメント(1)| トラックバック(0)

深く打つ習慣

深く打つ習慣をつけるのではなく
深さをコントロールできるようになってほしい。 ナイス!


世のコーチたちはこう思っているのではないか?

練習で深く打つ習慣をつければ試合で深く打てる。
だから
「アウトしてもいいから、練習では深く打て」


この習慣をつけることで
練習どおり試合をすれば、半分はアウトする。 悪だくみ

なのに、練習どおり試合をすると
「お前はばかか?」 と言われる。 あれー?

もちろん
ゆるくつなぐだけでも勝てる相手に負けちゃうからだが

こうゆう人は未完の大器といわれる。
困るのは、一生、未完のままの可能性が高いことだ。 うるせー



深く打つのはコントロールの技術なのだ
習慣ではない

どの深さ、浅さにも打てれば
つまり、飛距離を自在にコントロールできれば
ベースラインの手前にも打ち込むことが出来る。

結果、「あなたのボールは深いですね」、と言われる。 ナイス!


ジョコビッチのテイクバック


テニスの試合では
浅く打つことも必要だ。

深いボールに相手がまけて
浅く返球してくる。

ベースラインの中に入り、決め球を打つ。
短いボールにしなければアウトなのだ。  うるせー

これは、深さを自在にコントロールできなければ
はなから出来ないことなのだ。


苦しい体勢なら
ライン際は狙わない
ベースライン際も狙わないから、浅くなる。 ベー
それでも、ナダルは勝っている。


ナダルの振りぬき


深く打つ習慣をつけてはいけないのだ。


でも、深くも打てるようになったほうがいいのだけど。



短くしか打てない人は試合で苦労する。 冷や汗

深くしか打てない人は試合に勝てないのだ。 不満


年寄りのひとり言 | 投稿者 松原コーチ 18:35 | コメント(1)| トラックバック(0)

湾岸、辰巳パーキングで

新年、最初の千葉行き
あちこち寄るので、今日は車。

これを書いた、今日は2日なのだが
あれから、このページに入れなかったので ・・・

今のうちだ



さて、横浜で首都高の乗るやいなや
アルファロメオ156が凄い音で迫ってきた。

遠くから、ゴーンという音が響いてくる。

左へ寄ったら
あっという間に右車線を通り過ぎていった。

今の新車を買うとき
候補に上がっていた車
かなり好きな車種なのだ。

ミニカーだけど、全色持っている。

上品なラインに乱暴なチューン
ちょっとガッカリ。


8時前なのに葛西方面はディズニー渋滞

辰巳ジャンクションから都心を抜ける

ここを曲がる時はちょっとトイレ休憩。


スカイラインR34



スカイツリー建設中はここから伸び具合を見ていたが
今は634m、いつも変わらない。

たまに伸びてくれると面白いのだが。


スカイツリー


朝なので地面に近いところだけもやっている。


ちょっと横を見ると、ポルシェ・カレラの凄いヤツ


ポルシェ・カレラ


なんと、窓から空気を取り入れている
ブレーキの冷却だろうか?


窓から吸気?


レカロのシートに、ロールケージも
ここまで張り切った仕様は
凄いと思いつつ、さっきの156と同じで、まるで別世界。


反対側を観ると


のんびりZ3


BMWのZ3が

のんびり走るのにちょうどよさそう。


後ろのベンチに
ほぼ同じ体型のおじさんが
ラフな格好で腰掛けてのんびりしていた。


こちらの方がお友達になれそう。





ここからは今日。


さて、一昨日

私の新車、R34
突然ライトが暗くなった。

左が転倒して、いない。

いや、点灯していない。


バルブを交換してみるつもりだが
HIDなので、いじった事が無い。

やや不安。


じつは、夕べ、ハイビームにしてみて、いったんスモールに

その後、点灯したら、右も点かない。  あれー?

後で、再度ONしたら、右だけ点く。

スイッチ?  ヒューズ?  憑き物?  悪だくみ



注文していたバルブが届いた。

クルマのドラマで始まった今年

さてどうなりますか。  スマイル





くるま | 投稿者 松原コーチ 12:11 | コメント(2)| トラックバック(0)

元旦に

あけましておめでとうございます
今年最初のブログです

今年もよろしくお願いします。


さて、年末は最後までドタバタ
寝室の蛍光灯が超ケイコウトウに
なかなかつかない。

グローランプの予備が無かったので
大手、Yデンキへ

なんと1個も無い
日本中の大掃除でみんなが交換したのかも

別の店で何とか手にいれ、帰宅。

すでに薄暗い
今年最後の夕焼け


最後の夕焼け


紅白、行く年来る年、今夜も生でさだまさし、と
健全な日本国民、NHKの大晦日。



年始、最初の行事はオクサンとの初詣。

いつもの、ご近所、大神宮猿田彦神社。

毎年ほぼ変わらない写真。


猿田彦神社


ここ何年かではじめて
一家、3名の先客に遭遇。

われわれ以外にも参拝人がいたのだ。


鳥居


本殿もなぜか、いつもよりきれいに整理されていた。


社


敬虔な気持ちで、二礼二拍手一礼
今年1年の家族、3名と1匹の無事と商売繁盛をを祈願した。


帰ってきたら、向かいの公園に、シジュウカラが。


シジュウカラ


3倍ズーム、コンパクトデジカメしかもっていなかったので
トリミングしたら
かろうじて、鳥だと分かるレベル。

でも、嬉しい気持ちに免じて ・・

とにかく、可愛い鳥に会えたので
今年もいいことがたくさんありそうな予感が ・・・


テニスを愛する人達に、たくさんいいことがありますように。


今年もいい年にしましょう。  スマイル


日記 | 投稿者 松原コーチ 18:15 | コメント(1)| トラックバック(0)