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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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高い打点の両手打ち

『レフティ』さんから両手バックについて2つの質問をいただきました。
今日は1つ目

以下がコメント中の、その部分です。


マイク 両手バックの高い打点の打ち方です。フォアハンドは、ワイパースイングがあり、肩の下あたりでフィニッシュで上手く行くのですが、両手バックの場合も同じようにワイパーで打っていいのでしょうか。何かボールに被せながら打っているようで、違和感があります。

投稿者 レフティ 2013/01/02 10:09





スマイル 私の答えです。

フォアハンドでは
肩を支点にした振り子
つまり、凹型の弧を描いたスウィングをいつも強調しています。

それとワイパー。

だからフォアハンドは
面を下向きに引き
垂直面で捉え
左脇にフィニッシュします。



それに対し両手打ちのバックハンドは
かなり直線的です。

左横から、右肩の上に向かって
斜め上にこすり上げる。

右肩に巻きつくようにフィニッシュします。


錦織フィニッシュ


そのために、右肩を少し下げて構え
フィニッシュまでそれを保つのです。

そして面は、いつもほぼ垂直を保つ。



じゃあ高い打点なら

回転を減らして強打するなら、ジャックナイフです。


錦織インパクト


直線スウィングを高めの場所に作り

高めのテイクバックから
直線的に打ち落とします。


錦織両手ハイバック


肩の高さから打つには
跳び上がらなければいけないでしょうが

 (もちろんあなたがプロならやってほしい。)

でも、胸くらいなら
突っ立ったまま
体当たりするようにぶつかっていけば打てるでしょう。

飛び上がろうと思ったが
テイクオフにわずかに至らなかった
ジャックナイフと思えばわかりやすいかもしれませんね。


それ以上高かったら
スライスにするか、低く落とすか
当ててロブか
前進してライジングか

ですね。


これ以上の高さは無理という、どっかで妥協は必要です。 ナイス!


バックハンド | 投稿者 松原コーチ 19:52 | コメント(1)| トラックバック(0)
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コメント
いつも楽しみに拝見させていただいています。久しぶりにご質問させていただきます。サーブのときの「足遣い」についてです。松原コーチは、基本的にプロの打法には学ぶことが多いとのお考えかと思いますが、雑誌等で見かける連続写真やWeb上の動画などを見ていると、ほとんどのプロはトスと前後してカカトを浮かせ気味にしているように思います。なんせ、ここのところサーブが絶不調だったこともあり、どこかにすがれる「藁」がないかとあがいていたのですが、試しにこのカカト浮かせをやってみましたところ、ちょっと良さげな感触です。よくサーブについては腕の動きを中心に語られることが多いので意識も知識もそっちに行きがちで・・・松原コーチは足遣いについてどのようにお考えでしょうか?
投稿者 yasumaru 2013/01/17 17:02
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