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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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スマッシュ前向きの追加

『祐天』 さんからスマッシュ記事への質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。


マイク 松原コーチ、こんにちは。

スマッシュ3連続記事、全て何度も松原コーチが言われたことですからクラブレベルプレーヤーを見てのことと思います。
この前向きでのスマッシュが上手く出来ればネットプレーの幅が広がるだろうなと思いますがうまくいきません。
打点でコートに入る面が安定して出来ない(面が変化しすぎる?)、スイングが滑らかにフィニッシュまで出来ない(前足の支えが無い?)等々です。
この前向きスマッシュのコツ、間違えやすいことなどアドバイスよろしくお願いします。

投稿者 祐天 2013/08/23 17:46







スマイル 私の答えです。

先ずこの話の対象ですが
プロも含め一般プレーヤーも、ジュニアも全てです。

プロは易しく実用的だから、こうします。
アマチュアも真似すれば簡単、勝てるようになりますよという話です。

私の話はほとんど
プロはこうしていますということなので
一般の方のみ対象という話の方が少ないと思います



力が入るために、しかもコントロールもよくするために
プロはインパクトで前向きになります。

横向きになってはいけないという話ではありません。

横向きから前向きになって打てればさらに強力ですし
2、3歩下がるときも
横向きになったほうがすばやく後退できます。

もちろんプロはそうしています。


1歩だけのときは前向きのままの方が速いです。


「打点でコートに入る面が安定して出来ない(面が変化しすぎる?)、
スイングが滑らかにフィニッシュまで出来ない(前足の支えが無い?)。」

というのは
打点を前にして、前の足に体重移動しながら打たなければならないという
先入観が強すぎるのでは?

大体、実戦ではそんなことしてる暇はありません。

普通、ロブは後ろに上がりますし
力も内旋を使った方が強いし、で

打点を後ろにすれば面は安定し
こちらの方が深さの距離感がしっかりでます。
つまり安定して打てるということです。


フィニッシュはサンプラスのサーブのように
肘を高めに保ったままになります。

もちろん、面は安定します。


これがスピードもコントロールにも最高になりますし
肘にも優しい。

身体の左下まで振り切る、よくいろいろなコーチが説明する
滑らかなフィニッシュではないかもしれませんが
プロは昔からこうです。


マッキンレー


これは1950年代、チャック・マッキンレーの写真ですが
ケン・ローズウォールでもロッド・レーバーでもみんなそうです。

もちろん、ロジャー・フェデラーも。

足の話ですがジャンピングスマッシュはもちろん安定しますが
ジャンプしないのであっても
前足の支えが無いというのは誤解。

足は前後に開いて、上体を前に向ければいいので

足まで横開きには普通はしません。 悪だくみ



スマッシュはインパクトで上体前向きが基本で

一般アマチュアプレーヤーは
それを作るために
あまり横向きに構えすぎない方がいいですよ、というお話です。 ナイス!



スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 16:38 | コメント(1)| トラックバック(0)

ジャンピングスマッシュの構え

ジャンピングスマッシュの大切なポイントの一つに
構えの早さ、そのときの肘の位置がある。

これは技術解説のページから拝借してきた写真。


スマッシュの構え


左は後退していって、踏み切る右足の位置が決まったところ。

ここから飛び上がりながら
左足を矢印のように後へ飛ばし
全身が前向きになり
インパクトなのだ。


今回のポイントは
左側の、右足が決まった時点
この時点で右肘が両肩を結んだ線の延長上にきていること。

ここから、飛び上がりながら
前腕は画面手前に
外旋しながら、垂れ下がっていく。

この辺の力学はサーブの膝の屈伸と同じこと。
ひざが伸び上がりながら
ラケットヘッドは外旋して垂れ下がっていく。

この外旋が上手く行くためには
右足が決まった時点で
肘がスタート地点まで上がっていなければならない。



ジャンピングスマッシュが苦手な人に多いのが

このときの肘がここまで上がっていないこと。

肘の位置が肩の高さより低いのだ。


写真のプロも肩よりは低いが
それは両肩の線が傾いているため
パワーを出すために自然にこうなる。

厳密には両肩の延長上の高さというのが本当なのだが

われわれの感覚としては
踏み切る前に、肘を肩の高さに上げておくと思えば実用上、間違いない。 ナイス!



このポイントを抑え

前回の前向きを早く、というポイントと合わせれば

ジャンピングスマッシュはとても易しい技術なのだ。



さて、写真の選手はしっかり横向きになっている。

インパクトで前向きになることが大切なので
そうなれるのなら
横向きで下がったほうが
長い距離なら早く動ける。

プロが深いロブに対して下がれば当然こうなる。

浅いロブならここまでならなくてもいい。


インパクトで前向き

それが間に合うように動ければいいのだ。



フォアハンドの構えで

横向きになってもいいのと同じ考えかたなのだ。 ナイス!




スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 20:18 | コメント(2)| トラックバック(0)

スマッシュは前向きで

スマッシュは腕の内旋パワーをメインに
回内も使って後気味の打点でボールを捕らえる。 筋肉

それがパワーのコツであり

深さをコントロールするコツでもあるのだ。


内旋で腕が振られるのは上体の前方。

それが打球方向

だから、スマッシュは前向きの上体でインパクトなのだ。 ナイス!



ジャンピングスマッシュの場合

空中で前向きでインパクトを迎えるためのコツは

右足で踏み切り、飛び上がるとき、前を向き始めていること。 

若干、すでに開いているくらいじゃないと
インパクトで前向きになれず
カス当たりになる。


上体を横向きにするよう

左手をボールに向けるように指導する人も多いが

横向きになるのは後退をすばやくするため。

打つためではないのだ。

3,4歩も動くなら横向きになったほうが早いが
すぐ後なら、別に横向きになる必要もない。

前向きのままで下がり、ボカンでいいのだ。

横向きにならないつもりでも
肩の線はある程度ひねって少しは横向きになるものだ。

それで充分。



スマッシュの心得は、「身も心も前向きなのだ」  ナイス!


スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 18:31 | コメント(1)| トラックバック(0)

歳とったらスマッシュが

『レフティ』 さんからの質問です。

以下がコメントのその部分です。


マイク スマッシュについて素朴な疑問を伺います。昔、スマッシュに関してはものすごく自信があったのに、ン十年たった今、ものすごく恥ずかしい失敗をよくします。どうしてなんでしょうか。テニスは自転車乗りのように、一度、憶えてしまえば忘れず、後は、身体が勝手にしてくれると思っているのですが、そもそものの考えかたが違っているのでしょうか。

以上、またまたいくつか、質問させていただきました。よろしくお願いします。

投稿者 レフティ 2012/11/11 12:38





私の答えです

スマイル 自転車と同じというわけにはいかないようですね。

フォーム、たとえば肘が筋力低下で落ちて構えてしまったり

リズムの取り方が変わったり

反応速度が遅くなったり。


スマッシュ練習していますか?

単純に、若いころは練習していた
今は試合でたまに打つだけ、かも。  

私の場合はそれですね。


それと、若いころは、ロブが上がるのを楽しみに待っていた。 ナイス!
だから、ロブの気配がしたとたん
すぐに、後退、ジャンプ、ヒット。


マッキンレー


今は、ロブが上がると、あっ ・・・・  うるせー

反応しない。


追いついているのにミスするのは
練習が足りないか?
若いころとフォームが違うか?


追いつかないのは

瞬発力の不足か?  注意力散漫か?  冷や汗



まあ、結局、注意力散漫と練習が足りないのでしょうね。 悪だくみ


練習すれば、スマッシュに対する意識も変わりますから

注意力散漫の方は消えていくような気もしますが。  ワハハ


スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 18:26 | コメント(1)| トラックバック(0)

スマッシュのワインドアップ

スマッシュの構えでは
前から直接、肩の上に利き腕を持っていく。

もちろんこれが常識で
そうしなければ
間に合わない事も多く
特にジャンピングスマッシュでは
動きのバランスも悪くなる。


ところが今日、レッスンにこられたNさん
所は、下川井テニスクラブ

サーブのように下から大きくワインドアップする。

一応、前から小さくとアドバイスしたが
気に入らない様子。

ワインドアップしないとタイミングが取りにくい様子。

とりあえず様子を見ていると
ジャンピングスマッシュでは
若干バランスを崩すものの
それもだんだんになれて解消してきた。

そこで結論

上手く打てるなら
わざわざ直す事はない。

いつも、ゆうっくり、といっている事を
構えながら、大きくゆうっくりやればいい。


テニスコーチは
基本どおりじゃないと
自分の教え方じゃないと
すぐ直したがる。

もちろん私もその一人だが

上手く打てるなら
もちろん腕が壊れないなら
世界で唯一つの打ち方でも構わない。


基本どおりやらないといけないので
すべて上手いのに
ボールを打つ事だけは苦手な人が多いように思う。


もっと気楽に
楽しくテニスしましょうよ。


そういえば、Nさんと同じようなテイクバック
1人知っている。

ステファン・エドバーグ

スウェーデンの貴公子
世界1のネットプレーヤー。


エドバーグのフォアボレー


これからスピンサーブを打つぞ
というような構えからスマッシュ。

ついでに上体が後ろに反っている。


スピンサーブ


これはサーブの写真だが

世界1のネットプレーヤーのスマッシュ

こちらもへぼなわけがない。  ワハハ





そうそう、もう一つのブログ

『松原雄二のテニス技術解説』


ここ2日間は50円の都度課金ですが

28日、29日は無料設定。


お暇な方はあちらもぜひ後覧下さい。 叫び



スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 18:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

ロブは深いはず

昨日のスマッシュの話しで思い出した。
先日のコーチ研修会でもお話して、感心してもらった
聞いてみれば当たり前の話。

ロブは深いのだ。 悪だくみ

ネットに付いた時に相手がロブを上げる。

フェデラー


普通考えることは、まずはスマッシュ
たたけなければ、落として、なるべくフォアで返球。

その判断が先に来て
ついでにロブが深いか? 浅いか?
の判断まで。

そうこうしているうちにも、ロブは飛行中。
迎撃が間に合わなくなる。

ロブ側に立ってみれば、当たり前のこと。
ワザワザ、浅いロブなんて上げるわけが無い。 うるせー

『深いに決まっている』 


だから、深い、ぎりぎりのロブを想定し
「ロブだ」 と思った瞬間に、全力で後にスタート。 ナイス!

この習慣をつけなくてはいけない。

そうすれば、ポジションも一番前にでき
ボレーも決まりやすくなる。

すごいスタートを切ったのに、浅かったら?

途中でいったん休憩し

「まったく、浅いの上げやがって、物足りないな」 といいながら 不満

無慈悲なスマッシュを叩き込めばいい。

もちろんこのせりふは、心の中だけにしておくこと。

ここだけの話なのだから
どこかのブログで読んだということは秘密だ。  スマイル


スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 12:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

スマッシュは美しくあれ

最近スマッシュのフィニッシュ
美しくない人が多いと思う。

フィニッシュで前向きになれない人が多い。

たぶん、ストローク全盛の近頃
ネットプレーの比率が下がり
スマッシュ力への願望が下がっているのかもしれない。

これは、チャック・マッキンレー、身長175cm、体重70kg
1963年のウィンブルドンチャンピオン。

マッキンレー


美しい


高校生の時に買った
旺文社スポーツ教室 テニス(硬式) 福田雅之助 著

この写真は、目次のすぐ後
有名な、「この一球は ・・・ 」 という書の次にある。


なんといってもかっこいい。

ジャンピングスマッシュでこの形になるように
ずいぶん意識して練習したものだ。


この写真はこの本の発売された3年後
1970年、大学での1シーン。

私です


この人も田舎のほうでは結構活躍した人らしい。

ショートパンツがホントにショートだ。   うるせー


さてスマッシュは
この形になると、パワーもコントロールも良くなる。

どうしたらこんな形になり
相手を叩き潰せるのか?

今日はもうひとつのブログ、松原雄二のテニス技術解説では

そちらをさらに掘り進む。

ぜひ、読んでみてほしい。  叫び



ところでスマッシュの理屈だが

この50年間、何も変化していない、ただひとつの技術かもしれない。

それだけ、50年前はスマッシュが優位だったのかも。


そうそう、さっきの本、裏を見たら

220円


220円 だった。

そういえばあのころ、毎日食べていた
うちの高校、食堂のカレーライス、50円だった。 ワハハ


スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 21:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

スライス・スマッシュ

昨日のつなぎのスマッシュで
2、スライスサーブのようなサイドスピン・スマッシュにする。
というのを今日やるつもりだった。

早速、昨日のうちに
『RAIAN』 さんからコメントをいただいた。

以下がその前半部分です。


松原コーチ。失礼します。
つなぎのスマッシュですが、上級者の方にスピンサーブ風スマッシュでかわされたこと何回かあります。あれは、空中で曲がってくるので、いきなりだと対処ができなくて・・・
最初から、スピンかけるつもりで打てばうまく出来ますかね?

・・・  後半省略  ・・・

投稿者 RAIAN 2011/03/14 22:01




私の答えです。

スマイル 本当に落ちていくようなスピンスマッシュは強い人たちはあまりやらないと思います。

なぜかというと
ベースラインまでに入れるので、それほど落下させる必要がないこと。
スピードが落ちること。
高いロブに対し合わせるのが難しいこと、などです。

難しいのは、インパクトがこんな形になるからです。  あれー?

スピンサーブ3打点


少し下向きの打点で上から勢いよく落ちてくるボールを捕らえるわけです。

スピンサーブ名人にしてみればたいしたことはないかもしれませんが   うるせー

努力の割りにご利益が薄いのではないでしょうか。



私のお勧めは、スライス・スマッシュです。  ピース

こんな面の使い方をします。

スライス 打点前


ここが打点。

スライスサーブ 打点


そのままの角度で振り切ります。

スライス 打点後


一定の面で打つだけ

しかも上体の右上で捉えると、楽で、しかもあわせやすい。  ナイス!
楽なのでスピードもそこそこ出る。

サイドスピンは深さのばらつきが出にくいのでエラーしにくく安全。  ナイス!

グランドスマッシュにも使いやすい。


それと、打点が前になっても
回内をあまり使わないのでネットしにくい。

短いロブに前進しながらも使いやすいのです。

短すぎ、と思ったら、スライスでクロスに。

これは強力スマッシャーのたしなみです。  ワハハ


もちろん、サーブと同じ、スピンとスライスの間のどこか、もアリです。  ナイス!




スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 19:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

つなぎのスマッシュ

テレビをつけると地震、津波、原発のニュース。
そして停電。

大事なこととは思いつつも、だんだん暗くなってくる。  あれー?

ブログでもその関連のご連絡ばかりになってしまった。

今日は思い切って本来の技術ものを一席。



先日、『時々左利きのO』 さんから質問をいただいていた。

つなぎのスマッシュの話だ。


以下がそのコメントの後半、質問部分だ。


マイク  ・・・ それでも相手より1球多く返すべく、『つなぎのスマッシュ』を習得したい
のですが、何かコツがあればご教授願えないでしょうか。

と言いますのも、やっとこさスマッシュ出来るような後ろに下げられる深い
ロブがきた場合、無理矢理『決めのスマッシュ』をしてミスをすることが多
く、かえって相手にポイントを与えているからです。

しかし、『つなぎのスマッシュ』と言えど、相手に攻撃されないよう深く返球したいのですが・・。

やっと追いつくロブに対する、後方に飛び上がって打つようなスマッシュなので、打点は自然と後ろになるかと思いますから、スピンサーブのような擦り上げるイメージで打てばよろしいのでしょうか?。

またスマッシュに関する質問で恐縮ですが、お暇なときで結構ですので、
よろしくお願いしマッシュ。


投稿者 時々左利きのO 2011/03/08 21:30






私の答えです。

スマイル 実戦的な方法として3つ考えられます。

1、普通のスマッシュでつなぐ。

2、スライスサーブのようなサイドスピン・スマッシュにする。

3、ハイボレーで返球する。


そのうちで今日は、1の普通のスマッシュでの対処法です。

まず先日の、フランク・セッジマンの連続写真をもう一度。

セッジマン


6コマ目のインパクトに注目します。

後ろ目の打点で、内旋を使い、フラットに捉えたところです。

もしここでしっかり捉えることができれば
つなぎではなく
攻撃スマッシュを打ってしまうのが一番いいと思います。

一番力が入り、一番コントロール感のある打点、打法だからです。 ナイス!

6割以上決まるなら、つなぐより高確率でポイントが取れます。

そして、次の7コマ目のフィニッシュをしっかり決める。


つなぎのスマッシュはここまで追いつけずに
打点が後ろになりそうなときに使います。
もちろん、最初から確信犯で
つなぎの、後ろ目打点に自分の位置を持って行ってもかまいません。

当然、ボールは少し上に向かって飛んでいきます。
振り切ればアウトです。

だからスウィングを少し抑える。

具体的な方法としては、「インパクトでスウィングを止める」 ピース

か、止めたつもりになること。

  (ブレーキを掛けても、車は急には止まらないからです) 

そうすればインパクトの強さをコントロールできるので
ベースラインの中にボールを送り込むことができます。  ナイス!


これのついでのご利益として、ポーチされにくいことがあります。  ナイス!

強くたたくスマッシュと基本的に同じ構えですので
つなぎだということがばれないのです。

もちろんすべてつなげば、そのうちにばれますが
それまでに試合が終わればいいのです。     悪だくみ


スピンサーブ風のスマッシュですが
グランドスマッシュで、バウンドが低い場合はいいのですが
高いロブが高速で落ちてくると
ボールの上側を捕らえるようなスピンサーブ風は
極端に高度なワザになります。

実用上の価値はあまりないと思います。  あれー?



スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 19:14 | コメント(5)| トラックバック(0)

イメージトレーニングも

スマッシュの件で、『いわし頭』 さんから何度もコメントをいただきました。

その中でちょっと私の心にひっかかった言葉。

「素人にはタイミングを合わせるのが難しい」 あれー? 


以前に何度も書いたことですが
うまい人はボールを見てそれに合わせて打っているのではなく
自分で想像したボールを打っているという話です。

もし想像してスウィングが先回りできなければ   うるせー
必ず振り遅れます。

だから、ボールの飛ぶ線を想像し、それを打つのです。  ナイス!


という事は

ボールをちゃんと想像でき

想像したボールを素振りでちゃんとジャストミートできる人は

本物のボールを簡単にジャストミートできるはずです。  ピース


プロじゃなくても、ロブが想像できる程度の素人なら充分OK。 ワハハ


『いわし頭』 さんがロブの球筋をちゃんと想像できるなら
それを、ゆうっくりスウィングで素振りしてみてはどうでしょう。  叫び


どうですか、明日はスマッシュ名人になれそうな気がしてきたでしょう。 ナイス!



スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 22:44 | コメント(2)| トラックバック(0)

スマッシュを得意にするには

スマッシュの話の前にざんげをひとつ。

昨日のラケットのブログで間違いをしてしまった。 まいったぁ

ヨネックスのベクターCORE 98Dと95D

どちらも厚さが22mmと書いたが
98は正しかったが95のほうは間違い

正確には、98Dが22mm、95Dは21mmだった。

お詫びをして、訂正します、すいません。  冷や汗




さて、スマッシュの話。

先日、『いわし頭』 さんから質問をいただいていた。

そういえば、『いわし頭』 さん
昨日のコメントでは早速、95Dをお買いになるとか
ありがとうございます。


そうそうスマッシュ。

以下がそのコメント(スマッシュのほう)の全文です。


マイク 松原コーチ、こんばんは!
またまた教えていただきたく、コメントいたします。

私は元々ストローカーなんですが、ここ1、2年オールウランダーになるべく頑張ってます。

今回は、スマッシュについての質問です。

前より練習をしてるつもりなんですが、まだまだ不安定なんです。気をつけている点は、次の2点です。

・インパクトの直前まで足を止めない。
・ゆ~っくりと心の中で唱えながら振る。

の2つなんですが、どうも早く振り過ぎてネットに掛ける事もままあります。
練習不足を言われれば、そこまでですが、何か他に試してみる方法・アドバイス等があれば、ご教授いただきたく思います。よろしくお願いいたします。

投稿者 いわし頭 2011/02/28 23:26





私の答えです。

スマイル スマッシュを安定させるコツですが
いわし頭さんが心がけている2項目は大変いいことだと思います。
ただ、「ゆうっくり」 と心の中で唱えるのは練習のときだけでいいと思います。
試合の最中ですと、打球のコースを考えることに集中するといいと思います。  ナイス!

もちろん、入るかな? だいじょうぶかな?
と思いながら打つよりはずうっといいですが。

「どうも早く振り過ぎてネットに掛ける事もままあります」

というのは誤解です。
早く振り過ぎた場合は、空振りします。
ネットするのは打点が前すぎるからです。  うるせー


さて、今日はスマッシュを安定させるコツを
ゆうっくりスウィング以外に2つ紹介します。

まずは、連続写真を見てください。

セッジマン


これは、私の先生というべき連続写真です。
44年前の私はこれを見て、ジャンピングスマッシュを習得しました。
骨董品と思うこと無かれ
現在の打ち方と比べても最新の技術です。
スマッシュの技術は現在も、何にも変わっていないということです。 パンチ

モデルは、フランク・セッジマン

オーストラリア人で、60年前卯の歳、1951年のダブルス、年間グランドスラマー。
ミックスもキャリアー・グランドスラマー。
シングルスのフレンチ以外すべてのグランドスラムタイトルを取っている  びっくり
1950年代初頭のスーパースターです。

写真は、『旺文社スポーツ教室 テニス(硬式) 福田雅之助 著』 を写した物です。
44年前に買ったときの定価は220円です。



さて、打ち方の話。

6コマ目が打点の直後ですが
打点がかなり後ろなのがわかると思います。
内旋を利かせて打つと、打点はこんなに後ろ
それは後ろに上がったロブを打つためにも便利な打点なのです。 ナイス!
もちろん内旋を利かせて、パワーも一番出る打点です。

打点を前にするとネットするのは当然ですよね。   悪だくみ



さて今回のコツ、1番目。

ジャンピングにすることです。
ジャンプすることにより、このおいしい打点にいつでも入れるのです。 ナイス!

『インパクトの直前まで足を止めない』 の究極の姿です。



そして、コツの2番目。

1、2、3コマ目とゆっくりラケットを構えていきますが
1コマ目からすでにそれなりの高さになっていて
手の位置を顔から離して
もし上から見たら、頭を中心に円を画くように持っていっている。  ナイス!

このことにより

「手の位置の高さを早めに作ることにより、いつでも打ちにいける」

「動きがあることにより筋肉がリラックスした状態を保ちやすい」

というご利益を得ることができるのです。


そして、『ゆうっくり』 たたきます。  ナイス!



スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 19:53 | コメント(3)| トラックバック(0)

スマッシュの打点はこの辺

『しろくま』 さんからスマッシュの打点について質問をいただきました。

私も後ろといったきりなので、具体的な位置を。 

以下がそのコメントの質問部分です。


マイク 今回のブログの「スマッシュの打点は後ろ」について。

今までスマッシュの打点の位置は左肩と思っていました。
(左手でロブのキャッチをする練習もよくしてました)

後ろ気味にすることによって、
打球の深さが安定し、ベースラインからも安心して叩けるのは
とても魅力的です。(出来るようになれば)

この後ろ気味、右肩あたりの所で打点をイメージして
あげればいいのでしょうか。
今度、練習します!&スマッシュはゆうっくりスゥイングでしたネ。

投稿者 しろくま 2010/10/10 08:02




私の答えです。

スマイル 1箇所に決めつけにくいのですが

大部分のスマッシュの打点は右肩の上辺りです。  ナイス!

ただし、ネットに近ければ少し前ですし

ベースラインに近づけば、少し後ろになります。


ただしこの右肩の位置は

上体がインパクト時に前向きになったときの位置です。 ナイス!

しろくまさんの質問のイメージからすると

構えたときの右肩の上のような気がするのですが

そうではありません。  (違っていたらすいません) 冷や汗


あくまでもインパクト時を基準に考えるべきだと思います。


通常、後ろに上がったロブを打つ場合、ジャンピングスマッシュにします。  

斜め前向きの構えから、右足を軸に、

左足を後ろに引くようにして、後方に飛び上がります。

それにより、右肩上方にボールが来るように位置取りするのです。 ピース

そして、内旋を利かせて面を起こし

ほとんど垂直の面でボールを捕らえます。  ナイス!


イメージが大切なので昨日の合成写真をもう一度。

スマッシュ


この写真、インパクト直後、右側の人のほうですが

上体が前を向き

腕をラケットが追い越していますよね。 ピース

このイメージが大事です。


それが、ネットを越させ、ベースライン内に打ち込む秘訣です。



さて、しろくまさんの質問に出てきた。

『左手でロブをキャッチする練習』 ですが

これは飛び上がらないで打つときの練習です。 あれー?


先ほどの写真の構えのほう、右側の人です。

ここから、左足に少しだけ体重を移動して、打てば

ちょうどそんな感じです。


70%くらい左足に体重を移動し

上体を前向きにし

この写真の左肩の20~30cmくらい前方で捕らえるのなら

ちょうどそれくらい

左手でキャッチできるくらいでちょうどいいのではないでしょうか。  ナイス!


それに、後ろにジャンプしないで打てるわけですから

打つ位置もネットに近いと思います。

その場合はインパクト時、アウトしないためには

右肩より少し前の打点になるのです。




ついでにひとつ付け加えます。

実戦を考えると、ジャンピングスマッシュのほうが楽です。 悪だくみ

位置の調整が最後までできるし

空中では身体を使うなどの余計な動作もしない(できない)ですみます。 

深いところでも中間からでもOKです。

それと跳び上がってしまうと余計なことも考えないので思い切りがつき

精神的にも楽です。 びっくり


ネット際の浅いロブをたたけるようになったら

すぐにジャンプの練習に移ったほうが実用的です。  ナイス!


スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 17:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

スマッシュの打点が後ろの理由

それは、ロブが後ろに上がるからだ。

ロブが深く上がるかどうか分からないという人も居る。 うるせー


でも、試合中 (試合中じゃなければどうでもいいのです)

相手がネットに出てきたとき

あなたなら、ロブをどこに上げるだろう?  悪だくみ


よっぽど親切な人でない限り、深く上げる。

そう、ミスショットでなければ、浅いロブは来ないのだ。 冷や汗


これは蛇足だが、浅いか深いか判断してからスタートしたら

深いロブには間に合わない。  あれー?


とにかくそんなわけで

スマッシュの打点は前より後ろの方が実戦で役立つのだ。


と、以上の話は考えてみれば当たり前の事。



実はもう二つ、後ろで取る理由がある。

一つはよりスピードが出せること。

もう一つは深さのコントロールが良くなる事だ。 ナイス!


後ろのロブをスマッシュするにはこんな形になる。

スマッシュ


これは365ネットの技術解説ページにあったものを拝借。

合成写真なのだが

右側の打球直後の形をしっかり目に焼き付けて欲しい。


ラケットヘッドが手の位置よりも前に出ている。

これは、手首を固定し

腕の内旋を使って打った結果だ。 筋肉 


この使い方をすると

サーブの話でよく出てくるのだが

内旋を使った結果一番力の入る使い方になり、最高のパワーが出る。


そしてもう一つ、打点が後ろ気味の1点に決まると

面の向きがいつも同じになると言う事。 ピース


つまり、打球の深さが安定するのだ。

これはベースライン近くからでも安定して叩けるという事。


このように、スマッシュの打点を後ろにすると言う事は

戦術的にも、技術的にもとても有効なのだ。 ナイス!




スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 18:40 | コメント(1)| トラックバック(0)

スマッシュは前向きで

今日は当社、㈱テニスクリエイションの社員研修日。

松原テニスクラブ印西で、丸々1日

テニス実技の確認を行った。


スマッシュは腕のスウィングが振り子のリズムに逆らわないよう

『ゆうっくり』 振れるか?

腕の外旋、内旋を使って打てるかという

2つのことが一番重要。


横向きになるとか、身体を使うなんてことは基本的には必要ない。  悪だくみ


しかし長年やっていると

後退するときに横向きになるとか

世間の常識がそちらであるため

余計なことが付け加わってくる。  うるせー


今回しっかり前向きでバキッとたたくということのみを行った。

こんな形

前向きでスマッシュ


もちろん、インパクト前に前向きになれるなら

横向きから打ってもかまわない。


途中、私の魔法のアドバイスもあるがそれは内緒。 あれー?


最近不調のベテランもバキッといい始めた。


とにかくスマッシュは前向きだ。   ナイス!


ただ、みんなプロのスマッシュ、ガットの被害がすごかった。  あれー?



スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 18:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジャンピングスマッシュ

祐天さん、mさん、以前にエルボー さん
コメントありがとうございます。  スマイル

mさんのコメントに、気配で下がるというのがありました。

その通りだと思います。
気配で下がらないとすると
ボールが上がってからという事になります。
それではあまり前には詰められないという事ですよね。  あれー?


祐天さんのコメントになかなか下がれないというのがありましたけど
気配で下がれば
そんなに急がなくても
サービスラインのすぐ内側くらいからのスタートで
ほとんどのロブは取れると思います。  ナイス!


さて、ジャンピングスマッシュのコツですが

重要なポイントが2つあります。

1、飛び上がる時に、右手が顔の高さに来ていること。

2、飛び上がる時に、上体が前を向き始めていること。

この2つです。


W.アーサーズの連続写真を見てください

前進してのスマッシュなので
下がった場合と少し違いますが
重要なポイントはいっしょです。

7コマ目が飛び上がる軸足を決めたところですが

ここで、手の位置が顔の高さ近くになっています。
8コマ目ですと、完全に顔の高さです。

これ以上早く手の位置を決めると
動きにくくなると思います。   悪だくみ

祐天さんがトロフィーポーズを決めたら動きにくい
とコメントされたことと同じだと思います。

早く手の位置を決めちゃうといけません。  あれー?



それとポイントの2番目ですが。

同じく7,8コマ目の辺で上体が完璧に横向きではないと思います。

少し前向き。

インパクトでは前向きにならなくては叩けません。

プロは横向きにならないことすらあります。


なぜ横向きになるかというと、素早く下がるため。

打つためだけならそんなにしっかり横向きでなくても大丈夫。
むしろ横向きすぎは打ちにくい。

横向きになる暇がなければ前向きのままでもOK。


進歩過程で言うと

まず、前向きのまま下がって打つ
出来るようになったら横向きを入れるようにする。
でいいと思います。

スクールで横向きすぎにされたり
左手でボールをキャッチできるようにとか  びっくり

もっと凄いのは、ボールは左手の更に左で見るとか
コーチがわざと打てなくしているような気がすることも・・・・・  冷や汗  怖~い

ボールを左手の右に見るようにすると楽に打てますよ。


構え方ですがマイク型の引き方だそうで  悪だくみ
365ネットの技術研究のところに
分かりやすい図と説明が出ていますので
参考にしてください。

このコーナーはテニスジャーナルからの引用だそうで
イラストのモデルは松原さんという人です。 (ちょっと若作りになってますが)  うるせー



他の種目ですが

野球でゲッツーを取る時の
セカンドが走者のスパイクを避けながら
ファーストへジャンプスロー。  ピース

アメリカンフットボールで
クォーターバックがディフェンスの
タックルをかわしながらパスを出す。  パンチ

こんなイメージで腕の構えや身のこなしをやってみると

よくわかるかもしれませんね。      ナイス!



スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 16:03 | コメント(2)| トラックバック(0)

ロブは深い

今日はお寺の紐を応用した緊急事態回避のショットを予定したいたが
印西にいてふと気がついた

「あの写真、東戸塚のパソコンの中だ」  冷や汗


そんなわけで予定変更。 うるせー

今日は松原テニスクラブ印西で男性の会員さんたちとしたスマッシュのお話。


3人の会員さんがロブに対してどうやって下がるかという話をしていた。

その中で一番前提になっている部分が抜けているような気がしたので
説明し、やって見せた。  パンチ


前提の話というのは、今日のタイトル

『ロブは深い』 ということ。


ロブを上げられたとき、こんな風に思う人が多いようだ。

ロブが浅かったらゆっくり行ってスマッシュ。

深かったら急いで下がってスマッシュ。

スマッシュできなさそうだったら、落として返球。


これって、まずロブの深さの判定をするということ。

でも、判定している間にロブはどんどん行っちゃう。

浅ければいいが、深かったら手遅れ。  あれー?



ロブを上げるほうの立場で考えてほしい。

深いロブにするか浅いロブにするか考えますか?  悪だくみ


そう、深いんです。   ナイス!

ロブは深いに決まっているんです。

たまたま、失敗したやつが浅くなるんで
予定通り上がれば、みんな深い。

だから、ロブの気配を感じたとたん、全速力で下がる。

浅いか深いかなんて考えてる暇はないんです。 不満




実技としてはこれ。


左足を少し前に出しながら  (こうすると身体を後ろに傾けられる)

右足を後ろに引く。

後ろに向かって、急いでサイドステップ。  (このころには深さが判明する)


その後

 さらに深いようなら、予定通り、クロスステップを入れて、ジャンプ、バシッ。

 少し後ろなら、もう一度サイドステップ、ジャンプ、バシッ。

 高かったら、ステップしながら待って、ジャンプ、バシッ。

 短かったら、前進して、バシッ。



フットワークを文章で大胆に書いてみました。  不満

ちょっとわかりにくいのですいません。 冷や汗



でもとにかく、ロブは深いんです。  ナイス!


スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 19:31 | コメント(3)| トラックバック(0)

ロブが低かったら

 スマッシュについて 『stone』 さんから質問をいただきました。



マイク  松原コーチ こんばんは。

スマッシュは「ロブが落ち始めたら、振りはじめる」、理想的には「もう少し早く振りはじめる」と「ためができ、『バキッ!!』というスマッシュになる。」とのことですが、これはロブが高くても低くても同じでしょうか。それとも違ってくるのでしょうか。

スマッシュは殆ど練習しないので一番苦手です。特にタイミングとポジション(どの辺りで待てば良いのか。落下予想地点?その少し前?後?)がよく分かりませんので宜しくお願いします。
投稿者 stone 2009/09/24 22:01


 私の答え。

スマイル スウィングに振り子を使うと、一定の時間が必要です。

 たまたま、普通のロブの場合、「ロブが落ち始めたら、振りはじめる」 となるわけです。
きのうの写真では、ロブの高さが6m位だと思います。
ちょうどこのくらいの高さなら落ち始めたら・・・ということです。

 高いロブならもう少し落ちてきてから降り始めればいいと思います。

 ロブが低い場合ですが、
頂点に達しないうちに振り始めるということはないと思います。
振り子に少し逆らってスウィングの加速を早くする。
要は、すばやく振るということです。

 これにはすばやさ(パワー)の限度がありますので
男ならかなり低いロブもスマッシュできますが、  筋肉
女性の場合はそこまで無理はできないと思います。
そこでドライブボレーの登場になります。


 実はきのうのジュニアですがミキちゃんも他の2人も
かなりいいスマッシュを打っていました。
実用上、これでいいかもしれません。

 ですが、もう少し私としては欲をかいています。
ものすごいサーブを打てるようになってほしいのです。
そのためには
完璧な腕の使い方をマスターしてほしいのです。 叫び

 もちろんスマッシュだって良いに越したことはありませんし、
速めに振り始められると、コントロール(特に深さの)がよくなるのです。

 次に、タイミングとポジションとのことですが。
タイミングはこれまでの話がすべてそれです。
落ち始めたら湯はやめにラケットを落とし始める。
早過ぎそうなら、ゆっくり振りながら待つ。
送れそうなら早める。
最後は、 『  くり』 で一気に振り切る。

 ポジションですが、
ボレーしに前に行ったわけですから
まずは、ベースラインまでスマッシュが打てる範囲でなるべく前にいる。
普通はサービスラインの1、2m前でしょうか。
ロブの打点のすこし前に走りこみ
後ろへジャンプしながら頭の上でヒット。

 そして、ガッツポーズ!!


 ちょっと乱暴な解説ですが
これ以上は解説書が1冊、必要になりますのでご勘弁。

 私のDVDでも見てください。


 それと、『殆ど練習しないので一番苦手』 ならあたりまえです。

 いっぱい練習してください。 叫び
スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 19:49 | コメント(1)| トラックバック(0)

ゆうっくりスマッシュ

 松原テニスクラブ印西フューチャークラスというのがある。
小学生高学年から中学前半くらいの次のスターになる子たちのクラス。  フォアハンドgフォアハンドb

 木曜のこのクラスをのぞいたら、長迫コーチがスマッシュを教えていた。

 「ロブが落ち始めたら、振りはじめる」ことを強調していた。
子供たちのリズムがだんだん 『ゆうっくり』 になっていき
ジャストミートの頻度が上がってきた。

 先日のサーブの 『ゆうっくり』 の話と同じなので
実際に打っている写真を撮ってみた。

 これは、最年少、5年生のミキちゃん。
ロブがほぼ頂点にあるところ。

スマッシュの構え

 ラケットは肩の上に立っている。

 ボールが黄色い点で、梁の境のところにぽつんとある。

 次はロブが落ち始め、ミキちゃんは振りはじめたところ。

落ち始めた、振りはじめた

 ボールが落ち始め、黄色の線になっている。

 ミキちゃんのラケットは後ろに落ち始めている。

 この写真の黄色ボール線の上端で、ラケットはすでに70~80度くらい落ちている。

 黄色ボール線のした恥までにラケットはさらに20度くらい落ちている。

 ボールの線の長さと、ラケットの落ちていくぶれ分の対比が面白い。

  (ラケットは本人の後ろ方向、写真では左の方向に落ちている)


 
 これくらい早く振りはじめ、ゆうっくり振ると。
確実にジャストミートし始める。

 だが、長迫コーチはさらに、もう少し早く構え、
もう少し早く振りはじめるようにアドバイスしているのだ。 叫び

 実は、私も同感。 えっへん

 あと、ほんの少しなのだが、さらに早めにすると、
振り子が見事に利き、ためができ、
『バキッ!!』 というスマッシュになる。
しかも深さのコントロール感も出てくるのだ。


 しかしここまでできれば90点。
後の10点は、なれと体力のアップとで、
しばらくすれば自分でつかめるかもしれない。  スマイル




スマッシュ | 投稿者 松原コーチ 19:14 | コメント(1)| トラックバック(0)