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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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下半身は前向きで

フォアハンドリターンの時
あまり横向きにならないことについて書いた。

今日、見てもらうモンフィスの場合
アルマグロに比べれば、もう少し横向きになる。


 (錦織の試合に間会わなかったので、見ることのできた
         モンフィスと、多分、ハネスクとの練習マッチだ) うるせー


しかし、下半身、特に脚の向きを見てほしい。

ほとんど横を向かず、前向きのまま。

腰の線も肩の線ほど横向きにしない
上体にひねりができたところなのだ。

だからひざを伸ばすだけで
肩の線を少し戻すだけで
瞬時に上体を前向きにできるのだ。


あの、自由奔放な体の使い方に見える、モンフィスがだ。



さて、これは、インパクトの、0.45秒前
スプリットステップから着地したところ。

両手の位置はすでにフォアハンド側へ。

スプリット後


0.35秒前、面を外に向けるようにラケットが引き始められ。

.35秒前


0.25秒前、手の位置は一番後ろ。
上体は一番横向きになったところ


.25秒前


0.15秒前、ラケットが一番後ろに来て

.15秒前


0.05秒前、左手は前に行き、上体はほとんど前向き。

モンフィスだ


インパクトの0.05秒後
ラケット面はぶれず、手首のラケット遅れ角度もキープ。

  (リターンじゃなければもう少し手首を柔らかくするはず)

ハネスクのサーブはめちゃくちゃ速く、重いのだ。

インパクト直後


0.15秒後、ラケットヘッドは少し前に出ているが
姿勢のよさは相変わらず。

.15秒後


1コマ飛ばして、0.35秒後。
少しずつ、姿勢が緩み、センターへ動き出している。

.35秒後


あんなにぐにゃぐにゃしている感じの、モンフィス。 悪だくみ

その彼が、ここまで姿勢やラケット面を固めているのだ。




面を外向きに引いていき

インパクトでしっかり前向き

姿勢は垂直

手首の角度はぶれなし。



入らないはずのないフォアハンドがここにあり

下半身を前向きのままにすることで、リターンに使えるのだ。 ナイス!



レシーブ | 投稿者 松原コーチ 15:30 | コメント(0) | トラックバック(0)