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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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ためブロさんに聞かれたデルポトロ

今朝、『ためにならないブログ』  『立ちなさい』 を読んでいて感心した。

本屋で床に寝そべっている子供たち
商品を傷つけ、他のお客さんの迷惑になっているのに
店員、店長すら見ないふり。

それを『ためブロ』さん、一喝したとのこと。

近頃なかなか見かけない、『痛快親父』である。

我々も、他のお客さんに迷惑をかけている人を見ても
なかなか注意できない。

それができないために
スクールやクラブからいいお客さんをなくしているのかもしれない。
自分の住んでいる地域を守れないのかもしれない。

事なかれ主義ではいけない。

『ためブロ』さん、あなたは偉い。

私も、「世間が許してもわしが許さん」 頑固じじいになる。



さて、そのブログに
デルポトロのテイクバックの疑問が出ていた。

マイク デルポトロのフォアハンド、テイクバックで
ラケットフェイスが若干上に向く。
ワタクシ的にはテイクバックでフェイスは下向きだと思っているので、
いまひとつフィーングが理解できない。
フラットに打つからかなぁ。

松原コーチ、解説お願いします。



ということで

私の解説です。

スマイル 確かにデルポトロは顔の前を面を上に向くように引いていくのです。
私も一昨年のジャパンオープンのとき
えっと思ったことが記憶にあります。

このなぞを解くべく、いくつかビデオを調べてみました。

面白いのを発見。
ユーチューブの練習風景のやつです。

素直に上向きかげんで引いている。
ほんとにこれで安定するの? 

ところが次のやつがまた面白い。  (リンクがロディックに行っちゃてたので直しました) 冷や汗

ユーチューブの試合中のやつです

ロディックと対戦中
手前、リターンがデルポトロ
リターン後、最後のフォアハンドに注目してください。

練習と同じように上向き方向に引き始め
途中から、面が下向きになるように
引きなおすのです。

試合中はいつもそうなのか
まだまだ、研究不足なのですが。

  (私が見たときは直していなかったと思うのだが)


私の解釈は

両手バックのグリップで待っているプレーヤーが
フォアに来たのでグリップを持ち直して
フォアハンドのテイクバックをする。

というのと同じことでは、というものです。


実戦では実用的に (本人の野生のカンで)
練習では楽に    (コーチとやっているときは)

というのは、USオープンチャンピオンに対し、失礼でしょうか。

しかし、これでは
はなから安定した面でテイクバックする
フェデラーナダルに対し不利ではないでしょうか?

それとも、今までのプロたちのできなかった
革新的な新技術なのか?

調子のいいときに強い人といつでも強い人との差
その原因になっているかもしれませんね。



フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 11:57 | コメント(4) | トラックバック(0)