2010年01月22日
グリップの太さ
きのうのブログに
『m』 さんからコメントをいただきました。
以下がコメントの全文です。
いつも参考にさせてもらっています。
さてグリップの強さに話題が及んだので、ついでにグリップの太さについて質問します。先日太くしろというページを見たんですが、コーチのお考えはいかがでしょうか?
投稿者 m 2010/01/22 00:30
ということで、私の答えです。
グリップを太くということについて
しばらく前にも聞いた事があります。
そのときのお話ですが
なぜ太いほうがいいのかというと
フォアハンドを打つのに垂直面を作って引き
その垂直面を保つためには
スウィングにつれて、少しずつ面をかぶせていかなくてはいけない。
だから、グリップが太くないと力が入りにくく操作できない。
グリップは6か7くらいがいい。
という理論だったと思います。
この理論では、かぶせていく、ということが問題なんだと思います。
私がいつも話しているフォアハンドの理屈ですが
肩を中心に、弧を描いてスウィングすると
面はだんだん上を向いていきます。
ですから、プロは
インパクトで垂直面を作れるように
下向きの面になるように引くのです。
わざわざ、かぶせていく必要はありません。
だから、メーカーもそんなに太いグリップは売っていないのです。
特殊な打ち方のためには、特殊なグリップが必要だと思います。
普通の打ち方なら普通のグリップで大丈夫。
(私が普通といっているのは、プロと同じという意味です)
しっかり握れる範囲で
センターを少しはずしても大丈夫なようにやや太め?
私は手首を固めろ、ばかり言っているので
意外かもしれませんが
手首が少しは自由に動く必要があると思います。
フォアハンドでもフィニッシュに持っていくのに
手首を動かしますよね。
『固定しようと思っていたが、自然に動いちゃった』 くらいの操作性です。
もちろん、プロは相手のボールがすごいので
面を保つため、少し太めを使っているようですが
せいぜい、1サイズ大きいくらいです。
(もちろん、2mもある大男は別ですよ)
あまり太いと操作性が悪くなるので
通常、男性で、2か3
女性で1か2、ではないでしょうか。
ちなみに私のラケットは
ヨネックス RDS-002-TOUR
UL-3 です。
それに、ウェットタイプの滑り止めを1まい巻いています。
私は、身長181cmと、大きめサイズですので
グリップサイズ、3とやや太めです。
これ以上太いと、フォアハンドが振りにくくなります。
東戸塚のスクールには
私より太い、4のグリップを使っている
馬込、田村の両コーチがいます。
馬込コーチは明らかに、私に比べ手がでかい。
田村コーチも大きい上にインパクトのしっかり感を
私よりも欲しているようです。
太いといってもこんなもんですよ。
そうそう、何年か前、
ジャパンオープンの会場のブースで
サンプラスのラケットを持たしてくれました
正確には、グリップ部分だけのレプリカでしたが
私とほとんど一緒くらい、細いんだと思った記憶があります。
もちろん、サンプラスも面を伏せて引きますよ。
サンプラスのフォアハンド連続写真です。
と思ったけどなかった。
『m』 さんからコメントをいただきました。
以下がコメントの全文です。
いつも参考にさせてもらっています。
さてグリップの強さに話題が及んだので、ついでにグリップの太さについて質問します。先日太くしろというページを見たんですが、コーチのお考えはいかがでしょうか?
投稿者 m 2010/01/22 00:30
ということで、私の答えです。
グリップを太くということについて
しばらく前にも聞いた事があります。
そのときのお話ですが
なぜ太いほうがいいのかというと
フォアハンドを打つのに垂直面を作って引き
その垂直面を保つためには
スウィングにつれて、少しずつ面をかぶせていかなくてはいけない。
だから、グリップが太くないと力が入りにくく操作できない。
グリップは6か7くらいがいい。
という理論だったと思います。
この理論では、かぶせていく、ということが問題なんだと思います。
私がいつも話しているフォアハンドの理屈ですが
肩を中心に、弧を描いてスウィングすると
面はだんだん上を向いていきます。
ですから、プロは
インパクトで垂直面を作れるように
下向きの面になるように引くのです。
わざわざ、かぶせていく必要はありません。
だから、メーカーもそんなに太いグリップは売っていないのです。
特殊な打ち方のためには、特殊なグリップが必要だと思います。
普通の打ち方なら普通のグリップで大丈夫。
(私が普通といっているのは、プロと同じという意味です)
しっかり握れる範囲で
センターを少しはずしても大丈夫なようにやや太め?
私は手首を固めろ、ばかり言っているので
意外かもしれませんが
手首が少しは自由に動く必要があると思います。
フォアハンドでもフィニッシュに持っていくのに
手首を動かしますよね。
『固定しようと思っていたが、自然に動いちゃった』 くらいの操作性です。
もちろん、プロは相手のボールがすごいので
面を保つため、少し太めを使っているようですが
せいぜい、1サイズ大きいくらいです。
(もちろん、2mもある大男は別ですよ)
あまり太いと操作性が悪くなるので
通常、男性で、2か3
女性で1か2、ではないでしょうか。
ちなみに私のラケットは
ヨネックス RDS-002-TOUR
UL-3 です。
それに、ウェットタイプの滑り止めを1まい巻いています。
私は、身長181cmと、大きめサイズですので
グリップサイズ、3とやや太めです。
これ以上太いと、フォアハンドが振りにくくなります。
東戸塚のスクールには
私より太い、4のグリップを使っている
馬込、田村の両コーチがいます。
馬込コーチは明らかに、私に比べ手がでかい。
田村コーチも大きい上にインパクトのしっかり感を
私よりも欲しているようです。
太いといってもこんなもんですよ。
そうそう、何年か前、
ジャパンオープンの会場のブースで
サンプラスのラケットを持たしてくれました
正確には、グリップ部分だけのレプリカでしたが
私とほとんど一緒くらい、細いんだと思った記憶があります。
もちろん、サンプラスも面を伏せて引きますよ。
サンプラスのフォアハンド連続写真です。
と思ったけどなかった。