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松原コーチのテニスクラブ日記 テニス技術の解説者でもある松原コーチがテニスクラブでの指導等を通じて、感じたことやテニスの技術解説、テニス人生の楽しさを伝えていく。

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デルポトロ続編

あれから、デルポトロのフォアハンドが頭から離れない。
TOP100人のうち
ラケット面を下向きに引かないのはたぶん彼一人だろう。

1年半前のUSオープンの3回戦
錦織との試合を見直してみた。

1セット目、0-3になるまで
フォアにいいボールを打たれると
面がかぶりきれないようでアウトが多い。

その辺から、面が合いだしてきた。

エラーが極端に減り、鬼のようなクロスのショットが決まる。


観察していると、彼には3種類の引き方があるようだ。

1、暇がないと、上向きに引いていき、かぶせて合わす。
2、中くらいのボールに対して、面を外に向いていくように引く。
3、ゆるいボールに対し、もう一度面を下向きに作り直す。



1、について、『場末のテニスコーチ』 さんからコメントをいただきました。

マイク デルポトロのバックスイング → 上腕の外旋運動
フォワードスイング → 上腕の内旋運動

このメカニズムによってスイングスピードをより速く加速しているようにも見えます。

投稿者 場末のテニスコーチ 2010/01/27 04:26



スマイル ということで

スピードアップのメカニズムについてはまったくそのとおりだと思います。

だけど問題は、そうすると面が変化してエラーが多くなる。
                  (だから他のみんなは使えない)

最もパワーがほしい、ゆるいボールに対して使っていない。

ということだと思います。




実は、顔の前を横切って面を上向きに引いてしまう人。

こんな傾向があります。

お互いに速いボールの打ち合いのときはけっこう入る。

相手がしこってつないでくると、ふかす。


なんか覚えがありませんか。 冷や汗


ちょっとひらめきました。  ピカ

ボールとラケットの相対速度により、
ラケット面の向きとスウィング方向、
双方の打球方向への影響度は変わるのかもしれない。 ?


詳しいことはまた明日。

ちょっと面白い論理を展開します。

出かける時間が近づいてしまいました。  うるせー


フォアハンド | 投稿者 松原コーチ 11:28 | コメント(1) | トラックバック(0)